- 1二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 11:16:35
きっかけはどうあっても良いんだけどお互い面識が無く顔も知らないのが絶対に良い。
学パロ想定……学園モノに学パロ?妙だけどブルアカ独自設定無い学園モノって事でここは一つ
例えば、資料本を読みながら気になったところをメモして後々調べるつもりでいたらたらそのメモ挟んだまま返してしまい、一日位で気付いて慌ててまた借りたらメモに返事が書かれてあるんだ。
もしかしてと思ってお礼の手紙を挟んで返して三日経ったら借りてみると、最初に借りた本の代わりに手紙への返事が冒頭に書かれてるだけの白紙のノートを渡されてそこから文通が始まったら良いな。
そうして文通が始まったばかりの頃は何を書こうか悩んだり緊張したりで丁寧に書こうとするけど所詮一般人だからどう足掻いてもカクカクして堅苦しいシャープペンシルの文字になるんだけど、ウイは本の管理とかで事務慣れしてるだろうし間違いなく羽根ペンでそれはもう流暢に柔らかい筆跡で書かれているだろうな。
良いインクも使っているし、本自体も図書館の空気をいっぱい吸っているから絶対に良い匂いがする、そんな文字を自分の文字と見比べたい。
そうしてテカテカする黒鉛の黒と吸い込まれるような墨の縞模様を作るうちにコーヒーの好みとか、どんな本が好きとか何時もやっている仕事とか本への熱意とかウイの事を色々を知っていくんだろうね。それと同時に周囲で度々噂される程度には注目されている事実も知るんだ。でも根暗だの陰キャだの喪女だとかそんな内容ばかりだから、見当違いっぷりに鼻で笑って(本当のあの子を知っているのは自分だけ……)と密かな優越感を感じるんだ。
そうしているうちに文通ノートも後数頁も無い位で、実際に会ってみたいって思うようになってつい書いてしまうんだ。でも自分でも性急だなと思い直して消して別の事書くんだけどウイには消し跡で間違いなくバレると思う。もしかしたらシャーペンで書いた時特有の凹みでバレるかな?それでウイから会っても良いですよって書かれるんだ。
会う方法は任意、一例を出すなら誰も近付かない図書館の奥に招待される形だろうな。それで言われた通り指定の時間にノックして少ししたら返事が来て恐る恐る入ったら目の前にはボサボサなのが隠しきれてない髪と隈がある少女が目前で机を挟んだ椅子に座っていて、ノートからした匂いと同じなので彼女がウイなんだって理解する初対面を迎えたい - 2二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 11:25:16
- 3二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 11:27:27
いや、なんかウイキチっぽくない
ウイキチか? - 4二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 11:29:56
改行してるからウイキチと別の人っぽいよな
- 5二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 12:28:15
なんで陰キャに狂わされる人が多いのか
- 6二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 12:33:41
ウイキチじゃないかなあ、だんだん改行とかするように文体変わっていってたよ?
だから初期型しか模倣できないと書いた時別人が書いたみたいになってちょっと悔しかったし - 7二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 12:36:01
詰め詰めの怪文書ばっか書いてるから勘違いされがちだが、あの人こんな文章も書けてたはずだしな。
ウイキチだと断定は出来ないけど - 8二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 12:55:18
初対面の後も直接会うことは少なく文通が基本だと好みだ、ウイは人嫌いだけど文通で自分のことは割と受け入れてくれてるんだけど、こっちが気にして文通にしててウイの方もせっかくの好意を無碍にするのも悪いな…と判断してそのままって感じで
- 9二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 13:10:22
そういう意図はないんだけど匂いでわかったと言われて挙動不審になるウイと疑問に思う自分、暫し気まずい時間が流れた後に気づいて慌てていや!そういう意味じゃ!とワタワタしだすとようやく落ち着いてきていたウイもまた慌て始めちゃって、結局落ち着いて話ができるようになる頃には無駄に消耗してる二人
そこからはゆっくりと、これまでのやり取りの内容を反芻するような話が始まり、ウイの手元の飲み物を見て「好きなんですね、アイスアメリカーノ」なんて指摘してちょっと照れるウイだったり、お返しにこっそり吐いた秘密の愚痴を音読されて慌てる自分だったり、そんな楽しい時間が過ぎていくんだけど、やがて下校時間になっちゃって
また会えますかって聞くんだけどちょっと口ごもるウイを見て(やっぱり人に会うの苦手なのかな…)と思って遠慮して文通にしちゃうんだけど、実はウイの方は嬉しいけどなんて答えたらいいのかわかんなくなってるだけだったからちょっと残念そうになるんだ、それで次に会った時にはきちんと言おうと思うんだけど中々良い機会が見つからず文通だけ繰り返していき、いよいよ再会したらその時二人はどうするのかと思うとすごく楽しみになる - 10二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 13:16:08
何故続いた
- 11二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 13:19:24
頭の中に浮かんできたので勝手に続けてしまった。すまないスレ主、邪魔なようなら削除してくれ
- 12二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 15:35:16
いえ!長文がどうのこうのってわちゃわちゃ言われてそのまま落ちてしまうかもって思ってたのが続いたのがびっくりと言いますか……邪魔じゃないです!むしろ自分の妄想から共感してくれてるのがとても嬉しいです!
- 13二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 15:51:40
- 14二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 17:04:52
嬉しいと言われて嬉しくなったので続きだ
それでとうとう来た二度目の対面、というほど大層なものでもないんだけど、自分にとっては一大イベントにも感じられて。会う場所は今回も図書室の奥、基本ウイは外に出るの嫌がるし自分もそれはわかってるから自然と決まった。そこで話し始めるのだけど、今回は前よりウイが饒舌に感じられて、あの本が良い子だった、教師が頼んだ本を仕入れてくれない、など色々と話してくれるんだ、自分は知らなかったけど前回の会話でウイは人と話すことの楽しさを知ってしまったんだ、それで誰かと話をしたいと思っていたけど生来人嫌いのウイ、身近にそんな人間いるわけもなく…というわけで自分との対面を心待ちにしていたウイ、楽しそうな様子を見て嬉しい自分、だけど徐々にウイがヒートアップしてきて…
何故先生はあの子を引き取ってあげないのか、と怒っているウイ、言い方がアレだが要は図書室に入れて欲しい本があるらしい。知らない本だったので手元のスマホで調べてみたら大きめの公立図書館なんかに"保管"されてるレベルの書籍で、これは流石に予算的に無理だろうと思ったけどそのまま言ってもウイが聞くとも思えず、なので言い方を変えてみた。
─古関さんはともかく、他の人たちが手荒く扱ったらその本が大変なことになるんじゃないかな?
そう言われるとウイとしても諦めざるを得ない、何故って手荒く扱われて壊れた本の修復については散々愚痴が書いてあったからだ、だからウイの本への思い入れは知ってるし、そこをつけば上手くいった、要は教師は説得方法を間違えたのだけど本にここまで入れ込む人間というのも珍しいだろうから責めるつもりはない。
冷静になるとさっきまでの自分が恥ずかしくなったのかアワアワし始めるウイだけど、そんなウイに気づかないふりをして欲しがってた本が読める図書館を調べ、今度一緒に行ってみないかと誘うんだ。ちょっと性急かな、ウイは人も屋外も嫌いだし、と後悔しかけるも、本のためならえんやこら、とばかりに覚悟を決めた顔で行きます、なんて返事がもらえて内心は喜びでいっぱい。詳しい日取りなんかを決めたところでちょうど下校時間になったのでお開きにすることに、次に会う時は図書館…デ、デート、ってやつなのかな、緊張しながらその日を待つことになったのだった。 - 15二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 23:54:48
うわー、デートまでのやり取りがすごい心に効く、心の中の気ぶりじじいがいけーって叫びそうですよ。
私も続きやりたいのが浮かんだので書く!
ウイとの初対面でようやく会えて積もる話とかいっぱいするけど文通でのやり取りを手放すのが惜しくて新しいノートを用意しようって思ったらウイからその話題が出て、どんなノートにするかで真面目な議論を交わしたい。
私は沢山書ける方が良いからもっと分厚いノートにしようかななんて軽く考えてたらウイの方はどの子が良いかななんて凄いレパートリーのノートを出てくるんだ。馴染み深いキャンバスからパステルカラーの眩しいリングノート、手帳みたいな小さいもの(多分これは持ち運びやすさで選んでる)まで出てきてどれもウイが凄い早口でそれぞれの好きなところを話すから熱量に当てられて自分も本気になって考えて意見を言うようになるんだ。
それで放送も月が昇るのも気付かないくらい熱中してお互い意見が出揃うんだけど、ハードカバーで合計ページ300弱あって新書判サイズのものなんて全部白紙で書き込む目的のものは簡単に見つかる訳無い……というかどこから探せば良いのか分からないレベルの代物で手に入れる手段で詰まるんだ。それで私が「作れば良いのに」なんて呟いたらウイが食い付いて無いなら二人で作れば良いって解決案出てきて私もそれだよ!って乗っかって二人で世界最高の文通ノートを作ろうって。
でも資材が必要だし何より遅すぎる時間で先生がもう帰れって横槍刺されて別れざるを得なくなるのだけど別れ際に鍵を渡されたい。これで好きな時に来て良いってパーソナルスペース入りを許されるんだ。でも好きに会える状態になったら文通の楽しみが減りそうな気がするし何より自分も距離の詰め方分からないから「次の文通ノートが埋まるまで預かって欲しい」とか言って鍵を返したい - 16二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 11:49:58
相変わらずすごい長文……
- 17二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 19:06:32
良いよね、二人の共同作業。ウイが自分達の子って言って意識する展開はアリ?
- 18二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 19:46:42
なんか交互に長文になりそうで申し訳ないけど>>14の続き
それで図書館に行く当日、待ち合わせ場所に向かうんだけどウイの姿がない、スマホにはもう着いたとメッセージが入っていたのにはて?と思ったら物陰で挙動不審になってるウイを見つけた。やはり人混みの中は苦手なようなのでやっぱり辞めておくか聞いてみるも、本が絡んだウイは強い、行きますとキッパリ言われたので一緒に電車とバスを乗り継いで目当ての図書館へ。
事前に閲覧許可は取っておいたのでお目当ての本を借り受け閲覧室へ、そこで一心不乱に読み耽っているウイを眺めるだけなのだけど、それだけでもなんとなく満足できる自分がいて、こちらのことを忘れているかのように本に没頭するウイの横顔に自分の中にウイへの恋慕の情が浮かんでいることに気づくんだ。そうなるとなんだか途端に恥ずかしくなってきて、でも読書中のウイの邪魔はしたくないし、かと言って目を逸らすのは勿体無いし、どうしようと思っていたら一息つくために栞を挟んだウイがこちらに気づいて「無視してしまったようになってしまいすみません…」なんていつもより小さい、でも何かが込められているように感じられる声をかけられてようやく正気に戻れて、二人とも一度室外に出て水分補給しようとなったんだ。
飲み物自体はどちらも持参していたのでそれ用のスペースに向かって一息入れるだけ、なんだけどさっき意識してしまった以上今まで通りには振る舞えなくて、ウイも何か変な目で見てくるんだけど今は本への興味が勝ったのか閲覧室に戻ることに、その時適当な本を手にとってこれ読んでれば大丈夫と思ったらそんなわけがなく、どうしてもウイを意識するし視線はウイに向いてしまい、結局ウイが読み終わるまで何も出来ず悶々としたまま終わってしまった。
普通ならそこから食事でも…となるのかもしれないけど、残念ながら今ここにいるのは普通じゃない読書ガールと平常心を失った自分だけで、結局そのまま何も言わずどこへも行かずに真っ直ぐ帰って解散してしまった。去り際にウイが誘ってくれたおかげであの本を読むことが出来たとお礼を言ってくれたけど、それもろくに耳に入らず上の空で別れてしまった。次に会った時には普通に話せるだろうか、それ以前に今まで通り文通が出来るのだろうか、そんな不安を抱えながらその日は暮れていった。
- 19二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 23:25:59
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