- 1二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:15:21
- 2二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:16:37
「お前なんかお父ちゃんに言えばクビじゃけぇの!」とどんなにすごんでも「僕にその脅し文句は通用しませんよ」と
さらりさらりとかわしていった青年
そんな態度に腹が立ちつつも、何で彼はあんなにもまっすぐにいられるのかと気になって調べた結果
SWORDに行きついてしまう七光りのバカ娘なひばりちゃん - 3二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:19:07
「特殊部隊がなんじゃ!うちがお父ちゃんに告げ口すりゃあ、われ達なんかおしまいじゃけぇの!」
そうとっておきの殺し文句を放ってみるも、彼は「貴方はそんな事できませんよ」と微笑まれてしまい
もうどうしていいかわからなくなる、七光りのバカ娘のひばりちゃん - 4二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:20:38
- 5二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:21:53
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- 6二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:22:18
どうしていいかわからなくてお弁当なんか作ってきてしまった七光りのバカ娘のひばりちゃん
つっけんどんに差し出して「あんた達のような下っ端、ええご飯を食べとらんじゃろう」と言ってみる
耳まで首まで真っ赤なくせに
青年は笑って「ありがとうございます!みんなでおいしくいただきますね!」と駆けだしていく
あんただけで食べてつかーさいや、それっぽっちが言えずにたたずむ七光りのバカ娘のひばりちゃん - 7二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:25:32
あの人はおにぎりが好物なんだってさ 風の噂で聞いた
慣れない手つきでアツアツのご飯をたくさん握った 形もいびつで具もはみ出てる
「うちがわざわざ作ってきたけぇ有難くたべんしゃい!」と突き出すと彼は笑った
「わぁ、懐かしい……■■さんのおにぎりみたいだ」と笑った
この広い海のどこかに、自分と同じように、下手くそなおにぎりを握って
彼に差し出した人がいる。
それを思うとなんだか眠れなくなってしまった、七光りのバカ娘のひばりちゃん - 8二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:26:34
多分ヘルメッポネタだぞあいつ自称すら七光の馬鹿息子
だから - 9二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:27:37
432話読んだことない?
- 10二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:31:20
ウチはあのサカズキ大将の娘じゃけぇ!
そのサカズキ大将に物申したのがコビーなら七光なんぞ怖くないだろうな - 11二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:34:16
あの人はウチにもまっすぐに接してくれた 親の事なんか関係なしに
そう思わず宴の席でこぼしてしまった その時卓の片隅からひぇっひぇっと、
「分かるわ~!」と一人の男が金髪を揺らして笑った
こんな感情を共有できる人がいる それは嬉しい事のはずなのに
どうして自分は眠れないのかわからないひばりちゃん - 12二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:35:34
なにこのひばりちゃんすごい良い...
- 13二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:36:29
「見てつかーさい お花弾です」
そう言って弾丸を放つ 何度も何度も放つ
銃声に紛れてなら「貴方とおそろいじゃ」と言えるかもしれないと思ってたけど
結局最後まで言えないひばりちゃん 弾切れ - 14二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:41:16
あの人はブラックコーヒーが飲めないんだってさ 狙撃手にとっては集中力を保つのにうってつけの飲み物なのに
じゃあもしも もしもウチとあの人が一緒にカフェにでも入ったら、入ったらきっと頼むのはブラックコーヒーと
甘いカフェオレで、でもきっとウチのほうにカフェオレが、あの人のほうにブラックが置かれてしまうんじゃろう
笑い合ってウチらはグラスを交換するんじゃ
そんな事を思い浮かべた自分が恥ずかしくなって、薄いマットレスの上でジタバタ身もだえるひばりちゃん - 15二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:42:52
可愛すぎじゃろ
頑張れひばりちゃん - 16二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 08:50:39
赤犬はそんなこと言う
- 17二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 08:51:49
赤犬は多分どんな子供でもバカ息子/娘って言うイメージがある
- 18二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 19:53:22
好きな食べ物の話などしているときに、自分が口に出すブランドや銘柄を耳にしてもずっと彼は首をかしげているので
「なんじゃ!貧乏人はこがいな事も知らんのか!」と思わず照れ隠しで口にしてしまったところ、困ったような顔で
彼は隣の金髪の男に声をかけ「○○って知ってる?」と問う
そこから「ああ○○だろ、ああでこうで」と二人で話し始めてしまって、のけものになっちゃうひばりちゃん
ついには金髪男と話してるも同然みたいな状態になっちゃうひばりちゃん
「やっぱり僕にはこういう話はできないなぁ。ごめんなさい、つまらない男で」違う、違うんじゃ
その夜は寂しそうなあの笑い顔が頭から離れず眠れなかったひばりちゃん - 19二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 19:55:08
最高かよ!!
- 20二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 20:02:49
「貧乏人にうちがお弁当作っちゃるわ!卵焼きは甘いのとしょっぱいの、どっちがええか言ってみんしゃい」と
震える声で問うひばりちゃんは耳から首まで真っ赤っかである
彼は笑って「ありがとう!じゃあ、しょっぱいのがいいです!」と野の花が咲いたような優しい笑顔を見せる
次の日、つっけんどんに差し出したお弁当 どんな顔で食べてるのか気になってしかたないひばりちゃん
こっそりのぞき見れば「お、うまそーな弁当」と話しかけるあの金髪男
そして「美味しいよ。どう?卵焼き、甘くないやつだからヘルメッポさんも食べられるよ」と笑う彼
言葉にできない感情がぐるぐるして、その日はひばりちゃんは長風呂だった - 21二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 20:06:31
これはコビひばスレに見せかけたコビメッポスレなのか……?
- 22二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 20:14:14
甲板でぼーっとしている彼にそっと忍び寄るひばりちゃん
何を話せばいいかわからずもじもじしていると唐突に「月が綺麗ですね」と話しかけられる
真っ赤になっているひばりちゃんを振り向きもせず、彼はぼんやりと続ける
「まるでじゃがバターみたいでおいしそうです」
じゃがバター……じゃがバターかぁ。食べた事ないのう。
どんな味がするんだろう。あの人が好きなんじゃけぇ、きっと優しい味がするんかの……
その日ひばりちゃんは、でっかくてほかほかのじゃがいもの上で、あの人とピクニックする夢を見た - 23二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 07:40:58