- 1二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:00:38
が実際に勝負服を着る事になった話をお探しでしょうか?
当店はセルフサービスとなっております。まずは私が手本を書かせて頂きますので、お客さまは私の後に続いてSSをお書き下さい。
「トレーナーさん、見てみて!私の!!勝負服!!ようやく届いたの!!
ねえねえ、どう?似合ってるかなっ!?」
「ああ、すごく良いデザインだと思うよ!かっこいいじゃないか!」
(……でもこれ……結構露出が多めの服なんだな………こ、困ったぞ……目のやり場が……)
「ふふふ〜、これを着たからにはもう負ける気なんてしないよ〜!?G1レースだろうが天才ウマ娘だろうがなんでもかかってこいって感じよ!!
ゆくゆくは三冠達成?それともレコード保持しちゃったり?なんて────」
(……ん?トレーナーさん、もしかして私の体から目を逸らしてる……?どうして……
あっ!!そ……そうだ!!学校で自分の勝負服のデザインについて考えさせられた時、私みたいな弱いウマ娘なんかが勝負服なんて貰える訳ないって思ってたから……
自分が実際に着る事を考えずに、こういう服あったら面白いよね〜、なんて適当に思いついた物を描いてたんだった……!!
改めて見れば何この勝負服……!!めちゃくちゃ大胆じゃん!!こんな破廉恥な服考えたのどこの誰だよ!!!?
こんなの着てるだけで笑われちゃうよ!?晒し者だよ!!
というか、トレーナーさんに痴女だと思われちゃうじゃん……!!あああ……トレーナーさん好みの『元気で清純な感じの女の子』で売ってるアタシのイメージが台無しに……!!
いや、逆に考えるんだアタシ……!!これはもしかしたらトレーナーさんにアピールするチャンスなんじゃ……!!)
「ねっ、ねえトレーナーさん!!せっかくだしさ!もっと近くで見てよアタシの勝負服!!
ほら、こことかさ!!よく出来てると思わない!?(胸の部分を強調させる姿勢を取って、トレーナーの顔を近づけさせる)」
「!!?ちょ、ちょっと待て……落ち着け……あ、当たってるから……!!ストップ、ストッーープ!!」 - 2123/04/12(水) 22:01:34
オラッ!手本書いてやったからテメェらのSSも見せやがれっ!!お客様♡
- 3二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:02:03
いきなり例題を出すんじゃないよ
笑点じゃないんだぞ - 4二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:11:21
- 5二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:13:39
スカートと胸元を発注よりセクシーにして渡してくる勝負服職人がいるんだろ?
- 6二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:15:46
- 7二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:16:20
ホットパンツは後付けで届いた段階ではレオタードだけだった
- 8二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:23:56
- 9二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:24:04
- 10二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:25:16
ほ、放熱用の穴ですから!
- 11二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:25:56
- 12二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:26:28
姉貴のといいあれを入れてくる職人達はまごうことなき変態(天才)
- 13二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:27:18
まあ寮長があんなんだからセーフ()
- 14二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:28:22
でも、トレーナーさんが上着貸してくれるのでそれはそれでベネ!
- 15二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:28:23
- 16二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:28:36
- 17二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:34:13
勝負服製造に腋フェチが紛れていることは確実
- 18二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:35:38
モブちゃんたちの勝負服って生地薄そうだよね…
閃いた! - 19二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:35:38
モブウマ娘の子の勝負服、結構お腹も出してる事が多いんだよな…
ヘソだしなら健全と思ったのかメスガキモブウマ娘どもがよ…モブウマ娘は全員スケベ(暴論) - 20二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:36:29
「やっぱり私達を象徴するようなデザインが良いと思ったんです」
「……ああ、そうだな」
「私の独りよがりじゃなくて、トレーナーさんにも喜んでもらえるような、そんな勝負服こそ相応しいって」
「……うん」
「一方で、勝負服はかなり際どいデザインが好まれると聞きました。特にトレーナーさんの様な男性からは」
「……ああ、それは違う勝負服な気が」
「デザイン担当の方も反対してましたが、理想を追い求める強い意志こそ、今後のレースを勝ち抜くためには必要だと思ったんです」
「……」
「でも、正直のぼせてました。これよく見たら下着も同然――」
「やめよう。世の中には水着でG1を走るウマ娘だっているんだ。大丈夫、恥じることはない。俺が保証するよ」
「言質取りましたよ、トレーナーさん。もしもお嫁にいけなくなったら責任取ってもらいますからね」
「えっ」 - 21二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:38:58
- 22二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:39:11
「その勝負服は……」
「違うんです!!!ホントは上半身にもインナーがあるはずだったんです!それが色指定忘れてて、結局インナーそのものがなかったことになってこんな……!」
みたいなね?
タイムティッキングちゃんとかみたいに下半身はストッキング履いてるのに上半身は露出が多い娘とかはこういうことがあったのかもしれない的なね? - 23二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:39:24
ウマ娘の勝負服=トレーナーの性癖が反映されてる説(なおトレーナーはそれを全く知らない模様)
- 24二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:39:59
メイクデビューを余裕の勝利、続いてジュニア級重賞勝利した彼女はホープフルステークスに登録した…ものの怪我で断念。
半年にわたるリハビリを経て復帰したものの、クラシック戦線に参加することはできず地道に勝利を積み重ねる日が続く
そうして一年半後・シニア級の秋、再度G1出走のチャンスが…!
ってなったときにジュニア級のときより胸が成長して勝負服がセンシティブになってしまい
とはいえ思い入れのある初めての勝負服を今から一から仕立て直すのはあれだしムチッ♡ムチッ♡ウマッ♡な胸元で出走せざるをえなくなった話ください - 25二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:40:42
胸の穴とハイレグ具合見るにレオタードは直穿きよね…
ギリギリブラははみ出ないとしてもTフロントTバックとかエグイ下着穿いてそう - 26二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:41:51
- 27>>2023/04/12(水) 22:47:44
- 28二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 22:54:15
あと肩を出してる子も多くて大変助かる
- 29二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 23:04:45
- 30二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 23:05:52
- 31二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 23:09:21
おっぱい大きい方が寒風が当たる表面積が増えるからイイと思う派
- 32二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 23:10:02
- 33二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 23:11:13
- 34二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 23:26:32
このレスは削除されています
- 35二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 23:33:31
ゴロ売るなら、もちっとマシな売り方せえや
- 36二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 00:01:27
「ついにG1の舞台に挑戦だな」
「はい」
「ここまで、長かったな」
「はい、だいぶ遅咲きになっちゃいました」
「それでその、届いた衣装なんだけど…」
「にゅ、入学前にかんがえたやつなんです…」
わたしのかんがえたちょうかっこいい勝負服が届くまでに羞恥心や体が育ちまくっちゃった概念 - 37二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 00:13:08
初のGI出走を前に浮足立ってしまい、こっそり夜中に走り込んでいたら無灯火の自転車がーー
大腿骨の複雑骨折で全治4ヶ月。もちろんGIには出られず、手元には勝負服の申請書だけが残った。
トレーナーさんには怒られるかとおもったけど、命が無事で良かったと泣かれてしまった。
私の前では気丈に振る舞ってはいるみたいだけど、友達いわく、ものすごく落ち込んでいるらしい。
初めての担当がGI出走直前の怪我で、リハビリ含めて半年は走れませんとなったら当然だろう。
私一人の身体ではない事を思い知るとともに、罪悪感に押しつぶされそうになる。
せめて、トレーナーさんを元気づけてあげたい。そう思い勝負服のデザインを考える。
トレーナーさんも男だし、露出が多めの方が喜んでくれるかな?
……なんて、思っていた当時の自分を殴りたい。
半年後、トレーナーさんが考えてくれたリハビリメニューのおかげで予定よりも早く復帰し、
GIへの出走が決まった私は、勝負服を試着してそのあまりの恥ずかしさに悶絶していた。
男性に人気のゲームを検索して、セクシーな水着衣装を参考に勝負服をデザインしてしまったせいで、
歩くだけで胸がこぼれてしまいそうなビキニに、ミホノブルボンさんも顔を赤くしそうなローライズ。
申し訳程度のフリルがついていなければ、完全に痴女扱いされていただろう。
ゴールする頃には全裸になっているだろうな……そう思いながらゲートに入るのだった。 - 38123/04/13(木) 00:31:00
ありがとよォ!!お返しのSSアクメ喰らえオラァ!!感想を述べよ!!
- 39123/04/13(木) 00:31:58
「(ついに迎えたメイクデビュー戦……)わ、私……ほんとに勝てるのかな……」
「大丈夫、自信を持って。君ならいけるさ。この日の為に俺と一緒に今まで頑張って来たんだろう?」
「トレーナー………
うん、そうだよね……トレーナー、いつも私のことずっと見ててくれたもんね……
私、自分に対する自信はあんまりないんだけど……トレーナーがそう言ってくれるなら、『出来るかも』って思えてくるんだ……」
「今はそれで良いさ……とりあえずその自信さえ持っていれば大丈夫。君ならいける。
その調子でいっておいで」
「じゃ、じゃあ……この服、結構その……大胆かな〜……なんて思ってたけど、それも大丈夫だよね?」
「……君ならいけるさ」
「ちょ、ちょっと!どうして目を逸らすのトレーナー!?………や、やっぱり……トレーナーもこの衣装エッチだと思ってるんでしょ!?私のこと恥ずかしい子だと思ってるでしょ!?」
「い、いやそんなことは!!」
「ひ、酷い!!こういうのがトレーナーの好みだっていうから恥ずかしいの我慢して着てみたのに!!もうトレーナーなんか知らない!!」
「ちょ……誰から聞いたそれ!?……ま、待ってくれぇぇ!!」
この後『一刻も早く着替えたい』という思いからとんでもない速さでぶっちぎってレースに勝利した。
その姿を見たトレーナーは担当ウマ娘の衣装変更案を却下、これからも同じ勝負服で走らせ続ける事を誓うのだった。
こうして後に『練習時は普通なのに、レース本番のみ恐ろしい速さを出す怪物ウマ娘(勝負服を来た姿を見られたくない羞恥心で速くなってるだけ)』が誕生したのだった……
なお、勝負服のデザインは本当にトレーナー好みのものであると知り、トレーナーと二人きりの時はむしろ勝負服を好んで着る担当ウマ娘なのであった…… - 40二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 02:46:44
- 41二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 03:02:22
デッッッ
- 42二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 05:30:35
- 43二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 07:02:05
- 44二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 07:38:53
なんだろう…フジやゼファーを見てるからかまだそんなに恥ずかしがらなくていいんじゃない?という感情がある……(感覚麻痺)
- 45二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 07:50:47
ネームドウマ娘の勝負服も色々オープンな所を見ると、もしかしたらウマ娘世界ではそれが普通なのかも知れない
- 46二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 08:05:26
水着で走るウマ娘がいるからフジキセキやゼファーはむしろお清楚では
- 471/523/04/13(木) 08:05:29
夢だった勝負服が届いた。
透明なビニールにぴったりと包まれ、シワひとつなく丁寧に畳まれたそれは、真っ白な化粧箱に収まっている。
角の隙間に両手の指を差し込んで、勝負服をゆっくりと持ち上げる。
ぱさりと広がって全貌が現れ、新品特有の別世界みたいなツンとした香りが鼻先を掠めた。
デザイン案を提出するときは多様なスポーツウェアを参照した。
論文だってたくさん読んだし、G1を走る大先輩に直接聞きに行ったりもした。
時速60kmに迫るレース中、最たる問題は空気だ。
いかに体の凹凸を均して空気抵抗を減らすか。
いかに服と体の間に空気の塊を取り込まず、しかし通気性は高く保つか。
寝る間も惜しんで考え抜いて、ハイネックとノースリーブのレオタードのような、ぴっちりと肌に張り付くコンプレッションウェアに帰結した。
着圧を高めて、心肺機能を強化し、筋肉や関節のブレを抑えて動きをサポートする。
薄いところは肌が透けるくらい薄くして、胸の下や背中にはベンチレーションも設けた。真夏のレースだって走れる。
さらに、胸の上半分までをホルターネックで覆う。背中側はレースアップになっていて、固く縛って上体と胸の揺れを抑える。
ホルターネックの素材は撥水性と透湿性に優れたハードシェルレイヤーで、悪天候でも高いパフォーマンスを保てるようにした。
腰骨が見えるくらい大きく開いた腰にも、せいぜい股が隠れるくらいのごく短いサロンエプロンを巻く。
ホルターネックとエプロンにはフリルがぐるりと踊る。
一見可愛らしい飾りに見えるけど、ボルテックスジェネレータとして空気抵抗を減らして、さらにはためくことで換気を促進する効果がある。
無駄な部分は1つもない。
私にしか考えられない、私のためだけの勝負服だ。
……正直に言って、着る機会があるとは思わなかった。
私は同期の子たちより本格化が遅れていたし、もともと体も強いほうじゃなかった。
ウェアの知識が身についていたのも、ターフの上より部屋の中で過ごした時間が多いからだ。
勝負服のデザインに没頭している間は、自分の弱さを忘れられた。
勝負服に込めた機能性が、私がレースの世界にいたことを示す唯一の証に思えた。
冠ひとつ被れなくても、机上にある私の勝負服のブループリントが私だけの優勝楯になると信じたかった。 - 482/523/04/13(木) 08:06:25
その勝負服が、目の前にある。
初めてのG1レース出走にあたって作られた、私の勝負服。
まずは着てみなくちゃ。着るために、ここにあるんだ。
震える手でビニールを裂いて、コンプレッションウェアを取り出す。
ずっと手で擦ってきた、数字を書き込んだ図面の紙とは違う。
さらさらした手触り、本物のファブリックだ。ファイバーカーボンのような特徴的な光沢パターンが見える。
着ていた服をそのへんに放って、コンプレッションウェアを少しずつ伸ばしながら身にまとった。
……。
胸がざわめく。全身に鳥肌が立つ。床に足が着いているはずなのにふわふわする。
コンプレッションの効果なのか、夢を着てるからなのか。
鏡に映る自分は、自分じゃないみたいで。
ウェアをあちこち触って、なんとか自分だと言い聞かせる。
締まった首。はっきりと浮いた鎖骨。薄く潰れた胸。腹筋を通ってヘソ。お尻の裾に指を通してシワを伸ばす。
どんどん心拍は上がっていく。まだ慣れないコンプレッションに息も大きく、深くなっていく。
これで、走るんだ。G1を。
鏡の中にパドックが広がる。万を超す人たちの視線。歓声が競バ場を揺らす。
妙な高揚感のなか、その景色を想像した。
興奮した頭もまた妙に冴えて、パドックに立つ私……鏡に映った他人に素直な感想を下した。
――なんか、露出多くない? - 493/523/04/13(木) 08:07:14
あ、あれ?
本当に自分だよね?これで走るんだよね。
肩や脇はもちろん、鎖骨も半分は露出している。
脇と胸の境目にあるぽこっと膨らんだ部分も、胸を押しつぶしているぶんだけ肉感が増している。
体のラインは全部出てるし、改めて見ると腰骨まで露出するハイレグってエグくないかな。
布の部分も、てらてらとした光沢が潰してもなお残る体の起伏を一層強調していて。
部分的に布の厚さを変えているせいで透けているところも目立つ。
ふわふわの高揚が顔に集まって、熱っぽくなってきた。
こ、これ、大丈夫だろうか。私的にも倫理的にも。
競技者の端くれとして鍛えてきた体だから、それなりの自信はある。
それでも、これだけ見せて平気とはいかない。それも下手したら数万人の前で着るんだから。
機能性だけ考えて、とんでもない勝負服をデザインしてしまったのでは?
これだけ肌を見せていいのだろうか。でも作ってもらえたしな。
でもでもいくら勝負服とはいえ、まるで競泳水着みたいな……。
そうだ、水泳選手は?まさに水着を着ている人たちは恥ずかしいの?
そんなはずはない。一流の競技者を誰が恥ずかしいと思うものか。
男性選手なんかパンイチだ。私はまだ上半身を隠しているんだから。
……いや、そういうことじゃなくて。
とにかく、次はホルターネックだ。これで隠せば違和感はなくなるはず。
……あれ。まずい、かもしれない。
できる限り空気抵抗を受けないように、体を絞りたいからと。
レースアップでぎりぎりと締め上げる構造にしたけれど。
結び目は背中にあって、指先が届くものの全く力を入れられない。
柔軟体操、ちゃんとやってきたのに。いやこれ、人体の構造的に無理だ。
関節外さないと無理だよ。は?着るたびに関節外せるわけないよ。
かも、じゃない。まずい。とてもまずい。 - 504/523/04/13(木) 08:08:03
やっぱり機能性だけ考えてたから、自分で着ることを考えてなかった。後ろから縛る!しか紙に書いてない。
そうか。デザイナーさんが「うんうん、着るのは可能ですよ。良いデザインですね」って言ってたな。
褒められて浮かれちゃってたけど、誰かいれば可能ってことか。私だけで着れないの言ってほしかったな。
くっ……本当に全然締められない。関節か?関節なのか?
わかった。とりあえず、先にエプロンを巻こう。エプロン。
エプロンは大丈夫だ。よかった。
えーと、ホルターネックは……。
い、今はいい。同室の子や友達をLANEで呼べば着付けてくれるはず。今は着けられる。
でもレース当日は?控室には誰も……トレーナーさんしかいない。
こんな……ヘソも肋骨も浮いたコンプレッションウェアだけであの人の前に?
……背中側も、肩甲骨どころか背骨すら浮いてるし。
サ、サロンエプロンだから尻尾のあたりは何も隠れてないし。お尻のラインまで丸見えだ。
そのうえで……できるだけ胸を締め付けてくれと頼むの?表面の肉を集めたり流したりしてもらうの?
お……あ……。
何か羽織ろうかな?……羽織っていたら着付けできないよ。
学園から着て行く……?いやいやいや。こんな露出の多い格好で街を歩けるわけない。
いくら水泳選手でも街中で水着なんか着ないよ。いや水泳選手はもうよくて。
ていうか、ホルターネックがハードシェルだから、強く押さえつけるとシワが……。
ちょうど谷間や胸の輪郭にシワができて……隠してるはずなのになんか余計……。
なんだか、フリルも変に思えてきた。むしろ胸と股を半端に隠してるのが……いかがわしいような……。
しかも上半分だけだから、下が……谷間も、ふつうに見えない……?
ダ、ダメだ。冷静になれ。変じゃない。私は全然変じゃない。一流の競技者だ。
本当にこの格好だ。この格好で頼むんだ。それしかない。関節か恥かだよ。恥を選べ。いっときの恥だ。
……頼めるのか……?いやトレーナーさんに頼むしかないよ。頼むんだよ。
体操服で走るのは絶対嫌だ。絶対に、勝負服で走りたい。 - 515/523/04/13(木) 08:08:56
……そうだ。トレーナーさんは私の夢を笑わなかった。あの人が叶えてくれたG1だ。
世間がクラシック戦で湧くなか、私はずるずると未勝利戦を走ってたけど、あの人はずっと私を見てくれて。
やっと初めてセンターで踊って。だんだんと、勝てるようになった。
それでもG1は高い壁だったけど、シニアに入ってもあの人は私を諦めなかった。
それでやっと……たまたま出走権が繰り上がったぼたもちだけど、それでも、やっと掴んだG1のチケットだ。
私だけだったらとっくにもう諦めて、勝負服のブループリントだって捨ててた。なに夢なんか見てんだって。
だから……もともと、あの人がこの勝負服を着せてくれたようなものなんだ。
今だよ。今、頼みに行こう。
同室の子より、友達より、先に。あの人に、一番に見せたい。
あの人が着付けてくれたら、私の勝負服姿を一番先に見るのはあの人になる。私が自分の目で見るよりも先に。
こんな……その、なんていうか……痴……センシュアル。ヘルシー、エッジィ、大胆。そう、大胆な勝負服だけど。
一番私が詰まった勝負服を、一番に見てほしい。
…………も、もしかしたら、あの人が、すごい、すごい好きな系統かも……しれないじゃんか……。 - 52二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 08:53:33
──「私は憧れの先輩の勝負服を参考にしたなあ」
(憧れの先輩なぁ…)
勝負服のデザインが決まらず悩んでいたオレに同じチームのウマ娘がしてくれたアドバイスだ
提出期限(あってないようなものだが)まで時間はあるがその言葉を思い出し休憩時間中になんとはなしに筆を走らせる
オレの憧れ─あんな小さい身体なのに誰より早く駆けていた憧れ─
セットしていたアラームが鳴り現実に引き戻される、描いてしまった勝負服を自分が着ている姿を想像する
これはないなと苦笑してしまう、こういうかわいらしい服は彼女のようなウマ娘だから似合うのであって、自分のように大きく目つきが悪く怖いと言われるようなウマ娘には似合わない
それに今はまだ勝負服を着る段階ではないその日が来るまでに考えておけばいいんだ、さぁその日のための練習の時間だ。
──
トレーナー「ん?これはナナシノウマムスメの勝負服デザイン画か?提出しておいてやろう」
「スレタイの要旨と違うのでは」と思われた方「デジたんみたいな衣装を長身コワモテ俺っ子のウマ娘に着せるのはドスケベ」という自分の欲望に従いましたお許しください - 53二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 09:13:29
- 54二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 09:19:09
- 55二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 09:29:35
もしかして:ピンクでフェロモン
- 56二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 10:10:11
途中で冷静になるのいいよね
- 57二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 10:26:10
まぁでもミホノブルボンとか、フジキセキの勝負服を見て、「まだ私は普通だな、ヨシ!」ってなってほしい。
それでそのままトレーナーさんに見せに行って、トレーナーさんが真っ赤になって二人でもじもじしてたりするとなおベネ。 - 58二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 11:54:31
>>37の続き
私の初めてのGIレースは3着だった。
骨折からの復帰戦だと思えば上出来すぎる結果だろう。
入着できたことよりも、初めてのGIを無事に走りきれた事をトレーナーさんと喜び合った。
心配していた勝負服は、専門のメーカーがオーダーメイドで作ってくれただけあって、
見るからに胸がこぼれそうなデザインでもしっかりとホールドされていた。
おかげで、全国のお茶の間にストリップショーを披露せずに済んだのだった。
次の日、レース関連のニュースやSNSを見ていると、私に関する記事がやけに多い。
ヘッドラインだけ見ると、まるで私がGIに勝利したかのように見えるほどだ。
恐る恐る記事を開いてみると、真っ先に私のおっぱいのアップが目に飛び込んできた。
それも、勝負服がしっかり胸を圧迫している分、次の瞬間にはまろび出てしまいそうになっている。
写真でも、とんでもない揺れ方をしていているのは一目瞭然だった。
SNSではURA公式がアップロードしたレースのアーカイブが拡散されていて、
切り抜き動画の再生数は1000万回再生を超えている。
サイレントモードにしていたLANEには、親や親戚からの鬼電が入っていたし、
トレーナーさんは今から理事長室に呼び出されるらしい。
私は、黙ってスマホの電源を切り、布団を深くかぶった。
- 59二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 12:12:52
逃げなのになぜか抜けるとコメントされてそう
- 60>>2023/04/13(木) 12:19:37
「レース、お疲れ様」
「負けちゃいました……。強かったなぁ、マルゼンスキーさんにスペシャルウィークさん。流石先輩たちの中でも上澄みの方々ですよね。やっぱり私じゃG2までが関の山かなぁ……」
「そんなことはないさ。また次を目指して頑張ろうな。でも、悔しいのは俺も同じだよ。大舞台で勝たせてあげられなくて、ごめんな」
「トレーナーさんもそんな顔せず、元気をだしてください。平凡なウマ娘をここまで引っ張ってくれた、私の自慢のトレーナーさんなんですから」
「ありがとう」
「な、なにちょっと泣きそうになってるんですか、もう! ほらほら、もっとポジティブに行きましょう! 今日は負けちゃったけど、また次目指して頑張ろうって言ってくれたじゃないですか! この後はライブもありますし、ショゲてなんていられません!」
「君は本当に素敵な子だよ。君が俺の担当になってくれて、良かった」
「……えへへ。もう走り終わってるのに、何だか暑くなって来ちゃいました! せっかくの勝負服が汗でベトベト……」
「……」
「トレーナーさん?」
「な、何かな?」
「そういえば、この前の約束、覚えていますか?」
「いや、何のことだか」
「この際どい勝負服が晒されて、お嫁に行けなくなったら貰ってくれるって話です」
「約束はしてないんだけどね? それに今日は件の先輩方の方が際どい勝負服で、皆んなそっちに注目してただろう。大丈夫大丈夫」
「でも、乙女の柔肌に生唾飲み込んでる男性がいるじゃないですか、目の前に」
「いや、それは」
「あーあ、婚約前の身なのに、汗まみれの素肌をトレーナーさんにガン見されちゃったなー。もうお嫁に行けないなー」
「いや、流石に担当中は外聞ってものがあるだろうし……」
「あ、じゃあ卒業後ならOKって事ですね! また言質いただきましたよ!」
「……ああ、分かった。その時は、俺からお願いするよ」
「ふふ、楽しみにしてますからね、トレーナーさん!」
- 61>>2023/04/13(木) 12:23:31
- 62二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 14:52:22
ネイチャは臍出しを恥ずかしがってたしあの世界のウマ娘達にも勝負服の露出を気にする文化はあるはずなんだよな
当たり前だけど人によって程度が違うか - 63二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 15:14:17
- 646423/04/13(木) 16:30:44
これはしまりました。
苦節3年の末に勝ち取ったG1出走権、それに伴って、ついに作られることになった、私の勝負服。
前々から、デザインは決めていました。入学してすぐに購入した自由帳に、暇な時間を見つけては何度も書き足して、書き直してを繰り返した、私だけの勝負服のデザイン。いつかG1レースに出られる日を迎えられるようにという願いを込めながら思考した自信作。
それをトレーナーさんと相談した結果を交え、プロのデザイナーさんに修正してもらって、最終的に形になったそれは、私の作った元のデザインの意匠を残しつつ、はるかに洗練されて形になりました。やはりプロは凄い、そうしみじみと感じます。
かくして、私的には大変満足できる出来栄えの勝負服が完成した、のはいいんですが……
「……うわあ」
待ちに待った試着の時。できたてほやほやの勝負服に感嘆の息を漏らすのもほどほどに、更衣室で意気揚々と勝負服にそでを通し、姿見の前に立った私の目に飛び込んできたのは……
「これはちょっと、否、かなりやらかしましたかね……?」
思わず姿見の前でそうつぶやきます。
いや、白状しましょう。テンションが上がっていた私でも、着替えている途中から、薄々気が付いていました。
そうです。この勝負服、3年に渡ってデザインされたと言っても過言でもないこちら、デザインの基礎的な部分は、入学して1年経たないくらいで決まっていました。残りの2年間は、そのベースを基に加筆修正を加えた物です。
つまりこの勝負服のベースは、入学から1年目までの私に似合うよう考えられて作られたわけで…… - 656423/04/13(木) 16:31:13
「……オゥ」
その場でクルリと半回転。声を漏らしつつ、さらに半回転。全身の姿を改めて確認すると、こう、いろいろとアレな部分が目に入る事、入る事。
自分は汗っかきだし、腕とか布地あっても邪魔かなと思ってノースリーブにした結果、丸見えになった脇。
鍛えられたと言っていいのか悪いのか、1周り、いや2周り……?いやいや1周りのはず、とにかく大きくなった結果、パンツスタイルである事も災いし、やたら強調されてしまう形になった臀部。
そして胸部に関しては、もう何と言っていいのやら……スレンダーな体系だった私の姿に合わせていた結果、ぶっちゃけかなり際どい形に……これちょっと動くだけでまろびでるのでは……
いや、違うんですよ、入学から3年かけてバストが4カップ増量するとか予想してなくて!こんな零れ落ちそうになるなんて思ってなくて!くそう!身長はあんまり伸びなかったのに!なんで尻と胸だけ!!!
……いや、言い訳はよしましょう。それで現実が変わるわけでもありませんので。私が気にすべきは、この現状をどうするか、です。さて、どうするべきか……
「むむむ……」
正直言って、デザインそのものは凄くいいです。ええすごく。そりゃそうです、私の3年の思いが全てこもったデザインですから。ですが、流石にこれで走るとなると、ちょっと恥ずかしいかなって……あとまろびでる危険性も……
しかし、わざわざデザイナーさんが整えてくださったこのデザインを今更変えるというのもいかがなものか……トレーナーさんが気合を入れてくださった結果、わざわざ多忙なところを無理にスケジュールねじ込んでくれたデザイナーさんなので猶更……
「……よし」
こりゃ埒が明かない。そう思ったらやるべきことは決まってます。トレーナーさんに相談です。第三者の意見を求めるとしましょう。
というわけで、早速トレーナーさんにご意見を - 666423/04/13(木) 16:31:25
「あ」
と思った瞬間、はたと気が付きました。
これ、この姿をトレーナーさんに見てもらうんですよね?このセンシティブ一歩手前の姿を?
「……」
い、いやいや、これは確認作業ですし!?やましいことなんて全く、全っっっくないですし!?何も恥ずかしがることはないですし!?
ごめんなさい嘘です流石に恥ずかしい!!!
……でも。トレーナーさんになら……って、私は何を考えて……!
結局、私はそのまま、5分間みっちりと長考することとなりました。 - 676423/04/13(木) 16:31:50
「……」
衣装合わせ用のスタジオの椅子に座って、ウマホを手にソワソワする私。
『着替え終わりました。これからスタジオに向かいます。チェックしに来てもらっていいですか?』
『わかった。今行くよ』
返ってきたメッセージを見て、今更ながら若干の後悔が浮かびます。
いや、よく考えたら、どのみちトレーナーさんにチェックしてもらうことは必要ですし、迷う意味もないんですが……
いやでも、やっぱり心の準備というものが
『入るよー?』
「ひゃい!」
えちょっとまっ
「どう、着心地のほうは?」
「あ、と、とれーなーさん……」
「「……」」
き、気まずい……!沈黙が痛い……!!!
「あ、その、えと……ど、どうですかね、えへへへへへ」
「……うん、似合ってるよ。とても素敵な勝負服だと思う」
「そ、そうですか。うれしいです、そういってもらえると、ね、あ、あはははは」
う、うわあ……いつものことながら、スルっとそういうことを言ってのけるこの人はホンマ……
いや、わかっていますよ、トレーナーさんは大人で、私はまだ子供だって。いやでもねえ、こんな言葉を平気で投げられるってこれ、私”女”じゃなくて”子供”としてしか見られていないのでは……それはとっても不服なんですが。 - 686423/04/13(木) 16:32:10
「それで、動かしにくいところとかはない?」
「ああいえ、特にはないんですが、その……」
「?」
「その、胸元がちょっと、際どいかなって」
なんて思いつつ、一番気になっている部分を指摘した、その時。
日々の賢さトレーニングによって培われた私の眼力は、逃しませんでした。
「うーん、きついようなら調整しておうか?いやでも走る以上はある程度抑えられていた方がいいか……」
そう、いかにもトレーナーらしい事を言うトレーナーさん。
その目が、泳いでいることに。
もっと言えば、ある一点から逸れていることに。 - 696423/04/13(木) 16:32:53
「……そーですねー。でもいまのままだとねえ?いろいろとあぶないかも?」
胸元を気にする動作の中で、さりげなく、そう、さりげなーく、胸元を手で寄せてみる。ついでにトレーナーさんの視線の先に
移動してみる。
「あー、うん、そうか。となると布地を増やす方向で行こうか」
さっと逸れるトレーナーさんの視線。
「うーん、どーしましょーねー?」
移動。逸れる視線。確信する私。
……いわゆる、魔がさしたというのは、こういうことを言うのでしょう。
「……トレーナーさんは、どっちが好きですか?」
「え」
「今のと、布が多いのと、どっちがお好みですか?」 - 706423/04/13(木) 16:33:03
やや前かがみになりながら、上目遣いでそう問いかける私。
「あーえっと、どうだろうなあ……」
「ほら~第三者の意見として聞かせてくださいよ~」
「んー……」
おおう、目に見えてトレーナーさんが同様しておられる。視点が定まっていない。いや、時折一点に目が行っていますね。
ふーん、そうですかそうですか、そういう事ですか。なーるほど、ね。
「そ、そうだな、まあ、最終的にはキミの納得するデザインにした方がいいんじゃないか?」
「そうは言っても、やっぱり人に見せるものですから。他人の意見も聞いておいた方がいいですよね~?」
そういう私は、不思議な高揚感を感じていました。それは優越感故か、はたまたトレーナーさんの弱い部分を見つけられた嬉しさ故か。
「やっぱり、男の人としては今のほうがよかったり?」
そういいながら腕を組み、胸を寄せ上げる今の私は、完全にノリに乗っていました。 - 716423/04/13(木) 16:33:13
が、その時。
「失礼しまーす!どうですかー!着心地のほうはー!」
「「ふおぉっ!?」」
突然入ってきた人物に、私とトレーナーさんはびくりと体を震わせました。
慌てて目線を超えのほうに向ければ、そこには今回、この服をデザインしてくださったデザイナーさんの姿が。
「どうです?出来栄えは良いと思うですけど!」
「え、あ、はい!とてもいい出来かと!」
「そうですか!それはよかった!きついところはありますか!」
「あ、えっと、いえ特には」
「あー、コホン、すみません、彼女いわく、胸元が少し気になると」
「あらそうですか!んー、やっぱり少し無理しすぎ……いや、あれをこうすればホールド力を確保しつつ維持できますね!よし!じゃあそれを踏まえてちょっと修正して……それで完成ということでいいですか!?」
「「あ、はい」」
「はいありがとうございます!」
なんという有無を言わさぬ圧力か。思わず気圧されてしまいそうになりながら、デザイナーさんに受け答えする私たち。
「はい!それではそろそろお時間ですので、お着換えのほうをお願いします!」
「あ、わ、わかりました」
「ありがとうございます。じゃあ俺は控室で待ってるから」
「あ」
そういうと、トレーナーさんとデザイナーさんはそそくさと部屋を出てしまいました。
残ったのは、勝負服姿でポツンと佇む私だけ…… - 726423/04/13(木) 16:33:40
「……///」
気がつけば、私はその場でへたり込んでいました。
「……馬鹿!私の馬鹿!何やって……!」
ついさっきまでの自分の行動を思い返し、顔から火が吹き出そうになります。
なんですかあの態度!行動!言動!!!あんなの、まるで私が叡知な子みたいじゃないですか!
いやあんな行動した手前、否定できないよ!!!ああ、挙句トレーナーさんを誘惑するような……!
「……着替えよ」
いたたまれなくなった私は、そそくさと勝負服から制服へと着替えます。
「……」
そして着替えた後、まじまじと勝負服を見返す私。
あらめてみると確かに少し、いやかなり、大胆な意匠。うーむ、これは叡知。
やっぱり、胸元はもう少し生地を増やした方が……
……でも。
『うん、似合ってるよ』
『とても素敵な勝負服だと思う』
似合ってるって言ってくれました。
素敵だって言ってくれました。
そのうえで、私を”そういう目”で見てくれました。
初めて、やっと、ついに。 - 736423/04/13(木) 16:33:51
「……やっぱり、このままにしよっと」
そう決心した私は、勝負服をきれいに片づけた後、更衣室を後にしました。
勝てるといいな。G1レース。1着を取って、優勝レイを手に持って、そして……
「……ふふ♪」
頼みましたよ、私の勝負服さん。いつか、あの人の1着を取るときも、ね。
その時の私の足取りは、きっと、いつもより少し弾んでいたことでしょう。 - 746423/04/13(木) 16:35:21
俺はSS書きの「ロリ巨乳大好き」!俺のSSを見たヤツはすべてロリ巨乳が好きになっちまうのさ!
いい概念が転がってたんで便乗させてもらったぜぇ!
ちょっと趣旨がスレタイとずれたかもしれねえが、気にすんな! - 75二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 18:02:50
最初っからエッッッッッなデザインでもいいと思うけどよぉ〜〜〜
至って露出が少ない勝負服でも手袋とか決して短くないスカートから覗く太ももとかそういう直接的ではないやつからトレーナーのなんらかの性癖が目覚めてしまって、勝負服お披露目の際にトレーナーのよそよそしい態度などからなにかイケないものを感じ取った結果、トレーナーの前で勝負服姿になることに不純な気持ちが湧いてしまうパターンもあると思うんだよなァ〜〜〜〜〜〜 - 76二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 18:13:45
しかしだねぇ、このスレのお題はあくまでどすけべデザイン勝負服なのだから
- 77二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 19:50:39
折角のモブウマ娘ちゃんだ、もうアガってゴール()してる子を書いてみたぜ
2レスほど使わせてもらう!
◎
懐かしいなぁ。姿見に映る自分自身の姿を見てそう思う。
我がことながら随分と攻めた勝負服、肌の露出がすさまじい。鎖骨!わき!谷間!おなか!ふともも!そんな主張が聞こえてくる。
うーん、とうなっているとトレーナーさんがトレーナー室にやってきた。
着替え中かって?ああ、いえ着替えは終わってますよ。そうですね、ちょっと見てもらえますか。じゃじゃーん。
ふふふ、懐かしいですねー、私自身二度と着ることは無いと思っていた勝負服です。昨日、直しが終わって手元に戻って来ました。
どうした急にって?ほら先日私もURAファイナルへの出走が決まったじゃないですか。
今までG1はひたすら避けて駆け抜けてきましたけど、流石に私たちの最終目標となればこれを引っ張り出さざるを得ないでしょ。
…そんな顔しないで、トレーナー。まるで今にも泣いちゃいそうな顔してますよ。まだ衆目に晒すのはかなり抵抗ありますけど、今あなたに見せるのは全然平気なんですよー?
出会ってデビューしてからすぐにG1ホープフルSに殴りこんで、そこでの様々な感情入り混じる視線に耐えられなくて泣いちゃって、走るのすら放棄しようとしたのも懐かしいですねー。
それからはずっと勝負服を着ないで済むようにG2、G3を主軸にしてURAファイナルを目指してきて…ファイナルへの出走は本当、望外の結果ってやつですかね。
それよりもどうです、この勝負服姿!そそりませんか…あっすいませんデコピンの構えはやめてください。
……似合ってますか……はい、そのう、ありがとうございます。すいませんそれ以上のお褒めの言葉はちょっと…っ!キャパオーバーしそうなので!!ええ!! - 78二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 19:51:10
え?空元気?無理しなくてもいい…いいえ、無理はしてないんですよ、これは本当です。あなたには無理せず見せられるんです、この姿。何なら見てほしいし欲してほしいや何でもないです。
なんせ未来の旦那様相手ですし!故障してヤケになってた私のこと養ってくれるって言ってましたもんね!
…ん?面倒を見るとは言ったけど結婚までは言ってない?ほーん、装着厳禁って称しておそろの指輪まで送ってくれたのにー?なんならキスはしてくれたのにー?
ふぅぅぅぅぅん…まだ?はい、わかってますよ。そういうことにしておいてあげましょう。約束ですもんね…引退発表までは、我慢、我慢。
本当に大丈夫か、ですか。そうですね…正直不安ではあります。デビューしたてとはいえ、観客の、男の人の視線を恐ろしく感じてしまった以上は。
私も迷ったんです、この勝負服で大丈夫かって。でもやっぱりこれに込めた想いもあるから。それに、今トレーナーに披露して妙案も思いついたんです。
…お手を拝借…んっ、あったかい…んふふ、慌てちゃって可愛い、お腹を触ってもらってるだけじゃないですか。
これと妙案にどんな関係がって?にぶにぶですねー私のトレーナーは。
…あなたにはこの勝負服姿をつぶさに見て、触れて、感じて…そうしてもらったという事実と感触があれば、きっと大丈夫だと思うんです。
……ずるいヒトですねぇ、急に抱きしめてくるなんて。んー…もう少し強めにお願いします…それと、背中、まさぐっても良いんですよ?
- 79二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 19:55:15
以上だ!大分読みづらい仕上がりになってしまったな…
- 80二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:58:19
ほし
- 81二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 23:31:37
それぞれのSSに『癖』が出てて素晴らしいですわ…
- 82二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:17:06
振り返ってみれば、私は勝負服に「大人への憧れ」を託していた気がする。
レースの準備というのは身体を仕上げるだけではない。
装い、服の準備というのも大事なもので、GⅠともなれば「勝負服」のお披露目としてマスメディアに公開することとなる。
(遠目では観客には分かりづらいから、服を覚えて貰い、それで応援したい誰かを見分けてもらうのだ)
天皇賞(春)においても遠大な3200m、淀の坂を疾駆するウマ娘達を見分ける必要がある為に、勝負服の重要性は非常に高く、その偉大な道を駆け走る私もまた、その準備を怠ることは許されない。
故に私はかつて夢を託したデザインが、現実として示してくれたことがらを、思わず呟いてしまった。
「うわエッッッッッッッッロ」
それは所謂、黒いチャイナドレスであった。
ただ、ただのチャイナドレスとは言いがたい。本来男ごころをほのかに誘う為のスリットはあろうことか脇までずんばらりと裂け目を作っており、貫頭衣を組紐で編んだようになっている。
つまり脇腹から太ももまで、横が丸見えとなっているのだ。真横から見ればすっぽんぽんにさえ見えるだろう。
しかし、それを身に纏うのが薄く、スレンダーなウマ娘であったなら? それはきっと妖艶ながらも、神秘的にさえ見えたことだろう。私がかつて憧れた、美しい大人のそれとして写ったことだろう。
だが、今の私は度重なるスタミナトレーニングによって得た胸筋に載った、スタミナを確保する脂肪組織がたっっくさん詰まった乳房がある。長く重いストライド走法を実現する股関節、それを充分に保護する大臀部がある。太腿はそれに合わせてみちみちと組紐の拘束から逃れようとし、臀部に空いた尻尾穴から伸びる尾は、時折逞しくスカートを吊り上げて、深く食い込んだTバッグを晒している。
まごうことなきドスケベ衣装。
まごうことなき痴女。
それが今の私だった。 - 83二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:30:29
こんなはずではなかったのだ。
中等部からトレセン学園に入った私は、長いこと本格化に恵まれず、ずっとGⅠを夢見て努力を重ねてきた。
まだちんちくりんだった当時の私は大人に憧れていて、「きっとGⅠになったら大人っぽい勝負服で走るんだ!」と、当時の立派なGⅠステイヤーたちからイメージを膨らませ、デザイン案として提出したのである。
「でもエッチになっちゃったじゃん……!」
このような悲喜劇を私に与えたのは、やっと恵まれた本格化が、第二次性徴期と重なったことにある。
身長も、手足もストライド走法の影響ですくすくと伸び、当時思い浮かべた丈は随分短くなった。
乳尻太腿はスタミナトレーニングの影響でむくむく膨らみ当時思い浮かべたスリットはどんどん広がっていった。
そうして春天に上り詰めた私は、当時思い浮かべた大人の像から、遠くかけ離れてしまったことを思い知る。
蠱惑的で、淫美で、男を擽る色香を持つ……
「エロエロドスケベメスウマじゃぁん!!!」
……痴女に育っちゃったのだ。
どうしてこうなった。 - 84二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:44:56
「ふえぇ……えっちすぎるよぅ……東スポに載ったとしてもグラビアの欄だよぅ……」
頭を抱えながら、私はどう思われるだろうと恐怖した。
親兄妹から、クラスメートからどう思われるかも怖いが、何より恐ろしいのはトレーナーさんにどう思われるかである。
こんなドスケベウマ娘が担当ウマ娘だったと知って、今まで成長痛に苦しむ私を献身的に支えてくれた彼はどう思うだろう。
軽蔑するだろうか? それとも真面目に心配されるだろうか? それともまかり間違って、劣情を含んだ眼差しで見てもらえるだろうか?
そうだとしたら、私は。私は……
「……ちょっと……期待、しちゃうかも……?」
発汗と紅顔が同時にやってくる。
どう思ってくれるだろうか。どう唆られてくれるだろうか。
邪な念が胸を膨らませ、熱い息を吐き出す。
そんな私に刻限を知らせるように、こん、こん、と彼の、トレーナーさんのお声がかかる。
「どうかな? 届いた衣装、ちゃんと着れた?」
「は、はい。大丈夫です」
「よかった。書いたのはけっこう前だったから、今のイメージと違ったりしない?」
「えぇと、そう、ですね……」
ゆっくりと戸を開き、私は隙間から顔を覗かせる。
まだ見せないように、気をつけてタオルを羽織りながら、私は大好きなトレーナーさんに囁いた。
「……ご覧、いただけますか?」
トレーナーさんの男ごころが、くすぐられることを願いながら。
(うまぴょいうまぴょい) - 85二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:49:41
子どもっぽい夢を抱えた女の子がえちえちドスケベGⅠウマ娘のバ体に育った結果、水着でもこんなスケベにならねえぞってくらいエッッッッロイ衣装になっちゃったって話なんけど、そもそも本人の性根がドスケベじゃないこれ?って書いてて思っちゃった
ドスケベが先かドスケベ衣装が先か
悩ましい哲学的問題だな! - 86二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 08:42:48
こいつらモブウマ娘だからって好き放題やりやがっていいぞもっとやれ
- 87二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 09:46:38
文体のことかな、と一瞬思ったけど「ヘキ」だなこれ
- 88二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 10:10:24
胸や脇やおへそやらの露出を恥ずかしがるのはもちろんあるんだけど
個人的にウマ娘は尻尾の付け根もセンシティブに捉えがち概念が好きです
ビワハヤヒデ姉貴の勝負服が尻尾の付け根部分のデザインがえぐいらしいのだが
なんか想定以上に尻尾穴大きくカットしちゃってて、お尻が見えるわけじゃないんだけどウマ娘は滅茶苦茶恥ずかしがって、ヒトミミのトレーナーは今一ピンときてない、みたいなのよくないですか? - 89二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 10:16:45
最初にスレを目にした時、「夢を最初から諦めたウマ娘たちのダーク叡智系のスレかな」なんて思ったよ
だがどうだ、イッチ以外はG1を走る夢を勝負服に託して、思い思いの理想を詰め込んだものの、それをG1で来た姿を想像できなかった結果、叡智になった話じゃないか
そしてそのイッチも、最初はどうあれ袖を通した瞬間にハツラツとしたウマ娘を描いている
夢に手が届いたんだから、そりゃそうだよなァ
何が言いたいかと言うと、モブだろうがみんなウマ娘好きなトレーナーなんだなってことよォ
みんな素敵だぜェ - 90二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 10:21:24
>>88はどういうことかっていうと、すれ違いというか
一緒に出走するウマ娘達は「うっわ、ダイタン……///」ってなってるのに、担当トレーナーやG1身に来たお客さん達は全然そんな風にみてなくて、「足運びとかすげぇ!」って彼女の走りを視て熱狂してるんだけど
尻尾穴オオキスギクライシスな当人はそこに視線が集まってる気がして滅茶苦茶恥ずかしくなってる、っていうシチュですハイ
- 91二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 10:31:58
逆にウマ娘的には別に尻尾周りは見えても平気だけども人間目線かなりお尻に近いからウマ娘から「見てください、尻尾周りのデザインも拘ったんですよ!」って言われて見てみたら結構露出してるせいで「うわっ、ちょ、見えすぎじゃない!?」ってなるのも良いと思う。なんならその反応で顔真っ赤になって「え、これ恥ずかしい奴?」ってなってもいい
- 92二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 10:43:16
次の日のスポーツ新聞はどれも爆売れだろうな
- 93二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 13:10:09
- 94二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 13:18:20
- 95二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 13:26:10
- 96二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 13:46:02
基本的なモブウマ娘の勝負服に謎スリットがあったり基本的なライブ服に謎ガーターベルトがあったりする辺りデザイナーの性癖が見えてるのは間違いない
- 97二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 19:00:37
あと谷間に穴開けがちなところも
- 98二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 19:14:46
デザイナー「どすけべでええやろ?(走行時に通気性を確保することで体温が上がることを防ぐデザインです)」
- 99二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 19:31:16
『ウチはスケベ勝負服なんか着ない! スーツスタイルでビシッとバシッとカッコよく決めるんだ!!』
……なんて言っていたのはデビュー前。あの頃のウチ、見てますか。
G1・スプリンターズステークスの出走に向けてトレーナーさんやデザイナーさんと協議して決めた勝負服は確かに理想通りでした。
でも、一つだけ、計算違いがあったとしたら、それはウチのスタイル。出る所はしっかり出て、引っ込む所はしっかり引っ込んでるボディラインでスーツスタイルにしたら、どうなると思う? なあ、過去のウチやい、聞いてるかい? ちょっと考えたら分かるよね?
「ぴっちぴちじゃんこれ! スリーサイズで表す全部がキッつい!! 勝負服そのものは至って普通なのに着た途端にスケベ勝負服に早変わりなんてそんなことある!?」
というか胸が圧迫されてちょっと息が苦しい……。ええい誰も見てないし、ボタン多めの勝負服なんだしボタン開けちゃえ。
1個。まだ苦しい。
2個。もうちょい開けたい。
3個。だいぶマシ。
4個。ふう、楽〜。
鏡を見ればあら不思議。そこにはエイシンフラッシュさんやヤマニンゼファーさんを彷彿とさせる露出強ウマ娘がいるではありませんか。
「アホかーー!!!!」
「おーい、大丈夫かー?」
「あーっ! わーっ! トレーナーさん今入らないで!」
急いでボタンを閉めて、扉を開けた。
そしてその後すぐ、ボタンが4つ弾け飛んだ。
ウチは泣いた。トレーナーさんは顔を真っ赤にしながらサイズ変更を申し出てくれた。その優しさで余計に泣いた。
ちなみに卒業してトレーナーさんのサブトレーナー兼お嫁さんになってからも、度々勝負服は着ているってのは教え子達には内緒。 - 100二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 23:59:42
卑しかモブウマ娘ちゃん達が多過ぎる…
しかしまぁ実際勝負服ってどこまでがセーフなんすかねぇ
ぶっちゃけ水着が許されるなら割となんでも行ける気はするけど - 101二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 00:08:38
- 102二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 00:36:00
認めたくないものだな
自分自身の若さゆえの過ちというものを
という感じの娘が年にチラホラ出てくるとデザイナー達の間では恒例行事になっているとかなんとか…… - 103二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 00:39:51
- 104二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 02:09:38
排熱と排水を考えると胸・腋・股の布を無くすのは理にかなってるんだよね
- 105二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 08:29:27
- 106二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 12:33:41
- 107二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 12:45:42
このレスは削除されています
- 108二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 12:49:52
- 109二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 12:50:17
白マック共々URA賞受賞でURAからもらった公式な勝負服やな、それは一々指摘せんでもみんなわかってると思ったから省いてる
イベント中に勝負服だって説明されている別衣装もあるけど、水着は勝負服だってストーリーの中で言われていないので
ゲーム的に走れるけど、世界観的に(実装された水着キャラの水着で)走ってるウマ娘はおらんと思われるって話だな
それはそれとして、、花嫁衣裳モチーフとかあるんだから、水着モチーフの勝負服もウマ娘世界のどこかには存在してると思うし、それでやらかしてしまうモブウマ娘もいそうではある
- 110二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 13:15:10
そもそも未成年が多い(多分ほとんど)のトレセン学園生徒にこういう記事出したら会社丸ごとBL入りで会場出禁になるんじゃねぇかな…
- 111二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 13:52:32
あれはジュニア期の暮れ、朝日杯の頃。タイキシャトル先輩に憧れていた私はしかしちんちくりんのぺったんこ、勿論走りも遠く及ばず、それでも彼女にあやかれるように彼女の勝負服をモチーフに自分の勝負服をデザインした。つまりビキニスタイルにミニスカートとブーツ。まああえなく除外で着ることなくタンスの肥やしになってたんだけど……。
時は流れてシニア期、私は過去の自分が想像もできないほど成長していた。それはもう物理的に。
いよいよ次走を初めてのGⅠ挑戦、マイルチャンピオンシップと決めて、そう言えば勝負服ってどうなってたっけと引っ張り出してきたこれ。幸い虫食いはなかったが……姿見に映る現実に意識が遠退く。
かつての慎ましかった二つの丘には十分だったトップスは、しかし今のふたご山を守るにはあまりに心細い。オーソドックスな三角形の、すべての辺から肌色が溢れている。辛うじてヤバい地区は見えないが、これで全力疾走した日にはどうなるか考えたくない。
当時でさえ割りと際どいミニだったスカート、その裾からは尻の丸みが丸見えだ。ぱんつじゃないから恥ずかしくないもん?残念、スカートの下はエグいローライズと化したぱんつより恥ずかしいボトムスである。
ブーツはもちろん入るわけがなく、とりあえず普段使いのサンダルを履いてみている。ケツからくるぶしまで余すことなく観察可能だ。
その圧倒的は肌色面積に私は頭を抱え、トレーナーさんは天を仰いだ。こんな格好で出走しようものならどれだけの期間出走停止させられるか分からない。デザイナーさん呼んで採寸して新しく作り直そう、トレーナーさんの呻き混じりの提案に私は頷くしかなかった。
かくて私の勝負服第1号は1度もレースに供されることなくお役御免となった。まあ……どうせ第2号も1度しか使わなかったし、なんなら結局引退後のその他用途では第1号の方をよく使っ……ゲフン。 - 112二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 14:00:32
この娘たちを同じレースに出走させよう
控室で頭抱えた後に覚悟決めてパドックに出たら(あれ…?意外と浮いてない?)って逆に戸惑わせよう - 113二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 18:36:59
そういや勝負服って自宅で洗濯できるのかな
もし専門のクリーニングに出さないといけないなら
引退後はクリーニングに出すたびに(こいつら勝負服ぴょいしたのか…)ってなるのでは - 114二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 18:48:04
一点ものの衣類を作るところなら勝負服の型紙とかは残して、後年依頼があった際にサイズだけ変えて作り直す概念は長編SS書いてた時に考えてた
G1何度も勝って引退後も表に出て活動する子は大人サイズに一張羅を仕立て直したりはあるんだろうけど
"そういう"目的で再度仕立て直してもらう(何なら現役時よりさらに布面積を減らしたり)ウマ娘夫婦も一定数いるとは思う - 115二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 18:50:49
だからレプリカを用意する必要があった訳ですね
- 116二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 19:44:41
ジュニア級のころ、メイクデビューで散々な走りした当時の私は、勝負服のことなんて考えている余裕がなかった。
そんなことよりもトレーニングをしたかったし、デザインに凝るよりもフォームやレース展開を頭に入れたかった。
どうせ着ることもないだろうしと思って、デザインのモチーフにしたのは目の前にある衣服。
つまり、トレセン学園の制服だ。
(これをちょっとデザイン変えて、色違いにすれば十分だよね)
そうしてデザイナーに提出した後は、勝負服のことは頭からすっかり抜け落ちていた。
時は流れ、シニア級になった私はトレーナーの指導もあって重賞を勝ち、G1レースで走ることも何度かあった。
だけどG1の壁は厚くて、私は勝てなかった。
勝っても負けても、次で最後にしよう。彼はそう告げながら、私の好きな諦めの悪い顔をしていた。
トレーナーは今日も熱心に、録画された私の走りを見ている。
フォームの改善点はないか、仕掛けのタイミングは適正だったか、その視線は真剣だ。
そうして録画された映像に私も目を向けて、一つのことに気づいた。
(……そういえば学園の制服って、全力疾走するデザインじゃないよね?)
パドックでは完璧な守備力を保つ私の勝負服は、走っている最中においては見事なまでに"ノーガード"だった。
デビュー時期の制服、つまり夏服を基にデザインされた勝負服の生地は薄い。
シャツは体に張り付き、私の胸が上下する様をはっきり見せつけていた。
短いスカートは膨れ、あるいは風に流され見せパンを見せ"つけ"パンツへ進化させる。
(やばい、私ってこんな格好で走ってたの?)
熱心なトレーナーは、録画を時折停止させ、まくれ上がった臀部を凝視している。
邪心など一切ない視線を向ける彼に対して、気づいてしまった私の顔は熱を持ち、負けた時と同じくらい泣きたくなってくる。
正面上空からの視線だけを守る勝負服姿の私を見つめる彼に、声をかけることもできず立ち去った。
そして私のラストランは、もうこれで最後にしたいという私の決意と熱が良い方向に働いたのかG1入着という過去最高の結果を残した。
G1入着、そうつまり……ウィニングライブで学生服ダンス、まさかの延長戦である。
(切り株の穴に、埋まってしまいたい)
ちなみに、もうこれで最後だからと純粋にライブを見ていたトレーナーは、そこで初めて真実に気づき、無事性癖が歪んだ。 - 117二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 19:56:06
- 118二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 21:31:51
サンキュー不死川 フォーエバー不死川
- 119二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 21:59:22
学園の制服、基本スパッツ履いてんだよな。なのに下が見える……つまりこの娘は普段から……
- 120二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 01:28:34
- 121二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 11:03:20
- 122二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 12:16:26
- 123二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 12:23:12
G1になると当日より前、木曜日に枠順発表をやるときに着てやって集合写真とか撮りそうよね
まだレース前の正気の状態で着るのか(じゅるりら - 124二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:52:08
ちょっと目先を変えて無知シチュ女トレ受け版でもいいですか?
「私は大学でスポーツ工学してたのよ!」と自信満々な私の可愛いトレーナーさん。
風の抵抗や発汗、吸水性を考えるとこれがいいんじゃないか、いや雨を考えると、晴れのときは…色々熱心に議論を重ねて素材を選び色を選び、だんだん形になる勝負服案。そして私ははたと気が付きます。
…あれ?これ、けっこうきわどい?
これを着て衆目を浴びる自分を想像して一瞬ためらう私。
「あれ?どうかした?何かまずい?言ってよ、大事なことなんだから」
全く…この衣装案をみて何も気が付かないくせに、どうしてこんなにもこの人は私の心の機微に敏いんでしょう?なので私はにっこり笑って返します。
「いえ、なんでもないです。でもせっかくだからこのメッシュをレースにしたり、あとここにこうやって飾りひもをつけたり。あと色は黒にしませんか?私の白い肌がより際立つように。」
「えー!ダメダメ!色はさっきも言ったけど大事なんだよ?!まあメッシュからレースは素材によってはいけるし、飾りひもは変えても特に悪くもないけど、良くもならないよ?」
「じゃあ変えましょう、私のモチベーションが上がりますから」
こうしてできた私の勝負服。立体縫製を駆使して下着のラインがみえるくらいにピッタリとはりつく、セクシーでハードな衣装。
発注書を受け取った勝負服専門メーカーの担当者は確認するやいなや、たじろいだ様子で私とトレーナーさんをキョロキョロと見比べます。
「あの、これ、本当にこれで…」
「何も問題ありません。さあ採寸を。」
お前は何も言うな、と精一杯目で牽制しながら担当者を私は黙らせます。
「え?もしかしてこれなにかおかしかったりします?」
「いえトレーナーと私が作り上げた完璧な衣装です。私がこれを選んだんですから間違いありません。採寸するんで出ていってもらえますか、トレーナー?」 - 125二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:53:48
有無を言わせずに彼女を出し、その場で服を脱ぎ捨てます。
「あの…本当にこれでいいんですか?」
「これが、いいの。よろしく頼むわ。」
観念したのか黙って採寸し始めるデザイナー。勝負服には特別なパワーがあるという噂はきいていましたが、なるほど、その瞬間から私には不思議な高揚感がありました。この破廉恥な衣装をまとい、女王のようにターフに君臨する、私。あのトレーナーさんは衆目に晒される私を見てどう思うんでしょう。そう思うとゾクゾクしました。同室の子が遠征でいないときにこっそり鏡の前で着てみたり、たまに勝てておおはしゃぎするトレーナーさんにターフから体操服でニコニコ手を振りながら「今私があの衣装を着ていたらあの人はどんな顔をするんだろう」とひっそり妄想したりしながら、大事に勝負服はしまったままでした。
そんな私ですが、まさかの有馬記念でぎりぎり投票をいただけ、賞金もなんとか足りて、さらに厳正な抽選を経て初めてのG1の舞台に立つことになりした。何かと理由をつけて「勝つ見込みの薄いG1よりG2G3で確実に重賞勝ちを積みたい」と回避してきた私ですが、有馬記念という栄えある舞台なら不足はありません。
控室でゆっくりと着替え、普段はすっぴんですがこの日のために練習してきたお化粧もバッチリで、トレーナーさんを迎えうちます。
「…ねえ、トレーナーさん。どうぞ入ってくださいな。」
- 126二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:54:13
彼女の反応は最高でした。困惑、驚愕、羞恥。いろいろな感情が目まぐるしく彼女の表情を彩ります。
「あの…!ごめん、ほんっっとうに、ごめん!」
「何がですか?」
「何って、その衣装…!その、私、なんにも気がついてなくて、でも本当にそれ、だめだとおもう!」
「何が駄目なんです?だってスポーツ工学の知識を最大限に活かしてますよ?」
「えっ、でも、見た目がダメだよ!みんな見に来るし、お客さん男の人とかだっているんだよ?!体のラインも丸見えだし、その、なんか下着つけてないみたいに見えなくもないし、ここのデザインもガーターベルトみたいだし…!私、私が責任取るから!今から運営に掛け合って、他の衣装で走れるようにするから!」
泣きそうな顔で必死になるトレーナーさん。ああなんて愛おしい生き物なんでしょう。私より小柄で、私より力のない、愛らしい生き物。彼女の泣きそうな顔をもっと見たい。出来れば組みしだいて、この腕の下で。
「ありがとうトレーナー。でもいいの。私はこの衣装で走りたいの。あなたのウマ娘としてね」
抑えきれないほどの高揚感に体が疼きます。この行き場のないエネルギーを、これからレースに全てぶつけたい。それから。それから。ほとんど無意識に彼女を抱き寄せて耳元で私は囁きます。
「私はあなたのウマ娘で、あなたは私のトレーナー。責任はもちろんとってもらいます。今晩ゆっくりあなたの部屋で話し合いましょう。絶対に逃さないから。」
- 127二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:09:02
いいかい?こういうSSにはちゃんとハートをぽちっていいねの気持ちを伝えるんだ。
読んだ、だけでも良いねだけでもいいんだ。コメントに飾りなんか要らないんだ
はあ、好き
ショタトレにしてもいい・・・ - 128二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:15:24
頂くぞ、諸兄らのインスピレーション…!
勝負服、それは競走ウマ娘にとっての憧れ。理想や想いを込めて作り上げる大一番の一張羅。競走を志し、トレセン学園の門を叩くウマ娘はデビュー前から準備している娘も多い。というよりは大多数らしい。
しかしながら。例えどんなに大切な一品物の勝負服と言えど、準備しておくには先立つものが必要なのが現代社会である。そしてデビュー前から、となるとどうしても家の力に頼らざるを得ないということで。
私はそういう意味ではトレセン学園生徒の中で大別するなら少数派に分類される、そんな境遇なのであった。
そんな状況ながら地道にOP、G3、たまにG2とトゥインクルシリーズでトレーナーさんと二人三脚で頑張っていたところ、出走予定者の辞退が発生したG1に繰り上がり出走という話が転がり込んできた。
トレーナーさんにもこちらの事情はなんだかんだで詳しく伝わることとなったので、私自身は気負わずに確かG1だと勝負服の貸し出しとかあったよなー、なんて考えていたのだけれど
「…作ろっか、勝負服」
「えっ、お金ないですよ私」
「俺が出すよ」
というトレーナーさんの鶴の一声で勝負服を作ることになったのであった。
私の理想を詰め込んだものを作ると良い、というトレーナーさんの善意はとてもありがたかった。が、それにしたってどうしても申し訳なさが来てしまう。
以前聞いたトレーナーさんの収入で行くと数か月分を丸々吹き飛ばすくらいにはコストがかかるのが一般的だ。
折角の夢を叶えられるチャンスを手放したくないあさましい自分と、本当は他人でしかない思い人にそんな負担を強いる罪悪感は、免罪符を求めた。
「…なら、一緒に作り上げましょう」
「一緒に?」
「はい、後出しの勝負服ってアドバンテージになりえますよ!私の走法に最適な勝負服を作れば勝率も上がるってもんですし、トレーナーさんは私よりも私をよく知ってますし!」
そうして二人でああでもないこうでもないと意見を交わしながらの勝負服デザインが始まった。
- 129二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:16:13
「私汗っかきですよねぇ」「蒸気上げながら抱き着いてくるのいい加減やめようね。あれこっちが凄いきまずいから」「わぁへんたいさん…あいた!」
…
「素材は通気性が高いもの?」「となると…あ、この生地凄い良い」「布地サンプルも貰ってきてるから触ってみて」
……
「下はやっぱりホットパンツ系がいいなー」「…ソックスやブーツもショート気味で大分生足だけど大丈夫?」「んー、ならちょっとパレオ気分でスカート…?」
………
「うーむ…」「トレーナーさん、やっぱり背中は大きく開いて汗や熱を発散しちゃう方が良いと思うんですよ」「や、それにしたってこれ…君が良いなら良いんだけども…」
そうして後日、手元にはサンプル、或いはレプリカとしての暫定勝負服が届いており、
「………」
「………」
応接テーブルの中央に鎮座したそれを、挟み込むように私とトレーナーさんが向かい合って座っている。
私は思わず両手で顔を覆い、トレーナーさんは右手で額を抑えるようにしながらうつむいている。
私たちは何を間違ったのだろうか。私の体質や脚質に合わせ最適化できた、そういう自負はある。快適に走ることこそが勝利のカギ、そう思ったのだ。
「…と、とりあえず…」
「…うん…」
「しちゃ、試着、してみますね…」
「ええと、じゃあ俺カフェテリアにでも行って時間つぶs」
「や!ダメです!すいませんけどトレーナー室の前で待っててください!人来ないように!!!」
「お、おう…わかった…」
- 130二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:16:57
ギクシャクと部屋を出ていくトレーナーさんを見送り、外から鍵を使ったのだろう、扉から鍵の締まる音がしてから重い足取りで勝負服を手に着替え用のスペースに向かう。
それでも、と気合を入れて着替え始めるも
(何考えてたのデザインしてた私ー!!!)
もう、凄い。何が凄いって専用の下着をまず買い求めないとマズイ。上下セパレートなのにそもそも下着という概念を忘れていたといっていい。上なのに下とはこれいかに。逃げるな。現実から逃げるな。
ネックホルダーで保持し、バスト下のベルトで背中で結ぶ…というと語弊があるが、ともあれそんな構造なので、肩紐があるものはまず付けられない。
下は下で想定以上の角度で。明らかにホットパンツの生地とは別な差し色が出てしまっている。
下ははみ出る、上は見える。そんな惨状をどうにかこうにか創意工夫でもってなんとか着替える。色々な感覚で汗が止まらない。吸水性も抜群の生地が汗を吸ってくれているのは幸いか。
動悸が凄い。息があがる。普段のトレーニングでも感じたことのない感覚でくらくらしている。吐き出す息には熱がこもっているようで。
だけど、姿見に映る自分の姿を見れば。そこには確かに憧れた『勝負服』に身を包んだ自分がいて。その感動だけで、どうにかなってしまいそうでもあり。
そんな感動をトレーナーさんと共有したい、と手はスマホに伸びて、LANEでメッセージを送る。「着替え終わったので、中にどうぞ」
開錠の音がして扉が開き、トレーナーさんが入ってくる。暑かったのかスーツのジャケットを脱ぎ、手に持っている。
扉をしっかり閉めてこちらの姿を認めたトレーナーさんは一瞬目を見開くと、とてもやさしい目でほほ笑んでくれて
「……っ!!」
「お、おい!」
なんかもう色々感極まって抱き着いてしまった。トレーナーさんは動き出しで察知したのか両手を咄嗟に上げている。セクハラにならないようにだろうか。そんなこと言わないのに。
- 131二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:18:07
「トレーナーさん!ありがとうございます!!」
「ああ、うん…似合ってる」
「えへへ…!ありがとうございます」
空いてる方の手で頭をおずおずと撫でてくれる。これだから私のトレーナーさんは…!という思いが溢れそうになる。
顔を見上げていると、なんというかこちらを見ようとしては視線を外しているのに気づく。それにはちょっと不満で
「ほらほら、ちゃんと見てくださいよ!」
身体を離し、見やすいようにとその場でくるりと身をひるがえした途端近づいて来たトレーナーさんがジャケットを肩に掛けて来て
「似合ってる、すごく。でも」
「トレーナーさん?」
「…その、他人に見せたくない。いろいろと、マズイ。はりつきとか」
「はりつ」
思い至り咄嗟にジャケットの襟を強く閉じる。ちらと胸元を見ればなるほど汗をすった生地がぴたりと…顔に血が再び昇り、汗が更に吹き出てくる。
応急措置で色々なんとかして着込んだのだが、いろいろと浮き上がっていたら…と考え至り膝から座り込んでしまった。
そんなこちらの様子にトレーナーさんはやはり視線を外しながら
「ひとまず、だな」
「…ッス…」
「勝負服、リデザインな」
「…ウス…」
勝負服の感動で何とか誤魔化せていた羞恥心が蘇った以上、私としてもこれは着れない。レースで走る、ライブで着る…無理だ。
幸いまだレースまで時間がある。デザイン再提出は間に合うはずだ。もっと色々踏まえて作り直そう。
- 132二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:19:24
とまぁこんな感じで、思ったよりもレス多くなる書き方になってしもうた…すまぬ。あとオマケ置いときますね。
それはそれとして。
…あの、トレーナーさん、他人に見せたくないって言うのはソウイウ意味で…アッハイ…ッスカ…ッスネ…。
……あのですね、この仮勝負服、貰っていいんだそうで、ええ、はい、料金込々ってことで、はい。
………また、今度着て見せていいですか。はい。ええ、その、末永く、はい。
──今度こそ、おしまい。
- 133二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 18:40:50
- 13413323/04/16(日) 18:41:25
その日、トレーナー室でミーティングをしていた私たちのもとに、一つの荷物が届けられた。
荷物を開けると、中にあったのは…
「トレーナーさん……これ……」
「あぁ、俺たちもここまで来たんだな…」
それは、私の勝負服。G1レースを走るための、世界に一つだけのユニフォーム。
勝負服がここにある──つまり、私たちは近くG1に出走するのだ。
ここまでの道のりは、決して順風満帆ではなかった。デビュー戦では勝ったものの、重賞で勝つことはできず、オープンで勝ったり負けたりを繰り返し、シニアに入ってようやく念願の重賞を勝利することができた。
そして、悲願のG1出走権を獲得したのだ。
「早速来てみてもいいですか?」
「あぁ!俺も早く見てみてたいよ、テトラの勝負服姿を。…たしか、憧れのウマ娘の勝負服を参考にしたんだっけ?」
「はい!そうなんです!…早速来てみますね!」
喜び勇んで、勝負服をもって着替えを始める。破れたり、傷つけたりしないように、慎重に。
着替えながら、昔見学したレースのことを思い返す。
あの人は、とても強かった。淡々と、なんでもないかのように走り抜けた皐月賞。詰められて、そこから突き放して圧倒的な強さを見せた日本ダービー。
そして、三冠達成を目前にして、敗れてしまった菊花賞。
あの時、いつものように無表情で空を見上げる彼女が、私には泣いているように見えたのだ。
私は、そんな彼女に憧れた。
彼女のように走り、そして、彼女が達成できなかった夢を、私が代わりに叶えるのだと、分不相応に夢見たのだ。
現実は厳しくて、私は彼女どころか、同じ舞台に立つことすらできなかったけど。
それでも、『彼女のようになりたい』と、デザインした勝負服を身に纏い、私はG1に出場するのだ──。
──ブブブブ!
「わひゃあ!?」
少し物思いにふけっていたところに、トレーナーさんからスマホにメッセージが届いた。
『時間かかってるけど大丈夫?』
「あわわわ」
『すぐ行きます!』とだけ返して、更衣室を出た私は、トレーナーさんが待つトレーナー室へと向かった。 - 13513323/04/16(日) 18:43:46
「トレーナーさん!お待たせしました!」
「そんなに慌てなくても大丈夫だよ。サイズはどうだっ……!!?」
トレーナー室に駆け込み、トレーナーさんの前でくるりと一回転する。
──トレーナーさん、なんて言ってくれるかな?あの人みたいに、カッコいいウマ娘になれてるかな?
「……///」
「…?」
不思議なことに、トレーナーさんは何も言ってくれなかった。
おかしいな?と思ってトレーナーさんを見て見ると、なぜか顔を覆って目を逸らしている。
「あの……トレーナーさん?」
「あぁ、その、すまない、いや、えっと、サイズや、デザインは、大丈夫、だったのか…?」
煮え切らない反応。なんだか落ち込んでしまう。
「はい。私のデザイン通りですけど…どこかおかしかったでしょうか?……もしかして似合ってないですか!?」
「そんなことはない!…決してそんなことはないんだ。…似合ってるし、可愛いよ…」
「へ?」
可愛い、なんて言われたのは初めてだ。
反応がイマイチで落ち込みかけた気持ちが浮き上がってくる。
私とトレーナーさんは、ウマ娘とそのトレーナーとして『模範的な』距離感だと思う。ハグを求めたり、お家に押しかけたり、特殊な呼び方で呼んだりすることはない。
引っ込み思案な私としては、トレーナーさんのそんな距離感がありがたかったし、だからこそ信頼できた。
今でこそトレーナーさんに憧れてはいるのだけれど、トレーナーさんは大人でいつも一線引いてる感じだったから、『可愛い』なんて言ってもらえると思ってなかったのだ。
「あ、いや、その…『可愛い』ってのは言葉の綾で…、いや、嘘ではないんだけど…。その変なところはないって言いたかっただけで」
「は、はい…その、わかってますから…」
わかってはいるのだが、そういう言われ方をするとしょんぼりしてしまう。
そんな様子がトレーナーさんに伝わったのか、トレーナーさんが慌てて弁明する。
「あー…その…だな。似合ってるし、変なところはないよ。個人的な意見としても、テトラ自身のことを可愛いと思ってるけど、その勝負服を着たテトラも可愛いと思うよ」
「あ…ありがとうございましゅ!」
お礼を言おうとしたら、噛んでしまった。けど細かいことは気にしない。とっても嬉しいから。
「けどな……」
そんな私をよそにトレーナーさんは言葉をつづけた。
「……少し、際ど過ぎないか?」
「へ?」 - 13613323/04/16(日) 18:44:33
言われてみて、自分の格好を見返す。
トレーナー室の姿見で改めて見てみると、そこにはあまりにもえぐすぎる角度のハイレグ衣装に、申し訳程度に短い布を巻き付けただけの自分の姿があった。
「~~~~~~~~~~~~~/////っ!!!」
スリーサイズの変更は伝えていたから、本体の方はきちんと寸法を直してもらっていたようだが、スカートの丈のことを考慮に入れるのを忘れていたのだ。
あまりにも短すぎるスカートは、本体で隠れているとはいえデリケートなゾーンがちらちらと見え隠れしており、はっきりいっていかがわしい。
むしろ無い方がそういうもの(例えば水着みたいな)として普通に理解できそうだ。
この姿で走るのは、レオタードで走るのと大差ないように思える。
「……!!!」
その辺りで、今トレーナー室にトレーナーさんと二人きりであることを思い出し、せめて少しでもと慌ててスカートを引っ張るが、焼け石に水だ。
そのまま、トレーナーさんに目を向けると、トレーナーさんは私から目を逸らしたままだった。
そんなトレーナーさんのいつもと変わらない紳士な態度に少しほっとした私は、あることに気が付いた。
トレーナーさんの耳が、真っ赤に染まっていた。
「……!!?」
一瞬の混乱と、一拍おいて事態を理解した私の脳内には、お花畑が咲き乱れる。
──トレーナーさんは大人だから、私には手の届かない相手だと思っていた。けれど、もしトレーナーさんが私を女性として意識しているのであれば…。
諦めかけていた私の想いに、火がともるのが感じる。
きっとそれは、現実逃避だったのだろう。
「あ~~~……テトラ、大丈夫か?」
トレーナーさんのその声で、私は現実に呼び戻された。
そう、今解決しなければならない問題は、G1出走を間近に控えた私が切るべき勝負服をどうするか、だった。
現実に引き戻された私を、再び羞恥心が襲う。
「トレーナーさん……どうしましょう~……」
「……これは一つ提案なんだが…」
私は、トレーナーさんの提案通りに勝負服の構成を変更し、G1に出走したのだった。 - 13713323/04/16(日) 18:51:22
というわけで、初期案はブルボンみたいなスカートタイプだったのが、成長に伴いワカメちゃん状態になってしまったため、急遽変更して>>133に落ち着いた、という話でした。
トレーナーの提案は、スカート丈を長くする、パンツタイプの衣装を追加するの二案だったのだけど、「トレーナーが赤くなった」ことで「多くの男性にそういう目で見られる」ことに気づいてしまったテトラちゃんが、羞恥心に勝てずにパンツタイプにした、という流れです。
- 138二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 18:58:46
いい概念だった
- 139二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 19:31:47
- 140二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 21:09:54
ただの卑しかウマ娘ちゃんでテーマに沿わん代物が出来たがまぁ供養ということで一つどうだ、猗窩座
油断だった。レース、そしてライブ後の控室。ついついスマホをいじったりして着替えるまでに時間をかけてしまいそろそろ着替えないと、と下のズボンを脱ぎかけたところで扉が開き、思わず視線を向けると私のトレーナーがいた。
奇妙な間があり、時が止まる。耳まで赤くした彼は慌てて顔を背け、すまない!と残して扉を閉めた。それを見送って、ようやく私の時が動き出す。
顔に血が昇って来て熱い。控室にあったメイク用の鏡を見れば、当然のように顔は赤く染まっている。羞恥に震えると同時に、とある事実が思考を蝕む。
『あの』トレーナーさんが。今までどれだけアプローチしても受け流して動じなかったトレーナーさんが。耳まで赤くしていた…?
むくむくと良くない考えと想いが大きくなっていく。やめておいた方が良いと良心が叫ぶのにほの暗い欲求はとどまるところを知らず。
パサリ、カチャリと音を立ててベルトがついたままのズボンが足元に落ちる。脱ぎ落としたズボンから足を抜きつつ、扉にふらふらと歩み寄る。
ほんの少し扉を開けて外を伺えば、トレーナーさんが唸ってしゃがみ込んでいた。その立ち位置が非常に都合が良かったから、そして余りにも無防備だったから。ウマ娘の膂力を以って腕を掴んで控室に引きずり込む。
施錠したことを確認して振り返れば、予想外の展開に目を白黒させてへたり込んでいるトレーナーがいる。そういえば背中を向けていた関係上、臀部を見せつけていたような恰好になるのか。
ようやく状況が飲み込めたのか、顔を背けてこちらを見ないようにする彼を見て、心中のヨクナイ感情が更に肥大化していく。
やっと掴んだトレーナーさんの理性という牙城を崩し得る急所。彼が持つフェチズム、推定レオタード。
「…ぁ、は♡」
ぽつりと零した熱の乗った吐息に彼が身を固くする。それが更にこちらを煽ると彼は気づいているのだろうか。唇に乾きを覚えて舌なめずりをして、ゆっくりとトレーナーさんに近づいていく。
「…ね、とれぇなぁ。わたしをみて?みて、いいんだよ…?」
※なおあと一歩まで耐久を削ることに成功するも、獲物を前に舌なめずりという三流行為によるデバフにより、決まり手アイアンクローで轟沈した模様。
- 141二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 21:18:49
- 142二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 00:46:17
この後、責任をとって女トレーナーにも同じ勝負服を着てもらう方向へ行って欲しい(強い願望)
- 143二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 10:12:22
RTTTにもあのレオタード+パンツスタイルの勝負服は存在する事が確定した……
- 144二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 18:38:25
てかウマ娘の勝負服に関する規定とか定められてるのかな
- 145二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 20:43:43
- 146二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 20:44:40
走行中のサンタ姉貴とか横への広がりやべぇしな……
- 147二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 03:05:50
「トレーナーさんトレーナーさん、見てくださいこの勝負服」
「凄く似合ってるね」
「ありがとうございます。それはそれとしてまだ言う事ありますよね?」
「勝つのを信じてるよ」
「ありがとうございます。けどもうちょっと勝負服の事に関してですね」
「動き易そうな良いデザインだね」
「本気で言ってますかこのやろー。もっとデザイン見てくださいよこれ」
「うん、通気性も良さそうだ」
「ちげーですよ良く見やがれですよいややっぱり良く見ないで良いですおかしいですよこれなんでこんなデザインにしたんですか私」
「君の走る姿から目を逸らしたく無いから良く見ないって言うのは無理かな」
「……ありがとうございます」
「それとデザインは……うん、やっぱりサイズは調整した方が良さそうだね。太腿や胸がかなりキツそう」
「そうですよパッツパツですよ、後ろなんてお尻のラインがくっきり過ぎてやばいですよこれもう後ろのウマ娘への妨害ですよ」
「大丈夫、倫理的に問題のある物じゃなければ服装は降格、失格の処分の対象にはならないよ」
「そーじゃねーですよ、いや倫理的にも結構ギリギリですよ、女の子としてアウトですよ」
「そうかな? ならリデザインしようか、個人的には気に入ってたんだけども仕方ない」
「え、マジで言ってます? これ気に入ったんですか? ……こう言うの好みならちょっと考え直しますね……」
「君に似合う物なら何でも好みになるからまだ見ぬリデザインした勝負服も好みだよ」
「嬉しいような嬉しくないような」
「でも個人的な好みを言うならお腹を出してる方が好きだよ」
「あー、トレーナーさん腹フェチかぁ……リデザインします」 - 148二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 09:43:11
専用勝負服を作ったけどなんやかんや言い訳してトレーナーの性癖に刺さる汎用勝負服に戻るウマ娘
- 149速きこと、島風の如し23/04/18(火) 12:00:52
黄金世代と言われれば聞こえはいいが、それはメインストリームになれた一部の才能あるウマ娘たちのことだ。
私のような脇役には、関係のない話だった。
トレーニング、模擬レース、デビュー戦以降の戦績と、あらゆる面で彼女らと私は住む世界が違った。
同じ教室で学ぶ友達ではあるけれど、その近さがあるからこそ、彼女たちの遠さを痛感する。デビューから勝利を重ね、あっという間に重賞勝利をつかんだ「黄金世代」たち。G1・朝日杯FSを勝利した子は、「怪物の再来」とまで言われた。
対して私は、未勝利戦に勝てずにあがいていたのだ。
だからだろうか。
もしG1で走ることになったとき、せめて少しは注目されたいと、それでいて少しでも早く走れるように、と願った私は、かなり攻めた勝負服をデザインしたのだった。
当時トレーナーさんが暇つぶしにやっていたゲームのキャラも参考にした。ウサギみたいで可愛くいその子は、「最速の戦艦」が由来となったらしく、それも速さに飢えた私の心にヒットしたのだ。
そして、シニア期に入ってようやくG1出場の機会を得た私は、待望の勝負服を目の前にして頭を抱える羽目になったのだった。
「トレーナーさん……これ、ちょっとヤバくないですか?」
「……」
「何か言ってくださいよぉ!」
「あ、いや、すまない……。目のやり場に困って……」
「でも、トレーナーさんはこういうの好きなんでしょ?」
「そういうこと言わない。あと、あれはゲームのキャラだからで、君は現実にいる子で大切なウマ娘なんだから…」
「っ!……トレーナーさんなら、もっと見ていいんですよ?」
「……そういうこと言わない」
結局少し手直しを加えてG1に出場したが、力不足は否めず掲示板にすら届かなかった。
それでも憧れのG1で、あの「黄金世代」のみんなと競い合えたことは、少なくとも勝負の舞台に立てたという事実は、私の心を満たしてくれた。
なお、その後私はその後同期の中で一番に人生のゴールを決めた。
あの勝負服は効果絶大だったらしい。 - 150133=14923/04/18(火) 12:08:25
というわけで、スレタイに寄せて「島風風な勝負服(ウサ耳、連装砲ちゃんなし)をデザインしちゃったウマ娘」で書いてみた。
島風が「戦艦」呼びになってるのはわざとです。
アスリートの世界で頑張ってる子に戦艦と駆逐艦の違いなんてわかるめぇ。
ちなみに後日ウサ耳は別口で手に入れており、寝室のウサ耳が立ってたら夫婦の合図です。
だいたい年中立ってるのだけど、ウサギだから仕方ないね。 - 151二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 13:37:14
- 152二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 21:07:49
- 153二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 21:26:44
FGOのブレイブエリザ的なアレか。アリよりのアリなんだけど表現が難しいというか……ぱっつんより明らかにアウトになりやすいからなんとも……
- 154133=14923/04/18(火) 21:38:06
重賞勝利モブ組でグループ作ってて、その辺の本当に仲のいい子にはデザインを教えてて、当時は「あんた勝負服のデザイン変えたの?」「うん…さすがにあれはね…」「やっぱりそうだよね。変えてくれてよかったー」「わかってたの!?なら言ってよ!!」みたいなやり取りをしてた親友に、「今の方が勝負服着る機会増えてるんじゃない?それも原案の」「…なっ!…なんで知ってんの?(小声)」「やっぱり!そうだと思った!」「かまかけたの!?」「いーじゃん。ラブラブで。幸せのおすそ分けしてよー」「恥ずかしいからやめてよー」みたいなやり取りをしていてほしい。
個人的には3サイズとかはきっちり申告してるイメージ。そういう「余分なもの」が邪魔になる世界だと思うし。
なので「本体は直したけど付属品が・・・」ってので>>133~のは書いてる。
なお、島風風のはサイズ関係ない模様。上は大きくなった分、持ち上がるだけですしね。
- 155二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 21:43:39
成長すると思ってたのに全く成長しなかったせいでブカブカになる原案タマみたいな感じか?
アリ寄りのアリでしょ
今週の『ウマ娘 シンデレラグレイ』は3巻の単行本作業につき休載です
お詫びと言っては何ですが
連載前に練習してた黒セーラー勝負服ver.のタマモクロスをHDの中から発掘したので置いておきます
こっちの勝負服も好き — 久住太陽 (KUZUMI777) 2021年04月15日 - 156二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 21:44:57
タマちんそうだったの……!?
- 157二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 22:59:37
「とれーなーさーん、ちょっと手違いなのかサイズ大きいですこれ」
「うん。袖とか余ってるねこれ……いやアグネスタキオンとかサトノダイヤモンドとかネオユニヴァースとかいるから、まあ袖余りは大丈夫かもだけど」
「服もブカブカです。私のお胸が大きかったらちょうど良かったんでしょうけどねこんちくしょうめ」
「男の前でそういうの言わないの」
「80クラスに到達できず、ぷるんぷるん揺れないウマ娘が私です。なんですか一部の特大ウマ娘達は。自慢ですかこのやろー。これ見よがしに揺らしやがって。削ぎ落としてやりましょうか」
「やめなさいやめなさい」
「はぁー……」
「あっ」
「ん? とれーなーさんどうしましたか? なんで顔をあらぬ方向に?」
「いやなんでもない」
「あやしいですね。正直に答えないならウマ娘ぱわーのヘッドロックをお見舞いします」
「……怒らない?」
「言えば怒りません」
「さっきキミが前かがみになった時にその……勝負服ぶかぶかだからさ、その…………見えた」
「…………なにがですか」
「言わなきゃダメかなぁ……? オレのクビ飛ばないかなぁ」
「言ってください。リテイクに重要な意見です」
「……色々浮いてて桜色まで見えた」
「あう……」
勝負服大きすぎてこうなるパターンってあり? - 158二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 00:50:35
あ゛ぁ゛^〜いいですねぇ^〜
- 159二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 10:20:17
応急措置として見せインナーを追加するのもいいと思う
- 160二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 18:08:15
なんかそれはそれでポケモンのナンジャモみたいですけべだな……アリだな……
- 161二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 20:31:59
見せインナー、見せパン、見せブラ
見えない物を見せる文化は割とありますよねー
チラ見せのつもりがガッツリ見えてしまうシチュ - 162二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 20:35:30
- 163二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 20:44:31
要望(らしきもの)を受けたので後日談
「リテイクではなくインナーウェアを着て対応しました。いえい」
「なるほど?」
「ついでにブラもスポーツタイプにしたので万全です」
「ならよかった」
「確認してみますー?」
「どれどれ……」
カシャ
「んん?」
「タイトル『勝負服の隙間を覗き込むどすけべとれーなーさん』」
「消して!! 今すぐ!!」
「なら交換条件ですね」
「ぐぬぬぬぬ……」
「乙女の肌を見た責任、とってください」
「はい?」
「卒業したら、結婚してください」
「いやいやいやいや! そんな約束したらオレ無職になるから! ここ『学園』なんだからね!?」
「何を言いますか。通い妻エアグルーヴ先輩、家族発言タマモクロス先輩、ドイツ婚前旅行エイシンフラッシュ先輩、商店街公認ナイスネイチャ先輩とかがいるんですよ。ここは婚活学園です」
「やめーや!」
「うるせーです前科一犯」
「うぐぅっっ!!」
「証拠もあります。逃がしません」
「チクショウ!」
「ふと閃いた。このアイディアはトレーニングに活かせるかもしれない。ててーん、独占力のヒントLvが5上がりました。スキルを習得しました」
「モノローグ差し込むなー!!」
「いやらしい目線は差し込むくせに」
「ほんとすんませんっした……」
- 164二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 22:03:42
おら、ご注文はこちらでもよろしいですか!
突如振って湧いたG1レースへの出走権。正直棚ぼたもいいところだがわたしとしても、そしてトレーナーさんとしても逃す手なんてあるわけも無く。
そうなると当然『勝負服』が必要になるわけで。早速大事に大事にしまっていた自分だけの勝負服を引っ張り出して、レースで着用しても問題ないかのチェックを行う運びとなった。
そしてトレーナー室にて着替え始めてすぐに気づいた違和感。
(…なんか、致命的に、何かが足りない…!?)
おかしい。制作したのは確かに結構前だがここまで素肌を晒すような心もとない構造にしていただろうか。
下半身はショートパンツタイプなのでまだいい。だが、上半身に至っては最後の砦な勝負服専用の上の蹄鉄のみと言っていい。
一応その上から大きめのというよりもさらにダボっとした、それこそワンピースのようにも見えるアウターコートを羽織るわけなのだが、それにしたって。
アウターコートを羽織り、前をきっちり閉めるも、襟に関してはそれでも大きく開かれている。
鏡に向かって走行時のように前傾姿勢を取ってみれば、そこには確かな二つの山とそれを支える最後の砦がばっちり見えている。
直立して、そっと前を開いてみれば───
(ろ、露出好きなヘンタイさんだー!?)
流石にこれは無い。ここまで油断しきった代物だとレースでの着用は許されないだろう。首を傾げながら勝負服一色を保管していた箱を確認するが、やはり後は装飾品の類がちらほら…ん?
内容物に関する図解付きの一覧表が出て来た。念のためと確認していくと
(ええと、アウターコート、インナートップス、ショートパンツ、専用下着上下、太もも用ベルト…インナー?…あ゛!これ普段着に着ちゃってるお気に入りの奴!?)
謎が解けた。自分でもいつ買ったかはわからないままにその抜群の着心地と、トレーナーさん好みらしいのが察せられてよく練習等で着ている背中が大きく開けたネックホルター式のトップス。
専用でそろえることで紐やらなんやら隠すように設計されたという代物だった。問題は今日それを持ってきていないということで。
(ええと、一応事前チェックってことで今日は試走したりはしないって言ってたよね…)
それなら迂闊なことをしなければ問題無いハズ。そう考えてひとまず外で待ってくれているトレーナーさんを呼んだ。
- 165二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 22:04:31
トレーナーさんとしてもこの事前チェックはあくまで軽いものであるらしく、つつがなく確認は進んでいった。
そう、順調に進み過ぎたと言っていい。
なんだかんだで華のG1に出れる、勝負服を披露できるということでわたし自身浮かれていて。
何より普段とはまた違うわたしを見て露骨にどぎまぎしているトレーナーさんを見て調子に乗ってしまったのだ。
いつもの調子で手を後ろで組み、少し『前かがみになって』トレーナーさんをからかう。
「んふふー、トレーナーさぁん、惚れ直しちゃいましたかねー?」
「ああ、はいはい元から惚れてる…っ!?」
「あいた!?何すんですか!ファイル急に首元におしつける、なん…て…」
今、私は何をした?───前かがみになった。
鏡で何を確認した?───前かがみになると、『見える』
トレーナーさんの顔が赤い。私の顔も赤いだろう、ひどく熱い。何か言わないと、何か言わないと、そうだ。
「だいじょうぶですよほんばんはさらにいんなーきますしなんならこれもみせるためのやつですよ!!!!」
「落ち着け!忘れる!俺も忘れるから!!」
「わすれるってなんですかつかってくださいよしってるんですよとれーなーさんわたしのことあいしてるしおかモガー!!!!」
「使うとか言わない、というか本当に落ち着け!頼むから!」
暴走は止まらない。止まれない。
「いいですよわすれるってんならみせつけてわすれられなくしてやるですよ!!!」
- 166二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 22:05:08
そして一気にアウターコートを裾からまくり上げ、ずるりと。
致命的な感覚と、本来外気が触れてはいけない部位に外気が触れたことで時が止まる。
トレーナーさんは一瞬呆けたようにした後ですぐに目を強く閉じた、がその顔は先ほどよりも更に真っ赤で。
手から滑り落ちた裾は晒していた何もかもを一度覆い隠す。
膝は笑った後、私の言うことをまるで聞かずにへたり込んでしまう。
「…ぁは…アハハハハハ…」
「…その、大丈夫か…?」
乾いたようでいて湿気を含む泣き笑い。こちらの様子が尋常ではないということは十分わかっているのだろうトレーナーさんがおずおずと近づいてくる。来た。ので。
「せ、」
「うん?」
「せきにんとってくださいーーー!!!」
ウマ娘の力でもって押し倒した。メイクデビューはもっとムードがあるところで、という夢があったのになぁ、と。とんでもなく他人事のような思考が頭の片隅に存在した。
その後、なんだかんだで最後の一線を守り通したトレーナーさんとわたしだったが、責任は取るという言質と次のおでかけでジュエリーショップに出向くという確約を取り付けたのであった。
- 167二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 22:23:53
- 168二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 22:57:20
- 169二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 07:52:32
乙女心かわいい
- 170二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 09:00:17
- 171二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 13:53:46
- 172二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 22:23:33
試着段階では少しキツイかな程度だったのが、走っている最中に色々とズレてしまい
レース後にトレーナーに指摘され、自分の状態に初めて気づいて赤面するウマ娘もいるかもしれない - 173二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 23:05:35
名前はメロスか……
- 174二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 23:19:19
このレスは削除されています
- 175二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 06:08:54
保守
- 176二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 11:19:46
- 177二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 11:29:12
- 178二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 12:14:36
- 179二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 14:09:41
なんて高度な議論(わいだん)なんだ……
- 180二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 14:25:23
っかーここはいやしか学園ばい
- 181二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 20:57:10
- 182二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 21:01:04
これが猥談ならウマカテの3割が消し飛ぶわ
- 183二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 21:13:12
- 184二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 03:04:44
粘ってそろえれば全員谷間出てるモブのライブを作れるのか
- 185二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 11:39:08
通常時はそこまで助平ではないけれど、雨天だとメチャクチャ透けることに後から気づくパターンってまだ出てないよね?
- 186二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:50:41
練習で着た時は毎回晴れか曇りだったから気づかなかったけど、レース当日初めての雨で透けるやつですね
- 187二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:01:21
こんな感じかね?
生まれて初めてのG1、そして入着、あたしの実力以上の物が出せたと思う。
降り頻る雨も、前走者の跳ね上げる泥や芝も全く意に介する事無く走り終える事が出来た、
これも勝負服パワーなのかな?
レースの興奮だけでは無い不思議な高揚感を感じながら控室へと戻る、先に戻って居た
トレーナーさんが振り向いてあたしを見たまま──固まった
口をパクパクさせて何か言おうとしているらしいけど言葉にならない様だ、そうこうしている間に
耳まで赤くなったトレーナーさんは脱兎のごとく部屋を出て行ってしまった。
状況が理解出来ず、呆然としていると不意に電話の着信音が聞こえてきた、手荷物の中から
スマホを取り出し着信を確かめるとつい今しがた出て行ったトレーナーさんだった
一体何事かと思いつつ電話に出る。
「っ、ああ、ごめん、先ずはレースお疲れ様、それと入着おめでとう」
「あ、はい、えっと・・・一体どうしちゃったんですか?いきなり部屋から出て行って?」
「その、勝負服の事で後で相談したい事があるんだ、先ずは着替えて──その前に一度
鏡を見ておいてくれるかな?」
「え?鏡・・・ですか?」
「風邪ひいちゃいけないから、シャワー浴びて早く着替えてね、これで切るから」
- 188二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:02:51
まあ「お前その恰好で走るのか」って思うモブはいる(水着やウェディングから目は逸らしつつ)
- 18918723/04/23(日) 00:03:10
続き
そう言って電話は切られてしまった、頭の周りを?マークが飛び回っている状態のあたしは言われるままに
姿見を確認し、映し出された自分を見て──固まった。
雨や汗を吸って文字どうり身体に張り付いてしまったコンプレッションスーツ
くっきりと線が浮き出てしまっている上下のインナー、流石に中まで透けてはいないが形を見て取れる胸の先端や
おへそ周り等々、色々と宜しくないモノが見えていた。
──ああ、これはぬかりました、流石に雨の事は考えて無かったなぁと何処か他人事の様に考えて──
何でトレーナーさんは出て行ったんだっけ?そう言えば勝負服の相談とかって言ってたよね?
──つまり、見られた?──
「っ!!!」全身から汗が噴き出す、顔が火を噴きそうなくらい熱い、膝が笑ってよろけそうになるのを
何とか踏みとどまる。
落ち着け、落ち着けあたし、先ずは着替えてシャワーを、いや、着替える前にシャワーを浴びないと──
とにかく落ち着こう!!
その後、トレーナーさんとの「お話し」で勝負服の素材を変更することで事なきを得た。
──変更前のスーツは個人的に取ってあるのは内緒の話── - 190二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:44:50
スレも終盤、話題もぶった切りになっちまうが折角書き連ねた代物を投下しとくぜ
テーマはアーマーブレイク(暗喩)と爛れた二人でダラダラ会話だ
◇
音が響いて、開放感を得た。その時、ふと閃いた。
◇
「トレーナー、着替え終わりましたよ~」
「あいよ、入るぞ」
「いらっしゃ~い」
「ここは俺の自宅なわけだが」
「まぁまぁ。それはそうとどうですかこの勝負服、お直しシーズンともいわれる夏前のお披露目です」
「似合ってはいる…けど、事前に報告を受けていたのと随分、着こなしが違うな」
流石に言及された。それはそうだろう、本来私の勝負服は言葉にするとおしゃれめで首元が大きく開いた半袖Tシャツの上にスカジャンを羽織り、キュロットといった構成が基本。
露出はそこまで無かったのだが、今の私の姿は夏フェスの時の服装よろしくTシャツの裾をバストから少し下の位置で結び、お腹と背中を大きく露出させている。
また、そんな着こなしだったので本来表には出てくる予定の無かった内緒のお洒落もお披露目されている。
「ふふん、どうですかこの見せパン紐。オトコノヒトってこういうの好きですよね~」
「セクハラですね上に相談します…」
「手厳しいですね、引っ張ります?」
「本当にセクハラです」
「むぅ、ツレナイですねぇ」
それでもやはり目は引くのだろう、お腹周りにほんのりと熱を感じ、いたずら心に従ってトレーナーの手を取る。 - 191二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:45:17
「おい…おい」
「んっ…。触ってしまいましたね、脇腹」
「強制的に触らせてるだろ」
「そうですよ?だからセクハラにはなりませんよ私が望んでるんですから」
視線には呆れが強く出ているが重ねた手を無理やり外そうとはしていない。その事実にじわじわとクるものとある種のよろこびを感じる。
他にもいろいろなところを触ってもらおうか、と企んだ瞬間にさっと手を外され、少し残念。
トレーナーがソファに腰を下ろしたので、いつものようにその左隣に腰を下ろす。
「正直そんな代物仕込んでるのは聞いてなかった訳だが」
「イイ女ってのは見えないとこのお洒落にも気を抜かないのですよ、知りませんでしたか」
「その、なんだ。抵抗とか、大丈夫か」
「…ぁは、すけべさん♡安心してくださいよ本気下着の上から見せパン履いてて、その見せパンのヒモですよ」
「さよか」
「ええ。ほらこれ見てくださいよ私のキュロットって大分マージンとっているから、どうしても見えかねないってことでその対策も兼ねてるんです」
「わかったから裾をそう引っ張り上げない」
「じゃ、ちょっと怪しいアングルで撮った写真をどうぞ」
「…どう見ても盗撮のそれだ…」
「ちなみにですね、このちらっと見えてるのはちょっと本気のローライズの生地がはみdすいません予兆無しのアイアンクローはやめませんか解除、解除で」
「女性からでもセクハラは成立すると何度…後、今度の手直しで見せの部分はスパッツに変更な」
「紐は」
「…残したいなら残しても良い」
「むっつrデコピン!」
まったく、と言わんばかりのトレーナーだが、その頬はちょっと赤くてやっぱりクるものがある。
しかしながらほんの少し不満も出て来た。せっかく事前に作成時の自撮りも見せたのに、大きな変化に誤魔化されているのか気づいていない。
- 192二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:45:49
「トレーナー、腕を拝借~」
「はいはい」
「ふふ~やはりトレーナーの腕は良く馴染みますねぇ」
「ネットミームな赤髪か?」
「でもよ、トレーナー…腕が!」
「ヌシだったかー………んん?」
ふざけた会話をしているうちにトレーナーの顔が怪訝なものになり、何かを察したのか表情が固まる。
にやにやしていると、少々低くなった声が発せられた。
「おい、どうして──つけてない?」
「お気づきになりましたか~。こちらをご覧ください。残骸です。上の元インナーとも言います」
「恥じらいはどこに」
「恋する乙女は無敵なので。勝負服は年に一度、合宿合わせで夏に手直しするのが定例なわけですよ」
「サイズが合わなくなっていた、と」
「頑張ってはくれてたんですけどね、ぶちぃって。本気も見せも合わせていっちゃいました。おかげで今とても自由です」
「それで夏フェス衣装ヨロシク結んで保持もどきか?ちなみに普段つけているものは」
「流石に色々と不適で…肩、結構広く見せてるので肩紐見えちゃうんで。それとも生よりそっちがおこのmすいません構えはやめてください」
「あまり煽るな」
「おねだりのための先行投資ってやつですよ」
手から落とした残骸がトレーナーの腿の上に落ちる。視線は互いに合わせて外さない…と見せて一瞬私の胸元に注意が逸れたのに、やはり仄暗い愉悦を感じる。
そのまま腕を挟み込んだまま耳元に顔を寄せて、囁く。
- 193二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:48:03
「…トレーナーと出会ってからどんどん大きくなって、何回も買い替えて…大変なんですよ?」
「買い替えの資金は出しているだろ。君の賞金からの積み立てからって形だが」
「そこがちょっと不満なんですよねぇ。いちいちこっちのツボ押してキュンキュンさせてきた結果なんですから、責任取ってくださいよ」
「不満ってなにが。──大体、もう貰うし、くれてやるって約束はしただろうに」
「繊細でワガママな乙女心がわかりませんか。なら私の一勝です。のでトレーナー、勝者の要求として今日この後おでかけして、採寸も兼ねていつもお世話になってる店に行きましょう」
「…店には入らんぞ」
「ダメです。一緒に来てもらいます」
「目的は?」
「折角ですし、トレーナー好みの一品を贈って欲しいなと」
「…お前それ意味を」
「わかって言ってますよ?だからバクバクしてるの、わかるでしょ?」
「…手、貸せ」
「ん…ふふ、バクバクしてますねーそちらも。成功ですかね」
「遺憾ながら、な。さ、着替えてくれ」
「おや。では折角ですしトレーナーさん見るついでに採寸しまsチョップ!」
「出かけるんだろう?先コンビニに行ってくるから着替えておいてくれ。欲しいものなにかあるか?」
「ではいつものお茶…は荷物になりますか。特に無しですかね…行ってらっしゃい」
部屋を出ていく背中を見送り、ゆっくりと着替え始める。きっとこちらの着替えが終わったらそう間を開けずに帰ってくるだろうという確信がある。
今日のおでかけ、デートで彼はおねだりしたモノを買ってくれるだろうか。
─おしまい─
誓って一線は(まだ)超えてません
- 194二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:56:58
このスレももうすぐ終わってしまうと思うとなんか寂しいな……
- 195>>17223/04/23(日) 11:10:40
続いてほしいけどSS書けないから、続けていいものか分からない
- 196二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 11:57:03
今は続かなくても、いつか同じような概念でスレが立つはず。
G1未出走で集まって卒業記念に勝負服を持ち寄って記念撮影して、家族LANEに流したら家族からアンタの勝負服きわどいよ?と言われる - 197二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 15:35:09
スレが終わることはそう大そうなことではない。
数多あるモブウマ娘の妄想のほんの一欠片。このスレと異なる新たな概念が、今この瞬間にも産声を上げている。それらがまた形となって、スレとなるだろう。
何の心配もいらぬ。私たちはいつでもスレの終わりを見届ければよい。 - 198二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 16:01:50
未勝利限定G1というレース開催したらどうだろうか
- 199二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 17:25:02
- 200二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 17:26:01
200ならそのうち>>199が開催