- 1二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 21:04:51
- 2二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 21:09:47
魔女スレッタちゃんかわいいですよね…以下妄想↓
別の魔女(エラン様や4BBA)に使い魔としてはるか昔に強制的に契約させられて、契約の代償的なもので死にかけてる4号くんを見つけたつよつよ魔女のスレッタちゃんが、使い魔契約を上書きして連れて帰って一緒に暮らす4号✕魔女ッタが見たいです - 3二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 21:14:07
ありがとうございます〜!
いいですね…瀕死の4号くんを献身的に看病する魔女ッタちゃん…元気になったらお別れするつもりだったス(魔女のせいで瀕死になった4なので魔女や魔法から解放したい)とずっと一緒にいるつもりだった4(スが好き)の初めての喧嘩まで妄想してしまいました🌸
- 4二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 21:22:52
13話でプロスペラが「魔法使い」と言われているのを聞いて、魔法使いの呪いで魔女になったスレッタを、キスで同世代の優しい男の子に恋をした普通の少女にする4号まで考えてしまったよね
- 5二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 21:55:53
スレ画かわいい
長生きな魔法使いエランさんのところに、お母さんから魔法を教わってきなさいと言われて短期の間だけ(一ヶ月とか)やって来た、新米魔女のスレッタちゃんですか?お供の使い魔はエアリアルくんちゃんですか?
どうせすぐに別れるからと人との交流を絶ってきた彼に、鬱陶しい位ぐいぐいくる少女との交流の物語ですか?
読みたいです - 6二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:03:09
使い魔烏の4号くんと魔女スレッタちゃんで、
同じ種族である烏の番を見つけて結ばれると思ってて、4号くんが好きだけど我慢して伝えず番を連れてきたら祝福するつもりのスちゃんともうスレッタちゃんと番だとてっきり思ってた愛が誰よりも深くて重い4号くんのアンジャッシュ→和解後ラブラブ番生活♡が見てみたいです - 7二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:09:26
4が使い魔鴉の場合魔女ッタとは主従関係になるけど、スレッタは変わらず「エランさん」呼びなのがまたいいよね…
- 8二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:14:57
使い魔烏だった4君(元人間だったけど忘れてる)が捨てられたところを魔女ッタちゃんに拾われ
一緒に暮らしていくうちに情が移り何かで魔女ッタちゃんを庇って死んだところ
悲しんだ魔女ッタちゃんが全ての力を使って4君にキスして蘇らせたら
死で呪いが解けて4君は人間に戻り
魔女ッタちゃんも魔女でなくなり普通の人間同士で再び出会うみたいな話はどうです??? - 9二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:20:08
ド好みすぎますね…たまたま同じ烏の雌と仲良さげ(※向こうから話しかけられただけ)にしてたのを目撃しちゃったスレッタが勘違いして、エランさん番ができたんだ…!もうお別れしなきゃ…!となって他の使い魔と契約しようとして激おこになる4くんが見たいです先生!!
- 10二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:24:45
鳥類って人間でも関係なく番と見るのでキラキラした物をあげて求愛する烏4号とよく分からずに受け取って嬉しそうにしてる魔女ッタのすれ違いが見たいっす
- 11二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:27:02
調べたらカラスは一度番となった相手とは、何度も番になるらしいと書いてある記事を見かけてたんですが、一途ですね
- 12二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:30:23
人里離れた森の奥にひっそり暮らす魔女スレッタが冬のある日羽を怪我をしたカラスを拾って傷が癒えるまで一緒に過ごすんだ。
カラスは最初スレッタを警戒していたけどだんだんと穏やかな目でスレッタを見るようになりスレッタもそんなカラスと一緒に過ごすのは孤独がまぎれて好きだった。春になり翼が癒えたカラスはスレッタの元を飛び立った後そのまま戻ってこなかった。スレッタはまた一人になった。
カラスが消えて季節また冬になる頃見知らぬ同年代の男の子が弟子入りしたいと訪ねてくる、スレッタは最初断るつもりだったけれどどこか懐かしさを感じ弟子として受け入れることにする。 - 13二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:50:18
スレ主です🌸皆さん書き込みありがとうございます!沸るものばかりで興奮してます…興奮しすぎて魔女ッタちゃんに求愛する使い魔鴉4くんのSS書いてしまいました(嫌だったら消しますので言ってください💦)
♦︎♦︎♦︎
わあ、綺麗、ありがとうございます、と笑顔を向けられて、エランはほっと胸を撫で下ろした。──どうやら、今日の贈り物も気に入ってもらえたようだ。
エランは魔女の使い魔の鴉である。エランは自身の主人である魔女のスレッタに恋をしていた。
かつてエランが怪我をして瀕死の状態で森に蹲っていた時、スレッタに助けてもらってからというもの、エランはずっとスレッタのことが好きだった。怪我が治ったからお別れですね、と寂しそうに笑うスレッタをなんとか説き伏せ、主従契約を結んだのは遠い昔の話である。
そんなエランの日課はスレッタに求愛することであった。
きらきらしたもの、綺麗なもの、美しいもの、そういったものを見つけては、エランはスレッタに贈っていた。鴉であるエランにとってきらきらしたものは心惹かれるものだし、人間もまた求愛するときには綺麗なものを贈るそうである。なるほど人間も鴉も求愛は同じなのだな、とエランは本を読んで学んだのだ。
しかし、何をどれだけ渡そうとも、スレッタの態度は変わらなかった。分かりやすい彼女のこと、エランからの求愛を受け入れて番になったならばもっと色々反応があるだろう、とエランは想像していたが、スレッタは嬉しいと喜びはするものの、それまでとエランに対する態度はなんら変わらないのである。
エランは悩んだ。スレッタはなぜ求愛を受け入れてくれないのだろうか。嫌がっている様子も不快に思っている様子もなく、寧ろ喜んでいる風であるのに。
そしてエランは本を読んで勉強した。それによると、人間は求愛の際には宝石を指輪にして贈ることが一般的であるらしい。なるほどだからスレッタは求愛を受け入れてくれなかったのか。エランは納得した。ならば話は早い。宝石を集めて指輪にすればいいのだ。エランはその日から宝石集めに励んだ。
──そもそもスレッタはエランからの贈り物を求愛として認識していなかったのだと知るのは、せっせと宝石を集めるエランの姿に少し寂しそうな顔をしたスレッタから、「エランさん、もし番う相手ができたら、その時は紹介してくださいね」と言われてからであった。 - 14二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 22:58:11
求愛する前にお堅いんだねこっちじゃ全然アリだよって言っておかないといけなかったんだ…
- 15二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 23:32:59
ちゃんと言葉にしないと伝わらないこともあるよね
- 16二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:05:21
EDのダークな感じから妄想
生まれて初めて街に出た新米魔女スレッタが、世間知らずゆえにお城に連行されるところから始まる物語
魔女というだけで差別され詰問されるスレッタを出会ったばかりの王子エランが助ける
偏見なく1人の女の子として接してくれるエランに徐々に惹かれていくスレッタと、彼女との交流によって王子として生きることに意味も希望も見出せず虚だった心に変化が起きたエラン
しかし彼には国が決めた婚約者がいた
(どこにも行かないで、いっしょにいて)言葉にできない恋心と良心との狭間で苦しむスレッタ
そんな彼女にエランは「ずっといっしょにいたい、君を決して1人にはさせない」と伝える
エランの本心を知ったスレッタは誰にも彼を渡したくないという自分の気持ちを認め、彼に呪いをかける決意をする・・・皆の憧れの王子様を魔女の、自分だけの使い魔に変える呪いを
純真無垢だった少女が、王子様と共にあるために本物の魔女になる話 - 17二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 07:27:14
ああ〜沁みる…ダークなのもいいよね…恋をして魔女として覚醒してしまうスレッタちゃん…
- 18二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 10:37:52
不吉の象徴の黒い羽
忌み嫌われ迫害され、ボロボロになった一羽の鴉を救ったのは、代々続く強大な呪いを身体に秘めた、心優しい魔女だったーー
って感じでお互いが幼い頃に出会って、共に成長していくとかいいなって
使い魔くん、いつも無表情なのに引くほど過保護になりそう
そんでもって魔女レッタの前に跪いて頭撫でてもらうの好きそう - 19二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 12:24:29
スレ主です🌸
滾りまくる魔女ッタちゃんと4くんのお話を書き込みありがとうございます!このスレに書かれた設定(?)は全てフリー素材ということにしたいのですが、大丈夫ですか? - 20二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 16:29:42
>>5を書きこみましたが、フリー大丈夫ですよ
- 21二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 17:54:30
>>16を書きました
フリーでどうぞ使ってください
- 22二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 18:59:14
>>12ですがご自由にどうぞ~
- 23二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 20:10:30新米魔女と呪われたカラス いつかの時代、どこかの世界。
とある所に、ベネリット王国という大きな国がありました。
ベネリット王国は中心の王都と、それを囲うように作られた大きな3つの街からなる国でした。
その王都の隅にポツンと存在する小さな森に、1人の新米魔女が暮らしていました。
魔女の名前はスレッタ・マーキュリー。真っ赤な髪とまんまる眉毛が特徴的な、どことなくタヌキを連想させる風貌の女の子です。
スレッタの母親はプロスペラという魔女で、ベネリット王国でその名を知らない人間はいません。
プロスペラは強大な魔力とそれを難なく扱えてしまう才能を持ち合わせた偉大な魔女で、その腕を見込まれ王家直属の魔術師として王室で働いているのです。
王室で働いているプロスペラは滅多に家に帰ってきませんが、その代わりにスレッタのそばにはいつも使い魔のエアリアルがいるので、スレッタはちっとも寂しくありませんでした。
エアリアルはスレッタのためにプロスペラが魔法で生み出した精霊で、そんな芸当が出来る魔女は広い世界の中でも片手で足りる程しかいません。
それ故にプロスペラを恐れる者も少なからずいますが、スレッタはそんな母が大好きで、いつか自…telegra.ph魔女に呪われた少年ベネリット王国の王都を囲む3つ街のうちの一つ、ペイル街に1人の心優しい少年がいました。少年は幼い頃に父親を事故で亡くし、母親と2人で暮らしていました。
父親がいない事もあり生活は決して楽ではありませんでしたが、少年は自分を不幸だとは思いません。優しい母と母想いの息子で、支え合って幸せに暮らしていたのです。
少年があと少しで18歳の誕生日を迎えようとしていた頃、少年は街でとある話を耳にしました。
なんでも、街一番の権力者であるケレス家が、住み込みの使用人を募集しているというのです。
しかも採用条件は18歳未満の男というだけで、それさえ満たしていれば身分も関係なく雇って貰えると。
少年にとって、これはとても美味しい話でした。
ケレス家は街一番の権力者というだけあり、そのお屋敷はとても大きくて豪華です。そんなお屋敷の持ち主となれば、きっととてもお金持ちなのでしょう。
そこに住み込みで働くとなれば、沢山のお金が貰えるはずです。少年自身はあまりお金には興味がありませんでしたが、お金があればその分母親に良い生活をさせてあげられます。
母親と離れて暮らす事になるのは寂しいですが、それで母親が良い暮ら…telegra.ph以前書き逃げSSスレに投げたやつ。
一応大まかなプロットは考えててこの後エラスレになる予定だったけど結局エラスレパートに辿り着く前に力尽きました
- 24二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 20:31:39
スレ主です🌸書き込みありがとうございます〜!
この世に一つでも魔女ッタちゃんと4くんの物語が増えますように…🙏ということでこのスレの書き込みは基本フリー素材とさせて頂きます!支部でもTwitterでも、勿論このスレにでも、描いたり書いたりしてくださると嬉しいです! - 25二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 20:34:39
ということで私もまた書かせて頂きました!>>16の設定をお借りしてます🌸結婚前夜に失踪した王子と魔女のお話です!
♦︎♦︎♦︎
「待って」
ぐい、と彼女の手を掴んで引く。ばっと振り返った瞳にはたっぷりと涙が浮かんでいて、エランの胸は締め付けられた。ふる、とその小さな唇が震えて、彼女はぽろぽろと涙を零した。
「や、です、もう、帰ります。……だって明日は、エランさんの結婚式、だから、」
その言葉を口にするのが身を裂かれるようにつらい、という様子で、彼女は大粒の涙を溢れさせる。それにどこか仄暗い喜びを感じてしまいながら、エランはその手をぐいと引いて自分の腕の中に彼女を閉じ込めた。
「っ、離して、!」
「また、一人になるつもりなの?」
エランの問いかけに、腕の中の身体がぎくりと強張る。魔女というだけで拘束され、城に連れて来られたときのように、彼女はぷるぷると小さく震えていた。それをより強く抱きしめて、エランは絞り出すように言った。
「僕も一緒に行く。……絶対に、君を一人にはしない」
「そ、んなの、っ!」
だめです、と言おうとした唇を塞ぐ。一瞬逃げるように身動いだ身体は、けれどやがてゆっくりと力を抜いてエランに寄り添った。
息が苦しくなるまで唇を重ね合わせて、エランは彼女の瞳を覗き込んだ。青い瞳はゆらゆらと揺れていて、彼女の躊躇いを映しているようだった。
「ずっと一緒にいたい。君が好きなんだ、──スレッタ」
エランが告げた瞬間、スレッタの瞳から大粒の涙が一つ零れた。瞬きするたびに弾けて消える涙の粒は、月明かりを反射してきらきらと輝いていた。今までに見たどんな宝石よりも綺麗だと、エランは思った。
「いいん、ですか」
「もちろん。……君が、嫌でなければ」
「いや、じゃない、……嬉しい、です」
そう言って、スレッタは涙の跡の残る顔で笑った。自分より少し背の高いエランに届くように背伸びをして、スレッタは囁いた。
「私も、あなたが好きです」
ちゅう、とエランに口付けて、スレッタは目一杯の呪いをかけた。
──翌朝、第二王子が行方不明になったとの情報が国中を駆け回った。
- 26二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 20:59:41
おにロリが見たかったそれだけなんだ反省はしていない
人里離れた森の中でひっそりと暮らしている魔術師のエラン。人避けの魔術を施して静かな筈の森の中が妙に騒がしい、一応確認のため見回っていると赤毛の幼い女の子が一人で泣いている。こんなところで迷子になってるとも思えないし捨て子だろう…何の気紛れか哀れに思ったのか、他人を遠ざけるように過ごしていたエランは女の子を連れて帰って育てることにするのだった。
女の子の名前はスレッタ、最初の方こそお母さんに会いたいとぐずっていたが、しばらく過ごす内にすっかりエランに懐いていた。今はエランのやることに興味津々で何でも真似たがる、彼の行使する魔術も例外ではなく見よう見まねでやっては当然上手くいかず危ないから駄目と注意されて泣き出すのを繰り返している。
何度言っても魔術の真似をやめないスレッタに根負けして遂に初歩的な魔術を教えることに。まだ幼いため理解が難しい部分はあるがなかなか筋はいい、教えることが楽しくなってきたエランは様々な魔術をスレッタに授けることにした。
こんな感じの拾われたロリスレッタが魔女見習いになる話が見たいよ… - 27おとぎ話風 スレッタサイド23/04/14(金) 22:56:10
ちょっとおとぎ話風に(おとぎ話風に書く時間が無いので設定だけ)
森に住む魔女スレッタ。彼女には大切なお友達がいる。
それは光の加減で、翡翠色の様にも見える白く美しい羽を持つ一羽の烏。
一人立ちをして、知り合いも誰もいないスレッタと初めてお友達になったのが彼だった。
彼が窓のガラスをコツコツと叩く音からスレッタの一日が始まる。
一緒に食事をし、余暇をお喋りしながらゆっくりと過ごす。そんな日々が、スレッタは大好きだった。
だが、ある日を境に烏はぱったりと来なくなる。仕事を忘れていくら探しても、烏を見つけることはとうとうできなかった。街に住む彼女の友人や知り合い達も心配し、顔を見に来たが、その悲しみを癒すことはできなかった。
そんなある日、魔女の店に一人の旅人がやって来る。
緑がかった薄い金色の髪に、美しい緑色の瞳。
青年は、エラン・ケレスと名乗った。 - 28おとぎ話風 エランサイドその123/04/14(金) 22:57:18
エランは烏である。
他の烏達よりも一回りも大きく、色も白い。周りとは違う姿に同胞達はエランを恐がった。しかし、元々周りに興味のなかったエランには、そんなことはどうでもいいことであった。まだ雛だった頃、今は亡き母親に愛されていたことは覚えているし、遠くへ巣だった兄弟達との仲も悪くはなかった。だから孤独だとは思ってもいなかったし、そのままで良いと思っていた。あの日までは。
油断した。無視をすればいいものを、その日は虫の居所が悪く同胞達の挑発に乗ってしまった。普段であれば軽くいなせるものを、冷静さを欠いていたため傷を追い地に落ちてしまった。このまま獣の餌にでもなるのだろうか。
狩る側が狩られる側になっただけの話だ。朦朧とする意識の中、何か暖かい物に持ち上げられる感触がした。とうとう、この短かった人生ともお別れの時が来たようだ。諦めたように、エランは意識を手放した。
僅かな痛みと、木の枝と違う柔らかな感触にエランは意識を取り戻す。
柔らかな暖かい空気の中から、一つの声が降り注ぐ。
「よかった。目を覚ましたんだね」
それがスレッタ・マーキュリー。彼女との出会いだった。
スレッタの献身的な看病のおかげで、エランは徐々に元気を取り戻していった。
最初は、どうして人間が自分なんかを看病するのかと思い警戒していたが、彼女と過ごすうちに純粋な善意だと知ることができた。
怪我が治り森へ帰った後も、時折エランはスレッタの元を訪ねた。
言葉が通じる訳では無いが、彼女と過ごす時間は、エランにとって何物にも代えがたい物となっていた。
スレッタは、魔女である。森で店を開き、時には薬を、時には呪い(まじない)をしながら生活をしていた。
店ではなく彼女の元へ訪ねる者達も次第に多くなっていった。白い髪の少女や、ピンクや青みがかった黒い髪の少女達が来るときは、とても楽しそうに笑っていた。エランはその姿を見るのが、好きだった。
桃色の前髪を持つ青年が来るときは、いつも丁寧な彼女とは違い、おどおどしながらもとても強い瞳で見つめながら、言い返していた。エランは何故だか、この青年が気に入らなかった。
- 29おとぎ話風 エランサイドその223/04/14(金) 22:57:34
幾つかの時が過ぎ、また春がくる。森の同胞達は番を作り子をなしている。エランも興味が無いわけではない。本能に刻まれているように、番をつくるべきだとは思う。しかし、誰ともその気にはなれなかった。
そんなある日、同胞達がある話をしているのが耳に入った。その話を聞き、自分の中に燻る思いがなんなのかエランはようやく理解した。
失敗は許されない。もしも彼女に正体を知られてしまえば、二度とこの姿にはなれないだろう。それでも、ずっと彼女の傍にいるには、これしかないのだ。
エラン・ケレスは――一羽の烏は、スレッタ・マーキュリー。
人間の少女に恋をしていた
という感じで、おまじないをして人間になったエランさんが、スレッタちゃんに想いを伝えたり、共に過ごしたり、正体がばれてしまったり、そのまま人間になったり、それとも烏に戻ってスレッタちゃんの傍にいたりするお話を読みたいです
おまじないは、意中の相手に正体がちゃんとバレたら、元の姿に戻って二度と人間にはなれないよ。というような感じです
- 30二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 23:43:43
- 31二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 00:12:19
おとぎ話風ありがとうございます〜!!ファラクトの影響か黒い烏でばかり想像してしまってましたが、白い烏も素敵ですね…✨どうか幸せになってほしいです…!
- 32二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 00:17:25
ありがとうございます!
おまじないは、魔女に教わったバージョンも考えていましたが、同胞からの又聞きに収まりました
スレッタママや、気弱そうな魔女に四人の魔女
四人の魔女は代償が大きそうだなと思い止めましたが、それはそれで物語として面白そうかもしれない
エランさんにかけられた代償というなの呪いを打ち払うために、四人の魔女に挑むスレッタちゃんとか
- 33二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 05:19:22
めちゃくちゃ面白い!続きは読めないのでしょうか…
- 34二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 13:10:32
保守
- 35二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 16:08:16
- 36二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 17:20:40
エランがそれに気づいたのは、まだ日の昇らない深い森の中、生い茂る木の枝に降り立った時だった。
眠るスレッタを残し、鴉に姿を変えて家を出たのは、彼女の好物の苔桃を摘みに行くためだ。腕の中のぬくもりには抗いがたい魅力があったが、昨晩、空になったジャムの瓶を残念そうに見つめていた顔を思い出し、彼女を笑顔にしたいというもう一つの欲がまさったためである。
エランははじめ、翼にあるそれを木の葉か何かだと思った。だが、羽ばたいても落ちないそれに嘴を寄せた時、それが、真っ黒な翼の中で唯一、紅く色付いている自身の羽だと気がつき……
○恋人関係になり、魔力供給の結果が体に現れたエラン。嬉しくて見せびらかしたい、様や5君にもひやかされる。でもスレッタに見つかると恥ずかしがって戻されてしまう。ので、紅く変わった羽はこっそり抜いて隠してる。宝物。 - 37二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 18:47:33
- 38二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 18:53:27
すてきな作品が増えてくのが楽しい〜
読ませていただきありがとうございます - 392323/04/15(土) 20:10:16
>>23の書きたいところだけ書いたヤツを完成させました。脳内設定をベースに書いてる不親切設計です。
前半グエルが出てますが扱いはあんまり良くないので(ぶっちゃけ当て馬です。申し訳ない)一応閲覧注意
新米魔女と呪われたカラス 〜新米騎士を添えて〜「──スレッタ・マーキュリー。俺と結婚してくれ」……何だこれは。
目の前で突如行われたプロポーズに、エランは絶句しました。
旅の途中で偶然出会った新米騎士のグエルとひょんな事から共に魔獣の討伐に挑む事となったスレッタは、グエルやエラン、エアリアルと共に協力してどうにか魔獣の討伐に成功しました。
魔獣にトドメの一撃を放った際に負傷したグエルに治癒魔法をかけ、彼の強さを素直に賞賛したスレッタに待っていたのは、自身に刺々しい態度を取っていたはずのグエルからの突然の求婚でした。
突然の事にパニックになり、グエルに取られた手を振り払うことも出来ずに固まっていると、不意にグエルに向かって黒い塊が猛スピードで突っ込んでいきました。
「うおっ!?」
「エランさん!?」
エランはどこか怒った様子でグエルに向かってガアガアと鳴き、その鋭い嘴で容赦なくグエルをビシバシと攻撃します。
スレッタはプロポーズの事を忘れて慌ててエランを抱え込み、グエルへの攻撃をやめさせました。
「エランさん、落ち着いてください! ど、どうしちゃったんですか急に…?」
『君みたいな半人前の男がスレッタに求婚なんて100万年早いよ』…telegra.ph - 40二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 20:17:21
書き逃げスレから好きだったけど続きが読めてうれしいです
- 41二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 21:06:29
- 42二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 21:07:45
- 43二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 21:56:36
アスティカシア使い魔争奪戦
〜エランさんと契約するのはわたしですっ!〜
かつて行われた魔女狩りの影響で使い魔が激減した世界アドステラ
使い魔は今や希少で価値があり、彼らを巡って魔女同士が争うことも珍しくない
ここ、魔女と使い魔が集うアスティカシア高等魔法学園でも、使い魔を賭けた決闘が日夜繰り広げられている
今日もーー・・・
「エランさんと契約するのは、わたし、ですっ!」
スレッタ:辺境からの転入生。使い魔みたいな言動が目立つが歴とした魔女。
使い魔かもと噂された挙句、契約したがる魔女達に追い回されるはめになる。ピンチのたびに一学年先輩のエランに助けられ、胸の高鳴りを覚えている。
後に契約を賭けた決闘を受けざるを得なくなった際に圧勝し、魔女であることと類い稀な実力を持つことを学園中に知らしめた。
エラン:使い魔であることをひた隠して学園に通う少年。力が強く優秀で、魔女以上に魔法に長けているため正体がバレたことはない。
スレッタも使い魔かもしれないという誤解のもと、彼女が不本意な契約を強制されないよう助けている。スレッタが魔女と知ってから一時ギクシャクしたが紆余曲折あって和解。現在は契約前提の関係。
人とワタリガラス両方の姿をもつ。
ミオリネ:学園理事長の娘。実は魔女でも使い魔でもなく、かつて魔女狩りを主導したレンブラン家の子孫。父親によって学園に放り込まれ不満を溜め込んでいるが、いちおう先祖の過ちを償うためという名目があるので我慢している。
成り行きでスレッタの保護者になる。
こんな感じの学園もの設定で本編では出来なかった学園イベントしてほしい - 44二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 02:38:17
続き
「随分とお盛んじゃないか。」
エランは紅茶のカップを優雅に傾けながら、目の前の男に話しかけた。その声は気色に満ちている。自分と同じ顔が同じように紅茶を口にするさまは、普段なら陰鬱でしかない。だが今は、むしろ、そのすました顔が可笑しくて仕方がない。
この同胞が、瀕死の状態で屋敷から抜け出したあげく、東の紅い魔女の使役に収まっていることが判明したのは、季節を一周りほど遡ったころだった。そこから紆余曲折を経て、こうして紅い魔女、スレッタが作ったジャムをおすそ分けに届ける程度に交流が続いている。
同胞の中でも、感情に起伏がなく面白みのない4号。鴉の姿で屋敷に訪れた、その黒い翼に赤い羽を見つけ、その意味を理解した時から、どうやってからかってやろう、エランは自然と口角が上がるのを抑えることはしなかった。
「いいなぁ。スレッタの魔力、とっても美味しいもんね。」受け取ったジャムをたっぷりと塗ったスコーンを頬張りながら、そう声をかけたのは、同席していた5号である。
僕も直接食べてみたいな、とこちらもからかう素振りで4号に目を向けた…。
○エラン様は膨大な魔力を持つ翡翠色の
- 45二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 03:07:10
>>44 途中で投稿してしまいました。
○エラン様は膨大な魔力を持つ翡翠色の鴉
○4人の魔女が更に力を得ようと、魔力の強い子供とエラン様の羽から4号、5号を作った
○4人の魔女のもとに魔女見習いとして一時期預けられたスレッタ。魔女として村を追われた後、娘を亡くしたプロスペラに保護されたとう過去があり、魔力の制御と娘の変わりであるということに悩む。
○自身の境遇を重ね、4号はスレッタに興味を持つ。スレッタが屋敷を去ったあとも想いは募る。使役者である4人の魔女以外の魔女に、心を奪われる=呪いとなり、翡翠色から黒色の鴉に変化。使い捨て、瀕死の状態に。最後に一目スレッタに会いたいと屋敷を抜け出す。
○基本ハッピー&ドタバタコメディー
なんやかんやで皆仲良し!
- 46二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 08:56:37
めちゃくちゃ興奮するんだが…どれも読みたいよ…
使い魔だと隠して同類かと思って優しく接してたら実は魔女だと知った4くん…本編と奇跡のリンクしてて最高… - 47二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 10:47:02
ちゅーなどの接触によって魔力補給する使い魔4くん、たくさんスレッタちゃんとイチャイチャしたいけど、それをしたらスレッタちゃんの魔力を奪っちゃうから我慢してる 全然触れてくれない4くんにしょんぼりしちゃう魔女ッタちゃんが見たいです
- 48二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 15:51:40
近くの人の気(魔力)を無意識に吸うからあんまり人の近くに寄れない×生まれつき気(魔力)を作り過ぎる体質で暴走しないように体にためすぎて病弱に見える
あるアプリのイベントの物語をふと思い出した時、この2人に少しアレンジしてあてはめてみたら萌えたんです
魔女スレッタ、魔法使い、使い魔4号どちらに当てても合いそう - 49二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 16:05:53
視点を変えて、魔法使いエランと使い魔スレッタはいかがですか?
- 50二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 18:41:42
- 51二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 19:54:51
使い魔姿の甘えたい時は、足に頭をぐりぐり押し付けて(エランさんエランさんかまってかまって)するけど、人間の姿の時は甘えたくても恥ずかしくてすぐに物影に隠れるスレッタちゃん概念
元々のイメージ動物は犬らしいので、タヌキの姿の時も尻尾をぶんぶん振ってる幻覚が見えそう
- 52二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 20:00:57
エランさんにたくさんご飯食べさせてもらってぷくぷくになるスレッたぬきですか!?エランさんにぎゅっとされて「少し丸くなったね」と言われてがーん!ってなっちゃうたぬたぬ!?私だって女の子なんですよ!なたぬたぬ!?
可愛いな!? - 53二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 20:03:52
健康のために少しご飯を減らされて、シューンとなるスレッタヌキちゃん
「そんな目で見てもだめだよ」な、エランさん
たまの外出で街へ降りたときは、美味しいものがいっぱい沢山食べられて幸せ一杯なスレッタちゃん(人間の姿) - 54二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 21:12:15
- 55二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 21:46:26
- 56二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 22:15:58
恐ろしい魔法使いとして誰にも心を開かずに一人森の奥で過ごしてきた4は、ある日森で罠にかかって苦しんでいる赤毛のたぬきを見つける。可哀想だけどこれもある意味運命だよな、と思い立ち去ろうとした時、たぬきがきゅー!と叫ぶ。助けてと言っているのかと思いきや、よく聞くと「そっちにも罠がありますよ!危ないです!」と言っている。自分が危機的状況にあるにも関わらず4のことを心配しているたぬきについ絆されてしまい、4はたぬきを助ける。「もうここに来ちゃ駄目だよ」そう言って別れた次の日、4の家の扉をこんこんと叩く音がする。
魔法使いとして恐れられている自分のところにやってくる者なんていない。不審に思いつつ無視していたが、どんどん!といつまでもしつこくノックしてくるので仕方なく扉を開くと、そこには赤毛の少女が立っていた。
「あの時助けてもらったたぬきです!あ、あなたの使い魔にしてください!」
──な押しかけ女房スレッたぬと魔法使い4のお話が読みたいです先生!! - 57二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 23:35:15
頭に葉っぱを乗せて、人間に変身するスレッタちゃん
ただし、変身は苦手なので時々尻尾とかがでちゃうスレッタちゃん - 58二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 07:30:20
保守
- 59二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 12:45:47
魔法使いエランはかつては人と交流をもってたけどやがて災いをもたらすとかなんとか言われて森に隠れ住むようになったんだよね
そしてスレッたぬもお母さんはずっと前に出かけたきり帰ってこなくて森の動物たちからも街の人間たちからも化け狸扱いされて一人ぼっちだったんだよね
一人ぼっちとひとりぼっちが出会って2人になって小さなお家で仲良く暮らすんだよね…なんかこのお話書きたくなってきたぞ… - 60二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 13:36:07
よ、読みたいです
- 61二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 17:45:51
リアルファー触ったことあるけど狸の毛って柔らかくてふわふわなんだよね
実際の狸なら温もりもあってずっと抱っこしてたくなりそう - 62二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 18:47:23
疲れたら狸吸いする魔法使い4号か…
- 63二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 19:36:55
毎日のように狸吸いしてた魔法使い4号!?ある時人間体のスレッタのしっぽがふわふわしているのに気を取られてつい狸姿の時と同じようにもふってしまい、真っ赤な顔をしたスレッタから「えらんさんのえっち…!」って言われて何故か胸がざわざわしてしまう4号!?
- 64二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 19:46:14
エランさんが使い魔(烏)の時の定位置がスレッタちゃんの肩
スレッタちゃんが使い魔(狸)の時の定位置がエランさんの膝の上とかだったらいいなと
肩に乗った状態で頬にすり寄ったり、膝の上にいる時に撫でられて嬉しくって尻尾が揺れたり
見たい - 65二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 20:21:32
狸吸いが癖になってやりすぎたせいで恥ずかしがったスレッタが籠の中とかベットの下に隠れる姿を想像した
でもエランさんのためならって羞恥心と戦ってじっとしてるのも可愛いかな - 66二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 20:50:56
ふかふかの毛皮と温かさに狸吸いが病みつきになる4号
あんまり吸われていい加減にしてくれとスレッタが人間の姿になるもさらにぎゅうぎゅうと抱きしめられてしまい逃げられなくなるところが見たい - 67二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 21:33:48
魔法使い4くんと使い魔もふもふスレッたぬちゃんが頭から離れなくてつい書いちゃいました >>63で書いたネタです
♦︎♦︎♦︎
目の前でふわふわと揺れる丸みを帯びた尻尾を見て、エランは自身の胸の中にむくむくと悪戯心めいた感情が浮かび上がるのを感じた。
エランは魔法使いである。強い魔力と呪いを持ったエランは、人里離れた森の奥地でひっそりと一人で住んでいた──のは、もう大分昔の話だ。
とある出来事からエランの使い魔となったたぬき少女のスレッタは、あっという間にエランの家に馴染んだ。スレッタが来てからというもの、いつも沈黙と影が落ちていたエランの家は太陽が昇ったように明るく賑やかになった。スレッタが来る前の自分がどう日々を過ごしていたのか、エランはもう碌に思い出すこともできない。
そんなスレッタは、人間とたぬきの二つの姿を持っていた。普段は魔力消費の少ないたぬきの姿でいることが多いが、こうして家事をしたりエランの手伝いをする時は人間の姿になる。しかしスレッタは魔力のコントロールが少し不得手のようで、たまにたぬきの尻尾や耳が残っていることがあるのだ。
ちょうど、今現在のように。
「……」
ぴょこぴょこと小さく動く可愛らしい尻尾に、エランの視線は釘付けになる。あれはひどく柔らかく、極上の触り心地なのだ。更にはぽかぽかと温かく、お日様の香りまでする。疲れたエランをいつも癒してくれる、魔法の尻尾なのである。──もっとも尻尾に限らず、スレッタの存在そのものがエランにとって癒しであり、かけがえのないものであるが。
しかし、今現在エランの眼前では、ふわふわの尻尾はふりふりと揺れているのである。恐らく無意識なのだろう、微かな鼻歌と共にリズムを刻み、ぴょんと跳ねたりふりと揺れたりする尻尾を見つめているうちに、エランはどうしようもないくらいの衝動に襲われた。
あの尻尾に触りたい。
あのふわふわとしてもふもふとして柔らかくて温かくていい匂いのする尻尾に触れたい。触りたい。たぬき姿のスレッタを撫でると、いつも嬉しそうにふにゃりと顔を蕩かせる。あの表情を、人間の姿のスレッタでも見てみたい。スレッタに触れたい。
むくむくと湧き上がる気持ちはどんどんと大きくなり、とうとう限界になって弾けた。
す、と手を伸ばし、そのふわふわの尻尾に触れ、その付け根まで手を伸ばして──
- 68二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 21:34:14
「ひょわあぁぁぁ!!」
スレッタは大きな声を上げて飛び上がった。ついでにエランも飛び上がった。
しゅたっと着地したスレッタは、尻尾を抱えてくるりと丸くなる。その姿を見て、エランは大いに焦った。嫌なことをしてしまったか。家事をしている最中に邪魔をしてしまったから怒っているのか。やはり一声かけて許可をもらってから触るべきだったか。
無表情の下で焦りに焦るエランの服が、くいと軽く引っ張られる。視線を下に向ければ、顔を真っ赤にしたスレッタが、たっぷりと涙を溜めた美しい青い瞳を潤ませながら、上目遣いにエランを睨んでいた。
「……えらんさんのえっち」
つん、と尖らせられた唇が紡いだその言葉は、エランを数日寝込ませる魔力を秘めていた。 - 69二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 21:41:03
かわいい
ありがとうございます - 70二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 01:08:43
ほしゅ
- 71二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 02:22:56
魔法使い4号とすれったぬきが住む家に様なり5号なりが来て「使い魔がたぬき?なんか芋くさいな〜」「猫とかがやっぱり僕たちの洗練された雰囲気に合うでしょ」って言われてるのを陰で聞いてたスレがショックを受けるが4号が「そう?可愛いと思うけど」ってさらっと言うからたぬきはトゥンクするんだよね……動物の姿でのかわいいはゲットしたから人間の姿でのかわいいが欲しくて色々4号にズレたアピールして「君は目が離せないね(心配的な意味で)」って言われるから違うのにいいいいってもっと頑張るたぬき 4号に聞きゃ真正面からかわいいよ。って言ってくれるのにな
(これ魔法使いとか関係あるか?ただの4号スレになっちまった) - 72二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 06:31:13
(めちゃくちゃ関係あるじゃないですか!)(動物としても人間としてもかわいいって言ってもらいたいスレッたぬちゃん可愛い…)
- 73二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 13:01:42
えっ魔力供給のイチャイチャで人間の姿は維持出来てもイチャイチャするのが嬉しくて出てきちゃった耳と尻尾が敏感な使い魔スレったぬき!?
- 74二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 13:28:25
え!?人間の姿だと恥ずかしくて出来ないけどたぬきの姿なら頬ずりしたり、エランさん!エランさん!と顔をぺろぺろしたり、かまって!かまって!と頭をぐりぐり押し付けたり、撫でて!撫でて!とお膝に乗っちゃう使い魔スレたぬだって!?
- 75二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 13:33:17
人間の姿の時だと、恥ずかしくてもじもじてれてれしてる乙女な使い魔スレたぬ
「たぬきの時は、あんなにくっついてくるのに...。人間の姿の時は僕とくっつくの嫌...?」
って聞かれて
「嫌じゃないです!嬉しいです!!」
全力でくっつく使い魔スレたぬ
- 76二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 18:51:49
わーいエランさん撫でて下さーい!と、人間の姿になってるのを忘れてお膝に飛び乗って全身ですり寄る使い魔スレッタちゃんだって?
- 77二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 19:49:52
夜の帳が下りる頃、椅子に腰掛けて本を読んでいたエランは、ふと服の袖を引かれる感覚に気が付いて顔を上げた。
視線を移すと、少女の姿をしたスレッタが気まずそうな表情を浮かべながら遠慮がちにエランの袖を掴んでいた。感覚の正体はやはりスレッタだったらしい。
スレッタが意味もなく人の姿になる事はないので「どうしたの?」と静かに問えば、スレッタはみるみるうちに顔を赤くして視線を彷徨わせた。
「ぇ、エランさん……その……今日……えっと……」
スレッタのその様子と今日、というワードで合点がいき、エランは「ああ、」と呟いた。
「そういえば、そろそろだったね」
「ぅ…は、はぃ……」
スレッタの顔はその髪の色と同じくらい真っ赤になっていて、そのうち湯気が出るんじゃないかと思うほどだ。
その表情によくない感情が首をもたげそうになるが、それを押し殺してエランは本を閉じた。
パタン、という音に僅かに肩を震わせたスレッタの手の甲をするりと撫でてからそっと握れば、マリンブルーの瞳が恥じらうように伏せられる。
「──ベッド、行こうか」
静かな声に隠しきれない熱を滲ませながら囁くと、スレッタは小さく、けれど確かに頷いた。
こんな感じで、18禁ゲームにありがちな「魔力の供給」という名目で定期的にそういう事してる魔法使いエランと使い魔スレッタが見たい
(エッな文章を書く技量はないので続きはスレ民に託します) - 78二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 20:02:24
ありがとうございます大変えっ!でございます
- 79二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 22:31:08
えっ「もう(魔力が)お腹いっぱいです…♡」ってお目々ハートにしてうっとりとお腹撫でながら言うスレッたぬに再び元気になっちゃう(意味深)4号!?「まだ、足りない…」ってぎらぎらと緑色の瞳を輝かせながら言う4号にきゅんきゅんしちゃうスレッたぬ!?
- 80二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 23:17:58
今自分の面倒をしている優しい魔法使い4号さんも結局は同じ人間と結婚してしまうだろうなと思ってしまい、しょんぼりするスレタヌキちゃん。 少なくとも一度くらいは彼に雌、いや、女と 扱われたいけど 彼は自分のことをただ可愛いペットや 妹くらいに見ているようでシュンになること( 実は警戒されないようponta羞恥をあげて大切にしながら取り囲んでいるだけ)
それならもっときれいな人間の女に変身できれば一晩くらいは付き合ってくれるんじゃないかな? というとんでもない発想をし始め、近くの魔法使い(男)に近づき、変身術について教えてほしいとせがむスレッタと訳もわからずその場面だけを見て「浮気?!」と闇スイッチオンになってしまう4号のような展開が見たい - 81二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 23:21:41
ちなみにこのタヌキお嬢さん人間に変身することはできますが、自分自身の姿が魅力的だとは思わないので、ずっときれいでか弱い姿の女の子に変身したがるんです
- 82二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 23:25:08
- 83二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 00:46:09
設定の本文が長くなったので、別リンクに
使い魔タヌキの受難使い魔であるスレッタの朝は早い。毎朝日の出と共に起き、簡単な身支度を整えると、その日一番の朝露を小瓶に集めることから始まる。
朝露で満ちた小瓶の封を締め、月の欠片をはめた小箱にしまう。その後は簡単な朝食の用意をするのがスレッタの朝の仕事だ。その後は、偉大なる魔法使いの一人である、(少なくともスレッタはそう思っている)エランがやって来るのを待って、一緒に食事をとる。
使い魔になりたての頃は、人間の料理などしたことがなかったのでエランを困らせたものだが、今では大分上手にできるようになったと思う。それもこれも、主たるエランが根気よく教えてくれたおかげだ。
あまり変わらない表情と、素っ気ない態度のせいで誤解されやすいが、赤く染まった毛色のせいで仲間から拒絶されひとりぼっちだった彼女を拾い、使い魔にしてくれた優しいエランのことが、スレッタは大好きだった。
そんなエランの役にたつため、寝床として用意してくれたかごから出て、いつものように人間の姿になるために、力を込める。いつもなら、すぐに体が光に包まれて人の姿になるはずなのに何もおきない。なにかがおかしい。
もう一度、体に力を込めるも変わらない。
「キュー(ど、どうして!?)……キュ?(えっ?)」…telegra.phという感じで、原因不明な理由で人間の姿になれなくなったスレッタちゃんと、なんとかしようと駆け回るエランさんの話が読みたいです
他の方々の魔力供給の設定をお借りして、魔力不足で人間の姿になれなくなったとかでもいいかもしれない
もともと魔力を留めて置きにくい体質で、使い魔契約で長くは持っていたけれどとうとう底を尽きたとか
色々奔走して、ようやく上記の理由が分かった(様に教えて貰ったとか)ので、毎日集めていた朝露を媒介になんとか一時的に人間の姿に戻って、今までやらなかった方法で魔力供給とか(キスとか他)
お互いを交わすことで魔力が交じって、少しずつ自分の物にできるとか
魔力が完全に尽きたら、契約も切れて普通のタヌキに戻って寿命も平均的なタヌキの物になるので、一緒の時を過ごせないとか、使い魔の契約を再度結ぶのも難しくなるよ。
みたいなネタはできたけど、書ける気がしないので読みたいです
- 84二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 02:52:07
- 85二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 04:03:04
続きだと言ってもね
(君はいつか僕とちゃんと契約を結んでずっと一緒にいてくれると思ったのに。 やっぱり生まれたがらの魔術師じゃなく、人工的に作られた不完全なやつは嫌だった?)と誤解してしまった4号とか(そもそもスレッタは何も知りませんでした)
スレッタがお使いをしていて小さな傷でもできるとそれを口実にあれこれ言い訳をして無理やり小さな檻やケージ.. あるいは部屋に衝動的な気持ちのまま閉じ込めてしまい、すぐに自分の大切な伴侶使役魔を誘い出したクソ予備誘拐犯(かなり主観的)に襲い掛かる展開とか…?
そこで 「 気に入ったオスができて綺麗な姿に変身したかったらしいよ」というような答えを聞くことになったら···( 油を注ぐ)
- 86二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 05:45:04
使い魔がすれたぬ 魔法使い4号の場合は
エランさんのこと好きになっちゃったけど言ったら捨てられちゃうかも……とかずっと使い魔として一緒にいられるんだから言わなくていいって言い聞かせてそう
使い魔4号 魔法使いスレッタの場合は
「君が好きなんだ。どうか僕と番になって」ってド直球に言いそう
どちらにしろスレッタは4号にたじたじで馬乗りされてアワワワワってなってるイメージあるわ - 87二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 07:31:23
- 88二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 07:44:07
ありがとうございます!
他追加設定(妄想)
念のため別リンクへ
他設定一応長期的にやっていって、スレッタの魔力とエランさんの魔力がスレッタの中で交ざって貯まりきったら、しなくても済むようになるんですが、その頃には……ってやつですよねあとこの設定のスレッタちゃんは人間の色恋は知らないので、人の姿の時には禁止されていた愛情表現の舐める行為がキスなら許されるんだなと理解して、魔力供給以外にも純粋に「エランさん大好きです!」と自分からしたり
野生のタヌキ成分が、今回のことでまだ若干残っているので繁殖の時期にはなんだかむずむずしたりして、エランさんを困惑させそう……
でも、繁殖=番になって子供を残す物と思ってるのでスレッタからはいかない「繁殖期ってやつですね!」で納得して我慢するのかなと(番ではないため)
恋とかそういうことが分かってきたら、恥じらいや慎みを持ちそうだけどその頃の二人の関係がどうなっているかは……telegra.ph自分のことながら寝起きの妄想はヤバいですね
- 89二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 17:29:24
たぬき可愛いし、使い魔スレッタ〝風の精霊ver〟とかもいいなと思ってるんですが先に思いついたのを投下します。
魔術師(?)× 魔術師(?)
あらすじ
絶海の孤島で2人きり、穏やかに暮らすスレッタとエラン。何不自由なく外敵もいない箱庭は2人にとって楽園そのものだった。
例え自身が何処から来て、なぜ箱庭で生きるようになったかわからずとも。
それだけ箱庭での日々は愛おしく、比べれば出自に関する疑問は瑣末事だった。同じ存在が隣にいるのに思い悩む必要なんてない。
深く考える事もせず、ずっと変わらぬ日々を送りたいと願う2人だったが・・・エランが悪夢を見始めた日を境に日常は脆くも崩れ去ってしまった。
・大魔女エリクトと大魔術師エランの写し身として造られたスレッタと4
・本体である魔術師の封印が解かれて目覚めると、写し身である2人は消えてしまう
・エランが毎晩見る悪夢は本体の身に起きたことを夢という形で追体験しているもの。本体が目覚め始めたため夢を見る
・本体の眠りが浅くなる毎に写し身は少しずつ魔力を失って衰弱していく
大まかにはこんな設定です
最後はちゃんとハッピーエンド - 90二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 17:54:53
テンペスト要素もありそうで、とても読みたいです!
- 91二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 20:26:18
ありがとうございます
ぼんやり考えてるシナリオだと、2人はエランを救う方法を求めて島を出てしまうのでテンペストっぽさは失われてしまうかもしれませんが・・・
このルートだと原因を探りつつ王都にたどり着き本体の再封印を試みるのと、結局本体が目覚めてしまうことがイベントでしょうか
別のルートとか、島から出ずに解決するシナリオがあっても面白そうですね
思いつかないので、よろしければどなたか・・・!
- 92二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 21:48:29
使い魔鴉4×魔女スレッタと魔法使い4×使い魔たぬきスレッタの2組が出会った場合、スレッタコンビは「きっとエランさんは(種族が同じ)あの子と…」「私のこの気持ちは諦めるべきなんだ…」とか考えてぐるぐるしちゃう
なおエランコンビは「君もスレッタと一緒なんだ。良かったね」「うん。大切にしたいし、していこうと思ってるよ」「そうだよね。彼女は本当にかわいい。昨日も〜」とか言って惚気ているし自分のスレッタが一番かわいいと思っている - 93二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 23:34:23
エランコンビ、魔女スレッタにに甘えるエランと、使い魔スレッタに甘えられるエランをお互いにみて、自分も自分のスレッタとしようってなる。
そしてそれぞれのスレッタはいつもと違うエランにきゅんきゅんする。
ところで4人揃うと呼び方ややこしいですね。それぞれ「私のエランさん」「僕のスレッタ」って言ってくれると嬉しいです。
- 94二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 07:10:04
保守
- 95二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 12:25:11
春になると発情期で身体がむずむずしちゃうスレッたぬちゃん エランさんは「身体つらいだろ。おいで」と言って抱いてくれるけど、スレッたぬはエランさんに迷惑かけてる…!と思って内心悩んでいる
なおエランさんはもう番っていると認識しているので、夫として当然の務めだしむしろ嬉しいくらいに思っている模様 - 96二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 21:42:12
保守
- 97二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 23:57:03
使い魔体が動物なのもあってすごくほのぼのした雰囲気も持ってるのに実際はヤることヤってるし発情期にはベッドから碌に出られないスレッたぬ!?喉が渇いたら口移しで水を飲ませてもらってそのまま第二ラウンド突入しちゃうスレッたぬと魔法使いエランさん!?
えっちじゃないですか?? - 98二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 01:42:35
魔法使いの弟子4号を、師匠の魔法使いから奪い取るために二人で試練に挑む4スレが見たい。
具体的に「クラバート」パロが見たい。
孤児から魔法使いの弟子になった4号(カラスに変身する魔法とか使える)、なんやかんやしてスレッタ(新米魔女でも普通の女の子でも可)と出会い恋人になり、魔法使いの元を出ていくことに決める。が、弟子を辞めるためにはある試練に挑まなければならない。
試練の内容は「全員同じ顔に変身した魔法使いの弟子たちの中から、恋人にノーヒントで自分を選んでもらう」こと。だいたい本編。ちなみに、勝てば魔法使いを倒せるが、選択をミスると2人とも死ぬよ。
最後はちゃんと、二人で手を繋いで帰るところで終わるよ。むしろ本編もそうなってくれ。 - 99二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 02:08:51
普段から黒いローブ姿で数年前から森の中で一人でひっそり暮らしてる4号と、近くの集落に引っ越してきた魔女(世間に疎い)スレッタ
引っ越してきて初めて会った人が偶然森に入る4号で、会話した時優しく接してくれたから村の皆の『森の中に住んでる警戒心が強すぎる黒いローブの魔法使い』に疑問を持つスレッタ
4号は何かで追われる王子でも魔法使いでもおいしい - 100二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 08:42:29
保守
- 101二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 12:38:27
寡黙で穏やかで、けれど魔女スレッタを守るためには容赦はしないどころか、他人に興味が無さすぎる使い魔4号くん
一見依存的でけれど二人の間の空気はいつも穏やかな不思議な関係築いてそう - 102二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 12:41:01
鴉の繁殖期について調べたら3〜7月らしくて長いなってびっくりしちゃった…♡
長い繁殖期だけどこれも妻の役目です!ってふんすふんすして頑張る魔女ッタちゃん…その期間はちょっと腰を庇ってる魔女ッタちゃん… - 103二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 13:42:17
使い魔エランと使い魔スレッタちゃんの組み合わせなどいかがですか?
スレッタは、魔女エリクト・サマヤの使い魔である。
エリクトは、同じ姿を与えたスレッタのことを目に入れても痛くないほどに可愛がり、スレッタもそんな彼女のことが大好きだった。
エランは魔法使いエラン・ケレスの使い魔である。
自分と同じ顔、同じ名前を与えて影武者として育て上げた。面倒臭い仕事を使い魔に押し付けて、自分は悠々自適にのんびりするためである。
そんな彼の最近の悩みは、色を知った使い魔が今まで以上に生意気な反論をするようになってきたことと、こちらには用の無い来客が増えたことだ。
スレッタとエランは仲が良い。お互いの主が知人だったということもあり、よく会う内に親しくなっていった。
二人でいる時のぽかぽかとした空気がスレッタは好きだ。ただ最近、大好きなエリクトと一緒にいる時と似ている様でちょっと違う、胸が少しだけどきどきする理由が、スレッタには分からなかった。エリクトや、もう一人の大好きな家族のエアリアルに聞いたら何か分かるだろうか?
様とエリクトは顔見知り位の感情しかありませんが、可愛いスレッタがエランさんのことが気になっているようなので、ことあるごとにお邪魔しています
どうしてここに来るかと言う理由に対しては、使い魔に仕事を押し付けているから仕方なく来ている。嫌なら自分で仕事をして、使い魔をこっちに遊びにこさせろ。と言い返すエリクトさんです。
最近は、「自分でやったら?」とエランさんからも言い返されたり、4人の魔女が面白がって様本人に仕事を与えたりしているので、エランさんが押し付けられた仕事も減ってきています。 - 104二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 15:04:51
このレスは削除されています
- 105二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 15:06:28
誤字ったので書き直し
追加で、子ダヌキ時代(人間時は子供の姿)の頃から可愛がっていたらとても良い……
プロスペラさんとことは、大好きなエリクト母親であり、とても凄い憧れの魔女だと思っているといいな
みんなギスギスしないで幸せであれ
- 106二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 22:11:11
ほのぼのもいちゃいちゃもエッ…なのもあり♡ありとあらゆる4スを浴びたい♡Twitterでも魔女ッタがたくさん浴びられて幸せなんだ♡
でも使い魔スレッたぬの発想はここで初めて出会えたから感謝!!ありがとう!! - 107二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 07:31:53
ほしゅ
- 108二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 07:53:49
発情期にはベッドから出れなくなっちゃう使い魔スレたぬ大変えっっ!
むずむずしてつらいスレたぬをいっぱい抱いてよしよししてあげるから魔法使いエランさんもベッドから出れないね♡♡
発情期の時期は魔法使いのお仕事もお休みしてロングバケーション扱いで、ベッドの上をどろどろぐちゃぐちゃに睦み合う愛の巣にしようね♡♡
- 109二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 12:35:05
鴉は繁殖期にすごく凶暴になるらしいぞ♡つまり魔女ッタちゃんに近付く人間を威嚇しまくる鴉エランさんだ♡特に男が近付くと嘴で突かれまくるぞ♡魔女ッタちゃんは「だめですよ〜!」と言いつつちょっと嬉しいから顔が赤くなっちゃってるんだな♡
- 110二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:18:50
なんか出来たので、中途半端ですが投
色々お借りしてます。
魔女ッタちゃんと使い魔エランさんです
ただたんに、スレッタちゃんと一緒の布団から出たくない。もっと二人で中にいて仲良くしたいとごねてるだけの話です。色々と気持ち悪い感じになりました。ごめんなさい
魔女要素何処?
今日も夜明けが来る。
暗い暗幕を取り払うように、日の光が徐々に差し込んでくる。
朝なんて来なければ良いのに。
腕の中にある温もりを抱きしめながら、そう呟く。
もうすぐこの温もりは失われてしまうだろう。
僅かに波打つ美しい赤を撫で、この腕に閉じ込める。
いっそう、このまま鳥籠の中に閉じ込めてしまおうか。僕の雲雀。
そうすれば朝なんて来ずに、ずっとこのままでいられるのに。
でもそれだと、君の声が聞こえない。
目覚めるならば、君の瞳で、君の唇で、僕をこの闇から救い出して欲しい。
もうすぐ、鳥籠の扉は開くだろう。
そして、晴天の様なその瞳が開かれまた朝が来る。
するりと抜け出したその背中に伸ばした指は届かず、空しく中を掻く。
自分を呼ぶその声は、ひどく魅惑的で、そして残酷だ。
だが、魔女の魔力に捕らわれた哀れな烏は、結局それに従うしかないのだ。
ただ、ただもしこの想いが届くのならば、夜の帳はまたこの羽の中に――
それでも、ナイチンゲールはまだ鳴かない - 111二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:21:46
ロミジュリってる…!
- 112二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:24:09
- 113二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 23:27:20
- 114二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 23:31:45
かわいい
苦楽を共にして立派な魔女と使い魔になった二人いいですね - 115二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 01:55:30
魔法使い4号✖️使い魔スレッタです!
最初は人間の姿に変化した赤狸スレッタちゃんが、本で読んだように4号に贈り物をしたくて、お金を得るために綺麗で長い髪を切って売ったのを見つけてショックを受ける4号の話だったんだけどな…(・・?)
天涯比隣用事を済ました後、留守番を頼んだ少女へのお土産を探しに、エランは雑貨屋へ足を踏み入れた。彼女の赤い髪を彩る髪飾り、彼女の好きそうな匂いのハンドクリーム。
どれが一番、スレッタに喜んでもらえるだろうか。
ふと、視界の隅にスレッタがいた気がして、思わず振り向く。どうやら、ぬいぐるみのコーナーのようだ。
“それ”を目にして、エランは思わず目を見開いた。
ーーーそこにあったのは、一つのかわいらしいぬいぐるみ。珍しく赤色の毛をもつ、たぬきのぬいぐるみだった。
思わず、エランは店員に声をかけた。不思議と、確信があったからだ。
「このぬいぐるみ…赤毛のたぬきを、見たことがあるの?」
*
声をかけられた店員は、思わず素っ頓狂な声を上げた。めちゃくちゃ顔がいい青年に、なぜか恩狸をモデルに自分がこのぬいぐるみを作ったことを寸分違わず言い当てられたことを思えば、当然の反応である。だが、どれだけ動揺しても、接客はせねばなるまい。
「ひゃ、⁈ は、はい、、そうです!!」
声を裏返す店員など気にも留めぬように青年ーーお客様は、質問を続ける。
「赤毛のたぬきをぬいぐるみにした理由を聞きたいんだけど」
なぜそんなことを知りたいのだろう?…telegra.ph - 116二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 04:49:52
素材的に危ないかもしれないけど? 魔女の素材にこんなネタを書いた人がまだいないなんて不思議でした。 じゃあ、私が使おう!
魔女であるプロスペラの誕生日プレゼントを買いたいスレタヌキ。 もう少し勉強して修練すれば見習い魔女になるのも夢ではありませんが、なぜか「お母さん」はまだ自分を魔女にしてあげるつもりはないようです。
それでも自分はいい娘ですからね。 珍しい魔法薬の素材や魔法アーティファクトを誕生日プレゼントで買って行けたら、私を弟子として受け入れて魔女にしてくれるのではないかと期待し、少し遠くまで冒険に出かけます。 噂を聞くと、自分のように使役馬出身から魔法使いになったすごい実力の魔女?がいるそうです。
そんな期待を抱いて紆余曲折の末に至った深い森のある小屋。 誰も来ないような雰囲気に日はもう暗くなって怖いけど勇気を出してドアを叩いたら、そこから出てくるのは魔女…じゃなくて、魔法使い?
「君は誰?」
どうやら噂の主は魔法使いだったようです。 確かに、性別は重要なのではないでしょう。 スレッタには重要な使命があります。 お母さんへの素敵なプレゼントを買っていくのです。 しかし、序盤から贈り物といえば商人だった魔女たちであれぼったくりをするものです。 このような場合には、普段使いというのが適当だということを経験から学んできたスレッタは、自分をエランと紹介した魔法使いに魔女である主人の使いと言い張りながら探す物や素材の有無を尋ねました。 - 117二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 05:06:12
「そんなものを探すなんて、どうも君の主人も本当に厳しい者みたいだな。 君も本当に苦労だね」
母に悪いことを言うのは少し不愉快でしたが、これは目的を隠すために嘘をついた私の過ちですから。 しかし、仕方ありません。 自分が望むものを得るためには多少の嘘が上手にできてこそ「魔女らしいもの」と お母さんがそう言ったから。 きっと許してくれますよ。
お構いなく、目の前の魔法使いの青年はなぜか自分に優しくし続けます。 優しい人だと思います。 魔女らしくないです。 いや、魔法使いらしくないというか?
そう考えるのもつかの間、やがて続く言葉の内容は決して優しくありませんでした。
「でも君が望む素材は今ここにない。 手に入るまで時間もかかるし、何より君が支払うには高すぎるだろう。 」
なんてことだ。どうしたらいいですか?
そわそわするスレッタをエランはじっと眺めていました。 ある瞬間から突然飛び出してきた耳と尻尾が脈もなく垂れ下がっている姿が妙に目を引く感じがありました。
「じゃあ、僕のアシスタントをしない?"
彼の提案は簡単です。 材料が届くまでの間、彼女は彼の魔法薬の製作を手伝ってくれるのです。 そのように助けてもらう代わりに、彼は魔法薬の代金を一部払ってくれることです。 そうすれば、このかわいそうなタヌキも飼い主に厳しい扱いを受けないことができるでしょう。 悪い過去の記憶を振り払うように、目を閉じたエランー4号は再び目を覚まし、自分を凝視する青色の視線にまっすぐ向き合いました。 - 118二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 05:17:05
(展開の前の内容をちゃんと書こうとしたら、いざ一番見たい場面が書けてないですね!)
結論は…スレッタが実は魔女の娘だと思って私を騙したと勘違いして「お前は私と違ったんだな…」と怒る4号(本編の展開に似た感じ)と、なんとか誤解が解けてお互いに心を育てていく過程を切りたいです。 そしてお互い一緒に暮らして働きながらスレッタが実はまともな扱いを受けていないことに気づいた4号が彼女を自分の番にするならそんな所に戻らなくてもいいと思って···
はい!愛の妙薬!! 愛の妙薬を使うシーンが見たかったです!
「珍しい素材をプレゼントするのもいいけど、自分の手で作った薬も持って行くのはどうかな? 自ら魔女の資格を持っていることを知っていれば、君のお母さんもきっと喜ぶだろう。 」 とスレッタヌキを誘って直接愛の妙薬( スレッタは他の種類の薬だと勘違いする)を作るのを手伝って、 それの効能を少し確認してみようというふうに直接飲ませた後···
(画面調整中) - 119二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 12:09:48
- 120二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 22:44:37
このレスは削除されています
- 121二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 22:47:39
- 122二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 22:49:34
ほんとだ!ありがとうございます!
上手く貼れないので分割して上げます💦
🫐🍓🫐🍓
「せ、先日助けてもらったたぬきです!あっ、あなたのちゅ、使い魔にしてください!!」
顔を真っ赤にして、叫ぶようにそう言った赤毛の少女を、エランは呆然と眺めた。
♦︎♦︎♦︎
エランは人里離れた森の奥地に住む魔法使いである。
ほぼ一日中本を読んで暮らし、たまに森へ出て薬草や食糧を採取し、また家に帰って本を読む、という日々を送っていた。
その日は珍しく、エランは森を散歩していた。強い魔力と呪いを持ったエランは、人だけでなく動物からも恐れられている。森を歩いたところで、怯えて逃げ出す動物たちの姿を見るだけだ。それが嫌で常日頃は家に篭って過ごしていたが、その日は何故か少し歩きたくなったのだ。
そして森を一人歩いていると、エランは奇妙なものを発見した。
(……なんだ?)
赤い毛玉が、草の中でじたばたともがいている。よく目を凝らせば、それはどうやら狸であるらしかった。珍しい、赤毛の狸である。
狸は罠にかかってしまったらしく、なんとか抜け出そうと暴れているが、ガチャガチャと嫌な金属音が響くばかりだ。必死でもがくその姿は哀れを誘うが、だからと言ってエランはそれを助けてやろうとは思わなかった。
喰うものがいれば喰われるものがいるのは自然の理であるし、エランとて時には獲物を狩って食うこともある。この罠だって、誰かが狩りのために仕掛けたものだろう。それはエランの気まぐれで手を出すべきことではない。
かわいそうに、と思いつつ通り過ぎようとした瞬間、狸が鋭い声で鳴いた。きゅう、きゅうきゅうという必死の呼びかけは、どうやらエランに向けられたもののようだ。助けてくれと言っているのだろうと予測を立てつつ、誰かに話しかけられるなどもう随分と久しぶりだったエランは少し耳をすませ──そして、驚きに目を見開いた。
「そっちにも罠があります!危ないです!逃げてください!!」
「……!?」
- 123二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 22:50:23
エランは耳を疑った。──今、この狸はなんと言った?
逃げろと言った。エランに。罠があると、危ないと、エランの身を案じる言葉を口にした。自身が罠にかかり、今まさに危機にあるのにも関わらず。
知らず、エランは拳を握っていた。誰かに心配されることなんて、この身を案じてもらうなんて、もうずっとずっと記憶になかったことだ。
「逃げて、……え?あれ?」
エランがすっと杖を一振りすると、軽い音を立てて周囲の罠が崩れていく。それをきょろきょろと眺めている狸にゆっくり近付くと、その柔らかい身体に食い込んでいる罠をそっと外した。
きょとん、とした目で見つめてくる狸の怪我を治癒して、エランは努めて優しい声を出した。
「これで大丈夫。……もう、ここに来ちゃだめだよ」
そう言って狸を地面に下ろすが、なぜか狸はぴくりとも動かない。どうしたのだろうかと少し考え、エランは一つの可能性に行き着いた。
──もしかしたらこの子は、お腹が空いているのかもしれない。 - 124二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 23:24:19
続きが気になります!
テレグラフですが、本文を入力して保存しても、そのままの状態でバック操作をすると折角入力した文章が消えることがあるので新しくタブを開いた方がいいかもしれません(前科あり。復仇はギリできました) - 125二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 07:21:20
ありがとうございます!
このエランさんは呪いにかかっていて、新月の夜は周囲の魔力を吸い取ってしまう体質なので、動物からも人間からも恐れられて一人で暮らしているんですよね
でもスレッたぬちゃんはコントロールが上手くできないけど実は膨大な魔力を持っているので、エランさんの側にいても耐えられる…という設定があります!そこまで書けたらいいんですが…💦
- 126二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 17:24:22
ほしゅ
- 127二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 22:39:17
>>123続きです!
♦︎♦︎♦︎
エランは持っていたバスケットの中から、まだ温かいパンを一つ取り出した。ふわりと漂う香ばしい匂いに、たぬきの鼻がぴくりと反応する。いいんですか、とこちらを窺う瞳にこくりと頷くと、たぬきははむ、と一口パンを食んだ。やがてぱくぱくと食べ進めると同時に、じわじわとその瞳が潤んでいく。あ、と思った瞬間、たぬきはぽろぽろと大粒の涙を流した。
「う、ひっく、ふえ……っ!」
ぐすぐすと涙を零しながら、たぬきはぱくぱくとパンを食べていく。エランはその姿をじっと見つめていた。
こくん、と小さく音がして、たぬきが最後の一口を飲み込む。ふえ、と微かに声を上げてエランを見上げる瞳に、エランはそっとそのふわふわした頭を撫でた。
「もう、ここに来たらだめだからね」
ここには恐ろしい魔法使いがいるんだから──真剣な声音でそう言って、エランはもう一度たぬきを一撫ですると、今度こそ立ち上がってたぬきに背を向けた。やはりぴくりとも動かないのが気にはなるが、怪我は全て治癒してある。しっかりとパンも食べていたことだし、心配はいらないだろう。
久しぶりに誰かと会話したことに、誰かの体温を感じたことに、ふわりと心が微かに浮き足立つ。もしもあのたぬきと一緒に暮らせたら、なんて夢想してしまって、何を馬鹿なことをと自嘲した。──そんなこと、できるわけがない。エランは呪われた存在なのだ。
未練を断ち切るように足早に去っていくエランは、その背中をたぬきがじいっと見つめていることに気付かなかった。
翌日。
太陽が昇ると同時に、こんこんと小さなノック音がして、エランは怪訝な表情をした。
(……誰だ?)
エランの家を訪ねてくる者などいるはずもない。まさか、あいつらがここまで追いかけてきたのか。そう考えて、じわりと嫌な汗が浮かぶ。
じっとその気配を窺えば、こんこんというノック音は次第に大きくなっていく。どうあっても立ち去る気配のないそれに、エランは意を決した。杖を片手にしっかりと持ち、限界まで緊張を張り巡らしてゆっくりと扉を開けると──そこに立っていたのは、赤い髪の少女だった。
「せ、先日助けてもらったたぬきです!あっ、あなたのちゅ、使い魔にしてください!!」
「……は?」
ぶん!と勢いよく下げられた頭を呆然と眺めて、エランは間の抜けた声を出した。
- 128二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 23:08:37
かわいい出会いのお話ですね
- 129二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 05:46:27
保守
- 130二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 14:42:55
なんだここ4スレの天国か
- 131二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:35:01
保守
- 132二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 02:09:30
ほしゅ
- 133二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 09:30:01
お薬作るために森の奥深くまで入ったはいいものの、転んで足を捻った挙げ句に迷ってしまい途方にくれていたところを、迎えに来る魔法使いエランさん。もしくは、使い魔エランさん
- 134二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 19:31:46
- 135二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 22:03:13
- 136二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 22:15:16
あわあわしてるのかわいいね
- 137二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 00:36:01
- 138二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 07:36:39
ほしゅ
- 139二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 07:40:34
わーー!わーーーー!!!ありがとうございます!!!めちゃくちゃ可愛い!!!すっごく嬉しいです!!!!しっかり杖を持っているエランさんとあわあわスレッタちゃんが最高にcuteです…♡♡スレッタちゃんちょっとおめかししてる…♡好きな人のお家を訪ねるからね、おめかししたいよね…♡可愛いね…♡♡
ちょっとスランプ気味だったのですがめちゃくちゃ元気出ました!!!ありがとうございます!!!また更新します!!!!
- 140二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 07:41:04
すいません!!あの!!保存してもいいですか!?!?
- 141二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 07:49:52
保存どうぞ!!むしろありがとうございます… 更新お待ちしてます
- 142二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 12:20:32
続きです〜!ファンアート本当に嬉しいです、ありがとうございます…♡
♦︎♦︎♦︎
「使い魔なんていらない。帰ってくれ」
「えっ……ま、待ってください!」
扉を閉めようとした瞬間、少女がぐいと扉を押し返した。意外にも力強いそれに少し驚きつつ、少女の手を挟んでしまわないように力加減をしながら扉を押す。ぐぐぐ、と押し合いをしながらも、少女は一歩も退かずに懸命に言い募った。
「わっ、私はスレッタといいます!昨日助けてもらったたぬきです!」
「そうなんだ。帰ってくれスレッタ」
「い、嫌です!恩返しさせてください!」
「今すぐに帰ってくれるのが一番嬉しいんだけど」
「うぅ…!わ、私、あなたの側にいたいんです!お願いします!」
「……っ」
その言葉に、エランは咄嗟に反論ができなかった。そんな、まるで、告白のような言葉を──好意を示すような言葉を聞くのは、もうエランの記憶にはずっとなかったことだ。
扉を押す力が抜けかける。けれどそれは一瞬のことで、すぐにエランは再び力を込めた。
「……僕の側になんて、いられるわけがない」
「え?」
「帰ってくれ」
「ま、待って…!せめて名前だけでも……!」
「僕はエラン。それじゃあさよなら」
「え、えらんさ…わあっ!」
魔力を込めて杖を振ると、少女の身体がふわりと浮き上がる。その瞬間にばたんと扉を閉めて鍵をかけ、エランはふうと息を吐いた。
まさかあのたぬきが、少女の姿になって家までやって来るとは。人形に変身できる動物は、大抵余程長く生きたか強い魔力を持っているかのどちらかである。あの少女はおそらく後者だろう。
(でも、いくら魔力が強くても)
エランの側になんて、いられる訳がない。
微かに湧き上がる感情に気付かないふりをして、エランは再び作業に戻った。 - 143二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 21:27:40
ほしゅ
- 144二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 05:01:35
保守
- 145二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 12:40:17
続きです🌸
♦︎♦︎♦︎
しかし、スレッタの名乗った少女は随分と諦めが悪かった。
「エランさん!」
「こんにちはエランさん!」
「エランさん!見てください、綺麗なお花です!」
「待ってくださいエランさん!」
「エランさん!ご飯できましたよ!一緒に食べましょう!」
毎日毎日エランの家を訪れては、使い魔にしてください、一緒にいさせてくださいと頼み込む。エランがいくら素っ気ない態度を取っても、次の日にはまた再びエランの元を訪れる。
これがあまりに強引であったり、或いは自己中心的な態度であったなら、エランも容赦なく対応できたかもしれない。けれどスレッタはそのどちらでもなかった。
エランが何度か帰ってくれと言えば、むむむと難しい顔をして「ならまた明日来ます!諦めませんから!」と言いつつ、お邪魔しました!と素直に帰っていく。
エランが冷たい態度を取れば、目に見えてしゅんとして悲しがるものだから、なんだか意地悪をしているような気分にすらなってしまう。一度鬱陶しいと言ってしまった時は声もなくぽろぽろと泣かれてしまって、エランは慌てて慰めたのだ。
つまりエランはスレッタにどんどん絆されていってしまっているのである。エランがそのことを自覚したのは、スレッタと一緒に作ったご飯を二人で食べながらふと暦を見たときだった。
暦に描かれていたのは大きな黒い月──新月だ。
それを見た瞬間、エランは急に現実に引き戻されたような気持ちになった。
「……帰ってくれ」
「え?」
「帰ってくれ、今すぐ。そして二度と来ないで」
「え、え?な、なんで……?ど、どうしたんですか?」 - 146二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 20:48:04
突然立ち上がり、昏い表情で一方的に宣言するエランに、スレッタが戸惑った声を出した。拙い、けれどエランと共に練習した手付きでスプーンを持っている手が微かに震えている。それを見て、エランは胸が締め付けられるように痛くなった。
ぐ、と唇を噛んで、スレッタの腕を引いて無理矢理引き摺るようにして扉へ向かう。待って、なんでですか、と必死に言い募るスレッタの言葉を敢えて無視して扉を開けると、スレッタの身体をぐいと押し出した。
「わぷ…っ!え、エランさん!?なんで、どうしちゃったんですか!?私、また何か…」
「違うよ。君の問題じゃない、……僕の問題だ」
「ど、どうして」
「君には関係ない。鬱陶しいよ、君は」
ひゅ、とスレッタが息を呑む。傷付くだろうと分かっていて発した言葉は、的確にその役目を果たした。みるみるうちに涙を溜めていく空色の瞳を見たくなくて、エランはばたんと扉を閉じた。
エランさん、開けてください、エランさん、という声とノック音が聞こえるのに背を向けて耳を塞ぐ。どれくらいそうしていたか、エランが気付いた時には空は既に夕闇に溶け込んでいた。
微かに扉を開けて外を窺うと、周囲にはスレッタの姿は見えなかった。ほっと安堵するのと同時に、寂しいとすら感じてしまう自分が憎らしい。
薄暗い森をとぼとぼと歩くスレッタを想像して締め付けられる胸をぐっと押さえて、これでいいんだ、と小さく呟いた。
──エランは呪われた存在である。
エランは生まれながらの魔法使いではない。造られた、人工的な魔法使いなのだ。
本来魔女や魔法使いというのは、生まれながらにして強い魔力を宿した存在がそう呼ばれる場合がほとんどだ。生き物は皆魔力を持っているが、魔法が使えるほど強い魔力を持った者はそうそういない。だからこそ、魔女や魔法使いは畏怖と敬意を持ってそう呼ばれる。
しかし、エランの場合はそうではない。人工的に魔法使いを造り出す実験の被検体であったエランは、魔法を使うことには成功したものの、"呪い"と称された厄介な体質を持っていた。失敗作として処分される寸前でなんとか逃げ出したが、その"呪い"のせいでどこにも行く宛がなく、街を追われ村を追われ、こうして人里離れた森の奥地で一人で暮らしているのだった。 - 147二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 23:22:14
わぁ続きが気になります
- 148二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 06:57:29
保守
- 149二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 15:28:15
もっと欲しい魔女っ子&使い魔スレッタ
- 150二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 20:56:32
続きです🌸
♦︎♦︎♦︎
"呪い"──エランの厄介な体質は、新月の夜に周囲の魔力を大量に奪ってしまうのだ。
生き物全てが魔力を持っている以上、動物だろうと人間だろうと関係なく、エランはその魔力を奪ってしまう。魔力を奪われるというのは生命力を奪われることにも繋がり、まして微弱な魔力しか持っていない生物にとっては命に関わる。
本人にそのつもりがなくとも、周囲に危害を加えてしまうエランの体質は、まさに呪いであった。優しく迎えてくれた人が、恐怖と嫌悪の瞳でエランを見、出て行けと声を荒げる──何度も繰り返してきた出来事を思い返して、エランは呻き声を上げた。
「ぐっ……!う、うぐ、うぅ……!」
何重にも結界を張った部屋の中心で、エランは胸を押さえて蹲っていた。身体から湧き出る呪いをなんとか抑え付けようとするが、それを嘲笑うように呪いが次から次へと外へ漏れていく。
「あ、……っ!」
エランから一番離れた場所に飾っていた、スレッタが持ってきてくれた赤色の花が、どんどんと萎えていく。やがて息絶えるようにはらりと散って枯れてしまったのを視界の端に捉えて、エランはもう泣きたくなった。
「スレッ、タ……!」
彼女は今どこにいるのだろう。エランの呪いの効果が及ぶ範囲にいなければいいが──ああこんな事なら彼女の家を確認しておくんだった、いやもっと早くに追い出しておけばよかった、頼むからどこか遠くにいてくれ、この呪いから逃げていてくれ──祈るように眉を寄せて名前を呼んだ瞬間、耳に馴染んだ声が飛び込んできた。
「──エランさん!」
「っ!?」
ばっと顔を上げて入り口の扉を見る。どんどんと激しく叩かれる扉はぎしぎしと軋んでいて、その向こうに彼女がいるのだと教えていた。 - 151二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 07:07:40
続きありがとうございます
- 152二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 13:22:11
- 153二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 14:43:13
- 154二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 15:08:30
>>23の続きです。
書き逃げSSスレにも投げたけど一応こっちにも
死にたがりカラスとお節介魔女王都の外れに存在するシン・セーの森の中にある小さな家。そこに住む新米魔女のスレッタは、昨夜置いた状態から全く変わっていないパンと水を前に、小さく肩を落としました。「今回も食べてくれなかったな……」
遡る事3日前。スレッタは立ち寄った公園で倒れていたカラスを慌てて自宅へと連れて帰りました。家に着いてドアを開けるなり、留守番をしてくれていた使い魔の名前を呼びます。
「エアリアル!昨日作った傷薬、まだ余ってるよね?今すぐ持ってきて!」
帰ってくるなりそう言ったスレッタにエアリアルは一瞬何事かという反応を見せましたが、すぐさま薬を取りに薬品倉庫へと向かって行きます。
事情を聞く事よりも頼み事を優先してくれた使い魔に感謝しつつ、スレッタは毛布を用意してコートに包んでいたカラスをそっと毛布へと移します。
そして包帯と綿を救急箱から取り出していると、薬を持ってきたエアリアルがスレッタの元へと近寄ってきました。
お礼を言いながらそれを受け取って、スレッタは自作の傷薬を綿に浸し、カラスの体についた傷に優しく薬を塗っていきます。
痛みからかか細い呻き声を上げたカラスにごめんね、…telegra.ph - 155二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 21:19:03
続きありがとうございます〜!新米魔女ちゃん可愛い…♡あーんしてあげるの想像してニヤけてしまいます🥰🥰
- 156二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 08:14:10
>>153ありがとうございます!その台詞はちょっとこだわったので嬉しいです!
続きです🌸
♦︎♦︎♦︎
エランはもう胸がいっぱいになってしまって、何も言うことができなかった。涙の跡が残る顔で、それでも心底嬉しそうに微笑むスレッタは、エランがこれまで見た何よりも強く、美しく、可憐だった。
どくんどくんと心臓が高鳴る。エランが恐る恐る手を伸ばすと、スレッタはその掌にすり、と頬を擦り寄せた。触れ合った箇所からたくさんの魔力と、それ以上に温かな体温が流れ込んでくる。エランはゆっくりと身体を動かして、宝物を抱くようにスレッタを抱きしめた。
「スレッタ」
「大丈夫、です。……そばに、います」
最後の躊躇いを表すかのように震えていた手を、スレッタの小麦色の手がそっと握る。その小ささが堪らなく愛おしくて、エランはその手をきゅっと握り返した。
こつんと額を触れ合わせて瞳を覗く。美しい空色に映った自分が、初めてみるくらいに穏やかで安心した表情をしているのを見て、エランはそっと瞼を閉じた。
その夜、エランは生まれて初めてゆっくりと眠ることができた。
- 157二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 19:34:24
魔法使いの保守
- 158二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 19:34:46
魔女ッタ可愛いぞ
ほしゅ - 159二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 00:28:07
保守
- 160二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 09:55:58
鳥に変身して、二人で夜空をデートとかでもいいかもしれない
- 161二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 12:35:49
続きです🌸
♦︎♦︎♦︎
「ん……」
差し込む朝日に、エランはぱちりと瞼を開けた。徐々にはっきりとしてくる視界に鮮やかな赤色が飛び込んできて、思わず息を呑む。つられるように記憶が次々と溢れ出てきて、エランはぱちりぱちりと瞬きした。
──そうだ、昨日は新月で、そしてスレッタがやって来て──そこまで考えて、エランは血相を変えてスレッタの呼吸を確認した。穏やかに一定のリズムを刻んでいるのを確かめて、ほっと息を吐く。あれだけ大量の魔力を奪ってしまったというのに、スレッタは無事なようだ。果たして彼女はどれほど膨大な魔力を秘めているのだろう、とぼんやり考えながら、エランはスレッタの寝顔を見つめていた。
むにゅ、と唇を動かしている姿が可愛らしくて、エランはその丸い頬をそっと撫でた。温かく柔らかいその感覚に、じわじわと体温が上がっていくのを感じる。つつ、と頬を撫でて耳朶を軽く摘み、鮮やかな赤毛をかき分けて形の良い頭からうなじをなぞっていく。
しばらくの間そうしていると、やがてスレッタの唇の端がむにゅむにゅと動き出す。ぴくりぴくりと瞼が微かに震えているのを見て、エランはくすりと笑った。
「起きてるでしょ、スレッタ」
「…………うぅ……エランさんが、いたずらするから……」
「ごめんね」
ゆっくりと現れた空色の瞳が、どこかいじけたように上目遣いでエランを見つめる。少しだけぷくりと膨らませられた頬をつんと突くと、ぷしゅ、としぼんでいった。
ひどく穏やかで幸せな気持ちでそれを眺めていると、スレッタの頬がじわじわと赤みを帯びていく。どうしたの、とその輪郭を撫でれば、スレッタはふわりと微笑んだ。
「嬉しい、です。……笑ってくれるようになって」
思わずその微笑みに見惚れてしまったエランに、スレッタはやわく笑った。心底幸せなのだと告げるようなその笑みに、エランの胸が熱くなる。それは、生まれて初めて感じるような熱さだった。
「あんまり、笑ってるところ、見たことがなかったから、……エランさんが笑ってくれたら、私、嬉しいです」
- 162二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 21:02:57
あ〜かわいい〜
- 163二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 03:58:07
- 164二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 12:11:57
>>163さんのコメント見て考えてみたけど、何故かセンシティブな内容になってしまった
- 165二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 13:09:04
- 166二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 14:31:41
- 167二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 20:46:33
甘々を書いているとちょっとほろ苦(?)系も書きたくなる、ということで魔法使い4×魔女スレッタはどうですか??
お互いに魔法使いと魔女であることを隠しているので、どんなに惹かれ合っても「でも自分は魔女(魔法使い)だから…」と肝心なことろで気持ちを抑えつけてしまう二人 スレッタはそれでも…!と思って一生懸命エランにアピールするけど、エランは自分なんかより普通の人間の男の方がスレッタを幸せにできると考えているので、アタックされてもはぐらかしたり、わざと別の男(エランから見て信用できると思った人間男)を紹介したりするので、スレッタは自分の片想いなんだ…と思ってるやつです - 168二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 21:23:10
- 169二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 07:46:18
ほしゅ
- 170二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 17:04:50
保守
- 171二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 19:46:24
最近何かをいそいそと作っている魔女ッタ
何を作っているのかと、訊ねるエランさん
とても素敵な笑顔で「惚れ薬です!」と答えるスレッタと、固まるエラン
(相手は誰だ?とうとう彼女にも好きな人ができたの?最近よく名前のあがる彼等の内の誰かか?彼女の幸せののためなら手伝う……いやだ!いやだいやだ僕の方が先に彼女のことを好きになったんだ!誰にも渡したくない。それならいっそのこと……)
ここまでコンマで考えて、「僕にできることはない?手伝うよ」といいながらスレッタの恋路を邪魔をし、仮に薬が出来たとしても、最悪スレッタに使って自分に惚れさせようかと考えているエラン
ただたんに、「惚れ薬でもあったら飲ませてやるのに」と言っていた友人の恋の悩みを解決すべく、せっせと薬作りに励んでいるスレッタとの両片想いな話が読みたいです!
ラブコメでもシリアス系でもしっとり系でもいいよ(他力本願) - 172二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 19:47:07
エランさんは、使い魔でも魔法使いでもただの人間でもどちらでも美味しいです
- 173二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 21:30:44
ハピエン厨なのに地獄妄想が止まらない。助けてください。
(※R-15程度ですがいかがわしい内容なので一応閲覧注意)
さらにここからもうちょい地獄が続くんですが胸糞展開なのでそこはカットしました。
魔法使いエランと元人間な使い魔スレッタ 続き ある日、魔力が足りずスレッタが死んでしまう夢を見てしまったエランは衝動的にスレッタを抱いてしまう。それで自分がスレッタに惚れている事を自覚するも、スレッタが行為中に抵抗する素振りを一切見せなかった事で「自身に命を握られている状態のスレッタを都合よく利用している」と激しい自己嫌悪に陥る(なおスレッタが抵抗しなかったのは単純にエランに求められて嬉しかったので応じただけ)一方でスレッタは魔力供給の度にエランが苦しそうな表情で自分を見ている事が気になり、何かエランの気に障る事をしてしまったのではないかと悩むように。
そして思い詰めたスレッタはエランに夜這いを仕掛け「エランさんのやりたい事なんでもやります(だから嫌いにならないで)」と迫る。その姿を見てついに罪悪感が爆発したエランは「君を抱きたくない(もっと自分を大切にして、僕の都合の良い人形になんてなろうとしないで)」と言ってスレッタを突き放してしまう。
エランに嫌われたと勘違いしてショックで泣き出してしまうスレッタ。スレッタが泣いた事で固まるエラン。
一言「すみませんでした」とだけ言い残して寝室を出て行ったスレッタを追いかける事も出来ずに呆然と見送る…telegra.ph - 174二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 21:39:40
- 175二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 21:54:09
- 176二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 22:20:40
- 177二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 07:37:50
ほしゅ
- 178二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 15:25:31
保守!
- 179二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 20:11:10
だいぶ遅くなってしまいましたが、魔法使い4くん×使い魔たぬきスレッタのラストです🦝
この後はお嫁さんだと思っている4くん×使い魔だと思っているスレッタちゃんによるラブコメが繰り広げられるのだと思います🌸
たぬき娘と魔法使い「ん……」差し込む朝日に、エランはぱちりと瞼を開けた。徐々にはっきりとしてくる視界に鮮やかな赤色が飛び込んできて、思わず息を呑む。つられるように記憶が次々と溢れ出てきて、エランはぱちりぱちりと瞬きした。
──そうだ、昨日は新月で、そしてスレッタがやって来て──そこまで考えて、エランは血相を変えてスレッタの呼吸を確認した。穏やかに一定のリズムを刻んでいるのを確かめて、ほっと息を吐く。あれだけ大量の魔力を奪ってしまったというのに、スレッタは無事なようだ。果たして彼女はどれほど膨大な魔力を秘めているのだろう、とぼんやり考えながら、エランはスレッタの寝顔を見つめていた。
むにゅ、と唇を動かしている姿が可愛らしくて、エランはその丸い頬をそっと撫でた。温かく柔らかいその感覚に、じわじわと体温が上がっていくのを感じる。つつ、と頬を撫でて耳朶を軽く摘み、鮮やかな赤毛をかき分けて形の良い頭からうなじをなぞっていく。
しばらくの間そうしていると、やがてスレッタの唇の端がむにゅむにゅと動き出す。ぴくりぴくりと瞼が微かに震えているのを見て、エランはくすりと笑った。
「起きてるでしょ、スレッタ」
「…………うぅ……エラ…telegra.ph - 180二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 21:37:15
- 181二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 00:23:30
あ〜〜〜〜〜〜〜かわいい……
- 182二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 01:41:26
>>179 かわいい!! そしてこれ絶対に「ご主人」という言葉の用法までお互い間違え使ってしまうやつだ草
- 183二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 12:15:46
保守
- 184二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 12:17:32
ありがとうございます〜!
このスレッタぬきちゃんにはもちろん発情期が来ます!!自分が使い魔だと勘違いしてる間はむずむずしちゃう身体を一人で我慢してたスちゃんです🌸
エランさんがそれに気付いて「身体辛いだろ、おいで」といってすごく優しく丁寧に丁寧に抱いてくれるんですけど、スちゃんはそれを「主人として使い魔の面倒を見てる」と捉えてしまって罪悪感を感じちゃうんですよね
もちろんエランさんは夫婦なんだから夫として当然だしむしろ嬉しいと思っているんですよね すれ違い〜! - 185二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 13:06:03
魔術師エランと精霊スレッタ契約の話です。
長くなってしまったので初めて別リンクにしました。うまく貼れるかどうか・・・
拙い文章ですが少しでも楽しんでいただけたらうれしいです。
エンゲージ 〜精霊の待ち人来たる〜「・・・はぐれた」広いフロアを見渡しても共に来た2人の姿は見つからず、エランはため息をついた。
もう放って帰ってしまおうか。最初から気乗りしなかった探索だけに、すっかり嫌気が差してしまっていた。
そもそもの始まりは今朝のこと。
突然押しかけて来た客人が、エランをダンジョン探索に誘ってきたことだ。
「・・・探索?」
「そうだ。魔術師の力が必要だからお前を誘いに来た」
突然の申し出に、何事にも無表情無反応なエランでも僅かに眉を顰めずにいられなかった。
何を言っているんだ、この男は。エランが探索やら冒険やらに関心がないことなど、大して親しくなくとも知ってるだろうに。
ハッキリと帰れオーラを出すエランを他所に、こちらの反応などお構いなしな客人ーーグエルは、ダンジョンの奥深くで眠っているという精霊を探し出し契約したいのだと目的を語り、もう1人の客人シャディクは向こう見ずなグエルをフォローしつつ素材集めをすると言った。
正直ウワサの精霊にもダンジョンの素材にも興味はない。一言「行かない」と告げて読みかけの本に視線を戻したが、客人は諦めるつもりがないようで目の前から動こうとしなかった。
本をしっかり30ペー…telegra.ph - 186二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 19:59:43
もうちょい続くよ鬱パート
(短いけど胸糞展開なのでワンクッション)
魔法使いエランと元人間な使い魔スレッタ 続きの続き エランに「君を抱きたくない」と言われ、エランの気持ちを無視して自分の好意を押し付けてしまっていたと勘違いしたスレッタは、罪悪感から自分はエランの側にいてはいけないと思いエランのもとから離れてしまう。どこか遠い場所に行って体内のエランの魔力が尽きるまでの間1人でひっそりと生きようと森から出ようとしたその時、迷子になっている子供を見つける。
過去の自分と重ね、かつてのエランが自分にしてくれたように森の入り口まで送り届けたところで運悪く子供の親(スレッタが住んでいた村の住人)と鉢合わせてしまう。
人柱として捧げられたはずのスレッタが生きているうえに外見が全く変わっていない事から魔女と糾弾され、さらには子供を連れ去ろうとしたと誤解されたスレッタはたちまち捕らえられ魔女狩りという名の拷問にかけられる。
半不老不死のスレッタはいくら拷問にかけられようが死ぬ事はなく、しかし痛みは普通の人間同様に感じるため地獄のような苦痛が続く中でこれはエランを苦しめた自分への罰なんだと心の中でエランへ謝罪を繰り返すスレッタ。
スレッタに助けられた子供は拷問にかけられ続けるスレッタを見て「このままじゃスレッタお姉ちゃんが…telegra.phこの後子供の話を聞いたエランが村に乗り込んでスレッタの姿を見てプッツンからの村人皆◯ししそうになるのをスレッタが必死に止める、という所までは考えたんですけどどうやってハピエンに持っていくんだコレ……(頭抱え)
- 187二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 20:47:51
罠にエランがかかったのも運命やな
- 188二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 21:36:25
続きありがとうございます!
- 189二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 04:24:52
保守
- 190二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 10:39:04
Twitterにもあげましたが、折角なのでこちらにも上げさせてください〜🌸
使い魔鴉4くんに魔力補給(意味深)をするのが複雑な魔女ッタちゃんのお話です。ちなみにラスト、「補給の頻度が減る」とは一言も言ってません これからもたくさん魔力補給(意味深)する気満々な鴉4くんです!
鴉の戦略『スレッタ』「あ、あわ……」
ぺたりと座り込んだスレッタはじりじりと後退りしようとして、背中に固いものが当たる感触に行き止まりを悟った。眼前には使い魔の鴉であるエランが、その黒い身体をずいと近付けて迫っている。エランの立派な翼はスレッタを閉じ込めるように壁に向かって広げられおり、どこにも逃げ場はない。
スレッタはもう観念し、それでもやはり大きな羞恥心や罪悪感に目をぎゅっと瞑り──エランの嘴にちゅう、と口付けた。
♦︎♦︎♦︎
「そこ、間違ってるよ。順番が逆だ」
「あっ、本当だ…すみませんエランさん、ありがとうございます!」
「どういたしまして」
そっと伸ばされた手が触れ合ったのに、スレッタはぽっと顔を赤らめた。そしてちらりと隣を窺って、動揺した様子のない姿に内心で肩を落とす。つきりとした胸の痛みを振り払うように、スレッタは魔法薬作りに集中した。
その姿を、隣に立っている青年──スレッタの使い魔であるエランは、じっと見つめていた。
エランはスレッタの使い魔の鴉である。彼は契約者であるスレッタからの魔力によって、人間の姿をとることもできた。若草色の髪と緑色の瞳をした青年は、ここ最近は鴉の…telegra.ph - 191二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 13:06:39
公式から出る香水の紹介文が良すぎて考えた駄文
スレッタは使い魔スレッたぬきです。犬科だから本来もっとずっと匂いに敏感だと思いますが、ここでの嗅覚は人並みです
香る うららかな昼下がり。微睡を誘うような陽射しが窓辺を明るく照らしている。いつものエランなら、こんな日はリビングのソファに腰掛けて読書でもしているところだ。
そして使い魔のスレッタは隣で、彼女自身の尻尾を枕に丸くなっているはず。
しかしスレッタは今、エランの耳の後ろに鼻先を突っ込んで、しきりにフンフンと匂いを嗅いでいた。
ーーどうしてこうなったのか。エランはただ、転びそうになった彼女を抱きとめただけだ。本当にそれだけ。
なのにスレッタが急に興奮して全身の毛を膨らませて・・・ーーー
「し、知りません、でした!エエエ、エランさんって!そ、そんなっ良い匂い!するんです、ねっ!」
なんて叫ぶから、びっくりした。
何がいけなかったのだろう。恥ずかしがり屋の彼女に配慮して、極力接触を減らしていたせいか。その反動なんだろうか・・・
だけどまさかエランの匂いを嗅いだだけでこんな風になるとは思わないだろう。
スレッタ曰く「爽やかで繊細でキラキラと澄んでいて、でもお花みたいに甘くて、物静かで儚いのに一度嗅いだら忘れられない匂い」だったか。
自分の袖口を嗅いでみてもわからない。全然わからない。
そもそもエランは香りの…telegra.ph - 192二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 13:45:09
途中まで書いていたスタンダードな魔法使いエランと魔女の卵のスレッタのお話
今書いてるSSの息抜きに書いてましたが、全部書き上がるまで時間がかかりそうでしたので、まだまだ途中ですが投下しておきます
魔法使いと卵の少女 町にほど近い森の中には一人の賢者が住んでいる。彼の名前はエラン・ケレス。植物と鉱物の理を操り、人の為になる薬を作り出す魔法使いだ。
月に何度か、彼は必要な物資を調達するついでに薬を卸しに町の中へと降りて来る。
それ以外は森の中の自宅に引っ込んで様々な薬を作っている。だから町の人は彼の姿をなかなか見ることが出来なかった。
そんな彼の元には、実は弟子ともいえる魔法使いの卵がいる。
十年ほど前、森の中で迷子になっていた一人の子供がそのまま弟子になったのだ。彼女は自分の名前以外は何も分からず、ただ泣きながら森を彷徨っていた。
困ったのは当時の魔法使いだ。町の人に聞いても誰も彼女の出自が分からず、また彼女が魔法使いのそばを離れようとしないので、彼はほとほと参ってしまった。
結局は小間使い兼弟子という体で、まだ幼児だった彼女を引き取る事にしたのだ。
彼は丁寧に彼女…スレッタ・マーキュリーに日々の生活の仕方を教えた。
食事の仕方を教え、身の清め方を教え、1人での眠り方を教えた。
滞りなくそれが出来るようになると、今度は掃除の仕方を教え、食事の作り方を教え、植物の世話の仕方を教え…。
そんな毎日を…telegra.ph - 193二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 19:12:16
癒やされにきました
- 194二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 21:35:55
- 195二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 21:36:44
このスレが癒しです…次スレあるんでしょうか?
- 196二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 07:13:04
保守
- 197二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 14:17:09
スレ主です🌸
すぐ落ちるかな…とか思ってたらたくさんの素敵な魔女ッタちゃんや魔法使いエランさんのお話が読めて幸せです!次スレ立てようと思いますが、たぶん夜になると思います…💦立てたらまたお知らせしますので、保守お願いします! - 198二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 22:27:40
- 199二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 22:38:00
お待ちしてました〜!次スレありがとうございます!
- 200二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 01:16:46
200なら再会して4スレファンタジー増える!