【閲覧注意】ここだけ或人×祢音メインCPスレ(元「【閲覧注意】ここだけ或人×祢音スレ」)

  • 1二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:17:00

    あにまん限定CP 或人×祢音 を中心にクロスオーバーCPを語ったりssを投稿したりするスレです
    皆で楽しく盛り上がれたらと思います

    「【閲覧注意】ここだけ或人×祢音スレ」スレ主さんとは別人です
    仕切り直して立てました

  • 2二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:17:17

    ※荒らしはスルーでお願い致します
    荒らしに反応しないで下さい
    荒らしへのレスは荒らしを煽るものと判断し削除します
    荒らしは黙って通報願います
    ※対立煽りも禁止です

  • 3二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:19:17
  • 4二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:20:00

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  • 5二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:20:20

    登場キャラ

    ・飛電或人
    ご存知、(自称)元爆笑お笑い芸人の飛電インテリジェンスの社長。祢音とお見合いで知り合い、その後祢音TVの最中にいつものように逃げている祢音を助けてから(或人目線では)お友達に。なお彼に恋は十年早いぐらい鈍感だったりするが……?

    ・鞍馬祢音
    ご存知、セレブインフルエンサー。お見合いで或人と知り合いになり、その後いつものようにジョンとベンから逃げていたときに或人に助けてもらったのと自分の夢を応援してくれたことがきっかけに恋に…。なおアプローチはすべて或人が祢音を妹感覚で見てくるため失敗する。お酒に弱い。そして2スレ目ではアーク堕ちしちゃったことも…。まぁ或人が助けてくれるんだけどね!前スレで出生の秘密が明らかになったが或人や皆に支えてもらえたぞ!

    ・我那覇冴
    ご存知、今年に入ってのデザグラのゲストライダーであえなく脱落しちゃった人類最速。あるときにヒューマギアを購入したこととそれによる戦いによって或人と出会い彼に恋をする。しかし素直になかなかなれず妹と弟達に慰められる。なおこちらもお酒に弱い。4スレ目より記憶が戻る。滅を拾う。

  • 6二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:20:45

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  • 7二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:21:17

    ・刃唯阿
    ご存知、A.I.M.S.の隊長。下の奴らがやりたい放題のため胃痛枠になって3スレ目では遂に幼児退行する。なお祢音達の恋は素直に応援しているためサポートする。最近はソルド20のことが色々心配。

    ・天津垓
    ご存知、1000%な社長。祢音達の恋を知って全力サポートだが基本的には唯阿から見るとやばいためツッコまれる。真面目なときもある。

    ・檀黎斗
    ご存知、神にしてゼロワン世界で復活した人。最近永夢達に復活がバレしばかれるが何かを企んでいる様子。

    ・イズ
    ご存知、或人の秘書。恋愛の応援があれすぎる…。戦闘に参加することもある。祢音が手にする前にキューンのラブレターを全て回収・処分したり、祢音に近づこうとしたキューン自身の処分を実行に移したりする。
    大我と手を組んでキューンの排除を目論む。

    ・腹筋崩壊太郎
    ご存知、お笑いヒューマギア。アスリートということから冴応援派。

    ・縁結びマッチ
    ご存知、結婚相談ヒューマギア。恋愛のサポートをするが或人がアレなため頭を悩ます。

    ・ソルド9
    ご存知、ソルド兵。唯阿の部下。冴派だが恋の応援がやりたい放題。

    ・ソルド20
    同じく、ご存知、ソルド兵。唯阿の部下。こちらは祢音派だが以下同文。

    ・我那覇澪、潤
    冴の妹、弟。こちらでは妹はしっかり者、弟はお調子者。恋愛でうまく行かない姉に苦労する二人組…

  • 8二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:22:06

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  • 9二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:23:03

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  • 10二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:25:19

    ・宝生永夢
    ご存知、聖都大学付属病院の小児科医。怒らせたら怖い。
    何か重い過去がある様子。

    ・鏡飛彩
    ご存知、聖都大学付属病院の天才外科医。院長の息子でドライな性格だったが4スレ目のある出来事で景和と打ち解ける。デザグラスポンサーの問題が浮上してしまう。

    ・花家大我
    ご存知、元聖都大学付属病院の放射線科医。今はゲーム病専門の開業医をしている。ある事情から1人で抱えこみがちだが4スレ目のとある出来事から過去に囚われるのをやめる。
    8スレ目で祢音のゲーム病を治療する。その経緯から祢音派。

    ・九条貴利矢
    ご存知、聖都大学付属病院CR所属の監察医。嘘つき。4スレ目ではとある理由からベロバ側についたふりをして6スレ目で離反。道長の離反のきっかけを作る。ベロバ側からしたら荒らし混乱嫌がらせの元。いい関係の女医さんがいる。

    ・西馬ニコ
    ご存知、大我の翻訳係。天才ゲーマーNとして有名。祢音との交流もある。

    ・八乙女紗衣子
    ご存知、聖都大学付属病院の再生医療のリーダーを務める女医さん。美人と病院では評判。
    過去に色々あったらしいが貴利矢に救われた様子。共鳴反応について何か気づいた様子で研究に協力してくれる。
    色々アドバイスしてくれる大人の女性。

  • 11二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:25:30

    ・浮世英寿
    ご存知、スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ。出番が大分増えたが、道長からはあまり突っかかられなくなった。

    ・桜井景和
    ご存知、平和を望む狸。英寿同様4スレ目から活躍するようになり飛彩と交流を持つようになるが、飛彩に就活生呼ばわりされてしまったり地雷を踏まれたりするも、ようやく名前呼びされるようになる。

    ・吾妻道長
    ご存知、暴れ牛。本編ではかなりヤバいところまで行ってしまっている(このスレの本人は何それ知らん……怖っとのこと)。このスレでも基本的に暴れてばっかだったが、3スレ目での幼児退行と唯阿との戦闘や4スレ目の飛彩関連の事件で思うところがあった様子。とうとう4スレ目で貴利矢に唯阿への好意を指摘され振り回される。6スレ目で貴利矢の頑張りにてベロバ側から離反する。

    ・キューン
    ご存知、祢音ちゃんのサポーター。他スレだと毎回キモいと評価されがちで彼女を振り向かせようと色々思考中だが、行動に移そうとするとイズに邪魔されたり廃棄されかかったりしていたことが判明。とうとう年貢の納め時……大我にぶっ潰されるフラグが立ったと思ったら、自分から手を引き大我とは和解。

    ・ケケラ
    ご存知、景和のサポーターだったのだが一見まともなサポーターに見えて単なるギャンブル依存症と飛彩に指摘されいつの間にかサポーター解任させられてたが、ニラムに無事サポーターの座に戻してもらえた。

    ・ジーン
    ご存知、英寿のサポーター。感動が何より大事。デザグラでの参加者の生き様や死に様で感動を得ていたが、英寿との関わりや永夢の過去に思うところがある様子で、9スレ目で自分らしい生き方を模索すべく英寿にレーザーレイズライザーを託しどこかへ去った……と思いきや鈴木という偽名で情報番組に出る強かさを持つ。

  • 12二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:25:58

    敵サイド
    ・五十鈴大智
    ご存知、クイズ王。
    荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その1。
    ドクターライダー達にボコボコにされた上に6スレ目ではリオンに利用され、逆恨みからジャマトバックルを使い出す。
    何もかも楽しいと本編よりやばいことになっている。

    ・ベロバ
    荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その2。
    ギーツ本編だとすごい敵…なのだが、こちらだとゼロワンライダーやらエグゼイドライダーがいるせいでなかなかうまく行かずストレスでイライラ!しかも味方になった貴利矢は案の定裏切り道長まで離反させられてしまい大荒れ、リオンと揉めて大暴走。切り札のヴィジョンドライバーまで奪われる始末。350歳なのが判明。

    ・アズ
    ご存知、アークの秘書。9スレ目よりアークグランプリを開催、出場する。未来人の悪意の利用を考えている。

    ・アーク
    ご存知、悪意の化身。9スレ目よりアークグランプリという名の蠱毒ゲームを始める。

    ・シンクネット
    ご存知とある新興宗教の残党。全員しょっ引かれムショ送りにされていた。最近誰かの手引きで脱獄したようだが……ベルとかいう奴がリーダーらしくジャマト側と手を組んでいたがベルは大智に利用されるわ、サーバーは壊されるわでもう復活無理やろと思っていたら9スレ目で幹部4人はアークの力でジャマト化して復活。

  • 13二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:26:27

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  • 14二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:28:10

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  • 15二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:30:00

    用語

    ・共鳴現象
    ライダー達の間で起こる謎の現象。諸々のステータスが爆上がりするが、反動で変身不能となる。だがゼアにより反動を抑えるバックルが作られ、安定して使えるようになる。仲がいいとか絆とかより、その場のノリが大事。ゼアがもたらした機能のようだが……?一応相手はある程度は決まっている。決まった相手じゃないと威力もほどほどだし反動もある。シンクネットにとっての脅威的な機能を持つ。八乙女紗衣子が何かの鍵を握っている。

    ・主治医
    患者の治療に対して主に責任を有する医師のこと。
    患者の身体・健康・その他の状態について最もよく理解していることが期待される。
    しかし患者があれこれこき使ったり、主治医の恋愛事情吹聴し回ったり、病院食食えっつってんのにたぬき蕎麦食わせろと反抗したり、周りがわがままやってんだから私もわがままやっていいよね!ということをしてはいけない。宝生先生とのお約束だぞ!

  • 16二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:35:26

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  • 17二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:36:02

    スレ立て乙です~

  • 18二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:36:42

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  • 19二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:37:06

    スレ立てありがとうございます!

  • 20二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:37:22

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  • 21二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:37:32

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  • 22二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:38:10

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  • 23二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:38:34

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  • 24二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:39:34

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  • 25二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:45:58

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  • 26二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:47:02

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  • 27二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:50:03

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  • 28二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:51:20

    荒らしに反応するのはお止め下さい

  • 29二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:51:24

    助長する側として判定されたんでしょ。

  • 30二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:52:34

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  • 31二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:55:03

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  • 32二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:58:48

    スレたてありがとうございます!!!

  • 33二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:00:36

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  • 34二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:02:08

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  • 35二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:05:10

    「或人×祢音スレ」スレ主さん、すみません
    或人×祢音スレシリーズが好きで日付が変わって、なかったら立てようと思って…ごめんなさい
    スレ主さんのご気分を害されたのなら削除致します
    申し訳ありません
    (誤字がありましたのでレスし直しますすみません)

  • 36二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:06:45

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  • 37二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:09:17

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  • 38二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:10:29

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  • 39二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:15:03

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  • 40二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:17:03

    >>38

    荒らしに反応するレスだったので削除致します

  • 41二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:18:53

    このレスは削除されています

  • 42二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:19:44

    このレスは削除されています

  • 43二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:21:10

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  • 44二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:23:04

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  • 45二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:25:16

    荒らしはスルーでお願い致します

  • 46二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:26:10

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  • 47二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:27:43

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  • 48二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:28:22

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  • 49二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:30:09

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  • 50二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:33:03

    このレスは削除されています

  • 51二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:35:28

    このレスは削除されています

  • 52二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:37:54

    >>51

    荒らしへのレスですので削除致します

  • 53二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:45:13

    このレスは削除されています

  • 54二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:45:57

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  • 55二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:50:15

    >>53 >>54

    荒らしに対するコメントはお止め下さい

    削除致します

  • 56二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:55:03

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  • 57二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 01:56:22

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  • 58二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:00:15

    自分は道長×唯阿と景和×ソルド20が気になっている
    或人×祢音ももちろん好きだけれど
    皆さんの推しCPは何ですか

  • 59二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:03:16

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  • 60二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:05:53

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  • 61二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:12:50

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  • 62二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:17:05

    このレスは削除されています

  • 63二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:19:03

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  • 64二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:30:03

    このレスは削除されています

  • 65二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:33:03

    このレスは削除されています

  • 66二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:33:35

    このレスは削除されています

  • 67二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:40:05

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  • 68二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 02:45:44

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  • 69二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:32:43

    >>35

    元スレ主です!スレ立てありがとうございます!

  • 70二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:35:37

    元スレ主ですが、12のサルベージしたSSと書き溜めしているSSを僭越ながら貼らせていただきますね。

  • 71二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:39:35

    これまでのおさらい‼︎
    祢音ちゃんの誕生日も無事迎えられ、アークグランプリが激化する前に景和はソルド20とデートに行くのであった。
    一方デザグラ運営が何やら怪しい動きをしたりシンクネットの幹部がジャマトとして復活‼︎
    さてどうなる⁉︎

  • 72二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:40:21

    https://bbs.animanch.com/board/1782806/?res=196

    の続き

    そんな道長だったがあることを考える

    道長(あれ?でもよく考えたら隠れながらでもこうしてバルキリーと二人きりでここ回っていたら実質デートは……!?やった…やったぞ…!俺はついにバルキリーとデートができたんだー!)

    二人きりで見守っているという状況だがこれは実質これはデートなのではと思って内心浮かれるのだった…


    そんな二人見守られてるとは知らず花見を開始しする景和とソルド20達、その手は迷子にならないようにしっかりと握られていた

    ソルド20「今のところおかしなところはないな、桜井景和、そちらはどうだ?」

    景和「……」

    ソルド20「?おい聞いているのか?」

    景和「わぁ!な、なんでしょうか!?」

    ソルド20「いやだから今のところおかしなはないか聞いているのだが」

    景和「そ、そうですね!はい!特にないです!はい!」

    ソルド20「ならいいが…お前様子が変だぞ」

    景和「ご、ごめんなさい…」

    (だってまさかソルド20さんから手を繋いでくれるとか思わないじゃん!というかさっきから俺より前に進んでくれてるとかちょっと男前過ぎない!?)

    冷静沈着なソルド20に対し一方の景和は内心ドキドキと緊張しすぎてそれどころじゃなかった。まさか開幕早々手を繋がられるとは思わなかったので当然といえば当然だが

    しかも先程からソルドが先程から景和の前に守るように前に進んでいるためちょっと男前に感じてしまいこれまたドキッとしてしまうのだった

    ソルド20「もしかして…私の手冷たかったか?」

    景和「へ?いやそんなことは…!」

    そんな景和を見てソルド20は自分の手が冷たいのではと思い景和に聞く

    ソルド20「申し訳ない、私は人間じゃなくて機械だからどうしても手が冷たくなってしまう、これが人間ならそんなことないんだろうがな、」

    景和「ソルド20さん…そんなことないですよ」

    景和は自虐するソルド20に励ますように答える

    景和「ソルド20さんの手は温かいです」

    ソルド20「?だが今は体温調節などしてないから冷たいはずだが…」

  • 73二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:41:02

    景和「たしかにそうかもしれないけど、でも俺のことを思ってくれるその優しさがある。だからその手も暖かく感じます」
    それは景和の本心だ。たしかに体は機械だから冷たい。しかし同時にこうして心配してくれる優しさという暖かさもある。景和は機械の冷たさよりもその心の暖かさを感じていたのだ
    ソルド20「……そうか、ならこのままでいいか?」
    景和「はい…!」
    ソルド20はなにか思う様子がありながらもそのままパトロールを続行するのであった。そして景和もそれに嬉しそうに反応するのであった
    景和(よかった、なんとか元気になってもらえたかな…?でもなんだかさっきのなんだか告白みたいだったな…ってこ、告白!?いや考えてんだ俺!?)
    その後景和は自分の言った言葉がなんだか告白みたいなものじゃないかとしばらく内心慌てていた
    ソルド20(自虐ネタで笑いを取ろうとしたがウケなかったな。あまり面白くなかったか。今後はやめておこう)
    ……一方のソルド20は先程のあれは自虐ネタだったらしく手の冷たさをネタに笑いを取ろうとしたがあまりウケなかったことについて反省していた

  • 74二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:44:29

    一方その頃
    貴利矢「鏡先生さ、何か悩んでない?じゃないとこんなところで物思いに耽らないでしょ」
    食事をしながら貴利矢は飛彩に再度問う。
    飛彩は苛立った様子で貴利矢に答える。
    飛彩「だから同じことを何度も聞くな、監察医」
    その答えは同じ。つまり答える気はないのだ。
    祢音「何かあったら話してください、私たちだって……」
    祢音に話しかけられ、飛彩は目が合うが、すぐ目を逸らす。彼女が心配しているのは分かる。
    だが灰馬が渡されたカードに小姫の復活を書いていたら、と思うと祢音には申し訳ないが彼女の顔を見ることができなかった。
    英寿「……」
    英寿はその挙動を見て何かを察するが、あくまでも抽象的な何か、であって飛彩が抱える問題の具体的な内容までは分からなかった。
    英寿(明日エグゼイドに話すか……)
    英寿が考えている時だった。
    飛彩「悪いが俺は帰る。」
    祢音「え、ちょっと飛彩さん⁉︎」
    飛彩は唐突に立ち上がり、その場を後にする。
    貴利矢「うーん、あれは結構面倒な問題抱えてそうだね」
    英寿「……もしかしたらデザイアグランプリ関連かもな」
    英寿の言葉に祢音は驚く。
    祢音「えっ⁉︎何で⁉︎」
    英寿「親は大病院の院長、十分な資産もある。だとしたら……」
    英寿の言いたいことを理解した貴利矢は口を開く
    貴利矢「新しいスポンサーになれってお誘いがあったってこと?」
    英寿は頷く
    英寿「ただ、それだけでブレイブがあそこまで意固地になるとは思えないがな」
    貴利矢「確かにね」
    2人ともスポンサーになることで願いを叶える特権を与えると言われたのだろうと言うことは察していたが、祢音の前では言及するのは避けた。
    祢音「飛彩さん、大丈夫かな……」

  • 75二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:45:50

    飛彩(俺は……別に鞍馬祢音の存在を否定していないのに何であんな反応を……つまりああいう方法で小姫が蘇った時俺は受け入れられないんだろうな)
    飛彩はそう考えながら帰路を急ぐ。
    その時ある光景を思い出していた。
    街中で中年の身なりの良い夫婦が喧嘩をしていた。
    夫と思わしき人が妻らしき人を止めて、揉めているのだ。
    光聖『伊瑠美‼︎もう帰るぞ‼︎』
    伊瑠美『嫌よ‼︎私はあかりを見つけるまで帰らないわ……あれ、あかり?祢音じゃなくて?えっ……』
    伊瑠美の発した名前でこの2人が祢音の両親である人物であると飛彩は察した。
    光聖「……っ‼︎」
    飛彩「……」
    飛彩はそれを見て絶句してしまう。
    亡くなった娘の代わりを求めるのは理解できる。
    だが相応の覚悟がないとこのように後から代償が来てしまうのだ。
    伊瑠美『嫌よ‼︎また誕生日にあの子が帰ってこないなんて‼︎』
飛彩は伊瑠美の慟哭と光聖の宥める声を背に急いでその場を離れたが、きちんとした身なりにそぐわない振り乱した髪で泣き叫ぶ伊瑠美の姿が忘れられなかった。
    (回想終わり)
    飛彩は立ち止まる。

    飛彩「……俺は……」
    その時だった。
    
アズ「こんばんは♪」
    
唐突に目の前にアズが現れ、飛彩は驚く。
    
飛彩「貴様、何の用だ⁉︎」

    アズに対し飛彩は言うまでもなく警戒心むき出しにし、ガシャットを構える。
    
アズ「あら怖〜い、私そんなつもりじゃないわよ?」
アズはわざとらしく怖がるフリをする。

    飛彩「じゃあ何のつもりだ」

    アズ「あなたの父親、とうとう……いや前からだけど、デザイアグランプリの運営……未来人に目をつけられたのね。スポンサーとして。
しかも条件は鞍馬光聖と同じ。スポンサーになる代わりに特典として創世の女神の力を使って願いを一つ叶えてあげるって言われたんでしょ?」

    アズに灰馬に起こったことを言い当てられ、飛彩は驚く。


  • 76二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:47:34

    飛彩「貴様、何故それを」

    アズ「まあアーク様の力があれば?あの未来人からも相当な悪意を察知できたしね。そして、更にあの未来人は条件をつけた。それはアークグランプリで何があってもあの病院を守ること。だからあなたの父親は迷った。そして……」
    アズは飛彩の鞄を見る。
    (院長室にて)
    飛彩『親父、これは俺が預かる‼︎よく頭を冷やせ‼︎』
灰馬『待ちなさい、飛彩‼︎』
    
アズ「あなたはあの未来人があなたの父親に渡したカードとペンを没収した。願いが書けないように。」

    飛彩「……」
    
アズ「あなたはあなたの恋人を自分の手で救うと言っているけど、それって本心?方法があるならばそれに縋り付きたいんじゃない?」
    
飛彩「ふざけるな‼︎他の方法でなど……っ‼︎」

    アズ「それじゃあなたは子猫ちゃん……鞍馬祢音の存在を否定するの?」

    アズの指摘に飛彩は言葉に詰まる。

    飛彩「鞍馬祢音のことは関係ないだろう‼︎あいつはあいつだ‼︎」
    憤る飛彩を見てアズはわざとらしいため息をつく。
    
アズ「あーあ、私頭に血が上ってる人嫌なのよ。あの350歳だけでお釣りが来るレベル。まあ、あなたがどういう選択をするのか楽しみに見てるわね♪」

    アズはそう言い、どこかへと立ち去る。
    
飛彩「……」

    飛彩は少しその場に立ち止まっていたが、再び帰路に着くのだった。

    滅「アズ……‼︎」
    冴から買い出しを命じられた滅はその様子を見ていた。
    また誰かを翻弄して傷つけるつもりなのか。
    しかし今の自分は変身できないし、変身できたとしても勝ち目はない。
    だからこうやって見ることしかできなかった。
    いや、傍観に徹することにしたのだ。
    飛電或人が悪意を乗り越えた世界、そこに生きる人々がどう生きるのか見ることに。
    悪意か善意、感情や心はその2つで簡単に分けられるものではない。それは人もヒューマギアも同じ。
    その2つで判別しようとすること自体がおかしいのだ。
    滅はこの世界での自分の在り方を考えるためにまず人々を見て見ようと決めたのだ。
    滅(アズ、貴様がまた何かをしようとするならば……俺は容赦しないがな)
    そう決意して。

  • 77二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:48:34

    >>73

    突如ソルド20は立ち止まる。

    景和「どうかしましたか?」

    ソルド20は独り言のように言う。

    ソルド20「戦士である私は戦ってばかりだった。他のことに関する知識はラーニングで得てきた。だから本当に今日は知らない世界ばかりを見てきた気分だ」

    景和「……」

    桜並木の中2人は立ち止まる。

    景和「そんなことありません、今までソルド20さん達が戦ってくれたから皆が暮らせている世界があるんです。皆で遊んだところも、遊んでいないところも全部ソルド20さん達が知っている世界です、だから知らないなんて言わないでください」

    ソルド20「そうか……」

    兵器として生み出されたソルド20は自分の違う在り方を教えられたような気がしたのだった。

  • 78二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:49:31

    >>77

    一方でその光景を見ていた唯阿達は…

    唯阿「ソルド20…、吾妻君呼んどいてすまないが今日はもう帰ろう」

    道長「え!?い、いいのか…!?お前あいつのことが心配で…」

    唯阿「ああ心配だ、だが心配だからと彼女の、ソルド達のデータではラーニングできない体験を奪うことはしちゃいけないと思ってな」

    そう言う唯阿の目は子供を思う親のような目になる

    ソルド達は元々リオン=アークランドによって作られた戦闘用ヒューマギア、故に知識として知っているものはあれどそれを体験したことはない。

    そんなソルド達を唯阿は引き取り親身に接した

    故に唯阿はソルド達のことを大切に思っているが、そんなソルド20が今新しい体験をしている。そんな時間を妨害してはいけないと考えたのだ

    それに思い直した理由はもう一つある

    唯阿「それに桜井君になら彼女のことを任せられる、そう思えた」

    景和のお人好しでありながら真っ直ぐな信念な者がいたらきっと彼女は大丈夫、そう思えるのだ

    そんな唯阿を見て道長はただ一言だけ呟くのだった…

    道長「そうか…」

    唯阿「ああ、さて急に呼び出して挙げ句に解散して申し訳なかったな吾妻君。せめてなにかお詫びしたいのだが…」

    道長「急だな…だけど詫びか…」

    唯阿からお詫びをしたいと言われ突然なこともあり色々と悩む道長だったが今の場所とあの約束を思い出す

    道長「そうだ、お前になにか奢る約束あったよな?」

    唯阿「ああ、そういえばあったな、覚えてたのか」

    道長「たりめぇだ、それで詫びだがてめぇがここで花見しながらなにか食いてえもん言えそれ買ってくる」

    唯阿「え?そんなのでいいのか?それよりも花見って…」

    道長「来たんだから少しは見なきゃもったいないだろ、それに奢る件もお前が何食いたいとか考えてもよくわからないんだよ、だからここでちゃっちゃと聞いてそれをここで食おうぜ」

    道長は少し顔を赤くしながらは言う

  • 79二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:50:22

    唯阿になにか奢ろうと考えていたが何も思いつかなかった道長だったが唯阿と直接出会い、そしてデートとして有名なこの場所に来たことでここでならそれもわかるんじゃないかと考えたのだ
    それに好きな人と少しでもイベントを過ごしたい、そう思っているためこのような誘いをしたのだった
    唯阿は道長は意外なことを行ったことに一瞬驚きつつもすぐに笑顔で承諾する
    唯阿「わかった、ならあそこにある屋台でなにか食べよう、私もちょうどお腹空いてたからな」
    道長「!あ、ああ…!」
    唯阿「?やけに嬉しそうだな?君もお腹空いてたのか?」
    道長「ち、ちげえよ!これはその…あれだ!」
    唯阿「どれだよ…」
    嬉しい気持ちをごまかす道長に呆れるようにツッコみながら唯阿は桜吹雪が舞う中近くにある屋台を目指すのだった…

    ……余談だが後に道長はこう語る「バルキリーのやつ…花より団子だった…」と

  • 80二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:51:01

    唯阿達がいなくなったあとも景和達はあちこちを回っていた
    景和「あの桜きれいですね」
    ソルド20「ああ、隊長が見たら『あれだけの桜があれば桜餅食べ放題だな!』と言っていただろう」
    景和「いや刃さんいくら食べるのが好きだとしてもそこまでのことは言わないでしょ…」
    ソルド20「わからんぞ、きっと桜見るより食べるのに夢中になってるかもしれん」
    景和「ソルド20さんにとって刃さんはどんなイメージ持ってんの!?」
    またあるときは
    ソルド20「桜井景和、少ししゃがめ」
    景和「え?なんでですか…?」
    ソルド20「いいからしゃがめ」
    景和「は、はぁ…ってなんで頭撫でるんですか!?」
    ソルド20「何を言っている、私はただお前の頭についてた花びらを取っただけだぞ」
    景和「あ、な、なんだ…それならそうと一言言ってくださいよ…俺てっきり頭撫でられるかと…」
    ソルド20「そうか、すまない。ならお詫びに頭を撫でてやろう」
    景和「え、ちょ…!?こ、こんな人前で…!?」
    とソルド20が堂々と景和の頭を撫でて景和が赤面したりと道中色々とあったのだった
    そして…
    景和「ソルド20さん!着きましたよ!」
    ソルド20「これが…」
    景和達はライトアップされている桜の場所までついた
    まだ散ってなかったことに安堵しつつも他の桜の木より大きく、そしてライトに照らされた桜の花びらが何処か神秘的だと景和は感じた
    そしてソルド20もその光景に圧巻するのだった

  • 81二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:51:33

    ソルド20「これはすごいな…!言葉では言い表せないほどだ…!」
    いつもは祢音以外だと感情のようなものを見せることもないソルド20だったがこのときは違った。
    無意識なのかもしれないが彼女は感動しているのだ、この光景に、その美しさに
    そんな可能を見て景和も嬉しそうにする
    景和「そうですか…!よかった…!」
    ソルド20「ああ…!ありがとう桜井景和!」
    景和「!」
    景和は見た、子供のような純粋な笑顔を…、そしてその笑顔で桜を見る彼女を…
    だからだろうか…胸がバクバクと鼓動する。就活をする際の緊張とはまた違う鼓動だ。
    でも悪くなかった、むしろ心地よいとさえも思えた
    そして気づく、自分がソルド20に対して抱いている想いに…
    景和(俺…この人のことが…)
    種族は違う。けど、関係ない…その胸に秘めた想いを今はただしっかりと噛み締めようと思ったのだった…

  • 82二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:52:08

    そして十分に桜を見た二人はそろそろ帰宅したほうがいいと桜があるスポットの外へと出る
    ソルド20「桜井景和、改めて今日はありがとう。おかげで良いものが見れた。これは私の永遠の思い出だ」
    景和「そうですね…、俺も今日貴方と来れて来れてよかったです」
    景和は笑顔で答える。今回のお花見で自分の想いに気づいた、それだけで景和はよかったのだった
    景和「それじゃ俺はこれで…」
    そう言って帰宅しようとする景和だったがその足を止める。なぜなら…
    景和「そ、ソルド20さん…?」
    ソルド20が景和の服の袖を掴んでいたからだ
    景和「あの…なにして…」
    ソルド20「桜井景和…、お願いがある…」
    景和「は、はい…!」
    (え!?なに!?ソルド20さんになにかしたっけ!?も、もしかして告白とか!?いやいやそんなことは!?)
    突然の出来事に景和は慌てていたがソルド20の次の行動に驚く
    ソルド20「…お前の家で充電させてくれ…、もう動けない…」
    そう言ってソルド20は動かなくなる
    どうやら日中からずっと動いていたがために充電するのを忘れたらしくこの時間にバッテリーが切れたらしい
    景和「ええ!?ちょ、ソルド20さんしっかり!?ど、どうしたら!?」
    慌てる景和はまさかの出来事に頭がパニックになってしまい…
    景和「姉ちゃん!この娘充電させて!」
    沙羅「いや何言ってんの!?というか景和が女の子連れ帰ってきた!?」
    自宅に連れ帰ってしまうのだった…
    尚翌日ちゃんと充電され、向かいに来た唯阿がお礼と充電するのに使った電気代の支払いとお礼として後日松坂牛を桜井家に送ってしてくれた
    そしてことが終わると景和は沙羅からあの娘は誰!?どこで知り合ったの!?と他にも色々質問攻めされてしまうのだがこれは別の話…

  • 83二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:56:19

    貴利矢(まさかピンポイントで仕掛けてくるとはね……多分スポンサーの話が本当ならば、鏡先生には話はしていない。院長に直に話したんだろう。で、あの院長顔に出やすいからすぐ鏡先生は気づいた、と…)

    帰宅後貴利矢は飛彩について考えていた。
    考え事をしていて自分を呼ぶ声には気づかなかった。
    
道長「おい、レーザー‼︎」

    スポンサーの件が本当なら恐らく運営はまずCRの動きを封じるために灰馬に声をかけたのだろう。

    貴利矢(だが鏡先生も院長先生も何も言わねぇから何もまだつかめない、か……それにもし、願いを叶えると条件をつけられていたら……)
    貴利矢は飛彩が檀正宗に小姫のデータを人質に裏切りを命じられたことを思い出す。
    貴利矢(いや、鏡先生はそんな手を使うのは嫌がるはずだ、だが院長先生は仮面ライダークロニクルに手を出してる。)
    仮面ライダークロニクル、勝ち抜いたらゲーム病で消滅した人が復活するというトロフィーをちらつかせ、一般人が犠牲となった。
    檀正宗は簡単に勝ち抜かせる気などなかったのだ。
    貴利矢(まさかね……)
    あの時と同じようなことが起こり得るかもしれない、貴利矢はそう考えていた。
    
道長「おい、何ボーッとしてんだよ‼︎」

    貴利矢「いてっ‼︎」
    
道長に思い切り肩を小突かれ貴利矢は我に返る。

    貴利矢「いてぇな……何だよ」

    道長は取って行ったスマホを返す。

    道長「これ返すよ」

    そう言えばスマホ取られてたな、と貴利矢は思い出す。
    
貴利矢「ああ」

    貴利矢は短く返すとスマホを受け取る。

    あれだけ啖呵を切って行ったのに唯阿とのことを聞かない貴利矢に対し、道長は怪訝に思う。

    道長「俺だって今日バルキリーと……」

    貴利矢「ああ、狸君達の見守りついでに食事してきたの?よかったね」

    いつもの笑顔だが淡白な反応だ。
    いつもならどこに行ったとかどんな話をしたかとか根掘り葉掘り聞いてわざとらしく悔しがったりからかったりするはずなのに。


  • 84二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:57:41

    >>83

    道長「……何かあったのか?」


    そういう反応がないのならば何か違うことでトラブルがあったのだろう。恐る恐る聞いてみる。


    貴利矢「何でもないよ。お前は気にするな」


    貴利矢はそう言うが何かあったのかは明らかだった。


    貴利矢「良かったじゃん、形は何であれ隊長さんとデートできてさ。まあこれから大変だからな……」


    いつもの様子で貴利矢は言う。

    問い詰めてるところだが、何故か問い詰めてはいけないと察した。

    道長「……レーザー、何かあったらすぐ言えよ」

    
貴利矢「お気遣いどうもね」


    だからそんな会話しかできなかった。


    大我の病院にて……

    祢音「ただいま……」

    入るなりニコがすぐ出迎える。

    ニコ「おかえりなさい♪ねえ、どうだった、桜‼︎」

    祢音「うん、とても綺麗だったよ。」

    はいこれ、とテイクアウトで買ってきた食べ物をニコに渡す。

    ニコ「ありがとね♪私も行けばよかったな……」

    祢音「見頃ギリギリセーフだからまた来年だね」

    ニコ「そっか……ま、私は花より団子だし‼︎大我ー‼︎祢音ちゃんのお土産食べようよ‼︎」

    ニコの声で大我が奥から出てくる。

    大我「何だようるせぇな……」

  • 85二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:58:03

    >>84

    ニコ「他にもお店あったんでしょ⁉︎ああいうのって迷うよねー」

    ニコはお土産を食べながら陽気に話す。

    祢音「またきっと他にもイベントとかあるからその時行ったらいいよ」

    いつもとは違った様子で話す祢音に大我はあることを察する

    大我「やっぱり気になるか?」

    それは両親と思っていた人達のことだった。

    祢音「うん……」

    ニコ「……」

    祢音の悩みを知りニコも口と手を止める。

    大我「親のことはてめぇ自身の整理がついてからでいいだろうが」

    大我にそう言われて祢音は頷く。

    祢音「そうだね……」

    その様子にニコは祢音が親のこと以外で何かあったのを察する。

    ニコ「祢音ちゃん、何かあったの?良かったら話聞くよ?」

    祢音「……ありがとう‼︎実はね……」

    祢音は飛彩に会ったことを2人に話す

    大我「……」

    大我はそれに何か思うところがあった様子だった。

  • 86二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 04:59:05

    一方その頃
    アルキメデルはゲンムに腐敗攻撃を喰らったダンクルオステウスジャマトを見て嘆いていた。
    アルキメデル「あ、ああ……‼︎何をどうしたらこんなメチャクチャなことになるんだ……‼︎ていうか誰だ⁉︎こんな卑怯な手を使った奴は‼︎」
    そんなアルキメデルを尻目に大智やベル達4人は話し合っていた。
    大智「いよいよ明日だね」
    ベル「ああ」
    楽しそうに話す大智にベルは殺気の籠った目で答える。
    大智「今からやる気かい?」
    ベル「それじゃあ意味がない。我々が復活したことをあいつらに知らしめないとな」
    サーバーやアバターの能力は失えど、ジャマトと化したことで強化はされている。
    それにアークのお墨付きだ。
    ベル「殺し合って……楽園を作る」
    しかしその目的は損なわれていなかった。
    大智「殺し合って君1人の楽園をかい?」
    ベル「貴様こそ1人で全ての知識を得てその先に何がある?」
    火花を散らす2人を見ながらムーアは水を飲みながらぼやく。
    ムーア「本当に水しか受け付けないなんてね……」
    ルーゴ「楽園を作れるなら大したことないだろう」
    デリカシーに欠けた発言にムーアは切れかかる。
    ムーア「あ⁉︎もう一度言ってみろよ‼︎」
    2人のやり取りにブガが割って入る。
    ブガ「ジャマトだろうと何だと関係ねぇ‼︎気合い入れるだけだ‼︎」
    不協和音しか奏でない5人を見てベロバは呆れていた。
    しかしこの連中を使わなければ前のようにアークに折檻されるかもしれないのだ。

  • 87二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:01:04

    そして翌日
    
英寿は外来の午前と午後の合間を目掛けて永夢に会いに行っていた。

    永夢「飛彩さんが、ですか?」
    
昨日見た飛彩の様子を永夢に伝えるも、永夢は把握していなかったようだ。
    飛彩は手術や診察で忙しい。スケジュールも違うのだ。

    英寿「じゃあ質問を変える。鏡灰馬……ブレイブの父親に変わったことはあったか?」
    スポンサーの話なら灰馬に最初に行くはずだからだ。

    永夢「院長にはそもそもあんまり会いませんから……ただ院長室にいる時間は長くなりましたね。CRに来る頻度が減ったかな」
    貴利矢は再生医療の方にいるので接点が少ないが永夢なら接点はあるはずだ。
やはり、と英寿は考える。
    
永夢「それがどうかしたんですか?」
    
永夢は怪訝そうに英寿に聞く。
    
英寿「恐らくだが……」
    
その時だった。病院の中庭から悲鳴が上がったのは。
    
永夢「まさかアークグランプリが⁉︎」

    英寿「分からないがとにかく急ぐぞ‼︎」

    2人は病院の中庭に急ぐ。

    病院の中庭では病院に訪れた人や患者をジャマトが襲おうとしていた。
    永夢「ジャマトだけ……?」
    英寿「どうやらそのようだな」
    2人はジャマトが現れるということはベロバや大智が現れるのではと考えたがそれらしき人影は見当たらない。

    病院の中庭では病院に訪れた人や患者をジャマトが襲おうとしていた。

    変身して応戦したいところだが、場所が悪すぎる。避難誘導が先だ。

    英寿「ジャマトは俺に任せろ」

    永夢「はい、じゃあ僕は…‼︎」

    2人は分担して対応する。
    2人はジャマトの中に一体だけ細部の色が赤いジャマトがいるのに気づかなかった。

  • 88二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:03:35

    >>87

    ジャマトは生身でも十分に相手ができる程度だった。


    避難誘導さえ済めば永夢も加わって変身して片付けられる。

    
英寿がそう考えていた時だった。


    アバドスラッシュライザーを持ったジャマトが斬りかかってきたのだ。

    
英寿「……っ‼︎」


    英寿はそれを難なく避ける。


    ジャマト「流石だな、ギーツ」

    英寿「何だ、このジャマトは……」


    そのジャマトは英寿を見て流暢な日本語で話しかけたのだ。


    避難誘導していた永夢はその光景に驚き、避難誘導が遅れる。


    アバドンが使っていたアイテムを何故ジャマトが使っているのか?


    何故、こんなに流暢に言葉を話すのか?


    英寿「擬態したジャマトか?」

    
結論を出した英寿はジャマトに向かって話しかける。


    ジャマト「そうだな……半分正解で半分間違いだな」

    永夢「何……?」

    ジャマトが再びアバドスラッシュライザーで英寿に襲いかかった時だった。

    空からの砲撃がジャマト達を襲い人間の言葉を話すジャマト以外はあっさり倒される。

    スナイプ(レベル3)「エグゼイドもギーツも何してやがる‼︎」

    
永夢「大我さん⁉︎」

    英寿「スナイプ……ナーゴから話を聞いたな?」

    永夢はスナイプの乱入に驚き、英寿はスナイプの登場はある程度読めていた様だった。

    スナイプ「エグゼイド‼︎早く避難誘導をしろ‼︎」

    スナイプに急かされ、永夢は避難誘導を急ぐ。

    ジャマト「スナイプか……ならばそろそろ頃合いか」

    
ジャマトはそう言うと笑いながらその姿形を変える。

    英寿「⁉︎」

    スナイプ「てめぇは……‼︎」


    そしてジャマトは……かつてギーツに倒されたはずのルシファーの変身者であるベルへと変わったのだ。


  • 89二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:04:57

    永夢「何で、お前が……」

    まさか生きていたとは、と永夢とスナイプは驚くが英寿は冷静だった。

    英寿「そうだよな、お前らは実体で戦ってないんだからな」
    
再生なんて当たり前か、と英寿が言いかけた時だった。

    ベル「残念ながらサーバーが破壊されたから今の私は実体だ。だからもう命は一つしかない……ジャマトになってもな」
    
ベルの話す内容に英寿も驚く

    英寿「ジャマトになっただと?」
    
ベル「ああ、実体を種と肥料にしてね。そうだ、一つしかない命について面白い話があるんだった」

    ベルはそう言うと、永夢の方を見る。

    スナイプ「てめぇまさか……‼︎」

    その様子を大智は遠くから見ていた。
    大智「出生よりも……過去に何をしたかの秘密の方が面白いよね」
    大智はそう言い笑う。

    ベル「小児科医、宝生永夢は過去に……」
    スナイプ「てめぇっ‼︎」
    スナイプはベルを狙おうとするが、アークの力によるものかバリアを張って攻撃を防ぐ。
    ベルはアバドスラッシュライザーを手に話し始める。
    ベル「宝生永夢は、物心が付く前に母を亡くし、父子家庭で父親の転勤の多さから転校が続いて友達もできなかった。だから、彼は自分ゲームで遊ぶことで現実逃避をして孤独を誤魔化していた。」
    突然ベルが永夢について話し始め、英寿は困惑する
    英寿「何のつもりだ?」
    しかしベルは話を続ける。
    ベル「そんなある日、とあるゲームの攻略に行き詰まり、自分はいてもいなくても誰にも影響を与えない、世界からいなくなっても誰も迷惑がかからない、だからそんなどうでもいい人生をリセットしようと浅はかに考えて8歳の時に交通事故と見せかけて自らの命を絶とうとした……そんな人間が、ドクターなどできたものだな。自分自身の命の重さを理解出来ず、軽い理由でそんなことをする人間が‼︎本当は中身などない空虚な存在のくせに‼︎」
    ベルの言葉で英寿はハッとする。必要最低限の家具しかない部屋、あれは永夢そのものだったのだ。
    英寿はようやく永夢が抱える闇の内容を知る。

  • 90二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:06:05

    >>89

    幼少期の悍ましい出来事は氷山の一角でしかなかったのだ。

    それをベルはよりにもよって永夢がドクターとして働いていた病院にてそれを暴露した。

    永夢「……」

    永夢は俯いたまま動かない。

    英寿「……‼︎」


    その光景を灰馬は見ていた。

    灰馬「あ、ああまた病院が……」

    灰馬の心は更に揺れ動く。


    大智「さて、強力なお邪魔キャラを封じた所で……始めようか本当の殺し合いを」

    スナイプが攻撃しようと瞬間、英寿が変身しようとした瞬間、大智が現れたのだ。

    ベル「ああそうだな……今度はこの前みたいなお遊びじゃない、本気の殺し合いを始めよう」

    そして2人はルシファーとナッジスパロウに変身すると病院の敷地を飛び出し、違う場所で戦い始める。

    わざわざ病院で騒ぎを起こしたのは永夢の過去を暴露するためだったのだ。

    この前の祢音の時とはまた違った悪質さがある。

    永夢に直接関わる人が永夢の過去を知ってしまったかもしれないのだから

    永夢に英寿は話しかける。

    英寿「お前は過去に色々あったが……日向恭太郎のようなドクターになろうと志したんだろう?だから今のお前がいるんだ。」

    その声かけに永夢は力無く笑う。

    永夢「……僕自身割り切ったつもりでしたけど……そんな簡単な話じゃなかったんですね」

    スナイプ「エグゼイド……」

    永夢の様子を見て英寿はベルや大智に対しての怒りが湧き上がるのを感じた。

    英寿「あいつらは俺が止める。お前は……病院にいろ。スナイプ……エグゼイドを頼む」

    英寿はそう言うと、ルシファーとナッジスパロウを追いかけ病院を後にする。

    その手にはにレーザーレイズライザーとブーストレイズバックルマーク2が握られていた。

  • 91二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:07:23

    >>90

    英寿が戦いに行った後、飛彩と貴利矢が駆けつける。

    そこには変身解除した大我と永夢がいた。

    貴利矢「花家先生、来てたの……永夢、大丈夫か?」

    永夢はベンチに座ったまま黙っている。

    貴利矢「……」

    まさかシンクネットの幹部がジャマトになって生きていたとは。しかも永夢の秘密まで知っているとは予想外すぎた。

    その光景を見て飛彩も困惑していた。

    病院の安全を守ると言われ悩んでいるところにこれである。

    飛彩(だからと言ってスポンサーになど……‼︎)

    それでも飛彩の決心は揺らがない。

    貴利矢は飛彩の様子を見て話しかける。

    貴利矢「鏡先生、昨日あんたはぐらかしたけどさ、院長先生デザグラのスポンサーにならないか誘われたんだろ?恐らくだが鞍馬光聖のように何か願いを叶えますよって言われてさ。それを知ったあんたの様子が変になるわけだよ」

    若干責めるように飛彩に貴利矢は問いかける。

    永夢「飛彩さん……そうだったんですか?」

    永夢はショックを受けながらも、先程英寿が言いかけたことはこのことかと納得する

    飛彩「……」

    大我は無言で飛彩の胸倉を掴む。

    大我「ブレイブてめぇ……変なこと考えてねぇだろうな⁉︎」

    2人に問いかけられ、1人に詰め寄られ、飛彩は答えられなかった。

    一方その頃、飛電インテリジェンスやA.I.M.Sにはシンクネットの幹部他3人が街中で殺し合いを始めたことの報告が入っていた。

  • 92二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:08:53

    街中ではジャマト化したムーアとルーゴとブガが三つ巴の争いを繰り広げていた。

    ムーア「あははは‼︎やっぱりこうやってやり合う方が楽しいね‼︎オラオラオラァ‼︎」
    
ムーアは笑いながらアバドショットライザーを2人目掛けて乱射する。
    
ルーゴ「やり直しは効かないがその分本気になれるからな‼︎楽園への切符は譲らないぞ‼︎」
    
ルーゴもそれに対し、楽しそうにアバドショットライザーで応戦する。

    ブガ「ああ、だから気合いの入れようがあるってもんだ‼︎もうアバターでしかイキれない烏合の衆とは言わせないぞ‼︎」

    ブガはそう言いながらアバドショットライザーの銃撃を受けつつアバドスラッシュライザーで2人に斬りかかる。
    
ムーア「きゃー怖ーい♪」
    
ルーゴ「気合い入りまくりだろ!」
    
2人は斬られながらも楽しそうに応戦する。


    これが正しいアークグランプリのルールなのだろう。

    ベロバは舌打ちをする。

    今まではアズの干渉もあったが「自分が」中心に計画を練ったり「自分が」ゲームマスターとしてジャマトグランプリを開催して様々な人の不幸を楽しんできた。

    アークグランプリも利用して「自分が」中心になるつもりだったがアークに脅されこうして傍観するしかなかった。
ベロバ「いつからこんなことになったのよ……」
    
ベロバは安易に自分が優位に立てるからと使えるものは使うスタンスで活動してきたことが理由だとは微塵も考えてなかった。

  • 93二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:11:58

    ベル達が暴れ出す前の飛電インテリジェンス
ラボにて或人は紗衣子に説明を受けた通り、ドライバーの改良に取り組んでいた。
    
或人「ここをこうして……はあ、ドライバーを改良するのって結構大変だな」

    或人は一息つきながら言う。
    
或人「そう言えばイズ、アークグランプリに元からエントリーされてた奴ってそんなに居なかったよな?」
    
或人はかねてからの疑問をイズに話す。
    
悪意を高めるためのアークグランプリ。
    エントリーする者が少ないと意味がないのではないか?

    それに元からエントリーされていたあの時の滅は見る限りまともに参加をするように思えないのだ。
    
イズ「確かに……アークは、飛び入りの参加者を求めているのかもしれません」
    
アークグランプリにエントリーされてない者がエントリーするにはアーク製のアイテムを使用するとエントリー扱いになる。

    それをクリアしてエントリーしたのが五十鈴大智だ。

    或人「じゃあ悪意がなくてもアーク製のアイテムを使ってしまえばエントリー扱いになるのか……」

    或人はそういう方法の罠をアークやアズが仕掛けてくるのではないか、と考えていた。
アーク製のアイテムを使った者は永久的にエントリー権を得るのか、アイテムを使ってないとエントリー権がないものとみなされるのか?
    或人「それに……ゼインって奴はどんな奴なんだ?」

    そもそもアークグランプリをアークが開催したのにはこのゼインなる存在を消すための目的がある。
    
或人「少しの悪も許さない存在か……」

    イズ「ですから或人社長、早く私達も対抗してアークグランプリを終わらせるために頑張りましょう」
    
イズに励まされ、或人はやる気を出す

    或人「よし‼︎絶対にやってやるぜ‼︎」

  • 94二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:13:14

    >>93

    一方唯阿もある疑問を感じていた。

    それはベル達シンクネットの幹部の実体が見つからないこと。

    精神科医に、ネグレクトの主婦、学生、細身の会社員。

    それがベル達の実体……正体だ。

    ベルとルーゴはアバターと実体に変わりはないが、ムーアとブガはアバターと実体は大きくかけ離れている。

    だからこそあの時も実体を捕まえるのに苦労した。

    唯阿「一体どこへ……サーバーは破壊されたはずだ」

    そう呟いた瞬間唯阿はあることを思い出す。

    唯阿「そうだ、サーバーはジャマトと一体化して可動式になっていた……」

    そう、ベル達シンクネットはベロバ達と協力関係にあったのだ。

    唯阿「まさか実体をベロバ達が保護している?ということは何らかの方法で力が蘇って再び戦うことになるのか?」

    唯阿は幹部たちの行方についての目処がある程度ついていた。

    その時だった、そのシンクネットの幹部が暴れているとの報告が入ったのは。

  • 95二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:17:10

    >>58

    元スレ主ですが貼り付け終わりました。

    CPはどれも気になりますね!

  • 96二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 05:42:53

    アークグランプリを考えてくださった書き手さんに質問なのですが、正式にエントリーしてなくてサウザンドジャッカーみたいなアーク製のアイテムを使った場合はずっとエントリーしていることになるのですか?
    それとも使ってる時限定なのでしょうか?

  • 97二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 06:10:41

    >>96

    アークグランプリ考えた者ですが基本的にはアイテム使わなくても所持していたらエントリーと考えています

  • 98二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 06:16:51

    >>97

    お答え頂きありがとうございます。

    所持しているだけでエントリー扱いで、所持してなかったら非エントリー扱いということで良いですか?

  • 99二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 06:50:30

    >>91

    4人のドクターがいる所に灰馬が現れる。

    灰馬「飛彩、カードとペンを返しなさい‼︎」

    飛彩「何を言ってるんだ親父‼︎」

    灰馬「見ただろう⁉︎今だって病院が狙われて……‼︎お前は次期院長になるんだ、この病院を守らなくてどうするんだ⁉︎」

    灰馬の発言の意味を知り飛彩は怒る。

    貴利矢「やっぱりね、あんたらの口から聞けて確信が得られたよ。デザグラのスポンサーになる代わりに願いを叶えさせてあげます、しかも病院に被害が及ばないよう配慮致しますって話にノるように言われたんでしょ?」

    灰馬「な、何でそれを⁉︎」

    貴利矢「あんたの息子の様子が変だったんだよ」

    ようやく飛彩の様子が変だった理由を貴利矢は理解する。

    大我「ブレイブ、てめぇはどう考えてやがる」

    飛彩の胸倉から手を離し、大我は問いかける。

    飛彩「俺は……スポンサーになどなる必要もないし、願いだって叶えてもらう必要もないと考えてる。」

    飛彩の答えに永夢は安堵する。

    永夢「飛彩さん……」

    飛彩「だが……病院の安全は譲れない」

    3人は飛彩の葛藤を知る。

    貴利矢「それはそうだけどな……」

    現にジャマト化したベルが現れたという事実がアークグランプリ激化を意味している。

    自分達の力で病院を守り切れるのか?

    そんな疑問がつきまとう。それだけあのアークという存在は恐ろしく、厄介なのだ。

    大我「じゃあてめぇはその守られるかどうか分からない約束を信じるのか⁉︎」

    大我は飛彩に詰め寄る。

    飛彩「それは……」

  • 100二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 07:00:51

    >>98

    はい、そのような考え方で問題ないです

  • 101二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 07:04:18

    >>100

    何度も質問し申し訳ございません。

    丁寧なご返答ありがとうございます。

  • 102二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 07:29:19

    >>99

    そこに昨日の飛彩の様子と飛彩の話をした時の大我の様子が気に掛かっていた祢音が現れる。

    祢音「今或人さんが対抗できるように頑張ってくれているの‼︎だから私達のこと信じてよ‼︎」

    祢音は必死の思いで飛彩に言う。

    或人が皆のことを考えて戦うための力を強化しようとしてくれている。

    そんな或人の思いを無駄にしたくなかったのだ。

    飛彩「鞍馬祢音……」

    灰馬「な、何だ君は……」

    灰馬は割り込んできた祢音に苦言を呈するも貴利矢に制止される。

    貴利矢「院長先生、若者の主張は聞いてあげないと考えが古くなっちゃうんじゃないの」

    飛彩は昨日見た祢音の両親とされる人物達を思い出し、祢音から思わず顔を背ける。

    大我「……」

    大我はその様子を見逃さなかった。だが祢音のこともありここで言及するのは避けようと思った。

    祢音「ねぇ飛彩さん、或人さんもだけど、私達のことも信じてよ‼︎」

    祢音の思いから飛彩は目を逸らしたままだった。


    >>90

    その頃

    ルシファーとナッジスパロウは街中で被害など顧みずアークグランプリに真剣に取り組んでいた。

    ルシファーはリオンが持っていたサウザンドジャッカーを使いアークの力にて様々なアビリティを操り、ナッジスパロウを攻撃する。

    ナッジスパロウ「へえ……そういう能力もあるとは面白いね……‼︎」

    息を切らしながらナッジスパロウ(モンスターバックル及びアーク製バックル使用)はルシファーを見据える。

    ルシファー「本気の殺し合いだからな‼︎」

    ルシファーはそう叫び、アビリティを操ろうとするも、ナッジスパロウはリボルブオンでそれを回避する。

    ナッジスパロウ「そうだね、なら僕だって本気で行くよ」

    上半身にアーク製バックルのアーマーが装着されたナッジスパロウはアークゼロワンのような光球をルシファー目掛けて撃つ。

    ルシファーは受け身の姿勢にて何とか耐える。

    ルシファー「くっ……貴様卑怯な奴だけではないのだな‼︎」

  • 103二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 08:08:40

    このレスは削除されています

  • 104二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 08:11:32

    このレスは削除されています

  • 105二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 08:19:12

    >>69

    スレ主です

    スレ立てを快くご了解いただきありがとうございます


    >>70>>95

    Part12のssを貼って下さり重ねて感謝致します


    >>99 >>102

    書き手さん新しい投稿お待ちしておりました ありがとうございます


    皆さん、引き続きお楽しみ下さい

  • 106二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 08:20:42

    >>105

    元スレ主です。

    早朝あたりスレ立てするかどうか悩んでいたので仕切り直しと管理をして頂き感謝しております。

    今後ともよろしくお願いします。

  • 107二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 08:30:19

    >>106

    そうだったのですね…辛抱できず立ててしまいました

    ありがとうございます

    こちらこそ宜しくお願い致します

  • 108二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 08:31:28

    >>107

    いえ、逆に嬉しかったです。

    本当にありがとうございます。

  • 109二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 08:33:54

    >>8

    前スレ主さんの了承を得たので削除しますね

  • 110二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 10:24:00

    >>102

    飛彩「……すまない」

    飛彩はバツが悪そうにその場を去る。

    昨日から逃げてばかりだと自己嫌悪に陥る。

    灰馬「飛彩⁉︎どこに行くんだ⁉︎」

    灰馬は飛彩に声をかけるが飛彩は無視して去っていってしまう。

    その後をすかさず大我が追いかける。

    大我「ナーゴ、てめぇはついてくんな‼︎」

    案の定着いてこようとした祢音を大我は止める。

    祢音「大我さん……」

    貴利矢「しかしデザグラ運営は揺さぶりかけてくるわ、イナゴ連中がジャマト化していたわ……なんて碌な状況じゃないね。それに……」

    貴利矢は俯いている永夢を見る。

    貴利矢「永夢……」

    永夢「僕自身のことは、僕自身が1番分かってますから……」

    自分が1番知っている事実を暴露されて、だから何だというのだと言う話ではあるが以前アークゼロに初めて会った時よりはショックは小さいが、やはり心に暗い影を落としていた。


    大我は立ち去って歩いている飛彩の肩を掴む

    飛彩「何だ、開業医」

    大我「何だじゃねぇよ、さっきのナーゴへの態度だよ‼︎てめぇカードに……」

    飛彩「親父は書こうとしたが俺は書く気はない」

    飛彩は断言する。

    飛彩「開業医、昨日俺は見たんだ。鞍馬祢音の両親とされる夫婦を。」

    飛彩は祢音の両親について語る。母親が探し回って見るに耐えないくらい取り乱し、父親が必死に止めようとしている姿を。

    大我「……」

    飛彩「案外創世の女神が叶える願いで世界が書き換えられる力は大したことがないのかもな。だからあの夫婦はあんなことになった。俺は小姫にも小姫の両親にもそんな思いはさせられん」

    だからこそ祢音の顔が見れなかったのだ、と大我は飛彩の気持ちを察する。

  • 111二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 12:52:47

    >>102

    ナッジスパロウは卑怯と言うワードに苛立つ

    ナッジスパロウ「卑怯?自分が生き残るゲームなんだから何をしたって恥ずかしくはないだろう。」

    ナッジスパロウの言うことはアークグランプリのルールに則ったものだった。

    ナッジスパロウ「アークの器となれば全ての知識だって得られるかもしれないだろう、ならば参加する価値はある……じゃあお返しだよ‼︎」

    ナッジスパロウはモンスターバックルのアーマーが装着された下半身で強烈なキックを繰り出す。

    ルシファーはサウザンドジャッカーにジャマトのプログライズキーを充填し、サウザンドジャッカーから大量の蔦を繰り出し逆にナッジスパロウの足を絡めとる。

    ナッジスパロウ「このっ……ぽっと出のラスボス風情がッ‼︎」

    蔦に絡め取られナッジスパロウは毒づく。

    ルシファー「言ってろ」

    ルシファーは短くそう言うとナッジスパロウを振り回して近くのオフィスビルに激突させる。

    ナッジスパロウ「がはっ……‼︎」

    ナッジスパロウが激突した影響でオフィスビルは壁が崩れて中にいる人々は異常事態に逃げ惑う。

    ルシファーはその様子を見て、人々を傷つけるわけでもなく、考え事をしていた。

    ルシファー「そうか、そういう楽園の作り方もありか」

    ルシファーはそう言うと、光球を人々に向かって放ち、人々をどこかへと攫ってしまった。

    ナッジスパロウはオフィスビルの中にまで飛ばされて倒れていた。近くには『桜井沙羅』と書かれた社員証が落ちていたが彼はそれには気づかなかった。

    ナッジスパロウ「何のつもりだい?人々は滅ぼすんじゃなかったのか?」

    ルシファー「ちょっと面白いことを思いついてな‼︎」

    ルシファーはそのまま加速してナッジスパロウにライダーキックをお見舞いする

    その反動でナッジスパロウは地面に叩きつけられる

    ナッジスパロウ「仕返しにしては過激だね……」

    ルシファー「それがルールなんだろう?」

    トドメだ、とルシファーはサウザンドジャッカーでナッジスパロウに斬りかかろうとする。

  • 112二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 13:46:04

    >>111

    ナッジスパロウにトドメを刺そうとしたルシファーの手をレーザーレイズライザーの銃撃が襲い,サウザンドジャッカーをルシファーは思わず落としてしまう。

    ルシファー「何⁉︎」

    ルシファーは銃撃が飛んできた方向を見ると、そこにはレーザーレイズライザーを持った英寿がいた。

    ルシファー「貴様は……」

    ルシファーが何かを言おうとした瞬間だった。

    英寿「楽しいか?宝生永夢の人生を暴露して」

    英寿は静かに2人に問いかける。

    余裕ができたナッジスパロウは立ち上がり、口を開く。

    ナッジスパロウ「楽しいさ、強力なお邪魔キャラの過去を暴露するのはね!しかも場所は彼の職場だ。」

    ルシファー「今後ドクターとしてのうのうと生きていけるのか見ものだな」

    ナッジスパロウ「鞍馬祢音と違いリアルに関わる場所での暴露だからね」

    2人の答えを聞いた英寿は静かに言う。

    英寿「そうか……俺はお前らを許さない」

    英寿はそう言うとレーザーレイズライザーとブーストレイズバックルマーク2をデザイアドライバーにセットする。

    だ。」

    『REVOLVE ON』

    『SET UP』 

    英寿「変身!」

    『『DUAL ON』』

    『HYPER LINK』

    『LASER BOOST』

    『『READY FIGHT』』

    レーザーブーストフォームとなったギーツは無言で2人に襲いかかる。

    ルシファー「この前のようには行かないぞ‼︎」

    先手とばかりにルシファーはサウザンドジャッカーで斬りかかるが、ベクトル操作にて簡単に地にひれ伏せられてしまう。

    ルシファー「こ、このっ……‼︎」

    それでもアークの力の賜物か辛うじて腕を動かす余力はあり手から光弾を連射するがレーザーレイズライザーの銃撃と相殺されてしまう。

  • 113二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 13:57:21

    >>112

    ナッジスパロウ「強くなったのは君だけじゃないんだよ‼︎」

    再度リボルブオンをして上半身にモンスターバックルのアーマーが装着されたナッジスパロウはギーツから距離を置いてモンスターストライクを発動するがこれもベクトル操作にて簡単に避けられた挙句、加速能力にて接近されてライダーキックをまともに食らってしまう。

    ナッジスパロウに接近し、背を向けている隙にルシファーはサウザンドジャッカーにて能力を吸収し、弱体化を狙う。

    ルシファー「これなら……⁉︎」

    ギーツ「……」

    ギーツにサウザンドジャッカーを使おうとした瞬間、サウザンドジャッカーは青い炎に包まれ、爆発してしまう。

    キャパオーバーを起こしてしまったのだ。

    ギーツはルシファーに向き直る。

    ルシファーは慌てて、崩壊したオフィスビルを指す。

    ルシファー「ま、待て‼︎私はあそこにいた人間を攫ったのだぞ⁉︎私を倒したら……」

    確かにオフィスビルは崩壊してるのに逃げ惑う人々はいない。ギーツもそれに関しては疑問に感じた。

    ルシファーはその隙をついてワープで逃げる。

    ナッジスパロウへの意趣返しも込めて。

    ナッジスパロウ「くっ、この前の仕返しか……⁉︎」

    自身も離脱を図るが、ギーツのベクトル操作にて体が動かない。

    『FINISH MODE』

    『LASER BOOST VICTORY』

    ギーツはレーザーレイズライザーのクロスオルタネーターを操作し、レーザーブーストビクトリーを発動する。

    ギーツ「ならば、見せてみろ」

    ギーツは4人の分身と共に連続で飛び蹴りを放つ。

    ナッジスパロウは赤い炎に包まれながら断末魔を上げ、強制変身解除してしまう。

    大智「……これでも勝てないのか……」

    地面に倒れている大智にギーツはゆっくりと歩み寄る

    大智「くっ……流石お邪魔キャラの鑑だね‼︎」

    そう言うと大智も慌てて戦線離脱する。

    2人に逃げられ、ギーツは変身解除する。

    英寿「……アーク……‼︎」

    英寿は未だ収まらぬ怒りを抱えたまま曇り空を睨んでいた。

  • 114二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 17:12:25

    >>93

    (シンクネットの3人が暴れていると連絡が入る前)

    イズとベルトの調整に四苦八苦している或人の元へ天津が訪れる

    天津「調子はどうだい、或人君」

    或人「天津さん‼︎」

    天津「アポイントメントを取らなくて申し訳ないね、八乙女先生との計画が大詰めだと聞いてね」

    この人は本当にどこからいつも情報を得るのか或人は不思議であった。

    或人「ああ、気にしないでください。……中々大変ですよ、今度刃さんにも手伝ってもらう約束を取り付けようと思いまして……」

    或人は苦笑しながら言う。

    天津「そうか……確かにドライバーの機能にないものを追加するのは中々に骨が折れるね」

    天津は或人を労う。

    或人「でも紗衣子先生の協力があって俺たちも強力になれるんです!今日を生き抜くために‼︎」

    或人は尤もらしいことを言うがこれはギャグであり、イズからは解説が入る。(すごく雑な解説)

    或人「イズ⁉︎何でそんな雑なの⁉︎」

    イズ「すみません、或人社長。私も疲れてしまいまして。」

    その光景を見て天津は笑う。

    天津「或人君は相変わらずだね」

    或人「……あはは……とにかく絶対に絶対厘さんを取り戻しましょう‼︎この戦いで誰1人欠けることなんて俺は認めないですから!」

    或人は強気に言って笑う。

    天津「ありがとう、或人君」

    或人「だから天津さんはアークグランプリに参加しないで天津さんとして戦ってください!」

    天津「……ああ‼︎」

    或人に励まされ、支えられ天津は笑顔になる。

    その時イズがシンクネットの幹部達が街で暴れていることを受信する。

    イズ「大変です、或人社長‼︎シンクネットの幹部3人と離れた場所でシンクネットのベルと五十鈴大智が戦っているようです‼︎」

    イズの発言に2人はアークグランプリの開催を知る。

    或人「なんだって⁉︎」

    天津「恐らく唯阿も知っているはずだ‼︎急ごう‼︎」

    2人は戦地へと赴く。

  • 115二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 18:29:09

    >>110

    (こちらもシンクネットの3人が暴れていると連絡が入る前)

    大我「……とにかく、下手な真似すんじゃねぇぞブレイブ」

    飛彩「……そういう余計な真似こそノーサンキューだ」

    大我の気遣いを突っぱね、飛彩が歩き出そうとした時だった。

    (この時大我は祢音からシンクネットの件の連絡を受け現場に行く)

    貴利矢「鏡先生さぁ、そういうのはないんじゃないの?」

    貴利矢が目の前に立ちはだかる(永夢はCRでポッピーとパラドがメンタルケア中)

    そう言う貴利矢の背後から景和と道長が現れる。

    飛彩「何のつもりだ、監察医」

    苛立ちを露わに飛彩は貴利矢に食ってかかる

    貴利矢「昨日のあんたに会った祢音ちゃんが連絡してくれたんだってさ」

    ということは自分が置かれた状況も把握済みか、と飛彩は気づく。

    景和「飛彩さん、そんなことになってたんですね……」

    付き合いのある景和に言われても飛彩は黙ったままだった。

    道長「おい、ブレイブ、お前はどうするつもりだ。あいつらの口車に乗せられるのか?」

    飛彩「監察医、関係ない奴らを連れてくるな」

    飛彩は2人を無視して貴利矢に苦言を呈する。

    貴利矢「関係大アリでしょ、デザグラ関係だもん。こいつらと話すのが筋じゃないの?」

    飛彩の苦言を貴利矢は正論で切り捨てる。

    飛彩「じゃあなんだ、親父の言う通りに願いを書いてスポンサーになればいいってことか?」

    飛彩の言葉を景和は即座に否定する。

    景和「そうじゃないです‼︎飛彩さんが小姫さんを自分の手で取り戻そうとしてるのは知ってます‼︎」

    何であれ小姫のことを言われ、飛彩は苛つく。

    飛彩「だったら何故お前らと……っ‼︎」

    道長「なあ、もしかして父親に何か言われたのか」

    飛彩の父親がこの病院の院長なのは貴利矢から聞いている。親子と言えど、上司なのだ。

    飛彩「お前らには関係ない。CRのことはCRで何とかしろと言われただけだ、二度と小姫の事を口にするなっ‼︎」

  • 116二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 18:29:46

    >>115

    景和「……」

    道長「お前それ本気なのか⁉︎おい‼︎何とか言えって‼︎」

    あんまりすぎる発言と景和の様子を見て道長は飛彩に突っかかる。

    飛彩「お前は監察医になんて言われたか知らないが、これが答えだ‼︎」

    道長「お前っ……‼︎」

    これ以上話させても悪い方向にしか行かないと気づいた貴利矢は慌てて止めに入る。

    貴利矢「あー‼︎鏡先生も道長もやめろ‼︎分かったよ鏡先生……あんたはあんたで考えがあるんでしょ、2人とも行くぞ」

    貴利矢は景和と道長を連れて去ろうとする。

    飛彩はその光景を見て気まずい気持ちになる。

    景和「飛彩さん……また後で話しましょう」

    飛彩「ああ、景和も気をつけろ」

    2人は最後に短いやり取りをする。

    そのやり取りがしばしの間まともな会話になるとも知らずに。

  • 117二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 21:00:42

    >>116

    道長「何なんだよブレイブの奴‼︎」

    先程の飛彩の態度を思い出しては道長は腹を立てていた。

    スポンサーと願いの話。それはデザグラに関係する仮面ライダーにとって関係のある話なのだ。

    それを関係ないと言われたら反発したくなるのは仕方のないことだ。

    貴利矢「まあ落ち着け、確かに院長先生は病院の安全に揺れているけど、自分含めCRが関わるなとは言われていないからさ」

    貴利矢に宥められ道長は少し落ち着く。

    貴利矢「こんな状況でそんなこと命令したら被害が甚大になるだけだからな。本当に運営が病院を守るったってそれ以上の被害が出るだろうさ」

    道長「そりゃそうだが、あれはないだろ⁉︎」

    2人のやり取りを他所に先程のショックを緩和するためか景和は姉の沙羅に何か買い物はないか連絡していた、しかし……

    貴利矢「どしたの、狸君」

    景和「姉ちゃんと連絡が取れないんです」

    いくら電話をかけても沙羅が出ないと言う。

    貴利矢「仕事中だからじゃなくて?」

    景和「そうならいいんですが……」


    一方>>111の光景を見ていたアズは、嬉しそうな顔をしていた。

    アズ「あらあらベルの奴いい仕事してくれるじゃない。あの子の家族攫うなんて♪しかし狐は本当厄介ね……そうだ、早速このことあの子に言うんじゃなくてあいつに言ってやろうっと♪」

  • 118二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 21:18:32

    飛彩(俺はまた……)
    大きな問題を抱えているとは言え、先程の態度はなかったと後悔する。
    今からでも謝りに行くか、と踵を返した時、目の前には昨日同様アズがいた。
    飛彩「……昨日といい、今日といい何の用だ⁉︎」
    アズは微笑みながら言う。
    アズ「狸君のお姉さんがベルの奴に攫われちゃったのよ♪」
    あの後街中で大智と戦っていたベルは景和の姉含む一般人を攫ったことをアズから聞かされ飛彩は驚く。
    飛彩「何を言ってる……」
    アズ「アーク様の力で大っぴらなニュースにはならないから特別に教えてあげたのよ♪ギーツ1人じゃなくて誰かがいたらまた違ったかもね」
    自分があんなことで悩んでCRのドクター達を巻き込んだからだと飛彩は俯く。
    アズ「何、簡単な話でしょ?ベルを倒せばいいのよ?」
    飛彩「ふざけるな、今のあいつは……‼︎」
    命のある実体だ、と言おうとした瞬間だった
    アズ「そんな甘いこと言ってられるかしら?ベルは他人の命なんかどうでもいいんだから。あ、あなた確か創世の女神に願いを叶えてもらうカードを父親から奪ってるわよね?」
    飛彩「……っ‼︎」
    アズはデザグラ運営のスポンサーになって頭を下げろと言ってるのだ。
    だがあのカードに願いを書いたら後からどんな歪みが出るかわからない。
    ヴィジョンドライバーがアークの手にある内は特にだ。
    そう、全てはアークがヴィジョンドライバーを手にしているから。
    アズ「昨日も言ったけど、あなたがどんな選択をするか楽しみにしてるわね♪」

  • 119二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 23:10:19

    姉ちゃんも飛彩もいなくなったら景和きついぞ…
    ソルド20さん助けてー

  • 120二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 05:38:48

    >>92

    街中で三つ巴の戦いを繰り広げているムーア、ルーゴ、ブガの元に連絡を受けた或人と天津、唯阿とソルド9とソルド20はその様子に驚いていた。

    或人「何であいつらが⁉︎」

    サーバーは破壊され、戦えないはずなのだ。

    唯阿「いや社長さん、あいつらが出しゃ張る可能性はあった。まずあいつらの実体は逮捕されていないし、死亡したということもない。」

    唯阿の指摘に或人もあることを思い出す。シンクネットのサーバーはジャマトと一体化していたことを。

    ルーゴとブガがジャマトのプログライズキーを使ったことを。

    或人「まさかジャマトと手を組んでいたから……何らかの方法で……?」

    唯阿は頷く。

    天津「なるほど、ああやってサーバーが無くても戦えるのはジャマトの力によるものということ、か。烏合の衆が進化したものだ……いや待て唯阿、つまりあいつらは……」

    ソルド20「シンクネット幹部3人の実体と100%一致します」

    或人「実体ってことか……」

    シンクネット幹部の復活に或人は何があったのか分からないが、碌なことしか起こってないのは確かだ。

    大我「どうやらあいつら、実体を種と肥料にしてジャマトになったようだ。ふざけてやがるな」

    祢音「或人さん‼︎」

    そこに大我と祢音が合流する。

    先日の誕生日から祢音にも何かあったら或人は隠し事をせずに連絡をすることにしていた。

    或人「祢音ちゃん‼︎それに大我さん‼︎」

    その様子を見てムーアは他の2人と戦いながら舌打ちする。

    ムーア「ちょっと‼︎共鳴できる奴らが来たじゃないの⁉︎」

    サーバーとナノマシン頼りではなくとも共鳴は厄介なのだ。

    ルーゴ「どうする?一時退却するか?」

    ルーゴもアバドショットライザーを撃ちながらも及び腰になる。

    しかしブガだけは違った。

    ブガ「関係ねぇ‼︎ジャマトと化してアークの力を得た今お邪魔キャラなんざ怖くねぇ‼︎気合い入れろ‼︎」

    ブガだけは以前の自分と違うからと強気だ。

  • 121二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 06:01:58

    唯阿「今なら祢音ちゃんも花家先生もいる。一気に畳み掛けるぞ」
    唯阿はプログライズキーを手にする。
    天津「ああ、私はこれで戦う。」
    天津はサウザンドライバーを取り出し、それを見た或人は笑顔になる。
    或人「天津さん」
    天津「君たちが共に戦ってくれるというのなら、ね」
    天津も不敵に笑い返す。
    大我「無駄話は終わったか?じゃあ行くぞ‼︎」
    祢音「うん‼︎」
    全員が戦いに向けて同じ方向を向いた時だった。

    戦っているムーア達3人から悲鳴が上がった。
    全員ムーア達を慌てて見る。
    その様子に大我は思わず言葉をこぼす。
    大我「どういうつもりだ……?」

    一方ベルと大智が戦って、英寿が乱入して滅茶苦茶になったオフィス街に景和と貴利矢と道長は来ていた。
    姉に連絡がつかないことを不審に思い、姉が勤める会社に行ってみようと言うことになったのだ。
    そして姉の勤める会社がボロボロになっているのを見て景和は姉の沙羅を必死になって探していた。
    景和「姉ちゃん‼︎いるなら返事して‼︎」
    そう叫びながら姉を探す。
    貴利矢と道長は半壊したオフィスに入り、捜索活動をするが何かがおかしかった。オフィスの中には誰もおらず、誰かの血痕と言ったものもない。
    まるで社員が自分の意志でどこかに去ったようだ。
    貴利矢「妙だね、ていうかおかしすぎるんだよ。何の事件性もないのに社員がごっそりいなくなるなんて……」
    貴利矢はそう言いながらある結論に達する。
    その時だった、貴利矢に道長が話しかける
    道長「レーザー、これ……」
    貴利矢「社員証ね……桜井紗羅……ってこの人狸君のお姉さんじゃないの⁉︎」
    貴利矢は道長が見つけた沙羅の社員証の写真を見て思わず叫ぶ。
    その声は景和にも聞こえていて、景和が駆けつける

  • 122二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 06:22:47

    >>121

    景和「姉ちゃん……」

    社員証だけ残して行方不明になった沙羅、一体何が、と3人とも考えていた時だった。

    英寿「……」

    先程まで戦っていた英寿が現れる。

    景和「英寿……何があったの?」

    恐る恐る英寿に問いかける。

    英寿「タイクーン、お前の姉は……シンクネットのベルって奴が他の社員共々攫ったんだ」

    景和「……嘘だよね?そんなの……」

    現実を飲み込めない景和は英寿に再び問いかけるが英寿は首を横に振る。

    道長「何やってんだよギーツ……‼︎」

    貴利矢「今はやめとけ」

    貴利矢は英寿に突っかかろうとする道長を止める。

    景和「何でだよ‼︎何で姉ちゃんがそんなことに巻き込まれてんだよ⁉︎英寿戦ってたんでしょ⁉︎なのに……‼︎」

    英寿「タイクーン……」

    2人のやり取りを見聞きして道長は突っかかる気を失っていた。

    景和「俺はそんなの信じないから‼︎」

    そう言って景和は再び姉を探す。

    しかし貴利矢と道長は状況的に攫われたのだろうと考えていた。

    貴利矢「ここまでの大規模な誘拐……ニュースにならないのは……」

    英寿「スポンサーが圧力をかけたんだろうな……」


    一方その頃

    ムーア達3人は突如現れたブレイブ(レガシーゲーマーレベル100)に圧倒されていた。

    唯阿「鏡先生⁉︎まさか加勢に……?」

    或人「いや、なんか様子が変だ‼︎」

    或人はムーア達を圧倒するブレイブを見て言う。

    まず何も言わないのだ。いつも言うような切除するとかそう言うセリフも一切。

    いつものブレイブの戦い方と違う、と或人は感じていた。

    それは付き合いの長い大我も感じ取っていた。

  • 123二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 07:03:33

    >>122

    大我「ブレイブ、どういうつもりだ……?」

    その時天津がブレイブがムーア達3人を相手取るのにガシャコンソードだけでは手数が足りないと判断したのか何とサウザンドジャッカーを取り出して二刀流で戦い始めたのを見て口を開く。

    天津「まさか、鏡先生は……」

    アークグランプリにサウザンドジャッカーを用いてエントリー権を得たのか。

    一同は予想外の展開に何も言えなかった。


    ムーア「何なのこいつ‼︎」

    一応対抗するも反撃されムーアは叫ぶ。

    ルーゴ「だから一時撤退しろって‼︎」

    ブガ「ふざけんな!誰が‼︎」

    ブガはアバドショットライザーで斬りかかるも、逆に斬り返されダメージを負う。

    ブガ「くそっ……」

    このままでは負けると判断した3人はワープして立ち去る。

    ブレイブ「……」

    1人佇むブレイブを見て大我は叫ぶ。

    大我「ブレイブ、てめぇ何してるのか分かってんのか⁉︎」

    しかしブレイブは大我を一瞥するとどこかへと去って行ってしまう。

    祢音「或人さん……」

    祢音は異常事態に頭の整理がつかず或人に寄り添う。

    或人「……」

    或人もこの事態に何も言えなかった。

  • 124二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 07:35:44

    ニラム「よくよく考えたらその時代の人間がアークグランプリにエントリーした方がリアリティあるよね」
    サマス「はい」
    ニラムは『希望なし』と書かれたカードを眺めながらサマスに話しかけていた……

    夜になっても姉は見つからず、それでも景和は諦められず姉を探していた。
    景和「姉ちゃん……‼︎」
    その時、景和の目の前にアズが現れる。
    アズ「狸君、お姉さんは見つからないよ?狐にも言われたんでしょ?攫われたって」
    アズの故意的な無神経な言葉に景和は怒りを露わにする
    景和「ふざけんなよ、お前‼︎いつもいつもそうやって……‼︎」
    アズ「あら〜私は本当のことを教えてあげたのよ?後ね、もう一ついいこと教えてあげる。」
    アズの話に景和は身構える。
    景和「何だよ⁉︎お前とこれ以上話していたって……」
    アズ「鏡飛彩のことよ」
    景和「え……?」
    アズの口から出た人物名に景和は困惑する。
    アズ「あの人の父親がデザイアグランプリのスポンサーになるよう誘われていたのよ。それを飲む代わりに病院の安全を守る契約を交わしたらしいのよね。で、何を思ったか鏡飛彩は願いを叶えてもらうのではなくて自分の手でベル達を始末したりヴィジョンドライバーを取り返そうと考えたみたいね、ま、ヴィジョンドライバーをアーク様から取り返すなんて無理な話でしょうけどね♪」
    アズの言葉に景和は耳を疑う。
    景和「何なんだよそれ……」
    アズ「訳がわからないでしょうけど、本当のことよ♪」
    アズはそう言いどこかへ立ち去っていった……

  • 125二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 08:10:53

    次回予告風SS

    ベル「楽園を作るにはこういう存在も必要だな」
    動き出したジャマトと化したシンクネット幹部達‼︎
    そして……
    景和「何で……姉ちゃんも飛彩さんも……」
    ソルド20「桜井景和……」
    大我「ブレイブの奴、何考えてんだよ⁉︎」
    貴利矢「それが運営の狙いなんだろ、関係ない奴にヴィジョンドライバーを奪い返させて後はポイってさ」
    灰馬「私のせいなんだ、飛彩が……」
    ヴィジョンドライバーを奪還するために動き出したデザイアグランプリ運営‼︎

    飛彩『逆に聞かせろ、貴様らの願いは何だ?それは譲れないものか?』

  • 126二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 08:26:07

    ニラム『ではスポンサーになってくださるということでいいのですね。』
    灰馬『……こちらこそ宜しくお願いします』
    ニラムと灰馬はスポンサー契約について話していた。
    ニラムはあることを灰馬に聞く。
    ニラム『ところで願いですが……』
    そう、スポンサー契約をする見返りに創世の女神の力で願いを叶えるとニラムは最初に言ったのだ。
    灰馬は目を泳がせる。カードは飛彩に取り上げられたのだから。
    灰馬『それは……』
    飛彩『そんなものは必要ない』
    その時院長室に飛彩が突然入ってくる
    ニラム『ほう、院長の息子さんですか』
    灰馬『飛彩何をして……』
    飛彩は2人を無視してカードと羽ペンを取り出してカードに『希望なし』と書き殴る
    ニラムはその様子を面白そうに見ていた。
    灰馬『飛彩⁉︎』
    ニラム『本当にそれでいいのですね?』
    飛彩『ああ、構わない。この戦いで失ったものは神頼みじゃなくて自分で取り返す‼︎』
    飛彩はニラムに啖呵を切る。
    ニラム『……』
    ニラムは見えないところで自身のヴィジョンドライバーを操作していた。
    飛彩『……逆に聞かせろ、貴様らの願いは何だ?それは譲れないものか?』
    飛彩はニラムにそう言うが自身の意識が自身のものでないような感じを覚えていた。
    ニラム『ええ、ありますよ。デザイアグランプリを続けると言う願いがね……だからあなたはヴィジョンドライバーを取り返しなさい』

  • 127二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:29:22

    (横入りしちゃうようですみません)
    その頃、アークはとある建物の屋上に座りシンクネット達やナッジスパロウ達が暴れていたことを感じていた
    アーク「なるほど…、あいつらはようやく本気になったか、それにデザイアグランプリの運営と鏡飛彩も」
    遂に自分が望んでいたアークグランプリが本格的にできると喜んでいたが一方でデザイアグランプリの運営達も動いていること、そしてそれにより飛彩も動いていることも察する
    しかし疑問も生じる
    アーク「あいつらの狙いはを倒してヴィジョンドライバーだ、それ手に入れようと考えているのは明白だがなぜ鏡飛彩も動く?病院を守るためとはいえこのゲームにやつがエントリーする義務はないはずだが」
    飛彩の存在がアークには疑問があった。なにせいくら病院が危機だからといえどこのゲームに参加することは彼の心情的にありえなかったからだ。
    しかしアークはその疑問をすぐに解決する
    アーク「……そうか、アズの狙いはこれか。仮面ライダー達を様々な状況下によって焦らすことでこのゲームに正規参加させようとし私のことを倒させる、もしくは漁夫の利を狙い自分自身で倒す。そして残った者達は彼女自身の手でか…面白い考えだな」
    アズの狙い、それはアークを倒すために仮面ライダー達をこのゲームに否が応でも参加させようとし、その参加者達がアークを倒させようと利用することだ
    アークもアズもこのゲームに参加しており尚且つ敵同士。ならやることは1つ、敵を倒す。それだけだがそれにはアークをどう倒すかといった問題がある。
    その問題を少しでも解消するためにこのようなことを起こしたのではないかとアークは予測する
    アーク「面白いな、勝つためには手段を選ばない、彼女も私になっただけはあるか」
    アズのやり方に興味を持ちながらもそう言ってアークは立ち上がる
    アーク「だが勝つのは私だ。さてそろそろ私も動くとするか。いい加減私もゲームしたいしな」
    しかし勝つのは自分、その考えは譲らない。
    その考えを元にアークは屋上から立ち去った…、参加者を探し倒すために…

  • 128二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:35:16

    >>127

    繋いでくれてありがとうございます‼︎

  • 129二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:52:46

    >>128

    こちらこそ許可してくださりありがとうございます!

  • 130二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:53:08

    このレスは削除されています

  • 131二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:53:20

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  • 132二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:53:32

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  • 133二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:53:44

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  • 134二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:53:55

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  • 135二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:54:08

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  • 136二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:54:19

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  • 137二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:54:32

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  • 138二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:54:44

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  • 139二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:54:59

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  • 140二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 09:57:56

    >>129

    許可とかそんなの気にしないでください!

  • 141二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 10:11:14

    >>140

    わかりました!

    ありがとうございます!

  • 142二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 12:10:58

    聖都大学附属病院院長室にて

    大我「てめぇよくもやってくれたな⁉︎」
    灰馬「は、花家君、離しなさい‼︎苦しっ……」
    灰馬は大我にヘッドロックをかけられていた。
    貴利矢はその様子を止めることなく灰馬を睨んだまま腕組みをしている。
    明日那(ポッピー)も苦い顔をして止めようとはしなかった。
    灰馬がこんな目に遭っている理由は一つ。飛彩のことだ。
    昨日の件で大我達が乗り込んできたのだ。
    大我「そもそもてめぇが変なこと考えねぇで断ってりゃブレイブがあんなことにならなかったんだろうが‼︎」
    大我は激昂する。
    貴利矢「本当に庇いようがないよ、もしこれで鏡先生に何かあったらどうすんのあんた?」
    明日那「飛彩……」
    3人から責められ、元々ヘッドロックされている苦しみもあるが灰馬は表情を曇らせる。
    一時の感情で取り返しのつかないことをしてしまった、と。
    貴利矢「どうする?花家先生」
    大我「決まってんだろ、ブレイブを連れ戻す‼︎そしてスポンサーなんて関係ぶっ潰すんだよ‼︎」
    貴利矢「そうだね……病院の安全とかいうけど、あんた息子がこんなことになっていいわけ?最悪医師免許の剥奪だや命の危険だって有り得んだよ‼︎」
    明日那「そんなこと絶対にダメ‼︎」
    3人の意見は一致する。
    灰馬「……」
    貴利矢「決まりだね、クーリングオフさせてもらおうぜ」
    大我「後一週間でブレイブ連れ戻して、スポンサーの契約ぶっ潰すのか…やるしかねぇな」
    貴利矢「ああ、そしてその間に永夢に復活してもらってゲームプロデューサーもう一度しばかせる。しかし疑問なんだよね、病院のこととかだけで鏡先生がああなると思う?」
    大我「別の理由もあるって言うのか?」
    灰馬に食らわせていたヘッドロックを解除して大我は尋ねる。
    貴利矢「それはこれから探るとして……院長先生、それでいいな?あんたが良くなくても自分らは動くけど。」

  • 143二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 12:23:26

    >>142

    院長室の外で祢音と道長は中の様子を伺っていた。

    祢音「どうしたらいいんだろ……或人さん達も会議してるみたいだけど……」

    道長「スナイプとレーザーの言う通りだろ」

    祢音「それはそうだけど……」

    祢音は景和がいないことに疑問を抱く。

    祢音「そう言えば景和は?」

    その問いかけに道長は答えにくそうにする。

    道長「タイクーンは……」


    その頃景和は1人で自宅にいた。

    景和「姉ちゃん……」

    あれから一晩中探し回ったが沙羅は見つからなかった。

    英寿の言う通り攫われてしまったのだろうか。

    姉の安否を気にすると同時に景和は昨日アズが言ったことが引っかかっていた。

    『鏡飛彩の父親がデザイアグランプリのスポンサーになるよう誘われていたのよ。それを飲む代わりに病院の安全を守る契約を交わしたらしいのよね。で、何を思ったか鏡飛彩は願いを叶えてもらうのではなくて自分の手でベル達を始末したりヴィジョンドライバーを取り返そうと考えたみたいね、ま、ヴィジョンドライバーをアーク様から取り返すなんて無理な話でしょうけどね♪』

    景和「飛彩さんが本当にそんなことを考えたのか……?」

    色んなことが頭の中で絡み合い景和は混乱するがとにかく行動しないと何も変わらない。

    景和「英寿の言う通りあのベルって奴が姉ちゃんを攫ったなら、あいつを探さないと」

    景和はそう言うと、自宅を後にする。

  • 144二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 13:03:11

    一方その頃
    ベルが攫ってきた沙羅が勤める会社の人々はベルの洗脳にてつかみ合いの喧嘩をさせらたりしていた。それも笑顔で。
    ムーア「へぇ、面白いことするのねー」
    ムーアは大分水だけの生活に慣れてきたようで水を飲みながらベルの悪趣味な実験を見ていた。
    ベル「楽園を創造できるのはただ1人。だとしたら、何でも言うことを聞く存在が必要だろう。そう考えてみた。
    やはり……楽園を作るにはこういう存在も必要だな」
    ベルは笑いながらそう話す。
    ルーゴ「そいつらどうするんだ?」
    ベルは少し考えると、楽しそうに話す。
    ベル「早速今日人々を襲うように洗脳して解き放ってみようか……もちろん我々も殺し合いをしながらだがな。」
    大智「それは楽しみだね、結果が興味深いね」
    ベル達が話している中、洗脳から逃れていた沙羅は身を隠していた。
    沙羅(何なのこいつら……‼︎景和……‼︎)
    沙羅は弟に助けを求めるように祈る。

    一方街の外れでは
    飛彩「俺は何を……」
    飛彩は目の前にあるサウザンドジャッカーを見て昨日のことを思い出していた。
    灰馬がスポンサー契約を結ぶ時、ニラムというゲームプロデューサーに話しかけた瞬間意識が塗りつぶされるような感覚に陥ったのだ。
    飛彩「あいつがヴィジョンドライバーに洗脳して操る能力があるのか?」
    だから自分はアークグランプリに参加させられたのか
    飛彩「いや違うな……俺は開業医や監察医みたいなことができていないんだ。だから……」
    道長や祢音を守るために体を張った貴利矢や大我
    それに対して自分は怪我をしたから手術をしただけだ。
    自分は何もできていないと言う思いをアズやニラムにつけ込まれたのだ。

  • 145二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 15:56:29

    >>143

    その後もベルを探していた景和だったが見つけることはおろか痕跡も見つけることができなかった

    景和「くそ…!あいつどこにいるんだよ…!」

    両親がいない自分の唯一の家族である姉を攫った諸悪の根源、それを見つけることができず景和はそこにいない相手に怒りをぶつけることしかできなかった

    そんなときに

    ソルド20「桜井景和か」

    景和「え…?あっ…、ソルド20さん…」

    偶然にもソルド20に出くわす

    景和「どうしてここに…?」

    ソルド20「隊長からの指示でシンクネット達及び攫われた被害者を探してパトロールだ」

    景和「!姉ちゃんは!姉ちゃんは見ませんでしたか!?それにあのベルってやつも!」

    ソルド20がパトロールしてると聞き景和はソルド20の両肩を掴み姉やベルを見てないか切羽詰まるように問い詰める

    ソルド20「落ち着け、それに私が今も探しているということは桜井沙羅もベルも未だ見つかってない」

    景和「あっ…、そ、そうですよね…すみません…」

    景和はソルド20の言葉を聞いて冷静になって両肩を掴んでいた手を離した

    ソルド20「普段の落ち着いてるお前がそこまで慌てるとはな、そうなるまでに姉は大事なのか?」

    ソルド20の問に景和は荒れるように答える

    景和「大事だと…!当たり前だろ!家族がいないお前にはわからないかもしれないけど俺にとって唯一の家族なんだよ…!ジャマトに殺された両親に代わって俺を育ててくれて…!そんなにお金ないのに俺を大学まで行かせてくれたり行くまでに浪人したり就活に悩んでいるときも相談に乗って心配してくれたり、時々ご飯も奢ってくれて…!そんな姉ちゃんに俺はまだ何もしてやれてない…!それに生きててほしいんです!もうこれ以上失うのは嫌だから…」

    ソルド20「桜井景和……」

    景和「あっ…ご、ごめんなさい…家族がいないなんて言って…!それにこんな話して本当にごめんなさい!」

    (俺はなんてことを…!最低だ…!)

    景和はソルド20に失礼なことを言ってしまった事に後悔しながらその場を去るために走る

  • 146二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 15:56:44

    一方ソルド20は景和の姉に対する思いを聞き彼の苦しんでる思いに考える。
    自分には景和の言ったように家族はいない。強いて言えばソルドぐらいだ。
    しかし景和にはいる。それも景和にとってただ一人の家族、その姉がいなくなって苦しんでる
    そんな彼が今苦しんでいる。姉がいない不安に…
    そしてそれは同じように攫われた被害者の家族も同じなのではと考える。彼らにも家族がいる。心配する家族が…
    それを考えるとソルド20は一つの結論を出す
    ソルド20「あいつの姉を…攫われた人達を必ず見つけ生きて帰す…!」
    そしてソルド20は景和の心と、そして攫われた人達を見つけるために一人決意しシンクネット達を見つけるために街を走る…

  • 147二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 16:04:22

    >>141さんもどんどん書いてっていきましょ‼︎

  • 148二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 17:08:31

    >>143

    景和の姉の件を聞いて祢音は驚く。

    祢音「景和のお姉さんが⁉︎」

    道長「……」

    するとちょうど院長室の戸が開き、貴利矢の雑な挨拶と大我の怒号が響く。

    貴利矢「じゃーね、院長先生‼︎」

    その声には怒りが込められている。

    大我「ふざけんじゃねぇぞ‼︎……ったく‼︎」

    大我は在籍してないのもあってか、足で院長室の戸を蹴って閉める。

    明日那「大我も貴利矢も流石にダメだよ‼︎」

    2人の行動を明日那は咎める。

    大我「はっ、何が悪いんだよ‼︎」

    貴利矢「あ、道長に祢音ちゃん。待ってたんだ」

    2人に気づいた貴利矢は声をかける。

    祢音「入っちゃだめって言われてたんですけど、やっぱり気になって……ていうか景和ってお姉さんがシンクネットのベルって人に攫われたんですね……」

    祢音の発言に貴利矢は何かを考える。

    道長「……どうかしたのかレーザー」

    貴利矢「いや、まさかだけど鏡先生狸君のお姉さんのこと知ってねぇだろうなって」

    道長「知っててまずいことでもあるのかよ」

    大我「あんなにスポンサーの件で悩んで八つ当たりしていたくらいだ、それが起爆剤になってアークグランプリに足突っ込んだ可能性もあるんだよ」

    景和の姉の件を何らかの方法で知らされ、アークグランプリに参加したのなら答えは一つ。

    祢音「そのベルって人が来たら、飛彩さんは。」

    アークグランプリのルールに基づいた最悪の結末が想像できる。自分が命を落とすか、相手の命を落とすか。

    貴利矢「そんなことになったら本当に取り返しがつかねぇんだよ」

    人間としても、ドクターとしても。

    大我「ブレイブをそんな目に遭わせる訳に行かねぇ……殺し合いは絶対に止めてあいつを連れ戻す」

    貴利矢「これも疑問なんだけどさ、ベルって奴は何でまた急に一般人を攫ったかね……」

    道長「そこまで考えてる暇はねぇだろうが。本人の口割らせて聞いてやればいいだろ」

  • 149二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 17:09:17

    一方CRでは
    パラド「永夢、久しぶりにゲームしたな‼︎やっぱ永夢は最強だぜ‼︎」
    パラドは無邪気に永夢に話しかける。
    パラド「色々あったけどさ、俺永夢から作られてよかったよ。ゲームの楽しさだけじゃない、命の大切さとかさ、色んなものを知ることができたから。」
    永夢「……パラド」
    幼い頃からの付き合いであるパラドに気持ちを話され永夢はハッとする。空虚な幼少期ではあったが自分は1人じゃなかったのだから。
    パラド「だから笑ってくれよ永夢、俺まだ永夢と遊びたいんだ。永夢が辛いなら俺も戦うからさ……」
    パラドの心からの訴えを聞き永夢は決意する。
    永夢「そうだよな、こんなことで落ち込んでなんかいられないよな」
    永夢は白衣を着ると立ち上がる。
    パラドはそれを嬉しそうに見つめていた。

  • 150二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 18:24:23

    一方で飛電インテリジェンスでは或人、唯阿、天津が話し合っていた…
    或人「シンクネットの奴らはなんで人を攫ったのか…そしてなんで飛彩さんがこのゲームに参加したのか…」
    唯阿「一応今はA.I.M.S.で攫われた人達を探しているが報告は来てないな…、一体シンクネットの目的は何なんだ…」
    シンクネットの狙いが分からず会議はなかなか進まなかった
    そんなときに天津があることを思いつく
    天津「……なぁベルはたしか精神科医なんだろ?」
    唯阿「え?あ、ああ…そうだがそれが…いやまさか…!?」
    天津「ああ、おそらくだが可能性は高い」
    或人「あ、あの二人とも?さっきから何を?」
    二人がベルの目的がわかり焦りを見せ始めるが或人はわかっておらず二人に聞く
    それに天津が答える
    天津「敵の狙いはおそらく人を洗脳して自分たちの思いどおりにさせようとしているのだろう」
    或人「はぁ!?なんだよそれ!?」
    天津「ベルは元は精神科医、そして楽園を目指すためなら人を傷つけることに戸惑いはしない。そんな彼が人を攫った。なら答えとしてはこれが一番あり得るだろう」
    或人「あいつら…!」
    天津の推測に或人はシンクネット達に怒りを燃やす。人を傷つけるだけに飽き足らず洗脳して思い通りにさせようとするなどあってはならない。
    どうにかしようとするが同時に天津はどこかへ行こうとする
    唯阿「おい天津!?お前どこに行こうとしてる!?」
    天津「いや、私は鏡先生を探しに行く。あの感じから見るにおそらくからの場合はシンクネットとは別にデザイアグランプリの運営に何らかのアクションを受けアークグランプリに参加したのだろう。ならそれを止めるのは私の役目だ。あんなゲームに彼を参加させてはいけない」
    そう言って唯阿の呼びかけに応じることはなく天津は部屋を出ようとする。
    唯阿「おい待て!」
    或人「天津さん、その役目俺がやる」
    天津「なに?」
    その時に飛彩を止める役割を或人が請け負うと宣言し、それに天津は足を止める
    天津「なぜ君が…」
    或人「なんというかホワイトデーの手伝いのお返しってやつ?」
    そんな冗談を言うがこれ以外にも理由がある。それはアーク関連だろう
    それを感じてか天津は笑顔でその役目を快く応じる
    天津「わかった、なら任せたよ」
    或人「おう!」

  • 151二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 18:25:01

    そんなときだった、唯阿に通信がかかる
    唯阿「なんだ?こちら刃」
    ソルド20『ソルド20です、シンクネットのアジトらしきものを発見しました』
    唯阿「なんだと!?」
    唯阿の驚いた声に或人と天津を唯阿を見る
    ソルド20『これから攫われた被害者達をすくいに行きます。なので応援よこしてください。場所も送ります』
    唯阿「あ、待てソルド20!おい!……あいつ切りやがった…!」
    ソルド20の通信に唯阿は少し怒りながらもすぐにソルド20がスマホ送ってきた場所を確認する
    唯阿「イズすまないが他のライダーたちも呼んでくれ!すぐにその場所へ行く!」
    イズ「わかりました」
    或人「なら俺は…!」
    天津「ああ、ここは私達に任せて行くんだ!」
    そして或人は飛彩探しに、そして唯阿達は他ライダー達にソルド20が教えた情報を伝えようとする
    そしてソルド20は…
    ソルド20「さて…行くか」
    シンクネット達が攫った人達がいるアジトに被害者達を救うために一人入るのであった…

  • 152二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 18:28:54

    >>148

    話し合いをしている時だった。

    祢音「フォロワーの人からのメッセージ……?」

    祢音はスマホを見る。

    大我「おい今そんな場合じゃねぇだろうが……」

    空気の読めない行動を嗜めようとした瞬間、祢音がスマホの画面を見せる。

    祢音「どこかの会社の人達が他の人に襲いかかったりしてるって‼︎」

    祢音のスマホには会社の制服や背広に身を包んだ人々が通行人に襲いかかっている動画が映し出されていた。

    沙羅の制服を社員証で知った貴利矢は驚く。

    貴利矢「狸君のお姉さんの会社の人達じゃねぇの⁉︎攫われてた人達が何で……⁉︎」

    大我「洗脳して思い通りに操れるか実験してんのかよ⁉︎」

    突如現れた攫われた人々。その人々が現れると言うことは……


    ベル「さあ、暴れろ‼︎」

    ビルの屋上からベルは笑いながら叫ぶ。

    自分の思うように通行人に襲いかかる姿を見てベルは笑いながらルシファーへと変身する。

    そして後ろを振り返る。

    ルシファー「お前には一度やられたが、今度はそう簡単に行くかな?」

    ブレイブ「……」

    ルシファーはブレイブがサウザンドジャッカーを持っていることに気づく。

    ルシファー「散々ドクターたるものを説いたお前がアークグランプリに参加とはどう言う風の吹き回しだ?」

    ルシファーの問いには答えず、ブレイブは白いマントを風に靡かせルシファーへと攻撃を仕掛ける。


    一方洗脳から逃れていた沙羅は植え込みの陰に隠れて怯えるしかなかった。

    理由もなく他人を襲う会社の同僚や上司。それは最早地獄絵図でしかなかった。

    沙羅「もうやだ……こんなの……‼︎」

    沙羅は植え込みの陰で泣き喚く。

  • 153二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 19:01:22

    >>152

    ナッジスパロウ「せっかく攫った人の一部を使って楽しいことしてるのにさぁ……白ける真似しないでくれるかな⁉︎」

    ルシファーとブレイブの戦いを見てナッジスパロウはその戦いに乱入する。

    ルシファー「お前も来たか……さあ殺し合いの始まりだ‼︎」

    三つ巴の殺し合いが始まってしまう。


    それを景和は見てしまった。

    昨日アズから聞いた話、あれは本当だったのだ。

    景和「何で……姉ちゃんも飛彩さんも……」

    景和は呆然と呟く。

    英寿「どうする、タイクーン。お前はそこで嘆くだけか?」

    そこに英寿が現れ話しかける。

    英寿「このままではブレイブもお前の姉も無事では済まない。」

    景和「そんなことできる訳ないだろ⁉︎2人とも無事に救い出すんだ‼︎」


    景和『飛彩さん……また後で話しましょう』

    飛彩『ああ、景和も気をつけろ』

    最後に交わした短い会話。あれで終わらせるなどできるはずがなかった。

    英寿「そうか、じゃあぶつかり合ってこい。理由があるんだろ?」

    英寿はそう言いながらナッジスパロウが手にしたサウザンドジャッカーをレーザーレイズライザーで狙撃し、撃ち落とす。

    ナッジスパロウ「何⁉︎」

    英寿は撃ち落としたサウザンドジャッカーを拾い、景和に渡す。

    景和「……英寿」

    英寿「言っておくがブレイブは運営にいいように操られて参加させられてるだけだ。だからブレイブを止めると言うことは」

    運営に逆らうことになる、と英寿は忠告する。

    だが景和は笑顔で返す。

    景和「それよりもぶつかる理由があるから」

    英寿「お前の姉は他の奴らも探してる。それを信じられるか?」

    景和は頷く。

    景和「ありがとう英寿」

  • 154二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 19:14:57

    永夢にしばかれてるから今度は或人にニラムがしばかれるのか…

  • 155二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 19:23:27

    次回予告風SS!
    遂にブレイブもアークグランプリに参加するが…
    或人「あなたはなんのために戦うんだよ!」
    景和「飛彩さんはドクターでしょ?」
    二人が飛彩を説得する
    一方で…
    沙羅「あ、あなたは景和の彼女!?」
    ソルド20「彼女じゃない」
    無事に沙羅と出会う?
    そしてついにお披露目!
    ブレイブ「これが俺たちの!」
    タイクーン「新しい共鳴だ!」
    そして…
    ゲイザー「ヴィジョンドライバーは返してもらうぞ…!」
    アークゼロ「ほう…、まさかお前が相手か…」
    ゼロツー「お前らを止められるのはただ1人…!俺だ!」
    3人の最強がぶつかる…!

  • 156二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 19:38:18

    >>151

    祢音「ソルド20ちゃんからシンクネットのアジトの情報?でも……実際に暴れている人もいるのに?」

    祢音は情報の錯綜に混乱する。

    貴利矢「人質を分けてるんだろうさ……どっちにもシンクネットの連中とあのクイズ王、そしてベルがいるところに鏡先生はいるだろうな。よし、別れて行動するぞ、祢音ちゃんは社長さんにこの動画送っておいて。」

    祢音「あ、はいっ‼︎」

    貴利矢が作戦を話そうとした時だった。

    永夢「待ってください、皆」

    永夢が現れたのだ。

    貴利矢「永夢…‼︎」

    大我「遅ぇんだよ、エグゼイド‼︎」

    パラド「今日は俺も行くぜ‼︎」

    貴利矢と大我が安堵の声を漏らしていると、パラドが笑顔で現れる。

    祢音「やっぱり大きいよこの人……」

    祢音のツッコミは無視してパラドは話す。

    パラド「永夢が復活したばかりだからな‼︎俺も戦う‼︎」

    大我「……ったく勝手にしろ、でどうする?」

    再度作戦会議に戻る。

    永夢「洗脳された人がいるならリプログラミングが使える僕はそっちに行きます。」

    パラド「なら俺もそっちに行って永夢をサポートするぜ」

    貴利矢「なら後は丁度共鳴が使えるペアで分かれられるな。花家先生は鏡先生が気になるんでしょ?あんたと祢音ちゃんはそっちに行ってくれない?自分たちはアジトに行くから」

    貴利矢の提案に道長は反発する。

    道長「待てよ、勝手に決めてんじゃねぇ‼︎こういうのは俺の仕事だ‼︎」

    要は飛彩と戦って憎まれ役を買うと言いたいのだ。

    貴利矢「だからもうそういうのはいいんだよ、鏡先生を止める汚れ仕事を背負うつもりなんだろうけど、そういうのはやめてくれない?」

    道長「……っ」

    貴利矢「とにかく分かれて戦うぞ‼︎」

    貴利矢の一言で全員が行動を開始する。

  • 157二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 19:40:23

    >>156

    今度はこっちが割り込む形になってしまいました‼︎

    申し訳ないです……

  • 158二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 20:00:09

    >>157

    (大丈夫です!むしろありがとうございます!)

    一方のソルド20は武装して襲いくるジャマト達を切り裂いてはシンクネットのアジトで被害者たちを探していた

    サーバル「ここにジャマトがいるということは人質もここか」

    ムーア「そうだよ〜」

    サーバル「お前は…」

    ルーゴ「僕もいるけどね」

    ブガ「俺もな!」

    サーバルタイガーソルドマギアの前にジャマトのプログライズキーを使って変身したムーア、ルーゴ、ブガ、そして攫われた会社の人たちが現れる

    サーバル「この人達は…!」

    ムーア「ベルがちょっと洗脳したんだよね〜、楽園作るために自分たちの思いどおりにするためにね♪」

    サーバル「貴様ら…!」

    サーバルタイガーソルドマギアはシンクネットのしたことに怒りが湧く。無関係な人達を洗脳して道具のように扱う彼らに命を守る指名を持った、そしてあのとき決意した彼女にとっては我慢できなかった

    サーバル「貴様らは絶対許さない…!」

    ムーア「は?何道具如きが人間様に楯突くの?」

    ルーゴ「弱いくせに粋がるなよなこの雑魚が!」

    ブガ「お前ら行け!」

    ブガの命令により洗脳された人々はサーバルタイガーソルドマギアを倒そうと前に出る

    それにサーバルタイガーソルドマギアは二刀の剣を持ちムーア達に告げる

    サーバル「この人達を救い、貴様らをここで潰す!」

    その一言を言うとサーバルタイガーソルドマギアはムーアたちに立ち向かうために前に走り出す

  • 159二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 20:16:11

    >>153

    三つ巴での殺し合いをしているブレイブの目にあるものが目に入る。

    それは、サウザンドジャッカーを持った景和

    それを見た瞬間、ブレイブは無言を破る。

    ブレイブ「何を持っている景和‼︎らしくないものを持つなっ‼︎」

    それはアークグランプリへの招待状でしかないからだ。

    ブレイブの言葉に景和は笑う。完璧に自分を失ったからではないからだ。

    景和「そうか、そうだよな……会えて良かった。聞きたいことがたくさんあるんだよ、飛彩さん‼︎」

    景和はそう言うと、ニンジャレイズバックルとフィーバースロットレイズバックルをデザイアドライバーにセットする。

    『SET』

    『SET』

    『DUAL ON』

    景和「変身‼︎」

    『NINJA』

    『FEVER SLOT 』

    変身したタイクーンはスロットを回す。

    スロットは『???』の目で止まる。

    『GOLDEN FEVER!』

    『JACK POT HIT GOLDEN FEVER!』

    そしてタイクーンの下半身にはブーストレイズバックルのアーマーが装着される。

    タイクーン「はああああっ‼︎」

    ブーストバックルとニンジャバックルの相乗効果にてタイクーンは一気に壁を駆け上がる。

    ブレイブ「お前まで参加させるか‼︎」

    それをブレイブが迎え撃つ。

  • 160二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 20:36:55

    >>159

    ナッジスパロウとルシファーは2人の戦いに乱入しようとするもお互いの殺し合いをやめることはできなかった。

    というよりさせてもらえなかったのだ。

    ギーツ(レーザーブーストフォーム)「お邪魔キャラの登場だぜ」

    ギーツが目の前に現れたからだ。


    タイクーンとブレイブはサウザンドジャッカーで鍔迫り合いになる。

    ブレイブ「何のつもりだ⁉︎何でお前がそれを…‼︎」

    ブレイブはレガシーゲーマーレベル100でスペックは高い上、武器を使うことでパワーアップする能力がある。

    ブーストのスペックにてタイクーンは押され気味だが何とか喰らいつく。

    タイクーン「ぶつかり合う理由があるからだよっ‼︎」

    タイクーンはそう言うとブレイブを蹴り、ビルの屋上から落とす。

    ブレイブ「くっ……‼︎」

    ブレイブに飛行能力があるからこそ出来たことだった。

    タイクーンもその後を追い、2人は地上でやり合い始める。

    タイクーン「飛彩さん、デザグラの運営から色々言われたんでしょ⁉︎そんなもの断るかと思ったのに‼︎」

    ブレイブ「……お前には関係ない‼︎これは俺の……」

    2人は再度サウザンドジャッカーでぶつかり合う。

    タイクーン「スポンサーになって運営の言う通りにアークグランプリに参加することが飛彩さんのすることなの⁉︎」

    その言葉にブレイブは一瞬詰まる。

    ブレイブ「……そうだっ‼︎」

    しかしタイクーンはそれを一蹴する。

    タイクーン「すっごく軽い言葉だな……‼︎」

    ぶつかり合いながら2人は言葉を交わす。

    ぶつかり合い、2人のサウザンドジャッカーは跳ね飛ばされる。

    ブレイブ「しまった……っ‼︎」

    ブレイブは慌ててサウザンドジャッカーを拾おうとするが、タイクーンが忍術にて煙幕を張り視界を奪う。

    ブレイブ「…‼︎」

    まさかここまでするとは、とブレイブは驚きつつサウザンドジャッカーを拾う。

    タイクーン「今の飛彩さんは……誰かを守っているより、自分を守ってるようにしか見えないんだよ‼︎」

  • 161二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 20:44:21

    >>160

    タイクーンがそう叫びサウザンドジャッカーがぶつかり合った瞬間、2本のサウザンドジャッカーが木の枝に変わり呆気なく折れる。

    煙幕を張った時タイクーンが木の枝をサウザンドジャッカーに化かしたのだ。

    サウザンドジャッカーを所持していない今、2人はアークグランプリの参加者ではない。

    ブレイブは思わず変身解除してしまう。

    この戦いをやめたいと言う気持ちがあったのだろう。

    それを見たタイクーンも変身解除する。

    飛彩「……俺は開業医や監察医みたいにお前らに何かをすることもできなかった、じゃあ俺は何のために……いつまでもドクタードクターと馬鹿みたいに繰り返してきたんだ……分からない、分からないんだ……」

    戦いの中何度か道を迷ったドクターは嘆く。

    貴利矢や大我のように本当の意味で誰かを守ったり救ったりなどできていないのだ。

    景和「……」

  • 162二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 21:33:31

    >>161

    或人「じゃあ飛彩さんはなんのために戦うの?」

    飛彩「!飛電或人…」

    するとそこに飛彩を探していた或人が来る

    或人「誰かに認めてもらうため?それとも消えた恋人を救うため?それとも病院を守るため?」

    飛彩「……」

    或人の問に飛彩は何も答えられなかった。

    今の自分はなんのために戦うのか自分でも分からないからだ

    そんな飛彩に或人は続ける

    或人「俺も飛彩さんみたいなときがあったよ」

    飛彩「なに…?」

    或人「ある時にさ自分が何をしたいのかわからなくなったことがあったんだ」

    景和「それって…」

    景和は悟る。或人はアークになってたときの話をしていると。目を背けたい過去を今は飛彩を止めるために…

    飛彩「だがお前は答えを見つけたんだろ…自分がなんのために戦うのか…」

    或人「うん、答えを見つけた。でもそれは俺だけが見つけられたわけじゃない。俺を、俺達を信じてくれる人達やヒューマギアいてくれて、それに父さんがヒントを教えてくれたから答えを見つかることができたんだ」

    飛彩「……」

    或人はまっすぐ飛彩を見つめて話す。それに飛彩は目を離したくなるが何故か離せなかった。それは或人の社長としてのカリスマからか、それとも同じような体験をした者だからか或人の目を見つめ話を聞いていた

    飛彩「だが俺にはそんな者達など……」

    しかし飛彩は支えてくれる仲間などいないと言おうとする。それは自分自身が振り払ったからだ。心配してくれる仲間を自分の一時の悩みで…

    だからもういないとそう言いかけるが…

  • 163二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 21:33:41

    或人「じゃあそこにいる景和君はなんだよ!景和君はあなたを心配してここに来たんじゃないのかよ!あなたを止めるためにここに来たんじゃないのかよ!」
    飛彩「!」
    或人の言葉に飛彩は目を見開く
    或人「いるんだよ!飛彩さんを心配してくれる人は!ここに!何もできないって飛彩さんは言ってたけど何もしなかったわけじゃないだろ!だから景和君がいるんだろ!だから…目を背けるなよ…自分のことを思ってくれる人がそこにいるんだから…!」
    そう言う或人の目は少し涙目になりつつあった。きっと彼にはいなかったのだろう、いやいたとしてもそこまでの仲だはなかったのかもしれない。
    自分のようになってほしくない、だから今自分を説得しているのだろう…
    飛彩「飛電或人…」
    或人「……飛彩さん、もう一度聞きます。あなたはなんのために戦うんだよ!」
    或人の問に飛彩は少し考えるよるように顔を下に向ける

  • 164二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 23:02:26

    スナイプ「……」

    スナイプは飛彩の様子を見て大丈夫と判断し、エグゼイド (マキシマムゲーマーレベル99)に向かって叫ぶ。

    スナイプ「エグゼイド‼︎洗脳されてる奴に向かってリプログラミングだ‼︎」

    エグゼイド「ああ‼︎」

    エグゼイドはそう言うとガンモードのガシャコンキースラッシャーにマキシマムマイティXガシャットをセットしてマキシマムマイティクリティカルフィニッシュを発動する。そして洗脳された人々にリプログラミングの効果を持ったエネルギー弾を発射する。

    すると、先程まで暴徒化していた人々の洗脳が解ける。

    ナーゴ「やったあ‼︎」

    パラドクス「流石永夢だぜ‼︎」

    そんな中様子を伺っていた沙羅が植え込みの陰から出てきたのだった。

    沙羅「えっ……何があったの?」

    ナーゴ「景和のお姉さん‼︎無事だったんだ‼︎……永夢さんもパラドさんもあいつらのアジトに行って‼︎まだ洗脳されてる人がいるはずだから‼︎」

    ナーゴに言われ、エグゼイドとパラドクスはシンクネットのアジトに向かう。


    シンクネットのアジトの屋上から、ベロバはつまらなさそうに >>158の様子を見ていた。

    自分中心じゃないからつまらないのだ。

    わざとらしくベロバがため息をついた時だった、ベロバは懐かしい人物を見つける。

    ベロバ「……」

  • 165二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 23:49:21

    アジトに入る前、貴利矢は連絡を受ける。
    貴利矢「そう、分かった。じゃあ後は契約解消だけだな‼︎」
    貴利矢は通話を切る。
    貴利矢「鏡先生な、狸君が止めたってよ。」
    道長「……そうかよ」
    不満そうな、安心したような複雑な心境で道長は答える。
    貴利矢「何だよ、憎まれ役できなかったのがそんなに不満か?じゃあはっきり言ってやるよ、お前そういうの向いてないの。」
    道長「はあ⁉︎」
    貴利矢「自分があの勘違い女王様のとこに潜入した時から思ってたけど……お前なりの気遣いってことか」
    貴利矢に指摘され道長は突っかかろうとするが貴利矢に止められる
    貴利矢「今はそんな場合じゃねぇだろ。人質とシンクネットの幹部3人+αがいるんだから。ソルド20が先走って行っちゃったけどね」
    道長「ああ、イナゴどもに遅れはとらねぇよ」
    そうして2人はアジトに足を踏み入れる。

    サーバルタイガーソルドマギア(以下サーバル)は人質とシンクネットの幹部3人に苦戦していた。
    ムーア「ほらほら不手際で犠牲が出ちゃうよ〜?」
    洗脳された人質を盾にムーアは攻撃を避け、その隙にルーゴとブガが攻撃を仕掛けてくるのだ。
    ルーゴ「これなら楽勝だな」
    ブガ「道具風情がイキやがって…‼︎」
    ムーア「じゃあトドメの時間だよ?」
    3人がサーバルにトドメを刺そうとした時だった。
    3人の動きが少し鈍ったのだ。
    ルーゴ「な、動きが……」
    ブガ「この感じ、まさか……⁉︎」
    2人は嫌な予感を察知する。
    ムーア「な、何やってんだ……⁉︎」
    レーザーターボ「そのまさかだよ‼︎ほら、持ってけっ‼︎」
    レーザーターボはガシャットをガシャコンスパローにセットし、黒いエネルギー刃を放つ。運悪くサーバルを囲んでトドメを刺そうとしていたため、3人ともまともに喰らってしまう。

  • 166二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 23:56:31

    >>165

    ダメージを喰らって更に動きが悪いところにバッファが殴りかかり、ムーアはまともに喰らい壁に打ち付けられる。

    ルーゴ「やっぱり共鳴じゃないか‼︎」

    ブガ「ちくしょう……‼︎」

    バッファ「てめぇらは今回もごちゃごちゃと耳障りなんだよ‼︎」

    バッファは容赦なくゾンビブレイカーで2人とも殴り飛ばす

    レーザーターボ「おっ、ホームランだ‼︎なんてね‼︎」

    レーザーターボはそう言いながらジャマトをガシャコンスパローで一掃する。

    サーバル「お前たち……」

    しかしまだ洗脳された人々がいる。

    レーザーターボ「悪く思わないでくれよな、永夢が来るまでの辛抱だからさ‼︎」

    レーザーターボはそう言うと鼻提灯を作って眠っているシルエットの絵柄の青紫色のメダルを使う。

    サーバル「何……?」

    その瞬間洗脳された人々は次々と眠ってしまう。

    レーザーターボ「エナジーアイテムって奴だな……さて、あらかた片付けたからこの3人を生け取りにすれば終わりだ。」

  • 167二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 06:39:38

    >>163

    アーク「それぐらいにしてもらおうか」

    或人・飛彩・景和「!」

    或人の飛彩の呼びかけの最中にアークが突如として現れる

    アーク「鏡飛彩、あのままいればお前は私になれたものを、だがまだ間に合うぞ。さぁ夢のために続けろ。それがお前が望んだことだろう」

    飛彩「俺は……」

    アークのまさに悪魔のような囁きに飛彩は悩んでしまう。

    そして更に最悪は続く

    ニラム「鏡先生、彼のことを聞かなくてもいいですよ。病院は私達が守るので。だから鏡先生はこのゲームに参加しても構いません」

    景和「ニラム…!」

    ニラムもまた飛彩を利用してヴィジョンドライバーを取り返すために飛彩にこのゲームを続けさせようと現れる

    そんなニラムを見てアークは関心する

    アーク「貴様は…、なるほど狙いはヴィジョンドライバーか。そいつを利用してまで返してほしいか」

    ニラム「あれは元々私達のものだ。貴様のような下劣なものが使うアイテムではない…!」

    アーク「下劣なのは鏡飛彩を利用して取り返そうとする貴様も同じだと思うがな」

    ニラム「黙れ…!たかが道具の分際で…!」

    二人はそれぞれベルトを巻く

    そして

    『GAZER, LOG IN』

    アーク・ニラム「変身」

    『アークライズ!』

    『オール・ゼロ…』

    『INSTALL』

    『INNOVATION & CONTROL, GAZER』

    アークゼロとゲイザー、それぞれ変身を完了しお互い睨みつけるように見つめ合い…そして…

    アークゼロ「……!」

    ゲイザー「……!」

    潰すために二人は互いに殴りに行く

  • 168二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 07:14:28

    >>166

    唯阿「九条先生も吾妻君も済まないな。おいソルド20‼︎何故突っ走った⁉︎」

    変身解除して気絶しているムーア達を捕縛し、洗脳された人々を隊員達が保護している中唯阿はソルド20にお説教していた。

    ソルド20「申し訳ございません……」

    唯阿「お前はどれだけ危険なことをしたと思ってるんだ⁉︎」

    ソルド20を思うがためにお説教も強いものとなる。

    貴利矢「まあまあ隊長さん、その子だって早く人質を助けなきゃって思ったんでしょ?洗脳されて道具のように使われていたらいい気もしないって。」

    貴利矢が間に入り、唯阿を宥める。

    唯阿「しかし……」

    その時だった、こちらにも最悪が迫っていた。

    ベロバ「久しぶりね、随分楽しそうにして……サポーターの私のこと忘れちゃったの?」

    突然ベロバが現れたのだ。

    唯阿「ベロバ……っ‼︎」

    貴利矢「元サポーターだろうが」

    唯阿と貴利矢を一瞥するとベロバはかつてサポーター関係にあった道長に話しかける。

    道長「今更何の用だよ」

    道長は嫌そうに一蹴する。

    ベロバ「そんな態度取らないでよ、私はあんたのサポーターで、一緒に理想の世界を叶えようとしていたじゃない。」

    縋り付くような言い方だった。

    ベロバ「あんたが離れてから、碌なことがないのよ。前みたいに好き勝手暴れてもすぐ邪魔されたり、不幸を見たくても自由に行動できないんだから」

    コアIDが破損し、ジャマーガーデンに送られた道長は逃げ出すためにジャマトライダーと戦うべく否応なしにジャマトバックルを使わざるを得なかった。

    一度は逃げ出したが、ニラムの手によりジャマーガーデンに戻され、そこでジャマト化しつつある事実と自身の願いに目をつけたベロバがサポーターとなり様々なことをしてきた。そしてチラミからヴィジョンドライバーを奪い、ジャマトグランプリを始めるという時だった。

    九条貴利矢が裏切ったフリをして乗り込んできたのは。

  • 169二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 07:38:13

    >>168

    貴利矢が介入してきてもジャマトグランプリは開催できた。だがその裏側では貴利矢はジャマト化の治療を行っていて、ある時から道長はジャマトグランプリが開催されても何もしないことが多くなった。

    恐らくその時点でジャマト化は治療完了してしまっていたのだろう。

    そしてとうとう貴利矢の手により道長はベロバの元を去って行ってしまった。リプログラミングで元通りになったコアIDは情報が白紙化され、サポーターの関係すら白紙にされてしまったのだ。

    そこからはベロバにとっては散々だった。アズにこれまで以上にいい様に利用されたり、リオンと殺し合いになったり、アークグランプリに干渉しようとしたらアークに直接折檻されると言う始末だ。今彼女の味方と言えば、考え方が完全に狂った大智とアルキメデルくらいだ。

    ベロバ「ねぇ、全ての仮面ライダーをぶっ潰す力が欲しいんでしょ?だからまた私と……」

    本心から前のような関係に戻りたいベロバは道長に話しかける。

    しかし……

    道長「悪いがお前らのところに戻る気はねぇよ。お前の言いなりになって何にもしてない奴らを踏み躙ったり傷つけるのはお断りなんだよ‼︎」

    彼の口から出たのははっきりとした決別の言葉

    ベロバはそれにショックを受け目を見開く。

    ベロバ「はあ⁉︎何でよ、何で断るのよ⁉︎」

    貴利矢「そりゃ仮面ライダーぶっ潰すなんて今考えてねぇからだろ?」

    そこにベロバにとっては全てを狂わせた元凶である貴利矢が口を挟む。

    ベロバは憎悪に満ち溢れた表情になる。

    ベロバ「九条貴利矢っ……‼︎」

    ベロバはレーザーレイズライザーを取り出すがその動きを貴利矢は完全に読んでおり、ガシャコンスパローでレーザーレイズライザーを撃ってベロバから離す。

    ベロバは拾いに走ろうとするが、貴利矢はもう一撃打つ。

    それはベロバの頬を掠め、血が流れる。

    貴利矢「あんた何かあったらそればかり頼ってさ。後は何?祢音ちゃんの秘密大っぴらにして傷つけようとしてさ。本当やることがくだらないし反吐が出ることしかしてねぇよな」

    貴利矢はガシャコンスパローを構えたまま言う。

    何か余計なことでもしようものなら……という意思表示なのはベロバにも分かった。

    ベロバ「あんたが……あんたが来たせいで全部狂ったのよ‼︎あんたが来なかったら今頃はまだジャマトグランプリだって……‼︎」

  • 170二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 08:06:14

    >>169

    貴利矢「はあ……まずノせられたあんたが悪いんだろ。急に自分が味方になるって時点で怪しく思わなかったわけ?

    ていうか自分より遥かに年上の奴がそんな幼稚な考えしてんのは本当呆れるわ。確かに変身したあんたは強いのかもな……以前自分が裏切ったフリをしてついた奴がいたけど、あんたはそいつの足元にすら及ばない。

    あんたらについたフリをしていて痛感したよ。この前の祢音ちゃんのこと……あれに道長を関わらせなくて良かったって痛感したよ」

    貴利矢はベロバと檀正宗を比較して言う。

    唯阿「お前は九条先生のせいにしてるが、結局吾妻君の考えや気持ちに気づかなかったのが原因だろう。自分と同じだと軽視して悪趣味なこと以外何もしなかったから今の惨状があるんだろ?」

    唯阿にまで指摘され、ベロバは激怒する

    ベロバ「何なの⁉︎ふざけんな、私が悪いって言うの?

    ……ねぇ、お願い戻って来てよ‼︎」

    ベロバは性懲りも無く道長に縋るが再び一蹴される。

    道長「くどいんだよ‼︎お前の見た目並みにな‼︎」

    ベロバ「なっ……」

    貴利矢「おい道長、いくら350歳でも女性の見た目のこと言うのは御法度だぞー」

    ベロバの年齢をさらっと暴露しながら貴利矢はヤジを飛ばす。

    ベロバ「だから年のことを言うなっ‼︎」

    貴利矢「いやあ、329歳も年下の奴にしつこく縋り付くからつい」

    貴利矢は悪びれる様子もなく言う。

    道長「お前の方が悪質だからな…」

    貴利矢「だって往生際悪いんだもん、あいつ」

    散々いじられたりしたベロバは地団駄を踏む

    唯阿「おい、いい加減にしろ350歳。吾妻君はっきり断ってるんだから諦めろ。お前もあいつらと一緒に護送してやろうか」

    このままじゃ埒が明かないと思った唯阿はショットライザーを構えてベロバに言い放つ。

    ベロバ「……あんた達絶対に許さないからね‼︎」

    ベロバはレーザーレイズライザーを拾いどこかに去って行った。

    貴利矢「いやあ流石亀の甲より年の功。しつこさに磨きがかかってるね……でもまあいつか自分はあいつときちんと話さないとダメだと思ってはいたからまあいっか」

    ベロバが去った後貴利矢は呟く。

    唯阿「ところで吾妻君、今の君の理想の世界って何だ?」

    唯阿に突然話を振られ道長は焦る

    道長「なっ……それは……」

    その様子を貴利矢はニヤニヤしながら見ていた。

  • 171二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 08:21:33

    >>167

    アークゼロ「…!」

    ゲイザー「ハァ!」

    お互い拳を当てるがその衝撃は凄まじくその場にいた或人達も腕でその衝撃を覆い隠すようにするので精一杯だった

    アークゼロ「なるほど、これがグレアのアップグレードとも言われるゲイザーの力か」

    ゲイザー「まさか…!まだまだこんなものじゃない…!」

    するとゲイザーは両肩、両膝、胸のドミニオンレイをすべて外しビット攻撃を仕掛ける

    その攻撃は予測していなかったのかアークゼロは何発か喰らってしまう

    アークゼロ「…なるほど、たしかにそうらしいな、なら」

    そう言うとアークゼロはレーザーレイズライザーを何個も創造しドミニオンレイの攻撃を射撃で相殺していく

    その光景にゲイザーは驚く

    ゲイザー「なっ!?貴様…!どこでレーザーレイズライザーを…!」

    アークゼロ「ベロバにレーザーレイズライザーに私の能力を付け加えたときにその時情報がこちらにも流れただけだ。それよりもどうした?攻撃が緩んだぞ」

    ゲイザー「チッ!」

    アークゼロにレーザーレイズライザーのデータが行ってしまったことに若干焦りながらも攻撃の手を緩めないゲイザー、そしてそれをラーニングによる予測によってすべてレーザーレイズライザーの射撃で相殺していくアークゼロ

    そんな二人の戦闘で街はどんどんと傷ついていく

    景和「あれが仮面ライダーになったアーク…!いやそれよりも街が!」

    飛彩(俺もあんなふうになってしまうのか…?アークという人を傷つけるのになんとも思わない存在に…)

    景和と飛彩は二人の戦闘を見てそれぞれ思ってる違いながらも最強の存在であるゲイザーに平然と喰らいつくアークを見てどこか恐ろしく感じていた

    ナッジスパロウ「おいおい、僕たちのことを忘れないでほしいな!」

    ルシファー「まさかアークがここに来るとはな…!だが好都合だ!この場であいつを殺せば優勝に近づく!私こそが楽園を作る創造主だ!」

    ナッジスパロウとルシファーが見ており攻撃を仕掛けようと動こうとする

  • 172二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 08:45:11

    >>171


    アークゼロとゲイザーがぶつかり合う中、灰馬が息を切らしながら走ってくる。

    灰馬「……飛彩‼︎無事か⁉︎」

    息を切らしながら灰馬は飛彩に声をかける。

    或人「この人が飛彩さんの父親で院長先生……」

    灰馬「私が全部悪かったんだ‼︎花家君の言う通りあいつに声を掛けられた時断っていたら……なのに私は迷ってお前まで巻き込んで……‼︎」

    灰馬は自身の後悔を口にする。自分の息子の気持ちを無視してスポンサー契約などしてしまったがために息子を危険に晒したのだから。

    飛彩「親父……」

    灰馬はゲイザーを見ると大声で叫ぶ。

    灰馬「スポンサーの契約は白紙に戻す‼︎だから私の息子に関わるな‼︎私が望むのは地位や名誉や権力じゃない‼︎息子の未来を守ることなんだ‼︎」

    飛彩は小姫を自身の手で救うことを望んでいた。だからあの時飛彩はカードに希望なしと書き殴ったのだろう。

    ドクターを志すきっかけとなった父親の背を再び飛彩は見る。

  • 173二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 09:37:51

    別ルートなんで景和はそのままで

  • 174二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 09:56:14

    >>173

    そもそも婆さんゲームやってねぇから‼︎(暴論)

    アーク様ドライバー絶対返さねぇし‼︎

  • 175二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 10:02:34

    >>173

    そういう部分を飛彩が代わりに背負った感じよね

  • 176二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 11:00:33

    >>172

    ゲイザー「なっ!?やれやれそれを今言うかな…ぐわ!」

    アークゼロ「ふん、隙だらけだな」

    灰馬の言った言葉に驚いたゲイザーだったがその隙をついてアークゼロはレーザーレイズライザーといつの間にか精製したのかショットライザーの2丁でゲイザーを追い詰める

    ゲイザー「だが守らなくていいなら好都合だ、このまま暴れさせてもらう!」

    するとドミニオンレイをあちこちに撃つ。どうやら不規則に撃つことでアークゼロの予測を少しでも外れるようにしているらしい

    それに或人達は巻き込まれそうになる

    或人「くそ!あの野郎!」

    景和「スポンサーにならないからってそんなことするなんて!いくらなんでもめちゃくちゃだ!」

    景和の言ったことにゲイザーは答える

    ゲイザー「悪いが私はヴィジョンドライバーを取り返したいんだ。そのためなら何でも利用しようと思ったがこちらに乗らないならどうでもいい!」

    景和「そんなめちゃくちゃな!?」

    ゲイザーの考えに景和は憤りを感じるが…、それ以上に感じる者がいた

    或人「……景和君、悪いけど二人を頼むよ」

    景和「え?或人さんは…?」

    或人「俺は…あの二人を止める…!」

    そう言って或人はゼロツードライバーを取り出す

    景和「それって…」

    或人「ゼアがこうなることを予測してたらしくてさイズが返してくれたんだ。少なくともこれがあればあの二人を止めることができる…!」

    景和「或人さん…、わかりました、ならあいつらは俺が!」

    そう言って景和はここに来ていたナッジスパロウたちを見る

    ナッジスパロウ「へぇ、君が僕らの相手するのかい?」

    ルシファー「雑魚風情が粋がってもろくなことにならないぞ」

    二人を前に景和は啖呵を切る

    景和「悪いけどアークの力でしか強くなれないお前らなんかに負けるつもりはないから」

    ナッジスパロウ「なんだって?」

    仮面の下でナッジスパロウは景和を睨む

    景和「それに…俺は謝りたいことがあるから…、ここで死ぬつもりはない!」

    飛彩「景和…」

  • 177二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 11:01:26

    飛彩はそんな景和を見て考える。
    自分はこのままでいいのか?何も分からず答えも出ないままただ見てそれで終わりでいいのか?
    いや良くない…!自分は答えを出している…!その答えを…!なら自分がやることは…!
    飛彩「……悪いが俺もやるぞ」
    景和「飛彩さん!?」
    灰馬「飛彩!?お前何言って!?」
    驚く灰馬に飛彩は答える
    飛彩「俺はドクターだ、この世界に癌がいるのにそれを無視することはできない」
    灰馬「飛彩…」
    飛彩「それに飛電或人の言葉を聞いて思い出した、俺がなぜ戦うのか、なぜ治療するのかその答えをここで見せる。だから飛電或人!お前にあいつらを任せるぞ!」
    飛彩の言葉を聞いて或人は笑顔で答える
    或人「ああ!任せろ!景和君も飛彩さんと頑張れよ!」
    景和「はい!」

  • 178二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 11:01:57

    そして3人はベルトを巻きそれぞれ変身を始める
    『ゼロツージャンプ!』
    『タドルレガシー!』
    『SET』
    『Let’s give you power!Let’s give you power!』
    飛彩「術式レベル100!」
    或人・飛彩・景和「変身!」
    『ゼロツーライズ!Road to glory has to lead to growin'path to change one to two! 仮面ライダーゼロツー! 』
    『It's never over.』
    ガシャットォ! ガッチャーン! レベルアーップ!!
    『辿る歴史! 目覚める騎士! タドールレガシー!』
    『NINJA』
    三人はゼロツー、ブレイブレガシーゲーマーレベル100、タイクーンニンジャフォームとなり戦う相手を見る
    そして…
    ゼロツー「お前らを止められるのはただ一人…!俺だ!」
    ブレイブ「これよりナッジスパロウ、及びルシファーの切除手術を開始する!……親父は下がってろ」
    灰馬「わ、わかった…!」
    タイクーン「行くぞ!」
    『READY FIGHT』
    灰馬を安全な場所に行かせそれぞれの相手と立ち向かいに行く

  • 179二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:14:18

    一方その頃……
    アルキメデルはダンクルオステウスジャマトの治療法についてあることを思い付いていた。
    アルキメデル「そうだ、気に入らない失敗作が4体もいるじゃないか。あいつらを始末しつつ治療をすれば一石二鳥だ。それと……彼から頼まれていた擬態ジャマトが無事完成したようだね」
    アルキメデルは白衣を着た若い青年に擬態したジャマトを見る。
    ????「……俺を殺して不幸にして、そこからリプログラミングを考えて幸せを手に入れたのか?」
    そのジャマトはある人物への恨みを口にする。
    アルキメデルはうんうんと満足気に頷く。
    ベロバ「本当にそいつで九条貴利矢を不幸にできるのね?」
    アルキメデル「はい、ベロバ様。藍原淳吾という人間を元に作ったジャマトなら確実に。」
    ベロバ「誰かを不幸にして得た幸せ……それをあいつに知らしめてやらないとね。アークグランプリに乗っかる形じゃなかったらアークも文句ないでしょ?」

    シンクネットのアジトの外で捕縛されたムーアとルーゴとブガが喚いていた。
    それを天津は呆れながら見る。
    天津「……やはりお前らは烏合の衆だな……」
    天津が喚いている3人にそう言った瞬間だった。
    天津「何⁉︎」
    突如3人は何かの力でワープし、消えてしまったのだ。

  • 180二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:17:03

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  • 181二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:17:16

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  • 182二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:17:31

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  • 183二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:18:02

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  • 184二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:19:02

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  • 185二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:19:13

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  • 186二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:21:15

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  • 187二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:22:17

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  • 188二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:25:04

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  • 189二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:25:10

    スレ主さんいらっしゃいますか?
    頃合い見て次スレ建てるのお願いしますね!

  • 190二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 13:59:19

    一方飛電インテリジェンスでは……
    イズ「或人社長……」
    ゼロツーキーを託し、イズは或人の身を案じていた。
    その時だった。
    突然紗衣子から通信が入ったのだ。
    イズ「八乙女紗衣子様、どうされましたか?」
    紗衣子「挨拶よりも……早くこのデータを誰でもいい……いやできれば共鳴が強くできる組み合わせのドライバーにインストールして‼︎」
    紗衣子の様子からイズは強化システムの完成を察する
    イズは紗衣子から送られたデータを受け取る。
    紗衣子「後から調整が必要になるけど……今大変な時なんでしょう⁉︎だからお願い‼︎」
    紗衣子の必死の頼みをイズは快諾する。
    恐らく飛彩の件を聞いたのだろう。
    イズ「分かりました。直ちに行います」
    イズはそう答え、飛電インテリジェンスを後にする。

  • 191二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:07:00

    >>189

    スレ主です ありがとうございます

    次スレはこのスレのssの展開を反映した登場キャラの説明にしようと思っています

    スレ立てに時間がかかる可能性もありますので、なかなか立たないと感じられた方がいらしたら遠慮なく立てて戴いて構いません


    それでは残り数レスですがお楽しみ下さい

  • 192二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:26:17

    >>191

    よろしくお願いします。

    後できたら滅を登場人物に追加していただけたらと思います。

  • 193二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:36:31

    >>178

    ブレイブはルシファーに斬りかかりに行き、タイクーンはナッジスパロウに斬りかかる

    ブレイブ「ハァ!」

    ルシファー「チッ!お前もとに戻ったのか…!」

    ブレイブ「ああ!俺は勝手に一人で背負って何も見ようとしなかった!心配してくれる人も!支えてくれる人がいることを!俺は見ようとしなかった!」

    ルシファー「ならなぜ…!?」

    ブレイブ「間違った俺を止めてくれる人がいた!そしてそれを教えてくれる人も!俺は1人じゃなかった!それに気づいただけだ!」

    ルシファー「ぐは!?」

    ナッジスパロウ「まったく君も面倒なことしてくれたね!鏡飛彩があのままだったら良かったものを…!」

    タイクーン「ふざけんな!飛彩さんがああなったのはどれが正しいのか必死に悩んでたんだ!それをお前は面白いって…!そんなに面白いなら一人で勝手に笑ってろ!」

    ナッジスパロウ「ぐわ!?」

    二人の勢いにルシファーとナッジスパロウは押され始める


    一方で

    ゼロツー「ハァ!」

    ゲイザー「なっ!?どういうつもりですか?貴方と私は敵対する理由はないはずですか?」

    ゼロツー「ふざけんな!飛彩さんのお父さんの思いを利用してスポンサーにさせようとしたり飛彩さんを操ってこのゲームに参加させやがって!それに街の被害を気にせず暴れやがって!俺からしたらお前は止める理由はあるんだよ!」

    ゲイザー「はぁ…あなたは本当に社長のくせに青いですね。これも若さゆえかな?」

    ゲイザーはゼロツーのその考えに頭を抱える

    アークゼロ「これはまずいか…」

    一方でゼロツーと2回も戦ってその強さを知っているアークゼロはこの場を離脱しようと策を巡らせる

    ゲイザー「では…ここであなたも終わってください!」

    ゲイザーはドミニオンレイを放つがゼロツーはそのスピードでビームの間を走り抜けるように避ける

    アークゼロ「私もやるか」

    そしてアークゼロも避けてるゼロツーにレーザーレイズライザーを撃つがゼロツーはアタッシュカリバーでそれを防ぐ

    ゼロツー「きくかよ!」

    アークゼロ「だろうな(さて、この場を切り抜けるにはゲイザーを利用するか)」

    アークゼロはゲイザーを利用してこの場を逃げようと考えていたのだった

  • 194二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 14:49:39

    >>193

    その時だった。

    逃げようとしたアークゼロの体が重力操作で動かなくなる。

    アークゼロ「何……⁉︎」

    ギーツ「俺を忘れてもらったら困るな……お前だろうエグゼイドの過去をルシファーやナッジスパロウに流したのは」

    アークゼロはレーザーレイズライザーやショットライザーでギーツを狙うもベクトル操作で無効化される。

    ギーツ「こんなゲームはできるだけ早く終わらせるに限る」

    ギーツはそう言いながら重力操作でアークゼロの離脱を許さなかった。

  • 195二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 15:24:12

    >>194

    一方でギーツはブレイブを見て安堵していた。

    仮面ライダーパンクジャックこと晴家ウィンのことがあったからだ。

    彼もまた祖父がデザグラの関係者で、音楽で生計を立てようとして借金が嵩み、それをチャラにする代わりにデザグラの運営スタッフとしてギロリに使われ、最期はギロリに自分を脱落させられないという失敗が続き見限られてしまい、ギロリが変身したグレアに洗脳されてしまったのだ。

    和解して、彼なりの新しい夢に向かう最中に。

    そして彼は自爆装置にて命を落としてしまった。

    このまま飛彩が止まれなかったらウィンと同様の末路を辿っていたのかもしれない。

    ギーツ「……やはり運営が…」

    ギーツはそう言いながらアークゼロと戦う。

  • 196二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 16:02:19

    >>195

    ゼロツー「英寿さん!」

    ギーツ「ゼロワン、いやゼロツーか?とにかく今は喜ぶのはあとだこいつらを止めるぞ!」

    ゼロツー「ああ!」

    ゲイザー「まったく…どいつもこいつも…!」

    アークゼロ「ギーツか…、あの時より成長したそうだがどこまで成長したか見せてもらおう」

    ギーツ「お望みとあれば見せてやるよ…!そしてその秘書も返してもらうぞ…!」

    そしてゼロツーはゲイザーにギーツはアークゼロワンと激突する 


    一方でブレイブとタイクーンは

    ルシファー「舐めるなよ!お前は俺には勝てないんだ!」

    ブレイブ「クッ!こいつ…!」

    ナッジスパロウ「あはは!ほらほらどうしたの!?」

    タイクーン「うわ!?こいつさっきよりも強くなってる!?」

    ナッジスパロウ「悪意があればあるほど強くなる、それがアークの強ささ!」

    先程まで追い詰められていたルシファーとナッジスパロウだったがラーニングしたのかさっきと打って変わってブレイブ達を追い詰めていた

    ルシファー「貴様らを滅ぼし俺が楽園を創造する!」

    ブレイブ「そんなことはさせない!貴様らの楽園はただの地獄だ!人が傷つくだけのな!」

    ルシファー「だからどうした!?自分さえ良ければ問題ない!」

    ブレイブ「お前…!」

    ルシファーの自分勝手な思想にブレイブは怒りながらもサウザンドジャッカーを持ったルシファーに追い詰められてた

    その時

    イズ「鏡飛彩様!桜井景和様!」

    紗衣子から送られたデータを持ったイズが現場に到着する

  • 197二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 17:21:41

    ブレイブとタイクーンはイズに駆け寄る
    タイクーン「イズさん!?一体どうしてここに…!?」
    イズ「早乙女紗衣子様の共鳴に関するデータが完成したとのことなのでこれより新しい共鳴のアップデートを行います!、」
    そしてイズは自身のヒューマギアモジュールからコードを出しそれを二人のベルトにくっつけ二人のドライバーに紗衣子からもらったデータをダウンロードを開始する
    ナッジスパロウ「なんだか知らないけど共鳴が強化するならそれを阻止させてもらうよ!」
    ルシファー「ああ!これ以上強くなられても困るからな!」
    ゲイザー「また共鳴か…!そんなものはリアルじゃない!ここであの秘書もろとも破壊する!」
    ゼロツー「!させるか!」
    ゲイザー「貴様!」
    しかしそれを敵側は黙って見てるはずもなくイズを破壊しようとゲイザーは動き出すがそれをゼロツーに阻止される
    ギーツ「行かせないぜ?」
    アークゼロ「くっ…!」
    ルシファー「うお!?貴様…!」
    ナッジスパロウ「へえ…!言うね…!」
    ナッジスパロウ達にはアークゼロをベクトル操作で投げ飛ばし3人を相手にギーツが止めに入る
    アークゼロ(まさかこうなるとはな、だが今ので現時点のこいつのデータをラーニングした。あとは撤退するか…)
    ギーツ(……って思ってるんだろうなアークは。逃したくないがラーニングした今のあいつに何をするのかわからない。だができるだけやれることはするか)
    そして二人のベルトにアップデートを終わるまでの防衛戦が始まる
    ゲイザー「フッ!」
    ゼロツー「ハァ!」
    ゲイザーがドミニオンレイから攻撃を放つとゼロツーは超高速でその攻撃をパンチやキックで落としていく
    ナッジスパロウ「はぁ!」
    ルシファー「ふん!」
    ギーツ「ハッ!」
    ギーツもナッジスパロウとルシファーの斬撃とアークゼロの射撃をレーザーレイズライザーの射撃で応戦していた
    タイクーン「イズさんまだですか!?」
    イズ「あと30秒です!」
    ブレイブ(この状況を打破するためには…!)
    焦るタイクーンをよそにブレイブは戦況を見極めていた。そして…
    イズ「アップデート完了しました!」

  • 198二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 19:06:40

    イズから発せられたその言葉と同時だった、ブレイブとタイクーンの体が光りだしたのだ
    ブレイブ「これは…ハイパームテキの…?だがどこか違うような…?」
    タイクーン「でも今までの共鳴より更に強くなった気がします!」
    タイクーンの言葉にブレイブも共感する。今までの共鳴よりどこか強くなった気がするのだ
    それにナッジスパロウとルシファーは焦り始める
    ナッジスパロウ「ここは逃げたほうが正解か…!?」
    ルシファー「そのようだな…!」
    その瞬間だった、ナッジスパロウとルシファーは吹き飛んだ
    ナッジスパロウ「がは!?」
    ルシファー「ごは!?な、何が…!?」
    突然の出来事に驚いている二人だがそれはすぐわかった、タイクーンとブレイブが高速で動いたのだ
    ナッジスパロウ「ど、どういうことだ…!?ニンジャバックルを使ってるタイクーンはともかくブレイブはエナジーアイテムがなければ高速移動は…!?」
    ブレイブ「どうやら今度の共鳴はお互い共鳴している能力が使えるらしいな」
    ナッジスパロウ「なんだと!?」
    ナッジスパロウの問にブレイブが答える。そう、今度の共鳴はゼロワンのホッピングカンガルーのキズナポケットを応用して共鳴している他のライダーの力も使えるようになったのだ
    これによりブレイブもニンジャフォームのような高速移動ができるようになったのだった
    ナッジスパロウ「そんな…そんなこと…!?」
    ブレイブ「お前が認めないのは勝手だが事実だ」
    タイクーン「反撃開始だ!」
    その言葉に二人はナッジスパロウとルシファーに立ち向かう
    二人もそれに応戦しようとするがルシファーが共鳴によって動きが鈍くなったことに加えタイクーンはレガシーゲーマーのテレポートや光剣を出して攻撃したり、ブレイブがニンジャフォームの風を使って攻撃などで反撃し追い詰められていた
    ルシファー「くそ…!こんなはずでは…!」
    ナッジスパロウ(ここはまた逃げるか…!?)
    追い詰められた二人はそれぞれどうしようかと考えるが…

  • 199二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 19:06:56

    タイクーン「これで決める!」
    ブレイブ「ああ!俺達に切れないものはない!」 
    その間にブレイブはガシャコンソードにタドルレガシーガッシャトセット、タイクーンはシュリケンラウンダーを3回回す
    『タドル!クリティカルフィニッシュ!』
    『TACTICAL FINISH』
    ブレイブ「これが俺たちの!」
    タイクーン「新しい共鳴だ!」
    そして二人はエネルギーを纏った刃で高速で二人に近づき横一閃に斬る……
    ナッジスパロウ「ぐわぁぁぁぁ!!!!」
    ルシファー「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
    そしてそれは二人にそのまま大ダメージとなり爆散するのであった…

  • 200二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 19:16:16

    イズからの連絡をリアルタイムで聞いた紗衣子は脱力する
    紗衣子「何とか間に合った……だけど後で調整しないとね……」
    やっつけ仕事でぶっつけ本番のようなことは初めてだ、と紗衣子は思う。
    だけれどもジャマト側に巻き込まれた時に協力を申し出て良かったと思うのだった。

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