- 1◆ZnBI2EKkq.21/11/24(水) 12:06:27
いつも通りの霊障だと思っていた、だが違った。普段の何倍ものおぞましい悪意が私たちを襲った。体から血が流れて、吐き気がして、立てなくなて、意識が遠のく...トレーナーさん...守れなかっ...た...。
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己の不甲斐なさを呪った、守るべき人に守られて、傷つけられた。己への怒りとカフェを傷つけた悪意に吐き気を覚えた。彼女の手伝いをしようといろいろ試した。だがどれも無意味なもので、自分の腕の中に血だらけの彼女が答えだ。許せない、許せない、許せない、許せない。
こいつは絶対に殺してやる。命があろうがなかろうが彼女に傷をつけて、恐怖を感じさせ、悲しみを感じさせたお前を何が何でも殺してやる。 こぶしを握りしめてどす黒い悪意を殴りつけた。ドオンという音共に壁が砕けたが、当たった気配はない。あざ笑うかのように悪意の霧が部屋を包んだ。部屋中から投げつけられるガラスや本をはたき落としながら必死にカフェを守った。
だが埒が明かない、朝が来れば何とかなるだろうか...そう考えると突然声が響いた。
チカラガホシイカ !?
カノジョヲマモルチカラヲカソウ 誰だ。
オレハサンデーサイレンス ...
カノジョハワタシノ*%@&$&#% …
答えは ヒトツダ 奴を
倒すぞ
タオスゾ
体から生命力があふれる、燃え盛るマグマのような気持ちだった。黒い霧を手で払う。明らかな感触が感じられる。黒い霧をつかんで天井にたたきつけ、地面にたたき落とし、壁に投げつける。
壁にでかいひびが入る。黒い霧が首をつかんだ。お構いなしにソイツを殴った。何回も、何十回も、何百回も、壁が砕け、手が血まみれになり、意識をなくしてもただひたすらに殴り続けた。気が付くと朝になっていた。騒ぎを聞きつけた人たちが血まみれのトレーナーとカフェを見て叫んだ。結局カフェの必死の弁明や、普段の行動で疑いは晴れた。
カフェは私に助けてくれてありがとうといった。...彼女が一番傷ついているのに...どうしてそんな優しい言葉が言えるのだろう...強い子だ...ほんとうに...
そういえば...あいつは力を貸してくれた...お友達は間違いなくあいつだ。そうか、あいつなら確かにカフェと一緒に...そう思いながら、静かにコーヒーをすすった。 - 2二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 12:13:14
カフェトレ超つええじゃん…