- 1クソザコss書き21/11/24(水) 20:14:42
- 2二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:16:04
自分が思う戦闘描写の濃いやつを一度書き写して分析するとか?
まあ少なくとも「キンキンキン!」とかじゃなきゃ良いけど - 3二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:16:07
アドバイスの前にまずは読ませて欲しい
- 4二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:18:23
どういう戦闘かにもよる
徒手格闘か白兵戦か銃撃戦か能力バトルなのか - 5二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:18:26
キャラが何してるのかわからない場合
キャラに出来ること出来ないことが曖昧な場合
そもそもキャラが立ってない愛着が無い場合
これだとハラハラしない気がする - 6二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:20:01
取り敢えず具体的にちょっと書いたやつあげてみて?
- 7二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:20:04
キンキンキンも「お前ら戦闘描写頑張って書いても全然読んでくれねーじゃねえか!」という考えから生まれたものと思うと悲しいものがある
- 8二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:30:41
- 9二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:37:06
うーん....?
- 10二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:41:11
まず線を罫線にするのは読みやすくなる基本としても罫線部分が多すぎる
あと最初の文のテンポが悪い。文を二回〜る。で連続させて終わらせているのは良くない - 11二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:41:19
結果を見る前に結果を示唆したらダメよ
- 12二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:42:48
装甲悪鬼村正をやろう
- 13二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:43:33
- 14二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:43:55
虚をついたと書いてあるが具体的に何をしたのかがわからないから状況説明にすらなってない
口を噛むという表現は間違っているおそらく
「ほぞを噛む」と混同しているがそもそもこの場面にふさわしい表現ではない「歯を軋ませる」や率直に「歯を食い縛る」でいい - 15二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:44:46
どちらが先に飛び出すって戦闘の描写では見ないな...どちらが先に仕掛けるとかじゃない?
- 16二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:46:06
これ武器とか持ってる?
- 17二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:46:15
ネット小説家とかじゃなくてSS書きなんでしょ?
苦手だと思うなら敢えて省くのも手だと思うよ - 18二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:46:31
知識のインプット不足
もっと本を読むか適した表現を辞書などで探すと良いと思う - 19二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:47:42
- 20二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:50:15
戦闘のシーンに勢いをつけたいならいっそ大袈裟に書こう
逆に緊張感を出したいなら表現を細やかに、主人公の思考を明確に表す方がいい - 21二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:50:16
- 22二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:50:31
好きな小説の戦闘描写とかをじっくり観察しながら読んで見ると良いと思う
- 23二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:51:49
虚淵玄の描く、厨二心を刺激する戦闘描写は結構好き
『鬼哭街』とかどうかな? 電子書籍のリンク貼っとくわ
- 24二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:56:37
- 25二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:57:17
をくっさいけど自分なりに描くとするとこんな感じかな
AとBが相対する。しかしながら一歩たりとも動かない、なぜか?
答えはシンプル。互いに相手の取り得る可能性を考察し続けているからだ。そして先に考察が終了したのはAだった。
Aは静から動への急激な移動を持っての正面からの奇襲、と言う矛盾した行動をとった。そしてそれは生半可な物では受け切れない、はずだった。
だがBは奇策を正道をもって対処する。正道とは研鑽の極地、故に余裕は奇策よりも遥かにあり猶予をたっぷりと保ち、微笑を浮かべるまでに余裕であった。
Aは奇策が失敗するやいなや口を噛み、次手の考察を即座に開始した。奇策とは脆い物であるため、考察がなければ不可能であるからだ。
右から、左か、上か、下か、この世の天地を全て考察するAに対しBは─
Aの正面からの奇襲を真似るかのように、闘牛の如き雄々しさで突進を仕掛ける
って感じですかね
- 26二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:57:42
今のだと漠然としすぎてて、全く情景が湧いてこないねぇ
緊迫感のある戦闘描写は、必ず適度な具体性を伴ってると思う - 27二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 20:57:45
自分がそういう種類の小説しか読んでないからだろうけど、戦闘描写と完全神視点三人称の文体は、あまり相性よろしくないと思うのだ
Aの主観、Bの主観、神視点の主観まで入り混じると、それだけでも読んでて没入感とか緊迫感が削がれる事が多いのだ - 28二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:04:10
男たちは向かい合い、探り合う。
目線、剣先、運指足取り。一歩詰めれば一歩離され、相手の隙をじっと伺い待つ。
1秒が10秒に、10秒が100秒に希釈された刹那の果てで。
Aは動いた。
「....ッシ!」
Bの一瞬の間隙、意識のゆらぎ、その狭間を縫うように、Aは大上段に斬りかかる。狙いは首筋、獲った──!
「フン....!」
──そんなAの乾坤は容易く斬り払われた。
読まれていた、そう、まさしくそれは読まれていた。BはAの剣筋に己が剣を沿わせ、胴に蹴りを入れて弾き飛ばす。最早それは指導のようであった。
動かされた──Aは悔しさに唇を噛み締める。
ぽたり、ぽたりと血が口端を流れるのも構わず、Aは次の一太刀に思いを巡らせる。
上段から行くか? 下段から行くか?
しかしそれは、いっそ致命的な余裕だった。
「テヤァァ!」
裂帛。
Bの足捌きは、Aとの距離を容易く零とする。
それは獣の如き様相であった──
とか同じシチュで適当に書いてみた
どっちがいいかは知らん、ついでにアドバイスお願いします
- 29二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:11:15
俺も勝手に書いてみた
Aは刀を構えながら、相対するBの姿を見据えた。
……隙がない。
付け入る弱みを見せず、それでいてこちらの動きを見逃さないようにしているのが、相対しているだけで理解できる。
おそらく、相手の狙いは先の先。
こちらがわずかでも隙を見せた途端、Bの刀は自身の首を、手首を、頭蓋を切り裂いているだろう。
後の先……相手の攻撃を捌くつもりで、あえて隙を見せるか?
いや。
後の先ごと叩き潰される。そう思わせるだけの無言の圧力が、Bの姿にはあった。
「....ッシ!」
ならば、こちらから先に仕掛ける。
元より力量の差はわかりきったこと。
ならばBの虚を突き、こちらのペースに巻き込む。それこそが唯一の勝ち筋。
Aの刀は真っ直ぐにBの頭蓋へと向かう。
これで仕留められるとは思っていないが、Bの呼吸を崩せれば十分。
「フン....!」
そう思っていたのもつかの間。
Bは当たり前のような顔で自らの顔とAの突きの間に刀を差し込む。まるですべてが見えているかのような最小限の動きで、突きの軌道をずらした。
……読まれていたか!?
一瞬悔しさで唇を噛むも、瞬時に次の行動へと思考を切り替える。不発に終わった突きの勢いを利用し、そのまま地面を蹴ってBの横を通り過ぎるような形で距離を取りつつ、体を反転させる。
続く思考は、想定されるBの追撃へと移行。上か? 下か? とどちらを守るかで一瞬の迷いが生じる。
「テヤァァ!」
結論から言うと、Bの追撃は上下のどちらでもなかった。
Bは一気に踏み込んで突進してきたのだ。その姿はさながら暴走した闘牛のようだった──。
- 30二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:18:36
同じシチュエーションをそれぞれの解釈で書いてるの個性あって読み比べるの面白い
1が書いたのは戦闘の駆け引きとかの情報量が少ないからなんかあっさりして見えるのかな
自分も戦闘描写苦手だから勉強になるわ - 31超クソザコss書き21/11/24(水) 21:21:12
みんなアドバイスや例文ありがとう!色々参考になったよ!あとでまたアドバイスをもとに書いてみるから、そっちもアドバイスをくれたら嬉しいな!
- 32二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:21:22
このレスは削除されています
- 33二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:22:46
このレスは削除されています
- 34二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:24:27
地の文の繋がりが薄いのが気になったのと、視点をAに固定して俺が書いてみた
Aの前に相対するのはB。両者の間にはあるのはわずかな距離、戦況が静止していたのはわずかだった。
「....ッシ!」
先に動いたのはA。Bは虚を突かれるはずだ。Aは電光石火の一撃を放った。
「フン....!」
「なにっ」
しかし、Aの攻撃はBに受け流された。Bの口元は余裕の笑みすら浮かべている。
出鼻をくじかれたAは唇を噛み、Bの次の一手を警戒した。上か、下か、どちらから来る──次の瞬間、Aは驚愕した。
「テヤァァ!」
「な、なんだぁっ」
なんとBは、一気に踏み込み、ただ真っすぐに突進してきたのだ。技も戦法も無い、シンプルなパワー。さながら暴走する闘牛の突撃にAは気圧された。
- 35二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:24:50
『仕掛けた』『虚を突いた』『攻撃』『受け流す』って漠然としすぎて情景が浮かばないんだよね
もっと一挙手一投足を微に入り細を穿ち描写してほしい - 36二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:27:42
- 37二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:30:47
AとBが七人いる光の子の一人であるソ=ウタスインする──そして世界は再び回り始める。互いにどちらが先に飛び出すかを相手を暗殺する機会を伺って封印されている。
「どういうことだ…?....ッシ!」
ダルディークが先に仕掛けた。Bの虚・ザ・シューターを突いた、(確率:99.99999%)だったが
「ワグナス!土属性のカケラ....ッ――…ダメだ…俺の感情は甦らない…。…やっぱ、つれぇわ…」
メシアは全魔力中の0.1パーセント出力モードそうにアルヴァの攻撃を受け流す。
Aは簡単にクリアされたら悔しそうに積層型詠唱魔法陣を噛むも追加ディスクの…それを放てば自分自身もタダでは済まないほどの全身全霊の一太刀に闇の声に抗いながらもて聞いて、感じて、考えを巡らす。ゼニスか?あまりこのことには首を突っ込まないことだ…下か…だそうだな?と精霊を逸らした瞬間(トキ)ーーー
「どういうことだ…?テヤァァ!俺に任せろ…!!疲れからか、不幸にも黒塗りのレガリアが墜落してしまう。」
メシアは、一気に踏み込みオーバードライブしてきた。その姿はさながら復習のために生きてきたヴォウ・ソウした闘牛のノコノコと死にに来たかであると思われるはずだったーーー
- 38二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:31:14
バトル描写そのものよりもバトルする場所に困るわ
そこそこ派手な異能バトルが好きだから爆発とか地面にクレーターとか出来るんだが、
周囲の一般人を巻き込まないように人目につかないバトル舞台を考えるのが大変
現代日本や異世界ファンタジーなどの色んな作品をパク…参考にするしかないと思うが - 39二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:33:15
- 40二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:33:53
- 41二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:35:15
勝手に情報とか付け加えちゃうけど、自分だったらこう書く パッと書いたから雑だけど堪忍な
風に飛ぶ葉すら場違いなほどの沈黙であった。
さりとて両者の湛える静けさはまったく別種のそれである。
Bが凪いだ湖面であれば、Aは今にも沸騰する寸前の一瞬。
「……ァア”ィ!」
その両者であれば沈黙を保てぬのは当然後者であった。
相手の腕を狙った突き。文字通りの小手調べと言った所か。
その剣捌きはなるほど鋭い。……が。
「フン」
その腰の落とし方を見れば分かる。小手調べと言うには、いささか……腰が引けている。
例え肉体がどれだけの物が有ろうと、心の整わぬ剣にどれだけの術理があろうか。
見るべきものが見れば、水の吹き零れたが如き、とでも言いそうなその剣は当然のように弾かれる。
「ッ」
返しが来る。……上か、下か?受けねば。
Aの思考は冷える。
しかしその思考は”冷静”ではない。否、それは最初からか。
本当に冷静であれば、その男の……Bの使う術理を思えば、そもそも受けなど考えてはならぬ。
「キエエエエエエエエ!!」
猿叫。近接。血飛沫。
……Aの思考に答えを返すとすれば、返しは上であった。
上も上、大上段。そこからの振り下ろし。
一撃の下に相手を切り殺す。二撃目は考慮に入れない。
単純すぎるほど単純な術理であったが、そこには確かに理があった。 - 42二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:40:46
このレスは削除されています
- 43二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:44:31
- 44二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 21:46:31
- 45二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:08:16
静寂。
耳が痛くなる程の無音の最中、呼吸すらも忘れて二人は睨み合っていた。
先を制する為の、殺意と殺意の衝突───。
側から見ていると只の棒立ちであるそれは、意識下において幾数もの牽制が飛び交う達人同士の死線の探り合いである。
立ち会いから数刻、永劫に続くと思う程の我慢比べは唐突な終わりを迎える。
静寂から一転、何も無い筈の空間にに烈火を幻視する程の気合いが爆ぜた。
「ッカアァァッ!!!!!」
雄叫びを上げ、先じて動いたのはA。
踏みしめていた地は炸裂し、その姿は瞬時にして搔き消える。
ここまで書いたけど後思いつかない - 46二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:12:11
- 47二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:15:44
AとBが相対する
不利用高校と葡萄高校その両校の代表者同士のタイマンだ
周囲でそれを見守る学友達がヤジを飛ばしていたが、対峙した2人の放つ空気に呑まれ1人また1人と口を閉ざしていき、やがて口を開く者がいなくなった
興奮した大人数が黙り込みながら2人の人間を囲うその場は異様な雰囲気だ
先に仕掛けるか、カウンターを狙うか
張り詰めた思考は矢をついだ弓の様にAを急かす
「ッシャア!」
それに耐えきれなくなったAが仕掛けた
瞬きの瞬間を狙いBの虚を突いた拳は矢のように走り顔面を正確に捉える
それは間違いなくこれまでの人生最高のストレート
勝負はこれで決まる
「ッ!?」
…筈だった - 48二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:17:16
Bは確かに当たった筈の攻撃を受け流す
まるで蠅を払うかのように無造作な動き
しかし、それだけで身体は宙を舞う
しまった
そう思いAはガラ空きの動体を庇おうとする
しかし体勢を立て直すまで追撃は来なかった
死に体の彼に手を出さないのは優しさか?
それとも正々堂々とした戦いを望むからか?
否
それは断じて違う
余裕の表れだ
お前如きいつでも倒せると
この一瞬の攻防で明確な格下として見られたのだ
それてそれに気が付けぬほどAは愚かでは無かった - 49二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:18:16
舐められている!?
怒りに沸騰しそうになる頭を必死に落ち着かせながらAは次の動作について考えを巡らす
顔面?胴体?脚?
縦?横?
フェイントはどうする?
カウンターを狙うか?
怒りと緊張で流れる汗に瞬きをすると
「テヤァァ!」
Bが目の前にいた
葡萄高校生の歓声が響くのはその次の瞬間だった - 50二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:21:04
>>1は格闘技とかなんかやってるの?(AVインタビュアー)
やってるならキャラの動きを自分の中で映像化してからそれを解説する感じが良さそう
もちろん一挙手一投足全てを描写する必要は無いと思うけど
やってないなら色々戦闘シーンやら格闘技見ると良いと思う
時間はかかるかも知れないけど間違いなく描写の引き出しが増える
- 51二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:22:15
こうして色々見比べてみると本当に文体って十人十色なんやなって
- 52二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:26:09
- 53二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:33:53
- 54二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:41:50
現代日本舞台にした方の自作では、街に潜む鬼との決戦をどこでやるか悩んでいる
参考にしている「うしおとら」ではそのまま街中でバトルして一般人に被害が出まくる
「ぬ〜べ〜」では人気のない場所で戦うこともあれば、街中でバトルしながら一般人の存在を単に描写しない方法をとってる
あんまり一般人巻き込む作風じゃないから人気のない郊外とか廃墟とかをバトルの舞台にしたいが、どうやって主人公と鬼を2人とも連れて行くか… - 55二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:56:11
唇の変換ミス
- 56二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 22:59:49
バトル描写のある小説なんてニンジャスレイヤーしか読んだ事ねぇけど、あの作品のバトル描写ってやたら地の文の感情が籠ってるから講談読み上げてるみたいなんだよな
あんな第三者視点の文で「!」「?」多用は普通なのかね - 57二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 23:13:59
- 58二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 23:45:08
「──ッシャ!」
唇から漏れ出た呼気すらをも置きざりに、神速の踏み込みでもって一閃を振るう。
Aの信条は先手必勝、何もさせずにただ切り伏せる。
動く前から結果を叩きつけて勝利する道理は何時だって有効だ。
何しろ反応できない案山子ならば文字通り斬られてハイおしまい。
それでもなお動こうと願う権利すら奪うのがこの”先の断ち”の神髄だ。
勝利の道理を体現するに足る一太刀は、案山子目掛けてまさに思う通りに空走り、
「・・・・・・フン」
あっけなく切っ先を絡めとらめてただ虚空を斬った。
会心の一撃をさらなる絶技でもっていなした案山子──否、否、案山子でなくBには何の感慨もなくまるで凪いだ水面のようだった。
その平然としたBの様子がAの神経を逆なでると同時に警告を発する。
──渾身の先手は防がれた、ならば次手は奴の手番。
切っ先はだらんと下がっているなら下からか?それとも意表をついて上からか?
先手必勝を掲げる男が、如何に攻撃を受け躱すか思案したその刹那に、
「テヤァァァァァァアアアアア!」
地を震わす雄たけびとともに、凪いだ水面から猛牛の突進が現れた。
書いたことないけど書いてみたくなったから初挑戦。
駄文失礼しました