ハッピーミークと桐生院の子供

二人が出産した後、ベッドの上で相手の出産が成功したことを聞いて飛ぶように喜ぶんだ
その後相手の産んだ赤ちゃんを見て新たな命が誕生した事を体感して
「絶対に、私とミークで、この子達を幸せにしないと！」
「私と…トレーナーの子供…トレーナーに似て、可愛い…生まれてきてくれて…ありがとう…」
ってなると思うんだ

16二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 23:58:26

子供が物心ついた後に家族みんなで二人の思い出の水族館にお出かけするんだ
そこでミークが
「ここは…お母さん達の思い出の場所…現役のころ…私が葵お母さんに思いを伝えたの…」
と言って子供たちが
「「ここでプロポーズしたの！？」」
って聞き返して葵お母さんが
「ちっ違いますよ！！？？あのときはまだ、お母さん達付き合ってなかったから…プロポーズしたのは、もう少し後のことで…」
みたいに焦りまくって、子供たちに詳しく聞かれたミークが子供たちに昔のデートの話とかしまくりそう
それを葵お母さんが顔を耳まで真っ赤にしながら
プルプル震えて聞いてるんだ

17二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 00:34:29

結婚して遠慮が無くなったミークは
朝に一緒に寝てた桐生院に起こしてもらおうと抱きついて
「トレーナー…おこして…」
とゴリゴリに甘えまくるんだ
それをたまたま早起きした二人の子供が見て
普段口数が少ないけど優しくてとっても面白いミークお母さんの奥さんに対する一面を知ってほしい

18二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 00:45:16

二人には母の日に子供たちが描いたミークと葵の似顔絵をプレゼントされてほしい！
クレヨンで描かれた似顔絵を見て二人には心のそこから幸せで満たされてほしい！
額縁にいれて一家の寝室に飾ってほしい！
それを撮ったものが二人の携帯の待ち受けに設定されててほしい！
父の日にも子供たちが描いたちょっとかっこいい二人の似顔絵をプレゼントされてほしい！

19二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 11:12:20

きっと桐生院が仕事から帰ってきたときにはミークと子供達が玄関にきて
「「「おかえりなさい！！」」」
ってお出迎えしてくれるんだ
そしてお疲れの葵お母さんが
「ただいま〜！いい子にしてた〜？」
と心底嬉しそうな声で返事するんだ
その後子供達が見てるのにミークお母さんに抱きついちゃって
「ミーク大好きですよ〜」
ﾁｭｯ
「私も…大好き」
ﾁｭｯ
なんてイチャイチャして、その後子供達がいたの思い出して
二人して顔赤くしてほしい

20二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 11:13:18

>>11

どっちが種を提供するんだ？？

>>21 >>23

21二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 11:19:58

>>20

ミークは葵に、葵はミークにじゃない？

>>25

22二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 17:04:39

「はい、あーんっ♪」
彼女が優しく、私達の子供に語りかける。
私達の子供には、昨日から離乳食をたべさせている。
小さく開いた口の中に、スプーンにのった卵粥吸い込まれてゆく。
目の前の小さな天使が、ゆっくり口の中の食べ物を咀嚼し、飲み込む。ニコッ、と笑顔になる。
時間にして五秒にも満たない一瞬に、現役時代のウイニングライブでセンターに立ち、ウマぴょい伝説を歌い、踊った時の数分間並みの幸せを感じた。
「かわいい」
無意識にそう呟いていた。
「そうですね、ミーク。」
私の呟きに、向かいの椅子に座るトレーナーがそう返してくれた。

23二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 17:05:29

>>20

俺が種付けだけするわw

>>27

24二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 17:10:31

二人共生えてるなら最高じゃないか、苦手な人はすまんな

25二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 17:22:24

>>21

二人はナメクジだったのか…

26二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 19:36:40

そういえばiPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしいです

27二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 20:03:01

>>23

お前の勝ち鞍は？

28二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 20:21:59

ハリーポッターとアズカバンの囚人みたいな言い回しだな

29二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 08:21:37

「「キャーーーッ！！」」
左から、高い叫び声が二つ重なって響く。
叫び声の発信元は、私達の子供と、トレーナー。
夕飯を食べ、食器のを済ませると、私達の子供が、
「おかあさーん！これ、いっしょにみよー！」
と、電源のついたテレビを指差して呼んできた。
トレーナーがしゃがみながらテレビの画面に意識を向けると、そのまま黙ってしまう。
「…葵お母さん？」
私が呼んでも、返事を返さない。
「ねーねーミークおかあさーん！いっしょにみよー！」
子供が私にも確認を求めてきた。テレビの画面をチラリと見てみると、そこには
［夏の最恐映像50連発！］
という、おどろおどろしいフォントで描かれたテロップが映っていた。
「…あぁ…なるほど…」

30二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 08:57:11

これでトレーナーが黙ってしまった事に説明がついた。
私のトレーナーは、怖いものがあんまり得意じゃない。
トレセンにいた頃、私がトレセンに出るというウマ娘の幽霊の話をなんとなく話した時、トレーナーは
「ひっ、ひぇっ！？だっ、大丈夫ですよミーク、お化けなんて、いませんからね、怖がらなくてもいいんですよ、きっ、きっと寝ぼけた誰かが見間違えたんですよ、安心してください…」
なんて、こっちは怖い、なんて一言も言ってないのに、怖がりながら私の心配してたっけ。

>>32

31二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 10:21:55

ミークは右耳(♂)でありブルマ族(♀)
これの意味するところとは…

32二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 12:10:04

>>30

そんなもんだから、トレーナーは断るかと思っていると

「…うん！一緒に見よう！」

トレーナーはそう言い切った。

これは以外だった。怖いのが苦手なはずのトレーナーが、自分から怖いものに近づきに行くなんて。

大丈夫？って聞きかけたけど、トレーナーのことだから、この子をがっかりさせたくなくて、覚悟を決めたのだろう。私はそう思い、そのまま二人の隣に座った

>>33

33二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 12:20:16

>>32

バーーーン！！

「キャーーーッ！！」

テレビに、目が底なしの井戸のように黒く、肌が漂白剤をかけたように白い人間が映る。

夜中に散歩しているのを携帯で撮った動画らしい。

私はなんとなく出てくる瞬間が予測できたためびっくりすることは無かったが、隣の二人はそうでもない。当然だけど。

「ママァァァァっ！」

子供が、ひっつき虫のように私の体にしがみついてきた。まぁまだ小さい子だから、怖いものを見て親に助けを求めてくるのは当然。大丈夫だよ、と声を掛けながら泣いている私達の子供を抱き寄せてあげる。

>>34

34二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 12:34:22

>>33

そういえば

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

「あっ…ああっ…こわい…こわいよぉ…」

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

もう一つの声の主が、目に涙を溜めながら、私の方を向いている。

(まだ一つ目なのに…)

私がそう思っているといると、トレーナーが小刻みに動きながら、座っている位置を横にずらし始めた。トレーナーが動く方向は、私と子供がいるところ。

私は、彼女の意図を理解した。

口角を上げ、震える我が子を抱いている腕とは別の腕をトレーナーの前に出し、小さく

「いいよ…おいで…」

と呟いた。

それを見た瞬間、彼女は開いた朝顔みたいに笑い、

私と私達の子供に体をくっつける。

私とトレーナーで私達の子供をサンドイッチしてるような体制になったけど、私達はそのままホラー番組を最後まで見た。

>>37

35二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 12:35:54

葵ちゃんはお母さん、ミークはママって呼ばれてると嬉しい

>>36

36二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 13:15:39

>>35

めっちゃいい

子供が運動会のお昼休憩で二人を呼ぶ時とか

「お母さーん！　ママー！」

ってなるのか

最高

37二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 15:16:39

>>34

「…終わったよ…」

私が二人に呟く。

二人は手で両目を塞ぎ、ずっと指の隙間から見ていた。怖くても、気になって最後まで見ちゃうんだね。涙目のトレーナーが恐る恐る目を塞いでいた手を下ろす。

「よ…良かった…あっ！もうこんな時間！？」

そう言われて時計を見ると、既に針は9時を回っていた。明日も子供は幼稚園があるから、すぐに寝かしつけないと。

「ほら…もう寝る時間だよ…布団敷こう…」

私にしがみついている子供に呼びかける。

子供は首を縦に振ったが、私に捕まって離れる様子も無いので、そのまま抱っこして寝室まで連れて行くこうと立ち上がり、廊下に向かう。

居間から寝室までの廊下は電気がついていなかったが、長い距離でも無いためつけずにそのまま進む。

後から付いてきたトレーナーが、パチ、パチ、と廊下の電気をつける。よほど怖かったのだろう。

>>38

38二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 15:29:42

>>37

寝室に入り、押入れに畳んで入れてある布団を引っ張りだし、部屋の真ん中に川の字に敷いた。

子供をそれらの布団の真ん中に寝かせると、トレーナーが子供のそばに近寄り、子守唄を歌いだした。

普段よりも心なしか歌声が力強い。怖がるこの子を落ち着かせる為なのだろう。自分も怖がってたのに、自分よりも周りを気にかけるトレーナーは、やっぱり優しくてかわいい。

>>39

39二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 19:37:44

>>38

そのおかげか、子供はすぐにまぶたを閉じ、寝息を立てて眠り始めた。敷布団に体を預けて眠る姿が、子供の頃に読んだ白雪姫の絵と重なった。それほど可愛く、美しく感じられた。

「もう寝ちゃいましたね。」

独り言のように小さな声で、トレーナーが私に話しかける。

「ねぇ、ミーク…もう少し、起きていませんか？」

話しぶりに少し違和感を感じたが、私は─…うん。

と短い返事を返して、一緒に居間に向かった。

>>40

40二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 21:16:22

>>39

寝室を出て、廊下を二人で歩く。

静かな空間に、スリッパと足が擦れる音だけが響く。そのまま、今に足を一歩踏み入れた瞬間。

ギュッ

私の隣にいた彼女か、横から思いっきり抱きついてきた。

「ひゃっ」

予想外の愛情表現に、小さい悲鳴が漏れる。しかしし彼女は私を抱く力を弱めず、私の体をソファまで寄せていき、倒れ込むような体制でソファに座り込んだ。

「…トレーナー？」

私の呼びかけに、彼女は言葉を返さず、私の腰に回した手の力を強め続ける。私の頭が、格闘技の選手が相手選手に技を掛ける様子を連想させる。

「…です…」

……？

>>41

41二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 22:57:11

>>40

「怖かったです…すごい、怖かったです…うぅ…ミーク…」

私の胸に顔を埋めて、涙声でそんな事を言い出した。

子供の前では気丈に振る舞っていた彼女も、我慢のダムが決壊してしまったようで、タコの吸盤の様に体をぴったりくっつけて、うわ言のように色んな事を呟いている。

非情かもしれないが、彼女が私の事をそんなに頼りにしてくれている事を再確認できて、ちょっと嬉しい。

>>42

42二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 10:06:59

>>41

「大丈夫だよ…トレーナー…私は…ずっとトレーナーと一緒だよ…」

「ヒグッ…グスッ…ありがとうございます…」

「ねぇ、ミーク…」

「…？」

「今日は一緒に寝てくれますか…？」

「…ん、いいよ。」

彼女の腕の力が少し弱まり、顔が上がり、互いに見つめ合う形になる。

頬を赤く染め、涙を流しながら私を見てくる彼女がは、とても綺麗で、可愛くて。私は、頭の中が彼女の事でいっぱいになって、それで…

43二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 10:37:40

気が付くと、唇に、柔らかくて、温かい物がくっついていた。
目の前に、涙で濡れた瞳がある。
「んっっ！？」
不意打ちでキスを食らった彼女は、少し驚いた様子を見せたが、
「んっ…ふぅっ…はぁ…」
すぐに適応したのか、自分から唇を押し付けてくる。
二度と離さない。ずっと、こうしていたい。
彼女のキスには、そんな気持ちが詰まっている気がした。
幸せな時は、一分程度で終わってしまった。互いの唇が離れ、間には銀色の糸が繋がっていた。
トレーナーの顔を見る。真っ赤だ。私の顔も
きっとおんなじくらい赤くなっているだろう。
そんな事を考えると、体の奥から、火山のマグマのように、何かが湧き上がってくる。抑えられない。
「…ねぇ、トレーナー…」
「…その前に、布団に行きましょう。」
…その返事は、OKって事だよね、トレーナー。