- 1二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:36:11
性知識がポピーちゃん以下の世界。
最初の理解度
dice1d15=12 (12)
~5 タマゴで生まれると思っている
~10 結婚すればある日突然出来ると思っている
~15 キスしたら出来ると思っている
~20 同じベッドで眠れば出来ると思っている
~30 ベッドで何かすると出来るということくらいは知ってる
~50 セッ○スしないと出来ないと知ってる(やり方はわからない)
~60 基本的なことを理解する
~80 具体的なやり方を理解する
~100 前戯~最後まで大体全部理解する
(101~ 実地で理解させられる)
ここからじわじわ理解度を高めていきます
内容が内容なのであれですが直接的な表現は避けて下さい
その流れに沿って健全なレベルでssとか上げていきたい…
なお基本はスレの流れに従いますが同じラインでアオオモを生産している人間な為方向性としてはそちらに向かう可能性が非常に高いです
あと理解度ダイスの振り幅は話の流れで多少調整します
- 2123/04/24(月) 21:41:22
ポピーちゃんに絵本を読んであげていたオモダカさん。
「やがて赤ちゃんも産まれて、家族みんなで幸せに暮らしました。めでたしめでたし」
読み終わったところで、ポピーちゃんがオモダカさんに聞きます。
「トップ、あかちゃんはどうやってできるんですの?」
その質問にオモダカさんは困ってしまいます。実はオモダカさん自身子供の作り方はよく知りません。
知識が必要になるような場面もなく、習った記憶もありません。確か授業で習うはずの日に風邪をひいて休んでしまい、何となく恥ずかしくてその後聞きそびれてしまっていました。
けれどポピーちゃんの質問に答えない訳にはいきません。
「赤ちゃんは、お父さんとお母さんが、ええと、キスをすると……」
「ちょ、ちょい待ち! 説明に困ったからってそんな適当なこと……」
説明しようとしたらチリちゃんがツッコミを入れてきました。どうやらオモダカさんの知識は間違っているようです。けれども具体的なことなどわかりません。仕方なくオモダカさんはチリちゃんに頼むことにしました。
「……チリが教えてあげて下さい」
そんなオモダカさんにおかしな目を向けたチリちゃんですが、ポピーちゃんの前では変な話は出来ないと思い直したようです。赤ちゃんはお父さんとお母さんが愛し合っていると出来るんや、と最大限ぼやかしつつ嘘は言わずに何とか説明を終えました。
そしてポピーちゃんが帰宅した夕方、オモダカさんの現状を確認します。
「……トップ、まさか本気で子供の作り方わからんの……?」
「はい。お恥ずかしながら」
「男っ気とかない気はしてたけど、ホンマに……?」
チリちゃんは呆れを通り越して少なからず引いた顔でオモダカさんを見ていましたが、流石に知ってしまった以上放置しておくわけにはいかないと思ったようです。オモダカさんにどう教えようかと考え始めました。
さて、どうやって教えればいいん……?
- 3二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:48:22
このレスは削除されています
- 4二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:49:44
- 5二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:52:27
知識がないことは自覚してるのか
てっきり「キスをしたら子供ができるのですよ!」ってドヤ顔で説明してくるタイプかと - 6二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 22:04:15
まずはタマゴパワーサンドイッチを食べて…
- 7123/04/24(月) 22:40:57
「……アカデミーで保健の教科書でも借りてくるといいんちゃいます?」
「……そうですね。一応理事長を務めさせてもらっていますし、私でも借りてくることは出来るでしょうか……」
そう言われてチリちゃんはその情景を想像してみました。
図書館の保健体育の教科書を持って貸し出しカウンターのところに並ぶオモダカさん。
通りがかったアカデミー生たちがそれを見て怪訝な顔をしています。トップチャンピオンが何であんな本借りてるんだ? そんな声が聞こえてきそうです。
「すみません。私もこちらで本を借りることは出来るでしょうか?」
「え、あ、あぁ。勿論大丈夫です。……そういえばリーグには小さな子がいましたね。その子に読んであげるんですか?」
「いえ、私が読む用です」
折角の受付の人のフォローもぶった切って、オモダカさんはそう言います。
受付の人は反応に困っており、その様子を見る生徒たちは何やら囁きあっています。
『……アカン気がする』
思わずそう思うチリちゃんです。
あくまでチリちゃんの想像だからオモダカさんならもう少し上手に誤魔化すかもしれませんし、そろそろ図書館に人も少なくなってくるかもしれません。けど、あのエントランスなんていう人気の多いアカデミーの図書館で借りてくるのは目立つのではないでしょうか。本当にトップに借りに行かせていいものなのかとチリちゃんは考え始めました。
1 チリちゃんの想像通りの感じでオモダカさんが借りてくる
2 流石にもう少し上手く対応する
3 ハッサク先生に借りてくるよう頼む
4 他の誰かに頼む
dice1d4=3 (3)
- 8123/04/24(月) 22:50:05
ドヤ顔で言っても良かったですね…いやでも普通にこの歳で微塵も疑問に思わないものか…? と変に現実的に考えてしまい…
さて借りてくる流れを考えてダイス振ったけどハッサク先生にどこまで説明したものか…
- 9二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 23:00:49
面白そうやな
保守 - 10二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 23:04:01
オモダカさんにしてもハッサク先生にしてもカモフラに何冊かまとめて借りるみたいなことしなさそうなタイプだ…
- 11二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 23:11:35
ベッドで一緒にタマゴパワーLv3サンドを半分こすると生まれると思ってるトップ!?
- 12123/04/24(月) 23:21:38
- 13123/04/25(火) 00:07:06
しばらく考えていたチリちゃんですが、やっぱりオモダカさんが下手なことをしてアカデミー生の憧れをぶち壊す可能性が高いように思います。
何かいい方法は…と考えたチリちゃんは、ふとひらめきました。
「いや、トップが借りに行くのも目立ちますし。ハッサクさんに頼んだ方がええんちゃいますか?」
「それはそうかもしれませんが……ハッサクまで巻き込むのはどうなのでしょうか?」
オモダカさんはあまり気が進まないようですが、チリちゃんとしてはむしろ巻き込みたい気分です。
正直、オモダカさんに教科書を読ませて教えるにしてもその先一人で解説をするのはちょっと荷が重い気がしています。四天王の大将としてオモダカさんもチリちゃんも信頼しているハッサクさんなら、きっと力になってくれる気がします。
そう思ったチリちゃんは善は急げとスマホロトムを開き、ハッサクさんにメッセージを送ります。
『ハッサクさん、ちょっとお願いがあるんやけどいいですか?』
『何でしょうか?』
『ちょっとアカデミーの図書館で保健体育の教科書借りてきて欲しいんやけど』
『保健体育……? 構いませんが、何故?』
『ちょっと性教育に必要で』
『性教育? ……わかりましたですよ。今日この後届ける必要がありますか?』
『まぁ、アカデミーの方が忙しければ次にリーグに来る時でもかまへんよ』
『忙しい訳ではないので後で伺いますよ。では』
『よろしゅうお願いします』
「これでよし」
後はハッサクさんが借りてきてくれるのを待つだけです。チリちゃんは思わず安堵の息を吐きました。
- 14123/04/25(火) 00:20:05
そんな感じでこの先の展開はどうするかの安価を置いて今日は寝ます。
1 何の問題もなく保健体育の教科書を借りてくる
2 ポピーちゃん用だと思ったハッサクさんが保健体育では早いと思いおしべとめしべ程度の生物の教科書を借りてくる
3 ちゃんと借りてきた上にミモザ先生に性教育について聞いてくる
4 その他
>>17 の方どれか希望の展開を指定お願いします。4なら詳細も。
- 15二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 00:25:53
かそく
- 16123/04/25(火) 06:32:42
おはようございます
そういえばポピーちゃん以下という設定活かせてないなぁ
ダイスに流石にタマゴ説を信じてはないよと言われたので…
真顔でピクニックでタマゴが出来ると言ってポピーちゃんににんげんはタマゴではふえないとおもうのですとマジレスされるトップが見たかった。立てた時は
流石にダイス使うならこれくらいの振り幅は必要だろうと設定したらこうなったので… - 17二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 06:38:35
- 18二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 07:51:06
この世界のポピーちゃんは
~30 ベッドで何かすると出来るということくらいは知ってる
ぐらいかも?
ポピーちゃん頭良さそうだし家で家族と映画番組を見たりして、なんとなく察してそう - 19123/04/25(火) 07:52:40
「お疲れ様ですよ」
チリちゃんがメッセージを送ってから一時間ほど。ハッサクさんがポケモンリーグの本部へとやってきました。
……保健体育ではなく、「やさしい生物」と書かれた本を持って。
「なんで保健体育じゃないん?!」
「え? ポピーに読んであげるのではないのですか? 中を確認したところ流石に保健体育の教科書は早過ぎると思い、こちらから始めるのが良いと思い借りてきたのですが」
「あー……説明しなかったチリちゃんがアカンかったです」
チリちゃんがパラパラと中を確認すると生殖についての説明としてはおしべとめしべの図が書かれています。ポピーちゃんに説明するならこれくらいから始めた方がいいというハッサクさんの気遣いは間違っていないでしょう。必要としているのがオモダカさんだという説明を惜しんだチリちゃんが悪い。そう気持ちを切り替えるとチリちゃんはとりあえずオモダカさんにその本を渡しました。
「とりあえずトップ、まずこれ読んでや。人間も基本は一緒やから」
「わかりました」
オモダカさんは素直に受け取り開かれたページを読み始めました。
おしべから出た花粉がめしべにくっつき、種が出来る。それは流石にオモダカさんも知っていました。けれど人間は花粉は出さないということも知っています。植物や草ポケモンではない生き物も同じ、ということなのでしょうか?
花粉と同じような性質のものを男の人が女の人にくっつけると赤ちゃんが出来るということなのでしょうか。
オモダカさんが本を読んでいる間にチリちゃんはハッサクさんに、性教育を必要としているのはポピーちゃんではなくオモダカさんなのだと説明しています。
ハッサクさんも予想していなかった状況に絶句していましたが、何とか気を取り直して明日にはきちんと保健体育の教科書を借りてくると約束してくれました。
オモダカさんの現在の理解度12%
本を読んで+される理解度 dice1d10=3 (3)
- 20123/04/25(火) 08:03:25
- 21二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 08:07:02
校長を呼ぶ
- 22二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 08:08:49
通りすがりのアオキからシンプルにド直球な説明で教えられる
- 23二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 08:34:12
- 24123/04/25(火) 12:27:45
- 25二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 12:35:11
ヨクバリスに似ているリーグのおっちゃん(37)
関西弁でしゃべる - 26二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 12:57:13
- 27二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 18:41:43
基本的なおしべとめしべについての話から人間の話に思考を発展させることが出来なかったオモダカさん。
本を見ながら首を傾げています。
そんなオモダカさんの様子を見たチリちゃんとハッサクさんは顔を見合わせてため息を吐きました。
「ハッサクさん、もうちょい説明とか出来ます……?」
「男性である小生が説明するべきことではないと思いますですよ……」
せめて教科書としてもう少しちゃんとした本を用意してからにしたい。二人の気持ちは今日は無理だという方向で一致してしまいました。
流石に小生が妙齢の女性にそのようなことを説明するのは、とあまり上手く話を出来なかったハッサクさんですが、1ついいことを思い付きました。
「一人、こういう場面に最適な人間を知っていますので。教科書を借りるのに加えて彼女に授業を頼んでみようと思います」
「え? だれなん?」
「まさにこういうことの専門家ですよ。明日、頼んでみようと思いますので。トップ、明日以降のスケジュールはどの程度空いているのですか?」
「明日は少々外に出る用事がありますね。明後日は会食の予定がありますし……」
こうして日を改め、ハッサクさんがその人との会合、もとい彼女の授業をセッティングしてくれました。
彼女は保健体育の教科書を片手にリーグの前で一人呟きます。
「まさかあたしの初めての授業が理事長に対しての性教育だなんて、想像もしてなかったんですけど?!」
この後の保健体育の授業にかかる時間(1時間単位)
dice1d6=1 (1)
- 28二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:16:26
案外授業はスムーズに終わるのか…?
ミモザ先生の授業を受けて増える理解度
dice1d70=18 (18)
- 29123/04/25(火) 19:31:44
名前入れるの忘れてた
……折角教科書まで持ってきて授業してもらうのにこの理解度って、どうなんですかオモダカさん……っ
授業終了後の理解度33%…ベッドインが必要ということは理解してくれたのかもしれません。
とりあえず流れを考えてきます。 - 30123/04/25(火) 21:40:54
オモダカさんは真面目に授業を受けるだろうし少なくとも教科書ちゃんと読めば最低限の理解は出来るはず…うん、理解度上昇値はダイスじゃなくて固定にすれば良かった。次やる時は固定で+αをダイスくらいにします。
多分この理解度ということはちゃんと授業を受けられなかったのでしょう。ということで
1 不測の事態が起こりミモザ先生がアカデミーに戻らざるを得なくなる
2 リーグの方で不測の事態が起こりオモダカさんが出ないといけなくなる
3 誰かが授業とか知らずにオモダカさんに用事があって来る
4 その他
- 31二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:42:12
- 32123/04/25(火) 22:27:17
アオキさんかポピーちゃんか…どちらがいいかな…
- 33123/04/25(火) 23:06:20
1アオキ 2ポピーちゃん
dice1d2=1 (1)
- 34二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 23:28:01
割と深刻な用事だったらおもしろい アンジャッシュみたいになってほしい
- 35123/04/26(水) 00:36:48
「それじゃ、58ページを開いて下さい」
「はい」
委員長の執務室、その一角にある応接スペースで授業が始まります。オモダカさんはミモザ先生の言う通りにページを開きます。そこには子宮の図が書かれていました。
「これが子宮の中です。こんな形になってて、月に1回、卵巣から卵子が排出されます。これが卵管膨大部……ここにいる時に精子がここまで辿り着くと、受精卵になって、これが赤ちゃんに……」
「精子はどこからどうやって入って来るのですか?」
「え? えーと、それは……」
ミモザ先生の話から、これが人間の『おしべとめしべ』なのだということはわかりました。ただ、子宮が自分の身体のどこなのかはわかるけど、どうすれば精子が入ってくるのかはわかりません。どうやって入れるのでしょうか。ミモザ先生が口ごもったあたり、説明しにくい事なのでしょうか?
オモダカさんが首を傾げて見ていると、ミモザ先生はやがて覚悟を決めたのか、口を開こうとしました。
そんな時。
「失礼します」
「アオキ?」
「取り込み中でしたか」
オモダカさんの部下、アオキさんが部屋に入ってきました。部屋の鍵は掛けていた訳ではなかったので出入りは出来ますが、来客が来ていると知っていてわざわざ入ってくる人はそういません。多分アオキは外に出ていて予定のチェックもしていなかったのだろう、と思いながら、オモダカさんは指摘しておきます。
「今日はこの時間は忙しいと伝えてあったと思うのですが?」
「わざわざ見ていませんでしたので」
案の定アオキさんはしれっとした顔で答えて、提出する書類をオモダカさんの机の上に置きます。ついでにちらりとオモダカさんの持つ教科書に視線をやりました。アオキさんに見られるのが恥ずかしくてオモダカさんはそっと手で隠します。
「……まぁ、トップはきちんとその辺のことは知っておくべきだと思いますよ」
それを見ながらも特に驚きもなくそう言うアオキさんに、オモダカさんの方が驚きます。
「え? ……知っていたのですか?」
「まあ、トップは割とわかりやすいですし。あれだけいかがわしい目で見られながらもあんな反応をするのだから理解していないのだろうと思ってました」
「いかがわしい目、ですか?」
アオキさんの言葉の意味がわからずオモダカさんが思わず眉を寄せましたが、アオキさんはそれ以上の説明なく目を逸らしました。 - 36二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 00:54:18
このレスは削除されています
- 37123/04/26(水) 00:56:09
- 38二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 00:58:19
- 39二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 01:20:26
- 40123/04/26(水) 07:56:38
書類を出しに来ただけならすぐ出ていくかと思いきや中々出て行かないアオキさん。
「何かまだ報告があるのですか?」
「あるにはありますがそちらが終わってからで大丈夫かと思うので、先に終わらせて下さい」
その言葉に二人は困ってしまいます。おそらくアオキさんはオモダカさんがそういう機微に疎いということはわかっていても、100%本気で「おしべとめしべ」しかわからないレベルだとは思っていないのでしょう。
流石に男性に見られながらどうやって子宮の奥に精子を入れるか、などと説明出来ず困るミモザ先生を見て、先にアオキの話を聞いておこうと思ったオモダカさん。ですがオモダカさんが口を開く前にアオキさんのスマホロトムがシンプルな電子音と共に飛び出してきます。
「はい」
「大変なんだい! さっき話した件が……」
スマホロトムから聞こえてきたのはハイダイさんの声でした。その声を聞いた途端にアオキさんの表情が険しくなります。もしかするとアオキさんの話したかった用事とは何か非常事態の話だったのでしょうか。聞こえてきたハイダイさんの声とアオキさんの顔を見てこれは授業どころではないと判断したオモダカさんは少しスマホロトムを操作してからミモザ先生に謝ります。
「すみません。今日はこれで終わりにさせて頂くことになりそうです」
「え? は、はい!」
オモダカさんがミモザ先生に謝ったところでハイダイさんといくつか言葉を交わして通話を切ったアオキさんが小さく溜息をつきます。
「今日の午後、営業中に自分が聞いた時にはほんの十数分待てないほどの緊急事態ではなかったのですが」
「……話は移動しながら聞きます。ミモザ先生、折角来ていただいたのに本当に申し訳ありません。」
「いえいえ、あたしの話なんてそんな緊急のタイミングで聞いてるべきものではないんで! もしまた用があれば直接でもハッサク先生通してでも声掛けて頂ければ!」
そう恐縮するミモザ先生に最後にもう一度頭を下げて、オモダカさんはアオキさんと共にリーグの屋上へと上がります。
そうしてそこに待機していた空飛ぶタクシーに飛び乗ると、カラフシティへと向かいました。
- 41123/04/26(水) 07:57:38
- 42二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 08:29:17
有能なメンバー揃ってるし事前に把握してたし出なさそう
- 43二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 08:31:55
アオキさんが気絶
- 44二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 08:38:58
- 45二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 08:44:57
(やたらセクシーで露出度高めなトップの偽物)
- 46二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 08:55:49
なんか偽物出てきた…!?
- 47二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 10:50:08
オトシドリがたまごを運んできてくれると信じてやまないオモダカさん
- 48123/04/26(水) 12:29:49
- 49二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 13:52:56
面白すぎる
落ちないでほしいこのスレ - 50二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 20:03:40
オモダカさんの偽物を本物と勘違いした四天王たちが性教育の努力を実感してちょっと感心する回
- 51二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 22:05:40
というかオモダカさん生理きてなかったりするんだろうか あの人ならなんとなくあり得る気がする
- 52二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 22:07:39
偽物と本物の区別の仕方が性的な知識とかだと悲しすぎるな…
- 53123/04/26(水) 22:13:24
「偽物……ですか?」
「はい。カラフシティで昨日、トップの偽物を見たとハイダイさんが言っていました」
空飛ぶタクシーの中、オモダカさんがアオキさんから聞いたのは、にわかには信じがたい話でした。
アオキさんも話を聞いただけで見た訳ではないのでしょう。何だか嫌そうな顔で言葉を続けます。
「その偽物らしきトップが、カラフシティのベーカリー·オルノに押し入り、パンとスライスハム、スライスチーズを盗んで姿を消したそうです」
「それは……良くありませんね」
被害としては些細なものかもしれないけれど、トップチャンピオンが窃盗や食い逃げをしたなどという濡れ衣は黙っている訳にはいかないでしょう。ポケモンリーグの品位に関わります。オモダカさん自身が解決の為に先陣を切って動かなければならないでしょう。
「それは、明らかに偽物とわかる特徴があったのですか?」
アオキさんが偽物と断じたならば明確に誰から見ても別人とわかるかもしれない。そう期待してオモダカさんは質問をします。けれどアオキさんは更に顔を歪めて言いました。
「ジャケットは常に脱いでいたそうです」
「……は?」
「今あなたも着ているそのジャケットを脱いだ状態で、知らない男に寄り添うようにしていたそうです。恋人同士かのように」
「恋人同士、ですか?」
「なので明らかに偽物だと自分は断じましたが、ハイダイさんは遠目とはいえ見分けることが出来なかったと聞いています」
「……それは困りますね」
心の底から嫌そうなアオキさんの反応は気になりますが、それより何よりハイダイさんが見分けがつかなかったという話が気になります。それなりに若い頃からの知己であるハイダイさんが見分けられないということは、間違いなく街の人々は見分けられないということでしょうから。
そんな話をしているうちに、カラフシティが見えてきました。夕暮れ時にも関わらず明るいその都市を見て、オモダカさんは深呼吸をします。流石に自分に似た人物がトラブルを起こしている場所に立ち入るのは少し緊張してしまいます。
隣を見ると、アオキさんは逆側の窓から街を見下ろしています。やがてアオキさんは懐からモンスターボールを取り出すと、それに向かって何やら囁いてからウォーグルを空へ放ちました。偵察をしてもらうつもりなのでしょう。
それと前後して空飛ぶタクシーは徐々に降下を始めました。 - 54二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 22:14:32
wktk
- 55123/04/26(水) 22:19:02
文字数制限に引っ掛かってあまり話が進まない。安価でもいいけど折角だからもう少し進めてからにしようかな…
- 56二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 06:29:41
このレスは削除されています
- 57二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 06:38:39
このレスは削除されています
- 58二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 06:41:26
このレスは削除されています
- 59123/04/27(木) 09:12:20
多分朝連投制限に引っ掛かってたな?
出先ならいけるかな…?
地上に降り立った二人はまずカラフジムへと向かいます。その手前、昇降機で上ったところにある、窃盗被害に遭ったベーカリー・オルノの前に数人の人に囲まれたハイダイさんの姿がありました。
「おお、アオキさん! それにオモダカ嬢!」
アオキさんとオモダカさんに気付いたハイダイさんはニコニコと笑います。
「オイラの電話でオモダカ嬢を連れてきてくれたので間違いないんだい?」
「ええ。間違いありません。証人が欲しければ空飛ぶタクシーでも、リーグ職員でも……ああ、リーグに行った時にはアカデミーの教師もいましたね」
「必要ないんだい。ただ男と歩いているだけならともかく、窃盗と聞いた時点で初めからオモダカ嬢本人とは思ってないんだい」
「そうですか」
ハイダイさんがそう言い切るせいでしょうか。周りの街の人々も本気でオモダカさんを疑っている訳ではないようです。事件の直後の割には周囲の視線は敵意よりも同情が多く含まれているようで、少しだけオモダカさんはほっとします。
「そういえば、ハイダイさんは私の偽物を見たと聞きましたが、どんな感じだったのですか?」
「遠目からしか見てないから、感覚的にしか話せないんだい。ジャケットは脱いでいて、雰囲気が本物のオモダカ嬢よりもセクシーな感じで……」
「セクシー、ですか?」
「けどオフの日にプライベートな時間を楽しんでいるのだと言われれば納得してしまう程度には似ていたんだい」
見分けがつかないというほどではないようだけれども、ハイダイさんでも丸め込んでしまいそうなくらいに似ている。男性と一緒にいた。盗んだものはパンやチーズのような些細な食べ物。何となくオモダカやリーグの評判を落としたい愉快犯ではないようひ思えますが、その情報だけでは何も断定は出来ません。
「とりあえず、手分けして私の偽物か、一緒にいたという男性を探しましょうか」 - 60123/04/27(木) 09:20:32
- 61二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 14:44:58
謎の男(ロケット団の残党)
- 62二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 15:01:23
偽物あまりにも見たい
- 63二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 18:25:29
エッチな偽物はなんなんですかねぇ…
- 64二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 19:09:09
ここからどう性教育の話に巻き返していくのか
性教育バトルで勝負か - 65123/04/27(木) 20:17:26
そうしてオモダカさんはハイダイさんと共に手がかりを探し始めます。けれど人の多いカラフシティで人を探すのは大変です。
そんな時、ウォーグルの鳴き声が聞こえました。この声はアオキの手持ちの子のものです。まるで仲間を呼ぶ時のようなその響きに、オモダカさんはすぐにそちらに向かいます。ハイダイさんはその声を聞き分けられなかったのか首を傾げていましたが、オモダカさんの後を追います。
果たして、その先には。
「あれは、オモダカ嬢?」
「確かに私の顔ですね……格好は、何故こんな風なのかわかりませんが」
話に聞いていた通り偽オモダカはジャケットを脱いでいて、それに加えてスーツはしっとりと濡れた状態です。濡れているせいでシャツは肌に張り付いて身体の線が浮き出ています。なぜそんな格好をしているのかはオモダカさんには理解できません。ただ、彼女の着ているものは自分の服とそっくり同じものに見えます。似せたものではなく、まったく同じもののように。
偽オモダカはきょろきょろと何かを探しているようです。その表情は色気を含んでいるようにも、途方に暮れた子供のようにも見えます。
何はともあれ偽オモダカを確保するためにハイダイさんは彼女の方に歩き出します。けれど偽オモダカはオモダカさんの顔を見た途端に表情を明るくし、まっすぐにオモダカさんの方に駆け出してきました。
「トップ!」
オモダカさんたちより少し遅れて駆けつけてきたらしいアオキさんが自分を呼ぶ声が聞こえました。
そしてその切羽詰まったような声で気付きます。正面の偽オモダカに気を取られて、すぐ後ろに知らない男が忍び寄ってきていたことに。
その男はオモダカさんに手を伸ばし、そして次の瞬間オモダカさんに後ろから抱きつきました。
オモダカさんは下手にセクシーな服を着せるよりいつもの服を一枚脱がせて濡らした方がえっちだと思います。そして展開上キリ悪いので続きます。 - 66二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 20:46:05
エッッッ
- 67二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 21:15:48
映画でよくあるクロロホルム仕込んだハンカチで気絶させられるんじゃないか
- 68123/04/27(木) 21:20:23
「あぁ、本物のトップチャンピオン……!」
その男はオモダカさんの首筋に顔を寄せて、どこか恍惚とした表情でそう呟きます。何故か息の荒いその男の吐息が首筋に当たり、オモダカさんは今まで感じたことのないぞわぞわとした嫌悪感に襲われます。この男が何がしたいのかもわかりませんが、ただ気色が悪いという感覚だけは誤魔化しようもありません。トップチャンピオンらしい威厳や風格などに気をつかう余裕もなく、ただ硬直することしか出来ませんでした。
けれどその十数秒後、その男がオモダカさんから引き剥がされます。そして次の瞬間、容赦のない蹴りがその男の腹に叩き込まれました。
男が地面に倒れ込んだところを再び胸ぐらを掴み、更に暴力に訴えようとする部下の姿に、咄嗟にオモダカさんは叫びます。
「止めなさい! アオキ!」
「何故こんな男を庇うんですか? 正当防衛では?」
「襲われたのは私ですし、たとえそうだとしても明らかに過剰防衛でしょう! 貴方が罪に問われます!」
必死の訴えにようやくアオキさんは手を下ろします。男を地面に放り、オモダカさんを庇うように数歩下がりました。けれど虫けらを見るような目で男を睨み付けるのは止めません。
そういえば、偽オモダカはどうしたかと思って辺りを見回してみれば、ハイダイさんが捕まえていました。
「ゾロアークのイリュージョンだったとは、気付かなかったんだい……」
彼女は捕らえられた途端に黒い化け狐に戻ったのでしょう。仮装というには精巧で自分と全く同じように見えたのは、かのポケモンの能力のせいだったようです。何故雨に濡れた時のような姿だったのかだけはわかりませんが。
そんな時、男がゆっくりと顔を上げると、アオキを殺意すら滲む目で睨みました。そして、ゾロアークに視線をやると、叫びました。
「オモダカ、ナイトバースト!」
その声に応えるようにハイダイさんに捕らえられていたゾロアークが一声吠えると、迷いなくアオキに向かって技を放ちます。それが自分に向けられていると気付いた瞬間、アオキさんはオモダカさんを突き飛ばすようにして自分から距離を取らせました。
そうして技の直撃を食らってしまったアオキさんはその場に崩れ落ちました。
「アオキ!!」 - 69二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 21:21:51
次回アオキさん死す
- 70123/04/27(木) 21:26:18
このスレはあくまでもオモダカさんに性教育を施すことを目的としています。ロケット団みたいなガチ悪の組織は出てきません。
…気絶させるのに良い流れがわからず思いっきり技食らわせちゃったけど、きっと大丈夫です非凡サラリーマンだから…死んでないはず。
という訳で何とか気絶させたところで、どうしよう。
後処理はさらりと流して後日談の性教育パートか、もうちょっと詳細に書くか。
- 71二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 21:28:13
個人レッスン再開してそのうちにアカデミーの生徒たちにその噂バレてほしい
- 72二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 22:06:09
- 73二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 00:06:00
…!?
- 74二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 00:45:26
安価しなおす? スレ主の進行しやすいように舵とってくれていいんだぞ
- 75123/04/28(金) 06:10:45
安価のつもりではなさそうだし、こちらの指定がぼんやりしてたのも悪かったなと思うので、まぁ、今回のはスルーします
ヒスイゾロアークは普通には出てこなさそうだから少々出しにくいので……先祖返り的な感じでアオキの故郷(捏造)でたまたま見つかったのをゲットしていた? とか一瞬考えましたが、個人的解釈ですがアオキはいつもの手持ちとしてはノーマル複合より単ノーマル(もしくはノーマルひこう複合まで)の無個性という個性が好きそうだなという感覚なので…あまりノーマル複合というだけで育てる感じはないなと
とりあえず指定した安価ではないけど>>71で言及あるので時間飛ばして事件の詳細についてでも説明しつつ個人レッスンに戻しやすい感じの流れにしとこうと思います
他の生徒にバレるかどうかはまぁ、流れ次第で。
- 76123/04/28(金) 14:20:57
それから二週間が過ぎました。
あの事件に関する後処理と、技を食らって病院に担ぎ込まれたアオキさんの穴を埋める為の事務処理、そのゴタゴタによる雑事に忙殺された日々を送っていたオモダカさんでしたが、アオキさんが何とか回復し仕事に戻れるようになって、ようやく平穏な日常が戻ってきました。
今日はあの事件以降初めてアオキさんがリーグ本部にくることになっています。それを聞いたチリちゃんとハッサクさんもリーグに待機しています。ポピーちゃんも心配して会いたがっていましたが、日中の通常業務を終えた時間でないと来れないとのことなのでまた今度来てもらおうと言い含めて今日は帰宅させています。
そんな彼を待ちながら、オモダカさんは忙しくて話す暇もなかったあの事件について二人と話していました。
「結局、その犯人の動機は何だったのですか?」
「私がカラフジムの視察に行った際に見かけて、それからずっと私のことが好きだった、と供述しているそうです」
「それでゾロアークに幻覚を見せさせて、連れ歩いてたん?」
「えぇ。けれどあれはあくまでも幻覚ですから、触れることは出来ません。それで私の姿をさせたゾロアークが街で騒ぎを起こせば、私自身が対処の為に出てくるだろう、と考えたそうです」
ちなみにハイダイさんいわく、彼はカラフシティで生まれ育った人間ではないということです。マリナードタウンから入国して観光のために訪れていたそうで、偶然ジムの視察の際のオモダカさんを見て一目惚れしたのだという話でした。それからしばらくパルデアに滞在し、今回犯行に至ったそうです。
「偽物にさせたのが些細な窃盗であったのも、たまたま手持ちのポケモンが言う事を聞かなかったのだと言い逃れ出来る程度にしたかったのと、洒落にならない被害を出して私の名を貶めたい訳ではなかったから、だそうです」
もっとも、自分の欲望の為にポケモンに犯罪を犯させ、その罪をポケモン自身になすりつけるような男だというだけでオモダカさんにとっては許しがたい所業です。むしろあえて軽微な犯罪に留めようとする狡猾さに更に嫌悪感が募ります。オモダカさんは特定の行動を憎むことはあっても個人を嫌いになることは滅多にないのですが、何故か彼のことはどうにも許してあげようという気が湧きません。
…文字数オーバーです。ついでに連投制限かかるかな…? - 77二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 14:42:30
犯人撃退したり咄嗟にオモダカさんを突き飛ばして巻き添え回避したりアオキさんかっこいい
- 78123/04/28(金) 16:22:14
「まぁ、アオキに向かって技を仕掛けたのが決め手となって拘束されたのですが」
「そうでなければ厳重注意の上で釈放という可能性もあったかもしれませんね」
ハッサクさんの言葉にオモダカさんは思わず首を振ります。確かに抱きつかれただけでそこまでの被害には遭っていないのでそうなる可能性もあるのですが。そうならなくて良かった、と思ってしまいました。
それにしても、オモダカさんにはいまだによくわかりません。
「彼はどうしてそこまで私に執着したのでしょうか?」
「……この期に及んで、まだ理解出来ていないんですか?」
オモダカさんの言葉を聞きとがめた、不機嫌な声が聞こえてきて、オモダカさんは顔を上げます。見るとちょうどアオキさんが扉を開けて入ってきたところでした。その姿にオモダカさんは立ち上がり彼を迎えます。
「アオキ、身体は大丈夫ですか?」
「ええ。何とか」
あの事件以降、オモダカさんがアオキさんと顔を合わせたのは初めてです。あの後アオキさんは丸一日程度意識が戻らなかったそうですが、精密検査でも後遺症が残るほどのダメージではないと診断されたようです。意識を取り戻してからは特に経過に問題はなく、病院食が不味いからさっさと退院したいとこぼしていたそうです。その話を聞いて彼は大丈夫だろうと思ってはいました。それでもこうして元気な姿を見るとほっとします。チリちゃんとハッサクさんも安堵の表情を浮かべ、口々に無事を喜びます。その言葉に礼を返しながらも、アオキさんは不機嫌そうに眉を寄せてもう一度オモダカさんを睨みます。
「あなたはまず自分がどんな目で見られているのか、それを理解して下さい」
アオキさんの言葉にオモダカさんは黙って目を伏せます。
今回の件は巻き込まれただけの事故のようなものだという思いはありますが、アオキさんはオモダカさん以上にそう思っているでしょう。少なくともオモダカさんがあの時一緒に連れてこなければあんな目には遭わなかったのですから。
……さて、このままの流れで皆でオモダカさんの性教育パートに入るか、翌日以降ミモザ先生に再びお願いするか、とりあえず日を改めて誰かとマンツーマンの集中授業にするか、どうするか。
- 79二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 18:15:34
皆でオモダカさんの性教育をするも、アオキさんの性知識が消し飛んでいたことが判明
- 80二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 18:28:48
成人男性が成人女性に性教育は双方かわいそうなのでミモザ先生に頼もう
- 81123/04/28(金) 21:08:42
アオキさんが不機嫌なのはオモダカさんが何かの自覚が足りないのだということを言いたいのはわかります。何となくそれはオモダカさんが知らない、理解が足りないことが絡んでいるのだろうと思います。
アオキの言葉を聞き、色々と考えるべきなのでしょうが、今聞いても本質的なことを理解出来る自信がありません。
オモダカさんがどうすべきかわからず口ごもっていると、チリちゃんとハッサクさんが二人の間に割り込んできました。
「そういやトップ、こないだ結局授業はろくに受けられなかったんちゃうん? まずそこからやない?」
「そうですね。アオキの指摘ももっともですが、まずその前にトップが基本的な知識を身につけるのが先かと思いますですよ」
「は?」
割り込んできた二人を見てアオキさんは怪訝な顔をします。チリちゃんとハッサクさんはそんなアオキさんを連れて部屋の隅に行くと、何やらひそひそと話し始めました。きっとオモダカさんが一部の知識が全く足りていないことを説明してくれているのでしょう。二人の話を聞いたアオキさんがものすごく何か言いたそうな顔でこちらを見ましたが、オモダカさんは黙って目を逸らしました。
「あれは、新人教師の授業を受けてみていたとか、そういう話だったのではなかったんですか?」
「理事長とはいえ私にそんな権限はありませんよ? ……私が、お願いしていたのです」
アオキさんは微妙な顔で少しの間何やら考えていましたが、やがて色々と押し殺したような声で言いました。
「それなら、可能な限り速やかに基本的な知識を得てきて下さい。自分の話はそれからで結構なので」
「……わかりました」
アオキさんに直接迷惑をかけた以上、断るという選択肢はありません。今度こそきちんと授業を受けるべきでしょう。
善は急げとオモダカさんはスマホロトムを出してミモザ先生に連絡を入れます。アオキさんはそんなオモダカさんの姿を見て、溜息をつきました。行き場のない思いを少しでも追い出そうとするかのように。
そんな感じでミモザ先生に今度こそ最低限保健体育で習うところまでは教えてもらいます。
今の理解度は33%だったか…多分事件でのあれこれは知識が増えた時点で思い返さないと身にならなさそうだし、引き続きこのままで。
流石にもう事件は起こさず固定30%くらいは追加したい。
+αの理解度
dice1d20=6 (6)
- 82二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 23:09:03
基本的なことまでは理解できたんすね
やればできるじゃんオモダカ嬢 - 83123/04/29(土) 08:24:22
数日後。再びミモザ先生に来てもらい、オモダカさんは今度こそ授業を受けます。
今度はアオキさんや他の人が邪魔をすることもなく、事件が起きて授業が中断することもなく。きちんと話を聞くことが出来ました。
「つまり……赤ちゃんが出来るには、…を、…に、入れて…」
「え、あの……どうやって?」
「…は、…すると、…すんの。そうすると……」
以前の授業で聞けなかったことも、ミモザ先生は丁寧に説明してくれます。それを聞き教科書を読むだけでも刺激が強過ぎたのか、オモダカさんは机に突っ伏してしまいます。その様子を見たミモザ先生は思わず問いかけます。
「……本当に知らなかったんですね。理事長、今まで誰かとお付き合いしようとかそういう話にはならなかったんですか?」
「付き合ってほしい、と言われたことはありましたが。私にバトルで勝てる人でないと嫌でしたし……負けたことは一度もないので」
「それでゴリ押し出来るんですかトップチャンピオンともなると……」
少し呆れたような顔をしたミモザ先生でしたが、気を取り直して話を続けます。
「ところで理事長。折角なので女子生徒に宝探し中はこういう状況は避けるように、って説明用に考えてた話もあるんですけど。それも聞いてもらってもいいですか?」
「むしろこちらからもお願いします」
オモダカさんがそう言うとミモザ先生は話を始めます。
宝探し中は出来ればジムなどの公的な宿泊施設を利用すること。街によっては歓楽街のあるところもあるので特に女子はその近辺に近寄らないように。とにかく、男性に力では勝てないのだから気をつけるように。ポケモン達が助けてくれるとはいえ保護者もいない一人旅では何が起こるかわからないのだから。
また、誰かと交際に至ったとしても、いや交際に至ったからこそ相手と二人きりは気をつけるように。双方が望むのであれば絶対にするなとまでは言えないが望まぬ妊娠には十分に気をつけ、きちんと避妊すること。
そこまで聞いたところで思わずオモダカさんは質問をします。
「あの、何故わざわざ赤ちゃんが出来ないように気をつけながら、そういうことを……?」
「えっと、コミュニケーションとして? あと単純に気持ちいいからってする人もいるとは思いますけど。」
「そういうものなのですか……?」
そんな話にオモダカさんの混乱は頂点に達し、少し休憩を挟むことにしました。 - 84123/04/29(土) 08:35:59
中々文字数制限に引っ掛かり話を進めるのが難しい。
そんなこんなでダイスに頼るとあまりに理解度が増えなくて話が進まないので強制的に理解度追加しました。教科書に載ってることくらいは知ったようです。
…ダイスの出目を見るに、このオモダカさんはそういうことを知る機会が訪れる度に何かトラブルが起きて有耶無耶になる星の元に生まれたのではないかという気がします。
この後はどこまでミモザ先生と話すか。後は最低限のことを知ったところでチリちゃんにでも参加してもらうか。
それ以外にも希望の展開が何かあれば
- 85二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 08:37:27
- 86二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 08:45:54
- 87123/04/29(土) 08:56:47
- 88二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 09:17:56
追いつかれてる…!?
- 89123/04/29(土) 09:18:50
ギリオモダカさんの方が理解度上かな程度の範囲まで知ってしまったポピーちゃん…
現在の理解度
ポピーちゃん66%
オモダカさん69%
基本的なこと(男性器を女性器に入れることで精子を中に入れられて、そうすると赤ちゃんが出来る、程度かな)まで理解してしまったようです。
まぁそこまではギリ許せるかな…そこから先の性的なあれやこれやまでポピーちゃんの耳に入れるのは駄目です。早すぎます。ということで何とかポピーちゃんのフォローをします。
…オモダカさんにそれ以上のことを教えるには私の頭では誰かに実地で教えさせる以外に浮かばないぞ。何でこんな理解度レベルにしたんだ数日前の私。
ここまではこれでも一応明確にアオオモが出来上がっている設定にはなり過ぎないようにとは思ってたんですがCP注意記載&>>1の通りに完全にアオオモに走る以外に浮かばなくなるんだけどもどうしようかな…あるいはそっちに走らないように〆に入ってもいいかな…どうしようかな…
- 90123/04/29(土) 09:20:23
まぁ多分完全CPネタになったらそれはテレグラフ使います
- 91二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 17:31:23
wktk
- 92123/04/29(土) 20:06:35
「ポピーちゃん?!」
休憩の為にお茶でも淹れようか、とオモダカさんが立ち上がったその時。廊下からチリちゃんの悲鳴のような声が聞こえました。
慌ててオモダカさんがドアを開けると、そこにはきょとんとした顔のポピーちゃんがオモダカさんを見上げていました。その様子にオモダカさんとミモザ先生は硬直します。廊下を駆けてきたチリちゃんも、とても困った顔をしています。
「ポピー、いつからここにいたのですか?」
「もうじきおやつのじかんですので、トップとごいっしょしたいとおもいましたの。でもおはなしのじゃまをするのはいけないとおもいましたので、まだおはなししてるかかくにんしてましたの」
「それで扉に耳当てて話聞いてたん? いつから?」
チリちゃんの言葉の通りならポピーちゃんは完全に聞き耳を立てていたのでしょう。それにおやつの時間、とポピーちゃんは言いました。オモダカさんが時計を見上げると今は既に4時を過ぎています。つまり思っていたよりもかなり長い間、話を聞いていたということでしょう。
「あ、あたしどこまで話しましたっけ……?」
ミモザ先生が思わずうろたえた声を上げます。
とはいえ保健体育の授業の範囲内のことしか話していないはずです。そのはずです。内容的には幼いポピーちゃんに話すには刺激が強過ぎるのではないかとは思いますが、そこまで教育に悪いと言うほどのことは話していないはず。そう思いながらもオモダカさんも何と声を掛ければいいのかわかりません。
「あの、ポピー。今、私達が話していた話は、その」
「おはなしをきけて、よかったですの」
「え?」 - 93123/04/29(土) 20:10:52
「ポピー、このあいだおとうさんとおかあさんがベッドでなにかしてるのをみたんですの。おかあさん、くるしそうなこえだったから、おとうさんがベッドでいじわるしていたとおもってたんですの。でも、もしかして、あかちゃんがくるのにひつようなことをしてたんですの?」
「あの、ポピー?」
「いじわるしているんじゃなくて、なかよしなひとだけ、するんですの?」
つまりは、ポピーちゃんはうっかり両親の夫婦の営みを見てしまったことがあるのでしょう。なので今聞いた話をすんなり受け入れてしまったようです。けれどオモダカさんもチリちゃんも生々しい話に対して何て言えばいいのかわからず気まずげに視線を交わし合います。
三人の同意を求めるように見回すポピーちゃんに、最初に応えてあげられたのはミモザ先生でした。
「まぁ、そうとも言うんじゃないかな?」
「それならよかったですの!」
ミモザ先生の返事にポピーちゃんは嬉しそうに笑います。そんなポピーちゃんの様子を見ながらミモザ先生は苦笑いを浮かべました。
「……まあ、一つ屋根の下にいるとうっかり見られちゃうことはあるよね、多分……」
けれどこんな話を幼いポピーちゃんにしてしまったことでとても彼女のご両親に顔向け出来ません。せめてあまり他で言いふらさないようにしなくては、とオモダカさんは咳払いをするとポピーに視線を合わせ、言いました。
「ポピー、今日聞いた話はお友達や、ご両親などには話してはいけませんよ?」
「どうしてですの?」
理由を問われ、オモダカさんは一瞬口ごもり、そして咄嗟に思い浮かんだ言葉を口にしました。
「こういうことは大勢の人に言っては、赤ちゃんが来てくれなくなってしまうかもしれませんよ。ポピー、先日、妹が欲しいと言っていましたよね?」
「そうそう。赤ちゃんは恥ずかしがり屋さんやからな。ポピーちゃんが見てたら来てくれないかもしれんよ。夜ははよ寝ような?」
チリちゃんもオモダカさんの咄嗟の言葉に合わせます。実際、愛娘に見られていたと知ればご両親も色々と気まずくなるのは事実でしょう。完全な嘘ではありません。若干ミモザ先生が何か言いたげな顔をしていましたが。
「わかりましたの!」
それでも二人の言葉を素直に受け入れて笑顔を見せるポピーちゃんに、大人たちはとりあえずほっと息を吐きました。 - 94二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 20:24:20
性教育の話でこんなに暖かい展開になるなんて…!
尊い! - 95123/04/29(土) 21:05:43
文字数制限と連投制限が地味にキツい今日この頃
そんなこんなでとりあえず最低限は理解したしポピーちゃんの乱入を受けたしそろそろ授業は終わりかしら…
この後はどうしよう。お茶しようか。場面転換しようか。
ポピーちゃんの前ではこれ以上危険な会話は出来ないだろうし、夕方ポピーちゃんが帰宅してからの何かかな…
最低限の保健体育レベルは理解したようなので、その先に行くかどうするか。
チリちゃんとワイ談でもしてもらうか、営業終えて本部に来たアオキさんに棚上げていた説教してもらうか、それとも…
- 96二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 22:06:28
今度はアオキの偽物が現れる
- 97二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 22:32:29
チリちゃんのY談でどきまぎカルチャーショック
- 98123/04/30(日) 06:40:15
「それで、子供の作り方はわかったん?」
「……一応、理解はしました」
ポピーちゃんが帰宅する時間になり、同じタイミングでミモザ先生を見送って。
オモダカさんとチリちゃんはオモダカさんの執務室で、少し一息つきました。
「けれど、こう、理論的には理解は出来てもやはりよくわからない、というのが正直なところです」
「理論と実践が結びついてないんやろ?」
「そうなのでしょうね。ただ、話を聞いて思い返せば、そういった視線を感じたことなら、何度もありますね」
「せやろな……」
理解してくれたのはよかったと思います。けれど、この間の事件もそうですが、自分がどんな目で見られているのか、という視点はまだ抜け落ちています。自分は取るに足らぬ人間と思い込んでいるのでしょうか。
オモダカさんがそうなら一体誰が価値がある人間なんやねんとチリちゃんは内心思います。
「アカデミー生でも、まだ幼い子であればまだ大丈夫ですよね?」
「まぁ、結構ちっちゃい子もいるし大丈夫そうな子もいるやろうとは思うけど、具体的には誰を想像してます?」
「チャンピオン·ハルトは……」
「いや十分駄目な歳やない?! むしろ一番興味津々なお年頃ってやつやろ!」
理解はした、と言ってももう少し色々と教えておかないと駄目な気がします。何だかやはりどうにも危なっかしいです。
とはいえその辺は流石に執務室で話す内容ではありません。
「……とりあえず、仕事終わったら飲みに行かへん?」
もうちょっと色々教えたるから。そう言うとオモダカさんは少し戸惑いながらも頷きました。 - 99123/04/30(日) 06:46:23
ところで関西に住んだことがないのでコガネ弁がわかりません。チリちゃんはキャラとしては割と動かしやすいけれども口調が難しい…
そんな感じで飲みに行って多少の説教とY談コースです。
追加される理解度
dice1d30=18 (18)
- 100123/04/30(日) 14:25:52
そうして、業務終了後。チリちゃんはオモダカさんを連れてテーブルシティの居酒屋にやってきました。パルデア式のバルよりもゆっくり話せると思って、あえてジョウト風の個室のあるお店です。
そうして料理や酒を頼み、少しアルコールが入ったところでチリちゃんはオモダカさんに説教混じりのお話を始めます。
「だからな、男は皆狼さんなんや。だんだんと大人に近づいてくる10代の年頃なんて、大体四六時中そういうことしか考えとらんよ?」
「そうなのですか……?」
「やから、トップもこんなエロい格好してたらアカンって。こないだの事件の前にも、何処かでこの状態で雨に振られたんと違う?」
「……心当たりは、あります」
「そりゃアオキさんも怒りますわ。トップ、無自覚にそういうことして変なのに粘着されてること、トップが思ってる以上に多いんやで?」
そう言いながらチリちゃんはジャケットを脱いで惜しげもなく晒しているオモダカさんの肩を叩きます。オモダカさんは少し困った顔をしていますが、酔っぱらいに文句は言いません。
チリちゃんも程よく酔っ払っているせいでだんだんと際どい話になっていきます。
どんなことをすると男性が劣情を煽られるのか。男は女性の身体のどこが好きなことが多いのか。それに一般的には女性もそういう雰囲気になればたいてい少なからず色々と反応してしまうこと。しまいにはチリちゃんの経験を交えた女の子を気持ちよくさせる方法まで。女同士二人きりであることから、かなり露骨な表現もしています。
知識を得たオモダカさんは真赤な顔をしてそれを聞いていました。
けれども、その赤面は恥じらいのためだけではありませんでした。
オモダカさんは普段はあまり飲み過ぎて酔っ払うことはありません。そもそも割とお酒には強い方で、ちょっとやそっとじゃ顔色すら変わりません。
なのでチリちゃんも気が付くのが遅れました。
刺激の強い内容を聞いていることへの照れ隠しか、オモダカさんが話を聞きながらいつも以上に早いペースでお酒を口に運んでいることに。
気付いた時には、オモダカさんはすっかり酔っ払ってしまっていました。 - 101123/04/30(日) 14:43:06
87%と理解度的には割といい感じのダイスだったのでこれで終わりにしても良かったのですが、ついついオモダカさんを飲ませて出来上がらせてしまいました。私の趣味です。
後は連れ帰るためにお迎えを呼ぶか、酔いが覚めたチリちゃんに頑張って連れて帰ってもらうか。
そもそも無事にお家に帰りつけるのか。
- 102二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 15:08:56
100%超えたら快楽であほになって逆に下がったりしていかねえかな
- 103二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 15:20:43
チリちゃん、丁重にご帰宅させたってくれ
- 104二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 23:11:05
チリちゃんの言動の端々からオモダカさんに対する尊敬と尊重が伝わってくるぜ
- 105123/05/01(月) 00:22:46
そうして色々と話していたチリちゃんですが、オモダカさんがいつの間にか酔い潰れる寸前になっているのに気付いて少なからず酔いが覚めます。
「あ……ふざけ過ぎたわ。堪忍な。大丈夫です?」
「だいじょうぶですよ……?」
「駄目やないか……」
明らかにぼんやりしているオモダカさんに、チリちゃんは思わず頭を抱えます。自覚を持てと言いながら自分が潰してしまったら駄目やないか。そう自分にツッコミつつも、そろそろお開きにして帰ろうとお会計を済ませてオモダカさんを立たせます。
「トップ、体重軽すぎん? 毎日ちゃんとご飯食べてるん?」
「食べて、ますよ? 先ほどもサラダを食べているの、見てましたよね……?」
「ちゃんとパンとか肉とか魚とかも食べて欲しいんやけど?」
肩を支えて何とか歩いていこうかと思ったチリちゃんですが、思った以上にオモダカさんが軽かったのと、彼女の足元がおぼつかなかったので彼女を背負って帰ることにしました。夜も更けて人通りも少ない道を歩いて、オモダカさんの家へと向かいます。
「すみません……」
「いや、うちも反省はしてます……トップ、それで大体のことはわかってくれました?」
「チリやアオキの言いたいことは、わかった気がします……」
チリちゃんの背に背負われて眠くなってしまったのか、だんだんとオモダカさんの声はかすれて聞き取りづらくなってきています。
「あの人や、他の人たちが、私の、どこが、好きだというのかは……よく、わかり、ませんが……」
そんな呟きが夜の街に溶けていきました。それを聞いたチリちゃんは小さく息を吐きます。
成人女性としては異様なほどに性知識がないことを誰にも気付かれないくらい、オモダカさんんのプライベートなことは蔑ろにされていたのかもしれないとチリちゃんは思います。多分、何よりもオモダカさん自身に。
パルデアの未来のため、オモダカさんがこんな細い肩に全て背負ってリーグを牽引してきたことに異論のある人はいないでしょう。いつも明るい未来を願っていたオモダカさんが、他ならぬ自分の未来のことを考えず、自分の価値を低く見積もり過ぎているのは、何だかとても寂しいと思います。
「皆トップのことは尊敬してる思うし、トップのことをもっと支えたいと思てる人もぎょうさんおるんやで?」 - 106123/05/01(月) 00:31:08
チリちゃんの背中からはいつの間にかすやすやと穏やかな寝息が聞こえてきます。チリちゃんの呟きはオモダカさんには届いていないのでしょう。
けれどチリちゃんも、ポピーちゃんも、ハッサクさんも。多分アオキさんも。オモダカさんのことは尊敬しているし、もっと頼られたいと思っているのです。部下に対しては頼りにくいというのなら、チリちゃんではなく誰か他の人でもいい。オモダカさんを幸せにしてくれるような人がいたらいい。チリちゃんはそう思います。
「まぁでも、オモダカさんを貰ってくれる人がいるとしたら、とりあえず四天王全員の承諾を得るのが最低条件やな……むしろ、チャンピオンランクに限るくらいでもいいくらいや」
……それでもそんなことを思ってしまうくらいは、許して欲しいと思うチリちゃんでした。
……何となくいい感じで終わった、気が、するような?
とりあえず、そんな感じで。一段落としようかなと思います。安価等お付き合い頂いた方々ありがとうございました。
後はここまで書いたのをちょっと通しで読んで加筆修正追加調整して、1つの文章としてまとめたいとは思っています。
安価は求めないけどこんな展開も見たかった的な何かがあれば反応するかもしれません。
……アオオモルートも書きたい、CP厨の私もいます。 - 107二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 00:34:49
おつおつ!!!
アオオモルートも見たいです… - 108二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 00:38:36
チリちゃんとオモダカさんの組み合わせが好きなワイ、にっこり
- 109123/05/01(月) 10:27:01
ありがとうございますとりあえずスレが落ちなければ、アオオモルートも書きたいところ…
せめて文脈整えてまとめるまでは持たせたいけど、どうなるか - 110123/05/01(月) 14:21:44それはとても大事なお話:前ある日、オモダカさんはポピーちゃんに絵本を読んであげていました。家族を知らない男の子と女の子が、色々な出来事を乗り越え、結ばれるお話です。
「やがて赤ちゃんも産まれて、家族みんなで幸せに暮らしました。めでたしめでたし」
そのお話を読み終わったところで、ポピーちゃんがオモダカさんに訪ねます。
「トップ、あかちゃんはどうやってできるんですの?」
「え? ……ええと……」
その質問にオモダカさんは困ってしまいます。実はオモダカさん自身、子供の作り方はよく知りません。知識が必要になるような場面もなく、習った記憶もありません。確か授業で習うはずの日に風邪をひいて休んでしまい、何となく改めて先生に聞くのが恥ずかしくてその後聞きそびれてしまっていたような記憶があります。
けれどポピーちゃんの質問に答えない訳にはいきません。確か、昔どこかで誰かが言っていたような……
「赤ちゃんは、お父さんとお母さんが、ええと、キスをすると……」
「ちょ、ちょい待ち! 説明に困ったからってそんな適当なこと……」
そんなかすかな記憶にある通りに説明しようとしたら、チリちゃんがツッコミを入れてきました。どうやらオモダカさんの…telegra.phそれはとても大事なこと:後 それから二週間が過ぎました。あの事件に関する後処理と、技を食らって病院に担ぎ込まれたアオキさんの穴を埋める為の事務処理、そのゴタゴタによる雑事に忙殺された日々を送っていたオモダカさんでしたが、アオキさんが何とか回復し仕事に戻れるようになって、ようやく平穏な日常が戻ってきました。
今日はあの事件以降初めてアオキさんがリーグ本部にくることになっています。それを聞いたチリちゃんとハッサクさんもリーグに待機しています。ポピーちゃんも心配して会いたがっていましたが、日中の通常業務を終えた時間でないと来れないとのことなのでまた今度来てもらおうと言い含めて今日は帰宅させています。
そんな彼を待ちながら、オモダカさんは忙しくて話す暇もなかったあの事件について二人と話していました。
「結局、その犯人の動機は何だったのですか?」
「私がカラフジムの視察に行った際に見かけて、それからずっと私のことが好きだった、と供述しているそうです」
「それでゾロアークに幻覚を見せさせて、連れ歩いてたん?」
「えぇ。けれどあれはあくまでも幻覚ですから、触れることは出来ません。それで私の姿をさせたゾロアークが街で騒ぎを起こせば、私…telegra.phそんな感じでとりあえず加筆修正して整えてみました。テレグラフって文字数制限あるのかしら分けないと投稿出来なかったのだけれども。
……アオキが何か話したそうな顔でこちらを見ている……理解したのなら説教させろという顔をしている……
- 111123/05/01(月) 17:27:35
- 112二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 22:41:18
- 113二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 22:42:25
最悪だよ!!!!!!
- 114123/05/01(月) 23:16:29
オモダカさんに抵抗されたり怯えられたら途中でもやめる確率
dice1d100=65 (65)
- 115123/05/01(月) 23:18:30
ポケモン世界では仕事しないレベルの確率だけどまぁ6割の確率で踏みとどまってくれるなら…うん
- 116二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 23:29:53
理性と性欲のはざまで揺れ動くアオキ!そのことを知る由もないポピー!心配するチリ!そしてなぜか号泣するハッサク!このスレの行方は一体どうなっちまうんだ~!?
- 117123/05/02(火) 07:23:10
- 118二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 09:21:18
んなる
じゃあ保守だな! - 119二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 18:32:29
ワクワクテカテカテラスタル
- 120二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 19:53:19
アオキさんご乱心
- 121123/05/02(火) 22:19:21
このスレのオモダカさんがここから先実地で理解させられる確率
dice1d100=59 (59)
このスレのアオオモがスレ落ちるまでに一線を超える確率
dice1d100=14 (14)
- 122123/05/03(水) 06:40:37
そういえばそもそもカラフシティは雨は降ってくれるかな……? というところが軽く検索しただけではわからずつっかえてました
砂漠の横ではあるけど砂漠そのものじゃないし降ると信じて書いてしまうけど
…スレ落とさないよう頑張ろうという緊張感がなくなった途端に筆の進みが悪くなったから駄目だな…ちまちまは書いてるよ!
しかしダイスの結果的に手を出し多少身体に教えるけどオモダカさんに怯えられて最後までは出来ない可能性が高いかな… - 123二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 08:14:12
ハイダイさんのペリッパーがあめふらしだし、非砂嵐時に誰かジム戦やってた人がいたとかでいけるいける
- 124二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 17:54:54
有無を言わさずテラスタル♂をズブッは犯罪だからね…
犯罪だけど両片想いが拗れてのやついいよね… - 125二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 22:32:54
- 126123/05/04(木) 00:14:56
- 127二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 09:39:24
楽しみなら待ってます 保守
- 128二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 19:13:03
お待ちしてます保守
- 129二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 22:38:37
続き楽しみです 保守
- 130二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 08:36:33
保守ですぞ~
- 131二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 16:08:03
このレスは削除されています
- 132123/05/05(金) 21:03:20
保守ありがとうございますとりあえず導入だけ。
送り狼にならんで下さいよ? ※匂わせ程度だったスレ本編からがっつりアオオモルートに入ります。まだ健全なレベル。
オモダカさんとチリちゃんがふたりで飲みに行ったと聞いたのは、アオキさんが今日の仕事を終えてリーグ本部に顔を出した時でした。
時間はじき夜の8時になろうというところです。とうの昔に定時は過ぎているものの、普段であれば誰か、特にオモダカさんはたいていは残っている時間です。なのにもう帰ったと聞いて珍しいと思っていたら、たまたま残っていた別部署の人から二人がそういう話をしていたと教えてもらいました。
そういえば今日はオモダカさんがアカデミーの先生に色々と教えて貰った日のはずです。その件について更にチリちゃんから話を聞いているのかもしれない、とアオキさんは考えます。明日以降は少しはオモダカさんの状況は変わっているのでしょうか。変わっていて欲しいと思います。
先日の事件もそうですが、オモダカさんの自分の魅力や価値を理解出来ていない言動は、いい加減目に余ります。
あの事件の後に聞いた真相のことを思い出します。どうしてあのときゾロアークがジャケットを脱いで雨に濡れたような格好に化けていたのかというと、件の男に見初めら…telegra.phところで手を出してオモダカさんに抵抗されて最後まで出来ないところまでは確定なんですが手を出すってどこまでかな…ダイスで決めるにしても、何段階目まで規定してやろうかな…
抱きしめる、キスをする、その先…どこまで可能でしょうこのオモダカさんは…
- 133二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 21:15:17
お持ち帰りされてるー!?
- 134123/05/05(金) 23:37:40
- 135123/05/05(金) 23:40:18
流石のオモダカさん…!
むしろ良かった盛り上がる前に限界になってくれて。これならうっかり盛り上がり過ぎて踏みとどまれなくなることはないだろう - 136二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 08:38:32
良かった…先っちょだけだからするアオキさんはいないんだね!!
- 137123/05/06(土) 18:04:53
そもそもアオキが家に上がり込む確率
dice1d100=63 (63)
- 138123/05/06(土) 21:56:55
- 139二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 23:51:26
オモダカさんの気にしてる度が高くて逆にアオキさんが半分くらいなの好き
- 140二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 01:11:01
トップめちゃくちゃ気にしてますやん
- 141二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 10:43:16
アオキそんなに気にしてないんか…さては酔ってたな
- 142123/05/07(日) 18:08:48
手を出す=抱きしめるだけのつもりで書いてたけれども話の流れと二人の体勢的に抱きしめるより押し倒した方がいい感じになってきたぞ…ちゃんと番号振ってないし>>134から1つだけ選んでしまっていいかな…
なお、いずれにしてもそれ以上のことは出来ません
- 143二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 18:47:34
- 144二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 19:16:13
- 145123/05/08(月) 06:07:56
夜までに続き置きに来られればいいな…と思っていたんだ…
そういえば今は87%だったかな…
理解度追加
dice1d30=11 (11)
- 146123/05/08(月) 06:13:55
98%…オーバーさせる気のダイスの範囲だったのに本当に絶妙な値が出るな…
この先実地で教えて欲しいとか本人が思うのは無理ですね。やっぱり健全に終わる可能性高いかな… - 147二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 07:25:33
まあ、でも、すごく進歩しましたよ……
- 148二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 15:03:31
あとちょっと…あとちょっと…
- 149123/05/08(月) 20:23:16
多分、アオキ的には手を出しかけたけど何もしてないくらいのつもりでいるからあまり気にしていない(ようにしてる)んじゃないかなと…
ついこの日の朝までオモダカさんの理解度はせいぜいベッドで何かする必要がある、らしい? 程度だったことは忘れています
…間が開きすぎて私もこれが同じ一日の出来事だと忘れてました
- 150123/05/08(月) 20:42:09
そんな感じでスレの3/4が終わった訳ですが
この話の着地点はどこにするか…
実地で教えて貰えるまで?
…そもそもこのオモダカさんだと結婚を前提に交際でもさせなきゃそんなことしないのでは…?
…何か良い感じに進展させる流れの案はありますか? - 151二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 22:43:46
- 152123/05/09(火) 06:22:56
「結果」まで辿り着けたらいいですね(大好物)
…あれ、そもそも避妊については…具体的にミモザ先生に教わって、いたのか…? ちゃんと避妊しろ的な話はした気がするけども…その後聞いてるかな…?
あるいは理解した上で結婚するしないはともかく子供は欲しいし育てられる程度の甲斐性はあるからと避妊の必要性感じなくてもいいですけども
…オモダカさんは絶対に堕ろさないという謎の信頼はどこから来ているのか。まぁ未来を愛するオモダカさんはたとえ想定外に出来たとしても絶対産むと思ってます。
避妊法についてきっちり理解している
避妊する意思がある
実際に避妊する
1 YES 2 NO
dice3d2=1 2 2 (5)
- 153123/05/09(火) 06:28:07
いや待ってオモダカさん前2つはともかく最後?!
アオキさんは避妊する意思はあるかないか
ちゃんと用意してたか
dice2d2=2 2 (4)
- 154二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 07:01:18
えっ、ど、どうしよう……どうします!?
結婚を前提にするしか!? - 155123/05/09(火) 07:07:59
明らかに同意の上で子作りする気ですねこの人たち…避妊ミスったとかじゃないですね…?
結婚するの…? むしろしてたの…?
回す度に思ってるんだけどダイスさんいい仕事し過ぎでは? - 156二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 08:36:06
トップがどこかの金持ちや名家の子息と無理矢理結婚させられそうだからいっそのこと…?
- 157二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 17:35:10
駆け落ちルート…?
- 158123/05/09(火) 18:40:55
あれだけ権力握ってそうなオモダカさんが親の言いなりに結婚させられる気はしないけれども普通に結婚を急かされる歳ではありそうだし親や外野からの圧力はありそう…見合い持ち込まれたりとか
この二人は駆け落ち出来るほど立場軽くないかもしれないけどそういうあれこれがあればとりあえず既成事実から作る方向にはあっさり行くかもしれない
この二人が既成事実作るのに成功する確率
dice1d100=34 (34)
- 159123/05/09(火) 18:44:30
思ったより低い。流石にそんなにすぐ命中はしないか…
まぁ、普通に出来なくても手を出すだけでもいける気もする
…でもスレ終わるまでにそこまでいけるか、それが問題だ - 160二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:33:15
命中するまでしましょう(提案)
- 161123/05/10(水) 06:22:05
筆の進み具合的にどこまでいけるかわからないけど何とかキリよく終わりにしたいですね…健全レベルでこの先を匂わせるくらいがいいなぁスレとしては…
…それはそれとしてオモダカさんにあれこれ実地できっちり教え込むアオキさんは見たい。心から見たい。 - 162二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 17:09:53
わくわくほしゅ
- 163123/05/11(木) 00:26:54
落ちたら落ちたでまぁいいかと思ってたけどここまで何とか続いてきたなら完走を目指したいなぁ。鯖落ちに負けたくはない。
後は必要なのは筆の早さか… - 164二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 04:53:21
応援しとりますぜ〜
- 165二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 07:34:50
色々とすごいことになってしまった
- 166二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 18:46:22
保守
- 167二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 03:45:42
ここについてはもう150も超えてるし普通に保守して普通に終了まで持っていけばいいのでは?と思っております
1がもう別所で上げるなら仕方ないけど
保守 - 168123/05/12(金) 06:40:52後は二人の問題ですわ。「トップ、体調は大丈夫なん?」
「少しだけ二日酔いの症状はありますが、概ね大丈夫です」
「何か今日は元気ないっちゅうか、様子がおかしないかと思ってな」
「……何もありませんよ?」
翌日。リーグ本部でチリちゃんと昼食をとっていたオモダカさんは、軽く目を逸らしながら言いました。
チリちゃんに言った通り、体調そのものはそこまで悪くありません。軽い頭痛がある程度で、あれだけ泥酔していた翌日の二日酔いとしては軽い方なのではないかと思います。様子がおかしいとチリちゃんが感じたのなら、おそらく昨日の失態そのものが影響しているのでしょう。
昨夜のことはだいたい覚えています。店を出て少ししたところから家までの道すがら、うとうとと微睡んでいた時のことは流石にほとんど覚えていませんが、それ以外のことは記憶にあります。店でチリちゃんから聞いた話も、アオキさんに家まで送ってもらったことも、自分が戸締まりすら危ういレベルで泥酔していたことも、それを心配したアオキさんが世話を焼こうとしてくれたことも。
……彼にされたことも、その一瞬、初めて見せる表情を浮かべていたことも。
あの一瞬彼の顔に浮かんでいた表情は、オモダカさんも…telegra.phうん中々進まないし時間をかけ過ぎると整合性とか色々が…やはりそこは最後にまとめる時に通しで読み返して考えよう。
とりあえず色々あるけど何はともあれ私としては完結と言えるとこまでは持っていくつもりです。保守してくれてる人がいる限りここに置いてくし出来ればこのまま完走したい。
そもそも完走までに何とか書ききれるのだろうかとそろそろ自分で不安になってはいますが。大体の情報や方向性は出揃ってるから後は何とか私が頑張るだけ…ではあるのですが。
- 169二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 17:16:23
- 170123/05/13(土) 01:51:01
- 171二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 09:41:47
はー良いですありがとうございます……
自覚して……! - 172二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 18:13:28
ありがとうございますありがとうございます
もう少しできっと…? - 173123/05/14(日) 00:47:18
もう少しできっと自覚し…すぐ自覚してくれる…?
あと自覚したら即実地で教えるルートですか? アオキさん…?
今までのダイスの結果的に少なくとも手を出す=結婚前提っぽいけど
想いが通じ合うまで何日くらいかかるか
dice1d30=28 (28)
その後即手を出す確率
dice1d100=37 (37)
- 174二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 00:52:09
割と早いけど手を出す確率が…俺の中のノスタル爺が気ぶり始めてるんだが
- 175123/05/14(日) 00:53:30
想いが通じ合うまでに日数かかるのは正直想定内だけど手出さないの…?
むしろオモダカさんに避妊しなくていいって言われて逆にこれ正式に色々してからでないと駄目だ、ってなった?
それはそれで良いと思います。はい。
…やっぱりスレ終わるまでに手出さないなこれ。 - 176123/05/14(日) 06:59:57
オモダカさんに結婚願望はあるのか…?
dice1d100=20 (20)
- 177二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 08:08:54
うーん、ご縁があれば、程度の感覚かな……
まあ実際いわゆるキャリアウーマンみがあるしな…… - 178123/05/14(日) 18:30:38あの時の話をしたいから…… けれど、しばらくの間オモダカさんがアオキさんと顔を合わせる時間はありませんでした。
実際のところリーグ職員であればオモダカさんのスケジュールは確認出来ますし、避けようと思えば避けることは簡単です。アオキさんもオモダカさんも忙しい身なので今までもすれ違いが続き中々会えないこともあったのですが、普段ならここまでずっと会えないということはありません。この状況はアオキさんに明確に避けられているのだと思います。
ポピーちゃんも「さいきん、アオキおじちゃんになかなかあえないですの」と少し不審に思っているようですし、あの夜のことを知るチリちゃんはかなり不満そうです。ちなみにアオキさんはオモダカさんが外に出ている間に本部に報告に来ていたようで、チリちゃんとポピーちゃんの二人は一度か二度くらいは会っているようです。チリちゃんが不満をこぼしていたことからも、やはりアオキさんに何かしら思うところがあるのでしょう。
オモダカさんとしてもそんなアオキさんに対して何とも言えない思いはありますが、あんな事の後なので気まずいという思いは理解出来ない訳ではありません。仕事の関係上いつまでも避け続けることなんて出来ませんし、そのうち来…telegra.phおかしいな二人きりにさせたかっただけなのに何で若干殺伐とした雰囲気に…?
いや多分アオキさんも不機嫌そうに見えるだけなんじゃない、かな…多分…きっと…
- 179123/05/15(月) 05:23:50
アオキさん的には多分最初数日は単純に忙しくて行けず、数日経ったら気まずさが湧いてどうしようかなと思ってたらたまたまオモダカさんとはすれ違ってチリちゃんしかいない日に当たってちょっと責められ、余計に足が遠のいたとかそういう系のイメージ。
多分周りから不機嫌そうに見えてるだけで怒ってるとかは一切ない。時間が経つほどに気まずくなり行きにくくなって用事がある時にしようと先送りしてただけ。そういう時に限って仕事で行く用事がなかったりした模様。
こう、嫌なことはとりあえず先送り(先送りするほど踏ん切りつかなくなるやつ)してただけというか。何かやりそうだなって…
…という言い訳が、入らないね多分この先…何かアオキ視点は書きにくくて…
そしてそれ言い訳になってないね皆に責められとけ。
いやまぁダイスが最大値近く引いたのも大きかったんだけども。短くしようと思って回したら短くならなかったから… - 180二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 17:20:59
これまでの話を読み返しながら保守
- 181123/05/15(月) 17:21:14
(自分で何度も保守するのもなぁ次は落とすかなぁという気持ち半分ここまで来たらスレ完走はともかく完結まで持っていきたいなぁという気持ち半分)
- 182二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 22:51:57
保守
して待ちます - 183二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 06:58:56
続きが気になる……
ちゃんと話し合ってくれよな二人とも - 184二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 17:42:29
保守
おまちしてます。ご無理のない程度に… - 185123/05/16(火) 23:21:26
ううん煮詰まって焦げついて中々いい感じの流れが書けない…
せめて明日には置きに来たいけれども… - 186二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 07:44:42
お疲れ様です。ご無理のないように……
- 187二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 11:56:39
楽しみにしてます!
- 188二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 21:23:29
お待ちしております〜
- 189123/05/18(木) 06:19:44
大丈夫、あと10レスあれば多分何とか完結出来るはず…明日までは持つだろうしあとまとめてふたつくらい上げられるはず…(目を泳がせながら)
- 190123/05/18(木) 18:07:48
明日には何とか…(n回目)
アオオモ、何でこんなに告白させようとすると何言わせてもしっくり来ないのか… - 191二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 05:36:58
二人共、なんかこう恋愛に関しては掴み所ないですよね…
- 192123/05/19(金) 16:22:11いっそ、試してみますか? そうしてオモダカさんはアオキさんを伴って自宅に帰ってきました。
リビングに立ち入ったアオキさんはソファを見て少し目を逸らします。あの夜のことを思い出してしまったのでしょう。オモダカさんも少しあの夜のことを思い出すと、流石に気まずさが先立ちます。
そうしてソファから目を逸らしたアオキさんはふと棚の上に積まれているものを見つけたようです。棚の横に立ちそのうちの一つを手に取りました。
「……これは?」
「親が置いていったお見合い写真と釣書ですね」
先日、この家を訪れた親にもう少し将来のことを考えろと置いていかれただけで特に後ろ暗いことなどありません。なので隠し立てなどするつもりもなくそう伝えます。けれどそれを聞いたアオキさんはショックを受けたような顔をしました。彼の手から写真が滑り落ち、床の上で開きます。その写真が一番悪い意味で印象に残っている相手だったので、オモダカさんは思わず顔を顰めました。
「ちなみにその相手は先日のパーティでストレートに部屋に来ないかと誘いを掛けてきた人でしたので、絶対に嫌だと言ってあります。流石に親もそんな相手なら断固お断りすると言っていましたから、完全に話は流れていると思います」…telegra.phとりあえず上げ。もう1つはもう一息。
もう1つで終わるつもりだったけど〆になにか書くべき気がしてきた。このままだとその前にスレが終わりそうだけど。
- 193123/05/20(土) 01:00:25
もうちょっとのつもりが終わらず眠気に負けそうになってきたので今夜は寝よう…大丈夫、多分明日こそは…
- 194二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 11:33:13
おまちしてます保守ー
- 195123/05/20(土) 11:47:30あなたが想像しているよりずっと あの夜のことを責められるのか、それともしばらく顔を見せなかったことの方か。初めはそう思っていたのに、どうしてこうなっているのだろうか。既に混乱し過ぎてよくわからなくなっている頭でアオキさんは考えます。
あの夜には多分なかった、山のように積まれていた見合い写真と釣書から今まで一切考えていなかった可能性を突きつけられて。本人から否定されたとはいえ、オモダカさんが誰かと結婚するかもしれないという未来を見せつけられた気がして動揺を抑えきれずにいたところに、オモダカさん自身から物理的に距離を詰められて。そして彼女の思いを匂わされて。
本当に、こんな展開になるとは予想もしていませんでした。
抱きしめられた後に彼女が呟いていたのは、好意の告白だと思って良かったのでしょうか。自分の都合のいい幻覚ではないのでしょうか。
けれどもかすかに頬を染めてこちらを見つめる姿は、暴力的なほどに愛おしくて。そんな彼女を前に本音を隠し通すことなんて出来るはずがなく、自分から彼女を抱きしめ、その感触を確かめて。抵抗がないのをいいことにそのまま唇を重ねて。柔らかな感触に我を失いそうになって、すぐに離れようとしたのに名残惜しむように引き寄せられて。…telegra.phさて、これで終わりとするか、それとも最後に〆にひとつ上げるか…いずれにしてもスレ終われば最終的には支部あたりにまとめて上げるのでアオオモタグ巡回してる人なら見られるかなとは。
ところで>>179で保守がてらごちゃごちゃ言ってたけど、これシンプルに帰宅してからオモダカさん思い出して一人で(以下略)して気まずくなっただけじゃ? という気がしています。今は。
- 196二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 22:47:30
- 197二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 08:00:07
おつかれさまでした!
- 198123/05/21(日) 10:39:17後は二人の幸せを祈りたいと思います。 定時を過ぎ、ポピーちゃんも帰宅して後は細々した雑事をほどほどに片付ける時間。チリちゃんが委員長の執務室に決裁が必要な書類を持っていくと、オモダカさんに声を掛けられました。
「チリは何か不満があるのですか?」
「何の話です?」
「先程、アオキとの話を貴女達にした時に、不満そうな、含みのあることを言っていたでしょう?」
オモダカさんの言葉に、昼休みに話していたことを思い出します。昨日、あの後アオキさんとはきちんと話をして、ついでにお付き合いすることになったと。素直に喜ぶポピーちゃんに和みながらも、「まぁ、トップがそれでええならええんちゃう?」と、そう返したことを思い出します。
アオキさんに文句があるわけでは……ない訳でもないです。その気持ちが漏れていたことは否定しません。
「いや、昨日、早々にアオキさんは何をしたんかと思って」
「……多分チリが思っているようなことはしていませんよ?」
「え、いきなり手を出された訳やないん?」
「キス以上のことはされていませんよ」
「キスはしたんか……何かちょっといつもよりぼんやりしてる気がしたんで、早々にあれこれされて寝不足なんかと」
「寝不足に見えたのなら夜遅い時…telegra.phさて、そんな感じでこれで終わりとします。何とかまとまった、かな。
何だかんだ約1ヶ月、自分だけが楽しい感じで細々とやってきましたが。普段は書かない人を書けたり自分では思いつかない方向に転がっていったりしてとても楽しかったです。後半はだいぶ趣味に走っていましたが。
安価やらダイスやら保守やら、お付き合い頂いた方々、本当にありがとうございました。
- 199123/05/21(日) 20:59:56
折角なので埋めついでに遊びたい
この後、2人が結ばれるまで(肉体的、精神的、世間的な意味で)何日かかるか
dice3d100=69 55 91 (215)
- 200二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 22:20:40
割とありそうな数字
おつおつでした!