ウイ熱が収まらないので見たいシチュを投げてくれないか?

  • 1二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:09:02

    誕生日熱が収まらなくてめちゃくちゃウイが出てくるSSを書きたいけど最近シチュが枯渇気味だからいい感じのシチュを投げてくれ
    ウイが主役ならなんでもいい、なんならウイ×シロコみたいなありえないカプでも一向に構わない
    出来るだけ投げられたシチュ全部文章化するつもりだから忙しくてゆっくりになるかもしれないが俺ウイのために頑張るよ

  • 2二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:09:55

    ウイと一緒に生徒の読書感想文の題材本選び

  • 3二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:10:52

    草。ウイニキも大変なんだな。
    それじゃあ、外に出るのは嫌なウイではあるけど、先生から海水浴に誘われて意を決して行くことにしたシチュとかどう?

  • 4二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:16:10

    165cmのウイ、157cmのシミコの意外とある身長差ネタ

  • 5二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:16:36

    ウイとスイーツ部

  • 6二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:19:51

    本の子達とは分けての手入れなんだろうけど、銃の整備してるウイとかちょっと気になる

  • 7ウイキチ23/04/25(火) 21:39:09

    バレてるし名乗っとくね


    >>2

    「ウイ、ちょっと手伝って欲しいんだけど」

    珍しく真剣な顔で古書館に来た先生は、私に向かってそう言った。先生にそうやって頼みごとをされるのは嬉しかったので、私は嬉々としてそれを承諾した。話を聞くとどうやら、生徒から『読書感想文に使う本は何が良いか』と聞かれたがなかなか思い付かず、私のもとに来たらしい。そういう話は古書ばかり読んでいる私より図書館にいるシミコの方が都合がいいだろうに、私が「そういう事ならシミコにでも聞いたほうが早いんじゃないですか?」と聞くと、先生はケロッとした顔で「ウイに頼りたかったから」と答えてのけた。私はまた、先生がわざわざ私を頼ってくれた事に嬉しくなって「それなら…仕方ないですね………私も一般図書についてはシミコほど詳しくありませんが………が、頑張ってみます。」と答えた。

    ………その後すぐ先生に「なんかニヤけてる?」と自分の表情がふやけていることを指摘されてしまったのは物凄く恥ずかしかった。

    そこから先生と二人での本選びが始まった。当初は先生も本を読む方ではあるしすぐに解決するだろうと高を括っていたが、むしろ二人とも読書家であったことが災いし、普段あまり本を読まない人でも読みやすい本、というのが二人してなかなかわからなかった。いつの間にか私達の元に顔を出していたシミコから、やれその本は難解すぎるだの、その本は長すぎて本を読まない人には時間がかかりすぎるだの色々口を出されたりもした。でも私はなんだか先生とそうやって頭を悩ませている時間がどうしようもなく楽しくて、もっと先生とこうして本を選んでいたい、なんて思ったりもした。そうしてああでもないこうでもないとしているうちに、最終的に少し短めの恋愛小説に落ち着いたのだった。

    その本は先生が読んだことのあるらしい、内気な少女と活発な少年のよくあるストーリーだった。ようやっとひと仕事を終えた私と先生は、ソファに肩を並べてふう…と一息をついたのだった。

  • 8ウイキチ23/04/25(火) 21:39:21

    疲れきった私に気を利かせたのか、わざわざ先生がアイスアメリカーノを作ってくれていた。好物がそれだと先生に話した覚えはないのだが、と少し首を傾げたものの、先生お手製のそれは今まで飲んだどれよりも美味しく、私は一瞬で飲み干してしまった。そうして二人ソファで肩を並べて落ち着いていた間に、なんとどちらも寝落ちしてしまったらしく、私達はシミコに叩き起こされる形で目を覚ましたのだった。次の日二人して遅刻したのは言うまでもない。

  • 9二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:11:23

    相変わらずの速筆

  • 10二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:13:47

    >>9

    ウイキチの場合シチュさえあれば脳内のウイが勝手に動いて話作ってそうだからな…

  • 11二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:15:25

    ウイによるオススメの本紹介

  • 12二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:20:31

    ウイの事よく知らないから自己紹介で
    ・先生から自己紹介の仕方を聞かれる
    ・試しにウイ自身の自己紹介を言ってみる
    ・しどろもどろながらも自分について伝えた後、先生から「これならまだ会ったことない人にもウイだって分かるね」と言われる
    ・我ながら魅力が欠片も感じられない自己紹介だったのに、先生から褒められてしまったので喜ぶべきか否か複雑な感情

  • 13二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 23:07:09

    ありきたりだけど「疲れて机に突っ伏して寝ちゃったウイに先生が上着をかけてあげるシチュ」とか

  • 14二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 23:38:03

    じゃあウイキチが立てたロリ先生概念お借りして「小さくなった先生を膝に乗せて本を読み聞かせていたが先生が途中で寝てしまったので、近くにある毛布をかけてあげて優しく頭を撫でながら一緒に眠りにつくウイとロリ先生」シチュ書いて♡

  • 15二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 23:42:49

    ベタだけど着替え中にうっかり部屋に入っちゃって大慌てする先生とウイ概念
    着替えてるのはどっちでもOKだしどっちでも美味しいと思うんだ…

  • 16ウイキチ23/04/26(水) 00:07:11

    >>3

    先生に海水浴に誘われた。ある日古書館の戸をいきなり開いた先生は、真夏の逆光の中で私に「海に行こう!」と言い放ったのだ。私は耳を疑った。この人は正気なのか?私が外に出ることを死ぬほど嫌っている事を知っていてこんな事言っているのか?そんな事を激しく思ったのだ。私は当然「えっ、嫌ですけど」と即答した。すると先生は途端に迷子の子供のような顔になり「な、なんで……」と私にすがりついてきたのだ。「子供か!!」とそんな先生を一喝したあと、それでもなお私の足にくっついて、頑として断り続ける私に対して数十分も粘ってゴネる先生に結局折れて「ハア……分かりました、分かりました!行きますから…足から離れてください、あとどさくさにまぎれて足の匂いを嗅ぐのもやめてください」といってしまった。そうは言ってしまった以上、無下に断ることは出来ず…そうして私は、今日はシミコを引きずって水着選びに来たのだ。「なんで私を……」と結構面倒くさそうに聞くシミコ。「私よりはオシャレに詳しいかと思いまして…」と私が言うと、「まあ確かにそれはそうですが……」と彼女は言う。その返答に「そうでしょう?」と口では答えつつも、内心「そんなアッサリ認めるか普通?」とちょっとムッとしたのは秘密だ。


    ウイはロクな水着とか持ってなさそうだよね

    「海に行くことを決意するシチュ」との指定だったのでここで止めておく

  • 17二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 06:29:03

    一応保守

  • 18ウイキチ23/04/26(水) 07:31:11

    >>4

    ある日、古書館に来ていたシミコが一言「委員長、意外と身長高いですよね」と言った。私は今まで自分の身長というものを大して気にしていなかったので、その問いかけに「えっ?そうなんですか?」と返してしまった。するとシミコはおどろいたような顔で「高いですよ、だって委員長の身長が確か…165でしょう?私は157しかありませんし」と言いながら私を立たせて隣に並ぶ。なるほどこうやって改めて見ると確かに小さい。数字にして10cm行かない程度の差でしかないものの、いざ並んでみるとシミコと目を合わせるのに目を下に向けなければならないという事実に改めて気がつく。ほんの僅かそれほどの差でこんなにも変わるものなのか、といささか驚かされる私。ふと出来心で少し背伸びをすると、目の前にはシミコの額があった。私はなんだか面白くってついシミコの額にくちづけをしてみる。シミコは数秒のフリーズの後、驚愕したような顔でこちらを見つめる。私もなんだか自分のやったことが今更気恥ずかしくなって、その日はサッサと用事を済ませてシミコを帰したのだった。

  • 19二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 15:46:06

    こういうの良いよね


  • 20二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 22:35:35

    >>5

    ある日のこと。その日はなんだか無性にケーキが食べたくて、重い腰を上げて買いに行くことにした。ケーキ屋に着くと、そこはかなりの人で賑わっていた。どうやら新商品が発売したとかで、かなりの数の人がごった返していた。私は「来るべきじゃなかったな……」と半ば後悔しながら、仕方なく行列に並ぶことにした。普段なら絶っっっっっっ対に行列に並んだりなどしないのだが、その日はそれぐらいケーキが食べたくて仕方なかったのだ。暫く並んでいると、唐突にドンっ、と後ろから突き飛ばされて転んでしまった。何事かと私が見上げると、いかにもガラの悪そうな人たちが無理やり私を突き飛ばして割り込んでいたのだ。それなりにイラッとした私は、「何するんですか」とそれとなく文句を言ったものの、当然彼女らは「あ?知らねぇよ、そんなところで縮こまってるテメェが悪いんだろうが」と突っかかってくる。まあ、人混みが苦手で無意識に萎縮していたのは事実なので、私は仕方なく諦めて帰ろうとした…その時だった。唐突に目の前のチンピラが吹っ飛び、ゴロゴロゴロッ!と音を立てて転がっていった。そしてそれと入れ替わるように、少女4人がそこに立っていたのだ。その内の一人、金髪の子が私に向かって「もう…大丈夫?」と聞く。「は、はぁ……」展開について行けない私。

    「え、えと……あなた達は…?」と私が尋ねると、彼女らは「私達は、放課後スイーツ部。スイーツの愛と平和を護る者さ」と言った。

    それから、彼女たちスイーツ部とやらは私の理解が追いつく前にチンピラ集団を叩きのめしていった。そして…私がもう一度何かを尋ねる前に、クレープを持って何処かへ去っていってしまったのだった。


    ……騒ぎのせいで、結局ケーキが食べられなかったのは黙っておこう。

  • 21ウイキチ23/04/26(水) 23:37:22

    名前付け忘れてた……

    さっきこのスレ見返してて思いついたやつ貼るね

    (閲注かもしれない)普段こういう事言わないんだけど|あにまん掲示板最近溜まりすぎてどこかにぶちまけないと爆発しそうだからここに置いてかせて解釈違いとかあっても許してほしいですまあずっとウイちゃん好き好きマジ愛してるとか言ってる自分なんですけど努めてウイちゃんをそうい…bbs.animanch.com

    「せ、先生!?何してるんですか!!??」

    「わ、私……ウイのことをえっちな目で見ちゃったから……大人として責任を取らないと…!」

    「なっ…何バカなことを言ってるんですか!!見てくださいよあれ!!ピラニアがびっしりいるじゃないですか!!あんなとこ飛び込んだら死んじゃいますって!!!」ダキッグイグイ

    「ああっ待ってウイ、ウイのおっぱいが触れて…!!」

    「えっ…うひぇ!?///」ドサッ

    ビッキィィィィィン(先生の過酷な塔がテントを張る音)

    「…………」👍………………バシャァン!!!

    「先生ぇぇぇぇ!!!!」


    「………………」プカ〜ッ

    「………………」


    引用元

  • 22二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 00:20:15

    >>21

    そんなことが繰り広げられていたのか…

  • 23二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 00:22:51

    ウイキチの愛は純粋だからな…

  • 24二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 00:29:43

    でもまぁ完全にエッな目で見る名は無理だよな
    ウイを始めとした色んな生徒に渓清川の元で鍛えられたスタッフたちの渾身のフェチが詰め込まれてるんだもん
    後はウイがバニーガール着させられそうになった時の反応とか書いてみてほしいな果たしてウイは覚悟()を見せれるのか

  • 25ウイキチ23/04/27(木) 07:04:54

    >>6

    今日は久しぶりに銃の整備をすることにした。服を汚したくないので体操服に着替え、古書館にあるちょっとしたテラスに出る。銃の整備と本の手入れ、形は違えどすべき事自体はさして変わらない。汚れを取り、壊れていないか点検し、壊れていれば修繕する。私はこの作業が………5番目ぐらいに好きだ。押し入れから道具を持ってきて、テラスに敷いたシートの上に広げる。慣れた手つきで銃をバラし、綺麗にしていく。昔からずっとやってきた作業だ。煤や汚れを綺麗に取り除いた銃を組み立て、弾を込めて試しに1発撃つ。パスッ、と微かな銃声と共に銃弾が的に命中する。私のこの銃、ボリュームサプレッサーは本の次ぐらいに私と長い付き合いのモノだ。それなりに愛着もある大切な武器。そうやって少し物思いにふけっていると、先生から連絡が来る。そうだ、今日はシャーレで当番の日だった。遅刻だ。私はササッと道具を片付け、ほとんどの内容物が本のちょっとした荷物と、整備したての綺麗な銃を携えてシャーレに向かうのだった。

  • 26二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 17:33:56

    よくここまでサクサクと書けるもんだ

  • 27二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 01:09:39

    >>11

    ある夜のこと、例の如く古書館に来て本を読んでいた先生がふと私に尋ねる。「ねぇウイ、ウイのオススメの本とかないの?あったら教えてほしいんだけど…」

    その思いがけない問いかけに、私はつい「もちろんです!」と物凄い勢いで食いついてしまった。

    「そ、そか…」と若干気圧されてる先生を見て、少し顔が赤くなってしまう。気恥ずかしさを紛らわせるように、私は先生に畳み掛けるように本を勧める。「こっ、こちらの小説なんかどうですか!?恋愛小説なんですが、身分の違う二人の叶うことのない悲恋が優しく描かれていて、読んだあとは泣いてしまうこと間違いないです!それにこちらの本も大人の男性と少女の年の差はあれどその差すら乗り越えていく二人の甘酸っぱい恋愛が克明に描写されていてとてもいいんですよ!あとこれは……」と私のヤケクソ気味に熱の入った本紹介は数時間ほど続いたのだった。

    それから数日後、その日も先生は私の隣で静かに本を読んでいた。それは普段と何ら変わらない、いつも通りの光景。ただ一つ違うのは、先生が読んでいたのは、私が勧めた本…優しい先生と内気な生徒の許されない、叶わない恋愛を綴った小説だったことだ。特に人気があるわけでもない、特にとても面白いというわけでもない。特に…私のお気に入りというわけでもない。普通で、たくさんある本の中に埋もれてしまうような作品。私が教えた本の中にも、この本より知名度も人気もあるものなどごまんとあったのに、先生はなぜかその本だけを買い、熱心に読んでいたのだ。

    私には先生が何を思い、この本を選んだのかは分からない。でも、先生がこの本を選び、読んでいるという事実を知覚するたびに、私の胸は少しだけ疼くのだった。

  • 28二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 07:32:46

    あーウイの数時間にわたる本紹介聞きながら熱心にプレゼンするウイみてニコニコしてぇなぁ俺もなぁ!!!!

  • 29ウイキチ23/04/28(金) 15:45:19

    どうしよう…俺イベストクリアしてトキが結構好きになっちまった……

    だがまだウイには及ばない!!!トキも好きだけどね!!

  • 30二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 16:02:37

    古書館に居るのに珍しく読書も整理もしてないウイ
    何をしてるかは任せる

  • 31ウイキチ23/04/28(金) 23:13:19

    さっきウイのボイス録音したやつ聞いてたら普通に寝落ちしてて夢見てた
    なぜか映画館にいて右隣にウイ、左隣にはなぜかネルがいたんだ(大体ネルキチのせいだと思う)
    そんで暫く待ってたら映画が始まったんだが、その映画の内容がシュワちゃんみたいな体格した便利屋先生とベアおばのステゴロの殴り合いだったんだ…それこそMGS4のリキッド戦みたいな
    それで面白かったのがその映画、なぜか4DXでめちゃくちゃ座席が揺れたんだが右のウイはめちゃくちゃはしゃいで「そこだー!」とかアツくなってたのに左のネルはネルだとは思えないほど揺れる座席ととんでもなく激しいアクションにビビり散らかしてたんだ
    そして体感30分ぐらいで映画が終わって、興奮冷めやらぬ様子のウイと普段の様子からは想像つかないレベルで半ベソのまま迎えに来たアスナの腕にしがみついて帰っていくネルを見送ったところで目が覚めたんだ

    夢にしてはそこまでトンチキではなかったな…

  • 32ネルキチ23/04/28(金) 23:22:06

    >>31

    それはウイキチがネルの怪文書を書かないから私から発せられるネルニウムが体内に溜まってしまったことによる症状ですね、実際私は模倣が多いとはいえウイの怪文書も文通含めて色々書いているからか体内のウイニウムが適度に発散されて夢にウイが出てきませんから。……正直一度くらい見てみたい気もしますが、それはともかく夢にネルが出たのは私のせいではありません、ウイキチがネルの怪文書を書かないのが悪いのです(決めつけ)

  • 33二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 23:26:57

    シュワちゃんみたいな体格の便利屋先生…???????

  • 34二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 23:28:58

    寝てるウイにいたずら

  • 35二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 23:38:55

    イベントの時みたいに古い本を修復してたら実はオーパーツで過去の時代にある同じ本と全てのページが共有されてる(時間を越えてやり取りできる)事が分かったけど今ある文献から歴史を知りたいので本が未来でも受け継がれている事だけ書いてから本に封をして書庫に仕舞うウイ
    をウイニキの言語で出力してみて欲しい

  • 36二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 09:42:47

    食レポするウイ

  • 37ウイキチ23/04/29(土) 10:50:30

    >>12

    ある晴れた昼下がりのこと。当番でシャーレにやって来ていた私は、特に仕事も何もなかったのてのんびりと過ごしていた。するとふと先生が、「自己紹介ってどうやってするのが正解なのかな」と唐突に尋ねてきた。どういう意図なのか少し計りかねたが、先生の物欲しそうな視線を感じて「ああ、私がどうやって自己紹介するのか見たいんだな」と察した私は、暇だし仕方ないので乗ってあげることにしたのだ。

    と、ここで一つ問題が。普段そういった付き合いがまるでない私は、自己紹介というものが何を紹介すればいいものなのかまるで分からなかった。思わず言葉に詰まっていると、先生が黙り込んでいる私を怪訝そうにのぞき込んでくる。私はそんなに先生の目に耐えかねて、特に策もないのに突っ込んでいくことにしてしまったのだ。「えっと…トリニティ総合学園3年生、そして図書委員会委員長の古関ウイ…です。好きな事は読書…あとこの子達を解読することで、あ、あと何を言えば……」思ったよりスラスラと話せたものの、また何を紹介するべきなのか分からなくなる。するとここで先生が私に尋ねてくる。「えぁっ!?す…好きな人……ですか……?いや、それはその、なんていうか……し、紹介しなきゃいけないことですか…?え?聞いてみたいだけ…?いや、でもそんなこと聞いたって何も楽しくなんか………あうぅ…分かりました、分かりましたよ……えっと…私の好きな人、は……その……せ、せん………や、やっぱり無理です!!!」目の前で好きな人を告白する、という半ば罰ゲームじみた指示に羞恥心が限界に達し、私は逃げるように少し距離を取ってしまった。すると先生は、やけにニコニコしながら「うん、ウイがどんな子か伝わるいい自己紹介だね、流石ウイ。」といって私の頭を撫でてくれた。大してちゃんと自己紹介出来たわけでもないのにやけに褒めちぎられて喜んでいいのかどうなのか複雑な気分だ。すると先生はそんな様子の私を見て、そして「じゃあ私も自己紹介しようかな」と話し始めたのだ。

    「私はシャーレで先生をやってます。好きなものは生徒のみんなの幸せな姿、趣味は変形ロボで遊ぶこと…かな?そして……好きな人は、そうだなぁ………聞きたい?」

  • 38ウイキチ23/04/29(土) 10:50:59

    いきなりの問いかけにびっくりしたが、私にはまだそれを聞いて平常心でいられる自身が無かった。聞くのが怖かった私は「いえ……え、遠慮しておきます、少し気にはなりますが……」と言った。ひとりでに振られるのが怖くて踏み込めないなんて情けない奴だ、と自分が少し嫌になる。
    すると先生は、いきなり私を抱き寄せて私の耳の少し上で「私が好きなのはね…」と言い始めたので、つい怖くて無意識に耳を塞ごうとする。でも先生はそんな私の腕を掴んで止めると、「ウイ、君だよ」と言った。
    私が状況を理解できずに立ちすくんでいると、「まぁ、どういう好きはまだ秘密だけど」といってニコッと笑うとまた平然と仕事に戻っていった。そこから帰ってからのことはまるで覚えていなかったが、帰ってからもなお、頭の中では先生の甘い吐息と優しい言葉が鼓膜を永続的に震わせ続けていたのだった。


    思ったより文量が増えちゃったな

  • 39二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 18:17:04

    あげ

  • 40二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 00:16:09

    保守

  • 41二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 08:57:44

    >>13

    「ウイ〜…?」少し立て込んでしまって、古書館を訪れるのが少し遅くなってしまった私は、彼女の名を呼びながら二、三度そっと扉を叩いた。しかし本人からの返答はなく、そこでそっと扉に手をかける。すると扉には鍵がかかっておらず、ギィッと音を立ててゆっくりと開いた。中は明かりが付いたままになっていて、そっと足音を殺して奥に進むと、そこでは私ことを待ちぼうけていたであろうウイが、本と机の上に突っ伏して彼女にしては珍しくいびきを立てて眠っていた。私の勝手な都合のせいで彼女をここまで待たせてしまったのがなんだか申し訳なく、とにかくそのままじゃ寒いだろうと思い自分が羽織っていたコートをそっと背にかけてやる。そうして私は、遅れてしまったお詫びにでもと思い隣に座り、暫く本を読んでいることにした。だが隣で寝息を立てるウイと、そのふんわりと温かい体温に釣られてか、いつの間にか自分も寝てしまっていた。そして私はウイの驚愕の叫びで目を覚ます。まぶたを開くとなぜか目の前にウイの顔があり、しかも覗き込むような姿勢で私を見ていた。後頭部に感じ慣れた体温を感じる。いつの間にか私はウイに膝枕される形で眠りこけていたようだ。状況を理解した私は、自分でも驚くぐらい平静を保ったまま、何を思ったか「……あと30分寝るね」と言い放った。すると当然ウイは「ハァ!?何言ってるんですか先生!!しかも30分って!そういう時って大体5分ぐらいが相場じゃないんですか!?」とめちゃくちゃに驚いたのだった

  • 42二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 17:18:07

    >>29

    なら以前の手乗りウイキチスレのネル×ウイも利用して「先生が古書館に行くのについて行って「これがネル先輩の友達かぁ」ってウイのことをじっくり見つめるトキ」とかどう?

  • 43二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 22:18:09

    ゆっくりのんびり待ってるぜ

  • 44二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 01:22:14

    >>14

    今日も私は先生を膝の上に乗せて絵本を読み聞かせしている。先生が古書館にやって来たあの日、私はおそらく今まで生きてきた中で一番驚愕した。

    以前から『シャーレの先生』についての噂は様々なものを耳にしていたのだが、その姿を見たことはなく、私はてっきり大人の男性なのだと思いこんでいた。しかしその予想は全く違っていた。その日先生を名乗り古書館にやって来たのは、私よりもかなり年下、そして女性、つまりは幼女だった。だがそこで私はひとつの考えに思い至った。「何らかの理由で見た目はこんなに幼いが中身はしっかりとした大人なのではないだろうか」と。だがそれも違った。実際の彼女は今こうして膝の上で嬉々として絵本を読んでいる様子からも分かるとおり精神性も全くの子供なのだった。私は物凄く困惑した。なぜこんな幼い少女が「先生」などと呼ばれ頼られているのか、なぜキヴォトス中のありとあらゆる生徒から慕われて尊敬されているのか。しかしその答えは単純かつ簡単だった。普段の言動行動の幼さからは想像もつかないほど…彼女は大人だった。私達の何倍も。生徒を導き、手を差し伸べ、救う。それはただの無邪気に笑う幼女ではなく、紛れもない一人の先生だった。そんなこんなで先生と打ち解けた私は、定期的にやってくる先生にこんなふうに本を読み聞かせているのだ。膝の上で楽しそうに物語に耳を傾ける先生。その目の下にはその背丈や見た目に似合わない不健康なクマが見える。先生は常に仕事に追われている。それこそ寝る暇すらないほどに。その日は特に仕事が過酷だったのか、彼女はいつにも増して酷く眠たそうだった。そのせいか、私がお話を読んでいるうちに、先生は少しずつウトウトし始め……最終的に俯いてすやすやと寝息を立て始めた。くぅ…くぅ…と静か眠る先生。起こすのもなんだか可哀想なので、私は先生を寝かせてあげることにした。普段自分が寝ているベッドに先生を寝かせ、毛布をふわりとかける。……幸せそうに寝息を立てる先生を見ていると、私もなんだか眠くなってきてしまった。時計を見ると、とうに短針が12を越していた。いつもと比べれば寝るには早いが、たまにはこんなのもいいかと思い私は先生の隣に寝転ぶ。向かい合う形でベッドに並ぶ先生と私。

  • 45二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 01:23:28

    先生の頬はぷにぷにで、つつくと彼女は嬉しそうにふにゃあっ、と笑う。先生を抱きしめ、さらさらの黒髪が柔らかく覆う頭を優しく撫でる。するとさらに先生はふにゃっと笑い、「えへへ…」と嬉しそうに声を上げる。そうやって先生を撫でているうちに、私の瞼も重くなり、ついには眠りについてしまった。
    先生の体はとても温かく、予想以上の抱き心地だった故に二人して盛大に寝坊をしてしまったのは、また別の話だ。

  • 46二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 01:25:01

    自分の建てた概念とかをこうやって持ってきてもらえると嬉しくなっちゃうね
    あと強欲だけどみんなもっと沢山感想とか投げて欲しいな、モチベに直結するし。

  • 47二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 01:36:33

    とりあえずウイもロリ先ももっと寝て…いやまあロリ先は仕方ないにしてもウイは本当に寝なさい

    実際感想ってすごいモチベに影響しますからねー、感想なんてなくても書きまくれるなんて煩悩と欲望で脳灼かれた状態でもなきゃキッツイし、結局のとこ自己満足ではあるんだけどそれでも反応あると嬉しくなるのが人間ってものですしね

  • 48二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 01:56:20

    後、これに関しては厄介なお節介かもだからいらんようなら容赦なく消しておくれ

    長台詞のところでは改行した方がいいと思う、いつもの怪文書なら台詞と地の文が一体化して台詞も短いからそのままスッと読めるけど、SSという形にして長台詞になると文中に入れられた場合読みづらく感じる
    同じ理由で改行はもっと多用していいとも思う、怪文書なら迸る思いの奔流だから気にならないけどSSだと区切りがわかりづらくて冗長に感じる場面があるように思えるんだ、シチュエーションを形にする、それもなんというか、実感?のようなものを感じさせる文を書けるのは前からずっと憧れてるところなので、そこを殺すことなく読みやすさも考えた文になるともっといいSSになるんじゃないかと思いました

    …長々と失礼しました、ただの私個人の考えに過ぎませんが、何らかの役に立てたのなら幸いです
    〜あなたの魂の兄弟より〜

  • 49二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 02:13:51

    >>48

    アンタだったか

    ありがとう兄弟、気をつけるよ

  • 50二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 13:37:06

    一応保守しとくけど…どうするウイキチ、負担になってるようなら次から保守せず落ちるようにするけど

  • 51二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 16:34:09

    >>50

    いや、日中は書き込めないから保守は助かる

    それに俺はちゃんと書き切るぞ、ウイのためにも

  • 52二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 19:34:58
  • 53二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 20:10:10

    >>51

    それでこそウイキチだ

  • 54ウイキチ23/05/01(月) 20:28:26

    >>52

    好みにブッ刺さったみたいでよかった

  • 55二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 20:46:45

    >>54

    52じゃないけどありがとう、ヘイローレやティパ百合書いて新しい扉を開けた気がするよ

    あと、やっぱりネルはバリタチなのが最高だよね

  • 56ウイキチ23/05/02(火) 01:13:37

    >>15

    どっちもほしいみたいだから両方書くね…

    まずウイ着替えver.


    「おーい、ウイー?」コンコンと扉を叩き、声をかけてみるものの返答はない。いつも私はこの時間に古書館を訪れているし、それはもはやお互いのルーティンと化しているわけだ。故にウイが、今日この時間に私がやってくることを把握していないはずもないのだが…

    「おかしいな、行くって連絡したのに…」と、妙に思いながら、なんとなくドアノブに手をかけ、捻ると、そのドアノブはゆっくり私の掌に追従して回り、ドアがギィッと開いたのだ。

    「ウイー…いるー…?」姿の見えないウイを探して古書館の奥に進んでいく。すると、カーテンで仕切られた向こう側、ウイが以前「物置だ」と言っていたスペースで何やらガサガサッと激しい物音が聞こえたのだ。

    もしかして泥棒……?と不安になる私。この古書館には貴重な本も沢山所蔵されているだろうし、泥棒の一人や二人出てもおかしくないだろうと考えたのだ。「誰かいるの!?」と勢い良くカーテンを開けると…

    そこには下半身に下着一枚のみでクローゼットを漁るウイがいた。硬直する時間。暫くした後、ようやくウイの叫び声が響く。

    「えあああああああああっ!!!??????せ、せせ先生!!????なんでここにいるんですかぁっ!!????」

    その声で私もハッと我に帰り、それと同時に反射的に顔を背ける。そうして待つこと数分、背後から「も、もういいですよ…」といつにも増して控えめな声が届く。恐る恐る振り返ると、そこにはいつもと変わらぬ姿のウイが立っていた。

    「本当〜〜にごめん!!!」私は口を開くなりいきなり謝罪の言葉を口にした。ウイはそんな私を、「いいですよ、サッサと着替えなかった私も悪いですし…」と優しく許してくれる。「で、ウイはなんでその…、あんな格好でクローゼットを漁っていたの?」と聞くと、ウイは顔を赤くしながら「その……ブ、ブラ…下着が、……みつからなく…て……その………」とたどたどしく経緯を話してくれた。

    どうやら、私が来ることを失念して眠りこけていたウイは、戸を叩く音でそれを思い出し急いで着替えようとしたものの、肝心のブラが見つからずあの状態だったらしい。

    説明…というより言い訳に近いそれを聞いているときになんとなく「ブラねぇ……」と言った私の足をウイが結構本気で蹴ってきたのは秘密だ。

  • 57ウイキチ23/05/02(火) 01:13:51

    話の途中、ウイに「み…見てない…かった…ですよ…ね?」と聞かれた私は咄嗟に「見てないよ」と即答してしまった。
    その後の私は、なんとか平静を取り繕いつつ、ウイと本を読んだりして落ち着いたひと時を過ごしたのだった。
    だが私は、今こうやって一件落着した今でもありありと脳裏に焼き付いている、彼女の柔らかそうで…例に違わず不健康そうな二つの白い果実、そして咄嗟に覆い隠した指の隙間から垣間見えた桃色のヘタを記憶から引き剥がすことができずにいる。

  • 58二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 01:28:20

    流石に下着の場所わからないってのはどうなのウイ……今度先生と、はセクハラになるからシミコに頼んでクローゼットの中整理してもらいなさい…
    それが嫌なら本と同じくらいきっちりと服も整理しなさい

  • 59二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 06:53:12

    うぉ...えっち

  • 60二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 16:53:01

    不健康そうってことは着痩せとかもしてないのか…

  • 61二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 20:56:07

    あげ

  • 62二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 07:58:46

    保守しとくぞ、暖かいを越えて暑くなってくる日々だかそれでもウイとくっついて昼寝したいな、古書館なら涼しめの空調完備だろうから大丈夫だろうか

  • 63ウイキチ23/05/03(水) 08:22:38

    >>24

    私、古関ウイは今…人生最大の岐路に立たされている。目の前に広げられた、一般的にバニー服と呼ばれているその縫われた布を、私は服だとは認めていない。なぜならそれは服と呼ぶにはあまりにも布面積が少なく…扇情的だからだ。

    事の発端は十数分前、いつもは来る前に連絡をくれる先生が、唐突に古書館にやって来たのだ。今日の先生はなんだか目つきが怖く、前置きもなしにバタァン!と扉を開いたのだ。突然の来訪に私が困惑していると、先生はその手に提げた紙袋からその「布」を取り出し、おもむろに私に対して土下座をし始めたのだ。

    困惑を通り越しドン引き状態の私に、先生は「お願いだウイ!!!!この服を着てくれないか!!?」と物凄い勢いで頼み込んできた。

    どうしようもなさすぎて、つい憐憫と軽蔑の眼差しを向けてしまう。でも先生は何故か妙に意志が硬く、絶対に引き下がらなかった。

  • 64二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 17:15:30

    まあ引き下がらないよね、男としてここを退くわけにはいかないもんね
    ウイ、俺からも頼む、着てくださいお願いします!

  • 65二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 17:38:53

    「絶対に着て!!!」「絶対に嫌です!!!」
    そんなやり取りが数十分続いていた。どちらも一歩も譲ろうとしない拮抗した戦い。
    「第一、なんで私なんですか!?先生なら他に着てくれそうかつもっとコレが似合う人もたくさんいるでしょう!?」と私。
    「ウイじゃなきゃ駄目なんだ!!!今日この日のためにウイに一番良く似合うバニー服を選んで注文してユウカの目を掻い潜って……大変だったんだよ!?」と謎の熱弁で私に縋る先生。私は本当に見てられなかった。
    「そもそもこんな真っ昼間からこんなとこでこんなことしてて!!仕事は大丈夫なんですか!?」
    「仕事なんかとうに終わらせてきた!!!今日1日の残りは全部ウイのバニー服を堪能するために使うって決めてたから!!!!!!」…ダメだった。これ以上抗ってどうにかなる気がしなかった。
    「……分かりました、分かりましたよ。先生がそこまでされるなら仕方ありません…着ますよ。」私がボソッとそう言うと、先生は飛び上がる…どころか後ろ向きに思い切り仰け反って床に頭を強打しながら「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」と大声で叫んだ。
    「静かにしてください!!!!!!!!!」
    そんなこんなで、私はコレに着替えることになってしまった。あんな先生でも最低限の理性は残っているのか、「着替えられたら教えて」と私を残して古書館の外に出てしまった。気が狂ったような露出度の服に、もはや言葉も出ないような網タイツとカチューシャ。先生は本当に何を考えているんだ。しかし約束してしまったものは仕方ないので、私はゆっくりと服を脱ぎ、タイツを履き、それに袖を通……そうか、袖がないんだった。足を通し、着替えをサッサと終えた。物凄く恥ずかしい。普段の格好と違い、全裸の素肌と外界を隔てるものがこの妙にてかてかとした布一枚しかない。私はここ最近で最大レベルのため息をつきながら、ドアを叩き向こうにいる先生を呼ぶ。応答がない。すると、それと同時にモモトークの通知音が鳴り、先生から『コンビニにいるから着替え終わったらちょっとそこまで来てくれない?』とのメッセージが来た。

  • 66二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 18:35:23

    やったーー!!
    そして先生、よくやったけど終わったらウイにたっぷり殴られるの覚悟しとこうか?なんかご褒美にしかならなそうだけど

  • 67二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 18:46:16

    Twitterで見かけたので参考資料置いとくね

  • 68二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 22:49:08

    「嫌です」即答した。でも先生は何度嫌だといっても「手が離せない」の一点張りだ。
    ……いやコンビニで起こる手が離せない状況って何なんだそもそも今日は仕事を全部終えたんじゃなかったのか絶対私を辱めたいだけだろ!!!とまあ文句は留まることを知らないが、こうやって文句を吐き出してても埒が明きそうにないので仕方なく、本当の本当に心の底から仕方なくコンビニに行くことにした。
    すうっと大きく息を吸い込み、そっと扉を開く。そこから射し込む太陽光はなんだかいつもより眩しく、いやにうるさかった。
    勇気を出してそっと一歩を踏み出す。外に出ると、強く風がビュウっと吹き、私はブルッと震えた。肌寒さを堪えながら隠れるように歩くが、それはむしろ逆効果で恥じらいながらコソコソ歩くバニーガールの女、というのは往来の人々の注目を集めるには充分だった。ひそひそ、こそこそと人々が私を見て何か言う。私のまわりだけ人混みが、まるでモーセが海を割ったようにさぁっと開く。
    酷い気分だ……恥ずかしさと辛さに泣きそうになるのを堪えながら、なんとか2軒となりのコンビニに辿り着く。自動ドアが開くと、そこには先生が立っていて…私はその顔を見た途端、堰き止めていた感情が涙となって溢れ出して止まらなくなってしまった。私は涙に操られるように先生に飛び付き、その服を自身の涙でぐちゃぐちゃにした。「せんせ……ひどいよぉ…っ…こんな、わらひ……グスッ…いじめて…………ゔええ……」文章にすらならないまま、言葉が口から漏れ出てゆく。先生はというと、私の態度から自分が与えてしまったダメージに気が付いたのか平謝りしている。そうして暫く心が平静を取り戻すまで、私は先生の胸の中で泣きじゃくり続けたのだ。

  • 69二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 22:49:23

    やっと落ち着き泣き止むと、先生はまた一段と強い勢いで「本当にごめん!…ごめんね、ウイにそんな恥ずかしくて辛い思いをさせてたのに気付かないで……私はなんて酷いことを…」と謝ってきた。
    「ごめんよ、ウイ。本当に………こんな事をしておいてだけど…許してくれるかい…?」…本当は私も、先生の誠意のある謝罪も受け取ったことでほぼ許してはいたのだが、心の中のその“ほぼ”以外の部分がそれを許さなかった。「……ヤです。」気が付けば口が勝手に動いていた。「往来で生徒を泣かせるようなイケナイ先生には、私から……罰を与えます。」
    ゴクリ…と固唾を呑む先生。その瞳にはどんな罰であろうとも全て受け入れる、と書かれていた。
    そこで私は、たった一つだけの罰を言い渡した。
    「そうですね……それでは先生には罰として、一週間私の執事サマになってもらいます。」
    えっ?と呆気にとられる先生。だが私は本気だ。「先生は私をバニーガールにしようとした、なら先生も私の執事になるべきですよね」全く因果が繋がらない理由を、何か考える前に口走る私。
    「この一週間はシャーレの仕事も禁止です。ずっとここにいて、ずっと私に付きっきりで、ずっと私のお世話をしてください。先生……いやもう、今この瞬間からあなたは先生じゃありません、私の執事です。いいですね?服はあちらですから早く着替えてきてください……いや、着替えてきなさい。…分かった?」
    私が要求を言い切ると、先生はそっと一言「ウイ、それって罰になるの?」と言った。
    「!!??………………っ、ズベコベ言わずに早く着替えてきなさい!!あと私のことはお嬢様って呼びなさい!!分かった!?」
    そんなこんなで、私は一週間だけ素敵な執事を手に入れたのだった。

    その後数ヶ月、「シャーレの先生には大人しそうな女生徒にバニー服で往来を散歩するよう強要して泣かせる趣味がある」とか「その女生徒も女生徒で先生を執事扱いしていたから多分そういう関係性なのだろう」とか根も葉も………無いわけじゃないけどそんな噂が流れることになってしまうことを、この時の私達は知る由もなかった。

  • 70二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 22:55:30

    とても良いものを見せてもらったよ…ありがとう
    ただウイ、それは罰じゃない、むしろ頼み込んでお願いしたいくらいのご褒美だ

  • 71二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 22:56:14

    バニーウイだけやたらと文量が異常なあたりウイキチの“癖”がまろびでてるな…

  • 72二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 22:56:28

    >>56

    どっちも書こうって気になるのすげぇよ…ありがとう!

  • 73二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 01:38:41

    よし、バニーウイを辱めて泣かすことも出来たし先生お着替えバージョン書くか(そこ、忘れてたろとか言わない)

    なんだか物凄く暇で暇で仕方なくて、私はシャーレにやって来た。今日は当番も居ないようだし、大丈夫だろうとドアを開いて中に入ってゆく。
    しかし、中には誰もいない。「先生ー?」先生を呼びながらどんどん奥へ入っていくが、一向に先生の姿はない。どこに行ったのか…
    「……まぁ、コンビニか何かに出かけてるのかもしれませんね、その割に鍵も空いてましたが…まあ帰ってくるまで待ちましょうか」
    そうして私は、留守番ついでにでもと暫く本を読んで待つことにしたのだ。そうして少し待っていると、奥の方で扉が開く音がした。「なんだ、先生いるんじゃないですか、てっきり鍵開けっ放しで出かけてるのかと……」私が音のする方へパタパタとスリッパを鳴らしながら向かうと、なんとそこには一糸纏わぬ姿で頭をタオルでゴシゴシと拭く先生がいた。「えあぁあっ!?ごごごめんなさいっ!!」90度回転してさっきいた場所まで逃げる。そうだ、忘れていた。音がしたこの部屋はシャワールームじゃないか。目を塞いで逆方向を向き、先生を見ないようにする。
    そうして少し待っていると、後ろから先生に肩を叩かれ「ごめん」と声をかけられた。振り向くと、そこにはいつもと何ら変わりない先生が立っていた。「あっ……わっ私こそごめんなさい!!!…シャワールームのこと…完全に頭に入ってなくて……」と私も謝る。
    「いいや、誰もいないと油断して全裸でドアを開けちゃった私も悪いんだ。」と先生。
    そうして何度か謝罪を交わしたあと、少しシャーレで時間を潰し古書館に帰った。
    先生の程よく筋肉のついた、男らしい身体。いつも風が吹けば倒れそうなほど頼りないように見えて、私より何倍もがっしりしているその肉体が、シャーレから帰ってもなお頭から離れない。結果私はしばらくの間、悶々とした気持ちの中を過ごすハメになってしまったのだった。

  • 74二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 06:11:48

    この後のウイを思うと…ふふ……

  • 75二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 12:24:50

    >>74

    興奮するよね…

  • 76二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 12:30:05

    >>75

    執事先生に緊張してるウイ…少し慣れてなんだかイケない喜びを感じてしまってるウイ…先生を"使う"ことを当たり前と認識し始めちゃうウイ…一週間後にはもう先生なしではいられなくて「その…延長、とか出来ま、せんか…?ももちろんシャーレのお仕事はしてもらって結構ですけど!その、空いた時間とか、また、こうしてもらっても……?」なんて言っちゃうウイとか考えるともうたまらないよね…!

  • 77二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 22:31:34

    保守

  • 78二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 22:43:40

    ネルとウイの出会いを妄想してたから書くか
    突貫だから雑かも

    ある日、私は先生に用事があったことを思い出し朝からシャーレに向かっていた。
    ピンポーン。チャイムを鳴らすと、インターホンから声が響く。だがその声は先生のそれではなく、ドスのきいた「誰だ?」という声だった。
    思わず少し萎縮してしまうが、「す、すいません…先生に少し用事があって…」と声を振り絞る。すると「入ってこいよ、話はそれからだ」とその声は告げ、インターホンはぷつりと途切れた。
    恐る恐る中に入っていく。するといきなり後ろから肩……というより肩甲骨のあたりをポンと叩かれる。「うひゃあ!?」と驚き振り向くと、そこには自分よりも随分小さくて、随分怖そうな子が立っていた。「あ、あなたは………?」メイド服にスカジャン、という随分不思議な格好の少女だ。「…………迷子?」ふと私がそう聞くと、その子は物凄い剣幕で「誰が迷子だテメェ!!!」と怒った。その剣幕に思わず「ひえぇ」と縮こまる。
    「……アタシはミレニアムの3年、美甘ネルだ。」「3年……?」まさかの同学年という事実に驚愕する。「…何驚いてんだよ。んでお前は?」
    「私はトリニティ3年生の古関ウイ、です。えっと…先生……」
    「先生なら仕事でしばらく留守だぞ。そうだな、大体あと半日ぐらいか」まさかの事実。だがこれは先生への連絡を忘れていた私のミスだ。仕方なく「じゃあ一旦戻って出直して……」と私が言いかけるとその少女、ネルは私の手をガッと掴んで「またもう一度来るのも面倒だろ?ここからトリニティまでなんてかなり距離あるし、見た感じあんまり外に出ることが好きなタチでもなさそうだしな。…それにアタシも暇だし。……まあ嫌なら別に帰ってもいいけどよ、外…結構暑いぞ」
    言われてみれば、ここに着いた時はまだ優しかった日差しが、あっという間に真夏のようにひどく暑くなっているのを室内からでも感じる。この気温じゃ私なんかが外に出ればあっという間に干からびてしまうだろう。とはいえ、全く見ず知らずのこの怖そうな少女と半日過ごす、というのもなかなかの苦痛だ。私はその二つのリスクを秤にかける。…………物凄く迷ったが、結局私はシャーレで時間を潰す選択肢を取ったのだった

  • 79二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 22:54:25

    大丈夫だよウイ、その子割と面倒見いいから
    …それにしてもなんでネル?

  • 80二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 02:42:14

    「…………」会話が続かない。というより会話がない。心なしか空気も重苦しい。逃げるように本を読む私と、何故かそんな私をじっと見つめるネルさん。すると、ネルさんが唐突に口を開く。
    「本、好きなのか?」
    「ええ、まぁ……と、図書委員会の委員長、ですし………」
    私がそう言うと、ネルさんは驚いた顔で
    「委員長か!すげぇな……!」と言ってくれた。
    褒められたのがなんだか嬉しくて、私も「ネルさんも、何か部活をされてるんですか?」と聞いた。「部活か?部活なら、アタシはC&Cのリーダーやってんだ。聞いたことあるんじゃねぇか?」
    確かに聞き覚えがある。どんな任務でも確実に遂行する、ミレニアムサイエンススクール最強のエージェント集団…私とは縁がないだろう、とそう思っていた集団だ。しかし今、こうして目の前にそのリーダーがいて、私に本のことを色々聞いてきている。不思議なこともあるものだな…と少し思いつつも、なんだか打ち解けられた気がして嬉しくなった。
    「本ね……普段あんまり本とか読まねぇんだけど何か読みやすいやつとかないか?」
    「読みやすいやつ…ですか?それならネルさんの性格的にこの小説とかはどうでしょうか。以前ヒットしたスパイ系アクション映画の原作小説なのですが、少し古く長いものではあるものの読みやすくて、普段本を読まないネルさんのような方でもスラスラと読めると思います。良ければ貸しますよ?」
    「へぇ…面白そうじゃん!ありがとな!」
    そんな会話をしているうちに、思っていたよりもずっと早く時間は過ぎていった。
    「それでその時の任務でさぁ……」
    二人、お菓子をつまみながら話に花を咲かせる。
    「なるほど、そんな事があったんですね」
    彼女の話は私なんかが普段体験するようなこともないものばかりで、私も随分と彼女の体験に没入していた。そんな時だった。シャーレの扉が開く音がし、先生が帰ってきたのは。

  • 81二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 02:42:27

    先生はオフィスに帰ってくるなり、本来そこにいないはずの私の姿をみとめてとても驚いた顔をした。私はサクッと用事を済ませると、帰ろうと支度を始める。しゃがんで小さめのカバンに本をまとめる私。すると、ネルさんが隣にやってきて、携帯を私にさしだす。「これ、アタシのモモトークなんだけど、もし良かったらまた…おすすめの本を教えてくれねぇか?」と言ってくれた。初めて出来た、他校の友人。私と全く正反対で、よく似た友達。大切な存在が一つ増えたのが嬉しくて、ついフフッと笑ってしまう。するとネルさんもハハッと笑い返す。「今日はありがとうございました、ネルさん」私がそう感謝を伝えると、ネルさんは静かに首を振りながら「ちげぇよ、アタシとウイは友達だろ?“さん”はいらねぇよ。」と言った。私はぎこちなく「えっと…じゃあ……また…ね。ネル。」と彼女を呼ぶ。「おう、またな、ウイ!」とネルも笑顔でそう返す。そうして私は、朝よりも数段軽い足取りで古書館へと帰るのだった。

  • 82二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 06:47:19

    とてもよかった…!こっから時々会うだけの友人ってだけでもいいし何故か事件に巻き込まれるウイとかでもいい色々と美味しい形でのお話、大変満足です…!

  • 83二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 11:22:44

    どこにも存在しないカップリングなのに好きになっちまう…

  • 84二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 22:12:49

    保守

  • 85二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 22:42:55

    バニーウイ後日談
    執事先生とウイ

    朝、誰かの声が聞こえる。「お嬢様、お嬢様。」
    しきりに誰かを呼ぶ声。それが自分のことだと理解できるまで数分かかった。
    ゆっくりと目を開くと、そこにはタキシード姿の先生が立っていた。「お嬢様、ようやくお目覚めになられましたか」そこまで言われてやっと、自分が昨日した約束を思い出す。先生は私に言われた通り、完璧に執事になっていた。「お嬢様、朝食の用意は出来ています。あちらへ。お着替えの方はこちらに用意させていただきました。」平然とした顔でそうやって淡々と話す先生。要求したのは私のはずなのに、私の方がドギマギしてしまっている。なんとか平静を取り繕いながら「分かりま……こほん、分かったわ。着替えるから少し席を外してもらえま………もらえる?」と返す。
    「おや、これは失礼いたしました。ではお着替えが終わり次第、お呼びつけ下さいませ。ご心配なさらずとも、お嬢様がお呼びになられれば私はどこであろうと馳せ参じますので…」と言い残し、先生は部屋を出ていった。

    先生が部屋を出るなり、顔がかあっと熱くなる。
    なんであの人はあんなに平然とした顔でいられるんだ。タキシード姿で私をお嬢様と呼ぶ先生の姿が頭から離れない。悶々とした思いの中着替えを済ませ自室を出たところで一つの違和に気づく。昨日はいつものようにロクに着替えすらせず古書館のソファで寝たはずだ。それがなぜベッドで、しかもパジャマで寝ていたんだろう。

  • 86二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 22:43:11

    私はすかさず先生を呼ぶ。「ちょっと!!」
    「何でしょうか、お嬢様」音もなく現れる先生。
    「私…昨日着の身着のままソファで寝たような気がするんだけど」と私がそう言うと、先生はまたしても平然とした顔で「起こすのが心苦しくなるほどぐっすりお眠りになられていたので、私がお身体を拭き上げた上でベッドまで運ばせていただきました。」と言ってのけた。
    「はあッ!?」思わず素っ頓狂な声を上げる。先生が私の身体を拭いて?着替えさせて??ベッドまで運んだ???疑るような目で先生をちらりと見る。顔色一つ変えない先生。ダメだ、完全に執事になっている。この分だとおそらく私の身体を拭いているときもやましい気持ちなどゼロに等しいのだろう。安心する反面、自分を素っ裸に剥いておいてそんな調子の先生に少し苛立つ。
    「ふぅ…分かった、ありがとう。だけどまぁ私も女の子なわけだからそういう時は起こしてくれる方が嬉しい。」と半ば諦めたような調子で私がそう言うと、「すみません、次からはそうさせていただきます。」と先生は言い、また静かに私の数歩後ろに回るのだった。

  • 87二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 22:48:52

    さては執事先生とお嬢様ウイ概念が刺さったな?
    とてもよくわかる

  • 88二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 23:13:45

    >>87

    いいよねこれ、魂に物凄くぶっ刺さっんだよ……

    ちなみに俺の中での先生ビジュは便利屋先生

  • 89二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 23:16:25

    >>88

    便利屋先生ビジュアルだと古書館に近づく不届ものを秘密裏に始末してそう(偏見)

    あ、シミコはもちろん大丈夫だから安心してウイに日光浴びせにきてね

  • 90二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 09:51:44

    保守

  • 91二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 11:22:58

    空気が辛い。ソファに座り作業をしている後ろで、一言も発さずじっと立っている先生。執事ってこういうものなのか?と少しの疑問を抱く。
    そろそろお昼にしようか。いつもの如くカップ麺で済ませてしまおうと、戸棚を開くも中は空っぽ。「ふぅ…そういえばカップ麺のストックを切らしてましたね、買いにいかないと」と私がそう呟くと、先生はそれを聞き逃すことなく「お出かけですか、お嬢様」と隣に飛んできた。
    本物の執事を見たことのない私が言うのも何だが、完璧に執事をしている。「お昼のカップ麺のストックが切れてたから、買い足しに行こうかと思って」と私が言うと、先生は「いえ、カップ麺などではお嬢様の健康によくありません、ここは私がお料理をお作り致しましょう。もっとも、こちらの冷蔵庫には食材といえるものが入っておりませんでしたので買いにいく必要がありますが…私が行って参ります故、お嬢様はこちらでお待ちいただければ」
    「いえ、私も行くわ。自分の昼ごはんぐらい自分で決めたいもの。」私も、先生を執事として扱うことにも少しずつ慣れてきた。
    「行くわよ。」と扉を開く。さぁっと差す日光が眩しい。と、先生がさっと後ろから傘をさしてくれた。「ありがとう」一言そう言って、街へと歩き出す。買い物の道中、先日のバニー事件の事もあってか視線が痛かった。
    古書館に戻ると、先生は10分足らずで昼ごはんを作ってくれた。物凄い手際で淡々と調理をこなすその腕に、私はつい見惚れてしまった。
    そして肝心の味も、物凄くとんでもなく美味しかった。そのあまりの味に私はつい涙を流してしまう。思えばいつぶりだろうか、誰かが私のために手料理をこうして作り、食べさせてくれたのは。
    何故だろう、初めて食べたはずなのに…なんだか懐かしい味がする。私はその手料理をあっという間に平らげ、「美味しかったわ、ありがとう」と心からの感謝を伝えたのだ。
    こうしてずっと側にいてくれたら…そんな考えが脳裏をよぎった。

  • 92二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 13:56:33

    お嬢様ウイはいつもよりカリスマ感じさせる見た目になってそうだな…

  • 93二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 13:59:13

    執事先生により成長した結果、腹黒さのない本当の意味で高貴なお嬢様になったウイは見てみたいけど、果たしてそれはウイなのかという疑問が浮かぶ

  • 94二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 20:05:28

    あげ

  • 95二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 22:12:40

    そうして日は沈み夜になり、私は「そろそろお風呂にしましょうかね…」とふとそんなことを言った。すると先生が「そう仰られると思い、準備はとうに済ませてあります。よければお背中もお流ししますよ。」と言ってきた。一週間だけの専属執事として先生を独り占めしている事実に、すこし調子に乗っていた私は「ええ、頼むわ」と言った。

    服をすべて脱ぎ切ってから発言内容の失言度合いに気が付いた。背後にはこれまた一糸纏わぬ姿の先生。いや、一糸纏わぬといっても腰にタオル1枚は纏っているが。それに比べて私は完全に全裸だ。私もタオルを巻こうか少し悩んだが、ここで取ってつけたようにいきなり巻き出したらそれこそ恥じらっているように見えてなんだか嫌だ。
    結局、私は裸のまま先生と風呂に入ることになったのだ。
    古書館に備え付けた風呂は、二人で入るには少し狭かった。私の後ろ、首筋に先生の吐息を感じる。なんだかお風呂に入る前より物凄く恥ずかしさが増している。
    「それでは、まず髪から洗わせて頂きますね」と先生がシャンプーを手に取る。そして少量を掌に出すと、濡れた私の髪にそっと手を入れた。わしゃわしゃ、と優しく手を動かす。頭皮をゆっくりとマッサージする先生。その淫靡な手つきに私も思わず声を漏らす。
    「んっ、んう…っ…」なんて上手いんだ、ついそう感心してしまう。この手つきで身体を洗われたりなんかしたら…とくだらない妄想なんかも頭をめぐる。そうして私が気を散らしている間に、先生は洗髪を終えて、私の髪を洗い流してしまっていた。

    「次はお身体を洗わせて頂きます」と先生はタオルを手に取り、私に確認でも取るかのようにそう言った。だが、もうすでに腹を括っていた上に、恥ずかしいことだが…今の手つきで先生の洗体がどのような具合なのか物凄く興味を持ってしまっていた私にはそんな確認など必要なかった。「頼むわ」私のその声が号砲となり、先生は泡立てたタオルを私の背中にそっと当てる。背に感覚を集中させていたからか、それだけで「ふあっ」と声を上げてしまう。

  • 96二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 22:36:46

    大丈夫か、大丈夫なのかこれ!?いや興奮するけどさ!

  • 97二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 22:54:42

    ごしごしと、優しく背中を擦り洗う先生。その手つきは私の予想通りというか何というか、最高という言葉に限りなく近いものだった。普段自分で洗うよりも、数段キレイになっている実感が湧く。
    ごしごし、ごしごし。背中を洗い終えたタオルは、次は腕に回ってくる。ふと目を向けると、先生の太くがっしりとした腕が私の身体をタオルと共にはい回っている。その光景がなんだか、無性に性的に感じられた気がした。そしていよいよ、先生の手は私の身体、前面に……というところで、先生は手を止めてしまった。私が先生の顔を見ると、先生は「これ以上は、流石に出過ぎた真似かと思いまして…私は先に出てお待ちしておりますので、用があればなんなりと……」と言って出ていこうとした。しかし、私の手は無意識にその大きな手を掴んでいた。「一度始めた仕事は最後までやり切るのが、執事の仕事なのではなくて?」と、それらしい言い訳を口が勝手に並べる。すると先生も何かを悟ったようにタオルを手に取り、「分かりました、お嬢様がそう望まれるのなら」と背後から抱きつくように私のお腹に手を回してきた。
    そのままタオルでお腹を洗い始める先生。背中を洗われているときより数倍はくすぐったい。出そうになる声を堪えていると、ぴたりと少し手が止まった後、意を決したようにその腕は、タオルは胸に伸びてゆく。そして、タオルが触れる………直前で逃げるように足に向かっていった。そして先生は焦ったように足をさあっと洗い上げると「申し訳ありませんが、あとはお嬢様自身でお願いできますか?」とだけ言い残し、サッサと風呂場を去っていってしまったのだった。
    なんだか拍子抜けしてしまった私は、手早く残りの部位を洗い流し、自身も風呂場を後にしたのだった。

  • 98二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 23:05:27

    先生はどこまでウイを見たんだ、まさかウイの裸体を見ないように心眼で風呂を済ませたなんて言う気か?

  • 99二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 10:38:27

    >>98

    執事だぞ、それぐらい余裕だ

  • 100二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 20:26:05

    疲れて限界の先生にベタ甘えされて困惑しながらめちゃくちゃに甘やかすウイがみたい

  • 101二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 07:21:55

    風呂を出ると、先生は風呂に入る前と何ら変わらない姿のまま立っていた。
    私が「ねぇ…ところで、どこまで見たの?私の身体」と聞くと、先生はすかさず「全く見ていません。目隠しをしていましたので」と即答した。
    「嘘、ならどうやって私の身体を洗ったの?」と驚いた私が聞くと、先生は単調に「執事たるもの、その程度当然の務めです」とのみ答えた。そして私もこれ以上深堀りしても無駄だ、ということを察し質問をそこで切り上げる。
    …気付けばいつの間にか日付も変わってしまっていて、すっかり深夜になってしまっていた。これ以上やることも無かった私は「そろそろ寝ようかな…」と呟く。そしてふと先生の寝床を準備していなかったことに気づき「貴方の分のベッドを用意してなかったわね。でも使えるベッドなんてあったかしら…」と頭を悩ませる。しかし先生は「いえ、お気になさらず。執事である私にベッドなど不要ですので」と意地を張るように言った。そこで私はあることを思い付く。「そうね、なら……私と添い寝しなさい。」と先生に命じる。
    えっ?という顔の先生。「執事なら、主人の寝込みを守ることも仕事なのではなくて?」と適当な、苦し紛れな理由付けをする。すると先生はあっさりと納得した様子で「分かりました、ではご一緒させていただきましょう」とあっさり添い寝を了承した。てっきり拒否されると思っていた私は、先生の意外な回答に当惑するが、まあ望み通りだしいいか、と二人でベッドに向かうことにしたのだ。

  • 102二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 17:36:48

    意外と大胆

  • 103二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 19:31:27

    メタルシャワーされるウイとムラムラしてくる先生お願いします!!

  • 104二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 01:07:31

    さてベッドに向かおうと私が歩き出す。すると先生は、無言で後ろから私をすくい上げお姫様抱っこのような姿勢で歩き出した。思わぬ事態に仰天する私。「どっ、どういうこと!?わ、私一人で歩けるけど!?」と困惑する私に、先生はこれといった様子もなく「いえ、執事としてお嬢様に無駄な労力を使わせるわけにもいかないかと思いまして」と返答する。その答えに「なるほど…」と納得した私は、しばらく先生のお姫様抱っこを楽しむことにした。人にお姫様抱っこをされた事なんて一度もなかったので、なんだか不思議な気持ちだ。先生の腕の中で揺られていると、抱かれている赤子のような心持ちになる。「その、重く…ないですか?」と、ふと気になったので聞いてみる。すると先生は、いつもと変わらない笑顔で「大丈夫、ウイは全然重くないよ。100人だって抱けそうだ」って言ってくれた。「ふふっ、それは頼もしい執事ですね」と、そうこう言っているうちにベッドに辿り着く。
    先に私が布団に潜り、それを追うように先生も入ってくる。二人ベッドに並んだところで、改めてすぐそばに先生が寝ている事実にドギマギする。
    先生はといえば、疲れていたのか即寝てしまったようでスヤスヤと寝息を立てている。仮にも女子学生と寝ていながら…どこまでも呑気な人だと思う。でも私は先生のそんな所も好きなのだ。
    眼前に先生の顔がある状態で、眠りにつこうと努めるたびに様々な想いが巡って尚の事目が覚めてしまう。
    先生を執事として使う1日を通して、先生の誰も知らない一面を垣間見れた気がしてなんだか嬉しくなる。私のために料理をする先生、私のために洗濯をする先生、私のために掃除をする先生。私以外誰も知らない…執事の先生。先生を独り占めしているような感覚がなんだかここちよくて、きもちよくて……私は気がつくと先生に思いきり抱きついていた。心臓の音が聞こえる。脈拍を感じる。先生のいのちを全身で感じられる。
    なんだかとても…安心する。と、先生がいきなり私の頭を撫で始める。まさか起きた?と驚いて先生を見るも、先生は相変わらずゆったりと寝息を立てているのみだ。無意識か、夢か………まあどちらにしても気持ちいいからいいか、と私もまどろみの河に意識を手放したのだった。

  • 105二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 07:23:35

    いいねぇ~

  • 106二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 18:07:14

    そんなこんなで、あっという間に一週間は過ぎ去っていった。先生の執事終了の日、その日も先生はいつもと変わらず朝から料理を作り、耳元で私を優しく囁き起こしてくれた。
    先生が作った料理を食べて、先生が洗った服を着て…そんな日々にようやく慣れ始めていたところなのに、今日これで終わりか…と少し寂しい気持ちになる。
    朝の用事が一通り済むと、先生は執事服からいつものスーツに着替えてシャーレに戻る準備を始める。
    準備の途中、先生は「ウイ、その…私も楽しかったよ、ウイのお世話するの。」と言ってくれた。口調ももういつもの先生だ。「ええ、その…私のこんなわがままに付き合っていただいて…ありがとうございました。」欲を言えばもう少し、もう少しだけでもこのままでいたかったけれど…でも、先生は私だけの先生じゃない。先生の存在を必要とする人はキヴォトス中にたくさんいるのだ。そんな事が分からないほど私は子供ではない。ないけど……でも、でも………

    と、先生がこちらに向き直り、真面目なトーンで話し始める。「ウイ、私はこの一週間ウイの執事になれて、ちょっとだけ嬉しかったよ。それで…」「せ、先生!!!」先生が言葉を言い終える前に、先生が「またね」と言う前に、咄嗟に言葉が口を飛び出す。
    「どしたの?ウイ」先生が優しく尋ねる。
    「わ、私も…私だけの執事さんが出来たのがとってもうれしくて、楽しくて…し、正直まだ離したくないんです…」嗚呼、またわがままだ。こんなわがままな私の事を、先生は嫌ったりしないだろうか。不安とは裏腹に、私の口はまるで独立した一つの生き物のように、私の意思とは関係なく言葉を紡ぐ。「だから、だから……これから時々でいいので……本当に、たまにでいいので。また、私の執事になってもらえませんか?」深く息を吸い込み、ゆったりと吐いたその思いを、先生は眼を瞑ってしっかりと受け止めてくれた。そして、少しの間の後に「ふふふっ」と笑いだしたのだ。
    突然の笑みに私が驚いていると、先生は「そっか、そっか…やっぱり私達、相性ピッタリみたいだね」と不思議なことを言い出す。
    その言葉に私がキョトンとしていると、先生は驚きの言葉を吐く。「私も、ウイのお世話…まだやめたくないんだ」まさかの一言だった。ほろほろと涙が溢れる。「あ、あれ!?そ、そんなに!?」と先生が驚き駆け寄る。「すみません、なんだか急にワッと来ちゃって……」

  • 107二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 18:46:22

    そして次の日。
    私は電話の着信音で目を覚ます。
    寝ぼけ眼で携帯を手に取り、画面をタップする。
    電話の向こうでは先生、いや…私の執事が「おはようございます、お嬢様」と私を起こしてくれる。「うん、おはよう…」と私もそれに答える。
    「大丈夫ですか?ちゃんとご飯を食べていますか?古書館は散らかしていませんか?掃除は1日サボると大変なことになりますよ。」やけにたくさん心配してくる。これじゃまるで執事じゃなくてお母さんだ、とクスリと笑う。
    「大丈夫よ、気をつけてる。先生…じゃなくて執事に怒られないように気をつけないとだもんね」
    鳥の囀りが聞こえる。朝の日差しがカーテンを照らす。
    私と先生の不思議な主従関係はこういった形で、もう少しだけ続くことになったのだった。

  • 108二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 01:06:37

    良い文章だった

  • 109二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 06:58:04

    良き

  • 110二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 16:12:18

    物凄く長い作品が出来上がってる…………

  • 111二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:23:37

    保守

  • 112二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 07:30:12

    良き

  • 113二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 12:22:02

    本当にウイが好きなんやな

  • 114二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 20:32:27

    図書館で先生とコタツでぬくぬくするウイをください!!
    頭の上にミカンを乗せられてて欲しいです!

  • 115二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 20:38:01

    >>30

    今日は珍しく何もすることが無かった。

    休日だというのに、先生は仕事で1日不在。読みたい本もあまり無いし、修繕の依頼も何もない。

    …どうしよう、本当に暇だ。ここまで暇な日はいつぶりだろうか。全ての条件が尽く重なり合って物凄い暇を創り出している。

    だがしかし、こういう日もたまにないわけではない。まあそういう時は大体夕方まで寝て過ごすのが日常なのだが、あろう事かこの日は何故か物凄くぐっすり寝てなんと朝の6時に起きてしまったのだ。そうしていつもの倍以上ゆっくりと朝の支度をし…今に至っている。時刻は未だ10時を少し過ぎたぐらい。1日が終わるまでにはあと14時間ほどある。長い……もしかしたら寝られるかも、のワンチャンの二度寝を狙い小一時間ほどソファに寝転がっていても、瞼は重くなるどころかむしろ、響く時計の針の音や、ゆっくりゆっくりと牛歩のように進んでいく時によってより一層覚めていく。

    そこで私は眠るのをやめ、適当に掃除でも………と思ったものの、昨日シミコに「流石に汚い」と怒られて頑張って二人で掃除したばかりだったことをホコリ一つない床を見て思い出す。

    ヤバイ、本当にやることがない、睡眠に逃げることもできないし一体どうすればいいんだ助けて先生!!

  • 116二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 21:21:31

    やる事ないなら普段やらない日光浴でも……やったら悲鳴上げるんだよなこの子は

  • 117二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 07:01:42

    いいねぇ~

  • 118二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 17:53:14

    ……と、そこであることを思い出す。そういえば確かこの辺りに…とさがすと、それはすぐに見つかった。
    先生と様々な場所に訪れた先で撮った、数多くの写真の束。カメラは基本先生が持っていたからか、被写体が私のものが殆どだった。
    まあもっとも、どちらかというと一緒に訪れたというよりかは半ば無理矢理連れてこられたと言った方が近しいが。
    そうは言っても私だって楽しんでいたのは事実だ。こうして写真を眺めているだけで、先生との様々な思い出が次々と蘇ってくる。
    空っぽのアルバムを引っ張り出して、そこに写真を収めていく。
    これは海に連れてこられた時の写真だ。とても嫌そうでひどい顔をしている自分が先生の隣で写っている。
    これは縁日に行った時だろうか、着慣れない浴衣に足元がおぼつかなかったのを覚えている。
    そしてこれは…初めて先生と出かけた時の写真だ。映画館の前で、大きなその映画広告を見上げる私の横顔。
    あの日の事は一秒たりとも逃す事なく覚えている。たった一枚のこの写真で、しまわれたその記憶は一気に呼び起こされる。隣で真剣に映画を見る先生、スクリーンに映し出されるあの日見た恋愛映画。私たち二人しかいない暗いシアター。まるであの時にタイムスリップしたように、記憶が再生される。
    そんな感じで写真をアルバムに纏めているうちに、あっという間に日が暮れてしまった。どうやら昼ごはんすら忘れてしまっていたようだ。
    と、静かな古書館にノックの音が響く。先生の声と一緒に。スマホを見ると先生からのメッセージが来ていた。どうやら仕事が終わった後直接私の元に来てくれたらしい。私は急いで部屋を飛び出し、ぱたぱだと階段を駆け下りてドアを開く。「お、おかえりなさい先生!」

    …気持ちが昂りすぎて、こんばんはと言うべきところをおかえりなさいと言ってしまった。恥ずかしかった。

  • 119二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 00:23:10

    良き

  • 120二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 00:45:45
  • 121二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 09:48:12

    保守

  • 122二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 18:52:49

    先生と結婚する夢を見たウイ

  • 123二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 19:01:18

    珍しく美容に気を付けてみた結果産まれたての赤ん坊のようなたまご肌になったウイが先生にほっぺをもにもにされてちょっと恥ずかしいけどまんざらでもない様子をお願いします

  • 124二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 23:08:29

    あげ

オススメ

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