【閲覧注意】ここだけ或人×祢音メインCPスレpart5【クロスオーバーSSメイン】

[1 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 14:08:55]

あにまん限定CP 或人×祢音を中心に高橋悠也脚本の仮面ライダー(エグゼイド、ゼロワン、ギーツ)のクロスオーバーSSを主に投稿したりするスレです。

皆で楽しく盛り上がれたらと思います


。
仕切り直して立てました。

[2 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 14:09:23]

※荒らしはスルーでお願い致します

荒らしに反応しないで下さい

荒らしへのレスは荒らしを煽るものと判断し削除します

荒らしは黙って通報願います

※対立煽りも禁止です

[3 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 14:09:58]

前スレ

【閲覧注意】ここだけ或人×祢音メインCPスレpart4.5(再送)｜あにまん掲示板

派生元スレ

お見合いかぁ……相手はどんな人なのかな｜あにまん掲示板

五角関係スレ

【閲覧注意】ここだけ或人×唯阿または大二×唯阿・祢音→景和スレ　Part2｜あにまん掲示板

[4 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 14:10:28]

登場キャラ

・飛電或人
ご存知、(自称)元爆笑お笑い芸人の飛電インテリジェンスの社長。祢音とお見合いで知り合い、その後祢音TVの最中にいつものように逃げている祢音を助けてから(或人目線では)お友達に。なお彼に恋は十年早いぐらい鈍感だったりするが……？

・鞍馬祢音
ご存知、セレブインフルエンサー。お見合いで或人と知り合いになり、その後いつものようにジョンとベンから逃げていたときに或人に助けてもらったのと自分の夢を応援してくれたことがきっかけに恋に…。なおアプローチはすべて或人が祢音を妹感覚で見てくるため失敗する。お酒に弱い。そして2スレ目ではアーク堕ちしちゃったことも…。まぁ或人が助けてくれるんだけどね！出生の秘密が明らかになったが或人や皆に支えてもらえたぞ！だが出生の秘密にまつわる秘密が暴露されてメンタルボロボロだが立ち直ったぞ‼︎

・我那覇冴
ご存知、今年に入ってのデザグラのゲストライダーであえなく脱落しちゃった人類最速。あるときにヒューマギアを購入したこととそれによる戦いによって或人と出会い彼に恋をする。しかし素直になかなかなれず妹と弟達に慰められる。なおこちらもお酒に弱い。4スレ目より記憶が戻る。滅を拾う。

[5 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 14:11:00]

・刃唯阿
ご存知、A.I.M.S.の隊長。下の奴らがやりたい放題のため胃痛枠になって3スレ目では遂に幼児退行する。なお祢音達の恋は素直に応援しているためサポートする。最近はソルド20のことが色々心配。

・天津垓
ご存知、1000%な社長。祢音達の恋を知って全力サポートだが基本的には唯阿から見るとやばいためツッコまれる。真面目なときもある。

・檀黎斗
ご存知、神にしてゼロワン世界で復活した人。最近永夢達に復活がバレしばかれるが何かを企んでいる様子。

・イズ
ご存知、或人の秘書。恋愛の応援があれすぎる…。戦闘に参加することもある。

・腹筋崩壊太郎
ご存知、お笑いヒューマギア。アスリートということから冴応援派。

・縁結びマッチ
ご存知、結婚相談ヒューマギア。恋愛のサポートをするが或人がアレなため頭を悩ます。

・ソルド9
ご存知、ソルド兵。唯阿の部下。冴派だが恋の応援がやりたい放題。

・ソルド20
同じく、ご存知、ソルド兵。唯阿の部下。こちらは祢音派だが以下同文。

・我那覇澪、潤
冴の妹、弟。こちらでは妹はしっかり者、弟はお調子者。恋愛でうまく行かない姉に苦労する二人組…

[32 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 18:10:39]

滅「相変わらずめちゃくちゃな男だな」
一方の滅はイズからの連絡で現場に来たが諫のめちゃくちゃさに呆れていたがどこか懐かしくもなっていた
それは過去から見た自分、つまり現代の自分達滅亡迅雷.netが彼を傷つけてしまったのにも関わらず彼はそれを思わせないほど暴れておりそれを見るとどこか安心する自分がいた
アズ「ほんと、彼ってめちゃくちゃよね？弱いくせにアーク様の予測に抗うとか生意気って感じ」
滅「そうだな…、少なくともこちらは安心するがな」
そう言っていつの間にかいたアズに刃を向ける
アズ「あら怖い、いきなり女に刃向けるとか野蛮ね」
滅「言ってろ、それに貴様がここに来たのはわかっている。大方鞍馬祢音、我那覇冴が共鳴できないかの調査、及びできたとしても奴らがここに来るまでに俺の抹殺することだろ」
アズ「あら正解♪さすが元アーク様の操り人形」
どうやらアズがここに来たのは彼女らの調査と滅を抹殺することのようだ
アズ「あなた、もうこっちに戻るつもり無いんでしょ？」
滅「当たり前だ、そもそもお前らの仲間になったつもりもないがな」
アズ「ならここで抹殺しないと♪もう貴方は邪魔なんだから」
『アークゼロワン』
そう言ってアズはプログライズキーを取り出し起動させる
それに滅も対抗するためフォースライザーとプログライズキーを取り出す
『フォースライザー』
滅「言ってろ、それに彼女達は必ず共鳴できるようになる。貴様の調査と命はここで終わりだ」
『ポイズン』
アズ「ふふ面白いこと言うわね、あなた程度が勝てるとでも？」
滅「勝つ必要はない、彼女達が共鳴できるまで、もしくは援軍が来るまで持ちこたえればいい」
アズ「へぇ…まぁいいわ、それならちゃっちゃとやりますか」
滅・アズ「変身」
『フォースライズ』
『プログライズ！』
そして二人はその音声が鳴った直後、すぐさまぶつかり合うのだった…

[37 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 19:38:12]

>>35、>>36は>>34の前の出来事です

[40 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 20:15:03]

>>38は>>36直後の話だと思って頂けたら幸いです。

[41 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 20:16:40]

新スレありがてぇ……

[45 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 22:03:33]

やっぱ熱い展開だよなぁ…

[50 二次元好きの匿名さん 23/04/28(金) 23:09:56]

困難乗り越えて絆が深まる展開いいねぇ

[63 二次元好きの匿名さん 23/04/29(土) 10:15:59]

プロトガシャットで苦しんだ経験あるから分かるのか…

[76 二次元好きの匿名さん 23/04/29(土) 18:11:22]

>>73

アズを始末した滅は或人たちへの元へと戻ってきた、その時或人から声をかけられる

或人「滅…その、アズは…」

滅「おそらく生きてるだろうな、だがやつのアイテムは破壊した。しばらくは変身できないはずだ」

或人「そっか…そのさっきの話しなんだけど…」

冴「あんたこのゲーム…というか創世の女神をどうにかしちゃったら…その…消えるの…？」

どうやら或人は滅が今存在できている理由を知ったようだ。同様に冴も聞いていたらしく心配そうな声で聞いてくる

それに対し滅は気にせずに話した

滅「ああ、そうらしいな」

或人「そうらしいなって…！お前それがどういうことか…！」

滅「わかっている。また死ぬのだろう。正確には俺は元の時間に戻されるだけかもしれないがな」

冴「じゃあどうして！」

滅「俺は過去の存在だ、その存在が今を生きる者の邪魔をしてはいけない」

或人「そんな…！邪魔なんて…！」

滅「だからせめて俺は今を生きる者達がいるこの世界を守るために戦い、その生き様を見るために生きる。それが俺が、俺だけが生き返ったことに対しての責任と今を生きる意味だ」

滅はずっと考えていた。アークになっていたではあるが自分だけが生き返ったことに対しての意味について

その意味はアークグランプリの参加以外に価値はないかもしれないが離反した今の自分に何ができるか必死に考えた滅の結論だった

そんな或人を見て或人達は何も言えなくなっていたが諫だけは違った

諫「たく…心の使い方間違いやがって…てめぇあんときのこと覚えてねえかもしれねえからもう一度言ってやる！」

諫は滅の胸ぐらをつかみあのときの…滅亡迅雷と戦ったあのときの言葉を言うのであった

諫「“正義”で世の中良くしようなんて……ただの詭弁だ！下らねぇジョークで腹の底から笑って生きてりゃ、それで良かったんだよ！！」

或人「不破さん…」

[77 二次元好きの匿名さん 23/04/29(土) 18:12:29]

諫「てめぇは生きてる意味がそれなのかもしれないけどな周りにいる奴らはちげえだろ！お前に生きてほしいんだよ！馬鹿みたいなことに笑ってそれでいいんだよ！もっと周りを見やがれ！生きろバカ！」
滅「不破諫…」
冴「……滅、私も、いや私だけじゃない。チームのみんなあんたと練習できて嬉しそうにしてる。毎日が楽しいってそう思ってる。
だからどう言えばいいかわからないけど、生きて、生きて私達のこともっと見てほしいお願い」
諫と冴からの説得に滅は何も言えなかった。
自分は過去の存在なのに、自分は罪がある存在なのにそれでも生きていいのかと…
そんな思い察してか或人も言う
或人「生きていいに決まってるだろ滅」
滅「飛電或人…」
或人「あのときのお前らはヒューマギアの未来のためにその命を散らした。俺はそれを見てるだけしかできなかった。すごい辛くて、生きてほしかったんだ。罪はあるかもしれないけどそれでも前みたいに一緒に今を生きていきたかったんだ。
だから…わがままだけどさ今だけじゃなくてこれからも生きてくれよ。それがあいつらのためにもなるし…生き返ったお前の今を生きる意味につながると思うから」
或人の言葉に滅は改めて思う
彼は大事な相棒を殺した自分を許してしまうほどのお人好しだ。だがそんな彼だからこそ自分は、自分達は未来を託したのだと
滅「……俺が生きているのは創世の女神の力だ。わかっていると思うが彼女を救出すると今まで書き換えた世界がどうなるかわからないぞ」
或人「ああ、そうだな。だけど必ず世界に悪影響が出ないようにミツメさんも救うしお前や英寿さんや祢音ちゃん達が生きられる方法を必ず見つける」
英寿「！ゼロワン…」
祢音「或人さん…」
滅「そうか…なら証明してみせるんだな」
そう言うと滅は笑みを浮かべ言うのであった
それは彼が、彼らが作る未来をどうなるか楽しみにしてるからだった
そんな滅の意志を汲み取り或人も笑顔を浮かべああ！とこたえるのであった
滅「ところで不破諫。先程お前にバカと云われたがプログライズキーの開け方を満足にできない貴様のような馬鹿にバカと呼ばれる筋合いはない」
諫「んだとー！？」
冴「あーもう喧嘩売るな！」
永夢「ははは…なんかこれから大変だなぁ」
英寿「だが悪くないだろ？」
永夢「…はい！」
滅と諫が喧嘩しそれを冴と或人が止めるのを見て永夢と英寿は笑顔で見るのであった

[87 二次元好きの匿名さん 23/04/30(日) 00:30:19]

次回予告風SS！
事件も解決しみんな仲直りし次にやることは…
不破「社長の誕生日パーティーの準備だ！」
或人の誕生日パーティーに向けて皆それぞれ準備することに！
しかし…
沙羅「あなたと景和はどんな関係なの！？」
ソルド20「何って…知り合いですが？」
沙羅とソルド20が面会することに！？
一方で…
滅「まさかお前とこうして話す事になるとはな」
英寿「俺もだよ」
滅と英寿もお互いに話す機会が！？
一体準備はどうなるのか！？

[88 二次元好きの匿名さん 23/04/30(日) 07:52:21]

1ヶ月って経つの早いな!

[165 二次元好きの匿名さん 23/05/01(月) 00:03:27]

>>161

ソルド20「関係…ですか？」

沙羅「そう！あなたと景和は何の関係なの！？」

ソルド20「何って…知り合いですが？」

沙羅のその興奮してるような質問にソルド20は若干押されていた、しかし彼女を落ち着かせようと正直な感想を述べる

沙羅「いやそれはわかってる！私が聞きたいのはあなたと景和は付き合ってるかどうかなの！」

ソルド20「付き合ってる？私と桜井景和が…ですか？」

沙羅「うん！」

ソルド20「いやありませんが…」

ソルド20はこれまた正直な感想を述べる

彼女自身まだ恋愛についてラーニングしてないこともあるが彼は人間であり自分はヒューマギア、お互いの元々の種族はちがう。それ故に付き合うなど恋愛関係など発展しないと考えていた

沙羅「本当に…？」

ソルド20「はい、そこは安心してもらっても大丈夫です」

沙羅「あ、いやそういうわけじゃないんだけど…」

心配そうに聞く沙羅にソルド20は平然と答える

その態度に沙羅はどこかへがっかりするのであった

それにソルド20は疑問に思うが同時にわかったこともある

ソルド20「あなたは桜井景和のことを大切に思っていられるのですね」

沙羅からも景和のことを大切に思っている、それがソルド20は沙羅から感じたのだ

ソルド20から指摘され沙羅もそのことについて話すのだった

沙羅「え？ええ…私両親が亡くなって景和しか家族いないの…。景和って夢が世界平和って他の人から見たらちょっと変な夢持ってるかもしれないけどだけどその夢のために色々頑張ってて…。でも就活はうまく行かないし最近景和怪我することとか最近だと入院もあってそれなのに私には全然相談してくれなくて心配で…、あの子昔から何かと背負い込むこと多いから…もしかしたらそのうちいなくなっちゃうんじゃないかって思って…景和はただ1人の家族だから…」

ソルド20「桜井沙羅さん…」

景和のことを心配する姿を見てどうすればいいか悩んでしまう

本当のことを言っていいのか、だがそれでは彼女を不安にさせてしまう、ならどうすればいいのか

ソルド20は必死に考えた。そしてあら結論にたどり着く

[166 二次元好きの匿名さん 23/05/01(月) 00:06:06]

>>165

ソルド20「大丈夫です」

沙羅「えっ…？」

ソルド20「彼は…桜井景和は絶対に死なせません。必ずあなたと幸せに暮らせていけるようにします。だから桜井景和のことをこれからも無事に帰って来ると信じてくれませんか？」

沙羅「あなた…」

ソルド20は約束することにした。必ず彼を…景和を死なせずにデザイアグランプリを終わらせ幸せに暮らしていけるようにすると

だから安心してほしいと沙羅に言うのであった

沙羅もそのまっすぐ自分を見つめる瞳を見て先程の不安そうな顔からすぐに笑顔を浮かべる

沙羅「わかった…、あなたのこと信じてみる。景和のことこれからもよろしくね」

ソルド20「任せてください」

沙羅「それと…ごめんなさい、勝手に私のわがままに付き合わせちゃって…」

そう言って沙羅は少し申し訳なさそうにする。景和のこととについて聞きたいからとわがままに付き合わせてしまったと迷惑をかけてしまったと思ってるようだ

それにソルド20は気にしないように言う

ソルド20「いえ、家族を心配する気持ちは当然です。それに私もあなたが桜井景和のことを大切に思っていることがわかって安心しました。彼は家族に愛し愛されているのだと…、だから気にしないでください」

沙羅「あなた…ありがとう…（景和がこの娘のこと好きなったのなんとなくわかるな…）」

ソルド20の見せた優しさに沙羅は感謝するのと同時に景和が彼女を好きになった理由もなんとなくだがわかり弟の恋路を応援するのであった

[167 二次元好きの匿名さん 23/05/01(月) 00:06:17]

沙羅「そういえばあなたって名前そのソル…そる…」
ソルド20「ソルド20です」
沙羅「そう！そのソルド20というのが名前なの？」
ソルド20「そうですが…」
沙羅「うーん…あなた可愛いんだからもっと名前も可愛いものがいいと思うんだけどな…、そうだ！あなたのあだ名20からとって『つーちゃん』ってというのはどう！？かわいいし！」
ソルド20「つーちゃん、ですか…？」
沙羅「そう！どう…かな…？」
ソルド20「別に構いません、桜井沙羅さんが呼びやすいようにお呼びください」
沙羅「やった！じゃあこれからよろしくねつーちゃん！私のことも名前で呼んでいいから！」
ソルド20「いやそれは…」
沙羅「いいからいいから♪」
その後ソルド20は押されながらも沙羅がお蕎麦を注文したりその食事の最中に景和についての話題で盛り上がったのだった…
（その際に弟と付き合ってみない？と話題を降ってみたのだが「人間とヒューマギアなので無理ですね」と返され現段階では脈がないことがわかり沙羅は心のなかで景和頑張って！と応援していた）

[170 二次元好きの匿名さん 23/05/01(月) 09:57:50]

>>167

その後も二人で話してるときにソルド20は悩んでいたことを話す

沙羅「友達の誕生日プレゼントがどれがいいかわからない？」

ソルド20「はい、正確には友達というか微妙ですが…。しかしそれはそれとして世話になっているので感謝の印として何かあげたいのですがなかなか決まらず…」

ソルド20の悩みに沙羅はとあることを思いついた

沙羅「そっか〜…じゃあ！その人がよく食べるものとかあげてみたら？悩んだら食べ物あげたらなんとかなるよ！」

ソルド20「なるほど…ありですね」

沙羅「でしょ！」

ソルド20「ならその人物の好きな食事をピックアップして…」

沙羅のそんな的を得てるのかよくわからないアドバイスにソルド20は納得してしまう

そして最終的に…

ソルド20「よし、炭水化物の料理をプレゼントするか」

或人の生活習慣がこれまた悪くなりそうな誕生日プレゼントに決まるのであった…

一方で…

ソルド9「飛電或人の誕生日プレゼント…我那覇冴をあげたら確実に隊長は怒るから…ここは飛電或人が好きなチョコレートにでもしておくか」

ソルド9もまた或人の誕生日プレゼントにめちゃくちゃ甘いチョコレートを誕生日をプレゼントすることに決めたのだった…

[171 二次元好きの匿名さん 23/05/01(月) 11:59:28]

そして一方の或人はというと…
或人「フフンフフーン！楽しみだなぁ！」
イズ「或人社長、随分楽しそうですね」
或人「うん！だってみんなが俺の誕生日祝ってくれるんだ。それがすごく嬉しくてさ！父さんが亡くなってから誕生日祝ってくれたことあまりなかったからさ！」
イズ「或人社長…」
或人は父、飛電其雄をデイブレイクで亡くしてからというものあまり人付き合いに恵まれた方ではなかった
もちろんいじめられたりということが起きたりという悪いことが起きたということはなかったが友達と放課後遊びに行くなどのプライベートの付き合いがなかったのだ
それからもお笑い芸人をしてたときには元々コンビを組んでいた相方からは方向性の違いから解散してしまったり、ひょんなことからゼロワンになって飛電の社長になってからは当初は自分の部下の幹部達からは疎ましく思われることや当時はまだ不破からもそこまで親しくなかったこともあってぶつかることはもちろん、滅亡迅雷.netと敵対や天津による人間の悪意を利用した方法で会社をやめることになったり、新しい会社を作ったと思ったらそれを潰そうと天津に動かれたり、アークが動き出して悪意をラーニングした人工知能の恐ろしさ、そして相棒の喪失、シンクネット事件やリオンによるあの事件など彼にとって様々なことが社長始めてから大変なことがあったことを思い出す
しかし同時にその経験から色んな人達と繫がってきたことでその先にあるもののために皆と手を取り合うことができたと或人は思い返すのであった
或人「そんな俺がさ今色んな人達にこうして誕生日祝ってくれるなんて嬉しいんだ、多分こんなこともうないと思ってたから」
イズ「或人社長…なら誕生日を祝ってくれる人たちのためにも今年の誕生日はちゃんと楽しまなければなりませんね。それが誕生日を祝られる人の、或人社長ができる最高のお礼の返し方ですから」
或人の表情を見てイズはそう言うのであった
誕生日を祝ってくれること、それは素敵なことであり奇跡でもあった。そんな奇跡を起こしてくれる人達にできる感謝はその誕生日を楽しむこと、イズはそう考えるのであった
そんなイズの言葉に或人も笑顔で返事をする

[172 二次元好きの匿名さん 23/05/01(月) 11:59:42]

或人「うん！よーし！みんなのために今年の誕生日はは楽しく過ごしてやるぜ！」
イズ「はい、社長秘書として私もお祝いさせてもらいます」
或人「うん！ありがとうイズ！」
或人は自分の誕生日を祝ってくれる自分の秘書であり絆で繋がれた大事な相棒のイズにお礼を言うのであった…

或人「ところでさみんなが俺の誕生日を祝ってくれるんだからさ、そのお礼として俺の新しいギャグを披露するってのはどう？」
イズ「予測としては解除全体の空気が固まるとあるためやめたほうがよろしいかと」
或人「俺のギャグって誕生日でもウケないの！？」

[173 二次元好きの匿名さん 23/05/01(月) 18:08:52]

一方で…
アーク「飛電或人が誕生日か…」
アークもまた或人が誕生日なことに気づいていた
「いっそのことベロバみたいに飛電或人の誕生日に襲撃してみたりしますか？」
アーク「そんな芸がないことはしない。それに当日は奴らがかなり集まる、その上で襲撃などしてみろ、こちらが全滅するのがオチだ。復活してくだらない予測しかできなくなったか、アズ？」
アズ「申し訳ございませんアーク様♪」
アークが話していた相手、アズを見てその場にいた大智は驚きを隠せなかった
というのも彼は目の前でアズが機能停止したのを直接この目で見たのだ、それに加えアークが失敗したものを修理するとは思えない。だから彼女は死んだと同じだと考えていた
しかし…
アズ『あ～ん、脱落しちゃったからもう私アークグランプリ参加できないよーえーんえん』
大智・ベロバ『なっ！？』
気づいたら彼女は復活し嘘泣きしてることこそあるが何食わぬ顔をしてベロバ達のアジトにいたのだ
これにはベロバはもちろん大智も驚くしかなかった
しかしこれは大智にとってはチャンスだった
復活した原理こそ謎だが少なくとも彼女は暫くの間アークグランプリのエントリー権がなくなったらしくこれでライバルは一人減った、その上機能停止した存在が普通に活動していることに興味をもてる出来事があった。
そんな出来事を目にし大智の知識欲が更に深まる
大智「このゲームに勝てばあれもわかるのか…！ふ、ふふ…！楽しみになってきたよ…！」
自分の知的好奇心が刺激される、これだけで彼は改めてこのゲームに対しての勝利する意欲を燃やすのであった

[176 二次元好きの匿名さん 23/05/01(月) 21:00:30]

ある日の朝…
或人「zzz…」
祢音「或人さん起きて！」
或人「うーん…流石にもう食えません許して…zzz…」
祢音「いやどんな夢見てるの？というかそうじゃなくて或人さん！」
或人「ふが！？あれ…祢音ちゃん…？ここにおいてあった牛丼は…？」
祢音「そんなものないよ！というか寝ぼけてないで起きる！」
或人「はい…」
朝が弱い或人は先に早起きしていた祢音に起こされる（尚彼は祢音と冴が寝泊まりしてるときは部屋の恥で寝てることが多い）
或人「ふわぁ…よく寝た…でも祢音ちゃんきょうはやけに早起きだね、いつもは俺のほうが先に起きてること多いのに」
寝起きのためボサボサになってる頭をかく或人は祢音にそう言う
というのも祢音も或人と同じく朝に弱いタイプでありいつもは仕事があることもあって或人のほうが早起きなことが多い（尚或人はそれでも朝に弱いため普通に寝坊して遅刻しそうになったり本当に遅刻したりするが）
そんな或人よりも早く起きていた祢音は笑顔で言う
祢音「当然だよ！だって今日は或人さんの誕生日だよ！早く起きちゃうに決まってるじゃん！」
或人「俺の…？……あっそうか…今日は俺の…」
祢音に言われ或人はようやく目が覚め始める
今日は或人の誕生日なのだ、そのことにようやく或人は寝ぼけた頭がシャキッとするのだった
祢音「まだ誕生日パーティーじゃないけど準備しよ？私楽しみにしてたんだから！」
そう言うと或人の手を優しく握る、彼女自身も今日の或人の誕生日が楽しみだった。そんな思いがその手を通じて或人にも伝わる
或人「祢音ちゃん…ありがとう」
祢音「！も、もう…！ま、まだパーティー始まってないんだからお礼言うの早いよ！それにお礼言うなら他の人にも言わないと！」
祢音はそんな優しげな顔でお礼を言う或人に顔を赤くしながらもそのことを言う
彼を祝うのは祢音だけじゃない、他にも多くの人がいるのだ、だからこそお礼はその人達にも言ってほしいと…
その思いは或人はそうだねとつぶやく
或人「よし…！それじゃ早く準備しますか！」
祢音「うん！」
冴「ふたりともー？ご飯できたから食べよー！」
或人・祢音「うん！わかった！」
或人より先に起きていた朝ごはんを作っていた冴（尚休みは今日までらしく誕生日パーティーが終わったら寮に戻るとのこと）に呼ばれ二人は朝食を食べることに行くのであった