- 1駆け出しレンジャー&トレーナー23/04/29(土) 18:54:39
アルセウスフォンから平行世界に繋がる掲示板です
次スレは>>190を踏んだ方が立ててください
前スレ
ここだけレジェアル主人公が集まる掲示板Part157|あにまん掲示板アルセウスフォンから平行世界に繋がる掲示板です次スレは>>190を踏んだ方が立ててください前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1782642/ 派生スレht…bbs.animanch.com派生スレ
ここだけレジェアル主人公が集まる掲示板の自分の主人公の設定書き込むスレ104|あにまん掲示板ROM勢でも大歓迎。設定だけじゃなくて、絵も貼っていきましょう。メタも追記も大歓迎。他人を罵倒することは辞めましょう 。次スレは>>190が建てて下さい。本スレhttps://bbs.an…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 18:55:20
たて乙
- 3駆け出しレンジャー&トレーナー23/04/29(土) 18:55:37
(保守であります!)
- 4駆け出しレンジャー&トレーナー23/04/29(土) 18:56:54
(保守)
- 5柘榴石(18)23/04/29(土) 18:57:37
たておつ
- 6駆け出しレンジャー&トレーナー23/04/29(土) 18:58:12
(ほしゅしゅ)
- 7おやつおいしい(14)23/04/29(土) 18:58:22
ほしゅ
- 8二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 18:58:59
タテオツー
- 9柘榴石(18)23/04/29(土) 18:59:34
ほしゅほしゅ
- 10二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 18:59:39
ホシュー
- 11三人目の調査隊23/04/29(土) 19:07:02
たておつです
- 12二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 16:54:18
【アゲハントの『エアスラッシュ』が急所に当たり、エルレイドを倒した】
「さすがよのう。あれほどに怯えていた子どもが、わしを倒すか」
……ゆずれないもののためには、戦うといいって。そうするべきだって。ヒスイで……みなさんに、学びました。それが、単純な力、とは、限りませんけれど……。
皆さまに、お任せするべきだと、思います。そうするのが、正しいんです。わたしは、こんなにも頼りないから。わたしの功績、なんて言われても、ぜんぜんピンとこなくって。相変わらず、怖いものはたくさんあって。でも。
……わたし、この場所が、すきです。わたしも、まもりたい。できることがあるなら、それをやりたい。原因なんて、ちっともわからないけれど。だれかに任せるのではなくって、わたしが。わたしの意思で、やりたいんです。
「そうか……。成長したのう」 - 13柘榴石(18)23/04/30(日) 17:23:41
『もふ~(もっしゃもっしゃ)』
【赤毛の女性と翡翠色のモクロー、コギト、ウォロが庵の外のテーブルでティーセットを囲んでいる】
「して、何が聞きたいんじゃ?」
はい アルセウスやプレートについて何か知っていることがありますか?
「もちろん知っておるぞ。あたしの先祖…といってももう千年も二千年も昔の話じゃ。古代シンオウ人はアルセウスを、ヒスイ地方を生み出したポケモンとして崇めておった。そしてバサギリやアヤシシの先祖たちにかけら…プレートを渡したとか」
……アルセウスをシンオウさまと置き換えれば、コンゴウ団やシンジュ団に伝わっている話と似ていますね
「プレートの話はあちらには伝わっていないようでしたがね。…それで?もっと詳しい話は無いんですか?」
「何もない。伝えられることが残っておればコンゴウ団がディアルガを、シンジュ団がパルキアをアルセウスと勘違いするものか」
そうですか…そうですよね…
「アルセウスのことをそんなに知りたいのか?」
「ええ、リュウカさんとモクローさんが落ちてきた理由がわかるかもしれませんから」
「ふうん…なるほどのう。では手助けしてやろうかの」
えっ!?もう何もないのでは?
「ヒスイにはまだまだものすごいポケモンがおるのじゃ。アルセウスとの関係はわからぬが、なにかしら足がかりになるやもしれぬ」 - 14二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 17:26:36
「のう、××。ポケモンは恐ろしい生き物よ。拙者もデンボクも、暴れ狂うポケモンに故郷を焼かれただけでなく同胞が幾人も命を落とした……」
「それゆえデンボクは、安心して暮らせる新天地をここヒスイ地方に作ろうとしている。そのためなら強硬手段も辞さぬだろう」
「だが……おまえは違うのだな。恐れたまま、恐ろしいと思ったまま心を通わせたのだな」
「おまえは謙遜するがな、我らとは異なる形でポケモンと関わり、共存できることを証明したのよ。間違いなくおまえの功績じゃ」
「……誇れ、××。おまえがポケモンと築いてきた絆。ヒスイで成し遂げた出来事。おまえ自身の成長。すべてを」
「デンボクはその先じゃ。行くがいい。すべて解決した後は、うまいイモモチをたらふく食わせてやるからのう!」 - 15駆け出しレンジャー&トレーナー23/04/30(日) 18:42:36
【ふたりの少年が朝のランニングをしているところへ、ヒナツが話しかける】
『おはよう!キダチ!コウタ!朝からがんばってるね! 』
ヒナツ殿!おはようであります!
「ハァ、ハァ、ハァ…おはよ」
『アハハ、ヘトヘトじゃん!』
『あたし以前から興味があった散髪屋で働くことにしたの! あたしだけが結える 髪型も選べるようにする! もちろん ドレディアのキャプテンも つづける! 二足のワラジってやつ! だからふたりもも 散髪屋においでよ 髪結いしてやるからさ!」
いいでありますな〜自分も髪が伸びてきたので助かるであります!
【そこへデンボクが近づいてくる】
む!デンボク団長!おはようであります!
「お、おはよ〜ございます…」
『サワさんも散髪屋の 後継者ができてよかった!』
『デ デンボクさん あの ガチグマのことだけど……』
『コトブキムラで働くのであれば どこの誰であろうと大切な仲間 ヒナツ殿 よろしく頼む 。キダチ、コウタ。 始まりの浜に向かうぞ ついてこい!』 - 16二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 18:43:31
あ、セキさま、カイさま……!
あの、団長は……
「よう、××。デンボクの旦那はほら、あそこだ」
「××さんがくるまではってわたしたちまで寄せ付けないんだから」
「行ってやれよ。なんとかするって覚悟決めてきたんだろ?」
は、はい。それでは、行ってまいります……! - 17柘榴石(18)23/04/30(日) 19:01:42
湖の3匹、神殿の巨人、三日月、火山、始まり…うーん、わかるような、わからないような?
とにかく、まずは正体のはっきりしている湖の3匹のところへ行ってみましょうか
『くぽ』
「やはりポケモンなのですね、鍵は!集めたプレートの裏に刻まれた文字を確かめれば、アルセウスに会う方法がわかるかもしれません」
ウォロさん 何から何までありがとうございます
「いえいえ、ジブンも世界の秘密や歴史には強い興味がありますから。では、ジブンは他の心当たりを当たってみるのでリュウカさんはコギトさんの言ったポケモンたちの方をよろしくお願いします」
他にも心当たりがあるんですか?どんなものですか?お手伝いは要りませんか?
『くぽぉ~、くぽもふ、もふっふ』
「んん……いえ、特に危険のない場所ですのでお気遣いなく!では!!」
あっ…行ってしまいました - 18二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 19:03:40
【神殿の手前まで水色の髪の少女が登っていく】
「来たか。あかいくさり、とやらで世界をつなぐと聞いた。本当に信じてよいのか?」
……はい。信じてください
「では問おう。なぜ、来た?」
「おまえは調査隊員だが、時空の裂け目を調べよという命令は出していない。今までキングを鎮めるという危険な任務を出してきて今さら言えることではないが。おまえが命をかける必要はないのだぞ」
……シマボシさまに……いえ。いいえ。わたし、は……。
見ているだけ、なんて、いやなんです。わたし、ヒスイがすきです。今までいた場所なんかよりも、ずっと。すごしたのはみじかい時間だけど、大切で、なくなってほしくないんです。わたしにできることなら、やりたいんです。
わたしにしかできない、なんて思えませんけど……わたしなら、やれます。
こんな空をなおせるなら。わたし、なんだってできるとおもうんです。
……キングと、クイーンを鎮めてきました。各地のポケモンを調査してきました。
今回も、うまくいくなんて保証はありませんけれど……。やらせてください、デンボクさま。ポケモンたちと一緒なら、きっと、できます。やってみせます。
「……あいわかった!」
「これより先の事態には、おまえとわたしより強いものが当たるとしよう」
「××とそのポケモン、立ち合え! 今日は真剣勝負だ」
は、はいっ、いきます……! - 19二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 19:21:41
【ピクシーが倒れた……】
「真の強者よな……」
「幼いからと侮っていたのはこちらだったか」
「……××。今さらだが、ヒスイの人々の……いや、カミナギの民のため、ヒスイのポケモンたちのため力を貸してくれ」
……!はい! - 20二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 19:31:44
【強い時空の乱れが観測されました。接続できません】
【強イ時空ノ乱レガ観測サレマシタ。接続デキマセン】
【ツヨイジクウノミダレガカンソクサレマシタ。セツゾクデキマセン】
【つヨイジクうノミだレがカんソクサレマした。セつぞクデキマせん】
【つつつよいジクウノミミミダレがカカカカンソクサレレレレレマシタ。セセセツゾクででできません】
【つつつつつつつつつつつつつ──────】 - 21駆け出しレンジャー&トレーナー23/04/30(日) 21:53:57
【『始まりの浜』で新たな入植者を受け入れるデンボク】
「船?」
入植者の方でありますな、この時代のシンオウは開拓全盛期でありますから。
「へー」
『その通り、ヒスイ地方にいらしたばかりの方々だ』
【デンボクが入植者たちに話しかける】
『これからコトブキムラで共に暮らす ギンガ団が初上陸したのが ここ 始まりの浜 あなたたちの新しい生活も ここからはじまりますぞ』
『ヒスイ地方は強く怖い野生の ポケモンが多くいるときいています』
『ですが ギンガ団はポケモンに詳しく 不思議な力を借りて コトブキムラを発展させているとか」』
『その通りです! それらの伝聞は、この二人の調査隊、キダチとコウタのおかげ!みなでさらにコトブキムラを発展させ ヒスイで暮らしていきましょう』
『デンボクさん よろしくお願いいたします』 - 22駆け出しレンジャー&トレーナー23/04/30(日) 21:54:39
【警備隊の案内で村へ向かう新たな入植者たち】
『調査隊がポケモンを調べることで 安心して行動できる範囲が広がり、彼らのような市井の方々を受け入れることができた。』
っ!それはつまり、我々ギンガ団の働きがより重要になるということでありますな!
『その通り』
『…キダチ、コウタおまえは 本当に ポケモンが好きなのだな?』
はい!ポケモンは人類の良き相棒だと思うであります!
「ん、まあ…大事な…家族…かな」
『うむう…… ポケモンはギンガ団の同胞を何人も襲っている、そしてお前たちにも…… それでも好きというのは 調査隊に必要な資質かもな』
『よいかこの時代のポケモンは恐ろしい生き物。共に暮らすにせよ そうでないにせよ。ポケモンのことは 詳しく知っておかねばならない。このデンボク、団長として コトブキムラのみなを守るためであれば ときとして果断な処置をくだす!』
【ショウが三人に呼びかける】
『団長 シンジュ団の カイさんがいらしてますよ』
『あの件だな』
『キダチとコウタよ、調査隊の働きによって変わりつつある コトブキムラの様子を見ろ。そのうえで 団長室にくるのだ よいな!」
了解であります!
「は、はい!」 - 23柘榴石(18)23/04/30(日) 22:02:59
【コトブキムラのソノオ通りを赤毛の女性が上機嫌で歩いていく】
思ったより早く手がかりが見つかってよかったですね、センパイ!準備を整えたらさっそくシンジ湖に向かいましょう
『くぽ~』
「リュウカ、モクロー」
デンボク団長、お疲れ様です!何かご用ですか?
「うむ。コギト殿より、お前たちがウォロ殿と共にプレートを集めていると聞いてな」
はい!センパイが帰る手がかりになるかもしれませんので
『くぽくぽ、もふっふ』
「あいわかった。始まりの浜に行くぞ。ついてこい」
……?はい、わかりました!! - 24駆け出しレンジャー&トレーナー23/04/30(日) 22:10:50
エラーでありますか?心配であります…。
- 25駆け出しレンジャー&トレーナー23/04/30(日) 22:45:31
【新築の家を眺める二人の少年】
「うわぁ、博物館で見たやつだ」
趣があるでありますなぁ、先人たちの功績を見られるのはなかなかないでありますよ。
【いざ、ギンガ団に入ろうとするも坊主頭の少年はイチョウ商会のある商品に釘付けになる】
むっはー!
これは!通所レトロボール、水筒と呼ばれる『軽銀製上部回転式携帯獣捕獲器』!!
『レトロとは失礼な、本土からの輸入品だよ』 - 26柘榴石(18)23/05/01(月) 06:21:24
【始まりの浜で赤毛の女性とデンボクがバトルをしている。途中まで拮抗していたが、女性が巻き返して勝ったようだ】
「テンガン山で仕合ったときよりも更に強くなっている…お前にとってポケモンは敵ではなく、いつでもともに遠くへ歩むための大切な存在なのだな」
デンボク団長こそ、テンガン山の時よりも強くなっています 心境の変化があったんですか?
「うむ…そうだな。すぐにお前のようにはできないが、恐ろしい生き物のポケモンも友とすれば心強い…それは理解したつもりだ」
はい、デンボク団長ならきっと大丈夫ですよ
「……リュウカよ。シマボシより、お前の境遇を聞いた」
……はい
「ギンガ団に、コトブキムラに残れば良い」
え?
「コトブキムラは元々、行き場のない者を受け入れるために作ったものだ。お前の身元と安全は私が保証しよう。今度こそ誰にも文句は言わせん」
でも私…全てが終わった後も生きていられるんでしょうか
「最初から諦めているようではいかん。お前は今まで多くの者を救ってきた。今度は自分の身を大事にせよ」
デンボク団長…
はい、 …はい ありがとうございます - 27二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 08:54:07
【ピントの合っていないオリジンフォルムのディアルガの写真。パルキアが対峙している】
- 28駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/01(月) 17:14:10
【団長室で概要を聞く、二人の少年】
『紅蓮の湿地での ポケモン調査 ごくろうである。ふたりには次なるエリア…… 群青の海岸に赴いてもらう。最初にいっておく 群青の海岸に キングはおらぬ』
「え?なんで」
あー
『ふたりとも 説明するね キングだけど数年前にはいたの…… ただ不慮の事故で命を落として……』
『そのキングがいた場所で 怪しい影をみかけるとの 報告がはいってきてな さらには 火吹き島で材料を集めていた 警備隊と製造隊の隊員が 幽霊に襲われたとも報告している』
『わたしとしてもキング場を 荒らされるのは許せないの! でも群青の海岸にいる キャプテンは訳ありで……』
『もうわかるな?おまえに調査を命じる』
『わたしは群青の海岸で待ってるね あそこの景色 好きだから…。ふたりには おかしなことを 頼んじゃって申し訳ないよ…… 』
そんなことないであります!
困った人をお助けするのも、ギンガ団の務めでありますから!
『その通り、ふたりは仕事のできる団員 任せておけばよいのです』
『そうだね 森キングを鎮めた ふたりの強さ 優しさ わたしは知っているもの』 - 29二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 17:47:22
- 30柘榴石(18)23/05/01(月) 18:46:08
なんと、デンボク団長からプレートをいただきました!
始まり、というのは始まりの浜だったんですね
…私が生きているのは、やはりアルセウスの力なんでしょうか?
もし可能ならまだ生きていたいです たとえ元の世界に帰れなくても…
…早くアルセウスに会ってはっきりさせたいですね!
では改めてシンジ湖に行ってきます! - 31駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/01(月) 18:48:51
- 32柘榴石(18)23/05/01(月) 18:53:41
- 33駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/01(月) 20:56:12
【砂浜ベースの設置を手伝う坊主頭の少年の後ろで、カイと合流する金髪の少年】
【深呼吸をしてから笛を吹くカイ、澄んだ音色が響き渡る…】
『笛はいい 音色はどこまでも届きそうで…… うん! いまのわたし あなたと心から戦える!』
「オ、オレ!?」
『わたしは わたしの弱さを 知らねばならないの! お頼みします』
「……わかった。それならオレも全力でいかせてもらうぜ」
『時空の裂け目…… その先に 広がる空間を知る人よ 参ります!』 - 34柘榴石(18)23/05/01(月) 20:58:00
行ってみたらエムリットさんとバトルになったので捕まえてしまったのですが、これでいいのでしょうか…?
何も起きないのでリッシ湖にも行ってみます - 35二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 20:58:48
- 36駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/01(月) 21:05:07
【グレイシアに『かえるぐるま』を繰り出し、すかさずイーブイに『いわくだき』を食らわせる】
【勝負はほぼ一瞬で終わった】
「やばい!やりすぎた…」
「だ、大丈夫?」
【スッキリした爽やかな笑顔になるカイ】
『すっきりした! 世界は広く…… わたしは小さいなぁ』
『ありがとう! あなたのポケモンを元気にするね』
「え、あ、うん」
『うん あなたになら 本音を話せそうだよ。デンボクさんとは団の長同士…… 弱みをみせたくないし…どうして わたしがあれこれ 背負ってしまっているのかなあ』
「カイ…」
『あのね 海岸にいるキャプテンは ガラナちゃんといいます。ただ世話するキングもいないし キングの後継も育っていないし キャプテンにふさわしくないと異を唱えるものもいるんだよ…… 』
『でも だれがなんといおうと わたしにはとても大事な人 シンジュ団の長の座を巡って いろいろ競い 教えてもらったし 』
『それで頼みというのは…… 彼女が連れている キングの後継を鍛えてほしいの!』
「ええ!」
『 あなたの強さであれば キングの後継も独り立ちできるし、そうすれば異を唱えるものも 彼女をキャプテンとして認めるよね…』
『荒ぶるバサギリを元に戻し シンジュ団を助けてくれた あなたなら大丈夫だと信じているよ!』
「う、うん…」 - 37柘榴石(18)23/05/01(月) 21:49:43
あっセンパイ!ケムリイモがたくさん埋まっていますよ!!
ムベさんへのお土産に持って帰りましょう!!
『くぽぽぽ!!』 - 38柘榴石(18)23/05/02(火) 07:55:16
アグノムさんも捕まえました!
ただのハイパーボールで捕まってくださったということはおそらくこれで合っているんですよね…?
エイチ湖に行く前にコトブキムラに防寒着を取りに行きましょう - 39おやつおいしい(14)23/05/02(火) 10:39:18
お試しで作ったやつ
【キングリーフに挟まっている平べったい餅の写真】
かしわっぽい葉っぱ、無いかと思ってたけど海沿いにそれっぽいのがあったって聞いたからとりに行ってくる!! - 40二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 10:43:15
- 41おやつおいしい(14)23/05/02(火) 11:14:20
- 42柘榴石(18)23/05/02(火) 11:20:54
- 43三人目の調査隊23/05/02(火) 12:49:46
コトブキ村に来た
明日に向けてあちらこちらが賑わっているようにも確認できる
修練場を会場として貸切る予定であり、飾り付けられている
ノボリとクダリ、ペリーラも納得している様子ではあった
【高台ベースで2対2の模擬勝負をしている長身の男女の写真】 - 44三人目の調査隊23/05/02(火) 13:41:59
- 45柘榴石(18)23/05/02(火) 16:40:06
ムベさん!ケムリイモがたくさん採れたので必要な分をいくらでもどうぞ!!
「おお、大量じゃな。ではあるだけ貰おうか」
え?あの、必要な分だけで大丈夫ですよ?
「ケムリイモはいくらあっても困らんと言ったろう。先日の祭りで在庫を開放してしまったし調度いいぐらいよ。ほれ、駄賃じゃ」
あわわ、こんなにたくさん…ありがとうございます
「また頼むぞ。…よし、ついでじゃ。急ぎの任務でないならイモモチを食べていけ」
『くぽ!!』 - 46駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/02(火) 17:26:40
- 47駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/02(火) 18:39:35
【浮かない顔で『帳岬』に向かう二人の少年。金髪の少年は浮かない顔をしている】
コウタ、どうしたでありますか?
「ん…カイさんに頼まれた依頼…オレにできるかな…オレ、友達いないし…クラスで浮いてるし…」
「バトルしてもオレ、手が抜けなくて、差がありすぎてみんな引いちゃうし…」
難しい問題でありますなぁ。 - 48二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 18:42:37
【カイの笛に合わせてツバキと歌う少女】
【ムベとデンボク、セキ、ハマレンゲが談笑している様子】
【ヒナツとユウガオが飲み物片手に話している場面】
【キクイとワサビがウォーグルとバサギリについて語り合っている】
【ススキとガラナが離れたところで二人でいる】
【思い思いに楽しむコトブキムラ、コンゴウ団、シンジュ団の人々】
【ノボリに話しかけに行く少女の姿】 - 49おやつおいしい(14)23/05/02(火) 19:25:20
- 50柘榴石(18)23/05/02(火) 19:30:30
【山盛りのイモモチを食べている赤毛の女性と翡翠色のモクローとラベン博士の写真】
ラベン博士が通りがかったのでご一緒しました
そうだ、玄関先の手紙も見てもらいましょうか
はい、たくさん埋まってましたので!
もちろん他の方の分は残してきましたよ
- 51柘榴石(18)23/05/02(火) 22:07:21
「はあ~…一方的な言葉と日時指定。まったく紳士的でない誘いの手紙なのです」
依頼ではないようなので一度流してしまったのですが、返事を書いた方がいいのでしょうか?
「差出人の名前もありませんし、必要ないでしょう。悪戯のようなものです」
いたずら…なるほど?
「念のためシマボシ隊長には報告しておきましょう。…君なら大丈夫だと思いますが、知らない人には不用意についていかないようにしてください。センパイくんもです」
はい、わかりました!!
『くぽ!!』 - 52二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 10:08:22
- 53おやつおいしい(14)23/05/03(水) 10:20:45
- 54柘榴石(18)23/05/03(水) 10:45:29
エイチ湖でユクシーさんを捕まえたらプレートがもらえました
よくわからないけどよしとします!
さて次は…神殿は候補が2つあるので火山か三日月にしましょうか
『くぽ!!』 - 55二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 13:15:44
- 56柘榴石(18)23/05/03(水) 14:51:03
火山とはおそらく火吹き島のことでしょう!ということなので群青の海岸にやってきました
センパイがなにやら辺りを見回して首を傾げていますが、何かあるのでしょうか…?
【火吹き島を遠目に臨んだ海岸の写真。誰がどう見ても綺麗な風景の写真に見える】 - 57駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/03(水) 17:16:16
【『帳岬』で二人の少年に警戒するヒスイガーディ】
『ガルルワ!』
『およしなさいな あたくしはシンジュ団のガラナ あなたさまは……?』
自分、ギンガ団から派遣されたヒャクリコウ キダチであります!
「フ、フダンソウ コウタ!」
『 ああ うわさの! バサギリと ドレディアを鎮めた 強者ときいていましたが…… 存外 可愛らしい顔をしておられるのね』
『それで なにをしに いらしたの? さいわいなことに群青の海岸に 荒ぶるキングはおりませんのよ』
『高波にさらわれた子供を救うため 身を投げだし 海の藻屑となり…』
「あ…ごめんなさい」
…このあたりの海は荒れるときは荒れるでありますからな…。 - 58駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/03(水) 17:19:11
【二匹のヒスイガーディを並べる】
『ところで、どちらがキングの子供のガーディだと思われます?』
大きい方でありますか?「小さい方…かな」
『みなさま、最初はそうおっしゃるの、そしてコウタ様はお目がたかい!こちらの おとなしくて すぐに隠れたがる ガーディが先代キングの子供なのです』
『……クヌン』
『キングたる資格の持ち主ですが この子は父の死を目の当たりにして 心に深い深い傷を負いました…… それを無理やり鍛え 次なるキングにするなど…… あたくしには到底できませぬ』
「でもシンジュ団のみんなからあなたはキャプテンに認められてないだろう?」
『シンジュ団のみなになんといわれようと、この子のあるがままに寄り添おうと決めております。さて、キングがいないと知っても まだ御用があるのかしら』
「キングの子って強いんでしょ?だったら訓練とかしたら…」
【スッと静止する仕草をするガラナ】
『ふふ、カイに頼まれたのでしょう? 心遣いはありがたいのですが あなたさまには関係ございませんことよ』
「うう…でもこのままだと…仲間はずれにされちゃうよ」
『あら、余所者のあなたがそれをおっしゃるの?』
コウタ、ここは引き下がるでありますよ、人には人の事情があるであります。ところで、自分たち『火吹き島』の調査をしたいのでありますが…
『ああ 火吹き島の調査…… 海を渡るには コンゴウ団キャプテン ススキさまに相談なさるとよろしいかと、ススキさまでしたら イチョウの浜辺から つながる エイパム山で暮らしておられます』
『……クヌン』 - 59二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 22:08:22
野生のポケモンが、プレートを……?
コギトさまと再び会いましたが……
……わかりません、ね。でも、図鑑の完成は必要ですし…… - 60三人目の調査隊23/05/04(木) 01:03:25
どことなくテルに似ている男性に話しかけられた
調査隊として活動していた頃のテルとショウの様子について尋ねられたので答えた
男性は安心した様子だった - 61柘榴石(18)23/05/04(木) 02:48:05
「リュウカさん!ちょうどいいところに」
カイさんにガラナさんにススキさんまで どうかしましたか?
「ガラナちゃん…ではなくて、ガラナが相談があるからコトブキムラまで呼びに行こうとしてたんだ」
なるほど、入れ違いにならなくてよかったです 相談とはどのような?
「それが…近頃火吹き島の気温が上がっている気がするのです」
火吹き島ですか?元々暑かった記憶がありますが、それが更に…ということでしょうか
「ええ、その通り。ウインディには今のところ変わったところはみられませんが、念のため調査しておきたいのです。力をお貸しいただけますでしょうか?」
もちろん!調査隊にお任せください!
『くぽ!』
「よかったね、ガラナちゃん!」
「人前でその呼び方はおよしなさい!それにカイ、あなたも来るんですよ」
「えっ」 - 62柘榴石(18)23/05/04(木) 03:01:52
「ねえ、ガラナちゃん…わたし、来る意味ある?暑いの苦手なの知ってるでしょ?」
「何を言ってるの。シンジュ団の大事なキング場の異変に長が動かなくてどうするんです。さあ、火口の祠を調査しましょう」
「リュウカさん、ススキさん、早く終わらせて帰ろう?いつまでもここにいたら溶けちゃうよ」
「ははは…」
カイさん、入り口で待っててもらっても大丈夫ですよ?
「…ううん、行く。キングが交代してからのキャプテンとしてのガラナちゃん、まだ見てないもの」 - 63二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 12:31:32
……湖。また、来ましたけど……
……暗いところは……やっぱり、苦手です……
あ、エムリットさんを……捕獲?と、いうのでしょうか?ボールに入れることができました
……自分から入ってくださったような…… - 64駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/04(木) 15:27:46
【『エイパム山』の民家を尋ねる二人の少年】
こんにちはー!ススキさんはご在宅でありますかー?
「声でか…」
『お客…… さま……? いま…… でますので しばし お待ちくださいませ……』
『あ あのう…… ぼく…… コンゴウ団の ススキと 申しますが…… カミナギのふえを お持ちの ギンガ団…… キダチさんとコウタさん…ですよね? あの ぼく なにか粗相をしましたか? い いきなりの 訪問は…… 心の臓に悪いので およしください あの…… 本当の目的は なんでしょう?』
これは失礼しました!
自分たち『火吹き島』を調査するためには『イダイトウ』への協力が必要と聞いたでありますから。
『ひ、ひぃ!火、火吹き島に…… いかれる? そ…… それでしたら イダイトウに 認めてもらえるよう 好物を用意すれば よろしいかと ただ調理がちょっとばかり というか かなり大変といいますか…… はっきりいって…… 無理というか……』
無理でありますか?大丈夫であります!
レンジャー根性で何とかするであります!
「なんとかするのかよ」
『お お教えしますよ…… 材料は…… ぼくが持っていますが…… もうひとつが ぼくには絶対 無理でして 夜に捕まえるべき ポケモンがおります』
してそのポケモンは!
『き き きくのですか……? もしかして…… 命知らずですか? サ サ…… サ…… サ……マ』
ササマ?
サマヨールか? - 65駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/04(木) 15:28:19
『っ!そうです…… ああ 口にするのも恐ろしい…… 材料を、サマヨールの あくのはどうで 味付けする…… これが イダイトウ好みの エサをつくる 調理法なのです……』
なるほど!ポケモン捕獲ならギンガ団の領分でありますな!
了解であります!サマヨールを捕獲するであります!
『ギンガ団の…… 方…… 怖いもの知らず すぎて…… ぼくが 怖くなっちゃいますよ サマなんとかは 夜 オバケワラあたりを うろつく 一つ目の ポケモンです オバケワラは 地図でみれば 手のような場所 難破船が目印です…… ああ 怖すぎて かえって サマなんとかに くわしい ぼく…… 』
「あの人大丈夫かな…」
いえ、あの人はやるときはやるタイプと見たであります…。
あの素晴らしい筋肉…荒波を泳ぐ男の筋肉であります。
自分たちも負けてられないであります!オバケワラまでランニングであります!イッチニ!イッチニ!
「うへぁ…」 - 66柘榴石(18)23/05/04(木) 18:19:42
ヒードランさんを捕まえました!
これだけの火力と機動力、暴れられたら厄介だったので早めに対処ができてよかったです
なぜかプレートも手に入りましたしガラナさんに感謝ですね
次は…迎月の戦場に行きつつシンオウ神殿の様子を見てきましょうか
『くぽ!!』 - 67白23/05/04(木) 22:56:08
……動けない、カ。仕方ないネ…
【医務室のベッドで数日眠り続けていた少女が目を覚ました。現状を把握して諦めたように寝る体制に入る】 - 68三人目の調査隊23/05/04(木) 23:06:17
食事処や新郎新婦は早朝から準備をはじめるとのこと
正装用の服、再度確認 異常なし - 69駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/05(金) 06:43:14
【真夜中、『オバケワラ』の『ベース』で休息をとる二人の少年とショウとラベン博士】
『コウタ、どうしたのですか?浮かない顔してますけど』
「人に認められるってどうやったらいいのかなって…」
『難しいテーマですね、何を持って認めてもらうかにもよります、コウタくんはどんなビジョンで考えてるですか?』
「んー、人から無視?されない、とか敬遠?されない…とか?」
『なるほど…コウタくん自身はどうやってみんなに認めてもらいたいのですか?』
「オレは…昔はバトルが得意だから、ポケモンバトルを通してみんなに受け入れられたなって思ってたけど…オレとみんなじゃ実力が違いすぎて…」
『人は自分と違うものをなかなか認められられないですからね』
『キダチはどうなんです?コトブキムラのみなさんから認められてますけど』
んー自分、実はそんなに他人から認められることを気にしていないでありますからなぁ…。
勿論、許可という意味の認められることは大事だと思っているでありますが。
『というと?』
ぶっちゃけ、レンジャーだからギンガ団だからと色々言っているでありますが、自分は自分のしたいようにしか動いていないでありますから…ははは。
レンジャーになるときだって家族に大反対されたでありますが、無視してレンジャーになったでありますし。今でも皆さんに顰蹙を買われながらも野盗三姉妹に支援を送っているでありますし。
自分はけっこう勝手な人間であります。
【ニカッと笑う坊主頭の少年】 - 70柘榴石(18)23/05/05(金) 10:23:20
『くぽぽ~!!』
「おっと」
『くぽ!?』
【顔めがけて突っ込んできた翡翠色のモクローをツバキは難なく受け止める】
「ツバキも日々成長…いえ進化しているのだよ!そう何度も同じ手は食らいませんね!!」
『くぽ~!!』
「元気ねえ」
ユウガオさん、こんにちは 何故迎月の戦場に?
「ええ、こんにちは。なにやら困ったことが起こったと聞いたので、年寄りの知識が役に立たないかと思って見にきたのよ。もうコンゴウ団相手は嫌だと言っている時代じゃなくなりましたからね」
困ったこと、ですか? - 71柘榴石(18)23/05/05(金) 10:42:48
「あえて尋ねるが、あなたはクレセリアなるポケモンを 存じていたりするのかい?」
『くぽ!もふふ~くぽぽ!!』
私は聞いたことありませんね…センパイはもしかして知っているんでしょうか?
「まあ珍しいポケモンだからねえ…知らなくても気にすることはないのよ。クレセリアは"三日月の化身"とも呼ばれるポケモン。その羽は【みかづきのはね】といって 、持って寝るとすばらしい夢を見ることができると伝えられているの」
『くぽ~~~』
センパイ、その羽が欲しいんですか?
『もふ!!』
「ならば調度いい!先日そのクレセリアなるポケモンが迎月の戦場に舞い降りたのですよ」
えっ!いいじゃないですか!
「よくない!洞窟キング、マルマインが隠れてしまいツバキは心配で眠れないのですよ!!」
「あなたならクレセリアを捕まえ、みかづきのはねを得られるのでは?」
そうですね…マルマインさんが隠れてしまうほどのポケモン、捕まえられるかはわかりませんがやってみましょうか - 72おやつおいしい(14)23/05/05(金) 10:45:40
- 73白23/05/05(金) 10:50:38
うう……ん……
【相も変わらず昏睡している少女。熱があるのかうなされているようだ】 - 74二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 10:51:34
- 75柘榴石(18)23/05/05(金) 12:43:37
くぽ~…
【クレセリアの攻撃を受けて方向感覚を失い、ふらついている赤毛の女性】
くぽ!?
【近づいてきたクレセリアの首にしがみついて投げようとする女性】
くぽ~~~!!!!
【慌てて宙へ浮かんでいくクレセリア。女性はトゲキッスの背に乗って一旦距離をとった】 - 76駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/05(金) 18:52:53
- 77柘榴石(18)23/05/05(金) 19:29:42
くぽ!!
【トゲキッスからウォーグル、ウォーグルからギャラドスに飛び移りクレセリアの狙いをそらしていく赤毛の女性】
【女性を乗せたままギャラドスがクレセリアに急接近した。至近距離に達したと同時に女性は上空へと飛び上がる】
【ギャラドスがクレセリアを『かみくだく』で攻撃すると同時にその背後へと着地した女性が直接ギガトンボールをぶつけた!】
くぽ~~~!!
……もふ?
【黄緑色の羽が一枚、ふわふわと飛んできた】 - 78柘榴石(18)23/05/05(金) 21:16:46
- 79おやつおいしい(14)23/05/05(金) 22:37:03
- 80アカちゃん(70)23/05/05(金) 23:09:10
- 81白23/05/05(金) 23:12:56
- 82駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/06(土) 06:43:54
- 83おやつおいしい(14)23/05/06(土) 07:49:40
- 84柘榴石(18)23/05/06(土) 08:24:09
『くぽ』『くぽ~』
【翡翠色のモクローがみかづきのはねを見せびらかして回っている】
よかったですね、センパイ!
『くぽ!!』
【モクローはツバキの腕に降り立つと羽を差し出した】
『もふ』
「ボクに捧げ物かい?いい心がけだけど、あいにく悪夢は見ない性質でね!気遣いは結構!!」
確かに見なさそうですね
『くぽ~…?』
【モクローは不思議そうに首を傾げていたが、今度は赤毛の女性の肩に停まって羽を差し出した】
『もふ』
私ですか?私も悪夢は別に…
…いえ、センパイがいいのなら頂きます ありがとうございます
『くぽ!!』 - 85駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/06(土) 08:34:57
サマヨール捕獲であります!
これでイダイトウの好物をつくるであります! - 86三人目の調査隊23/05/06(土) 12:10:23
- 87おやつおいしい(14)23/05/06(土) 12:28:11
- 88柘榴石(18)23/05/06(土) 12:32:22
【みかづきのはねを咥えたままこちらを見上げている翡翠色のモクローの写真】
センパイから頂きました
思い出の品、になるといいなと思います
さて、シンオウ神殿に行きましょうか - 89三人目の調査隊23/05/06(土) 15:49:09
- 90柘榴石(18)23/05/06(土) 17:43:24
【槍の柱と化した神殿跡へと赤毛の女性と翡翠色のモクローが足を踏み入れていく】
うーん…何も起こりませんね そもそも半壊してしまっていますし
神殿とはキッサキ神殿の方なのでしょうか
『くぽ…』
センパイ?
【モクローは不安げに身体を縮こまらせている】
時空の裂け目はもう無いから大丈夫ですよ 何か来ても私が守りますし
『くぽぉ~…』
「おや、リュウカさんにモクローさん。奇遇ですね」
ウォロさん? - 91駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/06(土) 17:56:51
- 92スケッチ(24)23/05/06(土) 18:01:59
- 93白23/05/06(土) 18:05:10
【頻りに咳を繰り返す少女が吸引器で薬を吸い込んだ】
……なんで、今、再発…… - 94柘榴石(18)23/05/06(土) 18:09:34
【翡翠色のモクローを肩に乗せた赤毛の女性とウォロが連れ立って山道を下っている。カミナギ寺院跡でふとウォロが足を止めた】
どうしました?
「こちらの像…ディアルガ、パルキアの像と比べ、遠く離れた場所に壊されたまま置かれていますよね。何を表しているか分かりますか?」
ええと…像を作られるほどの存在にもかかわらず、壊されるほどの何かがあったということですか?
「さすが選ばれし者ですね。…これはディアルガ、パルキアと同格にして追放されたというポケモン、ギラティナを模したもの!暴れ者ゆえ世界の裏側に潜んでいましたが…いつかアルセウスに牙を剥こうとした存在のようです」 - 95柘榴石(18)23/05/06(土) 18:10:45
よく知っていますね もしかして、心当たりとはギラティナのことだったんですか?
「ええ。このヒスイでもっとも天に近く、時空の裂け目が生じた場所であるシンオウ神殿に現れるかと思ったのですが…どうやらハズレだったようです」
ウォロさん!!
「な、なんですか?ああ、この話は遺跡巡りの際に独自に読み解いたものでして…」
ディアルガさんたちと同格の存在に一人で会おうだなんて危険じゃないですか!!次からは私も同行するので呼んでください!!
「…………」
いいですね!?
「……あ、はい」
『くぽ~ぉ』 - 96三人目の調査隊23/05/06(土) 18:32:25
- 97柘榴石(18)23/05/06(土) 19:32:33
「…ところでリュウカさん、プレート集めは順調ですか?」
はい!コギトさんから聞いた手がかりだと、あとは神殿の巨人だけです!
「なるほど、それでシンオウ神殿に。しかし何もなかったのならおそらくキッサキ神殿にあるのでしょうね」
はい、コトブキムラで準備を整えたら向かおうと思います ウォロさんはどうしますか?
「ジブンはそろそろ一度仕事に戻らねばならないので失礼しますよ。…それにしても、キッサキ神殿に顔パスで入れるとは非常に羨ましい」
ウォロさんは本当に遺跡が好きなんですね 中に入りたいのなら今度ご一緒しましょうか?
「いいんですか?そんな先の予定など入れて」
え?
「フフ…何でもありませんよ。そうですね、機会があったらぜひ」 - 98柘榴石(18)23/05/06(土) 22:31:54
……あ
そういえば、取り置きしていただいている商品はどこでどうやって購入すればいいのか聞けばよかったですね
次は忘れないようにしましょう! - 99白23/05/07(日) 13:19:34
また一週間が経過。ラベン博士より薬について質問される。足の容態を聞く。
残るキングは二体と判明。場所は天冠の山麓並びに純白の凍土。
不安事項・機動力の低下。対処法を探すべき - 100白23/05/07(日) 13:20:23
- 101二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 13:51:07
ユクシーさまを捕獲しました……!
あとはアグノムさま、ですね…… - 102三人目の調査隊23/05/07(日) 14:15:06
【男性と盃を手に取る女性を近い位置から写した画像】
【紫色の長髪を束ねた男性が式場に集まった人々の前で歌っている画像。驚愕している者や聞きほれている者、ただ笑みを浮かべている者などが見て取れた】
ラベンと共同で立会人を務めることになっていたが複雑な動作はなかったので問題はなかった
ツバキが謡という歌を捧げる儀式をしていたが好評な様子だった - 103アカちゃん(70)23/05/07(日) 17:54:56
- 104柘榴石(18)23/05/07(日) 18:20:21
「リュウカさん、いらっしゃい!」
【翡翠色のモクローを肩に乗せた赤毛の女性がキッサキ神殿へと入っていくと、ワサビが女性へと飛びついた。抱き合ってくるくる回る二人をセキが微笑ましげに見る】
ワサビさん、セキさん!
「よう、リュウカに小さいの!どうした?こんなところへ」
「キッサキ神殿の秘密、探りに来たんでしょ?ワサビの千里眼だとそうだよ」
そうなんです 神殿の巨人を探しているんですが…心当たりはありますか?
「神殿の巨人か。この扉の奥には南の大地を引っ張ったポケモンが眠ってると聞いてるが…もしかしたらそのことじゃねえか?」
きっとそれです!もっと早く皆さんに聞けばよかったですね…
「でもリュウカさん、この扉、どんなことをしても絶対に開かないんだよ」
そうなんですか?センパイ、ちょっと離れててください
『くぽ?』
【女性はモクローをセキに預けると、扉に向かって思いきり正拳突きを放った!】
…む、びくともしません 岩より硬いですね!
「…もしかして岩なら砕けるのか?」
「ワサビの千里眼だとそうだよ」
『くぽ~』 - 105アカ主の息子23/05/07(日) 18:28:20
- 106おやつおいしい(14)23/05/07(日) 18:31:24
- 107二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 18:34:31
- 108アカ主の息子23/05/07(日) 18:44:18
- 109二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 18:50:44
- 110柘榴石(18)23/05/07(日) 18:54:34
- 111柘榴石(18)23/05/07(日) 18:57:18
『もふ』
センパイ?
【翡翠色のモクローが女性のポーチからプレートを引っ張り出すと、そのうち三枚が扉に反応した】
【閉ざされていた扉が開くと、そこには巨像のようなポケモンが身動きひとつせず佇んでいる】
…思ったより小さいですね
「そうか?充分でけえだろ。あれもポケモンなのか?」
「うん、ポケモンだよ!あたしの千里眼で動きだす姿がみえたもの!」
あの方も捕まえるのでしょうか…?ひとまず近づいてみましょう
【モンスターボールを手にした女性が慎重に近づいていくと、巨像のようなポケモンはゆっくりと動き出した】
『くぽ!?くぽ~~~~!?!?』
「なんで今驚いてるんだよおめえは!!」
向こうはやる気のようなので、交戦します!センパイ、そのままセキさんと一緒にいてくださいね!! - 112アカ主の娘23/05/07(日) 18:58:28
- 113二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 19:01:45
- 114アカ主の娘23/05/07(日) 19:06:58
- 115おやつおいしい(14)23/05/07(日) 19:13:24
- 116二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 19:16:29
- 117柘榴石(18)23/05/07(日) 19:22:07
『くぽ~~~?もふ?くぽ~~~!!!!』
【レジギガスの周りをぐるぐると飛び回っている翡翠色のモクローの動画】
『もふ、もふっふう。くぽぽぉ』
【ゆっくりと差し出されたレジギガスの腕にそっと停まり、何か喋りかけているようだ。それに応えるようにしてレジギガスも身体の飾りをチカチカと光らせている】
神殿の巨人ことレジギガスさんを捕まえたのですが…なにやらセンパイと気が合うようです
何を話しているのでしょうね?
とにかくこれでコギトさんから教わった手がかりは全て調べたはずなので…ひとまずウォロさんと合流しましょう!
寂しい…なるほど?
状況は理解しましたが、落ち度のない相手の方を悪く言うのはあまりよろしくないと思います
- 118アカ主の娘23/05/07(日) 19:22:11
- 119柘榴石(18)23/05/07(日) 22:20:18
コギトさん!教えていただいた手がかりを辿ったらプレートが見つかりました!!
「さあ、他に情報は!?プレートの情報を教えてください!!」
『くっぽくっぽ!!』
「ええい、全員静かにせんか!!もう充分話はしてやったろう!!」
ですがウォロさんが「コギトさんは無駄に勿体ぶる方なので叩けばまだ埃が出てくるでしょう」と…
「お前…人のことを言えるのか?」
「ははは、まあまあ。…それで?本当にもう何もないんですか?」
「そうじゃなあ…木材を3つほど都合してくれぬか?」
「木材?木材がプレートと関りあるというのか…?」
『!!くぽ!!!!』
センパイ?何か心当たりでもあるんですか?
『くぽくぽ、もふっふ!!』
「ふむ、モクローさんのその反応…価値のない情報ではなさそうですね。リュウカさん、とにかく集めましょう!ジブン、商人ですがあいにく持っておりませんので…」
わかりました!力仕事でしたらお任せください!!木を三本ですね!!
「木材です」 - 120柘榴石(18)23/05/08(月) 05:29:56
【どこかの林の中を翡翠色のモクローを肩に乗せた赤毛の女性とウォロが歩いている】
うーん……あ!これなんてどうですか?
「そうですね…腐っていないし、丈夫そうです。いいのではないでしょうか?」
ではこれで1つ目ですね!
【女性は落ちていた太い枝を拾ってモクローとは反対側の肩に軽々と担いだ。その様子をウォロはじっと見つめる】
「…その身体のどこからそのような力が出ているのか、本当に不思議ですね」
そうですか?…いえ、そうですね 私は生まれつき"こう"だったので疑問に思ったことはありませんでしたが…総長は"こう"なる仕組みと方法をずっと探していたようです
「もしかしたら神と呼ばれる存在が与えた特別な力かもしれませんよ」
そういう説も聞いたことがあります
「あなた自身はその力をどう考えているんですか?」
皆さんの力になれますし、持って生まれてよかったと思ってますよ とはいえ恐るべき破壊の力であることも重々承知しているので…扱い方を教えてくれた機関には感謝しています
「総長とやらに対しても?」
はい
「…………」 - 121柘榴石(18)23/05/08(月) 16:56:37
私からも一つ聞いていいですか?ウォロさんはどうして遺跡や神話がそんなにも好きなんでしょう?
「おや、気になりますか?」
はい 私、そういったものに今まで触れてこなかったのであまりピンとこないんです
「ふむ、そうですね…ジブンは幼きころより辛いことや悲しいことがあると、何故こんな目にあうのかとひたすら考えていました。あなたほど強ければそんな必要はないのかもしれませんが」
強さは全能じゃないですよ 昔からよくしてくれた上官も同僚も、私より経験豊富な戦闘員だったけれど殉職してしまいました
「…それは失礼しました。とにかく、ジブンは自らの好奇心、向上心に忠実であることを選びました」
それが神話?
「ええ。強く興味を惹かれたのは神話・歴史・遺跡などです。それらを調べることで世界の成り立ちがわかれば、よりよい世界の創造も可能では?といったことを夢想しましてね」
世界の創造…?
「フフフ…少し喋りすぎました。世界の秘密に近づいているのでは?という高揚がジブンを饒舌にします。…ああほら、あそこに倒木があります。いい木材が採れそうですよ」 - 122駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/08(月) 18:26:57
『あのう…… サで始まって ルで終わる ポケモンを…… お連れですか』
「捕まえたぞ」
『あ、お連れですね…… ああ ださないで…… わかりました…… イダイトウに乗り 火吹き島にいく という思い ぼくも 応えましょう…… いつもは ガラナさんの ガーディに 手伝っていただくのですが…』
お?
『今回は 2人が 認めていただくための調理です。ぼくが合図をしたら サで始まって ルで終わるポケモンに あくのはどうを 指示してください』
『3…… 2…… 』
『 あ やっぱり怖いですう!』
「おい!!」
ここまで来たら腹をくくるであります!
『はい…… 数えていると 怖さが募ります…… ですので 次は 同時にしましょう…いきます!』
【煮えたぎるナベニサマヨールの『あくのはどう』がふりかかり、それを手早くまず合わせるススキ】
『香りといい 形といい 最高のイダイトウ団子ですね! では イダイトウが待つ イチョウの浜辺に参るとしましょう』
「これ…ポケモン食って大丈夫なのか…?」
ヤバチャの例もあります、案外美味しいかもしれないでありますよ?
『イダイトウ団子を食べるなんて恐れ多い…お腹壊しそうで怖いです』 - 123二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 19:25:46
……プレート?
アグノムさまを捕獲したら、プレートをいただきました……
どこに持っていたのでしょう……?
……まあ、いいですね
明日は火吹き島に行こうとおもいます - 124柘榴石(18)23/05/08(月) 19:30:05
コギトさん!木材を用意しましたよ!!
「おお!これはこれは…」
「さあ!さあさあさあ!木材3コの秘密とは!?」
『くぽ~~~』
「おおげさな…そんなものはないぞ。まないたを新調するだけじゃからのう」
「はあ?まないた?こちらは板は板でもプレートを探しているのです!」
コギトさん、まないたが欲しかったのですか?先に言って頂けたらコトブキムラで加工してもらってから持ってきたのに
「そなたは優しいのう…仕事はさぼるし文句は多い誰かさんにも見習ってほしいものよ。ほれ、木材を集めてくれた駄賃じゃ」
ありがとうございます!…あれ?これは…
「プレートじゃねえか!!」
『くぽ~~~!!!!』
【翡翠色のモクローは待ってましたと言わんばかりに飛び跳ねて喜んだ!】 - 125柘榴石(18)23/05/08(月) 21:42:38
び…びっくりしました ウォロさん、そんなに大きな声が出たんですね
「んん…こほん。すみません、つい。…いや、プレートですよ、これ」
プレートですよね?
「そのまないたか?なにやら文字が刻まれていてのう。微妙な使い心地じゃった」
「だからプレートだって言ってんだろ!!……いや、失礼。神話のアイテムをまないた扱いしないでください」
コギトさん、私は普段料理をしませんが…これよりも木のまないたの方が使いやすいと思います
「そなた、本当に素直じゃのう。悪い大人に騙されるでないぞ。小賢しい商人にもな」
商人…?今のところ知っている商人に悪い方はいませんが、何か困ったことがあったらウォロさんに聞いてみることにします
「…ふう」
???
「いや、調査隊の連中も苦労するのう。とにかく、本当にもう話すことはないぞ」 - 126白23/05/08(月) 22:15:29
【松葉杖で歩行する少女がいる】
【松葉杖をラベン博士に預け、手ごろなものを掴んでバランスを取りながら歩き始めた】
【歩行に問題がないことを確認し、通常通り歩いてみる】
【どうやら、普通に歩く分には問題ないくらいまで回復したようだ】 - 127三人目の調査隊23/05/09(火) 00:12:47
【宴会の光景を写した写真】
【水色の髪をした厳しい顔の女性が黒髪の優しそうな顔をした女性と会話している写真。双方とも穏やかな表情をしている】
【男性達が酒を飲み交わしている写真。顔を押さえている壮年の男性と泣きそうな顔の黒髪の中年の男性が向き合っている様子等が見てとれる】
そろそろ贈り物を渡しに行く事にする - 128駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/09(火) 01:03:30
【イチョウの浜辺でガラナがヒスイガーディと共に海を見ていた】
『まあ、ススキさま』
『あ あの ガラナさん ふたりで会うのは まずいのでは』
『お二人でしたら 大丈夫でしょう。それに、あたくしもガーディたちもイダイトウさまに会いたくなりましたの』
『そうですか…… では イダイトウを呼びますね』
【ススキがカミナギの笛を吹く】
『ばっしゃらあ!!』
おお…これかイダイトウ殿…
「ゴースト、みず、あたりか?」
『ささ イダイトウに団子を……』
【少しおっかなびっくりに団子をやる金髪の少年】
『……!』『ばっしゃらあ!!』
『いやいや…… よかった…… イダイトウが でてこなかったら どうしようかと…… 案じていました…… お二人とも、イダイトウに 旋律を…… おきかせください』
『お二人とも、イダイトウに乗り 静かな内海を越え…… 火吹き島に 渡れるようになりましたね』
『ガルルワ!』
『キダチさま、コウタさま おめでとうございます』 - 129駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/09(火) 01:07:56
【ヒスイガーディが悲しそうに海を見る】
『……くぬん』
『先代のキングが ガーディを 助けた話はしましたよね あのとき あたくしも ススキさまと イダイトウさまに 命を救っていただいたのです 』
なんと!
『ですから ススキさまのことを お慕い申しあげているのですが あたくしは後ろ指をさされている身…… ススキさまに迷惑をかけぬため 表立って会わぬようにしているのです』
シンジュ団とコンゴウ団はかなり不仲であるようでありますからな…。
『……お調べになったのですね』
『そうです。というのも シンジュ団 コンゴウ団 それぞれがあがめるシンオウさまこそが 本物だと争ったことがありまして…… つまり本物のシンオウさまからしたら 偽者をあがめる不届きな 連中がいるってことですから…』
『ガラナさんをお助けしたのは……その… 人として 当然のこと……』
『ススキさまのみせてくださった勇気…… そのおかげで あたくしは ガーディを キングにせぬまま守る勇気を得たのです』
『大事なものの為なら人に嫌われる勇気です』
「勇気…」
『はあ…… この話は よしましょう』
『……くぬん』 - 130柘榴石(18)23/05/09(火) 08:06:37
うーん…手がかりがなくなってしまいました
ウォロさんの提案でひとまずコトブキムラに戻ることになりました
そろそろ休憩しないとセンパイが疲れてしまいますしね - 131柘榴石(18)23/05/09(火) 08:27:02
【ソノオ通りを翡翠色のモクローを肩に乗せた赤毛の女性とウォロが歩いている】
はあ…
『くぽ…』
…センパイ、大丈夫ですよ また手がかりを探してみましょう!まだ図鑑も完成させていませんしね
『…くぽ!!』
「リュウカ、ちょうどいいところに」
スグルさん!どうかしましたか?
「戻ってきたら調査隊室に来るようにと、シマボシ隊長からの伝言だ」
わかりました ウォロさん、すみませんが一度離れますね
「構いませんよ。ジブンの持っている情報はだいたい出揃いましたし」
ご協力ありがとうございました!いつもの調査と少し違って楽しかったです
「いえいえ、こちらこそ。…そうだ。報酬というほどではないのですが、一つお願いしてもよろしいですか?」
はい、私で叶えられることなら遠慮なくどうぞ!
「ではお言葉に甘えて。モクローさんと少しお話をさせてください。もっと仲良くなりたいので」
『もふ?』
センパイとですか?センパイがいいのなら私は構いませんが…
『くぽ~!!』
【モクローは嬉しそうにウォロの肩に乗った】 - 132柘榴石(18)23/05/09(火) 08:44:22
【翡翠色のモクローを肩に乗せたウォロがイチョウ商会の者と会話をしている】
『!くぽ、くぽぽ、もふっふ!!』
【不意にモクローが何かを懸命に訴えだした】
「何を…ああ、もしかして香炉のことですか?もちろん取り置きしていますが、リュウカさん本人がいないと」
『もふぅ…』
「…フフ、まるで人間と会話しているようだ。そうだ、モクローさん。異変以降、時々リュウカさんは元気がありませんね」
『…くぽ』
「グラシデアの花というのはご存じですか?感謝の気持ちを伝えるために…」
『くぽ!!』
「ふむ、説明不要のようですね。実はジブン、その花が咲いている場所を知っているのです。リュウカさんに差し上げたら少しは元気が出るかもしれませんよ」
『くぽぽ!!』
【モクローは嬉しそうにぱたぱたと翼を動かしている】
「ではご案内しましょう。…ああ、大丈夫。すぐに戻ると手紙を残して行きますからね」 - 133謚シ縺苓干23/05/09(火) 08:47:31
……あれ?もしかしてこれ、ヤバいのか?
- 134二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 10:40:08
- 135白23/05/09(火) 12:13:07
【宿舎から出て、体の調子を確かめるように動かしている】
「おはようございます。空からの来訪者さま」
【誰かがやって来た。シンジュ団の服にボロボロのコートを羽織った男性だ】
オハヨウ、ございます?
「ギンガ団のボス、デンボクさまが部屋にくるようにとのことでした」
了解。アリガト、シンジュ団のヒト - 136駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/09(火) 18:24:07
【4人と2匹の前に3人の女性達が現れる】
『長女のオマツ!』『次女 オタケ!』『三女のオウメ』
『『『我ら野盗三姉妹!!!』』』『ショウ!』『チク!』『バイ!』
『厳寒のヒスイ地方にしっかと 名前を根付かせてみせましょう』
『 あんたのガーディをいただくよ!』
『あたくしの相棒を? 冗談は名乗りだけにしておきなさいな』
『そっ そうです!』
あ、こら!悪さはだめであります!
「懲りねぇやつらだな」
『げ、じゃりン子』
『ぎゃっ!ア、アンタ、また!べ、別に支援なんていらないんだからね!もらえるもんはもらっといたけど!助かったけど!』
それは良かったであります!でも人のポケモンを取ったらドロボーであります!
『う、うるさい!アンタには余計な恩があるけど、今回は関係ないから!』
『………ゲンガー やっちまいな!』 - 137駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/09(火) 18:24:26
【オマツの指示でゲンガーは4人の間をすり抜けガーディを抱える】
『ばぁばう!?』
『ガーディ いただき!!』
あ!ガーディ!
【駆け寄ろうとする坊主頭の少年の前に立ちはだかるオマツ】
『あたくしたちが 生きづらいのは コンゴウ シンジュといった せせこましい集団のせい、広いヒスイで好きに生きていくため 強いポケモンを従えてみせるのさ』
それは…あなた方と言うより、オタケとオウメの2人ためでありますか?
『………ふん』
待つであります!もう一度ギンガ団を信じて欲しいであります!
ギンガ団は両団の思惑に気づいてなかったであります、だから…!
『まだだね、一度失った信用は戻らないんだ』
ま、待つでありま…っ!
【駆け寄る坊主頭の少年の前にユキノオーが牽制する】
『いただいたガーディ 強くしてやるよ! というか キングにしてやるからね!!』
『誰も守ってくれないなら自分の身は自分で守るんだから!』
【そう言って3人はたらい舟に乗って逃げ出した】 - 138柘榴石(18)23/05/09(火) 19:31:34
センパイとウォロさんがムラのどこにもいません…一体どこへ行ったのでしょう…
……手紙?
いつものではありませんね ウォロさんからの…
これは、 - 139柘榴石(18)23/05/09(火) 22:11:28
『最も戦力としているポケモン6匹を連れて一人でシンオウ神殿まで来い。それ以外の者を連れてきた場合はあなたの大事な"センパイ"の安全は保障しない』
ウォロさん、どうしてこんな…
…いえ、考えるのは後ですね
シンオウ神殿へ行ってきます - 140三人目の調査隊23/05/10(水) 08:30:04
[音声ログ 解放]
お、いたいた。ちょうど話したかったんだ。
騒がしすぎてお前でもわからなかったみたいだな。
後ろでしたか。聴覚センサーが特化しているわけではないので状況次第ではヒトに劣ることもあります。
ショウはどちらに?
あっちで 話しているよ。ところでその包みはなんだ?
贈り物です。せっかくなら二人の前で渡そうと考えていましたが…こちらをどうぞ。置時計と台です。
置時計はイチョウ商会から購入し、台は装飾を施してみました。装飾はオリジナルではなく、記録上の画像からふさわしいと考えたものをたまいしに彫り、それを嵌め込みました
……どうしてこれを選んだのか聞いてもいいか
あなた方を祝福したくて。できる最大限の事を贈り物を贈ろうと思って。「祝福」という概念は何なのか考えました。
オイラが思うに「祝福」とは「考え」「思い」に「かたち」を与えることです。
物理的であれ精神的であれ「かたち」を与えれば存在することになります。
思いを言葉の形にすれば「祈り」になり、考えと経験を物の形にすればこの図鑑のようになるでしょう。
それが祝福なのではないでしょうか
わからないよ。誰かを、誰かと、お祝いしたいって気持ちを全部説明しろって言われたって。
でもなんとなく伝わった。ありがとうなアーロン。 - 141柘榴石(18)23/05/10(水) 09:58:05
【崩れて柱のみが残るシンオウ神殿に、白い民族衣装を着たウォロが立っている。横には緑色の光を浮かべた紫の靄のようなポケモンがその身体を渦巻かせており、その足元には翡翠色のモクローが震えて蹲っている】
センパイ!!
『くぽ~…』
「…来ましたね、リュウカさん。アルセウスに選ばれし者」
ウォロさん!どうしてこんなことを…!?センパイに何をしたんですか!?
「ご安心を。"まだ"何もしていませんよ。少し脅かしてやろうと思ったのですが…その必要もありませんでした」
【ウォロはつまらなそうな表情でモクローの頭を人差し指で軽く突いた】
「アルセウスの遣いなのではないかと淡い期待を抱いていたんですがね、過大評価だったようです」
『くぽ…』
やめてください! …誘拐のような真似をして呼び出したからには何か目的があるんでしょう?教えてください - 142柘榴石(18)23/05/10(水) 10:06:37
「ふむ、目的ですか。…ワタクシはアルセウスの存在を確信した時から、『どうすればアルセウスに会えるのか』…それだけを考えておりました。アルセウスに挑もうとしたギラティナを探しだし、時空の裂け目を開けさせたのもその一つ」
では、あなたが全ての元凶だったと…そういうことですか?
「その通りです。それから、壁画に残されていたように全なる神の欠片をあなたに集めさせるのも、その一つ。神の欠片たるプレートは18枚…あなたが持っているのは17枚。あと1枚は…ここに在る!」
では、プレートを全て渡せと?
「いいえ。ワタクシはあなたと戦いたいのです。ああ、もちろんポケモンバトルのことですよ」
え?
「あなたは強い。身体能力もさることながら、ポケモン使いとしてもどんどん実力をつけ…現在ヒスイでは最強と言っていいでしょう」
私はポケモン使いではありません トレーナーです
「そんなことはどちらでもよろしい。とにかく、アルセウスがあなたを選んだのも理解はできます。…しかし、ワタクシはアルセウスに会いたいという好奇心を抑えることなどできない!それに、古代シンオウ人の血を引いているという矜持がある!ワタクシはあなたに勝利し、すべてのプレートを揃えます!!」 - 143白23/05/10(水) 19:39:29
【まだ体調が悪いのか、少女の口数は少ない】
「××」
「天冠の山麓にいる洞窟キング、マルマインを鎮めよ」
了解
「マルマインは体内に貯めこんだ電気を放出する性質のポケモンでな。荒ぶってからは、電気の放出がとんでもねえ大爆発になっちまってよ」
それは、大変ね
「うむう! マルマインのキング場まで安全なルートでいくために、シンジュ団にも力を貸してもらうのだ! すでにカイにも話は……」
「およしください!!」
【話を遮り、制止の声があった。続いた声にセキが頭を押さえる】
【ゆうゆうと階段を男がのぼって来た】 - 144駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/10(水) 19:50:19
【遠くまで逃げ出したたらい舟を見つめる坊主頭の少年】
うーん、市民の皆様に信頼されてないと、真正面から言われるのはちょっとくるものがあるでありますな…。
もっと信頼できるように、安心できるように、行動で示さなければならないでありますな!
取り返しがつかなくなる前にガーディを保護するであります!
レンジャー! - 145白23/05/10(水) 19:53:02
「やあやあやあ! ギンガ団のボス、デンボクさん。ボクへの招待状をお忘れかと想い、わざわざ馳せ参じたぜ」
「ツバキ! わきまえろ! いま大事な話をしているのだ」
「だからこそだろ、アニキ! マルマインのキャプテンであるツバキを差し置いて話はできないよね」
「いや、話は終わったぜ。××に洞窟キング、マルマインを鎮めてもらう」
「アニキ、どうしたんだよう? ボクを、いやコンゴウ団をないがしろにして」
「だいたいそんな弱そうなやつにマルマインを鎮められるとでも?」
……任務なら、やるよ
「ふうん? そんな細腕でしかもふらついていて、なにができるって言うんだい?」
少なくとも、キミには勝てる
「なんだって?」
「ツバキ。ならここを出た先で待っていろ! ××の強さ、おめえにもわからせてやるからよ!」
【セキは無理やり話を終わらせた】 - 146柘榴石(18)23/05/11(木) 00:18:52
アルセウスに会いたいだけなら協力しますよ でも本当にそれだけですか?…今のあなた、総長と同じ目をしています
「力に魅入られただけの虐殺者と一緒にしないでください。ワタクシは、アルセウスと会うことができ更には従えることができたならば…よりよい世界を創造できるか試す!もっとも、世界を改めて創造するならヒスイ地方は一瞬にして無となる。あなたの知る人やポケモンも存在しなかったことになるでしょう!」
…何も違わないじゃないですか、そんなの
「さて、どうします?ワタクシと戦いますか?それとも拒否して大事な"センパイ"を見捨てますか?」
あなたとプレートをかけたバトルをすればセンパイを解放してくれるんですね?それを約束してもらえなければ答えられません
「もちろんすぐにでも解放しますよ。アルセウスに誓ったっていい」
わかりました バトルしましょう
【女性はポーチから17枚のプレートを取り出して足元に置いた。それを確認するとウォロは紫色の靄のようなポケモンをボールに戻してモクローから一歩離れる】
そんなにあっさり、いいんですか?
「ええ。あなたは手のひらを返すような卑怯な真似はしないでしょう?ほら、早く行きなさい。目障りです」
『もふ…』
【モクローは自分を監視していたポケモンがいなくなったのを確認するとふらふらと女性のもとへ飛んでいった】 - 147柘榴石(18)23/05/11(木) 00:22:13
センパイ、よかった!
『くぽ~!!』
【女性はモクローを抱きとめると、身体のあちこちを確認した。どうやら怪我はしていないようだ】
「言ったでしょう。何もしていないと」
そのようですね 傷一つでもついていようものならあなたの顔を蹴り潰していました
「フフフ…恐ろしいですね。あなたも約束を守ってポケモンバトルをしてくださいよ?そしてワタクシがプレートをもらいます」
それぐらい構いませんよ だって…
【女性は積まれたプレートの上にモクローをそっと降ろすと、真正面からウォロを見据えて言い放った】
仮に私に勝ってプレートをすべて手に入れたところで…あなたのような人にアルセウスが会ってくれるとは思いませんもの!!
【ウォロは一瞬虚を衝かれたような顔をした後、みるみるうちに憤怒の表情になった】
「…っ!ほざけ!死にぞこないの余所者め!!」
【"ポケモンつかいの ウォロが 勝負をしかけてきた!!"】 - 148駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/11(木) 08:15:02
【溶岩の戦場で母ガーディを囲む野盗三姉妹】
『ほら 進化しなさいよ!』
『ここにくる勇気のあるポケモンは 進化するといわれていること うちらは調べたんだから』
『おまえ 強くなるぞ』
『強くなってうちらを守ってよ!』
『ばぁばう!?』
こらー!
【坊主頭の少年が全力疾走でたどり着く】
ガーディを返すであります!
『またきた じゃりン子ども』
【オタケが坊主頭の少年の前に立ちはだかる】
『ふん!あんたなんかうちが相手をするわ。さあ やっちまいな ユキノオー』
『ノォォオオー!』
ミジュマル!取り返しがつかなくなる前に止めるであります!
「じゅじゅっ!」 - 149柘榴石(18)23/05/11(木) 12:28:02
【槍の柱で激しいバトルが繰り広げられている。ウォロのポケモンの方が単純な力は強いようだが、女性はポケモンに次々と指示を出して攻撃を避けたり急所に攻撃を当てたりして食らいついていく】
ウォロさん、私…元の世界でいろんな人を見てきました
自分の欲望のために多くの人を踏みにじる人もいました 貧しくても弱くても他者のために身を削る人も 世界の危機だというのに保身しか考えていない人も 無辜の人々のために命をかけて散っていった人も 異能者など化け物だと恐れる人も 無事を祈って手を握ってくれる人も 自分さえ助かればいいと他者の金品を奪う人も どうして家族と一緒に死なせてくれなかったのかと泣き叫ぶ人も…
善良な人、悪辣な人、どちらでもない人…様々な人がいました
…でも、みんな懸命に生きていた!!けれど死んでしまった!!
命も死も平等にあるもの…失ってもいい命があったとは私には思えない!!今ある世界を踏み台にして良い世界が創れるなんて、私は思わない!!
ーーーあなたのしていることは、間違っています!! - 150柘榴石(18)23/05/11(木) 17:01:27
【ウォロの最後の一匹が戦闘不能となり、ボールへ戻っていった。バクフーンは満身創痍だがしっかりと戦場に立っている】
さすがです、イミビさん お疲れ様でした
『プシュッ』
「…何故だ」
ウォロさん…
「何故なのだ!!世界を創った存在として、大いなる好奇心の対象として神話を調べあげ、これほどまでにアルセウスに心酔しているというのに!」
…ウォロさん、それは本当にアルセウスでなくてはいけませんか?
「何を…!?」
私にはそうは見えません
あなたはアルセウスを通して誰に何を求めているんですか?それがわからなければ、あなたは永遠に独りのままです
「ワタクシは、本気でよりよい世界を…」
この世界を壊して新しい世界を創って、その先に何がありますか?何故この世界ではいけないんですか?…そもそも、どうしてよい世界を創ろうと思ったんでしょう?
「話したところで余所者にわかるものか!!」
話してくれなければわからないかもわかりません!! - 151駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/11(木) 17:32:07
【ミジュマルの『つばめがえし』がユキノオーをくだす】
『解せないわ なぜ今日に限ってあんたに敗北するのよ!』
あなた達にこれ以上悪事を働いてほしくないからであります!
自分はあなた達の助けになりたいであります!
『…っ!か、火山が熱いからさ!ユキノオーも 本調子じゃなかったの! つまり下手なアンタに手加減してやったってことなの! だいたいこんな暑い場所で 戦うなんてユキノオー かわいそうだろ』
『姉者だけどな ユキノオーを戦わせたの。いけ ドクロッグ 毒まみれにしてやりな』
【金髪の少年がマグマラシを繰り出す】
「次はオレがいく」 - 152白23/05/11(木) 17:43:29
うるっさい……
ツバキ?の、声は頭に響くネ……割れそう
セキと、なぜか勝負することになったよ - 153柘榴石(18)23/05/11(木) 17:44:50
「…アルセウスよ、何故よりによってこの人を見つけてしまったのか…そもそもこの世界は創造しなおす必要などないというのか…?」
【ウォロは髪型が崩れるのも構わず大きく頭を振った】
「…リュウカさん。あなたに夢はありますか?」
夢ですか?まだこれというものはありませんが…
もしこの先も生きられるのなら、もっと色々な体験をしてみたいですね
【女性ははにかむように笑うと、ウォロへ向けて手を差し伸べた】
コギトさんが心配しますよ 話は後で聞きますから、一旦戻りましょう
「ワタクシは…」
『く、くぽ!!』
【差し出された手を呆然と見つめるウォロの背後の空間が割れ、異様な気配がそこから噴出した】
この気配は…!?
ーーー危ない!! - 154二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 17:48:56
あつ、あっつい……
火吹き島は、相変わらず暑い……熱いですね
ポケモンが潜んでいるという話ですが、いくら炎タイプでもこんなところに……?
ウインディさまの炎よりも、ひどいと思うのですが…… - 155柘榴石(18)23/05/11(木) 18:10:43
「ぐあっ!?」
ウォロさん!!
【石畳に鮮血が飛び散ると同時に、女性は一息に踏み込んで崩れ落ちそうになったウォロの身体を抱き留め後退した】
あれは……黒いドラゴン!?
【裂けた時空の穴から黒い翼を持った大柄なポケモンが禍々しい靄を纏いながら顔を覗かせる!】
センパイ下がって…センパイ?
『くぽ…くぽ~~~!!くぽぉ…くぽ…!!』
【翡翠色のモクローはパニック状態で蹲り、翼で顔を覆って泣き出してしまった。戦いを終えたばかりで傷だらけのバクフーンが壁になるようにしてその前に立つ】
「ぐ…ギラ、ティナ…!!」
あれがギラティナ…?
【ウォロは肩から背中にかけて血を流しながら、セキがしていたように頭を押さえた】
「何が、腰抜けか…!!お前がアルセウスに挑むというから力を貸してやったというのに…!やぶれた世界に引きこもったまま行動を起こせずにいたお前に、言われる筋合いはない…!!」 - 156柘榴石(18)23/05/11(木) 18:17:38
ウォロさん、動かないで!!
【女性は慣れた様子でウォロの衣服を引きちぎると傷口を圧迫し始めた】
大丈夫、止血さえすれば命に関わるほどの傷じゃありません
「ワタクシに、構っている場合か…!逃げるか、戦うか選びなさい…!!」
嫌です!言ったでしょう?失っていい命なんて無いって
【止血作業をしている間にも、ギラティナはゆっくりと前進し、ついにはその姿を完全に現した】
く…あと少し…!!
『ビシャーーーン!!!!』
……!!
【ギラティナが大きく咆哮し、攻撃体勢に入った。女性はウォロを庇うようにしてその身体を抱き込んだ】 - 157柘榴石(18)23/05/12(金) 09:26:07
【ーーー不意にギラティナがその動きを止め、戸惑うようにして頭を傾けた】
『ビシャ…!?』
【ギラティナが裂いた時空の穴を更に穿つようにして手のひらほどの小さな穴が空いた。そこから宝石の欠片を宙に舞い散らせたかのような光が溢れ出す】
この光は一体…?
『く…ぽ…?』
「ビビってんじゃねーぞ、ハッカ!! 」
『もふ…!?』
【穴の向こう、光の大元に一瞬男のような人影と大きな紅い影が見えた。翡翠色のモクローは顔を上げて立ち上がる】
「"先輩"なら後輩にいいとこ見せてやれ!!父ちゃんも力貸してやるからさ!!」
『くぽ……くぽ!!』
【モクローは力強く鳴くと地面を蹴り、ギラティナへ向かって大きく羽ばたいた】
「お前とやるのは初めてだけど…オレたちならできるよな!!行くぜ、テラスタル!!」
『くぽ~~~!!!!』
【小さな穴から光り輝く紫色のボールが投げ込まれ、モクローの身体を結晶が包み込んだ】
「誰よりも光って!誰よりも高く飛んでいけ!!」 - 158スケッチ(24)23/05/12(金) 17:04:57
テラスタル現象…?
- 159柘榴石(18)23/05/12(金) 17:34:03
【結晶が割れ、身体を宝石のように輝かせた翡翠色のモクローが姿を現した!その頭にはデフォルメした幽霊を模した巨大な宝石の冠が載っている】
「先手必勝、テラバーストだ!!」
『くぽ!!』
【複数の人魂のような光がギラティナに襲いかかる】
【"ハッカは ほめてもらおうと 狙って 技を 急所に 当てた!!"】
「よくやった、ハッカ!!」
センパイすごいです!!
『くぽ~~~♪ ……くぽ?』
【ギラティナは僅かに後退したものの、すぐに体勢を整えてモクローをねめつける】
『もふ…』
「まあそうだよなー!…ハッカ、無理せず避けるのに集中しろ!大丈夫、お前は一人じゃない…もう独りになんてさせねーからな!!」
『…くぽ!!』 - 160スケッチ(24)23/05/12(金) 17:46:54
ゴーストタイプか!行けるぞ!
かんばれ! - 161駆け出しレンジャー&トレーナー23/05/12(金) 18:02:44
【ドクロッグを『つばめがえし』でくだすマグマラシ】
『梅のように 酸っぱい 負けの味……』
【二人の少年の前に立ちはだかるオマツ】
『いったよねえ あたくし ギンガ団に恨みがあると カントーから出張ってきてからの 恨みつらみ あなたたちに八つ当たりだね』
「面倒だ、キダチ!ダブルスでいくぞ!」
了解であります!
【マグマラシとミジュマル、サイドンとゲンガーが向き合った】 - 162柘榴石(18)23/05/12(金) 18:04:07
【モクローはまるで相手の手の内を知っているかのように的確に攻撃を避けていく。時折攻撃しようとする動作は見られるが、タイミングが掴めないのかすぐに諦めて逃げに徹している】
『……くぽっ!?』
【シャドーダイブを避けたものの、余波に巻き込まれてその小さな身体はいとも簡単に吹っ飛ばされてしまった】
『ビシャーン!!』
【必死に羽ばたいてなんとか石畳に着地したモクローにギラティナが肉薄する】
「…よし!よくやった、ハッカ!!今度はこっちの番だぜ!!」
【小さな穴の向こうから先ほどと同じような光が弾けた!】
『ビシャ…!?』
「遠慮せずにおかわり食らっとけ!コライ、替え玉一丁!こっちもテラバーストだ!!」
『ギャァーッス!!』
『くぽーーーッ!!!!』
【ドラゴンブレスのような攻撃が穴から降り注いだ。モクローも瞬時に体勢を整えてもう一度テラバーストを放つ】
【2つの攻撃をまともに食らったギラティナはその身体を大きく傾かせた】 - 163柘榴石(18)23/05/12(金) 18:12:21
【ギラティナの巨体が地へと沈みかけた瞬間、その瞳が赤く光り、黒い靄が噴出した】
【翼が裂け、脚をなくした体躯が宙へと浮かぶ】
【"ギラティナは 真の姿を 解き放った!!"】
『くぽ~!?』
「倒したと思ったのに復活すんのかよ!ズルだろ!!」
【ギラティナは咆哮し、モクローを確実に仕留めようと力業を放つ体勢に入った。それを見つめるモクローには何故か焦った様子はない】
「…なんてな。もう充分時間は稼いだぜ!」
タマさん、げきりん!!
【ガブリアスの攻撃がギラティナの横腹に当たった。その隙にバクフーンがモクローを抱え上げて後退する】
『くぽ!!』
センパイ、見知らぬ方々、ありがとうございました!あとは私が!
『ビシャァ…!?』
【ガブリアスもバクフーンもウォロのポケモンと戦った時の傷が綺麗さっぱり消えている。柱にもたれかかったウォロがギラティナに不敵な笑みを浮かべた】
「曲がりなりにも商人ですからね…お前が赤ん坊に躍起になってる間に彼女のポケモンを元気にさせてもらいましたよ」
『くぽぉ~!!』
「無論使った薬は自腹で買い取りですが!!」
『くぽ~ぉ…』
半分持ちますから後で金額を教えてください!
「元々そいつが元凶なんだからいいんじゃね?」 - 164事務局の息子23/05/12(金) 18:28:11
……ゴースト?
ああ、つまりはそういうことかな?
あの子も戦うのか…大丈夫かな。完全に消した方がいいかもな… - 165二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 20:19:35
『わあああああーーーー!!!』
【空から少年が一人落ちている】
【よく見ると小さなポケモンも同時に落ちているようだ】
『アースちゃん……!』
【少年がポケモンをしっかり抱え込んだ】
【そのまま夜の砂浜に落ちて行った】 - 166二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 20:28:08
『いったたたた……。アースちゃん、大丈夫?』
【腕に抱えられたポケモンが小さいながらもしっかりと返事をする】
『よかったあ。……でも、ここはどこだろうね? とうさまもかあさまもいないみたいだし』
『それに、少し寒いね……』
【少年とポケモンが不安そうにしている】 - 167柘榴石(18)23/05/12(金) 21:58:06
【ガブリアスのりゅうせいぐんがギラティナに降り注ぐ】
【弱々しく一鳴きしたギラティナは翼を広げてその場から逃げ出した】
あっ!待ちなさい!!
『くぽ~!?』
「深追いはやめておきなさい。おそらくあの様子ならもう暴れるような闘志は残っていないでしょう。…まったく、ふがいのない。腰抜けはどちらなんだか」
むう…かといって放置はしておけません あれだけの巨体なら目撃情報が残るはず 体勢を整えたら捕まえに行きましょう
『もふ』
「…そうですか。ならば好きにすればいい」 - 168柘榴石(18)23/05/12(金) 22:00:10
『…プシュ!!』
【バクフーンがギラティナの飛び去った方角とは逆を指す。時空を穿った小さな穴が徐々に縮小して行くのが見え、モクローが慌てて羽ばたいて近づこうとする】
『くぽ!!くぽ!!』
「あ、こら!この"道"は生き物は通れねーんだって!!危ねえから離れろ!!」
『くぽぉ~…!!』
『アギャァ…』
「泣くな泣くな。…いいかハッカ、【ヒスイ地方の全てのポケモンに出会え】って、創造神からの伝言だ!!」
「は?創造神からの?」
「待ってるからな、焦らずゆっくりやれよ!!」
『…くぽ!!』
「ちょっと待ちなさい、創造神からの伝言ってなんですか!?」
「好き嫌いすんなよ!夜はちゃんと寝ろよ!迷子になって迷惑かけんなよー!!」
『くぽ~!!』
【穴が完全に閉じると同時にモクローの冠も粉々に砕け散り、紫色のボールが石畳に転がった】 - 169謚シ縺苓干23/05/12(金) 22:03:02
うおー、なんとかなった!!
危ねえ危ねえ 魔境すぎだろシンオウ地方 - 170二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 22:19:13
『あれ、ひととポケモン? 誰かくるねぇ』
『キミ、大丈夫ですか!』
【3匹のポケモンと、その後ろから白衣の男性がやってきた】
『はい~。一応平気ですよぅ』
『よかった……。突然出て行ったこのコたちを追いかけていたら、急に人が空から落ちてきたのですから驚きましたよ』
『それは、ご心配をおかけして~……? ええと、ここはどこなんでしょう?』
『始まりの浜ですが……。キミ、自分の名前はわかりますか?』
『知らない場所だねぇ……。私は×××××ですぅ、あなたのお名前は?』
『×××××くんですね。ボクはラベンといいます。ここ、ポケモン博士をしていて、ヒスイ地方のポケモン図鑑を完成させるためにここにいるのです』
【少年は腕に抱えたポケモンを少し強く抱きしめた】
『ポケモン図鑑、ですかぁ。それは大変ですねぇ……。頑張ってください』
『ええ。しかし、キミ……』
【3匹のポケモンが突然どこかへ走り出した】
『オー! 待ってください、かわいいポケモンたち!』
『わ、ああ……。追いかけないと……』
【追いかけて走り出したラベン博士を追い、少年も走り出した】 - 171二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 22:35:51
【各々好きなことをしている3匹のポケモンにラベン博士が木製のボールを取り出した】
『わあ、モンスターボール? 私が知っているものと違うけれど……』
『知っているのですか? そうです、モンスターボール。小さくなる習性を利用してポケモンを捕獲する、最近開発されたばかりのボールです。あの3匹はここヒスイ地方に来たばかりでまだ誰のポケモンでもないのですよ』
『だからバラバラの地方のポケモンなんだねぇ』
『そういうことです。なので、これで捕まえるのですが……』
【言いながら、ラベン博士がボールを投げる。しかし……】
『はああ……当たらないのです』
【およそ見当違いの方向へ向かってしまう】
『私、やろうか?』
【見かねて少年が申し出た】 - 172二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 22:53:27
『お願いするのです。ボクには狙ったところに投げる才能はありませんから……』
『うん。お願いされました。アースちゃんは、ここにいてね』
【ポケモンを預けた少年は複数のモンスターボールをラベン博士から受け取り、たちまち3匹とも捕まえてしまった】
『すごいのです、×××××くん! みんなポケモンを恐れてよく狙えないのに、キミは違うのですね』
『ありがとうございます。……恐れるほどには、恐ろしい存在ではないから』
『おっと! あまりのことに忘れていましたが、キミ、ここに知り合いなどはいるのですか?』
『たぶんだけど、いないかなぁ……』
『では、行くあては?』
『ないねぇ。とうさまもかあさまも、ここにはいないし』
『……行くあてもなく、頼る人もいない……。では、キミがよければですがボクたちのムラ……コトブキムラに来ませんか? ボクの夢は先ほども言ったようにポケモン図鑑の完成ですが、ボクには狙ったところに投げる才能はありません。キミもどうやらすべてのポケモンにであう必要があるようですし、ここは互いに協力しあうというのは?』 - 173アカちゃん(70)23/05/12(金) 23:03:02
- 174スケッチ(24)23/05/12(金) 23:06:20
- 175N(14)23/05/12(金) 23:08:46
- 176アカちゃん(70)23/05/12(金) 23:17:24
- 177N(14)23/05/12(金) 23:25:20
- 178N(14)23/05/12(金) 23:27:07
すみません。なれておらず、ミスをしてしまいました。ヒスイ地方という名は母に教わり知っていますが、私はシンオウ地方に行ったことはありません
カロスやガラルに生息しないポケモンは、例えばなんなのでしょう
- 179アカちゃん(70)23/05/12(金) 23:33:52
- 180謚シ縺苓干23/05/12(金) 23:33:56
- 181柘榴石(18)23/05/12(金) 23:37:12
これはきっとお返しした方がいいのでしょうね
【女性は紫色のボールを拾い上げ、ポーチにしまった】
『くぽ…』
センパイ…ハッカさん、という名前だったのですね ありがとうございました かっこよかったです
…これからもセンパイと呼んでもいいですか?
『くぽ!!』
「…リュウカさん」
ウォロさん!まだあまり動かない方がいいですよ!
「いいんですよ。それより、ワタクシとギラティナに勝ったあなたにこれを」
【女性はウォロからもののけプレートを受け取った】
「ワタクシの物語のはじまり…ギラティナから受け取ったプレートです」
最後の一枚ですね これで全てのプレートが揃ったということに…
【言い終わるより早く、カミナギの笛が突然光りだしその姿を変えた】
うわっ!?なんですかこの形は!?どくタイプですか!?
「それは…まさかてんかいのふえ…!然るべき時に吹くと全なる神が姿を現すという…」
えっ
『く、くぽ~ぉ?』 - 182N(14)23/05/12(金) 23:43:43
- 183アカちゃん(70)23/05/12(金) 23:52:12
- 184スケッチ(24)23/05/12(金) 23:54:05
- 185謚シ縺苓干23/05/13(土) 00:02:21
- 186スケッチ(24)23/05/13(土) 00:06:32
- 187N(14)23/05/13(土) 00:11:34
絶えず変化があって飽きないよ。穏やかな移り変わりも、激しく入り乱れることも、どちらも等しくおもしろい
そう。役に立つならよかった。協力するとなったからには中途半端は許されない
手強いんだ。アースちゃん、あまりバトルは得意じゃないからなぁ
- 188謚シ縺苓干23/05/13(土) 00:19:55
- 189柘榴石(18)23/05/13(土) 00:35:00
アルセウスはあなたに会うというのか…」
【ウォロは一瞬拳を強く握ったが、すぐに緩めてゆっくりと頭を振った】
然るべき時というのは、やはり『全てのポケモンと出会え』…おそらくはポケモン図鑑を完成させた後、ということでしょうか?
『もふ』
「さあ。ワタクシにはもはや関係がないので。…ワタクシの物語は先の敗北で終わりを告げたのですから」
え?
「ワタクシはポケモン使い、あなたはポケモンとともに戦う者…いえ、ポケモントレーナーでしたか。ワタクシは結局ひとりでしたが、あなたは違う…ポケモンとともに夢を叶えるといいでしょう」
【そう言うと、ウォロは踵を返してその場を立ち去ろうとする。怪我とは反対側の腕を女性が掴んだ】
いえあの、なんだかんだ言って逃走しないでください あなたを一連の事件の首謀者として護送しなければなりませんので
「えっ」
『くぽ?』 - 190スケッチ(24)23/05/13(土) 00:35:37
- 191スケッチ(24)23/05/13(土) 00:36:45
- 192三人目の調査隊23/05/13(土) 00:50:02
- 193謚シ縺苓干23/05/13(土) 00:50:10
- 194スケッチ(24)23/05/13(土) 00:54:23
- 195謚シ縺苓干23/05/13(土) 01:06:29
- 196N(14)23/05/13(土) 07:34:47
おはようございます。試験当日です。何があるかはわかりませんが、頑張ろうと思います
初めまして。うん、アースちゃんと一緒に来ました
ブラックナイトは、現代に甦ってしまった古の厄災。空に黒い渦ができて、ガラルにダイマックス粒子が飛び散ってしまったんだ。今のチャンピオンとそのライバルが事態を収めたんだけどね
- 197柘榴石(18)23/05/13(土) 08:01:10
「な、何を…敗北したワタクシにあなたとアルセウスが会うところを見せつけようとでも言うのですか!?」
いえ、ですから護送ですってば たくさんの方に多大なる迷惑をかけたんですから謝罪と償いはしませんと 私には裁く権利はないので団長たちに委ねることになりますね
『くっぽくっぽ』
それとその傷、応急処置をしただけなのできちんとした設備のある衛生的な場所で手当てした方がいいです
「情けなど要るもの…かっ!?」
【女性は軽々とウォロの身体を抱え上げると涼しい顔で歩き出した】
釈明や抗議があるなら本部でしてくださいね!まずは山頂ベースかツバキさんの詰め所で綺麗な水を分けていただいて傷を一度洗い流しましょう
「くっ…離せ!この体格差でよくもこんなに軽々と…!!おい、撮るなジャリモクロー!!」
『くぽ~♪』 - 198柘榴石(18)23/05/13(土) 08:21:21
- 199スケッチ(24)23/05/13(土) 08:37:57
【リビングでくつろぐ芸術家と褐色肌の女性。芸術家はホットティーを飲む褐色肌の女性をスケッチしている】
【女性は顔をそむけながらポツリとつぶやく】
先生、あなただけでもいいからボクという存在がいたことを忘れないで。
ボクという存在を死ぬまでずっと刻みつけてね。
【女性はそう言ってマグカップを片付けるためにソファーを立った】 - 200N(14)23/05/13(土) 08:41:49
【宿舎の中で少年が一匹のポケモンと向き合っている】
『……君も一緒に行った方がいいよねぇ?』
『るぅ~?』
『わかんないかぁ。うん、私もわかんない。怖がられるのは嫌だもんねぇ』
『るる~、るぅ!』
『平気? 大丈夫? ……ありがとうね、アースちゃん。じゃあ、一緒に行こうか』
【ポケモンを腕に抱えて宿舎から出て行った】