- 1二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 20:21:33
- 2二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 20:29:40
…キングにだから見せてるんだけどなー
- 3二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 20:30:54
・・・へっぽこキング。
- 4二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 20:31:43
いっぱい負けてるってことだしまずは自分の走りの反省からでは
- 5二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 20:34:44
別に走りでとは言ってないし…
- 6二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 20:35:09
勘違いだと思った?
- 7二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 20:48:25
勘違いしちゃってもいいんだけどなぁ~…
- 8二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 21:00:18
- 9二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 21:02:14
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 21:34:31
キング以外はみんな気付いてるやつだ……
- 11二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 22:22:54
- 12二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 22:31:39
- 13二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 22:33:19
マジセイちゃんとマジキングのカップルは健康にいい
- 14二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 23:03:26
この二人はJDになって二人暮らししてるのが似合う
- 15二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 23:31:10
- 16二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 23:38:21
なんだかんだで2人で同居し始めた2人でどうにか手料理を覚えようと魚の捌き方とかをおっかなびっくり教わるキングが見えた
- 17二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 00:58:55
お互いキメ顔でカップル成立させたのは良いものの
「じゃ、じゃあやっぱりキス…とかするのかしら…」
「ま、まだ早いんじゃないかなー?手…手とか繋ぐところとかからじゃない?」
「そ、そうね!」
ってたどたどしく手を握ってもじもじしてる2人は健康にいい - 18二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 07:25:28
📱<おめでとう
- 19二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 08:40:10
…キングはいつもカッコいいよね…
- 20二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 09:14:40
「話があるの。時間を作って頂戴」
不意にそう言われた時、私は驚きで目を丸くしていたと思う。その瞳に宿る決意のようなモノを否が応でも感じ取れる程、その時のキングは真剣な顔をしていたから。
だから私は、その言葉に迷わず頷いた。
それからは、お互い示し合わせたように下準備に取りかかる。ウララが友人の部屋にお泊まりに出掛ける日に合わせて、私が寮長に外泊届を出す。外泊と言っても、寮の間をまたぐだけなので、生徒会に通さなければならないような堅苦しさは無い。
むしろ、交流が盛んになるのは良い事だからね、どんどん行っておいで、というヒシアマさんのお墨付きがあるので、私としては気楽で助かる。私とキングは同期の桜、友人同士でもあり、ライバルでもある私達が同じ部屋に居る事に、疑問を抱く人もいないだろう。
そうして、キングの部屋をノックした私を迎え入れたキングは────どこか緊張したような、それでいて、少しドキドキしているような、とても、とても魅力的な表情をしていた。
思わずドキッとしたのを悟られないように、ひょいとベッドに腰掛ける。
「で、お話とは何です?」
「……本当は分かってるんじゃないの?」
「にゃはは、流石のセイちゃんも読心術は持ってないからなぁ。でも、あんなに真剣なキングを見たら、大事なコトだって言うのはすぐ分かったよ」
そう言って、キングの隣に移動して、そっと身体を抱き寄せた。身体を震わせたキングの頬が朱に染まる。どんな事を言われるのかは分からないけれど、もし悩みの類いなら、包み隠さず話して欲しいと思った。
だから、まずは安心して欲しくて、その身体を両の腕でしっかり包み込む。そうして、キングが話し始めるのを待った。
「……貴方って、どうして、そうなの?」
「……?」
私に関する話だと察して、少し身構える。けれど、それから続くキングの言葉は、私の脳裏に一瞬過ぎった悪い予想を一瞬で打ち砕いた。 - 21二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 09:17:05
- 22二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 09:17:32
「貴方……どうしてそう、私にだけ、そんな真剣な表情をするの。普段皆と居る時は緩んだ笑顔ばっかりなのに、私と居るときだけ、そんな表情を見せるじゃない……フラワーさんにも、見せないような……! からかってるなら、やめて貰えるかしら……でないと、私……」
そこまで言って、キングは一瞬迷ったように目を逸らした。けれど、私は敢えてキングが目線を合わせてくれるのを待った。そうして静かに動いたキングの唇が紡いだ言葉は。
「……貴方が、私の事をどう思ってるのか、勘違いしてしまいそうになるじゃない……!」
絞り出すように放たれた言葉、潤んだ瞳、渦巻く感情をコントロールしきれなくて、紅潮した頬の色。私の胸に、言い知れない感情が湧き上がる。嬉しいような、恥ずかしいような。でも、今はまだ、それに飲まれてはいけない。
「そっか」
まずは一言、そして静かに瞳を閉じて、もう一度開く。変わらずこちらを見据えるキングの瞳を真っ直ぐ見つめて、両の腕に力を込めた。キングの身体と美しい表情が、鼓動の音を感じられるほどに近づく。
「す、スカイさん……!?」
「ねえ、キング。どうして私が、キングにだけそんな表情を見せると思う?」
「えっ……そ、それは……」
そこまで言って、キングの唇が止まった。本当は、気付いているんでしょう?
聞かせて欲しいな、キングの気持ち。
「じゃあ、もし……キングのそれが、勘違いでも何でもなかったとしたら、どう?」
「……っ!!」
「もしかして、イヤだった?」
「そんな訳無いでしょう!? だって、私はそんな貴方が……!」
そこで、また唇が止まる。ハッとしたように目を見開いて、思わず口に手を当てる。
もう、そこまで言ったら、全部言っちゃえば良いのに。でも……ねえ、キング。私、キングの事、信じるよ。だから、ちゃんと応えてね。 - 23二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 09:18:39
「……私、キングが好きだよ」
「……っ!!」
「一流を名乗ってる割にどこか抜けてて詰めが甘いトコも、色んな人の事さりげなく気遣って優しいトコも、一度決めた事を絶対諦めないカッコ良いトコも、全部」
そこまで言って、私はもう一度、キングを包む両の手に力を込めた。次の瞬間、キングの目が大きく見開いて、綺麗な瞳とすぐ側で見つめ合う。唇に残った柔らかな感触と、お風呂上がりの残り香が私の気持ちを一気に昂ぶらせる。
「好きだよ、キング」
少し呆気に取られたように私を見つめていたキングは、一度大きく息を付く。今度はキングの方から私を両の手で包み込んだ。そして
「んっ……」
「────」
もう一度、唇に柔らかな感触。私は、キングとお互いを包む両の腕に力を込めた。その勢いのままベッドに転がると、私はキングを見下ろすように見つめる。
潤んだ瞳、紅潮した頬、そして、結んだ想い。キングは、嬉しそうに微笑んだ。
「キング」
目の前で私を待つ愛しい人の名を呼ぶ。そして、私はそっと身体を重ね、顔を寄せた。
「好きだよ」
まだ、少しだけ冷たい空気が流れる春の夜。重なる身体と、唇から伝わる暖かさは、そんな空気を置き去りにして、私達の想いを一気に加速させていくのだった。 - 24二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 09:19:41
以上、好みの概念であったので一筆書かせて頂きました。失礼致しました。
セイちゃんとキングのイチャラブは健康に良い。この尊さはDNAに素早く届く。 - 25二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 11:53:02
とてもいいウンスキンだった…これは恐らく花粉症を全て消し去るレベルの尊さ…
やっぱこの2人はなんかちょっとしっとりしてるよね… - 26二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 14:57:30
最初はお互い照れながらデートの予定とか決めてほしい
- 27二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 15:27:39
- 28二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 21:51:20
守ってあげたい、みたいな事も考えてそうで好き。変な例えだけど多分セイちゃんは道歩くときしれっと車道側を歩く。
- 29二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 07:20:34
- 30二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 11:33:22
- 31二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 15:13:26
示し合わせたように外泊届が提出され一人だと寂しがるウララがライスロブロイ部屋へお泊りに行く段取りがあっという間に整うと
- 32二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 15:55:41
やっぱりセイキンはいいなあ〜!!!!
- 33二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 21:00:28
- 34二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 01:18:09
なんなら見つめ合ってるだけでも叡智を感じる
- 35二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 01:25:12
しっとりと2人きりで見つめ合う2人…
その距離はいつしか縮まっていき…
自ずと指を絡め合って…
なるほどな - 36二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 09:10:25
- 37二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 14:20:50
- 38二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 14:22:50
エルとグラスにはバレてる(確信)
- 39二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 14:25:07
セイキン好きは一迅社の方の公式アンソロを買おう!
イチャチャするセイキンが見られるぞ!
更に突然後ろから急に抱きつかれてドキドキする描写もあったり……!? - 40二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 16:09:35
- 41二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 01:23:42
(私の方こそキングにかっこいいところ…結構みせられちゃってるんだけどな~)
とか考えてるセイちゃんもいいぞ… - 42二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 10:21:02
- 43二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 16:52:28
キング側も意外な人にバレてて悶絶するキングが見たい
- 44二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 16:59:32
そんなんもうウララじゃん…
「キングちゃん今日もセイちゃんとデート行くんでしょ!いいなー!」
と不意打ち気味に言われるキングか… - 45二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 01:37:20
2人は黄金世代特にスペちゃんツルちゃんにはバレてないと思っているが
当然バレてる - 46二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 03:56:01
- 47二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 09:44:37
- 48二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 12:08:53
- 49二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 14:09:07
- 50二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 20:22:32
「スカイちゃん今日私バクちゃんのところへお泊まりして来たほうがいいかな?」(にっこり)
- 51二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 23:13:29
📱<早く紹介しに来なさい
- 52二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 08:24:16
屋上にて
「し、信じられない……クラス全員にバレていたなんて……」
「いやぁ、まさかスぺちゃんどころかウララにもバレてたとは、流石に予想外でしたなぁ」
「わ、私は何も言ってないわよ!?貴方との事も怪しまれない程度の話しかしてないし……!」
「(多分、その怪しまれない程度の話が原因だと思うけど……)」
「……まあ、でも」
「ん?」
「……これからは、隠さなくてもいいのだから……」
「あ、キングってばやらしい顔してる。四六時中セイちゃんとイチャイチャしたいって顔してるよ?へんたいキング♪」
「もし、私がそう言ったら……貴方は逃げるのかしら?」
「どうかな?もしかしたら逆にこうしてキングを捕まえてみちゃったり……?」
「……ちょっと、スカイさん、ここは寮じゃ……」
「誘ったのはキングだよ……?休み時間が終わるまでだから……ね?」
「っ……貴方も大概じゃない……」
「(エアグルーヴの小言から逃げてみれば……屋上で何をやってるんだコイツらは)」
「(ようやくチケットを撒いたと思ったら逆に逃げられなくなった……)」
「(いやあ、自由だねえ。自由すぎる気もするけどまあ良いんじゃないかな!)」
こうして屋上クラブから高等部にも広まって後日生徒会に呼び出しを食らう二人という鉄板のオチもそのうちやる。
- 53二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 16:02:20
- 54二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 20:22:38
見つかったのがタイシンで良かったな……チケゾーだったら……
- 55二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 02:44:06
定期的に取れるインモラルな関係のウンスキンは健康にいい……
黄金世代の皆に教室でイチャイチャしてるのがバレたくなくて慌てて掃除ロッカー(何故か丁度いいサイズ)に入ってほしいよね… - 56二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 05:06:44
「……ねえ、スカイさん。本当にここで合ってるの?ゴールドシップさんのことだから、私たちが釣られちゃったってオチじゃなくて?」
「にゃはは、いや~……あの人の穴場情報、わりと侮れないときがあるからさぁ……セイちゃんとしては挑んでみたくなったといいますか……」
「かれこれ二時間くらいかしら?私だけならともかく、あなたまでボウズとなるとそろそろ情報を疑うべきよ」
「……そうだね~」
気まずい空気をごまかすように、私は再び竿を投げる。
エサやルアー、手持ちの釣具はあらかた試したものの、根掛かりすらなし。私だけならもっと粘ってみてもいいんだけど、キングは退屈だよねぇ……
「ここまで釣果がないとなると、今日は難しいかな。時間はっと……ありゃ、まだ昼前だ。こうなったらムキになって深追いするのはやめて、お洒落なカフェでエレガントなランチでもいかがでしょー、キング?」
正直なところ、私としては諦めきれてない。穴場になるのは日が沈んだ後かもしれない。微妙に魚群の来にくいところに陣取ってしまってるだけかもしれない。なにより、困ったことに私の釣り人魂はこういう逆境でこそ燃えてしまうのだ。……でも。
「セイちゃん、お腹すいちゃったな~、キング、いい感じのお店知らない?朝早くから付き合わせちゃったし、昼からはキングの予定に付き合うよ。荷物持ちでも行列の暇潰しでもなんでもござれ!さあさあ、片付けちゃいましょーー」
言葉が詰まった。
キングの綺麗な赤茶色の眼……レースのたびに後ろから鋭く感じる視線は、私のずさんなデートプラン以外のことに憤りを覚えていることを暗に訴えかけていた。 - 57二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 05:07:01
「……悔しいわ」
「へ?」
「私が釣れないのは仕方ない。あなたに教わりはじめたばかりだもの。ビギナーズラックに過剰な期待はしてない。……でもね、認めたくないけど……自分でも不思議なぐらいなんだけど!」
感情を剥き出してキングは言葉を続ける。
「スカイさんが釣れないのが許せない!あなたはこの私が認めた太公望なのよ!いつも通り飄々としながら大物を釣り上げて、私に自慢してみなさいよ!」
「えーと……キングさん?」
「とにかく!あなただって納得してないんでしょう?こうなったらハズレの情報を渡したゴールドシップさんの鼻先に、大物を突きつけてやるんだから!さぁスカイさん!策略家のあなたのことだから、まだ作戦はあるんでしょう?」
「ずいぶんと買い被ってくれちゃって……」
ため息で浮かれる気持ちを誤魔化しつつ、必死で頭を回す。ここまで期待されたんじゃあ仕方ない。レースでは注目されてないところからひっくり返すのが好きなんだけど……
「可愛らしいセイちゃんにも、好きな相手にいいところ見せたいって意地ぐらいあるんですからね」
この後の釣果についてはただ一言。
愛は奇跡を起こす、こともあるみたい。 - 58二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 05:09:04
帰り道にて
クーラーボックスを抱えながら、さほど混んでいない電車に二人して揺られて。さっきまで
「釣り好きウマ娘の面目躍如だねぇ~、セイちゃん、もうちょっとでゴルシさんに負けちゃうところだったよ」
「結局あそこは穴場だったのかしらね……スカイさんが本気になってようやく釣れるレベルだなんて、またあの人に担がされたのかと思うのだけど」
「何がいるかの前情報すら教えてもらえなかったのは不誠実だねぇ。……いや、あの人に誠実さを求めるのは間違いか」
「とりあえず寮への連絡は私がやっておくわ。あなたの方で調理してもらうことになるでしょうし、ヒシアマさんに連絡すればいいわよね」
「フジさんに連絡してもヒシアマさんを紹介されるだけだろうからね~よろしくね」
ふと、嬉しそうにスマホを操るキングを見て、不安が浮かぶ。
「ねぇ、キング……キングはさ、今日楽しかった?」
遊びに行くときに釣りを提案するのは、某ハンバーガー店理論みたいなもので、折られる前提での提案なのだけど、意外なことにキングは結構乗ってきてくれる。
それに甘えてしまいながら、優しいキングに負担をかけてないか、キングのしたいことを遮ってないか、自分勝手にも怖くなる。
当のキングは一瞬きょとんとした後、微笑みを浮かべて、
「ええ、楽しかったわよ。あなたはそうじゃなかったのかしら?」
と聞き返してくる。
「……楽しかったよ。でもそれは……」 - 59二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 05:09:16
二の句をためらう私に、キングは得心いったように笑って、
「なるほど、気を使わせてないか心配、とか思ってくれてるのかしら?ふふっ、なるほどね。でも一つ訂正させてもらうわ。私はあなたに連れてこられてるわけじゃない。自分の意思であなたと共にここにいるの。それにね……」
キングの優しい笑顔が、少しいたずらっぽくなって、
「釣りをしてるときのスカイさん、本当に素敵なのよ。普段はふやけてるくせに真面目な顔してて格好いいし、狙い通りに魚を釣り上げられたときの子供っぽい笑顔は可愛いし……愛してるわ、スカイ」
「みゅっ!?」
不意打ちの呼び捨て、告白!?に奇声をあげるのが限界だった。
一方のキングは顔を赤らめつつも、だんだんと表情から余裕が抜けていきつつも、私の頭を両手で挟み、唇と唇を重ねようとしてーー
ガチッ!
歯と歯がぶつかり合い、気まずい空気が流れた。
「………………」
「………………」
「……おーっほっほっほ!あなただけじゃなく!このキングも大物を釣り上げたわ!体長1.5メートルくらいかしら!」
「……ねぇキング、ここから持ち直すのはちょっと厳しいと思うな~?あと電車の中は静かにしないと……」
「うるさいわね!」
その後は律儀に声量を落としたキングのお小言をからかいながら、いつも通りの私たちに戻っていった。
その後、ローレルさんからのとぼけた尋問に困らされたけれど、それはまた別のはなし。 - 60二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 05:12:46
いい概念なので久々に書かせていただいてたら夜が明けててビビってます…
セイちゃんもキングも格好つけようとはするけどよく失敗しててそれが相手にはより刺さってたら嬉しいし、キングが釣りをするイメージはないけどセイちゃんを眺めることに喜びを見いだしてて一緒に釣りに行くのはむしろ好きだと嬉しいですね - 61二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 05:20:51
朝からいいもの見れた…最初の内はキスがへったくそなキングとセイちゃん良すぎますね……
- 62二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 06:24:56
脳が回復した
- 63二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 12:22:23
新しいSS来てる……尊い……
- 64二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 19:35:37
キスが下手なの解釈一致なんだけど、上手になるとそれはそれで叡智が叡智で叡智智智智智だからこっから先を描写し辛いの悩ましい
- 65二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 20:31:12
この2人が叡智みたいなもんだから…
それはそうとそろそろ夏に向けて2人で水着を買いに行くべきそうすべき - 66二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 04:17:09
キングに意外とビキニタイプの水着が似合いそうって言われて
へんたいキング
するセイちゃんはいると思うんだ - 67二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 13:00:01
結局大人しめな水着を選ぶセイちゃんはいる
- 68二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:25:04
実に良きSS……此方も続きを書かねば……無作法というもの……付き合い始めてしばらく経ったウンスキンだ……
今日も晴天、雲一つ無いお昼寝日和。そんな素敵な日に、私達のクラスは新聞に掲載されたある広告の話題で持ち切りだった。
まあ、クラスメイトが広告の中心にいたら、それは大きな話題になるだろう。クラス中から聞こえてくる興奮した声を聴いていると、私も嬉しくなる。だって、その広告の中心にいたのは、私の大好きなウマ娘だったのだから。
「あっ、キングちゃんおはよう! 今朝の新聞、見たよ!」
スぺちゃんの明るい声が教室に響くと同時に、話題の人はあっという間にクラスメイトに囲まれてしまった。そして、口々にキングを称える声を上げる。
「ありがとう、次はCMも決まっているから、期待して待っていて頂戴」
そう言って得意げに笑みを浮かべながら周囲の賞賛に応えるキングは、一流のウマ娘と呼ぶに相応しい姿だと思う。デビュー前、ターフのど真ん中で一流のウマ娘を自称していた頃がウソのようだ。
私と、スぺちゃんと三強なんて呼ばれて迎えたクラシックで、キングは結果を残せなかった。でも、キングは何も言わずに前を向いていたし、勝利への意思は少しも揺らいでいなかった。思えば、意識し始めたの、あの頃からだったかも。
そして、時が流れて11回目のGⅠ挑戦。キングは、遂に自らの脚で一流を証明して見せた。電撃のように纏めてライバル達を撫で斬ったキングの姿は、今でも目に焼き付いている。
懐かしい姿を今のキングに重ねてぼんやり見ていると、キングがこちらに気づいた。私が机を枕にしたまま手を挙げて応えようとした時、キングはそっと自身のウェーブがかかった髪の先をそっと撫でた。
思わず胸が高鳴る。私は机からゆっくり起き上がってさりげなく花の髪飾りの位置を整えると、それを悟られないようキングの元へ向かい、皆の輪に入るのだった。
- 69二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:26:17
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- 70二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:43:34
「合図を決めない?」
私がキングとお付き合いを始めて幾日か経った頃、ふと、キングがこんな事を言い出した。
一流の膝枕でゴロゴロしていた私が不思議そうな顔でキングを見上げると、キングはいつもと変わらず凛々しいお顔をして、私を見下ろしながら自慢のふわふわの頭を撫でてくれていた。
「合図?」
「そう、こうして二人になりたい時の合図」
「LANEじゃダメなの?」
「……お互いスマホを見ていて、あからさまな顔をしていたら悟られるでしょう? それに私達、世代単位で表に出る事も多いじゃない。学園や生徒会からの依頼で受ける仕事も増えたし……勿論、貴方の事は信じてるけど、なるべくスマホとかに頼らず自然にそういう時間が欲しい時の合図があってもいいと思うわ」
セイちゃんは別に、キング分が足りないので充電しまーす、ってキングを引っ張って行っても良いんだけど、まあ、今となってはそうもいかないか。
そう思い至った私は、見下ろすキングに笑みを浮かべて応え、一流の膝枕から起き上がる。
「それじゃ、早速考えよっか。セイちゃんの事が大好きなキングが、セイちゃんと一緒に居たいときの合図♪」
「……もう」
少し恥ずかしそうに頬を染めたキングがどうにも愛おしかったので、私はそっと両の手でキングを包み、自身の側へと抱き寄せた。
クラシック期に大活躍したのはセイちゃん達だけじゃない。グラスちゃんとエルもそれぞれ結果を残し、私達をまとめて黄金世代なんて呼ぶ人もいた。
勿論、それだけ注目を集めると、学生の本分を超えたお願いが生徒会から降って来る事がある。特に多いのが、URAのスポンサーとなっている企業の広告担当だ。
特に、キングはお母さんが高名なデザイナーなだけあって、メディアからの注目度も高い。不屈の強さと美しさ、そして、お母さんへの対抗心みたいなのも相まって、そういった依頼を積極的に受けていた。もちろん、お願いされたら断らないししっかりやってのける責任感の強さもあるけどね。
まあ、そんな日々が続くと、こうしてセイちゃんと二人で居られる時間も減るわけで。それはやっぱりセイちゃんも寂しい訳で。かと言って、私達の関係がおおっぴらになっても良くない。
縛りは多いけど、それでも、キングと二人でいられる時間があるなら、私はそれだけで幸せだった。 - 71二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:48:04
さて、お互いに合図を送ったらテキパキと準備に取り掛かる。基本的に、二人で会うのはキングの部屋だ。仮に私からローレルさんに事情を説明して準備しても大丈夫だけど、それだとウララを一人にしてしまう。毎晩のように寝ぼけてキングのベッドに潜り込んでくるウララが寂しくないよう、手を回しておかないといけないのだ。
幸い、ウララと仲良しのライス先輩が一晩くらいなら快く受け入れてくれているので、キングのお部屋へお邪魔する方が都合が良い。そうして、寮長に許可を取って、後は夜を待つだけだ。
キングのお部屋をノックすると、柔らかな笑みを湛えたキングが私を出迎える。お風呂上りに纏った香りと、一流ウマ娘・キングヘイローではなく、キングヘイローという恋する少女の顔をする彼女の姿が愛おしくて、私はすぐに灯りを消してキングと隣り合ってベッドに座ると、キングを抱き寄せ、愛おしげに身体を寄せる。そんな私を見て、キングは困ったように笑った。
「相変わらず好きね。2人で居ると、すぐこうじゃない」
「んー、そうだねぇ……しかしそれがなぜかと聞かれましたら、キングが可愛くてしょうがないからかな?」
こんな冗談めいた歯の浮くような台詞にも、キングはもう驚いたり恥ずかしがったりしなくなった。むしろ、嬉しそうにほんのりと微笑んで、それはそれは楽しそうに嬉しそうに、おばか、と返してくる。それがまた、少しばかり心臓に悪い。
「たまには、他の褒め言葉を聞かせて欲しいものね」
「えー? 本当の事なんだけどなぁ」
そう言って、キングの瞳を覗き込んでみる。一流の凜々しさを解いた瞳から、キングヘイローという等身大の少女が顔を覗かせている。そして、その瞳は恋に落ちている。
でもそれは、私も同じ。左の腕をキングの腰に回して、より身体を寄せる。
「ね、キング……いい?」
「もう……仕方ないわね」
口ではそう言いながら、キングも私の身体を両の腕で捉え、自身から身体を寄せていく。私の腕が力を込めるのに合わせて、お互いの顔が澱み無く近づいていった。 - 72二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:49:00
キングは、こういう時瞳を閉じる。お決まりと言えばその通りかもしれないが、私はとても勿体なく思う。間近で見つめるキングの瞳は、とても綺麗なのに。柔らかなお互いの身体と、唇の感触と、熱くて甘くて蕩けるような舌先の痺れる感覚に、お気に入りで取り巻きの子にも時々配るというお風呂上がりの香り。ここに、私だけを見つめる恋するキングの瞳が加わったら、こんなに素敵な時間は無いのに……なんて、ワガママすぎるかな?
しばらくそうして、顔を離したらようやくキングはその瞳に私を映してくれる。柔らかな微笑みを浮かべながら。ああ、もう、そんな顔されたら。
「キング」
「……スカイさん」
愛おしさに任せてもう一度抱き寄せて、そのままベッドに倒れ込む。紅潮した頬の色が、カーテンの隙間から入り込む月明かりだけになった部屋においてもよく分かった。覆い被さるようにキングを抱きしめて、想いの丈を一言に込める。
「愛してるよ、キング」
「……私も、愛しているわ、スカイさん」
キングは、言葉と共に両の腕に少しだけ力を込めて私の言葉に応える。それからはもう、私達に言葉は要らない。いつしか瞳を閉じて、二人は静かに夜の海へと漕ぎ出していく。
暖かな想いを胸に抱いて、二人で朝陽を見上げる明日が、私は今から楽しみで仕方ないのだった。 - 73二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:50:36
以上、20の話からしばらく経った頃の二人のお話でした。56兄貴姉貴に触発されちゃったので書きました。
ウンスキンの尊さはいつか病気も治せるようになる。 - 74二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 02:31:30
花粉症に効く 効いた
この2人だけの合図が黄金世代五人でいる時やウララが混じってる時にバレてて悶絶するかもしれないのかわいい - 75二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 06:59:43
>>56の数日後、放課後に二人で話してるイメージ
「……ねぇキング、シート敷いちゃうのもったいなくない?服が汚れるのは嫌なのはわかるけどさぁ、お昼寝スポットの魅力が薄れちゃうじゃん」
「逆になんであなたは制服で平気で芝生に寝られるのか聞きたいところよ……」
「芝生の感触、土のにおい、大地と青空がくれる穏やかな時間……この快適さに比べれば、洗濯の多少の面倒さなんて…些末な……ことだよ~」
「あなたもう眠りかけてない!?昨日夜中に「キングに会いたい」なんてLANEをしておいて……」
ここはセイちゃん印のおサボり昼寝スポット、『人通りの少ない芝生その12』だ。基本的におサボりスポットを人に教えるのはリスキーだから避けたかったんだけど……まあ、この日だまりを一人で使うのも勿体ないと思ってたし。
「大丈夫、起きてるって。それで話っていうのはこの前の釣りのときの話なんだけどさぁ」
「そういえば私も気になってたわ。あの穴場情報の真偽はどうだったのかしら?」
「情報元のゴルシさんに聞いてみたんだけど」
ため息をつきながら、
『ハァ!?あんなところで魚なんて釣れるわけ……うわ!?マジかよ!なんだこれ!ははっスカイお前奇跡起こしちゃってんじゃんかよ!ゴルシちゃんもビックリだぜ!』
「……とのことで」
ゴルシさんのリクエスト通りに物真似を演じながら、なんで嘘を教えられた上に無茶振りまで律儀にやってるんだ、という思いがこみ上げてきた。
「……溜めたわりに似てないわね」
「うるさいなぁ!今のでセイちゃん傷ついたので一流枕の使用許可を求めまーす」
キングの優しさのない評価に、私は有無を言わせず、とはいえゆっくりとキングの太ももに頭をのせる。
「ちょっと!シートに土がついちゃうじゃない!どきなさいよ!」
「ほどよく温かく、たゆまぬ努力の証である筋肉がしっかりとした寝心地を提供してくれる、最高の枕だねぇ~」
「感想がおっさんじゃないの……はぁ、仕方ないわ、ちょっとだけよ」
- 76二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 07:00:16
しばし流れる穏やかな沈黙。
コースでトレーニングに勤しむ人たちの声も遠く、時間がここだけ切り取られたような気分になってくる。
心地よい、二人だけの日だまり。
まどろむ私の頭に、なにかが触れた。
確認するまでもなくそれはキングの手で、遠慮がちに、それでいて優しく私の頭を撫でる。
「……ねぇ、スカイさん。起きてる?」
「………………」
私が反応に困っているうちにキングは私が眠っていると解釈したようで、頭を撫でる手つきが少し大胆さを増す。
「呼び出しておいて寝るなんて……ふふっ、本当に猫みたいな人ね。……ゴールドシップさんの話なんてどうでもよくて、本当は……いえ、ええと……」
キングの手が止まり、
「私が言えたことじゃないけれど……本当にあなたは辛いときに甘えるのが下手ね。格好つけるのもいいけれど、素直なあなたを見せてほしいわ」
内心、ドキッとする。
LANEをしたのは特に何かを意識したわけではなく、なんとなくキングに会いたいと思ったから。
甘えるのが下手、素直な私。
もし私が最初から膝枕を頼んでいたとしても、キングは了承してくれていただろう。
今大人しく頭を撫でられている私は、ようやく自分が本当はどうしてほしかったのか、どうしたかったのかを理解した。
「……はい、セイちゃんふれあいコーナーはこれまで~!次はキングの番!ほら、私の膝にどうぞ!」
いきなり起きあがった私にキングは目をぱちくりさせ、何か言おうとしたことを飲み込んで、
「……いいじゃない!さすがはキングの伴侶ね!」
狸寝入りを見逃してもらったことに感謝しながら、私は体勢を整えた。
私の膝枕に預かったキングの頭を、慣れた手つきで撫でる。
「……悪くないわね。あなたのところに猫が寄ってくるのも頷けるテクニックだわ」
「セイちゃん枕はキングのほど寝心地よくないだろうからね~、せめてこっちで気持ちよくなってもらいたいな~」
キングの髪はしっとりとした手触りで、撫でるたびにふわりといいにおいが漂ってくる。
「お痒いところはありませんか~?あったら左手をあげてくださいね~」
「ふふっ、歯医者なのか美容室なのかはっきりしなさいよ」 - 77二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 07:00:32
冗談を言いながら、考える。
格好つけた私は、傷つくのが怖いから予防線を張って、崩れるとしても石橋を叩かずにはいられない。本気じゃないフリで、一方的だ。
格好つかない私は、愛する人に甘えたいし、甘やかしたい。愛したいし、愛されたい。一方的でなく、双方向で。
今回だって言い訳を並べてキングと触れ合いたかっただけだったんだ。そう考えると、あのLANEの文章もあながち間違いじゃない。
「ねぇ、キング」
キングは優しいから。たとえキングが私の方を見ていなかったとしても、拒みはしないだろうから。
「私のこと、好き?」
卑怯な私は、確認する。安心したくて。キングの優しさが愛であると信じたくて。
キングは体を起こし、前回の反省を活かしてゆっくりと互いの唇を重ね合わせ、
「ええ。あなたが私のことを好きなのと、同じかそれ以上に」
どちらともなく体を引き寄せ合う。
伝わってくる鼓動、伝えている鼓動。どちらも忙しない二つの鼓動が重なって、キングを感じる。
「……何があったかは聞かないから、早く生意気で一言どころか二言くらい多い、いつものセイウンスカイに戻りなさいな。私の大好きな、スカイさんに」
「……キングは、いつもキングヘイローだね。私の大好きな、キングだ」
その後、近づいてくる雨雲に撤収を余儀なくされるまで、しばらくのんびりとした時間を過ごした。
シートの片付けに手間取っていたキングは、「次はジャージで来るわ」と悔しそうにしていて。
キングの中にもしっかりと『次』があることを嬉しく思いつつ、浮き立つ足で寮に帰った。 - 78二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 07:07:17
>>73さんに触発されて続きを書いてみたけどだいぶ趣味に寄ってしまった感じが……スレ主さんが解釈違いだと思ったら消してください……
個人的にセイちゃんはキングよりもコンプレックスから抜け出すまで時間がかかるイメージなので、自己評価の低すぎるセイちゃんをキングが無限に肯定してあげてほしいと思ってます。
でもセイちゃん育成シナリオのときみたいにキングが闇を抜けるきっかけもセイちゃんであってほしいわがままなオタクです。
- 79二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 07:44:03
- 80二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 10:27:04
朝から良質なキンセイを摂取したのでGW明けだけど元気出たわ
- 81二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 14:08:39
このまま進んだら卒業後進路違ってもそのまま同棲しそう。
当番制の家事で四苦八苦するキングとそれを助けるセイちゃんの様子が目に浮かぶ。 - 82二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 14:18:42
- 83二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 21:34:08
食い気味に「で?どこまで行ったの!?」って聞いてくる黄金世代
- 84二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 07:21:32
恥ずかしがって自分からはそんなに言わないキング
↑を見てある事ない事盛って言うセイちゃん
めっちゃ興奮するスペちゃんとツヨシ
実はそういう話を聞くと一番顔を赤くするエル
一切動じず後方保護者面であらあらうふふするグラス
- 85二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 10:34:01
このレスは削除されています
- 86二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 10:37:43
上のSS読んでたら、セイちゃんがキングの部屋に来てウララがライスロブロイ部屋に泊まりに行く時は
ライス「ろ、ロブロイさんっ!今日、ウララちゃんが泊まりに来るよ!」
ロブロイ「なんですとっ!?」
ウララ「こんばんは!ライスちゃん、ロブロイさん!今夜もよろしくね!」
ロブロイ「いえいえ、こちらこそ……で、では早速!」
ライス「教えてウララちゃん!」
ウララ「うん、良いよー!」
ウララ「それでね、いつもはキングちゃんがセイちゃんをお膝に乗せるんだけどね、この間はセイちゃんのお膝にキングちゃんが乗ってたの!」
ロブロイ「ひ、膝枕リバですか!?」メモメモメモ
ライス「おひさまの下でお互いに膝枕し合う……ほのぼの&ぽかぽか……良い、とても良いッ!」メモメモメモ
ロブロイ「そ、それから!?二人はどんな話を!?」
ウララ「うーんと、キングちゃんがね、『貴方、髪だけじゃなくて脚も柔らかいのね』って言ったら、『それは勿論、キング専用の一流膝枕ですから』ってセイちゃんが言って、そしたらキングちゃんが『キング専用を謳うなら、これからもずっと一緒に居て貰うわよ』って言ったの」
ロブロイ「ほ、ほぼ告白に近い台詞をそんなにもストレートかつさりげなくっ!?」メモメモメモメモメモメモ
ライス「だがそれもまた良いッ!!そ、それで!?スカイさんはなんて!?」メモメモメモメモメモメモ
ウララ「『仰せのままに、愛する我がキング様?』って。キングちゃん、凄く嬉しそうだったよ!」
ロブロイ「っ!!!!!」メモメモメモメモメモメモメモメモメモ
ライス「ッスゥー……ハァー……」メモメモメモメモメモメモメモメモメモ
ウララ「どう?こういうお話で良いの?」
ライス「最高だよ……最高だよウララちゃん……良い、実に良い……次の絵本はお天気の良い日にピクニックに行く仲良しウマ娘のお話に決定だよ……!」
ロブロイ「いつもありがとうございます。おかげで気高く強く美しい女王に公私ともに付き従う騎士兼従者の冒険小説がまとまりそうです。では報酬のにんじんぷりんを」
ウララ「わーい!ありがとー!あっ、こっそりにんじんプリンを一日二個食べてるのはキングちゃんに内緒ね?」
って感じで新刊(絵本と小説)のネタをウララちゃんから裏でにんじんプリンと引き換えに提供して貰ってる二人とかいうひどい構図が浮かんできた。 - 87二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 14:19:58
ライスがどこぞの壺の因子を継承してて芝
- 88二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 15:07:33
- 89二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 15:38:34
すいませんたまたま偶然なんやかんやでその原稿をキングとセイちゃんそれぞれに読まれちゃうロブロイとライスがいると聞いて
- 90二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:41:37
「素敵なお話ねロブロイさん!このキングのお墨付きを受け取る権利をあげるわ!」
って原稿読んだキングが満足そうにしてるのを見て嬉しいやら凄い罪悪感を覚えるやらで複雑なロブロイ…? - 91二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 09:04:47
- 92二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 12:57:47
「素敵な小説ね!せっかくだし皆さんに見せてあげたいわ!3冊いただくわね!」
とか言い出しそう - 93二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:36:47
- 94二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 07:21:44
- 95二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 09:32:13
少しトレンディを混ぜる事でウンスキンの叡智を和らげて見せる巧妙な幻惑叡智
- 96二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 09:41:28
- 97二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 12:40:45
- 98二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 15:59:17
セイちゃん釣りが好きだし荷物もつめる広めなワゴン車運転しそう
広々だからこれでキングが来ても安心だな!!!
なおキングは「もっとかっこいい車にすればいいじゃない…」との事 - 99二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 16:37:00
- 100二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 16:48:12
この二人の概念のお陰で日々の憂鬱が癒えましたぜ。心に染みるねぇ
- 101二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 16:59:33
- 102二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 21:35:43
実は二台持っててキングとデート行く時だけ使うセイちゃん…?
- 103二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 02:54:17
亀だがこういう卒業してから一つ屋根の下で暮らすセイちゃんとキングのドタバタ模様は滅茶苦茶見たい。
- 104二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 05:22:56
2人で寝ていてたまたま近くに立ち寄ったスペちゃんあたりが訪ねて来て下着姿だから慌てて身支度整えたりしてほしいよね…
- 105二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 05:37:41
SM-Xと同じ、ホンダが出していた二代目プレリュードにも、助手席をリクライニングさせるレバーが、窓側ではなくて運転席側に付いていて、運転手は反対側に手を回さなくても助手席のシートを倒すことができたんだ。
愛好家達はそれを、"スケベレバー"と呼んでいたんだ。
セイちゃんもキングを助手席に乗っけてスケベレバー使って♡ - 106二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 05:41:24
セイちゃんちょっと助手席倒しますね(勝手に)。
- 107二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 05:59:14
最終的にはもう車内でノビノビできるようにキャンピングカー買おうね…
- 108二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 11:05:51
バレないように慌ててあちこち窓を開けて換気したけどグラスちゃん辺りにあっさりバレて「換気するなら朝一番に窓を開けて掃除すると気持ちが良いですよ」って暗に片付けたつもりで見落としてたイチャイチャの痕跡までバレた事が分かって二人して横になっちゃうと良い。
- 109二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 18:56:20
学生の頃は恋仲にあった事バレてないと思っていたけどちょくちょくあってる黄金世代の皆から皆2人が付き合っていたの
気づいていたとなんならほぼ最初からわかっていたと聞かされたセイちゃんとキングください - 110二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 06:22:41
キャンピングカーであちこちおでかけするセイちゃん達は絵になる
- 111二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 06:57:13
キャンピングカーの走行距離と共に進展する2人の仲…
- 112二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 15:55:45
学生の頃からセイちゃんとちょくちょく行く様になってアウトドアな趣味が出来たキング
そういえばセイちゃん達とキャンプ行くみたいな話しになって色々自分がやるみたいな話しがあったな…
なるほど…繋がったな… - 113二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 03:44:34
叡智だ……
- 114二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 14:00:23
叡智叡智