【SS】祝福｜あにまん掲示板

1二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 11:38:59

旬が遅れに遅れましたが、桜花賞の当日にすごくすごい公式イラストが舞い降りて心停止したので、それを元ネタに書きました

単純なおバ鹿さんです

こちらが元ネタのイラストです　

<a href="https://twitter.com/hashtag/ウマ娘" target="_blank">#ウマ娘</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ゲームウマ娘" target="_blank">#ゲームウマ娘</a>

・「桜花賞」記念プレゼント
マニー×50000 — ウマ娘プロジェクト公式アカウント (uma_musu) 2023年04月09日

2二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 11:39:21

「アルダン、桜よ…あら」

メジロラモーヌとメジロアルダン。
名門メジロに生まれ育った二人の姉妹が、こうして並ぶ光景は珍しい。

「…久しぶりね、貴方の寝姿を見るのは。…少なくとも、私の前では、ね」

美しく穏やかな微笑みを携えながら、ラモーヌは追憶に耽る。

「小さな頃は、貴方のそう言った姿は私にとって見慣れた物だったわ。私を追いかける貴方の姿も。…想像も出来なかったわ。二人並んで同じ景色の中で過ごせる日が来るとは、ね」

彼女が目を向けるのは、今、傍らで眠る妹。

「起きているのかしら、アルダン？」

「いいえ、お姉様」

「そう、それならこのままこうさせて貰うわ」

そう言って、ラモーヌはアルダンの首筋を手で包み込むようにゆっくりと撫でる。
まるで促されるように、アルダンはラモーヌに一層寄り掛かる。

「重いわ、アルダン。眠っているのだから聞こえていないのでしょうけど」

「はい、お姉様♪」

「…本当に、聞き分けのない子」

ラモーヌがそれを振りほどくことはけして無く、アルダンがそれを拒絶することはけして無い。
折り重なった2つの影は、桜花と陽光の祝福を浴びどこまでも長く伸びていた。

>>13

3二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 11:40:17

お姉様に甘えるアルダンとそれを受け止めるラモーヌを書きたかっただけですが、何となくラモーヌの心情を推し量るのは憚られる気がして、三人称視点で初めて書いてみました
一人称視点ばかり書いているのでなんとも難しい…
1レスに話を収めると言うことにも挑戦してみたかったので、勝手に縛りプレイの条件を増やしていました　
続けて供給があった場合は心停止では済まない気がします　
読んで頂きありがとうございました

4二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 11:43:36

絵があると情景が掴みやすいな…
挿絵の偉大さと姉妹のていていがわかった…

>>8

5二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 11:45:18

過去作です　上2つにカップリング要素はないつもりです　