- 1二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:26:35
スレッタ「聞いてくださいよー！」
グエル「階段を3段飛ばしで降りてくるな危ないっ!」ｶﾞｼィｯ
スレッタ「私今そこでミオリネさんに無視されたんです！おはようございますって挨拶したらスルーされたんですー！もし一生このままだと思うと生きていけないです…」ｸﾞｽﾝ
グエル「…今日の食堂の日替わりランチはチキンオーバーらしいぞ」
スレッタ「ええっ！？本当ですか！」パァァァ
スレッタ「チキチキ♪チキンオーバー楽しみ♪♪」ﾙﾝﾙﾝ
ここは花婿解消されたスレッタがミオリネに無視される度にグエルに凸する世界です
スレッタはストレスで食に飢えているのでご飯の話をすれば機嫌が良くなります
- 2二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:27:30
常にチョコレートを携帯するグエル
たまにミオリネに盗まれる - 3二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:28:40
スレッタ「うえーん！グエルさーん！」
グエル「廊下の角から急に飛び出してくるな危ないっ!」ｶﾞｼｯ
スレッタ「私授業中ミオリネさんの消しゴム拾ってあげたら無視されたんです！お、落としましたよって返してもスルーされたんです…」ｸﾞｽﾝ
グエル「…今日の日替わりランチはさば味噌定食らしいぞ」
スレッタ「さば味噌定食！日本食バンザイ！」パァァァ
- 4二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:33:24
チキンオーバーとはなんじゃらほいと思って検索したらこれは美味しそうだ
今度の休み作ってみようかしら
チキンオーバーライススパイシーなチキンとターメリックライスで楽しむ、アメリカンスタイルのカジュアルランチです。www.sbfoods.co.jp - 5二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:33:31
スレッタ「あっ！グエルさーん！」
グエル「廊下は走るな普通に危ないっ!」ｶﾞｼｯ
スレッタ「私ミオリネさんの後髪にホコリが付いてたから取ってあげたんですけど無視されたんです！結構大きめのホコリだったんですけどスルーされたんです…」ｸﾞｽﾝ
グエル「（それは普通に気が付かなかっただけでは……？）…今日はチーズハンバーグらしいぞ」
スレッタ「チーズハンバーグ！とろけるチーズ！」パァァァ
- 6二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:38:58
スレッタ「ち、チーズハンバーグ………前の人でう、売り切れ………」
- 7二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:42:28
スレッタ「あーー！グエルさーーん！」
グエル「っ！？2階から飛び降りてくるな危ねえっ!!」ｶﾞｼィｯ！
スレッタ「私高いところにあったミオリネさんの荷物を取って渡したんですけど無視されたんです！目を逸らして黙って受け取ってそのままスルーされたんです…」ｸﾞｽﾝ
グエル「（受け取って貰えたなら良かったのでは……？）…今日は五目タンメンらしいぞ」
スレッタ「タンメン！具だくさんで好き！最高です！！」パァァァ
- 8二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:49:15
毎回受け止めてあげるグエルくん優しいね
- 9二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:50:35
何この可愛いスレ
- 10二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:51:16
ひたすらたぬきがかわいいな…
おいしいものたんとお食べ… - 11二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:51:24
可愛すぎてスレッタを無視しちゃうミオリネ！？
- 12二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:51:55
毎回ご飯のことで悲しいこと上塗りされてるのが、たぬきのぽんぽこなんだよな...
- 13二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:53:05
このスレのミオリネはスレッタの食事を物陰からこっそり見てそう
そして元気が戻っている様子を見て安心するんだ - 14二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:54:06
グエルからしたら気が気じゃないだろうな……どこから飛びつかれるか分からん
- 15二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:57:53
食堂の日替わりメニューの確認がモーニングルーティンに追加されるグエル
- 16二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:03:40
スレッタ「あの、グエルさん…」
グエル（今日は普通に歩いて来たな）「どうした？」
スレッタ「ミオリネさん怒ってるのかなって思って何度か電話してみたんです。でも忙しいみたいで出てくれなくて…ちょっと寂しいです」
グエル「チョコレート、食べるか？」
スレッタ「えへへ…ありがとう、ございます。モグモグ……すっごく苦いですね」
グエル「このチョコレートカカオ92%だからな」 - 17二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:08:28
実はミオリネが理想とした世界なのでは？
- 18二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:37:57
ママからパパになってるだけやんけ！
- 19二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:41:07
スレッタ「わーーん！グエルさーーん！」
ラウダ「あ。そこワックス塗ったばかりで滑る「っうぇあぁぁーーー！？」
ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ!!
グエル「だ、大丈夫か！？スレッタ・マーキュリー!!」 - 20二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:43:01
スレッタ「グエルさーん聞いてください！ミオリネさん珍しくクシャミしてたんでポケットティッシュ渡したんですけど無視されたんです！や、やっぱりバニラの香り付きだったのが嫌だったんですかね…」ｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝ
グエル「まず落ち着け。怪我はしてないか？」
スレッタ「えっと、大丈夫、です。ごめんなさいワックス塗ってるのに気が付かなくて」
グエル「別に平気だ。また塗り直せばいい」
スレッタ「て、手伝います！！」
グエル「！…ありがとな。終わったらカツ丼定食食べに行くぞ」
スレッタ「はい！頑張ります！」 - 21二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:43:34
食に依存している……
- 22二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:48:11
ママにめちゃくちゃ怒られてパパの所行く子供じゃん
- 23二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 23:15:39
スレッタ「うぇーんっ！グエルさーん！」
グエル「!!!?」ｶﾞｼィｯ
スレッタ「私ミオリネさんのお部屋を綺麗に掃除したんですけど無視されたんです！ゴミの分別地味に大変だったんですけどスルーされたんです……」ｴｰﾝｴｰﾝ
グエル「……なぜ木の上から降ってきたのか聞いてもいいか？」
スレッタ「うっ…本当は1人になりたかったんですけど、グエルさんがちょうど下を通りがかったもので」
グエル「今日はカニクリームコロッケだそうだ」
スレッタ「カニ！クリーム!!サクサク衣だと嬉しいですね♪」パァァァ
- 24二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 23:59:09
突然の落下でもあちゃんと受け止めるのが流石というか
- 25二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 00:01:00
「ｶﾞｼィｯ」が可愛い
- 26二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 00:43:46
なんかタキシードクイズ思い出したわ
何でだろ…？ - 27二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 00:45:41
大丈夫？このグエルくんミオミオと顔合わせる度に無言で脛にトゥーキックされてない？
- 28二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 01:07:18
可愛いけど実は何も解決してない世界なのでは？
- 29二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 06:38:05
スレッタ「あーん！グエルさんだー！」ﾄﾞｱ ｶﾞﾗｶﾞﾗッ
グエル「⁉いきなり教室から飛び出してくるな危ないっ！」ｶﾞｼｯ
スレッタ「私！ミオリネさんの脱ぎっぱなしだった服を洗濯したんですけど無視されたんですぅ！乾燥機に入れて綺麗に畳んでクローゼットに仕舞ってあげたんですけどスルーされたんです…」ｸﾞｽｸﾞｽ
グエル「今日は生姜焼き定食だ」
スレッタ「お肉!!生姜の香りで食欲増進♪」パァァァ
- 30二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 08:46:48
元花嫁よりも身体的接触多いのでは？(ｶﾞｼｯ)
- 31二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 08:55:24
ラウダが眺めていて「水星女め、兄さんを独り占めしやがって…」と勝手に怒ってそう…
ジェターク寮の連中なら「まあ、別に実害なさそうだしいいか…」と黙認してそう - 32二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 11:17:22
パパグエル
- 33二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 14:29:38
スレッタ「うぇぇーん！グエルさーん！」
グエル「おわーっ！？掃除用ロッカーから飛び出すな!!」ｶﾞｼｯ！
スレッタ「私この間ミオリネさん部屋の掃除した時にピアノのレッスン帳を見付けたんです！ミオリネさんにピアノが趣味なんですかって聞いたら無視されたんです！うわーん！」ﾒｿﾒｿ
グエル「(勝手に掃除したこと相当怒ってるのか…？)今日はエビフライ定食だ」
スレッタ「エビ！身がプリプリで美味しいエビ！！！」パァァァ
- 34二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 16:07:55
そっか水星ではほとんど料理なんて食べてなかったな
- 35二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 17:14:33
大丈夫？
たくさん食べ過ぎてぽんぽこたぬきにならない？ - 36二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 18:45:43
毎日の食事を楽しむ健全タヌキだから安心安全よ
- 37二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:37:44
この概念好き
- 38二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:38:29
どんどんお食べ…
- 39二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 01:10:44
いちいちパァァァってなってんのほんと可愛い
- 40二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 02:15:04
今日あったことを毎回、お父さんやお兄ちゃんに報告しに行く子供に見えてきたぞ
かわいいね - 41二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 05:00:46
スレッタ「あっグエルさんだ！」ﾄﾃﾄﾃ
グエル「廊下を走らないで偉いなスレッタ・マーキュリー…いや、これが普通か」
スレッタ「私授業で分からない問題があって、ミオリネさんに聞いたんですけど無視されたんですよぅ。課題出されたのでこれから図書館で勉強です…」ｼｮﾝﾎﾞﾘ
グエル「…そうか。これ少しだけど持って行け今日は甘いチョコにしておいた」
スレッタ「……ありがとうございますグエルさん。甘いもの好き、です」ﾆｺﾆｺ - 42二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 05:05:44
スレッタ「うえーーん！グエルさーーんっ！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ
グエル「廊下の真ん中でジャンプするな通行の妨げになる」ｽﾑｰｽﾞに隅へ誘導
スレッタ「ミオリネさん絶対にピアノ習ってたと思うので私も練習はじめたんですー！！ミオリネさんにコツとか聞いたんですけどスルーされたんですぅ…」ｳﾜｰﾝ
グエル「そうか…今日はあんかけ焼きそばだぞー」
スレッタ「具材たくさん！あんはとろ～り！パリパリ麺！！」パァァァ
- 43二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 05:53:50
この概念癒しだ…
- 44二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 07:19:48
- 45二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 12:58:58
スレッタ「わーーん！グエルさんいた！グエルさーん！」ｶﾞｻｶﾞｻｯ
グエル「！！ 茂みの中を走って来たな葉っぱだらけだぞ！」ｶﾞｼィｯ
スレッタ「さっき曲がり角でミオリネさんと偶然会えたんです！でもミオリネさんびっくりして尻もちついてしまって…助け起こそうと手を伸ばしたんですけど無視して行ってしまって…か、悲しいよぅ……」ｽﾝｽﾝ
グエル「そうだったのか、今日はジャージャー麺食べにいくか」
スレッタ「甘辛の肉あんが美味しい！ジャージャー麺！」パァァァ
- 46二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 18:52:21
グエルって子供の世話するの上手そう
- 47二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 19:29:47
フェルシーちゃん懐いてるしな
- 48二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 20:33:48
グエル「食堂に行く前にその葉っぱを落とさないとな」
スレッタ「わわっ、そうですね！ちょっと待っててください！」ﾊﾟｯﾊﾟｯ
スレッタ「ど、どうでしょうか？」一周ｸﾙﾘ
グエル「……まだ背中に付いてるから後を向いてくれ。俺が取ってやる」
- 49二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 21:44:13
グエルのこの優しい瞳よ
これだけが救い - 50二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 06:32:53
グエル「ミオリネ、スレッタを散々無視しているようだが本当にこれでいいのか？」
ミオリネ「……いいのよ。もう私に関わらない方がスレッタの幸せにとって良いに決まってる」
- 51二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 06:46:25
グエル「食以外に関心を向けさせたがいいと思うが。今までホルダーの件で学業にも専念できていないんだろう？」
ミオリネ「…私の気を引きたいのか知らないけど、最近スレッタの成績は異常に良くなっているわ。予習復習も完璧。隙間時間できちんと自学しているようね」
グエル(……ミオリネから徹底的に無視され、ストレスを発散できない状況が続いたせいで食への暴走に走っているのか…？)
- 52二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 10:37:05
グエル「返事くらいしてやったって、バチは当たらないんじゃないか？」
ミオリネ「バカ言わないで。ただでさえ無視し続けてる今でも一方的に絡みに来るのよ？返事なんてしてしまった日には………それに……中途半端に希望をチラつかされたって、余計辛くなるだけじゃない……」 - 53二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 11:42:41
太りそうだけど痩せそう
- 54二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 12:48:50
スレッタ「あ！グエルさんだ！」
グエル「何やってんだスレッタ・マーキュリーーー！！ここ3階のベランダ！！手摺りの外側にぶら下がって危ねえじゃねぇか！！」
スレッタ「私ミオリネさんに何度メールしても返信無くって！だからお手紙書いたんです！でもミオリネさん渡そうとしたら回れ右していなくなっちゃいました……3徹して考えたのにぃ…気が遠くなって気付いたらここにいたんです…」ｴｰﾝｴｰﾝ
グエル「今日は学生リクエストのロールキャベツの日だ！早く俺の手に掴まれ！」
スレッタ「本当ですか！煮込んで甘うまロールキャベツ！！」ｶﾞｼィｯ！！
- 55二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 23:06:01
- 56二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 08:06:37
- 57二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 08:10:07
スレッタ「ふぇーん！グエルさーーん！」
グエル「前を見て走れ壁にぶつかるぞ」ｶﾞｼィｯ
スレッタ「ミオリネさんにピアノの練習成果を見せたくて引きずってピアノの前まで連れてきたんです！でもAパートサビに入るまえにミオリネさんいなくなっちゃったんです〜！譜面じゃなくて鍵盤を見てた私は失格なんですかね……」ﾒｿﾒｿ
グエル「……バターチキンカレー」ﾎﾞｿｯ
スレッタ「柔らかチキン！コクがあるまろやかな味のカレー！！」パァァァ
- 58二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 08:31:36
グエル「ちなみに何の曲を弾いたんだ？」
スレッタ「Y●ASOBIさんの『祝福 〜戸惑いや悲しみ、行き場のない感情を添えて〜』お手紙がダメなら曲に気持ちを乗せてみようと思って」ﾃﾍﾍ
グエル「割と重めなアレンジだな…」
- 59二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 17:50:36
スレッタ「グエルさぁーん！いますかーー！」ﾉｯｸ ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ!!
ラウダ「喧しい！ドアくらい静かに開けられないのか！」ｶﾞﾁｬ
スレッタ「あ！あなたはミオリネさんの温室で出会った『自分で止めなよ』の人？！」
ラウダ「ラウダ・ニールだ！あの時は尺の問題で名乗る時間が無かっただけだ！兄さんは外出中だからさっさと帰れ！」ﾄﾞｱ ｼﾒｰ
- 60二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 18:01:54
スレッタ「ふぇーん！待ってくださーい！」ｶﾞｼィッ!!
ラウダ「っ!?」ｸﾞｸﾞｸﾞｯ
スレッタ「お願いします！！話を聞いてほしいんですぅ！」ｴｰﾝｴﾝ!!
ﾅﾆ?ｹﾝｶ? ﾗｳﾀﾞ先輩ﾄ元ﾎﾙﾀﾞｰｼﾞｬﾝ ｵｺｯﾃﾙ ﾗｳﾀﾞ先輩ﾓ ｽﾃｷﾀﾞﾜｧ…
ラウダ「(これ以上騒ぎになると面倒だな…)くっ…仕方ない、中に入れ！何か食べさせてやる!!だから泣くな!」
スレッタ「ほ、本当ですかぁ…お邪魔しまぁす！」パァァァ
- 61二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 18:06:55
餌付けされてる
てか何気に無意識で外側の手すりにぶら下がるって、精神的に相当きてない？
大丈夫？ - 62スレ主23/05/13(土) 19:20:58
- 63二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 19:23:43
ラウダ「『ジェターク寮にピアノを置かせてほしい』…？」
スレッタ「ﾓｸﾞﾓｸﾞ…はい、今は地球寮にピアノを置かせてもらって練習しているんです。でも練習後に地球寮のみなさんが目をハンカチで抑えながら私の肩を叩いてくれたり『いつでも力になるから頼ってね』って毎回言葉を掛けてくれるんです…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ラウダ「………」(兄さんが『もしスレッタ・マーキュリーが訪ねて来たらコレを食べさせろ』って置いてったR●YCE'の生チョコを出してやったら一瞬で泣き止んだ…流石兄さん) - 64二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 19:24:59
スレッタ「た、たぶんピアノの音って想像以上に大きいですし毎日聞いてると疲れちゃうと思うんです。グエルさんに相談したら『ジェターク寮のエントランスなら防音対策もバッチリだし置いてもいいんじゃないか？ラウダに俺から頼んでもいいぞ』って言ってくれましたので」
ラウダ「それで僕のところに直接来た、と」
スレッタ「おぉお願いします！ラウダさんのお力を借りたいんです！ジェターク寮のみなさんにも私から説明します！……ミオリネさんにピアノ演奏を聴いてもらったら、すぐピアノは片付けますので！」
ラウダ(つまり、水星女がピアノを弾きミオリネとの仲が良好になれば兄さんへの付き纏いは無くなる訳か…)
ラウダ「わかった。だがこちらからも条件がある」
スレッタ「な、何でしょうか……？」ｺﾞｸﾘ
- 65二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 20:25:57
グエル「ラウダからピアノのことを聞いたが、条件は何だったんだ？」
スレッタ「えーと…演奏時間や寮生の皆さんへの配慮などのルールと、設置場所レンタル料として7泊8日500円でOKだそうです」
グエル(ラウダのヤツ…良心的じゃねぇか…) - 66二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 22:23:49
>>64 のその後
スレッタ「あ、チョコとっても美味しいです。他の味も食べてみてもいいですか…？」
ラウダ「はい。季節限定チョコバナナとダージリン味もあるからどうぞ」
スレッタ「わぁ…ありがとうございます！」パァァァ
ラウダ(しかし凄い食べっぷりだ…昔資料で見たタヌキ？と少し似てるかもな)
- 67二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 03:34:03
いいなぁ……癒しだ……
たぬきとジェタークのほのぼのはなんぼあってもいい - 68二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 08:15:15
この世界のグエル先輩突然のスレッタに対応してるうちに周辺警戒とか反射神経めっちゃ鍛えられてそう
- 69二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 08:49:28
スレッタ「わぁっ！グエルさーん！」ﾊｲﾀｯﾁ!
グエル「(ﾊﾟｼﾝｯ!)元気そうだなスレッタ・マーキュリー！ピアノの調子はどうだ？」
スレッタ「な、何とラウダさんが調律師さんを呼んでくださったのです！すごくバッチリです！…ほんとうに、良い弟さんですね」
グエル「ラウダが…？そうか、俺もラウダに助けられることばっかりだからな。後で一緒にお礼しに行くか」
スレッタ「エヘヘ、そうですね！」ﾆｺﾆｺ
グエル「ところで今日はオムライスだそうだ。売り切れる前に行くぞ」
スレッタ「半熟ふわとろ！デミグラスソース濃厚オムライス♪」パァァァ
- 70二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 08:54:37
- 71二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 08:54:47
ちょっとづつ回復してる気がするたぬき
- 72二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 18:55:30
ラウダもラウダでなんだかんだ世話焼いてるのいいねぇ
- 73二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 20:38:00
これでワンコインとかマジに良心的だなオイ
- 74二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 22:02:57
スレッタ「わ…わぁ……、こ、こここんなに人がたくさん…それに地球寮の皆さんまで…」
グエル「そりゃ『○月□日にジェターク寮でピアノの練習しますので場所を貸してください』って説明すれば聴きに来るヤツもいるだろうが、ここまで集まるとは…」
スレッタ「グ、グエルさぁん…き、ききき緊張して手がぁ……」ｶﾞｸｶﾞｸ
グエル「…今まで練習続けてきたんだろ？まぁ、いつも通り弾けばいいと思うが」肩ﾎﾟﾝ
スレッタ「うぅ…が、頑張りますぅ…」ﾁｬｸｾｷｰ
スレッタ「すぅー………っ」♪♬♪〜
- 75二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 22:04:48
ーエントランス付近廊下ー
ミオリネ「何よ…散々シカトしたのにここまで上手くなっちゃって。結局、スレッタ1人でも大丈夫じゃない……」
ミオリネ(最後に顔だけ見て戻ろう………！)
ミオリネ(スレッタ、なんであんな寂しそうな顔をしながら弾いてるの？…………あっ)
(幼いミオリネ「おとうさん！こんどのぴあののえんそうかい、ぜーったいにきてね！やくそくよ！」
「なんで…いけるっていってたじゃない！……おとうさんきらい！」
「ぴあの…まちがえずにひけたけど、おとうさんにみてほしかったな……」ｸﾞｽﾝ)
ミオリネ「……………………。
何なのよ、これじゃあ私、あの時のクソ親父と一緒じゃない……！」
同じ過ちは繰り返さない、いや、させない!!
すぅ…1つ深呼吸をして
暗い通路から一歩踏み出す
ミオリネ「……スレッタ！！」
- 76二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 22:08:42
ミオリネ「スレッタ!!」
スレッタ「ええっ！み、みみみミオリネさん！？ま、まだ練習中「止めないで！演奏を続けて！」
スレッタ「は、はいぃぃー！」♪♬♪〜
ギャラリーを抜け、スレッタを真っ直ぐ見つめたまま力強く歩くミオリネ
ミオリネ「連弾!やるよ！」
スレッタ「えぇ!?っい、今からですかぁ！？」
- 77二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 22:11:52
ミオリネ「知らないの？観客の前で練習すると、自主練の何倍も経験を積むことができるの！」
スレッタ「それぶっつけ本番じゃないですかーっ！？」
ミオリネ「いいから！次の小節から私がセコンドに入るからアンタ少しズレて！……今っ！」
2人の連弾が始まるとミオリネの力強い伴奏がスレッタのメロディラインを支え、エントランス中に美しい音色が響き渡ります
ミオリネ(そうよ…たどたどしいピアノだって、私が弾くとお母さんとクソ親父、喜んでた！楽しかった！何であの時の気持ち、今まで忘れてたんだろう…！)
- 78二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 22:15:02
〜♪
…………最後の一音が消えると、割れんばかりの拍手が2人を包み込みました
スレッタ「…ミオリネさん？…わ、わぁ！目の前にミオリネさんがいるぅ!……うわぁーん！」
ミオリネ「今まで無視してごめんっ…本当にごめんなさい……スレッタ！」
スレッタ「わだじっ！ミオリネさんに、たっくさん話したいことあるんですよ！…寂しかったぁ、つらかったぁ！…うわあぁーん！！」
- 79二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 22:22:01
泣きながら肩を寄せ合う2人を見守っていたグエル
ふっと安心したように微笑むと、隣にいたラウダに話しかけました
グエル「ラウダ、実はまだ話していなかった事がある。このあと少し話せるか？」
ラウダ「ｸﾞｽﾝ、もちろんだよ兄さん。僕も兄さんのプリンを無断で食べちゃったから謝りたかったんだ」
グエル「…あのプリン、2時間並んで買ったんだぞ…」 - 80二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 05:53:13
スレッタとミオリネの小さな演奏会は、聴いていた皆の心を1つにし、エントランスは温かな感動に包まれていました。
↓何故か1番泣いていたラウダ
とある学生が端末で演奏の様子を撮影し、感動を共有しようとSNSに上げました(勿論関係者へ許可は取りました)
すると……瞬く間に世界、宇宙中に拡散され、人々の心を動かしました
- 81二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 05:56:06
シャディク「義父さん、戦争シェアリングより遠回りですが平和的な解決方法を思い付きました」
サリウス「まず机から降りたら話を聞いてやろう。お行儀が悪いぞ」
- 82二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 05:57:25
ニューゲン「…こんな馬鹿げた戦争はもう終わらせましょう」
ゴルネリ「風向き変わりそうねぇ」
ネボラ「…ええ、きっと」
- 83二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 06:00:11
デリング(……この旋律は…懐かしいな、ミオリネ)
医者「意識が……！早くミオリネ様に知らせるんだ！」
ラジャン「ミオリネお嬢様からご実家のピアノ配送を頼まれましたが…そういう事だったんですね」
- 84二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 07:06:01
4BBA「風向き変わりそうね」「みんな大好き」「タケモトピアノに手をまわしておいて正解だったかしら」「読み切ってみせるわ」
- 85二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 13:07:53
ペトラ「グエル先輩、そこはラウダ先輩のプリンも買ってあげるべきでしたよ！」
- 86二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 21:19:59
「うえーん！！わあぁーん！」
グエル「っ！？」
「あらあら、エリィ。転んじゃったのね」
「うぅ…痛いよう…」
「大丈夫？…ほら立って、会場はもうすぐよ？」
「うん！」
交差点で聞こえてきたよく似た声。どうやら女の子が転んでしまったようだ。
思わず反応してしまった自分に苦笑した後、ふと青空を仰ぎ見る
もう、スレッタは…………… - 87二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 21:23:34
ミオリネ「遅いわよグエル。約束の時間より3分遅刻」
グエル「すまない、少し道に迷った」
ミオリネ「まったく……まぁ、遅刻したのはアンタだけじゃないけどね」
「あーーーっ！グエルさーん！ミオリネさぁーーん!!」手ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ
ミオリネ「スレッタ！今度は絶っ対に遅れないって言ったわよね！」
スレッタ「うぅ、だって地球の電車って乗り換え複雑なんですもん…」
ミオリネ「主役のアンタが居なきゃピアノコンサートツアーやる意味ないの！ほら、さっさと歩く！」 - 88二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 21:25:55
グエル「そういえばスレッタが出演してる広告をあちこちで見掛けたな」
ミオリネ「ジェターク社の新作MSのCM、スレッタのピアノとタイアップしたおかげで業績1位に返り咲いたじゃない」
スレッタ「あ、あれ不意に流れると結構恥ずかしいんですよね…ドレスなんか着ちゃって…」ｴﾍﾍ
グエル「…地球も以前と比べて復興はしているが、兵器産業が完全に無くなったわけじゃない」
ミオリネ「だから、社会の仕組みを変えていくんでしょ。私達で少しずつ、ね！」
スレッタ「は、はい！そうですね！」
- 89二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 21:28:21
ミオリネ「そろそろ行かないと遅刻するわよ天才ピアニストさん？」
スレッタ「うぅ…誂うのはやめてくださいよぉ…」
グエル「今日の打ち上げは地球にいる知り合いに聞いた隠れた名店を予約したぞ」ﾎﾞｿｯ
スレッタ「わぁ!!すっごく楽しみです!!よーし、スレッタ頑張りまーっす！」パァァァ
泣き虫な君は もう居ない
目一杯の美味しいご飯を 君に
END
- 90二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 21:52:09
優しい物語をありがとうございました
- 91二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 21:53:19
とあるネタでスレ立てしましたけど途中から「ピアノの魔女」になってしまいました…連投&乱文で失礼しました
ここまで読んでいただきありがとうございます