- 1スレ主23/05/12(金) 09:27:48前スレネモ「レッドさんと戦いたい」|あにまん掲示板ボタン「それ都市伝説じゃん」ネモ「でもレッドさんは実在するよ!」ペパー「都市伝説なら任せろ!!!ずりゃーおりゃー」調べ中アオイ「ペパーのサンドイッチおいちぃ」もきゅもきゅ〜それから数分後〜ペパー「とい…bbs.animanch.com
《前回までのあらすじ》
んジャカパーン!ネモです!最強トレーナーのレッドさんと戦いたいのに色々調べたらジョウト地方とカントー地方のジムバッジを集めてチャンピオンリーグを制覇しないと会えないんだって!なら制覇するしかないよね!そんなこんなでいつもの皆んなと引率チリさんでやって来ましたジョウト地方!ロケット団って悪い組織に巻き込まれたりしながらもジムバッジは二個!ポケモンの捕獲以外は順調だよね?そうだよね!よーし!この調子で3個目のバッジもゲットだね!ふふ、新しい私が実ってきた♡
※キャラ設定一部捏造&CP要素&ダイス要素あり
▼ネモのポケモン一覧(アカネ戦時で)
アリゲイツ♂、ホーホー♂、バタフリー♂、コラッタ♂、ウパー♂、メノクラゲ♂、イシツブテ♀、サンド♀、イワーク♂
▼仲間の手持ち
ハルト:マグマラシ、イトマル、アーボ、ネイティー、ドーブル、パラス
ボタン:チコリータ
アオイ:ブビィ
ペパー:タマゴ(孵化までもう少しかかるみたい)
▼ネモの戦闘ダイスについて
ネモはチャンピオンなのでダイスの目に補正として+100足されます
相手側がエリートトレーナー&ジムリーダーの場合は−25、四天王の場合−50、チャンピオンクラスの場合は−100(=ネモの補正無し)
ここに手持ちのタイプ相性で多少の足し引きをしてます
なお、マモレナッタ…元祖スレ2はここやここ!
ネモ「レッドさんと戦いたい」その2|あにまん掲示板前スレ https://bbs.animanch.com/board/1830549/《前回までのあらすじ》んジャカパーン!ネモです!最強トレーナーのレッドさんと戦いたいのに色々調べたらジョウト地方と…bbs.animanch.com - 2スレ主23/05/12(金) 09:29:15
▼ネモ一行とホップは無事チリと合流できたのだった!
ビオラ「——というわけで、あたしはジョウト地方の観光兼依頼の写真を撮ってるのよ!それで見かけた育て屋さんに撮影の協力をしてもらっていたってわけ」
チリ「おかげさまでチリちゃんも手伝わされて連絡どころやなかったって話」
ネモ「ビオラさんとチリさんは知り合いなんですね」
チリ「パルデアとカロスは一応お隣さんなだけあってな、リーグ関係者とは顔見知りなわけで」
ビオラ「チリさんとは歳が近いから話しやすくて、それでジムリーダーも出席する集まりではよく話し相手になってもらってるの」
ボタン「そんな凄い集まりもあるんだ」
チリ「ボタンもいずれはトップに行ってきなさい言われる日も遠くはないねんけどな」
ボタン「うげ、マジっすか」
チリ「勿論ネモとハルト、あと最近チャンピオンになったアオイもな」
アオイ「えへへ」
ペパー「……(オレも真面目にジムチャレンジ検討するか)」
ホップ「ん?んん?ネモとハルトとアオイはチャンピオンなのか…?」
ペパー「そうだぜ!」
ホップ「」宇宙ニャイキング
ビオラ「凄い、凄いわ!チャンピオンだらけって、いいんじゃない、いいんじゃないの!」
ホップ「す、凄すぎるぞ!!なんかオレ場違いみたいだ」
ペパー「気持ちはわからなくもないぜ」
アオイ「もう!ペパーだってとても強いちゃんだよ!」ぷんすこ
ハルト「スクールウォーズん時のペパーほんと凄いんだよ」瞳キラキラ
ペパー「オマエら……」きゅん
ホップ「仲良しなんだな(……あの頃が懐かしいぞ)」
ビオラ「あなたたちの話はチリさんから聞いたわ!コガネジムに挑戦するのよね?良かったらその様子撮影させてほしいの。こう見えてプロのカメラマンしてるの!素敵な一枚沢山撮るわよ」
ホップ「オレも応援するぞ!」
ネモ「嬉しい…ビオラさんありがとうございます!ホップもありがとう!」
チリ「ええやんええやん、青春って感じして。ほな、立ち話もなんやし、完璧に日が沈む前にコガネシティ行こか」
- 3スレ主23/05/12(金) 09:35:49
▼コガネシティへやって来た!
ボタン「これがジョウトの都会なん…!」
ネモ「ハッコウシティとは違う凄さがあるよ!」
チリ「ジョウト地方で一番活気あるんがここ!コガネシティなんや。ハッコウシティみたいな洒落たところとは違うて、こっちはラジオ塔に大人のゲームセンターにカントーとジョウトを繋ぐリニアの駅もあるごちゃついた都会やな!」
ビオラ「カロスとは違ったこの雑多な感じがまた唆るのよね…ふふふ」カシャカシャ
ホップ「こんなに雰囲気が違うもんなんだな!」
チリ「あー、あんま離れんようにな。いうてガラの悪い連中もぎょーさんおるのもコガネシティの特徴や。当たり屋とか気ぃつけや!」
ネモ「皆んな気をつけてホテルへ向かおう!」
一同「「おー!」」
ビオラ「ふふ、かーわいい♡」
チリ「こういうとき引率に選ばれたのも悪ぅないなー思うわ」
ホップ「——じゃ、オレは向こう側にあるホテルだからここでサヨナラだぞ!」
ビオラ「へぇ奇遇!あたしもあっち側なの。ホップはあたしと一緒に戻りましょうか」
ネモ「二人ともまた明日!」
ハルト「またねホップ!」
ホップ「おう!また明日だぞ!」
アオイ「ふふ…ハルトとホップはすっかり仲良しちゃんだね」
ペパー「そうだな!……兄貴分としては妬けるけど」
アオイ「妬いちゃえ妬いちゃえ!(ときわたりの事すっかり忘れてる、良かった)」るんるん
ペパー「いっちょ妬いとくか!なんてな!(アオイごきげんちゃんに戻って良かったぜ)」るんるん
ボタン「……(お、なんか二人ともいい感じに戻ってきてる?あーよかったー)」
▼こうして皆、各々の宿泊先へ進むのだった!一方その頃…
『ですので、なにかあれば連絡を必ず入れてください』
「承知しております、トップ」
『貴方がカントー地方へ出張していて助かりました。ああそれと、ロケット団なる組織についても独自に調査をお願いしておきますね』
「……仕事ならば、ごくごく素人なりに調べてはおきますので」
『……それと。此度の視察における土産なのですが、ポピーにはきゅんポケ・エアームドちびぬい、という種類のエアームドのぬいぐるみにしてください。話は以上です、それでは良い旅を』
「……トップ、それはジョウトにしか無いのですが……通話が切れてますね(ふうやれやれ……上司に無茶を言われると……無性に……腹が、減った……)」ぐーきゅるるる
- 4二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 09:59:27
5レスで一旦保守されたスレが朝のレスで落ち時間更新されるやつにひっかかったか…
いろんな地方からの人たちがキャッキャしてるのかわいいな - 5二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 10:12:59
ただの無茶ぶりっていうより援軍を意図してるっぽいトップ侮れねえ
- 6スレ主23/05/12(金) 10:16:57
▼夜更け、ネモ一行の泊まるホテルにて…
《ボタンとチリの部屋》
チリ「なあボタン、チリちゃんおらん間なーんも無かったん?」
ボタン「え……あー……ウバメのもりに伝わる伝承のようなものを調べてました」
チリ「ええやん!ウバメのもり……セレビィのときわたりか!目の付け所がおにドリルや」
ボタン「(おにドリル?ナニソレ意味わからんし)……ど、どうも」
チリ「引率者なのに離ればなれになったときはもうチリちゃん内心辞表やなって思うてたんよ!だからかなー、ほんま良かった。ときわたりされなくて良かった」
ボタン「ときわたりってホントの話なん!?」
チリ「かみかくしの話が昔からあるんやで?あるんちゃうか?知らんけど」
ボタン「……どっち!!」
チリ「そんな凄まんといてぇな……無いとは言えない、やな。子どもが歴史の授業で習ったような場所へ迷い込んだなんて話はまあまあ聞くし、なによりオカルト扱いされとるポケモンが実在したってことがごっっつ目の前で起きたやん?つまり、そういうことや」
ボタン「確かにそうですね…(ウチらがある意味であり得ないをその身の体験をもって否定しているわけか)」
チリ「ま、明日はネモのジム戦を純粋に応援しとこうや。ほら寝るで」
ボタン「はい、おやすみなさい」
《ハルトとペパーの部屋》
ハルト「今日はごめん……勘違いでもペパーを疑ってあんなことして」
ペパー「カレーんときか?もういいぜ、オレたちの仲だろ」
ハルト「……ぼくからすると、ペパーは良いお兄ちゃんだよ」
ペパー「な、なんだよ急に。もう気にしてないからお世辞とか言わなくても良いんだぜ」
ハルト「お世辞じゃないよ、本当にそう思うよ!ペパーはちょっと特性いかくなところあって怖く見られるときあるけど、面倒見いいし料理美味しいしバトルだって強いしアオイと仲良いし……逞しいし」
ペパー「嫉妬ちゃんか?」
ハルト「……ちょっとだけ」ヘヘッ
ペパー「オレからしたらハルトの方がすげーけどな。コライドンと仲良くなって、あのスター団っていう奴らにカチコミしたり、爆速でチャンピオンになったりよ」ヘヘッ
ハルト「ペパー……へへ、いつかぼくのお義兄ちゃんになってよ」
ペパー「なに言ってんだよ、もうアニキになってるぜ!!」ニコニコ
ハルト「あははっ(鈍感ちゃんがよぉぉぉ!!!)」
- 7二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 10:23:22
- 8二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 10:31:43
パルデア組だからときわたりという非現実的な事象をある種の現実味をもって受け止められるっていうのは上手い
ペパーはなんで外堀が先に埋まってるんですかね… - 9二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 10:56:28
ビオラさん快活お姉さんって感じでいいよね…
- 10二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 11:06:04
場違いな気がするとか言ってる二人恐ろしく強いんだよな(遠い目)
- 11スレ主23/05/12(金) 11:32:52
>>6《ネモとアオイの部屋》
アオイ「カレー、美味しかったね!」
ネモ「うん!あれは皆んなで作ったんだよね?良いなあ。今度一緒に作ろうよ!それもキャンプして!」
アオイ「良いね!わたしのまごころで最強デリシャスなカレーにしてみせるぞー!」
ネモ「ふふ、楽しみが増えちゃった♡バトルだけじゃなくて私生活も実ってきたって思うんだよね。二人と会うまでは誰かと一緒にキャンプとか考えたこと無かったんだ……バトルばかり実っていくのに暮らしそのものはどこか萎れてたなって」
アオイ「ネモ……これからは沢山色んな芽を育てて、沢山実らせよう!わたしも沢山実らせるぞ!!」
ネモ「うんうん、嬉しい!この心持ちでバトルしたらジムリーダーもあっという間に倒せそう」
アオイ「ぱぱーっとバッジ貰ってコガネシティ観光しちゃおう!ペパーのレパートリー増やすためにも食べ歩きとかしよう!」
ネモ「良いね、あのときみたいに食べ歩きまくろう!」
アオイ「そう言えばあのとき知ってる?実はハルトが——」
▼その日の夜は穏やかに過ぎていった!そして翌日…!
ネモ「よーし!今回はノーマルジム!朝食嗜みつつメンバー参考しないと」
ハルト「ノーマルかー、アオキさんは手強かった記憶があるよ」
アオイ「宝食堂のおにぎり美味しかったなあ」
ペパー「たまにはサンドイッチじゃなくておにぎりピクニックも良いな」
アオイ「♡」
ボタン「アオイ、よだれ」
アオイ「!?」
チリ「コガネシティと言えば粉もんや!!お好み焼き食うで!!」
ネモ「こなもん?(ポケモンのこと?)」
ホップ「おーい!!」ドタタタ
ハルト「あ!!ホップだー!!」手振り
ホップ「皆んなおはようだぞ!」
ビオラ「朝から元気なのが望遠レンズ使わなくてもわかっちゃうわ」
アオイ「あ、ビオラさんおはようございます!」
ビオラ「アオイ、皆んなもおはよう!」
チリ「おはよーさん!全員集まったし行くでぇ!!」ドンッ
▼一行はお好み焼きを求めて歩き出した!
- 12二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 12:20:04
よかったー!スレ開いたら落ちててびっくりした
- 13スレ主23/05/12(金) 18:20:16
>>12 スレ主もビビりもうした
▼お好み焼き屋にて…
アオイ「はふはふはふふー♡(ソースとマヨネーズのマリアージュがたまらんよー♡)」
ペパー「こんな美味いのにベースが小麦粉、卵、キャベツってマジなのか!」
チリ「小麦粉いうてもこれには旨味ってもんが…って、なんやペパーはお好み焼きチェリンボか?どや、はじめての感想は!」
ホップ「チェリ…!?」キャッ
ビオラ「やん!チリさんちょっと海馬がマヒ状態〜」
大人二人「「あはははは」」
ペパー「?」
アオイ「?」
ホップ「おとな気無いぞ…(悪酔いっていうのをした時のソニアみたいだ)」
ボタン「誰かこの人たちにアルコール渡した?」ヒソッ
ハルト「ぼく見ちゃったんだ…二人がお試し用の酒を全種飲んでたところ」ヒソッ
ネモ「うーん、どの子を実らせちゃおっかな♡」ヒソカッ
アオイ「お好み焼きは見てても楽しいね!」
ペパー「エンターテイメントな調理法だよな(アオイのサンドイッチ作りには劣るちゃんだけど)」
アオイ「……はっ!!今度チーズ入れたお好み焼き作ってみてペパー」上目遣い
ペパー「チーズだな!合いそうな具材チョイスちゃんだぞアオイ!よし、今度作ろうな」
▼ペパーはお好み焼きのレシピをおぼえた!アオイはお好み焼きの味をおぼえた!大人組は酔っ払った!一同はコガネジムへ向かった!
とここで、ネモのジム戦ダイス!
ネモ 2d100=
アカネ 2d100=
ネモのチャンピオン補正+100、アカネのジムリーダー補正で−25、タイプ相性は説無し、総合して補正は+75
- 14スレ主23/05/12(金) 18:21:21
ダイスって入れるの忘れてたわよ…
ネモ dice2d100=31 80 (111)
アカネ dice2d100=4 55 (59)
今回も余裕でしょ!だよな!
- 15二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 21:11:02
酔っ払った状態でジム戦なのか…大人組しっかりしろ
- 16二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 03:59:37
ほ
- 17スレ主23/05/13(土) 07:11:50
ノーマルジム戦、ピッピは今やフェアリー単だけどゲーム版参考にしてるから許してクレベース
ピッピはアカネの趣味ってことでひとつ…
▼ネモ一行はコガネジムへやってきた!
ミニスカートのアスカ「アカネちゃん出番よー!」
アカネ「はーい!うちがアカネちゃーん!!こう見えなくてもそこそこジムリーダーやっとるんや!うちのポケモンめちゃかわいーから、メロメロになり過ぎて勝負にならんっちゅーのはナシやからね!」(^_−)−☆
ネモ「勿論です!それにわたしのポケモンたちも可愛くて賢くてカッコよくて美しくて逞しい、最高の宝物ですから!」
アカネ「よー言うてくれる挑戦者やな!名前は?」( ^ω^ )
ネモ「わたしはパルデア地方のチャンピオン・ネモです!宜しくお願いします!!」
アカネ「ん?ちゃんぴお……ん?……え?ん?チャン…え?……まあええわ!チャンピオンだかちゃんぽんだか知らんけど、うちめっちゃ強いで!!負けてもカンニンな!」\\٩( 'ω' )و //
▼ジムリーダーのアカネがしょうぶをしかけてきた!アカネはピッピをくりだした!
アカネ「いつ見てもかわいー♡」(๑˃̵ᴗ˂̵)
ピッピ「ピッピィピピー!ピッピ(あったり前のこと言わないでよね!もう!)」ツンデレ
ネモ「(ピッピってノーマルじゃなくてフェアリータイプのような…まあいっか!)任せたよ!アリゲイツ!」
アリゲイツ「あーりぃ!(任せろー!)」
アカネ「ねえネモちゃん。そのアリゲイツって、オス?」(^^)
ネモ「そうですよ!それがどうかしたんですか?」
アカネ「ご立派なアリゲイツやったから聞いただけやでー」(´ε` )
ネモは何故性別を聞かれたのかわからないまま、本人も大して気にもせずに試合に意識を集中させる。ネモはアリゲイツの方が素早さが高いとふんでひっかくを指示するとアカネは待ってましたと言わんばかりのしたり顔でピッピに受けさせた。アリゲイツの体重を掛けたかのような重く鋭いひっかくにピッピは衝撃で転げる。ネモはアリゲイツの成長に喜んだがどうもアリゲイツの様子がおかしい。
「ピッピの特性、自分知っとる?」
「え?」
▼アリゲイツはあいてのピッピにメロメロだ!
- 18スレ主23/05/13(土) 07:13:47
「特性メロメロボディ。異性のポケモンを骨抜きにするんや!そうなると、どうなるんやろうな…。ピッピ!てんしのキッスや」
ピッピはえげつないぶりっこ仕草をしながらアリゲイツに投げキッスを送ると、ふらふらと足元がおぼつかなくなる。これはまさか。
▼アリゲイツはこんらんした!
「大丈夫だよアリゲイツ!標的を見失わないで!次はみずでっぽう!」
▼ アリゲイツはこんらんしている!あいてのピッピにメロメロだ!
「あーらら!こんらんしてる中、頑張ってわざを繰り出そうとしてたのにな、ピッピちゃん相手に攻撃なんて出来んよな」
「どうしたのアリゲイツ?あ、もしかして……」
「これこそがこんらん状態で発動するメロメロボディの強さや!異性のポケモンに言葉通りメロメロやから手荒な真似出来んくなるわけ!つ・ま・り!このアリゲイツ、ピッピちゃんにはそう簡単にわざを当てられへんのや!!」
ネモはメロメロボディこそ知っている特性だが、こんらん状態と掛け合わさったこの状況は今回が初であり、このコンボの恐ろしさを今身をもって痛感している。それと同時にわくわくもしている。まるで自分もメロメロになっているかのようだ。
とはいえ、このままだアリゲイツは役に立たない。ならばとネモはアリゲイツを戻してメノクラゲを繰り出す。
▼ネモはメノクラゲをくりだした!
- 19スレ主23/05/13(土) 07:19:14
ネモ「いってきて!メノクラゲ!」
メノクラゲ「メノノノゥ(よろしくですぅ)」
アカネ「そのメノクラゲはオスかな?メスかな?どっちなんやろ」(^o^)
ネモ「この子はオスだよ!」
アカネ「なんやバラしてええんの?うちのこと見くびらんといて!!ピッピちゃんてんしのキッスやー!」o(`ω´ )o
ネモ「(特殊で攻めればこっちからの攻撃じゃメロメロボディにはならないよね…)メノクラゲ、ようかいえき!」
メノクラゲはピッピの分厚い投げキッスをかわしてようかいえきをぶち撒けた。フェアリータイプのピッピにどくタイプのわざは効果抜群だ!アカネはかわいーピッピちゃんの痛々しい姿にきゃーと慌てふためく。その様子をネモは遠目に眺めつつ次の算段を頭いっぱいに考える。
目一杯騒いだアカネはスーッと冷静さを取り戻すと仕切り直すようにピッピに言った。
「ピッピちゃん、これでいてこましたってや!10まんボルト!!」
「メノクラゲ、ようかいえき!」
ピッピの身体に電気が迸ると勢い良くメノクラゲへと放った。効果抜群のダメージがメノクラゲの全身を駆け巡る。しかしまだ余力のあるメノクラゲはようかいえきをピッピに浴びせる。2回目の効果抜群だ、立ち上がるピッピの足が震える。立つのがやっとなほどに体力は残されていない。アカネもそれはわかっていた。
「よぉ頑張ってくれたね。ここからは後続に託させてやピッピちゃん!ひかりのかべ!!」
ピッピは最後の力でひかりのかべを発動するとメノクラゲによるようかいえきによって力尽きるのだった。
▼あいてのピッピはたおれた!ジムリーダー・アカネはミルタンクをくりだした!
- 20スレ主23/05/13(土) 07:22:33
「ピッピちゃんの仇や!!一気に蹴散らすで!!じならし!!」
「じめんわざ!?うっ……みずのはどう!!」
ミルタンクにメノクラゲの弱点を突かれたネモはひかりのかべが張られているにも関わらず咄嗟にみずのはどうを指示していた。それは無意識に感じたからだ。次のターン、相手の先行によりメノクラゲが倒されることを。そこで一番ダメージと追加効果を総合的に与えられるのはどのわざか、それを経験と知識、ほして直感で決めた結果があのわざなのであった。
しかし確率は運でもある。じならしを受けてもなんとか反撃をするメノクラゲであったが、みずのはどうの追加効果であるこんらん状態を相手に与えることかなわず、アカネが次の攻撃を支持した。
「これでトドメ!まるくならんでそのまま十八番のころがる!!」
▼メノクラゲはたおれた!ネモはアリゲイツをくりだした!
「負けられないよ、アリゲイツ」
「うちらだって負けへんからね!」
アカネは勝ちを確信したような笑みを浮かべてミルタンクにころがり続けるよう言い放つ。まるくなるこそ指示するゆとりが無かったものの、一度ころがるを成功させれば外さない限りは威力はどんどん上がる。この十八番わざで多くの挑戦者を蹴散らしてきた実績が彼女に余裕のある笑みを作る機会を与えているのであった。
アリゲイツに2回目のころがるが当たる。
静観するネモもころがるがどれだけ危険なわざかは承知していた。だからこそ、ころがるの弱点も知っている。あくまで連続で攻撃が当たらなければわざの威力はリセットされる。それはつまり、ころがる攻撃がアリゲイツに当たらないようにすれば……否!ころがるを撃たせないようなわざを選択する!
「アリゲイツ!こわいかお!!」
キッと怖い顔をミルタンクに見せつけるとミルタンクは怯えたようにアカネの後ろでころころ転がっている。
▼あいてのミルタンクは、すばやさががくっと下がった!
- 21スレ主23/05/13(土) 07:25:22
げっ、と素早さダウンに一瞬焦るもアカネはミルタンクところがるというわざにかなり自信があるのか直ぐさま立ち直るとまだまだ転がり続けるようミルタンクに言い聞かせる。
その様子にネモは勝ちを確信した。わたしのアリゲイツなら必ず転がるを止めさせる、と。素早さはほぼ互角。個体値によってはどう転ぶかわからないけど、ここでやらなきゃ負けるだけ!
「アリゲイツ、そのいけいけドンドンな歯で“かみつく”攻撃!!」
「か、かみつく?!」
ころがり続けるミルタンクに向かって一気に鋭利な牙で噛みつく。しかし噛みどころが悪く“ただ”ダメージを与えるだけだった。そのままミルタンクはアリゲイツにぶつかってみせる。3回目のころがる。かなりのダメージになる。
ネモはもう一度かみつくで応戦する。アリゲイツはフィールドを見境無く転がりゆくミルタンクをその鋭い目つきで捉える。明朗快活なアリゲイツも今はじっと好機を見極めている。
それもそのはずだ。自身の体力が危うくなってきていることは明白で、威力も上がっていることも身をもって理解している。次の攻撃を耐えるには今この瞬間に与えるダメージで確実に一矢報いる必要がある。仕留めるためと後ろ足に力で入る。
刹那。アリゲイツが転がるミルタンクへ突撃しその大きな口でかみつく!ミルタンクは悲鳴を上げて転がりを解除した。
▼ミルタンクの急所にあたった!ミルタンクはひるんで動けない!
- 22スレ主23/05/13(土) 07:26:24
「な……急所に!?しかもひるみまで……なんでやねん」
ミルタンクはひるんでころがるを解除した。急所に当たったせいかダメージはそこそこ通っているようで、ミルタンクの動きがぎこちないというのが見て分かる。
「かみつくは先攻なら確率でひるませることが出来ます……だからあのときアリゲイツにこわいかおをしてもらったんです!ね、アリゲイツ」
アリゲイツはバタバタと楽しげに動くことでそうだと賛同して見せた。
「急所に当たるとは思ってなかったから、それは凄く驚きました。アリゲイツ実ってるね♦︎」
アリゲイツは褒められた嬉しさでブレイクダンスしてみせる。
「こんな形で絶対最強のころがるを封じられるなんて……でも勝負はまだや!!うちらが勝つで!!今度こそ決めたる!!ミルちゃん!!ころがる、ころがるやぁ!!」
「……大丈夫だよアリゲイツ、かみつく!」
やけを起こしたように叫ぶアカネの目には僅かながらの涙が光る。ミルタンクはそんなアカネを見ては力一杯転がりアリゲイツへ突撃する。しかし素早さアリゲイツが今や上。アリゲイツは確実にミルタンクへ攻撃する。それをミルタンクはなんとかひるむことなく、ころがるで攻める。
もう一度アリゲイツはかみついた、しかしミルタンクは運良くひるみを回避し2回目のころがるをアリゲイツへお見舞いする。アリゲイツはその攻撃を受けたことで特性げきりゅうが発動した。
「アリゲイツ!みずでっぽう!!」
「あかん!もうミルちゃんは…、はよ避けてぇや!!」
アカネの絞り出すような指示も虚しく、ミルタンクはアリゲイツのげきりゅう効果で一層強くなったみずでっぽうに沈むのだった。
▼ネモはジムリーダー・アカネとのしょうぶに勝った!
- 23スレ主23/05/13(土) 12:45:40
アカネ「うぐぅ……ひ、ひどいよひどいよー!!!うわーーーーん!!」(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
ネモ「え?え?」
アカネ「ぐっすん…ひっぐ…」(ノД`)
ネモ「あのー……(どうしよう、わたし、ジムリーダーを泣かせちゃった)」しゅんっ
▼一方その頃観戦席では…
ハルト「ネモ勝ったーって喜びたいのにアカネって人が泣いてて心配だ」
チリ「なんやせっかくええ試合やったのに……そんな泣くことあらへんやん……よーやった!!アカネって娘はチリちゃんが慰めてやらんと」ヒック
ビオラ「アナログだったらフィルム足りなかったわよこの試合!デジタルカメラにして正解ね!それにしてもここのジムリーダーって泣き顔も可愛いからついシャッター刻んじゃう」ピッピッピッピッピッ
ボタン「ネモってば困ってる困ってる……ってなに泣いてん?!」
アオイ「アカネさんのこと見てたらなんかね、涙出てきてね…ひっぐ」
ペパー「そんなアオイ見てたらオレまでもらい泣きちゃんだ……ぐっすん」
ボタン「ほんっっっとお似合いだよアンタら」
▼ネモはミニスカートのアスカに助けを求めた!
アスカ「負けるといつも泣いちゃうのよ……これでもわーんわーん泣かなくなってね、成長してるんだよ」
ネモ「そ、そうなんですか?……悔しいですもんね、負けたら。わたしは最近知ったんです、敗北の悔しさを。」
アスカ「え、そうなの?」
アカネ「……」(/ _ ; )
ネモ「ずっと負け知らずで、だからはじめて本気のバトルで負けた時、凄く嬉しくて……やっと対等に戦り合える存在に出会えたんだって……だから悔しいなんて思わなくて。でもジョウト地方へ来たら呆気なく敗北しまくりで……その時にこれが負けた悔しさなんだって気づいたんです」
アスカ「チャレンジャーさんも成長してるのね」
ネモ「はい!」
アカネ「……はい、レギュラーバッジ。これがほしいんやろ!……久々にええ勝負させてもらえて、悔しいけど……ジムリーダーとして改めて努力せなあかんって思ったし、だから……そのな……ありがとう」(〃ω〃)
ネモ「わあ!こちらこそありがとうございます!」
アカネ「これもあげる!わざマシン。中身はメロメロゆーて……って、説明せんとわかるやろ!有効活用してな」(^ー^)
▼ネモはレギュラーバッジを手に入れた!わざマシン(メロメロ)をもらった!
- 24スレ主23/05/13(土) 19:54:23
▼一行は昼食をいただき、コガネシティ観光のため暫し自由時間となった!
《ネモ・ハルト・ホップ・ビオラ組》
ビオラ「いいんじゃない!いいんじゃないの!素敵な被写体ね」カシャカシャ
ネモ「そう言われて撮られると恥ずかしいですよ」照
ビオラ「そんなことないない!というか!照れ顔も唆るわよ!!あーカメラマンしてて良かったー!」カシャカシャ
ホップ「撮影長いな…オレたち忘れられてたりしないよな!?」
ハルト「それは無い……とは言い切れないね(しかもビオラさん酔ってるし…でもネモが可愛いならOKです)」
ホップ「ハルトたちはこの後は何処行くんだ?」
ハルト「んー、この後はラジオ塔かな?あとリニア見たい!!」
ホップ「あははは!それは楽しみだよな!でもオレが言いたいのはこの後のことじゃなくて、次はどの町へ行くかなんだぞ!」
ハルト「そういうことね!うーーん……多分エンジュシティかな?」
ホップ「そっか。じゃあハルトたちとはここでお別れだな」
ハルト「そんな…!……そっか、残念だよ」
ホップ「……だからさ、連絡先交換しないか?お互いの地方へどちらかが来た時は一緒に巡るんだ!」
ハルト「うん……うん、もちろん!!ぼくからも提案!旅の記録にぼくたちも写真撮ろうよ!!ロトムー!」ロトォ
ホップ「記念の一枚だな!撮ろう撮ろう!」
ハルト「ネモたちも一緒に記念撮影しよーよ!」
ネモ「記念撮影!?入る!入りたい!それならビオラさんも!!」ぐいぐい
ビオラ「え、え、え……っふふ!そうね!たまには撮られる側にもならないとよ!うんうん、いいんじゃいの!そういうの!」
ハルト「それじゃあいくよー!せーの!ピッピカ…」
一同「「チュウっ!」」ロトッ
- 25二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 01:11:37
ダイマックスとかテラスタルみたいに、地方特有ルールとしてタイプが違っても昔の名残から加入を認められてる指定ポケモンがいるみたいな感じでも良さそう
アリゲイツが着実にダンサーポケモンになりつつあるの微笑ましい - 26二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 10:15:08
ほしゅ
- 27スレ主23/05/14(日) 18:49:55
《アオイ・ボタン・ペパー・チリ組》
チリ「ラジオ塔もえらい中身変わりはったわ」
アオイ「前は違ったんですか?」
チリ「チリちゃんも一回しか入ってないんやけど、前は無かったコガネシティとラジオ塔の歴史資料コーナーとかカフェエリアとか存在しとらんような気ィするで」
アカネ「これな!ここ最近作ったんよ」( ^ω^ )
ボタン「わっ!ジムリーダーの人!?えーっと名前は…」
アカネ「なんや忘れてしもうたん?ダイナマイトプリティギャル♡のアカネやで!」(≧∇≦)
チリ「そんなダイナマイトプリティなアカネちゃんはここでなにしとるんや」
アカネ「うちな、ラジオのパーソナリティやっとんねん!このあと打ち合わせや」( ✌︎'ω')✌︎
アオイ「ラジオだなんて凄い!ね、二人とも」
ペパー「そうだな!声だけで物事伝えるんだろ?」
アカネ「それはオールドなラジオや!今は顔見せも多いやん?まあここではオールドタイプがまだ主流やな!」(゚ω゚)
???「あーらアカネちゃんじゃない!」
アカネ「あ!!アオイさん!!」(^o^)/
アオイ「はい!」
アカネ「は?」(ಠДಠ)
アオイ「えっ」
???「どうしたの?」
アオイ「今アカネさんがアオイって言ったから返事して…」
???「なになにー!あなたもアオイってお名前なのかしら!私もアオイなのよ!やだー!凄い偶然だわ!」
アオイ「そ、そうなんですか!?お揃いですね!」
アカネ「この人はラジオ塔でアオイのあいことばっちゅー番組しとんねん!それ以外にも複数掛け持ちしててん、クルミちゃんに並ぶ看板パーソナリティやで!」(^○^)
アオイさん「クルミちゃんと並べないでよーいじわるねー。で、あなたたちは観光かしら?」
ええ考えや…
- 28スレ主23/05/14(日) 18:50:24
チリ「まあそんなところです」
アカネ「あれ?パルデアのチャンピオンの誰言うたかな、その人おらんな」(˘・з・˘)
アオイ「ネモたちとは別行動してて」
アオイさん「ふぇー!?パルデアのチャンピオンってなになに!?」
ボタン「あ、それは…(なんか面倒事になりそうだからここは良い感じに話の流れを変えないt)」
チリ「あ!!わかりますぅ?因みチリちゃんはパルデアの四天王やってますー!なっ!アオイ!」
ボタン「??!!(こぉぉんんんの酔っ払いがぁぁ!!!!!)」
アオイ「はい!!チャンピオンです!!」
ボタン「!!!???(そんな気安く言うもんじゃないぃぃぃ!!!)」
ペパー「オレの親友は強くて優しくて、最高ちゃんだぜ!!」
ボタン「んんんんんん!!!!??(なぞマウントやめれ!!)」
アオイさん「そ、そんな凄い人たちなのね!!ふーん……あの、チリチャンでしたっけ?」
チリ「はい、チリです」
アオイさん「あ、チリ…ちゃんね!あなたちょっとスタッフルームに来てもらえます?」
チリ「もちろんです!ガキんちょらはラジオ塔ん中で待っとってや」
▼一行はチリと別れた!
ペパー「なんだろうな急に」
ボタン「大人がこういう事するってことは碌なことにならないって事はウチわかる」
アカネ「あー……最近ラジオ塔は儲けてへんいうしな、まあつまりそういうことやろ」( ˘ω˘ )
アオイ「……ハッ!!もしかしてわたしたちナンジャモるのかな!?」
ボタン「そんな言葉聞いたことないけどでも言ってることがわかる不思議…多分アオイはそうなる」
ペパー「アオイがなにになるんだよ?あのヘンテコな格好のジムリーダーになるってことか!?」
ボタン「(説明めんどいからそれでいっか)そんなもんじゃ」
ペパー「」
アカネ「なあ自分うちの話聞いてた?ラジオは基本声だけ言うたやん」o(`ω´ )o
ペパー「あ」
アオイ「なにものなんだい!アオイだい!この口癖はハイダイさんだい!…よしっ!!!」
▼このあと大人たちの陰謀によってチャンピオンクラスの面々がラジオ出演することなった!
- 29スレ主23/05/14(日) 23:09:16
《ラジオ塔・第二スタジオ》
チリ「いやーこれで少しはパルデア地方も観光客で賑わい潤いの大繁盛にでもなればトップも、チリ…貴女はパルデアに新たな光をもたらしました…よって給料を倍にしましょう…更に特別休暇も与えます…、とか言ってはくれへんけど少しはお賃金アップしてはくれそうや」カーカッカッカッ
ビオラ「……(フリーランスも大変だけど、役人も大変なのねぇ…)」
ペパー「やべぇ…緊張してきた」
ホップ「オレもだぞ…!」
ボタン「いやウチら出演しないし…あーでも緊張する」
アカネ「素人さんがどこまで頑張れるんか見ものやなぁ」( ˙ ꒳ ˙ )
ネモ「よし、頑張ってパルデアをアピールしよう!」
ハルト「ぼ、ぼく頑張るよ…チャンピオンしての責務を全うする!!」
アオイ「(お腹空いたなー)」
▼ついにラジオ放送が始まった!
アオイさん「あおい、あおい、静かな夜にこんばんは!アオイのあいことば♡まいどお馴染みアオイがお送りする今夜のアオイのあいことばはなんと!!急遽!!特別ゲストをお招きしてまーす!!」
スタッフら「わー」ぱちぱちぱち…
アオイさん「リスナーの皆さんはパルデア地方はご存知かしら?雄大な自然にポケモンと人々が豊かに暮らすとっても美しく、パルデアの大穴は世界有数のミステリースポット!そんなパルデア地方から本日はなんと!!チャンピオンリーグの若きチャンピオンたちにお越しいただきました!!イェーイぱちぱち!!では、一人ずつ自己紹介お願いしまーす!!」
- 30スレ主23/05/14(日) 23:11:55
ネモ「はい!わたしはパルデア地方でチャンピオンランク保有者のネモと言います。あ、まずパルデア地方のチャンピオンは他所の地方で言われるチャンピオンとは違い、四天王…そしてトップ・チャンピオンとの戦いを制した者でしたら誰もがチャンピオンと名乗れます。わたしはパルデアに存在するチャンピオンの一人に過ぎません。」
チリ「さすが生徒会長、話のお上手なことで」ニコニコ
ビオラ「撮影禁止なのが残念すぎるわ!」
「でも!!チャンピオンとしての誇りはあります。そしてなによりバトルが大好きです!!パルデア地方はポケモンバトルに消極的な方が多く、目と目が合ったらバトルではなくご挨拶が普通です。なので、是非このラジオを聞いているポケモンバトルが好きな方には私とバトルを(あっつい本音が…)コホンッ…是非わたしの愛するパルデア地方に来て、ポケモンバトルの楽しさを民衆へ見せてください!よろしくお願いします!そしてわたしと会った際は是非ともバトルを戦りましょう!!」
アオイさん「ネモさんありがとう!パルデア地方とポケモンバトルへの愛が伝わってきましたね!パルデア地方の皆さんにも聞いてほしいくらい!それでは次の方!」
ハルト「ど、どうも!!ぼ、ぼくはハルトです!ネモの次にチャンピオンになりまひた!!(うぐぅ…舌が上手く動かないよぉ)…ぼくはまだパルデア地方へ引っ越したばかりでパルデアのことはまだまだ知らないことだらけだけど、パルデアはとても楽しいところです!あ、アカデミーの校長先生も優しくて生徒想いのちょっとコミカルな人で、他の先生も良い人ばかりです!アカデミーは交換留学もしてるので、是非パルデア地方のポケモンとバトルを学びに来てください!!(言えた…チリさんに言えと言われたこときちんと口にしたぞ!!)」
アカネ「ええやんええやん」(,,>᎑<,,)
アオイさん「ハルトさんありがとう!パルデアのアカデミーは素敵な先生が沢山なのね!私も通っちゃおうかしら!なんて、このラジオが大事だから行けない私の代わりに皆んな通ってみたらどう?それでは次の方!」
- 31スレ主23/05/14(日) 23:17:18
アオイ「なにものなんだい!アオイだい!この口癖はハイダイさんだい!!というわけで、わたしはアオイさん同じ名前のアオイです!!ハルトとは双子です!!」
▼全員絶句した
アオイ「わたしはパルデア地方がだーい好きです!チャンピオンになれたのはパルデアで出会ったポケモンたちとわたしを応援してくれるハルトと親友たちのおかげです!ありがとう、ネモ!ボタン!ペパー!!」
ボタン「名前言うなし!!もう…///」
ペパー「アオイー!!!最高だー!!!」
スタッフ「ちょっと君!声のボリューム落として!」
ペパー「あ…すみません…」
ネモ「こちらこそありがとう!」
アオイ「へへへ♡パルデア地方のポケモンたちは皆んなパワフルで、なによりパルデアにはテラスタルっていう独自のバトルスタイルがあるんです!えーっと…パルデアの特別な石を加工して作られるやつで……その、ポケモンが別のタイプに大変身するんです!こんな面白いバトルが街中で見られるのもパルデア地方の魅力だと思います!!あと!!宝食堂のメニューはどれも美味しいです!!他のお店も美味しいしハイダイさんのお店も美味しいです!!なによりペパーのサンドイッチがいっっっちばん!!美味しいです!!」
ペパー「アオイ……」
アオイさん「アオイさんありがとう!ふふふ、聞いてると私も食べてみたくなっちゃう!パルデア地方は美味しい料理も多いみたいで、ますます行きたくなっちゃった!ではではではー、素敵な自己紹介してもらったところで本日の合言葉、発表しちゃおうかしら!!」
▼こうしてチャンピオン三人のラジオ放送は無事終了した!
『というわけで、本日はありがとうございました!』
『ありがとうございました!』
???「……これがヒワダタウンで邪魔した連中ですか」
したっぱ「そうと思われます。彼が逮捕の間際に渡したレコーダーの声ともよく似ています」
???「また小賢しい真似をされては困りますね。ジムを巡っているのならば、各所の担当者へ通達して彼女たちの動きを随時報告してもらうべきか…、そう手配なさい」
したっぱ「はっ!!」
???「サカキ様…今度こそ…我々の悲願を…ロケット団を…フフ…私には無理でも…あの方ならば、きっとサカキ様を呼び起こしてくださるでしょう」
- 32二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 00:43:24
アオイちゃん………………マジでナンジャモった………
- 33二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 09:32:47
保守
- 34スレ主23/05/15(月) 11:33:39
▼夕飯後…!
チリ「明日はエンジュシティまでかっ飛ばして行かんとなあ」
ビオラ「はいはーい!あたしはそろそろ次の撮影拠点へ行くわ」
ホップ「オレも次の調査に行くぞ!」
ハルト「も、もう?!」
ビオラ「あたしはヒワダタウンへ、ホップくんはリニアに乗って…だったわね」
ホップ「オレはリニアに乗ってカントー地方へ行くんだ!色々見て回って、そのあとソニアたちとダイオウドウ級の船に乗るって話だったぞ!」
ハルト「船!?凄いなーホップ!写真送ってよ!」
ホップ「もちろん!楽しみにしているんだぞハルト!」
チリ「ヒワダタウンは事件があったばかりや、念の為警戒しとき」
ビオラ「心配ありがとうチリさん。……前までは他所の四天王さまだったのに、こんな仲良くなれるなんて驚きだったわ。また集まるときがあったら、そのときは声かけさせてくださいよ?」
チリ「当たり前やん!今度会うたらチリちゃんから声かけたるわ!」
ビオラ「楽しみだわ!ふふ、それじゃあ皆んなまた会いましょう!渡せなかった写真はチリさんにデータ送るわね!それじゃあ、ヴォンヴォヤージュ!」
ペパー「!……(その言葉は喉につっかえちまう)」
アオイ「……(ペパーの為にも今こそ元気の見せどころだよアオイ!)ビオラさんヴォンヴォヤージュ!」ぴょこぴょこ
ハルト・ボタン「……!(諸々察した)」
ネモ・ハルト・ボタン・ホップ「「ヴォンヴォヤージュ!」」
ペパー「……(家のことはもう踏ん切りつけたんだ、いけドンだオレ!!)ぼ、ヴォンヴォヤージュ!」
チリ「仲ええなあ」
ペパー「(言えた…!少しは前進した、のか)」
▼ビオラと別れた!
- 35スレ主23/05/15(月) 11:37:13
ホップ「オレも行くよ…今日も昨日も楽しかったぞ!ありがとう」
アオイ「またねホップ!」
ボタン「……あの、さ……」
ホップ「ん?どうかしたのかボタン?」
ボタン「……お…、ローズさんのこと止めてくれてありがとう」
一同「?」
ホップ「え?お、おう!ガラルの平和のため(あとザマゼンタのため)にも当たり前のことをしただけだぞ!というか、なんでボタンがそれを」
ボタン「あ、いや…み、身内に関係者が居たんよ。だからウチとしては言わなきゃと思って…。チャンピオンの弟って話は聞いてたけどそれしか分からんかったから、こんな形で会えるのも縁感じるし、だから……言った!」
ホップ「そっか。委員長はさ、悪い事したんじゃなくて、ちょっと暴走したんだと今は思うんだ!だからってわけじゃないけどさ、ボタンもその身内の人も、委員長の帰り待っててほしいんだ」
ボタン「うん……ウチら待ってるよ……いやなにその、ごめん、こんな話して」
ネモ「話の流れはわからないけど、ボタンにとって大事な話が終わったんだよね?それって良いことだと思うよ」
ホップ「そうだぞ」
ボタン「……うん、ありがとう」
ホップ「おう!ってヤバい!!発車しそうだから行くぞ!!皆んな、また会おうぜ!」ビューン
▼ホップと別れた!
ハルト「ばいばーい!!」
チリ「……よしっ!自分らもホテル帰ろうや」
アオイ「ホテル近くのチーズケーキ買ってから帰ろう!」
ボタン「太るよ」
ネモ「あそこってコガネシティのお土産でも人気らしいの!わたしも食べたいな」
チリ「チリちゃんも気になっててん」
ペパー「オレもマークしてたんだよな」
ハルト「ボタン、食べようよ?」うるうる
ボタン「……食べる。ウチも食べたかったし(最近食べてばかりなんだけど…良いのか?)」
- 36スレ主23/05/15(月) 11:37:42
保守感謝!
- 37二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 19:53:52
保守
- 38二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 02:27:58
保守
- 39二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 08:24:54
保守
- 40スレ主23/05/16(火) 15:04:57
保守助かります!
▼翌日、ネモ一行はしぜんこうえん前に来ていた!
チリ「しぜんこうえんもなんや賑やかになったもんやなあ。これもあのポケスロンっちゅー施設のおかげなんか」
ペパー「ハルトたちを待ってる間にピクニックの準備でもするか!」
チリ「ならそこらの出店で飲み物買うてくるわ!ボタン手伝いー」スタスタ
ボタン「あ、はい」スタスタ
アオイ「わたしもピクニックの準備手伝うよ!」
ペパー「助かるぜ!ならまずは……」
▼しぜんこうえんの特設会場
ハルト「あれ見てよ!むしとりたいかいだって!やってみようよ!」
ネモ「こんな大会がジョウト地方にはあるんだ…うん、わたしも参加する!」
委員「やあこんにちは!ルールブックと必要な道具渡すね!基本捕まえたポケモンはリリースするけど、中から一体だけは実際の手持ちに出来るから頑張って大物捕まえるんだよ!」
▼こうしてハルトとネモは大会に出場するのだった!
《普通のゲットチャンス》
12でヒマナッツ dice1d6=4 (4)
34でクヌギダマ dice1d6=1 (1)
56でタマタマ dice1d6=5 (5)
1234でレディバ dice1d6=4 (4)
《むしとり大会編》
ネモは何匹捕まえた?→ dice1d50=30 (30)
一方ハルトはというと→ dice1d50=18 (18)
※40〜50で一位の賞品たいようのいし、26〜39で二位かわらずのいし、10〜25で三位おぼんのみを入手!一桁だと一般のおばさんが憐れんでせんせいのつめをくれる
コンパン(1)、スピアー(2)、パラス(3)、ストライク、(4)、カイロス(5)、はゲット出来たか!?それとも何もゲットできなかった(6)か→ dice1d6=6 (6)
※因みにネモの現在手持ち:アリゲイツ、ホーホー、コラッタ、ウパー、メノクラゲ、サンド
- 41スレ主23/05/16(火) 15:06:30
まさかそこで6出すとは思わなかった…
タマタマとレディバゲットしたからええか - 42二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 15:58:48
ネモのゲットダイス運本当にひどくて草テラス
- 43二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 20:39:24
ま、まあ単にゲットした数だけならハルトの倍近くだし………
- 44スレ主23/05/16(火) 22:13:45
▼むしとりたいかいを終えて…
ハルト「(ネモに捕獲数で)負けたー!!」
マグマラシ「ららま、まぐまぐぅ(オボンのみ美味しいです)」
ネモ「わたしも良いところまでいったけど、点数の高いポケモンを捕まえられなかったのが大きかったかな」
アリゲイツ「げーい(切り身うめぇ!)」
アオイ「あむあむあむ(それでもはじめてで上位は凄いよね)」
ペパー「ずずずーっ(だよな!)」
ネモ「二人ともありがとう」
ハルト「身に沁みる言葉だよぉ」
ボタン「食うな飲むな喋れ、てかなんで咀嚼音で会話成立してるん?」
ハルト「双子だからね」
ボタン「ネモとペパーの説明になってないんだなーこれが」
チリ「それはそれとして。このあとはエンジュシティまで寄り道せず行くで」
ネモ「ポケモンの捕獲は?」
アオイ「おやつの時間は?」
チリ「アオイは却下!捕獲は手早くな」
ネモ「わーい」
アオイ「」
ボタン「公園のレポート終わりっと」
▼こうしてネモ一行はしぜんこうえんを後にし、エンジュシティへ向かうのだった!
とここでネモのバトル&ゲットダイス!
バトル十人斬り(30以下で敗北)→ dice10d100=57 37 65 10 53 45 83 43 89 62 (544)
135ニドラン♂ dice1d6=1 (1)
246ニドラン♀ dice1d6=6 (6)
234オドシシ dice1d6=1 (1)
- 45スレ主23/05/16(火) 22:15:39
ツガイでゲットしてる…これは孵化厳選捗るな
- 46二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 22:52:06
たったの一敗か、チャンピオンの面目躍如だな
- 47二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 08:20:02
保守
- 48二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 08:22:53
保守
- 49スレ主23/05/17(水) 09:30:43
ネモ「タイプ相性負けもあったけどバトルは順調!ジョウト地方に慣れてきたのかも?」
ハルト「ポケモンも増えたし、戦略の幅が広がったんだよ!
」
▼こうしてバトルを嗜みつつニドラン♂と♀を捕まえた!そして、エンジュシティへ辿り着いた!
ネモ「き、綺麗…!」
チリ「パルデアだとなかなか見られん景色やわ…ほんま」
アオイ「記念写真撮らな!!」
ハルト「景色も撮らな!!」
ボタン「一気に世界が変わったみたい…」
チリ「ここエンジュシティは昔と今が同時に流れる街、なんて言わてん、ジョウト地方の人間からしても不思議な気持ちにさせてくんよなあ……せや!せっかくなんや、夕飯どころ探しつつ観光と行こか」
アオイ「やったー!!」
???「君、退いてくれっ」ヒュンッ
アオイ「きゃっ」ドテーン
ネモ「アオイ大丈夫?」
アオイ「お尻が痛い…」シリモチ
ペパー「なんだ今の奴!!」
ボタン「あの建物へ向かったみたいだけど」
チリ「あそこは“やけたとう”やな…」
ハルト「なんか気になる!」ビューン
ネモ「わたしも!」ビューンゼェハァ
チリ「また事件に巻き込まれるんは勘弁や…ってコラ走って行くな!!しゃーないなもう!!」ビューン
ボタン「ウチらも行くべき?」
ペパー「だろうよ。アオイは歩けるか?」
アオイ「うん…お尻割れたけど大丈夫」
ボタン「元からお尻は割れてるって知らなかったん?」
ペパー「つまり元気ちゃんってことだな!オレらも行くぜ!」
▼ネモ一行はやけたとうへ向かった!
- 50スレ主23/05/17(水) 09:31:38
保守さんくす
- 51二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 12:51:52
ラジオのアオイさんネタあったの最高
- 52二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 20:04:42
チリちゃんの口調ものまねしてるアオハルカワイイカワイイネ
ゲストが次々出てくるの楽しいなあ - 53スレ主23/05/17(水) 22:40:06
▼やけたとう前…
???「どういうことなんだ…スイクンはコトネが捕まえたはず…スイクンは複数個体存在しているというのか?」
ハルト「あのー……すみません!!!!」
???「しーっ!!!!私になにか用か?」ヒソヒソ
ハルト「あの、ここで何してるんですか」ヒソヒソ
???「ここの床に空いた穴から地下室を覗いてごらん。そうだ。ここから麗しいみずみずしさの美しいポケモンが見えるだろう」ヒソヒソ
ハルト「あれは…まるでウネルミナモだ!」
???「ウネル?あれはスイクンだぜ」
ハルト「へ、へえ……(うっかりウネルミナモのこと口走っちゃったよ……それにしてもウネルミナモをお淑やかにしたみたいなポケモンだなあ)」
???「はっ!!あれはもしやエンテイか……ならライコウも現れるのか」ドキドキ
ハルト「皆んなジョウト地方のポケモンなんですか?」
???「そうだぜ。ここは昔カネのとうと呼ばれていてね、150年以上前に火災に見舞われ、そのときに犠牲となったポケモンをホウオウが命を与え、そして彼らが現れたんだよ」
ハルト「ホウオウ?」
???「ジョウト地方、伝説のポケモンをそう呼んでいるんだ」
ハルト「ホウオウ……どんなポケモンなんだろう」
???「ホウオウのことなら私よりエンジュのジムリーダーに聞くんだな」
ハルト「は、はあ」
ネモ「はあはあ……ハルト……っ、やっと追いついたー!」トテテテテ
???「君!!そこは床の傷みが」
ネモ「えっ」
バキッ
ハルト「コライドン!!ネモを助けて!!」
▼ネモは地下へ落ちていった!ハルトはモンスターボールを穴に投げながら後を追うように落ちた!
- 54スレ主23/05/17(水) 22:45:49
ネモ「ありがとうコライドン、ハルト…」血の気引き
ハルト「コライドンが頑張ってくれたから助かったけど、いなかったらゴーストポケモンになってたよ…」
コライドン「ぎゃんす」
ハルトがコライドンをよしよししようと手を差し伸べようとしたがコライドンは突然戦闘態勢に入る。
コライドンの見つめる先にはスイクン、エンテイ、そして別のポケモンがハルトたちを静観している。
「あれがライコウなのかな?どうしよう…三体ともぼくたちを見てる」
「まずわたしたちが危害を加えない存在だって分かってもらおう…様子を見ない?」
スイクンたちはハルトたちをただ見つめるだけだ。そんな張り詰めた空気を劈く声が響いた。
「ハルトォォォオオオ!!!!!ネモォォォオオオ!!!!」
チリの声だ。その後ろからアオイたちがハルトらを呼ぶ声が聞こえてくる。エンテイ、ライコウはその声に驚いたのかその場を立ち去ってしまった。しかし、スイクンだけはハルトに少しずつ近寄る。それに対してコライドンは警戒を強めるように鋭く太い爪が下に敷かれた板をバキッと鳴らして土にまで食い込む。
その後ろにはチリたちと上で話した身なりの整った男が合流しかけていた。謎の男性はハルトのすぐ側まで駆け寄れば、彼に歩み寄ろうとするスイクンに声をかける。
「君は本当にスイクンなのか…?」
スイクンは男の方を向き彼を暫し見つめると踵を返して外へと飛び出して行った。なにかを訴えているのか、彼には分からなかった。
「スイクン……また君は私ではない人を選ぶのか」
ハルトはコライドンをひと撫でしてボールへ戻した。スイクンが居た場所を見つめる男を残して皆んなは合流した。
- 55二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 00:54:00
保守
- 56スレ主23/05/18(木) 10:57:26
保守させてもろて…
ミナキくんはあの見た目の一人称で〜だぜ口調してくるの笑うわ - 57スレ主23/05/18(木) 20:25:48
チリ「ハルト!ネモ!無事か!?無事なんか!!」
ネモ「ハルトとコライドンのおかげで無事です」
アオイ「ねえ…今のポケモンって」
ペパー「ああ…ウネルミナモに似てたよな」
ボタン「てかアオイにぶつかったあの人誰なん?」
ハルト「ぼくもまだ知らないや。でもウネルミナモに似てる、スイクンってポケモンに詳しい人みたいだったよ」
????「彼はミナキ。僕の古からの友人なんだ」
一同「「!?」」
ボタン「ぎゃーでた!!!!」しゃがみ込み
アオイ「わたしはノーマルタイプわたしはノーマルタイプ」ぶつぶつ
ペパー「しおスパイスしおスパイス」ぺっぺっ
ハルト「助けてライムさーん!!!」叫び
ネモ「えーっと……、あなたは誰ですか?」
チリ「……なんや、アンタまさかマツバか?」
一同「「えっ」」
マツバ「そういう君はもしかして…」
ミナキ「マツバの知り合いかい?」
マツバ「うん。昔、同じスクールに通ってたことがあったんだ。久しぶりだねチリさん」
チリ「まさかマツバとは思わなかったわ。前は髪もばっさーとしたセミロングやったし、なんや一丁前にかっこつけてんな〜このこの」
マツバ「あはは、そんなんじゃないさ」
ミナキ「とてもカッコいい人だ…ああ、私はミナキだ!よろしく」
チリ「まいど!パルデア地方のリーグ委員、そこの四天王さしてもろてるチリや、宜しゅう」営業スマイル
マツバ「チリさんは四天王なのか!?凄いじゃないか!なんだか先を越された気分だよ」
〜和気藹々〜
- 58スレ主23/05/18(木) 20:26:35
ハルト「なんか置いてけぼりだー」
ペパー「だな」
ネモ「ねえねえ、マツバさんってカッコいいね」
ハルト「!?」
ボタン「あーわかる」
ハルト「!?!?」
アオイ「素敵だよね」
ペパー「!?!?!?」
▼ハルトとペパーは目の前が真っ暗になりかけた!
ペパー「あ、ああいうのがタイプなのかよ…」
ハルト「負けたっ…年齢も身長も甘いマスクも…」
ペパー「いや待てハルト!!あいつは今の話からして四天王以下の実力だ!チャンピオンのオマエがへこたれちゃんじゃ駄目だぜ!」
ハルト「ペパー…!」
ペパー「聞き耳ちゃんをおっ立てるぞ」
ハルト「ラジャー」
ネモ「なにがラジャーなのハルト?」
ハルト「うわぁぁ!!」
アオイ「なにをおっ立ててるのペパー?」
ボタン「げっ。おっ立てるって…こんなところでなにアオイに欲情してんのさ!?」
ペパー「はあっ!?誤解だ誤解!!なんでそうなるんだよ!!」
アオイ「わたしに欲情…」宇宙アオイ
ペパー「だから誤解なんだよアオイ!!!」
ネモ「話の流れが掴めないけど、こんなところで喧嘩は駄目。外に出てバトルで決着させよう?」
ボタン「こんなところでもネモいの流石ネモすぎひんか」
ハルト「ペパーはただ聞き耳を立てただけなんだよぉ」
アオイ「え、あ、そうなんだ(…でも、ちょっとガッカリ)」
- 59スレ主23/05/18(木) 20:31:10
チリ「あー待たせてごめんって!な。ほれほれマツバ、あの子が挑戦者や」指差し
ネモ「?」
マツバ「そうなんだ!はじめまして、チリさんから話は聞いたよ。僕はエンジュジムのジムリーダー・マツバ」
ネモ「え?え!?そうなんですか!対戦宜しくお願いします!」
マツバ「え?え!?はは…うん、勿論!今日はもう遅いから明日是非対戦しよう」
ネモ「ありがとうございます!!最高のコンディションで挑ませてもらいますから!」
マツバ「パルデアのチャンピオン、その強さ楽しみだよ」
ハルト「ぼくもチャンピオンですから!」マウント
アオイ「あ、わたしも!!」
マツバ「若いチャンピオンがこんなにも居るなんて、パルデア地方って凄いね」
チリ「せやろ? (ま、短期間に三人もチャンピオンになったんが異常なだけで、今まで雀の涙しかおらんかったことはナイショにしたろ)ほな、この辺で。宿行くでー」
一同「「はーい」」
ミナキ「さてマツバ。今日のことをさっそく呑みながら話そうじゃないか」
マツバ「いいね。あ、チリさん!!」
チリ「なんやマツバ」
マツバ「来られそうなら君も一杯どう?パルデアの話でも聞かせてほしいな」連絡先渡し
ミナキ「男三人楽しくなりそうだ!」
チリ「お、男三人…」ビキィ
マツバ「ミナキ、君いつの間にか“視”えるようになったのかい」
ミナキ「え?」
チリ「は?」
マツバ「ん?」
男幽霊「お?」
▼こうして一行はミナキたちと別れ、宿へと向かった!
ミナキ「ところでマツバ、幽霊は除霊とかしたのか?」
マツバ「除霊なんて大それたことは出来ないよ。悪意の無い霊ならそのままで良いんじゃないか」
ミナキ「まあ…そういうものなら。(じゃあまだここに居る…ってコト!?)」ワ…ワァ
- 60二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 20:35:11
男幽霊のテンポに笑ったこっちくんな
等身大の少年少女感があるやり取り良い - 61二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 23:56:44
保守
- 62スレ主23/05/19(金) 07:15:19
保守感謝!
▼その夜の宿屋…
《ハルト・ペパーの部屋》
ハルト「マツバめぇぇぇ」
ペパー「まだ怒ってんのか」と言いつつ怒りのシャドーボクシング
ハルト「当たり前だよ!あのネモとボタンがかっこいいって言うんだよ?」
ペパー「オレからしたらハルト、オマエの方がかっこいいぜ!」
ハルト「知ってたペパー?男のかっこいいと女のかっこいいは違うんだよ」
ペパー「なーに言ってんだよ。ネモもボタンもオマエのことはかっこいいと思ってるんじゃないか?ネモからしたら真っ先にライバルになってほしいお願い叶えてよ、ボタンの問題もあっさり解決しちまったんだろ?そういうところかっこいいけどな」
ハルト「そんなこと言ったらペパーの方がうーーーーーんっっとかっこいいことしてるじゃん!!ポケモンセンターやドクターすらギブアップしたマフィティフの病気を治す方法掴むしアオイの胃袋掴むし、それにバトル苦手って言ってたわりにはバトルウォーズでぼくをボコボコにしてたよね!勝ったけど!」
ペパー「勝ったなら良いだろ!」
ハルト「そうじゃなくて!!ぼくからしたらペパーは凄い兄貴ってこと!!」///
ペパー「……ハルト、オレだってハルトのことは尊敬してるし可愛い弟のような存在だし、エリアゼロのことだって感謝してるんだからな」///
ハルト・ペパー「……(いつの間にか褒め合いになってしまった…恥ずかしっ)」///
《チリ・アオイの部屋》
アオイ「……(チリさんいつ帰ってくるんだろう…幽霊居たらどうしよう…ゴーストタイプの弱点はゴーストとあくだからなんか悪そうな言葉書いた神とか置いといたら良いのかな…それともネモたちの部屋に避難しようかな?うんそうしよう)二人の部屋行こっ」
《ネモ・ボタン》
▼ネモは明日に備えてぐっすり寝ている!
ボタン「ブイブイ…ブイブイ…」←まじない
コンコン…
ボタン「ひぃぃっ…ドア叩く音した?いや気のせい気のせい…ブイブイ…ブイブイ」耳塞ぎ
コンコン…モォ…ボ…ン
ボタン「ブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイ」
- 63スレ主23/05/19(金) 07:28:53
>>62《ハルト・ペパーの部屋》
コンコン…コンコン…
ハルト・ペパー「!?」
ペパー「ドア叩いてるな」
ハルト「幽霊って律儀なんだね」布団にクルマユ
ペパー「(先手を取られた!?仕方ない、ここは)兄貴ってところ見せてやるぜ!」ドアガチャ
アオイ「あっ……ペパぁ」
ペパー「あ、アオイ!?」
ハルト「!?(なんで姉ちゃんが!?まさか幽霊が変身してるんじゃ)」
アオイ「あのね、チリさん帰ってこないの。ネモたちはもう寝てるみたいだし…そのね、一人だと幽霊が怖くて、わたしの手持ちあくタイプもゴーストタイプも居ないから…マフィティフ借りに来ちゃった」
ペパー「おう…そうだったのか、良いぜ!マフィティフ!」ポォン
ハルト「(そこはオレの布団来るかじゃないの!?でも姉ちゃんとペパーが同じ布団で寝るのを見守る弟って気持ち悪すぎるぅぅ)」
アオイ「良いの!?マフィティフとなら寝られるよ」
マフィティフ「ばうっ」
ペパー「アオイと一晩寝てやってくれるか」
マフィティフ「…ばうばう!(お前さんがお嬢と寝ろい…と言いたいがペパーはまだまだおこちゃまじゃけぇ、今日のところはわしが守っちゃる)」アオイに擦り寄り
アオイ「ありがとうマフィティフ!それじゃあおやすみなさいペパー」
ペパー「おう!おやすみアオイ、マフィティフ」
ガチャン
ハルト「……誘えば良かったのに」脱クルマユ
ペパー「マフィティフ貸してって言われなきゃそうしてたんだけどな」
ハルト「あっ(そういえばこの二人しょっちゅう寝泊まりする仲だった…それはそれでどうなの!?弟としてはアオイの貞操観念疑うしペパーはよく今まで暴発してないよ、ほんと尊敬するんだけど)ぼくたちも寝ようか」
《ネモ・ボタンの部屋》
ボタン「というわけで掛けた」
ピーニャ『なるほどね!それは大変だったじゃん』
ビワ『そっちは夜中なの不思議な感じするね』
▼ボタンは恐怖を和らげるためスター団とグループ通話していた!
- 64二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 15:49:52
アオイの寝泊まりに対するペパーの反応がナチュラルすぎて怖い
こいつら重めの感情自覚してないんだぜ… - 65二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:53:50
保守
続き楽しみにしています! - 66二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 22:28:52
ボタちゃん和む
- 67二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 22:29:36
このスレのネモがチコリータ使いなの良いね
- 68二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 00:24:52
チコリータはボタンやで
- 69二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 07:41:41
ハルトとペパーのオードリー的なやり取りすき
- 70二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 15:28:53
保守
- 71スレ主23/05/20(土) 15:41:15
保守感想ありがてぇ…感謝
▼一方その頃チリは…
チリ「というのがチリちゃんの半生や」
ミナキ「そして今やパルデアの四天王とは…驚きだぜ」
マツバ「もうジョウトも懐かしさ以上に驚きが多そうだね」
チリ「直近ならポケスロンっちゅーもん出来ててそれは驚いたわ」
ミナキ「カントー地方にもないからな!あ、カントー地方と言えば、グレンタウンにも行くのか」
チリ「そうなるわな。でもあそこ火山で町やないし、ジムも他所に仮設しとったんやっけ」
マツバ「グレンタウンもかなり復興してるから楽しみにしていると良いよチリさん!」
チリ「まじで!?そりゃええ話やん」
ミナキ「……ところでチリさん、“ウネルミナモ”とはどんなポケモンかな」
チリ「うねる…なんやって?」
ミナキ「ウネルミナモ。チリさんの連れに居た愛くるしい少年がスイクンを見てそう呼んだんだ。だからどれだけスイクンと似ているのか気になったんだ」
チリ「そいつはハルトのことやな。……いや、わからんな。幾らリーグ勤めでもパルデア地方のポケモン全て把握はしとらん(とは言ったけど、もしかしなくとも名前の癖からしてパラドックスポケモンのことやろな…)」
マツバ「ミナキ」
ミナキ「気にならないのかマツバ?スイクンはコトネという少女が捕獲しているんだぜ!それなのにあそこに現れたんだ!彼女が逃したとは考えられない!ならあのスイクンたちは一体……」ムムゥ
マツバ「コトネ本人に聞いてみたらどうだい?僕が繋ぐよ」トゥルルルル
ミナキ「まだその古臭いスマホもどき使ってるのか…」
マツバ「物持ち良いだけだよ」トゥルルルル トゥルルルル ピッ
チリ「そのコトネってのは誰なん?(どこかで聞いたことあるような…)」
ミナキ「ああ、コトネはセキエイリーグのチャンピオンだ!」
チリ「そうなん!?」
ミナキ「彼女は強いよ。今は何をしてるんだろう…チャンピオン業はワタルというドラゴン使いのままだと聞いたけど」
マツバ「——うん、ありがとう。チリさん、コトネです」スマホ渡し
- 72スレ主23/05/20(土) 15:46:12
チリ「ほな。えーもしもし、お電話変わりまして、はい、 パルデア地方のリーグ委員面接官のチリ言います」
コトネ『わー!貴女がチリさんなんですね!あたしはコトネです!あたしのことはマツバさんから聞いてます?』
チリ「あー…これから色々聞こうかと思うててん、そちらさんは?」
コトネ『マツバさんが、スイクン逃したの?って急に言うもんだから、びっくり!今はボックスでおねんねしてるんですけどね。それでチリって人がお話したいって言ってて』
チリ「大分話端折って伝えたんことはわかった」
ミナキ「で!で!スイクンは!!」
チリ「スイクンはボックスでええ夢見とるって」
ミナキ「ほっ」」
チリ「スイクンのことはもうええで!それよか自分、チャンピオンなんやろ?今度パルデア地方のチャンピオンと戦ってみぃひん?」
コトネ『パルデアのチャンピオン!?どうしよう…あ、イヤな?じゃなくて、今も旅の途中と言いますか、直ぐは無理かなあって』
チリ「こっちも直ぐにとは思てないんや。いやな、今そのチャンピオンがこっちでレッド言う人と戦うのにジムバッジ16個とセキエイリーグ突破せなあかんらしくて、なんでやねんとは思うんは置いといてな。そんでな、もしそのレッド言う人と戦えるようになったらご褒美というか、まあバトルがご褒美ってなんやねんってこれまた思うけどそれも置いといてな、そんでもってな、まあつまりアレや!レッドの前に戦ってくれん?」
コトネ『そ、それは構いませんけど、わーなんか凄い情報量だよ』
チリ「まあ考えてくれると嬉しいわ」
『はーい!チリさん、どうしてレッドさんと戦うのにジムバッジとか必要なんですか?』
チリ「それはな、かくかくしきじか、なんやけど」
コトネ『都市伝説かー。レッドさんの親友グリーンさんならレッドさんの所在わかると思うんですよね!直接話通してもらえたら直ぐバトル出来る気が』
チリ「レッドの親友いう人と知り合いなん?」
コトネ『はい!今度連絡しときます!』
チリ「ならチリちゃんの連絡先伝えてええ?」
▼チリはコトネの連絡先を手に入れた!
ミナキ「彼女の話が本当なら、スイクンは複数体存在することになるんだ…酔いが醒めるほどの興奮が沸々と上がってくるぜ」
マツバ「そう、だね…(でも僕の勘がなにか不吉な事が起こり得ると警告している、そんな気がする)」
男幽霊「……逆理だよ」サァ…
- 73スレ主23/05/20(土) 22:48:10
▼翌日…
ネモ「朝ごはんしっかり食べて、ハルトとウォーミングアップもして、脳内バトルを終えて、よし!今回も勝つよ!」
ハルト「応援するよ!ね、マグマラシ」
マグマラシ「マググ!(ネモさん強かったです!)」
アオイ「ペパーはマフィティフありがとう!もふもふで最高だったよ」
ペパー「マフィティフもニコニコだったもんな!良かったぜ!」
チリ「なんやボタン眠そうやな」欠伸
ボタン「いやそういうチリさんもふぁぁ」欠伸
チリ「大人ってもんはそんなもんや」
ボタン「あ、はい(飲んでただけじゃん…)」
チリ「そういやミナキも来るらしいで!一緒にネモの応援してくれるって」
ネモ「嬉しい!応援してくれる人が増えるほどわたしのステータスはぐぐーんと上がりますよ!」
チリ「お、ええやん」
???「や、やめとくれやす」
???「人に見られるじゃない!さっさと来な」
???「た、助け…て!」
ハルト「ねぇ今」
アオイ「うん、誰か助けを求めてたよね」
ネモ「あの小道じゃないかな」
チリ「不埒な輩はチリちゃんが成敗せんとな」
▼一行は小道へ走り出した!
ネモ「ま、待って待って!」ぜぇはぁ
ボタン「ネモはジムチャレンジあるしウチとゆっくり行こな」
- 74スレ主23/05/20(土) 23:49:18
ペパー「おいオマエ!なにしてんだ!」
???「なんだガキは虫カゴ肩掛けして捕獲してろ!」
ハルト「その人嫌がってますよ!」
チリ「あれはまいこはん!?舞妓に手ェ出すとか天誅や天誅!」
まいこはん「この人ロケット団言うてはりました!うちのニンフィアちゃんを珍しい言うて盗もうと…」
アオイ「なんですって!?ニンフィアなんて光放ちながらその辺歩いてましたよ!!」
ハルト「そうだそうだ!!」
チリ「それパルデア地方での話や!!」
まいこはん「と、とにかくなんとかしとくれやす!」
ロケット団したっぱ「ええい!!まとめてお陀仏してやるぜ!!」
▼したっぱは四人がかりでボコられた!
ペパー「ロープでくるくるっと、チャーシューの出来上がりってな!」ぎゅぎゅっ
したっぱ「うげぇ……(こいつらポケモンで袋叩きとか、どっちが悪かわからねぇ)」拘束され
アオイ「ネモにはこんな不誠実なバトルしたことは内緒にしようね」
ハルト「うん」
まいこはん「ありがとうございます!宜しければこれを…前にいただいたのですが使う機会もあらへんので」
ハルト「ありがとうございます!」
▼ハルトはひでんマシンなみのりを手に入れた!
ネモ「着いたー!」
ボタン「あれ?もう終わったん」
▼警察に引き渡してネモ一行はジムへと急いだ!一方その頃…
ミナキ「……待ち合わせ時間からもう1時間…、私としたことが時間間違えて覚えてたのか」
- 75スレ主23/05/21(日) 00:07:49
- 76二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 06:40:10
ダイス振られないボコられっぷりのロケット団したっぱに草
なんだこの男幽霊なんか知ってんのか - 77二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:30:01
ほ
- 78二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 19:02:31
し
- 79二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 20:14:06
ぼしに願いを込めてテラスタル!
- 80二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 06:29:20
地味にグリーン経由で直接コンタクトできる道が開けてる感じか?
- 81二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:52:30
ダイス目見ると相性勝ちしてる感じかな
- 82二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 15:38:19
▼エンジュジムへやってきた!
《観覧席・大人組》
ミナキ「ロケット団がこんな街中に…ねえ」
チリ「なんか匂うやろ?」
ミナキ「それかただの知恵足らずか。どっちにしても嫌な感じ…いや、もしかしたらそれ以上の厄介ごとが起きそうだ」
チリ「なんでや?」
ミナキ「今朝の新聞だよ」
チリ「おーアナログぅ!ってなんやこれ…クチバシティにあのロケット団残党目撃多発か、サントアンヌ号の帰港に遅れ…(ホップの乗る船と同じ名前やな…大丈夫かなあの子)」
ミナキ「ジョウト地方だけでなく過去の拠点であるカントー地方にも居るみたいだ。ジョウトで燻ってるわけじゃなく、本格的にロケット団を再招集してるかもしれない」
チリ「まったくロケット団なんて今日日流行らんって。何がしたいんやら」
ミナキ「……もし私の考えが当たりならチリさん、彼らとは出来る限り関わらないようあの子たちに言うべきだ。彼らは“ホンモノ”なんだ。知ってるだろ?ロケット団の悪行くらいは」
チリ「……せやな。あくまで警察に任せる、ってことを前提にした動きさせんと(言ったところで言うこと聞かへんよなぁ)」
《観覧席・子どもたち》
ハルト「ネモーー!!瞬殺してーー!!」
ペパー「情け無いほどにのしちまえー!!」
二人「「うおおぉぉぉお!!!!」」
アオイ「今日の二人なんか気合いばつぐんちゃんだね」
ボタン「ホント…幽霊もその暑苦しさに嫌気さして避けてそう」クスッ
男幽霊「……」クスッ
- 83スレ主23/05/22(月) 15:39:53
名前にスレ主入ってなかったよ…
保守ありがとうございます
《試合会場》
マツバ「昨夜はよく眠れたかい?」
ネモ「はい!それはもうぐっすりと!」
マツバ「それは良かった。……ミナキくんがスイクンに入れ込むように、僕にも入れ込んだポケモンが居るんだ」
ネモ「へ?そうなんですか」
マツバ「ああ。その名はホウオウ。ジョウト地方・伝説のポケモンだ。真の実力を備えたトレーナーの前に舞い降りると伝えられていたんだ。僕はその言い伝えを生まれた頃から信じてこの人生をその修業に費やしてきた。おかげで他の人には見えないものも見えるようになった…。それでもホウオウは僕ではないトレーナーの前に現れたと聞くよ」
ネモ「……それは、残念ですよね」
マツバ「……本当にショックだったよ。でもね、それまでに培った実力は残っているんだ。君がチャンピオンと聞いてから俄然やる気が湧いてきたよ。僕の実力を試すのにも、そして強さ以外のなにがホウオウを惹きつけるのかを」
ネモ「……」ゴクリ
マツバ「それを見極める為の修行を君にも協力してもらおう」
ネモ「はい!実りある戦いにしましょう」
マツバ「じゃあ、勝負といこう!」
▼ジムリーダー・マツバが勝負をしかけてきた!
ダイス結果 >>75
- 84二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 23:09:44
保守
- 85スレ主23/05/23(火) 00:19:24
保守させてください…
- 86二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 10:30:35
マツバの述懐いい…
ホウオウはコトネが持ってんのかね - 87スレ主23/05/23(火) 17:26:31
保守感謝
▼ジムリーダー・マツバはゴースをくりだした!行っておいで!ヨルノズク!
先手を打ったのはゴース。マツバの号令を聞くや、ゴースは大幅な体力を削ってヨルノズクに“のろい”を掛けた。想像していた人間像からはおよそ考えられないような初手のろい攻撃にネモはゾクッと背筋を跳ねさせられた。
こちらを呪うならば一気に弱点を叩き込んで落とすのみ。ネモはヨルノズクにじんつうりきを命じ、それに応えたヨルノズクの強力な一撃でゴースは戦闘不能に陥る。ヨルノズクはのろいのダメージを受けてかそのポーカーフェイスが一瞬歪んだ。
「ご苦労さま。……行くよ、ゴースト」
次に現れたのはゴースト。僅かな静寂が訪れる。ネモは次の一手をどうすべきか悩んでおり、ヨルノズクはノーマルタイプ複合なのでゴーストタイプは無効、つまり相手はゴーストわざは出して来ないだろう。それは言い換えると、ゴーストタイプ以外のわざを使ってくる可能性があること、そして警戒するならばゴーストの扱えるわざにはノーマルまたはノーマル複合が一番多いとされるひこうタイプ対策のわざを覚えていて然りということ。
マツバがゴーストへ命ずる刹那、ネモは導き出した答えに沿ってヨルノズクを一度手元へ戻す。
▼ネモはヨルノズクを引っ込めて、ゴローンをくりだした!
ゴローンを場へ送り出すと、ゴーストによる10まんボルトが当たる。ネモは小さく両手でガッツポーズを作ると一切ダメージの入っていないゴローンもシンクロするように堅固たる大岩の如き腕を曲げて余裕を見せつける。
「読まれていたようだね。もしかしてゴーストには詳しかったりするのかい」
「パルデア地方にもゴーストたちは生息してるので育成経験があるんです」
「そうか。なら良い勝負が出来そうだよ!ゴースト、ほろびのうた」
- 88スレ主23/05/23(火) 17:27:52
ネモは驚いた。何故今そんなわざをと。このわざは数ターン後に必ず両者が戦闘不能になる恐ろしいわざではあるが、控えに戻せば解除されるわざ。それをこのタイミングでおこなう意味とは。気にはなるがこちらも指示を出さねばと、ネモはゴローンにうちおとすを命じる。これでゴーストの特性であるふゆうは無効だ。覚えたてのじならしが効く。しかしマツバはモンスターボールを構えた。交代と読んだネモもまた交代しようとモンスターボールを構えた。
「よし。ゴースト戻るんだ!」
「ならゴローンも一旦戻ろう!」
▼マツバはゲンガーをくりだした!ネモはラッタをくりだした!
両者ポケモンを入れ替えたことで互いに様子見といった雰囲気を感じとる。ならばとネモは弱点を突きにかかる。
「ゲンガー!どくどく!」
「ラッタ、かみくだく!!」
ラッタはもうどくを浴びながらもゲンガーに噛みつき砕く。マツバはそんなラッタの姿を見てはトレーナーであるネモの実力、その強さにかつてコトネから受けた衝撃を思い出していた。そしてその時の反省を活かすこの瞬間に優しげな瞳がカッと一瞬見開いた。
「そう来るんだね、君は。よし!相手がパルデアのチャンピオンだからこその本気をゲンガー!見せてやろう!放て、きあいだま!」
ゲンガーが両手の間に衝撃波の渦を溜め込む。タイプ不一致でも元が破壊的な威力のきあいだま。直撃すればラッタはほぼ瀕死のダメージを受けるだろう。当たろうとも外れようともラッタが使うのはこのわざだけだ。なら行くしかない!
「ラッタ、“確実に”かみくだく!!」
ラッタはきあいだまを放とうとするゲンガーへ向かって駆け出す。狙いを研ぎ澄ます。急所か、せめて相手の防御を崩す。この一撃は、ゲンガーの弱点を突くこの大きな一撃は絶対与えてみせる。その決意がラッタを加速させる。
放たれたきあいだまに飲み込まれるかのようにぶつかるラッタと舞う土埃。そして大きな衝撃音からのなにかが地に激しく叩きつけられる音と何かはわからないぐしゃっという音がジム内に鈍く響く。
- 89スレ主23/05/23(火) 17:29:03
「ラッタ!!」
さすがに駄目かと皆が思った。あのネモも咄嗟に悲痛な叫びを、口にしたその時だった。
土埃を振り払うようにラッタがゲンガー目掛けて飛びつくと間髪入れずにその身体へ喰らいつき“かみくだく”のだった。
「食べられたんだね、オボンのみ!!」
ラッタにはオボンのみを持たせていたのだった。このおかげで猛毒に侵されながらも体力を回復し耐えることが出来たのだ。あの衝撃の中で彼は根性を見せてきのみを平らげたのだ。そして、このラッタの特性が発動した状態の一撃によってゲンガーは破格のダメージを負うこととなる。その特性こそ“こんじょう”だ。状態異常ならば攻撃は1.5倍にも膨れ上がる。
▼ゲンガーのぼうぎょりょくが下がった!
「良い戦略だね!こんなハラハラする勝負は久しぶりだよ」
「わたしも興奮してきました!もっと高め合いましょうマツバさん!」
二人はギラつかせた瞳でポケモンに指示を出した。ゲンガーのしっぺがえしによりラッタは倒れた。一方、観客席のハルトもまた二人の語らいに動揺し倒れ掛けていたが、ペパー渾身の励ましによりなんとか持ち堪えたのであった。
▼ラッタはたおれた!ネモはレディアンをくりだした!
「引っ込めゲンガー!頼んだよゴースト。10まんボルト!」
「レディアン!ちょうおんぱ!」
マツバはネモの手持ち3分の2がひこうタイプであることから抜群を取れるでんきタイプのわざを指示したが、これを見事的中させたことによってレディアンは大きなダメージを受けるも、彼女もまたちょうおんぱを決めてゴーストをこんらん状態にさせたのであった。
「ゴースト戻れ!……よし、君に決めた!」
▼ジムリーダー・マツバはゴーストをひっこめて、ゴーストを繰り出した!
- 90スレ主23/05/23(火) 17:30:49
「レディアンはねやすめ!」
戻した直後の僅かな間になにを考えていたのかとネモは身構えりながら指示を出した。レディアンは地に足をつけて己の体を癒す。先程のダメージがほどよく回復する。そしてこのわざによりひこうタイプが抜けてむし単タイプに一時的だがなることとなる。しかしマツバにはそれはどうでもいいこと。このゴーストだからこその戦術を見せるのみ。千里眼マツバの本領発揮の時はすぐそこだ。
「ゴースト、さいみんじゅつ」
レディアンは地に伏せるように寝てしまう。しかしネモは余裕だ。回復も出来ているしなによりレディアンの特性は“はやおき”。直ぐに目覚めるだろうと。レディアンはすやすや眠っている。ネモはゴーストの顔色からこのゴーストがほろびのうたを使う個体と考え身構える。使われたら即交代。10まんボルト読みでゴローンにまた交代を頼もうと彼女の入ったボールに手を掛けた。
……待って。ネモは再び考えた。ねむり状態にさせられたら自分は次に何を指示する?ゴーストのさいみんじゅつとセットで覚えさせたいわざは“ゆめくい”だ!手を掛けていたゴローンのボールを手にしてもう片方の手でレディアンを戻そうと構える。
▼ネモはレディアンをひっこめて、ゴローンをくりだした!
マツバの口角が微々たるものながら上がる。
「ゴースト、くろいまなざし」
「えっ、覚えてたの!?」
▼ゴローンはもうにげられない…!
「ゴースト、ほろびのうた」
驚くネモにマツバは聞いた。君は何故くろいまなざしを覚えていないと錯覚していたのか、を。ネモはゴース撃破後の流れを思い出しながら口を開く。
「それは、マツバさんがくろいまなざしみたいな交代させなくするわざを使わずにほろびのうたを使ったのと、今さっきあのタイミングでさいみんじゅつを使ったのと、あと……このゴーストのわざがさいみんじゅつ、ほろびのうた、10まんボルトまでは分かったので、なら最後の一つはくろいまなざしでないならわたしならきっとゴーストわざかゆめくいを選ぶと思ったんです。この二つなら特性はやおきのレディアンを交代させても、もう一度出した時にすぐねむり状態から目覚めるのと回復もさせてあるので余裕もあるのと……」
- 91スレ主23/05/23(火) 17:32:34
口に出しながらネモはこれを全て作戦で行なっていたのかと、ジムリーダーの恐ろしさを再認識させられた。そしてバトルの面白さを噛み締めてもいた。
「ほろびのうたはね、相手に交代をさせる手段にもなるんだよ」
「そんな使い方が……あるんだ!」
「さあ、残り僅かの時間でゴーストを倒して交代出来るかな」
ネモはマツバの穏やかな挑発に必ず勝つと乗り気だ。弱点はじめん…特性ふゆうを消してタイプ一致じならしで落とすしかない。
「(あのゴーストはさいみんじゅつしか使わない、使えない…なら賭けるしかないよね)ゴローン!うたおとす!」
「ゴースト、さいみんじゅつ」
ゴーストのさいみんじゅつをゴローンは回避しうちおとす。これで特性ふゆうの効果をゴーストは得られなくなった。
ほろびのうたの効果発動まであと2ターン。
マツバはもう一度さいみんじゅつを使わせるがまたも外してしまう。ネモはゴローンにじならしを命じると激しくフィールドが揺れ、ゴーストに衝撃を与えた。
▼ゴーストのすばやさが下がった!
ほろびのうたの効果発動まであと1ターン。息を呑む二人。観客席のハルトたちからはじならしで舞った土埃で彼女らがよく見えず、緊張が走る。
互いにわざを支持する、先に動いたのはゴーストだ。ゴローンは砂の舞う中でゴーストの動きを見極めようと集中するが瞬きした瞬間ゴーストの姿が消えた。次にゴーストを視界に入れた時にはもうさいみんじゅつの催眠波がゴローンの目の前に…!
▼ゴローンは眠ってしまった!
「ゴローン!!起きて!!」
「ゴーストよく頑張ったね…あとは任せて、ゆっくり休むんだ」
- 92スレ主23/05/23(火) 17:36:00
▼滅びのカウントが0になった!ゴローンとゴーストはたおれた!
「偉かったよゴースト。おかげでゴローンを確実に仕留めることが出来たよ」
ネモはゴローンを戻したモンスターボールにごめんねと囁くと次のポケモンを繰り出す。互にあと2体。脅威のゲンガーはラッタの命懸けの攻撃で大きなダメージを受けたまま。ネモはここまで頑張った2体のためにも必ず勝つと改めて決意を固めたのだった。
▼ネモはヨルノズクをくりだした!ジムリーダー・マツバはゴーストをくりだした!
こちらも弱点を突くわざを持っているが相手のゴーストもヨルノズクと控えのレディアンにとって弱点である10まんボルトを持っている。ネモは僅かな時間で戦略を立て直さなけらばならない。
「ゴースト、10まんボルト!」
マツバが先手に弱点を突く。
ネモは冷静になって考えぬく。ヨルノズクでかくとうわざを持つゲンガー撃破は難しい。それはつまるところレディアンでゲンガーを倒さなければならないということ。その為にもヨルノズクにはゴーストを倒して尚且つゲンガーにデバフを掛ける必要がある。
このゴーストは10まんボルトしかわざがわからない。でもゴースから育成した経験からもしかしたらゴーストには無いかもしれない。ノーマルタイプが唯一弱点としているかくとうわざ!
「ヨルノズク、はねやすめ!」
こうかばつぐんのでんきタイプわざを受けるヨルノズクだったが、ハヤトから貰ったわざマシンのはねやすめによって体力は回復する。そしてこのわざで1ターンはでんきタイプでばつぐんは取られない。ネモはゴーストの次の一手を待つ。
「ゴースト、10まんボルト」
「(ノーマルタイプになってるのにまた“それ”を使うんだ…それってもしかして他のわざがゴーストタイプのわざだから?でも残り全てゴーストわざなんてことマツバさんがするとは思えないよ……っ、もしかして!?)ヨルノズク、じんつうりき!!」
ヨルノズクの特性の一つはふみん。ねむり状態にならない特性だ。ネモはゴーストのわざ構成は10まんボルト、ゴーストわざ、ねむり状態、最後の一つはゴーストわざまたはゆめくいであると推測した。レディアンだとゴーストわざは当たる。絶対にここでヨルノズクが倒さないといけないんだ。
- 93スレ主23/05/23(火) 17:37:44
「10まんボルト!」
「ヨルノズク!ここで必ずゴーストは倒すよ!じんつうりき!!」
ヨルノズクは強く頷く。彼もまた野生の勘がここで倒すべきだと告げていたようだ。互いに効果抜群を受け合った。しかし、
▼ヨルノズクはまひした!
そのとき、ネモにも10まんボルトが当たったかのような衝撃が走る。これだ。これで良い!10まんボルトはまだ耐えられる。ここで麻痺らなければ勝機はある!
「ゴーストもう一度だ!」
「勝とうヨルノズク!サイコシフト!」
「それは!?」
相手の攻撃が当たり大きくよろめき、そして痺れる身体をなんとか起こしたヨルノズクはネモの支持に従いサイコシフトを発動させた。ゴーストに麻痺が移り、ヨルノズクは体力を回復する。ヨルノズクは麻痺が取れたことを悠々と飛ぶことで分からせる。
「良い感じだねヨルノズク!このままじんつうりき!」
「せっかくの追加効果を思わぬ形で跳ね返してくるなんて…実力はそれほど負けてはいないはずだけれど、“ここ”に君と僕の差があるのかもしれないね」
ゴーストはまひの効果で素早さが落ちている。ヨルノズクが先にこうかばつぐんの攻撃を与えることでついにゴーストを討ち取った。
▼ゴーストはたおれた!ジムリーダー・マツバはゲンガーをくりだした!
- 94スレ主23/05/23(火) 17:39:16
「ゲンガー!ミラータイプ!」
「ミラータイプ!?ヨルノズク!フラッシュ!」
ネモの手持ちはあとレディアンのみ。それをわかっているマツバはむしわざをいまひとつに出来るヨルノズクのタイプをミラータイプで元のタイプから上書きした。そう、今この瞬間からゲンガーのタイプはゴーストではなくノーマル・ひこうタイプということになる。ヨルノズクのフラッシュによってゲンガーは命中率を下げられる。
次のターン、ゲンガーのきあいだまが下げれられた命中率と元の命中率を凌駕してヨルノズクに当たり、戦闘不能となった。そんな中ピンチの最中、ネモはゲンガーの思わぬわざ構成に心を乱されては興奮していた。
▼ヨルノズクはたおれた!ネモはレディアンをくりだした!
ゲンガーのわざ構成はしっぺがえし、きあいだま、ミラータイプ、どくどく。ゴーストタイプのわざをあえて抜いた構成。ゲンガーの体力は残り少ないがねむり状態のレディアンの攻撃力で果たして押し切れるのだろうか。
「ゲンガー、しっぺがえし!」
「……レディアン、起きて!」
レディアンは起きない。ゲンガーによるダメージがレディアンを痛めつける。そのおかげもあったのかレディアンの閉じられた瞼から瑠璃色の瞳が覗く。
「れ…レデディ…」
▼レディアンは目を覚ました!
「起きた!!」
「そうみたいだね。それならゲンガー、どくどく!」
「レディアン!一気に距離を縮めて食らわせて!!あなたのとっておきなあのわざを!!」
レディアンはその言葉に瑠璃の瞳をきらりと輝かせれば体勢を整える。マツバはねむり状態が解除された今なら状態異常になれるとして猛毒を浴びせようとするゲンガーへどくどくを指示する。ゲンガーはわざを出そうと体を仰け反らせるとその懐へレディアンが突進し収まった。
- 95スレ主23/05/23(火) 17:41:38
「ゲンガーより速い!?何故っ」
「いけーーー!!!マッハパンチ!!!」
ネモはいつものはりきり笑顔で拳を前に突き出すとそれにシンクロするように先制わざのマッハパンチがゲンガーの大きな身体にぶち当たる。本来ならばゴーストタイプのゲンガーにかくとうタイプのマッハパンチは効果が無い。物理攻撃力の弱いレディアンだが、必ず先制出来るわざはここ一番では強い。しかし、これは今諸刃の剣でもある。何故なら…、
「ゲンガー、本来のしっぺがえしを見せてあげるんだ!」
「お願い…!」
どくどくでどく状態のレディアンに後攻しっぺがえし。先に攻撃を受けているとき、威力は2倍になる。当たればどくによって倒れる可能性もある。それは即ち敗北…!ネモは祈った。どっちに転んでもきっと、ううん、絶対に勝てると。
▼ゲンガーのしっぺがえし!しかし、当たらなかった!
「なっ!?あの時のヨルノズクのフラッシュか!」
「ありがとうヨルノズク…。行くよレディアン!」
レディアンはもう一度先制わざのマッハパンチを叩き込んだ。マツバはその様子をゲンガーのモンスターボールを構えながら諦めたような顔でその時を見つめていた。これが実力の先にあるホウオウの求める“なにか”なのだろうと。
「なんということだ……」
▼ゲンガーはたおれた!ネモはジムリーダー・マツバとのしょうぶに勝った!
- 96スレ主23/05/23(火) 17:53:27
誤字脱字多かった…どどげざん…
- 97二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 23:56:32
保守
捕まえたポケモン達を活かしたバトルの描写すごいな - 98二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 00:00:51
かっこいいバトルありがとう
ヨルノズク好きだからダウンしても活躍してくれて嬉しい - 99二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 06:48:19
保守
- 100二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 09:53:23
保守〜
- 101二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 14:41:54
ほしゅ
- 102二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 20:23:47
保守
- 103二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 20:29:18
特性と技をフルに活かした戦闘描写すげえ…
サイコシフトとかまともに使ったことなかったわ - 104スレ主23/05/24(水) 22:18:00
保守感謝!
マツバ「良いバトルだったね。はい、このバッジは君のものだよ」
▼ネモはマツバからファントムバッジとわざマシン(シャドーボール)をもらった!
マツバ「このわざマシンの中身はシャドーボール。君なら説明する必要も無さそうだね」
ネモ「えへへ。ありがとうございます!大切に使わせてもらいます!よーし、次は何処へ行くんだろう」
マツバ「それなら、ここから西へ行き、更に南へ下るとアサギシティある…そちらへ行ってごらん」
ネモ「アサギシティですね、わかりました!」
マツバ「……気をつけて、また会おう」
ネモ「はい!マツバさんもお元気で!」トテテテテ
マツバ「……。で、貴方はいつまでここに?」
男幽霊「……逆理-パラドックス-」
マツバ「……?(この幽霊妙に引っかかる。キクコさんに相談しようか…それとも最近噂の除霊ラップとやらを聴かせてみようかな)」
- 105スレ主23/05/24(水) 22:19:40
▼ネモ一行は快気祝いにランチへ向かった!
アオイ「キンシドン美味しいね」もぐもぐ
ペパー「ミライドンみたいな発音になってるぞ」
ボタン「生八ツ橋も美味しい」
ネモ「不思議な食感だよね」
チリ「生八ツ橋は最近のポピュラーやな。それにしたってもきんし丼はたまらん!エンジュシティと言えば通はコレ食わなあかん」ぱくっ
ミナキ「全くもってその通り!」ばくばく
ハルト「ミナキさんなんでまだ居るんだろう(ミナキさんと食べるきんし丼は美味しいなー)」
ボタン「いけないハルト、本音と建前が逆になってる」
ネモ「ミナキさんはこのあとどちらへ?」
ミナキ「私は2体目のスイクンらについて調べようと思う。有識者にでも会いに行こうかってところだ」
ネモ「スイクンとまた会えると良いですね!あ!もしわたしたちが出会ったら教えますよ」
ミナキ「ありがとう。スマホロトムくん借りるぜ!えー…私の連絡先と、ついでにマツバの連絡先も追加しといたよ」
ハルト「!!!???」げほっごほっぼごっ
ペパー「大丈夫かハルト!?」
ボタン「気管に入ったん?おいしいみず飲む?」
ハルト「体力的にミックスオレで」げほっごほっぼごっ
ボタン「こんなときに小粋なジョークやめし」
アオイ「わたしはサイコソーダかな」
チリ「近くにモーモーぼくじょうあったんよなー…モーモーミルク飲まへん?」
ネモ「モーモーミルク大好きなんです!」
ミナキ「すみません!きのみジュース一つ!!」
ペパー「あーもうめちゃくちゃんだぜ!!」
▼こうして一行はきんし丼を堪能した!ペパーはきんし丼をおぼえた!アオイはきんし丼と生八ツ橋の味をおぼえた!
- 106二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 08:16:03
ほしゅ
- 107二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 14:56:53
飲み物でわちゃわちゃしてるとこかわいい
男幽霊はなんなんだよ - 108スレ主23/05/25(木) 18:52:55
>>105ミナキ「次の街へ行くんだな」
チリ「スイクン見掛けたら連絡するで!」
ネモ「さようならミナキさん!」
ペパー「またな、おっさん!」
ミナキ「なっ!?(おっさんって年齢に見えるのか、嘘だろう…)道中くれぐれも気をつけてくれ」
▼ネモ一行はミナキと別れた!
アオイ「またねー!って、ハルト大丈夫?」
ハルト「……うん(ネモとマツバさんの距離が縮んでいく…大人になりたい…クールなイケメンになるんだ…)」
ボタン「……あのさ!ウチ、モーモーぼくじょう興味あるんよ。レポートの資料にもなるし」
チリ「ええな!あ……ああ!!!スズのとう行くん忘れてもうた!」
ペパー「スズのとう?」
チリ「あっこに見えるんがスズのとう。名所や名所」
アオイ「てっぺんから滑空したいなー…」
チリ「せやなあ……帰りにスズのとう見学でもしようか。また来る予定だし」
▼一行はアサギシティを目指して進む!その途中…
アオイ「見て見て!!ケンタロスだよ!!」
ペパー「マジか!!あれ?でもコイツってあんな色だっけか」
チリ「ウパーと同じで、こっちのケンタロスはこれが一般や」
ハルト「……こっちのケンタロスもかっこいい」
ボタン「(元気になってきた?)…せっかくだし捕まてきなよ」
ネモ「良いの!?よーし!ハルト行こう!あれとか凄いよ!あ!あそこにトレーナーが居る!目と目合わせないと!ハルトもバトルしよ!」
ハルト「うん!!」
アオイ「いつものハルトにもどったね」
ボタン「あ、ハルトの様子変なのわかってたん」
アオイ「まあ双子だしその辺はね!でも気にするような感じじゃなかったからほっといた!」
ボタン「あはは、なるほどね。(こういう話してると久しぶりに会いたくなっちゃうな…)」
▼ネモとハルトは捕獲&バトルに、他のメンバーはレポート作業をした!
- 109スレ主23/05/25(木) 18:53:17
- 110二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 20:45:55
ネモ つよ
- 111二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 23:11:13
捕獲も好調だし戦略立てやすくなりそうでいいね
- 112二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 06:55:04
保守
- 113スレ主23/05/26(金) 10:02:16
ダイス運実ってきた
▼ネモはコイル、ケンタロス、ニャース、ブルー、ミルタンクを捕まえた!
ネモ「見て見てー!!」ほくほく
ハルト「ついにネモが覚醒した…!」
ボタン「なん…だと?」
ネモ「バトルも全勝!心にもゆとり出てきたかな!最近眠気も減ったし寝つきもいいの!この調子でレッドさんとバトルだー!!!」キャピキャピ
ペパー「あーー!!!なんでレポートってこんなに大変なんだっ!」
アオイ「ホントだよぉ……あ、でもでもペパーとこうやって勉強出来ること最近少なかったから嬉しいな」
ペパー「へへ、そうか!そうだよな、オレ2年だしコースも違うし、なんかオマエたちが遠い気がするぜ」
アオイ「だからこそ今はいっぱいそばに居ようね」
ペパー「アオイ……」じーん
アオイ「あ、モーモー牧場だー!!!!」ビューン
ハルト・ネモ「「モーモーミルクだー!!!」」ビューン…ゼェハァ
ペパー「アオイ……言ったそばから遠くへ行くのはイケナイちゃんだぜ」くすん
ロトロトロト…
チリ「お、先行っててくれん?チリちゃん話終わったら向かうわ」
ボタン「りょーかい!ほらペパーも行くよ」ぐいぐい
ペパー「お、おう」ドナドナァ
ロトロトロト…ピッ
オモダカ『チリ、そちらはどうですか』
チリ「ぼちぼちやらしてもらってますわ。で、ご用件は」
オモダカ『それが……どうやら……が、かくかくしかじかでして』
チリ「はあ……はあ……え、かくかく?しかじか?あ、はい、そうなんですか!?はえー……ならこのままだと……」
オモダカ『会うことになりますね。デリケートな問題もあります。深入りはしないよう、とくに子どもたちには念を』
チリ「はいはい、チリちゃんにまかせときぃトップ!ま、いつも通り接しますわ。と、それだけのために連絡を?」
オモダカ『いえ、それとは別件がありましたが、もう朝礼が始まるので次の機会に』
チリ「あ、そっちは朝か!なんや時差ボケも一瞬で慣れてしもうたわ……トップおはようございます」
オモダカ『ふふ、そちらではこんにちはですかね。ではまた』
チリ「はーい。……チリちゃんたちが行く頃にはお家騒動とかなーんもないとええなあ」
- 114二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 16:48:23
あげ
- 115スレ主23/05/26(金) 19:33:22
あげ感謝
ペパー「なんだこれ!?うめぇ!!」
ハルト・アオイ「「ここで暮らします」」キリッ
ボタン「やばい…やばいとしか言えん…脳破壊されて語彙も消失したし」
ネモ「ミルタンク捕まえたから家に設備置いたら毎日のように飲めちゃうかも…!」
一同「!!!」
ペパー「そのミルク分けてくれ!濃厚モーモーソフトクリーム作るぜ」
一同「!!!」
チリ「モーモーミルク一瓶でこうもなるとは、幸せもんやな…ごくごく…ネモ、ミルタンクあと10体ほど捕まえてパルデアで繁殖させよか」
一同「!!!」
ボタン「いや、生態系破壊すんなし、やってること博士と同じになる」
一同「!!!」
アオイ「同一種族の複数体入国って審査すごーく厳しいらしいよね」
ハルト「そうだった…なんならぼくのポケモンたちも殆どが限られた環境下でしか戦闘とか出来ないんだよね」
ネモ「わたしのミルタンクたちパルデアだとちょっと不自由な思いさせちゃうね」
ペパー「ポケモンの特別なボックスってやつがなかったらそもそも連れて帰れなかったんだし、それ作った人すげーよな!」
チリ「HOMEっちゅうやつか!あのボックス創始者マサキも驚く技術開発したんやからな!」
ボタン「技術か……(ウチも世のため人のためってなるモン作れるんかな)」
▼ネモ一行は惜しみながらモーモーぼくじょうを後にした!モーモーミルクを手に入れた!
- 116スレ主23/05/26(金) 19:34:07
▼ネモ一行はアサギシティへ辿り着いた!
アオイ「きもちぃー!!」
ボタン「海の匂い…癒されるー」
ネモ「灯台だ!ジョウト地方のも綺麗…」
ペパー「海鮮系で珍しいレシピありそうだなこの辺」
ハルト「釣りしたら水辺のポケモンけっこー手に入りそう」
チリ「まずはチェックインが先やけどな。そしたら夕飯やー!」
アオイ「わーい!」
チリ「ただな、夕飯はホテルで用意されてるんやったな。ただ、遅い時間帯しか枠無くてもな」
アオイ「がーん」
チリ「まあ食べられはするから落ち込まんといてぇな。その時間までは自由時間でええから、観光しとき。チリちゃんは大浴場で羽目外しとくから、夕飯届くってなったら連絡したる」
ネモ「ならどこ行こうかな、ジム?」
ハルト「戦うのは明日だよね!?下見したら釣りしようよ!」
ネモ「うん、そうしようか」
ボタン「ふう。(この流れ……ウチはぼっち確定か)」
ペパー「あ、アオi」
アオイ「ねえボタン!一緒にあの船見ようよ!露店もあるし!」
ボタン「ふぇぇウチ!?あ、いや、その、あー、嬉しい、んだけど、本当にウチ誘って良いの?」
アオイ「え、なにか他にしたいことあった?」
ペパー「」虚
ボタン「あーいや、ううん。無いけど……(これウチがペパーも誘うべきなん?)」
ペパー「あー!!アンナトコロニメズラシソウナショクザイガー!!」ドタタタタタ
ボタン「あっ(ごめんペパー、ウチの判断が遅いばかりに誘えんかった…)」
アオイ「あっ(ペパーも船に誘いたかったなー)」
- 117スレ主23/05/26(金) 19:36:48
《ネモ・ハルトサイド》
ハルト「ずりゃーおりゃー!!」
ネモ「頑張れハルト!大きいよ!きっとギャラドスだよ!」
ぷちんっ
ハルト「うわあぁぁああ」どてーんころころころばたんっ
ネモ「ハルト大丈夫?」
ハルト「うう……ぼくは大丈夫だよ。どけど貰った釣り竿が…」
???「あら、大丈夫?」
ネモ「はい、大丈夫らしいです!(うわあ……とても美しい人)」
???「そう。でも釣り竿はもう駄目みたい。……これ処分してあげるわ」
ハルト「え、あ、ありがとうございます!(美人すぎる…リップさんみたいだ)」
???「釣り、好きなの?」
ネモ「わたしたちジョウト地方へ来たときに知らない人から釣り竿貰って、それで釣りを始めたんです」
ハルト「だからまだまだ釣り初心者で…好きとかわかる前に壊れちゃったんだ」しゅん
???「それはショックよね。なら使い古しでよければ予備で持ってきたこのいい釣り竿あげるわ」
ネモ「いいんですか!?」
???「この釣り竿名前が刻印してあるから、おさがり丸出しで良ければね」
ハルト「そんな、全然気にしない!ありがとうございます美人なお姉さん!!あの釣り竿と全然違う!凄いなー(あ、ホントに持つところ名前描いてある)……ルリナ?」
- 118スレ主23/05/26(金) 19:37:22
ルリナ「そう、ルリナよ。宜しくね、って言いたいけど、今休暇でジョウト地方へ来てるだけで、もうすぐガラル地方へ戻らないとなの」
ハルト「ルリナさんってガラルなんだ!ボタンと同じだねネモ」
ネモ「そうだね!それにホップもガラル地方だったよね」
ルリナ「ホップ…?それってもしかしてあのホップかしら」
ハルト「ホップはガラルの元チャンピオンの兄貴が居るって」
ルリナ「やっぱり!あのホップね!そういえばソニアがカントーに来てるって行ってたわね…今は彼女の助手してるし、なるほどね」
ネモ「ルリナさんもホップを知ってるんですね」
ルリナ「巷ではかなり有名よ彼。チャンピオンと良い勝負してたから。熱意のあるバトルで直ぐにバッジを渡すことになったのが懐かしいわ。でもまさか博士になる道を選ぶとは思わなかったけど」
ハルト「ホップって凄いんだ!なんか嬉しいな」
ルリナ「きっと彼も同じことを思うわよ。ふふ、それじゃあ釣り竿壊さないよう楽しんでね。じゃあ。」
ネモ「ルリナさんありがとうございます!」
ハルト「ありがとうございます!」
ネモ「……?(さっきの会話でルリナさんバッジがなんたらって……もしかして!?)」
ハルト「どうしたのネモ、そんなお口あんぐりさせて」
ネモ「あのね、ルリナさん、ガラル地方のジムリーダーだったかもしれない……あー!!バトルしてもらいたかった!!」
ハルト「その気持ち、釣りで晴らそっか」
▼ハルトはいい釣り竿をもらった!
ネモとハルトの釣りでポケモンゲットチャンス!
12でクラブ dice1d6=4 (4)
34でサニーゴ dice1d6=2 (2)
56でヒトデマン dice1d6=1 (1)
- 119二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 21:36:50
保守
- 120二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 21:54:50
ネモのダイス実り短かったな…
- 121スレ主23/05/27(土) 01:22:06
保守ありがたい
ネモ「確かにそこに居るのに…ポケモンたちが遥か遠くに思えるよ」水面覗き
ハルト「新しい釣り竿、テクニックが必要みたいだけど前より扱い易いから直ぐに上達出来るはずだよ!」
ネモ「そうだね!いっぱい練習しようハルト!そして今度こそ釣り上げよう、まだ見ぬポケモンたちを!」
ハルト「よーし!いけいけドンドン!がんばるぞー」
▼ハルトとネモは釣りを満喫した!
《アオイ・ボタンサイド》
ボタン「あのさ、ほんま良かったんウチで」
アオイ「なにが?」はむはむ
ボタン「なんか……ウチが返事もたついたせいでペパー誘えんかったでしょ」
アオイ「確かにペパーのことも誘いたかったけど、それは仕方ないよ!ボタンとだけなのもこれはこれで新鮮だし楽しいことになんら変わりないし、良かったよ!」はむはむ
ボタン「そっか」
アオイ「ボタンで良かったん、だよ!」
ボタン「……そっか」照
アオイ「えへへ」
ボタン「へへへ(もっと今の自分と友だち信じられるようになりたい……、ウチだけの自信がほしいよ)」
アオイ「ほら見て見て!アクア号だって!これカントー地方に行くんだね。」
ふなのり「お嬢ちゃんたち、もしかしてカントー行きに乗る予定だったのかい?」
アオイ「え?ううん、違います!」
ふなのり「そりゃ良かった!今クチバシティでごたごたがあってな、当面は船出せんっちゅー話だそうだ」
アオイ「そうなんですか」
ボタン「停泊中のアクア号に乗るのもダメなん、ですか」
ふなのり「いつもならええんだけどね、今回は厳しいお達し来ててな…そや!入られんお詫びに良いものあげよう!」
アオイ「これ、良いんですか!?わあ…ありがとうございます!!」きらきら
ボタン「あ、ありがとうございます」照照
▼アオイとボタンはメタルコート、ひかりのいし、けむりだまをもらった!
- 122スレ主23/05/27(土) 01:28:17
《チリサイド》
ロトロトロト…
チリ「なんや人が一汗流そういうところで…」ピッ
アオキ『お疲れ様ですチリさん。アオキです』
チリ「お!どないしたんアオキさん」
アオキ『今どちらに?』
チリ「今はアサギシティっちゅー港町におりますわ」
アオキ『そうですか。なら話が早い。一つお願いがありまして、アサギシティのフレンドリィショップで限定品のエアームドぬいぐるみを購入してもらえませんか』
チリ「はいぃ?……あ!なんやアオキさん、自分ひこうタイプのポケモンぬいぐるみ集めとる口かいな」
アオキ『……』
チリ「……これジョーダンです。自分チリちゃんのこと良い加減知ってくれへんか。まあええわ。そのぬいぐるみ買うたらええんです?」
アオキ『(やれやれ…)はい。きゅんポケ・エアームドちびぬいという商品なので、お間違い無きよう。それとぬいぐるみは女児の喜ぶ包装を店員に頼んでください。他言せず私に渡していただけると大変助かります。』
チリ「……じょ…女児の喜ぶ…?」アワアワ
アオキ『……誤解です。トップからの命れ…指示で、ポピーへの贈り物です』
チリ「なーんや!!もー!!人が悪いでアオキさんほんまもー!!隠し子おるんかそれともなんかもうヤバいやっちゃなーってなるところだったやんもー!!」
アオキ『独 身です(相変わらず賑やかなお人だ)』
チリ「……こんなやり取り久々で、ちょっとホームシックならぬリーグシックになってまうわ。アオキさん、ありがとうな」
アオキ『(何故感謝されたんだ?)…むしろ礼はこちらが』
チリ「あーええねんええねんって。とにかく!そのきゅんなんたらってやつ買えばええんやな!任せときぃ」
アオキ『きゅんポケ・エアームドちびぬいです』
チリ「それそれ。今度逢うたら渡すんで」
アオキ『はい。……チリさん』
チリ「はい?」
アオキ『……引率といえど貴女もジョウト地方では一般人です。ましてドオーの一体しか連れていないのでしょう。蛮人に会っても無茶はしないでください。それだけです。ではまた』ツーツー
チリ「……ぷっっ!なんやアオキさん、もしかしなくともチリちゃんのこと心配してくれはったん?なんや可愛いいとこあるやん!!からかわれるの分かって即切りしたんやな。しゃーない!ちょっくら買い出し行きますか!アオキさん向けのぬいぐるみもおったら買うたろ!」
- 123二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 08:31:07
保守
- 124二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 16:19:45
アオイとボタンの友情カワイイカワイイネ
- 125二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 21:39:01
いいねぇ
支援 - 126二次元好きの匿名さん23/05/28(日) 00:15:41
アオキさんさらっと人に投げんな
- 127スレ主23/05/28(日) 07:42:38
支援保守感謝
《ペパーサイド》
▼ペパーは灯台近くの埠頭に来ていた!
ペパー「はあ……なんでオレあんなことしたんだよ。なんか変にアオイ意識しちまってる…それもこれも」
???「遺跡で会った女のせいだ、とか」
ペパー「どわぁぁあ!!」
ナツメ「アルフの遺跡以来ね。……そう。ここに居るってことは彼女と船を観に行かなかったのね」
ペパー「な、なんでそのこと!?……エスパーってやつか」
ナツメ「……未来予知では、貴方が三つ編みの彼女と一緒に居たら次に会うのはジムだったけど、そうでなければ“ここ”で再会することになってたの」
ペパー「……」
ナツメ「居てほしくはなかったけど。この未来予知はあまり良く無いものだったわ」
ペパー「なんだよ、その良く無いって」
ナツメ「貴方は三つ編みの彼女を失うことになる」
ペパー「は!?アオイを失うって、どういうことだよ!!」
ナツメ「……詳細まではわからないの。ただ、助言をするわ。そのためにここで待ってたのだから」
ペパー「助言でもなんでも良い!!アオイを助けるにはどうしたらいいんだよ」
ナツメ「……この旅で貴方たちは今から言う名前の人物に近いうち出会うわ。その人の持つ伝説のポケモンがきっと貴方たちの手助けとなる。その人物の名前は、」
ペパー「……」ゴクリ
ナツメ「ヒカリ、そしてコウキ」
- 128スレ主23/05/28(日) 07:44:15
ペパー「ヒカリとコウキだな、覚えておくぜ」
ナツメ「……貴方はエスパーなんて非科学的なものを容易く信じるわね」
ペパー「エスパーも未来予知も、所謂オカルトだろ。オレは誰もが笑っちまうようなそんなオカルト話信じて走り回って、それで大事な相棒を助け出せた。だからそういうのは多くは嘘なんだろうけど、その嘘の中に嘘みたいな本当があるってこと知ってたから、わざわざたまたま会ったガキにそんな大真面目な顔してそんなこと言う大人居るか?だから信じてみただけで……エスパータイプなんてのも居るし!だからってなんでも信じねェからな!疑うものもあるぜ」
ナツメ「そう。……そういうくらいの考え方をした人間で溢れかえっていたら、少しは嘘の中の嘘みたいな本当は本当として日の目を見られたでしょうね」
ペパー「?」
ナツメ「貴方は素直に生きていく方が幸せになれるわってことよ」
ペパー「なんかわかんねェけど、わかったぜ」
ナツメ「良い顔になったわね。風が冷えてきて、寒くなってきたわ……次はジムで会いましょう」
ペパー「おう!必ずその二人と出会ってみせるぜ」手フリフリ
- 129二次元好きの匿名さん23/05/28(日) 11:09:22
ヒカリとコウキってことはディアパルかギラティナかアルセウスか
時空に関連する伝説級の助けが必要ってかなり不穏なんじゃ… - 130二次元好きの匿名さん23/05/28(日) 11:19:00
これセレビィ見つける流れかアオイが焦って時渡り止めようとしたら自分が時渡りしちゃった的な
- 131二次元好きの匿名さん23/05/28(日) 21:51:20
保守
- 132スレ主23/05/28(日) 22:54:01
保守感謝!
▼チリからの連絡によって一行はホテルへ戻った!
チリ「それでは皆さん…」
一同「「いただきます!!」」
ハルト「んあー…とけてきえゆくー…」
ネモ「家で出されるステーキとはまた違う美味しさがあるよ」
チリ「アサギのステーキは超ブランド肉を職人による最高の焼き加減で口に入れたら即とろける…奇跡の肉や」
ボタン「アオイ生きてる!?」
アオイ「」昇天
ペパー「帰ってきてくれアオイ!!!」
アオイ「」
ペパー「イチジクのデザートがこれからくるぜ!!」
アオイ「!?」
ボタン「お、息を吹き返した」
アオイ「うう…うっうう……おいしいよぉ……おいひぃ…おいひぃおぉぉ」もぐもぐ
ボタン「食べ物のおいしさに涙する人久々に見たよ」
ハルト「前見た人は誰なの?」
ボタン「誰でも良いような人」
ネモ「(誰でも良いような…ってどういうことかな?)あ!デザート来たよー!」
ハルト「イチジクのデザート、ペパー覚えて今度作ってよ!」
ペパー「もちろんだ!作るためにはしっかり味わって材料考察しないとだな」
▼ペパーはイチジクタルトのレシピを考案した!
チリ「チリちゃん先に風呂入ったから三人で大浴場行っといれ」
女子「「はーい」」
ハルト「ぼくたちも入ろうよ」
ペパー「だな!」
- 133スレ主23/05/28(日) 23:17:13
▼チリを大部屋に残して五人は大浴場へ向かった!
《おんなゆ》
ネモ「生き返るー」
ボタン「ちょっと熱い…」
アオイ「泳げる広さだねーぶくぶくぶく」沈み
ネモ「お行儀悪いよアオイ…って」
ボタン「あれ溺れてない?」
アオイ「」ばしゃぼしゃ
ネモ「足つくから落ち着いて!」
ボタン「その歳で大浴場で溺れるのはヤバい」
《おとこゆ》
ハルト「」ごぼごぼ
ペパー「大浴場で溺れるとかマジか!?」
《おんなゆ》
ボタン「露天風呂やばー」
ネモ「気持ちいい風…」
アオイ「遠くの海と月、綺麗だね」
ネモ「本当だね…こういう入浴もオツってやつだよね」
ボタン「……」ジィー
ネモ「どうしたの?」
アオイ「なに?」
ボタン「いや……アオイちょっと太った?」
アオイ「!!!!!!!??????」
ネモ「確かに!最近ブラ新調したいって話してたもんね」
アオイ「うぅぅ…そんな話したね…」
ボタン「沢山食べてるし、成長期かー」
- 134スレ主23/05/28(日) 23:19:27
ネモ「今度わたし行きつけのランジェリー店紹介するね!そこはデザインと買いやすさが売りなんだよ」
ボタン「へえー……ウチもそろそろ新しいの買いたいかも」
ネモ「わたしもさすがに新調しないとかも」もみもみ
ボタン「ちょっ!?人前で揉むな揉むな」
アオイ「よーし!みんなで買おうよ!」
ネモ「うんうん、そうしようか!何色にしようかなー」
ボタン「制服って透け易いのが難点すぎる…ウチ今は制服じゃないけどさ」
アオイ「わたしは思い切って背伸びしちゃおうかな///」
女子たち「「きゃーー」」きゃぴきゃぴ
《おとこゆ》
ハルト「……///」
ペパー「……///」
ハルト「露天風呂だと女湯からの声すごくよく聞こえるんだね…///」
ペパー「こっちが恥ずかしいぜ……(だぁぁあダメだダメだ!!アオイの裸とか考えるなんて親友失格ちゃんだぞペパー!!)///」
ハルト「姉の成長具合を聞かされたら一気に冷めてしまった…」すんっ
ペパー「う、羨ましいぜ…///」
ハルト「なんか女子だけ狡いよね。ぼくらも股のイダイナキバについて大声で話そうか!」
ペパー「ハルトはウミディグダみたいだよな」
ハルト「その言い方はぼくに効く。ペパーはそれこそイダイナキバしてるよね!どうしたら大きくなるのさ!」
ペパー「そんなの生まれつきちゃんだろ!?」
ハルト「ぼくもペパーみたいなイダイナキバになりたい!せめてダイオウドウ!!」
《おんなゆ》
ボタン「……(やっぱハルトってウミディグダなんだ)///」
アオイ「……(ハルトのでウミディグダならイダイナキバのペパーって……)///」
ネモ「二人ともポケモンの話してる!混ざりたい♡」
ボタン「ぜっっったい混ざんなし!!てか違う話だし!」
- 135スレ主23/05/29(月) 01:20:32
▼なんやかんやあって翌日、アサギジム前…
ネモ「そ、そんなー!!」
ジムの事務「ごめんなさいね。デンリュウのアカリちゃんの健康診断で大型のポケモンセンターへ行ってるのよ」
ネモ「いつ頃帰ってきますか」
ジムの事務「そうねえ……多分二日もしたら帰ってるはずよ。その時にまたいらしてくださいな」
ネモ「……とのことでした」
チリ「しゃーない。それならここから近いタンバジムに挑戦せーへん?」
ペパー「タンバシティは海の向こう側らしいぜ」
ボタン「海!?船旅になるん?」
チリ「あー…」
ハルト・アオイ「船乗りたい!!」
チリ「いやー、あのな…」
ネモ「船酔いには気をつけないと」
ペパー「船酔いに効く料理ってあるのか調べてみるか!」
チリ「皆んな、船は出てないんや!!」
一同「「ええっ!?」」
チリ「チリちゃんも知らんよ?知らんけども!昔からトレーナーの間ではタンバシティ行くにはポケモンのなみのりで向かうっていう常識っちゅーもんが出来てたわけで…な」
ハルト「それってつまり船には乗らない…ってコト!?」
アオイ「ワ…ワァ」
ネモ「何処かに頼んで出してもらえないかな」
ボタン「出してもらえるん、そういうの」
ペパー「……あのさ、コライドンとミライドンに乗っていけば良いんじゃないか?」
一同「「!?」」
アオイ「それなら船には乗れないけど、色々な事情は乗り越えられるね!」
ネモ「せっかくだし持ってきた水着来て行こうよ!」
ハルト「みずぎぃ!?」
ボタン「水飛沫とか波とか凄そうだし賛成」
ネモ「あ!思いきってなみのり出来るポケモンに捕まって泳ごうかな」
ハルト「やめてぇぇ!ネモの体力だと直ぐに海の藻屑だよっ」
▼こうして一同は水着に着替えるだった! - 136スレ主23/05/29(月) 01:21:31
- 137スレ主23/05/29(月) 01:22:44
なんで二人も水着忘れてるんですかねぇ…
- 138二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 07:22:26
修学旅行の様相を呈している
発案者のネモが水着忘れてて草 - 139二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 13:10:10
忘れた組はハルト連れて現地調達(ショッピング)に行け
驚いてるってことはハルトも水着持ってきてないんだろうしお互いに水着を選んでもらうラブコメイベにして乗り切れ - 140スレ主23/05/29(月) 16:30:51
▼一同は浜辺の着替え所で支度しようとしたが…
アオイ「ペパー!わたしのポーチちょーだい!」
ペパー「おう!アオイのはパピモッチ柄の……あった!ほれ」
アオイ「ありがとう!これ水着入ってたんだよね」
ペパー「!?(お、オレはずっと女ものの…アオイの水着を背負ってたのか…)」
ハルト「なんでペパーがアオイの荷物持ってるの」
アオイ「さすがに入りきらなくて…へへ!ほらほらハルトの海パンもここに入ってるんだよー」
ハルト「わーい!ってなんで!?」
アオイ「ペパーの買うついでに買ったの!サイズはわかるし。ほら見て〜ボチ柄なのだ!」
ペパー「そしてオレはオラチフ柄だ!」
アオイ「水着は男物しか無かったからわたしだけポーチなんだよね」
ハルト「へ、へぇ(まさかのサプライズだ。このボチ可愛いなあ)」
チリ「おーい!!ほら女性陣!空いたでー!」
アオイ「はーい!」
ネモ「……あれ?」ガサゴソ
ボタン「……嘘っ」ガサゴソ
- 141スレ主23/05/29(月) 16:32:44
▼一方その頃パルデア地方…
《ネモの邸宅》
使用人「あらあらまあまあ…ネモお嬢さまったら水着セットを置いて行かれてしまったのですね!しかし何故こんなところに…」
クローゼットの後ろの隙間の水着「ほんまそれ」
《テーブルシティの広場》
ビワ「ボタンちゃん大丈夫かな」
メロコ「オレたちが見つけただけラッキーなんじゃね?向こうで新しく買ってるって!」
ピーニャ「見つかったのも今朝シュウメイが唐突に木登りしたおかげだね!きっとブイブイの誰かが外に放り出したんだ!犯人は多分あくタイプのブラッキーかもね!」
シュウメイ「我のお手製ブイブイ水着、さぞ似合ったであろうに」
オルティガ「いつの間にそんなの仕立てたの?(しかも水着……寸法とかどうしたの?……えっそういう関係だったの!?そういうばシュウメイだけ呼び捨て……そういう関係だから呼び捨てだったりすんの!?うわーー気づきたくなかったぁぁぁ)」頭抱え
ビワ「頭痛いのオルくん?」
メロコ「とりあえず頭叩いとくか」
ピーニャ「そんな大昔のテレビじゃないんだから…」
シュウメイ「むむ、もしやなにか勘違いしてるでござるな」
- 142スレ主23/05/29(月) 16:36:42
▼ネモ一行は着替え終わった!
アオイ「えへへ…ペパーどう?」
ペパー「……イイ。可愛らしいデザインで私服っぽさがあるのに水着ともわかるこの絶妙なバランス、作り手がマカロン作りみたいに繊細な工程をクリアして出来たってことがよくわかるぜ」
ハルト「きもちわるいよペパー」ぼそっ
チリ「なあなあチリちゃんはどや?若者に負けないよう攻めたフリル付きの可愛い水着にしてみたんやけど」
ペパー「……ギャップアリマスネ(チリさんだからなんともないけどアオイが着てたらオレのイダイナキバは耐えられなかった)」
ハルト「年齢考えてください」ぼそっ
ネモ・ボタン「……」
アオイ「二人とも遅いよー……あれ?それ水着じゃないよね、どうしたの?」
ネモ「……忘れてきたみたい」
ボタン「ウチも……無かった」
ペパー「それは残念ちゃんだな。どうする、買うのか?」
ネモ「ううん。時間勿体無いからこのまま突撃するよ!」
ボタン「え、マジ?買わんの?」
ネモ「明日アサギジム行ってから買おう」ドンッ
ハルト「ネモいの覇王色…!」
ボタン「ネモネモの能力者…!じゃないから。ウチら私服で行くん…?」
- 143スレ主23/05/29(月) 16:40:39
ネモ「泳ぐわけじゃないから大丈夫だよ」
チリ「しゃーないを日除けの羽織り貸したろか?」
アオイ「わたしのも貸すよ!」
ボタン「助かるー。透けたらしねる」
ネモ「ありがとうございます!よーし!行こう、タンバシティへ!!」
一同「「おー!!」」
ハルト「ねえねえ、ペパーの水着姿どうなのさ(ペパーのためにも意識させてやろう!)」
アオイ「へ?ハルトのより丈長めだよね」
ハルト「……え、うん(それだけかー…ペパーごめん、ぼくの姉はこういう人なんだ…裸体じゃときめかないや)」
アオイ「なんでがっかりしてるのハルト?(そういえば前一緒にマフィティフたちをウォッシュしてたときよりムキムキになった気がするなあ)」
▼こうしてアサギシティをいったん後にした!
チリ「ええか。出来る限りこの子ら人に見られんよう水道を進むで」
ミライドン「ぎゃんす(ミッションクリアがんばるぞい!)」
コライドン「きゅうす(色んな人と会ってみたかったのだ…)」
ボタン「ホントに海も平気なん」
アオイ「凄いよね」
ハルト「コライドンはもっと凄いよ」
コライドン「ぎゃんすー(ミライドン水だよー)」ばしゃしゃ
ミライドン「ぎゃんっ(冷たっ)」
- 144スレ主23/05/29(月) 16:46:47
▼ネモ一行はタンバシティを目指して海を進んでいた!
アオイ「ミライドン、パルデアの海とは違うものなの?」
ミライドン「ぎゃん(波が荒い気がするのだ)」
ボタン「なんて言ったん」
チリ「楽しー!とか言うてるんやない?せや!二体ともこの辺は渦が発生してるんや。巻き込まれんよう気ぃつけてな」
コライドン「きゅう(渦…なんか怖そうな響なのだ)」
ハルト「コライドン大丈夫?怖く無いよ」
ネモ「なにかあったら助けてあげるから!」
ペパー「にしてもオマエ凄く揺れるよな…ミライドンに慣れちまうとアトラクション感強いちゃんだぜ」
ぴょーん
ネモ「今の!?マンタインだよね!そうだよね!!」
コライドン「きゅーーわっ(立ち乗りはやめてよぉ)」ぐらぐら
ハルト「コライドンなんとか耐えて!」
ペパー「こんなところでバトル出来るのかよ」
ネモ「ちょこちょこ浅瀬あるから、そこまで誘い込んでバトル出来るよきっと」
ハルト「これはネモい。でも釣りせず海のポケモンを捕まえるチャンスなんだよね!コライドン誘導出来そう?」
234コライドン「きゅすきゅす、ぎゃぎゃん!(こわいよぉむりだよぉ、でも頑張るのだ!)」
チリ「先行くでー」
ボタン「そういえばミライドンこの見た目だけど塩害は大丈夫なん?サビたりしないの」
アオイ「えっ…サビちゃうの…」ぎゅっ
チリ「ポケモンなんやし大丈夫思うわ」
ミライドン「きゅう…んす」
▼ネモの乗ったコライドンは浅瀬へポケモンを誘き寄せてみた!
ネモのポケモンゲットチャンス!手持ちは >>109 のまま
12チョンチーdice1d6=6 (6)
56マンタインdice1d6=5 (5)
- 145二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:13:41
どうしようミラコラがかわいいぞ
- 146スレ主23/05/30(火) 00:37:22
ネモ「マンタイン捕まえたよー!」
ペパー「やったなネモ!」
コライドン「ぎゃぎゃんす!(ぼくのおかげでもあるのだ)」
ハルト「ぼくたちもタンバシティへ向かおう!」
▼ネモ一行はダバシティへ辿り着いた!
ボタン「ネモたちきたー。おつかれさまでスター」
アオイ「ネモ!ポケモン捕まえられた?」
ネモ「マンタイン捕まえたよ!チョンチーも欲しかったなあ」
ハルト「ひこうタイプ入ってるマンタインと違ってチョンチーは浅瀬になかなか来てくれなかったもんね」
コライドン「きゅうん(ごめんね)」
チリ「まあまあ。ここ夜になるとランターンが浮上してくるらしいで。帰りにでも捕まえてみ」
ネモ「やったー!」
ネモ「この調子でタンバジムに挑んでバッジゲットしないと!」
ひゅんっ
ハルト「ん?」
ペパー「どうしたよハルト」
ハルト「うん…なにか横切った気がして」
ペパー「そうか?うーん、何も無さそうだぜ」
ハルト「勘違いだったかもしれないや(……でもやっぱりなにか違和があったんだよね)」
ミライドン「……ぎゃー、きゅぅぅ(居たよぉ、怖いよぉ)」
▼ネモ一行はタンバジムへ向かうのであった!
ここでネモのジム戦ダイス!手持ちはニドリーノ、グランブル
チャンピオン補正+100、対戦相手のジムリ補正−25、タイプ相性補正+10なので総合補正は+85
ネモdice2d100=88 81 (169)
シジマdice2d100=95 53 (148)
- 147二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 06:36:47
支援
- 148二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 09:45:54
危なげのない勝利だ
やっぱり最近調子いいかもな - 149二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 14:58:27
チリちゃん水着がまさかの可愛い系だったことにより幻のブイブイ水着が一番コスプレ感あってエロい水着だったのではないか
- 150二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 22:21:38
ミラコラ可愛いな…
- 151二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 04:59:34
支援
- 152スレ主23/05/31(水) 08:52:41
支援感謝!
▼ネモはタンバジムへやってきた!
ネモ「挑戦者のネモです!宜しくお願いします!」
シジマ「お、挑戦者か!ちょうど滝に打たれ終わったところだったわ!」
ネモ「滝に打たれる?」
シジマ「わっはっはっ!そういう修行があることをお嬢ちゃんは知らないのか!こうやって心身を鍛えておるから、わしは強いぞ!」
ネモ「それをするとバトルに強くなれるんですね!」羨望の眼差し
観客席のハルト「ポケモン関係無い気がするんだけど」
観客席のボタン「精神論こわっ」
観客席のペパー「なるほど…滝に打たれると強くなる…」メモメモ
観客席のアオイ「あの滝がサイコソーダだったらいいのになあ…口開けたら飲み放題…♡」
シジマ「では、勝負といくかぁ!」
ネモ「頑張ろう、皆んな…!」
▼ジムリーダー・シジマが勝負をしかけてきた!シジマはオコリザルをくりだした!
「オコリザル!ジョウト地方にも居るんだね!ならわたしはニドリーノ!宜しくね!」
「ニィド!!!(のめす!!!)」
ニドリーノはオコリザルにメンチを切るとオコリザルもやり返すように睨みつけている。どちらも血の気の多い性分なのだろう、今にも指示を待たずしてとっかかりかねない雰囲気を放つ。それは漢と漢のガチンコ。ニドリーノの特性とうそうしんが発動しこうげきととくこうが1.5倍にまで上がる。漢ニドリーノは負けなどしないという凄みを放つ。
- 153スレ主23/05/31(水) 08:54:11
「ほほう。こちらのかくとうわざがいまひとつのポケモン、しかもニドリーノとは、面白い先発ではないか!オコリザルもやる気激っておるわ!ならばオコリザル、ビルドアップだー!」
「ニドリーノ、どくびし!」
オコリザルは鍛えぬかれた肉体美に力を入れることで、こうげきとぼうぎょを上げる。これぞ漢だとでも言いたげな顔でニドリーノを見下ろすように挑発する。ニドリーノはどくびしを撒いて後続にダメージを与える準備をする。しかし本人はこのわざが漢らしくないと不服!圧倒的不服ッッ!!しかしトレーナーの言うことは絶対なのだ!ニドリーノは必ずや誇れる勝利をものにすると誓うのであった。オコリザルにどくのダメージが入る。
「オコリザルぅ!クロスチョップ!!」
「ニドリーノ!みだれづき!」
オコリザルは磨かれた両腕を天へ突き上げる。ニドリーノは当たれば大打撃だと直ぐに理解した。そしてこのわざの隙の大きさも。それはオコリザルも分かっている、だからこそこの素早さを活かしてまさにニドリーノが避けきる前に当てようとがむしゃらに猪突猛進!ニドリーノはこの暴れん坊をどう止めるか、瞬時に考え抜いた。その方法は“どくびし”。ニドリーノは相手側に仕込みきれなかった無毒化されたどくびし一つをオコリザルへ投げる。勿論それはオコリザルは目視出来た。ニドリーノはオコリザルが少しでもどくびしに気を取られることを期待しながら避ける。だが!オコリザルはどくびしを気にしてスピード落とすことをせずなんと変わらず突き進むではないか!ニドリーノは悟る。コイツは漢だと。なら己も漢だ、正面から受け止める!
「ニドリーノ!?避けないつもりなの?なんで!」
「これが漢と漢のバトル…!」
- 154スレ主23/05/31(水) 08:54:53
タイプ相性だとこうかはいまひとつ。しかしその圧倒的パワーにダメージはそれでも多く入り、ニドリーノは大きくよろけたがここで返り討ちにしなければ漢が廃る。ニドリーノの雄々しき角がオコリザル目掛けて突き立てられる。クロスチョップを避けなかったからこその至近距離。オコリザルは両腕でガードする。ニドリーノの一発、また一発と突いていくではないか!
三発!
四発!
五発目を打ち付けるところでオコリザルはついに避けきることができ、間合いを取った。どくのダメージを受けよろけるがオコリザルはまだまだ余裕そうにたち振舞ってみせる。
「これぞわしが鍛えたオコリザルよ!更なる一撃を与えてやれい!!」
二体、互いを睨みつける。どちらかが絶えるその時までやり合おう、二体はその鋭い目つきで交わした。そんな漢の意地に気づかない者が居た。
「ニドリーノ、戻って!状況を変化させてみよう、グランブル!」
「ニドドドドー(なにすんだやめろこn)」
▼ネモはニドリーノを引っ込めて、グランブルをくりだした!
- 155スレ主23/05/31(水) 08:55:52
突然の交代。ニドリーノの鳴き声は虚しくもスタジアムに響き、グランブルが入れ替わりでその場に現れた。その耳にニドリーノの発した残響を残すオコリザルはショックだった。張り合いのある漢気溢れる相手が消え、突然メスが出てくるなんて…漢の戦いに…メスだと?オコリザルはボールに戻されたニドリーノにも届けんばかりの大きな大きな雄叫びを毒に侵されながら轟かす。シジマは相棒の涙に濡れたような背を見届けた。漢とはときに堪えることも必要なのだと。そんな彼らの姿を出たばかりのグランブルはなんだコイツらといった顔で見ていた。ネモは平常であった。
「オコリザル!志を抱けい!!」
主人のまるでタンバの海のような雄大な言葉によってオコリザルはこの瞬間の戦いに集中し始めてる。気を取り直した雰囲気を察したグランブルは特性のいかくでオコリザルのこうげきを下げる。メスのくせに威嚇だと?舐めやがってこのアマ、とでも言いたげなオコリザルは指示をせがむように足踏みする。
「グランブルはノーマル…いや、近年フェアリーへと種のタイプが変異したんだったか。ならばオコリザル、ロケットずつきだー!!」
「グランブル、メロメロ!」
オコリザルは強大な一撃を放つための姿勢をとる。そのとき、漢オコリザルは見てしまった!なんと面妖な、それでいてなんと漢らしいことか!!メスの分際で何故そんなにも心を掻き乱すか!!全てが逞しく、それでいてなんと、なんと、なんという美ッ!!嗚呼、ふつくしい……、オコリザルの漢はその性に打ち砕かれてしまった。面白ェメス。確実に体力を毒で削られる中、そんな痛みも忘れるほど彼はグランブルに心を射抜かれてしまった。
▼オコリザルはグランブルにメロメロだ!
- 156スレ主23/05/31(水) 08:59:09
「なぁぁあにしてるんだオコリザル!!今は荒れ狂う嵐のタンバだ!!その心意気で立ち向かうんだ!!」
シジマの喝も骨抜きオコリザルには届かない。怒りの無い今の彼は差し詰め“ザル”なのだ。ロケットずつきもメロメロの効果で放つこと叶わず。シジマももはや笑うしか無い。わしも女房にはメロメロだわいと。
タイプ相性が有利だとしてもオコリザルの覚える技を考えれば攻撃が万一当たれば相当なものだと危惧したネモは指示を出す。グランブルはオコリザルに“あまえる”と相手のこうげきをがくっと下げた。オコリザルはグランブルに抗えない。毒のダメージを負う。体力は半分を切ったところだろうかとネモは考えた。
「オコリザル、“最後”くらい漢見せてくれぇい。惚れるだけじゃ駄目だ、惚れさせてこそ漢ってもんよ!!!うおぉぉぉおおお!!」
メロメロにされたオコリザルへ漢シジマの雄叫びが浴びせられた。すると長らく目をハートにしていたオコリザルの瞳が獲物を狙うケダモノの瞳と変わった。それを見逃さなかったシジマは告げる。
「オコリザル、いのちがけだあぁぁぁあ!!」
いのちがけ。己の体力を全て犠牲にし、その体力分のダメージを相手に与えられる、まさに刺し違えてでも必ず相手を倒すという漢の特攻技。グランブル目掛けて最期の勇姿を見せるオコリザルが特攻する。グランブルは受けて立つと言わんばかりに相手の攻撃に備える。惚れたメスに受け入れられながら放つこの一撃。オコリザルはもうニドリーノのことなど忘れてしまっているかのようだ。
どがーんという音と砂煙。暫しの静寂。薄ら見える影は辛うじて立つグランブル、そして片腕を突き上げたオコリザルの姿。審判が遠めからオコリザルの様子を伺うと息を呑んだ。彼はなんと立ったまま瀕死となったのだ。突き上げた腕、その拳にはどくびし一つ掴んでいた。彼はニドリーノを忘れてはいなかった。ニドリーノの知ることのないところで彼はニドリーノへお前を忘れないとする意志を最期に残していたのだ。グランブルはそう感じとった。彼はまさに漢だった。シジマは漢を見せ散った相棒を泣きながらボールへ戻すのだった。ネモはやったーと喜んでいた。観客席のハルトとペパーは目頭を押さえて漢の勇姿をしかと見届けた。
▼オコリザルはたおれた!ジムリーダー・シジマはニョロボンをくりだした!
- 157スレ主23/05/31(水) 09:02:28
「オコリザルの仇は頼んだぞ!!」
ニョロボンはどくびしによるどくのダメージを受けながらも顔色一つ変えずに前方の敵、グランブルを見つめている。その様子にただならぬものをメスの直感が嗅ぎ分ける。グランブルはネモに吠えた。コイツはなにかヤバいわざを覚えていそうだと。
「どうしたのグランブル?……大丈夫!怖がらないで」
伝わっているか不安だが仕方ない、とグランブルは臨戦態勢でニョロボンの動きを伺う。
「(グランブルはなにかを伝えようとしてた…それはなんだろう……普通の攻撃はしない方がいいってこと?なら、)グランブル、こわいかお!」
「ニョロボンよ、はらだいこ!!」
ニョロボンは身体の渦巻部分をまるで太鼓を叩くようにどんどんと勢い良く叩く。まだ叩く。更に叩く。これがはらだいこ!!己の体力を半分まで減らす代わりにこうげきのランクを最大まで引き上げる、漢の中の漢わざ。グランブルはそんなニョロボンにこわいかおをして素早さを鈍らせる。
ネモはあのはらだいこの恐ろしさを知っている。なるほど。グランブルの伝えたかったことはきっとこの危険なわざを覚えてることに勘づいたからだったのだと意図を理解する。
「いくぞニョロボン!かわらわり!!」
「……グランブル、必ず勝つからね」
その言葉にグランブルは頷いた。次に聞こえたかみなりのきばを指示する声に再度頷くと一気にニョロボンまで駆け飛んでは電気の流れる鋭利な牙を突き刺して強靭な顎でがぶりと喰らい付いた。ニョロボンの顔が痛みで歪むものの確実にグランブルを掴まえるとかわらわりを叩き込んだ。戦闘不能になったグランブルを感服したと言わんばかりの眼差しで見つめながらニョロボンはどくのダメージを受けた。
▼グランブルはたおれた!ネモはニドリーノをくりだした!
- 158スレ主23/05/31(水) 09:04:10
ニドリーノは激しい怒りを露わにする。グランブルを倒されたこと。オコリザルと戦いきれなかったこと。己の弱さを。それらを力に変えて、ニドリーノはネモからの指示をじっと待つ。
「やろうニドリーノ。きあいだめ!!」
グランブルのこわいかおのおかげで先手を取れるニドリーノは気合いを溜め込む。必ず急所を狙ってやると、そう見つめる先のニョロボンはどこか余裕あり気だ。それもそのはずだ。
「ニョロボン、あなをほる!」
「じめんわざ!?くっ。ニドリーノ、相手が出てきたらみだれづきで一気に体力削るよ」
ニドリーノの弱点タイプの一つはじめん。こうげきランク最大から放たれる弱点わざは一気にニドリーノの体力を奪うはずだ。ここで、絶対に、ニョロボンを倒さなければ負けだろうとネモは悟った。ニドリーノもそれは思った。わざの失敗は許されない。相手の攻撃を喰らうことになっても僅かでもダメージを減らす立ち回りをしないと。ポケモン一体が考えるにはあまりにもその“考えること”が膨大過ぎるほどの絶体絶命の局面。ニドリーノは漢を見せられるのかという不安を首を横に振ることで緩和させる。
オコリザルに見せられきれなかった漢気を今まさにこの時、ニョロボンを通じて見せてやると決意した。
ニョロボンのあなをほるがニドリーノに直撃する。痛みで声を出してしまうが視線はニョロボンへ向けられたまま。他に落ちかけると同時にニドリーノは急所を探れば瞬時にニョロボンへと自身の角を突き立てる。急所ランクのぐーんと上がった今、このみだれづきで仕留める!ニドリーノのとうそうしんが燃えたぎる。ニョロボンもまたニドリーノの決意を察して身体をガードする。急所を狙ってくるのならとその腕でガードする。
一発!
二発!!
「いけーーーー!ニドリーノっ!」
三発目を繰り出すところでガードの手がほんの僅か緩む。ニョロボンの体力がいよいよのところまで来ているのだろう。ニドリーノはここでキメねばと緩みで生まれた僅かな隙間に角を刺す。三発目!!!
▼ニョロボンのきゅうしょにあたった!3回あたった!
- 159スレ主23/05/31(水) 09:09:48
「まだまだ、負けやせーーーん!!!ニョロボン、かわらわり!!」
あなをほるでは攻撃する前にどくのダメージで戦闘不能になる可能性があった。ならばかわらわりで急所狙い。これしかない。シジマの魂震わす叫びにニョロボンも鳴き声をあげる。漢ニドリーノはなんと仁王立ちになりかわらわりを受けるつもりだ。慣れない二足立ちに足元がおぼつかなく震える。それでもニドリーノはこの漢らしいスタイルで挑みたかった。
「ニドォォォオッッ!!(これが俺様の漢気だぁぁ!!)」
「ロロロォォボッッ!!(その覚悟、気にいったぞ!!)」
ネモはそんなニドリーノを珍しいポケモンだなあと見ていた。漢たちの魂と漢気のぶつかり合いにまるで気づかなかったのだ。
ニドリーノはかわらわりを受けて頽れる。はらだいこしたニョロボンはあまりにも強かった。かくとうがいまひとつでなければ、素早さが下がってなければ、きあいだめしてなければ、どくびしを撒いてなければ、負けていたのはニドリーノだった。
ニョロボンはどくのダメージを受けその場に頽れる。腕を振り上げたニョロボンにニドリーノはみだれつきを、たったの一発を突き刺す。静かな静かなスタジアムにニョロボンの倒れた音だけが響いた。
「うーむ。わしが負けるとは……こりゃ参った!」
▼ジムリーダー・シジマとのしょうぶに勝った!
- 160二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 10:17:40
男の友情がわからんネモとポケモンたちの温度差草
- 161二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 13:34:58
ネモが主人公してていい
- 162二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 21:11:07
毎度バトル描写にバリエーションがあって読み応えがある
- 163二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 00:17:03
ほしゅ、
- 164スレ主23/06/01(木) 10:08:52
そろそろ保守しないとしぬぜ!なのでさせてください
みかん戦の前後どっちで水着買えばいいんだいネモちゃん… - 165二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 17:34:38
え!!水着でミカン戦を!?
- 166二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 23:01:50
保守
- 167二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 07:02:13
バトル中に嫁さんのことノロケてるシジマに草
- 168二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 10:09:52
保守
- 169二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 14:08:23
夫婦もカップルもかわいいかよ
主の読み応えあるバトルのたまにある息抜きの仲良しエピ好きなんだい - 170スレ主23/06/02(金) 18:26:00
保守ありがてぇ…や >>159
シジマ「ほれ。ショックバッジはお嬢ちゃんに相応しい!それとこいつも持ってけ!きあいパンチは先に攻撃を受けるとこちらの攻撃が出せなくなるが当てられれば絶大な威力を発揮するぞ!」
ネモ「素敵なわざマシンありがとうございます!」
シジマ「わはは!わし楽しかったよ、その礼よ。しかし、負けは負けだからな、また24時間特訓だ!」
▼ネモはショックバッジを手に入れた!わざマシン(きあいパンチ)を貰った!
ペパー「くぅ〜…バトルって、すげぇよ!」
ハルト「うん!あとはネモが彼らの気持ちに気づいてあげてたらなあ」遠い目
ボタン「無理言う(ウチですらスクライドのラストは意味わからんかったし)」
ネモ「ただいまー!!次はアサギジムだよ皆んな!」
チリ「明日にならんとジムリーダーおらん言うてたでしょーよネモ。戻ったら勝利を祝して水着買いに行かん?」
ボタン「あ、てかこの海また乗って引き返すわけ?今度こそ濡らしそう」
アオイ「ボタン、心配なの?」
男子組「……(こっちも目のやり場に困りそうで困るかもしれない、アオイには言えないけど)」
???「あらあらー!さっきの挑戦者さーん!!」
ネモ「はい?」
シジマの妻「ごめんね呼び止めて!シジマの妻よ、さっきの戦い凄かったわよぉ!じゃなくてね。なんだか困ってたみたいでね、おほほほ!話聞こえちゃったのよおばさん!!だからほらこれ、ひでんマシンよ!そらをとぶが使えるから海を渡らずアサギシティまで帰れるわ」
ネモ「わあ…ありがとうございます!」
ボタン「ありがとうございます!!!」精一杯のハイパーボイス
アオイ「ポケモンで…背中に乗って飛ぶのかな?」
ボタン「ガラル地方にはアーマーガアのタクシーあるし、そんな感じで飛ぶんじゃ……あ、でも乗る場所無いから…ポケモンの上に乗ることになるん?」
ハルト「鳥ポケモン乱獲してそらとぶタクシーの真似事しようかな」
チリ「止めい!!」
▼結局、簡易席をずりゃーおりゃー作ってもらうことでボタンはヨルノズク・レディアン、バタフリーに頑張ってもらって空路で戻ることになった!
ボタン「ネモは良いん?」
ネモ「濡れなければどうってことないから!」
チリ「恥じらい0Vなん?」
- 171スレ主23/06/02(金) 18:26:41
▼一行はタンバシティでランチをいただくことにした!
アオイ「ラーメン美味しい!!!」
ペパー「タンバわかめふんだんに使ったわかめラーメン!美味しいよな!」
ハルト「ハイダイさんに教えてあげたいな…このわかめもおいよって」
ネモ「すだちジュースがバトル疲れに効くぅ」
ボタン「なんかみなぎってきた」
チリ「竹ちくわをツマミに一杯…したいけどさすがに海渡るなら我慢やでチリ…!」
店主「あんたさっきシジマさんに勝った子かい!」
ネモ「そうです!」
店主「そらすごいわ!ならサファリゾーンは行ったかい」
ネモ「いえ。サファリゾーンって何ですか?」
店主「サファリゾーンはいつものから珍しいポケモンまでが自然のまま暮らしてるところでよ!そこでは専用のボール用意されたアイテム使って、バトルせずゲットするしせつなんだわ!」
チリ「そんなん出来てたんか…カントー地方のサファリゾーンなら知ってるけど」
ボタン「へぇーすご」
一同「「行きたい!!!!」」
店主妻「アンタ!!!!!!ごめんなさいねぇ!今サファリゾーンはリニューアルオープンするのに一時的に閉鎖されてん!」
一同「「そんなー」」
店主妻「お詫びじゃないけど、すぐそこの薬屋で前に珍しいからって買ってそのまま使わずに居るげんきのかたまり、貰ってくれへんか」
ネモ「良いんですか!?ありがとうございます!」
▼ネモはげんきのかたまりを貰った!
店主「そーいやアンタら水着なんだな!つい最近もホウエン地方のジムリーダーさんが遊びに来てたなあ。」
店主妻「ここの海は意外と荒いからねぇ、泳ぐなら気をつけてぇな」
ネモ「ありがとうございます!あとで泳ごうよ」←私服
ボタン「自分の姿見てから言おうか」←私服
▼こうして泣く泣くネモは行きと同じ方法で、ボタンは空路でアサギシティへ向かった!
- 172スレ主23/06/02(金) 18:29:06
- 173スレ主23/06/02(金) 18:31:52
- 174二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 19:16:35
水着ネモい…
ボタちゃんはチリちゃんさんと一緒か - 175二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 19:35:14
ネモはスマホロトムカバーもベッドもシンプルでスポーティーなデザインだったし競泳水着は実にそれっぽいな
ボタンはブイズ系のやつかなやっぱ - 176二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 21:41:40
イメージ通りサンキューダイス
- 177スレ主23/06/03(土) 07:46:43
▼ネモ一行はアサギシティへ帰ってきた!水着組が着替えた後、ネモとボタンの水着を買いにファッションセンターへ赴いた!
《ネモ・チリ組》
チリ「可愛いのぎょーさん置いててええやんここ。これなんてポピーに似合いそうや」
ネモ「うーん……なんかこうピンっと来ない」ウロウロ
チリ「これもポピーに似合いそうや!ってうわっっ!なんつーえげつない布面積や。こんなんトップレベルでも着こなせるかどうか…ひえーこれはあかんあかん…チリちゃんドキドキしてまう」キャッ
ネモ「……あ!これだ!こういうのこそ水着だよね!色はちょっとはずした感じにしたいかなー」ガサゴソ
チリ「どういうのにした……ん!?」
ネモ「これってどうですか!似合いますか?」
チリ「……(ネモらしいっちゃらしい。らしいんけども、なんでよりによってプライベート感薄々の競泳水着にしたんや?趣味か、趣味そうやな。まあでも発色はええな)こういうデザインには珍しいロイヤルブルーってのがえわ。ネモらしいで」
ネモ「じゃあこれにします!」会計場へgo
チリ「……これはこれで色気あるでハルト。楽しみにしときやぁ」ニヤニヤ
《留守番》
ハルト「ぶっっえっくしょん!!!!!……はあ」
ペパー「……ま、男がこういう売り場をウロウロするわけにもいかねぇよ」
ハルト「それらわかるけど、さ」
ハルト・ペパー「「……はあ」」
水着ダイス結果は >>173
- 178スレ主23/06/03(土) 07:50:57
《ボタン・アオイ組》
アオイ「これ可愛い!あれも!それも!これはちょっとエッチ…///」
ボタン「どういうのにしよ…ウチが着るならそりゃ地味地味の地味だよね…ははっ(……シュウメイ渾身のブイブイ水着、今思うとあれでよく海堪能しようとしたよ…完全にハイだった…ウチの巣篭もりメンタルじゃ恥ずかさに耐え切れず爆発四散する)」
アオイ「これどう?すごく可愛いよ!」フリフリリボンビキニ
ボタン「いやいやビキニは無理無理無理ぃぃ」
アオイ「そう?じゃあこれ!」下着見たいな透け感ワンピース
ボタン「痴女にする気か!」
アオイ「ちじょ?」
ボタン「あ、ナンデモナイデス。もっと地味でいいからウチなんて」
アオイ「地味?うーん……地味かあ」ガサゴソ
ボタン「……あっ」腕と裾にフリル付いてるワンピースタイプ見
アオイ「……!」
ボタン「……(これ可愛い…ブイブイ感無いけどフリル控えめなのが唆るし色も程よい…けど、ウチがこんなの似合うわけ)」はぁ
アオイ「それすっっっっごくボタンに似合いそうだね」
ボタン「だぁぁぁぁ」
アオイ「あ、ごめん驚かせちゃった?でも似合いそうでついつい」
ボタン「いや、良いよそれくらい。てか似合う?このかわいさコンテスト準優勝しそうなのが」
アオイ「うん!(なんで優勝じゃないかわからないけど)ボタンよ服って少しフリフリしてて可愛かったから、水着もフリフリしてるのがボタンは好きなのかなって、それに似合ってる」ボタン「そ、そういうもん?……可愛いのが嫌とかじゃないし。けっこー…好き。でも……」
アオイ「ならこっちのフリフリにする?」胸元全体フリルの短パンビキニ見せ
ボタン「いや、それは……(いきなりレベル上げんな上げんな、ウチには超えられないハードルだし)」
アオイ「ならやっぱりこの水着にしようよ!」ボタンが見てた水着指差し
ボタン「ウチには似合わないって」
アオイ「好きって思ったものは着られる時に着るべし!ってママ言ってたよ!好きなら買おうよ」
ボタン「……変じゃ無い?」
アオイ「変なんかじゃ無いから言ったんだよ」
ボタン「(……なりたい自分にウチも少しはなってみるんだ……アオイ、背中押してくれてありがとう)……そう、だね。うん。これにする。でもやっぱ!!恥ずかしいから上着も買う。ブイブイあるかな」
アオイ「一緒に探すよ!ブイブイっぽいのどこかなー」
- 179二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 15:13:33
キャッキャする女性陣かわいい
ネモは競泳似合うだろうな - 180二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 19:18:11
守
- 181二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 21:57:36
ホームウェイ組好きだ
- 182二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 00:13:10
キャッキャしてる女の子可愛い
- 183二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 08:23:29
げんきのかたまりをアイテムとして使う機会もあるのだろうか
絶体絶命のところで使えば映えそうだけど - 184二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 15:29:06
バトル描写も面白いし日常会話描写も楽しいし主のSS好きだわ
- 185二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:47:13
保守
- 186スレ主23/06/04(日) 23:03:08
保守&お褒めの言葉ありがてぇ…感謝
▼ネモたちは買い物を楽しんだ!その日の夜…
アオイ「みんなで寝るのってどきどきだね」
ネモ「そうだね。それに青春って感じ♡」
ボタン「うわっくさい…恥ずかしげも無くよく言えるよ…うらやま」
ハルト「でもボタンもそこそこ恥ずかしいこと言うよ?」
ボタン「なっ」
アオイ「うんうん」
ネモ「無自覚なんだね」
ペパー「類は友を呼ぶってことだな!」
チリ「……(なんやこの眩し過ぎる青春は…!)」
▼楽しい時間はあっという間に過ぎて、翌日…
ネモ「アサギジム行こうー!」
チリ「ホテル飯がもう恋しいわ」
アオイ「はいぃ…」
ボタン「あのババロアまた食べたい」
ペパー「ババロアならオレでも作れるから、今度食わしてやるぜ」
ボタン「神」
ハルト「アサギジムははがねタイプのジムリーダーなんだね。ポピーみたいな感じなのかな」
チリ「ポピーのほうが上ですぅって言いそーや」
ネモ「あ!!見て見て!!ジム再開してるよ!」ビューン
ハルト「ネモそんなに早く走ったらすぐ疲れちゃうよ」ビューン
チリ「ほんま仲良しこよしで、可愛過ぎるわ…」
- 187スレ主23/06/04(日) 23:04:47
▼ネモ一行はアサギジムへやってきた!
???「はじめまして挑戦者さん。留守にしている間に挑戦しに来たんですよね?お待たせしてごめんなさい」
ネモ「そんなそんな!ジムリーダーにだって忙しいですから、わたし気にしてませんよ」
ミカン「ふふっ、ありがとうございます。それなら良かったです。あ、自己紹介まだでしたよね。あたしはジムリーダーのミカン。使うポケモンはシャキーン!!」シャキーンしてそうなポーズ
ネモ「……?」小首傾げ
ミカン「ぁっ……は、はがねタイプです。とっても固くて冷たくて鋭くて……つ、強いんですよ」///
ネモ「それはわかります!」
ミカン「本当に!?嬉しい言葉です。その言葉を胸に……では、はじめますね」
▼ジムリーダー・ミカンが勝負をしかけてきた!
ネモのバトルダイス!!
ジム戦手持ち→ヌオー、サンドパン、グランブル
チャンピオン補正+100にジムリーダー補正−25にタイプ相性+10なので総合補正値は+85
ネモdice3d100=31 39 64 (134)
ミカンdice3d100=57 55 93 (205)
相性的に楽チン楽チン…だよね?さっさと倒して海行くぞ海ぃ!
- 188スレ主23/06/04(日) 23:06:36
ひえっギリギリやん
なにが楽チンやねん一分前の自分さあ… - 189二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 00:32:31
ミカンメッチャ強いw
- 190二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 09:43:51
保守
- 191二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 09:44:32
ところでアオイのブビィは育てないのか
それとペパーのタマゴからは何が生まれるんだ? - 192二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 11:33:58
保守
- 193二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 21:30:11
ミカン戦激戦で草
ミカンちゃんも海行きませんか海 - 194二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 23:57:05
さっすがミカンちゃんやで!
- 195スレ主23/06/06(火) 09:27:09
卵はそろそろ孵るぞー!ブビィはチコリータと戦ってるけど卵が孵るまでは差がひらかぬよう二人ともセーブしてくれてる
ミカン戦もそこそこの文量確実なので次スレから始めます…感想と保守としてもらえて感謝するしかないんだい!
- 196二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:27:06
もう190超えてたの今更気づいた。
次スレも楽しみにしてる - 197二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:46:27
ほ
- 198二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 07:49:30
恋路含めてどうなるか楽しみにしてる
- 199二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 10:52:54
ハルネモペパアオいいよね(実はボタアオ派)
- 200スレ主23/06/07(水) 22:37:08
ついに6番目のジムバッジをゲットすべく、ネモはアサギシティのジムリーダー・ミカンと対峙する!ネモはミカンの得意とするはがねタイプ対策したポケモンたちで挑むのだが……この戦いは次回に続く!!
というわけで2スレ目も応援ありがとうございました、次スレに続くので検索して見つけてもらえると助かります
スレ立てはじめは落ちやすいっぽいからストック増やしてから建てます…