- 1二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 03:18:46
――――「それで、何があったのかな?」
午後、窓からは夕焼けで赤く染まるグラウンドが見えるトレーナー室で、私は担当ウマ娘と面を向かい合わせていた。
「スケジュールに狂いがあり……最初から組み直していたらトレーニングの時間に間に合いませんでした」
私の担当ウマ娘であるエイシンフラッシュは申し訳無さそうにそう答えた。
「トレーニングに遅れるのはいけない事だね」
「申し訳ありません」
しょんぼりとした様子を見るに、きっと悪気は無かったのだろう。
彼女を責める事に若干の罪悪感を感じながらも、私は続けた。
「フラッシュがいけない事をしたら、私はどうしなきゃいけないんだっけ?」
彼女は一瞬たじろぐような様子を見せた後、ためらうように言った。
「…を………い」
「なんて?」
「……私に罰をください」 - 2二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 03:19:28
「そうだね。いけない事をしたらそれに見合う罰を与えなくちゃ。
……でもね、その前に見てもらいたいものがあるの」
私はトレーナー室に掛けられた鞄から箱を一つ取り出して、彼女に見せる。
「甘い匂いがします、これは……」
「この前フラッシュと一緒にケーキを作ったでしょ?それからお菓子作りに興味が湧いたんだ。
それでこれを作ってみたの」
これから彼女に与える罰について考えを巡らせながら、私は言葉を続ける。
「最初はフラッシュに食べてもらいたかったんだ。
でもね、あなたがトレーニングに遅れちゃったから今日のトレーニングによる消費カロリーと摂取するカロリーの値が釣り合わなくなった。
おそらく今これを食べたらあなたは太り気味になって組み立てたスケジュールに狂いが生まれるの。」
「トレーナーさん……」 - 3二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 03:20:02
「ねえ、もっとこっちに来て?もっと近くで私のケーキを見て……。
あまりうまくは出来なかったかもしれないけど、頑張って作ったケーキなんだ。
メレンゲを作るために卵をひたすら、ひたすらかき混ぜて、ドロドロの真っ白にしてね……」
「トレーナーさん、そんなに混ぜたら駄目……ですっ」
「そうしてかき混ぜた卵にね、砂糖を入れてまた混ぜるんだ。」
「メレンゲはっ、泡立てすぎてしまうと悪くなってしますから……あっ」
「私ったら加減がわからなくてね、混ぜすぎちゃったのかも。」
「そんなっ……こんなを事しては駄目……あっ……駄目だというのに……」
「フラッシュ、はしたなく涎を垂らしちゃ駄目だよ」
「申し訳ありません……しかし」
「これは罰なんだよ、生殺しの罰。
いけない子には罰を与えなきゃって言ったでしょ?」
「っ……」 - 4二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 03:20:19
「ねえフラッシュ、私のケーキを食べたい?」
「トレーナーさんが私に作ってくれた初めてのケーキ……食べたいです、とても……」
「でもね、さっきも言ったようにこれを食べたらスケジュールが崩れちゃうんだよ?フラッシュは悪い子なのかな?
……ねえ、今度ケーキを買ってあげる、ちょっとお高いお店の美味しいやつをね。
だから我慢してほしいな?」
「嫌……ですっ!トレーナーさんのがいい…!トレーナーさんのをください!」
「……フラッシュ、あなたはもっと利口な子だと思ってたな」
「悪い子でも……いいんです、トレーナーさんが私に作ってくれたのが嬉しくて」
「お願いします……!悪い子の私にトレーナーさんの甘いケーキをください!だらしなく涎を垂らすこの卑しい穴にトレーナーさんの手でたくさん入れてください!!」 - 5二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 03:21:50
完
- 6二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 03:35:28
マックイーンをなんだと
- 7二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 03:37:33
パクパクですわ!かと思ったら違ったでござるの巻
- 8二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 03:42:12
俺は理性的な子が欲に負ける瞬間が好きなんだ
そしてフラッシュとトレーナーが主軸のssを書きたかった
そして入れてみたい描写と展開を無理矢理ねじ込んで出力した結果がこのよくわからんssだ
いやマジでなんだこれ - 9二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 04:39:45
名誉毀損ですわ!
私はこんなこと言いませんわー! - 10二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 07:40:09
フラッシュが頑張ってご褒美ルートもください…お願いします…
- 11二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 19:23:28
どういう目で見ればいいのこれ
- 12二次元好きの匿名さん21/11/30(火) 19:25:52
よよよ〜