【閲覧注意】ここだけ或人×祢音メインCPスレPart7(立て直し)【クロスオーバーSSメイン】

  • 1二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:04:33

    こちらはあにまん限定の或人×祢音のSSをメインとした高橋悠也脚本の仮面ライダー(エグゼイド、ゼロワン、ギーツ)のクロスオーバーSSを主に投稿したりするスレです

  • 2二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:05:19

    荒らしが湧いた場合には相手にせず管理人にお問い合わせのほどお願いします

    私も削除できる環境にいる場合すぐ消すようにさせてもらいます 

    また展開によっては苦言を申したくなることとあるかと思いますが苦言のレスはおやめください(もちろん或人×祢音スレでもおやめください)

    そういったレスもこちらで消させてもらいますことをご了承ください

  • 3二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:06:25

    書き手さんの中でもし書いてるときに新しい設定を考えついてそれを物語に落とし込みたいと考えてる人がいましたら物語進行で混乱が起きないようにするために他の書き手さんとの情報共有としてテレグラでタイトルにその設定名にネタバレ注意と書いた上で詳細をまとめていただけるようお願いします

    テレグラのURLはこちらです

    匿名で長文を貼りたいお前に教える書いたSSをみんなに読んでもらいたいけどコピペで連投するには長いし、かといって投稿サイトのURLを貼るとアカウントが特定されて困る…というお前にこれを教えるぜ!

    Telegraph

    http://telegra.ph/


    お前が今見ているこれだな!

    匿名・アカウント登録なしでいきなりこんな感じの単発ページを作ってオンラインに公開できるサービスだ!

    厳密にはブログとか書くことを想定しているサービスっぽいけど別にSSを書こうが怪文書を書こうが問題ないぜ!



    ■使い方

    ①上記リンクを開く

    ②タイトル(Titleって書いてあるところ)と本文(Your Story…って書いてあるところ)を好きに書く

    ③右上の「PUBLISH」をクリック


    以上で終わりだァ!!!

    アカウント登録とかないからぶっちゃけ説明するほどの使い方はないぜ!

    あとはURLを好きなところに貼ってお前の文章を見てもらえ!

    ただし後述するとおりURLを忘れるとお前自身にも二度とたどり着けなくなるから、いったんよそで書いてから貼りつけることをおすすめするぜ!


    参考までにベタ打ちのテキストだと見え方はこんな感じだ!https://telegra.ph…
    telegra.ph
  • 4二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:08:06

    このレスは削除されています

  • 5二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:08:29
  • 6二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:11:06

    登場人物&用語

    登場人物紹介・飛電或人

    ご存知、(自称)元爆笑お笑い芸人の飛電インテリジェンスの社長。祢音とお見合いで知り合い、その後祢音TVの最中にいつものように逃げている祢音を助けてから(或人目線では)お友達に。なお彼に恋は十年早いぐらい鈍感だったりするが……?

    ・鞍馬祢音

    ご存知、セレブインフルエンサー。お見合いで或人と知り合いになり、その後いつものようにジョンとベンから逃げていたときに或人に助けてもらったのと自分の夢を応援してくれたことがきっかけに恋に…。なおアプローチはすべて或人が祢音を妹感覚で見てくるため失敗する。お酒に弱い。そして2スレ目ではアーク堕ちしちゃったことも…。まぁ或人が助けてくれるんだけどね!出生の秘密が明らかになったが或人や皆に支えてもらえたぞ!だが出生の秘密にまつわる秘密が暴露されてメンタルボロボロだが立ち直ったぞ‼︎

    ・我那覇冴

    ご存知、今年に入ってのデザグラのゲストライダーであえなく脱落しちゃった人類最速。あるときにヒューマギアを購入したこととそれによる戦いによって或人と出会い彼に恋をする。しかし素直になかなかなれず妹と弟達に慰められる。なおこちらもお酒に弱い。4スレ目より記憶が戻る。滅を拾う。…
    telegra.ph

    登場人物紹介(敵サイド)・五十鈴大智

    ご存知、クイズ王。 荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その1。 ドクターライダー達にボコボコにされた上に6スレ目ではリオンに利用され、逆恨みからジャマトバックルを使い出す。何もかも楽しいと本編よりやばいことになっている。

    ・ベロバ 荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その2。 ギーツ本編だとすごい敵…なのだが、こちらだとゼロワンライダーやらエグゼイドライダーがいるせいでなかなかうまく行かずストレスでイライラ!しかも味方になった貴利矢は案の定裏切り道長まで離反させられてしまい大荒れ、リオンと揉めて大暴走。切り札のヴィジョンドライバーまで奪われる始末。350歳なのが判明。しかも大智にも見限られてるぞ‼︎

    ・アズ ご存知、アークの秘書。9スレ目よりアークグランプリを開催、出場する…がその後仮面ライダーたちに負け倒される…ものの何故かいつものようにケロッと生きてました。未来人の悪意の利用を考えている。前スレにてデザイアグランプリエクゼクティブプロデューサーにアークと取り引きしたいと依頼される

    ・アーク

    ご存知、悪意の化身。9スレ目よりアークグランプリという名の蠱毒ゲームを始める……
    telegra.ph

     このスレ限定の用語・共鳴現象

    ライダー達の間で起こる謎の現象。諸々のステータスが爆上がりするが、反動で変身不能となる。だがゼアにより反動を抑えるバックルが作られ、安定して使えるようになる。仲がいいとか絆とかより、その場のノリが大事。ゼアがもたらした機能のようだが……?一応相手はある程度は決まっている。決まった相手じゃないと威力もほどほどだし反動もある。シンクネットにとっての脅威的な機能を持つ。八乙女紗衣子にてシステムの改善と強化が行われた。 それにより相手を選ばずして共鳴できるようになったり相手の能力を使えたりするが負担がかかりやすいので注意 なのでやはり最初の決まった相手の方が強い。 決まった相手との共鳴時はスパーキングリッターという特別な物資が発生する

    ・アークグランプリ

     アズがベロバから奪ったヴィジョンドライバーを使ってアークが開催したゲーム。

     内容としてはアーク産のアイテムを持った者達が最後の一人になるまで殺し合いである。尚アークの力を持ってない仮面ライダー達はそれを妨害するお邪魔キャラとして設定されている。しかし全然進まないためルール変更としてアーク陣営対お邪魔キャラ達の殺し合いに変更となった。なのでこれが人…
    telegra.ph
  • 7二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:11:49

    前回のあらすじ
    或人の誕生日を祝うために他の仮面ライダー達が準備する中証拠にもなく不幸にしたい350歳のおばあちゃんがまたしても妨害しに行く!
    しかも今回はケケラも協力もして新しいジャマトを引き連れるがゼアが予測してたこともあってイズと諌、唯阿、景和に道長、そしてソルド9と20達がこれを阻止する!
    一方でそれを見ていたアズになんとデザイアグランプリエグゼクティブプロデューサー、スエルが現れる!
    曰く取り引きしたいそうだが…?

  • 8二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:12:34

    諫「鏡達ありがとよ、俺たちも邪魔者はぶっ潰してきたぜ」
    或人の誕生日パーティーの準備をしてくれていた飛彩達に諫は感謝の意を表す  
    滅「不破諫、また滅茶苦茶に暴れてきたのか」
    滅は諫はいつものように暴れたものと決めつける 普段の彼の印象がそう言うものなので滅にとってはそうラーニングされても文句は言えなかった しかし諫は首を横に振る
    諫「いや、俺はそんなにな、だって……」
    飛彩「しかしバグスターウィルスを持ったジャマトが現れるとはな……」
    そう、バグスターウィルスを持ったジャマトが現れ、ガシャコンウェポンを持った景和や道長が主にジャマトに止めを刺し、諫は感染から身を守る為にサポートに徹したのだった
    飛彩「とりあえず感染者が出なくてよかった、対策を考えるのは飛電或人の誕生日を祝ってからでいいだろう」
    ケケラはまだジャマトの持つ感染力が充分ではないと言っており、出せるジャマトの数も限られている なら考える時間はあるのだ
    諫「へぇ、鏡もそういう風に考えたりすんのか、血相変えてパーティーそっちのけになるのかと思ったぜ」
    飛彩「お前は俺を何だと思ってるんだ?ちなみに俺はお前をゴリラだと…」
    飛彩にゴリラ呼ばわりされ諫は憤る
    諫「ゴリラじゃねぇって言ってんだろ⁉︎」
    滅「やはりお前はゴリラというのが共通認識なようだな」
    そこに滅が追い討ちをかける

  • 9二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:14:06

    >>8

    諫「ああ⁉︎」 諫は今度は滅に食ってかかる

    景和「やめましょうよ、不破さんは普通のホモサピエンスじゃないってことでいいじゃないですか」

    景和はその場を収めたかったが、その言葉は火に油を注ぐものでしかなかった

    諫「桜井てめぇ……‼︎そういう風に言えば俺がわからないとでも思ったか⁉︎」

    見かねた唯阿が諫を止めに入る

    唯阿「もうやめろ不破…今日は社長さんの誕生日パーティーだぞ、社長さんももう直ぐ着くからな」 唯阿に嗜められて諫は不本意ながらも怒りを収めるしかなかった 確かに或人の誕生日パーティーで揉め事は起こしたくない

    諫「ったく……二度と言うんじゃねぇぞ、とにかく今日は社長のパーティー盛大にやろうじゃねぇか」

    諫は或人の誕生日を祝うことに頭を切り替える こうやって或人の誕生日を祝うなどまさかする日が来るとは思わなかったのだ

    景和「飛彩さん、これありがとうございました、おかげで新しいジャマトも倒せて……」

    飛彩「ああ、まさかバグスターウィルスを持ったジャマトが現れるとは思わなかったからガシャコンソードを貸しておいてよかった」

    飛彩は景和からガシャコンソードを返してもらうと、ガシャコンソードを消す

  • 10二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:14:59

    一方、道長からガシャコンスパローを返してもらった貴利矢はガシャコンスパローを消しながら話す
    貴利矢「どうだった?それなりに使えたようだけど…」
    唯阿からの話で、弓モードや鎌モードのどちらも使えたようである とりあえずバグスターウィルスに感染しなくてよかったと貴利矢も飛彩同様に考える
    道長「……まあな」
    貴利矢「隊長さんと協力したり、隊長さん庇ったりできたんでしょ?よかったじゃない」
    唯阿からの話を聞いていた貴利矢は唯阿と一緒に行動していた時の話を振る
    道長「なっ……そんなのどうだっていいだろ⁉︎」
    慌てて話を逸らそうとする道長を見て貴利矢はニヤっと笑う
    貴利矢「で、2人っきりの時にいつものような態度じゃなくて素直にお話はできた?」
    貴利矢の問いに道長は黙り込む 確かに唯阿には自分の本心を話した。 自分が誰の幸せを奪って今ここにいるのか、だからその人物の為にも自分はどうしたいのか、ということを だがそれを話すとなると、貴利矢の親友の話に触れてしまうから道長は思うように答えられなかった
    道長「まあ、それなりにはな…」
    そう答える道長を見て貴利矢は先程自分の中で結論づけたことが多分本当なのだろうと察する まさか自分の親友の幸せがリプログラミングの中に隠されていたとは、と貴利矢は少し驚く
    貴利矢「そ、よかったじゃない…まあこれから飛電の社長さんの誕生日パーティーだから、切り替えていこうぜ」

  • 11二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:15:47

    景和「えっ、英寿ケーキに茹でふきのとうをトッピングしようとしたの⁉︎」
    英寿「だからジョークだって言ってるだろう」 ケーキのトッピング中に起こった英寿の暴挙を聞き景和は驚く
    冴「ジョークでも今日だけは絶対ダメだろ‼︎」
    何とかケーキのトッピングを無事に終わらせた冴は英寿に対して苦言を呈する そんな様子を見ていた諫はこっそりと飛彩に話しかける
    諫「悪いな鏡…カエル狩り失敗しちまった、あの置き物状態の時ガムテープでグルグル巻きにしときゃよかったぜ」
    諫はケケラを捕まえられなかったことを飛彩に謝る
    飛彩「いや、気にする必要はない、あいつは近い内に絶対現れる。その時捕まえたら問題はない」
    飛彩はケケラがまた現れることを察していた ケケラがどこに現れるのかも
    飛彩「不破諫、景和の姉…桜井沙羅に偵察用のガジェットを使ってもらえないか?」
    飛彩は諫に沙羅を監視するよう依頼する つまりケケラは沙羅を狙うと言うことだ
    諫「わーったよ、だがあのカエル野郎、桜井の姉貴に接触して何する気だよ」
    飛彩「恐らく景和がデザイアグランプリに本気で向き合わなければならない状況に追い込むのに利用するはずだ」
    飛彩の言葉に諫は舌打ちをする
    諫「中々腐った野郎じゃねぇか…見つけ次第捕まえてやるよ」
    ソルド20「……」
    ソルド20は飛彩と諫の会話を盗み聞きし、桜井姉弟に危機が迫っていることを察していた

  • 12二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:16:53

    立て直し前のSSのサルベージが完了いたしました!
    書き手の皆様またお願いします!

  • 13二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:18:08

    このレスは削除されています

  • 14二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:31:32

    スレ立てお疲れ様です

    >>3

    早速書かせていただきました

    ご一読頂ければと思います

    ネタバレ注意まず前スレで現れた新しいジャマトですが、スポンサーやってる衛生省のお偉方から運営がバグスターウィルスのサンプルをもらってヴィジョンドライバーの能力でジャマトと融合させたものになります

    突然登場させて申し訳ありません!

    これから感染力が強くなっていく予定で、ケケラは沙羅姉ちゃんに差し向けて感染させて景和に本気を出させようと考えてます

    それが飛彩の地雷(小姫のことやライクロに参加した父親の灰馬のこと)を踏んでしまい飛彩と諫対ケケラの方向にしたいかなと

    景和やソルド20さんの行動については考えてません、ケケラから離別するのかしないのか


    あと、本編の考察から女神の力を使わずに退場したデザグラプレイヤーを復活させるには少なくとも人1人の幸せは必要かなと思いまして、道長のIDコアが修復されたのは単純にリプログラミングによるものではなくて誰かの幸せが必要じゃないのかと考えました

    そこに貴利矢の親友の藍原淳吾さん(貴利矢は彼の体組織からリプログラミングを考えたと公式で解説があったはず)の幸せはデザグラやバグスターウィルスに奪われなかったので行き場がなく、IDコアの修復に使われたのかなと考えています


    後、最後に共鳴につい…
    telegra.ph
  • 15二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 18:45:11

    ガシャコンウェポンを返してもらっている飛彩や貴利矢の様子を見て大我は祢音のことを考えていた
    イズがもう直ぐで2人が到着するということを聞き、とりあえず無事であることは確認できた
    だが、まさかバグスターウィルスを持ったジャマトなど出てくるとは予想できなかったのだ
    いくらバグスターウィルス相手に有効打を与えると言っても、『変身しないでガシャコンマグナムで或人を守り抜け』というシークレットミッションを課したのは危険すぎた、と大我は後悔していた
    そんな時だった
    祢音「或人さん、何緊張してるの‼︎入った瞬間にタライが落ちてくるとかないから緊張してないで入ってよ‼︎」
    或人「い、いややっぱりいざとなるとやっぱり……ていうかそんなこと考えられてたの⁉︎」
    扉の向こう側から2人が入る入らないで騒いでいる声が聞こえてくる
    大我「いや、心配して損だったな」
    大我はクラッカーを手に少し笑って呟く
    冴「或人何してんのさ、早く入ってよ‼︎」
    その会話を聞いていた冴は扉の方に向かう
    滅「いや、飛電或人のことを少しくらい待ってやっても…」
    滅はクラッカー片手に戸惑いながら冴を止めようとするが冴のスピードについて行けず、冴は扉を開ける
    冴「或人‼︎みんな待ってるんだから早くパーティーするよ‼︎」
    或人「ええ……俺心の準備が」
    祢音「そんなこと言ってたら次の日になるよ‼︎」
    こうして或人は冴に手を引かれ、祢音に背を押され半ば強引に自身の誕生日パーティーの会場に入れられるのだった…

  • 16二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 19:37:19

    スレ立て乙です

  • 17二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 19:37:58

    スレ立てありがとう!

  • 18二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 19:38:33

    スレ立て乙!

  • 19二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 19:39:19

    スレ立て、ありがとうございます!
    皆さんで楽しく盛り上がりましょ

  • 20二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 20:40:58

    そして或人は冴に連れられるがまま入るがこういった経験がないためか或人はどこか緊張してしまう
    それに加え他の者を見ており或人はさらに緊張する
    或人「おお…、改めて見てもなんかすごいな…、なんか偉い人の誕生日パーティーに来たみたい…」
    祢音「いや或人さんの誕生日パーティーだし、そもそも或人さん社長だから偉い人でしょ」
    或人「そ、そういえばそうだった…」
    冴「緊張し過ぎて自分の役職すら忘れてるし…、ほら今日の主役は或人なんだから胸貼る!」
    祢音「そうだよ!ほらほら!」
    或人「わ、わかった!わかったから!だから二人して俺を叩くのやめて!?」
    祢音と冴に緊張をほぐすためか背中をバシバシ叩かれながら或人は改めてみんなを見る
    そこには本来なら出会うはずのなかった者達がいた、そこには考えの違いから敵対していた者達がいた
    そんな彼らが今ここにいる、それを見て或人は改めて彼らに出会ってきたのだなと実感する
    或人「俺色んな人達と出会ってきたんだな…」
    祢音「うん、でもこの出会いってきっとそう起こるはずがないんだと思う。でもこうして今みんながいる
    それって或人さんがこうして繋いでくれたからだよ」
    冴「だから私達は或人の誕生日を祝いたいんだ。みんなと出会わせてくれてありがとうって、生まれてきてくれてありがとうって感謝をさ」
    或人「祢音ちゃん、冴さん…」
    祢音「だからここで言うよ、その感謝を込めて!」
    祢音がそう言うと皆それぞれクラッカーを手に持ちそれを引く
    祢音「せーの!」
    「誕生日おめでとう!」
    そう言ってみな或人に向かってクラッカーを引く
    クラッカーから出た飾りがかかるが或人はそんなこと気にしなかった
    むしろ今はそれが嬉しかった、父が亡くなってから誰にも祝られなかった誕生日、それが今祝ってくれる人達がいる、自分の誕生日を喜んでくれる人達がいる
    その事実が或人の心を暖かくしてくれた
    或人「みんな…!」
    祢音「あ、ちょっと泣きそうになってる!」
    或人「な、そ、そんなわけないよ!こ、これはあれだよ!目から出る汗だよ!」
    唯阿「それを涙というんじゃ…?」
    唯阿からのツッコミを受けつつも或人は涙を拭って笑顔でみんなに言う
    或人「へへ…!みんな…ありがとな!」

  • 21二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 23:15:33

    そして祢音の誕生日のように三角コーンのようなキラキラの帽子を被せられ、今日の主役と書かれたタスキをかけられ祢音と冴に主役の席に案内される
    或人「へへ…!こんな誕生日初めてかも…!」
    祢音「ふふ、でも喜ぶにはまだ早いよ!」
    冴「うん、それじゃあ…」
    そう言って冴はケーキを持ってくる
    それは祢音の誕生日ケーキと同じようにチョコレートには『或人誕生日おめでとう!』と書かれているがそこにプラスしてゼロワンライジングホッパーをデフォルメしたイラストが描かれたクッキーもあったのだ
    或人「すご!?なにこれ!?」
    祢音「ふっふーん!なんとこのケーキ私と冴さんで作りましたー!すごいでしょ!」
    或人「まじで!?うん、すごいね二人とも!」
    祢音「えへへ…!」
    冴「あはは…(ほとんど私が作ってたけど祢音ちゃんのためにも流石に黙っていよう…)」
    その後誕生日の歌を歌っていていざケーキを食べようとしたが或人からあることを言われる
    或人「あのさ…!みんな…改めて言っちゃうけど今日はありがとう!俺今日という日忘れないよ!」
    永夢「そう言ってくれると嬉しいな!僕達も或人君が笑顔になってくれて嬉しいし!」
    英寿「それにお前には世話になっているからな、その恩が少しでも返せて俺も嬉しい」
    景和(英寿が感謝の言葉を!?)
    道長(明日は嵐か!?)
    景和と道長は心の中でなかなか失礼なことを思っていたが今までのデザグラから見ても珍しいためそう思っても仕方ないだろう
    そんな英寿に或人は言う
    或人「そんな気にするなよ!俺ができることをやってるだけだからさ!」
    英寿「だがそのおかげで助かってるからな、せめてもの恩返しってやつだ」
    或人「そっか…、じゃあ恩返しついでに俺もこの誕生日パーティーしてくれるみんなにプレゼントだ!」
    そう言って或人は立ち上がる
    その瞬間、ここにいたすべては気づいた(あ、ギャグ言うなこいつ…)と

  • 22二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 23:15:48

    或人「俺の誕生日パーティー、テンションぶっとバースデー!はい!アルトじゃーないとー!」
    イズ「今のは誕生日と英語読みのバースデーにテンションぶっ飛ばすと足してかけ合わせた今日だけの面白いギャグとなっております」
    或人「ギャグの説明しないで〜!」
    全員「……」
    イズの説明と或人のツッコミがある中大半はつまらないと思っていたが…
    不破「ん…!」
    冴「ぶは!た、誕生日にぶっとバースデーって…!はは…!」
    景和「ええ…」
    祢音「そういえば冴さん或人さんのギャグ好きだったこと忘れてた…」
    道長「いやそうなのかよ!?」
    唯一不破と冴には受けていた(とは言っても不破は或人にバレないように顔を隠していたが)
    唯阿「不破はともかく冴さんも好きだったのか…」
    貴利矢「しかも本人の前で笑ってるし…、狼ってこういうギャグ好きなの?」
    唯阿「知らん…」
    或人のギャグにウケてる二人にちょっとイズに話してる或人を除いて引いていたのだった…
    (尚この地獄のような空気は数分後に元に戻った)

  • 23二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 23:20:07

    冴さんが或人のギャグ好きという設定は初代スレの145と3スレ目の18レス目を参照にお願いします

    https://bbs.animanch.com/board/1381041/?res=145


    https://bbs.animanch.com/board/1596677/?res=18

  • 24二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 01:43:36

    >>22

    そしてその後に無事にケーキを取ったりみんなでワイワイと話していた

    その中で或人は諫と唯阿に話しかけていた

    或人「あっ、そうだ刃さん不破さん仕事再開したよ」

    唯阿「仕事…?それって…」

    諫「おう、俺が起業した仮面ライダーバルカンだ!」

    唯阿「やっぱりか…」

    諫の言葉に唯阿はどこか呆れながらも同時に納得する

    唯阿「まぁ人の話を聞かないゴリラにはちょうどいい会社だな、頑張れよ」

    諫「だからゴリラじゃねえよ!つーかお前も頑張るんだろ?」

    唯阿「?どういう意味だ?私はその会社に入って…」

    そこまで言いかけたときに思い出した、そういえば自分は或人、天津とともにこの会社に名誉従業員として入っていた事に…

    唯阿「ま、まさか…」

    諫「ああ!今度からなにかあったら俺が連絡するからそんときは頼んだぞ!」

    諫のその言葉に唯阿は確信した

    唯阿「わ、私もやるのか!?」

    諫「あ?当たり前だろ?つってもときどきつーかんじでなにかあったら仮面ライダーバルカンの従業員として動いて感じだがな」

    唯阿「勝手に決めるな!?」

    諫の言葉に唯阿はツッコミながらも頭を抱えた

    あの会社を本格的に始動させるまではいいがまさかその会社の従業員として未だに自分がいたことに驚きを隠せなかったからだ

    そんな唯阿に或人は言う

    或人「大丈夫!」

    唯阿「?」

    或人「俺と天津さんもその会社の名誉従業員としてときどき働くから!」

    唯阿「いやお前らも名誉従業員抜けてないのかよ!というかどこか大丈夫!?」

    唯阿が二人にツッコんでいる中気にせず諫は言う

    諫「でも俺はお前のこと信頼してるんだぜ?」

    唯阿「お前が…私を…?」

    諫「ああ、A.I.M.S.にいた頃お前の指示とかお前の作るアイテムとかで助かってるところがあったからな、こう見えて感謝してるんだよ」

    唯阿「不破…指示に関してはお前あまり聞いてなかったけどな」

  • 25二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 01:44:01

    諫「……だから、たまにでいいからお前にも手伝ってほしいんだよ。俺にはお前が必要だからな」
    唯阿「無視して話を進めるなこら」
    ツッコミながらも唯阿は考える
    彼とはA.I.M.S.の頃からの付き合いだが正直A.M.I.S.にいた頃は基本的には人の話は聞かないわ、俺がルールだ!と言って突っ込むわで関係こそそこまで悪いものではなかったがいいというものでもなかった
    だが彼が内心はそう思っていたとは…、そう考えると唯阿はつい笑ってしまう
    諫「あ?どうしたんだよ?」
    唯阿「いや、ただまさかお前からそんなこと聞かされるなんて思わなくてな」
    諫「なんじゃそりゃ…」
    唯阿の言葉に呆れる諫だったがその顔を悪いものじゃなかった
    唯阿「さっきの答えだがお前は無茶するからな、それで会社が倒産したら私達が頑張りも無駄になるからな、仕方ないから入ってやる。だが私も仕事あるからときどきしかできないがな」
    諫「おう、それでいいぜ。つーか天津以外みんな仕事してるしな、手伝えるときに手伝ってくれればいい。んじゃまよろしくな」
    そう言って二人は言葉をかわす。
    それはどこか悪友との付き合いかのような関係を感じさせるものだった
    唯阿「ところで私は働くとしたらどんな担当になるんだ?」
    諫「あ?そうだなぁ…なんか事務とか機械とか頭いい感じのやつ担当だ」
    唯阿「……ちなみに社長さんは?」
    或人「俺はあれだよ、現場の手伝いとか体動かす担当!」
    諫「ちなみに俺も似た感じで護衛とか体動かす関係担当な、天津はお前と同じ感じの仕事だぞ」
    唯阿「……そうか」
    唯阿は思った、自分がちゃんとしなきゃこの会社速攻で終わる…と

  • 26二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 07:06:30

    その時唯阿はあることを思い出す
    諫がジャマト退治中にベロバと同じような存在である未来人のケケラという存在を飛電インテリジェンスからガジェット等を借りて居場所を突き止めて捕まえることを飛彩から依頼されていたと話していたことを
    飛彩と主治医患者の関係にあったとして、飛彩がいきなり復帰したばかりの諫にそんなことを頼むか、と疑う
    或人「そう言えば不破さん、カエル狩りはさっきのキモいカエルの置き物回収するので終わり?」
    どうやら諫は或人にケケラの件について詳しくは話していないようだ
    或人の誕生日に余計な心配をさせたくないからか。
    ベロバと同類の存在が現れたと知ったら彼も自分の誕生日そっちのけになってしまうだろう
    或人は自分より他人を優先してしまう、そんな人間だ
    それは諫もよく分かっていたのだろう
    諫「あー…それなあの気持ち悪い置き物まだ不法投棄されてるみたいなんだわ、だからまだガジェットとか貸しておいてくれよ」
    諫はケケラの件を明らかにせずに或人に言う
    或人「…分かった、何か困ったことがあったら相談してよ‼︎」
    諫が隠していることに気づかず或人は笑顔で返す
    諫がカエル狩りの正体を或人に気づかれず、安堵しているところに唯阿は声を小さくして或人に聞こえないように話しかける
    唯阿「……カエル狩りって言うのはあの男を捕まえること、仮面ライダーバルカンとして鏡先生から頼まれた仕事だが、大丈夫なのか?」
    会社を始動させていきなり未来人を捕まえるとは大きい仕事を抱えたものだと唯阿は改めて諫の無茶さを痛感する

  • 27二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 07:22:33

    >>26

    諫も空気を察して声を小さくする

    諫「だからさっきお前らに助けてもらいながらやるさ、鏡の奴が悩んでいたから会社始めたって言ったら仕事が舞い込んできてさ」

    やはり諫が飛彩にセールスをして得た仕事だったか、と唯阿は納得する

    唯阿「で、お前よく1人でガジェットとか管理できたな…説明書絶対読まないくせに」

    諫には難しい作業だと唯阿は思い、諫にある提案をする

    唯阿「まだあのケケラって奴を追うんだろ?私がガジェットとか道具の管理をしてやる」

    こればかりは自分がやらないと飛彩や飛彩がターゲットとしているケケラがサポーターをしている景和に危険が及ぶと考えての発言だ

    相手は未来人、どんな技術を持っているか分からない

    諫「……確かにな、じゃあ悪いが刃、さっきの話聞いていただろ?ケケラって奴は絶対桜井の姉貴に接触するっつーから桜井の姉貴も追えるようにしてもらえるか?」

    諫は早速唯阿に仕事の手伝いを頼む

    諫「多分、鏡はケケラって奴に自分の手で引導を渡すことを希望してるからお前がサポートしてくれたら俺はそっちに集中できるからよ」

    諫はニヤっと笑いながら、カエル狩りについて唯阿と話していた

    ソルド20「……」

    そんな諫と唯阿のカエル狩りの話をまた盗み聞きしていたソルド20は自分には何かできることはないか考えていた

    桜井姉弟に迫る危機、それを排除するために

    諫や飛彩で十分だったとしてもソルド20は何か役に立てることはないか悩んでいた

    ソルド9「……どうした?」

    カエル狩りのことを知らないソルド9は考え事をしているソルド20に話しかける

    ソルド20「何でもない……というか私自身何をしていいか分からない」

    ソルド20から悩みを告げられソルド9は驚く

  • 28二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 07:52:01

    >>27

    唯阿「しかし大丈夫なのか?サポーターを狙うということはケケラを桜井君のサポーターではなくするということだろ?ベロバだって吾妻君のサポーターでなくするのに九条先生がかなり苦労したと聞いたが……」

    サポーターをサポーターの座から引き摺り下ろす

    貴利矢がベロバに対して行い成功しているが生半可な努力じゃ成し遂げられなかったと聞く

    諫「あ?刃お前それの関係者だって鏡が言っていたぞ?」

    唯阿「私が?」

    諫の発言に唯阿は驚く

    いつの間に自分はベロバをサポーターの座から引き摺り下ろす事に関与していたのかと

    唯阿「あれは九条先生がやったことだと聞いたが……どこで私が……あっ、まさかあれか?」

    唯阿はまだCRのドクター達が積極的に関わる前にあった幼児退行事件を思い出す

    唯阿はあの時道長に信念や戦う理由を問いかけた

    それがきっかけだったのだろうか

    唯阿「まさかあれが今に繋がるとはな…」

    唯阿は自分のしたことがどれだけ大きいことだったのか気づく

    サポーターではなくなったベロバはアズやアークのいいように使われてリオン=アークランドやシンクネット等と無闇矢鱈に手を組んで本人も何がしたいのか分からない状態になっている

    確かにベロバは今でも厄介極まりないが、それでも自分がその脅威を減らせたのならよかったとあの時の行動は正しかったと唯阿は思うのだった

  • 29二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 07:54:00
  • 30二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 09:39:00

    飛彩は唯阿と諫の様子を見てため息をつく
    カエル狩りの話をしているのが明らかだから
    自分も大概仕事人間だが、自分達の仲間の誕生日パーティーでも仕事の話か、と呆れる
    飛彩「2人とも今はその話はノーサンキューだ」
    見かねて飛彩は唯阿と諫の会話に割って入る
    ソルド20「……」
    或人の誕生日パーティーで仕事の話はやめるように飛彩が2人に言っている姿を見てソルド20は考え事をする
    諫「わーったよ、つい会社の話になっちまってさ」
    唯阿「すまない、私も不破の会社の事が気になってしまって…」
    2人は或人の誕生日パーティーですべきではない会話をしたことを飛彩に謝る
    飛彩「俺に謝られても困る。今は飛電或人の誕生日を祝ってやれということと、この話を今は景和に聞かれる訳には行かない。景和に話すのはあいつを捕まえて真意を聞き出す時だ」
    2人と話す飛彩を見てソルド20はあることに気づく
    鏡飛彩もまた景和と関わりのある人物で、景和や景和の姉を守るべく諫と手を組んで危機を排除しようとしているということだ

    英寿「そろそろ健康的なものでも食べたらどうだ」
    或人「うわっ‼︎茹でふきのとうっ‼︎」
    英寿に皿にてんこ盛りに盛られた茹でふきのとうを見て或人は悲鳴をあげる
    滅「食生活が乱れまくりのお前には最適な誕生日プレゼントだ」
    そこに滅がフォロー?を入れる
    或人「だからって誕生日プレゼントに茹でふきのとうはないでしょ‼︎」
    英寿「わざわざ採ってきたんだから食べろ」
    執拗に茹でふきのとうを食べさせようと迫る英寿に或人は食べざるを得なかった
    でもいつの間にか自分のことがこんな風に色んな人に知られていたのかと思うと、目の前のてんこ盛りの茹でふきのとうを見ると、自分は1人ではないのだと或人は実感する

  • 31二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 10:04:50

    >>30

    天津「そろそろ私の出番だな…」

    天津はあるものを持って立ち上がり、先程或人がギャグを披露した会場のステージに向かう

    唯阿「天津お前……‼︎」

    そう、その手にはカラオケ用のマイクが握られていたのだ

    唯阿「飲み会以降カラオケにハマるのはいいが今はやめろ‼︎」

    諫「あの野郎そんな趣味身につけていたのかよ‼︎」

    唯阿と諫は天津が時代はずれな歌を歌うことを予測して天津を止めようと走る

    その時、飛彩のスマホが鳴る。病院からだ

    飛彩は電話に出るため会場から離れる

    ソルド9「どこに行く気だ?」

    ソルド20「鏡飛彩と話がしたい」

    ソルド20はそう言うと飛彩の後を追う


    大我「ジャマトはとりあえず倒せたみたいだな」

    大我は祢音からガシャコンマグナムを返してもらい、召喚していたガシャコンマグナムを消す

    祢音「武器は使っていいけど変身しないでジャマトと戦うって大変なんだね…」

    祢音はしみじみと話す

    大切な人を守るための強さは奥が深いと実感する

    生身でガシャコンマグナムを構えてジャマトを撃つ時の緊張は今でも覚えている

    大我「それだけてめぇの大切なもんを守るには命懸けってことだ」

    祢音「うん、よく分かった」

    その時2人の目の前をマイクを握った天津が通り過ぎる

  • 32二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 10:05:21

    大我「まさか……サウザーの奴……」
    大我も天津が何をしようとするのか理解し、止めようとする唯阿や諫に加勢する
    大我「おいサウザー‼︎ゼロワンのギャグはあいつの誕生日だから好きなだけ言うのは仕方ねぇが、てめぇの世代が違う歌はいらねぇぞ‼︎」
    大我は天津からマイクを奪い取ろうとし、天津はマイクを死守する
    天津「止めないでくれ‼︎或人君に誕生日プレゼントをして何が悪いんだ‼︎」
    唯阿「カラオケ自体は悪くないが今はやめろ‼︎」
    諫「変な趣味覚えやがって……‼︎」
    3人から止められた天津は反論する
    天津「私だって今の流行りの歌をラーニングしたんだ‼︎アイドルって曲だぞ⁉︎」
    祢音「いや、あの曲は天津さん絶対歌えないよ…」

  • 33二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 11:02:36

    会場の外で…
    飛彩「とりあえずそれで行ってくれ、恐らくそれで問題はない。病院に戻り次第報告を頼む」
    飛彩はそう言い、通話を切る
    最近外科に配属された新人のドクターからの連絡だった
    患者の容態から緊急を要することではなさそうだった
    飛彩が会場に戻ろうとした時だった
    ソルド20「鏡飛彩」
    ソルド20が目の前に現れ、飛彩は怪訝そうな顔になる
    飛彩「お前はソルド20…どうかしたのか?」
    自分の後を追い、自分の名前を呼ぶ
    ということは自分に用があるのだ
    ソルド20「鏡飛彩、お前は不破諫と手を組んで何をしようとしている?……桜井景和のために」
    飛彩「何故お前がそれを……」
    飛彩はソルド20が自分が諫と手を組んでケケラと決着をつけようとしていることを知っていることに驚くがその理由は直ぐに分かった
    恐らく諫との会話を聞いてしまったのだろう
    飛彩「……景和のサポーターのことだ、あいつは切除しないとならない存在だ、でないとあいつは……」
    飛彩はケケラの危険性を話す
    だから彼をサポーターの座から引き摺り下ろす、そのために諫と手を組んだ
    諫はケケラはベロバのような存在ではないと言ったがバグスターウィルスを持ったジャマトを連れてきた時点でベロバと同類だと言うことが分かった
    ソルド20「鏡飛彩、何故お前は桜井景和のために……決まった共鳴の相手だからか?」
    ソルド20の問いかけに飛彩は首を横に振る
    飛彩「共鳴はあくまでも偶然の産物に過ぎん、そうじゃなくて景和には…色々と助けてもらったからな」
    だからいつの間にかドクターでもない彼との親交が深まったのだと言う
    ソルド20「それなら、私には何かできないのか?」
    ソルド20は自分なりに飛彩や諫が景和のためにしようとしていることに協力したかった
    ソルド20「私も、桜井景和を守りたいんだ」
    飛彩「お前……」

  • 34二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 11:28:53

    或人「茹でふきのとう多過ぎない……?」
    茹でふきのとうの量に途方に暮れている或人を見ながら貴利矢は道長に話を振る
    貴利矢「パーティー守るのと、ふきのとう採取で誕生日プレゼントチャラにしてもらったんだってな、お前」
    道長「……」
    彼自身プレゼントを用意する予定だった
    しかし数日前ある悲劇が彼を襲う
    貴利矢「強くなるための特訓と称して早朝草野球まがいのことを河川敷でやってたら、お前はホームランを打ったはいいが近所の雷親父の家の窓ガラスを割っちまって給料日前だと言うのに弁償しないといけなくなったからな」
    貴利矢はその時のことを思い出しながら言う
    貴利矢「まさかこんなご長寿アニメみたいなベタなことをする奴がいたのかと自分びっくりしたよ、ある意味いいもの見せてもらったぜ道長」
    貴利矢にいつものように笑われ、道長は突っかかる
    道長「レーザー今それ言うことねぇだろ⁉︎」
    景和「あれは本当にお約束すぎましたね……」
    その時の草野球まがいに参加していた景和もしみじみと思い出す
    貴利矢「しかし今もあんな雷親父いるんだな…」
    道長「だからもういいだろ⁉︎」

  • 35二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 11:29:14

    >>33

    ソルド20の申し出に飛彩は考える

    確かにケケラはソルド20を狙っていたが彼女は戦うことはできる

    飛彩「そうか……お前も景和を」

    ソルド20「だからできることを教えて欲しい」

    飛彩「多分景和はお前が傷つくところは見たくないはずだ」

    飛彩は小姫がゲーム病で消滅した時のことを思い出す

    大切な人が傷つくのは誰だって見たくないに決まっている

    それを喜ぶのがベロバやケケラだ

    ソルド20「だが私だって桜井景和が傷つくところは見たくない」

    飛彩「……」

    飛彩は今度は景和が自分を庇ってシンクネットのムーアに撃たれて負傷した時のことを思い出す

    飛彩「……」

    ソルド20の彼女なりの必死の願いに飛彩は折れる

    飛彩「分かった、お前はお前なりに景和や景和の姉を守れ、お前の能力ならケケラだって見逃さないだろう……だが一つだけ条件がある」

    ソルド20「条件?」

    飛彩「自分の命は大切にしろと言うことだ」

    ソルド達はリオン=アークランドを止めるために差し違えること覚悟で無謀な戦いを挑んだりしたことがある

    だからこそ飛彩はソルド20に協力するにあたっての条件を課したのだった

  • 36二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 13:14:51

    >>34

    そうして話してるときふと貴利矢があることを聞く

    貴利矢「そういえば社長さんは暫くの間祢音ちゃんとお嬢ちゃんと暮らしてたけどどうだった?」

    或人「どうって?」

    貴利矢「いや生活しててこういうところ良かったなとかなんかのハプニングとかそういうのあったかなんだけどさ」

    或人「よかったところかぁ…」

    貴利矢の質問に或人は考えるが同時に道長と景和も気になっていた

    道長「俺も気になるな、お前らがどんな生活送ってたのか(も、もしバルキリーと生活することになったら…!ゼロワンの生活からなんか活かせるかもしれない!)」

    景和「俺も気になります!祢音ちゃん達とどんな生活送ってたんですか!?(こ、今後のソルド20さんとの生活するとしたら真似られるかもしれないからしっかり聞こう!)」

    或人「すごい興味津々だね二人とも…、朝になったら祢音ちゃんか冴さんが朝だよって起こしてくれたり、冴さんがご飯作ってくれたりとかしてくれたね。

    俺朝弱いからこうして起こしてくれたりみんなでご飯も食べれてありがたかったし何より嬉しかったな!」

    景和・道長(あ、朝起こしてもらったり一緒に朝ごはん食べたりするだと!?)

    或人の話を聞いて二人はめちゃくちゃ驚く

    景和(も、もしソルド20さんと一緒に暮らすことになったら…『朝だぞ』って起こしてくれる可能性が!?なにそれ最高じゃん!)

    道長(俺とバルキリーがけ、結婚したら…一緒に朝ごはん食べたりできるシチュエーションがあるってのか!?くそ、それを先に体験できるとか羨ましいなこいつ!)

    或人「あ、あの…二人とも…?ど、どうしたの?そんな震えて」

    二人が好きな人と付き合えたらのシチュエーション考えたら心のなかで勝手に盛り上がっており、その反動かめちゃくちゃ体が震えていたのだった

    貴利矢「まぁ気にしないでよ、それじゃ仕事行ってるときかともかく夜とかは?」

    或人「夜?」

    貴利矢「夜になったらご飯食べる他にお風呂入ったりとか寝る準備とかするじゃん。そういうときってどうしてたの?」

    景和・道長(たしかに!?)

    貴利矢のさらなる質問に景和達はさらに興味津々となる

    朝でこれなら夜はどうしてたのか、その疑問に或人は普通に答える

  • 37二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 13:16:15

    或人「夜かぁ…、夜は会社から帰ってきたときに冴さんと祢音ちゃんがご飯の準備してくれたなぁ…。それでご飯食べ終わったら一緒にお皿洗ったね。それであとはトランプで遊んだりして寝る時間になったら3人で寝るには狭いから俺はなるべく端の方で寝て祢音ちゃん達が寝れるスペース作って寝てたね」
    景和「そ、そうなんですね…(なんだその夜の部!?ちょっと羨ましいんだけど!?)」
    道長(俺もバルキリーと結婚したら!?いやでもここは俺が作るって案も!?)
    二人は或人の夜の生活を聞いてさらに悶々と考える中貴利矢はあることを聞く
    貴利矢「あれ?一緒に川の字で寝たりとかはしなかったんだ」
    或人「いやうち狭いから…、それに祢音ちゃんたちも異性が隣りにいたら眠れないかなと思ってさ、だからなるべく隣り合わないように端で寝てたよ」
    景和「へ、へー(たしかに好きな人が隣で寝てたら緊張して眠れないよな…、もしこれが俺とソルド20さんだったら…)」
    道長「律儀なやつだな(隣に寝なくても同じ部屋で一緒に寝るってこいつらすごいことを!?も、もしこれが俺とバルキリーだったら…)」
    或人の話を聞いて二人はそれを自分達で考えてみた
    そして…
    或人「ふ、二人共!?ど、どうしたの!?」
    景和「どうしたって?」
    道長「何がだ?」
    或人「いや思い切り鼻血出てるよ!?だ、大丈夫!?」
    二人には刺激が強かったらしく鼻血ダラダラとたれ流してたのだった

  • 38二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 14:00:22

    或人「そう言えば貴利矢さんは紗衣子先生とはどうなんですか?」
    珍しく或人が他人の恋愛事情に興味を持って聞く
    或人に思わず聞かれた貴利矢は少し考える
    貴利矢「いや、そういうのは考えてないかな」
    その答えに3人は驚く
    あれだけ親しげで付き合ってそうなのに別に進展は考えてないのだと言うのだからだ
    或人「え、何で……」
    貴利矢「いや、自分はそう言うのは別にいいかなって」
    嘘だろうと3人は疑ったが貴利矢の様子を見るに本当らしい
    貴利矢「だから若い連中はいいよなー付き合ってすらいないのにこうやって考えられるんだからさ、羨ましいよ」
    貴利矢は鼻血を出している景和や道長を見て言う
    道長も確かに紗衣子の存在を知ってから、特に貴利矢が休みの日に紗衣子とデートに出かけたりとかそういうことは滅多にないのを知っていた
    或人「でも、そんな風には…」
    貴利矢「そんな風に見えなくても実際そうなの、自分のことは別にいいでしょ、ほら誕生日パーティー楽しみなって」
    貴利矢は話題を切り上げ、鼻血を出している2人をからかうのだった

  • 39二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 14:29:26

    >>14更新してます

    またご一読頂けたらと思います


    ネタバレ注意まず前スレで現れた新しいジャマトですが、スポンサーやってる衛生省のお偉方から運営がバグスターウィルスのサンプルをもらってヴィジョンドライバーの能力でジャマトと融合させたものになります

    突然登場させて申し訳ありません!

    これから感染力が強くなっていく予定で、ケケラは沙羅姉ちゃんに差し向けて感染させて景和に本気を出させようと考えてます

    それが飛彩の地雷(小姫のことやライクロに参加した父親の灰馬のこと)を踏んでしまい飛彩と諫対ケケラの方向にしたいかなと

    景和やソルド20さんの行動については考えてません、ケケラから離別するのかしないのか


    あと、本編の考察から女神の力を使わずに退場したデザグラプレイヤーを復活させるには少なくとも人1人の幸せは必要かなと思いまして、道長のIDコアが修復されたのは単純にリプログラミングによるものではなくて誰かの幸せが必要じゃないのかと考えました

    そこに貴利矢の親友の藍原淳吾さん(貴利矢は彼の体組織からリプログラミングを考えたと公式で解説があったはず)の幸せはデザグラやバグスターウィルスに奪われなかったので行き場がなく、IDコアの修復に使われたのかなと考えています


    後、最後に共鳴につい…
    telegra.ph
  • 40二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 16:06:30

    >>38

    貴利矢の様子を察してか、英寿がやってくる

    或人は茹でふきのとうのおかわりか、と身構える

    英寿「流石に茹でふきのとうはもうないぞ、これは俺からのもう一つのプレゼントだ」

    英寿はそう言い、或人にプレゼントを渡す

    或人「あっ、ちゃんとしたプレゼントだ!何かな‼︎」

    茹でふきのとうの呪縛から解かれた或人は早速嬉しそうにプレゼントを開ける

    周囲の『あーあ…』と言う視線には一切気づかずに

    或人「青竹踏み……?しかも英寿さんのサイン入り……」

    英寿「健康にいいだろう」

    英寿はこれまた自信満々に言う

    或人「あ、ありがとう……」


    一方で…

    唯阿「ほら見ろ‼︎何がラーニングしただ‼︎全然歌えてないだろうが‼︎」

    天津「まだだ…もう一回歌わせてくれ‼︎」

    天津はカラオケを諦めきれず何回も歌い、唯阿や諫、大我からいい加減やめるように散々言われていたが、マイクは決して手放そうとしなかった…

  • 41二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 18:49:11

    一方で或人と貴利矢、景和に道長達の話を聞こえてたニコは祢音にあることを聞くことに
    ニコ「そういえば祢音ちゃん達はあの社長さんと一緒に暮らしてて一緒にお風呂入ったりしなかったの?」
    その瞬間祢音と冴は飲んでた飲み物を吹いた
    祢音「な、な、な、何言って!?」
    冴「そそそそんなこと!な、なかったから!うんなかった!」
    ニコ「えー本当?」
    二人の慌てようを見て更にからかうように聞く
    この慌てぶりから絶対に何かあったと思ったからだ
    祢音「いや!本当だよ!たしかに一緒に入りたいなぁと思ったことはあったけども…」
    ニコ「恥ずかしくていいだせなくて一緒に入れなかったの?」
    祢音「うん…、あ、あと…」
    ニコ「?」
    祢音「或人さん、私達の前やすぐ後だとに入ると私達が嫌な思いするんじゃないかなって思ったらしくて気を使って時間間隔が開くように朝にお風呂入るようにしてて…」
    冴「私達は別に良かったんだけど…或人は変に気を使って…、私達がお風呂入ってる間ももし手違い裸見ないようにするために近くの公園で時間潰してて…」
    ニコ「そ、そうなんだ…」
    変なところで律儀だなとニコは思った
    祢音「で、でも!一回その…お家にいたときにその…だ、抱きついたことあるの…」
    ニコ「え!?ど、どうだったの!?」
    祢音の言葉を聞いてニコは興味津々となって聞く
    祢音の積極的アプローチをしたとなっては興味も湧くだろう
    しかし祢音は落ち込んだ表情になる
    祢音「頭撫でたりしてくれたけど…、その…私そっから何も動けなくて…或人さんもなんか遊びたくなっちゃったのかなと勘違いされてしばらく手をニギニギされて遊んでました…」
    ニコ「ああ…」
    冴「わ、私も祢音ちゃんと同じようなことしたけど…私抱き癖あるらしくて…抱きついたときも趣味の一貫と思われちゃった…」
    ニコ「そ、そっか…」
    この二人の恋愛は大変だなとニコは聞いてて思ったのだった…

  • 42二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 18:49:30

    このレスは削除されています

  • 43二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 18:52:17

    >>41(ミスがあったので再レスさせてもらいます)

    祢音「で、でも!私は諦めない!いつか、必ず或人さんの心を射止めちゃうから!」

    冴「私も!或人のこと必ず捕まえて幸せにしてみせる!」

    祢音・冴「だから冴さん/祢音ちゃんには負けないよ!」

    だが二人はこれでへこたれることはなくむしろやる気を出していた

    それは或人の心を射止め、幸せにしたい意志があるからだ

    しかし同時にそれはライバル、友達を蹴落とすことになってしまう

    だがそれでもこの勝負に、正々堂々と勝ちたいという思いは変わらなかった。そしてもしこの勝負に決着がついても二人は友達でいる意志は変わらないのだ

    そんな二人の意志を見てニコは二人には固い絆があるんだなと思えたのだった

    ニコ「そっか…、じゃあ私も二人のこと応援させてもらうね!頑張れ!」

    祢音・冴「うん!ありがとう!」

    そんな二人を見てニコは自分なりに応援するのであった

    冴「ま、まぁ…もし私はその…選ばれなくても…その…愛人枠とかでもいいけど…」

    祢音・ニコ「え」

    まさかの冴の言葉に暫くの間二人は驚いて固まっていたのだった…

    尚余談だが景和と道長もこの話、というかお風呂の話が聞こえてたらしく好きな人と一緒にお風呂入る妄想をしてたら鼻血さらにダラダラと出していたらしい(それには貴利矢も「お前ら何してんの!?」とツッコミざる得なかった)

  • 44二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 20:39:08

    貴利矢「……まあそうやって想像して鼻血出して幸せなのはいいね」
    貴利矢は立ち上がると会場を出ようとする
    或人「あ、貴利矢さん、もう帰るんですか⁉︎」
    或人は自分の誕生日パーティーで何か貴利矢に嫌な思いをさせたのか気にしてしまい、貴利矢に声をかける
    貴利矢「いや、大丈夫だよ、ちょっと外の空気吸いたいだけだからさ」
    そう言い、貴利矢は会場を後にする
    或人「貴利矢さんどうしたんだろう…」
    或人は貴利矢のことを気にして心配そうな顔になる
    折角仲間になったのだから全部とは言わないが、何かあったら相談して欲しい、と言う思いがあった
    唯阿「社長さん、何でも皆のことを知って自分が何とかしようと思うのは言わせてもらうが無理な話だ」
    天津を大人しくさせた唯阿が或人に忠告する
    或人「でも……」
    唯阿「社長さんにだっていくら親しい人でも言いたくないことくらいあるだろう、そこに土足で踏み入れるのは仲間に対して失礼じゃないのか」
    唯阿は貴利矢のことに関して余計な詮索はするなと或人に言う
    道長「……」
    その様子を道長は鼻血を止めながら見ていた
    唯阿「何でもこじ開けて聞くのはやっていい時と悪い時があるんだよ」
    或人は唯阿の様子や道長の視線から、貴利矢のことに関して詮索するのは悪いことなのだと察した
    或人のことを祢音や冴は知りたがるが或人にだって話したくないことはある
    或人「そうだな…確かに俺にだってあるよ、それにそんなことしたら仲間を信じてないことになっちゃうもんな」
    唯阿の忠告を聞き、自分自身を振り返り、或人は仲間との関わり方を考えるのであった
    唯阿「ああ、言えないことや言いたくないことは山ほどあるんだ、そんな時は見守るのが一番だ」
    或人「うん、分かった、ありがとう刃さん」

  • 45二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 22:00:06

    会場を出た貴利矢はある事を思い出していた
    別に惚気話や妄想に嫌気がさして会場を出た訳ではなかった

    それはベロバを欺いてベロバ側についた時のことだ
    ベロバ『しかし、あんたがまさか仲間を裏切るなんてね……どういうつもり?』
    ベロバは突然の貴利矢の行動に戸惑っていた
    貴利矢『どうって、単純につまんないんだよ。だからさ、何か刺激的なことがしたくなったって感じ?ジャマトの理想の世界ってどんななのかなーってさ』
    貴利矢は得意の口から出まかせでベロバ側についた目的をでっち上げるとベロバはあっさりと納得する
    ベロバ『そう、であんたが奪ったハイパームテキガシャットだけど』
    そしてベロバは自分を欺くための行動とは知らず永夢から奪ったハイパームテキガシャットについて言及する。
    貴利矢『……あ、これは自分が持ってるから。入社祝いとしてそれくらい許して』
    ベロバ『はあ?』
    流石にハイパームテキガシャットをベロバに渡すわけには行かない貴利矢はまた嘘を並べてもっともらしい理由づけをする
    貴利矢『変なことは考えてねぇよ、このガシャットはエグゼイド以外でも使用したら時間制限はあるが無敵状態になれる。だから自分もやばい時はこれを使わないとな』
    ベロバ『そう、ならいいわ』
    するとまたベロバはあっさりと納得する
    貴利矢はこいつはちょろいなぁと内心思っていた
    貴利矢『ありがとよ、そしてこれからよろしく頼むぜ……とことん付き合わせてもらうからさ』
    そしてベロバにそう言った時だった
    ベロバ『私、人の不幸を見るのが大好きなのよ。もちろん推しの仮面ライダーだってね……だけどレーザー、あんたも何が理由なのか分からないけどあんたって不幸よね
    そうやって振る舞って不幸を隠しているんだろうけど、だからあんたのことを入れてあげたのよ』
    ベロバは貴利矢の内面を見透かしたように言い当てる

    貴利矢「あの勘違い女王様…時々間違ってない事言うよな」
    貴利矢は窓から外を見ながらそう呟く

  • 46二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 22:32:58

    >>45

    詮索しようとした或人を止めた唯阿に道長は感謝していた

    道長「悪いな、バルキリー」

    あのままでは或人は貴利矢の過去まで詮索しようとしていたかもしれない

    それは絶対に避けたかった

    唯阿「いや、気にするな。九条先生の過去はみんなで共有してどうにかなるものじゃない、私も天津も偶々知ってしまったが、他言するつもりはない」

    2人は誰にも聞こえないように、特に或人や祢音、冴の機嫌を損ねないように話す


    一方その頃…

    しばらく貴利矢は1人物思いに耽っていた

    貴利矢「まあ今更考えたって仕方ないか」

    貴利矢はそう独り言を言うと会場に戻るのだった

  • 47二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 23:23:15

    英寿「そういえば他のみんなは誕生日プレゼント渡さなくていいのか?」
    誕生日パーティーもそろそろ終わる中英寿に言われすでに誕生日プレゼントがケーキの祢音と冴すでに渡したした英寿と道長、(渡したと言っていいのか不明だが)天津以外の他のメンバー達はそうだったと思い出す
    景和「で、でもここにいない人もいるけど先に渡していいのかな?」
    そう、現在この場には飛彩、ソルド20、貴利矢がいないのだそれなのに渡していいのか悩んでしまう
    だがその心配は杞憂だった
    飛彩「すまない遅れた」
    飛彩とソルド20、そして貴利矢が戻ってきたのであった
    景和「あ、ちょうどよかった!今から誕生日プレゼント渡すんですよ!」
    飛彩「そうか、ならなんとか間に合ったようだな」
    貴利矢「だな」
    道長「……」
    そんな貴利矢を見て道長はなにか考えてるようであった
    景和「えっとじ、じゃあ気を取り直して俺はですね…何がいいのかよく分からなかったので無難にペンを…」
    或人「ありがとう!大事に使わせてもらうね!」
    景和「いえ!喜んでもらえたら良かったです!」
    滅「次は俺だ」
    そう言って滅が長方形の箱を渡した
    或人「なにこれ?」
    滅「運動靴だ、お前の過去のデータからお前が好きな最適なデザインのものを選んだ」
    或人「そうなの!?ありがとう滅!」
    滅「ああ」
    唯阿「じゃあ私達からはこれだ」
    そう言って渡されたのは小型のガジェットだった

  • 48二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 23:24:40

    或人「これって?」
    唯阿「ああ、一言で言うなら目覚まし時計だ、それも他のよりとびっきりうるさいやつのな。社長さんは朝弱いだろ?だからそれ用に作らせてもらった」
    或人「あ、あはは…、ど、どうも…」
    諫「んじゃま俺はこれだな、会社始動で体動かさないといけないから鍛える用でな」
    そう言って諫が持ってきたのはプロテインやら筋トレグッズだった
    唯阿「不破…お前らしいが…」
    諫「?なにかだめだったか?」
    或人「ううん!そんなことないよ!ありがとう!三日坊主にならないようがんばる!」
    諫「おう、サボったら容赦しねえぞ」
    或人「そこはお手柔らかに…」
    大我「次は俺達だな…、俺のは…」
    ニコ「じゃじゃーん!マグカップ!」
    そう言ってニコが持ってるのは黄色柄のマグカップだった
    或人「おお!ありがとう大我さんニコちゃん!……ってこれ2個ある?」
    ニコ「それもう一つはねお」
    大我「だぁー!次!次行け!」
    ニコ「もがもが!?」
    祢音用と言おうとしたニコだったが流石にここでバラすのはまずいと考えた大我に手で口をふさがれて退散されていった
    ソルド20「そういえば私個人からもある」
    或人「え?ソルド20も?」
    ソルド20「ああ、これをやろう」
    そう言って渡されたのは沙羅からのアドバイスで自分なりに考えたプレゼント、ご飯が出てくる
    或人「……え?」
    ソルド20「誕生日プレゼントだ、家に帰ったら食べるんだな」
    或人「ど、どうも?」
    唯阿(何を渡してるんだあいつ!?)
    ソルド9「なんだソルド20も似たようなもの考えていたのか」
    そう言ってソルド9はチョコレートを渡す
    或人「ソルド9はチョコか…こっちもありがとう!」
    ソルド9「ああ、めちゃくちゃ甘いぞ」

  • 49二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 23:25:01

    そして最後は祢音の誕生日と同じように最後は写真を撮る準備に入るが…
    イズ「或人社長」
    或人「?イズ?」
    イズに呼びかけられた或人は振り返る
    イズ「私からもあります」
    そう言ってイズが渡したのはハンカチだった
    或人「ハンカチだ…!」
    イズ「或人社長にはお世話になっております、正直こんなものでいいのか悩んでしまいますが…、ですがこれがいいのではないかと思いお渡しします」
    或人「そっか…ありがとうイズ。すごく嬉しいよ!大事に使うね!」
    そう言って或人は笑顔を浮かべてハンカチを受け取る
    或人「それと…これからもよろしく頼むぜ相棒!」
    イズ「はい」
    そう言って二人はグータッチをするのであった
    そんな光景を見て祢音と冴は思う
    祢音「なんか、妬けちゃうね」
    冴「うん、たからこそ私達も頑張らないとね」
    貴利矢「おーし、それじゃあ写真撮ろうぜー!」
    そしてプレゼントを無事に渡したみんなは或人を中心に写真を取る準備へと入る
    尚写真撮るのは前回の反省から永夢からソルド20となった
    ソルド20「では行くぞ好きなポーズで、1+1は?」
    そう言ってセルフタイマー機能を設定し終えたソルド20が皆に聞く、そして
    全員「にー!」
    パシャリ
    写真を撮られる。その写真はみなそれぞれバラバラにポーズを取っているがそれぞれ楽しそうなそんな写真だった…

  • 50二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 23:48:42

    一方その頃…
    ケケラ「鬱陶しいなあ……んなもんあったら楽しくねぇだろうが」
    ケケラは空を飛んでいる偵察型ガジェットをレーザーレイズライザーで撃ち落としていた
    ケケラ「これで俺の居場所を突き止めやがったのか、不破諫は…そして鏡飛彩は」
    ベロバ「あんたも時間の問題かもね」
    苛立つケケラを見てベロバは嘲笑う
    ベロバ「さて、そろそろじゃない?」
    ベロバはバグスターウィルスを持ったジャマトを連れてケケラと行動を共にしていた

    或人の誕生日パーティー中の出来事だったので、ケケラにガジェットが破壊された事に唯阿も諫も飛彩も気づけなかった

  • 51二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 23:57:20

    >>39

    またまた更新させていただきました

    よろしくお願いします

    ネタバレ注意まず前スレで現れた新しいジャマトですが、スポンサーやってる衛生省のお偉方から運営がバグスターウィルスのサンプルをもらってヴィジョンドライバーの能力でジャマトと融合させたものになります

    突然登場させて申し訳ありません!

    これから感染力が強くなっていく予定で、ケケラは沙羅姉ちゃんに差し向けて感染させて景和に本気を出させようと考えてます

    それが飛彩の地雷(小姫のことやライクロに参加した父親の灰馬のこと)を踏んでしまい飛彩と諫対ケケラの方向にしたいかなと

    景和やソルド20さんの行動については考えてません、ケケラから離別するのかしないのか


    あと、本編の考察から女神の力を使わずに退場したデザグラプレイヤーを復活させるには少なくとも人1人の幸せは必要かなと思いまして、道長のIDコアが修復されたのは単純にリプログラミングによるものではなくて誰かの幸せが必要じゃないのかと考えました

    そこに貴利矢の親友の藍原淳吾さん(貴利矢は彼の体組織からリプログラミングを考えたと公式で解説があったはず)の幸せはデザグラやバグスターウィルスに奪われなかったので行き場がなく、IDコアの修復に使われたのかなと考えています


    後、最後に共鳴につい…
    telegra.ph
  • 52二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 00:41:13

    帰り道…
    貴利矢「飛電の社長さんの誕生日楽しかったなー」
    貴利矢は誕生日パーティーの途中で見せたような様子は見せずにいつもの様子で話す
    貴利矢「あれでしょ?飛電の社長さん達の同棲生活聞いて自分だったらって狸君共々妄想して鼻血出すくらいだもんな?」
    貴利矢は相変わらずの様子で話しかける
    彼の過去から、彼がこういう軽い態度や嘘をつくようになって自分を隠すようになってしまったことは知っていた
    ならば貴利矢は自分の過去からは脱出できていないのだろう
    道長「……レーザー、お前今日変だったぞ」
    胸の中で燻っていた気持ちを貴利矢にぶつける
    貴利矢「そう?自分はそんなつもりはないけど」
    貴利矢は軽い態度でそう言う
    しかしパーティー中の様子を見ているとそんな風には見えなかった
    道長「また嘘か?やっぱりお前、親友に化けたジャマトが現れてから親友のこと考えているんだろ」
    貴利矢は今はいない親友に化けたジャマトが現れた時自分なりの覚悟を言った
    死なせてしまった親友のためにどう生きるか
    貴利矢「あのな……だから淳吾のことは自分なりに折り合いつけたつもりだってば」
    確かに貴利矢は親友のことに関して折り合いをつけて前に進もうとしているのかもしれない
    道長「だったら…藍原淳吾のこと以外で何かないのか?」
    その問いかけに貴利矢は思わず黙る
    やはり親友のこと以外にも抱えていることがあるようだった
    貴利矢「ないね」
    しかし貴利矢は否定する
    嘘だと道長は即座に理解する
    貴利矢「どうしたんだよ、自分のこと急に探り出して。何も出てこないぜ」
    貴利矢は笑ってそう言い、歩き出す
    このまま放っておくわけにも行かず、道長もその後を追う

  • 53二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 00:57:37

    キリがいいと思うので久しぶりの次回予告風SS

    ケケラ「弟が何に巻き込まれているか知りたいんだろ?だったら簡単だ、こいつに触ればいい」
    ソルド20「桜井沙羅、それに触ってはいけない‼︎」
    ベロバ「あれに触らないならこうなってもらうわよ♪」
    遂に景和の姉、沙羅に手出しをするケケラ‼︎
    そして……
    景和「姉ちゃん⁉︎」
    ソルド20「すまない……桜井景和」
    飛彩「ケケラ……貴様‼︎」
    諫「やっぱあいつはぶっ潰す‼︎」
    沙羅の身に起こったことは⁉︎飛彩と諫のカエル狩りの行方は⁉︎
    その裏側では…
    貴利矢「へぇ……そんなルール作ったの?だったらノってやろうじゃないの」
    スエル「新しいゲームを気に入ってくれて嬉しいよ」
    貴利矢が出した結論とは⁉︎

  • 54二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 01:33:15

    仕事が終わった沙羅は1人帰路についていた。
    弟が夕飯を作って待ってくれている
    両親を亡くしてから弟とそんな風に暮らしてきた
    自分は働いて弟を大学まで行かせて、その分弟は家事全般をする
    そう言う役割分担で弟と暮らしてきた
    なのに、最近弟はどこかに行ったり、大怪我をして入院したりしている
    そして弟の生活から考えられないとある医師との関わりやヒューマギアとの関わり
    弟の世界が広がるのはいいが、沙羅には弟の身に何かがあったのでは、と思うところがあった。
    だから紗羅は弟に何が起こっているのか知りたい気持ちもあった
    その時だった
    目の前にスーツを着崩した柄の悪そうな中年男性が現れる
    「桜井景和の姉だな?」
    彼は薄笑いを浮かべて沙羅に話しかける
    そんな男が夜道に現れたので当然沙羅は警戒し、スマホで警察を呼べるようにする
    しかし男にはその行動が読めていたようで、男は余裕の表情を崩さない
    「まあまあ焦るな…俺は何も悪いことはしねぇよ、ただ弟のことで悩んでいるんだろうなと思って助けに来たんだよ」
    沙羅は男の言葉に疑問符が浮かぶ
    何故自分が弟、景和のことで悩んでいるのかを見抜いたのか?
    「弟が何に巻き込まれているか知りたいんだろ?だったら簡単だ、こいつに触ればいい」
    男は沙羅の考えを代弁し、黄色い大きな箱を開ける
    黒い楕円型の物体と、その真ん中に装着するとちょうど良い小さな円柱型の白黒の動物の模様が書かれた物体。
    男は沙羅にその小さな円柱型の物体に触れと言う
    「そうしたら弟のことが分かるぜ?」
    沙羅は一瞬戸惑ったが、景和のことを考えると、その物体に意を決して手を伸ばす
    その時だった

  • 55二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 01:35:20

    ソルド20「桜井沙羅、それに触ってはいけない‼︎」
    ソルド20が武装しながらその場に現れ沙羅を制止し、黄色い箱を叩き落とす
    沙羅はソルド20が突然現れたことに驚きを隠せなかった
    沙羅「つ、つーちゃん⁉︎」
    沙羅の言葉に男は反応し、笑う
    「何だ、機械なんかにあだ名つけてんのか」
    男の言葉に沙羅は怒る
    沙羅「機械って何⁉︎つーちゃんのことそんな風に言わないで‼︎」
    ソルド20に庇われながら沙羅は男に反論する
    男はため息をつき、笑う
    「本当お前ら姉弟は似ているな……だが俺は笑いたいんだよ」
    男はそう言いながら緑色のカードが装填されたレーザーレイズライザーを取り出す
    そして…
    『KEKERA SET』
    
ケケラ「変身」

    『LASER ON』
    
『KEKERA LOADING』
    
『READY FIGHT』

    ベロバ「フフフ…始まったようね」
    ベロバは遠くからジャマト共々その様子を見ていた

  • 56二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 01:36:41

    沙羅「な、何これ、蛙⁉︎」
    ソルド20「こいつも仮面ライダーなのか…」
    沙羅を庇いながらソルド20は変身したケケラを見て呟く
    カエルのような角張った緑色の物体がそこにはいた
    ソルド20の分析では彼も仮面ライダーだと言う結論が出る
    そんなソルド20が油断した時だった
    ケケラ「邪魔なお前には大人しくしてもらうぜ」
    ケケラは口から粘着弾を吐き出し、ソルド20の体を動けなくしてしまう
    沙羅「つーちゃん⁉︎大丈夫⁉︎」
    沙羅は動けなくなったソルド20を助けようとするが、粘着弾から剥がすことができない
    ソルド20「これでは変身することも……桜井沙羅、逃げろ……‼︎」
    しかし沙羅はソルド20を置いて逃げるなどできなかった
    ソルド20「私のことはいいから、早く‼︎」
    鬼気迫るソルド20の声に押され、沙羅は逃げ出す
    沙羅「ごめん、つーちゃん‼︎」

  • 57二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 01:43:50

    或人の誕生日パーティーが終わってから…
    唯阿は偵察用のガジェットが破壊されていることに気づいた
    唯阿「何⁉︎いつの間に……‼︎」
    まさかの事態に唯阿は驚きを隠せなかった
    或人の誕生日パーティーを開催している隙を狙われたのか
    諫「おい、どうなってやがる⁉︎」
    諫も状況を飲み込めず焦りを隠せない
    あの時ケケラを捕まえるなど甘いことを言ってないで変身して倒しておくべきだった、と諫は自分自身に対して悔しく思う
    その時唯阿は別のことに気づく
    唯阿「そう言えばソルド20はどこに行ったんだ?」
    唯阿はいつの間にかソルド20の姿が見当たらずソルド9に尋ねる
    ソルド9もソルド20がいなくなっていたことに気づいていなかった
    ソルド9「それが、パーティーが終わったらいなくなっていて…」
    唯阿「何してるんだ⁉︎今すぐ探せ‼︎」
    唯阿はソルド9や他のソルド達に指令を出す。

  • 58二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 02:13:49

    沙羅「はあ…はあ…‼︎」
    ソルド20を置いてケケラから逃げた沙羅は大分遠くまで来ていた
    沙羅「……どうしよう、つーちゃん……」
    沙羅は嘆くがどうしようもない
    今更戻ったところでソルド20を助けられる訳がないのだ
    その時だった
    ベロバ「みーつけた♪」
    沙羅の目の前にベロバが現れる
    沙羅はベロバと直接対面したことはないが、沙羅は先程現れたケケラと似たような異様さを感じていた
    沙羅「……あなた、誰?」
    沙羅は再び警戒してベロバに問いかける
    そんな沙羅の様子を見てベロバは笑う
    ベロバ「あんたは知らなくていいわよ」
    沙羅「え?」
    その瞬間、ベロバの背後からジャマトが現れる
    沙羅はその姿を見た瞬間、両親が似たような化け物に襲われて殺されるのを見ていることしかできなかったことがフラッシュバックし逃げないといけないのに固まってしまう
    沙羅「……っ‼︎」
    フラッシュバックに襲われている沙羅を尻目にベロバは話し続ける
    ベロバ「あれに触らないならこうなってもらうわよ♪」
    ベロバがそう言った瞬間、ベロバが連れていたジャマトが沙羅の体に触れる
    沙羅「……へ?」
    ただ触るだけ?と沙羅が拍子抜けした瞬間だった

  • 59二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 02:18:23

    沙羅「あっ……‼︎」
    突然胸が苦しくなり、息苦しくなる
    沙羅は何が起こったのか分からなかった
    ケケラ「ったく…本当はこっちに触って欲しかったんだがな」
    変身解除したケケラはIDコアを見ながら呟く
    沙羅「あなた……いつの間に……‼︎」
    沙羅は苦しみながらケケラが目の前にいることに驚きを隠せなかった
    ならばソルド20はどうなったのか
    ベロバ「まあいいじゃない、姉がゲーム病なったらそれはそれであんたの推しだって本気になるんじゃないの?」
    ベロバはゲーム病に感染し意識を失った沙羅を見ながらケケラに向かって言う
    ケケラ「まあそりゃそうだが……確かに鏡飛彩にも嫌がらせができて笑えるかもな」
    悪意に満ちた未来人2人は笑っていた。

    飛彩「とりあえずこれで問題はない」
    病院に戻った飛彩は新人の外科医への指導を終えていた
    患者の容態も安定しており、一安心…そう考えながらCRに彼は戻る
    その時だった
    沙羅の救急搬送の連絡が入ったのは
    飛彩「何だと……⁉︎」
    あれだけ沙羅に注意を払っていたのにその沙羅がゲーム病を発症したのだと言う
    飛彩は驚きを隠せなかった

  • 60二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 03:45:04

    一方でアーク達がいるアジトではアークとイズが話していた

    アズ「アーク様よろしいのですか?」

    アーク「何がだ?」

    アズ「あのスエルってやつです、あいつが提案してきたゲーム…、あれは私達の当てつけですよ」

    https://bbs.animanch.com/board/1914166/?res=122 の件からのアズは一応スエルにアークの面会を了承した

    その際に彼が言ってきたことを思い出していた

    アーク『アズから話は聞いている、私達のゲームと同時進行でやりたいゲームがあるらしいな』

    スエル『ああ、この時代でのデザイアグランプリは終了だ、もう収集がつかなくなったからな。だが撤収前に最後のゲームとしてやりたいゲームがあってね、それを君たちのゲームと同時にやりたいのさそのほうが盛り上がるしね』

    アーク『……』

    スエル『それに君たちにも何かと都合がいいだろ?何せそっちは悪意ある者を集めている、君達の進みが遅いゲームと平行して行えば君達に相応しい存在が見つかると思うよ』

    アズ『あんた何様のつも…』

    スエルの自分の主人でもあるアーク対して遠回しながら侮蔑する言葉にアズは反論しようとする

    しかし…

    アーク『待てアズ……いいだろう、お前の要件飲んでやる』

    アズ『アーク様!?』

    なんとアークは止める。それどころかスエルの要件を飲んだのだ

    スエル『ほう、そこの秘書と違って随分物分りがいいな』

    アーク『貴様の言うことは最もだからな、それに反論する結論はない』

    スエル『ふふ、そうか。じゃあ私が提案するゲームだが…』

    そうしてスエルの提案するゲーム、及びルールを聞きそれを受け入れ今に至るのであった

    アズ「あいつアーク様をバカにして…!あんなヤツ今すぐにでも!」

    アーク「だが、あいつの考えるゲームは面白い。それにまさか私と同じような考えにしてることにもな、あいつが今後どのように出るのか楽しみだ」

    アズはアークを馬鹿にしたスエルに対して怒っていたがアークはむしろスエルに興味が湧いていた

    まさか同じようなゲームを考えていたとは思っても見なかったのだろう、未来人の悪意を舐めていたといえばそれまでたがその悪意がアークにとっては嬉しいものだった

  • 61二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 03:45:28

    アーク「だがいつまでもここで止まっていく訳にはいかないな、私達も準備するぞ、アークグランプリの開催を…!」
    アズ「し、承知しました…」
    そう言ってアークは部屋から出て、アズはただそれを了承するのであった
    アーク(しかし…面白いものだ、まさか一度廃止したゲーム、デザイアロワイヤルをまたやるとはな)
    アークは部屋を出ていく中そう思った
    スエルが同時進行として考えたゲーム
    それはデザイアグランプリが別の者に乗っ取られたときに開催され、デザイアグランプリの参加者、悪魔を相棒にする家族、そして鏡の世界で己の願いのために正義もなく戦い合う騎士達と本来なら会うことがなかった仮面ライダー達が出会い、そして殺し合いをした最悪のゲームデザイアロワイヤルだったからだ

  • 62二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 03:51:28

    設定を考えましたのでよろしければご一読のほど頂きますと幸いです

    ネタバレ注意ということでこちらでもデザイアロワイヤルを開催するのですが経緯は少しだけ異なっています

    ・ジャマトグランプリの他にアーク達が勝手にアークグランプリという未来人から見たらもはやバグみたいなを開催したことでゲームがめちゃくちゃになったから

    ・そのためバグを消去するためなのとこの時代での片付け込みでデザグラのライダー達をアークグランプリの参加者にぶつけ共倒れを狙う

     というのが開催経緯となっています

     じゃあアークグランプリは終わったのかというとそうではなくむしろ、アークグランプリのミッションはこのデザグラ参加者達を抹殺するというTV本編の道長がやった『仮面ライダー狩り』に近いものを行います。あちらと違ってこっちは命も取るという違いがありますが、一方でアーク基準でいい悪意持ちがいたらはこちらにも参加させようとしていきます

     簡単にまとめると

     デザロワ側は撤収のため後片付け兼アークグランプリの排除、

    ・アークグランプリ側はお邪魔キャラ、及びデザグラ参加者達仮面ライダーの抹殺(アーク基準でいい悪意持ちならこちらにもエントリーさせる)

     が目的となっており、この2つのゲームが同時進行で行われるということになっています…
    telegra.ph
  • 63二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 04:27:44

    >>62

    では方法は何であれIDコアを変身前に破壊されたら記憶が無くなり二度とライダーになれなくなるということでよろしいでしょうか?

  • 64二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 04:30:10

    >>63

    はい、それで間違っていません

    入れ忘れてたので追記しときます

  • 65二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 04:31:29

    >>64

    ありがとうございます!

  • 66二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 04:35:32

    >>62

    誤字があったので修正しました

    デザグラ参加者→☓

    デザロワ参加者→○

  • 67二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 04:43:20

    >>62

    短いスパンで申し訳ございません書き忘れたものがあったので追記しました。確認のほどよろしくお願いします

  • 68二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 09:56:45

    沙羅「ううっ……」
    CRに搬送された沙羅はゲーム病の症状で苦しんでいた
    飛彩は診察をし、進行の速さに焦りを覚える
    しかしドクターの自分がそれを表に出すわけにはいかない
    景和「姉ちゃん‼︎おい、大丈夫かよ‼︎」
    取り乱した彼女の唯一の家族がいるからだ
    感染源は或人の誕生日パーティーの時に出現したジャマトだろう
    しかしあの時のジャマトは召喚したガシャコンウェポンで倒せるレベルだった
    飛彩「1日足らずでここまで急速に進化するとは…」
    飛彩は冷静を保とうとするも焦りが現れてしまう
    景和「飛彩さん‼︎姉ちゃんは、姉ちゃんは助かるんだよね⁉︎」
    取り乱した景和に肩を掴まれ飛彩は問い詰められる
    しかしここでいつもの様に『俺に切れないものはない』と言う台詞は言えなかった
    それだけ自分も動揺していたのだ
    飛彩「感染源になったジャマトを倒せば、お前の姉は……」
    だから一般的な答えしか言えなかった
    景和「じゃあそいつはどこにいるんだよ‼︎」
    彼の言葉は至極真っ当なものだった
    自分の言葉の曖昧さにメスを入れられ、飛彩は俯く

  • 69二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 10:07:15

    >>68

    『小姫!どうして黙ってたんだっ!』

    『飛彩…』

    『感染症で苦しんでいたなんて、俺は一言も聞かされてなかった‼︎どうしてだっ⁉︎』

    『飛彩…世界で一番のドクターになって…』


    恋人の小姫が消滅してしまった時のことが鮮明に脳裏に蘇る

    あの時の取り乱していた自分と同じだ、と飛彩は景和のことを思う

    このまま消滅してしまったら……彼はどうなってしまうのか

    飛彩は顔を上げる

    飛彩「感染源のジャマトは必ず見つけ出して必ず切除する」

    自分の中の勇気を振り絞って飛彩は景和に沙羅を救うことを宣言する

    「そんな安請け合いして大丈夫かぁ?」

    その時だった、男の声が響く

    景和と飛彩が声の方を向くと、スーツを着たカエルの置き物がいた

    景和「ケケラさん……?」

    飛彩「ケケラ……‼︎」

    それはカエルの置き物の姿のケケラが発した声だった

    飛彩は怒りを露わにケケラに詰め寄る

    飛彩「貴様だな?桜井沙羅をゲーム病に感染させたのはっ‼︎」

    飛彩がケケラと普通に会話しているのを見て景和は疑問を覚える

    景和「え……飛彩さん、ケケラさんと会ったことあるの?」

    景和の疑問にケケラが答える

    ケケラ「前にも言っただろ、お前がうつつを抜かしている奴はどんな奴か見に行ったってな。しかし、こんなに取り乱すとは笑えるぜ」

    飛彩「黙れ‼︎余計なことを話している暇などない‼︎感染源のジャマトはどこだ⁉︎」

    飛彩はケケラに向かって叫ぶ

  • 70二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 10:26:20

    >>69

    しかしケケラは動じない

    ケケラ「じゃあ探してみろよ、お前らはゲームをクリアして治療をすんだろ?」

    ケケラは飛彩を嘲笑う

    一方で景和はケケラが自分の姉の命を危険に晒したと言う事実が飲み込めないでいた

    景和「嘘でしょ?何で姉ちゃんを……」

    ケケラ「本当はお前の姉をデザグラに参加させたかったんだが、機械が邪魔しやがってな…だからベロバと手を組んでお前の姉を感染させたんだ、俺はお前がデザグラで必死に戦う姿が見たいんだよ」

    ケケラは悪びれる様子もなく平然と言い放つ

    飛彩「そんな理由で命を弄ぶか、さすが倫理観の狂った未来人だな、貴様もベロバも‼︎」

    飛彩はケケラに怒りをぶつける

    自分勝手な理由でここまで最低なことをするとは思わなかったのだ

    ケケラ「だから言っただろ、俺は笑いたいんだよ」

    飛彩「この……ギャンブル依存症が‼︎」

    ケケラと飛彩の言い合いを聞いていた景和は口を開く

    景和「……結局ケケラさんは自分のことしか考えてないんだ」

    景和の言葉にケケラは反応する

    ケケラ「おいおい、失礼なこと言うんじゃねぇよ、俺は仮面ライダーになる前のお前の行動に惚れ込んで仮面ライダーに推薦してやったんだぜ?」

    景和「だからって、姉ちゃんを苦しめる様なことをするのは間違ってるだろ⁉︎何がサポーターだよ‼︎」

    その時ベッドから沙羅の苦しむ声が聞こえて景和はベッドに駆け寄る

    景和「姉ちゃん⁉︎」

    飛彩は2人の様子を見て、ケケラを睨みつける

    飛彩「貴様はやはり切除する、それだけは覚えておけ」

    怒りのこもった声で飛彩はケケラに言い放つ

    ケケラ「はっ…そんなことできんのか?まず桜井景和の姉を助けられるのかって話だよなぁ、まあ楽しみにしてるぜ」

    ケケラは平然とそう言うとCRからワープでどこかに去って行った

  • 71二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 12:03:27

    苦しみながら沙羅は景和の手を握る
    景和も姉の手を握り返す
    すると沙羅は口を開き、途切れ途切れに言葉を話す
    沙羅「私も……景和みたいにしていたら、今こんな風に苦しんでいなかったの、かな…」
    沙羅はデザイアグランプリのことは分からないが、ケケラの言葉から弟がやはり何かに巻き込まれていることは確かだと思ったのだ
    だがデザイアグランプリに参加したからと言って、楽な道が歩めるわけではない。
    リタイアすることもあればこの世界から存在を消されてしまうのだ
    景和「姉ちゃん‼︎今はそんなこといいから‼︎」
    景和は沙羅に必死に呼びかける
    飛彩はまたある事を思い出す

    飛彩『何故、ライダークロニクルをプレイしていた?』
    灰馬『小姫ちゃんを失って悲しんでるのは、お前だけじゃない。仮面ライダークロニクルをプレイすれば、消滅した人が復活する。そう思って…でも、結局1体も倒すことができなかった…自分が情けない!』
    飛彩『親父…』

  • 72二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 12:14:28

    >>71

    それは父親の灰馬が小姫を取り戻すためにゲーム病に感染することを覚悟の上で仮面ライダークロニクルをプレイしたはいいがグラファイトや当時敵対していたパラドにやられてゲーム病が悪化してしまった時のことだ

    自分のことを思っている家族が危険な道を選ぶ

    それもまた沙羅の姿と重なり飛彩は拳をぐっと握る

    飛彩「桜井さん、そんなことをしたら弟さんが余計に心配してしまいます」

    沙羅「だけど…私だって景和が辛い思いをしているなら……っ‼︎」

    ゲーム病の症状で沙羅は苦しむ

    景和「姉ちゃん‼︎……そうだ、姉ちゃんを襲った化け物はどんな奴だったの⁉︎」

    景和は沙羅にジャマトの特徴を聞き出そうとする

    飛彩「やめろ景和‼︎」

    それはゲーム病の症状を悪化させる行動でしかない

    景和「姉ちゃん⁉︎」

    沙羅の体が半透明になり景和は驚く

    飛彩「ジャマトのことを聞いて症状が悪化したんだ‼︎」

    飛彩は景和の行動を窘める

    しかしそれでも沙羅は口を開く

    沙羅「……なんか、身体中に植物の蔓みたいな模様が入っていて、頭は何かオレンジ色の七面鳥みたいな感じだった…」

    沙羅は苦しみながら、ジャマトの特徴を2人に伝える

    景和「何だよそれ…」

    景和は沙羅の説明にツッコミを入れるが、飛彩は冷静だった

    飛彩「なるほど……本当にジャマトとバグスターウィルスを融合させた様な見た目だな」

    だがそんな目立ちやすい姿だ、探し出せば見つかるかもしれない

  • 73二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 12:24:54

    飛彩「分かりました、情報をありがとうございます。必ずあなたを救ってみせます」
    飛彩は沙羅に向かってそう言い、ポッピーに声をかける
    飛彩「ポッピーピポパポ、桜井沙羅を頼む」
    ポッピーに沙羅を託し、飛彩はジャマトを探しに向かおうとする
    景和「待ってください飛彩さん、そのジャマト俺も探します」
    飛彩「何を言っている、お前は姉の傍にいろ‼︎」
    飛彩は景和の提案を蹴る
    自分が小姫が苦しんでいる時にできなかったことだ
    景和「だけど、姉ちゃんは俺がこの手で助けるんだ‼︎」
    景和は飛彩に食い下がる
    飛彩はため息を吐く
    飛彩「お前は本当に姉のこととなると必死になるな」
    景和「当たり前でしょ、たった1人の家族だから」
    そう言い切る景和に飛彩は小姫のことや灰馬のことをまた思い出していた

  • 74二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 14:19:38

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  • 75二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 14:19:56

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  • 129二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:24:22

    >>73

    CRを出ようとする2人に沙羅が話しかける

    沙羅「つーちゃん……ソルド20さん、私があいつらから逃げる時にカエルの化け物に襲われてるの、だから、つーちゃんも……」

    沙羅の口からソルド20の危機が伝えられる

    誕生日パーティーで言ったばかりだと言うのに無茶をしたのかと飛彩は心配に思う

    景和「そんな…ソルド20さんが」

    飛彩「ソルド20も見つけ出す、それで問題はない」

    飛彩は諫や唯阿に連絡を入れる。

    或人は誕生日パーティーの後も祢音や冴と一緒にいるらしく遠慮して連絡は敢えてしなかった

    彼らもガジェットの破損やソルド20が行方不明になっていることで異変を察したらしい

    飛彩「小児科医や開業医には連絡がついた。とりあえず事情は説明した」

    飛彩の言い方に景和は引っかかるものを感じる

    景和「……貴利矢さんは?」

    飛彩「電話が通じなかった」

    景和は誕生日パーティーの時の貴利矢を思い出す。

    いつもなら冗談や嘘を言う彼が、途中退席したりと何となくノリが悪かったのだ

    こういう時もあると言われた仕方ないが、何かおかしいものを感じていた

    飛彩「今はお前の姉が優先だろう」

    景和「はい……あっ、俺も‼︎」

    景和も電話が通じるデザグラのプレイヤー(祢音や冴以外)に事情を説明する

  • 130二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:45:21

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  • 137二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:48:01

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  • 138二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:48:24

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  • 140二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:49:02

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  • 144二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:50:03

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  • 145二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:50:16

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  • 146二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:50:36

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  • 147二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:51:00

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  • 160二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:53:32

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  • 161二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:53:42

    一方その頃…
    とある場所にてソルド20は捕えられていた
    ソルド20「は、離せ‼︎桜井沙羅が……っ‼︎」
    捕らわれたソルド20は沙羅を助けなければ、と焦っていた
    それをベロバは一笑する
    ベロバ「助けるってどうするのぉ?今頃あの女はこのジャマトが持つバグスターウィルスでゲーム病が進行して消えちゃってるかもねぇ?」
    ベロバから告げられた沙羅の現状を知ったソルド20は愕然とする
    あの時自分がケケラにやられなければ、と自分を責めてしまう
    ソルド20「くっ……」
    悔しそうな表情を浮かべたソルド20を見てベロバは喜ぶ
    ベロバ「あら、機械も不幸を感じるのね?いいもの見ちゃった♪」
    そこに人間態のケケラが現れる
    ケケラ「戻ったぜ」
    ベロバ「ちょっとこいつ機械のくせに不幸そうな顔してるでしょ?すごい笑えない?」
    ケケラは捕らわれたソルド20を見る
    ソルド20「貴様、何のために桜井沙羅をデザイアグランプリのプレイヤーにしようとしたり、ゲーム病に感染させた⁉︎」
    その言葉にケケラも笑う
    ケケラ「俺はあいつに本気になって欲しいだけだよ、あいつの起爆剤は姉だからな」
    ケケラは自分のしたことなど全く気にする様子もなく言う
    ソルド20「そんなことで……」
    ケケラ「あ?そんなことってなんだよ、俺が笑える様にして何が悪い?」
    ケケラは自分勝手な考えをつらつらと述べる
    ベロバ「まあ…とりあえずあんたを助けるためにあいつらも動いてるでしょうけど……簡単に行くかしらね」
    ソルド20「どういう意味だ?」
    ベロバ「新しいゲームが始まったのよ」
    ベロバはデザイアロワイヤルが開催されたことを告げる
    ケケラ「これでお人好しのあいつも本気を出してくれりゃいいんだがな…」

  • 162二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:53:53

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  • 163二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:54:03

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  • 164二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:54:29

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  • 165二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:54:40

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  • 166二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:54:52

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  • 167二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:55:17

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  • 168二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:55:38

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  • 169二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:55:42

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  • 170二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:56:07

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  • 171二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:56:23

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  • 172二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:56:39

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  • 173二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:56:39

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  • 174二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:56:52

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  • 175二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:57:21

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  • 176二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:58:26

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  • 177二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 15:59:29

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  • 178二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 16:12:06

    スレ主です

    また荒れてるため完走したら次スレは>>129>>161以降のSSをサルベージしようと思います

    また書き手さんが考えた設定も一緒にサルベージさせてもらいますことをご了承ください

  • 179二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 16:15:45

    >>178

    お疲れ様です

    よろしくお願いします

  • 180二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 17:01:39

    (景和から連絡が来る前…)
    或人の誕生日パーティーの後、帰宅したはいいがいつの間にか貴利矢は姿を消していた
    道長「レーザー、一体どこに……」
    連絡をしても繋がらない。
    そこに或人の誕生日パーティーの時の行動のおかしさから道長は嫌な予感がしていた

    まだベロバについていた時のことだ
    貴利矢が寝返ったことについてベロバと話したことがある
    ベロバ『まさかCRのドクターが仲間を裏切るなんてね』
    ベロバ自身は貴利矢が寝返ったことはやらせである事は知らない
    だが一応道長はベロバに聞いてみるのだった
    道長『九条貴利矢…レーザーを引き入れて大丈夫なのか?』
    その問いにベロバは笑って答える
    ベロバ『CRのドクター達は訳ありばかりだけど、九条貴利矢は、よく分からないけど特に不幸を持ってるのよ
    だからその不幸を見てみたいわね』
    ベロバは貴利矢を不幸だと言い放った
    貴利矢は寝返る前にアズにベロバ達に自分の情報は最低限度しか与えない様取引をしていた
    その時は道長はその意味がわからなかった
    貴利矢を見てもどこが不幸なのかわからなかったのだ
    だが貴利矢の親友の件を知り、彼が死なせてしまった親友への罪を一生背負っていかなければならないことを知り、そういうことか、と納得した
    それはどんなに前向きに考えても消えないということも貴利矢を見ていて痛感した
    だが、親友のこと以外にも貴利矢には何かがありそうなのだ
    道長「あっ……」
    道長はアズから貴利矢がゲーム病のことを探るうちに厄介者扱いをされてクリスマスの日に檀黎斗にゲームオーバーにされてしまい、その後黎斗の父親の檀正宗にバグスターとして復活させられて永夢達と敵対していた時期があったと聞かされたことがある
    もっとも、今の彼は人間なのだが。
    貴利矢が自分に初めて接触した時のことを思い出す

  • 181二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 17:25:57

    >>180

    貴利矢『……この左腕、ジャマト化が進んでるね』

    道長『……』

    貴利矢『いいわけ?このままジャマト化が進んだら、彼女にお近づきになることもできないぜ?』

    道長『それは……』

    貴利矢『自分たちが何とかしてやるよ、だからノッてくんない?』


    あの時貴利矢は唯阿を餌にジャマト化のデメリットを告げた

    単純にそれしか意味を持たないのだと思っていた

    だが、彼もまた人間ではない存在になったことがある

    バグスターは貴利矢達CRのドクター達にとっては敵の様なものだ

    パラドやポッピーのような例外もいることにはいるが。

    そんな存在として復活させられた彼の心境はどうだったのだろうか

    あの時の言葉には、人間ではなくなる事を忌避する貴利矢の意思が隠れていたのかもしれない

    親友を死に追いやって、且つ人間ではない、しかも自分達に仇なす存在になってしまったこと、この2つが貴利矢の不幸に関係しているのではないだろうか

    道長「……だからあいつは治療をしたのか」

    ジャマト化を治療し、もういない親友とさよならを言い合える時間を与えたのは、自分と同じような思いをさせない様にするためだったのか

    探しに行こう、と思った時だった

    景和から連絡が入ったのは。

  • 182二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 19:17:17

    一方で飛彩から連絡をもらった諫達は沙羅が最初にケケラと出くわした場所へと向か意現在ソルド20を探していた
    唯阿「ソルド20!いたら返事しろ!」
    諫「おい!あいついたか!?」
    ソルド9「いや…レーダーに反応がないため少なくともここにはいないようだ…」
    諫「チッ!俺があいつを野放しにしたせいで…!」
    諫は改めて自分のやったことを悔いていた
    いつでもできると思ってしまったからソルド20が今危険な目に会ってしまっている、もしかしたら命を取られたかもしれない、そう思うと諫は自分自身に苛立ちを隠せなかった
    そんな他のソルドがあるものを見つける
    ソルド「!隊長!ソルド20のサーバルタイガーゼツメライズキーが落ちています!」
    唯阿「!本当か!?」
    そう言って唯阿がソルドの元へと駆け寄るとたしかにそこにサーバルタイガーゼツメライズキーが落ちていた
    どうやら連れ去るときに抵抗ができないようにとケケラ達によってゼツメライズキーをここに捨てたようだ
    ゼツメライズキーを受け取った唯阿にソルドは自分なりの考えを話す
    ソルド「隊長、少なくとも周辺には爆発のあとや機械がばらまかれていることは在りませんでした。なのでソルド20はどこかに連れ去られたと見たのでは…?」
    唯阿「なっ…!?ソルド20…!」
    仲間のソルドからソルド20が連れ去られたと聞いて唯阿はゼツメライズキーをギュッと握る
    それは子供を心配する親のようになものだった
    そんな唯阿を見て諫はさらに自分がケケラを見逃してしまったことに責任を感じる
    諫「くそ…!」
    ソルド9「不破諫…」
    そんな諫を見てソルド9はどのような声をかけたらいいか悩んでしまったがその時だった
    ソルド9「!ソルド20から通信が着ました!」
    唯阿「!?なんだと!?」
    なんとソルド20からソルド9に通信がかかってきたのだった

  • 183二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 19:30:39

    各方面に連絡をし終えた飛彩と景和は沙羅にバグスターウィルスを感染させたジャマトを探しに外に出ていた
    飛彩「恐らくそのジャマトがいる所にソルド20は捕らわれているはずだ、そして、そこには…」
    恐らくだがベロバとケケラもいる可能性がある
    景和「姉ちゃんも、ソルド20さんも助け出すんだ」
    景和は真剣な表情でそう宣言する
    そんな彼の横顔を飛彩は見ていた
    誰かのためにこんなに一生懸命になれて、誰かの幸せを願う青年の戦いを自分の娯楽にするケケラは到底飛彩には許せなかった
    飛彩「景和、あのケケラってサポーター、どうしたい?」
    飛彩はケケラとの関係を景和に尋ねる
    景和「……最初は説教ばかりだったけど親切な人だと思ってたけど……」
    飛彩「……」
    飛彩が景和の言葉を聞いていた時だった
    「おっ、デザロワのプレイヤーじゃん」
    景和「えっ⁉︎」
    デザイアドライバーを装着した複数の一般市民が飛彩と景和の目の前に現れたのだ
    飛彩「何だ、お前ら……と言うより、デザイアグランプリではないのか?」
    飛彩の問いかけに集団の中の1人が笑う
    「あ?違うよ、デザイアロワイヤルだよ‼︎」
    そのゲーム名に景和は耳を疑う
    景和「待って下さい‼︎デザイアロワイヤルって、あの⁉︎」
    飛彩「景和知ってるのか?」
    デザイアグランプリがコラスに乗っ取られたとき開催されたゲーム、それがデザイアロワイヤルだ
    景和「……デザイアロワイヤルは、アークグランプリと同じで、殺し合って生き残った1人がデザ神になるんです……」
    最悪のゲームの再来に景和も動揺を隠せない様だった
    飛彩「何だと……」
    仮面ライダークロニクルと同じ様な悪意に満ちたゲームがまだあったのかと飛彩は驚く

  • 184二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 19:39:52

    >>183

    景和「俺たちは今は戦っている場合じゃないんです‼︎だからどいて下さい‼︎」

    景和は何とか自分がすべきことを思い出し、集団へと向かって叫ぶ

    しかしそんな切実な思いを踏み躙るかの様に集団は笑う

    「そんなことできねぇよ……それも殺せばデザ神にかなりリードできるお邪魔キャラだっているんだからよ‼︎」

    集団の中の1人が飛彩を指す

    景和「飛彩さんが⁉︎」

    飛彩「……っ‼︎なるほど、運営が俺たちや飛電或人達を始末するためにそう吹き込んだか‼︎」

    飛彩は運営がデザイアグランプリに関係のないCRのドクター達やゼロワンライダー達を始末するためにプレイヤーに殺せばデザ神に近づけると吹き込んだことを察する

    景和「そんな……そんなこと絶対運営の嘘に決まってる‼︎」

    デザイアロワイヤルに追加された残酷なルールを景和は受け入れられなかった


    貴利矢「……さて、どうするかね」

    貴利矢は建物の上からその様子を見ていた

    アズ「あなたも狩られる対象でしょう?そんな高みの見物をしていて大丈夫なの?」

    背後に現れたアズに対し、貴利矢は振り向きもせず答える

    貴利矢「……自分はあいつらとは戦わねぇよ」

    アズ「あら、逃げる気?しかもドクターとしての役割を放棄して……」

    アズは貴利矢を煽るが貴利矢はそれに動じない

    貴利矢「最初から自分が相手をするのは1人だけだ、そいつが出てこねぇ限り自分は動く気はない」

    貴利矢には目的があるようだった

    アズはそれを読み取る

    アズ「自分で治しておいて、自分で壊すの?」

    貴利矢「……自分にはすぎてんだよ」

    貴利矢はそう呟く

    アズ「彼を傷つけたくない善意から1人になろうなんてね、彼はどんな反応するかしら?」

    アズはそう言い、その場から立ち去る

  • 185二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 20:08:23

    >>184

    景和「飛彩さん、デザイアロワイヤルが開催されたなら…祢音ちゃん達にも連絡しないと危険です‼︎」

    或人の誕生日の夜、或人と祢音と冴が3人で楽しく過ごしているから、と遠慮していたがそんな悠長なことは言ってられない

    次々と変身していくデザロアプレイヤーを見て景和は叫ぶ

    飛彩もそれに同意する

    飛彩「ああ、今すぐ連絡しろ‼︎」

    飛彩はガシャットを構えて、デザロアプレイヤーと戦うことを決意するが、命を奪うことはできない

    どう戦い、沙羅を感染させたジャマトを倒しソルド20を助けるか、飛彩は景和が祢音に連絡している間考えていた

    「何だぁ?ビビってんのかよ‼︎」

    変身したデザロアプレイヤー達が2人に襲い掛かろうとした瞬間、空から砲撃がデザロアプレイヤー達に降りかかる

    スナイプ(レベル3)「土砂降りだっ‼︎」

    デザロアプレイヤー達はスナイプの砲撃から逃れるのに手一杯になる

    スナイプ「ブレイブ‼︎タイクーン‼︎ここは俺が抑えるからてめぇらはジャマトを早く倒せ‼︎」

    飛彩「開業医‼︎1人では無茶だ‼︎」

    飛彩は上空にいるスナイプに向かって叫ぶ

    エグゼイド (レベル2)「俺もいるから2人は早く‼︎」

    そこにエグゼイドも加勢する

    エグゼイド「ほら、倒したらボーナスが入るお邪魔キャラが2体もいるぜ‼︎俺たちを倒してみろ‼︎」

    エグゼイドはデザロアプレイヤー達を煽る

    「この……やってやろうじゃねぇか‼︎」

    エグゼイドの煽りに乗ったデザロアプレイヤー達はエグゼイドに向かっていく

    そこにスナイプの砲撃が加わり、エグゼイドとスナイプは連携してデザロアプレイヤー達と対峙する

    飛彩「……小児科医に開業医……任せた‼︎」

    景和「永夢さんも大我さんも気をつけて下さい‼︎」

    2人はその隙をついて、デザロアプレイヤー達から逃げ出す

  • 186二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 20:13:46

    >>182

    突然の通信に唯阿たちが驚く中ソルド9が落ち着いて対応する

    ソルド9「こちらソルド9、ソルド20お前今どこにいる?」

    ソルド20『ソルド9か…、桜井沙羅は無事か…?』

    ソルド9「質問してるのはこっちだ、それに桜井沙羅は現在ゲーム病に罹ってこそいるがなんとか生きている、現在鏡飛彩と桜井景和が対応に当たっている」

    ソルド20『そうか…、私は何もできなかったんだな…情けないな…』

    現在の状況を聞いてソルド20はまるで元気をなくすかのように喋る

    それは自分が約束したことを守れなかった悔しさからだ

    そんなソルド20にソルド9は言う

    ソルド9「……お前が何をしたいのか俺にはわからない。だが今お前がここで止まっていたら何も救えないし何も守れない、それでいいのか」

    ソルド20『わかっている…!だが…!』

  • 187二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 20:13:56

    ソルド9「……一人で抱え込むなソルド20!俺達を信じろ!」
    ソルド20『!』
    唯阿「ソルド9…?」
    ソルド9の言葉にソルド20は驚く、それは唯阿も同じであった
    ソルド9「お前が動けなくなったなら俺達が動く!その逆もまた同じだ!俺達はそうやってサポートし合う、それを飛電或人、隊長、多くの者達から学んだだろ!一人で何でも動くな!少しは俺達を頼れ!それが仲間だろ!だからお前のやり通そうしたことを最後までやれ!それを俺達が支えてやる!」
    諫「ソルド9、お前…」
    ソルド9がソルド20と通信してるところを聞いて諫は初めて会った頃と変わったことを感じる
    あのときの彼、いや彼らソルドは文字通り機械的にしか動くことはなかった。だが滅亡迅雷達の手引きや唯阿達の交流を経て彼らは少しずつ変わっていったのだ
    その成長を今諫、そして唯阿は体感していた
    ソルド9の言葉を聞いてソルド20は少し間を取ったあと話す
    ソルド20『そうだな…、すまなかったソルド9。おかげで目が覚めた。今から私が囚われている場所をを教える。そこまで来てくれ』
    そう言って現在自分がいる場所のデータをソルド9に送る
    ソルド20『ソルド9、あとは頼む』
    そう言うとソルド20の通信は切れるのであった
    ソルド9「了解した、隊長ソルド20がいる場所がわかりました。今から鏡飛彩達にこのことを伝えましょう」
    唯阿「ああ…頼む(ソルド20と同じようにお前も成長してるんだなソルド9…)」
    ソルド9の成長を見て唯阿はそう思ったのだった
    そしてその後に飛彩達はデザイアロワイヤルの参加者に巻き込まれたことをするのであった…

  • 188二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 20:36:08

    景和「本当は俺が戦わないといけないのに…」

    ソルド9からの連絡で感染源のジャマトとソルド20がいる場所に飛彩と景和は急いでいた

    飛彩「俺たちが無駄に戦って傷つくと、お前の姉のゲーム病は更に進行する、治療をしている俺と、唯一の家族のお前がいなくなると言う恐怖とストレスでな…‼︎」

    景和「そんな……」

    飛彩「だからお前は自分が言ったように自分の手で姉とソルド20を救えばいい‼︎」

    景和「……はいっ‼︎」

    飛彩に叱咤激励され、景和は自分の目的のため進む。

    大切な存在を守るために。


    貴利矢「永夢に花家先生が来たか」

    貴利矢は>>185の様子を見ていた

    だが彼の目当ては来ていない

    貴利矢は空を仰ぐ

    貴利矢「ごめんな、淳吾…お前の幸せを使ってさ……」

    空には星が無数に輝いている

    英寿「他のドクター達は戦っているのにお前は何もしないのか、レーザー」

    突如現れた英寿に貴利矢は驚く

    貴利矢「なんだ、スター様かよ…自分のことでも狩りに来たの?」

    貴利矢はつまらなさそうに言う

    英寿は貴利矢の発言からあることを指摘する

    英寿「レーザー、お前その様子だとデザイアロワイヤルのルールをどこかから得たな?」

    英寿の指摘に貴利矢は一瞬びくっとなる

    その反応を見て英寿は貴利矢が前もってデザイアロワイヤルのルールを知ったことが本当だと悟るのだった

    貴利矢「よく分かったね、そうだよ」

    英寿「お前はそれに乗っかって何か目的を果たそうとしている、違うか?」

    英寿の更なる追求に貴利矢はため息を吐く

    貴利矢「だったら何?自分はあんたには何もする気はねぇよ、ただこの方法が一番だと思っただけだ」

    英寿「お前が救った患者をこれ以上傷つけないためにか?それをあいつが納得すると思うか?」

    貴利矢の視線がきつくなる

    貴利矢「だとしても、自分はそれを選ぶ」

  • 189二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 20:56:54

    >>188

    或人の誕生日パーティーの最中、会場を一時退席した時だった、窓から外を見ていると昼間だと言うのに無数の流れ星のようなものが見えたのだ

    貴利矢『何だよ、あれ……』

    突然の光景に貴利矢が驚いている時だった

    『これから新しいゲームが始まるんだよ』

    貴利矢が声の方を向いた時だった、そこには赤いフードにモノアイの銀色の仮面をつけた古代ローマ人のような服装をしている透明人間のような者がいた

    その異様な風貌に貴利矢も驚きを隠せなかった

    貴利矢『……あんた、何者だ?:

    『私はスエル。デザイアグランプリエクゼクティブプロデューサーさ』

    突如現れたデザイアグランプリの元締めとも言える存在が目の前に現れたことに貴利矢は頭がついていかない

    貴利矢『ふーん……要はラスボスみたいなもんね、で?新しいゲームって言うのは?』

    貴利矢は冷静を保ちながらスエルから新しいゲームについて聞き出す

    スエル『デザイアロワイヤル、簡単に言えば殺し合いをして生き残った1人がデザ神となりこの世界を変えられる…君と付き合いのある仮面ライダーも参加したことがあったね』

    貴利矢『道長が…?』

    スエル『まあ結局あの時のデザイアロワイヤルはなあなあで終わってしまったけどね、本来のプレイヤーではない者がデザ神になったせいで』

    貴利矢『そんな物騒なゲームをまたやってどうする気だ?』

    貴利矢はスエルに目的を問う

    スエル『この時代でのデザイアグランプリは収拾がつかないから終了は決まっている。だが撤収前にこのゲームをしたくてね』

    スエルの言動に貴利矢は反吐が出る気分になる

    貴利矢『散々滅茶苦茶にして、壊してはいおしまいってかい……』

    その声には怒りがこもっていた

  • 190二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:05:34

    >>189

    スエル『だから今回のデザイアロワイヤルは、君たちデザイアグランプリに関係ない仮面ライダーをお邪魔キャラとして倒せば高スコアが入るとプレイヤーには言ってある』

    スエルは今回のデザイアロワイヤルについてルールを語る

    貴利矢はスエルを睨んだまま黙って聞いていた

    貴利矢『その話を何で自分にしたわけ?』

    スエルは笑う

    スエル『九条貴利矢、君は独自の方法で破損したIDコアを修復した、面白いものを見せてもらった御礼さ…』

    スエルは自分が行った治療を見ていたのかと貴利矢は驚く

    貴利矢『まさか見ていたとはね』

    スエル『だから君にはもう一つ特別にルールを教えよう』

    スエルは貴利矢にデザイアロワイヤルのあるルールを教える

    それを聞いた貴利矢は難しい顔をするが、すぐ笑顔になる。

    貴利矢『へぇ……そんなルール作ったの?だったらノってやろうじゃないの』

    スエル『新しいゲームを気に入ってくれて嬉しいよ』

  • 191二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:10:15

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  • 192二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:10:25

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  • 193二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:10:37

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  • 194二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:11:11

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  • 195二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:11:21

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  • 196二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:11:34

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  • 197二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:11:46

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  • 198二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:11:58

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  • 199二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:12:11

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  • 200二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:12:27

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