【閲覧注意】ここだけ或人×祢音メインCPスレPart8.5(クロスオーバーSSメイン)

  • 1二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:37:55

    こちらはあにまん限定の或人×祢音のSSをメインとした高橋悠也脚本の仮面ライダー(エグゼイド、ゼロワン、ギーツ)のクロスオーバーSSを主に投稿したりするスレです

  • 2二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:38:36

    荒らしが湧いた場合には相手にせず管理人にお問い合わせのほどお願いします

    私も削除できる環境にいる場合すぐ消すようにさせてもらいます
    また展開によっては苦言を申したくなることとあるかと思いますが苦言のレスはおやめください(もちろん或人×祢音スレでもおやめください)
    そういったレスもこちらで消させてもらいますことをご了承ください

  • 3二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:39:42

    書き手さんの中でもし書いてるときに新しい設定を考えついてそれを物語に落とし込みたいと考えてる人がいましたら物語進行で混乱が起きないようにするために他の書き手さんとの情報共有としてテレグラでタイトルにその設定名にネタバレ注意と書いた上で詳細をまとめていただけるようお願いします テレグラのURLはこちらです

    匿名で長文を貼りたいお前に教える書いたSSをみんなに読んでもらいたいけどコピペで連投するには長いし、かといって投稿サイトのURLを貼るとアカウントが特定されて困る…というお前にこれを教えるぜ!

    Telegraph

    http://telegra.ph/


    お前が今見ているこれだな!

    匿名・アカウント登録なしでいきなりこんな感じの単発ページを作ってオンラインに公開できるサービスだ!

    厳密にはブログとか書くことを想定しているサービスっぽいけど別にSSを書こうが怪文書を書こうが問題ないぜ!



    ■使い方

    ①上記リンクを開く

    ②タイトル(Titleって書いてあるところ)と本文(Your Story…って書いてあるところ)を好きに書く

    ③右上の「PUBLISH」をクリック


    以上で終わりだァ!!!

    アカウント登録とかないからぶっちゃけ説明するほどの使い方はないぜ!

    あとはURLを好きなところに貼ってお前の文章を見てもらえ!

    ただし後述するとおりURLを忘れるとお前自身にも二度とたどり着けなくなるから、いったんよそで書いてから貼りつけることをおすすめするぜ!


    参考までにベタ打ちのテキストだと見え方はこんな感じだ!https://telegra.ph…
    telegra.ph
  • 4二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:40:26
  • 5二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:41:00
    登場人物紹介・飛電或人

    ご存知、(自称)元爆笑お笑い芸人の飛電インテリジェンスの社長。祢音とお見合いで知り合い、その後祢音TVの最中にいつものように逃げている祢音を助けてから(或人目線では)お友達に。なお彼に恋は十年早いぐらい鈍感だったりするが……?

    ・鞍馬祢音

    ご存知、セレブインフルエンサー。お見合いで或人と知り合いになり、その後いつものようにジョンとベンから逃げていたときに或人に助けてもらったのと自分の夢を応援してくれたことがきっかけに恋に…。なおアプローチはすべて或人が祢音を妹感覚で見てくるため失敗する。お酒に弱い。そして2スレ目ではアーク堕ちしちゃったことも…。まぁ或人が助けてくれるんだけどね!出生の秘密が明らかになったが或人や皆に支えてもらえたぞ!だが出生の秘密にまつわる秘密が暴露されてメンタルボロボロだが立ち直ったぞ‼︎

    ・我那覇冴

    ご存知、今年に入ってのデザグラのゲストライダーであえなく脱落しちゃった人類最速。あるときにヒューマギアを購入したこととそれによる戦いによって或人と出会い彼に恋をする。しかし素直になかなかなれず妹と弟達に慰められる。なおこちらもお酒に弱い。4スレ目より記憶が戻る。滅を拾う。…
    telegra.ph

    登場人物紹介(敵サイド)・五十鈴大智

    ご存知、クイズ王。 荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その1。 ドクターライダー達にボコボコにされた上に6スレ目ではリオンに利用され、逆恨みからジャマトバックルを使い出す。何もかも楽しいと本編よりやばいことになっている。

    ・ベロバ 荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その2。 ギーツ本編だとすごい敵…なのだが、こちらだとゼロワンライダーやらエグゼイドライダーがいるせいでなかなかうまく行かずストレスでイライラ!しかも味方になった貴利矢は案の定裏切り道長まで離反させられてしまい大荒れ、リオンと揉めて大暴走。切り札のヴィジョンドライバーまで奪われる始末。350歳なのが判明。しかも大智にも見限られてるぞ‼︎

    ・アズ ご存知、アークの秘書。9スレ目よりアークグランプリを開催、出場する…がその後仮面ライダーたちに負け倒される…ものの何故かいつものようにケロッと生きてました。未来人の悪意の利用を考えている。前スレにてデザイアグランプリエクゼクティブプロデューサーにアークと取り引きしたいと依頼される

    ・アーク

    ご存知、悪意の化身。9スレ目よりアークグランプリという名の蠱毒ゲームを始める……
    telegra.ph

     このスレ限定の用語・共鳴現象

    ライダー達の間で起こる謎の現象。諸々のステータスが爆上がりするが、反動で変身不能となる。だがゼアにより反動を抑えるバックルが作られ、安定して使えるようになる。仲がいいとか絆とかより、その場のノリが大事。ゼアがもたらした機能のようだが……?一応相手はある程度は決まっている。決まった相手じゃないと威力もほどほどだし反動もある。シンクネットにとっての脅威的な機能を持つ。八乙女紗衣子にてシステムの改善と強化が行われた。 それにより相手を選ばずして共鳴できるようになったり相手の能力を使えたりするが負担がかかりやすいので注意 なのでやはり最初の決まった相手の方が強い。 決まった相手との共鳴時はスパーキングリッターという特別な物資が発生する

    ・アークグランプリ

     アズがベロバから奪ったヴィジョンドライバーを使ってアークが開催したゲーム。

     内容としてはアーク産のアイテムを持った者達が最後の一人になるまで殺し合いである。尚アークの力を持ってない仮面ライダー達はそれを妨害するお邪魔キャラとして設定されている。しかし全然進まないためルール変更としてアーク陣営対お邪魔キャラ達の殺し合いに変更となった。なのでこれが人…
    telegra.ph
  • 6二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:41:17

    こちらは書き手の皆様が考えてくださいました設定となります

    ネタバレ注意まず前スレで現れた新しいジャマトですが、スポンサーやってる衛生省のお偉方から運営がバグスターウィルスのサンプルをもらってヴィジョンドライバーの能力でジャマトと融合させたものになります

    突然登場させて申し訳ありません!

    これから感染力が強くなっていく予定で、ケケラはベロバと手を組んで沙羅姉ちゃんに差し向けて感染させて景和に本気を出させようと考えてます

    ベロバはパンデミック起こすかもしれませんが…

    それが飛彩の地雷(小姫のことやライクロに参加した父親の灰馬のこと)を踏んでしまい飛彩と諫対ケケラの方向にしたいかなと

    景和やソルド20さんの行動については考えてません、ケケラから離別するのかしないのか


    あと、本編の考察から女神の力を使わずに退場したデザグラプレイヤーを復活させるには少なくとも人1人の幸せは必要かなと思いまして、道長のIDコアが修復されたのは単純にリプログラミングによるものではなくて誰かの幸せが必要じゃないのかと考えました

    そこに貴利矢の親友の藍原淳吾さん(貴利矢は彼の体組織からリプログラミングを考えたと公式で解説があったはず)の幸せはデザグラやバグスターウィルスに奪われなかったので行き場がなく、ID…
    telegra.ph

    ネタバレ注意ということでこちらでもデザイアロワイヤルを開催するのですが経緯は少しだけ異なっています

    ・ジャマトグランプリの他にアーク達が勝手にアークグランプリという未来人から見たらもはやバグみたいなを開催したことでゲームがめちゃくちゃになったから

    ・そのためバグを消去するためなのとこの時代での片付け込みでデザグラのライダー達をアークグランプリの参加者にぶつけ共倒れを狙う

     というのが開催経緯となっています

     じゃあアークグランプリは終わったのかというとそうではなくむしろ、アークグランプリのミッションはこのデザグラ参加者達を抹殺するというTV本編の道長がやった『仮面ライダー狩り』に近いものを行います。あちらと違ってこっちは命も取るという違いがありますが、一方でアーク基準でいい悪意持ちがいたらはこちらにも参加させようとしていきます

     簡単にまとめると

     デザロワ側は撤収のため後片付け兼アークグランプリの排除、

    ・アークグランプリ側はお邪魔キャラ、及びデザグラ参加者達仮面ライダーの抹殺(アーク基準でいい悪意持ちならこちらにもエントリーさせる)

     が目的となっており、この2つのゲームが同時進行で行われるということになっています…
    telegra.ph
  • 7二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:42:03

    このレスは削除されています

  • 8二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:44:16

    このレスは削除されています

  • 9二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:46:14

    (ミスがあったので上2つは一度消させてもらいます)

    前回のあらすじ
    或人の誕生日を祝っていたが貴利矢はなにか思うようなことがあったようで…?
    そんななか沙羅が何とケケラとベロバの手によりゲーム病に感染!
    そして助けようとしたソルド20も捕まってしまう!
    更に最悪なことにスエルによって仮面ライダー同士のバトルロワイヤル、デザイアロワイヤルが開催される!

  • 10二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:48:16

    CRを出ようとする2人に沙羅が話しかける
    沙羅「つーちゃん……ソルド20さん、私があいつらから逃げる時にカエルの化け物に襲われてるの、だから、つーちゃんも……」
    沙羅の口からソルド20の危機が伝えられる 誕生日パーティーで言ったばかりだと言うのに無茶をしたのかと飛彩は心配に思う
    景和「そんな…ソルド20さんが」
    飛彩「ソルド20も見つけ出す、それで問題はない」
    飛彩は諫や唯阿に連絡を入れる。 或人は誕生日パーティーの後も祢音や冴と一緒にいるらしく遠慮して連絡は敢えてしなかった 彼らもガジェットの破損やソルド20が行方不明になっていることで異変を察したらしい
    飛彩「小児科医や開業医には連絡がついた。とりあえず事情は説明した」
    飛彩の言い方に景和は引っかかるものを感じる
    景和「……貴利矢さんは?」
    飛彩「電話が通じなかった」
    景和は誕生日パーティーの時の貴利矢を思い出す。 いつもなら冗談や嘘を言う彼が、途中退席したりと何となくノリが悪かったのだ こういう時もあると言われた仕方ないが、何かおかしいものを感じていた
    飛彩「今はお前の姉が優先だろう」
    景和「はい……あっ、俺も‼︎」
    景和も電話が通じるデザグラのプレイヤー(祢音や冴以外)に事情を説明する

  • 11二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:48:34

    一方その頃…
    とある場所にてソルド20は捕えられていた
    ソルド20「は、離せ‼︎桜井沙羅が……っ‼︎」
    捕らわれたソルド20は沙羅を助けなければ、と焦っていた それをベロバは一笑する
    ベロバ「助けるってどうするのぉ?今頃あの女はこのジャマトが持つバグスターウィルスでゲーム病が進行して消えちゃってるかもねぇ?」
    ベロバから告げられた沙羅の現状を知ったソルド20は愕然とする
    あの時自分がケケラにやられなければ、と自分を責めてしまう
    ソルド20「くっ……」
    悔しそうな表情を浮かべたソルド20を見てベロバは喜ぶ
    ベロバ「あら、機械も不幸を感じるのね?いいもの見ちゃった♪」
    そこに人間態のケケラが現れる
    ケケラ「戻ったぜ」
    ベロバ「ちょっとこいつ機械のくせに不幸そうな顔してるでしょ?すごい笑えない?」
    ケケラは捕らわれたソルド20を見る
    ソルド20「貴様、何のために桜井沙羅をデザイアグランプリのプレイヤーにしようとしたり、ゲーム病に感染させた⁉︎」
    その言葉にケケラも笑う
    ケケラ「俺はあいつに本気になって欲しいだけだよ、あいつの起爆剤は姉だからな」
    ケケラは自分のしたことなど全く気にする様子もなく言う
    ソルド20「そんなことで……」
    ケケラ「あ?そんなことってなんだよ、俺が笑える様にして何が悪い?」
    ケケラは自分勝手な考えをつらつらと述べる
    ベロバ「まあ…とりあえずあんたを助けるためにあいつらも動いてるでしょうけど……簡単に行くかしらね」
    ソルド20「どういう意味だ?」
    ベロバ「新しいゲームが始まったのよ」
    ベロバはデザイアロワイヤルが開催されたことを告げる
    ケケラ「これでお人好しのあいつも本気を出してくれりゃいいんだがな…」

  • 12二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:50:01

    (景和から連絡が来る前…)
    或人の誕生日パーティーの後、帰宅したはいいがいつの間にか貴利矢は姿を消していた
    道長「レーザー、一体どこに……」
    連絡をしても繋がらない。
    そこに或人の誕生日パーティーの時の行動のおかしさから道長は嫌な予感がしていた

    まだベロバについていた時のことだ 貴利矢が寝返ったことについてベロバと話したことがある
    ベロバ『まさかCRのドクターが仲間を裏切るなんてね』
    ベロバ自身は貴利矢が寝返ったことはやらせである事は知らない だが一応道長はベロバに聞いてみるのだった
    道長『九条貴利矢…レーザーを引き入れて大丈夫なのか?』
    その問いにベロバは笑って答える
    ベロバ『CRのドクター達は訳ありばかりだけど、九条貴利矢は、よく分からないけど特に不幸を持ってるのよ だからその不幸を見てみたいわね』
    ベロバは貴利矢を不幸だと言い放った 貴利矢は寝返る前にアズにベロバ達に自分の情報は最低限度しか与えない様取引をしていた
    その時は道長はその意味がわからなかった 貴利矢を見てもどこが不幸なのかわからなかったのだ
    だが貴利矢の親友の件を知り、彼が死なせてしまった親友への罪を一生背負っていかなければならないことを知り、そういうことか、と納得した
    それはどんなに前向きに考えても消えないということも貴利矢を見ていて痛感した だが、親友のこと以外にも貴利矢には何かがありそうなのだ
    道長「あっ……」
    道長はアズから貴利矢がゲーム病のことを探るうちに厄介者扱いをされてクリスマスの日に檀黎斗にゲームオーバーにされてしまい、その後黎斗の父親の檀正宗にバグスターとして復活させられて永夢達と敵対していた時期があったと聞かされたことがある
    もっとも、今の彼は人間なのだが。
    貴利矢が自分に初めて接触した時のことを思い出す

  • 13二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:50:51

    >>12

    貴利矢『……この左腕、ジャマト化が進んでるね』

    道長『……』

    貴利矢『いいわけ?このままジャマト化が進んだら、彼女にお近づきになることもできないぜ?』

    道長『それは……』

    貴利矢『自分たちが何とかしてやるよ、だからノッてくんない?』

    あの時貴利矢は唯阿を餌にジャマト化のデメリットを告げた

    単純にそれしか意味を持たないのだと思っていた だが、彼もまた人間ではない存在になったことがある バグスターは貴利矢達CRのドクター達にとっては敵の様なものだ パラドやポッピーのような例外もいることにはいるが。

    そんな存在として復活させられた彼の心境はどうだったのだろうか

    あの時の言葉には、人間ではなくなる事を忌避する貴利矢の意思が隠れていたのかもしれない 親友を死に追いやって、且つ人間ではない、しかも自分達に仇なす存在になってしまったこと、この2つが貴利矢の不幸に関係しているのではないだろうか

    道長「……だからあいつは治療をしたのか」

    ジャマト化を治療し、もういない親友とさよならを言い合える時間を与えたのは、自分と同じような思いをさせない様にするためだったのか 探しに行こう、と思った時だった

    景和から連絡が入ったのは

  • 14二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:52:21

    >>10

    (一方で飛彩から連絡をもらった諫達は沙羅が最初にケケラと出くわした場所へと向か意現在ソルド20を探していた

    唯阿「ソルド20!いたら返事しろ!」

    諫「おい!あいついたか!?」

    ソルド9「いや…レーダーに反応がないため少なくともここにはいないようだ…」

    諫「チッ!俺があいつを野放しにしたせいで…!」

    諫は改めて自分のやったことを悔いていた いつでもできると思ってしまったからソルド20が今危険な目に会ってしまっている、もしかしたら命を取られたかもしれない、そう思うと諫は自分自身に苛立ちを隠せなかった

    そんな他のソルドがあるものを見つける

    ソルド「!隊長!ソルド20のサーバルタイガーゼツメライズキーが落ちています!」

    唯阿「!本当か!?」

    そう言って唯阿がソルドの元へと駆け寄るとたしかにそこにサーバルタイガーゼツメライズキーが落ちていた

    どうやら連れ去るときに抵抗ができないようにとケケラ達によってゼツメライズキーをここに捨てたようだ

    ゼツメライズキーを受け取った唯阿にソルドは自分なりの考えを話す

    ソルド「隊長、少なくとも周辺には爆発のあとや機械がばらまかれていることは在りませんでした。なのでソルド20はどこかに連れ去られたと見たのでは…?」

    唯阿「なっ…!?ソルド20…!」

    仲間のソルドからソルド20が連れ去られたと聞いて唯阿はゼツメライズキーをギュッと握る それは子供を心配する親のようになものだった  そんな唯阿を見て諫はさらに自分がケケラを見逃してしまったことに責任を感じる

    諫「くそ…!」

    ソルド9「不破諫…」

    そんな諫を見てソルド9はどのような声をかけたらいいか悩んでしまったがその時だった

    ソルド9「!ソルド20から通信が着ました!」

    唯阿「!?なんだと!?」

    なんとソルド20からソルド9に通信がかかってきたのだった

  • 15二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:53:43

    >>14

    突然の通信に唯阿たちが驚く中ソルド9が落ち着いて対応する

    ソルド9「こちらソルド9、ソルド20お前今どこにいる?」

    ソルド20『ソルド9か…、桜井沙羅は無事か…?』

    ソルド9「質問してるのはこっちだ、それに桜井沙羅は現在ゲーム病に罹ってこそいるがなんとか生きている、現在鏡飛彩と桜井景和が対応に当たっている」

    ソルド20『そうか…、私は何もできなかったんだな…情けないな…』

    現在の状況を聞いてソルド20はまるで元気をなくすかのように喋る

    それは自分が約束したことを守れなかった悔しさからだ

    そんなソルド20にソルド9は言う

    ソルド9「……お前が何をしたいのか俺にはわからない。だが今お前がここで止まっていたら何も救えないし何も守れない、それでいいのか」

    ソルド20『わかっている…!だが…!』

    ソルド9「……一人で抱え込むなソルド20!俺達を信じろ!」

    ソルド20『!』

    唯阿「ソルド9…?」

    ソルド9の言葉にソルド20は驚く、それは唯阿も同じであった 

  • 16二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:54:34

    ソルド9「お前が動けなくなったなら俺達が動く!その逆もまた同じだ!俺達はそうやってサポートし合う、それを飛電或人、隊長、多くの者達から学んだだろ!一人で何でも動くな!少しは俺達を頼れ!それが仲間だろ!だからお前のやり通そうしたことを最後までやれ!それを俺達が支えてやる!」
    諫「ソルド9、お前…」
    ソルド9がソルド20と通信してるところを聞いて諫は初めて会った頃と変わったことを感じる あのときの彼、いや彼らソルドは文字通り機械的にしか動くことはなかった。だが滅亡迅雷達の手引きや唯阿達の交流を経て彼らは少しずつ変わっていったのだ その成長を今諫、そして唯阿は体感していた ソルド9の言葉を聞いてソルド20は少し間を取ったあと話す
    ソルド20『そうだな…、すまなかったソルド9。おかげで目が覚めた。今から私が囚われている場所をを教える。そこまで来てくれ』
    そう言って現在自分がいる場所のデータをソルド9に送る
    ソルド20『ソルド9、あとは頼む』
    そう言うとソルド20の通信は切れるのであった
    ソルド9「了解した、隊長ソルド20がいる場所がわかりました。今から鏡飛彩達にこのことを伝えましょう」
    唯阿「ああ…頼む(ソルド20と同じようにお前も成長してるんだなソルド9…)」
    ソルド9の成長を見て唯阿はそう思ったのだった そしてその後に飛彩達はデザイアロワイヤルの参加者に巻き込まれたことをするのであった…

  • 17二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:55:17

    少し時間は遡り各方面に連絡をし終えた飛彩と景和は沙羅にバグスターウィルスを感染させたジャマトを探しに外に出ていた
    飛彩「恐らくそのジャマトがいる所にソルド20は捕らわれているはずだ、そして、そこには…」
    恐らくだがベロバとケケラもいる可能性がある
    景和「姉ちゃんも、ソルド20さんも助け出すんだ」
    景和は真剣な表情でそう宣言する そんな彼の横顔を飛彩は見ていた 誰かのためにこんなに一生懸命になれて、誰かの幸せを願う青年の戦いを自分の娯楽にするケケラは到底飛彩には許せなかった
    飛彩「景和、あのケケラってサポーター、どうしたい?」
    飛彩はケケラとの関係を景和に尋ねる
    景和「……最初は説教ばかりだったけど親切な人だと思ってたけど……」
    飛彩「……」
    飛彩が景和の言葉を聞いていた時だった
    「おっ、デザロワのプレイヤーじゃん」
    景和「えっ⁉︎」
    デザイアドライバーを装着した複数の一般市民が飛彩と景和の目の前に現れたのだ
    飛彩「何だ、お前ら……と言うより、デザイアグランプリではないのか?」
    飛彩の問いかけに集団の中の1人が笑う
    「あ?違うよ、デザイアロワイヤルだよ‼︎」
    そのゲーム名に景和は耳を疑う
    景和「待って下さい‼︎デザイアロワイヤルって、あの⁉︎」
    飛彩「景和知ってるのか?」
    デザイアグランプリがコラスに乗っ取られたとき開催されたゲーム、それがデザイアロワイヤルだ
    景和「……デザイアロワイヤルは、アークグランプリと同じで、殺し合って生き残った1人がデザ神になるんです……」
    最悪のゲームの再来に景和も動揺を隠せない様だった
    飛彩「何だと……」
    仮面ライダークロニクルと同じ様な悪意に満ちたゲームがまだあったのかと飛彩は驚く

  • 18二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:56:56

    >>17

    景和「俺たちは今は戦っている場合じゃないんです‼︎だからどいて下さい‼︎」

    景和は何とか自分がすべきことを思い出し、集団へと向かって叫ぶ

    しかしそんな切実な思いを踏み躙るかの様に集団は笑う

    「そんなことできねぇよ……それも殺せばデザ神にかなりリードできるお邪魔キャラだっているんだからよ‼︎」

    集団の中の1人が飛彩を指す

    景和「飛彩さんが⁉︎」

    飛彩「……っ‼︎なるほど、運営が俺たちや飛電或人達を始末するためにそう吹き込んだか‼︎」

    飛彩は運営がデザイアグランプリに関係のないCRのドクター達やゼロワンライダー達を始末するためにプレイヤーに殺せばデザ神に近づけると吹き込んだことを察する

    景和「そんな……そんなこと絶対運営の嘘に決まってる‼︎」

    デザイアロワイヤルに追加された残酷なルールを景和は受け入れられなかった  


    貴利矢「……さて、どうするかね」

    貴利矢は建物の上からその様子を見ていた

    アズ「あなたも狩られる対象でしょう?そんな高みの見物をしていて大丈夫なの?」

    背後に現れたアズに対し、貴利矢は振り向きもせず答える

    貴利矢「……自分はあいつらとは戦わねぇよ」

    アズ「あら、逃げる気?しかもドクターとしての役割を放棄して……」

    アズは貴利矢を煽るが貴利矢はそれに動じない

    貴利矢「最初から自分が相手をするのは1人だけだ、そいつが出てこねぇ限り自分は動く気はない」

    貴利矢には目的があるようだった アズはそれを読み取る

    アズ「自分で治しておいて、自分で壊すの?」

    貴利矢「……自分にはすぎてんだよ」

    貴利矢はそう呟く

    アズ「彼を傷つけたくない善意から1人になろうなんてね、彼はどんな反応するかしら?」

    アズはそう言い、その場から立ち去る

  • 19二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:57:52

    >>18

    景和「飛彩さん、デザイアロワイヤルが開催されたなら…祢音ちゃん達にも連絡しないと危険です‼︎」

    或人の誕生日の夜、或人と祢音と冴が3人で楽しく過ごしているから、と遠慮していたがそんな悠長なことは言ってられない

    次々と変身していくデザロアプレイヤーを見て景和は叫ぶ 飛彩もそれに同意する

    飛彩「ああ、今すぐ連絡しろ‼︎」

    飛彩はガシャットを構えて、デザロアプレイヤーと戦うことを決意するが、命を奪うことはできない どう戦い、沙羅を感染させたジャマトを倒しソルド20を助けるか、飛彩は景和が祢音に連絡している間考えていた

    「何だぁ?ビビってんのかよ‼︎」

    変身したデザロアプレイヤー達が2人に襲い掛かろうとした瞬間、空から砲撃がデザロアプレイヤー達に降りかかる

    スナイプ(レベル3)「土砂降りだっ‼︎」 デザロアプレイヤー達はスナイプの砲撃から逃れるのに手一杯になる

    スナイプ「ブレイブ‼︎タイクーン‼︎ここは俺が抑えるからてめぇらはジャマトを早く倒せ‼︎」

    飛彩「開業医‼︎1人では無茶だ‼︎」

    飛彩は上空にいるスナイプに向かって叫ぶ

    エグゼイド (レベル2)「俺もいるから2人は早く‼︎」

    そこにエグゼイドも加勢する

    エグゼイド「ほら、倒したらボーナスが入るお邪魔キャラが2体もいるぜ‼︎俺たちを倒してみろ‼︎」

    エグゼイドはデザロアプレイヤー達を煽る

    「この……やってやろうじゃねぇか‼︎」

    エグゼイドの煽りに乗ったデザロアプレイヤー達はエグゼイドに向かっていく

    そこにスナイプの砲撃が加わり、エグゼイドとスナイプは連携してデザロアプレイヤー達と対峙する

    飛彩「……小児科医に開業医……任せた‼︎」

    景和「永夢さんも大我さんも気をつけて下さい‼︎」

    2人はその隙をついて、デザロアプレイヤー達から逃げ出す

  • 20二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 17:59:13

    景和「本当は俺が戦わないといけないのに…」

    そして現在、 ソルド9からの連絡で感染源のジャマトとソルド20がいる場所に飛彩と景和は急いでいた

    飛彩「俺たちが無駄に戦って傷つくと、お前の姉のゲーム病は更に進行する、治療をしている俺と、唯一の家族のお前がいなくなると言う恐怖とストレスでな…‼︎」

    景和「そんな……」

    飛彩「だからお前は自分が言ったように自分の手で姉とソルド20を救えばいい‼︎」  

    景和「……はいっ‼︎」

    飛彩に叱咤激励され、景和は自分の目的のため進む。 大切な存在を守るために。


    貴利矢「永夢に花家先生が来たか」

    貴利矢は>>19の様子を見ていた

    だが彼の目当ては来ていない

    貴利矢は空を仰ぐ

    貴利矢「ごめんな、淳吾…お前の幸せを使ってさ……」

    空には星が無数に輝いている

    英寿「他のドクター達は戦っているのにお前は何もしないのか、レーザー」

    突如現れた英寿に貴利矢は驚く

    貴利矢「なんだ、スター様かよ…自分のことでも狩りに来たの?」

    貴利矢はつまらなさそうに言う 英寿は貴利矢の発言からあることを指摘する

    英寿「レーザー、お前その様子だとデザイアロワイヤルのルールをどこかから得たな?」

    英寿の指摘に貴利矢は一瞬びくっとなる

    その反応を見て英寿は貴利矢が前もってデザイアロワイヤルのルールを知ったことが本当だと悟るのだった

    貴利矢「よく分かったね、そうだよ」

    英寿「お前はそれに乗っかって何か目的を果たそうとしている、違うか?」

    英寿の更なる追求に貴利矢はため息を吐く

    貴利矢「だったら何?自分はあんたには何もする気はねぇよ、ただこの方法が一番だと思っただけだ」

    英寿「お前が救った患者をこれ以上傷つけないためにか?それをあいつが納得すると思うか?」

    貴利矢の視線がきつくなる

    貴利矢「だとしても、自分はそれを選ぶ」

  • 21二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:00:03

    >>20

    或人の誕生日パーティーの最中、会場を一時退席した時だった、窓から外を見ていると昼間だと言うのに無数の流れ星のようなものが見えたのだ

    貴利矢『何だよ、あれ……』

    突然の光景に貴利矢が驚いている時だった

    『これから新しいゲームが始まるんだよ』

    貴利矢が声の方を向いた時だった、そこには赤いフードにモノアイの銀色の仮面をつけた古代ローマ人のような服装をしている透明人間のような者がいた

    その異様な風貌に貴利矢も驚きを隠せなかった

    貴利矢『……あんた、何者だ?』

    『私はスエル。デザイアグランプリエクゼクティブプロデューサーさ』

    突如現れたデザイアグランプリの元締めとも言える存在が目の前に現れたことに貴利矢は頭がついていかない

    貴利矢『ふーん……要はラスボスみたいなもんね、で?新しいゲームって言うのは?』

    貴利矢は冷静を保ちながらスエルから新しいゲームについて聞き出す

    スエル『デザイアロワイヤル、簡単に言えば殺し合いをして生き残った1人がデザ神となりこの世界を変えられる…君と付き合いのある仮面ライダーも参加したことがあったね』

    貴利矢『道長が…?』

    スエル『まあ結局あの時のデザイアロワイヤルはなあなあで終わってしまったけどね、本来のプレイヤーではない者がデザ神になったせいで』

    貴利矢『そんな物騒なゲームをまたやってどうする気だ?』

    貴利矢はスエルに目的を問う

    スエル『この時代でのデザイアグランプリは収拾がつかないから終了は決まっている。だが撤収前にこのゲームをしたくてね』

    スエルの言動に貴利矢は反吐が出る気分になる

    貴利矢『散々滅茶苦茶にして、壊してはいおしまいってかい……』

    その声には怒りがこもっていた

  • 22二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:00:32

    >>21

    スエル『だから今回のデザイアロワイヤルは、君たちデザイアグランプリに関係ない仮面ライダーをお邪魔キャラとして倒せば高スコアが入るとプレイヤーには言ってある』

    スエルは今回のデザイアロワイヤルについてルールを語る

    貴利矢はスエルを睨んだまま黙って聞いていた

    貴利矢『その話を何で自分にしたわけ?』

    スエルは笑う

    スエル『九条貴利矢、君は独自の方法で破損したIDコアを修復した、面白いものを見せてもらった御礼さ…』

    スエルは自分が行った治療を見ていたのかと貴利矢は驚く

    貴利矢『まさか見ていたとはね』

    スエル『だから君にはもう一つ特別にルールを教えよう』

    スエルは貴利矢にデザイアロワイヤルのあるルールを教える それを聞いた貴利矢は難しい顔をするが、すぐ笑顔になる。

    貴利矢『へぇ……そんなルール作ったの?だったらノってやろうじゃないの』

    スエル『新しいゲームを気に入ってくれて嬉しいよ』

  • 23二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:02:05

    >>22

    貴利矢の態度を見た英寿は真顔になる

    英寿「そうか、それがお前の真意なんだな?」

    貴利矢「ああ、嘘は一つもない」

    貴利矢も英寿に対して真剣な表情で答える 英寿は後ろを向き、口を開く

    英寿「……だそうだぞ?バッファ」

    道長「……」

    英寿の言葉に貴利矢は驚く

    貴利矢「スター様、どういうつもり?」

    現れた道長を見て貴利矢は苛立った様子で英寿に問いかける

    英寿「どういうつもりも何も、お前がそれを望んでいたんだろう?」

    或人の誕生日パーティーでの貴利矢の様子から何かがあると英寿は踏んでいた

    英寿「特に途中退席した後のお前の様子は変だったからな」

    貴利矢「……お見通しってわけ……まあいいか、ちょっと早まったくらいだ」

    貴利矢はそう呟き、ガシャットを手にする

    彼の目的を果たすために

    その前に貴利矢は英寿に疑問を投げかける

    貴利矢「で、スター様は知ってんの?自分がノろうとしているルール」

    英寿は首を縦に振る、ジーンあたりから聞いたのか

    英寿「このデザイアロワイヤルでは変身していない時にIDコアを破壊されるとデザイアグランプリの記憶を全て失い二度と仮面ライダーに変身できなくなる」

    英寿が一語一句間違いなく言い当て、貴利矢は感心する

    貴利矢「流石スター様だね、御名答」

    2人のやり取りを聞いていた道長はようやく口を開く

    道長「レーザー、どうしてもなのか⁉︎そんなやり方じゃ何も残らないだろ⁉︎嘘だって言えよ‼︎」

    自分に対して貴利矢が何をしようとしているのか理解した道長は貴利矢に向かって叫ぶ

    貴利矢「嘘じゃねぇよ……このやり方でないと何も守れないし、早くしないと間に合わねぇんだよ‼︎」

  • 24二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:06:52

    >>23

    英寿「そうか、早いうちにリタイアさせておけば万が一デザイアロワイヤルでの退場は免れるということか」

    貴利矢「そういうこと」

    貴利矢の言葉を聞いた英寿は更に彼の目的に迫る

    道長「何で急にそんなこと……」

    貴利矢の考えが読めない道長は困惑する

    英寿「それが主治医様の判断なんだろ」

    貴利矢「久しぶりに聞いたねそれ、忘れてたよ自分」

    貴利矢は英寿の言葉に即座に反応する まるでその話題を避けようとしているかのようだった

    主治医など忘れたというそんな貴利矢の態度を見た道長は黙っている

    しかし道長は少し間を置き、デザロワプレイヤーと対峙しているエグゼイドとスナイプを見て英寿に声をかける

    道長「ギーツ、お前はあっちに行け、お前なら止められるんだろ」

    それは貴利矢と2人きりで話したいと言う意思表示だった

    英寿「まさかお前がそんなことを言うとはな」

    道長「ごちゃごちゃ言ってないで早く行けよ」 英寿はそれに素直に従い、戦場へと赴く 2人きりになって貴利矢は口を開く

    貴利矢「へぇ、スター様と仲良くなったもんだね」

    道長「仲良くなんかしてねぇよ、ただあいつは自分を偽って動いてなんかいない」

    それは貴利矢が自分を偽っていると暗に指摘しているようなものだった

    貴利矢「さいですか、でも、自分だって引き下がる気はない、あいつの幸せを無駄にしないためにも」

    貴利矢の言葉に道長は反応する

    道長「あいつの幸せ……?あいつの幸せを無駄にしないってどういうことだ?」

    貴利矢が何を言わんとしているか道長は薄々勘付いていた

    貴利矢「……デザイアグランプリで退場した奴の幸せはゲームを回すためのエネルギーとして搾取される。つまり一度退場したお前が復帰するには誰かの幸せが必要なわけ」

    道長「……藍原淳吾の幸せを使ったんだろ」

    道長に正解を言い当てられ、貴利矢は驚く

    貴利矢「何だ、気づいていたのかよ」

  • 25二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:08:32

    >>24

    道長「元々何となく分かってはいたが、癪だがナッジスパロウの野郎に言われてはっきり気づいたよ」

    貴利矢「なるほどね、あのクイズ王もそれなりに考えていた訳だ」

    貴利矢は真顔のまま話す

    貴利矢「だからと言ってお前の人生は淳吾のものじゃない、だがな……それなら尚更自分は守らないといけないんだよ、淳吾がこの世界にいて、何かを遺していったことを‼︎」

    貴利矢はガシャットを構えたまま自分の本当の目的を告げる 親友の幸せを手放し、その幸せを与えた患者を突き放す それは主治医の孤独を意味する

    道長「それが理由――」

    貴利矢「これが理由だよ」

    2人はそれぞれのドライバーをセットする

    道長「だとしたら俺は尚の事お前を止めてみせる、藍原淳吾の幸せを、それを与えてくれた主治医を守るために」

    自分から孤独になろうとしている貴利矢を止めると道長は言う 以前は1人でいた自分らしくない発言だと思いながら

    その言葉に貴利矢は顔を顰める

    貴利矢「主治医とか言うんじゃねぇよ‼︎もうそんなの関係ないんだよ‼︎ ……だから、俺は淳吾が本来受け取るはずだった幸せを無駄にしないために戦うんだよ‼︎」

    貴利矢の意思は固い

  • 26二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:10:27

    『SET FEVER!!』 『SET ZOMBIE』
    『爆速バイク!』
    貴利矢「ゼロ速」
    貴利矢・道長「変身!」
    ガッシャット!ガッチャーン!レベルアーップ!
    『爆走 独走 激走 暴走 爆走バイク!!』
    『READY FIGHT』
    レーザーターボ『さぁ……ノリノリで行っちゃうぜ?』
    レーザーターボはステージセレクトを使い、2人は戦う場所を移す

    レーザーターボ「ここなら余計な邪魔も入らねぇだろ」
    ステージセレクトで岩場のステージに移動した2人は対峙する
    バッファ「ああ、そうだな…」
    『NINJA』
    『HIT NINJA』
    バッファはフィーバースロットバックルのゴールデンレバーを引いてニンジャフォームを引き当て、バッファニンジャゾンビフォームとなる
    嘘や建前と本音の一騎打ちが始まろうとしていた

  • 27二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:11:21

    レーザーターボ「オラァッ‼︎」
    レーザーターボはガシャットをガシャコンスパローに充填する。
    そしてエネルギー刃をバッファ目掛けて飛ばす
    バッファ「ハアッ‼︎」
    バッファは迫り来るエネルギー刃をニンジャデュアラーシングルブレードで打ち払う
    そしてそのままレーザーターボに斬りかかる
    しかしレーザーターボは身軽な動きで宙返りをしてそれを躱す
    そして再びガシャコンスパローでの射撃をバッファ目掛けて浴びせる
    バッファは二度も同じ手は喰らわないと言わんばかりにニンジャデュアラーシングルブレードで再び打ち払う その隙にレーザーターボはガシャコンスパローを鎌モードに変形させる
    そしてバッファと鍔迫り合いに持ち込む
    下半身がゾンビフォームであるバッファは、毒を利用してレーザーターボの足場を腐敗させ、バランスを崩させる
    バッファ「オラァッ‼︎」
    そしてバランスを崩したレーザーターボ目掛けてニンジャデュアラーを振り翳す
    その瞬間、弓モードに戻ったガシャコンスパローからの射撃がバッファを三度襲う
    ニンジャデュアラーを振り翳した状態からの不意打ちだったためバッファは射撃をいくらかもらってしまう
    バッファ「……っ‼︎」
    そんなバッファの複眼にレーザーターボのライダーゲージが映る ゲージは危険域にはまだ達していない。

  • 28二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:13:05

    >>27

    レーザーターボ「何よそ見してんだよ‼︎」

    ライダーゲージを見ていた隙にレーザーターボは回し蹴りをお見舞いする 回し蹴りは脇腹に直撃し、そのままレーザーターボは今度は接近戦へと持ち込む 上半身ニンジャフォーム、下半身がゾンビフォームだとレーザーターボの俊敏さとパワーに対抗するのは分が悪い

    バッファはレーザーターボが繰り出したパンチを受け止め、そのまま腕を掴む

    『REVOLVE ON』

    レーザーターボ「うおっ⁉︎」

    レーザーターボはリボルブオンに巻き込まれ、投げ飛ばされる

    バッファはその隙にフィーバースロットレイズバックルを外し、再度装着し直しゴールデンレバーを引く

    そして…

    『SET FEVER』

    『BOOST FEVER』

    ブーストフォームを引き当て、下半身がブーストフォームになる

    バッファ「勝手に変なところを見て、勝手なことをしてるのはどいつだよ‼︎」

    バッファは脚部のマフラーから火を噴き出して加速し、ゾンビフォームとの相乗効果で突進力が高まった状態でレーザーターボに体当たりする

    レーザーターボ「くっ……‼︎」

    レーザーターボはプロトジェットコンバットガシャットをゲーマドライバーにセットする

    レーザーターボ「爆速!」

    『アガッチャ!ぶっ飛び!ジェット!ドゥ・ザ・スカイ! フライ!ハイ!スカイ!ジェットコンバット! 』

    レーザーターボはプロトコンバットバイクゲーマーレベル0に変身し、上空に飛び上がる

  • 29二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:15:08

    >>28

    レーザーターボ「喰らいなっ‼︎」

    レーザーターボは上空からガトリング砲から砲撃をバッファに浴びせる

    バッファはゾンビブレイカーで砲撃を受けるが、何発か喰らってしまう

    バッファ「レーザー、いきなりこんなことを始めて…誰の入れ知恵だ⁉︎何の見返りがあるんだよ⁉︎」 バッファはレーザーターボに何があったのか問おうとする

    レーザーターボ「……誰からの入れ知恵でもねぇよ‼︎自分は自分のやり方で戦うだけだ‼︎」

    無理に拒絶しているような言動、建前のメッキが少しずつ剥がれていた バッファはゾンビブレイカーで砲撃を受けつつ、見えないようにゾンビレイズバックルのウェイキングキーを回す

    その瞬間赤黒い毒々しい大きな手が上空にいたレーザーターボを掴み、地上へと引き摺り下ろす

    レーザーターボ「くそっ……‼︎」

    バッファはゾンビブレイカーを持った状態で地上に叩きつけられたレーザーターボに突進する

    バッファ「オラァッ‼︎」

    ゾンビブレイカーで斬りかかり、片方のガトリング砲が破壊される

    レーザーターボ「やってくれるじゃないの……‼︎」

    レーザーターボも負けじと片方の残ったガトリング砲から砲撃を繰り出す バッファは何とかブーストフォームの機動力で避けるが、砲撃が角に当たり、片方の角が折れる

    バッファ「くっ……」


    一方その頃… 飛彩と景和はソルド9に教えられた廃墟の工場に辿り着いていた

    景和「この中に……」

    沙羅を感染させたジャマトとソルド20がいるのだ

    飛彩「ここで切除する」

     2人は目的を達成するため、廃墟の工場に足を踏み入れる

  • 30二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:17:24

    スエル「フフフ……見せ物小屋の動物の始末にしては面白い」
    スエルはデザイア神殿でバッファとレーザーターボの戦いを見て笑っていた

    レーザーターボ(何が見せ物小屋の動物だ、ふざけやがって)
    レーザーターボはプロトジェットコンバットガシャットをゲーマドライバーから外し、バイクゲーマーレベル0へと戻り心の中でスエルに毒づく
    バッファ「ブレイブの時と一緒でお前も運営にいいように使われてんだろ‼︎」
    バッファは飛彩がスポンサーの件でニラムにアークグランプリに参加させられたことを例にあげ、レーザーターボも同じだと指摘する
    ステージセレクトして2人きりになる前に英寿とした会話から、運営との接触があったのか確かだ
    レーザーターボ「はあ?運営からいいルール教えてもらったからノってやっただけだよ‼︎」
    会話中にレーザーターボはガシャコンスパローを手に否定し、ガシャコンスパローのBボタンを押し、チャージ攻撃をバッファ目掛けて撃つ
    バッファ「……っ‼︎」
    咄嗟にゾンビブレイカーで弾き、ダメージは喰らわずに済む
    レーザーターボ「主治医とか、患者とか、俺には過ぎてんだよ‼︎」
    ガシャコンスパローの射撃を繰り出しながら、レーザーターボは少しずつ自分自身を見せ始めるがまだ嘘をついて突き放そうとする その射撃を弾きながらバッファはそれを否定する
    バッファ「まだ嘘をつくつもりかよ‼︎」
    初めて貴利矢の親友のお墓参りの時にした会話を思い出す
    貴利矢『はは!……自分の方こそありがとな、こんなやつを主治医にしてくれてさ』
    道長『ふん…、でも今はお前が主治医で良かったと思ってる』
    貴利矢『!そうか…』

  • 31二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:19:56

    >>30

    バッファ「そこまでして嘘で自分を隠すってんなら、んなもんぶっ潰して首根っこ掴んで戻してやる‼︎」

    レーザーターボの突き放すような嘘、それは自分のIDコアを壊して、自分が何もかも今までの記憶を無くした時の保険だろう ゾンビブレイカーと鎌モードのガシャコンスパローがぶつかり合い火花が散る

    レーザーターボ「はっ……そこまでして忘れたくないのかい、隊長さんのこととかさぁ‼︎」

    斬り合いながらレーザーターボは自分のことから話題を逸らそうとする

    バッファ「今はそういう話をしてんじゃねぇよ‼︎」

    そう言い、ゾンビブレイカーで斬りかかろうとすると、レーザーターボは距離を置く

    レーザーターボ「ったく……この分からず屋が」

    レーザーターボは小さく呟く

    バッファ「分からず屋はどっちだよ……レーザー、どうしても引けないのか」

    バッファはレーザーターボに言い返しつつ、問いかける 彼の言動から本当に望んでいることには見えないのだ レーザーターボはその問いかけにため息を吐く レーザーターボ「はぁ……じゃあ引かせたいのなら力尽くでやってみな、得意なんだろ?通じない想いは力尽くで押し通すしかないんじゃないの?」

  • 32二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:21:01

    >>31

    スエルとの会話の時、スエルはデザイアグランプリに参加しているプレイヤーを『見せ物小屋の動物』と言った

    それはもはやプレイヤーへの侮辱でしかない  そんな奴らと関わり続けるなら、いっそ自分の手で参加権を失わせた方がマシだと貴利矢はその時思った

    親友を死に追いやった自分のことを主治医と認めてくれた相手を守るためなら

    そうすることで死なせてしまった親友の幸せだって守れるはずだ

    例え自分が一人になっても

    バッファ「ああ、そうだな…じゃあ次で決めてやるよ」

    レーザーターボ「そうかい、じゃあ自分も最後に本気出しちゃおうかな」

    2人は決着をつけることを決める


    一方その頃…

    ギーツ(マグナムフォーム)「おいおい、お邪魔キャラは俺の獲物だぜ?」

    デザロワプレイヤー達に乱入して一蹴しながらギーツはそう言い放つ デザロワプレイヤー達はギーツの乱入に混乱するが、それが隙となってギーツの攻撃を受けてしまう

    スナイプ「ギーツ……何しにきた?」

    スナイプはその様子を見ながらギーツに問いかける

    ギーツ「別にデザイアロワイヤルはプレイヤーとお邪魔キャラの戦いじゃないからな、プレイヤー同士が戦ったって、何も問題ないだろ?」

    ギーツはそう言いながらプレイヤー達に攻撃を加えていく

    ギーツが現れたことで逃げるプレイヤーもいる程だ

    ギーツ「そう言えばエグゼイド、あそこの建物の屋上見ておくといい」

    ギーツの発した言葉にエグゼイドは頭に疑問符が浮かぶ

    エグゼイド「どういう意味だ?」 ギーツ「多分向こうもそろそろハイライトだからな、今ここにいない奴らのさ」

    エグゼイドはギーツの言葉であることに気づく そうだ、本来ならここにいてもおかしくない人物が2人ほどいないのだ

  • 33二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:22:09

    >>29

    ベロバ「フフ……来たみたいよ?あんたの推しとあんたが大嫌いな鏡飛彩が」

    ケケラ「そうかよ、だが上手くいくかね?」

    2人は笑いながら景和と飛彩が来たことを話していた

    ソルド20「……」

    彼らは慢心からかソルド20が秘密裏に場所をリークしたことは知らない

    景和「やっぱりこう来るよな…」

    廃工事の中にはジャマトが大量にいた 沙羅が言っていたバグスターウィルスと融合したジャマトが同じ容姿でいるためどれが沙羅を感染させた個体なのかは分からない

    景和「だったらまとめて……飛彩さん」

    飛彩「……共鳴で諸共に切除するか?だとしたらソルド20を巻き込む可能性がある」

    飛彩に指摘され、景和は頭を抱える

    景和「あっ…そうだった…」

    飛彩「共鳴で諸共に切除するのはソルド20の安全を確保してからだ、それまでは…」

    飛彩はガシャットギアデュアルβを取り出し、ゲーマドライバーにセットする

    景和「いつものとは違うやつだ…」

    『TADDLE FANTASY! 』

    『Let's Going King of Fantasy! 』

    飛彩「術式レベル50……変身!!」

    『デュアルガシャットォ! 』

    『ガッチャーン! デュアルアーップ! 』

    『タドルメグルRPG! タドールファンタジー! 』

    ブレイブは一度レベル2のような姿に変身する そして召喚したファンタジーゲーマと合体し、魔王とドラゴンを合わせたような意匠の鎧と兜をまとった姿… ファンタジーゲーマーレベル50へと変身するのだった

  • 34二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:23:17

    >>33

    ブレイブ「不破諫達も恐らくこっちに向かっている」

    ブレイブはそう言うと向かってくるジャマト達に対し、マントを翻す

    景和「飛彩さん‼︎……え?」

    何とバグスターウィルスを持っているせいか、ブレイブのマントの能力でジャマト達は大人しくなり動きを止めたのだ

    ブレイブ「これがこの姿の能力だ、このままジャマトを封じてあいつらにぶつける‼︎」

    ブレイブは操ったジャマトを引き連れ進む

    景和「あっ、じゃあ俺も‼︎」

    『SET』

    景和「変身‼︎」

    『NINJA』

    『READY FIGHT』

    ニンジャフォームに変身したタイクーンもその後を追う 2人はスパーキングリッターを振り撒き、工場の奥を目指す

  • 35二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:24:17

    >>32

    レーザーターボはガシャコンスパローにガシャットをセットし、フライングターボリッパーを発動し、黒いエネルギー刃を放つ

    『POISON CHARGE』

    『TACTICAL BREAK』

    対して、バッファはゾンビブレイカーのカバーを上部までスライドしてポイズンチャージをし、手を放してカバーを戻し、トリガーを押し、タクティカルブレイクを発動する

    バッファ「オラァッ‼︎」

    黒いエネルギー刃を回転する刃で切り落とす

    レーザーターボ「爆速‼︎」

    その隙にレーザーターボはプロトシャカリキスポーツガシャットをゲーマドライバーにセットし、プロトスポーツバイクゲーマーレベル0へと変身する

    『アガッチャ!シャカリキ!メチャコギ!ホットホット! シャカ!シャカ!コギ!コギ!シャカリキスポーツ!』

    フライングターボリッパーは囮だったのだ

    レーザーターボ「持ってけっ‼︎」

    レーザーターボはシャカリキクリティカルストライクを発動する 高速回転する車輪がバッファに迫る

    バッファ「……」

    『REVOLVE ON』

    しかしリボルブオンでバッファは車輪を回避する レーザーターボの行動を読んでの対応だ

    レーザーターボ「ちっ……」

    『ZOMBIE STRIKE』

    バッファはゾンビレイズバックルのウェイキングキーを回し、今度は下半身ゾンビフォームの状態でゾンビストライクを発動する 右足のバーサークローから後ろ回し蹴りでエネルギー弾をレーザーターボ目掛け発射する

    レーザーターボ「フンッ‼︎」

    レーザーターボは今度はガシャコンスパローを鎌モードに変形させ両手の鎌でエネルギー弾を次々と弾く

    その時、再度リボルブオンしたバッファが突っ込んできてレーザーターボは数メートル飛ばされて近くの岩場に衝突する その時の衝撃でガシャコンスパローを離してしまう

  • 36二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:25:51

    >>35

    そこにバッファは更にゾンビブレイカーで斬りかかろうとする しかしレーザーターボは咄嗟にバイクゲーマーレベル0に戻り、思い切り蹴りをお見舞いし、バッファを蹴り飛ばす

    バッファ「くっ……」

    バッファも蹴られた衝撃でゾンビブレイカーを手放してしまう お互い武器を手放さざるを得ない攻撃をくらい、それなりのダメージを負い、息を荒くしながらレーザーターボとバッファは対峙する 次に技を食らったら終わりだろうと2人は理解していた


    レーザーターボ「分かってると思うけど、遠慮なんかいらないから」

    バッファ「言われなくても分かってるよ、誰が遠慮なんかしてやるか‼︎」


    2人は短い会話を交わす レーザーターボは爆走バイクガシャットをキメワザスロットホルダーのキメワザスロットに装填し、ホルダースイッチを2回押し、爆走クリティカルストライクを発動する そしてバイクゲーマを召喚し、乗り込み猛スピードで走り出す

    『BOOST TIME』

    『ZOMBIE BOOST GRAND VICTORY』

    一方バッファはまたリボルブオンにて上半身がブーストフォーム、下半身がゾンビフォームになる そしてバッファモードのブーストライカーを召喚すると、そのまま乗り、迫り来るレーザーターボに接近する そのまま衝突……とはいかず、ブーストライカーから上空へ飛び、右側のブーストパンチャーでそのまま拳をレーザーターボ目掛け叩き込む その瞬間衝撃波と爆発が起こる


    レーザーターボ「ぐあっ……‼︎」

    バッファ「がっ……‼︎」

    2人は相打ちとなり、変身解除してしまう

  • 37二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:27:06

    >>36

    ギーツからの助言を聞いた永夢は建物の屋上を目指して階段を駆け上っていた

    飛彩からの連絡で貴利矢は来なかった

    また、景和の連絡で英寿は来たが(祢音は誕生日パーティー後或人と一緒にいたため遠慮してしまって連絡が遅れたのだと言う)、道長はいない つまり2人は何らかの理由でステージセレクトした舞台で戦っているのだろう


    一方屋上では…

    貴利矢が道長と相打ちになって変身解除したことで2人は屋上に戻って来ていた 

    2人とも戦いで怪我と疲労の色が見られる

    貴利矢「……相打ちか……まあそれなりには力尽くで頑張ったんじゃないの……」

    道長「レーザー……」

    貴利矢はふらつきながらも立ち上がり、ガシャコンスパローを召喚する 彼が何をするのか分かった道長は咄嗟にデザイアドライバーを隠す

    道長「……っ‼︎」

    貴利矢「何してんだよ‼︎……これ以上、傷つくくらいなら…‼︎」

    貴利矢がガシャコンスパローを構えて叫んだ瞬間だった

    道長「嫌だよ……俺まだ死にたくねぇよ‼︎」

    何も忘れたくない、と言うつもりが、思わずそう口走っていた

    それは貴利矢の親友が最期に残した言葉だった

    貴利矢「なっ……⁉︎」

    当然貴利矢は動揺する 道長はその動揺を見逃さず、立ち上がると貴利矢が構えたガシャコンスパローに手を伸ばして、弓の部分を掴む。

    道長「……くっ‼︎」

    地面に落ちる赤い雫。 それを見た貴利矢のガシャコンスパローを握る手が緩む それでも痛みや傷を厭わず、素手でガシャコンスパローを握り引き剥がすと、地面に投げ捨てる。

    貴利矢「何で、お前がその言葉を……って自分はそんなつもりじゃない‼︎」

    屋上に辿り着いた永夢は思わず叫んでいた

  • 38二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:28:18

    >>37

    永夢「2人とも何してるんですか‼︎」

    想像通り貴利矢と道長がそこにいた 2人とも怪我をしている

    戦って怪我をしたのだろう

    先程ガシャコンスパローを貴利矢から引き剥がすために弓の部分を握ってしまい手の平の傷から血が流れているのを厭わずに道長は貴利矢の胸ぐらを掴む

    道長「誰がそんなこと頼んだ⁉︎余計なお世話なんだよ‼︎」

    道長は貴利矢が自分のことを思ってしようとしたことに対し怒る

    貴利矢「……道長……」

    道長「……記憶がなくなってしまえば今までの俺は死んだようなもんなんだよ‼︎そんなやり方で助かっても忘れたくない記憶を失うんだよ!そんな世界に生き残ったって俺は幸せじゃない‼︎……俺が俺だと言うことを奪うな‼︎」

    それに対して貴利矢は弱々しく反論する

    貴利矢「でも、それしかない……そうするしかないんだよ、例え忘れられたって…」

    道長「そうやって親友を失って、人間じゃなくなったことがあるからって何で1人になろうとすんだよ‼︎」

    永夢「……」

    今まで見たことがないくらい悲しそうな表情を浮かべている貴利矢を永夢は初めて見たのだった

  • 39二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:29:34

    >>38

    貴利矢は親友の最期を思い出していた

    ゲーム病に感染していて命に関わると正直に言ったら親友は動揺してどこかへと走り去ってしまった

    『嫌だよ……俺まだ死にたくねぇよ‼︎』と言い遺して それから何時間経っても親友は戻ってこなかった ようやく夜になって戻ってきたのを聞き、貴利矢は嘘であって欲しいと願い、親友のところへと駆けつけていた

    そう、病院の霊安室に そこに横たわっていた人の顔にかけられた布を取り、その顔を見た瞬間彼は絶望と後悔に叩き落とされ、慟哭するしかなかった

    その顔は紛れもない親友のものだったからだ 永夢が道長の手の傷を診ている時だった

    貴利矢「本当に自分って嫌な奴だよな、独りよがりで周りを傷つけてさ、挙げ句の果てには親友を死なせてさ、そんでもって今もまた同じこと繰り返したんだから」

    貴利矢はどこか諦めたかのように笑って自虐的に呟く

    永夢「貴利矢さん、何があったのかは僕は分かりませんが、それでも道長君は貴利矢さんを止めたじゃないですか」

    まだデザロワのルールを知らない永夢は貴利矢を慰めるように言う

    貴利矢「永夢……」

    貴利矢はそれでも落ち込んだままだった

    道長「なあレーザー、親友を死なせてしまったのはどうしようもないことだし、人間じゃなくなったことだって変えられないけど、それでこれから先のこと諦めるのはおかしいんじゃないのか」

    じゃあ何で今自分はここにいるのか、と道長は貴利矢に言う

    貴利矢「……でも自分は、親友の無念を晴らすためっていってゲーム病のことを調べていたが本当に許せないのは自分自身なんだよ」

    過去の経験による自己嫌悪、だから貴利矢は不幸だとベロバは気づいたのかもしれない

    道長「じゃあ今度はお前がどんなに拒絶しようと俺がお前のやりたいことに手を貸してやる、だからいい加減前を見ろよ」

    貴利矢はその言葉を聞くと少しだけ笑う

  • 40二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:30:01

    >>39

    貴利矢「口で言うのは簡単だが、実際に前を見るのって難しいよな」

    永夢「だから僕たちがいるんじゃないですか、あの時みたいに協力し合えばいいんですよ、とにかくそんな顔似合わないからしないでくださいよ」

    若干強めの言葉で永夢は貴利矢を励ます

    思えばゲーム病や檀正宗と戦っている時だって貴利矢はギスギスしがちなCRのムードメーカーのような役割を果たしてきた

    貴利矢「……分かったよ、ありがとな永夢。それにごめんな道長、勝手なことして怪我させてさ」 貴利矢は2人に少し笑いながら応える

    道長「もう勝手なことして暴走すんじゃねぇぞ、ったく……」

    軽口を叩かれている貴利矢の様子を見て永夢は笑顔になるのだった

  • 41二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:30:50

    前スレのSSサルベージしましたがもしミスがありましたら教えていただけるとありがたいです

  • 42二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:31:35

    >>41

    お疲れ様です‼︎

    いつもありがとうございます‼︎

  • 43二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:33:41

    >>41

    スレ立て乙

    スレ管理もありがとうございます

    おかげでSSが書きやすくなりました!

  • 44二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:37:45

    >>34

    廃工場の奥で景和と飛彩を待ち構えていたベロバとケケラだったが、段々と何か様子がおかしいことに気づき始める。

    ベロバ「おかしいわね…タイクーンの家族を感染させたジャマトを紛れ込ませて大勢のジャマトに出迎えさせたのだけれど…」

    そう、ジャマトがお出迎えしたら2人は戦うはずである

    戦えば爆発音など物騒な音が少なくとも聞こえるはずなのだ

    ケケラ「まさかやられちまったか…?いやこっちには人質がいるからな」

    ケケラはソルド20を見る

    ソルド20がいる限り、2人は必ずここまで来るはずだ

    ベロバ「分からないわよー?機械なんて見捨ててタイクーンの家族助けたから帰ったりしたりしてるかもね?」

    ベロバの推測にケケラは異を唱える

    ケケラ「んなわけねぇだろうが、あいつは絶対ここまで来るはずだ」

    ケケラは景和がソルド20を助けに来ると断言する

    ベロバ「そうしたら鏡飛彩も来るかもね?あんた鏡飛彩に喧嘩売りに行ったんでしょ?悪いけど私そうなったら助けないからね」

    そう、ベロバは今日の昼間イズに痛い目に遭わされており、まだダメージから回復していないのだ

    ケケラ「鏡飛彩が来ようが構わねぇよ、もう一度あいつに……」

    ベロバから協力を断られたケケラは意に介さず自分の計画を話そうとした時だった

  • 45二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:41:07

    >>44

    ベロバ「……何か、すごい音しない?」

    それは大勢で歩いているような足音だった

    ケケラ「早速お出ましか?」

    その瞬間、大勢のジャマトが2人に襲いかかる

    その後ろにはブレイブがいる

    ブレイブ「やれっ‼︎あの2人を攻撃しろ‼︎」

    ケケラ「鏡飛彩⁉︎」

    ベロバ「何でジャマトが私達を襲うのよ‼︎」

    大勢のジャマトに押しかけられ2人は変身する余裕すらなく身動きも取れない状態になってしまう

    何故こんなことになったのか2人は見当もつかず混乱していた。

    タイクーン「今の飛彩さんには、バグスターに言うことを聞かせる能力があるからだよ‼︎」

    そこにタイクーンも現れる

    ベロバ「だから戦ってる音がしなかったのね……‼︎」

    ケケラ「……っ‼︎こんなのアリかよ……っ‼︎」

    タイクーンに種明かしをされ、2人はようやく何が起こったのか理解する

    ブレイブ「景和、こいつらは後だ‼︎今はソルド20を‼︎」

    ブレイブに促され、タイクーンはソルド20を助けに向かう

  • 46二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 18:44:01

    >>45

    タイクーン「ソルド20さん‼︎」

    タイクーンはソルド20の拘束を解く

    ソルド20「すまない……桜井景和」

    ソルド20はタイクーンに謝る

    沙羅を守ると決めたのに結局こうなってしまったからだ

    ソルド9からの叱咤激励はあったが、やはり申し訳ない気持ちになる

    タイクーン「何言ってるんですか……姉ちゃんを守ろうしてくれたんでしょ?ありがとうございます」

    自分は迷惑をかけたのに感謝されてしまい、ソルド20はどう返事をしたらいいのか分からなくなる

    ソルド20「何故、礼など……」

    その時、ジャマトに襲われている2人を見張っていたブレイブもソルド20に声をかける

    ブレイブ「俺も悪かった、お前なら戦えるから大丈夫だろうとお前の協力を何の対策も考えずにうけいれてしまった」

    更にブレイブからは謝られてしまう

    ソルド20「鏡飛彩、何故……」

    ブレイブ「命を大切にしろと言ったのは俺なのに……すまなかった」

    迷惑をかけたから怒られるかと思いきや感謝されたり謝られたり

    ソルド20は困惑しつつ、まだまだラーニングしなくてはと決意するのであった

  • 47二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 19:09:42

    >>46

    タイクーン「飛彩さん、ソルド20さんと何の話をしていたんですか?」

    タイクーンはカエル狩りの件を知らない

    だがケケラの本性が詳らかになった今、彼にはもう教えて大丈夫だとブレイブは判断し、タイクーンにカエル狩り…ケケラの処遇について諫と計画を練っていたこと、或人の誕生日パーティーの時病院から電話がかかってきた時にソルド20から協力の申し出があったことを説明した

    タイクーン「……」

    ブレイブ「黙っていてすまなかった、景和。お前のサポーターがもしかしたら浮世英寿や鞍馬祢音のサポーターのような者の可能性もあったからケケラの様子を見てどうするか不破諫と話していたんだ……だが悪い方の予想が当たったようだな‼︎」

    ブレイブはケケラを睨みつける

    タイクーン「そう、だったんですね……」

    ブレイブ「だからさっきも聞いたが……景和、お前はこいつをどうしたい?吾妻道長のように関係を切るか?」

    ブレイブの話を聞いていたベロバは苦虫を噛み潰したような顔になる

    やはりサポーター強制解任の件は苦い思い出なのだろう

  • 48二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 19:29:05

    >>47

    ケケラはジャマトに押しつぶされそうになりながらも笑う

    タイクーン「そう言えば……あんたがケケラさんなのか?」

    そう、タイクーンはケケラの人間態を見たことがないのだ

    ケケラ「そうだぜ?桜井景和……しかし鏡飛彩の奴はひでぇよな?俺を悪者扱いしてよぉ……俺はどっかの不幸が大好きな奴とは違うだろ?」

    ケケラはタイクーンに向かって話しかける

    その中に自分を愚弄する内容があったベロバは怒る

    ベロバ「ケケラ……あんた‼︎」

    怒っているベロバを他所にケケラは話し続ける

    ケケラ「俺はお前が必死に戦う姿が見たいだけなんだ」

    ケケラはまた自分勝手な考えをつらつらと言う

    タイクーン「だから、姉ちゃんをゲーム病にしたり、ソルド20さんに酷いことしたんでしょ?」

    タイクーンはケケラに向かって冷たい声で言う

    しかしケケラは意に介する様子を見せない

    ケケラ「ああそうだぜ?」

    ブレイブ「ケケラ……貴様‼︎」

    そんなケケラの様子にブレイブは憤りを隠せない

    タイクーン「……」

  • 49二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 19:55:04

    ケケラがタイクーンと会話している時だった
    ベロバはあることに気づく
    ベロバ(ブレイブの奴…レベル100じゃないけど今タイクーンと共鳴している‼︎)
    その為ベロバは逃げ出したかったが、ジャマトに押しつぶされそうになっており、逃げ出せずにいたのだった
    また、同時にブレイブも違和感を覚えていた
    ブレイブ(レベル50だからか?共鳴していてもいつものような感じがしない……)

  • 50二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 20:04:52

    一方その頃…
    或人「そんな…‼︎急がないと‼︎」
    誕生日パーティーの二次会を祢音と冴の3人でしているからと他のメンバーから気を遣われてしまい、連絡が遅れて入った或人も急いで他のメンバーと合流しようと飛電インテリジェンスを後にしていた…

    そこに残されたイズはゼロツーキーに宿るゼアの反応が弱くなっていることに気づくのであった
    イズ「ゼア……一体何があったのですか?」

  • 51二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 20:38:55

    >>49

    そして工場近くでは…

    諫「ここにソルド20がいるわけか」

    ソルド9「ああ、反応から見て間違いない。すでに鏡飛彩と桜井景和が中に突入しているはずだ」

    唯阿「ソルド20…!」

    遅れながらも諫、唯阿、ソルド9も来る

    尚他のソルド達はデザロワプレイヤー達を止めるために奮闘している

    諫「じゃああとはあいつとあの婆さんをぶっ潰すだけだ!もう容赦はしねぇ!」

    『ランペイジバレット!』

    唯阿「ああ…!」

    『サンダー!』

    『オールライズ!

    『オーソライズ! 』

    『Kamen Rider. Kamen Rider.』

    諫・唯阿「変身!」

    『フルショットライズ!ランペイジガトリング! 』

    『Mammoth! Cheetah! Hornet! Tiger! Polar bear! Scorpion! Shark! Kong! Falcon! Wolf』

    『ショットライズ!ライトニングホーネット!』

    『Piercing needle with incredible force.』

    ソルド9『武装!』

    『ダイヤウルフ』

    二人はバルカンとバルキリーと変身し、ソルド9はダイヤウルフソルドマギアへと変身するとブレイブ達がいる工場へと突っ込むのであった

  • 52二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 21:02:46

    一方その頃…
    飛彩と景和を行かせるためにデザロワプレイヤーを引き受けたスナイプは一部のデザロワプレイヤーがあるプレイヤーを寄ってたかって攻撃しているのを目にする
    「ジジイが何参加してんだよ‼︎」
    「大人しく家で茶でも飲んでろよ‼︎」
    ????「わ、私は……」
    彼を寄ってたかって襲っているデザロワプレイヤーの発言と、襲われているフクロウモチーフの仮面ライダーの声から彼が老人であり、戦う意思がないことをスナイプは察すると同時に怒りを覚える
    スナイプ「てめぇら、年寄り相手に何してやがる‼︎」
    スナイプはそう叫ぶとフクロウの仮面ライダーを襲っていたデザロワプレイヤー達を砲撃で襲い、変身解除させる
    「な、何なんだよこいつ……お邪魔キャラの癖に‼︎」
    怒りを露わにしているスナイプに恐怖を覚えたプレイヤー達は一目散に立ち去る
    スナイプ「ふん……自分より弱いやつにしか勝てない雑魚が……おい、あんた大丈夫か?」
    スナイプはフクロウの仮面ライダーに近寄る
    ケイロウ「あ、ああ、助かりました……お邪魔キャラのあなたに助けてもらうとは……」
    ケイロウはそう言うとダメージが蓄積していたのか変身解除してしまう
    そこにいたのはやはり高齢の男性だった
    気づけばプレイヤーは彼以外いない
    スナイプは変身を解除する
    大我「じいさん、何こんなふざけたゲームに参加してんだよ、寿命縮まるぞ」
    大我は男性を介抱する
    ??「いやあ、私も以前このゲームに参加したことがあったんですよ……若返りたいって願いでね、あ私丹波一徹と言います」
    大我「はあ⁉︎あんたみたいな爺さんまでデザグラに参加してたのかよ⁉︎」
    大我は一徹の言葉に驚く
    英寿「ケイロウじゃないか、久しぶりだな」
    そこに変身解除した英寿もやってくる
    一徹「あ、あなたは……」
    どうやら2人は面識があるようだ

  • 53二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 21:37:26

    >>52

    永夢「大我さん‼︎英寿さん‼︎」

    貴利矢と道長の一件が落ち着き、永夢が2人を連れて戻ってくる

    英寿「エグゼイド、俺の言った通りだっただろ?暴走バイクと暴れ牛が勝手に戦っていると」

    英寿は怪我をしている貴利矢と道長を見て笑いながら言う

    道長「ギーツ、てめぇ……うるせぇよ」

    英寿「その様子だとレーザーにIDコアを壊されずに済んだようだな、て言うかお前その両手どうした?」

    英寿は血が付いている道長の両手を見る

    永夢「どうも貴利矢さん止めるのにガシャコンスパローの刃の部分を掴んだみたいなんですよ」

    英寿「なるほど、それで更に怪我をしたのか」

    貴利矢「いや、これは自分が悪かったんだよ」

    あんなに思い詰めていた貴利矢は憑き物が落ちたようにいつもの様子で話す

    その様子を見て英寿は笑う

    永夢「あれ?大我さん、そのお爺さんは……?」

    永夢は大我が怪我をしている高齢の男性を介抱していることに気づく

    大我「こいつはケイロウ、以前デザグラに参加していたんだと……それでついうっかり配られたIDコアを触っちまってエントリーしちまったらしい」

    大我は一徹を介抱しながら話す

    英寿「まさかケイロウがエントリーするとはな…」

    一徹と面識があった道長も彼を見て反応する

    道長「あの時の爺さんじゃねぇか、確かタイクーンにエントリー権を譲渡してリタイアしたはず……」

    一徹「あ、君は最初のゲームの時アイテムを無理やり交換した青年じゃないか」

    一徹に海賊ゲームでの出来事を言われ道長は思わず言葉に詰まる

    大我「バッファ、てめぇ年寄り相手に何してんだよ……」

    大我は呆れながら呟く

  • 54二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 21:47:55

    >>50

    そして時は同じく祢音と冴も景和から連絡きたことでデザロワを止めるために動き出したのだった

    冴「まさか私が参加してない時期にそんなのあったなんて…!」

    祢音「でも今はこのゲーム止めないと…!こんなの誰も幸せになんかならない!」

    祢音からデザイアロワイヤルについての説明を聞いて驚く冴だったが今はこのゲームを止めるべくデザロワプレイヤーたちを探す二人

    そんなとき…

    「あ、我那覇さんだ!おーい!」

    「え?姉ちゃん!やった!ようやく帰れる!」

    冴「ん?この声って…歩と潤?一体どこから…って!?」

    祢音「どうしたの?冴さん…ってえ!?」

    知り合いの声が聞こえために辺りを見回した冴は驚くものを見た

    それは…

    歩「よかったー!ようやく知り合いに会えたー!」

    潤「姉ちゃんここどこ!?早く家に帰らないと母ちゃんに怒られる!」

    デザイアドライバーをつけた自分の弟の潤と同じ陸上チーム所属している綾瀬歩(チームメイトA)だったからだ

    (この二人がどのようにして出会ったのかやその後の個人的に考える展開についてテレグラでまとめます)

  • 55二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 21:55:05

    >>51

    決まった相手との共鳴を起こしても違和感があるブレイブはレベル100のレガシーゲーマーに変身する

    しかし…

    ブレイブ(やはりいつもと違う……?何故だ?レベル100に変身しても……景和のバックルか?)

    ブレイブがそう考え事をしていると、ジャマト達が動き出す

    ブレイブ「貴様らは大人しくしてろ‼︎」

    ブレイブはガシャコンソードでジャマトを凍らせ、ベロバとケケラの動きを封じるのだった

  • 56二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 22:04:01

    >>54

    歩の簡単なキャラ説明と今後の考えてる展開について書きました

    ご一読のほどお願いします

    ネタバレ注意 まず綾瀬歩というキャラなんですか

     度々出ていた冴さんが所属している陸上チームのチームメイトAという名前者です

     性格は基本的にはお調子者で自分の命の危機が迫ったら自分だけ助けて!と言っちゃうタイプだけどけと他の人の命を大事にしたい優しい性格です

     デザロワに参加したきっかけはたまたま寮に自分の部屋に落ちてたのボックスを拾ってしまい適当にガシャガシャいじったらエントリーしちゃったというもので潤も同じです

     (澪ちゃんにも来ましたがこちらは開けずそのままにしています)

     そしてルールどころかゲームすら何もわからずエントリーしてしまった二人は偶然にも出会い意気投合し一緒に共通の知り合いを探して祢音ちゃんたちに出会えたという感じとなります

     二人の願いについてですが特になく歩は練習のメモをデザイアカードに書いたり潤に至ってはデザイアカードをサイン色紙と勘違いしてサイン書いちゃってる設定となっています


    最後に今後のこの二人の展開についてなんですかなるべくギャグ展開して最後はとくに後腐れもなく脱落という感じでいきたいなと考えております

     
    telegra.ph
  • 57二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 23:02:21

    なんかいい感じに続きができそうな感じなので次回予告風SS
    バルカン「見つけたぞカエル野郎…!てめぇをぶっ潰す!」
    ブレイブ「貴様は切除する!
    ケケラの非道な行いに怒るブレイブやバルカン達一行!
    タイクーン「俺は…!」
    景和が下す答えは!?
    ダパーン(マグナムフォーム)「相変わらず愛とか言ってくだらないことしてるのかよ」
    祢音「あなたは!?」
    メリー「おい青年…!あのときは良くもだましてくれたよなぁ…!?」
    バッファ「メリーか…!」
    続々と現れるプレイヤー達!
    潤「これってもしかしなくてもやばくね?」
    歩「命乞いしたら助けてくれると思う?」
    ケイロウ「若者は守らなくては…!」
    そして3人の運命は…!?
    そして…
    アーク「さぁ始めようか…仮面ライダー達を一人残さず狩るゲームを…」
    アークグランプリが動き出す…!

  • 58二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 23:43:17

    ネタバレでも何でもないけど、メリーおじさんにあれ?ノせられちゃった?って言う監察医見てぇ……

  • 59二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 00:37:06

    >>54

    冴「あんたらなんで!?」

    冴はまさかの状況に困惑していた

    たしかに多くの人が参加しているが身内も参加していたとは思わなかったからだ

    驚いている冴に歩が説明する

    歩「いやね、私の部屋になんかハテナマークがついた箱置いてあってさー、それをいじったら我那覇さんが使ってるやつ入ってて、それ適当にガチャガチャ動かして遊んでたらなんかエントリーとか鳴って気づいたらここにいたんだよねー!」

    潤「俺も!なんか適当にガシャガシャしてたらここにいたんだよなー!まさか同じような人がここにもいるなんて!」

    歩「私達気が合うね!」

    歩・潤「いえーい!」

    冴「あんたら…」

    祢音「冴さん…」

    こんな状況で呑気にハイタッチしてる二人とその二人が参加した理由に冴は頭を抱える

    まさか知り合いがこんなばかみたいな理由で参加することになってしまったとは冴も思わなかったからだ 

    それを見ていた祢音もこの状況にどんな言葉をかけたら良いかわからなかった

    祢音「と、とりあえず!二人はこのゲームが何なのか知ってるの?」

    だがそれでもと祢音はこのゲームを知っているかの確認を取る

    もし知ってたら彼らが何をするのかわからない、だが知っても知らなくこのゲームに参加してしまえばこの世界から消えてしまう可能性がある、それだけはなんとしてでも避けなくてはいけない。

    そう思って祢音は確認を取る

    歩「ゲーム?なにそれ?」

    潤「俺TVゲーム好きだな!特に今流行りのゼル」

    祢音「うん、言わなくて大丈夫だから。とにかく二人は知らずに参加しちゃったんだ」

    潤が(権利的な意味で)危ないことを言いそうになったのを遮りつつもとりあえず何も知らないことに祢音は一安心する

  • 60二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 00:37:18

    だがこれはバトルロワイヤル、ここでゆっくりしていたら他のプレイヤーからも狙われる可能性があるのだ
    祢音と冴は気を取り直して二人を安全なところに逃がそうとする
    祢音「二人とも、ここは危険だから私達に着いてきて」
    歩「危険?なんか危ないことあるの?」
    潤「まぁいま夜だからじゃない?」
    冴「そういうことじゃないんだけど…まぁいいや早く行くよ」
    こんな状況でも相変らず呑気な二人に呆れつつもとりあえず飛電インテリジェンスに連れて行って身元を確保しようとする
    その時だった
    「へえ、プレイヤー探してたらこんなところであんたに出会うなんてな」
    祢音「あなたは!?」
    祢音が声をしたところに振り向くとそこには変身しているデザイアロワイヤルのプレイヤーがおりパンダの形をした仮面ライダーでギーツと同じマグナムフォームとなっていた
    だがそのライダーに祢音は見に覚えがあった
    冴「祢音ちゃん知ってるの?」
    祢音「うん…、あのライダーは私が初めて参加したときに一緒に参加したプレイヤー、仮面ライダーダパーン、墨田奏斗君」
    祢音は目の前にいるパンダのライダー、仮面ライダーダパーンを見てそう言うのであった

  • 61二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 01:29:23

    >>53

    貴利矢「うへぇ……流石にないわ……どんだけゾンビバックル好きなの……」

    道長が海賊ゲームで一徹にやったことを聞いて貴利矢はわざとらしいリアクションを取る

    道長「うるせぇよ、取ったわけじゃねぇからな⁉︎」

    永夢「道長君結構CRに入る前の貴利矢さんみたいなことやってたんだ……」

    永夢は貴利矢と関わるようになった最初の頃を思い出していた

    6歳児と偽って外来に来たり、友達になろうと言ったと思いきや後からあれは嘘だから、と梯子を外してきたり、隙をついてガシャットを大我から奪い取ったりと色々な思い出があった

    英寿「なるほど、お前もレーザーと大差ないな」

    英寿はまた笑いながら言う

    道長「どこがだよ‼︎」


    そんな風に笑っている一同を陰から見ている中年の男がいた

    「……あいつ、確か退場したはずじゃなかったか?まあいいや、あいつに嵌められた分仕返ししてやれるチャンスだ」

    男…小金屋森魚はそう呟くと、デザイアドライバーを持って立ち去るのであった


    貴利矢「……」

    談笑している中、貴利矢は1人だけ森魚を見逃さなかった

    永夢「貴利矢さん?」

    貴利矢「あ、何でもないよ」

    大我「とにかく…この爺さんもだが、どれだけの奴がデザイアロワイヤルに参加してんのか……」

  • 62二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 07:07:02

    >>61

    大我の言葉に一徹が反応する

    一徹「え⁉︎これは私が前に参加したゲームと違うのかい⁉︎」

    どうやら彼はデザグラと同じような物だと考えていたようだ

    大我「なわけねぇだろうが‼︎今のゲームは正真正銘の殺し合いでしかねぇよ‼︎だから弱そうなあんたが他のプレイヤーに襲われたんだろうが‼︎」

    大我は一徹に今のゲームはデザグラではなく、デザイアロワイヤルという最悪のゲームであることを説明する

    一徹「そんな……」

    それには一徹も動揺を隠せない様であった

    英寿「まあ変身してない状態でIDコアを壊されたら二度と変身ができなくなるがな…」

    実際にそれを実行しようとした貴利矢は苦い表情になる

    大我「とりあえずこの爺さんを病院に連れて行くぞ」

    大我は一徹の怪我の治療を行うことを提案する

    永夢「そうですね、道長君の手の怪我とか、貴利矢さんの怪我も治療しないと‼︎」

    こうして一同は移動を開始する

    永夢はそれに同意すると同時にあることに気づく

    永夢「……そうだ、飛彩さん大丈夫かな」

    飛彩は今とあるゲーム病の患者の治療にあたっている

    大我「確かタイクーンの家族が感染したんだってな……」

    大我も心配そうに答える

    英寿「タイクーンの姉が?」

    永夢「はい、今日の昼間現れたバグスターウィルスを持ったジャマトが急速に進化して景和君のお姉さんに……」

    英寿の問いかけに永夢は答える

    飛彩は景和とともに感染源のジャマトを探しているのだと言う

    英寿「タイクーン……」

    流石に英寿も景和の家族が命に関わる病気に感染したことに対し、心配している様な表情になる

    貴利矢「てことは、あの勘違い女王様が一枚噛んでやがるな……」

    貴利矢がベロバの関与を察する

    永夢「それが、どうも景和君のサポーターも関わっているみたいなんです」

  • 63二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 07:26:29

    >>62

    永夢の言葉に英寿は驚く

    英寿「タイクーンのサポーターが?」

    永夢「どうもベロバと手を組んで景和君のお姉さんを襲ったようです」

    永夢から説明を聞き、貴利矢は納得する

    貴利矢「なるほどね、だから鏡先生は狸君のサポーターを潰す気でいたわけ、狸君のサポーターの本性に薄々気づいてたんだろうね」

    以前飛彩とサポーター潰し……サポーターの強制解任について話したことを貴利矢は思い出していた

    大我「しかし……何でタイクーンのサポーターはそんなことしやがったのか……」

    大我は景和のサポーターの目的が分からず呟く

    わざわざ家族を命の危機に晒してまで景和にさせたいことは何か

    英寿「タイクーンは自分の姉のこととなると急に変わるからな…」

    英寿はデザグラで景和の姉が襲われた時の景和の様子を思い出していた

    無茶な作戦を立ててリタイアしたり、冴からバックルを咄嗟に奪ったりしている

    道長「つまり本気を出させる為にわざと家族を狙ったのかよ……」

    永夢「ポッピーからの連絡ではまだ飛彩さんは戻っていないようです…それに景和君のお姉さんもかなり危ない状態で……」

    一同は飛彩と景和の無事、景和の姉のゲーム病の状態、そして景和のサポーターについて心配したり憤りを感じるのであった

  • 64二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 09:25:41

    >>48

    一方その頃…

    バルカン達が迫り来ることに気づかずにケケラは凍ったジャマトの群れに拘束されながら話続けていた

    ケケラ「お前は願いを、理想の世界を叶えたくないのか?桜井景和」

    世界平和という夢、デザイアグランプリで犠牲になってしまった人達を蘇らせるという願い

    タイクーン「でも、俺の願いを叶えるには関係ない人の幸せを奪うんでしょ?」

    そう、デザイアグランプリにて願いを叶えるとなると、デザイアグランプリで犠牲になった人の幸せをエネルギーに換えて使うことになる

    例えば自分の両親もそうだ

    タイクーン「幸せは誰にも等しくあるべきなんだ、誰かから幸せを奪って、誰かに不幸を押し付ける世界なんか欲しくないよ‼︎」

    タイクーンは自分の考えをケケラにぶつける

    しかしケケラには伝わらなかったようだ

    ケケラ「そんなことで理想の世界を諦めるのか?今までの戦いは何だったんだよ、そんなもん気にしないで戦えって……お人好しはやめろとあれほど言ったのにな、鏡飛彩に何か言われたか?」

    ブレイブ「……言いたいことはそれだけか?」

    ブレイブはケケラから視線を逸らさずに静かに言う

    ケケラはまだ言葉を続ける

    ケケラ「鏡飛彩は自分の身近な存在の恋人すら救えていないだろうが、そんな奴とつるんだって何のためにもならねぇよ」

    小姫のことを言われブレイブは怒る

    ブレイブ「貴様……‼︎」

    そんな3人を尻目にベロバは騒ぐ

    ベロバ「私は関係ないからここから出しなさいよ‼︎」

    タイクーン「姉ちゃんが言ってたよ、あんたが姉ちゃんにジャマトを仕掛けてゲーム病にしたって‼︎」

    沙羅から事情を聞いていたタイクーンの怒りの矛先はベロバにも向けられる

    ベロバ「私はこいつに協力してやっただけよ」

    何とか自分は無関係だとベロバは主張する

    ブレイブ「……貴様、共同正犯って言うのは知ってるか?

    共同して罪を犯すことを言うんだ、つまり貴様も切除の対象だということだ」

    ベロバ「そんなの知らないわよ、何で過去の時代のルールに従わないといけないわけ⁉︎」

    ブレイブ「郷に入れば郷に従えと言うだろう、つまりこの世界で好き勝手するならばこの世界のルールに従えということだ‼︎」

    ブレイブはベロバに向かって叫ぶ

  • 65二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 10:40:06

    CRに戻った永夢は沙羅の様子を見に行っていた
    永夢「桜井さん‼︎大丈夫です、必ず助けますから‼︎」
    沙羅「う、ううっ……お願い、助けてください……っ‼︎じゃないと弟が1人になっちゃう……っ‼︎」
    身体が半透明になり、苦しみながらも沙羅は弟のことを、景和のことを心配していた
    彼女をこんな目に遭わせたベロバやケケラに内心怒りを覚えながらも、永夢は沙羅に優しく声をかける
    永夢「大丈夫です、飛彩さんはあなたのことを必ず助けますから、だから信じていてください……⁉︎」
    ポッピー「えっ……症状が治ったの?」
    突然沙羅の身体が実体を取り戻し、沙羅は苦しむ様子を見せなくなったのだ
    永夢は急いで沙羅をゲームスコープで診察する
    永夢「治ってる……」
    沙羅「あれ?身体が戻った……?」
    急な展開で何が起こったのか分からない2人は喜ぶところなのに呆然とする
    ポッピー「飛彩がバグスターを倒したんだよ‼︎2人とも喜ばなきゃ‼︎」
    そこに沙羅が治って喜んでいるポッピーが2人に突っ込みを入れる

    その頃…
    タイクーン「……」
    フィーバースロットレイズバックルをセットし、ブーストを引き当てたタイクーンは共鳴による攻撃力の増幅とブレイブのバグスターを消滅させる能力を利用してニンジャブーストグランドビクトリーを発動し、ジャマトの大群を1人で全滅させていた
    ブレイブ「景和……」
    タイクーン「言ったでしょ、姉ちゃんもソルド20さんも俺が助けるんだって」

  • 66二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 10:54:53

    >>60

    ダパーンの登場に驚きを隠せなかった祢音

    対してダパーンは祢音を見て苛ついていた

    ダパーン「まさか最初にあんたを見つけるなんてな、あのときのこと思い出してイライラする」

    冴「あのとき…?何かあったの?」

    祢音「……デザグラに参加してたときの話しなんだけど…」

    そう言って祢音はダパーン、墨田奏斗について思い出す

    彼は元々バスケが大好きな普通な高校生だった

    しかしあるときに事故に会い、足に後遺症ができてしまったためにバスケができないからだとなってしまったのだ

    大好きなバスケができなくなる、それは彼にとっては人生を奪われたも同様だった

    結果彼は自暴自棄となってしまうほど心が荒れてしまった

    そんなときにデザグラに招待され願いが叶うと聞いた彼は自暴自棄にあまり『人類が滅亡した世界』という恐ろしい願いを望むようになった

    そしてある時、当時のシーズンでの二回戦目、ゾンビジャマトから街を守りスコア最下位は脱落する『ゾンビサバイバルゲーム』においてゾンビジャマトに噛まれてしまいゾンビになりかけてしまった

    そこだけならまだよかったのかもしれないが彼は自暴自棄なるあまり祢音や他のプレイヤーにも同じような目に合わせたのだ

    最終的には英寿と景和に励まされた祢音が覚悟を決めたことで場を乗り切りゾンビになる前にゲーム終了、スコア最下位の彼は脱落していったのだ

  • 67二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 10:56:23

    冴「そんなことが…」
    祢音「うん、あれから普通の生活に戻ったと思ったけど…」
    祢音の説明を聞いていたダパーンはイライラしながら続けるように喋る
    ダパーン「そうだな…たしかに戻ったよ…普通の何もない生活にな…!」
    そう言って彼はマグナムシューターを祢音たちに向ける(尚歩と潤はめちゃくちゃびっくりしていた)
    ダパーン「お前ら、特にそこにいるゼレブ女のせいで俺は何もない生活に逆戻りだ…!しかもいい子ちゃんみたいな性格になってな!」
    冴「そんなのただの逆恨みだ!祢音ちゃん達はただゲームのルールに則って…!」
    ダパーン「そんなもん知るか!」
    ダパーンは冴の言葉を遮る。どうやらあのときのプレイヤー、特に祢音に対して相当恨みがあるようだ
    ダパーン「だから…!今度は俺がお前らを不幸にしてやる…!」
    ダパーンがそう言うと変身したデザロワのプレイヤーたちが続々と出てくる
    歩・潤「なんかでたー!?」
    祢音「あなたまさか…!」
    この光景に歩と潤はお互い抱きついてしまっている中祢音はダパーンの恐ろしいことを考えてることを察する
    ダパーン「ああそうさ…!俺が不幸になった分、今度はお前らが不幸になる番だ!」
    ダパーンはデザロワのプレイヤー達と協力してたのだった
    祢音のことを不幸にするために…

  • 68二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 11:16:06

    怪我の治療を受けた貴利矢と道長、そして一徹は話していた(大我はデザロワプレイヤーを探しに行くと出て行った)
    貴利矢「へぇ、若返りたいねぇ……あんた結構激しいね」
    当時のシーズンにエントリーした一徹の願いを聞いて貴利矢は感心する
    貴利矢「だけど命を落としたら何にもならないでしょ」
    そして彼は真顔で一徹にそう言う
    一徹「いやぁ、やっぱり若いっていいなって歳を重ねる度に思うんだよね、だからつい……」
    彼と海賊ゲームで同じ組み分けになった(ついでにバックルを無理やり交換させた)道長は呟く
    道長「本当にくだらない願いだよ、あんた最初からいつ退場してもおかしくない状態だっただろ…」
    貴利矢「まあまあ、それだけ若返りたいって強く願っていたんでしょ…自分らも年取ったらそう思うようになるって」
    道長は黙って包帯が巻かれた両手を見る
    正直冷静になると手は確かに痛い。接近戦が得意な彼にとっては痛手である
    貴利矢「で、爺さんあんた狸君にエントリー権譲ったんだって?」
    一徹は海賊ゲームの次のゲーム、迷宮脱出ゲームで同時エントリーしていなかった景和を守ったり、順番があるからとジャマトライダーに単身挑んで負傷している
    そんな一徹や巻き込まれたがジャマトに立ち向かう少年を見て何かを思い出し、自分もどうしたら戦えるのかと考えた景和は英寿のIDコアで記憶を取り戻し、一徹からエントリー権を譲渡されタイクーンとして再びエントリーしたのだった
    一徹「あの時の彼は元気にやってるかね……」
    貴利矢「ああ、狸君なら今も世界平和目指して頑張ってるよ」

  • 69二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 11:44:06

    >>68

    一徹のような普通のプレイヤーもいるが、当時の道長のように『全ての仮面ライダーをぶっ潰す力』など過激な願いを書く者も当然いる

    ということは当時の英寿と道長のようなプレイヤー同士の衝突や足の引っ張り合いは当然あったのだろう

    貴利矢「……道長、やっぱお前とスター様の様にプレイヤー同士が過度にギスギスすることってあったわけ?」

    貴利矢は自分の手を見ていた道長に話しかける

    道長「そんなもん日常茶飯事だよ、ナーゴの奴だってその時参加していた仮面ライダーに脱落させられそうになったりしているし、タイクーンの奴も組み合わせで戦うゲームの時別の仮面ライダーに連携が取れない奴と組まされたりブーストバックル盗まれたりして脱落しかけている」

    想像はしていたがやはり実際のプレイヤーから聞くと生々しいと貴利矢は思う

    貴利矢「うわぁ……やっぱりデスゲームは過激になるのがお約束ってことかい……でも2人とも脱落しなかったんだな」

    道長「ナーゴはタイクーンからブーストバックル譲られて逆転しているし、タイクーンは……」

    神経衰弱ゲームの話をしようとして道長は一瞬言葉に詰まる

    貴利矢「え?役立たずとペア組まされた挙句切り札盗まれた狸君はどうやって脱落逃れたんだよ?」

    貴利矢はどうして神経衰弱ゲームで景和が脱落しなかったのか気になっていた

    道長「……最初の組み合わせは俺とタイクーンだった、だが役立たずと組まされた仮面ライダーは交代券を使ってタイクーンと役立たずを組ませて、俺がそいつと組むことになった。更にそいつはタイクーンがブーストバックルを持ってることを危険視してブーストバックルを盗んで俺に渡してきやがった」

    貴利矢は神経衰弱ゲームの顛末に聞き入っている

    道長「だが俺はそいつが気に入らなくてムカついたからな……俺も交代券を使って組み合わせを戻してやった、ブーストバックルも俺が持ったまま、な」

    それでその仮面ライダーは脱落したのだと言う

    貴利矢「へぇ……」

    先程様子を伺っていた中年の男はその時の仮面ライダーだろう、と貴利矢は内心勘づく

  • 70二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 11:53:26

    >>69

    英寿「おい、バッファ、お前肝心なことを話していないだろうが」

    そこに笑みを浮かべた英寿が現れる

    貴利矢はまだ何かあるのかと興味を示す

    貴利矢「えっ、スター様他にも何かあるの?」

    英寿は頷く

    英寿「バッファ、あの時お前はタイクーンがブーストバックルを取り戻せる様に救済措置を与えただろう、そうあれは……」

    英寿が何を言おうとしているのか理解した道長は英寿を止めようとする

    道長「やめろギーツ‼︎」

    英寿「砂浜にお前はブーストバックルを埋めて、ビーチフラッグ改めビーチブーストをタイクーンとそいつにやらせたじゃないか」

    道長がやったことを聞き、貴利矢は笑いながら言う

    貴利矢「え?何でそうなるわけ?」

    ますます貴利矢は神経衰弱ゲームの顛末に興味を示してしまう

    だから道長はビーチブーストの件は隠しておきたかったのだ

    英寿「そいつが正々堂々戦うか見たかったらしいぞ?だが……」

    ビーチブーストでブーストバックルを手にしたのは景和だった

    だがそのプレイヤーはあろうことか景和を投げ飛ばし、ブーストバックルを奪ったのだと言う

    そこで道長は『これでブーストバックルは自分たちのもの』と景和とそのプレイヤーに言いつつその裏で組み合わせを戻していたのだった

    貴利矢「なるほどねぇ……そいつをうまくノせたわけね、ビーチブーストで」

    道長「ビーチブーストをわざわざ言いたいだけだろお前‼︎」

  • 71二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 12:13:43

    >>70

    貴利矢「そんじゃ恨みを持っている当時のプレイヤーがまたエントリーしているかもしれない訳ね……そのビーチブーストでノせられた奴とか」

    案の定貴利矢はわざわざビーチブーストを交えて話す

    道長「九条貴利矢君6歳には言われたくねぇよ……」

    しかし貴利矢は全く気にする様子を見せずに立ち上がり、どこかに行こうとする

    道長「おい、レーザーこんな時間にどこに行く気だよ?」

    貴利矢はその言葉を聞くと笑い、左手で右腕を払い、小指と親指を突き出しながら胸をなぞり、左手を掲げるポーズを取る

    貴利矢「爪可愛いだろ〜‼︎」

    道長は自分の変身ポーズを真似され怒る

    道長「やめろレーザー‼︎」

    貴利矢「道長、さっきお前さ、自分がしたいことに手を貸してやるって言ったよな?早速したいことがあるからちょっくら出かけてくるわ」

    貴利矢はそう言うとどこかに出かけて行く


    英寿「あれ絶対碌なことにならないぞ」

    道長「何であの時あんな事言ったんだ俺は……」

  • 72二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 12:35:25

    >>67

    「こいつはいいな!まさか祢音ちゃんもいるとか最高だな!」

    「しかもこっちには我那覇冴もいるじゃねえか!選り取り見取りだな!」

    ダパーンに祢音達を好き勝手してもいいと言われたのかデザロワプレイヤー達は祢音と冴を見て下心ある目で見ていた

    歩「……あの私は?」

    潤「きっと姉ちゃん達並みの魅力がないからスルーされてるんじゃね?」

    歩「そうかそうかって失礼すぎない!?私モブの中でもそこそこかわいいと思うんだけど!?」

    冴「今はそんなことどうでもいい!」

    歩「あ、すみません…」

    歩の場違いなノリに怒る冴だったがかなり焦っていた

    何せ相手は多くいる、その上こちらはまともに戦えるのは自分含めて二人だけ、この二人を守りながら戦う必要があるのだ

    それを歩と潤も察していた

    潤「これってもしかしなくてもやばくね?」

    歩「我那覇さん、命乞いしたら助けてくれると思う?」

    冴「この状況でそれを許してくれる相手達ならね…!」

    祢音「奏斗君、あなた…!」

    ダパーン「なんだよ?このゲームは何でも利用していいんだろ?それの何が悪い!」

    祢音はダパーンの相変らずの、いやあれから更に悪くなってしまったことにどこか気にしていた

    あのとき、ゲームクリアしたらゾンビ化は治ると言えば違ったのか、そう思ってしまうからだ

    しかし今は彼、彼らを止めるために変身の準備をする

  • 73二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 12:35:49

    祢音「……冴さん、行くよ!」
    冴「祢音ちゃん…うん…!」
    そんな祢音を見て冴は心配にならながらもこの状況を打破すべく同じく変身の準備をする
    『SET』
    『SET FEVER!!』
    祢音「へ〜んしん!」
    冴「変身!」
    『BEAT』
    祢音はナーゴビートフォームとなり、冴はこのとき引きが悪かったらしくロポアームドクローフォームへと変身した
    ロポ「なっ…、ハズレか…!けど今は…!」
    ナーゴ「二人を守る!」
    ダパーン「はっ、勝手に言ってろ!お前らやれ!」
    ダパーンが声をかけたと同時にデザロワのプレイヤー達も襲いかかりに来るのだった

    一方…
    アーク「デザイアロワイヤルが始まったか、意外と開催が早かったな」
    アズ「そうですね、アーク様どうなさいますか?」
    アークもデザイアロワイヤルが始まったことを察知していた
    それにアズはどうするか聞くがアークは当然かのようにその疑問に答える
    アーク「決まっている、私達もゲーム開始だ」
    アズ「かしこまりました、では他の参加者にもお伝えさせてしますね♪」
    そう言ってアズはアークグランプリの参加者にゲーム開催を知らせに行く
    アーク「さぁ始めようか…仮面ライダー達を一人残さず狩るゲームを…」

  • 74二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 12:46:29

    歩ちゃんいいキャラしてんな…

  • 75二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 13:08:51
  • 76二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 13:23:23

    或人も夜の街を走り、デザロワプレイヤーを探していた
    このままではお邪魔キャラの自分たちや祢音や冴と言ったデザグラプレイヤーも無事でいられない可能性が高いのだ
    或人「でもだからって……」
    デザロワプレイヤーの命を奪う、と言う行為は或人には到底できなかった
    例えそれが悪意ある一般人だとしても…
    大我「おい、ゼロワン」
    すると丁度或人は大我と出くわす
    或人「大我さん‼︎大丈夫でした⁉︎」
    大我「見りゃわかんだろ」
    見た限り大我は怪我をしていない
    どうやら無事にやり過ごした様だ
    或人「大我さん、デザイアロワイヤルのプレイヤーだけど……」
    どうしたら彼らを無力化できるのか、或人は大我に相談してみる
    もしかしたら彼も分からないかもしれないが。
    しかし……
    大我「ああ、それなら簡単だ」
    大我はあっさりと言い放つ
    或人「えっ⁉︎大我さん知ってるの⁉︎」
    大我「ギーツとレーザーが言ってたが、変身前の状態の時、IDコアをぶっ潰せばそいつは二度と仮面ライダーになれなくなるんだと」
    大我から対策法を或人は教えてもらう
    大我「……ゼロワン、もしかしてだがデザグラ自体自分の願いを賭けての戦いだから、プレイヤー同士にいざこざがあってもおかしくないんじゃねぇか?」
    大我の指摘に或人はハッとする
    或人「まさか、祢音ちゃんや冴さんに恨みを持つプレイヤーがいるかもしれないってこと⁉︎」
    大我は頷く
    大我「その可能性は否定できねぇだろうなぁ……」
    或人「じゃあ2人のところに行かなきゃ‼︎」
    或人と大我は祢音と冴を探しに行くのだった…

  • 77二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 13:46:10

    夜の街、それは太陽の下を堂々と歩けない後ろ暗い者が堂々と歩ける場所
    元違法カジノディーラー、小金屋森魚もまたその内の1人だった
    彼は職場の売り上げ金を持って逃走したのだ
    それからは自分の所業が顔写真付きでニュースになってしまい、自分を探す職場関係の者や、警察から逃げ回る日々を過ごしていた
    そんな窮屈な彼の人生を変えるチャンスを白と黒のワンピースを着た女性が持ってきたのだ
    『おめでとうございます‼︎今日から貴方は仮面ライダーです‼︎』
    胡散臭いと思いながらもその女性が渡してきた黄色い箱を受け取り、彼は勝ち抜いたら願いが叶うデザイアグランプリに参加していた
    デザ神になれば、職場関係者や警察に怯える日々を過ごさなくてよくなる、これは千載一遇のチャンスだと森魚は思った
    元々ギャンブルに手を染めていたから尚更だ
    何とか一回戦、二回戦を乗り切ったが……三回戦の神経衰弱ゲームで風向きが変わった
    今までのスコアのせいで彼は組み合わせを決めるクジすら引かせてもらえず、運営スタッフだと言うものも言わないカボチャのような熊の様な仮面ライダーパンクジャックと組む羽目になってしまったのだった
    パンクジャックは自分の言うことを聞かず、自分はスコアを稼げなかった
    だが、もう一組連携が取れずスコアが入らないデュオがいた
    運営からデュオの組み合わせを変えるチケットを購入し、森魚は職業柄カードを見ないで当てられる能力を活かし、今までのデザイアグランプリでファイナリストとして残ってきた青年と組み直し、自分と同じく初参戦のお人好しの青年にパンクジャックを押し付けた
    更にそのお人好しの青年は切り札のブーストバックルを持っていたため、それを盗み出した
    これで自分は安泰だと思った

  • 78二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 13:48:31

    >>56

    今後の展開について少し追記しました

    ご一読のほどお願いします

  • 79二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:10:37

    >>77

    しかし周りのプレイヤーから自身の素情を明かされた上、デュオを組み直した青年からはブーストバックルを盗んだことをバラされてしまう

    そこで元の持ち主だったお人好しの青年とブーストバックルを賭けてビーチフラッグならぬビーチブーストをする羽目になってしまった

    お人好しの青年がブーストバックルを取ったが森魚は諦めるわけには行かず、お人好しの青年を投げ飛ばしてブーストバックルを奪いとった

    これで今度こそ安泰だと思った

    だが……デュオを組み直した青年が自分と同じ様にデュオ交代券を使い、組み合わせを元に戻してしまったのだ

    しかもブーストバックルはその青年の手にある

    結果は散々だった

    結局パンクジャックと自分のデュオにはスコアは入らず、自分が脱落することになってしまったのだ

    『お前ら覚えてろよ!次会ったら……容赦しねぇからな!!』と恨み節を残して


    そして……

    また彼にチャンスが巡ってきた

    またあの時の様な黄色い箱が現れたのだ

    その中のピンクと黒の、羊の顔が描かれた円柱形の物体に触った瞬間、彼は全てを思い出したのだ

    仮面ライダーメリーとしてデザイアグランプリに参加して嵌めるつもりが嵌められて脱落したことを

    そして彼は見つけてしまった

    自分が脱落する原因となった青年を

    あの時よりも彼はどこか丸くなっていた

    だからこそ許せなかった


    森魚「今度こそ…容赦しねぇからな‼︎」


    貴利矢「どっかで見た顔だと思ったらニュースになってた違法カジノディーラーじゃないの……あいつ絶対道長に復讐する気だな……」

    貴利矢はサングラスをかけて森魚を見ていた

    自分が勝手に動いたせいで道長に怪我をさせてしまった

    大切な親友の幸せを与えた患者に

    だからその償いはしないといけない、貴利矢はそう考える

  • 80二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:30:42

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  • 81二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:30:54

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  • 82二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:31:05

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  • 83二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:31:17

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  • 84二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:31:27

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  • 85二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:31:44

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  • 86二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:31:55

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  • 87二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:32:11

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  • 102二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:56:17

    貴利矢が森魚を偵察しに行った後…
    道長「ったく……レーザーの奴調子が戻ったらこれだよ」
    相変わらずの貴利矢の様子に道長は呆れつつ、どこか安心していた
    英寿「そんなに心配か、レーザーが」
    道長「誰が、あいつはそんなやわな奴じゃねぇよ」
    英寿に弄られ、道長は否定する
    英寿「しかしレーザーもあんなに思い詰めていたとはな……」
    道長「……」
    その時英寿はある事に気づく
    英寿「そう言えば……ケイロウはどこに行ったんだ?」
    いつの間にか一徹がいなくなっていたのだ

  • 103二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 14:57:42

    >>65

    タイクーン「これで姉ちゃんのゲーム病は治ったはず……‼︎」

    その様子をブレイブは満足そうに見ていた

    ブレイブ「……ああ、それでいい」

    勝手にオペをしたと以前の自分なら怒っていたと振り返りながら

    ジャマトが全て倒され、ケケラとベロバの拘束が解かれる

    ケケラ「そうだよ、桜井景和、俺が見たいのはこういうやつだ」

    姉をゲーム病にさせて自分に本気を出させようとしたケケラ

    自分が笑うためなら手段は選ばない彼の本性が漸く見えた

    ブレイブ「貴様……‼︎」

    ソルド20「……‼︎」

    ケケラに怒ろうとするブレイブをタイクーンが止める

    タイクーン「俺は……!いくら俺に親切にしてくれたって俺の大切な人を傷つける様なサポーターはいらない‼︎」

    漸くタイクーン自身の口から聞けた自身のサポーターへの思い

    ケケラ「はあ?本気で言ってるのか?」

    ケケラは怪訝そうに言うがその顔には焦りが見える

    ブレイブ「……景和」

    一方……

    ベロバ「あーあ、私しーらないっと……」

    ベロバはコソコソと1人逃げようとしていた

    しかしその時だった、バルカン達が乗り込んできたのは

  • 104二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 15:09:29

    >>73

    ナーゴ「ハァ!」

    ロポ「フッ!」

    「な、なんだよ!こいつら強え…!」

    ナーゴとロポは迫りくるデザロワプレイヤー達を次々に彼らが死なないようにできる限り抑えて攻撃していた

    どうやらここにいるほとんどのプレイヤーはダパーンを除いてほぼ戦闘慣れしていないようであった

    だからデザロワプレイヤー達は基本的には撃退できた

    ナーゴ「次はあなただよ!」

    そう言ってナーゴはビートアックスを持ってダパーンに斬りかかりに行く

    しかし…

    ダパーン「甘いんだよ!」

    『REVOLVE ON』

    ダパーン「くらいやがれ!」

    ナーゴ「うわ!?」

    ロポ「祢音ちゃん!?」

    なんとダパーンはリボルブオンでナーゴのビートアックスを避けマグナムシューターで攻撃しダメージを与える

    それにロポも驚くが…

    「どこ見てるんだよ!」

    ロポ「くっ!数が多い!」

    まだいるデザロワプレイヤー達の攻撃に苦戦してしまう

    何せ相手は雑魚ではあるが近接武器を持ってる者以外にもアームドアローの射撃武器も持ってる者が多い、その上こちらもハズレ且つ潤と歩を守らなくてはいけないため徐々に追い詰められてしまってきていた

    潤「姉ちゃん…!祢音ちゃん!くそ!俺がこんなのに参加しなければ…!」

    歩「我那覇さん…!(私もなにか…!)」

    そしてそんなロポやナーゴを見て潤は自分の行動を悔いていた

    そして歩も助かりたい気持ちこそあれどそれでもチームメイトの冴を見捨てるなんてことはできずどうすればいいか悩んでいた…

  • 105二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 15:23:56

    >>79

    貴利矢「とは言え、自分もあいつに見られてんだよなぁ……なら久しぶりにこれで行きますか」

    『爆走バイク‼︎』

    貴利矢「変身!」

    『ガッシャットォ!』

    『let's game』

    『メッチャゲーム ムッチャゲーム ワッチャネーム⁉︎』

    『I'm a 仮面ライダー』

    レーザー(バイクゲーマーレベル1)「ノリノリで行っちゃうぜ〜!」

    貴利矢はバイクゲーマーレベル1に変身する


    森魚「しかしあいつ強いからな……他のプレイヤー集めねぇと……」

    森魚が道長への仕返しを考えていた時だった

    レーザー「ヘイ‼︎あんたカジノディーラーの小金屋森魚だろ?」

    森魚は突然呼び止められ、声の方を向く

    森魚「な、何だお前⁉︎」

    そこにいたのはバイクを模したゆるキャラの様な姿の仮面ライダーだった

    森魚はその容姿に驚く

    レーザー「あんたデザイアロワイヤルのプレイヤーなんだろ?自分は見ての通りお邪魔キャラだよ‼︎」

    レーザーは驚いている森魚に話しかける

    森魚「お邪魔キャラ……確か倒したらデザ神に近づけるって言う…」

    しかし森魚はレーザーの容姿から彼がお邪魔キャラとは即座に理解できなかった

    レーザー「あんた、デザ神になりたいのもあるけど、復讐したい相手がいるんじゃないの?」

    自分の考えを当てられ、森魚は驚く

    森魚「何で分かるんだよ⁉︎」

    レーザー「何でだろうね?で、そいつが誰が当ててやろうか?あんたがデザイアグランプリに参加していた時痛い目に遭わせられた相手……吾妻道長だろ?」

    森魚「⁉︎」

    森魚は復讐したい相手までレーザーに当てられ更に驚く

    レーザー「そいつへの復讐手伝ってやろうか?それが終わったら自分は倒していいぜ、だからノってくんない?」

    レーザーは森魚に協力することを告げる

  • 106二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 17:04:18

    >>105

    レーザーから思わぬ事を言われ、森魚は上機嫌になる

    森魚「え?マジかよ」

    レーザー「うん、自分嘘つかないんで。今ならあいつ、デザロワで怪我してっからノるなら今だぜ?」

    森魚は自分に与えられたバックルを見る。

    神経衰弱ゲームの時同様小型バックルのチェーンアレイレイズバックルだ

    レーザーが言うように復讐相手が今負傷していて実力を出せないなら回復する前にこれで行くしかない

    森魚「さっすが〜バイクちゃん‼︎じゃ、早速……」

    レーザー「そうだな、ちゃちゃっとやっつけちゃおうぜ?」

    森魚「あ、じゃあちょっと待って‼︎」

    森魚はスマホでどこかの掲示板を開いていた

    そこには『デザロワ参加者の会』とタイトルが付いていた

    森魚はそこに何か書き込みをしている

    レーザー「……」

    レーザーはその隙にその場を離れる


    (しばらくして……)

    森魚「おーい、バイクちゃん?」

    レーザーがいなくなっている事に気づいた森魚はレーザーを探す

    レーザー「あ、ごめんごめん‼︎いやあ、お邪魔キャラもお邪魔キャラ同士で色々あってさ……」

    レーザーは森魚に謝りつつ、お邪魔キャラとしての役割に疲れた様子を見せる

    森魚「こっちも協力してくれる奴が3人集まってさ〜何かお邪魔キャラも大変なんだねぇ…」

    レーザー「うん……だから早いとこお邪魔キャラ卒業したくてさぁ……」

    レーザーは森魚に同情されるような物言いをする

    森魚「よし、じゃあ早速バイクちゃんが教えてくれたあいつの居場所に行こうぜ‼︎」

    そして2人は道中掲示板で集めたデザロワプレイヤーと合流し、目的地まで行くのだった…

  • 107二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 18:12:00

    >>76

    或人「くそっ、2人ともどこに……‼︎」

    祢音と冴を或人と共に探している大我はスマホにメールが届いた事に気づく

    大我「んだよ、こんな時に……あ?」

    大我は最初文句を言っていたが、メールの内容を見ると無言になる

    或人「大我さん?」

    大我はメールを或人に見せる

    貴利矢からのメールだ

    大我「どうやら……デザロワのプレイヤー共の裏掲示板があるみてぇだな」

    或人はまるでシンクネットのようだ、と思い、腹立たしさを覚える

    大我はメールに記されたアドレスから裏掲示板にアクセスする

    大我「なるほどな……」

    大我は掲示板を読み進めて行くとその顔が怒りで歪む

    或人は大我の様子を見て何かあったのか心配する

    或人「大我さん?」

    或人に話しかけられ、大我はスマホをしまう

    大我「ナーゴとロポの居場所は分かった……行くぞ」

    或人は大我の様子から掲示板の内容を聞いてはいけないと察し、大我の後を追う

    大我(あんな内容よく思いつくな……ガキどもが……‼︎)

    そう、掲示板には祢音や冴について到底口に出せない様な事が書かれていたのだ

  • 108二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 18:37:39

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  • 109二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 18:37:50

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  • 131二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 18:55:05

    >>104

    ナーゴ「冴さん!」

    ダパーン「おい、どこ見てんだよ!」

    『BULLET CHARGE』

    ナーゴ「くっ…!」

    ロポに気を取られていたナーゴだったが近くにいたダパーンがハンドガンモードにして放ったバレットチャージをすぐに避ける

    どうやらあのゾンビサバイバルで彼も色々と戦い方を学んだようであった

    ダパーン「そういえば相変わらず愛とか言ってくだらないことしてるのかよ」

    ナーゴ「だから何…!」

    突然ダパーンからの挑発にナーゴは睨みながら聞き返す

    ダパーン「いや、それならちょうどいいなって思ってさ」

    ナーゴ「ちょうどいい…?」

    ナーゴの疑問に仮面の下でニヤリとしながらダパーンは答える

    ダパーン「ここにいる奴らがお前に本当の愛ってやつ教えるってさ!」

    ナーゴ「それって…どういう……まさか…!?」

    ダパーンの答えにナーゴもわかった

    ここにいるデザロワプレイヤー達は…自分たちの体目当てで来ていたということに

    そしてその答えを聞いていたロポや(プレイヤー達に見向きもされなかった)歩も不快感を露わにする

    ロポ「何こいつら…!そんな理由で集まったの…!?」

    潤「えっ?どういうこと?」

    歩「うーん君にはまだ早い…ってそんなことより!いくらなんでも最低だよ!」

    ナーゴ「奏斗君…!そこまで私のことが…!」

    ダパーン「ああそうさ憎いね!というか俺以外の幸せに生きてる奴らすべてが憎い!だからこうして不幸にしてやるんだよ!お前らもっとやれ!」

    ダパーンの憎しみはデザグラ時よりも更に悪どくなっていた、それにナーゴは更に心が締め付けられる痛みを感じた

    そんなダパーンは更にデザロワプレイヤー達にナーゴたちを傷めつけるように命令し、ナーゴとロポもそれを迎えうつ


    アズ「へぇ…あの子なかなか面白そうじゃない♪」

    そしてそんなダパーンをアズは離れた場所から見ていたのだった

  • 132二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 19:13:03

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  • 133二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 19:13:18

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  • 134二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 19:13:35

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  • 135二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 19:13:39

    >>106

    そして…

    レーザーの案内で森魚や掲示板で集まった3人がとある河川敷に到着する

    そこにはゾンビフォームのバッファがいた

    バッファ「……」

    レーザー「あいつでしょ?あんたが復讐したい奴って」

    森魚はバッファを捉えるとオーバーリアクションで指をさして騒ぐ

    森魚「そうだよ、あいつだよ‼︎」

    そう言い、彼はデザイアドライバーを取り出す

    『SET』

    森魚その他「変身‼︎」

    『ARMED CHAIN ARRAY』

    『READY FIGHT』

    森魚はかつて変身して戦った事のあるピンクの羊の仮面ライダーメリーとなる

    メリー「おい青年…!あのときは良くもだましてくれたよなぁ…!?」

    メリーは巻き舌込みの恨み節を炸裂させる

    一見胡散臭さを兼ね備えつつ、人の良さそうな顔をした彼の本性はこれだ

    バッファ「メリーか…!」

    その時バッファの視界にレーザーレベル1が入る

    バッファ「……っ‼︎」

    バッファは明らかにメリー達に怪我をした状態で囲まれてどうしよう、というような困惑した様子を見せず、何かをこらえている様だった

    レーザー(あいつ、仮面の下で自分のレベル1の姿が見て笑いやがった……‼︎)

    そう、バッファは初めて見るレーザーレベル1を見て思わず笑いそうになったのだった……

    2人は気を取り直す

    バッファ「雑魚が4人集まってどうする気だ?まとめてぶっ潰してやろうか、特にメリー、てめぇは気にいらねぇからな‼︎」

    メリー「くそっ‼︎強がっていられるのも今のうちだからな‼︎」

    レーザーがメリーを更に煽る

    レーザー「そうだ、あんな奴やっつけようぜ‼︎(道長の奴後で覚えとけよ…‼︎)」

  • 136二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 19:13:46

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  • 157二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 19:46:20

    >>135

    怪我をしているとは言え、バッファはメリー始めとする4人のデザロワプレイヤーに優位に立ち回っていた

    英寿はそれを橋の上から見ていた

    英寿「バッファ……とりあえず今のところは大丈夫そうだが、あれがレベル1か……」

    英寿もレーザーレベル1を見て思わず笑うのだった……

    メリー「このっ‼︎」

    メリーはレイズチェーンアレイを振り回してバッファに攻撃しようとするが、ゾンビブレイカーに鎖を巻き取られてしまい、不発に終わる

    バッファ「ハァッ‼︎」

    バッファがゾンビブレイカーを思い切り後ろに振り上げる

    メリー「え⁉︎ちょ、ちょっと⁉︎」

    メリーの体は宙を舞い、数メートル先の河川敷のコンクリートに叩きつけられる

    メリー「いきなりこれかよ……‼︎」

    「……っ‼︎行くぞ‼︎」

    向かってくる他のデザロワプレイヤーをバッファはバーサクローで思い切り殴りつける

    「がっ……‼︎」

    バッファ「……っ」

    殴りつけた衝撃が手の傷に響き、バッファは一瞬怯む

    「今だっ‼︎」

    別のデザロワプレイヤーがその隙をついてバッファに襲いかかるが、何故か銃撃がデザロワプレイヤーを襲う

    「な、何やってんだよ‼︎お前味方だろ⁉︎」

  • 158二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 19:55:05

    >>157

    レーザー「あ、ごめんごめん‼︎自分遠距離攻撃下手で……」

    レーザーはわざとらしくデザロワプレイヤーに平謝りする

    その間に残り1人のデザロワプレイヤーはバッファに頭突きされ、吹っ飛ばされる

    レーザー「ちょっと‼︎あんた掲示板で仲間集めたんでしょ⁉︎精鋭揃いかと思いきや違うじゃん‼︎」

    レーザーはコンクリートに叩きつけられて倒れているメリー向かって叫ぶ

    メリー「ふざけんな‼︎今日だぞ⁉︎デザロワ始まったのは‼︎」

    レーザー「じゃあ何であんな掲示板がもうあんだよ‼︎」

    「暴れるついでにしたいこととかこいつみたいな強い奴を倒すために利用してんだよ‼︎」

    「誰が作ったのかなんて知らねぇよ‼︎」

    頭突きを喰らって気絶しているデザロワプレイヤー以外も聞いてもいないのに情報をペラペラと漏らす

    レーザー「……こいつらはまともな情報持ってねぇな」

    レーザーは聞こえない様に呟く

    バッファ「……」

    メリーは立ち上がると再度レイズチェーンアレイを振り回してバッファの背後から襲いかかる

    メリー「食らえっ‼︎」

    バッファ「……っ‼︎」

    バッファはバーサクローで受け止めるが、また手の傷に響きまた怯んでしまう

    メリー「どうやら怪我してそれが響いているのは確かな様だなぁ、青年‼︎」

    メリーは勝利を確信したのか、レイズチェーンアレイでまたバッファに襲いかかる

    しかし…

    メリー「うわっ⁉︎」

    レーザーの銃撃がメリーに全てヒットしてしまう

    更にレーザーは他のデザロワプレイヤーにも銃撃を正確に命中させて行く

    メリー「ちょっと‼︎どういうつもりだよバイクちゃん‼︎」

    メリーがレーザーに文句を言った瞬間だった

    レーザー「あーはいはい、もうあんたらの味方は終わり‼︎」

    レーザーは面倒臭そうに叫ぶ

  • 159二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:23:59

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  • 170二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:26:20

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  • 171二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:26:34

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  • 172二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:26:48

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  • 173二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:27:00

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  • 174二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:27:11

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  • 175二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:27:25

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  • 176二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:27:38

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  • 177二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:27:51

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  • 178二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:28:22

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  • 179二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:28:34

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  • 180二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:28:46

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  • 181二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:28:59

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  • 182二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:29:10

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  • 183二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:29:22

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  • 184二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:29:35

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  • 185二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:29:46

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  • 186二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:29:59

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  • 187二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:30:18

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  • 188二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:30:29

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  • 189二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:30:42

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  • 190二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:30:53

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  • 191123/05/20(土) 20:30:57

    次スレですがサルベージしたほうがいいですか?

  • 192二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:31:07

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  • 193二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:31:18

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  • 194二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:31:33

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  • 195二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:31:45

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  • 196二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:32:11

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  • 197二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:32:11

    もう書き手の邪魔しないでください
    みんな楽しんでるところにこんなことされると楽しくなくなります

  • 198二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:32:24

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  • 199二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:32:41

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  • 200二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:33:02

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