- 1二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 21:32:39
- 2二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 21:33:45
ナリタハワイアン
- 3二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 21:34:24
プールのレジャーランドかな?
- 4二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 21:35:44
ヒシハワイアンかもしれん
- 5二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 21:36:41
- 6123/05/20(土) 21:43:19
「アマさん、何の用だ?」
夕暮れ時、買い物帰りのナリタブライアンはいきなりヒシアマゾンの呼びかけに足を止めた
「アマさん、タイマンならまた今度の機会にしてくれ」
いつものタイマンのお誘いかと思い足早に去ろうとしたが
「違うよ、ハワイアンさブライアン…さっき福引でハワイ旅行が当たっちゃってね」
「…ハワイ旅行?…ハワイ旅行だと!?」
流石のシャドーロールの怪物ナリタブライアンも困惑せざるを得なかった - 7123/05/20(土) 22:13:55
―――――
美浦寮の寮長を務めるヒシアマゾンはその日商店街へ買い出しに来ていた
「こんだけ買っておけば大丈夫かな…っと、こいつは福引券か。」
先ほどの買い物で貰った福引券を見ながら福引会場へと向かうアマゾン、そこそこ立派なテーブルの上に置かれた福引器がお出迎えしていた。
「3等はにんじん1本、2等はにんじんの山盛り、1等はにんじんハンバーグか…ヨシ!」
せっかくの機会だと言わんばかり腕まくりをして気合を入れるアマゾン
当たれば美浦寮へのいいおみやげにもなると考え勢いよく福引を回す。
「オラぁ!!」
大人げなく大声を発したアマゾン、回し終えてから少し羞恥心が込み上げてきた感じがしてきた
「いけない、アタシとしたことがつい――」
カランカランカラン!!
「おめでとうございます!!金色、特賞です!!!」
「え?」
ふと目をやるとアマゾンがまわした福引器から金色の玉が転がっているのが見えた。
「特賞はこちらの旅行券になります!」
「旅行券か…で、一体どこの温泉地かね?…ホノルル?そういう温泉ホテルあったけ…?ん、ホノルルって確か…」
「はい!ハワイ、ホノルル6日間になります!」
「え、ええええええええ!!」 - 8123/05/20(土) 22:30:33
――――――――――――――
「と、言うわけだブライアン…」
「あ、ああ…そういうわけなのか…」
二人とも突然のことで戸惑いながら会話をするのであった。ハワイ旅行なんてそうそうに行けるものではないので尚更だ。
「それでアマさん、なんで私に話しかけた?」
「いや、まあ最初は一旦美浦寮に帰ってみんなの話を聞いてからにしようかと思ったんだけど。その帰り道にたまたま歩いてたアンタを見かけてさ…もし良かったどうだい?アタシとアンタと仲だしさ…?」
「…アマさんはどうするんだ、それはアマさんが当てたものだろ?」
「アタシはどうしようか、決められなくてさ…ブライアン、アンタが行きたいなら譲るよ。」
「…………アマさんが一緒に行くなら。」
「え…?え、え、何言ってんだい、ブライアン!!」
「そもそもソレはアマさんが自分で引き当てたものだろ、だったらアマさんが尚更行くべきだと思っている。だからアマさんが行く気がないのなら受け取るわけにはいかない。」
「ブライアン…アンタ…」
ブライアンの力強く真っ直ぐな瞳にアマゾンもお手上げにならざるを得なかった。 - 9123/05/20(土) 22:49:09
「―――――わかった、アンタには負けたよブライアン。これで二人分の席は埋まったわけかい…」
「…ん、どういう意味だアマさん?」
「ああ、実は貰ったのは4名分の旅行券なのさ、だから美浦のみんなに話をしてさ、それでも足りないなら栗東のフジにも話をしようかなって思っててさ。」
「え…ああ…そ、そういうことなのか…てっきりアマさんと二人っき―――――いや、なんでもない…」
先ほどの真っ直ぐな瞳とはうって変わって、目線をアマゾンに合わせないようにしているブライアン
「アンタ、栗東だろ?だったらさ、ついでにハワイ旅行の件について話しておいてくれないかい?アタシは美浦の奴に話しておくからさ!」
「………分かったよ、アマさん。」
ブライアンとハワイに行けると知ってかこの上なく上機嫌なアマゾンと思惑と少し違い体良く使われて残念そうながらも少し嬉しそうなブライアンであった。
その後二人が呼び掛けに応じて承諾したのは dice2d6=5 2 (7) の二人であった
1:サクラローレル 2:ビコーペガサス 3:マヤノトップガン 4:ビワハヤヒデ 5:フジキセキ
6:シンボリルドルフ
(二つ被った際は1~4の場合はその同室相手、56の場合は再ダイス)
- 10123/05/20(土) 23:11:28
―――――――――出発日当日
「忘れ物はないかい、ビコー?」
「大丈夫ですよ、フジ先輩!行く前にボノと一緒に確認してきましたから!」
「ハハッ、そうか、なら安心だね――――で、ヒシアマとブライアンの方は大丈夫かな?」
「フジ、このヒシアマ姐さんが忘れ物とかするはずないだろ!」
「全くだ…それよりもフジとアマさんが不在となると誰が寮長の代わりをしているんだ?」
「ああ、それなら dice1d4=2 (2) に頼んでおいたさ。」
1:栗東エアグルーヴ美浦シンボリルドルフ
2:栗東ビワハヤヒデ美浦サクラローレル
3:栗東タマモクロス美浦イナリワン
4:栗東バンブーメモリー美浦サクラバクシンオー
- 11123/05/20(土) 23:45:54
「ローレルはともかく姉貴だと!?」
「ハヤヒデは確か、私がハワイへ行くって決まったその日にさ―――」
―――――――寮長部屋
「――――というわけで私が不在の間、寮長の代理務めて欲しいわけだが…」
「なるほど、承った。…まさかブライアンがハワイに行くことになるとは…」
「ん、ブライアンから話はあったのかな?」
「あったさ、ただ都合が合わなくてね…ブライアンも残念そうだったのは覚えているよ。」
「だから、寮長代理に自分から立候補したわけか…」
「ブライアンへのせめてものお詫びさ、ブライアンにはゆっくり英気を養ってもらいたい姉心もあるしね。」
「なるほど…立派な姉を持ってブライアンも幸せ者だね――――」
――――――――
「というわけさ、いいお姉さんをもったね。」
「姉貴がそんなことを…」
「うおぉぉー!!良い話だぁー!アタシ涙が止まらないよぉ!」
「おい、ビコーもう暗くなっているのに泣き叫ぶ奴がいるか!!そういえばローレルについては…」
「…そろそろ出発の時間だ、ローレルに関してまたの機会にしてくれアマさん。アイツが言いそうなことはなんとなくわかる気がするし…」
「そ、そうかい…それじゃあハワイへと出発だあ!!」
「「「「おー!!」」」」
「…それでフジ、ここから飛行機で何時間くらいかかるんだい?」
「大体7時間ほどだね、日付変更線を越えるから今の時間出れば向こうでの朝の8時くらいに着くはずさ。」 - 12123/05/20(土) 23:52:01
ブライアン一行の席のクラス dice1d3=1 (1)
1:エコノミー 2:ビジネス 3:ファースト
- 13123/05/21(日) 00:04:18
「エコノミークラスか…まあ福引の景品だから分かってたことだが…くっ(H85)」
「そうだね、確かにビジネスクラス以上なんでそうそう乗れるものじゃないしね。(H82)」
「アタシが当てた旅行券だぞ、今さら文句あんのかい!…少しキツイ気がするね…(H89)」
「ん、アタシは特に問題ないけど…?(H75)」
ちなみに席順は左から dice4d4=1 2 2 4 (9)
1ブ 2ア 3フ 4ビ
被ったらそこだけ再ダイス
- 14123/05/21(日) 00:05:39
再ダイス ブライアンの隣は dice1d2=2 (2)
1:アマさん 2:フジ
- 15123/05/21(日) 00:30:48
窓際からブライアン、フジ、アマゾン、ビコー
「いいなあ。アタシも窓際の席良かったなあー」
「わがまま言うな、そう決められているんだ諦めろ。」
「まあまあ二人とも…そろそろ機内食が出る時間だね。」
「お、そういえば機内食があったね。少しお腹も空いてたし頂こうかね!」
機内食への満足度 dice1d100=94 (94)
数値が高いほど満足している
- 16123/05/21(日) 00:54:05
「すごく美味い肉料理だった…」
「ブライアン、アンタはホント肉が大好きだねえ…確かに美味かったけどね。」
「もうお腹いっぱいだあ…」
「そういえば他にも機内上映とかもあったはずだ。」
「機内上映か…まあどうせハワイに着くまで時間はかなりあるし何かを見て時間を潰すか。」
機内上映を見ながらのブライアン達の眠気 数値が高いほど眠くなっている
ナリタブライアン dice1d100=39 (39)
ヒシアマゾン dice1d100=72 (72)
フジキセキ dice1d100=88 (88)
ビコーペガサス dice1d100=93 (93)
- 17123/05/21(日) 01:06:12
「必さ…キャ…ロッ…マ…ック…グウ…」
「そう…えば…いか…り…るひと…んし…いしょ…ムニャムニャ」
「(ウトウト…)………タイマンだあ…Zzzz」
(クソッ!なんで3人と違ってすんなりと寝付けないんだ?…機内食で出てたコーヒーを少し飲みすぎたからか!?)
そんなこんなでハワイ行の便は着実に目的地へと向かうのであった…
時間なので一旦お休み - 18二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 02:02:07
ダイスを無理なく使うSS書きは好きだぜ
- 19123/05/21(日) 07:51:55
- 20123/05/21(日) 09:48:53
――――――ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧名称ホノルル国際空港)
「よっしゃ、ハワイに到着だあ!」
「うおおーハワイに着いたんだー!」
「ふ、はしゃぎすぎだぞ。アマさん、ビコー。」
「まあ、はしゃぎたい気持ちはわかる気がするけどね。それよりも荷物の受け取りや色々手続きをして置かないとね。」
――――――
「さてと…これで後はバスに乗ってホテルへ移動するだけかな?」
「フジ先輩、さっきのバスとは違うんですか?」
「さっきのは空港内を移動するためのシャトルバスみたいなものさ。」
「へーなるほどー確かにここの空港って結構広かったですね。」
「まあ、私達ウマ娘なら別に走ればそう掛からないけどな。」
「はは!まあここならブライアンよりアタシが勝ちそうな気がするね。」
「ほぉ…面白い、やってみるか?」「ああ、いいさ!タイマンだ!」
「二人とも落ち着いて…着いて早々、あまり問題は起こさないでくれ…」
「「うっ…」」
(なんか大変だなフジ先輩…アタシもあまり迷惑かけないようにしないと…)
「それで私たちの行くのはどういう感じのホテルなんだ?」
「確かワイキキにあるホテルでグレード(ホテルの等級)は…dice1d5=3 (3) だったはず。」
1:D 2:C 3:B 4:A 5:L 右にいくほど高級になる
- 21二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 09:50:07
ハワイでヤンスじゃなくてハワイか
- 22123/05/21(日) 10:17:14
「Bグレード…?つまりどういうことなんだいフジ?」
「そこそこ立派でリーズナブルなホテルってところかな…どうやら私達が泊まるホテルにはレストランやカフェだけじゃなくプールやフィットネス施設もあるらしいね。」
「フィットネスか…それならあまり体が鈍らなくて済みそうか…」
「プールもあるのか、すごく楽しみだなあ!」
―――――――宿泊先のホテル
「ほう、悪くなそうなホテルだな。」
「なんか意外に立派すぎてちょっとアタシ緊張してきた…」
「ここなら海やショッピングモールとかも近いしいい立地のホテルだね。…そういえば部屋割りをまだ決めてなかったね。」
「部屋割りか…確か二人で一部屋だったから…とりあえずどうすんだい、ブライアン?」
「そうだな…( dice1d3=1 (1) )」
1:やはりアマさんと一緒になるべきか… 2:フジと一緒ならとりあえず心配はなさそうだ… 3:ビコーが少し心配だし一緒にいてやるか…
- 23123/05/21(日) 10:38:12
「というわけだ、アマさん。しばらくの間よろしく頼む。」
「ま、まあアンタがそこまでいうなら…わかった、アタシとブライアンが同じ部屋でフジとビコーがもう一つの部屋になるのか。」
「はは、そういうことだね。それじゃあしばらくよろしくね、ビコー。」
「は、ハイ!わかりましたフジ先輩!ヒーローらしく先輩をエスコートしますよ!」
「とりあえず知らない土地だし、行動する際はできるだけ一人にならないようにしないとね。」
「そういうわけだ、ブライアン。肉の匂いに釣られてどっかにはぐれたりしないでおくれよ?」
「言ってくれるなアマさん…ビコー、お前も注意した方がいいぞ。お前は私達に比べて少し小柄だしな。」
「こ、子供扱いしないでほしいな!」
――――――――ナリアマ部屋
「さて荷物も置き終わったしこれからどうするんだい、ブライアン。」
「そうだな、ルドルフ達にも到着の連絡はしておいたし――――」
ブライアン dice1d2=2 (2)
アマゾン dice1d2=1 (1)
フジ dice1d2=2 (2)
ビコー dice1d2=2 (2)
1:ショッピングモールに行く 2:少し休憩する 1が2人以下の場合は全員休憩
- 24123/05/21(日) 11:06:01
「少し休む、飛行機ではあまり寝てなかったからな。」
「そうかい、じゃあフジ達でも誘ってくるかな―――」
「フジもビコーも休みたいってか…まあ、仕方ないね。」
「ところでアマさん。」「なんだい?」
「忙しくて聞きそびれていたがローレルのやつはなんて言ってた?」
「でもアンタ、確かローレルが言いそうなことはなんとなくわかるって…」
「…やはり少し気になってきたからな。」
「…そうかい。」
――――――美浦寮、寮長部屋
「これで良しっと…後は私に任せてねアマゾンちゃん。」
「ローレル、アンタなんで断ったんだい?せっかくブライアンやビコーも行くって決めた矢先なのに…」
「ごめんなさいね、ヴィクトリー倶楽部の集まりもあるからそっちを優先したし、それに…」
「それに?」
「今はまだ本調子じゃない私がブライアンちゃんと旅行を楽しむなんて到底できないから、今しばらくは調子を取り戻して力を付けていかないとね…?ブライアンちゃんに勝ちたいのは貴方も一緒でしょ?」
「ローレル…」
「じゃあブライアンちゃんに聞かれたらそう答えておいてね。そうだ、あとおみやげの件なんだけど――――」
――――――――
「というわけで…」「Zzzzz」「おい、せっかく話をしてやったのに寝るな!!」 - 25123/05/21(日) 12:59:09
「―――――さて、ゆっくり休んだことだ。そろそろ飯にしようか。」
「そうかい、じゃあフジ達も誘っておくよ。」
――――――ホテル前
「どうせなら、外で食べるのがいいな。」
「確かにどうせならみんな一緒に食べるのがいいね。ところで何を食べに行くつもりかな?」
「それは―――― dice1d5=5 (5) 」
1:ハワイと言ったらやはり王道のステーキだな 2:そういえばハワイといえばステーキハウスだな 3:せっかくハワイに来たんだステーキを食べないとな 4:見知ったものの方が安心できるからステーキだな… 5:ステー「アタシ、ロコモコってやつが気になるなー!」…おい、ビコー!
- 26123/05/21(日) 13:21:35
「なるほど、せっかくハワイに来たし本場のロコモコでも食べに行こうかな。」
「やったー!」
「いや、待て、私はステーキを…」
「まあまあ、ロコモコも一応肉料理だし、いいだろブライアン?」
「むう…」
―――――――レストラン
「結構おしゃれで眺めも最高なレストランじゃないか。」
「ここから奇麗な海が眺めるのも悪くないねえ。おっと店員さんが来たね。」
「そうだな、注文をするか。じゃあ私は、 dice1d2=1 (1) を頼む。」
1:ステーキ
2:ロコモコ
- 27123/05/21(日) 16:55:01
「結局ステーキかい、ブライアン!」
「普通にメニューにあったし、私は今ステーキが食べたいんだ!」
「まあまあ二人共…とりあえずこのロコモコを3つお願いします。」
――――――――
「ふう、お腹いっぱいだなあ。」
「あのステーキ、火加減が最高だったし味付けも文句なしだったな…!」
「ま、みんな満足そうだし、これで良しとするかな。…フジ、次はどこに行くか?」
「そうだね…次は(ドン)」
「「「!?」」」
「……(スタスタ)」
「フジ先輩、大丈夫ですか!?」
「ああ、私は大丈夫…ん…しまった、財布をスラれた!」
「「「なんだってえ!?」」」
「…こうしちゃいらない。ビコー、お前はフジを頼む。私達はさっきのスリを追う…行くぞ、アマさん!!」
「ああ、任せな!ヒシアマ姐さんの前でスリとはいい度胸じゃないか!!」
「「うおおおおおおおお!!」」
フジから財布を奪ったスリはdice1d2=1 (1)
1:ヒトミミ
2:ウマ娘
- 28123/05/21(日) 17:02:39
「人間がウマ娘相手に逃げ切れると思うな!」
「追いかけるのはアタシの得意分野さ!」
「ヒッ…」
「アイツ…人混みの中に逃げるつもりか…!」
「まずいな、人混みの中ではスピードを出せない。それでうまく逃げるつもりか…!」
「なら、さっさと決めようじゃないか!!」
ナリアマコンビの猛追!
スリはdice1d3=1 (1)
1:捕まった
2:人混みに入った
3:他の人に捕まった
- 29123/05/21(日) 17:31:43
※イメージ映像
【ウマ娘 プリティーダービー】CM「Queens」 ヒシアマゾン 後篇
「「逃がすかあああ!!!」」
「ヌワー!!」
「観念しな!フジから奪った財布はどこだ!」
「…あったぞ、アマさん。……どうやらこの騒ぎで警察が駆け付けたようだな。」
「…(ピクピク)」
―――――――
「ほら、フジ。アンタの財布だ…」
「ああ、ありがとう二人共…!まさか相手も【怪物】と【女傑】に追われるとは夢にも思ってなかっただろうね。」
「うう…せっかくフジ先輩をエスコートするって言ったのに、カッコいい所は二人に持ってかれちゃったなあ…」
「気にするな、ビコー。アンタがフジに傍にいてくれたおかげでアタシ達は心置きなくスリを追いかけることができたしね。」
「ヒシアマの言う通りだね。君が傍にいたから私も安心だったし、元は私が油断してたばかりにスリにやられたからね…」
「ヒシアマ姐さん、フジ先輩…!」
「――――――何か騒がしいと思ったら…!」
「「「「!?」」」」
「おい…お前はdice1d7=3 (3) !?」
1:シリウスシンボリ
2:ミスターシービー
3:マルゼンスキー
4:メジロラモーヌ
5:マヤノトップガン
6:ゴールドシップ
7:秋川理事長
- 30123/05/21(日) 17:58:41
「チャオ♪まさかこんな所で貴方達に会えるなんてね♪」
「そう言いたいのは私達の方だよ…マルゼン、どうして君がハワイにいるんだ?」
「それはdice1d3=1 (1) で来たのはdice1d4=2 (2) でdice1d4=2 (2) と一緒よ。」
【1】
1:福引に当たったから
2:車のレース大会の優勝賞品
3:バブリーランンドの抽選会で当たったから
4:自費
【2】
1:ついさっき
2:昨日
3:2~3日ほど前
4:数日前でちょうど帰るところ
【3】
1:チヨちゃん
2:たづなさん
3:シービー
4:トレーナーくん
- 31123/05/21(日) 18:15:48
「マルゼンスキーさ~ん!私を置いて勝手に行かないでください!」
「メンゴメンゴ、妙に街中が騒がしいから、ついね…?」
「まさかマルゼン先輩とたづなさんがハワイに来ていたなんてアタシは知らなかったぞ…フジ先輩達は知ってたの?」
「それは…」
ブライアン dice1d4=4 (4)
アマゾン dice1d4=4 (4)
フジ dice1d4=2 (2)
1:知ってた
2:たづなが不在なのは知ってたがマルゼンが不在なのは知らなかった
3:マルゼンが不在なのは知ってたがたづなが不在なのは知らなかった
4:全く知らなかった
- 32123/05/21(日) 18:33:39
「そういえば数日前たづなさんが旅行に行くからしばらく休むって言ってたけど、まさか相手がマルゼンだったとは思ってなかったよ…」
「そうだったんだ…アタシは一切知らなかったけど、確かに出発前日に二人を妙に見ないと思ったら…というかブライアン、アンタ生徒会だからそれぐらい把握してないのかい!?」
「いや、私も二人が旅行で学園にいないなんて初めて聞いたんだが…」
生徒会であるブライアンが把握してなかった理由は?dice1d3=3 (3)
1:ルドルフ達には連絡していたが肝心のブライアンが聞いていなかった
2:ルドルフ達には連絡していたがルドルフがうっかり伝え忘れていた
3:ルドルフ達には連絡していたつもりだったが実際は伝わってなかった
- 33123/05/21(日) 18:48:29
「―――――――はい、そうです…ええ、申し訳ありません…では、マルゼンスキーさんにも伝えておきますね。(ガチャ)」
「――――――うう…ルドルフにちゃんと伝えたつもりだったのにい…」
「まさかブライアンどころか生徒会全員が知らなかったとはねえ…」
「そういえばフジ先輩はなんでたづなさんが旅行に行くって知ってたの?」
「たまたま本屋で旅行雑誌を読んでたたづなさんに会ってね、それで旅行のことは聞いていたんだ。まさか同じハワイとは思ってなかったけどね…」
「それでマルゼン達はどこのホテルに泊まっているんだ?」
「えーっと、確か…dice1d2=1 (1) ですね。」
1:貴方達と同じホテル
2:貴方達と違うホテル
2の場合はのホテルの等級 dice1d5=2 (2)
1:D 2:C 3:B 4:A 5:L
右にいくほど高級ホテル
- 34123/05/21(日) 19:34:33
「ええええ!?アタシ達と同じホテルだったのかい!?」
「そうですね、貴方達がホテルに着いた際は私達はビーチで海水浴をしてたので。その後買い物と食事をしにショッピングモールに行って、その帰り道にブライアンさん達の大立ち回りに遭遇したわけですね。」
「なるほど、つまり入れ違いだったわけか…ところでみんなこれからどうする?」
「そうだな―――――」dice1d2=2 (2)
1:色々あったし一旦ホテルへ戻る
2:せっかくの機会だからマルゼン達とどこかへ出かける
- 35二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 20:26:16
「せっかくだ、もう少しの間どこかへ出かけるか…それでマルゼン達は大丈夫か?」
「ええ、モチのロンであたし達はバッチグーよ!」
「それでしたらダイヤモンドヘッド…の近くのカピオラニ公園方面なんてどうですか?」
「ダイヤモンドヘッドってワイキキの近くにある小さい山だったはず…なんでそっちじゃないんだ?」
「そういえば、最近になってダイヤモンドヘッドへの入山は事前予約制になったはず…だから予約無しでは登れなくなったからね。でもカピオラニ公園の方ならなら無料で入れるはずさ。」
「ええ、そうですね。そこからダイヤモンドヘッドが望めるポイントもありますし、近くにビーチや動物園や水族館、後カフェとかもありますね。」
「だったら、そこにしようじゃないか。それでここからどれくらい掛かるんだい?」
「ええっと…ここからカピオラニ公園まではおよそ1マイル(1600m)ほどですね。」
「なるほど、マイル距離か…だったら走った方が早いな。」
「いいねえ、せっかくだ、どっちが先に着くか競走しようじゃないか、ブライアン!」
ダッ!!
「ブライアン、ヒシアマ!?全く仕方ないな…なら私も本気でいかせてもらうよ!」
「せ、先輩達に負けてたまるかあ!」
「ふふ、いいわね。あたしも参加しちゃおう♪」
「え…ちょっと皆さん!?」
緊急開催!カピオラニ公園行きステークス(1600m)勝者はdice1d6=3 (3)
1:ナリタブライアン 2:ヒシアマゾン 3:フジキセキ 4:ビコーペガサス
5:マルゼンスキー 6:駿川たづな
- 36123/05/21(日) 20:29:19
一位はフジキセキ!
他のメンバーの成績は?
ブライアンdice1d100=90 (90)
アマゾンdice1d100=17 (17)
ビコーdice1d100=1 (1)
マルゼンdice1d100=96 (96)
たづなdice1d100=30 (30)
数値が高いほど高位
- 37二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 20:36:07
このブライアン短距離の素質ありそうで草で候
- 38二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 20:44:41
ビコー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前そこが一番適した距離だろうが!!!!! - 39123/05/21(日) 21:30:53
1位フジ2位マルゼン3位ブライアン4位たづな5位アマゾン6位ビコー
[ウマ娘]見惚れるほど素敵なくるくるフジキセキ(勝利ポーズ)
「ふふふ…どうやら、私が一番だったようだね。」
「ガビーン!あとちょっとだったのに…」
「クソっ…!さっきの疲れがあるとはいえ、まさかこの二人に差されるとは…!」
「もう、いきなりみんなで走り出さないください!これでも買い物帰りなんですからー!」
(その割にはアタシとビコーの前を普通に走ってたような…?)
「うう~!もっともっと強くなりたいぞ…!」
―――――――カピオラニ公園
「意外と広いね…だけど中々いい場所みたいだね。」
「ええ、そうですね。地元の方や旅行者もよく訪れるスポットですので。」
「ダイヤモンドヘッドがよく望めるスポットがあるみたいだ、そこに行ってみようかな。」
「いいわねビコーちゃん。お姉さんと一緒にそのチョベリグスポットへレッツラゴーね♪」
「で、ブライアン。アンタはどうすんだい?」
「そうだな――――」dice1d4=1 (1)
1:ビコーとマルゼンに同行する
2:フジ&アマ&たづなと一緒にいる
3:どこか居心地が良さそうな場所で昼寝する
4:ハヤヒデから電話がくる
- 40123/05/21(日) 22:09:48
「とりあえずビコー達に同行するか、噂のダイヤモンドヘッドとやらを拝んでくる。」
「お、そうかい。じゃあアタシ達はフジやたづなさんと一緒にいるよ。くれぐれも二人からはぐれるんじゃないよ!」
(全く…これでは、完全に私のオカンだな…。)
――――――
「着いたわね。ここが絶景スポットってやつね、せっかくだし写真撮っていかない?」
「うん、いいぞ!」
「…まあいいだろう。」
「うふふ、いっぱい撮ったわね…。」
「よし、これをボノや他のみんなに送っておこうっと。」
「これらの写真はまず姉貴や両親に送って、次に送るのは…」dice1d4=3 (3)
1:ルドルフ&エアグルーヴの生徒会コンビ
2:サクラローレル
3:マヤノトップガン
4:タニノギムレット
- 41123/05/21(日) 22:26:55
「あら、マヤちゃんに送ったの?ねえ、なんてメッセージを添えたの?」
「別に大したことは書いていない…とりあえず今日ハワイに着いたことやマルゼンとたづなさんにあったことぐらいか…」
「あれ?スリからフジ先輩の財布を取り返したことは…?」
「わざわざ書くほどでもないだろ。それにマヤノのやつにいらん心配させることになるしな。」
「ふふふ、ブライアンって本当に優しいのね…。」
「………ムウ」
「ルドルフ達にも送っておいたし、返信は後で確認するか…」
「じゃあ、そろそろフジ先輩やヒシアマ姐さんの所へ戻ろう。」
「そうね…あら?なんか騒がしくない?」
「一体何が…?」
「大変だあー!!!近くの動物園からdice1d5=4 (4) が逃げ出したぞー!!」
1:ゾウ
2:トラ
3:ワニ
4:サイ
5:コモドドラゴン
「「「「何だってー!?」」」
- 42123/05/21(日) 23:14:21
――――――――
「おい、アマさん…!どういう状況なんだ…?」
「ブライアン…?いつの間に……少し前に動物園から逃げ出したサイが公園にやってきてね、アタシ達は物陰に隠れたんだ…!」
「幸いにも今のところけが人とかはでてないみたいだけど、このまま放置していたら何があるかわからないし…」
「どうやら動物園のフェンスを破ってきたみたいで、少し気がたっていますね…」
「このままじゃみんなが危ない…!こうなったらアタシがあのサイを止めないと…!」
「落ち着いてビコーちゃん!こういう時こそ冷静にならないと…」
「う…!」
「いい方法は何かないかな……そうだ、これを使えば…!」
「フジ…まさかこれは…?」dice1d4=3 (3)
1:タキオン特製の安眠?用のお香
2:タキオン特製の安眠()用音波の出るスピーカー
3:タキオン特製の安眠用らしいスペシャルドリンク
4:たづなさんが買ってたバナナ等のフルーツ
- 43123/05/21(日) 23:44:24
――――――数日前タキオンの研究室
「やあ、フジ寮長。ご機嫌いかがかな?」
「タキオン…一体何の用でここに呼び出したんだ…?」
「ハワイへ旅行しに行くそうだねえ、いやはや羨ましい限りだよ…」
「まあ私もどうしようかと思ってたけどヒシアマや栗東寮のみんなに推されてね…」
「なるほどねえ…ところで、海外で泊まると妙に寝付けなくなる話もあるじゃないか…?」
「…うん、まあそうだね…。」
「そこで開発したのがこの安眠用ドリンクさぁ!もちろん真っ当な素材で作ったから入国審査も大丈夫な代物さ…!」
「効果はあるかな…?」
「もちろん飲んだらたちまちグッスリさ、そこにいるカフェとポッケ君が証明してくれたからねえ!!」
「「Zzzzzzzz」」
「うわあ!?…それでなんで私にこんなモノを…?」
「当然ながら100%私の善意さ……もしもの話だが良ければおみやげについてだが――――――」
――――――――
「――――――と、こんな感じで渡された物なんだ…」
(((((よく入国審査を通ったなこんなモノ…!?)))))
「タキオンさんのおくす…ドリンクはウマ娘の体質を考えたらサイにも意外と効果があるかもしれませんね…」
「不安しかないが仕方ない…一か八かだ…それじゃあ――――dice1d5=4 (4) 」
1:私が仕掛ける…! 2:アマさん頼めるか…? 3:ビコー、お前に任せたい…!
4:フジ、お前が持ってきたモノだからお前に任せる 5:マルゼンのお前のスピードで置いてこれないか…?
- 44123/05/21(日) 23:58:37
「元々こんなヤバイモノを持ってきたフジがあのサイに飲ませるべきだと思う。」
「ははは…そうだね。それじゃあいってくるよ…!」
(どうやらあのサイ、動物園から逃げ出してかなり歩いたのか喉が渇いているみたいだね…。なら、近くの水たまりにこのドリンクを…!)
バシャア…!
(どうやら気付かれずに仕掛けれた…後はやんちゃなサイ君が飲んでくれることを祈るばかり…)
「……(ノシノシ)」
グビ…グビ…
「どうやら飲んでくれたみたいだね…!」
「後は効果が出るのを待つだけか…!」
特製ドリンク入りの水を飲んだサイは――――dice1d4=1 (1)
1:そのままグッスリ
2:段々眠そうになってきた
3:眠っていないけど大人しくなった
4:逆に興奮してしまった
- 45123/05/22(月) 00:32:56
ドサ…!
「Zzzzzzz…」
「すごい…サイがあっさりと眠っちまうなんて…!」
「フジ先輩、それ飲まなくて良かったですね…」
「そ、そうだね…この件に関してタキオンに感謝すべきか否か…」
「とりあえず、遠目で見てもサイが水を飲んだ後にお昼寝したようにしか見えないので色々面倒なことになる前にホテルへ戻りましょうか…」
「そうね、たづなさんの言う通りね。後は警察とかに任せてあたし達は帰りましょうか。」
―――――――ホテル前
「着いた初日から色々あったな…」
「ホントだよ…なんかすごく疲れたよ…」
「アタシはもうへとへとだぁ~!」
「思い返せば、スリにあったり、サイにタキオン特製ドリンクを飲ませたり…こんな経験はこの先無さそうだね…」
「そうね、なんか今日の疲れが一気にのしかかっているような気分だわ…」
「日々の激務から癒しを求めて訪れたはずなのに、普段以上に疲れた気分になってしまいましたね…」
「部屋に戻って一旦休んだら、ホテルのレストランで夕食にするか…」
―――――――
『――――次のニュースです。今日カピオラニ公園近くの動物園から飼育されていたサイが脱走しましたが、程なくして眠っているところ捕獲されたようです。警察は動物園関係者に脱走の経緯などを――――』 - 46123/05/22(月) 08:47:07
―――――――ホテルのレストラン
「色々あったけど一応無事に初日を終えられそうで良かったよ。」
「ま、終わりよければ全てよしってやつかな?」
「できればもう面倒事は勘弁したいものだな…」
「そういえば、マルゼン先輩達の姿が見えないけど…?」
「彼女達なら別のお店で夕食とるみたいらしいから、ここには来ないみたいだね…」
「そっか…もう少しお話とかしたかったけどなぁ…」
「さてと、食事が出てきたことだし頂くとするか…」
「待ちな、ブライアン。」
「ん?」
「アンタ、ここに着いてから肉ばっかりしか頼んでないよな?野菜も少し取ったらどうだい!」
「そういえばハヤヒデも海外での君の偏食を懸念していたね…」
「おい、なんでここに及んで姉貴の名が出るんだ…!」
「アタシも野菜はしっかり食べているんだ!ブライアン先輩も食べないと!」
「ぐ……!」
「アタシ達の野菜を分けてやるよ、だからしっかり食べな、ブライアン!!」
「や、やめろ、アマさん!!」
三人からの提供でブライアンの料理に野菜がdice3d100=6 4 62 (72) g増えた!
- 47123/05/22(月) 12:06:21
「くっ…これくらい食べれば十分だろ…!」
(それでも、100gにも満たないけどね…)
(意外とガードが固いねえ…これ以上やったら機嫌が酷くなりそうだしやめとくか…)
(なんでそんなに野菜を食べようとしないんだろう…?)
「さて、お腹もいっぱいになったことだし、明日の予定についてなんだけど…せっかくだからアクティビティでも楽しもうかなって思っている。」
「へえ、アクティビティねえ…それでフジ何をするかは検討ついてるのか?」
「ああ、dice1d2=2 (2) でのアクティビティの予定さ!」
1:海 2:陸
- 48123/05/22(月) 12:59:43
「陸の方のアクティビティか…具体的には何をするんだ…?」
「そうだね、例えばバギーに乗って山道やジャングルを走ったり、ジップラインで高い所から滑降したり…色々あるね、とりあえず明日のお楽しみだね。」
「まあよくわからないけど、大自然を堪能するツアーってことでいいよね。それを聞くと明日が楽しみになってきたね!」
「そうそう、明日は送迎の車が朝早くに来るからくれぐれも寝坊しないようにね。」
「だそうだ、アマさん。」
「どういう意味だい!?アンタの方こそ寝坊しないでおくれよ!!」
「だ、大丈夫かな…二人とも…?」
「さ、最悪私が二人を起こしいくつもりさ…」 - 49123/05/22(月) 18:05:39
――――――ナリアマ部屋
『ブライアンさんへ、ハワイでの写真を送ってくれてありがとう♪ビコーちゃんやマルゼンさんと一緒に写っているブライアンさんが心なしか嬉しそうな顔をしていてマヤも安心しちゃった♪そういえばハワイには小型飛行機に乗るアクティビティもあるみたい、マヤもいつかハワイに行ったらやってみたいからその時はブライアンさんがマヤをエスコートしてね♪おみやげも待ってます。―――マヤより』
「フッ…」
「お、マヤノからのメールかい?嬉しそうじゃないか、そうだ他のメールとかは?」
「そうだな、姉貴やローレルやエアグルーヴからもきている…普段通りの他愛ない文章だったが、姉貴とエアグルーヴに至っては野菜はしっかり食っているかとか余計なことを…おっとルドルフのメールを読んでなかったな…」
「会長直々のメールかい?どれどれ…」
『ブライアン、君達のハワイへの到着を心から祝いたい。そしてマルゼンスキーとたづなさんの件を把握できてなかったことを心から詫びたい。ともあれ君達が訪れたハワイの地は花鳥風月ともとれるものばかりであろう、宿泊先のワイキキの海や山の美しさも直に見れる君達が少しばかり羨ましいと言える。…後、マルゼンスキーからのメールに君達が色々と大変なことに巻き込まれたと知った所存…見知らぬ異国の地ハワイ、危機に直面にする恐れも少なからずある。それ故に君達の安心安全を祈りたい。―――――生徒会長 シンボリルドルフより』
「なんとまあ…会長様らしい文面だこと…」
「そうだな…む…?」
「どうしたんだい?」
(無言でメールのとある一文に指さす)
「…た、確かに会長らしいね…」
「くそっ…まさかこんなメールにまで仕込んでくるとは思わなかったぞ、ルドルフ…!」 - 50二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 19:09:08
ワイ危機……
- 51次回予告?23/05/22(月) 19:53:14
- 52二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 01:13:52
保守
- 53123/05/23(火) 08:02:03
- 54123/05/23(火) 08:28:25
「やあ、おはようブライアン!やっと起きたようだね。」
「む…フジか……ぬ!?しまった、もう時間だったか!…お前がいるということは…!?」
「二人仲良くぐっすり寝込んでたよ、ふふふ。」
「おい、待てフジ…!あ、アタシは自分で起きれたからな!」
「ヒシアマ姐さんはアタシ達が部屋に入ってきた瞬間、すごい勢いで起き上がったような…?」
「えっと…それはだな…その…」
「まあいいじゃないかビコー。二人ともちゃんと起きれたみたいだし、今日は早出だから朝食も早めにとろうと思ってね。じゃあ準備できたら下のレストランで落ち合おうか!」
「じゃあ二人とも、先に行ってるぞー!」
バタン
「…」「…」
「アタシが先に起きたからな、ブライアン?」
「…わかったから、さっさと準備をするぞ…!」
―――――ホテル内のレストラン
「朝食はビュッフェ形式か…さて、どれにするか…?」
「お、野菜もあるね。少しくらい野菜も入れたらどうだい?」
「むう…」
ブライアンの朝食の野菜率dice1d100=70 (70) %
- 55123/05/23(火) 13:22:54
「くそっ…結局アマさんにこんなに入れられてしまった…」
「これくらいなら、十分だね。」
「ブライアンとヒシアマも来たようだし、頂こうかな。(すごい量の野菜だな…)」
「わかった、頂きまーす!(…ヒシアマ姐さん、昨日のこと根に持って…?)」
「ぐ…肉の上にこれでもかって野菜をふりかけるとはな…」
―――――送迎バス内
「ふう、どうやら到着前までに間に合ったようだね。」
「良かったー二人が起きない時はどうしようかと思ってたんだ。」
「それは…いいじゃないか!結果的に間に合ったしさぁ!」
「…そうだ、マルゼン達は?」
「ああ、彼女達ならここオアフ島を離れてハワイ島の天文台に行くらしい、実は彼女達もお誘いしようとしていたんだけどね。飛行機に乗る関係で二人は日が昇らないうちホテルを発っているはずさ。」
「そうかい、それは残念だったねえ。それでフジ、アタシ達が今日行く場所は?」
「大自然が広がる観光スポットでアクティビティはもちろん映画のロケ地にもなった場所で結構人気らしいんだ。」
「パンフレットを見たけど、すっごく面白そうな場所みたいだ。ますます楽しみになってきたよ!」
「…ふぅん、まあ着いてみればわかることか。」 - 56123/05/23(火) 13:53:40
――――――アクティビティスポット
「やっと着いたか。なるほど、結構な広さだな…」
「うわー!人がいっぱいいるなあ。」
「やっぱり人気の観光スポットになると色んなやつがいるねえ。」
「さっきも言ったように映画のロケ地にもなっているからね。あの大人気恐竜映画の…ん?」
「どうした、フジ?」
「向こうからティラノサウルスが走ってきてる…?」
「げ!?サイの次はティラノサウルス…って着ぐるみじゃないか!」
「どうせ、ここの出し物とかそんなんだろう?」
「その割にはアタシ達に向かって走ってきてるような…?」
「――――え、そうですか…!少し施設の人に聞いてみたら、そういうのはやってないって…!」
「…ってことはこいつは…!?く、くるならこのヒーロー・ビコーペガサスが相手だ!」
(――――――――――!!)
「…こいつ、私達を知っているのか…!?まさか、こいつは―――――――――!」
dice1d3=1 (1)
1:主な勝ち鞍 皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念二連覇、天皇賞春 の葦毛
2:誕生日3月6日 身長170cm B88W55H88な葦毛
3:ゴールドシップ
- 57123/05/23(火) 17:39:03
「よっ!久しぶりだなあ、みんなのゴルシちゃんだぞっ♪」
「ゴルシ!?」
「そのティラノサウルスに入っているの、ゴルシ先輩…?」
「そういうことだ。わりぃな、せっかくビコーペガサスVSゴルシサウルスの世紀のマッチを皆に見せてやれなくさ。」
「というか、着ぐるみのままでも喋ったらアンタとわかるのが…」
「と、とりあえず色々言いたいがあるけど…まず、ゴールドシップ何故君がここハワイにいるんだ?」
「ん、まあそれは…それよりもちょっと暑いからコイツを脱ぐのを待ってくれない?」
――――――
「ふう、ホテルからコイツを着て走ってくるのは中々応えるぜ…!」
((((それを着てわざわざ走ってきたんだ…))))
「おい、色々突っ込みたいことはあるがまずお前がハワイにいる理由はなんだ?」
「ああ、それはだな――――――」dice1d7=7 (7)
1:メジロのバカンスに無理やりついてきた
2:ハワイでのアルバイト?のため
3:なんとなくハワイに来たいと思ったから
4:秘技ゴルシワープが失敗してここにたどり着いた
5:普通に福引で当たった
6:全日本焼きそば大会での優勝賞品
7:ひ・み・つ♡
- 58123/05/23(火) 18:07:30
「それは乙女の秘密だぞっ♡」
「くそ…こいつに理由を聞いたのが間違いだった…!」
「ま、まあ…とりあえずゴルシ、ここの場所に来たのはアクティビティ目的かい?」
「お、ヒシアマ察しがいいじゃねえか。今日はここでゴルシ様のアクティビティを決めて優勝するつもりだったんだが、着ていくものに悩んだ結果バスに乗り遅れたってわけよ。」
「ゴルシ先輩…この着ぐるみのために乗り遅れたの…?」
「仕方ねえだろ、せっかくピンクや緑のやつとかもあったし、結構悩んだんだぜ?」
「…えーと、それじゃあゴールドシップ、君も私たちに同行するのかい…?」
「そういうことだフジ!じゃあ今日はみんなで楽しもうかー!!」
「…いきなり雲行きが怪しくなってきたな…」
「まあまあブライアン、流石にアイツもこういう場所で変なことはしない…と言いたいけど既に他の観光客からの視線が痛いねえ…」
「と、とりあえずまず最初のアクティビティは―――――」dice1d3=3 (3)
1:四輪駆動で渓谷やジャングルとかを駆け巡るツアー
2:専用のバスで映画ロケ地を巡るツアー
3:トロリーバスで園内を巡るツアー
- 59二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 23:33:36
保守
- 60123/05/24(水) 07:11:52
「お、まずはトロリーバスで園内巡りか。いいねえ、今日のアタシはなんかトロリーな気分なんだからさあ~」
「そ、そうだね…園内の景色を眺めながら次のポイントに向かうつもりさ。」
――――――トロリーバス内
「――――いいか、ビコー。トロリーバスってのは専用の架線に引っかける二本のアンテナみたいな集電装置いわゆるトロリーポールが少し厄介なやつで架線が無い場所では走れないわ、たまに勢い余ってポールが架線から外れることあるわでそれ故に日本におけるトロリーバスは1970年代後半にほぼ無くなっちまったんだ。」
「ふ、ふぅん…そうなんだ…」
「ゆっくりとバスに揺られていつもと違う景色を眺めるのも悪くないだろ?ほら、南国の花とか果物も色々あるね。」
「…む、あれは…バナナか。ここの施設で栽培されているのか。」
「お、ハヤヒデへのお土産にするつもりかい?」
「おっとそれはダメだぜ、ヒシアマ?日本に帰国する際はバナナの持ち込みはNGなんだ、持ち込んでも即没収されて廃棄されるんだ、そこらへんは注意しておけよ?」
「そ、そうかい知らなかった…」
「それからブライアン、お前に重要な話がある…」
「な、なんだゴルシ…?」
「帰国の際、肉類の持ち込みも基本NGなんだ。」
「そうだったのか…くっ(ガク)」
「さてと次のポイントに着いたみたいだね…」 - 61123/05/24(水) 12:02:50
「…そういう割にはまたバスに乗ったぞ…?」
「まあ、それは…」
―――――――――
「ここは…?」
「ここは昨日言ってたジップラインを体験できる場所さ。」
「これがジップライン…ここからワイヤーで滑り落ちるのか…!?」
「その通りだ、ジップラインってのは元々はロープを使って山々や大きい川の上から人や荷物を渡す目的で作られた代物なんだぜ。そいつをアクティビティスポーツ化したのが今のジップラインってわけよ。…今も昔、事故ってやつがあるから細心の注意を払ってプレイしようぜ。」
「ほぉん…早い話、度胸試しみたいなもんか…?」
「ガイドさんから色々と説明を受けたし、まず誰から行くかな?」
「ワイヤーはちょうど2つあるし、二人一緒に行くのもありかねえ…?」
ジップライン体験の先陣を切ったのは…dice2d5=4 2 (6)
1:ブライアン
2:ヒシアマ
3:フジ
4:ビコー
5:ゴルシ
数字が被ったら単身で挑む形になる
- 62123/05/24(水) 12:50:53
「じゃあ、まずアタシから行くぞお!」
「お、威勢がいいねビコー。じゃあアタシも一緒に行こうか。」
「お、先陣はビコーとヒシアマか。じゃあ次ゴルシちゃんと滑りたいやつ、どーっちだ♪…ブライアン、目があったな、これで縁ができたしお前と行くか!」
「なんでこうなる…!」
「ハハハ…じゃあ私は4人の後ってことか。」
「それじゃあヒーロー・ビコーペガサス行くぞ!」
「よっしゃ、アタシも行くよ!」
ギュイイイイイイイイイイイイイイン!
「思ってたよりすごい勢いだな…私達も続くか。」
「いいぜ、かっこうだんごにゃ負けてられねえ!」
(かっこうだんご…?)
ギュイイイイイイイイイイイイイイイン!
「…ふう、お待たせ。結構スリリングだったね…」
「すごく面白かった、まるでヒーローみたいに飛んでいる感じだった!」
「アタシもかなり気に入ったよ、コイツは…!」
「楽しいだろ?後かっこうだんごってのは岩手県の一関にある――――」
「…他にもコースがあるみたいだしさっさと行くか。」
「って、ブライアン!アタシがかっこうだんごについて喋っているのに…!」 - 63123/05/24(水) 12:58:49
――――――――ジップライン最後のコース
「ここが最後のコースか、今までのよりもかなり長めだな…」
「すごい、ラストに相応しい長さだ…!」
「――――ちなみにかっこうだんごはお茶付き1セットで500円だそうだ。」
(結局かっこうだんごについて喋っていたような…)
「お昼や次のアクティビティも控えているけど、この機会だ。アタシと勝負しろブライアン!」
「なるほど、先に着いた方が勝ちってわけか…いいだろう。」
「二人とも、そういうのじゃないから…完全にその気になっている…」
「ま、無茶な乗り方しなければ大丈夫だと思うけどな…」
「行くよ、ブライアン!」「望むところだ…!」
「「うおおおおおおお!」」
ギュイイイイイイイイイイイイイイイイン!
「最初の出だしは二人共完璧だ!だがジップラインは終始直線対決、弧線のプロフェッサれないから注意が必要だな!!」
「なんか、ゴルシ先輩が実況を始めている…」
突然のジップライン対決、勝ったのは…?dice1d3=2 (2)
1:ブライアン
2:ヒシアマ
3:同着
- 64123/05/24(水) 17:36:15
「外から一気にヒシアマゾンが来たぞ!ヒシアマゾンが凄い勢いで追い詰めるぅ!」
(周りの人から色々見られているから少しは落ち着いて…!)
「っしゃあ!今回はアタシの勝ちだね!」
「僅差だったが…負けたよアマさん。」
―――――――――
「―――――現在もジップラインを本来のように人や荷物を運ぶために使っている地域もあるんだが、当然ここみたいにしっかりとした整備がされてないわけで―――」
「…とりあえず、最後のゴールドシップも到着したし次のアクティビティまでお昼にでもしようか。」
「お、そうだね。」
「なんかあっという間に終わった感じがする…すごく楽しかったけど。」
「時間ってのは熱中すると短く感じるけど退屈だと長く感じるもんだぜ?太く短くか細く長くかどっちがいいって言われたらアタシは太くて長い方がいいけどな。」
「む、ここのランチはまたビュッフェか…」
「どうしたブライアン、まさかビュッフェかブッフェかどっちが正しい発音か気になってるのか?」
「いやそうではないが…今朝もビュッフェ方式だったがその際アマさんに野菜を…」
「いいじゃないか!旅行先でもできるだけ偏食はしない方がいいだろ?」
「なるほど…ヒシアマの言いたいことはわかるがせっかくのハワイ旅行だ、いっぱい肉喰いたいのもわかる…というわけでここは公平にゴルゴルじゃんけんで決めようか!」
「「「「ゴルゴルじゃんけん!?」」」」
「ブライアン、今からアタシと五回じゃんけんしてお前が勝ったらお前の好きなように肉マシマシで食べていいけど、アタシが勝ったらヒシアマの言う通り野菜マシマシな?」
「…なんでそうなる。まあいいだろう受けて立つ…!」
「言ったな…?じゃあいくぜ、ゴルゴルじゃんけん、じゃんけん―――――!」
ブ:dice5d3=1 1 3 1 2 (8)
ゴ:dice5d3=1 2 1 2 2 (8)
1:グー 2:チョキ 3:パー 1→2→3→1…
- 65123/05/24(水) 18:03:01
「こっちの3勝あいこ2で私の勝ちだな…!」
「ぐ…パーを勿体ぶったのがダメだったか…いいぜ、勝った以上お前の食べたいようにしろよ…あとここハワイのような英語圏内だとブッフェの方が主体なんだぜ…?」
「…そうか、なら好きに食べさせてもらう。色々な肉があるようだし楽しみだ…!」
「まあ、公平にじゃんけんで決めたわけだしブライアンは昨日から野菜も食べてたことだから今回はまあいいかなって…」
「とりあえずアタシ達も自分達の分取っておかないと…ブライアンに肉をほとんど持ってかれる…!」
「ぶ、ブライアン先輩!他の人の分の肉も残しておくだぞ!」
「…わかっている。」
「さてと、お昼も終わって一息ついたことだし最後のアクティビティに向かおうか。」
「お、ランチの〆にアクティビティか。いいねえ、それで何すんだ?」
「それはだね――――」dice1d2=1 (1)
1:四輪駆動のバギーでジャングルや山道を駆け巡るツアー
2:オフロード用のマウンテンバイクでジャングルや山道を駆け巡るツアー
- 66123/05/25(木) 05:21:24
「四駆で園内を駆け巡るツアーか、なるほどどういうものかまず行ってみるか。」
「途中で一旦下車して記念撮影とかできるみたいだし、今日最後のアクティビティに相応しいかもね。」
―――――――
「さてと、全員に乗り込んだみたいだし後は出発を待つだけか。」
「こういうのって小川とか渡ることもあるみたいだし、水はねとかには気を付けた方がいいね。」
「おっと出発か、ジャングルがアタシを待っているぜえ!」
「わー、ジャングルの中をどんどん進んでいくぞー!」
「こういうジャングルとかを突き進むのは滅多に経験できないからな、新鮮な気分だな。」
「そういえば、ジャングルって言ったらアマゾン、アマゾンって言ったらヒシアマゾンなんだが。ヒシアマ、お前何か感じるものはないのか…?例えばトレセン来る前はジャングルに住んでいていつの間にか放電能力を…」
「そういうのはない!ゴルシ、いい加減にしないとひっぱたくよ!」
「わ、わりぃ…ちょっと調子に乗ってた…ん、小川を渡るみたいだな…備えろよ?」
ザブーン
「構造上そこまで跳ねるものじゃなかったね、どうやらジャングルを抜けたみたい。」
「む、そろそろ途中下車ポイントか。」
―――――――――
「せっかくだから記念撮影をしようか、まずは風景も入れて撮ってみたいし誰かカメラをお願いできるかな?」
カメラ撮影はdice1d5=3 (3)
1:ブライアン2:ヒシアマ3:フジ4:ビコー5:ゴルシ
- 67123/05/25(木) 05:38:38
「「「「……」」」」
「そ、そうか…じゃあ私が撮影するからみんな並んで。それじゃあ、ハイ!」
パシャ
「いい感じに写れたし今度はアタシが撮るからフジも並べよ。」
「お、ありがとうゴールドシップ。」
―――――――
「色々撮ったし頃合いだから次に行くか。」
「今度は山道を登っていくみたいだね。この先は海を眺められる高台らしいね。」
「そういえばフジ先輩、せっかくハワイに来たのに海とかに行かないの?」
「大丈夫さ、ちゃんと予定に組み込んでいるからね。今回のメンバー的にも私がこういうので皆をリードしておかないとね?」
「フジの奴、しっかりしているぜ…おい、みんな見ろよ…あれって…!」dice1d4=3 (3)
1:どでかいバナナの木
2:映画のロケで使われた巨大な足跡
3:野生のブタ
4:ティラノサウルス?
- 68123/05/25(木) 06:38:47
「うわっ!?ブタって野生でもいるんだ?!」
「元々は人が家畜として持ち込んだのが野生化したのがハワイの野良ブタなんだ、最近は数が増えすぎて街にも被害があるみたい…」
「なるほど、だったらお前の出番だブライアン!!」
「おい…どういう意味だ!」
「おいおい、流石のブライアンでもブタを生で食べるようなやつじゃないだろ?」
「アマさんまで…」
「あ、ブタ達がブライアン先輩を見た途端すごい勢いで逃げ出した…」
「おい、なんで逃げるんだ!!」
―――――――――
「なんやかんやで高台に到着したね。」
「んじゃ、アタシが撮ってやるか。ほら、みんな集まれー」
「お、すまないねえ。」
「それじゃあ、いくぜ!」
パシャパシャパシャ
「ふう、これくらい撮れば十分だろ…ん、どうしたんだビコー?」
「み、みんなアレって先見たブタ達だ!さっきよりも大勢でこっちに来ている!」
「おいおい、あのブタ軍団、まさか…dice1d3=2 (2) 」
1:ブライアンをやっつけようしてるじゃ…?
2:ブライアンを畏れ崇めようとしているんじゃ…?
3:たまたまここが通り道なだけだな
- 69二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 10:29:35
ブライアンの肉好きっぷりにブタも恐れをなしたのか
- 70123/05/25(木) 13:59:14
「え、ブタ達がブライアンを崇めている…!?」
「そうか…!あいつらにとっては肉好きの邪神ナリタブライアンなんだよ、だから畏れて崇めているんだ…!」
「おい、なんでそうなる…!」
「というわけで、おいおめえら!これからは山から下りて街で勝手にごみとか漁ったりすんじゃねえぞ。もし、約束を破ったらこの邪神のブーちゃんがお前たちの頭丸かじりにするぞ…!」
「誰が邪神のブーちゃんで何が頭を丸かじりだ…好き勝手に言って…!」
ブヒッ!?ブルルル…
「…話がわかったのか、ブライアンに恐れをなしたのかみんな去っていったね…」
「と、とりあえずブライアン先輩のおかげかな…?」
「まあ…流石じゃないかブライアン。」
「ムウ…納得がいかない…」
――――――――バス内
「まあ今日も色々あったけど、無事に終えられて何よりだね。」
「ホント、ブタの集団がやってきた時はどうするかと思ったぜ。ブーちゃん様様だな。」
「だからブーちゃんはやめろって…!それよりもゴルシ、お前が泊まっているホテルは…?」
「まさかマルゼンやたづなさんの時みたいに実はアタシ達と同じホテルってオチは…?」
「また入れ違い…?でも、ゴルシ先輩だしなあ…」
「おいおい、ゴルシちゃんの宿泊先が気になるのか?じゃあ特別に教えてあげるぜ、アタシは―――――dice1d2=1 (1) 」
1:ブライアン達と同じホテルだ
2:ブライアン達とは別のホテルだ
2の場合はのホテルの等級 dice1d5=3 (3)
1:D 2:C 3:B 4:A 5:L
右にいくほど高級ホテル
- 71123/05/25(木) 17:39:17
「まあそういうわけだ、まさかアタシもお前たちと同じホテルに泊まっているとは思ってなかったんだ。」
「それじゃあ、今朝アタシ達に会った際まっしぐらだったのはまさか…?」
「ああ、朝食会場から出るお前達をたまたま見かけてさ。それちょっと驚かせようと思って着ぐるみに着替えてたらバスに乗り遅れてさ…」
「それで、そのままアクティビティスポットまで走ってきたと…」
「ま、結果的にはインパクトある登場方法だったし…アクティビティの時間には間に合ったわけだし…」
「やっぱりゴルシ先輩というかなんというか…」
「お、そろそろアタシ達のホテルに到着みてえだぞ。今日のディナーは何かしら~うふふ。」
「そういえばゴールドシップ、君のことはマルゼンスキー達は知っているのか?あと君は一人でここに泊まっているのかい?」
「フジ、質問に質問を重ねないでくれるか。流石のアタシだってちょっと戸惑うからよ…」
マルゼン達はゴルシのことをdice1d2=1 (1)
1:知っている2:知ってない
ゴルシはdice1d2=1 (1) で泊っている
1:一人2:二人
2だった場合はdice1d4=1 (1) と来ている
1:メジロマックイーン
2:ナカヤマフェスタ
3:エイシンフラッシュ
4:秋川理事長
- 72123/05/25(木) 18:11:39
「――――せっかくの一人旅だしまだ日が昇らない少し暗いホテルを探索しようとしたら、早出予定のマルゼン達とばったり出会ってさ、すんげえびっくりしてたぞ、まるで幽霊に会ったみたいに失礼しちゃうぜ…!」
「そりゃ日の出前のホテルで本来日本にいるはずのアンタが出てきたらさ…」
「それでトレセン学園には連絡とかは…?」
「ああ、たづなさんがいたから学園に連絡するのを忘れてたの思い出してすぐさま連絡しておいたさ。」
「おいおい…」
「そのゴルシ先輩、一人で大丈夫だったんですか…?」
「ああ、こんなこともあろうかと用意した着ぐるみたちのおかげでトラブルとは無縁だぜ!」
(そりゃあ、あんなのを着ていたらあまり関わりたくないわな…)
「んじゃ、アタシは一足お先に部屋に帰らせてもらうぜ。せっかくだから夕飯はみんなでとろうぜー」
「ま、ゴルシの言う通りだマルゼン達も誘ってみんなで夕食にしようじゃないか。」
「あいつは一人旅みたいだし、一緒にいてやった方がいいかもな。」
「じゃあアタシはフジ先輩と一緒にマルゼン先輩達を呼んでくるよ!」
「二人も準備ができたらロビーで落ち合おう。」
「それでブライアン、夕飯はどこにするんだい?」
「そうだな――――」dice1d5=1 (1)
1:ホテル内のレストラン
2:ステーキハウス
3:イタリアンレストラン
4:寿司とか和食専門店
5:うどん屋
- 73二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 23:50:20
保守
- 74123/05/26(金) 05:18:34
―――――――ホテルのレストラン
「今日も色々と満喫できたことだし、せっかく同じホテルにトレセンからきた面々が7人もいることを祝して乾杯!」
「かんぱーい!」
「今日行ったハワイ島の天文台からの景色、まさしくチョベリグって感じだったわ。後で写真とかも見せてあげるわ。」
「まさか、ゴールドシップさんまでハワイにいるとは思ってませんでした…」
「アタシだって、マルゼンスキーとたづなさんがいるとは思ってなかったし気晴らしに朝食会場に行ったらブライアン達もいるとかさ…」
「昨日とかは全く見えなかったけど、どこに行ってたんだい?」
「ああ、それなら夕飯にうどんを食いに行ってたから多分入れ違いになったと思うぜ。やっぱハワイに行ったらうどんだろ?」
「…とりあえず、明日は海に向かう予定だったな。」
「フジ、どういう感じにしているんだい?」
「そうだね、dice1d2=1 (1) という感じかな?」
1:午前はビーチで海水浴、午後はアクティビティ
2:午前はアクティビティ、午後はビーチで海水浴
- 75123/05/26(金) 05:49:11
「なるほど、午前中に海水浴で午後からアクティビティか。」
「そうだ、マルゼン先輩達はどうするの?」
「あいにく私とマルゼンスキーさんは明後日にハワイを発つ予定ですので午前中の海水浴には付き合えますが、午後はお土産とか買いにいく予定ですので…」
「そうか、マルゼン達は私達が来る前日に来ていたんだな。」
「とりあえず午前中ならバッチグーよ。海水浴は前日やったけどどうせならみんなと一緒に泳ぎたいよね?」
「ちなみにアタシはどっちもOKだぜ?今日フジの立てた予定に無理いって入れてもらったんだ。」
「…そういうわけで明日は念願の海だから楽しみにしておいてね。」
「そういうわけだから、アタシから野菜のプレゼントだぞ♪」
「おい、ゴルシ!野菜をふりかけるな!!」
―――――――ナリアマ部屋
「全くゴルシの奴め…!」
「ま、別にちゃんと完食できたしいいってことにしておきなよ?」
「…む…ん?メールがきている…?誰からだ―――――」dice1d4=4 (4)
1:サクラローレル
2:ビワハヤヒデ
3:タニノギムレット
4:メジロマックイーン
- 76123/05/26(金) 13:07:19
「な、メジロマックイーンからだと…!?」
「珍しくメジロの御令嬢から…?まあ理由は見当はついてるけど…」
『ナリタブライアンさんへ、この度はゴールドシップさんが貴方達へのバカンス旅行に勝手にお邪魔したことを深くお詫び致します。
元を質せばゴールドシップさんは元々は私達との旅行を楽しみにしていたはずでしたが、予定に合わなくなり急遽中止なってしまいました。その時のゴールドシップさんはすごく悲しそうに何も言わないでどこかへ行ってしまわれ、それから数日間姿を見せなくなりました。
少し心配でしたが、まさかハワイに一人で旅行していたと知って驚きと安堵の気持ちがいっぱいでした。…もしゴールドシップさんに話せていただけるなら、今回旅行を急遽中止にして申し訳なかったことと何事もなくご無事に帰国できるように祈っていること、異国の地であまり変な行動は起こさないで欲しいこととできればお土産はマカダミアナッツチョコがいいことをお伝えください。――――メジロマックイーンより』
「…なるほど、だからアイツは一人でここに…」
「ああ見えて意外とセンチメンタルなところもあるんだな…ま、明日言っておこうか。」 - 77123/05/26(金) 17:38:46
―――――――――ゴルシ部屋
「…だってよぉ、せっかく楽しみにしてたのに急遽中止とかさぁ…だからって意地張って何も言わずにハワイまできたアタシもアタシなんだけどさぁ…。」
『――――――次のニュースです。昨日動物園からサイが脱走した事件の続報です。脱走が起きた動物園での立ち入り調査の結果、脱走の数日前からサイは不眠症に悩まされてたとのことです。園の責任者からの話によると園の職員等がサイの不眠症の改善に取り組んでいましたが結果このような事態を引き起こしてしまい周囲の住民や来園してくれているお客様へご迷惑をかけて申し訳ない、これからはこのようなことがないように改善に努めていく…とのことです。なお脱走したサイは園に戻った後は不眠症が改善されたらしいとの情報も入っており―――――』ピッ
「どうせ、マックイーンのことだブライアン辺りにでもメールで事情の説明とかしているんだろ…ムキアタシがムキになって話なんか聞かないとかそう思ってるんだろ…アタシだって言ってくれれば一応話とか聞いてあげるのにさ…結局フジに参加する代わりに洗い浚い喋っちまったし、明日ブライアンが生暖かい目で見てくるだろうし…ああ、もう寝る!!」ガバッ - 78次回予告?23/05/26(金) 18:00:18
私はフジキセキ、人呼んで漆黒のエンターテイナー。
色々あってブライアン達とハワイ旅行に同行することになったんだ。
昨日のマルゼンとたづなさんに続いて、今日はまさかのゴールドシップに出会ってしまうとは…
どうやらマックイーン達と一悶着あったらしいけど、まあ彼女達のことだしそこまで怒ってないとおもうけどね。
ゴールドシップって案外しおらしいところも…おっと、失礼。
3日目は念願の海で一日中楽しむつもりでいるんだ。
もちろんマルゼンやたづなさんやゴールドシップも参加する予定さ。
どういうアクティビティをするかって?ふふふ、それは明日のお楽しみさ…
次回、「ビーチでもタイマン!デッドヒート!?」
南国の地でも最高の”キセキ”見せてあげるよ…? - 79二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 02:11:02
保守
- 80123/05/27(土) 06:57:45
―――――――
まさか、おめえは…そうか、アタシは結局自分の運命から逃げていただけか…逃げより追込が得意なんだけどさ。
でもよ、お前が来た以上アタシは逃げも隠れもしないぜ…!
こっちもおふざけ無しの全力で相手をしてやる…!
さあ、かかってきな…『暴君』
どっちが『金色』に相応しいウマ娘か、証明してやるぜ!!
―――――――
「…はっ、夢か。変に考え事しながら寝るのは良くねえなあ…というか、夢に出てきたアイツって誰だったんだ…?まあ、いっか。」
「さてと着替えも済んだし、ハワイアンなブレックファーストでも頂きにいくかなーっと。…お、ドアの向こうに誰かの気配が…?長年の経験からしてアタシの知り合いだな…ヨシ!」
ガチャ
「グッモーニンッ!!」
ゴルシの出会い頭の挨拶を受けたのは? dice1d6=5 (5)
1:ブライアン
2:ヒシアマ
3:フジ
4:ビコー
5:マルゼン
6:たづな
- 81123/05/27(土) 07:53:43
「イヤー!ってゴルシちゃんじゃないの!?」
「お、マルゼンじゃねえか。どうだったさっきの挨拶、ナウかったか?」
「ナウいってよりもびっくりしすぎてもうチョベリバよ~!」
「わりぃわりぃ、それでこれから朝食に向かうのか?」
「そうよ、たづなさんは着替えに少し時間掛かってるからちょっと遅れてくるわ。あとゴルシちゃん、さっきみたいな挨拶は知り合い以外にはやんないでね?」
「はいはい、わかりましたー。」
――――――朝食会場
「あ、マルゼン先輩にゴルシ先輩。おはよー!」
「よ、ビコー達も来ていたか。」
「やあ、ゴルシにマルゼン。グッドモーニング!」
「おや、たづなさんがいないねえ…ん、ああ後から来るのかい。」
「……おい、ゴルシ…その…なんだ…」
「ブライアン、お前が言いたいことはなんとくわかっているさ。マックイーンから連絡がきたんだろ?」
「ああ…」
「そりゃあ変にムキになって悪かったって思っているし、みんながいるからアタシなら大丈夫だし、マックイーンが旅行中止の件で謝っているのもわかっている、あとちゃっかりマカダミアナッツの入ったチョコを所望しているのもわかる…!」
(さりげなくお土産について的中させているぞ、こいつ…!)
「少しほとぼりが冷めたら帰るって伝えておいてくれないか…?もちろんアタシの方からも言っておくし…」
「フッ…わかった。」
「――――そうだったんだ、だからゴルシ先輩…」
「…そういうことさ。ま、これで心置きなく海を満喫できるんじゃないか?」
「すみません~!服がちょっときつ…じゃなくてちょっと着るのに手間取って遅れましたー。」
「これでみんな揃ったね。さて朝食でも頂こうかね。」
今日の朝食はdice1d3=1 (1)
1:肉料理メイン
2:野菜料理メイン
3:海鮮料理メイン
- 82123/05/27(土) 11:43:19
「ふ、朝食が肉メインとはな。今日は幸先がいいな。」
「おいおい、なんだこれは肉の博覧会か何かか!?」
「ぶ、ブライアン先輩がすごく喜んでいる…」
「ブライアンは肉がこの上なく好きだからね…」
「一応野菜もあるから、少しくらい取ったらどうだいブライアン!」
「ブライアンちゃんは朝からお肉をいっぱいいけるほどのイケイケなのね…」
「流石に私はあそこまでお肉をがっつりするのは…あ、いえ…なんでもないです。」
――――――――ワイキキビーチ
「イヤッホー!ウェミダー!サンダー!」
「あたしはビーチのヒーロー、ビコーペガサスだあ!」
「うふふ、ゴルシちゃんもビコーちゃんもあんなにはしゃじゃって。」
「ビーチになるとすごい人だかりだね、ちょっと熱い視線も感じるね…ふふ。」
「そうだ、たづなさんは着替えてないけど泳がないのかい?」
「あ、いえ…私は昨日のお出かけの疲れとかあと午後からのショッピングとか控えてますし…」
「合宿以外で海に来るのはいつ以来だろうか…さて、何をするか――――」
dice1d3=3 (3)
1:ゴルシとビコーと一緒に遊ぶ
2:フジとマルゼンと一緒に日光浴
3:ヒシアマと泳ぎでタイマン勝負
- 83二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 19:02:45
このレスは削除されています
- 84123/05/27(土) 19:04:03
「おい、ブライアン。どうせだからアタシと泳ぎでタイマンしないかい?」
「またか…まあ、いいだろう。」
「それじゃあ、向こう岸までどっちが早く泳ぎ切るか勝負だ!」
「昨日は負けたが今日も負けるつもりは一切無いぞ…!」
「あ、ブライアン先輩とヒシアマ姐さんが水泳で勝負するみたいだ!」
「あいつら、いっつも勝負してんなあ…お前ら沖に流されんなよーあとクラゲにも気を付けろよー!」
「どうやらブライアン達が勝負を始めたようだね。」
「二人ともーいい勝負をお願いねー!」
「――――――はい、理事長。お土産は…まずはお菓子を…次はハワイらしい扇子ですか…はい――――」
水泳対決開始!数値が高いほど好スタート 10以下だとトラブル発生
ブライアンdice1d100=99 (99)
ヒシアマdice1d100=75 (75)
- 85二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 19:04:33
続き待ってたよ
- 86123/05/27(土) 19:17:59
「まずはブライアンが先手を切ったか、とはいえヒシアマは後ろから一気に攻めるタイプだからどうなるかはまだわからないね。」
「あ、たづなさん。飲み物でも買いに行かない?」
「―――――あ、マルゼンスキーさん!?ちょっとお待ちくださいね…えっとハワイ限定のぱかプチでしたっけ理事長…?」
「おら!ヒーローペガサス、ゴルゴル砲でも喰らえ!」
「うわー!!」バシャ
(好スタートを切れたがまだアマさんに抜かれる可能性もある…このペースを続けるまで…!)
(先手を許したがこれくらいでへこたれるアタシじゃないってことはアンタも理解しているはずさ…ならば…!)
そろそろ中盤に 数値が高いほど有利に10以下でトラブル発生
ブライアンdice1d100=70 (70)
ヒシアマdice1d100=1 (1)
- 87123/05/27(土) 19:30:20
- 88123/05/27(土) 19:58:37
「ヒシアマ姐さん…!うおおおおお!!」
「おい、ビコー!?お前まさか…!?」
ザブン
(…ん、ビコーなのか…アタシを助けようとしているのは…)
「ひ、ヒーローはど、どんな時でも誰かを助けるもの…!!」
「いいぞ、ビコー!このままヒシアマを岸へ!」
(…まさか、お前がアマさんを助けるとはな…)
――――――――
「すまないね…せっかくの海水浴だったのにみんなに迷惑かけてさ…」
「そんなことはいいさ、アマさん。ビコーに何か言ってやれ。アイツが真っ先に救助にいったんだからな…」
「そうだね、ビコー。まさか君がヒシアマを助けるなんてね…最高にかっこよかったよ。」
「ゼエ…ハア…あ、あたしはヒシアマ姐さんをただ助けたいって気持ちでいっぱいだったから…」
「このヒシアマ姐さんを助けてくれたこと、本当に感謝しているよ、ビコー…!」
「そうよ、まるでヒーローみたいだったわビコーちゃん!」
「もっと胸を張れよ!お前はビーチのヒーロー・ビコーペガサスなんだろ!?」
「えへへ…そうか…あたしはヒーローになれたんだ…!」
「無事で何よりでしたね…―――――あ、理事長。ええ、ヒシアマゾンさんの件でしたら無事でしたので…ええ、それでお土産についての続きでしたね…」
「結局勝負はお預けだな、ああいうトラブルがあった以上勝ったつもりはないからな…」
「変に張り切りすぎて、不甲斐ないねえ…ま、気を取り直してお昼にでもするかい?」
「そうだね、さてと今日のお昼は――――」dice1d4=4 (4)
1:ステーキハウス
2:海鮮料理店
3:和食専門店
4:ハンバーガーショップ
- 89123/05/27(土) 20:35:11
―――――ハンバーガーショップ
「こういう本場のハンバーガー屋なんて滅多に来れるもんじゃないな…!」
「ホント、肉になると妙にはしゃぐねえブライアンはさ…」
「まあそこはブライアンらしいというかなんというか…とはいえやはりハンバーガーショップに家族連れが多いのは万国共通なのかな…?」
「本場のハンバーガーってやっぱすげえなあ、そりゃタイキのやつもハンバーガーまっしぐらになるわな。」
「そうだ、マルゼン先輩達はお昼終わったらお土産とか買いに行くんだったよね…?」
「ええ、そうよチヨちゃんやシービーちゃんとかに色々とお土産を買っておかないとね…?」
「まさか、理事長へのお土産があんなに頼まれるとは…あ、ええっとそれじゃあ席についてお昼にしましょうか。」
「それじゃあ店の中にするかい?それとも外で食べるのかい?」
お昼は本場のハンバーガー!
食事場所はdice1d2=2 (2)
1:中で頂く、テイクイン
2:外で頂く、テイクアウト
- 90123/05/27(土) 22:40:27
「結構混んでいるし、テイクアウトしていくか。」
「お、そうするかね。」
――――――海沿いの公園近く
「やはり本場のハンバーガーは結構ボリューミーで味も中々…」
「バッチグーね!それにこういう風にみんなでハンバーガーを食べるなんて滅多に経験できないわね。」
「とりあえずこれを食べ終えて一息ついたら私とマルゼンスキーさんはお土産を買いにショッピングセンターに向かいますね。」
「お、そうだ。おい、フジ午後から行くアクティビティについて聞いてなかったな?」
「そうだった、ヒシアマ姐さんが溺れたことで頭がいっぱいだったからすっかり忘れてた…」
「なんか、その…すまないねえ、本当に…」
「ヒシアマ、無事に済んだことだし君は気にしなくても大丈夫さ。それで午後からの予定は――――――」
午後は…?dice1d3=2 (2)
1:海上を飛んで走って!?パラセーリング&ジェットスキー体験
2:イルカやウミガメに会いに沖合までクルーズへ クルージングとシュノーケリングツアー
3:潜水艦で海底の神秘を見つけに? 潜水艦ツアー
- 91123/05/27(土) 23:43:46
「クルーズ船に乗って沖合に出てそこでシュノーケリングするつもりさ、運が良かったらイルカやウミガメに出会えるかもしれないね。」
「いいわね、イルカちゃん達と一緒に泳ぐのって!」
「つーかさ、いきなりだけどよ。こういうツアーの料金ってどうしてんだ…?」
「ええ、それでしたら理事長が今回のハワイ旅行におけるツアー料金を負担していただけるとのことで…」
「お、流石理事長。太っ腹じゃないか!」
「まあ、そうは言いますけど。こういう事務処理とかは結局私がするんですよね…はあ…」
「まあ…その…そろそろクルーズ船の場所まで移動した方がいいか。」
「ええ、そ、そうね。それじゃあたづなさんも気を取り直してショッピングへ行きましょうね。貴方達もクルージング楽しんできてねー♪」
「マルゼン先輩、たづなさんじゃあねー!またホテルで会おうねー!」
―――――――クルーズ船乗り場の港
「やっと到着したか、そうそうウミガメやイルカに会えるって言うけど近づきすぎたりお触りは厳禁な。マジで結構な罰金払う羽目になるからな、嘘じゃねえぞ。」
「う、よく話には聞いていたけど結構厳しいんだ…」
「そういうことだね、だけどある程度の距離を取っていれば大丈夫だしね。」
「シュノーケリングってことはまた泳ぐのかい…」
「アマさん、まさかビーチで溺れたのが…?」
「いや、別に泳げなくなったわけじゃないけど…また、みんなに迷惑かけるかもしれないってちょっと思ってさ…」
「なら問題ないはずだ、今度は私だけじゃなくフジ達もいるからいざとなったら頼ればいいさ。」
「ブライアンの言う通りだね。もしもの際は私達がエスコートするからね。」
「あたし達を頼っていいんだよ、ヒシアマ姐さん!」
「アンタ達…悪いねえ、なんからしくない姿を見せてさ…皆がいるんならクヨクヨしてられないね!」
「お、いつものヒシアマに戻ったか。まあ、それよりも頼られたいやつがいるんだよな…ほら、ゴルシちゃんって泳ぐのが少し苦手だしさ…」
「「「「あっ…」」」」 - 92123/05/28(日) 06:03:17
―――――クルーズ船上
「そういや、ゴルシがプールの練習とかでビート板使っているのを思い出したよ…」
「まあ、そういうわけだからゴルシちゃんのエスコートも頼んだぞ?」
「…まあ、そういうことになるが後注意することはあるか…?」
「そうだね、沖合とかを泳ぐとなるとサメに注意しておいた方がいいね…」
「ふ、フジ先輩…サメってやっぱり映画みたいに襲ってくるの…?」
「流石にそこまではいかないとはいえ近づいてきたらすぐさま船の上に逃げないとね…!」
「なんつーか、上手にフラグ立てしているような感じがするぜ…ジョーズだけに。」
「「「「……」」」」
「もうすぐ沖合に出そうだね。」
「シュノーケリングの説明も受けたし、そろそろ船上から何か見えないかね?」
「あー!あっちの方で何か泳いでいる!?」
「あれは何だ…?」
「おいおい、あれはdice1d4=3 (3) じゃねーか!」
1:イルカ
2:ウミガメ
3:サメ
4:流木
- 93二次元好きの匿名さん23/05/28(日) 13:09:34
保守
- 94123/05/28(日) 17:37:04
「なんで、言ったそばからいきなりサメが出てくるのさ!」
「でも、それなりに遠い位置にいるし目標のポイントはあそこからずっと先みたいだから多分大丈夫なのかな…?」
「とりあえず、サメがあそこで屯っているのを願うしかないか…」
「あのサメは確かイタチザメっていうやつでサメの中でも大型でデカいやつは全長5mも超えるんだと。大体ビコーの3.5倍ほどの大きさだ。」
「そんな大きいサメがいきなりでてくるなんて…こ、このツアー大丈夫かな…?」
――――――シュノーケリングポイント
「目標地点に到着したけど幸いにもサメは見た感じいなさそうだね…」
「ウェットスーツに着替えてシュノーケリングの準備はできたが…アマさん、本当に大丈夫か?」
「いちいち心配しなくていいよ!もうあんなヘマはしないからさ!それよりも…」
「一応だけど大丈夫ですか、ゴルシ先輩…?」
「とりあえず大丈夫だってさ、サメもいないようだしな…!そんなことよりも誰かゴルシちゃんのエスコートをしてくれないか~?」
「全く…」
ゴルシのエスコート役? dice1d4=3 (3)
1:ブライアン
2:ヒシアマ
3:フジ
4:ビコー
- 95123/05/28(日) 17:53:45
「仕方ないから私が君と一緒に泳ぐことにするよ、ゴルシ。」
「キャーフジ先輩ーステキー!ポニーちゃんになっちゃうー!」
「ホント、調子のいいやつだね…」
「とりあえずゴルシはフジに任せるとして、アマさんとビコーはできるだけ私と一緒に泳ぐか。」
「わかった!えっと、ウミガメやイルカには触らない、サメを見かけたらすぐ船の上に逃げる…だね!」
「お、わかっているじゃないか。それじゃあ行こうか!」
――――――海中
(海上からでも綺麗だけど海の中もっと綺麗じゃないか…!)
(海の中ってこんなにすごいだ…!)
(二人とも嬉しそうだな…まあ私も人のことは言えないが…)
(どうやらみんな満足しているようだね…ゴルシもちゃんと落ち着いているし。)
(…どっかのヒゲの配管工みたいに足で呼吸ができたらなあ…)
(む、あそこに見えるのは…!?)dice1d5=1 (1)
1:ウミガメ
2:イルカ
3:熱帯魚
4:マンタ
5:サメ
- 96123/05/28(日) 18:26:30
(ウミガメか…!まさか本当に見れるとは…!)
(亀ってやっぱり泳ぐのもゆっくりなのか…!)
(意外と愛らしいじゃないか…おっと近づいたらダメだったね…!)
(やはりゴルシもウミガメに見とれているようだね…)
(ウミガメの産卵の時の涙って体から余計な塩分出すための行動であって、ぶっちゃけ産卵以外でも常に目から塩分出してるんだよなアイツ。)
(いきなりウミガメにも出会えたし、海の中をゆったり泳ぐのも悪くないな…)
(次はイルカとか出てこないかなー…)
(落ち着いて泳げば午前中ビーチで溺れたのが嘘みたいだね…変に力まないほうがいいね…)
(今のご時世でウミガメのスープ出す料理店なんてあるのか…ん、おい、フジ…!)
(ん…どうしたんだゴルシ……っ!?あれは…!?)dice1d4=1 (1)
1:イルカ
2:熱帯魚の群れ
3:マンタ
4:サメ
- 97123/05/28(日) 19:09:18
(まさかイルカにも出会えるなんて…!)
(本当にイルカがやってきたぞ…!)
(お、アタシ達と一緒に泳ぎたいのかい…!)
(どうせだ…少しだけ付き合ってやる…!)
(この前知り合いからリクゼンイルカのジビエの缶詰貰ったって口が裂けても言えねえな…)
(そろそろ時間か、イルカやウミガメにも出会えたしいい体験になったな…)
(ちょっと名残惜しいけど船の上に戻らないと…)
(結局あのサメが来なくて良かったぜ…ああいうのはサメ映画で十分だっつーの。)
(さて、戻ろうか…ビコーそろそろ時間だから船に向かうよ。)
(ん、わかった…じゃあ戻ろ…え、何かがこっちに向かってくる…!?)
迫る影!?そいつは全長dice1d9=1 (1) mのdice1d2=1 (1) !?
1:マンタ
2:サメ
- 98123/05/28(日) 19:50:59
(なんだか思ってたよりも小さいマンタか…サイズ的には子供かな?)
(多分群れがはぐれたのかな…とはいえ私達が手を出しちゃいけないし親とかが見つけてくれるのを祈るしかないか…)
(まさか向かう時に見たあのサメが…いや、やめとくかせっかく気分を後味悪くするのもな…)
――――――クルーズ船上
「いやあ、最高だったぜ。まさか本当にウミガメとかイルカとかに出会えるなんてさ。」
「最後にはマンタにも会えたしね、もっとも子供みたいだったけど…」
「とはいえ、何事もなく終わったしいいってことじゃないか!」
「そうだな、サメも来なかったしこれと言ったトラブルもなかったしな…どうやら、ビコーは疲れて寝入っているようだ。」
「すぅ…」
――――――ホテルのロビー
「―――――というわけで、色々見てきた。」
「いいじゃない、本当にイルカちゃんとかに会えるなんて!私も一目でいいから会いたかったわ~!」
「そういえばマルゼン達はお土産とかを買いに行ってたからね。そっちの方はもう粗方買っておいたのかい?」
「ええ、そうよ。これとかチヨちゃんにプレゼントするつもりのピンクのアロハシャツとかこっちは―――――」
「そうだったね、アタシ達も明日みんなへのお土産でも買っていかないとね…」
「ちなみにアタシは着いてからうどんを食ってそれからもうお土産とかはコンプリートしておいたからな。」
「え、ゴルシ先輩はもうお土産とか買っておいたの!?」
「まあ、ハワイとかの海外旅行をできるだけ楽しみたいしさ。こういうのは面倒くさく感じる前にやるのが一番だぜ?」
「…とりあえず、私とマルゼンスキーさんは明日の午前の便で日本へ戻るつもりですので今日の夕食は皆さんでどこかへ行きませんか?」
「――――――こっちはチケゾーちゃんへの…え、もう夕食の話?も、もちろん大丈ブイよ!」夕食は…dice1d5=2 (2)
1:ステーキハウス
2:海鮮料理店
3:和食料理店
4:イタリアン料理店
5:うどん屋
- 99123/05/28(日) 20:41:34
――――――海鮮料理店
「シーフードか…私は肉が良かったんだが…」
「肉は今日散々食っただろ!せっかくたづなさん達がここにしようって決めたのにさ!」
「まあまあ二人共…しかし意外と高そうなお店だね…」
「たづなさん、本当に大丈夫なの…?」
「ええ、大丈夫ですよビコーペガサスさん。だってこれも”理事長が負担”して頂けるんですから(ニコッ)」
(たづなさんったら、少しヤケになっているわね…)
「よし、今日の海鮮で肉、野菜を含めて三冠達成だぁ!」
――――――店内
「メニューを見たが色々あるな…」
「とりあえず皆さん好きなものを頼んでも大丈夫ですよ。」
「んじゃ、たづなさんがいうならお言葉に甘えてっと…」
まずそれぞれが頼むのは…
ブライアン:dice1d7=6 (6) ヒシアマ:dice1d7=2 (2) フジ:dice1d7=5 (5) ビコー:dice1d7=1 (1)
ゴルシ:dice1d7=5 (5) マルゼン:dice1d7=2 (2) たづな:dice1d7=4 (4)
メニューの基本食材
1:カニ 2:エビ 3:ロブスター 4:牡蠣 5:マグロ 6:ムール貝 7:マヒマヒ
- 100123/05/28(日) 22:08:31
「とりあえずアタシはガーリックシュリンプってやつを頼もうかな。」
「じゃあアタシもヒシアマちゃんと同じやつでー」
「私はマグロとアボカドを混ぜたアヒポキって料理を頼むかな。」
「ゴルシちゃんは何となくマグロのステーキな気分だなー」
「でしたら私は牡蠣のオーブン焼きで…あとは生牡蠣も少し…」
「ムール貝のパスタか…まずそれを頼むか。」
「じゃああたしは…カニで。」
「おいおいおい!?ビコー、いきなり大きく出たな…!?」
「いいねえ、このガーリックシュリンプ。帰ったら美浦寮のみんなに作ってやろうかね?」
「じゃあ私は栗東寮の皆にこのアヒポキでも作ろうか?」
「マグロのステーキってとどのつまり焼き魚だよな、これ。」
「ここの牡蠣料理、とてもおいしいですね。ここを選んで正解でしたね。」
「そうね、たづなさんの言う通りね。」
「こうやって、思いっきりカニを食べるのは悪くはないかも…!」
(確かにここの料理は最高だが…パスタだけでは少し物足りないな、追加で何か頼むか。)dice1d7=2 (2)
1:アマさん達が頼んだガーリックシュリンプでも頼むか
2:ゴルシが頼んだマグロのステーキか…
3:牡蠣料理か、あたらなければいいが…
4:ビコーのようにカニでも食べるか
5:一応ハワイに来たんだ、ロブスターでも頼むか
6:マヒマヒ…?この間見た夢に似たような名前があったような…?
7:やはり肉…!肉は全てを解決する…!なのでステーキだ…!
- 101123/05/29(月) 00:35:17
「追加でマグロのステーキを頼む。」
「お、ブライアンもマグロステーキを頼むのか?」
「マグロとはいえ焼き加減や味付けはステーキそのものだな。案外いけるものだな…うむ。」
「ということは野菜もステーキ風にすればブライアン先輩も野菜を食べるようになるんじゃ…?」
「その手があったか!いい案だ、今度試してみようか!」
「なんでそうなる…」
―――――
「結局いっぱい食べたねえ。」
「あとロブスターとかも頼んでみんなで食べたりしたしね。」
「ここにスペとかオグリとかがいなくて正解だったな。いたらハワイの海産物が絶滅しちまうぜ。」
「…皆さん満足していただいたようで嬉しいです。それでは後はトロリーバスに乗って…」
ドン!
「きゃあ!!」
「たづなさん!?あ、バイクに乗ったアイツがたづなさんの鞄を!!」
「ひったくりか!!よりによって一番か弱そう(?)なたづなさんを狙うなんてふてえやつだ!」
「お前のような悪党はあたし達が逃がさないぞ!!」
「許さないわよ…!規格外のスピードで捕まえてあげる…!」
「初日のアレを思い出すねえ…行くよ、ブライアン!!」
「上等だ…ヤツがしたことを後悔させるまでだ…!」
ひったくり犯(バイク)VS 6人のウマ娘
ブライアンdice1d100=27 (27)
ヒシアマdice1d100=33 (33)
フジdice1d100=76 (76)
ビコーdice1d100=6 (6)
マルゼンdice1d100=46 (46)
ゴルシdice1d100=7 (7)
数値が高いほどひったくり犯のとの距離が縮まる100の場合は即捕縛
- 102二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 00:39:08
マンタはラッキーだったね
- 103123/05/29(月) 00:52:25
「着いて早々スリに襲われた身としてはこういうのは尚更許せないのさ…!」
「フジちゃん、妙に張り切っているわね…!」
「ブライアン達、まさか食べ過ぎでスピードが出ないんじゃ…!?」
「まさかこうもスピードが出ないとは…だが!」
「出遅れちまったがゴルシ様をなめんなよ!うぷ…」
「こんな状況なのに食べ過ぎたせいであまりスピードが…」
ブルルルン!!
「さらにスピードを上げる突き放すつもりか!」
「させないわよ!」
続く追跡!ひったくり犯が上げたスピードはdice1d30=16 (16)
ブライアンdice1d100=81 (81) +27
ヒシアマdice1d100=27 (27) +33
フジdice1d100=21 (21) +76
ビコーdice1d100=82 (82) +6
マルゼンdice1d100=17 (17) +46
ゴルシdice1d100=69 (69) +7
先ほどの数値と足した数がひったくりの出したスピード+100以上ならなら捕縛
- 104123/05/29(月) 01:07:59
「まだだ…うおおおお!!!」
「ブライアン!?勢いが上がってきているのか!」
「あたしはヒーローなんだぞ、諦めてたまるかー!」
「みっともないまま、マックイーン達の所に帰るわけにはいかねえんだよ!」
「段々みんなの勢いが上がっていくわ!?」
「少し遅れているけどアタシ達も負けないよ!」
ブロロロロ!
「逃がすかぁ!!」
「一気に決めるんだブライアン!!」
更にデッドヒート!ひったくり犯のスピードdice1d30=12 (12)
ブライアンdice1d100=67 (67) +108
ヒシアマdice1d100=60 (60) +60
フジdice1d100=47 (47) +97
ビコーdice1d100=12 (12) +88
マルゼンdice1d100=89 (89) +63
ゴルシdice1d100=71 (71) +78
先ほど数値の合計数がひったくりの出したスピード+116以上で捕縛
- 105123/05/29(月) 01:32:27
「そこまでだ、うおおおおおお!」
「悪いけど完全にスピードが乗ってきたわ…!終わりよ!」
「少し出遅れても最後にぶっちぎるのがゴルシ様なんだよ!!」
「残念だけど、ここでショーダウンさ!」
「ヒ…ウワ!」
ドサ!
「やったな、ブライアン!どうやら捕まえたみたいだね!」
「す、すごい…これがブライアン先輩達の実力…!」
フィーン!ファンファンファン!
「これはパトカーのサイレンか…誰が通報を…?」
「皆さん大丈夫ですか!?とりあえず警察に通報しておいたので…え、もう犯人を捕まえたんですか!?」
「ああ、現行犯で捕まえたさ。鞄もちゃんと無事さ…!」
「たづなさん、けがとか大丈夫かしら…?」
「それは特に大丈夫ですので、それよりも犯人を警察の方へ引き渡しましょう。」
「というか、アタシ達は全力で走ってたのにさ、なんでたづなさん警察に通報してからすぐに追いついたんだよ…?」
「同じところをぐるぐる回ってた…わけでもなさそうだし…?」
最終結果 ブライアン:175 ヒシアマ:120 フジ:144 ビコー:100 マルゼン:152 ゴルシ:149
ひったくり犯:128 - 106123/05/29(月) 07:34:37
――――――ホテル前
「まさかハワイで二度も大捕り物をする羽目になるとはね…」
「確かにそうだな…」
「まあ、どっちにしろ無事に取り戻せているしいいじゃないか。」
「正義の味方って思ってたより大変なんだなってあたし思ったよ…」
「本当にすみません…私が外で夕食を取ろうって言ったばかりに…」
「たづなさんは悪くないわよ。だから元気出して…ね?」
「そうだな、あんまり引きずるといいことないしな。じゃあアタシは明日のツアーのためにもう寝るからじゃあなー!」
「そうか、ゴルシはもうお土産とかは済ませてたんだね…」
「それじゃあ、みんなもおやすみね。明日は朝食辺りで会えるのが最後かな…?」
――――――ナリアマ部屋
「結局今日も色々あったね…アタシが溺れたりとかさ…」
「アマさん、やはりまだあの時のことを…?」
「あ、いや別に引きずっているわけじゃないんだけどさ。アンタにかっこ悪い所を見せたって思ってさ…」
「そうか、だったら尚更気にする必要はない。調子が空回りするなんて誰にだってあるからな…」
「ブライアン…アンタ…いや、なんでもないさ。それじゃあちょっと一風呂浴びてくるよ!」
「…メールが来ているか、誰からだ…?」dice1d3=1 (1)
1:サクラローレル
2:ビワハヤヒデ
3:タニノギムレット
- 107123/05/29(月) 18:16:10
「これは…アイツからのメールか…!」
『ブライアンちゃんへ、今回のハワイ旅行はどうですか?私もいつかはフランスに旅行したいと思っています。今私はヒシアマちゃんの代わり美浦の寮長のお仕事を頑張っています。最初は大変だったけどバクちゃんやチヨちゃん達が手伝ってくれているおかげでどうにかなっています。ところで、ブライアンちゃん、貴方が最近調子が良くないのは知っています。もちろんヒシアマちゃんや生徒会の二人も知っているはずです。だからこそ今回の旅行の許可が下りたんだと私は思っています。私だって調子が良くないこともあります、それでデビュー戦が遅れたことがあったんだよ?だからこそ私も寮長代理のお仕事をしながら調子を取り戻したいと思ってます。ブライアンちゃんも今回の旅行で調子を取り戻して私と全力で戦いましょうね。お互いの「夢」のために…ね?滞在期間は残り僅かだけど楽しんできてください―――――サクラローレルより ※追伸:寮の掃除の際にバクちゃんが勢い余って窓ガラスを数枚割ってしまいました。一応補修はしておいたけど、そのことをヒシアマちゃんにお伝えください。』
「お、ブライアン。それってローレルからメールかい。何が書いてあったんだ?」
「まあ…色々とな……あとアマさん、バクシンオーのやつが美浦寮の窓ガラスを数枚割ったらしい。」
「んだとぉ!?」 - 108次回予告?23/05/29(月) 21:06:28
アタシはヒシアマゾンさ!
たまたま福引きでハワイ旅行が当たっちまったからブライアン達と来ているのさ。
今日も色々大変だった…アタシは溺れかけるし、たづなさんはひったくりにあうし、バクシンオーは美浦寮のガラスを割るし…
でもいつまでもクヨクヨしているヒシアマ姐さんじゃないよ、これもブライアンのため…っていうのかい…?
そろそろハワイ旅行も大詰めになってきたから明日は街中やショッピングモールで皆のお土産を買うつもりさ!
ブライアン達もどういうお土産を買うのか少し気になるけど
とりあえず明日ぐらいは何事も無く終わってほしいね…!
次回、「お土産大盛り!?ショッピングファイト!?」
ハワイでもいつものようにタイマンだぁ!! - 109123/05/30(火) 08:02:08
――――――――
おい、何なんだこれは…?
一体、私を何を見せられているのか…?
何故、ルドルフとオグリキャップがスケートをしているんだ…?
おい、ルドルフ答えろ…!オグリキャップ、お前も答えたらどうだ…!
え、私も滑ろと…!?わ、私はそんな気はない…!
く、来るな…!やめろ…離せ…!
誰か助けてくれ…姉貴…!アマさん…!マヤノ…!ローレル…!ビコー…!フジ…!この際ゴルシでもいい…!
誰か―――――――――
―――――――――
「ハッ!?…夢か。」
「お、ブライアン起きたのか。…結構うなされていたけど、一体何が…?」
「確か、夢にルドルフとオグリキャップが…むう、ここから先が思い出せない…まあいいか。」
「ま、どっちにしろ変な夢はさっさと忘れるに限るね。じゃ、着替えて準備したら朝食に行くかい。」
「…そうだな。」
「あ、ブライアン先輩とヒシアマ姐さんおはよー!」
「お、ビコーとフジかい?相変わらず早いねアンタら。」
「そうだ二人共、ロビーの人からゴルシからの書置きを渡されたんだが…」
「そういえばアイツ、ツアーがどうのとか言ってたな。最も今日の私達の行動には関係ないことだが…」
ゴルシの書置き!?ゴルシの行先は?dice1d4=3 (3)
1:ダイヤモンドヘッドに早朝登山へ
2:ハワイ島のキラウェア火山へ熱を貰いに
3:マウイ島のナウい観光スポットへ
4:カウアイ島へ大自然を満喫しに…日帰りで
- 110123/05/30(火) 11:31:03
『今日はマウイ島のナウくて激マブなスポットを一日中巡るつもりだ。ホテルに戻るのも遅くなるので夕食とかは4人でどうぞ――――ゴルシちゃんより』
「なるほど、今日一日ゴルシはいないってことになるのか。」
「破天荒なところもあるとはいえいないとなると少し寂しいものがあるね…」
「そうか、マルゼン先輩やたづなさんも今日帰るってなると今日はあたし達4人で過ごすことになるのか。」
「ま、元より四人でハワイ旅行に来ていたつもりだったしね。それじゃあ朝食会場に向かうか。」
――――――レストランの朝食会場
「今日の朝食はなんだ…?」
「おや、マルゼン達の姿が見えないような…?」
今日の朝食dice1d3=2 (2)
1:肉メイン
2:野菜メイン
3:魚メイン
マルゼンとたづなは…?dice1d2=2 (2)
1:まだいる
2:既に朝食を終えてホテルを出発した
- 111123/05/30(火) 11:48:06
「な、ほとんど野菜料理じゃないか…!」
「ま、仕方ないね。ここは腹をくくって野菜をいっぱい食べるんだ!」
「それで二人はどこに…?あ、フジ先輩どうでした?」
「ああ、今ホテルの人に聞いてみたんだけど空港への送迎のバスが諸事情で二人が本来乗るはずだった便が時間に来ないらしいから先ほど出たバスでもう出たらしい…」
「そうなんだ…」
「本当に今日は4人で行動することになるようだな…」
「とりあえず今日はワイキキ辺りのショッピングモールとかでお土産とかを買いに行こう。あと前にも言ってたけど1人で行動するのは避けたいところだね、私やたづなさんの一件もあるし…」
「そういうことだから、もし何かあった場合はアタシ達に言ってくれよ!」
「わかった!…あれ、ブライアン先輩…顔色が…」
「くそっ!肉とかを探してみたが結局ほとんど野菜しかなかった…」
「なら、頑張って野菜をいっぱい食べるしかないね。お腹が空いてたら買い物とかに集中できないだろうし。」
「うむむ…」
「というわけでビコー、アタシ達もいっぱい食おうじゃないか!」
「はい!」
ブライアンは結局野菜をdice10d100=31 46 64 27 94 18 6 59 81 39 (465) g食べた!
- 112123/05/30(火) 20:04:18
「こ、これだけ食えば、十分だろ…」
「お、結構食べたね、すごいじゃないか!」
「その気になれば野菜もイケるんだ…流石だ、ブライアン先輩!」
「さて朝食も済んだことだしそろそろ買い物へ向かおうか。」
(くっ、当分野菜の大盛りは見たくないな…!)
――――――――ワイキキのショッピングモール内
「やはりハワイのショッピングモールも結構人が多いね。」
「休日なのか地元の人とか観光客とかがいっぱいいるね…はぐれないようにしないとね。」
「そうだな、できるだけお互い見える範囲で行動するようにしないとな。」
「うん、はぐれないように注意して買い物しないと…!」
「おや、あれは…特設会場か、何々、『日本で活躍中のウマ娘グッズ販売中』だって…!?」
「ちょっと気になるねえ、少し見ておくかい?」
「そうだな…」
「かなりな規模でやっているぞ…?」
特設コーナーで主にピックアップされているウマ娘dice10d94=24 24 83 92 89 48 72 57 23 77 (589)
被った場合は大々的にピックアップされる
- 113123/05/30(火) 21:41:32
「まさかこんな形で姉貴やマヤノやギムレットを見るとは思ってなかったぞ…!?」
「全くだよ…他には日本から海外で活躍しているウマ娘ってことでサトノクラウンやナカヤマフェスタが人気みたいだ。同じ美浦寮の面々をこんな感じで見るとは思わなかったよ…」
「クラシック三冠ウマ娘ミスターシービーにトリプルティアラウマ娘メジロラモーヌ…現地の人からもこういう偉業が伝わるってすごいことだね…!」
「ネオユニ先輩やヤエノ先輩もいる…!あれはハワイ限定の天文台をモチーフにしたネオユニ先輩にこっちは盆踊りをモチーフにヤエノ先輩…?」
「こっちは何故かウクレレを持たされている姉貴がいるぞ…!?ギムレットに至ってはサーフボードを担いでいるのもある…だがそれ以上に目を引くのは…」
Danger Zone (トップ ガンのテーマ) / KENNY LOGGINS
「マヤノのところだけ妙に大々的にやっているじゃないか…!BGMまで掛けてさ…」
「しかも前に映画とコラボした時のポスターもある…」
「マヤノのグッズ、他に比べていっぱいあるね。これはパラセーリングの恰好をしたマヤノにこっちはセスナに乗ったマヤノ…イルカに乗ったマヤノまでいるね…」
「マヤノがハワイでここまで人気だったとは思ってなかったぞ…!」
「それでどうする、これらは買っておく?それとも見るだけ十分かな…?」
「ううむ…」dice1d3=3 (3)
1:どうせだから買っておく
2:まずお土産を買ってその後もう一度寄る
3:見るだけでいいか
- 114123/05/31(水) 00:27:12
「見るだけで十分だな、これらも買っていたらキリがない。せめて土産話ぐらいにはしておくか。」
「まあ、そうだね。確かにトレセン学園に戻れば本人達にいつでも会えるし…ね?」
――――――ショッピングモール内のお土産コーナー
「色々なお土産があるな…」
「うわー!これはハワイ限定のキャロットマングッズだ!」
「ま、自分用のお土産も悪くないね。」
「とりあえずみんなのお土産からにしよう。ブライアンはどうする?」
「そうだな、まずは姉貴、同室のギムレットに後はマヤノとローレル辺りか。」
ハヤヒデへのお土産dice1d4=4 (4)
1:チョコやクッキーといったお菓子 2:いい匂いがするシャンプーや石鹸 3:少し派手なアロハ柄のサングラス 4:ハワイの木から作ったペン
ギムレットへのお土産dice1d4=2 (2)
1:無難にお菓子 2:モクテル作り用にハワイのジュース 3:モクテル等を入れるための少し派手なタンブラー 4:ハワイの神様をモチーフにした小さな木像
マヤノへのお土産dice1d4=4 (4)
1:とりあえずお菓子 2:同室のテイオーも喜びそうなハワイのハチミツ 3:アロハ柄のテディベア 4:ウミガメのキーホルダー
ローレルへのお土産dice1d4=2 (2)
1:結局お菓子 2:プルメリアの花モチーフのブローチ 3:ピンク色のアロハシャツ 4:ハワイ産のコーヒーセット
- 115123/05/31(水) 07:19:18
「姉貴はこのコアウッドとかいう木でできたペンにするか、木目が綺麗で姉貴も気に入るかな…?で、ギムレットはトロピカルフルーツとかのジュース一式だな、あいつはモクテル作りが趣味だったしこういうのがいいかもしれん。マヤノは色とりどりなウミガメのキーホルダーにするか、あと私達がウミガメに会ったことも話しておくかな。ローレルは…この花のブローチにするか白くて綺麗だしな…」
「ブライアン、お土産選びはどうだい?私は栗東寮のみんなにチョコやクッキーといたお菓子にいい匂いのする石鹸とかポストカードとかかな?」
「アタシももちろんお菓子とかあとはハワイ産の塩やコーヒーとかトートバッグや綺麗なアクセサリーかね。」
「あたしはボノたちのためにお菓子色々買ったし、せっかくだからハワイ限定のキャロットマンのキーホルダーとかも買ったんだ!」
「なるほど、他にも色々買っておくかな…」
「…ふう、結構買い込んだね。頃合い的にお昼だけどモール内にも色々なダイニングのお店があるね…」
「そうだな、昼を済ませてからホテルへ一旦戻るか。それでモール内に何があるんだ――――」
dice1d6=4 (4)
1:ステーキハウス
2:イタリアン料理店
3:シーフード料理店
4:うどん屋
5:フライドチキン屋
6:ハンバーガーショップ
- 116123/05/31(水) 12:53:49
―――――――うどん屋
「そういえばゴルシがハワイといったらうどんとか言ってたような…」
「まさかモール内に普通にあるとは思ってなかったぞ…」
「ハワイのうどんってどんなんだろう…?」
「ま、たまにはこういうのも悪くないね。じゃあ入るよ!」
「内装は…よく海外の映画内で見られるような日本な雰囲気だね…」
「メニューは英語表記だけどあたしなんとなくわかるぞ…」
「こういうのは変に冒険するもんじゃないよ、日本じゃ見たことないものより見たことあるメニューを選ぶんだ…!」
「そうだな…じゃあ、肉うどん…いや、ビーフウドンで…!」
「私は…トリテンオンタマウドンで。」
「あたしはビーフカリーウドンで…」
「アタシは…このエビ天…シュリンプテンプラウドンで!」
((((なんだろう、このモヤモヤは…))))
「来たようだね、とりあえず見た感じは悪くないように見えるけど…?」
「とりあえず日本のうどんと同じ作り方をしているみたいだけど…」
「まあ、食ってみなければわからんだろう…!」
「い、いただきます!」
ハワイのうどんへの満足度
ブライアンdice1d100=79 (79)
ヒシアマdice1d100=96 (96)
フジdice1d100=91 (91)
ビコーdice1d100=55 (55)
- 117123/05/31(水) 17:54:01
「…思ってたよりもうまいじゃないか!変な先入観で食べるもんじゃないね。」
「そうだね、うどんのコシも出汁もいいね。あと天ぷらも中々…」
「確かに麺とか美味いが、この入ってる牛肉があまり…」
(悪くないけど、ブライアン先輩の言う通り牛肉が…前ボノが作ってくれたカレーうどんの方がずっとおいしかったな…)
「お昼も終えたし、お土産とかを置きに一旦ホテルへ戻ろうか。」
「そうだね、帰り道何事も無ければいいけど…」
――――――宿泊先のホテル前
「結局何事もなく帰ってこれたな。」
「そうだね、毎回トラブルに巻き込まれるのは勘弁願いたいね。」
「それじゃあ、部屋に戻って明日帰る準備をするぞ…少し名残惜しいけど。」
「そうだったね、明日の便で帰るから今日のうちに準備とかしておかないとね…」
――――――――ホテルのロビー
「荷物とかお土産はあらかた詰め込んだし、いつでも帰る準備はできてるよ。」
「少し手間取ったがアマさんの助けもあってどうにかなった…」
「あたしも帰る準備だけでへとへとだよ…」
「そういえば、今日の夕食の件なんだけど…」
「そうか、ハワイでの最後の夕食か――――dice1d4=4 (4) 」
1:今までステーキハウスに行ってなかったしステーキハウスに行くぞ
2:今度こそステーキハウスに行くぞ!
3:最後なんだからステーキハウスに行くぞ
4:ス「こんなこともあろうかと…」…!?おい、フジ!!
- 118123/05/31(水) 18:51:04
「こんなこともあろうかと…実は前日たづなさんから渡されたディナークルーズの招待券が4枚あるんだ。」
「―――ウスが…な…!?おい、フジ!!」
「ディナークルーズって船に乗って夜景とか見ながら夕食ってことかい!?」
「なんでそんなすごく豪華なのをたづなさんが…?」
「理事長が事前に私達のために頼んでおいたものらしいね、渡すタイミングが中々合わなかったらしいけど…」
「…ステーキが良かったが…そもそもなんで私達のために…?」
「理由はブライアン、君がよく知っているはずだろ…?せっかく御好意に甘えようじゃないか、一応メニューにステーキがあるらしいし。」
「……そうか。」
――――――ディナークルーズ船乗り場
「まさか送迎のバスもあるとは思わなかったよ…」
「すごい、あっちで歓迎のフラダンスをしているぞ…」
「…ここまでされる筋合いはないんだが…」
「ブライアン、アンタはちょっと気負い過ぎだよ!こういう時くらい胸を張ったらどうだい!」
「ふ、そうだな…そうだったな。」 - 119二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 04:41:02
あげ
- 120123/06/01(木) 08:36:23
――――――――ディナークルーズ船上
(流れるジャズライブ)
「――――――というわけで、日本に帰ってからのお互いの健勝と活躍を祈りながら、乾杯!」
「かんぱーい!!」「乾杯!!」「乾杯。」
「なんというか…本格的なディナーだ…前菜もビュッフェみたいな感じで取る奴だしサラダや飲み物もすごく豪勢というか…」
「ちょっと小奇麗なドレスでも着ていく感じの…アタシは何を言って…ゴホン」
「…フジ、お前はまさか最初から私を元気づけるためにこの旅行に同行したのか…?」
「…だとしたらどうする?…なんてね、確かに君の言う通りさ。」
「だったらなんで…?」
「君が不調気味なのは前々から知っていたからね…そこにハワイ旅行の件を耳にしたけども、寮長の身として寮を離れるか否かで悩んでたのさ。そういう所に話を持ってきたのは生徒会…そう、ルドルフ会長だったってわけさ。『漆黒のエンターテイナーである君ならブライアンの旅を華やかにできるはずだ』って言われたら栗東寮の皆も私を推薦するよになったんだ。」
「なるほど、結局ルドルフの差し金か…」
「まあ最もマルゼンやたづなさんやあとゴルシがそこにいるっては予測ができ無かったけどね…」
「そうか…」
「おい、ブライアン!メインディッシュが出てきたぞ。」
「ロブスターにステーキか…やっぱりすごい豪華だな!」
「それじゃ話は済んだし、メインディッシュでも頂こうかな…?」
「ああ、そうだな…」
「うわあ…!見て、すごく綺麗な夜景だぞ!」
「ふ、そうだな…」
「こうやって音楽を聴きつつ夜景を眺めながらディナーを頂くのも悪くないだろ、ヒシアマ?」
「ま、そうだね。これでブライアンも元気に――――――ん?あれは…なんだ…!?」
「あれって…!?」
「まさか、アイツ…!?」
「…してやられたよ、君には。」
ブライアン一行が見たのは…dice1d3=1 (1)
1:ゴルシの顔を模した特製の花火
2:ジャズ演奏者に変装したゴルシ
3:ヘリコプターに乗って船に接近するゴルシ
- 121123/06/01(木) 18:07:18
ヒュー、ドオン!
「あの花火、ゴルシ先輩の顔をしているけど…!?」
「というか、どう見てもゴルシの顔じゃないか!どういうことなんだ!?」
「…まさかフジ、アイツにも私のことを喋ったのか…?」
「そうだね、とはいえまさかこんなことをするとは思ってなかったけどね…!」
ヒュー、ドン!ドン!
「どれもこれもゴルシの顔が出てくるぞ…」
「うわあ…色んな顔したゴルシ先輩だ…」
「他のお客が完全に困惑しているよ…一体何のつもりで…?」
「…ゴルシが意味なくこんな真似をわざわざするはずがないだろ?」
ヒュー、ドドドドドドン!
が ん ば れ よ !
ブ ラ イ ア ン !
「これは…ブライアン先輩宛の花火…!?」
「そういうことかかい…粋な真似をするじゃないか。」
「確かに少しは嬉しいが、それ以上に恥ずかしいんだがな…」
「ははは、まあゴルシらしいというかなんというか…」
―――――――――マウイ島発オアフ島行の飛行機内
「ここの窓からでも打ちあがっているのが見えるぜ…まあ詳しく見えねえけど。全くフジのやつ、偶然出会ったアクティビティの時の際にブライアンのために何かできないかって言うからさ、あの後たづなさん経由で理事長にサプライズ花火の件伝えたらさ、まさか一発OKとか…その後マルゼンとたづなさんが午後にお土産を買うついでに花火の準備に行かされたけどな…ま、おかげでサプライズは大成功したしこれでブライアンも元気づければいいけどな。…っと、そろそろ着陸に入るか、じゃ空港に着いたらうどんでも食いに行くか…」 - 122123/06/02(金) 04:51:43
――――――ホテルのロビー
「とんだサプライズになったね、ブライアン?」
「まさかあんな形で励まされるとは思ってなかったがな…」
「そりゃゴルシもアンタがまた前みたいな走りをしてくれることを願っているのさ!」
「あたしだって、みんなと同じでブライアン先輩に頑張ってほしいから!だってブライアン先輩もヒーローみたいなもんでしょ!」
「お前達…すまない。」
――――――ナリアマ部屋
「なんだかんだでこの旅行もあっという間だったね。」
「そうだな…アマさん、本当に感謝している。」
「なんだい急に…それはフジやビコーや他のみんなにも言ってあげなよ。」
「ああ…ん?メールか…これは―――――――姉貴からだ。」 - 123123/06/02(金) 05:29:52
「それは、ハヤヒデからのメールかい…?」
「ああ、姉貴…一体何を…?」
『ブライアン、そっちではどうだ?もうじきお前達が帰ってくるのが待ち遠しいと思っている。既に聞いている通り私は今、寮長代理の仕事に就いている。当初こそは大変だったがチケットやタイシン、それに栗東寮の皆が協力してくれたおかげでどうにか頑張っている。…実の姉ながらこういう形でしかお前の力になれない自分を少し恥じている。それでも、ブライアン、お前のためになるのならどんなこともするつもりだ。だからこそブライアンお前も逆境にも負けないでもう一度立ち上がってくれ…!お前の姉として、お前との対決を望む者として、お前の復活を誰よりも望む者として―――――ビワハヤヒデより』
「………」
「おい、ブライアン…アンタ、まさか…?」
「…いや、なんでもない…もういいだろ、私は寝るぞ。」
「…そうか、じゃあおやすみブライアン。」 - 124次回予告?23/06/02(金) 11:11:11
- 125123/06/02(金) 18:07:49
―――――――――
「…む、朝か…今日は変な夢とか見ずに寝られたようだな…」
「お、ブライアン。今回ばかりは目覚めも良さそうだね。」
「まあな…ここにいるのも今日で最後か。」
「そうだね、一応荷物とかの最終確認ぐらいはしておくかね。空港についてから忘れ物があったとかは流石に恥ずかしいしね。」
「ああ、そうだな。」
―――――――――ホテルの朝食会場前
「やあ、二人ともおはよう!」
「おはよー!」
「相変わらずフジとビコーはアタシ達より早くいるねえ…とりあえずここ最後の朝食でも食べに行こうか。」
「ああ……それよりも今日もゴルシの姿が見えないが…?」
「それだったらまたロビーへの書置きで『今日はダイヤモンドヘッドを早朝登山してダイヤモンドシップに進化するぜ!』って書いてあったらしい…」
「相変わらず自由なやつだね…」
「そうかいないのか…」
「ブライアン先輩、やっぱり昨日のアレへの…」
「まあな、色々言いたいことはあるがとりあえず感謝の言葉を伝えたかったが…」
「それなら、日本に帰ってからもできるしね。それじゃあ朝食に行こうか。」
「そうだな…どうぜだ、最後の最後くらいは――――――」
ハワイ最後の朝食は…?dice1d3=1 (1)
1:肉メイン
2:野菜メイン
3:海鮮メイン
- 126二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 05:53:28
ほしゅ
- 127123/06/03(土) 06:09:40
「よし、最後の朝食は肉メインのようだ。」
「相変わらず肉が好きだね、アンタは…ま、最後くらいはいいかな。」
「どうせだし、あたしもいっぱい食べておくぞ!」
「ははは、そうだね。この朝食終わったら荷物とかをまとめてチェックアウトしないとね。」
結局ブライアンは肉をdice10d300=15 135 67 228 141 268 91 10 267 90 (1312) g食べた!
―――――――ホテル前
「さて、肉を十分に食べたことだ。これで心置きなく日本へ帰れるな。」
「あたしも元気いっぱいだ!よし日本へ帰るぞー!」
「なんというか物は言いようだね。それでフジ、空港行のバスはいつ来るんだい?」
「そうだね、そろそろ来る時間帯だけど…?」
空港行きのバスは…?dice1d2=2 (2)
1:来た
2:来ない
- 128123/06/03(土) 06:40:42
―――――数分後
「全然バス来ないじゃないか!」
「――――みんな大変だ!どうやらバスが事故による渋滞に巻き込まれたらしい…!」
「なんだと…!」
「このままじゃ、飛行機の時間に間に合わないぞ…!?」
「それじゃあ、どうすれば…」
「おいおい、どうしたんだ?日本に帰るんじゃなかったのか?」
「…!?お前は、ゴルシ!?」
「君は確かダイヤモンドヘッドに…」
「ああ、さっき登り切ってダイヤモンドシップ様に進化…って冗談言ってる場合じゃねえな。山頂でワイキキ辺り事故でホテルまでのバスストップしたってニュースを聞いて急いで下山してきたばかりなんだからさ。」
「じゃあ、何をしに来たんだい…?」
「おいおいおい、アタシ達はウマ娘だろ…?だったらバスが来ないってならやることは決まってんだろ…?」
「まさか、空港まで走るの!?」
「なるほど、その手あったね…だけど、ここからホノルル空港まで8マイル…大体12.8㎞ほどだ…!」
「フジの言う通り、ほぼ有馬記念5回分の距離だ、ウィニングラン込でな…だけどやるしかねえだろ…?」
「…そうだな、みんな空港まで走るぞ!」
「あいよ!」「そうだね!」「わかった!」
「それじゃあ、ゴルシ様が先導するぜ!こんなこともあろうかと空港まで最短距離を調べておいたんだからな!」
空港までの8マイル走開始…!
ブライアンdice5d3000=1036 1634 1131 1460 316 (5577)
ヒシアマdice5d3000=2783 2516 849 749 1403 (8300)
フジdice5d3000=2176 1915 1581 783 242 (6697)
ビコーdice5d3000=1296 1053 2392 981 2546 (8268)
数値が多いほど空港へ近づく、合計が12800に達したら空港へ到着
- 129123/06/03(土) 06:53:53
「おい、ゴルシ!ちゃんと道は合ってんだろうね!?」
「あったりまえだろ!!じゃなきゃ道案内なんてしないっての!」
「ブライアン先輩が少し遅れてる…朝食に肉を食べ過ぎたせいかな…!?」
「そりゃ、1.3㎏も食べたらそうなるだろ!」
「それよりもあたし…こんなに長距離走るのは初めてで…ちょっと体力が…!」
「ビ、ビコー!?」
「大丈夫か、ブライアン!?」
「思ったよりスピードが…フジ、お前は…!?」
「今さらこういうのもアレだけど…私もあまり無茶できない感じだからね…!」
「フジ…そうか、お前も…!」
「それでも…私の走りを待っている人がいるって言うのなら多少の無茶はするまでさ!」
「ああ…そうだな!!」
ブライアン&フジ奮起!ビコーは慣れない長距離で少しペースダウン!
ブライアンdice5d3500=898 3376 1947 843 1985 (9049) +5577
ヒシアマdice5d3000=2156 98 93 2363 2690 (7400) +8300
フジdice5d3500=1069 2183 2856 2533 3456 (12097) +6697
ビコーdice5d2000=248 1795 281 1407 1594 (5325) +8268
- 130123/06/03(土) 07:22:19
「よっしゃ、空港が見えてきたぜ!…っとブライアンとフジも近づいてきたか!」
「間に合ええええ!!」「一気にいくよぉ!!」「まだまだぁ!!」「うおおおお!」
「おらおらぁ!クラシック3冠ウマ娘御一行様のお通りだあ!」
――――――――ホノルル空港
「ど、どうにか間に合ったみたいだね…!」
「い、一時はどうなるかと…思ったね…それで…ビコー…!?」
「あ、あ…ゼエ…あた…ゼエ…しは…だいじょ…ぶ…だか…ら…ハア…!」
「おいおい…それよりもさ、ブライアンがなんかその……」
「も、もどし…(プルプル)」
「ブ、ブライアン!?」
―――――――空港ロビー
「ふう…一時はどうなるかと思ったがどうにか堪えた…!」
「あんだけ肉喰って勢いよく走るからそうなるんだよ、全く…」
「あれ…?そういえば、ゴルシ先輩は…?」
「さっき、他に行く予定があるからってバスに乗ってどこかへ行っちゃたね…」
「そうか…結局アイツに感謝を伝えれなかったか。ま、日本に戻ってからにするか…」
「そうだね、それで私達の席は―――――」dice1d100=20 (20)
59以下でエコノミークラス 60以上でビジネスクラス 85以上でファーストクラス
- 131123/06/03(土) 12:02:59
「エコノミーか…ハワイに来る前もそんな感じだったな。」
「確か、ヒシアマが少しばかりきつそうだったね。」
「う、うっさいよフジ!」
「ひ、ヒシアマ姐さん、落ち着いて…!」
「とりあえず、少し名残惜しいけどそろそろ出発の時間だね…」
「ああ…」
「本当に色々あったね、トラブルも少なくなかったけどマルゼン先輩やたづなさんやゴルシ先輩にも会えたし、他にも野生のブタとかウミガメやイルカとかにも会えてすごく楽しかった!」
「まあ大変だったけど退屈はしなかったね。なあ、ブライアン?」
「そうだな、だからこそアンタに感謝しているさ、アマさん…!では、行くか…!」
――――――――ホテル前
「よ、おはようマックイーン。わりぃな、寝てた所を…とりまモーニングコールついでにブライアン達がついさっき空港を発ったぞ。着くまで大体8時間程だから、そっちの午後ぐらいには着いているはずだ。…そんなことよりアタシはいつだって?…アタシは―――――dice1d3=2 (2) 」
1:今日の午後の便で帰るつもり
2:明日の便で帰るつもり
3:ひ・み・つ♡ だぞ
- 132123/06/03(土) 19:56:20
―――――――飛行機内
「行きの時と同じで機内食は中々だったね。」
「そうだね、さて食べた後は何するか…ブライアン、アンタは…ん?」
「しーっ…ヒシアマ、少し静かにして欲しいな。ブライアンはもう…ね?」
「そうかい…着くまで起こさない方がいいかな…おやすみ、ブライアン。」
―――――――――――――
私は藻掻いていた、不振に喘ぐ今の状況を打破しようと空回りしてもなお
私の心に諦めという文字が徐々に浮かびつつあった
それを引き留めようとしてくれた人達がいた
だからこそ立ち止まれた、だからこそもう一度立ち上がろうと決めた
そして、私はここにいる―――
見ていてくれ、アマさん、ローレル、ビコー、マヤノ、フジ―――――そして、姉貴
私は今一度怪物に戻ってみせる…!
――――――――――――「おい、ブライアン!!」終 - 133123/06/03(土) 22:48:16
やっと書き終えたもののダイスSSは結構難しいものだと痛感した。なんだかんだでお付き合いしてくれた人には感謝。
後は主な登場人物について
ナリタブライアン:今回の主人公ポジ、肉好きでも野菜も食べさせられる
色々な事情や色々な人からの感情を受けつつもダイスでは決めるときはきっちり決める怪物
それでも結局ステーキハウスにはダイス神のおかげで行けなかった
ヒシアマゾン:一応ヒロインポジ、スレタイ及びスレ画にもなっているが本編ではツッコミ役に収まっている
ダイスではあまり振るわないこともそれなりにあった、でもブライアンには勝っていることもあったが
まさかこのSS書いてる最中花嫁ヒシアマゾンが実装されるとは思わなかった
フジキセキ:おそらく今回のブライアン一行のまとめ役かつMVP
ダイスでも幻の三冠ウマ娘のポテンシャルを発揮しているやべえ寮長
今思い返せばフジのおかげで書ききれたかもしれない
ビコーペガサス:一行では唯一の未実装なのでキャラに関して手探りながら驚き役とかツッコミ役に回ってしまった印象
周りに比べてダイスも活躍できるときとそうじゃない時の数値が極端だったりする
とはいえヒシアマ救出やブライアンのステーキハウス阻止等出番はあるほうである
マルゼンスキー:初日到着後のダイスでたづなと一緒に登場したゲキマブ
フジほどではないもののダイスでは中々の数値をお出しするスーパーカー
ハワイで借りたレンタカーに乗る設定にしようかと思ったが年齢うんぬんで断念
駿川たづな:初日マルゼンスキーと共に登場したトレセン学園秘書
今回の面子では一番かよわい()ので色々と振り回される立場に
それでも買い物帰りで急だったとはいえヒシアマとビコーには先着している
ゴールドシップ:2日目に登場した葦毛のアイツ、今回の旅のムードメイカー?マックイーンとは揉め事あって家出中?
時折ダイスでもピンポイントで射貫いたりしたおかげでいい感じに目立っていた
ちなみに初日に続いて他のキャラをダイスで出そうと思ったが生徒会の情報管理が流石にガバすぎることになりそうなためゴルシのみに - 134二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 02:41:49
面白かった!また機会があれば書いて欲しい!
- 135エピローグ?23/06/04(日) 08:25:25
―――――――ハワイ旅行からしばらくして
「まさか、アンタが買い物に付き合うとはねえ…どういう風の吹き回しだい?」
「たまたまアマさんを見かけたから、なんとなくだ。」
「たまたまねえ…まあ今のアンタは「完全復活した怪物ナリタブライアン」って周りが大騒ぎしているけどそのアンタに勝つのは他ならぬこのヒシアマ姐さんってことを忘れるなよ!」
「ふっ…いいだろう。いつでも挑戦を受けるつもりだが?…ところでアマさん、それはなんだ?」
「ああ…これは…福引券だね。確か近くで…あった!」
――――――福引き会場
「今思えばこれでハワイ当てたのが始まりだったねえ…」
「そうだな…どうせだ、私が引いてみるか。にんじんハンバーグだったら頂いておくぞ?」
「『怪物』に引いてもらうって結構話題になりそうじゃないか。…せいぜいティッシュとか勘弁してほしいけどね。」
「あまり期待しなくてもいいのだがな……はぁ!」
ガラガラ…コトン!
「お、おめでとうございます!金の特賞です!特賞はなんと―――――――」
「な!?」「え!?」
「「た、タイdice1d2=1 (1) だ!?」」
1:ワン
2:ランド
――――To Be Continued?
- 136123/06/04(日) 08:27:32
次回台湾編は気が向いたら別スレで書きますのでご期待ください。
- 137123/06/04(日) 19:37:20
- 138二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 19:47:15
こう言う雰囲気の長編SSはなんか懐かしい感じがしてとても良かったです。
ありがとう!!