- 1二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:06:44
- 2二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:07:21展開が異なって書き手が困惑したのにまだ続けるのかとか指摘されたから投稿早くしてるとか他の書き手さんのやる気を削ぐようなレスやそれを何度も連続してレスするのは書き手さんやSSを楽しみにしている人達に迷惑なのでおやめください 
 こういった荒らしが湧いた場合には相手にせず管理人にお問い合わせのほどお願いします
 私も削除できる環境にいる場合すぐ消すようにさせてもらいます
 また展開によっては苦言を申したくなることとあるかと思いますが苦言のレスはおやめください
 (もちろん或人×祢音スレでもおやめください)
 そういったレスもこちらで消させてもらいますことをご了承ください
- 3二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:07:57書き手さんの中でもし書いてるときに新しい設定を考えついてそれを物語に落とし込みたいと考えてる人がいましたら物語進行で混乱が起きないようにするために他の書き手さんとの情報共有としてテレグラでタイトルにその設定名にネタバレ注意と書いた上で詳細をまとめていただけるようお願いします テレグラのURLはこちらです 匿名で長文を貼りたいお前に教える書いたSSをみんなに読んでもらいたいけどコピペで連投するには長いし、かといって投稿サイトのURLを貼るとアカウントが特定されて困る…というお前にこれを教えるぜ!Telegraph http://telegra.ph/ お前が今見ているこれだな! 匿名・アカウント登録なしでいきなりこんな感じの単発ページを作ってオンラインに公開できるサービスだ! 厳密にはブログとか書くことを想定しているサービスっぽいけど別にSSを書こうが怪文書を書こうが問題ないぜ! ■使い方 ①上記リンクを開く ②タイトル(Titleって書いてあるところ)と本文(Your Story…って書いてあるところ)を好きに書く ③右上の「PUBLISH」をクリック 以上で終わりだァ!!! アカウント登録とかないからぶっちゃけ説明するほどの使い方はないぜ! あとはURLを好きなところに貼ってお前の文章を見てもらえ! ただし後述するとおりURLを忘れるとお前自身にも二度とたどり着けなくなるから、いったんよそで書いてから貼りつけることをおすすめするぜ! 
 参考までにベタ打ちのテキストだと見え方はこんな感じだ!https://telegra.ph…telegra.ph
- 4二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:09:14前スレ 【閲覧注意】ここだけ或人×祢音メインCPスレPart8.5(クロスオーバーSSメイン)|あにまん掲示板こちらはあにまん限定の或人×祢音のSSをメインとした高橋悠也脚本の仮面ライダー(エグゼイド、ゼロワン、ギーツ)のクロスオーバーSSを主に投稿したりするスレですbbs.animanch.com語り用スレ 【閲覧&妄想及びクロスCP注意】或人×祢音スレ|あにまん掲示板あにまん限定のCPの或人×祢音について語るスレですbbs.animanch.com派生元スレ お見合いかぁ……相手はどんな人なのかな|あにまん掲示板「なぁイズ、今度のお見合い相手ってどんな人なんだ?」「鞍馬財閥のご令嬢、鞍馬祢音様でございます。スーパーセレブ祢音TVというチャンネルで家出配信を行っています」「へぇ〜!コラボしてみたいなぁ」http…bbs.animanch.com派生スレ 【閲覧注意】ここだけ或人×唯阿または大二×唯阿・祢音→景和スレ Part2.5|あにまん掲示板スレタイ通り或人×唯阿または大二×唯阿・祢音→景和の関係について語るスレです落ちていたので、立てました前スレ主さんとは別人です(前スレ主さん、立てるつもりだったのならすみません)bbs.animanch.com
- 5二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:09:57登場人物紹介・飛電或人ご存知、(自称)元爆笑お笑い芸人の飛電インテリジェンスの社長。祢音とお見合いで知り合い、その後祢音TVの最中にいつものように逃げている祢音を助けてから(或人目線では)お友達に。なお彼に恋は十年早いぐらい鈍感だったりするが……? ・鞍馬祢音 ご存知、セレブインフルエンサー。お見合いで或人と知り合いになり、その後いつものようにジョンとベンから逃げていたときに或人に助けてもらったのと自分の夢を応援してくれたことがきっかけに恋に…。なおアプローチはすべて或人が祢音を妹感覚で見てくるため失敗する。お酒に弱い。そして2スレ目ではアーク堕ちしちゃったことも…。まぁ或人が助けてくれるんだけどね!出生の秘密が明らかになったが或人や皆に支えてもらえたぞ!だが出生の秘密にまつわる秘密が暴露されてメンタルボロボロだが立ち直ったぞ‼︎ ・我那覇冴 ご存知、今年に入ってのデザグラのゲストライダーであえなく脱落しちゃった人類最速。あるときにヒューマギアを購入したこととそれによる戦いによって或人と出会い彼に恋をする。しかし素直になかなかなれず妹と弟達に慰められる。なおこちらもお酒に弱い。4スレ目より記憶が戻る。滅を拾う。…telegra.ph登場人物紹介(敵サイド)・五十鈴大智ご存知、クイズ王。 荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その1。 ドクターライダー達にボコボコにされた上に6スレ目ではリオンに利用され、逆恨みからジャマトバックルを使い出す。何もかも楽しいと本編よりやばいことになっている。 ・ベロバ 荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その2。 ギーツ本編だとすごい敵…なのだが、こちらだとゼロワンライダーやらエグゼイドライダーがいるせいでなかなかうまく行かずストレスでイライラ!しかも味方になった貴利矢は案の定裏切り道長まで離反させられてしまい大荒れ、リオンと揉めて大暴走。切り札のヴィジョンドライバーまで奪われる始末。350歳なのが判明。しかも大智にも見限られてるぞ‼︎ ・アズ ご存知、アークの秘書。9スレ目よりアークグランプリを開催、出場する…がその後仮面ライダーたちに負け倒される…ものの何故かいつものようにケロッと生きてました。未来人の悪意の利用を考えている。前スレにてデザイアグランプリエクゼクティブプロデューサーにアークと取り引きしたいと依頼される ・アーク ご存知、悪意の化身。9スレ目よりアークグランプリという名の蠱毒ゲームを始める……telegra.phこのスレ限定の用語・共鳴現象ライダー達の間で起こる謎の現象。諸々のステータスが爆上がりするが、反動で変身不能となる。だがゼアにより反動を抑えるバックルが作られ、安定して使えるようになる。仲がいいとか絆とかより、その場のノリが大事。ゼアがもたらした機能のようだが……?一応相手はある程度は決まっている。決まった相手じゃないと威力もほどほどだし反動もある。シンクネットにとっての脅威的な機能を持つ。八乙女紗衣子にてシステムの改善と強化が行われた。 それにより相手を選ばずして共鳴できるようになったり相手の能力を使えたりするが負担がかかりやすいので注意 なのでやはり最初の決まった相手の方が強い。 決まった相手との共鳴時はスパーキングリッターという特別な物資が発生する ・アークグランプリ アズがベロバから奪ったヴィジョンドライバーを使ってアークが開催したゲーム。 内容としてはアーク産のアイテムを持った者達が最後の一人になるまで殺し合いである。尚アークの力を持ってない仮面ライダー達はそれを妨害するお邪魔キャラとして設定されている。しかし全然進まないためルール変更としてアーク陣営対お邪魔キャラ達の殺し合いに変更となった。なのでこれが人…telegra.ph
- 6二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:11:44こちらは書き手の皆様が考えてくださいました設定や今後の展開についての考えとなります ネタバレ注意まず前スレで現れた新しいジャマトですが、スポンサーやってる衛生省のお偉方から運営がバグスターウィルスのサンプルをもらってヴィジョンドライバーの能力でジャマトと融合させたものになります突然登場させて申し訳ありません! これから感染力が強くなっていく予定で、ケケラはベロバと手を組んで沙羅姉ちゃんに差し向けて感染させて景和に本気を出させようと考えてます ベロバはパンデミック起こすかもしれませんが… それが飛彩の地雷(小姫のことやライクロに参加した父親の灰馬のこと)を踏んでしまい飛彩と諫対ケケラの方向にしたいかなと 景和やソルド20さんの行動については考えてません、ケケラから離別するのかしないのか あと、本編の考察から女神の力を使わずに退場したデザグラプレイヤーを復活させるには少なくとも人1人の幸せは必要かなと思いまして、道長のIDコアが修復されたのは単純にリプログラミングによるものではなくて誰かの幸せが必要じゃないのかと考えました そこに貴利矢の親友の藍原淳吾さん(貴利矢は彼の体組織からリプログラミングを考えたと公式で解説があったはず)の幸せはデザグラやバグスターウィルスに奪われなかったので行き場がなく、ID…telegra.phネタバレ注意ということでこちらでもデザイアロワイヤルを開催するのですが経緯は少しだけ異なっています・ジャマトグランプリの他にアーク達が勝手にアークグランプリという未来人から見たらもはやバグみたいなを開催したことでゲームがめちゃくちゃになったから ・そのためバグを消去するためなのとこの時代での片付け込みでデザグラのライダー達をアークグランプリの参加者にぶつけ共倒れを狙う というのが開催経緯となっています じゃあアークグランプリは終わったのかというとそうではなくむしろ、アークグランプリのミッションはこのデザグラ参加者達を抹殺するというTV本編の道長がやった『仮面ライダー狩り』に近いものを行います。あちらと違ってこっちは命も取るという違いがありますが、一方でアーク基準でいい悪意持ちがいたらはこちらにも参加させようとしていきます 簡単にまとめると デザロワ側は撤収のため後片付け兼アークグランプリの排除、 ・アークグランプリ側はお邪魔キャラ、及びデザグラ参加者達仮面ライダーの抹殺(アーク基準でいい悪意持ちならこちらにもエントリーさせる) が目的となっており、この2つのゲームが同時進行で行われるということになっています…telegra.phネタバレ注意ギーツ本編のネームドキャラ(道長曰くモブ)についてですが、ダパーンはアークグランプリ行きになってしまうのか……メリーはあれですね、道長に怪我させちゃって負い目を感じている貴利矢さんがいいように乗せて脱落コースかなーと ケイロウおじいちゃんは脱落させてあげた方がいいんでしょうが、脱落させるのも勿体ないくらい好きなキャラなんですよね… ネームドキャラ達の行く末が中々決められないです…telegra.phネタバレ注意 まず綾瀬歩というキャラなんですか度々出ていた冴さんが所属している陸上チームのチームメイトAという名前者です 性格は基本的にはお調子者で自分の命の危機が迫ったら自分だけ助けて!と言っちゃうタイプだけどけと他の人の命を大事にしたい優しい性格です デザロワに参加したきっかけはたまたま寮に自分の部屋に落ちてたのボックスを拾ってしまい適当にガシャガシャいじったらエントリーしちゃったというもので潤も同じです (澪ちゃんにも来ましたがこちらは開けずそのままにしています) そしてルールどころかゲームすら何もわからずエントリーしてしまった二人は偶然にも出会い意気投合し一緒に共通の知り合いを探して祢音ちゃんたちに出会えたという感じとなります 二人の願いについてですが特になく歩は練習のメモをデザイアカードに書いたり潤に至ってはデザイアカードをサイン色紙と勘違いしてサイン書いちゃってる設定となっています 最後に今後のこの二人の展開についてなんですかなるべくギャグ展開して最後はとくに後腐れもなく脱落という感じでいきたいなと考えております telegra.ph
- 7二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:13:18こちらは他の人がまとめてくれました或人の誕生日防衛戦についてのSSです 或人の誕生日パーティー防衛戦前編 誕生日パーティー防衛戦前編或人の誕生日を祝うため、仮面ライダー達はそれぞれの目的を持って動き出す‼︎或人「祢音ちゃん……それ大我さんのだよね?何で持ってるの?」 或人は祢音がガシャコンマグナムを持っていることに気づくと同時に何故か物騒なものを感じる。 そんな或人の様子を見て祢音は気にせずに笑って返す 祢音「だって、或人さんの誕生日は絶対にお祝いしたいんだもん‼︎ベロバ達がまた余計なことしてくるかもしれないでしょ?」 或人「う、うん…(大我さん何で貸してるの⁉︎)」 祢音「一応練習はしたし、使う人に合わせてくれるから大丈夫だよ或人さん‼︎」 祢音と談笑しながら、或人は数日前諫からある依頼を受けていたことを思い出す。 仮面ライダーバルカンとしての正式な仕事として必要なガジェットを貸してほしいのだと言う。 或人『不破さん早速仕事が入ったとかすげぇよ‼︎』 或人はそれに喜びを隠せないのと同時に彼が何の仕事を請け負ったのか気になっていた 諫『偵察用のガジェットや録画機能のあるガジェット…こいつらが必要なんだよ、助かるぜ』 或人『協力は幾らでもするけどさ、何の仕事頼まれたの?』 仮面ライダーバルカンはまだ公には無名である そこにわざわざ仕事を頼む人がいるのか…telegra.ph後編 
 -2誕生日パーティー防衛戦前編或人の誕生日を祝うため、仮面ライダー達はそれぞれの目的を持って動き出す‼︎或人「祢音ちゃん……それ大我さんのだよね?何で持ってるの?」 或人は祢音がガシャコンマグナムを持っていることに気づくと同時に何故か物騒なものを感じる。 そんな或人の様子を見て祢音は気にせずに笑って返す 祢音「だって、或人さんの誕生日は絶対にお祝いしたいんだもん‼︎ベロバ達がまた余計なことしてくるかもしれないでしょ?」 或人「う、うん…(大我さん何で貸してるの⁉︎)」 祢音「一応練習はしたし、使う人に合わせてくれるから大丈夫だよ或人さん‼︎」 祢音と談笑しながら、或人は数日前諫からある依頼を受けていたことを思い出す。 仮面ライダーバルカンとしての正式な仕事として必要なガジェットを貸してほしいのだと言う。 或人『不破さん早速仕事が入ったとかすげぇよ‼︎』 或人はそれに喜びを隠せないのと同時に彼が何の仕事を請け負ったのか気になっていた 諫『偵察用のガジェットや録画機能のあるガジェット…こいつらが必要なんだよ、助かるぜ』 或人『協力は幾らでもするけどさ、何の仕事頼まれたの?』 仮面ライダーバルカンはまだ公には無名である そこにわざわざ仕事を頼む人がいるのか…telegra.ph
- 8二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:14:08前回のあらすじ!! 遂に始まったデザイアロワイヤル!! 貴利矢は親友のためにもこれ以上道長が傷つことないように脱落させようしたが道長が全力でぶつかり合い無事に和解する 
 そして改めてデザイアロワイヤルを止めようとしたらなんとケイロウおじいちゃんや冴さんの陸上チームのチームメイトや潤君も参加していることが発覚!!
 一方で景和と飛彩はソルド20を助けるために工場に乗り込みケケラと対面していた…
- 9二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:15:17冴「あんたらなんで!?」 
 冴はまさかの状況に困惑していた たしかに多くの人が参加しているが身内も参加していたとは思わなかったからだ
 驚いている冴に歩が説明する
 歩「いやね、私の部屋になんかハテナマークがついた箱置いてあってさー、それをいじったら我那覇さんが使ってるやつ入ってて、それ適当にガチャガチャ動かして遊んでたらなんかエントリーとか鳴って気づいたらここにいたんだよねー!」
 潤「俺も!なんか適当にガシャガシャしてたらここにいたんだよなー!まさか同じような人がここにもいるなんて!」
 歩「私達気が合うね!」
 歩・潤「いえーい!」
 冴「あんたら…」
 祢音「冴さん…」
 こんな状況で呑気にハイタッチしてる二人とその二人が参加した理由に冴は頭を抱える
 まさか知り合いがこんなばかみたいな理由で参加することになってしまったとは冴も思わなかったからだ
 それを見ていた祢音もこの状況にどんな言葉をかけたら良いかわからなかった
 祢音「と、とりあえず!二人はこのゲームが何なのか知ってるの?」
 だがそれでもと祢音はこのゲームを知っているかの確認を取る
 もし知ってたら彼らが何をするのかわからない、だが知っても知らなくこのゲームに参加してしまえばこの世界から消えてしまう可能性がある、それだけはなんとしてでも避けなくてはいけない。
 そう思って祢音は確認を取る
 歩「ゲーム?なにそれ?」
 潤「俺TVゲーム好きだな!特に今流行りのゼル」
 祢音「うん、言わなくて大丈夫だから。とにかく二人は知らずに参加しちゃったんだ」
 潤が(権利的な意味で)危ないことを言いそうになったのを遮りつつもとりあえず何も知らないことに祢音は一安心する
- 10二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:15:49だがこれはバトルロワイヤル、ここでゆっくりしていたら他のプレイヤーからも狙われる可能性があるのだ 祢音と冴は気を取り直して二人を安全なところに逃がそうとする 
 祢音「二人とも、ここは危険だから私達に着いてきて」
 歩「危険?なんか危ないことあるの?」
 潤「まぁいま夜だからじゃない?」
 冴「そういうことじゃないんだけど…まぁいいや早く行くよ」
 こんな状況でも相変らず呑気な二人に呆れつつもとりあえず飛電インテリジェンスに連れて行って身元を確保しようとする その時だった
 「へえ、プレイヤー探してたらこんなところであんたに出会うなんてな」
 祢音「あなたは!?」
 祢音が声をしたところに振り向くとそこには変身しているデザイアロワイヤルのプレイヤーがおりパンダの形をした仮面ライダーでギーツと同じマグナムフォームとなっていた だがそのライダーに祢音は見に覚えがあった
 冴「祢音ちゃん知ってるの?」
 祢音「うん…、あのライダーは私が初めて参加したときに一緒に参加したプレイヤー、仮面ライダーダパーン、墨田奏斗君」
 祢音は目の前にいるパンダのライダー、仮面ライダーダパーンを見てそう言うのであった
- 11二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:18:04ダパーンの登場に驚きを隠せなかった祢音 対してダパーンは祢音を見て苛ついていた ダパーン「まさか最初にあんたを見つけるなんてな、あのときのこと思い出してイライラする」 冴「あのとき…?何かあったの?」 祢音「……デザグラに参加してたときの話しなんだけど…」 そう言って祢音はダパーン、墨田奏斗について思い出す 彼は元々バスケが大好きな普通な高校生だった しかしあるときに事故に会い、足に後遺症ができてしまったためにバスケができないからだとなってしまったのだ 大好きなバスケができなくなる、それは彼にとっては人生を奪われたも同様だった 結果彼は自暴自棄となってしまうほど心が荒れてしまった そんなときにデザグラに招待され願いが叶うと聞いた彼は自暴自棄にあまり『人類が滅亡した世界』という恐ろしい願いを望むようになった そしてある時、当時のシーズンでの二回戦目、ゾンビジャマトから街を守りスコア最下位は脱落する『ゾンビサバイバルゲーム』においてゾンビジャマトに噛まれてしまいゾンビになりかけてしまった そこだけならまだよかったのかもしれないが彼は自暴自棄なるあまり祢音や他のプレイヤーにも同じような目に合わせたのだ 最終的には英寿と景和に励まされた祢音が覚悟を決めたことで場を乗り切りゾンビになる前にゲーム終了、スコア最下位の彼は脱落していったのだ 
- 12二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:19:08冴「そんなことが…」 
 祢音「うん、あれから普通の生活に戻ったと思ったけど…」
 祢音の説明を聞いていたダパーンはイライラしながら続けるように喋る
 ダパーン「そうだな…たしかに戻ったよ…普通の何もない生活にな…!」
 そう言って彼はマグナムシューターを祢音たちに向ける(尚歩と潤はめちゃくちゃびっくりしていた)
 ダパーン「お前ら、特にそこにいるゼレブ女のせいで俺は何もない生活に逆戻りだ…!しかもいい子ちゃんみたいな性格になってな!」
 冴「そんなのただの逆恨みだ!祢音ちゃん達はただゲームのルールに則って…!」
 ダパーン「そんなもん知るか!」
 ダパーンは冴の言葉を遮る。どうやらあのときのプレイヤー、特に祢音に対して相当恨みがあるようだ
 ダパーン「だから…!今度は俺がお前らを不幸にしてやる…!」
 ダパーンがそう言うと変身したデザロワのプレイヤーたちが続々と出てくる
 歩・潤「なんかでたー!?」
 祢音「あなたまさか…!」
 この光景に歩と潤はお互い抱きついてしまっている中祢音はダパーンの恐ろしいことを考えてることを察する
 ダパーン「ああそうさ…!俺が不幸になった分、今度はお前らが不幸になる番だ!」
 ダパーンはデザロワのプレイヤー達と協力してたのだった
 祢音のことを不幸にするために…
- 13二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:20:02「こいつはいいな!まさか祢音ちゃんもいるとか最高だな!」 「しかもこっちには我那覇冴もいるじゃねえか!選り取り見取りだな!」 ダパーンに祢音達を好き勝手してもいいと言われたのかデザロワプレイヤー達は祢音と冴を見て下心ある目で見ていた 歩「……あの私は?」 潤「きっと姉ちゃん達並みの魅力がないからスルーされてるんじゃね?」 歩「そうかそうかって失礼すぎない!?私モブの中でもそこそこかわいいと思うんだけど!?」 冴「今はそんなことどうでもいい!」 歩「あ、すみません…」 歩の場違いなノリに怒る冴だったがかなり焦っていた 何せ相手は多くいる、その上こちらはまともに戦えるのは自分含めて二人だけ、この二人を守りながら戦う必要があるのだ それを歩と潤も察していた 潤「これってもしかしなくてもやばくね?」 歩「我那覇さん、命乞いしたら助けてくれると思う?」 冴「この状況でそれを許してくれる相手達ならね…!」 祢音「奏斗君、あなた…!」 ダパーン「なんだよ?このゲームは何でも利用していいんだろ?それの何が悪い!」 祢音はダパーンの相変らずの、いやあれから更に悪くなってしまったことにどこか気にしていた あのとき、ゲームクリアしたらゾンビ化は治ると言えば違ったのか、そう思ってしまうからだ しかし今は彼、彼らを止めるために変身の準備をする 
- 14二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:20:14祢音「……冴さん、行くよ!」 
 冴「祢音ちゃん…うん…!」
 そんな祢音を見て冴は心配にならながらもこの状況を打破すべく同じく変身の準備をする
 『SET』
 『SET FEVER!!』
 祢音「へ〜んしん!」
 冴「変身!」
 『BEAT』
 祢音はナーゴビートフォームとなり、冴はこのとき引きが悪かったらしくロポアームドクローフォームへと変身した
 ロポ「なっ…、ハズレか…!けど今は…!」
 ナーゴ「二人を守る!」
 ダパーン「はっ、勝手に言ってろ!お前らやれ!」
 ダパーンが声をかけたと同時にデザロワのプレイヤー達も襲いかかりに来るのだった
 一方…
 アーク「デザイアロワイヤルが始まったか、意外と開催が早かったな」
 アズ「そうですね、アーク様どうなさいますか?」
 アークもデザイアロワイヤルが始まったことを察知していた
 それにアズはどうするか聞くがアークは当然かのようにその疑問に答える
 アーク「決まっている、私達もゲーム開始だ」 アズ「かしこまりました、では他の参加者にもお伝えさせてしますね♪」
 そう言ってアズはアークグランプリの参加者にゲーム開催を知らせに行く
 アーク「さぁ始めようか…仮面ライダー達を一人残さず狩るゲームを…」
- 15二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:22:32貴利矢「うへぇ……流石にないわ……どんだけゾンビバックル好きなの……」 
 道長が海賊ゲームで一徹にやったことを聞いて貴利矢はわざとらしいリアクションを取る
 道長「うるせぇよ、取ったわけじゃねぇからな⁉︎」
 永夢「道長君結構CRに入る前の貴利矢さんみたいなことやってたんだ……」
 永夢は貴利矢と関わるようになった最初の頃を思い出していた 6歳児と偽って外来に来たり、友達になろうと言ったと思いきや後からあれは嘘だから、と梯子を外してきたり、隙をついてガシャットを大我から奪い取ったりと色々な思い出があった
 英寿「なるほど、お前もレーザーと大差ないな」
 英寿はまた笑いながら言う
 道長「どこがだよ‼︎」
 そんな風に笑っている一同を陰から見ている中年の男がいた
 「……あいつ、確か退場したはずじゃなかったか?まあいいや、あいつに嵌められた分仕返ししてやれるチャンスだ」
 男…小金屋森魚はそう呟くと、デザイアドライバーを持って立ち去るのであった
 貴利矢「……」
 談笑している中、貴利矢は1人だけ森魚を見逃さなかった
 永夢「貴利矢さん?」
 貴利矢「あ、何でもないよ」
 大我「とにかく…この爺さんもだが、どれだけの奴がデザイアロワイヤルに参加してんのか……」
- 16二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:24:45大我の言葉に一徹が反応する 一徹「え⁉︎これは私が前に参加したゲームと違うのかい⁉︎」 どうやら彼はデザグラと同じような物だと考えていたようだ 大我「なわけねぇだろうが‼︎今のゲームは正真正銘の殺し合いでしかねぇよ‼︎だから弱そうなあんたが他のプレイヤーに襲われたんだろうが‼︎」 大我は一徹に今のゲームはデザグラではなく、デザイアロワイヤルという最悪のゲームであることを説明する 一徹「そんな……」 それには一徹も動揺を隠せない様であった 英寿「まあ変身してない状態でIDコアを壊されたら二度と変身ができなくなるがな…」 実際にそれを実行しようとした貴利矢は苦い表情になる 大我「とりあえずこの爺さんを病院に連れて行くぞ」 大我は一徹の怪我の治療を行うことを提案する 永夢「そうですね、道長君の手の怪我とか、貴利矢さんの怪我も治療しないと‼︎」 こうして一同は移動を開始する 永夢はそれに同意すると同時にあることに気づく 永夢「……そうだ、飛彩さん大丈夫かな」 飛彩は今とあるゲーム病の患者の治療にあたっている 大我「確かタイクーンの家族が感染したんだってな……」 大我も心配そうに答える 英寿「タイクーンの姉が?」 永夢「はい、今日の昼間現れたバグスターウィルスを持ったジャマトが急速に進化して景和君のお姉さんに……」 英寿の問いかけに永夢は答える 飛彩は景和とともに感染源のジャマトを探しているのだと言う 英寿「タイクーン……」 流石に英寿も景和の家族が命に関わる病気に感染したことに対し、心配している様な表情になる 貴利矢「てことは、あの勘違い女王様が一枚噛んでやがるな……」 貴利矢がベロバの関与を察する 永夢「それが、どうも景和君のサポーターも関わっているみたいなんです」 
- 17二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:25:22永夢の言葉に英寿は驚く 英寿「タイクーンのサポーターが?」 永夢「どうもベロバと手を組んで景和君のお姉さんを襲ったようです」 永夢から説明を聞き、貴利矢は納得する 貴利矢「なるほどね、だから鏡先生は狸君のサポーターを潰す気でいたわけ、狸君のサポーターの本性に薄々気づいてたんだろうね」 以前飛彩とサポーター潰し……サポーターの強制解任について話したことを貴利矢は思い出していた 大我「しかし……何でタイクーンのサポーターはそんなことしやがったのか……」 大我は景和のサポーターの目的が分からず呟く わざわざ家族を命の危機に晒してまで景和にさせたいことは何か 英寿「タイクーンは自分の姉のこととなると急に変わるからな…」 英寿はデザグラで景和の姉が襲われた時の景和の様子を思い出していた 無茶な作戦を立ててリタイアしたり、冴からバックルを咄嗟に奪ったりしている 道長「つまり本気を出させる為にわざと家族を狙ったのかよ……」 永夢「ポッピーからの連絡ではまだ飛彩さんは戻っていないようです…それに景和君のお姉さんもかなり危ない状態で……」 一同は飛彩と景和の無事、景和の姉のゲーム病の状態、そして景和のサポーターについて心配したり憤りを感じるのであった 
- 18二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:26:04一方その頃… 
 バルカン達が迫り来ることに気づかずにケケラは凍ったジャマトの群れに拘束されながら話続けていた
 ケケラ「お前は願いを、理想の世界を叶えたくないのか?桜井景和」
 世界平和という夢、デザイアグランプリで犠牲になってしまった人達を蘇らせるという願い
 タイクーン「でも、俺の願いを叶えるには関係ない人の幸せを奪うんでしょ?」
 そう、デザイアグランプリにて願いを叶えるとなると、デザイアグランプリで犠牲になった人の幸せをエネルギーに換えて使うことになる
 例えば自分の両親もそうだ
 タイクーン「幸せは誰にも等しくあるべきなんだ、誰かから幸せを奪って、誰かに不幸を押し付ける世界なんか欲しくないよ‼︎」
 タイクーンは自分の考えをケケラにぶつける
 しかしケケラには伝わらなかったようだ
 ケケラ「そんなことで理想の世界を諦めるのか?今までの戦いは何だったんだよ、そんなもん気にしないで戦えって……お人好しはやめろとあれほど言ったのにな、鏡飛彩に何か言われたか?」
 ブレイブ「……言いたいことはそれだけか?」 ブレイブはケケラから視線を逸らさずに静かに言う ケケラはまだ言葉を続ける
 ケケラ「鏡飛彩は自分の身近な存在の恋人すら救えていないだろうが、そんな奴とつるんだって何のためにもならねぇよ」
 小姫のことを言われブレイブは怒る
 ブレイブ「貴様……‼︎」 そんな3人を尻目にベロバは騒ぐ
 ベロバ「私は関係ないからここから出しなさいよ‼︎」
 タイクーン「姉ちゃんが言ってたよ、あんたが姉ちゃんにジャマトを仕掛けてゲーム病にしたって‼︎」
 沙羅から事情を聞いていたタイクーンの怒りの矛先はベロバにも向けられる
 ベロバ「私はこいつに協力してやっただけよ」
 何とか自分は無関係だとベロバは主張する
 ブレイブ「……貴様、共同正犯って言うのは知ってるか? 共同して罪を犯すことを言うんだ、つまり貴様も切除の対象だということだ」
 ベロバ「そんなの知らないわよ、何で過去の時代のルールに従わないといけないわけ⁉︎」
 ブレイブ「郷に入れば郷に従えと言うだろう、つまりこの世界で好き勝手するならばこの世界のルールに従えということだ‼︎」
 ブレイブはベロバに向かって叫ぶ
- 19二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:26:47スレ立てありがとうございます 
- 20二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:27:01CRに戻った永夢は沙羅の様子を見に行っていた 永夢「桜井さん‼︎大丈夫です、必ず助けますから‼︎」 
 沙羅「う、ううっ……お願い、助けてください……っ‼︎じゃないと弟が1人になっちゃう……っ‼︎」
 身体が半透明になり、苦しみながらも沙羅は弟のことを、景和のことを心配していた
 彼女をこんな目に遭わせたベロバやケケラに内心怒りを覚えながらも、永夢は沙羅に優しく声をかける
 永夢「大丈夫です、飛彩さんはあなたのことを必ず助けますから、だから信じていてください……⁉︎」
 ポッピー「えっ……症状が治ったの?」
 突然沙羅の身体が実体を取り戻し、沙羅は苦しむ様子を見せなくなったのだ
 さや永夢は急いで沙羅をゲームスコープで診察する
 永夢「治ってる……」
 沙羅「あれ?身体が戻った……?」
 急な展開で何が起こったのか分からない2人は喜ぶところなのに呆然とする
 ポッピー「飛彩がバグスターを倒したんだよ‼︎2人とも喜ばなきゃ‼︎」
 そこに沙羅が治って喜んでいるポッピーが2人に突っ込みを入れる
 その頃…
 タイクーン「……」
 フィーバースロットレイズバックルをセットし、ブーストを引き当てたタイクーンは共鳴による攻撃力の増幅とブレイブのバグスターを消滅させる能力を利用してニンジャブーストグランドビクトリーを発動し、ジャマトの大群を1人で全滅させていた
 ブレイブ「景和……」
 タイクーン「言ったでしょ、姉ちゃんもソルド20さんも俺が助けるんだって」
- 21二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:27:58タイクーン「これで姉ちゃんのゲーム病は治ったはず……‼︎」 その様子をブレイブは満足そうに見ていた ブレイブ「……ああ、それでいい」 勝手にオペをしたと以前の自分なら怒っていたと振り返りながら ジャマトが全て倒され、ケケラとベロバの拘束が解かれる ケケラ「そうだよ、桜井景和、俺が見たいのはこういうやつだ」 姉をゲーム病にさせて自分に本気を出させようとしたケケラ 自分が笑うためなら手段は選ばない彼の本性が漸く見えた ブレイブ「貴様……‼︎」 ソルド20「……‼︎」 ケケラに怒ろうとするブレイブをタイクーンが止める タイクーン「俺は……!いくら俺に親切にしてくれたって俺の大切な人を傷つける様なサポーターはいらない‼︎」 漸くタイクーン自身の口から聞けた自身のサポーターへの思い ケケラ「はあ?本気で言ってるのか?」 ケケラは怪訝そうに言うがその顔には焦りが見える ブレイブ「……景和」 一方…… ベロバ「あーあ、私しーらないっと……」 ベロバはコソコソと1人逃げようとしていた しかしその時だった、バルカン達が乗り込んできたのは 
- 22二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:29:20怪我の治療を受けた貴利矢と道長、そして一徹は話していた(大我はデザロワプレイヤーを探しに行くと出て行った) 
 貴利矢「へぇ、若返りたいねぇ……あんた結構激しいね」
 当時のシーズンにエントリーした一徹の願いを聞いて貴利矢は感心する
 貴利矢「だけど命を落としたら何にもならないでしょ」
 そして彼は真顔で一徹にそう言う
 一徹「いやぁ、やっぱり若いっていいなって歳を重ねる度に思うんだよね、だからつい……」
 彼と海賊ゲームで同じ組み分けになった(ついでにバックルを無理やり交換させた)道長は呟く
 道長「本当にくだらない願いだよ、あんた最初からいつ退場してもおかしくない状態だっただろ…」
 貴利矢「まあまあ、それだけ若返りたいって強く願っていたんでしょ…自分らも年取ったらそう思うようになるって」
 道長は黙って包帯が巻かれた両手を見る
 正直冷静になると手は確かに痛い。接近戦が得意な彼にとっては痛手である
 貴利矢「で、爺さんあんた狸君にエントリー権譲ったんだって?」
 一徹は海賊ゲームの次のゲーム、迷宮脱出ゲームで同時エントリーしていなかった景和を守ったり、順番があるからとジャマトライダーに単身挑んで負傷している
 そんな一徹や巻き込まれたがジャマトに立ち向かう少年を見て何かを思い出し、自分もどうしたら戦えるのかと考えた景和は英寿のIDコアで記憶を取り戻し、一徹からエントリー権を譲渡されタイクーンとして再びエントリーしたのだった
 一徹「あの時の彼は元気にやってるかね……」
 貴利矢「ああ、狸君なら今も世界平和目指して頑張ってるよ」
- 23二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:30:24一徹のような普通のプレイヤーもいるが、当時の道長のように『全ての仮面ライダーをぶっ潰す力』など過激な願いを書く者も当然いる ということは当時の英寿と道長のようなプレイヤー同士の衝突や足の引っ張り合いは当然あったのだろう 貴利矢「……道長、やっぱお前とスター様の様にプレイヤー同士が過度にギスギスすることってあったわけ?」 貴利矢は自分の手を見ていた道長に話しかける 道長「そんなもん日常茶飯事だよ、ナーゴの奴だってその時参加していた仮面ライダーに脱落させられそうになったりしているし、タイクーンの奴も組み合わせで戦うゲームの時別の仮面ライダーに連携が取れない奴と組まされたりブーストバックル盗まれたりして脱落しかけている」 想像はしていたがやはり実際のプレイヤーから聞くと生々しいと貴利矢は思う 貴利矢「うわぁ……やっぱりデスゲームは過激になるのがお約束ってことかい……でも2人とも脱落しなかったんだな」 道長「ナーゴはタイクーンからブーストバックル譲られて逆転しているし、タイクーンは……」 神経衰弱ゲームの話をしようとして道長は一瞬言葉に詰まる 貴利矢「え?役立たずとペア組まされた挙句切り札盗まれた狸君はどうやって脱落逃れたんだよ?」 貴利矢はどうして神経衰弱ゲームで景和が脱落しなかったのか気になっていた 道長「……最初の組み合わせは俺とタイクーンだった、だが役立たずと組まされた仮面ライダーは交代券を使ってタイクーンと役立たずを組ませて、俺がそいつと組むことになった。更にそいつはタイクーンがブーストバックルを持ってることを危険視してブーストバックルを盗んで俺に渡してきやがった」 貴利矢は神経衰弱ゲームの顛末に聞き入っている 道長「だが俺はそいつが気に入らなくてムカついたからな……俺も交代券を使って組み合わせを戻してやった、ブーストバックルも俺が持ったまま、な」 それでその仮面ライダーは脱落したのだと言う 貴利矢「へぇ……」 先程様子を伺っていた中年の男はその時の仮面ライダーだろう、と貴利矢は内心勘づく 
- 24二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:31:04英寿「おい、バッファ、お前肝心なことを話していないだろうが」 そこに笑みを浮かべた英寿が現れる 貴利矢はまだ何かあるのかと興味を示す 貴利矢「えっ、スター様他にも何かあるの?」 英寿は頷く 英寿「バッファ、あの時お前はタイクーンがブーストバックルを取り戻せる様に救済措置を与えただろう、そうあれは……」 英寿が何を言おうとしているのか理解した道長は英寿を止めようとする 道長「やめろギーツ‼︎」 英寿「砂浜にお前はブーストバックルを埋めて、ビーチフラッグ改めビーチブーストをタイクーンとそいつにやらせたじゃないか」 道長がやったことを聞き、貴利矢は笑いながら言う 貴利矢「え?何でそうなるわけ?」 ますます貴利矢は神経衰弱ゲームの顛末に興味を示してしまう だから道長はビーチブーストの件は隠しておきたかったのだ 英寿「そいつが正々堂々戦うか見たかったらしいぞ?だが……」 ビーチブーストでブーストバックルを手にしたのは景和だった だがそのプレイヤーはあろうことか景和を投げ飛ばし、ブーストバックルを奪ったのだと言う そこで道長は『これでブーストバックルは自分たちのもの』と景和とそのプレイヤーに言いつつその裏で組み合わせを戻していたのだった 貴利矢「なるほどねぇ……そいつをうまくノせたわけね、ビーチブーストで」 道長「ビーチブーストをわざわざ言いたいだけだろお前‼︎」 
- 25二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:31:35貴利矢「そんじゃ恨みを持っている当時のプレイヤーがまたエントリーしているかもしれない訳ね……そのビーチブーストでノせられた奴とか」 案の定貴利矢はわざわざビーチブーストを交えて話す 道長「九条貴利矢君6歳には言われたくねぇよ……」 しかし貴利矢は全く気にする様子を見せずに立ち上がり、どこかに行こうとする 道長「おい、レーザーこんな時間にどこに行く気だよ?」 貴利矢はその言葉を聞くと笑い、左手で右腕を払い、小指と親指を突き出しながら胸をなぞり、左手を掲げるポーズを取る 貴利矢「爪可愛いだろ〜‼︎」 道長は自分の変身ポーズを真似され怒る 道長「やめろレーザー‼︎」 貴利矢「道長、さっきお前さ、自分がしたいことに手を貸してやるって言ったよな?早速したいことがあるからちょっくら出かけてくるわ」 貴利矢はそう言うとどこかに出かけて行く 英寿「あれ絶対碌なことにならないぞ」 道長「何であの時あんな事言ったんだ俺は……」 
- 26二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:32:24或人も夜の街を走り、デザロワプレイヤーを探していた 
 このままではお邪魔キャラの自分たちや祢音や冴と言ったデザグラプレイヤーも無事でいられない可能性が高いのだ
 或人「でもだからって……」
 デザロワプレイヤーの命を奪う、と言う行為は或人には到底できなかった 例えそれが悪意ある一般人だとしても…
 大我「おい、ゼロワン」
 すると丁度或人は大我と出くわす
 或人「大我さん‼︎大丈夫でした⁉︎」
 大我「見りゃわかんだろ」
 見た限り大我は怪我をしていない どうやら無事にやり過ごした様だ
 或人「大我さん、デザイアロワイヤルのプレイヤーだけど……」
 どうしたら彼らを無力化できるのか、或人は大我に相談してみる もしかしたら彼も分からないかもしれないが。
 しかし……
 大我「ああ、それなら簡単だ」
 大我はあっさりと言い放つ
 或人「えっ⁉︎大我さん知ってるの⁉︎」
 大我「ギーツとレーザーが言ってたが、変身前の状態の時、IDコアをぶっ潰せばそいつは二度と仮面ライダーになれなくなるんだと」
 大我から対策法を或人は教えてもらう
 大我「……ゼロワン、もしかしてだがデザグラ自体自分の願いを賭けての戦いだから、プレイヤー同士にいざこざがあってもおかしくないんじゃねぇか?」
 大我の指摘に或人はハッとする
 或人「まさか、祢音ちゃんや冴さんに恨みを持つプレイヤーがいるかもしれないってこと⁉︎」 大我は頷く
 大我「その可能性は否定できねぇだろうなぁ……」
 或人「じゃあ2人のところに行かなきゃ‼︎」
 或人と大我は祢音と冴を探しに行くのだった…
- 27二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:33:00夜の街、それは太陽の下を堂々と歩けない後ろ暗い者が堂々と歩ける場所 元違法カジノディーラー、小金屋森魚もまたその内の1人だった 
 彼は職場の売り上げ金を持って逃走したのだ
 それからは自分の所業が顔写真付きでニュースになってしまい、自分を探す職場関係の者や、警察から逃げ回る日々を過ごしていた
 そんな窮屈な彼の人生を変えるチャンスを白と黒のワンピースを着た女性が持ってきたのだ
 『おめでとうございます‼︎今日から貴方は仮面ライダーです‼︎』
 胡散臭いと思いながらもその女性が渡してきた黄色い箱を受け取り、彼は勝ち抜いたら願いが叶うデザイアグランプリに参加していた
 デザ神になれば、職場関係者や警察に怯える日々を過ごさなくてよくなる、これは千載一遇のチャンスだと森魚は思った
 元々ギャンブルに手を染めていたから尚更だ
 何とか一回戦、二回戦を乗り切ったが……三回戦の神経衰弱ゲームで風向きが変わった
 今までのスコアのせいで彼は組み合わせを決めるクジすら引かせてもらえず、運営スタッフだと言うものも言わないカボチャのような熊の様な仮面ライダーパンクジャックと組む羽目になってしまったのだった
 パンクジャックは自分の言うことを聞かず、自分はスコアを稼げなかった だが、もう一組連携が取れずスコアが入らないデュオがいた
 運営からデュオの組み合わせを変えるチケットを購入し、森魚は職業柄カードを見ないで当てられる能力を活かし、今までのデザイアグランプリでファイナリストとして残ってきた青年と組み直し、自分と同じく初参戦のお人好しの青年にパンクジャックを押し付けた
 更にそのお人好しの青年は切り札のブーストバックルを持っていたため、それを盗み出した
 これで自分は安泰だと思った
- 28二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:34:07しかし周りのプレイヤーから自身の素情を明かされた上、デュオを組み直した青年からはブーストバックルを盗んだことをバラされてしまう そこで元の持ち主だったお人好しの青年とブーストバックルを賭けてビーチフラッグならぬビーチブーストをする羽目になってしまった お人好しの青年がブーストバックルを取ったが森魚は諦めるわけには行かず、お人好しの青年を投げ飛ばしてブーストバックルを奪いとった これで今度こそ安泰だと思った だが……デュオを組み直した青年が自分と同じ様にデュオ交代券を使い、組み合わせを元に戻してしまったのだ しかもブーストバックルはその青年の手にある 結果は散々だった 結局パンクジャックと自分のデュオにはスコアは入らず、自分が脱落することになってしまったのだ 『お前ら覚えてろよ!次会ったら……容赦しねぇからな!!』と恨み節を残して そして…… また彼にチャンスが巡ってきた またあの時の様な黄色い箱が現れたのだ その中のピンクと黒の、羊の顔が描かれた円柱形の物体に触った瞬間、彼は全てを思い出したのだ 仮面ライダーメリーとしてデザイアグランプリに参加して嵌めるつもりが嵌められて脱落したことを そして彼は見つけてしまった 自分が脱落する原因となった青年を あの時よりも彼はどこか丸くなっていた だからこそ許せなかった 森魚「今度こそ…容赦しねぇからな‼︎」 貴利矢「どっかで見た顔だと思ったらニュースになってた違法カジノディーラーじゃないの……あいつ絶対道長に復讐する気だな……」 貴利矢はサングラスをかけて森魚を見ていた 自分が勝手に動いたせいで道長に怪我をさせてしまった 大切な親友の幸せを与えた患者に だからその償いはしないといけない、貴利矢はそう考える 
- 29二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:34:50貴利矢「とは言え、自分もあいつに見られてんだよなぁ……なら久しぶりにこれで行きますか」 『爆走バイク‼︎』 貴利矢「変身!」 『ガッシャットォ!』 『let's game』 『メッチャゲーム ムッチャゲーム ワッチャネーム⁉︎』 『I'm a 仮面ライダー』 レーザー(バイクゲーマーレベル1)「ノリノリで行っちゃうぜ〜!」 貴利矢はバイクゲーマーレベル1に変身する 森魚「しかしあいつ強いからな……他のプレイヤー集めねぇと……」 森魚が道長への仕返しを考えていた時だった レーザー「ヘイ‼︎あんたカジノディーラーの小金屋森魚だろ?」 森魚は突然呼び止められ、声の方を向く 森魚「な、何だお前⁉︎」 そこにいたのはバイクを模したゆるキャラの様な姿の仮面ライダーだった 森魚はその容姿に驚く レーザー「あんたデザイアロワイヤルのプレイヤーなんだろ?自分は見ての通りお邪魔キャラだよ‼︎」 レーザーは驚いている森魚に話しかける 森魚「お邪魔キャラ……確か倒したらデザ神に近づけるって言う…」 しかし森魚はレーザーの容姿から彼がお邪魔キャラとは即座に理解できなかった レーザー「あんた、デザ神になりたいのもあるけど、復讐したい相手がいるんじゃないの?」 自分の考えを当てられ、森魚は驚く 森魚「何で分かるんだよ⁉︎」 レーザー「何でだろうね?で、そいつが誰が当ててやろうか?あんたがデザイアグランプリに参加していた時痛い目に遭わせられた相手……吾妻道長だろ?」 森魚「⁉︎」 森魚は復讐したい相手までレーザーに当てられ更に驚く レーザー「そいつへの復讐手伝ってやろうか?それが終わったら自分は倒していいぜ、だからノってくんない?」 レーザーは森魚に協力することを告げる 
- 30二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:35:22レーザーから思わぬ事を言われ、森魚は上機嫌になる 森魚「え?マジかよ」 レーザー「うん、自分嘘つかないんで。今ならあいつ、デザロワで怪我してっからノるなら今だぜ?」 森魚は自分に与えられたバックルを見る。 神経衰弱ゲームの時同様小型バックルのチェーンアレイレイズバックルだ レーザーが言うように復讐相手が今負傷していて実力を出せないなら回復する前にこれで行くしかない 森魚「さっすが〜バイクちゃん‼︎じゃ、早速……」 レーザー「そうだな、ちゃちゃっとやっつけちゃおうぜ?」 森魚「あ、じゃあちょっと待って‼︎」 森魚はスマホでどこかの掲示板を開いていた そこには『デザロワ参加者の会』とタイトルが付いていた 森魚はそこに何か書き込みをしている レーザー「……」 レーザーはその隙にその場を離れる (しばらくして……) 森魚「おーい、バイクちゃん?」 レーザーがいなくなっている事に気づいた森魚はレーザーを探す レーザー「あ、ごめんごめん‼︎いやあ、お邪魔キャラもお邪魔キャラ同士で色々あってさ……」 レーザーは森魚に謝りつつ、お邪魔キャラとしての役割に疲れた様子を見せる 森魚「こっちも協力してくれる奴が3人集まってさ〜何かお邪魔キャラも大変なんだねぇ…」 レーザー「うん……だから早いとこお邪魔キャラ卒業したくてさぁ……」 レーザーは森魚に同情されるような物言いをする 森魚「よし、じゃあ早速バイクちゃんが教えてくれたあいつの居場所に行こうぜ‼︎」 そして2人は道中掲示板で集めたデザロワプレイヤーと合流し、目的地まで行くのだった 
- 31二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:36:39或人「くそっ、2人ともどこに……‼︎」 祢音と冴を或人と共に探している大我はスマホにメールが届いた事に気づく 大我「んだよ、こんな時に……あ?」 大我は最初文句を言っていたが、メールの内容を見ると無言になる 或人「大我さん?」 大我はメールを或人に見せる 貴利矢からのメールだ 大我「どうやら……デザロワのプレイヤー共の裏掲示板があるみてぇだな」 或人はまるでシンクネットのようだ、と思い、腹立たしさを覚える 大我はメールに記されたアドレスから裏掲示板にアクセスする 大我「なるほどな……」 大我は掲示板を読み進めて行くとその顔が怒りで歪む 或人は大我の様子を見て何かあったのか心配する 或人「大我さん?」 或人に話しかけられ、大我はスマホをしまう 大我「ナーゴとロポの居場所は分かった……行くぞ」 或人は大我の様子から掲示板の内容を聞いてはいけないと察し、大我の後を追う 大我(あんな内容よく思いつくな……ガキどもが……‼︎) そう、掲示板には祢音や冴について到底口に出せない様な事が書かれていたのだ 
- 32二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:37:38ナーゴ「ハァ!」 ロポ「フッ!」 「な、なんだよ!こいつら強え…!」 ナーゴとロポは迫りくるデザロワプレイヤー達を次々に彼らが死なないようにできる限り抑えて攻撃していた どうやらここにいるほとんどのプレイヤーはダパーンを除いてほぼ戦闘慣れしていないようであった だからデザロワプレイヤー達は基本的には撃退できた ナーゴ「次はあなただよ!」 そう言ってナーゴはビートアックスを持ってダパーンに斬りかかりに行く しかし… ダパーン「甘いんだよ!」 『REVOLVE ON』 ダパーン「くらいやがれ!」 ナーゴ「うわ!?」 ロポ「祢音ちゃん!?」 なんとダパーンはリボルブオンでナーゴのビートアックスを避けマグナムシューターで攻撃しダメージを与える それにロポも驚くが… 「どこ見てるんだよ!」 ロポ「くっ!数が多い!」 まだいるデザロワプレイヤー達の攻撃に苦戦してしまう 何せ相手は雑魚ではあるが近接武器を持ってる者以外にもアームドアローの射撃武器も持ってる者が多い、その上こちらもハズレ且つ潤と歩を守らなくてはいけないため徐々に追い詰められてしまってきていた 潤「姉ちゃん…!祢音ちゃん!くそ!俺がこんなのに参加しなければ…!」 歩「我那覇さん…!(私もなにか…!)」 そしてそんなロポやナーゴを見て潤は自分の行動を悔いていた そして歩も助かりたい気持ちこそあれどそれでもチームメイトの冴を見捨てるなんてことはできずどうすればいいか悩んでいた… 
- 33二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:38:15ナーゴ「冴さん!」 ダパーン「おい、どこ見てんだよ!」 『BULLET CHARGE』 ナーゴ「くっ…!」 ロポに気を取られていたナーゴだったが近くにいたダパーンがハンドガンモードにして放ったバレットチャージをすぐに避ける どうやらあのゾンビサバイバルで彼も色々と戦い方を学んだようであった ダパーン「そういえば相変わらず愛とか言ってくだらないことしてるのかよ」 ナーゴ「だから何…!」 突然ダパーンからの挑発にナーゴは睨みながら聞き返す ダパーン「いや、それならちょうどいいなって思ってさ」 ナーゴ「ちょうどいい…?」 ナーゴの疑問に仮面の下でニヤリとしながらダパーンは答える ダパーン「ここにいる奴らがお前に本当の愛ってやつ教えるってさ!」 ナーゴ「それって…どういう……まさか…!?」 ダパーンの答えにナーゴもわかった ここにいるデザロワプレイヤー達は…自分たちの体目当てで来ていたということに そしてその答えを聞いていたロポや(プレイヤー達に見向きもされなかった)歩も不快感を露わにする ロポ「何こいつら…!そんな理由で集まったの…!?」 潤「えっ?どういうこと?」 歩「うーん君にはまだ早い…ってそんなことより!いくらなんでも最低だよ!」 ナーゴ「奏斗君…!そこまで私のことが…!」 ダパーン「ああそうさ憎いね!というか俺以外の幸せに生きてる奴らすべてが憎い!だからこうして不幸にしてやるんだよ!お前らもっとやれ!」 ダパーンの憎しみはデザグラ時よりも更に悪どくなっていた、それにナーゴは更に心が締め付けられる痛みを感じた そんなダパーンは更にデザロワプレイヤー達にナーゴたちを傷めつけるように命令し、ナーゴとロポもそれを迎えうつ 
- 34二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:38:40
- 35二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:39:58このレスは削除されています 
- 36二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:40:20一方で… レーザーの案内で森魚や掲示板で集まった3人がとある河川敷に到着する そこにはゾンビフォームのバッファがいた バッファ「……」 レーザー「あいつでしょ?あんたが復讐したい奴って」 森魚はバッファを捉えるとオーバーリアクションで指をさして騒ぐ 森魚「そうだよ、あいつだよ‼︎」 そう言い、彼はデザイアドライバーを取り出す 『SET』 森魚その他「変身‼︎」 『ARMED CHAIN ARRAY』 『READY FIGHT』 森魚はかつて変身して戦った事のあるピンクの羊の仮面ライダーメリーとなる メリー「おい青年…!あのときは良くもだましてくれたよなぁ…!?」 メリーは巻き舌込みの恨み節を炸裂させる 一見胡散臭さを兼ね備えつつ、人の良さそうな顔をした彼の本性はこれだ バッファ「メリーか…!」 その時バッファの視界にレーザーレベル1が入る バッファ「……っ‼︎」 バッファは明らかにメリー達に怪我をした状態で囲まれてどうしよう、というような困惑した様子を見せず、何かをこらえている様だった レーザー(あいつ、仮面の下で自分のレベル1の姿が見て笑いやがった……‼︎) そう、バッファは初めて見るレーザーレベル1を見て思わず笑いそうになったのだった…… 2人は気を取り直す バッファ「雑魚が4人集まってどうする気だ?まとめてぶっ潰してやろうか、特にメリー、てめぇは気にいらねぇからな‼︎」 メリー「くそっ‼︎強がっていられるのも今のうちだからな‼︎」 レーザーがメリーを更に煽る レーザー「そうだ、あんな奴やっつけようぜ‼︎(道長の奴後で覚えとけよ…‼︎)」 
- 37二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:41:13怪我をしているとは言え、バッファはメリー始めとする4人のデザロワプレイヤーに優位に立ち回っていた 英寿はそれを橋の上から見ていた 英寿「バッファ……とりあえず今のところは大丈夫そうだが、あれがレベル1か……」 英寿もレーザーレベル1を見て思わず笑うのだった…… メリー「このっ‼︎」 メリーはレイズチェーンアレイを振り回してバッファに攻撃しようとするが、ゾンビブレイカーに鎖を巻き取られてしまい、不発に終わる バッファ「ハァッ‼︎」 バッファがゾンビブレイカーを思い切り後ろに振り上げる メリー「え⁉︎ちょ、ちょっと⁉︎」 メリーの体は宙を舞い、数メートル先の河川敷のコンクリートに叩きつけられる メリー「いきなりこれかよ……‼︎」 「……っ‼︎行くぞ‼︎」 向かってくる他のデザロワプレイヤーをバッファはバーサクローで思い切り殴りつける 「がっ……‼︎」 バッファ「……っ」 殴りつけた衝撃が手の傷に響き、バッファは一瞬怯む 「今だっ‼︎」 別のデザロワプレイヤーがその隙をついてバッファに襲いかかるが、何故か銃撃銃撃がデザロワプレイヤーを襲う 「な、何やってんだよ‼︎お前味方だろ⁉︎」 
- 38二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:42:09レーザー「あ、ごめんごめん‼︎自分遠距離攻撃下手で……」 レーザーはわざとらしくデザロワプレイヤーに平謝りする その間に残り1人のデザロワプレイヤーはバッファに頭突きされ、吹っ飛ばされる レーザー「ちょっと‼︎あんた掲示板で仲間集めたんでしょ⁉︎精鋭揃いかと思いきや違うじゃん‼︎」 レーザーはコンクリートに叩きつけられて倒れているメリー向かって叫ぶ メリー「ふざけんな‼︎今日だぞ⁉︎デザロワ始まったのは‼︎」 レーザー「じゃあ何であんな掲示板がもうあんだよ‼︎」 「暴れるついでにしたいこととかこいつみたいな強い奴を倒すために利用してんだよ‼︎」 「誰が作ったのかなんて知らねぇよ‼︎」 頭突きを喰らって気絶しているデザロワプレイヤー以外も聞いてもいないのに情報をペラペラと漏らす レーザー「……こいつらはまともな情報持ってねぇな」 レーザーは聞こえない様に呟く バッファ「……」 メリーは立ち上がると再度レイズチェーンアレイを振り回してバッファの背後から襲いかかる メリー「食らえっ‼︎」 バッファ「……っ‼︎」 バッファはバーサクローで受け止めるが、また手の傷に響きまた怯んでしまう メリー「どうやら怪我してそれが響いているのは確かな様だなぁ、青年‼︎」 メリーは勝利を確信したのか、レイズチェーンアレイでまたバッファに襲いかかる しかし… メリー「うわっ⁉︎」 レーザーの銃撃がメリーに全てヒットしてしまう 更にレーザーは他のデザロワプレイヤーにも銃撃を正確に命中させて行く メリー「ちょっと‼︎どういうつもりだよバイクちゃん‼︎」 メリーがレーザーに文句を言った瞬間だった レーザー「あーはいはい、もうあんたらの味方は終わり‼︎」 
- 39二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:42:41メリー「はあ⁉︎どういう意味だよ‼︎お前‼︎」 
 レーザーの言動にメリー達はどよめく
 レーザー「あんたの味方をしてあいつへの復讐手伝うって話でしょ?あれ嘘だから。神経衰弱ゲームの話聞いてあんたは道長に復讐しに来ると思ったから先手を打たせてもらいつつ、デザロワの情報収集しようと思ったらとんだハズレだったよ」
 レーザーの突然のカミングアウトにメリーは狼狽える
 メリー「えっ⁉︎な、何で……」
 レーザー「何で知ってんのかって?ははは……これでトドメだ」
 レーザーは一通り笑うと変身解除する
 貴利矢「あれ?ノせられちゃった?」
 メリーはその正体に驚愕する
 メリー「お、お前あの時あいつと一緒にいた奴じゃねぇか‼︎」
 貴利矢「あら、覚えててくれたの?全く嬉しくないけど。」
 貴利矢の姿を見てメリーは確信する
 メリー「最初からお前らグルだったのかよ‼︎」
 貴利矢「あら、ひどいね、自分誰かと違って有利になる様にペア交代したり切り札のアイテム盗んだりしてないから……後ビーチブーストも」
 貴利矢はわざと神経衰弱ゲームでの森魚の行ったことを例に挙げて言う
 最後にもちろんビーチブーストに触れるのは忘れない
 バッファ(レーザーの奴まだ言うか‼︎)
 メリー「うるせぇ‼︎お前には関係ねぇだろうが‼︎」
 神経衰弱ゲームの時同様嵌められたメリーは激昂する。
 特に今回悪質なのは貴利矢がレベル1のゆるキャラのような姿を逆手に取り、仮にお邪魔キャラだとしても支障は出ないと判断させた所だ
 貴利矢「まあ、あいつにとってのお邪魔キャラ卒業したいのは嘘じゃないけど」
 貴利矢はそう言いながらドラゴナイトハンターZガシャットを構え、ゲーマドライバーにセットする
 貴利矢「五速…変身‼︎」
 『ドラゴナイト~!ドラゴ~!ナイト~!ハーンター!』
 『アガッチャ!ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナ~イト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!レーザー!』
 貴利矢はハンターバイクゲーマーレベル5に変身する 右腕にドラゴナイトブレード、左腕にドラゴナイトガンのが装備されており、さらに両足にドラゴナイトクローが装備されている
 レーザー「さあ、ノリノリで行っちゃうぜ‼︎爪可愛いだろ〜‼︎」
 バッファ「あれそう言う意味かよ……」
- 40123/05/21(日) 10:43:32SSのサルベージ終わりました 
 書き手の皆様、そしてSSを楽しみにしている皆様。これからよろしくお願いします
- 41二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:54:08スレ立て乙です 
 スレを楽しみにしてくださる方へ
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- 42二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 11:17:05レーザー(レベル5)「ああ、あともう一つ」 レーザーがレベル5に変身した姿を見て驚いたり身構えたりしているメリー達にレーザーはあることを告げる メリー「な、何だよ……」 レーザー「お邪魔キャラはお邪魔キャラ同士で大変だっつったろ?あれは本当。あんたが見せてくれた掲示板…お邪魔キャラ仲間に急いで拡散したから大変だったぜ?」 そう、レーザーは森魚がデザロワ参加者を掲示板で募っている間に変身解除してCRの仲間やゼロワンライダー達に連絡して、また怪しまれないように変身していたのだ メリー「またかよ‼︎」 神経衰弱ゲームの時自分の預かり知らぬところで道長がデュオを元に戻したように、貴利矢も自分の預かり知らぬところで自分たちの情報源をリークしていたのだ バッファ「レーザー、話しすぎだ」 レーザー「ま、いいでしょ。どうせこいつらは仮面ライダーとしては終わるんだからさ‼︎」 レーザーはそう言うとメリー達に攻撃を仕掛ける 一方その頃…… 黎斗「フッ……九条貴利矢、神の私にかかればこんな裏サイトを作成した奴などすぐ分かるぞ」 貴利矢からデザロワプレイヤー専用の裏サイトの存在を知らされ、彼は裏サイトを作成した人物を速攻で特定していた どうやら黎斗は貴利矢からの挑戦状だと勘違いしているようだが… ポッピー「で、誰がそんな裏サイトを作ったの?」 黎斗は得意げに答える 黎斗「荒島蓮……衛生省の役人だ」 ※荒島蓮については後でテレグラで設定等説明させて頂きます‼︎とりあえず言えるのはアークグランプリの参加者ということです 
- 43二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 12:51:47メリー「どういう意味だよ⁉︎」 メリーはレイズチェーンアレイを振り回してレーザーに襲い掛かろうとする。 トゲ付きの超重量鉄球がレーザーに迫る しかし… レーザー「はい、一丁上がりっと!」 メリー「え、ええっ⁉︎」 レーザーはドラゴナイトブレードでレイズチェーンアレイの鎖を一刀両断してしまったのだ 鉄球は鈍い音を立てて地面に衝突する 「こ、この野郎‼︎よくも騙しやがったな‼︎」 「お邪魔キャラに変わりはねぇ‼︎」 「3人がかりなら……っ‼︎」 他のデザロワプレイヤー達がレーザーやバッファに襲いかかる しかし付け焼き刃で組んだパーティのため、連携は全く取れておらず、互いが互いの足を引っ張る始末だ バッファ「そのハズレバックルも使えねぇのかよ‼︎」 近くに川あるだろうが、とバッファは内心突っ込んでいた ウォーターレイズバックルを使用し、レイズウォーターから水鉄砲を繰り出すプレイヤーにバッファはリボルブオンにて下半身がゾンビフォームとなった状態で蹴り飛ばし、更にレイズウォーターをパーサークローで踏み、毒で融解してしまう レーザー「爪可愛いじゃん‼︎」 バッファ「だからしつこいんだよ‼︎」 バッファに軽口を叩きながらレーザーもシールドレイズバックルを使用するプレイヤーのレイズシールドに銃撃を耐えられてしまうも、シールドで攻撃を防御することに集中しているためガラ空きな脇腹に蹴りをお見舞いする 「うわっ‼︎痛ぇ⁉︎」 レーザーに蹴られたことでドラゴナイトクローが突き刺さり悲鳴をあげる 残り1人のデザロワプレイヤー(バッファに頭突きされて気絶していた奴)はアローレイズバックルを使用しており、2人が森魚達他のプレイヤーと戦っている隙にレイズアローで矢を放とうとする 「ここからなら……」 しかし…… レーザー「ほらよ‼︎お仲間のアイテムだぜ‼︎大事に使いな‼︎」 チェーンが切れたレイズチェーンアレイをサッカーボールよろしくレーザーは蹴り飛ばし、彼の頭部に命中させる 「ぐわっ⁉︎」 再度彼は頭部に攻撃をくらい、倒れてしまう 
- 44二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 13:11:16一方、メリーはバッファにパーサークローが装備された足で踏みつけられていた メリー「わ、悪かった‼︎俺が悪かったから許してくれよ‼︎」 不利を悟ったメリーはバッファに命乞いをする バッファ「……お前は変わらないな、メリー」 バッファはそう言いながら踏みつけるのをやめる メリーは何とか起き上がり、何と自分で集めておきながら一応仲間のプレイヤーを見捨て逃げようとする バッファ「そういう他人を引きずり落としたり見捨てるところがな‼︎」 バッファはゾンビストライクを発動し、右足のバーサークローから後ろ回し蹴りでエネルギー弾を発射し、メリーに命中させる メリー「うわぁーっ‼︎」 メリーはそれが決め手となり変身解除してしまう レーザーはその様子を見て、残り3人に対して自分もキメワザを発動しようとする レーザー「さて、あんたらのボスも戦闘不能になったことだし……」 レーザーはドラゴナイトクリティカルストライクを回転しながら発動し、両腕の武装からエネルギー刃を飛ばし、3人に確実に命中させる そして3人も変身解除してしまったのだった… 
- 45二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 13:13:55レーザー「さて……これで全部だな」 バッファ「ああ」 2人は森魚達4人のIDコアを奪って集める 森魚「ま、待てよ‼︎また記憶を失うのかよ⁉︎冗談きついだろ‼︎」 森魚は倒れたまままだ命乞いをしていた レーザー「いや、あんたはいい加減お縄についた方がいいぜ?しかし、あの掲示板、とんでもない奴らばかりじゃないの……」 レーザーがそう言うと、バッファは容赦なく4人のIDコアを踏みつけ破壊する 森魚「嫌だーっ‼︎」 青いノイズに包まれ、森魚達4人は脱落して消滅するのだった…… レーザー「……」 レーザーはその様子を黙ってみている あの時道長が親友と同じ言葉を言わなかったら、と考える。 レーザー「やっぱり、自分はあの時やらなくてよかったよ」 レーザーはそう呟く バッファ「……そうか、だが俺は自分の身くらい守れるからな」 
- 46二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 14:08:10
- 47二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 15:00:04バルキリー「ベロバ‼︎逃すかッ‼︎」 バルキリーは突入するなり蜂の巣状のウェポンベイから蜂型ミサイルのヘクスベスパを打ち出し変身していないベロバに命中させる。 ベロバ「……っ‼︎バルキリー‼︎」 ベロバは逃げようとしていたがヘクスベスパで身体が痺れ動けなくなってしまう バルキリー「ソルド20‼︎」 バルキリーはベロバをダイアウルフに任せ、ソルド20の元へ駆け寄る ベロバ「ちょっと‼︎何すんのよ‼︎」 体が痺れて動けないところにダイアウルフに拘束され、ベロバは苦痛を顔に出しながら喚いている ダイアウルフ「黙れ……‼︎よくも俺たちの大切な仲間を傷つけたな‼︎」 ベロバ「機械のくせに……っ‼︎」 ベロバはダイアウルフに毒を吐き悪あがきを続けるしかなかった ソルド20「申し訳ありません、隊長……私が独断で単独行動をしてしまいソルド達や隊長に迷惑をかけてしまいました……」 ソルド20はしゅんとした様子でバルキリーに謝る バルキリー「本当に…‼︎何でそんなことをした⁉︎行動をする前に相談しろっ‼︎」 バルキリーは当然ソルド20に怒る やっと自分の行動に対して予測通りの反応が返ってきた、とソルド20は思い、ある意味安心する さっきから自分が悪いのに感謝されたり謝られたりと困惑することばかりだからだ。 しかし、バルキリーはソルド20をぎゅっと抱きしめる ソルド20「隊長……?」 バルキリー「だが……‼︎お前が無事でよかった……っ‼︎」 バルキリーはソルド20が無事なことを喜び、泣きそうな声でソルド20に声をかける 今度は喜ばれた、とソルド20は困惑する ソルド20「……隊長も桜井景和も、鏡飛彩も、私が迷惑をかけてしまったのに何故感謝したり、謝ったり、喜んだり……まだまだラーニングしないといけない事ばかりですね……」 ソルド20はそう呟く様に言う。 バルキリー「ああ、そうだな……‼︎」 ダイアウルフ「……」 
- 48二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 15:32:34一方、バルカンはケケラと対峙していた バルカン「見つけたぞカエル野郎…!てめぇをぶっ潰す!」 バルカンはケケラに向かって怒りをぶつける それは、一般人をゲーム病に感染させ、ソルド20を傷つけ、唯阿を傷つけた彼のその悪意に満ちた行いと、そんな彼を見逃した自分自身への怒りだ バルカン「鏡……お前が何と言おうと俺はこいつを許さねぇ‼︎」 事前に2人はケケラをどうするかは彼を見て決めようと話していた。 だがバルカンが出した結論は一つだ 例えブレイブ、そしてケケラがサポーターを務めるタイクーンが何と言おうと自分はこいつをぶっ潰す、と。 しかし…… ブレイブ「安心しろ不破諫、景和はこいつとの関係を切ると明言した」 バルカン「……そうかよ」 ブレイブの言葉を聞き、バルカンは短く返す 既にケケラを排除するという結論が出ていたのだから タイクーン「……飛彩さん、不破さん……お願いします」 タイクーンは覚悟を決めて2人に声をかける ケケラ「おい、桜井景和‼︎何いってやがる⁉︎俺はお前が本当の仮面ライダーになるように試練を与えてや……」 その瞬間、ケケラのネックレスが切れて地面に無機質な音を立てて落ちる バルカン「何が試練だ……んなもんてめぇで見つけててめぇのルールでぶっ潰すもんだ‼︎」 バルカンはケケラが話している途中思わずショットライザーを彼に向けて撃っていた タイクーン「……‼︎」 バルカン「おい、桜井‼︎お前は今世界平和っつーでかすぎる試練にぶつかってんだろ⁉︎だったら……こんな奴のルールなんか俺たちがぶっ潰してやるからお前のルールで叶えてみせやがれ‼︎」 バルカンはそう吠える ケケラ「鏡飛彩……っ‼︎お前よくもこんな奴を……不破諫を呼びやがったな⁉︎」 ケケラはバルカンの気迫に押されるもブレイブに向かって呪詛を吐く それは既に悪あがきでしかなかった 
- 49二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 15:57:16しかしデザロワプレイヤー達は絶えず現れナーゴとロポはその対応に疲れを見せ始めてくる ロポ「ハァ…ハァ…、こいつらどんだけいるのよ…!危ない!」 歩「え…!」 ロポが恨みごとを言ってるときだった、複数のデザロワプレイヤーが潤と歩を狙ってレイズアローで撃ってきたのだ とっさのことで潤は対応できず、歩はせめて潤に被害がいかないように潤を庇うように覆う そのとき、 ロポ「くっ……ああ!」 歩「が、我那覇さん!?」 潤「ね、姉ちゃん!」 なんとロポが二人の前に盾のなったのだ そして今までの戦闘の疲れも受けてしまい変身が解除されてしまう ナーゴ「冴さん!」 ダパーン「よそ見すんなよ!」 『CHARGE』 『 TACTICAL SHOOT』 ナーゴ「しま…うわぁ!?」 冴が変身解除されるのを見てしまったナーゴもダパーンのタクティカルシュートを受けてしまい変身解除されてしまう ダパーン「知り合いが攻撃されたら庇ったり動揺して、セレブ様達は甘いなぁ!」 冴「くっ…!あんた…!」 ダパーンのセリフからどうやら歩達を狙ったのは作戦だったようだ このことに冴はダパーンをにらみつけるが彼は意を返さなかった 「だけどそのおかげでこうして二人をやれるんだから感謝してやるよ」 「ああ、ということであとは好きにしていいんだよな?」 ダパーン「もちろん」 ダパーンがそう言うとデザロワプレイヤー達は倒れている祢音と冴に近づく 
- 50二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 15:57:52祢音「や、やめて…!来ないで…!」 冴「来るなよ…!」 「へへ、反抗的な目だなぁ?それがいつまで持つか観物だな」 祢音と冴は抵抗しようとするがダメージのせいでうまく力が入らずにいた そんな二人にデザロワプレイヤー達はさらに興奮してくる 潤「くそ…!姉ちゃん達に酷いことするな!」 「おっと、うるせえガキだな」 潤「うわ!?は、離せよ!」 歩「潤君!」 「お前もうるせえんだよ!このモブが!」 歩「キャッ!」 冴達を助けようとした潤を捕まえ、潤を助けようとした歩もデザロワプレイヤーに叩かれてしまう もうどうすることもできない、誰もが思ったその時 ケイロウ「君達!やめなさい!」 「あ?なんだこいつ?」 祢音「えっ…、い、一徹さん…!?」 病院から抜け出していた一徹が変身したケイロウがこの場へと来るのであった 
- 51二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 16:04:52ブレイブ「貴様が自分勝手な理由で笑うなど許される行為ではないからな」 ブレイブはガシャコンソードを構えてケケラに言い放つ ブレイブ「……自分自身が良ければ他人を平気で傷つけるような奴は存在自体がいらん‼︎貴様は切除する‼︎」 バルカン「ああ…じゃあカエル狩りと行こうか……‼︎」 ブレイブとバルカンはケケラと対峙する ブレイブ「これより、ケケラ切除を開始する‼︎」 2人の仮面ライダーに迫られ、ケケラは撤退を考えたがショットライザーを構えているバルカンにガシャコンソードを構えたブレイブを見てそれは不可能だ、と理解した ケケラ「てめぇら……‼︎俺の邪魔をすんじゃねぇ‼︎」 バルカン「邪魔なのはてめぇ自体だろ‼︎」 ケケラ「うるせぇ‼︎過去の時代の奴が偉そうに言うんじゃねぇ‼︎」 すかさずバルカンに突っ込まれ、ケケラはヤケになり変身する 『KEKERA SET』 ケケラ「変身‼︎」 『LASER ON』 『KEKERA LOADING』 『READY FIGHT』 バルカン「何だよてめぇ、そのふざけた姿はよ……それで仮面ライダーだって言うのか?」 バルカンは変身した歪なカエルの様な姿のケケラに向かって言う その歪さは彼の心を反映させている様だ ブレイブ「……余計なことは考えるな、あれは癌みたいなものだ」 ケケラ「てめぇら……‼︎」 バルカンとブレイブの物言いにケケラは更に激昂する しかし彼が怒りを抱くことは自分で自分の首を絞めているようなものだと理性を失いつつあるケケラは失念していた。 何故なら、仮面ライダーケケラは自身の楽しい感情によりパワーが変動するからである。 
- 52二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 17:13:40ケケラと対峙し、ブレイブはある事を考えていた それはここでケケラを倒したとして、彼からサポーターの権限を剥奪できるか、と言うこと カエル狩りには単にケケラを倒すだけではなく、彼を景和のサポーターではない存在にすることも目的になっていた ブレイブ(……監察医はリプログラミングで吾妻道長のIDコアを復元して情報を白紙に戻してベロバをサポーターの座から引きずり下ろした、だがそれは吾妻道長のIDコアが破損していたから出来たことだ。景和のIDコアは別に破損していない……) ブレイブが考えごとをしていると、バルカンが声をかける バルカン「余計なこと考えるなっつった傍からお前が考え事してどーすんだよ、とにかく今はあいつをぶっ潰す‼︎ ……その後俺のルールでどうにかしてやるよ‼︎」 バルカンはそう言うと、ケケラが口に備えているケケラタンから発射された火炎放射をベアーのライダモデルの力を使い、冷気を込めたパンチで掻き消す ブレイブ「……ああ、そうだな‼︎」 バルカンの自分のルールを貫く、と言うある意味自由奔放な発言を聞き、ブレイブもケケラに向かい、攻撃を開始する。 ケケラ「クソがっ‼︎」 ケケラは今度は粘着弾を放つ ソルド20を行動不能にした技だ ブレイブ「……」 向かってくる粘着弾をブレイブは瞬間移動の魔法で避け、ガシャコンソードの氷剣モードの能力で粘着弾を凍結させる ケケラ「なっ……⁉︎」 ケケラは火炎放射も粘着弾も不発に終わり驚きを隠せない バルカン「ウオオオオッ‼︎」 その凍結された粘着弾をバルカンは思い切り蹴り上げ、廃工場の天井を突き破るくらい上空に飛ばす ケケラ「何したいんだか分からねぇなぁ‼︎」 ケケラが笑い、再び火炎放射を繰り出そうとした瞬間だった ケケラ「ぐぇっ……‼︎」 ブレイブが召喚した無数の剣がケケラに襲いかかる まさにカエルの様な悲鳴をあげ、ケケラは身動きが取れなくなる そして、そんなケケラの頭部に、先程ブレイブが凍結させ、バルカンが高く蹴り上げた粘着弾が重力で加速して激突する ケケラ「……っ」 相当痛かったらしく、ケケラは声すら出せないくらいに悶絶する 
- 53二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 18:44:14突然のケイロウの登場にダパーンやデザロワプレイヤー達はもちろんのこと祢音や彼を知らない冴も驚いてしまう 祢音「ど、どうして…!?」 冴「もしかしてあの人も…?」 祢音「うん 丹波一徹さんというおじいちゃんなんだけど…あの人も参加させられてたなんて…」 祢音はまたもやここで知り合いと出会うことになるとは思わず驚嘆していた 一方で突然登場したケイロウにダパーンとデザロワプレイヤー達は苛ついていた 「なんだよこのジジイ、いきなりシャシャリ出てきやがって」 ダパーン「誰だが知らないけどあんた俺達の邪魔すんの?」 ダパーンはマグナムシューターをケイロウに向けて聞く ケイロウは震えながらもそれに答える ケイロウ「そ、そうだ!君達がこの子達を傷つけるのならわ、私が相手だ!」 ダパーン「へぇ…、虚勢だけは立派だな。まぁいいや。やれ」 ダパーンに言われたデザロワプレイヤー達は歩や潤を捕まえていた者も含めてケイロウをリンチにしに行く ケイロウも立ち向かおうとするが元々の非力さに加え傷つけたくないからか一方的に殴られてしまっていた 「なんだよこいつ!口ほどにもないな!」 「弱いくせにシャシャリ出てきやがってよ!」 ケイロウ「ぐっ…!うっ…!」 祢音「い、一徹さん…!」 祢音はケイロウを助けに行こうとするがダメージのせいで立ち上がられない 「おら!これで終わりだ!」 ケイロウ「ぐわ…!」 そしてデザロワプレイヤー達にケイロウは歩達のもとまで殴り飛ばされてしまい変身も解除されてしまう 一徹「う、うう…」 歩「お、おじいちゃんだったの!?いやそれよりもだ、大丈夫ですか!?」 一徹「あ、ああ…大丈夫だよ…」 潤「どう見ても大丈夫じゃなさそうだけど…!?」 歩達は一徹の心配をする中またデザロワプレイヤー達は祢音達のもとまで行こうとする それを一徹は怪我した体で彼らを止めようとする 
- 54二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 18:45:14一徹「ま、待ちなさい…!」 歩「おじいちゃん!だめだよ無茶しちゃ!」 歩は一徹を止めようとするが一徹はそれに笑顔でお礼を言う 一徹「心配してくれてありがとう…、だけどなぁ…、私は未来ある君達若者が傷つくのは見たくないんだよ…」 そう言って彼は立ち上がりまたケイロウに変身する 「あ?何だジジイ?まだ邪魔すんのか、よ!」 ケイロウ「ぐっ…!」 彼らの愚行を止めようと必死にケイロウは殴られ続ける 潤「や、やめろぉ!」 そんなケイロウを見て潤も彼を助けるためにプレイヤーに殴りかかろうとするが当然ながらダメージはない 「うぜえんだよ!」 「うわ!」 冴「潤!この…!」 「ははは!人類最速が怒ってやがる!これは傑作だ!」 それにウザいと思ったプレイヤーは潤を軽く小突く。それに冴は怒るがダメージのせいでうまく体が動かない、それにプレイヤー達は嘲笑う。 歩はもうどうすればいいかわからなくなっていた。チームメイトやおじいちゃんを助けたいのな体が動かない 逃げたい、けど助けたい そんな気持ちが渦巻く そして… 歩「お願い…誰か…誰か…誰かここにいる人達を助けて!」 気づいたら助けを求めていた。誰に届くかわからない助けを それをダパーンが笑う ダパーン「はは!なんだよここで神頼みか?残念、そんな人生うまく行くはず」 「てめぇは黙ってろ」 ダパーン「あ?なん…ぐは!?」 その瞬間ダパーンは銃撃を食らう 
- 55二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 18:45:36
- 56二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 19:10:21悶絶しているケケラ目掛け、バルカンとブレイブは猛攻を仕掛ける ライダモデルの能力を活用した格闘戦やショットライザーによるバルカンの攻撃 そして、ガシャコンソードや魔法によるブレイブの攻撃 ケケラには確実にダメージが蓄積されていく しかし… バルキリー「何であいつまだ余裕そうなんだ……?」 猛攻に耐えているケケラからは余裕が感じられる バルキリー「……」 バルキリーはあることを考える タイクーン「これは俺がやらなきゃいけないことなのに飛彩さんや不破さんに代わりにやってもらうなんて……‼︎」 タイクーンも加勢しようとする まだブレイブとの共鳴は続いている どこか違和感はあるのだが… バルキリー「待て、桜井君」 バルキリーは加勢しようとするタイクーンを止める ケケラ「はっ……中々やるじゃねぇか……‼︎」 ケケラは猛攻に晒されながら漸く口を開く しかしその言葉からは悔しさや焦りは感じられない バルカン「まだんなこと言えんのか、てめぇ⁉︎」 バルカンはコングのパワーを宿した右腕でケケラの横っ面を殴り飛ばす ケケラは苦痛に満ちた声を漏らす ブレイブもケケラの異変に気づいていた ブレイブ(こいつ……そんな余裕ぶっている場合じゃないが……まだ見せてない手の内があると言うことか?) ブレイブはバルカンに続き、タドルクリティカルストライクをケケラに食らわせる 羽が舞い散る バルカン「おい、鏡お前今桜井と共鳴ってやつ使ってんだろ?前みてぇな攻撃力が増してる感じがあまりしねぇぞ?」 バルカンも違和感に気づきブレイブに問いかける 
- 57二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 19:41:45ブレイブはバルカンの指摘に驚きつつ答える ブレイブ「ああ……俺が気づいたことだと以前の様な能力の増幅が長続きしないし、相手の能力を使うのも一回が限度なようだ」 先程タイクーンはブレイブの能力を使ってバグスターウィルスを持ったジャマトを一掃している あれ以降お互いの能力が使えない 決まった相手でこんなに制限がかかってしまうのはかなりの痛手だ とは言えケケラ自体はそのスペックから共鳴を使わずとも勝てる相手ではあるのだが バルカン「……マジかよ、あっ」 バルカンは更に気づき、声を上げる ブレイブ「どうした?」 バルカン「あの婆さんは銃変身しても使ってたが、あのカエル野郎はあの銃どうしたんだ?あんな体だから使えねぇのか?」 ブレイブ「‼︎」 バルカンの指摘でブレイブはケケラが隠している手の内に気づく そう、レーザーレイズライザーだ ベロバが使えてケケラが使えない、ということはないだろう しかしケケラはレーザーレイズライザーを持っている様子はない その時だった 突如異空間から出現したレーザーレイズライザーが2人を狙って銃撃を繰り出す 
- 58二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 19:46:42英寿と永夢を除くと 
 景和-飛彩-不破さん
 祢音ちゃん-大我-或人
 道長-貴利矢-唯阿
 が主な関係になるのね
- 59二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 19:58:40ケケラ「ハッ‼︎俺が何も考えてないと思ったのかよ‼︎」 ケケラがそう叫んだ瞬間、遠隔操作されたレーザーレイズライザーは銃撃を2人目掛けて放つ ブレイブは翼で飛び、咄嗟に避ける 一方バルカンはチーターのライダモデルの力で高速移動し、こちらも避ける 遠隔操作されていたレーザーレイズライザーは見当たらない バルカン「隠してやがったな⁉︎」 ブレイブ「……未来人のデザイン能力、か」 何とか避けた2人にケケラは勝ち誇ったように言う ケケラ「だから、過去の時代の奴らが勝てると思うなってことだよ‼︎」 レイズライザーベルトにはレーザーレイズライザーとの仮想世界を介した、プライベートネットワークを構築して遠隔操作する機能がある だからケケラは異空間にレーザーレイズライザーを隠して2人を騙し討ちするつもりだったのだ ケケラ「さあ、次はどこから来るだろうなぁ…?」 ケケラは漸く楽しさを取り戻したのか、明るい声で言う 
- 60二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 20:29:25バルキリー「……それはどうかな?」 離れた場所から様子を見ていたバルキリーは静かに言い放つ バルカン「刃……?」 バルキリー「不破も、鏡先生も……私の方がベロバと長く戦ってきたのは忘れてないか?」 バルキリーは仮面の下で不敵に笑う ケケラ「はあ?何が言いてぇんだよ?」 ケケラがそう言った瞬間、2人の背後からレーザーレイズライザーが出現し、再度銃撃をしようとした瞬間だった 蜂型のミサイルがケケラのレーザーレイズライザーに命中し、レーザーレイズライザーを撃ち落とす ケケラ「何⁉︎」 バルキリー「つまり、未来人の手口は私の方が把握していると言うことだ‼︎」 先程のケケラの様子からバルキリーもレーザーレイズライザーのことに違和感を覚えていた だから先程遠隔操作されたレーザーレイズライザーが現れたタイミングを狙ってバルキリーはヘクスベスパを打ち出すしていた。 バルキリーはそれを制御し、次にレーザーレイズライザーが現れるタイミングで命中させ、レーザーレイズライザーの遠隔操作を中断させることを狙っていたのだ バルカン「刃……‼︎やるじゃねぇか‼︎」 ブレイブ「刃唯阿、サンキューだ‼︎」 ケケラは隠していた手の内を封じられ、また楽しさが消えてしまう ケケラ「チッ‼︎余計なことしやがって‼︎」 バルキリー「お生憎様だが、私はテクノロジーには詳しいつもりだ」 バルキリーは不敵にケケラに向かって言う 
- 61二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 21:03:50バルキリー「私のことを忘れていたんだろう、だがお前は忘れちゃいけない存在を忘れてないかな?」 バルキリーは続けてケケラに言う ケケラ「……あ?」 ケケラがバルキリーの言葉に疑問符を浮かべた瞬間、ケケラの頭上の天井が歪む 『NINJA STRIKE』 タイクーン「はあああっ‼︎」 ニンジャストライクを発動したタイクーンが全身に風を纏い、ケケラの頭に体当たりを喰らわせる ケケラ「なっ……⁉︎桜井景和⁉︎」 タイクーン「あんたとは俺も戦わないとダメなんだ‼︎……あんた自身が今の俺にとっての試練……敵だから‼︎」 光学迷彩で工場の天井に隠れていたタイクーンから不意打ちを食らいケケラは焦る 先程バルキリーがケケラのレーザーレイズライザーを封じる作戦を立てた時、タイクーンにはレーザーレイズライザーを封じた瞬間にケケラを攻撃するようバルキリーは指示したのだ ブレイブ「あんなにサポーターであることを誇りに思っていた貴様が景和を忘れるとはな‼︎」 バルカン「とんだ間抜けだな‼︎」 2人はケケラにトドメを刺すべく必殺技を繰り出そうとする 『オール!ランペイジ! 』 バルカンはランペイジガトリングプログライズキーのマガジンを4回回し、ランペイジオールブラストを発動する。 左背面部の翼をアンカーとして地面に突き刺し、反動を抑えつつ、10種すべてのライダモデルの力を集結させたウルフ型のライダモデルを発射する。 そしてライダモデルが変化した虹色に輝く銃弾がケケラに迫る 一方ブレイブはタドルクリティカルスラッシュを発動し、 翼で飛び上がりガシャコンソードから伸びた巨大な光の刃でケケラに斬りかかる バルカン「今度こそぶっ潰してやる‼︎カエル野郎‼︎」 ブレイブ「今度こそ貴様を完全に切除する‼︎」 ケケラはバルカンが発射した銃弾を喰らい、ブレイブの巨大な光の刃で斬られ爆発が起こる ケケラ「ぐわあああああっ‼︎」 ケケラは爆発の中断末魔をあげ、変身解除してしまう 
- 62二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 21:36:15ケケラはバルカンとブレイブの必殺技を喰らい、変身解除して工場の床に転がっていた ケケラ「ちくしょう……っ‼︎」 まさか過去の時代の人間に遅れを取るとは、と彼は苛立つ その様子を変身解除した景和、飛彩、諫、唯阿の4人は見下ろしていた 諫「ざまあねぇなカエル野郎、てめぇのルール他人に押し付けて高みの見物してるからこうなんだよ」 飛彩「さて、景和から言質は取ったからな、貴様をサポーターの座から引き摺り下ろす、ベロバのようにな」 唯阿「よくも貴様もベロバも私たちの仲間を傷つけてくれたな?絶対に許さないぞ‼︎」 景和「……あんたとはここでさよならだね」 4人は口々にケケラに対し思いをぶつける 諫は落ちていたケケラのレーザーレイズライザーを拾う 諫「鏡、こいつをどうにかすりゃいいんだろ?」 諫は拾ったレーザーレイズライザーを見て飛彩に聞く 飛彩「ああ……恐らくそうだが単純に壊すだけでは」 飛彩の言葉を遮り、諫はレーザーレイズライザーから緑色のレイズライザーカードを強引に引き抜く 諫「俺に……こじ開けられないものはねぇ‼︎」 唯阿「不破、それは引き抜くものだ」 唯阿のツッコミを無視し、諫はレーザーレイズライザーを投げ捨て、レイズライザーカードを手に取る カードの裏にはタイクーンのライダークレストが刻まれている 
- 63二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 21:44:17そして… ケケラ「お、おい!やめやがれー‼︎」 諫「うおおおおお……っ‼︎」 何と諫はプログライズキーをこじ開ける容量でケケラのレイズライザーカードを折り曲げようとしたのだ 景和「不破さん⁉︎」 飛彩「何してる、不破諫⁉︎」 諫「だから……俺にこじ開けられないものはねぇんだよ……っ‼︎」 レイズライザーカードが諫の手により真っ二つに割られそうになった瞬間、ケケラは叫んでいた ケケラ「わ、分かったからやめやがれ‼︎」 ケケラがそう叫んだ瞬間、レイズライザーカードの裏に刻まれたタイクーンのライダークレストが消滅し、ベロバのレイズライザーカードのようになる それはつまりケケラが景和のサポーターではなくなった証だった 飛彩「そうか、ケケラ本人の口からサポーターを辞める言質を取らなければならなかったのか…」 唯阿「不破の実力行使に屈したのか…」 景和「やっぱりゴ」 飛彩「‼︎それ以上言うなっ‼︎」 景和がゴリラと言おうした瞬間飛彩は景和の口を塞ぐ 諫「見たか⁉︎カエル野郎‼︎もうこれであの婆さん同様高みの見物はできねぇからな⁉︎二度とふざけた真似すんじゃねぇぞ‼︎」 諫はケケラの胸ぐらを掴み揺さぶりながら吠えたてる ケケラ「……っ‼︎」 ケケラの件が解決して油断していたのか、ソルド9のベロバを拘束していた力が緩む ベロバはその隙に自身のレーザーレイズライザーで脱出を図ろうとする ケケラ「お、おい!待てベロバ‼︎」 ベロバと違いレーザーレイズライザーが機能しなくなってしまったケケラは慌ててレーザーレイズライザーとレイズライザーカードを拾い、何とか諫を振り払いベロバの元へ走りベロバ共々逃げ去るのだった… 
- 64二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 22:52:56廃工場は仮面ライダー達が大暴れし、ほぼ全壊に近い 唯阿はとりあえずジャマトの仕業と報告しようと思うのだった 工場がほぼ全壊したおかげで星空が見える 景和「ソルド20さん、大丈夫ですか?」 ソルド20は星空に魅入っていた この星空も兵器だった自分達が守ってきた世界の一部なのだろうと思う 景和「…ソルド20さん?」 景和に話しかけられ、ソルド20はハッとする ソルド20「す、すまない」 景和「もしかして星空を見ていたんですか?」 景和に図星を突かれ、ソルド20は驚く ソルド20「ああ、こんなに夜の空が綺麗だとは知らなかったからな……」 ソルド20は星空を見上げながら呟く ソルド20「沙羅さんのゲーム病が治ってよかった」 ソルド20は沙羅が生きていることに安心する 景和「ええ、姉ちゃんもソルド20さんも無事でよかったです」 景和も星空を見上げて言う ソルド20は沙羅だけじゃなく自分の無事を喜んでいる景和にまだ表現できない、検索しても見つからない言葉が浮かんでくるのを感じるのだった 
- 65二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 22:55:54そんな2人の様子を見ながら、飛彩と諫、唯阿は話していた (ソルド9は他のソルドに加勢し、デザロワプレイヤーのIDコアを壊すように動いている) 飛彩「すまなかった、不破諫も刃唯阿も」 飛彩は2人に謝る 諫「んだよ、何で鏡が謝るんだよ?元はと言えばあのカエル野郎をさっさと捕まえなかった俺が悪いんだからよ…」 飛彩「俺がまた現れるなどと言ったから景和の姉はゲーム病になるし、ソルド20を危険な目に遭わせてしまった」 諫は自分が入院していた頃の飛彩とは違うものを感じていた 諫「鏡、お前変わったな、俺がまだ入院していた頃はそんなしおらしい態度なんか取らなかっただろ」 飛彩「そうだな……」 唯阿「ソルド20の異変に気づけなかった私も悪いんだ、だから鏡先生も不破も自分を責めないでくれ」 唯阿は反省している2人を宥める 唯阿「とにかく桜井君のお姉さんもソルド20も無事でよかった」 唯阿は景和と星空を見上げているソルド20を見て微笑むのだった… 諫「しかしこれにて一件落着…とは行かねぇみたいだな」 飛彩「ああ」 2人は貴利矢から送られてきたデザロワ参加者専用の裏サイトを見ながら話す 諫「んなふざけたゲーム、ぶっ潰してやる」 諫は新たに誓う 飛彩「ああ、こんなゲームはもうノーサンキューだからな」 飛彩もそれに同意する 
- 66二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 23:22:38一方その頃… 
 森魚達を脱落させた貴利矢と道長は話していた
 貴利矢「あーあ…だから手を使うなってあれほど……」
 道長「手はどうしても使うんだよ、痛っ…」
 先程の戦いで手の傷が開いてしまったらしく、貴利矢は手当をしていた
 貴利矢「ごめんな、道長、これ自分のせいだ」
 自分の気持ちを優先させた結果、彼に怪我をさせてしまった、貴利矢は自分が情けなくなる
 道長「……気にすることじゃねぇよ、あれはお前を止めたくて俺がしたくてしたことなんだよ……親友のことが大切なのは俺だって分かるからな」
 お互い大切な親友を失って、その無念を晴らそうとしていた
 だから失った経緯は違えど、貴利矢が今まで抱えていた思いは分かる
 貴利矢「……そうかい」
 貴利矢は短い返事をする
 道長「……ところでレーザー、さっき話していた掲示板って何だ?」
 道長は森魚達との交戦中に出てきた掲示板という言葉に食いつく
 貴利矢「直接関係のあるお前には……いや言った方がいいな、デザロワプレイヤー専用の裏サイトや掲示板があるんだよ、今日開催されたばかりなのに」
 道長「何だよそれ」
 貴利矢は見たほうが早いと道長にその掲示板を見せる
 そこには誰を狙うか、ということや、狙ってついでにどうする、と言った悪意に満ちた内容ばかりが書かれていた
 道長「……」
 そこには祢音や冴と言った女性のプレイヤーや若いプレイヤーについての内容が多かった
 道長「こんなふざけたものがたった1日で……」
 貴利矢「妙だろ?1日でサイトと掲示板準備できると思う?自分は前もってデザロワの開催を知っていた奴がいるとしか思えない」
 貴利矢はデザロワが開催されることを前もって知っていた人物がいると推測する
- 67二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 23:32:30そんな中、道長はあることに気づく 道長「これ……ナーゴやロポとかあのじいさん危ないんじゃねぇか?」 掲示板の内容から、祢音や冴、後は弱くて狙いやすい一徹が特に危険だと言うことは一目瞭然だ 貴利矢「ああ、それなら多分大丈夫。自分が永夢達や飛電の社長さん達に急いで知らせたから、だから多分祢音ちゃんに何かあったとしたら花家先生や飛電の社長さんが駆けつけているよ」 貴利矢はそう言いながら掲示板を見ていた その時だった、突然裏サイト自体が消えてしまったのだ 道長「おいレーザー、いきなり消えたぞ⁉︎」 貴利矢「あんの神……やりやがったな……」 貴利矢は黎斗の仕業だと気づくと同時にあることを思い出す 貴利矢「そういや道長…お前自分のレベル1に変身した姿見て笑っただろ」 貴利矢は森魚達との戦いの時レベル1の姿を見て道長が笑いを堪えていたのを思い出す 道長「だってさ…あれは突然見せられたら笑うしかねぇよ」 道長は思い出し笑いをする 貴利矢は絶対彼の前でレベル2にはならないと誓うのだった 
- 68二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 23:56:22一方その頃… 
 黎斗「フハハ‼︎神の私の手にかかればこんなふざけた闇サイトは絶版だぁ‼︎」
 ポッピー「黎斗うるさい‼︎」
 貴利矢の推測通り、デザロワプレイヤー専用の裏サイトや掲示板は黎斗がハッキングし、消去してしまったのだった
 黎斗「さて……次はアークグランプリとデザイアロワイヤル……この2つを絶版にしてくれるわ‼︎」
 黎斗は高らかに宣言するのだった…
- 69二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 00:27:42そのまた一方…… 
 夜の公園でベンチに座り、タブレットを操作している容姿の整った20代後半の男性がいた
 「……案の定消されたか、多分檀黎斗の仕業だね……あー怖い怖い」
 彼は自分が前もって作成し、今日公開されたとあるサイトが消されたことに対して怒ったり焦るでもなく笑っていた
 「だって、消されたって何度でも復元できるんだからさ……本当、バカだよねぇ」
 彼は20代後半でありながらその言動は幼さが残っていた
 「沢山見たいから諦めないよ、他人の死に様をさ…」
 彼はそう言いながらタブレットでサイトを復元させる
 「パパが渡したバグスターウィルスのサンプル、上手くつかってくれたみたいだねぇ」
 そう彼は……荒島蓮は空を仰ぐと、タブレットをしまうと突然人ならざるものへと姿を変える
 蓮「さあて……今日は何人の死に様が見れるかなぁ?」
 蓮はそう楽しそうに言うと、公園を去る
- 70二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 00:34:57一徹「あ、あなたは…!」 大我「あ?……って爺さん!?あんた病院抜け出してきたのかよ!」 一徹「あはは…まぁはい…」 或人「えっ、知り合い?」 大我「さっき会ったばっかだけどな」 大我は病院から抜け出していた一徹に驚いていた まさか病院で手当てを受けていた人物がもうこんな無茶をするとは思わなかったからだ デザロワプレイヤー達は苛ついていた 「んだよてめぇらは!せっかくの二人をめちゃくちゃにするって楽しみ邪魔すんじゃねえ!」 「そうだそうだ!この二人で色々やろうとしたのによ!」 大我「てめえら…!」 デザロワプレイヤー達が次々と怒声を飛ばす。それは自分達だけが楽しめればいいという最低な悪意を持った欲望だった そんなプレイヤー達に大我も怒りそうになる 何せあのとき見た掲示板には或人には見せなかったが表では言えないようなこと、つまり欲求が書かれていた それを彼女達でやろうとし、そして挙句の果てに純粋な聞かせたくなかった或人に聞かせたのだ、キレないはずがない そんなときだった 或人「ふざけんな!」 或人の怒声に大我達その場にいたいたものは或人を見る 或人「好き勝手言いやがって…!たしかに祢音ちゃんは笑顔が可愛いし冴さんはきれいだよ!でもそれ以前に二人は、祢音ちゃんと冴さんは人間だ!笑ったり泣いたりするけどそれでも前に進む、お前らや俺達と同じ人間だ!欲求を満たすための存在じゃない!」 大我「ゼロワン…」 大我が見てる中或人は大声で言う 或人は許せなかった。彼女達をものみたいに見ている彼らが たしかに二人は自分の目から見ても綺麗だ。それも自分には届きそうにないぐらいに だがそれ以上に彼女達は或人にとっては大事な友達なのだ(当の本人達はそれ以上の関係になりたいと考えているがそこは一旦置いとこう) そんな大事な友達が自分勝手な欲望を持つ者達に物みたいに扱い傷つけようとする彼らを或人は許せなかった 「だ、だから何だよ!お前となんの関係あるんだよ!?」 プレイヤーの一人がそう言うと或人は答える 或人「決まってる、俺の…大切な人だ!」 それはきっと無意識だったのかもしれない。本人すら本当のことはよくわかってない。けど心から出てくる本心を、大切な人達と思う気持ちを彼は伝えるのであった 
- 71二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 00:36:41だがそんなものは彼らには関係ないようだ 彼らは或人の言葉を悪意ある解釈をした 「はぁ?何あんた欲張りかよ!二人も食べたいなんてさ!」 「綺麗事言ってんじゃねえよボンクラ!」 「つーかこいつみたことある!あの殺人マシンのヒューギア売ってる社長じゃん!なるほど社長さんはプレイボーイなんですね」 ズカン! その瞬間だった、或人に言葉に悪意ある解釈したり挙げ句の果てに或人とそしてその家族であるヒューマギア達を罵倒し始めるプレイヤー達だったが突然の音に一斉に黙った それは大我が上空にガシャコンマグナムを撃ったからだ 大我「もういい、てめぇらのことはよーくわかった、ここで潰さねえといけねえ奴らってことがな!」 大我はおそらく或人よりも怒ってるのだろう 何せただでさえあの掲示板の内容が最悪なものだったことに加え目の前で仲間の想いを嘲笑れたのだ。 彼が言った大切な人、それが自分が応援する祢音のことなのかはわからない。きっと本人もまだわからないのだろう それでもその今の想い、大切だと考えるその思いを彼らは嘲笑い、そして或人を馬鹿にした その時点で大我はもう怒るのには十分だった 或人「大我さん…?」 大我「ゼロワン、こいつらぶっ潰すぞ…!」 或人「ああ…!」 だがそれは大切な存在を傷つけられた或人も同じだ 彼らは変身の準備をする 
- 72二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 00:37:05『ジャンプ!オーソライズ』 『バンバンシューティング!』 ゲームエリアが広がる中バッタのライダモデルがプレイヤー達を襲うようにあちこち飛び跳ねる それはまるで無意識だが或人が初めて伝えた想いをバカにしたのが許せないかのようだった そして… 大我「第二戦術」 或人・大我「変身!」 『プログライズ!飛び上がライズ!ライジングホッパー!』 『A jump to the sky turns to a rider kick.』 『ガッシャット!』 『ガッチャーン! レベルアップ!』 『 ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!!』 或人はゼロワンライジングホッパーに、大我はシューティングゲーマーレベル2へと変身する ゼロワン「お前らを止められるのは…俺達だ!」 スナイプ「ミッション…開始!」 
- 73二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 00:50:51
- 74二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 07:03:58ケケラ「……っ」 
 ケケラは顔を顰める
 先程の戦いによる負傷だけが原因ではない
 自分がベロバのようにサポーターの座を強制解任させられたからだ
 もっとも彼はベロバとは違い、諫の暴挙のせいでサポーターから手を引くと言わざるを得ない状況に追い込まれたのだが
 ベロバ「ほら、あんたもそうなったでしょ」
 ベロバはケケラを嘲笑う
 ケケラ「……はっ、機械に捕まえられて何もできなかった奴が偉そうに‼︎」
 ケケラは苛立ちをベロバにぶつける
 ベロバ「はあ⁉︎あれはゼロワンの秘書にやられたからよ‼︎」
 2人はまた険悪なムードになる
 ケケラ「しかし……このまま未来に帰ったら俺たちはどうなるんだろうな」
 ベロバ「……」
 サポーターを強制解任させられた情けない奴、として恰好のネタになるのは間違いない
 仮にジーンやキューンが自分達と同じようなことになっていたら彼らのことを自分達は笑っていただろう
 何でも思い通りの未来の世界
 こんなことですら娯楽になるのだ
 2人ともそんな生き恥を晒すのは到底受け入れられなかった
- 75二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 07:04:42アズ「あら、サポータークビになった雑魚未来人じゃない♪」 アズが現れ2人を煽る ベロバ「アズ‼︎」 ベロバはアズに敵意をむき出しにする ケケラ「……何の用だよ」 ケケラもアズを睨みつける アズ「あなた達、未来に帰ったらどうしよーって悩んでたんでしょ?だったら帰らなかったいいじゃない?」 アズの提案に何故か2人は激怒する ベロバ「待ちなさい‼︎そんなことしたら……‼︎」 ケケラ「運営が撤収したら俺達は……‼︎」 2人の反応を見てアズは笑う アズ「そうよねぇ、運営が撤退しちゃったらあなた達消えちゃうのよね♪」 未来に帰れば生きていられるがプライドはズタズタにされる かと言って帰らないでこの時代に居座ったら消えてしまう 2人は板挟みの状態になっていた 
- 76二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 10:26:05変身した二人を見てデザロワプレイヤー達は彼らがお邪魔キャラであることを察する 「あ、あいつら!お邪魔キャラじゃねえか!」 「ど、どうする!?」 慌てふためくプレイヤー達だったがダパーンは冷静に指示する ダパーン「落ち着け、数はこっちが上だ。ならさっきみたいにすれば勝てる」 その言葉を聞いてプレイヤー達はそれもそうかと思い直すと我先に襲いかかりに行く その瞬間だった スナイプが素早くガシャコンマグナムでプレイヤー達を次々と撃ち、ゼロワンは脚力を活かしプレイヤー達を蹴りで吹き飛ばす スナイプ「言っただろ、てめぇらをぶっ潰すってな!」 ゼロワン「俺達はここで止まるわけには行かないんだよ!」 その言葉を合図にゼロワン達はプレイヤー達を次々と攻撃し戦闘不能にしていく 潤「すっげ…」 一徹「ほ、ほんとだねぇ…」 そんなゼロワン達を見て潤を素直な感想を言い、一徹もそれに共感するのであった 一方で… 祢音(あ、或人さん…!?た、大切な人って!?と、友達的な意味かな!?でももしかしたら恋愛的にな意味があるかもしれないし!) 冴(或人…!無意識で言ったのかもしれないけど…!私達のことそんな風に思っててくれてたんだ…!) 祢音と冴は或人の>>70の大切な人という言葉に顔を赤くしながらも嬉しく思っていた だが今はそれよりもと改めて戦況を見る たしかにゼロワンとスナイプが来てなんとかプレイヤー達も減ってはきているがそれでも数が多い その上こちらは手負いの自分達含めて5人も守らなくてはいけないためピンチなのは変わらない状況である 祢音「或人さん…、大我さん…!」 冴「頑張って…!」 ダメージで動けない自分に悔しながらも今はただ二人が無事に勝つことを祈るの祢音と冴 しかしそんな彼女達の後ろからデザロワプレイヤー達が近づこうとしていた (こいつらを人質にしたら…あいつらも少しは大人しくするはず…!) どうやら祢音達を人質にするために動いていたようだ 
- 77二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 10:26:25ゼロワン「……大我さん、ここは任せていい?」 スナイプ「あ?たりメエだろ、俺も殴りてえ奴がいるんだからな」 だがそれはゼロワン達にはお見通しだった ゼロワンはスナイプから許可をもらうと懐からプログライズキーを出す それはバッタが描かれているがメタルクラスタホッパープログライズキーと異なりサイズは普通のプログライズキーに近く、色もゴールドだった ゼロワンはそのプログライズキーを起動させオーソライズさせる 『シャイニングジャンプ!オーソライズ』 オーソライズしたキーを高く掲げると光が照射され円形のゲートが出現し、それを鍵を開けるかのように撚る するとそこからいつものバッタのライダモデルが更に大きなバッタのライダモデルに乗ってさながらオンブバッタのようであった そのライダモデルが飛び跳ねる中プログライズキーをドライバーにセットする 『The rider kick increases the power by adding to brightness!』 『 シャイニングホッパー!』 『When I shine,darkness fades.』 そのライダモデルを身に纏うとさながらバッタのアーマーを装着した形態となる その形態はとある兄が自らのために、そして願いを込めその命を使って完成させてくれた驚異的潜在能力と輝きの光速性能、シャイニングホッパーであった シャイニングホッパーとなったゼロワンは祢音達に近づくデザロワプレイヤー達のもとまで高速移動しそれを防ぐ 「なっ!?お、お前どうやって!?」 ゼロワン「悪いけど説明はしない、だけどこれだけは言ってやる。お前らを止める!」 そう言ってプレイヤー達を止めようとゼロワンは彼らに立ち向かう 
- 78二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 12:05:00そんな追い詰められた2人を見ながらアズはあることを思い出していた アズ(ゼアへのハッキング……あのエグゼクティブクリエイター、アーク様をバカにして気に入らないが、まさかいとも簡単にこなしてくれるなんてね♪これで変身能力に支障の出る仮面ライダーも出るだろうし……それにあの忌々しい共鳴現象を抑制できるようになったのはかなり大きい) そう、スエルはアークグランプリとデザイアロワイヤル、この2つのゲームが順調に進むよう、未来の技術を用いてゼアへのハッキングをやってのけたのだ アズ(あいつらが気づくのはいつになるかしらね……今際の際にやっと気づいて後悔しながら消えるのもアーク様は喜ぶわね♪) アズはそう考えながらケケラに声をかける アズ「ねぇケケラ?あなたのレーザーレイズライザー、アーク様に頼んでベロバみたいにサポーター強制解任させられても使えるようにしてあげましょうか?あなたからもいい悪意を見せてもらったお礼よ」 ケケラ「……」 アズ「憎いでしょ?あんなに支援してあげた桜井景和に裏切られて、あなたからサポーターの権限を奪った鏡飛彩、それに…不破諫が」 ケケラは3人の名前を聞いて憎しみを顔に出す ケケラ「ああ……そうだな、未来に帰れるにしても消えるにしてもあいつらには復讐しねぇと気が済まねぇ」 アズはその様子を見て笑う アズ「分かったわ、アーク様に取り継いであげる……じゃあ私はアークグランプリに相応しい参加者候補の様子を見に行くわね」 アズはそう言い、ダパーンを見に戻るのだった 
- 79二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 12:16:03
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- 176二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:39:13このレスは削除されています 
- 177二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:39:30このレスは削除されています 
- 178二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:39:35お問い合わせフォームからお問合せしましょう 
- 179二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:39:44このレスは削除されています 
- 180二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:39:59このレスは削除されています 
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- 189二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:42:14このレスは削除されています 
- 190二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:42:25え、この毎回出てくる暇人は30分もかけてスレ埋めようとしてるの? 
 アホみたいな遊びしてんな…
 他に有意義な趣味見つけろよ…
 本気で心配になってくるぞ…
- 191二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:42:31このレスは削除されています 
- 192二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:42:48このレスは削除されています 
- 193二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:43:03このレスは削除されています 
- 194二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:43:20このレスは削除されています 
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- 200二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 13:44:54このレスは削除されています