- 1二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:07:40
- 2二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:08:56
展開が異なって書き手が困惑したのにまだ続けるのかとか指摘されたから投稿早くしてるとか他の書き手さんのやる気を削ぐようなレスやそれを何度も連続してレスするのは書き手さんやSSを楽しみにしている人達の迷惑なのでおやめください
また一文字やスレと無関係な一言レスや五十音順レス、連続しての保守やあげなどレス、他スレにこちらの話題が出たスクショ画像や関係ない画像を貼って連続してレスして荒らすのもやめてくたさい
これらはすべて書き手さんや読んでる人の迷惑なためおやめください
こういった荒らしが湧いた場合には相手にせず管理人にお問い合わせのほどお願いします
また調べましたところ荒らしは最悪の場合は威力業務妨害、荒らしによってサーバーを落とした場合には電子計算機損壊等業務妨害罪という犯罪に該当し懲役5年以下、又は罰金100万円以下を支払わないといけなくなるようです。
このようなことが起きないようにするためにも荒らしはおやめください
私も削除できる環境にいる場合すぐ消すようにさせてもらいます
また展開によっては苦言を申したくなることとあるかと思いますが苦言のレスはおやめください
(もちろん或人×祢音スレでもおやめください)
そういったレスもこちらで消させてもらいますことをご了承ください - 3二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:09:27
書き手さんの中でもし書いてるときに新しい設定を考えついてそれを物語に落とし込みたいと考えてる人がいましたら物語進行で混乱が起きないようにするために他の書き手さんとの情報共有としてテレグラでタイトルにその設定名にネタバレ注意と書いた上で詳細をまとめていただけるようお願いします テレグラのURLはこちらです
匿名で長文を貼りたいお前に教える書いたSSをみんなに読んでもらいたいけどコピペで連投するには長いし、かといって投稿サイトのURLを貼るとアカウントが特定されて困る…というお前にこれを教えるぜ!Telegraph
http://telegra.ph/
お前が今見ているこれだな!
匿名・アカウント登録なしでいきなりこんな感じの単発ページを作ってオンラインに公開できるサービスだ!
厳密にはブログとか書くことを想定しているサービスっぽいけど別にSSを書こうが怪文書を書こうが問題ないぜ!
■使い方
①上記リンクを開く
②タイトル(Titleって書いてあるところ)と本文(Your Story…って書いてあるところ)を好きに書く
③右上の「PUBLISH」をクリック
以上で終わりだァ!!!
アカウント登録とかないからぶっちゃけ説明するほどの使い方はないぜ!
あとはURLを好きなところに貼ってお前の文章を見てもらえ!
ただし後述するとおりURLを忘れるとお前自身にも二度とたどり着けなくなるから、いったんよそで書いてから貼りつけることをおすすめするぜ!
参考までにベタ打ちのテキストだと見え方はこんな感じだ!https://telegra.ph…telegra.ph - 4二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:09:51
前スレ
【閲覧注意】ここだけ或人×祢音メインCPスレPart9 (クロスオーバーSSメイン)|あにまん掲示板こちらはあにまん限定の或人×祢音のSSをメインとした高橋悠也脚本の仮面ライダー(エグゼイド、ゼロワン、ギーツ)のクロスオーバーSSを主に投稿したりするスレですbbs.animanch.com語り用スレ
【閲覧&妄想及びクロスCP注意】或人×祢音スレ|あにまん掲示板あにまん限定のCPの或人×祢音について語るスレですbbs.animanch.com派生元スレ
お見合いかぁ……相手はどんな人なのかな|あにまん掲示板「なぁイズ、今度のお見合い相手ってどんな人なんだ?」「鞍馬財閥のご令嬢、鞍馬祢音様でございます。スーパーセレブ祢音TVというチャンネルで家出配信を行っています」「へぇ〜!コラボしてみたいなぁ」http…bbs.animanch.com派生スレ
【閲覧注意】ここだけ或人×唯阿または大二×唯阿・祢音→景和スレ Part2.5|あにまん掲示板スレタイ通り或人×唯阿または大二×唯阿・祢音→景和の関係について語るスレです落ちていたので、立てました前スレ主さんとは別人です(前スレ主さん、立てるつもりだったのならすみません)bbs.animanch.com - 5二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:10:14登場人物紹介・飛電或人
ご存知、(自称)元爆笑お笑い芸人の飛電インテリジェンスの社長。祢音とお見合いで知り合い、その後祢音TVの最中にいつものように逃げている祢音を助けてから(或人目線では)お友達に。なお彼に恋は十年早いぐらい鈍感だったりするが……?
・鞍馬祢音
ご存知、セレブインフルエンサー。お見合いで或人と知り合いになり、その後いつものようにジョンとベンから逃げていたときに或人に助けてもらったのと自分の夢を応援してくれたことがきっかけに恋に…。なおアプローチはすべて或人が祢音を妹感覚で見てくるため失敗する。お酒に弱い。そして2スレ目ではアーク堕ちしちゃったことも…。まぁ或人が助けてくれるんだけどね!出生の秘密が明らかになったが或人や皆に支えてもらえたぞ!だが出生の秘密にまつわる秘密が暴露されてメンタルボロボロだが立ち直ったぞ‼︎
・我那覇冴
ご存知、今年に入ってのデザグラのゲストライダーであえなく脱落しちゃった人類最速。あるときにヒューマギアを購入したこととそれによる戦いによって或人と出会い彼に恋をする。しかし素直になかなかなれず妹と弟達に慰められる。なおこちらもお酒に弱い。4スレ目より記憶が戻る。滅を拾う。…telegra.ph登場人物紹介(敵サイド)・五十鈴大智ご存知、クイズ王。 荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その1。 ドクターライダー達にボコボコにされた上に6スレ目ではリオンに利用され、逆恨みからジャマトバックルを使い出す。何もかも楽しいと本編よりやばいことになっている。
・ベロバ 荒らし混乱嫌がらせの元・九条貴利矢の被害者その2。 ギーツ本編だとすごい敵…なのだが、こちらだとゼロワンライダーやらエグゼイドライダーがいるせいでなかなかうまく行かずストレスでイライラ!しかも味方になった貴利矢は案の定裏切り道長まで離反させられてしまい大荒れ、リオンと揉めて大暴走。切り札のヴィジョンドライバーまで奪われる始末。350歳なのが判明。しかも大智にも見限られてるぞ‼︎
・アズ ご存知、アークの秘書。9スレ目よりアークグランプリを開催、出場する…がその後仮面ライダーたちに負け倒される…ものの何故かいつものようにケロッと生きてました。未来人の悪意の利用を考えている。前スレにてデザイアグランプリエクゼクティブプロデューサーにアークと取り引きしたいと依頼される
・アーク
ご存知、悪意の化身。9スレ目よりアークグランプリという名の蠱毒ゲームを始める……telegra.phこのスレ限定の用語・共鳴現象ライダー達の間で起こる謎の現象。諸々のステータスが爆上がりするが、反動で変身不能となる。だがゼアにより反動を抑えるバックルが作られ、安定して使えるようになる。仲がいいとか絆とかより、その場のノリが大事。ゼアがもたらした機能のようだが……?一応相手はある程度は決まっている。決まった相手じゃないと威力もほどほどだし反動もある。シンクネットにとっての脅威的な機能を持つ。八乙女紗衣子にてシステムの改善と強化が行われた。 それにより相手を選ばずして共鳴できるようになったり相手の能力を使えたりするが負担がかかりやすいので注意 なのでやはり最初の決まった相手の方が強い。 決まった相手との共鳴時はスパーキングリッターという特別な物資が発生する
・アークグランプリ
アズがベロバから奪ったヴィジョンドライバーを使ってアークが開催したゲーム。
内容としてはアーク産のアイテムを持った者達が最後の一人になるまで殺し合いである。尚アークの力を持ってない仮面ライダー達はそれを妨害するお邪魔キャラとして設定されている。しかし全然進まないためルール変更としてアーク陣営対お邪魔キャラ達の殺し合いに変更となった。なのでこれが人…telegra.ph - 6二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:10:26
こちらは書き手の皆様が考えてくださいました設定や今後の展開についての考えとなります
ネタバレ注意まず前スレで現れた新しいジャマトですが、スポンサーやってる衛生省のお偉方から運営がバグスターウィルスのサンプルをもらってヴィジョンドライバーの能力でジャマトと融合させたものになります突然登場させて申し訳ありません!
これから感染力が強くなっていく予定で、ケケラはベロバと手を組んで沙羅姉ちゃんに差し向けて感染させて景和に本気を出させようと考えてます
ベロバはパンデミック起こすかもしれませんが…
それが飛彩の地雷(小姫のことやライクロに参加した父親の灰馬のこと)を踏んでしまい飛彩と諫対ケケラの方向にしたいかなと
景和やソルド20さんの行動については考えてません、ケケラから離別するのかしないのか
あと、本編の考察から女神の力を使わずに退場したデザグラプレイヤーを復活させるには少なくとも人1人の幸せは必要かなと思いまして、道長のIDコアが修復されたのは単純にリプログラミングによるものではなくて誰かの幸せが必要じゃないのかと考えました
そこに貴利矢の親友の藍原淳吾さん(貴利矢は彼の体組織からリプログラミングを考えたと公式で解説があったはず)の幸せはデザグラやバグスターウィルスに奪われなかったので行き場がなく、ID…telegra.phネタバレ注意ということでこちらでもデザイアロワイヤルを開催するのですが経緯は少しだけ異なっています・ジャマトグランプリの他にアーク達が勝手にアークグランプリという未来人から見たらもはやバグみたいなを開催したことでゲームがめちゃくちゃになったから
・そのためバグを消去するためなのとこの時代での片付け込みでデザグラのライダー達をアークグランプリの参加者にぶつけ共倒れを狙う
というのが開催経緯となっています
じゃあアークグランプリは終わったのかというとそうではなくむしろ、アークグランプリのミッションはこのデザグラ参加者達を抹殺するというTV本編の道長がやった『仮面ライダー狩り』に近いものを行います。あちらと違ってこっちは命も取るという違いがありますが、一方でアーク基準でいい悪意持ちがいたらはこちらにも参加させようとしていきます
簡単にまとめると
デザロワ側は撤収のため後片付け兼アークグランプリの排除、
・アークグランプリ側はお邪魔キャラ、及びデザグラ参加者達仮面ライダーの抹殺(アーク基準でいい悪意持ちならこちらにもエントリーさせる)
が目的となっており、この2つのゲームが同時進行で行われるということになっています…telegra.phネタバレ注意 まず綾瀬歩というキャラなんですか度々出ていた冴さんが所属している陸上チームのチームメイトAという名前者です
性格は基本的にはお調子者で自分の命の危機が迫ったら自分だけ助けて!と言っちゃうタイプだけどけと他の人の命を大事にしたい優しい性格です
デザロワに参加したきっかけはたまたま寮に自分の部屋に落ちてたのボックスを拾ってしまい適当にガシャガシャいじったらエントリーしちゃったというもので潤も同じです
(澪ちゃんにも来ましたがこちらは開けずそのままにしています)
そしてルールどころかゲームすら何もわからずエントリーしてしまった二人は偶然にも出会い意気投合し一緒に共通の知り合いを探して祢音ちゃんたちに出会えたという感じとなります
二人の願いについてですが特になく歩は練習のメモをデザイアカードに書いたり潤に至ってはデザイアカードをサイン色紙と勘違いしてサイン書いちゃってる設定となっています
最後に今後のこの二人の展開についてなんですかなるべくギャグ展開して最後はとくに後腐れもなく脱落という感じでいきたいなと考えております
telegra.phネタバレ注意ギーツ本編のネームドキャラ(道長曰くモブ)についてですが、ダパーンはアークグランプリ行きになってしまうのか……メリーはあれですね、道長に怪我させちゃって負い目を感じている貴利矢さんがいいように乗せて脱落コースかなーと
ケイロウおじいちゃんは脱落させてあげた方がいいんでしょうが、脱落させるのも勿体ないくらい好きなキャラなんですよね…
ネームドキャラ達の行く末が中々決められないです…telegra.ph - 7二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:15:40
前回のあらすじ!!
ソルド20を助けに来た景和達はケケラと交戦になるなるが唯阿の技術者のテクニックを利用して無事に勝利!!ソルド20も開放されサポーターも解任したぞ!!
一方で前のシーズンで脱落したことにより恨みが爆発してるダパーンに祢音達は襲われ危うくR18展開になりかけるも病院を抜け出してきたケイロウやそして駆けつけた或人と大我によって守られたぞ!! - 8二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:20:28
一徹「あ、あなたは…!」
大我「あ?……って爺さん!?あんた病院抜け出してきたのかよ!」
一徹「あはは…まぁはい…」
或人「えっ、知り合い?」
大我「さっき会ったばっかだけどな」
大我は病院から抜け出していた一徹に驚いていた
まさか病院で手当てを受けていた人物がもうこんな無茶をするとは思わなかったからだ
デザロワプレイヤー達は苛ついていた
「んだよてめぇらは!せっかくの二人をめちゃくちゃにするって楽しみ邪魔すんじゃねえ!」
「そうだそうだ!この二人で色々やろうとしたのによ!」
大我「てめえら…!」
デザロワプレイヤー達が次々と怒声を飛ばす。それは自分達だけが楽しめればいいという最低な悪意を持った欲望だった
そんなプレイヤー達に大我も怒りそうになる
何せあのとき見た掲示板には或人には見せなかったが表では言えないようなこと、つまり欲求が書かれていた それを彼女達でやろうとし、そして挙句の果てに純粋な聞かせたくなかった或人に聞かせてしまったのだ、キレないはずがない
そんなときだった
或人「ふざけんな!」
或人の怒声に大我達その場にいたいたものは或人を見る
或人「好き勝手言いやがって…!たしかに祢音ちゃんは笑顔が可愛いし冴さんはきれいだよ!でもそれ以前に二人は、祢音ちゃんと冴さんは人間だ!笑ったり泣いたりするけどそれでも前に進む、お前らや俺達と同じ人間だ!欲求を満たすための存在じゃない!」
大我「ゼロワン…」
大我が見てる中或人は大声で言う 或人は許せなかった。彼女達をものみたいに見ている彼らが
たしかに二人は自分の目から見ても綺麗だ。それも自分には届きそうにないぐらいに
だがそれ以上に彼女達は或人にとっては大事な友達なのだ(当の本人達はそれ以上の関係になりたいと考えているがそこは一旦置いとこう)
そんな大事な友達が自分勝手な欲望を持つ者達に物みたいに扱い傷つけようとする彼らを或人は許せなかった
「だ、だから何だよ!お前となんの関係あるんだよ!?」
プレイヤーの一人がそう言うと或人は答える
或人「決まってる、俺の…大切な人だ!」
それはきっと無意識だったのかもしれない。本人すら本当のことはよくわかってない。けど心から出てくる本心を、大切な人達と思う気持ちを彼は伝えるのであった - 9二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:22:02
だがそんなものは彼らには関係ないようだ
彼らは或人の言葉を悪意ある解釈をした
「はぁ?何あんた欲張りかよ!二人も食べたいなんてさ!」
「綺麗事言ってんじゃねえよボンクラ!」
「つーかこいつみたことある!あの殺人マシンのヒューギア売ってる社長じゃん!なるほど社長さんはプレイボーイなんですね」
ズカン!
その瞬間だった、或人に言葉に悪意ある解釈したり挙げ句の果てに或人とそしてその家族であるヒューマギア達を罵倒し始めるプレイヤー達だったが突然の音に一斉に黙った
それは大我が上空にガシャコンマグナムを撃ったからだ
大我「もういい、てめぇらのことはよーくわかった、ここで潰さねえといけねえ奴らってことがな!」
大我はおそらく或人よりも怒ってるのだろう
何せただでさえあの掲示板の内容が最悪なものだったことに加え目の前で仲間の想いを嘲笑れたのだ
彼が言った大切な人、それが自分が応援する祢音のことなのかはわからない。きっと本人もまだわからないのだろう
それでもその今の想い、大切だと考えるその思いを彼らは嘲笑い、そして或人を馬鹿にした
その時点で大我はもう怒るのには十分だった
或人「大我さん…?」
大我「ゼロワン、こいつらぶっ潰すぞ…!」
或人「ああ…!」
だがそれは大切な存在を傷つけられた或人も同じだ
彼らは変身の準備をする
- 10二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:22:57
『ジャンプ!オーソライズ』
『バンバンシューティング!』
ゲームエリアが広がる中バッタのライダモデルがプレイヤー達を襲うようにあちこち飛び跳ねる
それはまるで無意識だが或人が初めて伝えた想いをバカにしたのが許せないかのようだった
そして…
大我「第二戦術」
或人・大我「変身!」
『プログライズ!飛び上がライズ!ライジングホッパー!』
『A jump to the sky turns to a rider kick.』
『ガッシャット!』
『ガッチャーン! レベルアップ!』
『 ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!!』
或人はゼロワンライジングホッパーに、大我はシューティングゲーマーレベル2へと変身する
ゼロワン「お前らを止められるのは…俺達だ!」
スナイプ「ミッション…開始!」
- 11二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:25:42
変身した二人を見てデザロワプレイヤー達は彼らがお邪魔キャラであることを察する
「あ、あいつら!お邪魔キャラじゃねえか!」
「ど、どうする!?」
慌てふためくプレイヤー達だったがダパーンは冷静に指示する
ダパーン「落ち着け、数はこっちが上だ。ならさっきみたいにすれば勝てる」
その言葉を聞いてプレイヤー達はそれもそうかと思い直すと我先に襲いかかりに行く
その瞬間だった スナイプが素早くガシャコンマグナムでプレイヤー達を次々と撃ち、ゼロワンは脚力を活かしプレイヤー達を蹴りで吹き飛ばす
スナイプ「言っただろ、てめぇらをぶっ潰すってな!」
ゼロワン「俺達はここで止まるわけには行かないんだよ!」
その言葉を合図にゼロワン達はプレイヤー達を次々と攻撃し戦闘不能にしていく
潤「すっげ…」
一徹「ほ、ほんとだねぇ…」
そんなゼロワン達を見て潤を素直な感想を言い、一徹もそれに共感するのであった
一方で…
祢音(あ、或人さん…!?た、大切な人って!?と、友達的な意味かな!?でももしかしたら恋愛的にな意味があるかもしれないし!)
冴(或人…!無意識で言ったのかもしれないけど…!私達のことそんな風に思っててくれてたんだ…!) 祢音と冴は或人の>>9の大切な人という言葉に顔を赤くしながらも嬉しく思っていた
だが今はそれよりもと改めて戦況を見る
たしかにゼロワンとスナイプが来てなんとかプレイヤー達も減ってはきているがそれでも数が多い
その上こちらは手負いの自分達含めて5人も守らなくてはいけないためピンチなのは変わらない状況である
祢音「或人さん…、大我さん…!」
冴「頑張って…!」
ダメージで動けない自分に悔しながらも今はただ二人が無事に勝つことを祈るの祢音と冴
しかしそんな彼女達の後ろからデザロワプレイヤー達が近づこうとしていた
(こいつらを人質にしたら…あいつらも少しは大人しくするはず…!)
どうやら祢音達を人質にするために動いていたようだ
- 12二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:27:08
ゼロワン「……大我さん、ここは任せていい?」
スナイプ「あ?たりメエだろ、俺も殴りてえ奴がいるんだからな」
だがそれはゼロワン達にはお見通しだった
ゼロワンはスナイプから許可をもらうと懐からプログライズキーを出す
それはバッタが描かれているがメタルクラスタホッパープログライズキーと異なりサイズは普通のプログライズキーに近く、色もゴールドだった ゼロワンはそのプログライズキーを起動させオーソライズさせる
『シャイニングジャンプ!オーソライズ』
オーソライズしたキーを高く掲げると光が照射され円形のゲートが出現し、それを鍵を開けるかのように撚る するとそこからいつものバッタのライダモデルが更に大きなバッタのライダモデルに乗ってさながらオンブバッタのようであった
そのライダモデルが飛び跳ねる中プログライズキーをドライバーにセットする
『The rider kick increases the power by adding to brightness!』
『 シャイニングホッパー!』
『When I shine,darkness fades.』
そのライダモデルを身に纏うとさながらバッタのアーマーを装着した形態となる その形態はとある兄が自らのために、そして願いを込めその命を使って完成させてくれた驚異的潜在能力と輝きの光速性能、シャイニングホッパーであった シャイニングホッパーとなった
ゼロワンは祢音達に近づくデザロワプレイヤー達のもとまで高速移動しそれを防ぐ
「なっ!?お、お前どうやって!?」
ゼロワン「悪いけど説明はしない、だけどこれだけは言ってやる。お前らを止める!」
そう言ってプレイヤー達を止めようとゼロワンは彼らに立ち向かう
- 13二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:28:13
SSのサルベージ終わりました
皆様ルールをしっかり守り楽しみましょう
あと書き忘れたのですが荒れたからと他のスレでこのことを話すのはおやめください - 14二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:30:10
- 15二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:31:26
- 16二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:32:25
テレグラでのまとめ
或人誕生日パーティー防衛戦前編
誕生日パーティー防衛戦前編或人の誕生日を祝うため、仮面ライダー達はそれぞれの目的を持って動き出す‼︎或人「祢音ちゃん……それ大我さんのだよね?何で持ってるの?」
或人は祢音がガシャコンマグナムを持っていることに気づくと同時に何故か物騒なものを感じる。
そんな或人の様子を見て祢音は気にせずに笑って返す
祢音「だって、或人さんの誕生日は絶対にお祝いしたいんだもん‼︎ベロバ達がまた余計なことしてくるかもしれないでしょ?」
或人「う、うん…(大我さん何で貸してるの⁉︎)」
祢音「一応練習はしたし、使う人に合わせてくれるから大丈夫だよ或人さん‼︎」
祢音と談笑しながら、或人は数日前諫からある依頼を受けていたことを思い出す。
仮面ライダーバルカンとしての正式な仕事として必要なガジェットを貸してほしいのだと言う。
或人『不破さん早速仕事が入ったとかすげぇよ‼︎』
或人はそれに喜びを隠せないのと同時に彼が何の仕事を請け負ったのか気になっていた
諫『偵察用のガジェットや録画機能のあるガジェット…こいつらが必要なんだよ、助かるぜ』
或人『協力は幾らでもするけどさ、何の仕事頼まれたの?』
仮面ライダーバルカンはまだ公には無名である
そこにわざわざ仕事を頼む人がいるのか…telegra.ph或人誕生日パーティー防衛戦後編
-2誕生日パーティー防衛戦前編或人の誕生日を祝うため、仮面ライダー達はそれぞれの目的を持って動き出す‼︎或人「祢音ちゃん……それ大我さんのだよね?何で持ってるの?」
或人は祢音がガシャコンマグナムを持っていることに気づくと同時に何故か物騒なものを感じる。
そんな或人の様子を見て祢音は気にせずに笑って返す
祢音「だって、或人さんの誕生日は絶対にお祝いしたいんだもん‼︎ベロバ達がまた余計なことしてくるかもしれないでしょ?」
或人「う、うん…(大我さん何で貸してるの⁉︎)」
祢音「一応練習はしたし、使う人に合わせてくれるから大丈夫だよ或人さん‼︎」
祢音と談笑しながら、或人は数日前諫からある依頼を受けていたことを思い出す。
仮面ライダーバルカンとしての正式な仕事として必要なガジェットを貸してほしいのだと言う。
或人『不破さん早速仕事が入ったとかすげぇよ‼︎』
或人はそれに喜びを隠せないのと同時に彼が何の仕事を請け負ったのか気になっていた
諫『偵察用のガジェットや録画機能のあるガジェット…こいつらが必要なんだよ、助かるぜ』
或人『協力は幾らでもするけどさ、何の仕事頼まれたの?』
仮面ライダーバルカンはまだ公には無名である
そこにわざわざ仕事を頼む人がいるのか…telegra.ph - 17二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:33:06
スレ立て、乙!
- 18二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:34:18
いえ、気になさらないでくださいませ
或人誕生日パーティー防衛戦後編のリンクが上手く貼れなかったのでもう一度
或人誕生日パーティー防衛戦編一方その頃…ジャマト「ジャ……」
唯阿にショットライザーで撃たれたジャマトは消滅こそしないがダメージを負う
ケケラが連れてきたバグスターウィルスを持ったジャマトの最後の一体だ
唯阿「吾妻君‼︎」
ジャマトを弱らせた内にガシャコンスパローでジャマトにトドメを刺すよう唯阿は道長に向かって合図をする
道長「ああ……これで終わらせてやる‼︎」
ガシャコンスパローのBボタンを押し、ジャマト目掛けてチャージ攻撃を放つ
チャージ攻撃はジャマトの体を貫通し、ジャマトは苦しみ出す
唯阿「一撃では消滅しない個体もいるのか……‼︎」
だったらもう一度ガシャコンスパローで射撃を、と唯阿が言いかけた時だった
道長はガシャコンスパローを分離させて鎌モードに変形させてジャマト目掛けて斬りかかる
道長「いい加減……消えろ‼︎」
鎌モードの斬撃を喰らったジャマトは流石に耐えきれず消滅する
唯阿「これでジャマトは全部倒したはずだ、桜井君も鏡先生の武器で倒してくれたからな……しかし何故バグスターウィルスを持ったジャマトが……」
唯阿は考え事をする
道長「とりあえずレーザーや他の奴らに話はするが、まずはゼロワンの誕生日パーティーが先だろ」
道長の言葉に唯阿はハッとする…telegra.ph以降は鋭意まとめ中です!
- 19二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:35:03
スレ立て、ありがとうございます!
- 20二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:38:25
(スレ立てありがとうございます!書いてる最中に埋まってしまったため書いてたSSを投稿させてもらいます!)
一方でスナイプはダパーンと対峙していた
スナイプ「てめぇか…、ナーゴ達にあんなことしようと提案したガキは?」
ダパーン「あんなこと……?ああ、あれかそうだ。正直最初はあのセレブ女が不幸にさえなれば何でも良かったから適当に書き込んだら予想以上に人集まってな、それが面白くてしかたなかった!その時ふとひらめいたんだよ、こいつら使ったらあいつのこと更に不幸にできるんじゃないかって!そしたらちょうど知り合いぽい感じであの女もいたからあいつら利用して…がは!?」
スナイプに掲示板に書き込んだことを指摘されるとダパーンは意気揚々と話していたがそれは終わった
スナイプ「そうか…、もういい、てめぇはぶっ潰す!」
なぜならそのことを聞いたスナイプが彼の所業に我慢できずにそのまま近づき思い切り殴ったからだ
ダパーン「いってえなこの野郎!なにすんだよ!」
突然殴られたことでダパーンは逆上し素早くマグナムシューターをハンドガンモードにしてでスナイプを撃とうとするが…
スナイプ「オラァ!」
ダパーン「ぐあ…!」
スナイプはマグナムシューターを上へと蹴り飛ばす
ダパーン「お前!」
スナイプ「なんだキレてんのか?悪いが俺もてめえにキレてんだよガキ!」
ダパーン「がっ…!?」
そう言うとスナイプはダパーンを蹴り飛ばす
蹴り飛ばされ倒れるダパーンだったがすぐにリボルブオンをして起き上がり両腕のアーマードガンを展開する
ダパーン「この…!お前らもやれ!」
そしてまだ残っていたデザロワプレイヤー達にも指示してスナイプを攻撃するが当のスナイプは走り回りながらその攻撃を避けてはデザロワプレイヤー達を出すの元まで蹴り飛ばす
スナイプ「はっ、下手な数だけは揃えてきたのか、甘いんだ、よ!」
そう言ってスナイプはデザロワプレイヤーを踏み台に上にジャンプすると先程自分が蹴り上げたマグナムシューターをキャッチする
どうやら自分が蹴り上げたマグナムシューターがちょうどよく落ちてくるのが狙いだったそうだ
そして元々持っていたガシャコンマグナムをBボタンを押し、マグナムシューターのチャージャー引くを素早くダパーン達に向ける
- 21二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:38:39
- 22二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:41:55
- 23二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 18:52:21
- 24二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 19:29:18
一方のゼロワンはどこか不調を覚えていた
ゼロワン(なんだ…?なんかいつもより力が出にくくなってる…?)
短期且つ高速移動ができるシャイニングホッパにーなったはいいが先程から何故か力が出にくく感じていた
「おら!どうした!」
ゼロワン「!ハッ!」
しかしそんなことは言っても敵は襲い掛かる
ならば…
ゼロワン「早めに終わらせるか!」
ゼロワンはバッタが描かれた重火器、オーソライズバスターを取り出すし斧に変形させる
そして…
『バスターオーソライズ!』
『シャイニングインパクト!』
ゼロワン「ハァ!」
「なっ!?まだ早くなる…ぐは!?」
「ぐえ!?」
オーソライズバスターにライジングホッパーのプログライズをオーソライズさせ、ベルトのシャイニングホッパーを押し込み必殺技を発動する
超高速で動きゼロワンにデザロワプレイヤー達はオーソライズバスターで彼らを斬り付ける
ゼロワン「ハァァァァ!!」
『プログライズボンバー!』
「なっ、ぐぁぁぁぁ!!!!」
そしてゼロワンはシャイニングインパクトで強化したオーソライズバスターのプログライズボンバーを彼らに食らわせる
デザロワプレイヤー達はその攻撃になすすべもなく負けてしまい変身も解除されるのであった
- 25二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 19:31:30
- 26二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 19:52:44
- 27二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 20:05:22
- 28二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 20:25:15
- 29二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 20:59:31
- 30二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 21:34:20
- 31二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 22:04:21
- 32二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 22:08:04
- 33二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 22:11:19
- 34二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 22:21:07
これは書き手さん同士がちゃんとやり取りしてるよね
- 353323/05/22(月) 22:34:52
- 3620.2423/05/22(月) 22:45:08
- 37二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 22:46:48
- 38二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 06:18:41
このレスは削除されています
- 39123/05/23(火) 06:37:49
- 40二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 08:35:06
このレスは削除されています
- 41123/05/23(火) 08:57:20
ご意見ありがとうございます
たしかにその通りなのですが暫くの間荒らしがそれを元にスレを何回も荒らすという行為を続けていたため、心苦しいですがこのような処置を取らせてもらいました
もちろん極論なのはわかっておりますがこのようなルールを設定しないと荒らしが湧いてしまうためこのようなをルールを設定させてもらいました
納得しづらい点であることはこちらとしても承知しておりますが荒らしがわかないようにするためにご協力のほどお願いします
- 42二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 10:09:59
奏斗「くっ…!この…!」
スナイプ「ミッション・コンプリート」
奏斗達デザロワプレイヤー達を変身解除させたスナイプは彼らに近づく
スナイプ「つーわけだ、てめぇらが二度とあんなもんできねえようにしてやるからコア寄越せ」
奏斗「だ、誰が…!」
スナイプはIDコアを破壊するべく彼らからコアをこちらに渡すように一応の説得をしてみてみる
しかし当然ながらか彼らはコアを渡す気はないらしい
スナイプ「そうか…、まぁ無理やり取るつもりだったから問題ねえがな」
「なっ…!?やめ…」
スナイプ「うるせえな、黙って寄越せ」
『RETIRE』
そう言ってスナイプは近くにいたプレイヤー達からIDコアを引き抜くとヒビを入れる
するとプレイヤー達は徐々に青いノイズを出して消え脱落していった
奏斗は徐々に脱落していくプレイヤーを見て逃げようとするが後遺症からかうまく逃げれないでいた
それをスナイプは見た
スナイプ「お前…その足…」
奏斗「くそ…!俺は…!」
- 43二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 10:10:13
一方でゼロワンもプレイヤー達からコアを引き抜きそれを壊していたのだが…
ゼロワン「よし…、これで…ぐ…!?な、なんだ…!?」
祢音「あ、或人さん…!?」
突如ゼロワンは苦しみの声を上げる。するとまだ何もしてないのにも関わらず変身が解除された
或人「えっ…!?やっぱり何か…!うぐ…!」
そして或人は地面に膝をついてしまう
実はシャイニングホッパーには高速移動や他にも機能があるのだがそのデメリットとして力の前借りか全身筋肉痛となってしまうのだ
謎の変身の不調と合わせ或人は膝をついてしまう
冴「あ、或人…!?」
一徹「き、君!?大丈夫かい!?」
潤「ど、どうしたの社長さん!?え、ふ、腹痛!?」
歩「そうなの!?ど、どうしよう!?こ、こういうときはど、どうしたら!?」
冴や一徹達が慌てる中それを聞いたスナイプも驚く
スナイプ「ゼロワン!?おいどうした!?」
奏斗「い、今のうちだ…!」
するとそれを好機と見て奏斗とまだコアを破壊されてない達デザロワプレイヤー達は逃げていく
スナイプ「なっ…!くそ…!今はゼロワンのほうが先か…!」
スナイプは奏斗達を追いかけようとするが医師として或人のことも放っておくとができず彼らを追うのをやめ、変身を解除して或人の容態を見に行くのであった
- 44二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 10:15:32
このレスは削除されています
- 451.23/05/23(火) 11:02:07
質問ありがとうございます
私が考える苦言ですが一方的にここがダメと指摘したり上から目線での指摘、口調が強かったり厳しい言い方するのを苦言とします
あと書き手さん同士のコミュニケーションが取れてないこともあって「こういう展開のつもりで書いたのにキツイ展開になって困惑している」というレスがあったのがあり、これ自体は苦言じゃないのですがこういう自分が考えと異なったことについてのレスはやめてほしいです
(現在は上にもあります通りテレグラで今後の展開とかを書いてそれを書き手さん達でそういった混乱を防げるように情報の共有をできるようにしております)
もちろん指摘自体は正しいなと思うのもあるのですがそれをネタに何度もレスして荒らすため苦言や、申し訳ありませんが批評もやめてほしいと考えております
またこれはお願いですが元々趣味でやってる人も多いので基本的によっぽど悪いものじゃなかった場合を除いてなるべく批評や苦言はしないでほしいです
最後に疑問に思ったことの質問や指摘は荒らしみたいに連続して何回もレスしなければ大丈夫ですがなるべく柔らかい言い方を心がけるように御願いします
- 46二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 12:56:14
アズ「確かに今日は丁度いい日だったのかもね」
アズはスエルが5月1日、或人の誕生日にデザロワを開催させたことに関して考えていた
スエル『この時代の5月1日はいわゆるメーデーと呼ばれていて、労働者が雇い主に対して働く環境の改善を求めて運動を起こす日として有名らしいね
なら、君達が敵視している存在が社長であるならそんな日にデザロワを開催して、ゼアにハッキングを行うには一番いいと思うのだが』
或人の誕生日は、歴史的に元々そんな日だった
だから、或人が社長ということに対する皮肉も込めてデザロワやゼアへのハッキングを行うというスエルの提案は悪意に満ちていて、アズも感心せざるを得なかった - 47二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 13:20:02
アズ「さて、あの子はどうかしらね…、ってあら?」
アズは奏斗がどうなったのか気になり彼の現状を調べたいたが何やら面白いものがあった
スナイプ達からは逃げ出した奏斗達どこかの路地裏に隠れていた
「くそ…!どうしてこうなったんだよ!」
「元はと言えばお前があのとき変身前にあいつら攻撃しなかったせいだろ!」
「んだと!お前もだろ!しかもお前の攻撃あいつらに当たってねえじゃねえか!少しは頭使え!」
「なんだと!」
デザロワプレイヤー達は誰も自分達が悪いなんて考えずただ責任を押し付けあっていた
そんな喧嘩をしてる最中、誰かが来る
「やはりここにいたか、予測通りだな」
プレイヤー達が振り返るとそこには厘、いやアークがいた
プレイヤー達は最初何なのかわからないといった感じだったが厘のヒューマギアモジュールを見てヒューマギアだとすぐに邪悪な笑みを浮かべる
「へへ…!なんだよこんなところでサンドバッグが来るなんてラッキーだな!」
「ああ!ついでにこいつで発散しようぜ!」
そう言って先程までの喧嘩はどこへやら、プレイヤー達はアークに手を出そうとする
しかし…
アーク「ここまで予測どおりに動くか…、面白くないな」
「あ?何言って…お、お前!おいこいつお邪魔キャラだぞ!」
そう言うとプレイヤーはアークの腰にアークドライバーが巻かれているのを見る
そしてそれを他のプレイヤーたちにも伝える
「な、何だと!」
「だけど尚更都合がいいな!合法的にこいつをやれる!」
奏斗(なら俺はここで逃げるか…)
そう言って奏斗を除いたプレイヤー達は仮面ライダーとなる
一方の奏斗はお邪魔キャラたちの強さを目に見たので勝てないとわかり逃げようとしていた
そしてプレイヤー達はアークに襲いかかる
それは無謀の始まりだった…
- 48二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 13:23:58
アーク「ゲーム開始だ、変身」
『アークライズ』
アークはアークゼロへと変身する
その変身光景にプレイヤー達は驚くもののすぐに気を取り直す
「へ、こいつをここでやれば俺達がデザ神に近づく!」
「ああ!つーわけでくたばれ!」
そう言ってプレイヤー達はバックルを操作して必殺技を発動するが…
「がっ!?」
「ぎゃあ!?」
「うげ!?」
アークゼロはプレイヤー達が攻撃を繰り出す前に次々とプレイヤー達を殴る
それからは地獄だった…
アークゼロは彼らが死なないぎりぎりまで手加減し嬲り続けた
ときにレーザーを食らわせ、ときに打撃を急所ぎりぎりのところで食らわせ、そしてときにプレイヤーたちの武器を奪って攻撃するなど的確に、そして冷酷に行っていた
「が…ゆ、許して…!?」
「い、嫌だ…!死にたくない…!」
「た、助けて…!」
そんなプレイヤー達は完全に恐怖に怯えてしまっていた
アークゼロ「そうか…なら助けてやる」
「ほ、ほんと!」
その瞬間だった、アークゼロは指先からレーザーを放ち一人のプレイヤーに当てる。その攻撃は心臓に的確に打ち抜き一瞬のうちにプレイヤーの命を奪った
プレイヤー達「え…?」
アークゼロ「死は救済と言うだろ?貴様らの悪意は既にラーニングした、だからここで滅亡しろ」
そんなめちゃくちゃなことを言うアークゼロは次々にプレイヤー達を撃ち殺してきた
そして気づいたら奏斗以外のプレイヤーは全員この世から退場してしまった
アークゼロ「あとはお前だけだぞ、どうする?」
奏斗「……」
アークゼロは奏斗に聞くが、当の奏斗はそれどころじゃなかった
体が震えている、それは一見恐怖に怯えていると思われたが違う
- 49二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 13:25:03
奏斗(な、なんだよこいつ…!?すげえ…!この力があれば…!)
彼はアークゼロの力を見てその力を羨ましがっていた
最初こそ逃げようと思った彼だったがアークゼロのその冷徹なまでの強さに惹かれ気づいたら逃げようとするのをやめてプレイヤー達が嫐られてるなかひたすらアークゼロのその戦闘を見ていた
あの力があれば自分以外の人間を不幸にできる、そしてあのとき叶わなかった人類滅亡も叶えることができる、そう思いながら…
アークゼロ(この男、どうやら利用価値がありそうだ)
そんな奏斗を見て、アークゼロは奏斗に興味を持つ
それを見ていたアズは嬉しそうに呟く
アズ「へえ…アーク様を見てあの反応…あの子面白そう…♪スカウトしよっと、アーク様も興味ありそうだし♪」
アークの力を渇望する、彼を見てアズはスカウトしに行くこと決め彼のもとまで行くのであった…
- 50二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 18:00:17
- 51二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 18:00:53
一方で
潤「はい、姉ちゃん」
冴「え…潤…?」
潤は冴にドライバーを渡していた
冴「どうして…」
潤「俺がこんなのいじってここに来ちゃったから姉ちゃんがこんな目に…会っちゃった…だから…」
冴「潤…」
潤は自分がこんなのに参加してしまったから自分の姉が傷ついてしまったと後悔していた
ならばとせめてもうこれ以上迷惑かからないようにと自ら脱落することを選んだのだ
冴「……潤はこれでいいんだね?」
潤「うん…、もう決めたから…」
冴「わかった…」
そう言うと冴は大我から説明を受け潤のドライバーからコアを抜きそのコアを踏みつけヒビを入れる
すると徐々に潤の体は青いノイズが走る
冴「ごめんね…潤…こんなのに参加させちゃって…」
潤「謝んなよ…、姉ちゃんも頑張ってな…!」
『RETIRE』
そう言って潤は脱落していったのだった
冴「潤……」
歩「我那覇さん…」
いくら潤自身が望んだこととはいえ弟の脱落をするのを見てやはり気にする冴に歩は声をなんて声をかければいいかわからずただ見てることしかできなかった… - 52二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 18:27:04
- 53二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 18:49:49
- 54二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 18:50:23
- 55二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 18:50:54
- 56二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 18:51:36
- 57二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 19:09:55
- 58二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 19:56:44
- 59二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 20:04:52
とりあえず或人誕生日パーティー防衛戦からデザロワ開幕編まではまとめました‼︎
ご協力頂いた書き手さんの方々本当にありがとうございました!
また自分も書きつつ、まとめて行こうと思います - 60123/05/23(火) 20:27:56
まとめお疲れさまです!!そしてありがとうございます!!
それでこのまとめなのですが誠に勝手ながらSSのまとめのまとめを作られせてもらいました
次スレに行ったらこのようなテレグラのまとめのURLを貼りたいのですがよろしいでしょうか?
或人×祢音スレクロスオーバーメインスレSSまとめ或人誕生日パーティー編https://telegra.ph/%E6%88%96%E4%BA%BA%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E7%B7%A8-05-22
ケケラ&ベロバ暗躍編
https://telegra.ph/%E3%82%B1%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AD%E3%83%90%E6%9A%97%E8%BA%8D%E7%B7%A8-05-22-3
デザロワ開幕編
https://telegra.ph/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%83%AD%E3%83%AF%E9%96%8B%E5%B9%95%E7%B7%A8-05-22-2telegra.ph - 61二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 20:30:59
- 62二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 20:35:34
- 63123/05/23(火) 20:48:58
- 64二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 21:05:16
「う、ううっ……」
「な、何で……」
致命傷を負い、赤いノイズに包まれ、デザロワプレイヤー達は消滅していく。
『MISSON FAILED』
機械的な音声が無機質に彼らがこの世界から退場してしまったことを流れ作業的に告げる
月光に照らされた返り血を浴びた怪人はその様子を満足気に見ていた
「あはは……手ごたえはないけど……こういうのも悪くないよねぇ」
怪人は楽しそうに踊り、笑う
彼は自分の手で人の命を奪うことに何の罪の意識もないようだった
「初日にして狩りすぎちゃった?でもパパがあいつらに恩を売ってやったんだから、補充はしてくれるでしょ?ほら……」
彼は無数の流れ星を見ながら嬉しそうに呟く
流れ星を掴んだ人にはどんな人生があるのか、そしてどんな願いを持つのか、それを踏み躙って無に帰す事に彼は価値を感じていた
「今日はこれまでかなぁ…また明日から頑張ろうっと……」
怪人は月を仰ぎ見ながら変身を解除する
そこにいたのは、デザロワプレイヤー用の裏サイトや掲示板を作成し、運営していた荒島蓮だった
蓮「パパがあいつらのスポンサーになる時に病気の僕が元気な体になれるように願ってくれたからこうやって好きにできるんだよねぇ」
蓮は一見すると父親への感謝を言っているようだが、蓮にとってはそれは過程の一つでしかなく、寧ろ父親なんだからそれくらいして当然と考えていた - 65二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 21:06:15
- 66二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 21:10:09
「あいつがスポンサーやってる衛生省のお偉方の息子、荒島蓮だ、親のコネで衛生省の役人という肩書きをもらっている」
英寿「……あいつは仮面ライダーでもジャマトでもないのか」
英寿は共に影から蓮を見ていたパンクロッカーのような青年に問いかける
「あいつは、人間のデータを持ったバグスターみたいなもんだ」
英寿に蓮について説明しているのは晴家ウィン
彼もまたデザイアグランプリのスポンサーの祖父を持ち、その関係でデザイアグランプリの運営スタッフとして働いていた
当時のゲームマスター、ギロリの指示で英寿を退場させるためパンクジャックとして暗躍していたが英寿と和解し共闘しようとしたところをギロリが変身したグレアに洗脳されてしまい、ギロリの駒として扱われ最期は英寿を始末するために自爆させられ、退場したはずだった
だが彼は復活していた。運営が撤退するための後片付けのために復活させたのだ
ウィンは呟く
ウィン「俺がいない間にとんでもねぇ事になっちまったな……」
英寿「ああ」
2人が自分を監視しているのは蓮も気づいていた
蓮「何あれ……ストーカー?怖っ…ていうかキモっ」
蓮は嫌そうな顔をする
しかし、一瞬で笑顔になる
蓮「あいつらを今狩ってもいいけどぉ……デザ神とかファイナリストはじっくりと少しずつ壊していくのがいいよね……」
蓮はバグスターの能力でワープし、姿を消す
- 67二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 21:33:12
ウィンはある事を英寿に話す
ウィン「……ミツメのことを調べては見るが…助ける気か?」
ウィンは運営側という立場から、英寿の母、ミツメについて調べることを協力してくれた
英寿「それができたら一番だが……現実はそうはいかないことくらい俺だって分かっている」
創世の女神としてスエルの手で石像になってしまった母、ミツメ
或人は助けると自信ありげに言ったがそんな簡単な話ではない
無関係だから夢を見れるのだ、とは言う気はないが、デザイアグランプリに関して祢音や冴を通して知ったようなつもりになっているところはあると英寿は思っていた
- 68二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 22:13:41
とある居酒屋で、とあるメンタルクリニックのスタッフ達が飲み会をしていた
最初は羽を伸ばして飲み会を楽しんでいたが、以前自分達のクリニックにいた精神科医の話題になった時、スタッフ達は触れたくない記憶に触れてしまい、静まり返る
その精神科医は、あるテロ活動に参加し逮捕された
この前脱獄したというニュースがあったが彼や彼の仲間が再逮捕されたというかニュースはない
「あの先生、どうしてるのかしらね」
スタッフの1人が口にする
「知らないよ、どこかに隠れているんじゃない?」
「いい迷惑よ、あの人のせいでクリニックにマスコミが押しかけてさ…」
自分の職場から問題を起こした人間が出て、それが明るみになると、世間は自分達をあることないこと捲し立てて責める
メンタルクリニックのスタッフ達は彼のせいで苦しめられていた
やっと落ち着いたと思いきや彼の脱獄のせいでまた悪意が掘り返され、自分達を襲う
そういえば、とスタッフの1人が切り出す
「あの人がずっと見ていた患者いたでしょ?衛生省で働いている人……あの人って今どうしてるのかな」
その人物の話題を出した瞬間、彼女たちは更に静まり返る
「あの患者さんはねぇ……クリニックでどうにかなるようなレベルじゃないのに、あの先生はちゃんと治療ができる病院を紹介しないで診察していたけど、あの患者さん良くなってる感じが全くしなかったのよね……」
「そんな人が衛生省で働いているのも怖いわよね…」
彼女達はその患者の異常性を思い出すと、薄ら寒い感覚を覚える
「いつも笑顔だけど、口調は年齢にそぐわないし、その笑顔も貼りついた感じ」
「そうそう……いつか何かやらかすと思っていたけど、あの人、子どもの頃からやらかしていたらしいわよ」
「やっぱり……親がその度に権利や金銭で何とかしていたんでしょ」
「あの患者さんは、ちゃんと治療ができる病院に転院させるべきだったのよ。だけど親はそれが明るみに出たらまずいと思ったのよね」
彼女達はかつて通院していたとある患者について話すのだった - 69二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 22:26:12
次回予告風SS
イズ「ゼアがどうやら……ハッキングされたものかと……」
或人「そんな…⁉︎」
ゼロワンライダー達が恐れていた最悪の展開、そして重なり合う悪意のゲーム
英寿「共鳴がなくとも、勝ち抜くことはできる」
永夢「衛生省にそんな人がいただなんて……」
封じられた切り札、そして現れた純粋な悪意
CRのドクター達やデザイアグランプリのプレイヤー達はそれでも戦うことを決意する
祢音「何でみんなそんなに割り切ってるの⁉︎或人さんが困っているんだよ⁉︎」
冴「或人…私達がいるから」
大智「だったら正解を教えてよ?」
そこに現れる悪意に染まったプレイヤー
そして……
蓮「みーつけた、今日の獲物だぁ♪」 - 70二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 22:59:46
- 71二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 23:46:55
ツムリ「そんな…ライダー同士が戦い合うなんて…」
デザイアグランプリナビゲーター、ツムリはデザイア神殿にて今のこの状況を見て嘆く
そもそもジャマトグランプリやアークグランプリが取られる前に行われたデザイアグランプリはプレイヤー達の足の引っ張り合いこそあれどお互い願いのために命をかけるという倫理観がないがミッションクリアを目指すゲームであった。そんなゲームのルールの一つとしてプレイヤー同士の抗争(直接の戦闘)は禁止となっていた
しかし今はどうだろうか、プレイヤー同士は戦い、果てに自分達がこの時代にライダーシステムを持ち込むからこの時代に元々存在していた仮面ライダー達もお邪魔キャラとしてだが参戦しプレイヤーたちを止めるためとはいえお互いを傷つけ合うようになってしまった
挙句の果てにヴィジョンドライバーを盗んだ側も新しいゲームを開催したそうでプレイヤー達を狙いに次々と襲いに掛かる
そんな本来のデザイアグランプリから異なってしまい、お互いを傷つけ合うこの状況にツムリは心を痛める
ツムリ「どうして…こんなことに…」
スエル「なに、気にする必要はない。オーディエンス達も喜んで見ている」
ツムリ「!スエル様!」
そんなツムリの前にスエルが現れる
ツムリは一瞬驚くがすぐに彼に怒るかのように問い詰める
ツムリ「一体これはどういうことですか!仮面ライダー同士が傷つけ合うなんて…それにこの時代の仮面ライダーたちを巻き込んでどういうつもりですか!?」
スエル「何、バグの処理さ」
ツムリ「バグの処理…?」
スエルの言葉にツムリは疑問を浮かべる中スエルは続ける
スエル「ああ、あのお婆さんも人工知能も少々おいたが過ぎた。彼らのようなバグを消去をするためにこちらもそれ相応の動物達を用意した方がいいだろ?」
ツムリ「まさか…!プレイヤー達を生贄にゲームを終わらせるつもりですか!?」 - 72二次元好きの匿名さん23/05/23(火) 23:47:20
ツムリはスエルのやろうとしていることに気づく
スエルは収集がつかなくなったこのゲームを終わらせるために、そしてそうした現況であるアーク達を終わらせるために最後の大盤振る舞いとしてこのゲームを始めたのだ
そして同時に気づく、このゲームは願いを叶えることなんて端からないことに
ツムリ「そんな…じゃあ彼らは一体なんのために…!」
スエル「最後にいい夢を見せるのも飼い主の努めだか、さぁ楽しみたまえプレイヤーたちよ!この最後のゲームを!来たるグランドエンドまでに!」
スエルはそう言ってる中ツムリは互いを傷つけ合うライダー達の映像をただ見ていることしかできなかった… - 73二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 04:57:31
次の日…
ゲーム病が完治した沙羅は退院することとなった
沙羅「鏡先生には姉弟揃ってお世話になってばかりで…本当に今回もありがとうございました」
沙羅は飛彩に頭を下げ、感謝の意を告げる
飛彩「いえ、弟さんの手術の時も言いましたが、俺1人の力ではできなかったことです、頭を上げてください」
沙羅「……私、弟に何があったのかは分からないけど、私は弟のことを信じてみます。言えないことを抱えていても」
沙羅は弟に対しての思いを語る
飛彩「ええ、そうやって弟さんを支えてあげてください」
ケケラはサポーターの座から引き摺り下ろした
ならばもう余計なことはできないだろう
飛彩「あと、弟さんのことを思うのならもし、黄色い箱があなたの目の前に現れたとしても、決してそれには触らないで無視してください」
飛彩はそれでも沙羅がデザロワに参加しないよう釘を指す
沙羅「えっ、何で先生がその箱のことを……?」
飛彩はしまったと思う
何故自分がデザイアドライバー等のアイテムが入った箱を知っているのか追及されてしまうかもしれない
景和「だから飛彩さんもそう言ってるでしょ、とにかく怪しいものには触るなってことだよ」
そこに景和が助け船を出す
沙羅「何よ、それじゃ私が危機管理能力ないって言ってるようなものじゃない」
景和「実際そうだろ……」
時限爆弾ゲームの時ジャマトから送りつけられた箱を開けてパイナップル型の時限爆弾に雁字搦めにされたのは誰だと景和は言いたかったが一般人の沙羅は運営の手により記憶が消されている
ジャマトグランプリ以降の記憶はあるのだが
沙羅「そう言えばつーちゃんは?無事だったんでしょ?」
景和「今異状がないか調べているってさ」
沙羅「そっか……」 - 74二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 05:29:00
永夢「えっ⁉︎貴利矢さんデザイアグランプリのボスにあったんですか?」
沙羅が帰った後、CRで永夢は昨日何故貴利矢は道長と戦うことになったのか話を聞いていたら、貴利矢は或人の誕生日パーティーの最中にデザイアグランプリのエグゼクティブプロデューサーであるスエルにあったのだと言う
親友に擬態したジャマトが現れてからじわじわと削られていった精神、或人の誕生日パーティーで周りの談笑を聞いているうちに酷くくだらないものに聞こえ、疲れてしまった。それで途中会場を出た訳だが、そこにスエルは脱落させる方法を吹き込んだ
貴利矢「多分自分への嫌がらせだと思う。わざとあのルールをお邪魔キャラの自分に教えて、自分が道長と戦う様子を見せ物にしたんだろうさ」
永夢「嫌がらせって、何で?」
貴利矢「自分がデザイアグランプリの外でプレイヤーに余計なことしたからでしょ」
リプログラミングによるIDコアの修復、その件に関してはニラムもリアリティがないと後から粛清しようと襲いかかってきている
飛彩「ああ、多分運営が撤収を決め込んでいるのに親父にスポンサーの話を持ち込んだのも、ケケラのレーザーレイズライザーを破壊した俺への当てつけもあるんだろう」
飛彩も自分がニラムによりアークグランプリに参加させられたことについて考える
永夢「デザイアグランプリの運営は、僕たちのことを娯楽の道具としか思ってないんですね……」
永夢は運営への怒りを感じていた
何故自分達の命を未来人の娯楽として差し出さなければならないのか
大我「……」
そんな中、大我は考え事をしていた - 75二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 06:02:04
或人達ゼロワンライダーはゼアの異変について会議をしているのだと言う
会議が終わるまで待っててと言われた祢音は景和達と話していた
道長「お前のサポーターも最悪な奴だったのか…」
沙羅のゲーム病を治療し、ソルド20を助け、そしてケケラをサポーター解任に追い込んだ話をしていた
景和「うん……まさかそんな人だと思わなかったけどね……」
今まで自分を支えていたサポーターの醜い本性を知ったことは景和にとってはショックだった
景和「でも飛彩さんや不破さんが助けてくれたからさ……って言うか道長さんはその手大丈夫なの?」
景和は道長の包帯が巻かれた両手を見る
或人の誕生日パーティーの後、自分を脱落させようと考えた貴利矢とぶつかり合いになり、相打ちになった挙句、貴利矢を止めるためにガシャコンスパローの刃の部分をにぎり、怪我をしてしまったのだと言う
道長「しばらく仕事にはならねぇが、レーザーには責任取らせる」
何故あの時自分は貴利矢の親友の最期の言葉を言ってしまったのか、と考える
それは貴利矢の親友が本来享受すべきだった幸福が自分のIDコアの修復に使われたから、だけではない
道長「……あれがバルキリーの言う信念みたいなもんか」
自分自身夢や幸せについてなんか考えたことはない。
だが今の自分が誰かの幸せのおかげでいるのなら、それを無駄にしてはいけないと思う
その人の分まで生きないといけないのだ
道長(……藍原淳吾が何をしたかったのは分からないがな)
その幸せを与えたのは何が自分にとっての幸せなのかどうやっても聞けない相手だ
自分がそれをなぞればいいと言う訳でもない、だから自分なりに生きるしかないのだ
2人は自分を支えてくれた人達のことについて考える
景和「確かに共鳴使っても今までと違うけどさ、支えてくれた人達のことを考える機会になったよね」
道長「あれは単に戦うための一つの手段で、根本的な物が見えていなかったんだよな」
2人は或人の誕生日パーティーの後のそれぞれの戦いを振り返る - 76二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 06:18:50
祢音「でも或人さんが共鳴をデメリットなく使えるようにしてくれたでしょ⁉︎それについては何とも思わないの⁉︎」
一方2人の様子に苛立った祢音は声を荒げる
景和「そんなこと言ってないでしょ、祢音ちゃん落ち着いてよ」
景和は祢音を宥めようとする
祢音「だって‼︎2人だって共鳴使っていたでしょ‼︎なのに共鳴は使わなくてもみたいなこと言って、或人さんのこと考えてないじゃない‼︎」
祢音も自分の戦いを振り返る
或人や大我に助けられたがデザロワプレイヤーに危害を加えられそうになってしまった
ドライバーが反応しなくなって困っている或人や、変わってしまった奏斗のことを考えると落ち着いている2人を見てどうしても苛立ってしまうのだった
2人が悪くないのは分かる
だが或人が自分達の戦いを支えていることを蔑ろにしていると感じてしまうのだ
道長「おい、ナーゴ落ち着けって、誰もそんなこと言ってないだろうが」
祢音「大体或人さんの誕生日パーティーなのに貴利矢さん態度悪かったよね⁉︎途中で席立ったりして或人さん心配していたんだよ⁉︎」
祢音は或人の誕生日パーティーの時の貴利矢の行動を責めてしまう
道長「……何でも言わないといけねぇのかよ」
それに対して道長は怒る訳でもなく淡々と返す
祢音「あっ……」
あの時唯阿は人には言いたくないことがあると或人に話していて、或人もそれに納得していた
最愛の人を想って怒る自分
その姿勢も間違いではない
だが人には人の事情がそれぞれある
自分だって出生のことを言えるのかと言われたら言えないと答えるしかない
祢音「……ごめんなさい、私興奮しちゃって……」
景和「いや、いきなりデザイアロワイヤルが始まったら落ち着いていられないよね、俺たちもごめん」
道長「そうだな、だが怒ったって仕方ねぇだろ」
- 77二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 07:58:01
飛彩と桜井姉弟の関係性いいなぁ
- 78二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 08:03:54
永夢「だけど、デザイアロワイヤルのプレイヤー専用の裏サイトを立ち上げたのが衛生省の人だったなんて…」
黎斗からの報告で、デザロワプレイヤー専用の裏サイトを立ち上げた者の正体を知り、永夢達は驚愕するのだった
飛彩「荒島蓮に関しては親父に頼んで調べてもらっているが…」
貴利矢「向こうも衛生省の人間だからね、どこまで調べられるか…まあ言えるのはそいつはデザロワの開催を前もって知っているから、運営と関係があるってこと」
つまり、彼か彼の親族がデザイアグランプリのスポンサーだと言うことだ
大我「なら喧嘩の売り方を間違えたら自分達の身も危うくなると言うことだな」
荒島蓮に対しての今後の関わり方を4人は考える
その中で大我はゲーム病しか治療が許されていない自分が何とかしないと永夢達が自分と同じようなことになるのではと危惧していた
自分は医師免許を剥奪されているのだ
- 79二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 08:26:08
誰も悪くないけど或人のことがあるから祢音ちゃんはこうなっても仕方ないわな…
- 80二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 08:35:02
このレスは削除されています
- 81二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 08:35:49
このレスは削除されています
- 82二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 10:58:00
このレスは削除されています
- 83二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 10:58:13
↑ごめんなさい 書き込むスレを間違えました
- 84二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 11:07:00
このレスは削除されています
- 85二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 11:07:11
このレスは削除されています
- 86二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 11:07:22
このレスは削除されています
- 87二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 11:07:33
このレスは削除されています
- 88二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 11:07:50
このレスは削除されています
- 89二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 11:08:07
このレスは削除されています
- 901.23/05/24(水) 11:30:22
先程5角関係スレ民が荒らしてるだろというレスがありましたが事実がどうかわからないものを憶測で決めつけするのは失礼なためおやめください
また5角関係スレが落ちたと喜んだりしてたのもありますがそういったこともおやめください
そういったものは名誉毀損と当たります
また5角関係スレとこちらは別けているので5角関係スレの話題はこちらで出さないようにお願いします - 91二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 12:55:30
一方で飛電インテリジェンスではゼロワンライダー達が集まっていた
というのも…
或人「イズ、ゼロワンドライバーが反応しなくなった理由って何かわかったって本当?」
どうやら先の一件でゼロワンドライバーが反応しなくなった件らしくそれによってゼロワンライダーたちが呼び出されていたのだ
イズ「はい、原因はこちらです」
そう言ってイズはゼロツープログライズキーをみんなに見せる
唯阿「ゼロツープログライズキー?これが原因なのか?」
唯阿が聞くとイズは重々しく話し始める
イズ「既にご存知かと思われますがゼロワンドライバーのセキュリティの一つにゼアの認証が必要です……」
天津「ああ、そうだね。ゼアが他の認証もクリアしてくれることで初めて使える……まさか」
唯阿「天津?」
天津はイズが話そうとしていることに理解し、イズはそれに頷く
イズ「はい…ゼアがどうやら……ハッキングされたものかと……」
或人「そんな…⁉︎」
イズから出た答えに或人は驚く
或人「は、ハッキングって誰に!?」
イズ「そこまではまだ……、ただ一つ言えるのは少なくとも私と或人社長はこのハッキングをどうにかしない限り仮面ライダーに変身することは不可能です…」
イズから伝えられたその言葉に或人は唖然とするしかなかった
ゼロワンライダー達は組織によって変身システムが異なるのだが飛電製の仮面ライダー達は基本的にゼアからの認証を受け変身している
そのゼアがハッキングされて動けなくなった。それだけでもう彼らは仮面ライダーになることは出来なってしまったのだ
諫「……それはわかったがなんで俺達まで呼び出されたんだ?」
一方で諫は何故自分達も呼び出されたのか聞くことに
諫達が使うライダーシステムは飛電製とことなり個人で完結しているため基本的には平気である、なのになぜか
その疑問にイズは答える
イズ「このハッキングの仕方は以前に不破諫様と刃唯阿様が受けたハッキングと酷似しております」
諫「以前に受けた?」
唯阿「それって…」
そう言って唯阿は思い出す - 92二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 12:56:15
それは或人がアークになっていた頃だ。当時の或人は初代イズを滅に殺されその復讐として滅のもとまで向かっていたのだがその最中にまだアークに操られていたと勘違いしていた諫達が彼を止めようと立ち向かったことがあった。そのときに或人はアークワンへと変身し、諫と唯阿、二人にハッキングをしたのだ
なせハッキングしたのか詳しいことは省略するが彼らショットライザーを使う仮面ライダーにはあるものが必要なのだがそれをハッキングされ使えなくされてしまったのだ
結果彼らは仮面ライダーに変身できなくなった時期があったのだ
或人「あれと……」
滅「……」
そのことを或人も思い出し責任を感じていた。それを滅は見ていた
一方で唯阿はその件からある結論へと至る
唯阿「そうか…、つまりハッキングしたのはアーク、もしくはあいつと同じレベルの奴でそいつらが動いたらもしかしたら私と不破も変身できなくなるかもしれないのか」
イズ「はい」
不破「まじかよ…」
唯阿の推測に諫も唖然とする
飛電製のライダー達と同様に諫と唯阿もハッキングされたら変身できなくなるかもしれない、そうなると変身できるのは
天津「完全に個人で動ける私と滅、二人だけになるね」
変身システムが他に依存しない天津、滅この二人だけになるのだ
その事実に重い空気が流れるのであった
- 93二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 13:00:19
大智「何か久しぶりに出番な気がするけど、そんな面白いことになっていたんだね」
メタ的なことを言いながら大智は今の状況を楽しんでいた
アークグランプリとデザイアロワイヤル、自分はこの2つのゲームへの参加権を得ている
アズ「確かにあなた久しぶりね……ジャマト化はどうしたの?そう言えば」
アズはジャマト化について大智に聞く
大智「ああ、あれね……逆にどんな感じになるか楽しみになってきたさ、ジャマトに人間が後天的になったらさ」
ジャマトは今までデザイアグランプリの退場者の遺体やIDコアを種や肥料とし、栽培されて産まれてくる
退場したがその運命から逃れた者もいる
大智は彼がどうなるか楽しみにしていた節があったが、その楽しみは断たれてしまい、それからは自分が代わりにそうなる道を歩んでいた
最初は苦痛を覚えていたが、今では苦痛も減ってきた
だから純粋に楽しめるのだ、と言う
アズ「あなた無駄にポジティブね…」
大智「その言い方は失礼じゃないかい」
引き気味のアズに対して大智は苦言を呈する
アズ「あ、そうそう…あなたみたいなデザグラに参加したことがあってデザロワに参加している子でアークグランプリに参加できそうな子がいるのよね」
アズはとあるアークグランプリ参加者候補について語る
大智「へぇ、それは楽しみだね」
アズ「あなたみたいなファイナリストではないけど、あなたを超えちゃうかもね?後、それと……」
アズはとあることを告げる
大智「それは楽しみだけどさ、そんなことしたら戦い甲斐がなくなるよね……」
大智はその事実を知って、複雑な心境になるのだった - 94二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 18:45:00
その後とりあえず諫達はハッキングの対策の準備に取り掛かってる間よほどのことがない限りは天津と滅の二人で対応することとなった
そして二人は飛電インテリジェンス玄関前に降りてくる
天津「では私はこのことをCRのドクター達や祢音君達にも伝えに行く、君はどうする?」
滅「俺は選手達の今後の練習に使うドリンクやグッズを買いに行く」
天津「そうか、……君から見て今の或人君はどう思う?」
滅「突然どうした?」
天津「いや…、なんとなく聞いてみただけだ忘れてくれ」
そう言って天津は飛電インテリジェンスから出ていこうとするが先程の天津の問に滅は答える
滅「今のあいつはどこか浮かれている、そのような感じがする」
天津「そうか…」
滅の答えを聞いて天津は足を止める
天津と滅は最近或人はどこか楽観視していると考えていた
天津「原因はおそらく…」
滅「ああ、今までにあまりいなかった親しい仲ができたからだろうな」
ゼロワンになった当初或人はイズ以外で親しい仲というものはいなかった。ゼロワンライダーたちの交流も一年の戦いを通じてグイグイ行く天津を除き事件関係を除き、ようやくときどき会話したりする程度までになった
しかし祢音との交流を気にここ最近仲間ができてきた目標こそ違えどそれでも命を守るために戦う仮面ライダー達、そんな彼らとの交流が彼にとっては嬉しかったのだろう
故にどこか浮かれたり楽観視しているようになってしまったのではないかと二人は推測する
滅「だからこそハッキングが解除するまでにその問題をどうにかしで解決しないといけない。この問題を解決するのにうってつけの時間だ」
天津「そうだね、だがこれは彼自身が気づかなければ成長はしない、一体どうしたものか…」
滅と天津は不謹慎だがハッキングによって変身ができなくなったこの間に解決をするチャンスだと考えるが中々それが思いつかない
そんなときであった、街から騒ぎが聞こえる
天津「……どうやら今は考える時間は終わりだそうだ」
滅「らしいな、行くぞ」
騒ぎを聞いたことで二人は一旦予定を変更し街へと向かうのであった
- 95二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 19:40:51
黎斗「ぬうわわわわっ‼︎あのふざけた裏サイトが復活しただとっ⁉︎」
黎斗は昨日ハッキングして削除したデザロワプレイヤー専用の裏サイトと掲示板が何もなかったかのように復活しているのを見て怒りを露わにする
黎斗「いい度胸だなァ⁉︎神の私に刃向かうなどッ‼︎」
黎斗はパソコンの画面を指差し叫ぶ
ポッピー「黎斗うるさいっ‼︎」
ポッピーは黎斗をピコピコハンマーで叩く
黎斗「ぶへっ‼︎」
ポッピー「もう‼︎」
ポッピーに叱られている黎斗を尻目に4人は話し続ける
永夢「で、飛彩さん、気づいたことってなんですか?」
永夢は飛彩が気づいたことがあると言った時に黎斗が騒ぎ出し話が中断されたがポッピーのおかげで会話を再開させる
飛彩「共鳴の威力が弱まっている、しかも決まった相手でだ」
永夢「え……?」
飛彩は昨日廃工場に乗り込んだ時のことを話す
やることが多いため決まった相手との共鳴を使ったが、いつものような感じは最初だけで、相手の能力を一度使ってしまうとどちらも使えなくなる
そして能力の増幅自体が抑えられていると言う
飛彩「理由は分からんが、何者かがシステム自体に干渉したか」
永夢「……」
決まった相手でもそんなことが起こってしまうと言うことは、共鳴自体は切り札としての体を為さないという意味である
貴利矢「……まあ、まずいっちゃまずいけど、前花家先生が言ってたみたいに頼りすぎたら足元掬われんだからいい機会ではあるよな」
貴利矢はそれに対し、危機的には捉えていないような発言をする
貴利矢「ま、自分も自分自身について考える機会があったからさ……」 - 96二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 19:49:53
貴利矢は親友に擬態したジャマトが現れてからのことを思い出す
あれは親友じゃないと分かって倒したが、いつの間にかそれは負担になっていって、自分の患者を脱落させた方が良いと考え行動しぶつかり合いになったが、彼はそんなこと望んでいなかった
自分が良かれと思ってやったことは相手のためにならなかったし、もし自分が彼を脱落させていたら今頃後悔の底にいただろう
永夢「……」
その一部始終を見ていた永夢も考え込む
貴利矢「それで、共鳴ってのはあくまでも切り札で、手の内の一つでしかない、それができるからって相手のことを分かったような気になってしまうリスクもあるんじゃない?」
飛彩「飛電或人には悪いがな…確かにあれを使わずとも自分自身で、誰かと協力して戦うことは十分に可能だ」
飛彩も廃工場でのケケラを倒した時のことを思い出す
景和はもちろん諫や唯阿と協力し、ケケラをサポーター解任にまで追い込んだ
共鳴自体ほぼ機能していないようなものだから、共鳴は使っていないような状態で勝つことができた、いやあの協力がなければ勝てなかっただろう
永夢「確かにそうですね、あの時だって僕たちは協力して戦ってきた」
永夢も頷く
飛彩「だから最悪使えなくなっても……俺たちは戦える」
貴利矢「そうだね」
大我「……」
- 97二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 19:57:36
一方その頃…
奏斗はスマホでデザロワ裏サイトの掲示板に書き込みをしていた
また仲間を集って彼は街で大暴れをして一般人を巻き込み関係ない人々を不幸にするつもりだった
奏斗「あのセレブ女に続きができたらいいんだけど」
奏斗は昨日の続きができれば良いと考えていたが、別のことも考えていた
奏斗「俺が暴れたら、またあいつに会えるかな」
奏斗は悪意の化身への再会を夢見ていた
蓮「……あはは、またプレイヤーが集まってる」
蓮は復元した裏サイトの掲示板を見ながら無邪気に笑う
蓮「しかしこのダパーンって奴、かなり執念深いねぇ……こいつファイナリストじゃないけど、面白そうだね」
蓮はダパーンと名乗る人物の書き込みを興味深そうに見ていた - 98二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 20:39:25
二人が街へと着くとそこには案の定というべきかプレイヤー達が暴れていた
滅「予測を裏切らないなこいつら」
天津「ああ、全く何が彼らをそこまで動かすのか私にはわからないよ」
プレイヤー達の行動に呆れていた滅と天津だったがプレイヤーの1人が二人に気づく他のプレイヤー達にも声をかける
「あ!おいこいつら掲示板にあった高得点の奴らだぞ!」
「まじかよ!」
プレイヤー達が滅達のことを指さして高得点と称する
それに天津が聞く
天津「高得点?それはどういうことかな?」
「あ?知らねえのかよ!お前らアークとかいう力を持ってるライダーは他のお邪魔キャラより更に点数が高いんだよ!」
プレイヤーが天津の疑問に答える
忘れがちだが滅と天津、そして黎斗はアークグランプリにエントリーされている
どうやら運営はアークグランプリ参加者達を他の仮面ライダー達よりも更に高得点に設定したようだ
滅「なるほど…デザイアグランプリの運営達は俺達のことをそこまでして消したいそうだな」
天津「呆れたものだが…、今はそうも言ってられないか。滅、或人君達からは聞いてるとは思うがわかっていると思うが」
滅「ああ、ベルトからライダーコアIDを取り除きそれを破壊したらいいんだな」
二人は運営たちのやり方に呆れを覚えながらもプレイヤーたちを対処するためにコア破壊の確認をしてからベルトを巻く
『フォースライザー』
『サウザンドライバー』
『ポイズン』
『ゼツメツEVOLUTION』
『ブレイクホーン!』
滅はスティングスコーピオンプログライズキーを、天津はアウェイキングアルシノゼツメツライズキーをサウザンドライバーにセットし、続いてアメイジングコーカサスを起動させる
「変身させるか!」
プレイヤーが変身させまいと数人がレイズアローで攻撃しようとする
だが…
- 99二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 20:39:35
滅「甘いな」
なんと滅が刀でそれを全て斬って防いだ
それにプレイヤーたちは驚く
「はぁ!?それありかよ!」
「汚えぞ!」
滅「勝手に言ってろ」
滅はプレイヤー達の言葉をその一言で一蹴する
そして…
滅・天津「変身」
『フォースライズ!スティングスコーピオン! 』
『 Break Down.』
『パーフェクトライズ!When the five horns cross, the golden soldier THOUSER is born. 』
『Presented by ZAIA.』
滅は仮面ライダー滅スティングスコーピオンなってアタッシュアローを、天津はサウザーとなってサウザンドジャッカーを持つ
滅「行くぞ」
サウザー「ああ…!」
そして二人はプレイヤー達を止めるために戦いに行く - 100二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 21:03:12
アズ「そんなに興味があるのに戦わないの?」
そして現在…
街の中で乱闘を起こすダパーンを始めとしたデザロワプレイヤー達をビルの屋上から高みの見物を決め込んでいる蓮にアズは話しかけていた
蓮「だって、あいつファイナリストじゃないし」
蓮はダパーンに興味はあるが壊す価値がないと考えていた
蓮「あの様子じゃあまだねぇ…」
アズ「だったらファイナリストだったら本気出してくれる?」
ダパーンはマグナムシューターを連射してお邪魔キャラの排除に着手していた
ダパーン「ムカつくんだよッ‼︎消えろ‼︎」
ダパーンがそう叫んだ時だった
ダパーンはモンスターストライクで殴り飛ばされる
ダパーン「ガハッ……何だ、お前は……お邪魔キャラ、じゃねぇ……?」
ナッジスパロウ「半分正解で半分間違いだね、僕もデザロワプレイヤーだがアークグランプリの参加者だからお邪魔キャラでもある」
モンスターフォームのナッジスパロウに襲われたダパーンはマグナムシューターで応戦しようとする
その様子を見ていた蓮は嬉しそうな表情になる
蓮「ファイナリストじゃん‼︎みーつけた、今日の獲物だぁ♪」
彼はそう嬉々として言うと全身にノイズが走り、ウサギのようなバグスター怪人へと変身する
アズ「行ってらっしゃい、ラピド♪」
蓮が変身したバグスター怪人ラピドはウサギのように跳ねてビルから飛び降り、ダパーンとナッジスパロウの元へと行くのだった - 101二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 21:27:04
ナッジスパロウ「君は銃撃ばかりして、格闘戦はしないね……正解は、体に何らかの支障を来しているかい?」
ナッジスパロウはダパーンにモンスターフォームで肉弾戦を仕掛ける
昨日は欲に飢えた大量のプレイヤーや人質がいたから銃撃戦だけで有利に戦えた
しかしこうやって肉弾戦を一方的に仕掛けられると彼は一気に押されてしまう
ダパーン「ガッ……」
ナッジスパロウに殴られ、ダパーンはのたうち回る
その時だった
「あはは‼︎邪魔だよぉ‼︎」
突如現れたラピドは楽しそうにプレイヤーの身体を鉤爪で切り裂いたり、手からビームを発して身体を貫いたりしていた
『MISSON FAILED』
その瞬間機械的な音声が流れ、赤いノイズに包まれてデザロワプレイヤー達は消滅していく。
ダパーン「な、何だよお前……っ⁉︎」
ラピド「邪魔」
ラピドは冷たくそう言うと、手から黒い剣を取り出して、ダパーンを斬りつける
ダパーン「うわっ……」
ラピドの斬撃は足に当たってしまい、ダパーンは動けなくなってしまう
ダパーンはその瞬間、今までのこの世界に対する憎しみを思い出していた
ナッジスパロウ「……君は、仮面ライダーじゃないね?」
ナッジスパロウは訝しげにラピドに問いかける
ラピド「うん!」
ラピドは嬉しそうに言いながら他のプレイヤーをこの世界から退場させながらナッジスパロウと戦い始める
- 102二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 22:17:11
一方で滅とサウザーは街で暴れてるプレイヤー達を次々と攻撃して変身解除させては速攻でコアを取り出し破壊していた
滅「ハッ!」
サウザー「フッ!」
「こ、このぉ!」
プレイヤーの1人が滅達の後ろからレイズアローで攻撃するが
滅「……」
「うぎゃ!?」
「なっ!?」
滅は最小限の動きでそれを避けそれを他のプレイヤー達に当てさせた
サウザー「悪いがこれで終わりだ」
「え?なっ…いつの間に…ぐあ!?」
そして後ろに回り込まれたサウザーによって滅を撃とうとしたプレイヤーも変身解除された
「くそ…!こいつら強すぎだろ!」
「い、一旦引くぞ!」
そう言ってプレイヤー達は逃げていく
滅「できればもう二度と来ないでほしいものだがな……ん?」
逃げていくプレイヤーたちを見てそう言う滅だったが物陰から何かこちらをチラチラと見ている者がいた
滅「あれは…」
- 103二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 22:17:44
歩「うう…!どうしよう…!めっちゃ怖いよ…!」
その物陰から見ていた者は歩だった
というのも彼女、デザイアロワイヤル初日コアを破壊せずに今日まで来ていた
その訳は…
歩「ほ、他の人たち止めないと…!こここ、これで!」
そう言って歩はブーストバックルを取り出す
そう、彼女はこのゲームを止めようと考えていたのだ
それでたまたま送られてきたバックル、ブーストバックルで変身…しようと思ったがやはり戦いが怖く、物陰からひっそりと見ていることしかできなかった
歩「うう…ど、どうしたらいいの…?」
そう言ってまた物陰からひょっこり顔を出す歩だったが…
滅「綾瀬歩、そこで何をしている」
歩「うわ!?ほ、ほろぴー!?」
それに気づいていた滅に見つかり、目の前まで来られてしまい驚く
滅「お前は今日、腹痛のため休むと練習を聞いていたが…?」
歩「あはは…その…ごめんなさーい!」
仮面ライダー状態の滅に見つかり歩はただ大声で謝罪するしかなかったのだった… - 104二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 22:52:06
ダパーン「俺にあの力があればあんなウサギ野郎もスズメ野郎も滅茶苦茶にしてやるのに‼︎」
ナッジスパロウとラピドの戦いを見てダパーンは全てへの憎しみを爆発させていた
ナッジスパロウ「……っ‼︎」
ラピド「あれ?こんなんで壊れちゃうの?」
ナッジスパロウはラピドにアーマーを殴られ、アーマーが半壊し戦慄する
ナッジスパロウ「怪人の君が……何故仮面ライダーの僕に……っ‼︎」
ラピド「怪人が仮面ライダーに負けるって誰が決めたのぉ?」
ラピドはナッジスパロウの顔面を殴り、数メートル吹き飛ばす
ラピド「本当にこいつファイナリスト?つまんないんだけど」
ラピドはそう言いながら逃げようとしているプレイヤーに鉤爪で襲いかかり、次々と退場させていく
ラピド「まあまあ狩れたのは嬉しいけどぉ……君にはがっかり」
一通りプレイヤーを退場させた後ナッジスパロウに対してラピドは吐き捨てる様に言う
ラピド「壊し甲斐がないから、ここで壊さないと無駄足になっちゃうね‼︎」
ラピドはまた黒い剣を取り出し、ナッジスパロウに向かって走る
その時だった
ダパーン「俺を舐めやがって‼︎」
ダパーンはラピドの背中に向かってマグナムシューターを撃っていた
ラピド「へぇ……」
ラピドはバリアを流れ作業的に張り、銃撃を跳ね返してダパーンに命中させる
ダパーン「うわっ⁉︎」
銃撃が何倍もの威力で返ってきてダパーンは倒れるが変身解除はしなかった
ラピドは黒い剣をナッジスパロウスレスレの位置に突き刺し、感心したように言う
ラピド「やるじゃん、君……そこのファイナリストより楽しめそうだね、だから……僕と同じ立場に立ったら遊んであげる」
プレイヤーも今日は結構狩れたしね、と言い彼は満足したのかその場から立ち去るのであった……
- 105二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 23:28:32
プレイヤー達を退場させたラピドはアズの元に戻る
アズ「ファイナリストがいるけどいいの?」
ラピド「いいの、あいつ見掛け倒しのつまらない奴だから」
ラピドはあっさりと言い切る
アズ「ブーストバックル持ったプレイヤーもいるわよ?」
ラピド「そんなの知らないよ」
ナッジスパロウは彼のお眼鏡に敵わなかったらしい
ラピド「それよりもあのパンダの子の方が将来有望かなぁ?」
ラピドはダパーンの力への渇望や憎しみ、執念深さを評価する
ラピド「あれだけ攻撃されても逃げないで攻撃してくるんだからすごいよねぇ……」
アズ「あら、あなたもそう思う?」
アズは嬉しそうに言う
その時だった
レーザーレイズライザーの銃撃が2人を襲うも、ラピドが張ったバリアで無効化される
ラピド「おや……デザ神じゃないか、丁度いいや……ファイナリストが期待外れだったから楽しめそうだね」
そこにはレーザーブーストフォームのギーツがいた
アズ「……ギーツじゃない、私はあの子の所に行ってこようっと♪」
アズはどさくさに紛れてギーツから逃げ出す
ギーツはそんなアズを気にかける様子を見せない
ギーツ「お前……何のためにプレイヤーを意味もなく退場させる?」
ギーツは怒った口調でラピドに話しかける
彼は抵抗する様子がないプレイヤーの命を奪って退場させたのだ
ラピド「ああ‼︎それね、一日でどれだけデザロワのプレイヤーを狩れるかゲームしてるの‼︎」
ギーツ「ゲーム?」
ギーツはレーザーレイズライザーを構えながらラピドと会話をする
ラピド「そう、身の程知らずな願いを持った人を壊すことに価値があるんだから♪……だから君に会えて嬉しいんだよねぇ‼︎」
- 106二次元好きの匿名さん23/05/24(水) 23:51:45
ラピドは黒い剣を取り出しギーツに襲いかかる
ラピドの動きをベクトル操作で封じ、ギーツはレーザーレイズライザーでラピドを撃った…
はずだった
その瞬間ラピドの体は分解されるように消え、ワープしたのだ
ラピド「やっぱりデザ神は違うね‼︎」
ギーツの背後にワープしたラピドは鉤爪で彼に奇襲をかける
ギーツはベクトル操作で飛び上がり、ラピドの攻撃を避ける
ギーツ「お前……仮面ライダーでもジャマトでもないな?」
ラピド「当たり♪」
ラピドは嬉しそうに言うと、手からビームをギーツ目掛けて撃つがレーザーレイズライザーの銃撃と相殺され、その隙にギーツは彼に近づくと彼を地面に叩きつける
ラピド「仲良くしようよ、僕がこの身体を得たのは創世の女神の力のおかげなんだからさ、君創世の女神の子なんでしょ?この世には存在するはずのない存在だけど、由来は一緒なんだから」
ラピドはダメージを受けた様子もなく言う
何故なら彼は叩きつけられる前にバリアを張ってダメージを受けないようにしたからだ
ギーツ「お前……‼︎」
ラピドの発言にギーツは驚く
仮面ライダーでもジャマトでもない、そんな存在の彼はどんな願いでこの怪人となったのか
ラピド「驚いたぁ?」
油断したギーツをラピドは黒い剣で攻撃しようとする
- 107二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 00:33:00
ハイパームテキ「ハアッ‼︎」
ムテキゲーマーに変身したエグゼイドが攻撃を受け止める
当然エグゼイドにはダメージは入らない
ラピドはエグゼイドを見て嫌そうな反応を見せる
ラピド「うわ……エグゼイドじゃん……」
エグゼイド「俺のことが苦手か?……お前はバグスターの姿になれる化け物だからな」
エグゼイドはラピドの、蓮の正体を言い当てる
全てはデザロワプレイヤーが暴れていると掲示板から知ったのと、日向審議官の調査により彼の正体をCRのメンバーが知ったからだ
ギーツ「何?」
エグゼイド「こいつの親はデザイアグランプリのスポンサーで、スポンサーの契約をする時にこいつをバグスターとして生きられるようにしたんだ、衛生省にそんな奴がいたなんてな‼︎」
ラピドの背景をエグゼイドは語る
ラピド「へえ……いいの?君そんなことしていいと思うの?」
ギーツ「親の権力を盾にエグゼイドを止める気か?」
エグゼイドの乱入に油断していたラピドをレーザーレイズライザーの連射が襲い、やっと彼にダメージを与えることに成功する
ギーツ「エグゼイド、聞いているかもしれないが……共鳴が使えなくなってるのは知ってるな?」
エグゼイド「ああ」
エグゼイドはラピドに殴りかかり2人は波状攻撃を仕掛ける
エグゼイド「だが……‼︎」
ギーツ「共鳴がなくとも、勝ち抜くことはできる、そうだろ」
エグゼイド「ああ‼︎」
『キメワザ!』
エグゼイドはハイパームテキガシャットのスイッチを二度押すことでハイパークリティカルスパーキングを発動する
『ハイパークリティカールスパーキーング!!』
エグゼイドは全身に黄金の粒子を纏い、超高速移動を駆使した連続キックをラピドに叩き込む。
ラピドは攻撃を喰らった直後は何ともなかった
ラピド「まずいかな…まずいかもね」
彼はこれから起こることを冷静に予測する
その直後爆発が起き、ラピドは変身解除してしまう
「究極の一発!完全勝利!」
- 108二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 00:46:45
蓮「はは…流石ハイパームテキ、CRと檀黎斗の最高傑作……」
変身解除した蓮は笑いながらエグゼイドを見る
ギーツ「ハイパームテキの技を食らっても変身解除で済むとはな…」
それだけの願いだったのだろう、とギーツは思う
そしてこんな人の命を踏み躙って何とも思わない化け物を作るためにどれだけの人の幸せが奪われたのか
蓮「創世の女神の力ってすごいよねぇ……でももしかしたらそろそろ新しい女神が必要になってくるかもねぇ、2000年も仕事を続けていたらさぁ……だから、解放された君の母親に会えるかもよ?
その姿は石膏のままかもしれないけどねぇ?」
ギーツ「……‼︎」
蓮はそう言うとバグスターの能力でワープし去っていくのだった……
英寿「……確かにあいつの言う通り、俺は母さんに会えないのかもしれない」
変身解除した英寿はそう話す
永夢「……」
2人は黎斗に連れられて実際に創世の女神を見ている
あれが元は生きている人間だとは思えなかったし、どうやって救い出したらいいのか分からなかった
創世の女神を或人は実際には見ていない
英寿「口で言うのは簡単だな」
英寿はそう呟く
永夢「或人君には悪いけど……そういって簡単に何とかなる問題ではないでしょうね」 - 109二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 09:48:01
英寿「……エグゼイド、お前妙に辛辣だな、昨日あいつの誕生日パーティーだっただろう」
永夢の発言に英寿は驚く
永夢「それはそれ、これはこれですよ、確かに或人君の誕生日は祝ってあげたい、だけど僕たちは仲間かもしれませんが、何でも共有して、何でも皆で解決してってのは当てはまらない場合ってあるじゃないですか」
英寿は確かにそうだと思う
自分はデザイアグランプリを経て母親に会うべくデザ神に何回もなって戦ってきた
永夢はゲーム病と立ち向かって、そしてドクターとして戦っている
今は同じ問題があるだけで、抱えているものは違う
永夢「或人君は、それを分かってないんです、まあ見えなくなっているだけかもしれませんが」
永夢は淡々と言う
あれは飛彩がニラムのせいでアークグランプリに参加させられた時だ
或人は飛彩を説得したくて何故ドクターであるのか聞いた
確かにそこだけ切り取れば熱いシーンにみえる
永夢「だけど彼は人の抱えたものの深さとか、人がそれにどんな価値を持っているか、とか分からないまま言ってる時があるんじゃないかなって……
それを何故ドクターなのかって聞いて自分が助けようとするのは確かに良いです、だけど踏み込んじゃいけないラインってのはあるんですよ」
英寿「親しき中にも礼儀あり、か」
永夢「僕も彼にとっての社長であることの意味や価値は正直言ってわからないです、だから敢えて踏み込むつもりはありません」
永夢は淡々と話す
- 110二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 10:05:56
滅「我那覇冴から詳しい話は聞いているだろ、だがこのゲームの危険性を知った上でお前はこのゲームに参加している?」
歩「えーと…それはその…なりゆきと言いますか…」
滅は歩がデザイアロワイヤルにまだ参加していることについて怒っていた
このゲームは命をかけたバトルロワイヤルである。そんなゲームに選手達を参加させたくない、それが滅の思いであった
そんなゲームに参加している歩に滅は怒る
滅「このゲームで死んだら元も子もないんだぞ」
歩「それは…わかってるよ…でも…!」
滅「でもじゃない、大人しく練習を…」
歩「ごめん…、それは聞けない…!」
滅「なんだと?」
歩の発言に滅は眉をひそめる
歩「誰かがこんなのに傷つけられるって知ってるのに知らないふりして誰か見捨てたら私は後悔する…!だから…!」
そう言う歩の目は誰かを助けたい、そんな目をしていた
だがそれでも滅の意志は変わらない
滅「お前の言いたいことはわかった。だがそれでもお前をこのゲームに参加させるわけにはいかない」
そう言って滅は彼女からドライバーを取ろうとするのだが…
歩「ごめん…!いやだ…!」
滅「なっ…!待て!」
歩は彼から逃げていく
当然それを追いかけようとする滅だったが彼女のほうが早く見失ってしまったのだった
滅「くそ…!……俺もマネージャーとしてはまだまだということなのか…」
一人になった滅は己の不甲斐なさを呟く
- 111二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 10:09:40
滅可愛いよな…
- 112二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 10:54:20
一方飛電インテリジェンスでは…
ハッキング対策を考えている中、唯阿は昨日のことを思い出していた
唯阿はカエル狩りが終わった後、状況を確認するため聖都大学附属病院に立ち寄っていた
唯阿『2人とも何をバカなことを……しかも吾妻君、刃物を素手で握るって何考えてるんだ』
道長『咄嗟にそうしていて…』
唯阿はたまたま居合わせた貴利矢と道長に会い、誕生日パーティーの後起こったことを聞き呆れていた
貴利矢『いや……自分が悪いんだよ、勝手に思い詰めてさ』
聞けば貴利矢は道長を脱落させて戦わせないようにしようとして案の定ぶつかり合いになったのだと言う
唯阿『社長さんの誕生日パーティーの時から様子がおかしかったのはそれが原因か…』
唯阿は貴利矢の異変に納得が行く
元は恐らく彼の親友に擬態したジャマトが現れた時から彼は悩むようになったのだろう、それを抱えていく内に思い詰めていったのは想像に難くない、だけど或人の誕生日パーティーということもあり彼は平静を保とうとした
唯阿は彼の親友に擬態したジャマトが現れた時、彼の隠された過去について知った
そして彼の親友の幸せの行き先も
唯阿はそれは皆に話すべきことではないと考えた
唯阿『相談してくれ……なんて簡単に言える問題ではないな』
貴利矢自身がそういうタイプではないが、相談などしたら彼は周りから軽蔑されるのは明らかだ
自分に関わりのある者を脱落させようとしているのだから
もし2人がぶつかり合う場面に自分がいたのなら、唯阿は好きなだけぶつかってこいと言っていただろう
和解できるのはわかっていたから
唯阿(だが、社長さんが知っていたら社長さんは2人を止めようとしただろうな…だがそうしたら2人は反発しただろう、ぶつかる理由があったのだから)
だから誰も知らない所で2人でぶつかり合って良かったのかもしれない - 113二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 11:12:33
或人はイズと話し込んでいる
その隙に諫は唯阿に話しかける
諫「刃、お前なんか考え事してただろ…また何か背負うのか?」
2人は小声で話す
唯阿「それはない、私が出来ることは限られているからな」
唯阿の発言に諫は安心したように言う
諫「ようやく分かったのかよ……」
今度は唯阿が諫に問いかける
唯阿「不破、鏡先生との件……桜井君のサポーターだったあいつを排除する話を隠していたのは何故だ?」
カエル狩りは仮面ライダーバルカンとして請け負った仕事だからか
しかしソルド20や自分が巻き込まれ、諫は最後は飛彩や景和がなんと言おうとケケラをぶっ潰すつもりでいた
もはや仕事より私情を優先している
それはそれで諫らしいのだが
諫「別に隠してたつもりはねぇぞ」
唯阿「じゃあ社長さんに目的をはっきり言わないでガジェットを借りたり、私にバレるまで言わなかったのは?」
諫は面倒くさそうに頭を掻く
諫「……社長の誕生日が近いと言うのはある、だけどな俺は鏡自身があいつをどうにかしたいと言うから、それに手を貸してやろうと思ったんだよ」
諫なりの不気味な優しさに唯阿は微笑む
唯阿「……不破らしいな」
諫「何がだよ」
- 114二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 12:14:21
英寿「いや、分かってはいると思う」
英寿は永夢に対して或人のフォローをする
彼は純粋さはあれど無神経な人間ではない
永夢「……英寿さんこそ妙に優しいですね」
永夢は或人のフォローをした英寿に驚く
英寿「恐らくだが、ナーゴやロポと関わるようになってまずデザイアグランプリのことを知ったような感覚になった」
永夢「その流れで飛彩さんや貴利矢さん、大我さん…そして僕と関わってCRのことも分かったような感じがしたんでしょう」
その中で衝突は何度もあった
それでも或人が永夢の言う超えたらいけないラインを超えてしまうことがあるのは…
英寿「ナーゴやロポの影響だろう、悪い言い方をしてしまうとナーゴやロポが甘やかすからだ」
永夢「あの2人との関わりは別に悪いとは言いませんが……それはあるのかもしれません」
或人は祢音や冴にとって最愛の人
だから彼を支えてあげたいと思うのは至極当然なことだろう
だから或人に何かあれば祢音や冴は彼の味方をするわけである
- 115二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 13:16:09
蓮「あーあ……ファイナリストはハズレだったし、デザ神に会えたと思ったらエグゼイドは来るし……」
エグゼイドに邪魔をされた蓮はワープで逃げて騒ぎが起こっていた街の中を気にせず歩いていた
先程まで何人ものプレイヤーを退場させても、彼にとってはスコアでしかない
蓮「今日狩った分はまた補充されるでしょ」
蓮は明日はもっとプレイヤーを狩って、ファイナリストやデザ神を壊せたら、と考える
蓮「だけど」
蓮はあることを思いつく
そう、CRの存在や檀黎斗の存在が邪魔なのだ
だが自分には彼らをどうにかする力がある
蓮はスマホを取り出し、父親に電話しようとする
蓮「パパならあいつらを……っ⁉︎」
その瞬間、蓮の手からスマホが撃ち落とされ、更に落ちたスマホが撃たれて破壊される
蓮は笑顔を浮かべて振り返る - 116二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 13:16:46
大我「……やはりてめぇは父親の権力で俺たちを無力化しようと考えたな?」
そこにはガシャコンマグナムを持った大我が立っていた
大我は彼を睨みつけながら言う
2人の間に張り詰めた空気が流れる
蓮「ああ……医師免許剥奪になった人じゃん、何の用?」
大我「見ての通りだよ、てめぇの邪魔をしに来た」
大我は自分が撃って破壊した蓮のスマホを見る
大我「まあ、てめぇら親子の件は衛生省の更に上に伝わっているから安心しろよ」
荒島親子の件は日向審議官に伝わっている、と大我は言う
それはCRには指一本触れられない、と言う意味だ
蓮「そっちだって権力使ってんじゃん、それがないと僕には勝てないって言ってるようなもんじゃん」
大我「言ってろ……いいか、これだけは覚えとけてめぇは俺がぶっ潰してやる」
大我は蓮に対して宣戦布告する
蓮「わーすごい♪楽しみにしてるけどぉ、僕デザ神に攻撃された上でハイパームテキの技食らってもこんな感じだからねぇ?」
ハイパームテキとレーザーブーストフォームのギーツの2人がかりで変身解除させられるレベルだと蓮は言う
つまり、自分はお前如きには倒せないと言いたいのだ
大我「そうやって下ばかり見て笑ってたらいいさ」
蓮「うん♪じゃあその時を楽しみにしてるから♪」
蓮はワープでその場を去る
大我「俺はあいつらと違って、失うものはない…だからてめぇをぶっ潰してやる」
残された大我は呟く - 117二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 15:41:45
一方その頃……
ナッジスパロウは強制変身解除し、倒れていた
その様子を、マグナムレイズバックルと……アーク製のバックルをドライバーにセットしたダパーンが見下ろしていた
大智「こ、こんな正解なんて……‼︎」
アズ「将来有望なルーキーよね♪」
ダパーンは変身解除する
奏斗「あんた本当にファイナリスト?弱すぎるんだよ……この力があれば俺は、気に入らないものを全て壊してやれる‼︎」
奏斗は高らかに笑う
足の後遺症も何ともない
ダパーンがラピドに一蹴され、その後ナッジスパロウを襲い、ラピドがギーツとエグゼイドと交戦中にアズはダパーンに接触していたのだ
アズ『全部壊して、自分よりも幸せな人を不幸にしたい……そのためにはどんな手だって使う、あなたの悪意と力への渇望、とくと見させてもらったわ』
アズはダパーンにアーク製のバックルを渡す
アズ『これを使えば、あなたの望む力は手に入るし、あなたの足だって健康になるわ』
ダパーンはアーク製のバックルから目が離せないでいた
自分の望む力がそこにあるのだ、そして足の後遺症だって……
ダパーン『……』
ダパーンはアズに言われるがまま、アーク製のバックルをドライバーにセットする
これで彼はアークグランプリの新たなる参加者となる
アズ『そのバックルを使い続けたらアーク様に近い存在になって、使わなくてもアークグランプリの参加者になれるわよ』
アズはダパーンにアークグランプリについて説明する
ダパーン『何だ……デザロワとほぼ変わらねぇな、だけどあの力が手に入るなら、デザ神になれなくても……っ‼︎」
ダパーンは禍々しい黒いオーラを纏い、ナッジスパロウに挑む
ナッジスパロウ『……デザイアグランプリを最初の方で脱落した奴が僕に刃向かうって?だったら僕と君が戦った結果の正解を教えてよ‼︎』
こうして密かにアークグランプリも始まっていたのだった - 118二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 17:00:41
一方その頃……
黎斗「また絶版にしてやったわ‼︎ヴェハハハハハ‼︎」
黎斗はまたデザロワプレイヤー専用の裏サイトをハッキングして削除し勝ち誇る
ポッピー「だから黎斗うるさい‼︎」
黎斗とポッピーがやり取りをしている中、飛彩と飛彩の父灰馬はあることについて会話をしていた
灰馬「日向審議官が動いて下さって、荒島氏の身柄は拘束したそうだが、息子の荒島蓮は……」
黎斗が荒島蓮の身柄を割り出した後、CRは衛生省に通報していた
荒島親子がしていることと、荒島親子の身柄の確保を。
結果蓮の父親は捕まえることに成功したが、蓮は逃亡していて捕まえられなかったと言う
飛彩「……そうか」
デザロワプレイヤー専用の裏サイトを運営している荒島蓮、彼は貴利矢の話だと父親がスポンサーであることをいいことにデザロワの開催を前もって知り、裏サイトを立ち上げデザロワプレイヤー達の悪意を引き出した
その後の蓮の父親への取り調べにより、バグスターウィルスをデザイアグランプリの運営に横流ししたこと、彼がスポンサーになる時難しい病気を抱えていた蓮がパラドのような人間とバグスターの情報を持った存在として生きられるように願ったと言う
そして、その蓮は怪人の姿になりデザロワプレイヤーを無差別に退場させているらしい
飛彩「早く切除しなければならない危険な奴か……」 - 119二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 19:32:29
アーク「やはりあのスエルという者……並大抵の悪意の持ち主ではないな……」
アークはスエルが自身への仕返しのために、自身が発案したゲーム、アークグランプリの参加者を倒せば他の仮面ライダーより高得点というルールを設けたことに気づいていた
一方その頃……
アルキメデルを取り込んだダンクルオステウスジャマト(以下オステウスジャマト)は飛電インテリジェンスを見上げていた
一応彼もシンクネットのベル達も取り込んでいるためアークグランプリの参加者ではある
ジャマーガーデンにて彼は高慢ちきババアことベロバとサポーター解任したてホヤホヤのケケラにあることを言われたのだ
ベロバ『今ゼロワンの変身の力の源のゼアがハッキングされたみたいよ?だから今ゼロワンとあの秘書は戦えない……』
ケケラ『あんた大分ジャマトやられちまったんだろ?だったら破損したIDコアの他に、肥料だっているんじゃねぇか?』
オステウスジャマトはジャマトの栽培のため、仮面ライダー達に破損させられたIDコアを集めていた
しかし、ジャマトの栽培には他のものも必要となる
ベロバ『ゼロワンと秘書……かなりいい肥料になるんじゃないかしら』
昨日の戦いでダメージを負った2人はオステウスジャマトを煽る
オステウスジャマト「私の家族……息子達のために……‼︎」
ジャマトを引き連れオステウスジャマトは飛電インテリジェンスに攻め入ろうとする
その時だった
レーザーターボ「こんな所で会うなんてなぁ‼︎農家のおっちゃん‼︎」
レーザーターボがバイクゲーマに乗り、オステウスジャマト達に猛スピードで突っ込む
オステウスジャマト「なっ……⁉︎お前はあの時のスパイじゃないか‼︎」
レーザーターボ「その節は世話になったね……お亡くなりになった人達使ってよくもあんな悪趣味な農園作ったもんだよ、あんた」
レーザーターボはジャマトが栽培されている温室を思い出しながら嫌悪感を隠す様子もなく言い放つ
オステウスジャマト「黙れ‼︎私の息子たちを馬鹿にする気か⁉︎」
レーザーターボ「いや馬鹿になんかしてねぇよ、悪趣味だって言ってんだよ」
2人の言い合いにバッファ(ゾンビフォーム)が割り込む
バッファ「こいつと話したって無駄だろ……しかし何も変わらないな」
レーザーターボ「鏡先生の言うとおり、ってわけね」
2人は共鳴が起こせないことを確かめる - 120二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 19:56:31
レーザーターボ「それよか、とにかくお前は手を使うなよ」
バッファ「分かってるよ」
手の怪我を気にしてレーザーターボはバッファに声をかける
タイクーン(ニンジャフォーム)「じゃあやっぱりゼアが……」
そして行き着いた結論、何らかの理由でゼアが反応しなくなっているということ
つまりそれは或人とイズが変身できない、2人にとって危機的状況だということ
オステウスジャマト「ああそうさ‼︎あの2人が戦えない内に彼らには肥料になってもらおうと思ってね‼︎」
オステウスジャマトは自身の目的を明らかにする
タイクーン「そんなこと……絶対にさせるか‼︎」
レーザーターボ「あんたやっぱり悪趣味だね‼︎」
3人はオステウスジャマト達と交戦する
ナーゴ(ビートフォーム)「……或人さん……」
ただ1人、ナーゴは愛する人の危機だと言うのに見ているだけだった
昨日の戦いで、他のプレイヤーから襲われた精神的なダメージもある
また、あの時自分はどんな状況であれ勝たないといけなかったのに負けてしまったこと
墨田奏斗の豹変
度重なるトラブルが彼女を戦場に立たせてまいと足を引っ張る
3人はオステウスジャマト達と交戦し、ジャマトを倒して行く
オステウスジャマト「私の息子たちが‼︎」
オステウスジャマトは悲痛な声を上げ、大剣を振り回して襲いかかる
レーザーターボ「持ってけっ‼︎」
そこにレーザーターボがターボフリッパーを発動し、黒いエネルギー刃を無数に放ちオステウスジャマトの動きを封じる
オステウスジャマトが動けなくなった瞬間にバッファはゾンビレイズバックルのウェイキングキーを回して赤黒い毒々しい大きな手でオステウスジャマトを拘束する
オステウスジャマト「この……っ‼︎」
これでオステウスジャマトの地中や壁の中に逃げ込み奇襲をかける、という厄介な能力は封じることはできた
- 121二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 20:08:17
タイクーン「お前は或人さん達に近づけさせない‼︎」
タイクーンは分身の術を使い、身動きが取れないオステウスジャマトに攻撃を加え続ける
そこにレーザーターボもガシャコンスパローの鎌モードで加勢する
オステウスジャマトはそれに耐えていたが、そんな時彼の目にあるものが映る
ナーゴ「私も戦わなきゃ…‼︎」
ナーゴもビートアックスを手に参戦しようとした瞬間だった
突然巨大な魚が目の前に現れ、彼女に体当たりを喰らわせる
ナーゴ「あっ……⁉︎」
自分が集中していなかったこともあるが体当たりを食らったナーゴはビートアックスを手放してしまい、その場に倒れはしないが体育座りのように座り込む形になってしまう
タイクーン「祢音ちゃん⁉︎」
レーザーターボ「あんたあんな手まで使いやがって‼︎」
レーザーターボはガシャコンスパローからチャージ攻撃を巨大な魚目掛けて撃つが、あまりダメージは与えられない
オステウスジャマトと交戦中だったタイクーンが叫ぶ
オステウスジャマト「ははは……戦いの最中によそ見をしているからだよ……‼︎やれっ‼︎」
タイクーンに攻撃されながらオステウスジャマトは巨大な魚に指示を出す
ナーゴ「……‼︎」
巨大な魚がナーゴにまた向かってくる
その時だった
バッファ「……っ‼︎」
バッファが巨大な魚とナーゴの間に立ちはだかり、バーサクローで巨大な魚を殴りつける
その反動で手に痛みが走り、表情は分からないが彼は顔を顰めていることは確かだった
レーザーターボ「道長⁉︎」
レーザーターボはその様子を見て慌てる
- 122二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 20:20:06
バッファ「こんなもん……どうってことねぇんだよ‼︎」
『POISON CHARGE』
『TACTICAL BREAK』
バッファはゾンビブレイカーのカバーを足で上部までスライドしてポイズンチャージをする
足を放すと、カバーが戻る
そしてトリガーを押し、タクティカルブレイクを発動する
バッファ「消えやがれ‼︎」
痛みを押し殺して、バッファは回転する刃で巨大な魚を切り裂く
その様子を見ていたレーザーターボはこれ以上戦いを長引かせるのは危険だと判断する
レーザーターボ「狸君、ここで決めるよ」
傷を負わせてしまった自分への怒りがこもった声でレーザーターボはタイクーンに合図する
レーザーターボの様子にタイクーンは少し困惑するが返事をする
タイクーン「は、はいっ‼︎」
レーザーターボ「爆速‼︎」
レーザーターボはプロトシャカリキスポーツガシャットをゲーマドライバーにセットし、プロトスポーツバイクゲーマーレベル0へと変身する
『アガッチャ!シャカリキ!メチャコギ!ホットホット!
シャカ!シャカ!コギ!コギ!シャカリキスポーツ!』
レーザーターボ「食らえ‼︎」
レーザーターボはシャカリキクリティカルストライクを発動し、高速回転する車輪を拘束されているオステウスジャマト目掛けて放つ
一方で…
『NINJA STRIKE』
タイクーンはニンジャバックルのクナイスターターを引いてから押し込み直しニンジャストライクを発動する。
タイクーン「はああああっ‼︎」
タイクーンはニンジャデュアラーでオステウスジャマトを斬りつけるとニンジャデュアラーはシングルブレードへと変形する
そしてタイクーンは刀身に風のエネルギーを込めて竜巻をオステウスジャマト目掛けて喰らわせる
2人の必殺技でオステウスジャマトは最期にこう言って爆散する
オステウスジャマト「私の……息子たち……」
そして彼は漸く倒されるのだった
- 123二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 20:47:09
オステウスジャマトを倒した後、4人は変身解除していた
貴利矢「何で……って聞くのは野暮だよな……」
貴利矢は再び道長の手の傷の手当てをしながら悔しがる
貴利矢「ごめんな、まさかあの農家のおっちゃんがあんな手を使ってくるなんてさ……」
その様子を見ていた景和が話しかける
景和「道長さん本当に大丈夫?」
道長「だから気にするんじゃねぇよ、これは全部俺の自業自得だからさ」
ガシャコンスパローの刃の部分を握ったのも、貴利矢から散々手は使うなと言われていたにも関わらず戦う時に手を使って傷が開いてしまったのも全部自分の選択が招いた結果だ
だが彼はそのことに関して後悔はしていないようだった
景和「祢音ちゃんは大丈夫?」
巨大な魚に襲われた祢音に景和は声をかける
祢音「私は大丈夫だけど……」
或人のことで>>76のやり取りをしたし、戦えなかったのに景和も道長も自分を責めたりなんかしないし、それどころか心配までされてしまう
祢音「道長ごめん……」
道長「気にするんじゃねぇよ、これは元々俺がレーザーを止めたくてしたからこうなっただけだからさ…」
手当てをしながら貴利矢は2人の会話を黙って聞いている
景和「でも、何で貴利矢さんとそんなことになったの?」
貴利矢とのぶつかり合いの理由を聞かれて道長は言葉に詰まる
道長「それは言えない、だけど俺は何をしたって止めたかっただけだ」
道長の言葉を聞き、景和はアークグランプリに参加させられた時の飛彩のことを思い出す
景和「うん、そういう時ってあるよね」
景和がそう答える一方で、祢音は自分にもいつかそういう時が来るのか考える
- 124二次元好きの匿名さん23/05/25(木) 23:45:17
永夢「皆大丈夫⁉︎」
永夢が駆けつけてくる
貴利矢「永夢、こっちはジャマト退治片付いたとこ」
貴利矢は永夢に状況を説明する
貴利矢「多分農家のおっちゃん……ああ、ジャマトを作っていた奴のことね、そいつも倒しんだよ」
ジャマトを栽培していたアルキメデルは紆余曲折あり、ジャマトへの愛情が行きすぎたせいもあって自身がジャマトの養分となることを選んだらしい
英寿「そっちも何とかなったか……」
景和「英寿‼︎」
遅れて英寿もやってくる
永夢と英寿はデザロワのプレイヤーを無差別に退場させる怪人と戦っていたと言う
景和「え……何そいつ」
英寿「ふざけた奴だが実力は確かだ」
英寿を除くデザイアグランプリの参加者達はその存在を知り唖然とするが永夢と貴利矢、そしてウィンからの情報で存在を知っていた英寿は話し続ける
貴利矢「そいつがデザロワのプレイヤー専用裏サイトと掲示板作った奴だろ、衛生省の役人の……」
永夢「ええ、でも彼の父親は日向審議官が取り調べをおこなったそうです」
英寿「つまりそいつが権力を使ってお前らに干渉することはない、と言うことか」
永夢は頷く
永夢「そうですね」
貴利矢「じゃあそいつが直接ちょっかいかけて来ることはないって訳ね」
英寿「だがあいつはまた現れるだろうな……あいつは無差別にプレイヤーを狙うが本当のお目当ては俺たちデザ神やファイナリストらしい」
英寿は敵の情報を話す
ファイナリストである3人は身構える
その時だった、オステウスジャマトは飛電インテリジェンスの近くで暴れていたので騒ぎを聞きつけた或人達がやって来る
或人「何があったの⁉︎皆大丈夫⁉︎」
或人はその場にいた面々に話しかける
祢音「或人さん……」
英寿「ジャマトの残党が暴れていたらしい、それをレーザーやタイクーン、ナーゴ、バッファが倒したそうだぞ?」
英寿は何があったのか説明する
- 125二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 00:09:34
或人「そっか……皆ありがとう‼︎」
その時或人の視界にあるものが入る
それは道長の両手だった
包帯が巻かれており、何かあったのは確かだ
或人が何かを言いかけた時、同じく気づいたら永夢が話しかける
永夢「道長君、あれほど貴利矢さんに手を使うなって言われてたのに使ったの」
道長「だから使うなって言われても無意識の内に使っちまうんだよ
2人の話を聞いていた或人は会話に割り込む
或人「道長さん怪我してたの⁉︎でもどうして……」
或人の反応を見て永夢はしまったと思う
怪我をした経緯には貴利矢とのぶつかり合いや貴利矢の親友のことがある
誕生日パーティーの時の反応から道長は後者に関する詮索を嫌がっている
永夢「それは……」
永夢は或人を止めようとするが、或人は自分の知らないところで仲間にあったことを心配してしまう
それ自体は良いことなのだが
或人「何があったのか聞かせて欲しいんだ、だって俺たちは……」
案の定道長は答えることを拒否する
道長「それを聞いてどうすんだよ」
或人「どうって、だから俺たちは仲間で仲間に何かがあったら心配になるだろ」
遅れて唯阿や諫も出て来る
或人が何をしようとしているのか気づいた唯阿は慌てて或人を止める
唯阿「やめろ社長さん、あの時も言っただろう言いたくないことは誰にだってあるから、そう言う時は見守るだけでいいと」
或人「だけど怪我してるんだよ刃さん‼︎それなら話は違う……」
純粋故に相手の秘密を知りたがる残酷さがそこにはあった
永夢は思わず口を開いていた
永夢「だから刃さんの言う通りなんだよ……何で言いたくないって言ってることを聞き出そうとするの?」 - 126二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 00:46:02
このレスは削除されています
- 127二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 07:42:35
永夢の淡々とした言い方に一同は静かになる
英寿「エグゼイド……」
英寿も永夢の異変を察知する
永夢「確かに仲間のことを心配するのはいいよ、だけど相手が言いたくないって言ってるのに心配しているからって理由で聞き出そうとするのは違う」
永夢は或人に対して話し続ける
冷たいと言われても、病は気からを体現したようなゲーム病と向き合い続けてきて永夢は、CRのドクター達はストレスについて考えなければならなかった
或人「俺はそんなつもりはないよ」
当然或人は否定する
永夢「或人君、確かに僕達は仲間なのかもしれない、だけど僕達のスタンスは違うって分かってる?」
永夢は感じていたことを或人に聞く
仲間だったら何をしてもいいのか
或人「確かにそうだけどさ、今は皆同じ目標を目指しているんだから……」
或人の答えは永夢の予測通りだった
永夢「仲間だから相手が触れてほしくない、超えちゃいけないラインを超えていいの?」
永夢にここまで追及されるとは思わず或人は一瞬黙る
或人「俺は、こんなに仲間ができたことなかったから…」
或人は自分が何故こうしたか、ということへの答えを出す
永夢「……だから踏み込むってことなのかな?こういうことは僕も言いたくないけど、前に飛彩さんに何でドクターやってるんだって聞いたことあるでしょ?別に部外者が口出しするなとは言わない。ドクターじゃない奴は黙ってろと言う気はないよ
でもドクターにはドクターなりの考えや思いだってあるんだ、一般論じゃ表せない気持ちや価値が。それは誰にもわからない、自分にしか分からない。君はそこに踏み込もうとした」
景和「……」
飛彩がアークグランプリに参加させられた時の或人の説得について永夢は言及する
永夢「気持ちだけじゃどうにもならないことってあるんだよ、英寿さんのお母さんだって簡単に助けるのは難しいと思う」
或人「……‼︎そんなこと……ミツメさんは助けるんだ」
永夢「そう……」
永夢の様子に周りは会話を中断させようとする
貴利矢「永夢‼︎もういいから‼︎」
英寿「エグゼイド、それくらいでやめておけ」
周りに止められ、永夢は会話をやめる
永夢「…分かりました、帰りましょう」 - 128二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 07:52:50
- 129二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 07:55:03
あー永夢怒らせた…
- 130二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:42:53
このレスは削除されています
- 131二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:43:06
このレスは削除されています
- 132二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:43:19
このレスは削除されています
- 133二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:43:33
このレスは削除されています
- 134二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:43:44
このレスは削除されています
- 135二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:44:02
このレスは削除されています
- 136二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:44:19
このレスは削除されています
- 137二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:44:35
このレスは削除されています
- 138二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:45:02
このレスは削除されています
- 139二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 09:45:39
このレスは削除されています
- 140123/05/26(金) 09:57:55
- 141二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 12:10:45
このレスは削除されています
- 142二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 12:50:14
このレスは削除されています
- 143二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 13:03:42
貴利矢「永夢言い過ぎだよ、いくら何でもさ」
自分のことであるが、永夢が或人に言った内容は言い過ぎだと貴利矢は窘める
永夢「……貴利矢さん、何でも知りたがるのは他人のことを考えているようで、自分の満足の為でしかない場合もあります」
永夢は歩きながら或人への対応について答える
英寿「確かに孤独ではないことは嬉しいのかもしれないがな……」
景和「それに昨日は誕生日だったのもあるし……」
英寿は或人の置かれた環境について考える
永夢「だから距離を縮めたいって言うのもあるのかも知れません、だけどあのことを少しでも今の彼に言ったらじゃああれはこれは、何で相談してくれなかったんだってなりますよ」
永夢は淡々と言う
あの時、道長の怪我の件について馬鹿正直に言った自分が一番悪いと永夢は内心後悔していた
道長「エグゼイド……」
或人に何があったのか聞かれそうになって庇ってくれたはいいが淡々と話し、静かに起こる永夢を見て道長も言葉が中々出てこない
確かに誰彼構わず共有されたくない話ではある
永夢は車道に広がったまま転がっている黄色い傘の光景が脳裏に浮かんでいた
人には言いたくないこと、入ってきて欲しくない領域が必ずある
自分にだってある
永夢「彼はそれを忘れているんです、自分にもあるはずなのに」
永夢はあの日の事故のことを思い出しながら呟く - 144二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 13:17:40
書き手なのですが、こちらをご一読いただけたらと思います
ネタバレ注意厳密にはネタバレではありませんSSの中で喧嘩とかそういうネタはあると思いますが、過激な表現や過剰なキャラageまたはsageはやめましょうtelegra.ph - 145二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 13:33:22
このレスは削除されています
- 146二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 13:38:27
永夢が嫌な役買ったパターンじゃないの?
- 147二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 13:43:04
わざと相手の地雷踏みに行ってるからね
- 148二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 13:44:27
このレスは削除されています
- 149二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 13:49:11
スレ主さん、荒れ始めたので対応お願いします
- 150二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 14:40:24
このレスは削除されています
- 151二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 16:07:49
このレスは削除されています
- 152二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 16:08:00
このレスは削除されています
- 153二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 16:08:12
このレスは削除されています
- 154二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 16:08:31
このレスは削除されています
- 155二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 16:08:55
このレスは削除されています
- 156二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 16:15:17
スレ主さん申し訳ありませんが対応お願いいたします
- 157二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 17:58:26
>>128の後…
永夢と或人のやり取りを見ていた祢音だったが、やり取りの最中ほとんど口を出さなかった
それは永夢の静かな怒りに圧倒されたからとかではない
やり取りの中で思うところが自分にもあったからだ
或人「……ごめん刃さん、あれだけ言ってくれてたのに」
或人は何とか笑いながら話す
辛そうな表情、それは見るだけで心が苦しくなる
愛する人のそんな顔は見たくない
笑顔でいて欲しい
それは当然の願いだろう
だが……
祢音は或人に近寄り、話しかける
祢音「或人さん」
祢音に話しかけられ、或人は祢音の顔を見る
辛そうな顔だが祢音は心を鬼にする
そして唯阿や諫に聞こえないように、耳打ちするように話しかける
祢音「或人さん、もし私の秘密や或人さんの家族のことを聞きたがる人がいたらどう思う?」
或人「祢音ちゃん……?」
祢音は或人の顔から目を逸らさずに答えを待つ
- 158二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 18:36:57
英寿「そう言えばナーゴはあの時何も言わなかったな」
或人を庇うかと思いきや、祢音は怒るわけでもなく何か考え事をしているような表情で2人の言い合いを黙って見ていた
今までの彼女だったら、割って入って或人の味方をしそうなものだがどこか様子が違ったのだ
景和「確かに……何かあったのかな」
超えてはいけないラインを超えて踏み込まれたくないところまで土足で入り込む行為、確かに必要な時もある
誰かを必死に止めないといけない時、仕方なくしたりする
英寿「……案外俺たちが思っているよりナーゴはゼロワンとは線引きしている所があるのかもな、エグゼイド」
先程或人と祢音や冴の関わり方について話した英寿は内心後悔している永夢に話を振る
言い合いに夢中になっていて気づかなかったが、確かに英寿の言う通りだ
永夢「……確かに、そうかもしれませんね」
後悔を引きずりつつ、永夢は答える
- 159二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:26:28
一方その頃……
大我「爺さん、調子はどうだよ」
大我は昨日他のプレイヤーに散々な目に遭わされたケイロウこと一徹のお見舞いに来ていた
一徹は気まずそうな顔で、苦笑いをする
一徹「ははは……つい無理をしてしまいました…やはり年には勝てませんねぇ……こう見えても私も若い時はヤンチャだったけど今じゃ若者の未来すら守れないんですから」
無茶をする一徹に大我はため息をつく
大我「当たり前だろうが、爺さんは大人しく隠居生活でもしてろ、高望みなんかすんじゃねぇよ」
大我は一徹に戦わずに大人しくするように言うと、ある事を切り出す
大我「……爺さん、あんた家族は?」
一徹「家内に独立した子供達がいて、孫もいます…いやあ、何でこんなことになったのか家族に説明するには骨が折れましたよ」
それを聞いた大我は意を決して一徹にある事を告げる
大我「爺さん、あんたのドライバー寄越せ」
一徹にはデザロワで何かがあった時失うものがある
また、彼を失って悲しむ家族だっている
ならば彼は普通の日常に戻るべきだ
大我が何を考えているのか察した一徹は遠くを見るような目で話し始める
一徹「前にこのゲームに偶々参加した時もでしたが、世の中には順番があると思うんです。未来がある若者は生きるべきで……」
つまりこのゲームでは自分が犠牲になるべき順番にいるのだと一徹は言う
一徹「だから私はこのゲームを」
一徹は脱落を拒否すると言おうとした時だった
大我「思い上がるなよ、爺さん。あんたみたいな心配する家族がいるような普通の奴にできることなんかねぇよ」
大我は怒ったように一徹に向かって言う
一徹「で、でも」
自身の覚悟を否定され、一徹は言い返そうとする - 160二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:27:04
しかし……
一徹「……確かに前このゲームを脱落した時も私は今生きているだけで十分だと思いました」
一徹は脱落した時の自分を思い出す
若い頃の自分ではなく、今の自分に満足しながら脱落して行った自分を
大我「なら……」
脱落しても問題はないだろう、と大我は考えるが一徹は首を横に振る
一徹「……もう少し考えさせてください」
一徹はまだ脱落するには迷いがある様子だった
大我「……」
一徹の様子を見て大我も考え事をする
大我「とにかく……今はゲームに参加しようと思うな、それとな、確かにあんたの言う順番はあるのかもしれねぇ、だがなそれは居場所のない、失うものがない奴が背負うべきなんだよ」
大我は一徹にそう言い、病室を後にする
- 161二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:49:12
このレスは削除されています
- 162二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:49:23
このレスは削除されています
- 163二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:49:45
このレスは削除されています
- 164二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:49:59
このレスは削除されています
- 165二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:50:14
このレスは削除されています
- 166二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:50:29
このレスは削除されています
- 167二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:50:44
このレスは削除されています
- 168二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:51:00
このレスは削除されています
- 169二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:51:11
このレスは削除されています
- 170二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 19:56:18
このレスは削除されています
- 171二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 22:41:33
諫「あの2人何話してんだ?」
唯阿「空気くらい読め」
唯阿は諫を2人から遠ざける
諫「……しかしあの宝生って鏡の仲間……怒るとやばい奴だったんだな」
諫は静かに怒る永夢を思い出して呟く
祢音「私達のことだけじゃない、冴さんの家族のことを知ろうとした人がいたらどう思う?その人は知ったからって何にもしてくれないの」
或人「それは……」
或人にとって知られたくないことばかりだ
自分の父や祖父のこと、祢音の出生の秘密、そして冴の家族のこと
どれも面白半分に拡散されるなどあってはならない
或人「そんなこと許せるはずがないよ‼︎」
或人は自分の中の結論を出す
祢音は黙ってその様子を見ている
祢音「そうだよね、私だって不特定多数の人に知られたくないよ……道長は言わなかったけど、多分貴利矢さんのこととかで何かあって、でもそれは隠したいことなんだと思う」
或人「……」
或人は祢音の話を聞き、自分がしたことはそういうことだと気づく
祢音「永夢さんとの話を聞いて私も考えたんだ、確かに私もいくら仲がよくても知られたくないことはあるなって……私も嬉しかったよ、私や或人さんの誕生日を皆がお祝いしてくれて。或人さんも色んな人と知り合えて嬉しかったんだよね?」
或人「うん、嬉しかったよ、今までないくらい知り合いが、仲間が増えて」
だけど、と或人は続ける
或人「だからって何でも皆でって言う訳には行かない時もあるんだよな、俺だってそんなの沢山あるのに……俺はそれに浮かれて自分は何でも口出しをしてさ、英寿さんのお母さんのことだって、飛彩さんのことだって、道長さんのことだって……皆それぞれの想いがあるのに俺偉そうなこと言っちゃったかな……」
自分が他人を傷つけることは嫌な或人は落ち込む
祢音「まあ確かに或人さんは社長さんだから偉い人ではあるけど、そういうことだよ……でも大丈夫、或人さん私や冴さんが或人さんが間違えそうになったり困ったりしてもずっと支えるから」
或人「祢音ちゃん……だったら俺も今は変身できないけど、俺だってそうする‼︎」
祢音の励ましで或人はようやく笑顔になる
- 172二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 23:45:41
その日の深夜……
ニコ「……大我?」
大我の病院にいたニコは大我の姿が見当たらず、不審に思い病院のあちこちを探していた
しかし彼は見つからない
ニコ「大我が夜中の病院歩き回ることなんかできるはずがないし……ってあれ⁉︎」
ニコは大我がよく使う机に白衣が置かれていることに気づく
ニコ「……」
医師免許を剥奪されても捨てきれなかったドクターへの未練
それを象徴する彼の白衣だけが置かれていたのだ
ニコはその様子を見て胸騒ぎを覚える - 173二次元好きの匿名さん23/05/26(金) 23:58:54
次回予告風SS‼︎
一徹「あの人は、何を言いたかったのか……」
ニコ「大我を助けて‼︎」
突然行方不明になった大我、その目的は……
蓮「それを使うってことは、消滅は覚悟の上なんだね?怖っ……」
大我「言ったはずだ、てめぇは俺がぶっ潰すってな‼︎」
そして行われる禁断の変身……‼︎
或人「大我さん⁉︎」
ナーゴ(ビートブーストフォーム)「私があなたを止めて見せる‼︎」
クロノス「邪魔すんじゃねぇ‼︎」
2人のぶつかり合いの行方は…… - 174二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 00:10:12
あれは自分の出生の秘密とそれに関するデザイアグランプリの仕組みが明かされた後のことだった
祢音『大我さん、私ねあんな秘密が自分にあるって1人で知っていたら、きっと私は私を受け入れられなかったし、この世界から忘れられたいって思ってた』
大我はその発言に顔を顰める
大我『ナーゴ……そんな風に逃げるって言うのは許さねぇぞ』
祢音『だから例えばの話だって』
大我『てめぇの今までの過去を背負って生きねぇと意味がねぇんだよ』
医師免許を理不尽な理由で剥奪されて、居場所を失った大我
そんな彼の言葉には重みがあった
祢音『だから分かってるよ』
そんな会話をしたことがある - 175二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 09:47:09
アズ「あーあ、あなた達自信満々に送り出したジャマト農家やられちゃったじゃない」
アズはオステウスジャマト達が倒されたことについて、オステウスジャマトを煽って送り出したベロバやケケラを煽る
アズ「運営から言われてたんでしょう?ゼロワンとその秘書を抹殺すればグランドエンドの時未来に帰してやるって……何で自分達も行かなかったのかしら?」
アズは次々とベロバとケケラに正論を突きつける
ゼアがハッキングされ機能不全となった今、脅威である2人は無力化されている
確かに無力化されているのなら、そんなに苦労せずに2人を始末できただろう
デザロワも開催されており他の仮面ライダー達はそっちに気を取られてしまうだろう
だからオステウスジャマト達を焚き付けて2人を始末させよう、という魂胆だった
ベロバ「まさかサウザーと滅があんなに立ち回ると思っていなかったのよ‼︎それに……」
しかしデザロワのプレイヤー達はサウザーと滅の2人に脱落させられてしまった
ケケラ「あのイかれた野郎は何なんだよ……」
ケケラはある人物について言及する
アズ「あら、タイクーンの身内死なせてタイクーンを真の仮面ライダーだかなんだかよく分からないものにするとかそんなクズみたいな考えを持ってたあなたが彼のこと言えるの?」
アズはケケラがサポーターを解任させられる前に行おうとしていた計画について指摘する
ケケラ「一緒にすんじゃねぇ‼︎」
アズ「同じようなものでしょ、自分の快楽のために誰かを犠牲にするんだからだからあなたは悪質サポーターとして運営に目をつけられてしまってサポーター解任されてもそこのお婆さん同様何の救済措置もなかったんでしょ……まあ悪意だけは立派だけど」
アズはベロバ同様サポーターの権利を失ったケケラにアークの力でレーザーレイズライザーを使えるようにしていたが結局ベロバと大差ないケケラに対して内心呆れていた
だからこの2人はアークグランプリへのエントリー権をアークからもらうことはできず、宙ぶらりんな状態で燻っているしかないのだ - 176二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 10:40:45
アズ「未来人の悪意も確かに面白いけど、あなた達やってることがワンパターンすぎるのよ……」
アズは少しでも未来人の悪意に興味を持った自分を殴ってやりたい気分になっていた
大物感を醸し出しているケケラも所詮は大したことない存在だったのだ
ケケラ「俺はベロバとは違うからな‼︎鏡飛彩や不破諫がいなかったら……」
ケケラの言動にアズはわざとらしくため息をつく
アズ「……それ、ベロバも全く同じこと言ってたわよ、誰々がいなかったらーって……しかもやってることも同じ、本当にアーク様の力でレーザーレイズライザー使えるようにしてあげているだけでも感謝してもらいたいレベルよ、ああ未来人って何でも思い通りにデザインできるから思考が衰えてワンパターンなことしかできないのかしら……」
アズは呆れ半分、煽り半分でケケラに言葉をぶつける中、ある事に気づく
アズ「ああ、でもギーツやナーゴのサポーターはあなた達とは違うわね、結局育ちの問題か」
ベロバ「はあ⁉︎ジーンやキューンに劣っているって言いたいの⁉︎」
その言葉にベロバは激昂する
アズ「そうだから運営に見捨てられたんでしょ……あの2人は身の程を弁えられた、あなた達は自分の快楽を優先して推しの仮面ライダー達から拒絶された、そうでしょ?
……まあこのまま消えるのを待つのね、もうあなた達にはそれしかできないでしょう」
- 177二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 12:59:37
このレスは削除されています
- 178二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:04:50
あれSSだったの…⁉︎
罵詈雑言しか書き連ねてないから読んでいてちょっと、って気持ちになったんですけど - 179二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:07:41
??って好きねあなた
- 180二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:11:19
- 181二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:15:29
このレスは削除されています
- 182二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:15:43
このレスは削除されています
- 183二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:15:56
このレスは削除されています
- 184二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:16:13
このレスは削除されています
- 185二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:16:41
このレスは削除されています
- 186二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:16:41
このレスは削除されています
- 187二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:16:53
このレスは削除されています
- 188二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:17:14
このレスは削除されています
- 189二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:17:44
このレスは削除されています
- 190二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:17:59
このレスは削除されています
- 191二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:19:00
このレスは削除されています
- 192二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:19:37
このレスは削除されています
- 193二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:22:57
このレスは削除されています
- 194二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:23:27
このレスは削除されています
- 195二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:24:17
このレスは削除されています
- 196二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:25:03
このレスは削除されています
- 197二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:26:06
このレスは削除されています
- 198二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:26:48
このレスは削除されています
- 199二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:27:06
通報はしてるけどIP変えてるみたい
- 200二次元好きの匿名さん23/05/27(土) 13:27:21
このレスは削除されています