- 1◆ZnBI2EKkq.21/12/01(水) 22:25:26
彼女との出会いはふとしたことだった。忘れ物を取りに夜のグランドをかけたとき、彼女はそこにいた。暗闇に紛れて、見えない誰かを追っていた。見えない憧れに手を伸ばす君に、俺は引き寄せられた。
彼女を思うたびに周りに怪現象が起こったりと大変だったが特に気にならなくなった。慣れてきたのは自分だけじゃなかった。彼女も俺に話をしてくれるようになってきて、少しずつ何かが近づいてきた気がした。
あれは運命の夜だった。あの夜が俺たちのすべてを変えた。「お友達」を追い求める君のまっすぐな姿を美しいと思った、支えたいと思った、知りたいと思った。だから彼女の手を取った。
いくつものレースを制覇した。彼女の夢だった「お友達」に追いつくことはかなったのだろうか。体重が不規則に変化したり、爪が割れたり、安定しない体調を必死に支えようと必死にあがいた。
彼女は強かった。心も、体も。その強さは心をつかんで離さなかった、いつまでもその漆黒の走りを、いつまでも、いつまでも、いつまでも見ていたいとずっと思った。
彼女はとても優しい子だ。襲われそうな俺を助けてくれたり、守るために体を張ったり...その強さ、勇気にも心が惹かれた。
彼女が時折見せる女の子らしさに、途方もない劣情を抱いてしまった...手を握って一緒に出かけて、謎の遊園地で一緒に遊んで、バレンタインにちょっとはしゃいで...普通の女の子の君も、俺の心を握りしめた。
彼女と一緒に過ごしたいくつもの夜は、どれもこれも黒い宝石のような記憶で、いつまでも心を暖かく包む黒い思い出だった。
今夜も彼女は変わらぬ笑顔を俺に向ける。金色の丸い目で見つめられるたびに、心のどこかが瓦解してゆく。黒い髪がなびく度、俺の心がざわめく。その白い手を握るたびに、俺の心は震えてゆく。
この気持ちが分かった。
これは
恋だ
となりに座る彼女は、俺のすべてを狂わせた。彼女に恋焦がれた俺は、暗い夜の下で、そっとこの薄汚れた気持ちを伝えて立ち去った。 - 2二次元好きの匿名さん21/12/01(水) 22:30:13
ク…クソボケ…
- 3二次元好きの匿名さん21/12/01(水) 22:35:36
ウワーっ?!怪文書!!
- 4二次元好きの匿名さん21/12/01(水) 22:37:25
おい待てェ立ち去るんじゃねぇ
ちゃんと返答を聞き届けねぇとならねぇだろうが - 5二次元好きの匿名さん21/12/01(水) 22:46:42
ニ ゲ ル ナ
- 6二次元好きの匿名さん21/12/01(水) 22:52:31
なんでそこで立ち去るんじゃい!!!
- 7二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 01:31:49
トレーナーはさぁ…乙女心わからないひと…?