- 1121/12/02(木) 23:23:45
ハルヒの可動域すごいな……。 — ダ・ダ・恐山 (d_d_osorezan) 2021年12月01日
このツイートを見て可能性を感じたので、「キョン!○○(する)わよ!」だけ打ち込んで短い文章を作らせる遊びをしてみる
軽く試してみた感じ、別作品の要素を出すと破綻しやすいっぽいけどそれ以外なら結構柔軟に書いてくれそう(「鬼龍と戦うわよ!」「グラブルとコラボするわよ!」はアウトで、「ウニの殻を剥くわよ!」「原子炉を作るわよ!」はセーフな感じ)
- 2121/12/02(木) 23:24:12
まずは>>4で試してみるので、適当に動詞を打ち込んでくれると
例:宇宙に行く、猫を飼う、世界を救う等
- 3二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:24:51
あにまんを受け入れる
- 4二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:25:11
- 5121/12/02(木) 23:29:45
「キョン!チンポを解放するわよ!」「なっ、何!?」
ハルヒは俺の股間に顔を近づけると、両手で俺のズボンを引きずり下ろした。
「こらー!」
俺は叫びつつ、反射的に自分の股間を手で隠した。
「キョン!手をどけなさい!今すぐ!」
「いやだね!」
「あんたがそんな態度を取るんなら、あたしだって考えがあるわよ?」
ハルヒは立ち上がり、つかつかと部室の奥へ歩いていった。
そして、本棚の下から何かを取り出す。……おいおい。それはまさか……。
「じゃあこれを使うしかないわよねえ?」
手にしていたのは、黒いマジックペンだった。ハルヒはそれを片手に戻ってくると、またもや俺の前にしゃがみ込み、俺の手の甲に『正』の字を書き足す作業を開始した。
チンポという単語の性質上R18展開が続いた
次は>>7
- 6二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:30:55
初日の出を拝む
- 7二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:30:56
- 8二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:31:19
味噌を作る
- 9二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:33:06
>>7 だけどごめん感想で取っちゃったので安価下かなにかで…
- 10121/12/02(木) 23:33:44
「キョン!味噌を作るわよ!」「お、おう」
何だかよく解らないがハルヒのテンションは今日も絶好調である。
俺は味噌作りに必要な材料を揃えて台所に立った。まずは米麹と大豆を蒸してから潰し、そこに塩水を混ぜて寝かせる。次にそれを漉して、水を加えて熟成させるのだそうだ。
俺にできるのはここまでで、あとは古泉と朝比奈さんに任せることにした。餅つき大会のときのように、また二人きりにしてやろうと思ったのだが、「あんたはこっち」とハルヒに引きずられて茶の間へと連行された。
「お茶を入れるから座りなさい」「あ、どうも」
座布団の上に正座する。ハルヒは湯飲み茶碗を二つ持って向かい側に腰を下ろした。
安価先が単語じゃなかったので下のものにした。
次は>>13
- 11二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:34:06
猫を撫でる
- 12二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:34:23
うさぎを追いかける
- 13二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:34:32
- 14二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:34:38
みくるちゃんにコスプレをさせる
- 15二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:34:43
不老不死を実現する
- 16121/12/02(木) 23:37:47
「キョン!ハンバーガーを作るわよ!」「なに言ってんだお前」
ハルヒは俺のツッコミを無視して、部室から飛び出していった。
長門が、無表情のままそれを見送る。俺はため息をついて、パイプ椅子に腰を下ろした。
「で、どう思う?」
「…………」古泉と朝比奈さんも苦笑しながら、長門を見た。
「あの人には困ったものです」
「本当に。あたしたちのことなんて全然考えてくれないんですからっ」
長門は無言である。いつものことながら、この宇宙人娘は何を考えているのかわかりにくい。
「涼宮さんのことは心配ありませんよ。あなたもよくご存じでしょう?彼女は一人で勝手に突っ走るだけです。それに、僕やあなたがいれば、彼女を制御できます」
古泉の言葉は自信満々だ。確かにそうだ。ハルヒが暴走した時は俺たちが止めればいいのだ。
ハンバーガーが本題にはならなかった。次は>>20
- 17二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:38:45
エベレストに登る
- 18二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:38:56
ロボットを探す
- 19二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:39:08
トラの檻に入る
- 20二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:39:23
- 21二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:39:31
天地開闢
- 22121/12/02(木) 23:41:43
「キョン!スクール水着を着るわよ!」「……は?」
ハルヒが俺に振り向き、両手を腰に当てて仁王立ちしていた。
「今すぐ着替えなさい!いい?絶対だからね!」
有無を言わせぬ勢いで言い放つと、ハルヒは踵を返して部室から出て行った。
「…………」
長門は無表情のまま、テーブルの上のティーカップを見つめている。
古泉一樹は何かを悟ったような微笑を浮かべつつ、黙って窓の外へ視線を逃がしていた。
朝比奈さんは顔を真っ赤にしてうつむきながら、指先同士を合わせてもじもじしている。
そして俺はというと、さっきから頭の中がぐるぐる回って、何が何だかよくわからん状態だった。
「……どうしてこうなったんだろうなあ……」
俺はそう呟いてみるものの、答えてくれるヤツなどいるはずもない。
いや、一人だけいた。
「お前のせいだよ」
鶴屋さんの無邪気な笑顔だけが、今の俺には救いだった。
―――結局、その日ハルヒが戻ってきたのは午後七時過ぎになってからである。
当然のようにそっちが着る側なのか…次は>>26
- 23二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:42:30
ターゲットを狙撃する
- 24二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:42:42
ksk
- 25二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:43:07
長門有希から逃げる
- 26二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:43:15
- 27二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:43:23
佐々木さんを縛る
- 28121/12/02(木) 23:47:46
「キョン!ハジケリストになるわよ!」「ハジケるって何だ?」
ハルヒは、ふふんと得意げに笑い、ポケットから携帯電話を取り出した。
「これを使えばいいの」
俺は、その携帯をしげしげと見つめた。
折りたたみ式の旧式機種である。アンテナが一本だけ出ている。ボタンも一つしかないし、画面には色つきの文字で『圏外』とあるだけだ。
「これは……」
「あたしのお古だけどね。さっきまで充電してたんだから使えるはずよ。ほら、このボタンを押せば、電話がかかるから」
「……」「さあ、押せ。押すのよっ」
ハルヒに押しつけられるままに俺がボタンを押すと、ブザー音が鳴り響き、やがて通話状態になり、
声が聞こえてきた。
『はい、もしもし?』
それは女の人の声で、しかもどこかで聞いたことのあるような……
「あっ、涼宮ですけどー」
ハルヒの声に反応して、相手は沈黙した。
ハジケリストは認識できなかった模様
次は>>32
- 29二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:48:43
スペシウム光線発射する
- 30二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:49:05
東大を破壊する
- 31二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:49:11
会社を設立する
- 32二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:49:25
- 33二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:50:09
他作品要素では…?
- 34121/12/02(木) 23:51:52
「キョン!あにまんまんを受け入れるわよ!」
「やめろハルヒ。そんなことしたら俺の尊厳が死ぬ」
「じゃあどうすんのよ?」
「普通に食べればいいだろ、普通に」
「だってあたしの分はもうないもん。誰かさんたちが全部食べちゃったからねー」
「それはお前も悪いぞハルヒ。俺はちゃんと残しておいたんだ」
「え? そうだったっけ……まあいいわ、ちょっと待ってて」
ハルヒは自分の弁当箱をパカッと開けた。中身を箸でかき回してから蓋をする。そしておもむろに自分の髪をほどき始めた。
「なにしてるんだ?」
「見てればわかるわよ」
ポニーテールの結び目を解くと、ハルヒの髪は重力に従ってさらりと落ちた。そのまま肩にかかるくらいまで伸ばしてから、もう一度結び直す。その一連の動作が終わると、そこには黒髪ロングヘアの美少女がいた。
「…………」
「どお? 似合う?」
「……ああ」
「ふふん」
ハルヒは得意げに鼻を鳴らした。
あにまんまんは食べ物だった…?破綻してるようにも見えるけどあにまんまんだしいいか
次は>>38
- 35二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:54:15
考察
- 36二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:54:29
脱獄
- 37二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:54:45
唐揚げを揚げる
- 38二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:54:49
- 39二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:54:49
確定申告
- 40二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:54:59
怪獣を生み出す
- 41121/12/02(木) 23:58:09
「キョン!密猟をするわよ!」「……は?」
ハルヒが突然そんなことを言い出した。
「何だそのセリフ」
「あんた、知らないの?『密林に棲む魔物』ってゲーム」
俺は知らんぞ。ハルヒは俺の反応を待たないで説明を始める。
「このゲームはね、タイトル通り密林が舞台なんだけど、プレイヤーがジャングルの奥地を目指して冒険するの。主人公は途中で仲間になってくれる動物たちと一緒に冒険をして、いろんな困難を乗り越えてラスボスを倒すのよ。それでエンディングになったら……」
「なったら?」
「密林に潜んでいた魔族が主人公の村を襲うの。村人たちはみんな殺されちゃうのよ。でも主人公の両親は逃げ延びて、主人公だけが生き残っちゃうの。そこに勇者が現れて魔王を倒してくれるまで、主人公が一人で村の人たちを守り続けるっていうストーリー」
「……」
「で、この密林マップにはたくさんの魔物が出てくるから、それを倒してレベルを上げながらラスボスを目指すわけ。ちなみにこの密林マップは四部作になっていて、今あたしたちがいるところが第一作目なのよ」
ハルヒはポケットから携帯電話を取り出して操作し始めた。
密猟要素は流されてしまった
次は>>45
- 42二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 23:59:44
逆立ちする
- 43二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:01:39
みくるを退部させる
- 44二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:02:17
ロケット打ち上げ
- 45二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:02:20
- 46121/12/03(金) 00:05:30
「キョン!オリンピックに出るわよ!」「え?」
「私とあんたで、この国の代表になるの」
「…………」
「そして、世界と戦うの。オリンピックっていう最高の舞台でね。どう?やる気になってきたんじゃない?」
ハルヒはニヤリと笑いながら俺を見た。俺はしばしの間、口を開けて呆然としていたが、やがて肩をすくめて言った。
「まあな。確かにお前がいれば、なんとかなりそうな気がしてきたぜ」
しかし、ハルヒは首を振った。
「まだダメね」
「なんでだよ」
「あたしたちだけじゃ力不足だわ。もっと仲間が必要よ」
それはそうだろうさ。だが、そんなあてはあるのか?
「もちろんあるわよ。今から探しに行くわ」
ハルヒは言うや否や身を翻して駆け出した。俺は慌てて後を追った。どこへ行こうというのだ?
「決まってるじゃない。宇宙へ行くのよ!」
またかよ。
「今度は本物の宇宙人に会うんだから!」
ああ、もう何でもいい。好きにしろ。
そこそこいい感じに纏まった
次は>>50
- 47二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:06:37
ボイジャーを探しに行く
- 48二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:09:03
ポケモンをやる
- 49二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:09:24
- 50二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:09:32
- 51二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:09:35
- 52二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:10:53
マンボウを釣る
- 53121/12/03(金) 00:13:59
「キョン!足裏から陰茎生やすわよ!」「お前は何を言ってるんだ」
ハルヒは俺の制止を振り切り、テーブルの下を覗き込んだ。
「あら、あったじゃない。ちゃんとね」
「何が?」
「あんたの靴下の中よ」
俺は立ち上がると、自分の靴下を探った。確かに何か入っている。まさかこれが陰茎?しかしそれは親指ほどの大きさしかなかった。とてもじゃないが、こんなものが役に立つとは思えない。
「これだろ」
テーブルの上に置くと、ハルヒはしげしげと見つめてうなずいた。
「そうね。これで間違いないわ」
そしておもむろにその物体を掴み取ると、いきなり口に含んでしまったのだ。
「おいっ!?」
「んむ……」
ハルヒは頬をすぼめて唾液を溜めると、それを舌の上で転がした。それから喉の奥へと押し込み、嚥下する。まるで石コロでも飲み込むようにあっさりと、である。
「……どう?」
「いや、別になんともないが」
「ふうん」
ハルヒは唇を舐めると、今度はスカートの中に手を入れて下着を脱ぎ始めた。おいちょっと待て。
なるほどわからん。次は>>56
- 54二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:15:00
サバゲー
- 55二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:15:55
パンダになる
- 56二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:16:11
- 57121/12/03(金) 00:18:50
「キョン!イカを裂くわよ!」そう言って、ハルヒはナイフでイカの足を一本切断した。そして俺に渡してくる。
俺は受け取って、同じように足を切り離す。ハルヒはそれを皿に乗せると、また別の足に手を伸ばす。
「ほらっ、早くしなさいよ」
イカと格闘しながら、ハルヒが言う。こいつの手際を見ていたら、俺が先に捌き終わってしまうな。俺はイカの腹から頭を出す部分をつまみ上げると、そのまま力任せに引きちぎった。
「あっ!」
突然の大声に顔を上げると、ハルヒが目を見開いて俺を凝視していた。
「……どうした?」
「今、何やったの?あんたの手の中でイカがぐしゃっと潰れて、なんか白い液体が出てきたんだけど」
「ああ、それは内臓だな。イカの内臓には消化液があって、それが魚とか肉についた寄生虫を殺すんだ。だからよく洗っておかないと食えないんだよ」
「へえ……そうなんだ……」
ハルヒは感心しているのか呆けているのか判別できない表情のまま、手の中のイカを見下ろす。
「イカもさあ、こんな風に潰されちゃうこともあるわけよね。でもそんなことしてたら味が落ちちゃうんじゃない?」
「そりゃそうだろ。まあ、スーパーで売ってるやつだとちゃんと処理されてるだろうけど、この辺の海産物を扱う店で売ってるのは大体そういうことになってるぜ。特に内臓なんて捨てちまってるんじゃねえか?」
「ふうん……」
まだハルヒはイカを手に見つめていた。
「イカも可哀想ね。こんな風に潰されるために生まれて死ぬことになるなんて。あんまりじゃないかしら」
「イカにも感情があるみたいな言い方をするなよ。それに生き物はみんな死んじまうもんなんだぞ。お前だっていつかは――」
その時だった。
俺の言葉を遮るようにして、海面が大きく盛り上がった。波が立ち、岩場に当たって砕ける。その飛沫の中から、何か巨大なものがせり上がってきた。
「あれは……クジラ!?」
イカとはいったい…次は>>60
- 58二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:19:20
みくるちゃんをくすぐる
- 59二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:19:39
- 60二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:19:49
- 61121/12/03(金) 00:22:41
「キョン!野鳥を数えるわよ!」「おう」
俺とハルヒはベンチに座り、野鳥が飛び立つのを待った。俺は暇なのでさっきからずっと鳥の種類を数えていたのだが、これがなかなか終わらない。スズメやハトはもちろん、カラス、キジ、カモなどなど……。
ハルヒはというと、スマホで写真を撮る準備をしていた。
「何やってんだ?」
「見てわからない?写真撮ってんの」
「なんのために」
「アルバムに入れるため」
そういえばそんなことを言っていたな。お前には写真好きの友達がいたんじゃなかったのか?「そいつとは別れたのか?」
「うん」
「じゃあ、その画像も消せよ」
「ヤダ」
「どうしてだよ」
「思い出なんだもん」
思い出ねえ……。俺にもそういうものが一つくらいあってもいいかもしれない。だが今はない。あるのはこの退屈だけ。
ハルヒはカメラを構えてファインダーを覗いていた。
「ほら、キョン。もっと寄って」
「こうか?」
ハルヒの隣まで身体を傾けた。ハルヒの肩が触れ合いそうになる。
「もうちょっとくっついて」
言われるままにすると、ハルヒの肘が俺の二の腕に当たった。そのままハルヒはカメラを俺の方に向け、シャッターを切る。カシャッと音がしてフラッシュが光り、画面を見たハルヒが小さく舌打ちをした。
「……変な顔になってる」
AI、隙あらばきぶる
次は>>65
- 62二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:25:39
旅行に行く
- 63二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:25:40
地球を吹き飛ばす
- 64二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:25:54
温泉に入る
- 65二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:26:34
- 66121/12/03(金) 00:30:00
「キョン!漫画を書くわよ!」何の脈絡もなく、ハルヒがいきなりそんなことを言い出した。
「……はあ?」
俺は間抜けな声を出した。なんでまた急に? ハルヒはさも当然という顔で、
「あたしたちの文芸部が本格的に活動するための第一歩として、まずはこの部室を有効活用しようと思ってね」
そう言って、俺に向かって一冊の漫画を差し出す。
「これを読んでみなさい」
表紙には『涼宮ハルヒ』の文字と、ヒロインらしき少女のイラストが描かれている。タイトルは……『涼宮ハルヒの憂鬱』?
「なんだこりゃ?」
「今度出る新刊よ。あんたにはこれを読んでもらって、感想を聞きたいの」
その前にちょっとした疑問があるんだが。
「どうして俺に読ませるんだよ。こういうのって普通は古泉か長門だろ。お前んところの副部長コンビなら」
ハルヒは眉を寄せて、
「だってあいつら、どうせ何も言わないもん。意見なんてあるわけないし」
そりゃそうだ。俺もまったく同感である。
「それに長門さんは忙しいみたいだし。あの人、最近ずっと図書館にいるらしいから」
それは知らなかった。しかしそれではなおさらなぜ俺なのか。朝比奈さんや鶴屋さんの出番だろう。
「うーん……」
ハルヒは腕組みして考え込んだ。
「そうねえ……。まあいいわ。じゃあ、とにかく読んでみてちょうだい。それで駄目だったら諦めるから」
そう言うなり、俺の手から漫画を奪い取り、机の上に放り投げた。そして自分の席に戻ることなく、窓際にあるパイプ椅子を引っ張ってきて腰掛けた。
ちょっとずつおかしいな…
次は>>70
- 67二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:30:29
ksk
- 68二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:30:30
みくるちゃんを拘束してくすぐる
- 69二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:30:53
- 70二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:31:06
- 71121/12/03(金) 00:33:58
「キョン!寄せ鍋するわよ!」「……」
何でこの人は俺の部屋にいて、そして開口一番にそれを言うんだ。しかも何故鍋なんだ。普通は『今日は何にする?』とかじゃないのか?それにハルヒが台所に立つなんて自殺行為だろ。俺は鍋をつついていたせいで死ぬのも嫌だし、お前の手料理を食って腹を壊して死ぬのもごめんだぜ。
「……なあ」
俺はベッドから立ち上がりながら言った。
「何?」
ハルヒはキッチンに立ち、包丁を握っているところだった。
「なんで俺の部屋にいるんだよ」
「あたしがどこにいようと勝手でしょう」
そりゃそうだが、ここ数日はやたらと押しかけられている気がしてならないぞ。俺は自分の部屋を見回した。
昨日と同じ状態だ。床には脱ぎ散らかされた服があり、机の上には飲み終わったカップ麺の容器がある。そして窓際に鎮座している古泉一樹フィギュア(制服バージョン)。
「で、どうして今朝になって急に鍋なんだ」
「お正月だからよ」
理由にもなっていない。
「冬休みに入ったら毎日鍋でも構わないわね」
ハルヒはそう言い放ち、冷蔵庫を開ける。中に入っているものを確認してから、おもむろに冷凍庫の方へ手を突っ込んだ。
取り出したものは、氷水の中に漬けられた野菜類である。どう見てもそれは―――
「お前まさか、その野菜を全部切るつもりじゃねえだろうな」
またきぶりAIだ
そろそろ飽きてきたので次でラスト、最後は>>78
- 72二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:35:42
幻聴
- 73二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:36:08
500億を稼ぐ
- 74二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:36:38
過去に行く
- 75二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:38:17
曲を作る
- 76二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:38:30
- 77二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:38:36
キス
- 78二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:38:50
- 79121/12/03(金) 00:43:31
「キョン!小説家になろうに投稿するわよ!」「いきなり何言ってんだよ」
俺は思わず突っ込んだ。
ハルヒは俺のツッコミを華麗にスルーして、自分の鞄からノートパソコンを取り出した。電源を入れて立ち上げている間に、
「あたしがタイトル考えるからね。タイトルは『涼宮ハルヒの憂鬱』でいいわよね? あ、でもあんまり長いとページ数増えちゃうかもだから、五千字くらいに収めないと駄目かな?」
お前はいったい何を言っているんだ? そんな疑問符を浮かべる暇もなく、ハルヒはパソコンのキーボードを叩き始めた。
「ちょっと待て。なんで俺まで巻き込まれなきゃならないんだ?」
「だって、こういうのって誰かがやらないといけないじゃない。みんな忙しいんだもん。だったらあたしたちがやるしかないでしょ」
当たり前のように言うな。だいたいどうして俺たちが小説なんか書かなけりゃいけないんだ。しかし、その言葉を口にする前にハルヒは、
「じゃあ、タイトルは『涼宮ハルヒの驚愕』にするわね。あらすじはどうしようかしら……。そうねえ、『ある日突然、超能力に目覚めた女子高生がいた。彼女は超常現象を求めて日々奔走するが、それはただの勘違いであった』とかでいいんじゃなくて? それで、主人公は普通の女の子で――」
ハルヒはもうすっかり小説を書く気になっているらしく、ブツブツ呟きながらキーボードを叩いた。
おいおい、本当に書くのかよ。マジかよ。
「ねえ、この主人公の名前はどうしようかしら? 主人公の名前は重要だものね。やっぱり、ここは涼宮ハルヒにした方がいいと思うんだけど、どうかしら? あ、でも、それだと変な名前みたいになるから……」
「いいんじゃないか。それで」
俺は投げやりに言った。
AIはメタネタも好き
というわけで終わり。わりと柔軟に書いてくれた
- 80二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:43:38
ハルヒの理解度すごいな
- 81二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:44:38
乙
レベル高いな - 82二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 00:47:25
ちょっと原作の雰囲気感じてAIすげーって思いました、乙です
- 83二次元好きの匿名さん21/12/03(金) 01:05:43
AIがハルヒを理解しているのか
ハルヒがAIを支配しているのか