- 1二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:17:49
- 2二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:18:58
1人スルーパスとか野人岡野かよ
- 3二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:21:29
- 4二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:22:34
- 5二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:23:59
- 6323/05/31(水) 22:26:13
- 7二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:31:55
ギエビーが一瞬ギエピーに見えて突然何言ってんだと思ったわ…
- 8二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:34:06
- 9二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:34:25
- 10二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:36:08
- 11二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:37:19
精神的外傷orウマウマorポケモンか…
- 12323/05/31(水) 22:51:06
じゃあ今から風呂いってそのあと皿拭きあるんでそれ終わったらエスシビ書きますね
- 13二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 22:53:55
──キミはさ、強くなりたいよね。
アタシについてきてくれるって決めたんだし。
そうだね、周りはどんどん力をつけてきてる。
キミは置いていかれたくないかな?
別に、強くなくてもアタシを見続けていいんだよ?
なんて、本当はアタシのエゴ。
キミは強くなんてならなくていい、今の弱いキミのまま、アタシの後を追っかけて欲しいって思ってる。
周りの足をひっぱるとか関係ないでしょ?アタシが周りを気にしてないんだから、その後をついてくるキミにも関係ない。そうでしょ。
諦めて。アタシだけを諦めないで。
キミが欲しいものは──アタシ以外、あげられない。
「なにしてんのシービー……」
「このピッピさ、ピクシーに進化させたくないって思っちゃって」
「しんかのきせき使いなよ」
「昔ヒマナッツ進化させたら可愛くなくなっちゃったのトラウマなんだよねー」
前座としてトラウマでギエピーです。お納めください - 14二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 07:34:56
なんだこの前座…!?
- 15二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 07:39:06
あーりがたやー(デジたん爆死)
- 16二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 18:54:29
大学に行きながら数時間かけて書いたやつをとりあえず保守代わりにお送りするぜ
- 17323/06/01(木) 19:16:57
昨日書いてる途中に寝落ちした
エスシビといいつつあんまCP要素はないです
下に書いたの貼ります - 18323/06/01(木) 19:17:19
カツラギエースというウマ娘の背を追うウマ娘は多い。
同期のコバンやサンオーイは勿論、アメリカからやってきたタップって子もエースの背を追って日本に来ているし、ルドルフだって敗北を知ってからより強くなった、とアタシは思う。
だけど、エースはアタシのライバルなのだ。
「だから、キミの背を追うのは別にいいんだ。」
——でも、キミの”背中”は誰にも見せたくない。
「キミの背中を見るのは、アタシだけがいい」
らしくない、とは思う。アタシは束縛とかっていうのは好きじゃないし、大嫌いな不自由を彼女に求める気は更々ない。
それでも今は、今だけは言わないといけない気がした。
ずっと、秘めて、隠し続けた感情を。
キミはいつか後を追うアタシすら突き放してひとり旅をするかもしれない。
いままでのように、ずっと一緒にいてくれる保証なんてない。
それでも、キミの背中を直接見るのは、真後ろで見る権利を持つのは、アタシだけがいい。
ずっと、アタシの前を往ってほしい。
いつかレースのようにアタシが追い越したとしても、キミはアタシをまた追い越して前を往って、また笑いかけてほしい。
手を伸ばしたって”キミ”は手に入らないから。
別れが来るのなら、その時までアタシに先頭を譲らずにいてほしい。
——エースはアタシの、アタシだけのライバルだから。親友だから。
「別れが来たとして逃がす気は毛頭ないけどね」
「……最後で台無しだよ。とりあえず水飲め」 - 19二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 19:28:47
>>16 です
トレウマです苦手な方はそのつもりで
- 20二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 19:29:16
ー思えば最初から、こうなることを望んでいたのかもしれないー
現役の時にさんざん浴びたスポットライトより、酷くやかましく艶っぽい桃色の光を浴びながら、呂律と共にとっくに回らなくなった頭で考える。時刻は午前0時を少し回ったところ。君は私なんかよりずっと大人な筈なのに、私なんかよりずっと緊張しているように見えて、それがなんだか可愛くて、ますます君が欲しくなる。だけどその汗の匂いすら今の私には劇薬で、やっぱり彼には敵わないと心のどこかで知っていて。 - 21二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 19:30:13
「二十歳のお祝い」とトレーナーが食事に誘ってくれたのは、私の誕生日の一週間前、肌寒さの残る年度末だった。その日は何故だか散歩に行く気も起きなくて、ハンモックの上でユラユラと暇を持て余していたから、突然の報せに胸が躍った。退屈はキライ。だからそこから抜け出させてくれるものはスキ。我ながら単純なものだと思う。でもそれが、昔から変わらないいわゆるありのままの私なのだ。レースの世界に入った時だってそうだった。
最初はただ楽しく走っていたかっただけだった。お父さんとお母さんがお互いに素晴らしい競走成績を与えたあったパートナーであったことは知っていたけど、二人とも私にもそれを期待しているような素振りはなかった。(まあ、結局私も多くのウマ娘と同じように、ターフに魅せられそこを目指したわけだけど)。
私にとってターフはこの世でもっとも自由な場所。それは現役を離れてそれなりに経つ今も変わらない。だけど他の人、特にトレーナーとそれに類する人達の大半にとっては完全にそうとは言い切れないようで。
「貴女は強い。だからこそ先行で行くべきなのよ。どうしてわざわざ自分からより勝率の低い戦法を選んでしまうの?」
どうして、何て聞かれても、私がそうしたいからとしか答えられなかった。私からしたらそれ以外の尤もらしい答えを繕う方が、より軽薄で不誠実な気さえしていた。我ながら不器用なものだと思う。……今もあまり変わってない気もするけど。ともかく、私は楽しく走れていればそれで良かったのに、周りの大人はいい顔をしなかった。
けど、彼らの考えが理解できなかった訳じゃない。私が自由を求めるように、ターフに栄光を求める娘が多いことは知っていたから。それを叶える力があるのにそれを活かさないように見えた私は、それはそれは彼等彼女等とウマが合わなかったことだろう。むしろそれなのによく見てくれていたとものだ。 - 22二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 19:35:01
「だからこそ、君との出会いは衝撃的だったんだ。
自由に走る私を真正面から受け入れてくれた人には会ったことがなかったから。
君がいたから、私は三冠が取れた。いつか君は、「トレーナーが自分じゃなかったなら彼女は六冠だって七冠だって取れたかもしれない」なんて言っていたけど、私に言わせれば、もし君がトレーナーじゃなかったら、私はそもそもデビューできていたかも怪しかったと思う。君がその事をどう捉えていようが、私はそう思う。
そんな人に「君を必ず輝かせる」なんて、それも親の前で言われたらね。気付いてた?あのとき私の顔、真っ赤だったんだよ?
まあ、あとでお母さんに言われるまで私も気付いてなかったんだけどね」 - 23二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 20:28:02
時間にして数十分前、あの報せから一週間。すっかりふわふわ気分のまま、昔の話も混ぜながら、思いの丈を君に一気に吐き出す。吐き出してしまう。初めてのお酒は、初めて気づく気持ちを私の中に浮かび上がらせる。いや、本当はずいぶん前からすでに私は知っていたのかもしれない。だからこそ、ここから先のセリフは言えない。言ってはいけない。自由を愛する一人として、自由を愛する私を認めてくれた君に対して、
「好きだよ。トレーナー、私のものになってよ」 - 24二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 20:42:36
…なんて、君を不自由に縛り付けてしまうようなセリフ、冗談でだって吐けやしない。
自由には責任が伴う。なんて言葉は聞き飽きた。私は三冠ウマ娘。そして君は私を三冠にしたトレーナー。全てが全て望んだものでないとはいえ、社会的にも年齢的にも二人とも責任はとれるし取らなくちゃならないところまで来てしまっている。だからこの言葉は押し留めなくちゃならない。なんて独り言ちていたら涙が出そうになってきた。私ってこんなに重い女だったっけ?でももうダメそう、一度心に去来した感情はもう制御できない。特に私はそういう性分だ。この際全部トレーナーのせいにしてやろう。私の心を滅茶苦茶にした人の背中なんて盛大に濡らしてしまえばいいんだ - 25二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 21:23:09
(前略)なんて独り言ちていたら~
コイツここまで全部言ったな?
聞かれちゃいけない人の背中で全部言ったな? - 26二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 00:32:56
担当の成人祝いにと、少し張り込んだ場所を予約しようとして、手に取ったスマホをまたテーブルに置きなおす。変に準備するよりも、その時の気分で飛び込んでみるのもいいだろう。彼女と出会ってからそれなりに経つが、随分彼女の色に染まってしまったものだと自嘲気味に笑う。それなりに経験は積んできたと思うが、彼女の存在は、まさにこれからの自分の人生にも影を落とすだろうという確信めいた予感があった。それくらい、ミスターシービーというウマ娘は魅力的なのだ。それはエンターテイナーとして、という意味でもあり、女性として、という意味でもある。しかし相手は三冠ウマ娘、対して自分は、シービーのおかげで評価はしてもらっているが、あれは彼女への評価であって決して自分に向けられたものではない。そこまで自惚れられるほど幼くもない。だからこそ彼女の望むものは何でも叶えられるようにしたいのだ。喜んでくれるといいなと思いつつ、結局テーブルからスマホを拾い上げ、何度もかけた番号を呼び出し応答を待つことにした。
- 27二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 10:27:28
しっとりCBからしか得られない栄養素がある