- 1二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:00:19
- 2二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:00:51
「うぅ……なんでこんなことに……」
[死んだはずのゴールドシップが目を覚ますと目の前には細い道が続いていました。あたりは暗く、見渡すと白い服を着た人たちが前へと歩いていくのが見えます。]ゴールドシップはとりあえずその列について行きました。
「なんか嫌な予感すんぞ〜。しかし歩きづらいなこの道。地面も硬いしよぉ。事故った時の影響がまだ残ってるのか?」
[しばらく歩いていると何か突然明るく光る、いや燃えているような物体が高速で接近してきました。車のように見えます。]
「しめた!! あの車に乗らせてもらおう。ヘイ運転手さん、ちょっと乗せてくんねぇかなぁ? 」
ゴールドシップは車に向かって叫びました。すると車が止まり中からスーツ姿の女性が現れました。
車はよく見ると燃えているリムジンだったようです。 - 3二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:01:19
車から出てきた女性は[「じゃあ乗れ」と冷たく言い放ち」燃えるリムジンにゴールドシップを乗せました。
「[なんだ]この車!? 燃えてんじゃん! アタシ焼け死ぬところだったんだけど!!まあもう死んじまってるけどさ!!」
[車の中には3人のウマ娘がいました。やることもないのでゴールドシップはその三人と話すことにしました。]
「よう!アタシはゴールドシップ。趣味はゲーム、特技は野球、好きなものは焼き肉、嫌いなものは納豆だ。よろしくな」
「ウチは[歯科医」のタマモクロスや。よろしくな」
「[医者の]スーパークリークです。よろしくお願いしますね」
「[山伏の」オグリキャップだ。よろしく頼む」
「おいおいそんな堅苦しい挨拶は抜きにしようぜ。ところでここはどこだ? 見た感じだと地獄とか天国じゃないみたいだけど」
「ここは三途の川の手前にある道や」
「三途の川? それって死んだ後に渡るアレか? 」
「せやで。で、この車の正体は冥界への使者、いわゆる死神の乗り物やな。[火車とか言われとる。]」
「ほーん。じゃああの世に行くのか。なんか怖くなってきたな〜」
タマモクロスが状況を説明してくれました。[そうこうしているうちに三途の川が見えてきました。] - 4二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:01:44
[三途の川のほとりにつくと4人は]車から降りました。するとオグリキャップがタマモクロスに話しかけました。
「あそこに見える怖そうな人は誰だろう。すごく怒ってるように見える」
オグリキャップが指差した先には[白髪のでかい老婆]が立っていました。その表情はとても険しく、怒っているように見えます。
「あれは[奪衣婆]と呼ばれる存在や。着ているものを全部脱がせて死者から衣服を奪うという恐ろしい奴や」
タマモクロスが解説を入れました。
「ふーん。じゃあアタシたちも裸にされちゃうのか」
「せやな。まあしかたない。」
4人は奪衣婆の元へ向かいました。そして彼女の前に並びました。 - 5二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:02:15
「おめえらが死者か……」
奪衣婆は低く威圧的な声で言いました。
「そうだ! お前をブン殴るためにやってきた!」
ゴールドシップは元気よく答えました。
「ほう……面白いことを言う小娘だ。[だが私を殴っても何も事態は進展しないし罪は償えないぞ]」
奪衣婆はニヤリと笑いました。
「ゴールドシップ、あんまり刺激したらあかんで!ここは従うんや。」
「わーってるよ。でもコイツムカつくんだよなぁ……」
ゴールドシップは不満そうに言いました。
「では服を渡してもらおうか。まずは貴様からだ。」
「わかった。」
ゴールドシップは渋々了承しました。そして彼女は制服を脱いで下着姿になりました。
「うわっ、恥ずかしいなこれ……」
彼女は顔を赤く染めてうつむきました。その様子を見て奪衣婆は口角を上げました。
「フッ……いい格好じゃないか。もっと恥じらいを見せてみろ。[あとルールで認められているのはパンツまでだ]。ブラジャーも外すんだな」
「うっ……マジで言ってんの?」
ゴールドシップはため息混じりで言いました。タマモクロスが耳打ちしてきます。
「ゴルシ……ここは言われた通りにするしかないんや……覚悟決めぇ……!」
「仕方ねぇな……」
ゴールドシップはしぶしぶ背中に手を伸ばし、ホックを外し、ブラを取りました。
「これで満足かよ……」
「ああ、それで良い」
そして残る3人も同じくブラを外し、パンツ一枚となりました。 - 6二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:02:45
「私、もうお嫁に行けないかも……」
「これは恥ずかしいぞ……」
「脱いだらさっさとあの船に乗れ、グズども」
「このババア、相変わらず態度悪りぃな」
「言うこと聞かんと地獄行きやで」
「それは嫌だなぁ」
「あの船は閻魔大王の所へ連れていく。地獄の裁判を受ける場所でもある。貴様らはこれから生前に犯した罪を裁かれる。その結果次第で天国へ行くか地獄へ行くか決まるのだ。」
[4人は船にのる。船には同じように]地獄行きの亡者が乗っていた。
「みんな、私達と同じパンイチだな。」
「せやな。みんな同じ目におうとんねんな」
「私たち以外にも沢山の人がいますねぇ。なんだか怖いです」
船は三途の川を渡り始めた。その先は真っ暗で何があるのかわからない。 - 7二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:03:08
[しばらくして、]
「おい見ろ!向こう岸が見えるぜ! 」
ゴールドシップが指さす方向を見ると確かに対岸が見えた。
「ほんまや! やっと到着やな! 」
船に乗っていた亡者たちは着くなり一斉に下船し[閻魔大王の待つ部屋へと通された。]
そこには鬼のような老人が座っていた。
「あれが地獄を支配する閻魔大王や。」
タマモクロスが小声で教えてくれた。 - 8二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:03:41
[「あー、今日は亡者が多くて疲れるわい。えーと、これから呼ぶものは前に来い、まず、ゴールドシップ。お前はレースでいつも変な行動をとって]人々を困らせてきた。[極めつけに三連覇のかかった宝塚記念で]まさかの出遅れをした。よってお前は地獄送りとする。次に、タマモクロス。お前は歯医者なのに患者の口を開けずに無理やり治療しようとする。しかも患者が暴れると麻酔なしで手術をしようとした。これもまた地獄送りだ。次にスーパークリーク。お前はトレーナーを甘やかしすぎてダメ人間にした。お前も同罪として地獄行きだ。最後にオグリキャップ。お前は食いすぎだ。お前の食費が家計を苦しめた。よってお前も地獄行きだ。[残りの者はじゃまくさい、全員まとめて天国いきじゃ。]」
「ちょ、ちょっと待ってくれ! なんかおかしいぞ! アタシ[ら]だけ地獄っておかしくねえか!? 」
ゴールドシップが反論するが、
「うるせえ! 黙ってついてこい! 」
「おいオメーらなんとかしてくれよ! このままじゃアタシたち死んじまうぞ!死んでるけど」
「しゃーないやんけ。大人しくついていくしかあらへん」
3人は諦めムードだ。 - 9二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:04:18
「くそっ! なんでアタシたちがこんな目にあわなきゃいけないんだよ! 理不尽すぎるぜ! 」
「とりあえずお前たちは[糞尿]の処理場にぶち込む。」
「は? そんなところに行くわけないだろ! ふざけんなよクソジジイ!! 」
「うるせー! お前らはそこで一生糞尿にまみれて暮らすんだ! 」
[4人の抵抗も空しく糞尿処理場、すなわち、糞尿地獄へ連れていかれました。]
「なんだよこれ、ウンコとションベンとゲロにまみれて…[ないじゃん。]」
[そうです、4人が通された糞尿地獄は]綺麗なトイレだったのです。 - 10二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:04:48
[「おい、なんで汚物がないんだ。」]
閻魔大王は部下の鬼を問い詰めます。
「はっ、いや最近地獄も近代化が進んでおりまして、衛生面も良くなり、環境も改善されました。そのため排泄物をここに集める必要が無くなったんです。」
「なるほど。しかたない糞尿地獄行きはなしだ。人食い婆さんに食ってもらおう」
[閻魔大王は人食い婆さんをよびました。]
「ほれ、人食い婆さん。餌の時間だ。」
「うっひょー! 久々の肉だぜぇ! 」
[人食い婆さんの姿は]まるで怪獣のようであった。
「いただきますだぜぇ! 」 - 11二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:05:21
「うわっ、きたねぇな……、[特に歯が]」
「[ほんまや」、歯がボロボロや…。[せや、おい、婆さん、ウチは歯科医や]、アンタの口の中も見てやるで。そんで口がきれいになったら食ってくれや。」
「いいだろう。お前の言う通りにしてやろう。」
タマモクロスの診断の結果、虫歯菌やら歯周病菌やら色々見つかったためタマモクロスは治療を開始した。[治療というのはもちろん]麻酔なしでの手術である。
「いてええええええ!!!!だましたな、食ってやる!」
[4人は食べられましたが、食べられる瞬間タマモクロスが麻酔なしで歯を抜き始め、歯抜きにしてしまっていたので]あまり痛くありませんでした。 - 12二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:05:50
「[はーっ]、しっかしババアの腹の中は居心地が悪いぜ。もう出ちまおうぜ。」
ゴールドシップの提案で4人はおなかから出ることにしました。
「しかしどうやってでればいいんだ?」
するとスーパークリークが
「では[ゴールドシップさんはあそこの器官に頭をぶつけてください]。私はあそこに頭を突っ込みます。タマモクロスさんはあっちの壁に穴があるのでそこに向かって走ってください。オグリちゃんはあの大きい石みたいなものを持ち上げてくれませんか。」
「わかったで! 」
タマモクロスは壁の穴へ走り出す。
「よし、いくぞ! 」 - 13二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:06:16
ゴールドシップは器官の壁に思い切り[頭突き]した。
スーパークリークは空いている穴に頭を突っ込みました。
オグリキャップはあの大きい石みたいなものを持ち上げました。
[するとなんということでしょう人食い婆さんは突然くしゃみと屁が止まらなくなり]、ゴールドシップ、タマモクロス、スーパークリーク、オグリキャップの4人は無事脱出できました。[ちなみに口から脱出したのは]ゴールドシップ、[鼻の孔から脱出したのは]オグリキャップ、スーパークリーク、タマモクロスは尻の穴から脱出しました。
「[どうです、人食い婆さんはあの大きな石みたいなものを持ち上げられるとくしゃみが、ゴールドシップさんが頭突きした器官に異常があると屁が止まらなくなるんですよ。]」
「さすがクリーク、よくやったぜ! 」
「ふぅ、やっと終わったか。」
「おい、てことはウチが入った穴は[肛門]やん、うわぁ……、恥ずかしいわ……」
4人が人食い婆さんから脱出してしまったことに閻魔大王は激怒し、4人を釜茹で地獄へ連れていく。 - 14二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:06:40
「あぢぃ! 死ぬ! これマジでヤバイって! 」
[釜茹で地獄の湯の温度は]900度、とても人間が耐えられる温度ではない。
[「ここは私に任せてもらおうか。」
そう言ったのはオグリキャップです。]
「オグリ、どうするつもりや?」
「こうするんだ。」
オグリキャップは人食い婆さんのお腹を殴った。
「ぐっふっ……、な、なにするんじゃい……、」
「[次にこう呪文を唱える。]『お前の母ちゃんデベソ』」
「お前の母ちゃんデベソー」
「これでいい。」
「いいわけあるかーい!! 」
タマモクロスがツッコミを入れる。
[「とにかく湯を触ってみるんだ」]
[オグリキャップに言われて3人は恐る恐る湯に手を入れてみると、なんということでしょう」、丁度良い温かさです。 - 15二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:07:00
「ええ感じやな。」
「ああ、気持ちがいい。」
「これは極楽ですねー。」
4人はパンツも脱いで釜茹で地獄でくつろぎ始めました。
「[そこの鬼さーん、ちょっといいか、ウチさっき]歯抜いたときに歯垢とかついちゃってるかもしんないし[尻の穴から]でてきたから腸内細菌とかついちゃってるかもしれないから体洗わせてくれへん? 」
「ほれ、石鹸じゃ。」
「ありがとなー。」
4人の体はきれいになった。
「いや~、それにしても、この釜茹だりの湯加減は最高やな! 」
「そうだな。」
「ほんまやな。」
「こんなに心地いいとは思わなかったぜ。」
4人は天国のようなひと時を過ごす。 - 16二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:07:22
[これに激怒したのは閻魔大王、]
「ぬわあぁぁあ!! クソッ、なんでワシらの地獄があんな小娘の術に負けなきゃならないんじゃ!!
ええいこうなったらあの4人を針山地獄に送り込んでやる!! 」
[4人は針山地獄に連れて行かれます。]
「うおぉぉおお!! 痛い!! めっちゃ刺さっとる!! 血ィ出てんで!! 」
[パンツ一丁の彼女たちに針山はあまりにも厳しいものと思われましたが、ここでゴールドシップが]
「おいおい、アタシはゴルシ様だぞ。こんな針山なんて楽勝だぜ。」
と言い放ち、そのまま針山を駆け抜けていきました。
「すごいなゴルシ。」
「ウチらには無理やな。」 - 17二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:07:40
[「安心沢にツボマッサージを習っといてよかったぜ」]
[ゴールドシップは体中のツボを針で刺激することで]痛みを感じなくしていました。
「よーし、ウォーミングアップは終了だ。全員担いでやるから覚悟しとけよ」
[ツボによってゴールドシップの体は]活性化し、彼女の体に秘められた力が解き放たれようとしていた。
「よし、行くか。」
ゴールドシップは3人を肩に担ぎ、そのまま走り出す。
「うお、なんだこのスピードは、まるで新幹線のようだ。」
「うわっ、速すぎるで! 」
「速いですねー。」
ゴールドシップは4人を担いだまま針山を駆け抜ける。
「フハハハハハ、アタシに追いつける奴は居ないぜ!! 」
[これをみて閻魔大王はもう疲れ果ててしまいました。]
「う、嘘やろ……。なんでワシの地獄があのバカ娘に突破されとんねん。もういいわい。[あの4人をとっとと生き返らさせてしまうぞ。]
[こうして4人は生き返りました。] - 18二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:07:56
[ゴールドシップが目覚めると]そこは病室でした。
[横には涙を流すトレーナーと]仲間たちの姿がありました。
「ゴルシ……、本当に良かった、このまま目が覚めないんじゃないかと思ってたんだぞ。お前が搬送された病院の医者も、峠は越えたがいつ死んでもおかしくはないって言っててさ。」
「心配かけて悪かったな、でももう大丈夫だから。」
[「しかもお前を見てくれていた医者も突然死んじまってさ。」]
「たぶん、そいつも生き返ったんだろうな。」
[ゴールドシップはそう言うと笑いました]
おわり - 19二次元好きの匿名さん23/06/03(土) 13:10:00
以上です
AIは地獄の描写とか人に食われてその腹の中で何かしているといった描写が苦手みたい
なので人力が多くなってしまった
あとうちのAIはわりとエロやグロに持っていこうとせずハッピーな方向にもっていきたがる
なぜだろう