- 1二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:00:54
- 2二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:01:49
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- 3二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:02:34
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- 4二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:03:05
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- 5二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:05:58
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- 6二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:12:58
2の自演らしき流れに困惑してるのは俺なんだよね
怖くない? - 7二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:14:21
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- 8二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:17:26
なんだこの流れ……(困惑)
SSはウマウマでも可能でしょうか - 9二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:18:18
ウマウマでもトレウマでも全然いいですよ
- 10二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:20:00
- 11二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 20:20:33
ありがとうございます!
- 12二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 22:11:48
- 131023/06/04(日) 22:26:45
エスシビ完成したけどちょっと脱線してしまったかもしれない
エスシビは順当にプロポーズ終わらないタイプだから仕方ない()
下に貼ります - 1410(1/2)23/06/04(日) 22:27:17
シービーと過ごしてて予定通りにいくことはほぼない。
彼女はとんでもなく頑固な自由人であるからだ。
「シービー、あのさ」
だからこそ、プロポーズは自宅で行った。
「もしシービーに、これからもあたしと過ごしたい気持ちがあるのなら」
指輪を贈る意味は契約、約束、永遠、独占欲、束縛。
ミスターシービーに”束縛”なんてものは似合わない。
「あたしと、結婚してください」
櫛を贈る意味は、苦しい時も乗り越え、死ぬまで一緒に寄り添う。
だから、あたしはあえて指輪ではなく櫛を贈ったのだが。
「櫛もいいけど。アタシはエースの選んだ指輪がほしいな」
「……指輪は、束縛を意味するんだけど」
「アタシは、エースになら束縛されたい」
ミスターシービーとは、納得するまで自我を曲げない頑固者である。
故に。
「人前で、エースのモノだって宣言してほしいな?」
こう言われてしまえば完全に仕切り直しになるわけだ。 - 1510(2/2)23/06/04(日) 22:27:43
その後、「シービーに似合うやつ選びたいから」とエースに言われ一緒に指輪を買いに行って。
人前の、人通りの多い広場で、キミは言う。
「シービー、……あたしと、結婚してください」
正直なところ、指輪である必要はなかった。
櫛だけでも十分彼女の意志は伝わってくるから。
ならなぜ仕切り直させたのか。
それは、生中継で日本全国に知らせたかったからに過ぎない。
「カツラギエースとミスターシービーは夫婦だ」って。
だって。エースは、よくモテる。
アタシはひとを好きになること、夢を追うことは自由であると思う。
――だけど。カツラギエースだけは、誰にもくれてやれないから。
「よろこんで」
承諾がてらエースに抱き付く。
キミは日本中のひとが見ているなんて知らないのだろう。
――でも。
アタシと過ごす、というのはそういうことだ。
まして、【苦しい時も乗り越え、死ぬまで一緒に寄り添う】のなら尚更。
「式はいつにしようか」
「一応挙げる気はあるんだな」
なんか失礼な言葉が聞こえてきたので、夜は添い寝の刑に処そうと思う。 - 16二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 22:31:26
- 17ネオユニ23/06/04(日) 23:21:48
――――今日ってプロポーズの日らしいよ。
すれ違うウマ娘達が、そんな話をしているのを俺達は耳にする。
隣に連れ添うネオユニヴァースは首を傾げながら、口を開いた。
「『プロポーズの日』……プロポーズを“CEBR”する日?」
「俺も初めて聞いたよ、まあ記念日とか作るのってそこまで難しくないらしいけど」
「ビックバン、ネオユニヴァースも『納豆の日』を“生成”できるかな?」
「すでにあるんじゃないかなそれ」
なんとなく気になって調べてみれば、予想通りの7月10日。
どうやらプロポーズの日よりも歴史が古いようである。
ユニヴァースにそれを伝えると、むしろ機嫌良さそうにしていた。
ふと――――小さい時のことを思い出した。
子どもらしい、なんとも間抜けな勘違いの話。
ちょっとした話のネタとして、あまり考えずにその話を俺は口にしていた。
「そういえば、子どもの頃はプロポーズってどんなポーズなのかって思ってたよ」
「…………少しだけ“UNDY”が“困難”、詳細な“探査”を求める」
「ええっと、そのプロとポーズを別々の単語だと思ってたというか……」
……なんか説明していて恥ずかしくなってきた。
しばらくの間、その勘違いの説明をするという地獄のような時間を過ごす。
やがてユニヴァースは得心したように頷くと、手で口元を隠した。
「ふっ、ふふっ、トレーナーも“原始星”の頃は『可愛い』をしていたんだね」
「……おう」
「ん……んふふっ、ダメ……『笑い』の“インフレーション”が止まらない……!」
「…………喜んでもらえて、話した甲斐があったよ」 - 18ネオユニ23/06/04(日) 23:22:12
俺は薄い笑いを浮かべながら、笑顔で肩を震わせるユニヴァースを見つめる。
その笑いは数分程持続し、目尻に涙を溜めるほど『ツボ』に入ったようだ。
彼女は目尻を拭いながら、緩んだ口元のまま言葉を紡ぐ。
「プロポーズに“JYVE”なポーズを、ネオユニヴァースは“共有”したい」
「引っ張るねえ……そんなのあるかな」
「『ワクワク』をしているよトレーナー、“TRYS”をして欲しい」
「んー……」
ユニヴァースは目を輝かせてこちらを見る。
それはまるで、マジシャンの前で手品を心待ちにする子どものよう。
そんな目を見てしまった時点で、何もしないという選択肢は消え去ってしまった。
……それに、身から出た錆とはいえ、笑われっぱなしも少々アレである。
少しだけ間を置いて、彼女の気が逸れたのを見計らって、両手を掴んだ。
そして、反応が返ってくるよりも早く、その両手を二人の目の前で合わせる。
一瞬の出来事の驚きを隠せず、ユニヴァースは目を見開く。
その隙を逃さず――――出来る限り真面目な表情を繕いながら、言葉をぶつける。
「愛してるよ、ネオ」
「…………っ!?」
ユニヴァースの耳と尻尾が、ピンと逆立つ。
気持ち悪いと思われているかもしれないが、そもそも彼女のオーダーである。
俺は彼女から視線を逸らさぬまま、跪くように片膝をついて、追撃に入った。
「俺と、結婚してください」
「………………あぅ……アッ、アファーマ」
「……なんてね、こんな感じでどうかな?」
「ティ……ブ…………」 - 19ネオユニ23/06/04(日) 23:22:27
手をパッと放して、俺はピシリと固まるユニヴァースに感想を求めた。
呆れるのだろうか、ダメ出しされるだろうか、嫌がられるのも覚悟しよう。
恐れ半分、不安半分で俺は彼女の表情を確認する。
――――真っ赤な顔で、ジトっとした目つきでこちらを睨むユニヴァースがいた。
「……“EMGY”、『激おこプンプン丸』でユニヴァースの『魂(プシュケー)』は『あからしま』の『ちゃんこ鍋』をしているよ」
「……なんか大渋滞を起こしているけど、とりあえず怒ってるのはわかった、ごめん」
流れるように謎の言語を叩き込んでくるユニヴァースに俺は深々と頭を下げる。
しばらくの間、沈黙が続く。
やがて、足音と共にユニヴァースが駆け寄り、屈みこんで下から視線を合わせて来た。
顔はまだ少し赤みが残っているものの、目つきは柔和で、口には微笑み。
「……ネオユニヴァースは“FGVE”をするよ」
「……許してくれる、ってこと?」
「アファーマティブ、その代わり」
ユニヴァースは口元を押さえて、にっこりと笑う。
その目には先ほどと同じ――――それ以上に、期待に満ち溢れた輝き。
「“デプロイメント”では更なる“シンチレーション”に『期待』をしているよ、トレーナー?」 - 20二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 23:29:50
やられっぱなしではいられないトレーナーと嬉しそうに期待してるネオユニと両方ともかわいい!
- 21二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 10:53:59
あげ