私はアビドス最高の科学者

  • 1二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:07:08

    元カイザーでアビドスの科学者、小波カナミちゃんについて語るスレ
    今スレではいよいよカナミちゃん主役のメインストーリーについて考えていくぞ

  • 2二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:09:09

    立て乙

  • 3二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:14:31

    まずはいつも通り小波カナミちゃんについておさらい
    ミレニアム生徒→カイザー科学者→アビドスで捕虜(居候)
    種族 サイボーグ
    幼少期から親の歪んだ教育を受け、賢いものの人格面で難が生まれる
    ユメ先輩とは幼馴染だったが高校入学時に離別
    高校では『生物解剖研究部』としてたった一人で数々の凄まじい功績を残すもののその欠如した倫理観と狂気のせいで彼女の出奔後に廃部、すべての情報が秘匿された。
    出奔後はカイザーの研究員として活動、その最中にクライアントからの注文としてユメ先輩の死体の蘇生を命じられそこで(死体の)ユメ先輩と再開。
    クライアントの依頼に「悪趣味な変態どもめ…」と引きつつもノリノリで蘇生実験を行いユメ先輩を蘇生させたが、当初ずっと自身の側に置こうとしていたのに上層部から戦力として利用できるようにせよと命じられ、イヤイヤながらそれに応じ洗脳、少しの反抗としてロクな洗脳解除への対策をせず実戦投入、案の定洗脳が解けたユメ先輩のメンテナンス役を名目にアビドスに居座るようになる
    ちなみにゲマトリアは彼女のユメ蘇生実験に一切関与をしていないらしい
    当初のアビドスでは全体的に嫌われていたが、ある一件で彼女の脆さと著しい自己愛の欠損という危うさが露呈した結果、その仲は幾分か回復することになる。
    一番仲が良いのはノノミで、カナミはよくノノミに甘えている。
    ミレニアムではネルに手綱を握られており、センスも似通っていて仲が良かった。仲が悪いのはハレ、カナミを尊敬しているのはケイ
    趣味は(そこそこえっちなものもある)青春マンガ集めと充電を兼ねた日向ぼっこ
    好物はカロリーメイト、カップラーメン、レトルトカレー
    さらに日課として病院の視察をしている
    青春マンガはカナミ自身生物学的な“交尾”しか知らないためその手の雰囲気などにはまるで無知なため、それがえっちな物だと気付いてない。
    食事は趣味で嗜好品程度に捉えており、普段は1週間分ぐらいのエネルギーを確保できる塊(マズイ)を食べている
    あと医学界でかなりの権威として名が通っている

    かつて自分の大切なものの蘇生に失敗した過去を持つ疑惑がある

  • 4二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:14:59

  • 5二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:16:33

    見た目


    髪は本来乱れることがないはずの茶色い人工毛髪だが彼女のあまりの私生活の劣悪さによってボサボサになっており、彼女はそれを雑にポニーテールにしている。服装は白衣1枚のみというかなりアレな格好だったが、アビドス勢に仲間入りを果たしてからは下にアビドスの制服を着るようになった。腕に付けているスマートウォッチは彼女の相棒であり、メカや義体の変形、操作などはこの端末から行う。


    サイボーグとしての義体は生活用と戦闘用の2つあり、生活用は採算度外視のかなり生身に近い高級品で、ユメ先輩に使用している義体もこれと同モデルである。一方の戦闘用モデルは彼女自身の手によって年々改造が重ねられておりたまにトンチキな改造を施されていることもある。


    あと沢山の素敵なファンアートやSSが投げられているのでぜひ過去スレも見返して下さい!!

    前スレ

    私はアビドスの科学者だ(4)|あにまん掲示板元カイザーでアビドスの天才科学者、小波カナミちゃんを語ったりするスレですダイス等自由にどうぞ前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1976172/初代スレhttps://…bbs.animanch.com
  • 6二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:19:28

    たて乙~ところでカナミちゃんの神秘考えようと思ってさ
    出身のミレニアムのメソポタミア神話は良くわからなかったんだけど、アビドスのエジプト神話を探したらカナミちゃんの神秘に出来そうな神見付けたわ
    死者の守護神や葬祭の女神として扱われて、イシスが死んだオシリスを復活させるのを手伝った女神らしいんだ

    ……ネフティスって言うんだけどさ

  • 7二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:20:17

    取り敢えず好感度一覧をペタペタ
    好感度表
    カナミ→相手 相手→カナミの順の好感度
    ホシノ
    59  45
    シロコ
    40  39
    ノノミ
    119  129
    セリカ
    21  55
    アヤネ
    79  34
    ユメ
    91  77
    ネル
    135 100
    ハレ
    10 10

  • 8二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:23:59

    前スレの健全な透き通るヤツ描いて思ったことなんすけど、カナミちゃんはあのポーズ自体にはなんの恥じらいもない、感性バグ状態だと思うんすよ。

    でも、あの状態で足持たれて椅子に押しつけられ、先生の目見たら自分がひどく小っ恥ずかしいことをしている気になってきて一気に回路が熱を吐き出しだすと思うんすよ。

  • 9二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:26:16

    >>6

    …ノノミ実家だったよね?それ

    え、そういう事?!

  • 10二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:27:45

    「っ…おいおい、僕の身体は機械だぞ?こんなのに興奮するなんていよいよマズイんじゃないか?なあおいちょっと、何その目は…えっまさか本気なの?嘘っちょっとまってちからつよ…っ」


    ………ふぅ

  • 11二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:29:06

    >>9

    これか……

    いやそんな繋がりの生え方ある???

  • 12二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:29:20

    >>10

    頭海綿体かよ

  • 13二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:33:13

    >>11

    いやさ、最初ミイラの神とかにしようと思ったけどどうやらアヌビスがそれらしくて他に無いか適当に探しててさ

    ちょうど葬祭の女神で死者の守護神、神話で他人を復活させた逸話持ち…とピッタリなネフティスを見付けたんだよ

    で、「じゃあネフティスは推定モチーフに使われてたりしてないかな~?」と確認してみたらノノミの実家だったよ…

    ノノミ自身はどうにもハトホル説が強いらしいね

  • 14二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:35:45

    ここに来てカナミちゃんノノミのガチ姉説が浮上か

  • 15二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 21:37:44

    少なくともそこまで遠くない親戚くらいなら全然可能性あるな…デカイ技術企業みないな雰囲気を感じるしカナミちゃんが幼い頃から医学を学んだエリートだった可能性…

  • 16二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 22:07:58

    ま、まあカナミちゃんノノミの血縁者説はさておき今回はダイスと安価でメインストーリーを追っていこうと思います

    まず事の発端は

    dice1d3=2 (2)

    1緑髪のアビドス生徒の噂が流れる

    2砂漠近辺でアビドスの誰かがユメ先輩を見かける

    3パトロール中のおじさんがユメ先輩(らしき人)を目撃

  • 17二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 22:22:52

    みかけたのは

    dice1d5=5 (5)

    1シロコ

    2ホシノ

    3ノノミ

    4アヤネ

    5セリカ


    そこにカナミは

    dice1d2=1 (1)

    1勿論同行

    2不在

  • 18二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 22:36:26

    セリカか、ユメ関係の事情には疎そうかな?

  • 19二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 22:46:45

    セリカ「ねぇ聞いてよ」

    ノノミ「どうしたんですか?セリカちゃん」

    セリカ「この前、バイト帰りに不思議な人を見かけて……」

    ホシノ「不思議な人…?」

    セリカ「緑っぽいロングヘアーの子と、茶色いポニーテールの子が並んで歩いてるのを見かけたんだけど…」

    セリカ「緑っぽいロングヘアーの子、アビドスの制服を着ていた気がして……」

    ホシノ「!!??」

    アヤネ「気のせいですよ、そもそもアビドスにはもうこの5人しかいないですし」

    セリカ「そ、そうよね、見間違いよね!!幽霊とかじゃあるまいし……」


    ホシノは

    dice1d3=3 (3)

    1見かけたという場所に一人で行ってみる

    2 1+先生もついてくる

    3 2+アビドスのみんなも着いてくる

  • 20二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 22:51:18

    ついに対策委員会と...

  • 21二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 22:53:02

    ホシノ「…………ここか」


    シロコ「ホシノ先輩、どうしたんだろう…」

    アヤネ「いつになく怖い顔してましたね…」

    先生「それより、ここで見かけたんだよね?その謎の生徒」

    セリカ「そうよ、絶対にここだった!あそこの通りをスーッて…」


    二人「………」スタスタ

    先生「で、出た!!」


    ホシノは

    dice1d3=1 (1)

    1思わず追いかける

    2ユメ先輩の方から気付いて寄ってくる

    3引き返す

  • 22二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 23:02:06

    この章のホシノの立ち絵は目付きが過去バージョンの差分が大量に出てそう

  • 23二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 23:07:01

    ホシノ「……っ!!」ダッ


    シロコ「ホシノ先輩!?」

    セリカ「追いかけるわよ!!」


    ホシノ「……嘘……何で……?」


    ユメ「あっ、ホシノちゃんだ!」

    カナミ「知り合いかい?ユメ君」

    ユメ「うん、ちょっとお話してもいい?」

    カナミ「構わないが…手短に頼むよ、不在がバレるとややこしい」


    ホシノは

    dice1d3=3 (3)

    1呆然と膝から崩れ落ちる

    2カナミに掴みかかる

    3ユメ先輩に銃を向ける

  • 24二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 23:12:22

    信じられないよなそりゃ...

  • 25二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 23:13:45

    死人は生き返らないんだ、本来なら

  • 26二次元好きの匿名さん23/06/04(日) 23:57:09

    ホシノ「…違う、ユメ先輩はあの日居なくなった筈。貴方は誰!?」ジャキッ
    ユメ「やだなぁホシノちゃん、大好きな先輩の顔も忘れちゃったのかい?」
    ホシノ「あなたは、ユメ先輩じゃ………!」
    ユメ「私は確かにユメだよ、貴方の先輩、ユメ。……どうすれば信じてもらえるかな」
    ユメ「そうだ!」ギュッ
    ユメ「…これで信じてもらえるかな?」
    ホシノ「……ユメ、先輩……」
    ホシノ「ユメ先輩、ホントにユメ先輩なの…?」
    ユメ「だから言ってるじゃん、私はホシノちゃんの大好きなユメ先輩だって」
    ホシノ「でも、ユメ先輩はあの日……」
    ユメ「うん、私はあの日死んだよ。」

  • 27二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 00:10:41

    ユメ「確かにあの日、私の命は一度終わりを告げた。」

    ユメ「でも、蘇らせてくれたんだ。」

    カナミ「…ああ、僕が蘇らせた。」

    ホシノ「あなたは…」

    カナミ「小波カナミ、ただのしがない科学者さ。以後お見知りおきを、小鳥遊ホシノ君。」

    ホシノ「小波カナミ……」

    dice1d2=2 (2)

    1知ってる

    2知らない


    カナミ「そうか、まあ君が知っているか否かなどは些事に過ぎない。」

    カナミ「それより大事なのは……おっと、マズイな。ユメ君、そろそろ時間だ」

    ユメ「もう!?時間が経つのって早いねぇ…」

    ホシノ「!!待ってユメ先輩!!私まだ沢山聞きたいことが…!!」

    ユメ「…ごめんね、ホシノちゃん」

    カナミ「もし、もしもう一度逢いたければ、明日もう一度、この時間に来るといい。さらばだ、アビドスの“諸君”」

    dice1d2=2 (2)

    1ホシノが見たカナミの白衣にカイザーのマークが

    2ホシノはまだ知らない。

  • 28二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 00:30:53

    何も知らぬままユメ先輩との邂逅を繰り返すホシノ先輩


    dice1d2=1 (1)

    1ホシノが勘付くのが先

    2カイザーがユメ先輩を実戦投入するのが先

  • 29二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 00:52:49

    一方こちらは初邂逅後のアビドス組

    シロコ「ホシノ先輩、あの人は?」

    ホシノ「……やっぱり、ついて来てたんだ」

    セリカ「ご、ごめんなさい!」

    ホシノ「ううん、いいの…いつか話さなければいけないと思っていたことだから」

    dice1d3=1 (1)

    1過去を洗いざらい正直に話す

    2所々ぼかして話す

    3殆どぼかしてそれっぽく話す

  • 30二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 00:58:11

    話が早い
    まるでイベントだぁ

  • 31二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 01:13:30

    >>30

    ユメ先輩の目を覚ます→カナミと和解&カイザー追手撃破→カナミに自分の価値わからせ

    これだけタスクあるからな…こんなの序の口にすぎないのよ

  • 32二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 01:52:53

    アヤネ「ホシノ先輩にそんな過去が……」
    ホシノ「まさか、こんな早くに話すことになるなんてね」
    シロコ「ねえ、先輩…今度、ユメ先輩に会いに行くとき、私もついて行っていい?聞きたいこと、たくさんあるから」
    ホシノ「うへ〜、まあ、いいんじゃないかな。ユメ先輩も会いたがってるし」

    カナミ「やあ、ホシノ君。今日は一人じゃないんだね」
    ホシノ「ユメ先輩が会いたがっていたから。」
    カナミ「丁度いい、僕も会いたかったところなんだ。特に…先生、君にね。」
    先生「…始めましてかな、小波カナミさん」
    カナミ「ああ、始めましてだね。君の話はよく聞いているよ、先生。」

    ユメ「君達が私の後輩かぁ…うんうん、いい顔つきだね」
    シロコ「ん、始めまして。」
    ユメ「いいねいいね、ホシノちゃん、いい後輩に恵まれたみたいで何よりだよ」
    セリカ「ホシノ先輩みたいな人だ…」
    ユメ「えっ!?ホシノちゃんいつもこんな感じなの!?昔とは大違いじゃん!!」
    ノノミ「確かにホシノ先輩みたいですね☆」
    ユメ「へぇ〜…あのホシノちゃんがねぇ〜」ニヤニヤ
    ホシノ「ちょっとユメ先輩、何見てるんですか。てかなんですかその目は」
    ユメ「私にもいつもの感じで接してみてよ!」
    ホシノ「嫌です!」
    カナミ「ユメ君、時間だ」
    ユメ「そうだね、帰らなきゃ」

    ホシノ「そういえば、いつもこの時間になると帰るよね。なんで?……というか、どこに帰ってるの?」
    ユメ「…それは……」
    カナミ「それは言えない。言ってしまえば…」チラッ
    一同「!!??そのマーク………」
    カナミ「君達と戦うことになってしまうから。」

  • 33二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 02:33:36

    ここでイベントOPとか前半のタイトルが出たりしそう

  • 34二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 05:56:17

    ワクワクしてきたぜ!

  • 35二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 07:44:02

    〜対策委員会部室〜

    シロコ「あの、カナミって人の白衣のマーク」

    アヤネ「カイザーのもの…ですよね」

    ホシノ「………カイザー…っ!!」ダンッ

    セリカ「ひっ、ホ、ホシノ先輩?目が怖いよ…」

    ホシノ「死人の、よりにもよってユメ先輩の命を弄ぶなんて…それに、わざわざ私の前に現れて…クソッ」

    先生「ホシノ、ちょっと落ち着いて…」

    dice1d3=1 (1)

    1カイザーに殴り込みに行こうとするホシノ

    2カイザー(ユメ先輩達)が殴り込みに来た

    3市街地で暴れまわってるという情報が

  • 36二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 09:41:41

    この辺もう常に過去顔してそう

  • 37二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 10:54:46

    おじさんのメンタルがガリガリ削られてる

  • 38二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 12:36:03

    ガタッ

    アヤネ「ホシノ先輩?」

    ホシノ「ごめん、おじさん疲れちゃったから…もう帰るね」


    〜夜のアビドス〜

    ???「…………」ガサゴソ

    シロコ「やっぱり。」パチッ

    ???「!!??」

    シロコ「やっぱり一人で行こうとしてる。ホシノ先輩」

    ホシノ「…なんで…なんで分かったの?」

    ノノミ「どれだけ一緒にいると思ってるんですか、これぐらい朝飯前ですよ」

    ホシノ「……私を、止めるの?」

    アヤネ「いえ、止めは…しません」

    セリカ「だけど、一人で行かせもしないから。」

    先生「もう、二度と一人にはさせないからね」

    ホシノ「………分かった、みんな…ごめんね。」


    dice1d2=1 (1)

    1カナミとユメ先輩(洗脳)がお出迎え

    2カイザー兵が道を塞ぐ

  • 39二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 13:50:36

    >>もう二度と一人にはさせない

    ここで対策委員会編のスチル流れるやつ

  • 40二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 15:08:58

    派手にカチコミ決めようじゃあないか!
    あ、ところでカナミちゃん過去編とか捏造しても大丈夫でしょうか

  • 41二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 15:36:49

    >>40

    全然大丈夫ですよ

  • 42二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 16:35:23

    カナミ「やあ、待っていたよ。アビドスの諸君」

    ホシノ「…やっぱり、カイザーだったんだね」

    カナミ「………ああ、ご察しの通り僕はカイザーの研究者で、この彼女を蘇らせたのも…仕事の一環だ。」

    ホシノ「ユメ先輩、早く帰………」

    ユメ「…………カイザーグループの敵は、排除する。」

    ホシノ「ユメ…先輩……何を…したの…?」

    カナミ「………洗脳して………戦力にした、それだけだ。」

    ノノミ「…酷い」

    ホシノ「…………っ!!!!」ダッ

    ドギュンドギュンドギュン

    カナミ「いててて…いきなり酷いじゃないか…もし僕が生身の人間”だったら”死んでたところだったよ?」バチバチ…

    セリカ「…!?う、腕が…」

    カナミ「まさかこんなに早くスペアを使わされるとはね」ガチャガチャ

    先生「…全身が、機械か…!!」

    カナミ「ご名答。さて…僕はまだ仕事があるのでね。腕もこんなになっちゃったし……あとは旧友同士仲良くするといい。」

    ホシノ「待て、このくだらない洗脳を解け…!」

    カナミ「君は馬鹿か?洗脳に明確な解く方法などない。……だが、強く呼びかけでもすれば元に戻るかもしれないな。」スタスタ

    ホシノ「クソッ!!」

    シロコ「ホシノ先輩、とりあえずユメ先輩の動きを止めるよ。取り押さえよう。」


    アビドス組対ユメ先輩

    ユメ先輩に勝つまでのアビドス組の消耗率

    dice1d100=6 (6)


    カナミ「………私だって、こんな事…………っ」

  • 43二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 16:38:04

    戦闘放棄してる!!!!!

  • 44二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 16:42:25

    今まで他のカイザーが出て来てないの、カナミが勝手に適当やってるからでは?(洗脳も適当だし)

  • 45二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 16:43:47

    これは甘々カナミちゃん

  • 46二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 16:50:19

    幼馴染を洗脳して戦闘マシーンにする奴いる!?
    いねぇよなぁ!?

  • 47二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 17:15:49

    強く呼びかけでもすれば元に戻るかもしれないな(真実)(正解)(特大ヒント)

  • 48二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 17:39:34

    シロコ「ん、抑えた!」

    セリカ「ホシノ先輩!」

    ホシノ「ユメ先輩!!目を覚まして!あんな奴の言いなりになんてならないで!!元の先輩に戻って!!」

    ユメ「…………しの……ちゃ………」

    ホシノ「ユメ先輩…せっかく、せっかくもう一度会えたのに…!!こんな風に戦いたくなんてない!!だから早く起きてよ!!!目を覚ませ!!この、ねぼすけぇぇぇ!!!!!」

    ユメ「…!!」パチッ

    ユメ「ホシノ…ちゃん?」

    ホシノ「ユメ先輩!!?起きた!!?起きたの!!?」

    ユメ「うへぇ…寝起きにそんな大きな声出さないでよ…」

    ホシノ「良かった、良かった…っ!!」

    ユメ「ちょっと、何泣いてるの」

    ホシノ「泣いてなんか…グスッ…ないです…!!」

    ユメ「わあ、嘘が下手くそ」

    ホシノ「うう…よかった、良かった……!………ふぅ……おかえりなさい、ユメ先輩」

    ユメ「ふふ、ただいま。」

    ホシノ「……さて、今度はあいつを殴りに行かないと」

    ユメ「ホシノちゃん、わたしも行くよ」

    ユメ先輩に洗脳されてる時の記憶は

    dice1d3=3 (3)

    1ない

    2うっすらある

    3はっきりある


    バタァン!!!

    カナミ「…ユメ君が目を覚ましたか…良かった、良かったね……全く…フフッ」

  • 49二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 17:44:26

    これ、洗脳の強度的にもわざと記憶残してない…?

  • 50二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 17:47:07

    この感じだと「メンテナンスのマニュアルは残してあるから、全てが終わったら殺してくれ」とか言ってそうなんだよな…

  • 51二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 18:41:56

    良かったね(本心)

  • 52二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 18:46:05

    なんか思ったのの10倍位登場時点から甘々だった一方で自分の身を省みてなかった疑惑が
    もうすでにいろいろと疲れてないかいカナミちゃん

  • 53二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 19:49:53

    ユメ先輩復活に際して9割がたピースが埋まってたけど本人では埋めきれなかったパターンかな?

  • 54二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 20:25:08

    やっぱり設定固まってから改めて話をなぞると違う見方が出来て良いね

  • 55二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 20:30:14

    もうだいぶ生きるのを諦めてる感じするなこれ…

  • 56二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 21:56:23

    >>55

    今更だけどやっぱりめっちゃ自分の命を異様に軽く見てるよね…

  • 57二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:05:21

    本人そんなつもりないやろけど
    すごい自罰的に見える

  • 58二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:11:07

    ホシノ「何を…笑ってるの!!」ダッ‼
    カナミ「…撃たないのかい?僕の頭脳は総てバックアップを取ってある。それに……」チラッ
    ユメ「…………………」
    カナミ「ユメ君も、もう僕ナシで生きていけるだろうからね。」
    カナミ「それに、僕の体を壊してもそれは機械を壊しただけで人を殺したことにはならない。だから…」
    ホシノ「あなたが酷いことをしたのはユメ先輩。だから…ユメ先輩に全部任せる。」
    カナミ「ユメ君…………」

    『いいかい、今君の脳内に僕の知識を全て覚えさせた。』
    『これは僕が死んだとき少しずつ開放されるよう設定されてる。君の脳に負担をかけたくないからね』
    『…今から、洗脳処理を始めるよ』
    『目を覚ました君が、僕の期待通りに動いてくれる事を望むよ』
    『後輩達をよろしく』
    『…………………ごめんね』

    ユメ「………………私、知らないよ?自分のメンテ方法とか」

  • 59二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:16:45

    >>僕の体を壊してもそれは機械を壊しただけで人を殺したことにはならない。


    そっ…かぁ…………

  • 60二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:19:57

    やっぱ…つれぇわ

  • 61二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:27:58

    この時点でだいぶ曇って擦れてるのに
    平常運転できる!→全方位からボロクソでまた曇る
    までが既定路線なのつらい、つらくない?

  • 62二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:29:50

    …そもそもこの身体になった理由が「自分の身体を使って人体改造実験をしまくったから」なんだよな…
    自分を大事にしなさすぎてる

  • 63二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:29:51

    全てを察したノノミが側にいてくれるはずさ

  • 64二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:47:49

    すまない…とてもよいおつらい展開のなか、ロゴが白衣じゃなくて体に直接つけてあったら透明感あがるな…と思い

    「言ってしまえば…君たちと戦うことになる…」と言いながら急に白衣を脱いでくるカナミちゃんを雑落書きしてしまい本当にすまない……ユメ先輩もつけて透明感あげません?()

  • 65二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:50:07

    透け白衣で透明感ある世界観を推していこう

  • 66二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:50:37

    うーんこれは透明感(白衣)

  • 67二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 23:22:43

    カナミ「?いやいや…そんなはずはない、僕は確かに君に自己メンテナンスの方法を遺したはず」

    ユメ「…知らないよ、そんなもの」

    ユメ「ってことで、私はカナミ“博士”がいないと生きられない体なんだ、だからアビドスに連れ帰ってもいいよね、ホシノちゃん」

    ホシノ「………出来るならこの場で跡形もなく消し飛ばしたいですが、ユメ先輩がそう言うなら仕方ありません。」

    ユメ「さ、というわけなんだ」

    『ここだ!!……クソッ、電子ロックか…!!』

    『待て、離れろ!爆破してこじ開けるぞ』

    ユメ「次の来客も来てるし、さっさとずらかろう!」

    ユメ「…行くよ、カナミ」

    カナミ「………ああ、ああ…仕方ないな…!僕の知識の結晶をあんな奴らに独占されるのも癪だ、ずらかるとしよう!!!」ポチポチ

    dice1d3=2 (2)

    1研究室が巨大トラックに変形!!

    2研究室がそのまま飛ぶ!!!

    3研究室の中身全てが詰め込まれたトラック(事前に準備してた)

  • 68二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 23:23:44

    なにそれすげぇ!

  • 69二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 23:28:04

    研究室が飛ぶ……飛ぶ!!?

  • 70二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 23:32:20

    主にメンテ用の研究室だけは離脱させられるみたいな…これでアビドスでも必要最低限の設備はある説明にはなったな!

  • 71二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 23:54:19

    カナミ「……飛ぶぞ!!!」

    一同「……へ?」

    ユメ「飛ぶ?」

    ズゴゴゴゴゴゴゴ…

    『な、なんだ!?』

    『揺れてる…!?』

    ズオオオオオオオオッ!!!!!!

    『え、HQ!!HQ!!』

    『研究室が…飛んでる…!!』


    カナミ「驚いたろう?この飛んだ研究室には僕の研究設備全体のdice1d100=83 (83) %が詰まってるんだ」

  • 72二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 23:55:21

    めっちゃ詰まってる

  • 73二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 23:56:42

    ほぼ全部!!

  • 74二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 00:10:16

    カナミ「いやぁ、ぶっつけ本番だけどなんとか動いてよかった」
    ユメ「うぅ…おえっぷ」
    ホシノ「大丈夫ですか?ユメ先輩」
    セリカ「……ゆ、揺れすぎ…ホシノ先輩とあの人はなんで平気なの…」
    シロコ「……うぷっ」
    ノノミ「わー!シロコちゃんこっち、こっちですよ!!」


    カナミ「………うゔえ゛っ」

  • 75二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 00:11:46

    駄目じゃねーか!

  • 76二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 00:15:59

    お前も吐くのか...

  • 77二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 00:20:17

    まぁ、運動とか得意じゃなさそうだし、三半規管も弱そう

  • 78二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 00:29:26

    カナミ「……ふう、なんとか片付いたね」
    ユメ「やっほ、カナミ……なんか臭くない?」
    カナミ「ユメ…そっか、調整の時間だったね」
    ユメ「ねぇなんか臭うって」
    カナミ「ほら、早く寝転びたまえ」

    ユメ「ねえカナミ、なんであんな事したの」
    カナミ「あんな事?…なんの事だい…?」ガチャガチャ
    ユメ「私に全部押し付けて、一人で死のうとしたでしょ」
    カナミ「……何の事だい?」
    ユメ「……そっか。ううん、なんでもないよ」
    カナミ「なら、構わないが」
    ユメ「…ところでさ、もう一つ質問なんだけど」
    ユメ「……その痴女みたいな格好、いつまで続ける気なの?」

  • 79二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 00:31:47

    やっとまともにツッコミが、前からツッコミ入ってたっけ

  • 80二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 00:46:51

    カナミ「痴女……?」

    dice1d3=1 (1)

    1…何の事だい?

    2……ち、違っ、これは…!!!//////

    3痴女?何だいそれ?


    ユメ「制服でも着ればいいのに、私のやつ貸してあげよっか?」

    カナミ「……いや、いらない。…私にそれを着る資格はないよ」

    ユメ「そっか…」

    カナミ「僕はアビドスの生徒じゃない。それどころか、彼女らにとって僕は憎い敵だろ?」

    ユメ「以外だね、そういうの気にするんだ。もっと傍若無人でそういうの気にしないタイプかと思ってたよ」

    カナミ「………そうだな。………僕は、怖いのかもしれない。」


    カナミ「おはよう、ホシノ君」

    ホシノ「……邪魔」

    カナミ「おはよう、シロコ君」

    シロコ「…………」

    カナミ「おはよう、セリカ君」

    セリカ「お、おはよう…えと…ございます…?」

    カナミ「アヤネ君、おはよう」

    アヤネ「……」ペコリ

    カナミ「ノノミ君、おはよう……」

    ノノミ「おはようございます☆……どうしたんですか、カナミさん?元気がないですけど」

    カナミ「ああ、いや、なんでもないよ」ガタッ


    ユメ「おはよ、……あれ、カナミは?」

    ホシノ「知らないですよ?自分の部屋にいるんじゃないですか?」

  • 81二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 00:48:32

    ユメ先輩に着せ替え人形にされるカナミちゃんさぁ

  • 82二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 00:56:41

    傷付いてるカナミも可愛いですね

  • 83二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 01:12:49

    現時点でのカナミのメンタル消耗率

    dice1d100=63 (63) +50

  • 84二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 01:15:02

    死体のように生きている

  • 85二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 01:16:21

    ノノミ!屋上でのお昼ごはんだ!屋上でのお昼ごはんに誘え!

  • 86二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 01:19:05

    >>84

    「死体のよう、か…ハハ、あながち間違っちゃいないな」

    「こんな鼓動もないような体じゃ、死人と何ら変わらないさ」


    ガチでメンタル壊れかけの時のカナミならギリ言いそう

  • 87二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 01:34:13

    >>86

    『違う』

    『私は生きている』

    『生きていなければならないの』

    『私が生きていないなら、ユメちゃんは一体なんだと言うの?』


    心が二つあって常に互いを否定し続ける

  • 88二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 01:41:48

    コンコンコン

    カナミ「…入りたまえ」

    カナミ「ユメ君、調整の時間にはまだ早いはずだが………おや、珍しい顔だ。何の用だい?」

    dice1d4=1 (1)

    1ホシノ

    2シロコ

    3ノノミ

    4先生

  • 89二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 02:18:39

    修羅場…?

  • 90二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 08:38:58

    カナミ「ホシノ君か…一体何の用だい?わざわざ僕の所に来るなんて…」

    ホシノ「小波…カナミ……」

    dice1d2=1 (1)

    1殴りかかる

    2落ち着いた様子


    カナミ「僕は前置きは好きじゃない、手短に要件を頼むよ」

    dice1d3=3 (3)

    1なんでユメ先輩にあんな酷い事をしておいて、平気な顔でここにいられるの

    2あなたがここの一員みたいな顔をしているのが、どうしても気に食わない

    3…あなたばかりユメ先輩に構われててずるい

  • 91二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 08:53:06

    かわいい(かわいい)

    僕はヒメの幼馴染だけど、君は?

  • 92二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 09:16:04

    ホシノ「あなたばかりユメ先輩に構われててずるい」

    カナミ「…そんな理由でこんな仕打ちはないだろ」

    ホシノ「う、うるさい!…とにかく、ユメ先輩にあんな酷い事をしたあなたに、なんでユメ先輩があんなに優しいの?あなたは、ユメ先輩の何なの…?」

    カナミ「つまり…僕とユメ先輩の関係性について知りたい、と言うわけかい?」

    カナミ「…そうだな、僕とユメ君か……」

    dice1d3=3 (3)

    1…ただの幼馴染だよ

    2…姉妹みたいなものさ

    3…彼女は僕なしじゃ生きられない、それと同じく、僕も彼女なしじゃ生きられない。そういう関係だ

  • 93二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 09:34:18

    カナミ「彼女も僕も、互いの存在無しじゃ生きられないって事だ」

    ホシノ「ユメ先輩はまだ分かるけど…あなたも?」

    カナミ「ああ、そうさ。僕の肉体や頭脳の全てはユメ君がいなくなれば壊れる。これは決してメンタル的な話じゃない。」

    dice1d3=1 (1)

    1ユメのシステムが動作を止めた時自分のシステムも止まるよう設定している

    2ユメの気持ち一つで簡単に自分を消せるようにしている

    3ユメがもしもう一度死ぬ時は何も残さないよう自分諸共消し飛ばす

  • 94二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 10:04:33

    死なばもろとも…

  • 95二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 10:24:16

    ホシノ「何でそんな事を…?」

    カナミ「なんでだろうね、僕にもよく分からない。…ただ、ユメ君が“本当に居なくなってしまった”世界で、一人生きていくのが怖いのかもしれないね」

    カナミ「要件はそれだけかい?」

    ホシノ「……それだけ」

    カナミ「そうかそうか、なら少し面白い実験を思いついたんだが、手伝ってもらえるかな?」

    ホシノ「それは断る!」


    そしてある日事件は起こる

    dice1d4=2 (2)

    1人格消去未遂事件

    2カナミの過去のある秘密が発覚

    3ユメ先輩に死の危機が

    4些細な勘違いすれ違いでカナミとアビドス勢が決裂

  • 96二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 10:47:07

    過去編か…

  • 97二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 11:00:31

    (過去編やりたいけどいつもダイス振ってる人じゃないからできない)

  • 98二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 11:03:51

    >>97

    ずっとダイス振ってたスレ主だけど

    やります?別にやってもらってもいいですよ

  • 99◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 11:33:03

    >>98

    ではお言葉に甘えて

  • 100◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 11:41:35

    誰しもが秘密を持っている

    明かせるようなものも、そうでないものも


    時には捨ててしまいたい秘密もある

    しかし秘密は紛れもなく自身の過去である

    そして秘密は、秘密と意識され続けることで本人にただ事実であること以外の影響を与える


    秘密を意識し、持ち続けることで小波カナミは彼女になった


    彼女の秘密はdice1d4=1 (1)

    に隠されていた

    1.写真

    2.日記

    3.隠し持っている誰かの論文

    4.安価下2


    その秘密が記されたものを見つけたのは

    dice1d4=4 (4)

    1ホシノ

    2シロコ

    3ノノミ

    4先生

  • 101二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 11:55:59

    写真か…
    どんな写真なんだろう

  • 102先生視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 12:00:48

    小波カナミ、かつてミレニアムにいた狂気の科学者

    アビドス高等学校の校舎裏に着陸した彼女の研究室にノックをしてから足を踏み入れる

    電子ロックの鍵は給電されていないため役に立たなかった


    “カナミ、いるかい?”


    返事はなかった

    私は着陸の衝撃で散らばった鉄の箱と電気の道路が氾濫する部屋に足を踏み入れる

    足の踏み場を探しながらゆっくり、ゆっくりと奥へと進んでいく


    留守なのだろうか

    そう思いながらもカナミの名前を呼びながら奥へと進む

    私はユメの身体について話を聞くつもりだった

    いったいどこでユメに出会い、どのようにして蘇らせたのか

    半分は単純な興味で、半分は彼女たちのこれからの生活について助けの手掛かりになればと思い聞こうとしていた


    空飛ぶ研究室の最奥、そこには人1人が横たわれる程度にものが退かされた空白があった

    そしてそこにカナミはdice1d2=1 (1)

    1.いた

    2.いなかった


    その傍には簡易的ながら水平を意図して作られた箱と写真立てがあった

    写真立ての中、写真に写っていたのは───

    dice1d4=4 (4)

    1.家族

    2.一人の少女とペット

    3.二人の少女

    4.安価下2

  • 103二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 12:11:05

    父親

  • 104二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 12:11:21

    幼いカナミとカイザー

  • 105二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 12:11:34

    カナミらしき少女と彼女の親戚らしき少女

  • 106◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 12:19:08

    >>104

    このカイザーとはdice1d2=1 (1)

    1.建物のこと

    2.人のこと


    人ならばカナミと一緒に写っているのは

    dice1d2=2 (2)

    1.男

    2.女

  • 107先生視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 12:28:18

    幼い少女とカイザーグループのグループマークが入った建物だった

    その少女は今のカナミにdice1d2=1 (1)

    1.似ている

    2.似ていない


    その体は今のカナミと違い、鉄の冷たさを持ったそれではなかった

    継ぎ目もなく、どこも滑らかにつながった温かな印象のある肢体が写真には写っていた


    “カナミ……?”


    不意につぶやいた私は心の中でぎょっとした

    もしここでカナミが目覚めたらどうだろうか

    そう思い写真からカナミへと目を移す


    カナミの目はdice1d2=1 (1)

    1.覚めていた

    2.閉じたままだった

  • 108二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 12:45:30

    スリープモード
    じゃなかった、ナズェミテルンデス!

  • 109二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 12:49:27

    鬼が出るか蛇が出るか
    なんにせよ修羅場になる予感がするなぁ…

  • 110二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 13:02:15

    別口で過去編書いてるけど矛盾出ないように良い感じに調整しとくか!
    いろんな人が物語を作っててハッピー!

  • 111二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 13:17:08

    >>107

    この写真は絶対スチルあるやつ

  • 112二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 13:19:54

    (ノノカナの絵を描いてたけど、この進行度なら間に合いそうか…??)

  • 113二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 13:23:43

    >>112

    ノノカナ供給たすかる

  • 114先生視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 13:59:30

    「やぁ、先生」


    “!!”


    私は驚きで体がビクリと跳ね上がった

    血圧が急に上がり、心臓がきゅっと縮み上がる

    重心が後ろにずれ、踵が電気ケーブルに引っかかると私はそのまま後ろに倒れこんで仰天した


    「……ふふ、そんなに驚くかな?」


    私を見る彼女の顔はどこかdice1d4=3 (3)

    1.悲しげだった

    2.自嘲気味だった

    3.怒りに満ちていた

    4.安価下2


    私は彼女の顔を見て聞く。


    “その写真に写っているのは、カナミなのか?”

  • 115二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 14:06:27

    過去に触れられたくない系女子やん

  • 116先生視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 14:10:20

    「そうとも、なかなかかわいい顔をしてるだろう?今の私よりかはよっぽど生き生きしてる」


    ほんのわずかに眉間にしわが寄っている

    彼女の顔にわずかに浮かんでいたのは、怒りなのか、あるいは


    これは彼女に触れる機会だ、私はそう感じた

    彼女はミレニアムを追われた、もはや生徒と呼ぶべき存在か否かは分からない


    だが、しかし

    彼女に触れ、理解し、なんとか救いたい

    そんな思いが口から漏れる


    “カナミ”

    “君のことを教えて欲しい”


    その言葉を聞いた彼女はdice1d4=4 (4)

    1.怒りを露わにした

    2.驚いた顔をした

    3.どこか遠くを見ながら話しだした

    4.安価下2

  • 117二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 14:14:56

    kskst

  • 118二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 14:15:09

    予想外の言葉に目が点になった

  • 119二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 14:20:15

    行け先生ー!
    抱けー!

  • 120二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 14:45:05

    >>119

    本当にマジでカナミちゃんは一度人からしっかりと抱擁された方が良いと思う

  • 121先生視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 14:49:36

    彼女は目を見開き、私を見つめた

    どうしたらいいか分からない

    そんな感じで私を観察しているようだった


    “私はカナミのことをよく知らない”

    “でも、カナミが今のままじゃいけない事は分かる”


    私は不安定な足場の中、四つん這いで彼女に近寄る

    彼女と同じ目線で、彼女から目を離すことなく言う


    “今のカナミは直ぐにでも消えてしまいそうで、とても寒そうに見える”

    “そんな子を放っておくなんてこと、出来ない”


    そうして私は彼女の横で手を握った

    冷たいゴムの手だった

    彼女は呼吸をしない口を開けて伏し目がちに私の手を見た


    暫くの沈黙が流れた後、彼女は口を開いた。


    「面白いことは、何も話せない」


    “いいよ”


    「……何処から話したらいいかな、誰かに昔のこと言うなんてなかったから」


    彼女は少し悩んで話し始めた。彼女が最初に話したのはdice1d4=2 (2)

    1.両親と家庭のこと

    2.なぜ写真に自分とカイザーグループが写っているのか

    3.自分の研究と経緯について

    4.安価下2

  • 122二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 15:13:21

    ノノミとの血縁疑惑も明かされるか…?

  • 123二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 15:48:15

    そう言えばわりと初期に「カイザーに助けられて~」的な可能性を話してたのを思い出した
    はてさて実際にはどうなのかな?!

  • 124カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 16:19:52

    ”そうだな、まずなぜ私がこの写真に写り、なぜカイザーグループの建物とともに写っているのか"

    ”そこから話をしよう"


    この写真が撮られたのは私が3+dice1d6=2 (2)

    歳の時のものだ


    私がカイザーグループにいたのは

    dice1d4=2 (2)

    1.親がカイザーグループの研究者だったことに関係している

    2.借金のカタに被検体として連れてこられたからだ

    3.安価下2

  • 125カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 16:21:00

    (いかん、コピペしてたせいでダイス間違えた……)
    (ダイスの目は選択肢無いに収まっているしこのままいっていいのか……?)

  • 126二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 16:25:03

    (私は良いと思う…)
    2歳で売られた、かぁ…自分で考えた過去よりずっと重いのが出てきて割とダメージ喰らってる!
    可哀相は悲しいのでエッチなの先に書きます

  • 127二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 16:28:29

    (まぁええやろ)
    5歳だと思うぞ
    借金のかたに身売りとかさすがカイザー
    神秘の研究もカイザーしてたっけ?

  • 128二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 16:30:37

    今「神秘の研究」で思い出したんだけど
    1章のホシノ先輩拉致の一件でカナミとホシノに面識がある(ホシノは覚えてない)説ある?

  • 129二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 16:31:19

    オーパーツとかは掘ってたけど神秘の研究はどうだっけな…黒服と提携してそっちに任せてなかったっけ?

  • 130二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 16:59:34

    親がどんな人間だったかも見えてきた気がするな…

  • 131二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 17:13:12

    カナミちゃんの1人称は僕だぞ(ボソッ)

  • 132二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 17:36:44

    僕と私を使い分けてる印象

  • 133二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:06:29

    基本僕で追い込まれると私になって良心インストールすると両方でたりしろ

  • 134二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:21:40

    このレスは削除されています

  • 135カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 18:22:39

    僕はカイザーグループに売られた、5歳の時だ

    そしてこれはその売られた時の写真だ

    カイザーの連中は本当にいい趣味をしている


    僕の両親は───


    まぁ、これは後で話そうか

    カイザーは僕をdice1d3=1 (1)

    のために買った

    1.神秘の研究

    2.天才の青田買い

    3.安価下1



    そして僕の両親はdice1d4=1 (1)

    1.我が子を売る情けなさに泣いていた

    2.我が子が選ばれた環境で育つことに喜んだ(カイザーの嘘)

    3.借金という悩みの種が消え安堵した

    4.安価下2

  • 136二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:27:46

    カイザー→ミレニアム→カイザーって移っていったのね
    よくミレニアム行けたな

  • 137二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:30:19

    泣いてくれててよかった…
    いやでも借金のカタに我が子を売り飛ばす時点でクソ親か……

  • 138カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 18:32:04

    カイザーグループのキヴォトスにおける神秘の研究

    僕はそのモルモットとして買われた


    ちなみに両親の借金はdice1d100=77 (77)

    ほどだったらしい(数字が多きほど膨大、90でアビドス並)

    当時はともかく今の僕の価値に釣り合っているとは到底思えない金額だがね


    そして僕の──

    私のモルモットとしての生活が始まった


    僕の両親はカイザーグループに売られる前にこのようにいって僕を育てた

    dice1d4=1 (1)

    1.学のないものは搾取され続ける、と

    2.何も信じるな、常に疑いを持って生きろ、と

    3.誰かの役に立たない人間は屑だ、と

    4.安価下2


    それは実験体として過ごす日々の中での生活の指針となった

  • 139二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:36:03

    >>136

    潜入という形で入学してたのかも

  • 140二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:36:28

    カイザー兵の慰み物にされるカナミちゃんを夢想してしまった
    我ながら発想が最悪すぎる

  • 141二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:36:46

    >学のないものは搾取される


    そうだけど、結果学しか残らなくて結局ミレニアムから排斥、カイザーに使われるってなるの悲しすぎるだろ

  • 142二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:36:54

    ご、5歳だから…

    >>140

  • 143二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:44:53

    というかアビドスにちょっと劣るくらいの借金ってマジで何をどうすれば背負えるんだそれ

  • 144カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 18:45:00

    ”頭の悪い人間は食い物になる”

    ”パパとママは頭が悪かったからこんなことになってしまった”

    ”カナミは頭がいいからたくさん勉強しろ”


    ”賢くなってパパとママを助けてくれ”


    私はカイザーグループ学び舎にした

    実験のない間はカイザーグループの研究所の中を動き回った


    時間のある時は私を研究する者たちの本棚に手を伸ばし、

    私から体液を採取する者たちの言葉に耳を傾け、

    置かれた研究機器の使い方を目で、耳で学び、

    麻酔で遠くなる時は意識の斜陽、その果ての果てまで知識を集めた

    彼らが何を話し、何を目的にし、私から何を集めようとしているのかを識った


    私が5+dice1d6=1 (1)

    歳になるころには彼らの話していることが隅から隅まで分かるようになっていた

  • 145二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:46:01

    天才か?(天才)

  • 146二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:46:21

    すげーな地頭の良さ

  • 147二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:46:49

    一年で理解してる……
    神秘が死者の蘇生と考えるとこの頭脳は自前では?

  • 148二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:47:13

    頭脳はマジで生まれつきだったんだな…
    悲劇的な境遇がそれを開花させることになったのはなんとも皮肉だが

  • 149二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:50:59

    ガチで超のつく天才じゃねぇか
    天才度合いなら天才美少女以下略ハッカー上回れるだろ

  • 150二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 18:55:13

    ……これユメ先輩との関わりどうなるんだ

  • 151カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 18:59:52

    彼らの研究速度は遅々たるものだった

    1人しかいない被検体を傷つけぬよう、丁寧に私の体を扱ったからだろう


    だがそれは私の眼にはあまりにも愚かに映り、同時にあまりにも苦痛だった

    毎日のように体液を集められ、プライバシーはなく、文字と同じような壁を見続けるばかりの生活に私は耐えられなくなっていた

    そして、愚かな両親に私は会いたくなってきていた


    ここから脱出するために私は彼らに、カイザーグループに話をした

    dice1d4=2 (2)

    1.「研究を進めてやるからここから出せ」

    2.「両親の借金分の金を出したら自由にしてくれるか」

    3.「学校に行かせてほしい」

    4.安価下2


    その提案をしてからだろう

    私が「僕」に変容し始めたのは

  • 152二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 19:00:13

    一年で全部分かった(全部分かった)ってなるレベルの頭脳なら
    いくらカイザーでもただのモルモットとして使いつぶすのはもったいないと考えるかも知れんな
    ここからずっと恨まれるよりはいい感じに野に放って「お前の能力を認めてやろう」ムーブとか
    私欲に充実だからこそ金の卵を産むのが確定してるヒヨコには恩を売る路線に行くのもわりと筋かも
    …箇所書きだと典型的なサクセスストーリーなんだがなぁ

  • 153◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 19:01:01

    >>150

    (もうちょっと待ってください)

  • 154二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 19:10:11

    手を汚してしまうのか…?カナミちゃん……

  • 155二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 19:27:36

    過去が思っていたより10倍ぐらい悲惨だったし
    地頭が思っていたより10倍ぐらい天才だった
    親の顔とか覚えてないんじゃない?
    これじゃあ愛情とかが分からないのももっともだな……

  • 156二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 19:41:27

    書いてたヤツとだいぶズレが出てきたので書いてたヤツは廃棄か…と思ってたら天才過ぎて一周回って繋げられそうになってきました
    ワクワクしながら過去編の行く末を見守るぜ!

  • 157二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 20:22:18

    5歳で親に売られ、そこからは実験体生活
    5歳以前の時も莫大な借金で苦しい生活…
    さらに両親から繰り返しかけられた言葉が
    「賢くなって自分たちを助けろ」

    愛さえ知らずに育ったカナミちゃん
    叫びはお前の涙なのか

  • 158カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 20:24:28

    ”両親の借金分の金を出したら自由にしてくれるか”


    カイザー研究所の所長はそれを聞いて笑いながら言った


    『出来ると信じさせてくれるのならな』


    ”その言葉、信じるぞ”


    その日から私は研究者、小波カナミになった


    私の研究する題目は決まっていた

    置換までを見据えた欠損した人体を補う医療品・臓器の発明だ

    神秘の究明のため、私の体をどれだけ乱暴に弄んでも死なないようにする

    その為の準備と純粋な医療目的、この2つを目標に研究室の片隅を借りる


    室長が私の能力を認めるのにdice1d12=3 (3)

    ヶ月とかからなかった

  • 159二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 20:27:00

    だから早すぎるって!!

  • 160二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 20:45:52

    キヴォトス一のマッドサイエンティストかと思ったらキヴォトス一の天才児だった

  • 161カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 20:49:51

    ”自室と外に出る許可が欲しい”


    室長が私を認めてからは早かった

    私は個人の部屋が与えられ、GPS機能付きのチップ埋め込みが必要ではあったが外出が認められた

    私は書類上も披検体ではなく研究者になった


    自由が手に入った私がすぐに向かったのはアビドスにある我が家だった

    1年間の自由を失った6歳児はバスの乗り方も知らなかった

    しかし、小さな体を帰巣本能が突き動かしていた

    帰るべき場所を体が求めていた

    ひな鳥は巣にいるべきなのだ


    朝日が登るより早く研究所を出ていたが目的地に着くころには太陽は殆ど沈みかけていた

    そしてそこにあったのは

    dice1d3=1 (1)

    1.砂の山だった

    2.何もない空き地だった

    3.見たことの無い建物だった

  • 162二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 20:51:29

    アッアッアッ…

  • 163二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 20:56:43

    家すらも残ってねえ...

  • 164二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 21:03:51

    あーあ、無くなっちゃったね帰る場所

  • 165カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 21:12:57

    1年以上の間に街の様子は変わっていた
    あったはずの店はなくなり、アーケード街はシャッターを皆降ろしていた
    アスファルトの目には黄色い砂粒が挟まり、砂嵐があらゆる壁にやすり掛けをしたあとがあちらこちらに残っていた

    かつての家に、いや『家があった場所』にたどり着くまでに時間がかかったのは私の記憶力の問題ではなかった
    あるはずのものが無く、景色そのものが変わっていたのだ

    かつて家の窓から見えていたはずの水平線は砂の海によって曲線を描くようになっていた

    ”あぁ……あああ……”

    喉から息が抜ける声が鳴る
    決して声を出そうなどとは思っていなかった
    我慢しようと思った
    誰が言ったか泣くと悲しくなると

    少しでも悲しくないように自分の中から漏れ出るものを内に留めようとしていた
    だができなかった

    ”あ”ーーー!あ”あ”ーーー!”

    砂の山を前にして私は慟哭した
    6歳の幼女の叫びを聞く者は誰もいなかった

  • 166二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 21:13:59

    売られて1年と3ヶ月だから賢くなって助けに来た!っていうには寧ろ早過ぎるレベルではあったのに

  • 167二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 21:24:54

    幼い頃から人生過酷だなぁ…

  • 168二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 21:28:00

    ほぼ最速で戻ってきたのに…
    頑張ったのに…

  • 169カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 21:30:20

    彼女を除いては

    「どうかしたの!?どこか痛いの!?」

    背中側から、少女の声が聞こえた
    春の空のような、穏やかな水色の髪だった
    私より少し大きいくらいの女の子が私の傍に駆け寄ってきたのだ

    彼女の言っていることは分かった
    しかし一度あふれ出た涙は止まらない
    彼女がいることも憚らず私は天を仰ぎながら泣き続けた

    どうしようもならずに、悲しくてつかんだ拳の中の砂粒
    それごと包み込むように彼女は私に手を重ねた

    「何があったか分からないけど、泣き止むまで傍にいてあげる」

    そうして私の声は群青の夜空の中に吸い込まれていった
    砂漠の夜が私を冷たくするのと同時に、手のひらからの彼女の体温を私は感じていた

  • 170二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 21:43:52

    凄いキレイに纏まってる…

  • 171二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 21:55:03

    これカナミちゃんユメ先輩にズブズブでデロデロの激重感情抱くことにならない?
    …まあ確かにそういうの抱いてそうだったね充分

  • 172二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:12:57

    過去スレのアビドス生たちより

    >「親の顔が見てみたいぐらいのクズだよね」

    本人もよく知らない


    「どういう人生を送ったらそこまで倫理観の欠けた人間になれるの?」

    >5歳で売られてカイザーで育ち1年3ヶ月後に故郷を失ったことを知った


    うーんこのちがっそんなつもりじゃ案件

  • 173二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:14:54

    ここから体温の温かさも感じられない肉体に自ら変化していくと考えると…もう一段落ちるとみた。

  • 174二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:18:42

    まあそりゃあるからね…ユメちゃん死亡という特大爆弾が
    ところでカナミちゃんが自己改造し始めたのっていつくらいを想定してますか?
    私はだいぶ早いタイミングを想定して今書いてるので一応他の意見も欲しくて

  • 175二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:20:14

    もしかしてカナミ(幼女)って両親に再会した時のために一緒にいた頃の自分の姿を再現して造った義体だったりする?

  • 176カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 22:20:39

    私が泣き止んだころにはもうすっかり夜になっていた

    「もう大丈夫?名前は?」

    ”カナミ……僕は、小波カナミ”

    「私はユメ。どうして泣いてたのか教えて?」

    ”本当は、ここに家があったんだけど……パパもママも居たんだけど……でも”

    それ以上を言おうとしたが涙が込みあがって言えなかった

    「そっか……じゃあおうちが無いの?」
    「私のうちに来ない?」

  • 177カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 22:34:25

    私は……その日ユメの家に行った
    彼女には両親が居て、2人も暖かく迎えてくれた

    ユメの家族と夕飯を食べた
    寒い体が温まる料理だった
    ユメとお風呂に入って互いを洗って、互いの髪の毛を乾かした

    そして眠る前にユメは私に話してくれた

    「ねぇ……もしアビドスの砂が無くなったら、多分お父さんとお母さんは帰ってくるよ」
    「たぶん、砂が酷くて家を捨てなきゃいけなかったと思うんだ」
    「だから砂が無くなったらきっと帰ってくる」

    「私が大きくなって、アビドスの生徒会長になったら」
    「がんばってアビドスの砂を何とかするから」
    「そしたらお父さんとお母さんは帰ってくるよ」

    彼女はそう話してくれた

  • 178二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:36:00

    ………生きてるかなぁ、親

  • 179二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:42:32

    流砂の雪崩に押しつぶされてたりして……

  • 180二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:48:38

    >>174

    このオリジンだとすると


    初期→開発にともない、身体機能を強化する外付け程度


    中期→自己愛を失っていくなんらかのきっかけがあり、自身の肉体を置き換え出す。が、ユメ先輩のお陰でギリギリ人間的な体外機能は捨てていない。


    ユメ先輩死亡→発狂。自身の肉体をほぼ機械に置き換え、倫理観が崩壊する。


    みたいな流れだと思ってる。

  • 181二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:56:40

    しっとりしてていいぞ〜
    この後が楽しみですね(ゲス顔)

  • 182二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:57:51

    ユメ先輩によって得た倫理観はユメ先輩と共に消えていったんだ

  • 183二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 22:59:23

    >>180

    なるほど~良いですねそれ

    そういう感じにしてみるか!まだまだ時間かかりそうだけど

  • 184カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 23:00:10

    そんな話を終えたときに家のベルが鳴った
    玄関に居たのはカイザーグループの衛兵さんだった

    「カナミさん、門限を破られては困ります」

    ”あっ……”

    帰らなければ
    理屈は分かるがこの家に居たい
    そんな気持ちが前に出るのを躊躇わせる
    カイザーグループの研究室でのことを思うとブルりと体が震えた
    帰ったら自分の体を機械にするための研究をしなければならない
    いるかいないかもわからない両親のためにだ

    そんな私と衛兵の間にユメが割って入った

    「カナミちゃんを……連れてかないで!」

    それを見た衛兵さんは少し逡巡してから言った

    「カナミさん……この方はご友人であられますかな?」

    私はどう答えたらいいかわからなかった
    彼女のような人をどう答えたらいいかわからなかった

  • 185カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/06(火) 23:02:23

    「はい……!カナミちゃんは私の友達です!」

    「……そうですか、いいご友人をお持ちですね」

    そういうと衛兵は胸元から一枚の用紙を取り出した
    外泊届だった

    「ここにお名前を、次からは外出前に書いてくださいね」

    こうして私とユメの交流の、生まれて初めての友人との日々が始まった

  • 186二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:12:09

    カナミちゃん、ユメ先輩に脳味噌を焦土にされてる

  • 187二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:29:55

    >>175

    だとしたらかわいそすぎるな……

    もう先生をパパ、ノノミをママにして家庭築け

  • 188二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:08:41

    よかった、強制で連れ戻されるカナミちゃんはいなかったんだね…

  • 189二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:26:22

    しっとり幼女百合いいぞ

  • 190二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:34:00

    このレスは削除されています

  • 191カナミ視点◆SJOJC1b6hPmT23/06/07(水) 00:36:11

    私はそれから研究を続けながら、ユメとの交流を続けた

    時には2人で街を歩き、時には2人でアイスクリームを分け合った

    同じ道を歩き、同じ太陽の下で遊びまわった


    その一方で神秘、というかヘイローに関する研究が進んだ

    ヘイローは肉体の影響を受けるということだ


    私の腎臓の1つを強化腎臓に置き換えた後、私のヘイローに変化が訪れていた

    多くの正方形が重なる私のヘイローの中心に立方体のヘイローが新たに浮かぶようになっていた

    そして私の脇腹には手術痕が残った


    ユメとは同じお風呂に入れなくなっていた


    そしてdice3d3=1 1 2 (4)

    年後、私とユメの間に大きな事件が起きた


    それはdice1d4=3 (3)

    だった


    1.高校でミレニアムに編入することになった

    2.多くの手術痕があるのがユメにバレた

    3.両親の行方について喧嘩をした

    4.安価下2

  • 192二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:46:14

    そろそろ次スレかな?

  • 193二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:52:47

    ユメカナ10歳、初めての喧嘩

  • 194二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:56:41
  • 195二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 01:00:46

    結局両親は未だ行方知れずか...

  • 196二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 01:03:38

    埋めー

  • 197二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 01:04:52

    うめ

  • 198二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 01:09:00

    立て乙です

  • 199二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 01:39:55

    埋め立て

  • 200二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 01:45:09

    >>200ならカナミちゃんは幸せになれる

オススメ

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