- 1GM23/06/05(月) 21:28:23
前スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 攻略スレ 第279層|あにまん掲示板ここは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなスレです。書き込みの方針は以下を踏襲します。何もなし→メタ会話「」→セリフ()→心情など【】→状況描写〈クエスト名〉魔法使いの塔と変化の子…bbs.animanch.comここは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなスレです。
書き込みの方針は以下を踏襲します。
何もなし→メタ会話
「」→セリフ
()→心情など
【】→状況描写
〈クエスト名〉魔法使いの塔と変化の子
〈場所〉ルーザリア王国「魔法使いの塔」
〈依頼者〉シモン・ハイノース・ク=レヴァナ・ルーザリア
〈日時〉6月5日 20:00〜
〈報酬〉ルーザリアの国庫から1品ずつ、お呼び出し魔法使いの塔にあるものを自由に
〈目的〉魔術師ソロスの討伐
〈詳細〉
王宮魔術師ソロス。奴は数百年に渡りルーザリアを食い物にしてきた。
先日の地震で、伝説の白い魔法使いの塔が地中から現れた。あの塔はルーザリアの地脈の交点に立っていて、そこからエネルギーを引き込む装置がある。当然ソロスはその装置を狙っている……掌握されればルーザリアは大地をやつに奪われたも同然となる。その前に魔術師ソロスを倒して欲しい。
君たちのもとから消えた贄の娘――エイラもそこにいるはずだ。
- 2GM23/06/05(月) 21:28:58
注意事項
・途中参加あり
・トドメタイム告知有り
・覚醒ムービーシーンがあります
・やりたい展開があるならGMに相談してください
用語説明
〈天恵〉
そしつと読む。ルーザリア人が時々持って生まれる、魂に直接備わった魔法の回路いくつか種類がある。詠唱などを必要とせず魔法を使うことができる
白い魔法使い
大昔、女神からルーザリアに使わされ、〈天恵〉の使い方や様々な魔導具、魔法生物を作り出し魔法文化の基礎を気づいた伝説の魔法使いで、「魔法使いの塔」の持ち主。自分の死後争いを呼ぶのを防ぐため、地中深くに塔を埋めたという
女神
「星の髪」と呼ばれるルーザリアで信仰されている誓いを守護する女神。人々が自らの誓いに背かず全力をつくしてなおどうにもならなくなった時、たまさか手を貸すことがあるという。ルリボシカラスという鳥が女神の使いとされている - 3GM23/06/05(月) 21:30:25
Q:いまどんなもん?
A:塔の深部で魔術師と戦闘中。杖を無力化され、杖から力を得られなくなったソロスは……? - 4魔刀剣士23/06/05(月) 21:31:23
スレ立てお疲れ様です
>>前159
「"火刀・玉陽"」【炎を操る赤い刀を抜いた魔刀剣士が、周囲の炎を切り裂き、奪って身に纏う】
「防御は悪くないけど、攻め手が単調じゃあしょうがないな」
「じゃ、おかえし――『三旋針螺』」
【ドリルのように赤い刀に炎と斬撃を絡ませ、ドリルのように螺旋を描く燃える斬撃を障壁へと飛ばした】
- 5報恩の両手剣使い23/06/05(月) 21:32:18
たて乙です
- 6〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 21:32:22
※立て乙です!!!!描写が遅れてしまって申し訳ねえ!!!!!
※それはそれとして「慌てて」って書いてあって草。株の落下が留まる所を知らない気すらしてくる - 7黒檀の魔女23/06/05(月) 21:33:23
立て乙です
「っ……!
《萌し言祝ぐ耀きの風 我が征く道に吹き抜きて 共に歩まん遥かな旅路》!」
【部屋の隅まで弾き飛ばされながらも〈薫風の導き〉を発動し、起こした風で体を支えて着地する】
ちなみに〈詛鈴響・不聴心音〉はこの土日で組み立てていた魔術式のうちの一つです(酒場でしてたなんかの作業はこれを作ってた)
まだ後いくつかありますが、全部出せるかは不明 - 8バーチャル美少女系悪魔りりぃ23/06/05(月) 21:33:50
立て乙です
「ぐえーっ!」
【間一髪。吹き飛ばされている、と理解した彼女は瞬時に水のドームを衝撃に備えるためのクッション程度の硬さに変質させた。そして、ドームを拡げる。自分が助かるためでもあるし、誰かを助けられたらという思いでもあった。
まあ誰も使わないかもしれないけどそこはそれ。
つまるところ、彼女は今、水で出来たクッションの中に座っていた。】 - 9〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 21:34:09
「事実すら受け入れられないとは、随分と認知能力が低い事で────あぁ、だから己が『白い魔法使い』を凌駕するだなんて自惚れるのかしら?」
【嘲いながら、嗤いながら、少女が腰に提げていた妖刀の刃を抜き放つ。夜空を思わせる澄んだ蒼色の刃───妖刀『伏針』導標星を構えると同時に解号を叫ぶ】
「"晒せ"妖刀『伏針』、導標星───!!!」
【其れは想起の刃。其れは決意の刃。数多の朽ちて滅びし救えない存在達を想起して、その末路と己の無力を心に刻み付ける
だからこそエイラさんを救ってみせるのだという決意に感応して誰もが目を奪われるような強い輝きを放つ。】
〖許せない。赦さない。必ず、絶対に、逃れる余地なく殺してやるという殺意を胸に強く懐く事によって決意が昏く輝く。
親に苦しめられた少女/エイラさんにかつて孤独に閉じ込められ続けた己の重ね合わせて、だからこそ彼女を解放する為の祈りが力へと変わる。〗
「────────────!!!!!」
【絶える事なき闘志と戦意を噛み締めながら己の身体に纏わりつく炎の中を疾走する。
身体を灼く苦痛、煉獄の炎が皮膚を炭と灰へと変えるのすら気にせずにその手に構えた妖刀を振り下ろさんと3重の〈遮蔽〉へと吶喊する。】
〖殺意という負の感情を起点にして〈波浪〉に込められた不死の祈りが身を包む。
身体が炭となり、灰に成り果てると同時に時間を遡行するかの様に傷が巻き戻っては再び苦痛に苛まれる。〗
「お前さえ居なければ───────────────────!!!!!」
【〖きっと、少女は幸せに暮らせたのに。劇的でなくても、きっと。確かな幸福に包まれていたかもしれないのに。〗】
【これは"善人"としての感情である。これは"冒険者"としての感情である。彼の隣に立つ為に必要な心とは、美しく綺麗な心で無ければならない】
〖だから、断じてあってはならないのだ。この心の内に秘めるのは善なる正義より生じる義憤でなくてはならない。それがギルドの冒険者として、善人として持つべき当たり前の感性と感情なのだから〗
〖焼き尽くす様な赫怒も。泥の如き憎悪も。私の、私が、求める星には程遠い感情でしかない━━━━ ██を焚べよ。██を燃やせ。始まりには慟哭こそが相応しい〗 - 10騒々神◆yWIILKg62E23/06/05(月) 21:34:29
たて乙です
『怨讐の招き手』使って地獄に落としたい…… - 11西海岸の魔女◆.UIszdl3fc23/06/05(月) 21:35:18
立て乙ですー
杖封じより良い出番が貰えるそうなトリモチポーションに乾杯、なお絵面 - 12小さな樹人23/06/05(月) 21:35:42
スレ立てお疲れ様です!
前スレ 195
「当たった!? ううん! 今は せめて あの 杖 待てない ように 回収 しないと…!!」
【弾き飛ばされた杖を回収しようと枝を伸ばす】
【がそれよりも先にソロスのエネルギーを喰らって軽い体重も相まって勢いよく吹き飛ぶ】
「ぴゃぁぁぁぁあ!!? あっ!!! 根っこ!」
【思いつきで地面に根っこを突き刺して勢いを止める】
【反動で地面に激突しながら】 - 13騒々神◆yWIILKg62E23/06/05(月) 21:36:12
「ちっ」
【吹き飛ばされるが着地の瞬間不定化しダメージを無効化する】 - 14〈魔刃剣〉◆gt1ganT7To23/06/05(月) 21:36:21
立て乙です
「……ッ!」
【吹き飛ばされながらもどうにか体勢を立て直し、ソロスを睨みつける】
【──正確には、その付近の床を。次なる一手を定めるため、確認しなければならないことがあった】
※
飛ばした魔力刃がその場に残ってたらそこに転移可能になります
都合悪かったら吹っ飛んだなり砕けたなりしたことにしておいていただけますと…… - 15重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 21:37:02
立て乙です!
「私も吹き飛ばすほどの魔力とは…ただ…吹き飛ばして壁にぶつけて死ぬようなもんじゃないので…」【立ち上がり車輪展開推進機発現、バイザーの奥から光が漏れる】 - 16GM23/06/05(月) 21:37:09
【魔法を破られ、杖を奪われ、ソロスは現状を打開するための魔力を求めて――絶対に逆らわない存在へと命じた】
「よこせ、エイラ!!」
「……はい お父様」
・・・・
【エイラの手が短剣を握る。贄として造られた通りに父親の求めに従って、震える刃を自らの腕に押し当て―――
ぶつりと音がして、刃が深く深く食い込んだ。苦痛に顔が歪み、鮮血が床に滴り落ちる。】
【その血と苦痛から生じた力とエイラ自身の魔力までもが根こそぎ抜き取られる。エイラは急激にエネルギーを奪われたことで床に倒れ込んだ。
ソロスは娘から奪い取った魔力を使い、負った傷をたちどころに回復させ、遮蔽をより強力に紡ぎなおす。倒れた娘には目もくれない――使い捨てた道具のように】 - 17詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/06/05(月) 21:37:11
新スレ立てお疲れ様でございました
「きゃっ」
【吹き飛ばされる】 - 18〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 21:37:29
※『毒親』という事で毒親被害者としての負の感情が出てるのをギリギリで抑えてる段階+〈波浪〉の出力が馬鹿みてえに跳ね上がってる状態
※多分噛み縛り過ぎて歯が砕けてるなあ!!! - 19葬装令嬢23/06/05(月) 21:38:03
あっ、葬装の魔法思いのほかクリティカルだった?!
リカバリされる前提のデバフのつもりでした…
>>前195
「…あなたの? 今、あなたのとおっしゃいましたか」
「――お言葉ですが、ここにあなたの物など何一つありません」
「その杖も! 心も、それは彼らの、死者のもの。あなたが穢していいものではない!」
【冷たい表情の中でも、その瞳が怒りに赤々と燃えている】
- 20GM23/06/05(月) 21:38:33
あ、言い忘れましたが現時点でエイラを隔離されると後の覚醒シーンが潰れるのでこう都合よくそのへん手が届かない感じでお願いします……
- 21女竜騎士23/06/05(月) 21:39:40
「ケルメス!回避!」
【吹き飛ばされ壁に叩きつけられる前に、手綱を引いて空中で体勢を無理やり立て直す。
馬よりも大きく強く、空を飛ぶ竜騎士にとって衝突回避は命を守るための基本中の基本なのだ】 - 22騒々神◆yWIILKg62E23/06/05(月) 21:40:21
- 23『冒涜』、転変少女◆kaE8Ncvktc23/06/05(月) 21:40:22
立て乙です
前スレ195
冒涜「おっ?いい感じの反応だね、ボコられたのが効いてるかな?」
【弾き飛ばされたが体をひねりスタッと着地する】
転変少女「おっとと、もっと気合い入れてかからないとあの世行きですのよ~」【急にお嬢様言葉】 - 24重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 21:41:13
- 25小さな樹人23/06/05(月) 21:43:15
- 26亡国の王子23/06/05(月) 21:43:24
- 27爆滅槌23/06/05(月) 21:43:26
- 28甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/06/05(月) 21:43:47
立て乙です!
「ぐぁぁぁぁ……!!?!?」
【なすすべもなく吹き飛ばされ、壁に激突する寸前】
「えっあっこ…ここは……『ドライアド』…!!!」
【際どい格好のドライアドに変身、ツタをクッションにして軟着陸した】
「ふー…ふー……危なかったナァ…!」
【【竜の力のポーション】を飲み干し、筋力と炎の耐性、自然回復力を大きく上げた】 - 29魔刀剣士23/06/05(月) 21:43:54
- 30西海岸の魔女◆.UIszdl3fc23/06/05(月) 21:43:55
- 31喪失少女23/06/05(月) 21:44:54
- 32黒檀の魔女23/06/05(月) 21:45:35
「────!!」
【片側が闇に閉ざされた魔女の視界が、赤く染まる】
【怒りに任せて駆け出しそうになるが、体勢を立て直し〈遮蔽〉を張り直された今突っ込んだところで、迎え撃たれるだけだ】
「……………一体どこまで腐っているの……………!!」
【端から血が流れ落ちるほどに唇を噛み締め、ソロスを睨み付けながら、必死に身を焼く程の怒りに耐える】
【怒りに呑まれてはならない。魔術師の強さとは、思考を止めないこと。思考が怒りに塗り潰されれば、それは敗北を意味する】
【エイラを助けることを最優先事項としながら、魔女は次の一手を思索している】
- 33GM23/06/05(月) 21:45:40
「私の娘(もの)だ、どのようにしようと私の勝手だろう」
「名前も知らぬ女が勝手に産んで、私の子だと言っておいて行ったのだ。子などいらぬが私のものだというのなら役に立ってもらおうと思ったまでだ。
〈魔法使いの天恵〉まで持っていたのは幸運だったな……」
【ソロスが嗤う。そこに肉親の情など欠片もありはしない。この男にとって、他人は等しく己の役に立つ道具かそうでないかの違いしかないのだ】
「血が近いのも実に都合が良かった。私に対する魔法の効果を調べる上では条件が近いほど望ましいからな」
- 34黒眼鏡23/06/05(月) 21:45:42
【剣を床にガリガリと立て、強風に耐える】
【ただ真っ直ぐとソロスだけを見つ──】
「────────あ」
【手を伸ばした時にはすでに】
「────ああっ」
【刃は突き刺さっていた】
「──あ、ああ……!」
【ほんの一瞬心が凪ぎ】
「──う、あ、」
「あ、ああ、あああ!!!ぎゃああああああああああああああああーーーッッ!!」
【遮蔽ただ一点を目指し、黒く染まり上がった邪な身体が地を走り駆ける】
【涙はそのままに、ばく大な怒りが黒眼鏡の身体を変化させ、凄まじき力を得させていた】
【黒眼鏡の繰る『コープス』が闇の魔力により膨れ上がり、鞭のようにしなった上で二重にも三重にも重なった連撃を行う】
【駄々をこねる子供の様に、それは激烈で周りから見れば哀れに映るものだった】
イベントでもなかなか見ない怒り方です
もちろん地雷に触れてます
- 35バーチャル美少女系悪魔りりぃ23/06/05(月) 21:45:57
「―――……」
【ああ、血に濡れる姿もカッコいい。そう思った自分に嫌悪感が襲ってきた。
友達の死にかけている姿の何がカッコいい、だ。
ギリ、と奥歯を噛みしめ、精一杯の無表情でソロスをねめつける。
その後一転、華やかな笑顔になった。】
「道具に頼らないと雑種にも勝てないなんて、プークスクス!達人(笑)が聞いてあきれるんですけど!ねえその杖もアンタの魔法もチート級なのにボコボコにされて恥ずかしくないんですかー?本気を出してなかったとでもいうつもりですかー?雑種に負けたうえで本気出すとか、りりぃちゃんなら恥ずかしくて恥ずかしくて自殺してるね!」 - 36賭博お嬢様23/06/05(月) 21:47:12
- 37甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/06/05(月) 21:48:20
「…………あ゛?」
【ソロスの言葉にブチ切れ、ギラつく瞳で睨みつける緑ローブ。紅色の円筒がバッグから飛び出し手に収まる】
「………」〈テゥーン...〉
【いつもと違い無言で胸から緑色の円筒を取り出し、左手で掴む】
"BIOLOGY..."〈デゥーン...〉
【上部を押して起動、怒りを込めつつ右手の甲に挿し】
"HUMAN, THE ORIGIN!!!"〈デゥーン...〉
【先程の紅色の円筒も起動、同じように起動して怒りとともに素早く反対側の手に挿し込む】
「……!」【そして目を開くと同時に両手に電源マークのような紋章が出現、2色の閃光が全身に迸り髪がぶわっと広がる】
"DUAL UNITS!!! 〜〜〜♪ READY STUDY
FOR... BIOLOGY & HUMAN!!!"
【軽快なBGMと音声とともに緑と紅のローブやぴっちりとしたボディースーツ、全身の装甲が生成&装着】【瞳と胸の紋章が同2色に変化し輝き、変身は完了した】
「……」【つかつかと近づきつつ装甲に包まれた右の拳をギリリと握りしめ、反対の手でとあるスクロールを取り出し起動する緑紅ローブ】
【刻まれた魔法は《怒りの鉄槌/ドッゴラー》。1日1回、使用者の激情に応じて強力かつ巨大になる赤い拳を喚び出すもの】
"STUDY──
【次に、拳を握った腕を引き絞る緑紅ローブ】
【すると一連の動作をあえてゆっくり行う間にさらに蓄積&倍増された激しい怒りに応じ『身長の十数倍にもなる赤い巨拳』が後方上空に出現】
──START!!!"
「──ッッッ!!!」
【最後に緑紅ローブが宙を殴りつけるような動きをすると、同調するように超超強化された速度で放たれた!!!】
- 38騒々神◆yWIILKg62E23/06/05(月) 21:48:24
- 39西海岸の魔女◆.UIszdl3fc23/06/05(月) 21:48:43
薄情な台詞を使っていますがこれは突入前の警告通り人質にする価値が無いとソロスに印象付けるための演技です(書き忘れ)
- 40GM23/06/05(月) 21:49:11
【分厚く紡ぎ直された遮蔽の向こうで、ソロスは両手から魔力の糸を紡ぎ始める。それらは絡み合って門のような形を取る】
「外枠無しで〈門〉を……!!」
【王子が驚愕の声を上げた。
世界に干渉し、2つの地点をつなぐその魔法はルーザリアの魔法において最高位のものの1つだ。
しかも殆どの場合、安定させるために実際の建物の門などを外枠として紡がれるはずのそれをソロスは己の手のみで即座に作り上げてみせたのだ。
この獣の魔法の腕だけは――間違いなく余人の手の届かぬ領域にあることを示していた。
形なき門から何本もの魔力の糸が何を探すように四方八方に放出され、次の瞬間目的のものを見つけたかのように全てが同じ方向へと動く。
門の向こうに違う景色が見えた。それは6つの魔眼を持つ八本足の大蜥蜴の群れだった。滴り落ちる強酸性の唾液が地面に落ちてじゅうと音を立てた。】
「潰せ!私以外のすべてをだ!」
【門から怪物が雪崩れ込むと同時に、ソロスは〈強制〉の魔法を使いそれらが自分を狙うことだけは無いよう縛り付けた。当然の帰結として、怪物は君たちに向かってくる!】
モンスター:ゲイズデバウアラー
麻痺と看破の魔眼と強酸性の唾液を持ち、八本足で壁や天井をも這い回る蜥蜴ににた魔物。凶暴で執念深く、目についた獲物はどちらかが死ぬまでいつまでも追い回す。
ムービー拳で行動無効化してすまぬ……すまぬ……
万全の状態のクソ親父は遠距離から戦場にコレをぶちまけられました。国防担ってたのはこれが強みとしてあった - 41仮面の蒐集家◆YDQHxpAITA5s23/06/05(月) 21:49:14
※立て乙です!
>>前スレ195
【当然のことだが、仮面とは顔に着ける道具であり、故に軽い】
【外套や籠手型魔導具、短機関銃を持っているとはいえ、簡単に吹き飛ばされることには違いない】
「……っとぉ」
【それでも軽さ故に勢いは減衰させやすく、なんとか壁際に留まる】
「……おぉ、痛そうだなぁ」
【仮面の怪異が集める仮面の中には、精神や在り方を剥ぎ取りカタチにした、特殊な仮面が幾つかある】
【その中に、黒魔術を行使した魔女のものがある……そしてその記憶では、目の前の光景など日常茶飯事であった】
「……まぁ、治っちゃったなら仕方ないねぇ」
【故に、多少の驚きはあれどそれ以上はない】
「それじゃ、続けようかぁ」
【いたって平静に、再び銃口を魔術師へ向ける】
- 42女竜騎士23/06/05(月) 21:49:19
「お前っ…」
【竜騎士の堪忍袋の緒はこの辺で限界だ。円満家庭で育ったいいところのお嬢様には理解できないおぞましい仕打ちだったし、そもそも若いし小さい頃から男勝りの直情先行型である
平たく言えばブチ切れた】
「たとえ縁のない他人にしたってやってることは最低最悪のドクズには変わらないよ!」
- 43黒檀の魔女23/06/05(月) 21:50:07
「…………ふ……ふふふ………」
【魔女の口から漏れたのは、忍び笑いだった】
【怒りが臨界点を超えて一周し、逆に笑いが込み上げてきたのだ】
【もっとも、魔女のその顔を見て可笑しくて笑っていると思うものなどいないだろう】
【目は血走り、血管が浮き上がり、ぎしぎしと音を立てて歯を食いしばったその形相は、鬼に変生する寸前だと言われても納得できそうなものだった】
- 44高笑い錬金術師23/06/05(月) 21:50:07
- 45魔刀剣士23/06/05(月) 21:50:12
- 46小さな樹人23/06/05(月) 21:51:14
『「成程、あの手の存在は知っている。そして、知った上で【私達】はそれを拒否する。立て、我が愛子よ。他の者に混ざり戦えとは言わない。せめて生き残るのだ、そして学べ。」』
「うん… ごめん なさい 私 頑張るよ ヤクモス…!」
【額に三つ眼が開かれ、枝が轟々と燃えだす】
【4本の枝がソロスに向けられる】
- 47GM23/06/05(月) 21:52:00
門の外枠云々は実は導入にもちょこっと反映されてたり
クソ親父はギルドの中心部の何もないところに門作って出てきたけど王子の協力者は数人がかりで中庭への門のに被せてやっと - 48騒々神◆yWIILKg62E23/06/05(月) 21:53:50
- 49重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 21:54:05
- 50亡国の王子23/06/05(月) 21:54:12
- 51賭博お嬢様23/06/05(月) 21:54:31
- 52喪失少女23/06/05(月) 21:55:54
- 53報恩の両手剣使い23/06/05(月) 21:56:00
- 54〈魔刃剣〉◆gt1ganT7To23/06/05(月) 21:57:38
【何も、想うことは無い】
【あいつの意を汲むのなら、ここで徒に感情を動かすわけにはいかない。全てはあの男を斃すために】
【何も──】
「──ああ、そうか。あいつには……”親”なんていなかったんだな」
【ただ、それだけを零した】
「……お前はまだ、諦めちゃいないんだろう?」
【”誰にともなく”呟く】
「なら、俺たちはどんな困難だろうと蹴り飛ばして──その手を取るだけだ」
【向かってくる魔物に対して、魔力刃を──”横を通過するように”飛ばす】
【必然、魔力刃は命中することなく通過し”魔物の背後に”飛んでいく】
「……ふっ!」
【その瞬間に『転移』のソイルを起動。背後に転移しその首を斬り落とす】
【続けざまに『爆発』と『放出』を乗せた斬撃を見舞い、他の個体を潰していく】
- 55女竜騎士23/06/05(月) 21:58:24
「とりあえず後で100回死なす!」
【迫りくる大群を前に、星空色の竜が羽を広げる。
高みより全てを穿つ天(あめ)の竜、最も強力な竜砲(ブレス)にも耐えうる生態炉を備えたエンシェントドラゴンの口に、真っ赤な薬石が投げ入れられた】
「リリィ、第4竜砲(ブレス)…インフェルノ!」
【薬石を噛み砕いたリリィから、大魔法に匹敵する灼熱の業火が放たれる。
襲い来る魔物の群れを飲み込み灰にして、生き残ったものには容易には消えぬ炎が身を包む】
- 56西海岸の魔女◆.UIszdl3fc23/06/05(月) 21:59:00
- 57黒眼鏡23/06/05(月) 21:59:30
- 58小さな樹人23/06/05(月) 21:59:33
「狙う 眼 弱点 かも まだ 魔力 持つ 撃て」
【大蜥蜴達に向けて4本の枝から先程より太く鋭い熱戦を斉射】
【倒せずとも少しでも動きが鈍ればいいなと願って】
【足元からはこちらも鋭い先端をもう根を勢いよく伸ばしていく】
- 59〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 21:59:54
「何故……………何故!娘を愛して抱き締める、たったそれだけの事すら貴方"達"には出来ないのですか!!!!」
〖慟哭する。憤怒する。憎悪する。〗
〖堰を切った様に感情が溢れ出す。何故、何故、何故何故何故何故何故─────何故、コイツは。何故コイツらは向き合う事すらしない、してくれないのだろうか。
人間なのに。同じ、同じ様に意思を持って活動する一人の人間なのに。求めて、必死に求めて。欲しかった、欲しかったのに。それだけしてくれれば、どんなに貧しくても心は満たされた筈なのに〗
〖私の心臓は今も虚ろな空だ〗
「何も与えなかったのに、全て奪い続けて来て━━━━そんな人間が!人の親だなんて騙るな!消えて、消えなさい!やめて頂戴!私は!」
「《海は耀き、地に花を、天に星を》《導き、想い、零れ、雪ぐ》《白翼、微笑、信仰、旅路》
《遥かに煌めく星を道標に、彼方への巡礼を始めよう》《罪業に堕ちた白鳥よ、湖畔より翔び立て》
━━━完全顕途:〈雪月風花・波浪〉」
【星の彼方を目指す美しき祈りは】〖必滅と絶殺の凄惨なる血塗られた誓いへと〗
【己を一つの世界へと至らせ】〖加速する無色の世界は膨張と拡大の果てに極限を目指して凝縮されてゆく〗
「━━━━━━」
【極限に至りし殺意に言葉は無く。言葉とは意思疎通の為の道具であれば、単一の目的だけを果たすべく邁進する殺戮機構に言語は要らず】
【"敵"との直線上に立ち塞がる魔眼持つ八足の蜥蜴を斬り殺す。視線が向けられるよりも速く近寄り、看破されようが無意味な純粋なる攻撃能力で相手の攻撃よりも疾く必要最小限のモンスターの頭蓋を横に両断して】
「──────────絶望させてやる。"私達"にした事の報いを」
【疾風よりも悍ましく。迅雷よりも昏く。閃光よりも殺意を撒き散らして、小さな、13年間暗い図書館に閉じ込められていた少女の決意の刃がその結界に向かって軌跡上に真空を描きながら進んだ】
- 60バーチャル美少女系悪魔りりぃ23/06/05(月) 22:00:10
- 61爆滅槌23/06/05(月) 22:00:37
- 62仮面の蒐集家◆YDQHxpAITA5s23/06/05(月) 22:00:52
- 63黒檀の魔女23/06/05(月) 22:01:53
「──《襲い来るは爆ぜるが如く 過ぎ去りゆくは嵐の如く 雷の雨よ 此処に在れ》!!」
【詠唱というよりは、もはや怒鳴り声である】
【しかしその爆発せんばかりの怒りは、『意志の力』たる魔術の威力を底上げする】
【黄雷の驟雨が八本足の大蜥蜴達に降り注ぎ、その身を貫き焼き焦がしていく】
【そうしながらも、魔女は更に手を回している】
【大蜥蜴達が上に立ったタイミングで、『紡式水銀』で床に描かれた魔法陣が起動した】
【下方から、逆打つ五月雨の如く白光の刀群が飛び出し、大蜥蜴達を切り裂いていく】
【視界を埋め尽くさんばかりの光刀を放つ魔術、〈明けの刀陣〉である】
【そしてそうしながらも、魔女は更に用意を重ねる】
【ここに来た"目的"を、魔女は忘れていないのだ】
- 64『冒涜』、転変少女◆kaE8Ncvktc23/06/05(月) 22:02:49
冒涜「…やるぞ転変『門を開けろ』支配領域展開『永劫冒涜伏魔殿』、テメェはもう消えろ」
【ゾッとするような深淵勢の殺意を全開で放出しながら支配領域を展開する、支配領域からうじゃうじゃとこの世の生物とも似つかない怪物が魔術師に向かって突撃する】
転変少女「…お前はもう喋るな、支配領域纒装『変転転変円円裏』お前はこの世に残す価値すらない」【空気が震えるような殺気を迸らせながら支配領域を纏う】
冒涜「踏み潰せ、全て片付けろ」【支配領域に命じ突撃させる、支配領域から生ずる総数は億をゆうに越える、その内実は冒涜が仕留めた死骸を支配領域に取り込み怪物に組み換える、敵の数が多ければ多いほど支配領域の数は増える、特にスタンピードのような数で攻める敵に有効に働く】
転変少女「消え失せろ、全て」【支配領域を纏い触れるごとに魂、肉体ごと領域に取り込まれていく】
- 65〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 22:03:07
※娘を流産したお母さんと邪悪な父親持ちの娘二人が同席する空間(言語魔術師と黒眼鏡さん&ソ何とかとエイラさん)
※何だこれ、地獄かね?【画像略】 - 66重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 22:04:07
【ゲイズデバウアラーの群れを殴り潰して叩き潰して轢き潰していく、浴びせられる麻痺の魔眼、強酸性の体液に曝され塗装の黒蛇の一部が死ぬ】
【重鎧の正面装甲に毒 の文字が見える】 - 67魔刀剣士23/06/05(月) 22:05:42
「…"宙刀・渦天"」【重力を操る刀で味方の着陸を助ける】
葬装「…魔眼持ちです! お気をつけて…!」
「―聖なる光よ 忍び寄る影を払え――〈レジスト・プロテクション〉!」
【味方に状態異常に抵抗する加護を与える】
魔刀「魔眼か、それなら…"霧刀・白幽夢"」【白い刀から薄い霧を広げる】
【その霧の性質は迷いの霧。敵には先が見えない程濃く見える霧で、邪視による捕捉そのものを"迷わせる"】
【それに加えて敵の攻撃を"迷わせて"逸らす効果もあり、味方を覆って防御とした】
魔刀「さあ、もう一度出番だよ。"火刀・玉陽"」
【炎を蓄えた火の刀を鞘から抜き放つ。爆炎の勢いも加えた居合から放たれるのは、燃え上がる神速の斬撃】
「――『無縫圏領』」
【周囲を切り裂く炎が瞬く間に広がり、蜘蛛の群れを焼き払った】
- 68『冒涜』、転変少女◆kaE8Ncvktc23/06/05(月) 22:05:47
冒涜は見たことないくらいにはキレてます
転変は…相手の冥福を祈ることくらいしか出来ないですね - 69呪怨法師23/06/05(月) 22:06:37
「ンフフフフフ‼︎すいませんねェ…わたくし数だけは多い格下相手の戦いというのが大得意なのですよ、急急如律令!」
【支配の呪符がバラ撒かれ、呪符に触れた大蜥蜴が怪生傀儡として逆にソロスに向かって殺到する】
「〈強制〉の魔法、なかなかですな…しかァしわたくしの怪生傀儡はいわば元の存在の生まれ変わり、不可逆の変質と改造を瞬時に行えばもうわたくしのものですぞ!
悔しかったら取り返してみてくだされ!うまくいくまで生きておればの話ですがね」
- 70黒檀の魔女23/06/05(月) 22:07:06
今多分すごい顔してますねこいつ
泣く子はもっと泣き叫ぶ感じのキレ方
間違いなく今までの人生で1番怒ってる - 71雪女23/06/05(月) 22:08:22
【顔を歪ませる、泣きそうになる。その痛み、その恐怖。如何程のものなのだろうと勝手に嘆く】
「あぁ……ダメな人。哀しい事を言うんだね」
【身を焦がす激情は、しかし極寒の情念で上塗りされていく】
「素敵な愛を知らないのかな?教えてあげようか。知って欲しいの。ほら、わたし、こんなにも」
【底冷えする程の愛情(さつい)が練り込められた黒銀の冷凍光線がソロスに向かって放たれる】
「貴方を想ってるよ」
「わぁ……ふふ、なんとなく親近感」
【目についた獲物を追い回す所とか】
「でも駄ぁ目。もう止まらないの」
【ゲイズデバウアラー達の周囲にじっとり重たい冷気が地から湧き出てくる】【触れたものを即座に芯まで停止させる絶凍の白霧だ。もし吸ってしまったら……なんて、言葉にするまでもない】
「うごかないでね」
- 72黒眼鏡23/06/05(月) 22:08:37
※地獄!!
【……さて、蜥蜴を一打で殴り飛ばした後はというと】
【もはやここに来た目的さえすげ変わったかのように、只ひたすらに鞭の様な杖で《遮蔽》を叩き続けている】
【狂気さえ感じる……】
実際黒眼鏡の脳内では
【information エイラを救え!】
から
【information 親父をやっつけろ!】
に変わってます
覚醒イベントになったら一緒に戻りますけどね - 73甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/06/05(月) 22:09:10
「くッ……防がれたカ!!!」
【大きく飛び退き、体勢を立て直す緑紅ローブ】
「なラ……!!!」
「出でよ、《イデアソード》ッッッ!!!」
"ARMS:HUMAN, THE ORIGIN!!!"
【麻痺の魔眼でふらつく足取りのまま大蜥蜴の群れの一部に突っ込むと同時に、両手で『辞典に柄と刃が生えたような大剣』を持ち】
「……おりゃア!!!」
"BIOLOGY HUMAN COLLABORATE SLASH!!!"
【胸の2色の紋章を押しエネルギーをチャージしつつ疾走、全体重をかけて高威力の横薙ぎの斬撃を群れに叩きつける】
【麻痺の魔眼を喰らいつつも放たれた腰を入れた一撃により、ゲイズデバウアラー達の一部は斬り倒された】
- 74賭博お嬢様23/06/05(月) 22:09:51
「悪あがきばかりはお上手で…!」【瞳に黒星を輝かせ、黒く染まった鞭を振るう】
「ですが残念、潰されるのはあなたですわ!」
【溢れるような漆黒の意思を込められた鞭は先ほどよりも力を増して振るわれ、ゲイズデバウアラーを打ちつける】
- 75高笑い錬金術師23/06/05(月) 22:10:15
【近づいてきた個体を魔剣で切り付けるが、完璧に防御される】
「随分といい目をしているな」 ソ レ
【そして素早く離れ】「―悪いが魔眼は効かない」
【真紅の盾の邪眼除けを発動させ、看破の魔眼を無効化する】
「じゃあな」
【ゲイズデバウアラーに爆薬を投擲し、自身は盾で防御した】
- 76爆滅槌23/06/05(月) 22:11:02
- 77バーチャル美少女系悪魔りりぃ23/06/05(月) 22:12:20
「ふっふーん、こんな事もあろうかと、あれからポーション作成とか薬草取りとか頑張って手に入れました!状態異常解除ポーショーン!……って自信満々に出したはいいものの。さすが皆、要らなさそう」
【ひー、無法だ。でも相手も無法だからセーフ。
一人でブツブツと変なことを呟きながら、相手の様子を注意深く観察する。総攻撃を受けている蜥蜴と大魔術師(私の煽りを無視したので絶許(煽りを無視しなかったからとはいえ許すとは言ってない))、そして、大魔術師にさされたはずのエイラを。
影は彼女の周りをゆらゆらと蠢いて、襲ってくる蜥蜴を吸収し続けている。】 - 78魔刀剣士23/06/05(月) 22:13:29
葬装令嬢はキレてるように見えてこれがデフォで隠せなくなってるだけなので
エイラさんが戦えなくなったのはむしろ手加減を誤る心配がないので良かったと思ってる冷静な部分は残ってます
魔刀剣士もその点の思考は同じく - 79〈魔刃剣〉◆gt1ganT7To23/06/05(月) 22:14:32
こいつも散々親に捨てられた子だの子を捨てざるを得なかった親だの見て来てるので怒り心頭ではあるんですが、本気で怒ってるからこそ「相手を個人として見做さない。何の感情もぶつけずにただ淡々と障害として排除するだけ」という発露の仕方になってます
- 80魔刀剣士23/06/05(月) 22:17:54
- 81二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:18:46
※イベント含むので3レスに別れます
【軍勢をも退けうる怪物が切られ、燃やされ、次々と倒れていく。魔眼が力を発揮する前に杖に封じられ、牙は何者も捉えることなく、頑丈な外皮は虚しく内側から爆散し、あるいは精神の鞭に打ち据えられ、残りは呪いに飲まれて生まれ変わり――八本足の魔獣は根絶やしにされた】
【嵐のような攻撃に遮蔽はまたしても破られ、ソロスは数々の攻撃を受けて吹き飛び傷だらけで床に転がった。
ソロスの顔が恐怖と焦りにどす黒く染まる。いまや自分は追い詰められていると認めないわけには行かなかった。
杖は奪われ既にない。床に倒れている贄はまだ生きているからその血と死からはエネルギーを得られようが、死んでしまえばそこで終わりだしこの状況では新たな贄を手に入れることもできない】
(おのれ、この装置が動いてさえいれば!)
【ソロスは壁際の装置を見て歯噛みする。地脈のエネルギーを引き込むその装置は、未完成だったのかそれとも悪用を恐れた白い魔法使いが抜き取ったか肝心な部分の回路がごっそりと抜け落ちていた。
ここ数日、あらゆる魔法を使って代替となる回路を作り出そうとしていたが、どれもこれも失敗に終わっていた――】
【その時、悪魔のようなひらめきがソロスに生まれた】 - 82呪怨法師23/06/05(月) 22:19:49
コイツはまぁ…いつも通り心の中では割とどうでも良いと思ってますね、その分冷静ですが
ただ好感度的にはソロスのことは嫌いです、善人ほどではないですが悪人も嫌いなので…しかも国を掌握しかけてる魔術師と聞いて自分の魔王活に活かせるかなと思ってたらとんだマヌケ野郎というガッカリもある - 83GM23/06/05(月) 22:19:51
- 84女竜騎士23/06/05(月) 22:21:08
ブチ切れてはいるがわりと円満な家庭で育って人生も多少竜騎士学校の男女比で苦労した位で順風満帆だったためあまりねじれるような複雑な怒り方はしてないです
- 85GM23/06/05(月) 22:22:19
【その瞬間、地脈に繋がった導管を通して膨大なエネルギーがエイラとその〈天恵(そしつ)〉へと流れ込んだ。
大きすぎる力に回路が無理矢理押し広げられて魂が引き裂かれるように痛み、自分の体が変質していく感覚にエイラが絶叫する。
「装置」は完全に機能していた。悪魔のひらめきは――最悪なことに目的通りに機能したのだ】
【今までとは比べ物にならないほどの力が『装置』を通して引き出される。
邪悪な魔法使いはその力を使い、即座に傷を癒やして未だ動けない君たちへと向き直り、勝利を確信した笑みを浮かべる。地脈に接続した今、大地そのものがリソースになったと同然だった】
【君たちの体を戒める圧力が押しつぶしそうなほどに大きくなり、床に散らばったがらくたが無数の毒蛇や毒虫に姿を変え、君たちに向かって動き始めた!】
※このターン終わったら覚醒イベントのトドメターンになります
つまり目論見通り(目論見通りとはいってない) - 86雪女23/06/05(月) 22:23:18
理解不能の感情を身勝手にぶつける様は正しく怪異の姿
怒りも愛情も殺意も等しく同値です
そしてこいつの愛は”凍らせて怖がらせて愛でる”という方向に向く…… - 87報恩の両手剣使い23/06/05(月) 22:23:52
普通に怒ってるのと今まで円満な家庭で育っていたからこんな親がいるのか…というショックとかエイラさんへの心配やら早く助けなきゃとかで口数が滅茶苦茶減ってます
というか救出系のイベントだといつも口数少ない気がする - 88亡国の王子23/06/05(月) 22:25:26
あの~、せっかくなんでこいつも覚醒……と言うか暴走状態を解放しても良いですか?
- 89〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 22:26:56
※コイツは今ちょっと怒りが限界点まで達した結果として自分と他の毒親被害者の境界線が消失してるぜ!!!!
※だからエイラさんの事を自分の事の様に怒れるし自分の受けた傷の痛みの矛先をソロスさんに向けられる訳ですね
※何やこいつ。イカレておられる…………ソロスさんも身に覚えの無い冤罪で困惑しておられるに違いないぞ - 90重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 22:27:20
「それをやって生き延びられると思わないでくださいね…元から生かす気はありませんが…!」【ムルフの腕が、格納部から飛び出したベルーフェルが重鎧を殴打してでもソロスの方へと運んでいる】【ベルーフェルの杖体当たりは別としてムルフの剛腕による殴打で塗装の黒蛇の一部が死ぬ】
【重鎧の装甲の正面に毒 殺の文字が浮かんでいる】
- 91二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:27:25
GMさんに迷惑をかけないで、ちゃんと収集をつけられるのなら私はいいと思う
- 92GM23/06/05(月) 22:27:31
ウェルカムですが今のソロスは無限の魔力供給を受けているので派手に吹っ飛んだりしません
ゆるして - 93〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 22:27:45
- 94衆合少女騒々神◆yWIILKg62E23/06/05(月) 22:28:31
【圧力を無理やりはじき飛ばした神が無表情で姿を変えた直後床がすべてを刺し貫き切り刻む剣山にかわり毒蛇も毒虫も切り刻み貫いていく】
- 95重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 22:29:04
「毒蛇?毒虫?気持ちの悪い蛞蝓の化け物から随分と格落ちしましたね…それはそれとして貴方は後で死ぬまで殴ります…エイラさんは私達の仲間であり友人なので…」
【重鎧の全身から推進機が発現し発熱する】
【高熱で纏わりつく毒蛇、毒虫が焼き殺される】
【纏わりつく毒蛇、毒虫の最期の抵抗と重鎧自身の熱暴走を伴う発熱により塗装の黒蛇の一部が死ぬ】
【重鎧の装甲の正面に毒 殴殺の文字が浮かんでいる】
- 96女竜騎士23/06/05(月) 22:29:55
動けないので素直に待機する魔法の使えない身体能力人間レベル
- 97呪怨法師23/06/05(月) 22:30:05
(この程度で焦るんですか…やはり欲だけで動く奴はみっともないですな)
「…なるほど、ここの魔術師、それも神の使いが作ったものとあれば神が与えたと言われるここの者達の回路でも代用できるのは必然ですな
正しく最適解かと、閃きという点においては天才らしく光るものがある」
【素直な賞賛、理に適った結論ではあるため情を持たない者として認めてしまった】
(まだ碁盤自体を破壊すれば逆転は可能ですな)
「ンフフフ…ダメ元で聞きますが、王子殿。ここの地脈そのものを破壊するのはどうでしょうか?土地と彼女は死にますが、それ以外の民は(すぐには)死にませぬ」
【毒蟲は怪僧に触れた端から死んでいる、不気味で不吉な光景だ】
※拒否前提の提案です、こいつ外道なので手段自体は提示しちゃうかなって…
- 98西海岸の魔女◆.UIszdl3fc23/06/05(月) 22:31:03
子を道具扱いする親も逆パターンも見飽きてる貧困層出身
それが友達の話じゃなかったら本人の頑張り次第と切り捨てるタイプ
【圧力によってうつ伏せで倒れている、もはや指一本動かす余地はない】
【それでも毒蛇や毒虫の這う速度より遅くても前に前に這いずっていく】
「……エ……イラ、……まっ……てて」
- 99重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 22:31:05
※今更蜥蜴と蛞蝓を間違えていたことに気付いた私だった…やっちゃったぜ…
- 100〈魔刃剣〉◆gt1ganT7To23/06/05(月) 22:31:25
【押し潰されそうな圧力に膝を折り、地に屈し、しかしそれでも前を見据えることだけはやめない】
【その目に捉えるのは、倒すべき敵の姿──ではなく】
・・・・・・・・・・・・
【未だ戦っているはずの仲間の姿】
【その身を苛まれ、叫び声を上げるその姿だ】
【歯を食いしばり、僅かずつでもその足を前に進める。まだ、諦めるわけにはいかない】
「まだ……終わらないだろう?お前の冒険は、まだまだこれから……」
「どこまでも、続いていくのだから──!」
【その胸に、黄金の輝きが灯る。限界を超え力を引き出す、”意志の力”が】
- 101女竜騎士23/06/05(月) 22:33:41
【動けないが、抵抗はせず静かに相手が隙を晒すのを待っている。
それまでに無駄に消耗しないよう、もし訪れた時に全力を尽くせるように】
(こういうとき、魔法が使えないのは弱みだなあ…) - 102バーチャル美少女系悪魔りりぃ23/06/05(月) 22:34:08
「……ふーん。そういうことするんだあ」
【巫山戯た様子は一切なく、底冷えするような目が男を覗く。
こういう圧力も、地に伏せるのも、虫に集られるのも、慣れていないといえば少し虚飾が交じるほどには経験していた。男の顔はそれはそれは見慣れたもので。なにせ元の世界で散々見てきている。
蛇が肌に触れる感触も、虫が這い回る感触も、覚えて、憶えて、慣れ切っている。
慣れていても、気持ちが悪いけど。今まで築いてきた煌めきが消えていくけれど。
今、この場において、バーチャル美少女系悪魔、りりぃちゃん何てモノはどこにもいない。
だからこそ───】
「わたし、ずっと、お前らに言いたいことがあったの」
【彼女の身体から、平たい影が飛び出して、ソロスをぐるぐると縛るように巻き付かんとうごめいた。】
「あの子、貴方に何か酷いことしたかしら?」 - 103黒檀の魔女23/06/05(月) 22:34:36
【地脈に接続させられ、生きた魔力電池へと変えられたエイラの絶叫を聴きながら、魔女はふっと体から力を抜いて目を閉じた】
【そこに迫るのは、雲霞の如き毒蛇や毒虫の群れ】
「……《埋伏する軌轍 剥離する雪の壁 烏有・寂静・熱なき炎 虚を求め、色を喪う》」
【それらの動きが、ぴたりと停止した】
【そして、それらは尽く地に落ち砕け散る】
【〈喪色/虚絶〉。分子運動すら停止させる極低温の空間を創り出しす魔術】
【使い終わった〈喪色/虚絶〉の術式を破棄しながら魔女は目を開き、残った片目でソロスを見た】
「《狭霧の幽谷 翳しの黄風 十三の釘 十七の鎚 金音響かず 火花は散らず 谷底に在りて渇きゆく》」
【そして詠唱と共にソロスの頭上から、旱の概念の具現たる呪いの気釘が降り注ぐ】
【〈縛呪焦熱:渇旱綴釘〉。血肉を渇す呪詛たるそれは、物理的防御では防げぬ類の魔術である】
【動けなくとも、自身に出来る限りのことを】
- 104女竜騎士23/06/05(月) 22:34:39
重鎧さんのペイントがなかなかファンキーで笑ってしまっている自分がいる
たぶん残りの一文字はアレですね? - 105報恩の両手剣使い23/06/05(月) 22:34:56
これ圧力はフィジカルでなんとかなる感じなのかしら
- 106亡国の王子23/06/05(月) 22:35:20
- 107GM23/06/05(月) 22:35:47
- 108〈魔刃剣〉◆gt1ganT7To23/06/05(月) 22:36:29
なんとかしてよいのか分からなかったのでとりあえずそれっぽいことを言わせておく
- 109黒眼鏡23/06/05(月) 22:36:37
【圧力に転がされる怪物へ無数の毒蛇、毒虫が怪物にまとわりつく】
「ギギ……ギシャアッ」
【尚も動きを止めぬ黒い怪物は、まとわりつく「邪魔者」を一匹一匹その拳を持って丁寧に叩き潰した】
【しかしその場からは動けない】
【深い闇に、重い怒りに冒された心が抵抗している……】
【……なにかがどこかで叫んでいる、このままではいけない……】
- 110〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 22:36:38
【動きが制限されて、これ以上の〈雪月風花・波浪〉の展開は無駄だと即座に判断を下した【時の砂】による時間遡行でデメリットを踏み倒す】
「《海は亡び、地は砕かれ、天は焼け落ちる》」
【同時に溢れた感情が〈波浪〉の燃料となって更なる禁呪の高みへと押し上げる。己の体内を循環する水流を維持したまま、外の世界へとその手を伸ばす】
「《穿て、滅せ、呪え、喰らえ》」
【何も与えられなかった少女としての空虚な杯に、██が注がれる】
「《黒獣、茨冠、死屍、臓腑》」
【どうして幸せになれなかったのだろうか。自分以外の誰かに、産まれた時からずっと囚われている。幻聴が囁く、悪魔が嘯く。滅ぼしてしまえと、その力がお前には宿っているのだと】
「《波打つ破滅を求め、終末讃歌を叫ぶ》」
【定める照準は一つ。手が足りないのならば、手を増やしてしまえと言わんばかりに此処では無い何処かから無尽の██が伝う】
「《罪業すらも滅ぼす波濤を此処に》」
【其れは泣き叫ぶ幼子の赫怒】【之は慟哭する賢人の憎悪】【────最早行き場すら定かでない、何の為に懐いたかすらも忘却した、禁呪の形】
「───────完全顕災:〈狂華翠憑・波浪〉」
【編み上げられた祈りの残骸。平和を願って生み出された、空前の殺戮術式。抑圧され、封じられ、閉じ込められ、燻っていた薪が焚べられた嘆きに燃え上がって】
「……………は?」
【自分の周囲に近寄る毒虫と毒蛇だけを鏖殺し始めた。誰かの手助けをする事もせず、降り掛かった火の粉だけが散らされる様に思考が冷える】
(違う、待って、何で………………何で、私は助けられないの?違う、エイラさん━━━━!)
【救いの手を伸ばせなんてしない。憎悪と憤怒によって組み上げられた"殺す"為だけの禁呪の形態に、誰かを救う機能なんて存在しなくて】
【自分だけ安全な場所に陣取りながら、何も出来ないままに友の苦しみ叫ぶ姿を眼に焼き付けられる。圧力のせいで目を逸らす事すら出来ずに、少女は感情に呑まれた負債を背負った】
- 111『冒涜』、転変少女◆kaE8Ncvktc23/06/05(月) 22:36:40
- 112魔刀剣士23/06/05(月) 22:37:49
魔刀「…よくやるよ」 【悪辣な手腕であり、厄介な一手だった】
「とはいえ、だからといってどうにかなると思わないことだ!」
葬装「…どこまでも醜くあがく…!」 【赤い瞳に狂おしいほどの怒りが渦巻く】
【エイラさんはソロスからも保護するべきパーツになった。冷静な部分がそう告げる】
【だがそれとは別の問題として、彼女の様子から見て…早く決着を付けなければ、どうなるかわからないのも明白】
魔刀「供給を得た相手は、一息に片付けるに限る――『一閃響雷』!」 【炎を纏う刀に更に強力な爆炎を弾けさせ、鋭く降り落とした】
葬装「…させません!」 【人形を飛ばし、エイラさんを取り出して奪おうとする】※失敗前提
- 113〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 22:38:03
※バーサーク解除、ヨシッ!!!
- 114黒檀の魔女23/06/05(月) 22:38:49
(………不思議ね)
【エイラの悲痛な叫びを聴いていながら、何故か魔女は冷静になっていた】
(今すぐにでも、一秒でも早く助けたいのに……)
(……どうして、"予感"がしているのかしら)
【不吉な予感ではない。何かが『繋がった』ような、必要なものが揃ったような、そんな漠然とした予感】
【魔女はそのために動いていた】
【これから来る"それ"のために、場を整えるために】 - 115爆滅槌23/06/05(月) 22:38:56
- 116亡国の王子23/06/05(月) 22:39:02
- 117女竜騎士23/06/05(月) 22:39:09
セルフ心的自傷なのですが先生!
- 118喪失少女23/06/05(月) 22:40:48
【もはや何も言わず武器を掃射して殲滅する】
- 119重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 22:41:14
- 120黒檀の魔女23/06/05(月) 22:41:30
Q.どうしてこいつはこの状況で逆に冷静になってるんですか?
A."予感"がしたからです。エイラさんに味方しようとする見えざる何かを感じ取ったとかそんな感じかもしれない - 121報恩の両手剣使い23/06/05(月) 22:42:05
ありがとうございます
【押し潰されそうな圧力の中、剣を杖代わりに立ち上がる】
【戦いはまだ終わっていない】
【助けるべき存在はまだいる】
【ならば、倒れてなどいられない】
【剣を構え直し毒虫毒蛇共を薙ぎ払う】
【その瞳は討ち倒すべき敵へと真っ直ぐに向けられている】
- 122女竜騎士23/06/05(月) 22:42:58
抵抗が全くできないのでかえって頭の冷えたイマドキの若者
- 123仮面の蒐集家◆YDQHxpAITA5s23/06/05(月) 22:44:06
「……ううーん……」
【本体が無機物であるおばけであるが故、毒蛇や毒虫に噛まれたとて然程意味は無い】
【しかし、先程まで振るっていた『百人斬りの鎧刀』のアーマーが、少しずつ消えていく──これがマズイ】
【斬ることで増えるアーマーだが、全て消えると逆に防御力が著しく下がるのである】
「……どうしようかなぁ……」
【力を集中させて何とかギリギリ動かせる『百人斬りの鎧刀』で、這い寄ってくる毒虫や毒蛇を少しずつ斬る】
【このささやかな抵抗が、果たしていつまで続くのか】
- 124〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 22:44:26
- 125報恩の両手剣使い23/06/05(月) 22:44:33
- 126〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 22:44:54
※つよい。
- 127雪女23/06/05(月) 22:45:05
【顔すら上げず、倒れ伏したその身体から】
【紅蓮地獄のつめたさが漏れだす】
【虫も蛇と近づいた傍から即座に凍る】
【冷気が蔓延するごとに】
【存在の規格が”外れて”いく】
「……ぁあ゛」
【指先が地を抉り】
【幽鬼の如く上半身を持ち上げた】 - 128重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 22:45:16
- 129GM23/06/05(月) 22:45:22
滝行で破られる圧力に悲しき現在
- 130黒檀の魔女23/06/05(月) 22:45:22
まさかのピンポイントメタ
- 131高笑い錬金術師23/06/05(月) 22:45:47
- 132詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/06/05(月) 22:46:17
【翼を広げ体勢を立て直す】
「わす いぇあ ら ひゅむ じぇん えぐぜく りばーしあ=ぷろとこる ふゅーじょん ゔぃじょんだんす そけっと ゔぁー でぃせすと」(私は詩を紡ぎ実行する)
「そんうぇ おりいぇ おず よあ」(あなたの耳に謳いかけます)
「わす とぅわか が わーれくわいえ いーや」(希望を抱き)
「ぷれしあ ひゅま すぴりとぅむ」(魂の詩を)
「らー つぅわぃえ えら わーれくわいえ ぴとっど」(共にいると)
「七天 鳴り響かせる 何故に 馴染みて 凪超える詩」
「無限を 夢幻に 重ね 報いの船は 彷徨いぬ」
「いつまでいつか 出づる 生命に いつく いくらでも」
「四方の風 世に吹いて 夜毎 揺籃 ゆらしてく」
「見つめる みちに 水分(みくまり) みどりの 満ちゆきて」
「ふつと ふるべ 不可思議 不二の 普遍なる 復活」
「一つ ひとやの 低くも 高く 歪みて 光に とけゆく」
【エイラに同調しエネルギーのコントロールを補助しようと試みる】
- 133黒眼鏡23/06/05(月) 22:46:22
マジで今回暴走しかしてない……
- 134雪女23/06/05(月) 22:46:36
- 135西海岸の魔女◆.UIszdl3fc23/06/05(月) 22:46:43
滝行ならしょうがない
- 136甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/06/05(月) 22:46:56
「ぐッ…ふー…ふー…そうだ…トロン…!!!」
トロン:『了解…!!!』
【祝斧トロンにより、持続する治癒の泡のポーションがバッグから取り出され蓋が開く】
【触れた者に一定時間リジェネレイト効果を与える無数のシャボン玉が周囲に広がった!】
(が……ぁ……身体が動かない…!?)
「エイラ…さん……!?!??!?」
【床にメギャと押し付けられた緑紅ローブ】
「まだ…まだダ………ぐぅぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛………!!!」
【炎のマントで防ごうとしながらも毒虫にやられる緑紅ローブ。このままではいけないと竜の力のポーションで高まった腕力そして2つの概念の力で、緑紅のオーラを纏いつつ身体を無理矢理数cm起こし】
「りゃぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
"BIOLOGY HUMAN COLLABORATE SLASH!!!"
【身体の下の毒虫に胸の2色の紋章を押しつけエネルギーをチャージ、両手に『辞書のような大剣』を持ったままその場でくるくると回転して切り刻む】
【炎のマントは今にも爆発しそうなほど白熱している……】
ありがとうございます!
強い……!!!
- 137バーチャル美少女系悪魔りりぃ23/06/05(月) 22:47:23
滝行のちからってすげー!
- 138黒眼鏡23/06/05(月) 22:47:33
まさかのガンメタ
- 139二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:47:41
全員が暴走すれば相対的に普通の反応になるからセーフ
- 140亡国の王子23/06/05(月) 22:47:49
ピンポイントメタ!
- 141女竜騎士23/06/05(月) 22:48:02
落差500mって圧力どれくらいになるんだろう
世界一の900mエンジェルフォールなんかは拡散しちゃって滝つぼが存在しないそうだけど - 142二次元好きの匿名さん23/06/05(月) 22:48:38
ブチギレバーサーカーの群れにタコられる毒親に残当の過去
- 143女竜騎士23/06/05(月) 22:49:09
調べたら日本に500m滝あって滝つぼあるからいけそう
- 144GM23/06/05(月) 22:49:40
※覚醒ムービーシーンからの最終ターンに入ります
【冒険者たちは圧力に耐え、あるいは跳ね返し魔術師を攻撃する。だがその攻撃のことごとくは逸らされ、分厚い〈遮蔽〉に阻まれて届かない。
それでも少しずつ、冒険者たちと魔術師の距離は縮まっている。毒虫たちは撃退されている】
(無駄なことだ)
【冒険者たちが苦労して詰めたその距離も、上回る力で一瞬にして引き離せばいいことだ。魔術師は勝利を確信し、力の行使に酔いしれていた】
【ソロスは君たちを完全に叩き潰すべく、もう一度『装置』からエネルギーを引き出そうとして――なんの前触れもなく見えない力に殴り飛ばされ、壁に激突した】
・・
「駄目」
「………何だと?」
【ソロスは本当に信じられないものを見る目で『装置』に組み込まれた自分の娘を見た】 - 145魔刀剣士23/06/05(月) 22:49:45
うん? あれっ、見落としてた今動けないターンなのか。じゃあ今から違うパターンを…
魔刀「く…っ! "花刀・竜心精"!」
【気力と力を振り絞り、何とか動いて取り出したのは花の咲いた木の刀】
【それを取り出すとがくりと崩れ、木刀を杖に圧力にじっと耐えるが…木刀からは薬気の香気を流れ出させている】
葬装「……ッ、エイラさん…!」【ガクリと地に伏せ、浮かべていた人形も地に堕とされる】
「が――っ、ぅ……!」【なんとか防御のために詠唱を紡ごうとするも、もはやそれすらもままならない状態だった】
- 146呪怨法師23/06/05(月) 22:49:46
「ンフフフ、ではわたくしの術は…そうですなァ…」
【少し悩んで、呪術の基礎とも言える打開策を思い出した】
「先ほどの門も回路の代用も素晴らしい応用力でしたが…やはり最後に頼れるのは基礎・基本ですな」
【毒蛇、毒蟲が怪僧の影で共食いを始めた】
※動かずとも相手は勝手に死ぬ(殺せる)から動く必要も無いが?という呪詛師ムーブ
いっぺん蠱毒やらせたかったんですよね…
- 147『冒涜』、転変少女◆kaE8Ncvktc23/06/05(月) 22:51:44
- 148GM23/06/05(月) 22:53:33
【エイラの姿はまるっきり変わっていた。
皮膚の下の鱗と鉤爪はそのまま残っていたが、肌も髪も色が抜け落ちて真っ白に、見開いた瞳はディープブルーからアイスブルーへと変わっている。
なにより――】
「これ以上、命令には従わない。もう誰もあなたの犠牲になどさせない……ソロス!」
【今まで口にすることすらできなかった父の名をはっきりと呼び、その要求を自らの意志で拒絶したのだ。
魂に刻み込んだ服従も何重にもかけられた〈強制〉も消え失せていた。長い間父のものだった身体と魂は、今紛れもなくエイラ自身のものになっていた】
【地脈から流れ込んだ大きすぎる力の奔流は魔術師が施した強制と呪縛を残らず吹き飛ばし、エイラの魂を刻み込まれた服従ごと変化させたのだ】
【君たちの中には目にしたものもいたかもしれない
この「都合が良すぎる」想定外が起きるほんの少し前、回路となったエイラに触れる微かな手と――夜空に星が瞬くような美しい髪をした女性の姿を】 - 149賭博お嬢様23/06/05(月) 22:54:09
- 150亡国の王子23/06/05(月) 22:54:34
ちょっと霊圧が消えるかも知れませんが、その場合は規制だと思ってください
- 151GM23/06/05(月) 22:54:50
【地脈から引き出されたエネルギーが、エイラの意志に従って形を取る。青い、明るく光る鳥の形をしたエネルギーがいくつも放たれソロスを襲う。
だが目覚めたばかりの魔法使いが相手にするには〈達人〉は少しばかり強過ぎた。未熟で荒削りな力はソロスによっていともたやすく捻じ曲げられ、壁や天井に突き刺さって大きな穴を開けただけに留まった】
「使えない奴め、望み通り死なせてやる。せめてお前の死から力を回収しなければ」
【完全に支配していたはずの存在から受けた屈辱に怒りを滾らせ、ソロスはもはや思い通りにならない娘を始末しようと魔法の矛先を向けた。濁った魔力が無数の槍となり放たれる。
青い烏とどす黒い槍、2つの力がせめぎあい、青色が次第に押しこまれて――
・・・・・・・・・
そうしてソロスが意識を彼女に向けたことで君たちを縛るものは完全に消え失せていた!】
※トドメをどうぞ! - 152魔刀剣士23/06/05(月) 22:55:46
うーん、先出しした方はどうしよっかな
葬装の方は失敗前提だったし、せっかくだし行動キャンセルになったってことでこの描写は残そうか - 153GM23/06/05(月) 22:56:49
神剣の加護で動けたとかそんな感じで……ダメですかね
- 154亡国の王子23/06/05(月) 22:58:41
- 155衆合少女騒々神◆yWIILKg62E23/06/05(月) 22:58:58
「死ぬのはお前だ」
【瞬間亜空間から骨で出来た腕のような剣……怨讐の招き手を取り出し亜空間転移で接近し切りかかる】
【そしてこの剣の最大の特徴として何かから恨まれている事が条件で威力を増す力があり、さらにそれは死者のものなら更に効果はマシ……最後にこの剣を用いて殺された物は必ず地獄に落ちるのである】
- 156呪怨法師23/06/05(月) 22:59:18
「ンフフフ…えいっ」
【ヒョイ、と1匹の毒アリをソロスに投げつける】
【呪怨法師が全力で場を整え、ほんの数分で数十年分の殺し合いを繰り広げた特製蠱毒、その勝者である】
「ンフフフ!ついでにわたくしも少々呪を込めました、どうなるでしょうな」
【効果:筋肉の硬直と血液・血管の腐敗、そして痛覚の異常な鋭敏化】
- 157甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/06/05(月) 23:00:30
「おぉ…エイラさん!!!」
【瞳を輝かせる緑紅ローブ】
「ソロス、さぁ……テメェの最期ダ…!!!」
"BIOLOGY HUMAN GRADUATED CEREMONY!!!"
【火花を散らしている胸の紋章を震える手で押すと、足元に2色のオーラが収束】
「ふッ…………はぁぁぁぁぁァァァ───」
【真上に少し跳躍して高度を稼ぎ、脚にDNAの二重らせん型のエネルギーを纏わりつかせながら流星のような速度で前方へ吹っ飛ぶ緑紅ローブ】
〈キュガッッッ─ドゴォォォォ──〉
【白熱していた炎のマントがついに盛大に爆発、その反動でさらにさらに急加速!】
「──セイ…ヤァァァァァ!!!!!」
【ソロスへと超スピードのドロップキックを放った!】
- 158喪失少女23/06/05(月) 23:01:24
- 159小さな樹人23/06/05(月) 23:01:38
- 160爆滅槌23/06/05(月) 23:02:08
- 161〈魔刃剣〉◆gt1ganT7To23/06/05(月) 23:02:48
《天なる海 八の星々 紅く燃ゆるは勇なる定め》
《眠る地の淵、芽吹きの礎、やがて至るは勝利の栄光》
【エイラが呪縛を破った──その瞬間には、魔刃剣の口は詠唱を紡ぎ始めていた】
《──誇るは勇猛、我が誓いをここに宣する!》
【その力は、決してソロスにとって無視できないものだと。彼女は絶対にそうせしめると、信じていたから】
《"我が剣に曇りなく"》
《"我が理想は汝と共に"!》
《契約者の名において命ず──》
【だからこそ、己に出来る最高の"一撃"を。否──】
「──"共に行こう"!『グラディウス』ッ!」
「『リミットブレイク』──!」
【"二撃"、食らわせてやろう】
「──『クロス・ハート』ッ!!!」
【白銀の騎士が振るう、光輝の剣】
【限界を超える意志が結実せし、黄金の剣】
【二つの光芒が、邪なる魔術師に向け閃いた】
- 162バーチャル美少女系悪魔りりぃ23/06/05(月) 23:04:14
- 163高笑い錬金術師23/06/05(月) 23:04:30
【圧力が消え去った瞬間に白草の靴に魔力を込め、素早くソロスに近づく】
「これで…終わりだッ!」
【〈不幸の流れ毒−ディザスター・ポイズン‐〉を至近距離で発動し、猛毒の流れ星達がソロスへ放たれる】
- 164西海岸の魔女◆.UIszdl3fc23/06/05(月) 23:05:06
- 165重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 23:06:14
「エイラさん…最高にかっこいい叛逆ですね…!」
【熱暴走が極まり生き残っていた塗装の黒蛇が遂に全滅する】
【重鎧の装甲の正面には
毒
親
殴
殺
のドス黒い呪言が顕現した!】
【ソロスの全身に無数の黒蛇が現れる】
【黒蛇達は四肢に、指先に絡み付き指を逆方向へと折り曲げるように締め付ける】
【更に塗装とはいえ殺された蛇達の恨みが噛み付きを通してソロスへと毒に変じて流し込まれる!】
「そして…!!」
【いつもの装甲から蒸気が上がり重鎧は歪金棒を構える】
「これが私の…!」
【推進機が発現、出力急速上昇により肉が焼ける異臭を上げながら重鎧はソロスの元へ突撃する】
「本気です…!」
【地面に擦られた歪金棒と摩擦で炎を噴き上げる車輪が床に炎の轍を残し】
「潰れろぉぉぉァァァァッッッッ!!」
【歪金棒にも推進機を発現させ剛力と推進機による勢いも乗せた一撃が黒蛇の群れに絡み付かれているソロスへと叩き込まれた!!】
- 166魔刀剣士23/06/05(月) 23:06:38
※その場合後出しした方が消し対象になっちゃうのじゃ…
※あっ、でも魔刀剣士の行動だけ順番を入れ替えたらいけるかも! 神剣自体にはそういう能力はないですが
※実は神剣を握った魔刀剣士は異能を付与する"刀の扱いを補助する"効果で、
※神剣のスペックに合わせて身体能力が上がる設定があるのでそれは正解(エサクタ)! ですので――採用です!(サトノ)
魔刀「エイラさん…! その力は!? いや、今見えたのは…もしかして」
「ふふ…解放されたんだね。よかった! …あはは、ごめんね? 演技とはいえ色々と」 【懸念が消えて笑っている】
葬装「あなたは…一体。けど…ふふっ、ああ…良かった、本当に…!」 【瞳が輝く希望を映し、赤く赤く燃え上がっていた】
- 167黒檀の魔女23/06/05(月) 23:07:38
- 168黒檀の魔女23/06/05(月) 23:08:10
「《砲金の檻 遥けき巨骸》
《黒書は我が手に 綴るは終尾》
《毒持ち侍る蛇蝎の女怪》
《死霧を散らす昏き凶風》
《来たれ 交われ 薪となれ》
《九の暗月 十の烈日 廻り奔りて時を削ぎ》
《淵に座す者 罪灼く業火 涅の牙以て因業を断つ》
タルタロス.ブレイカー
〈奈落に燃ゆる暗き魂〉」
【詠唱の完了と同時に、魔女の周囲の地面が割れ、そこから無明の闇の如き黒炎で形成された龍が出現した】
・・
【──五頭の、龍が】
【古来より、地中は冥府神の司る領域とされてきた。そこに走る地脈もまた、冥府神の管轄内にあるものだと言うこともできる】
【そして〈奈落に燃ゆる暗き魂〉は、冥府の概念を用いた魔術である】
【その合せ技により、魔女は自らの切り札たる魔術を、5倍して繰り出したのだ】
【そして大地を割って顕れた五龍は、暴れ転り遮るものの悉くを灼き尽くしながらソロスに迫り、その身を魂をも呑み滅ぼさんとする】
「───ありがとう、見知らぬ貴女。
私達の友達を、助けてくれて」
2/2
- 169『冒涜』、転変少女◆kaE8Ncvktc23/06/05(月) 23:08:22
冒涜「隙を見せたな、変魂魔法起動、その魂の回路を出鱈目に繋げてやろう、光栄に思え」
【迸る殺気と悪意を向けて魔術師に変魂魔法を打ち込む、魂を書き換え変質させる冒涜の業である】
転変少女「私はこうしましょう!目だ!耳だ!鼻」
【魔術師の両目、耳、鼻を纏った領域で削りとる】
- 170仮面の蒐集家◆YDQHxpAITA5s23/06/05(月) 23:09:14
「……んぅ……はぁ、生き返った心地だよぉ」
「……まぁ、別に息絶えた訳でもなければー、そもそも生きてすらいないのだけれどねぇ」
【魔術師の意識が逸れ、重圧から解放される。それと同時、いまだしつこく噛みついていた毒虫を斬り払う】
「どうしようかなぁ……まぁ、ここは一思いに行こうかぁ」
【二振りの刀を仕舞い、今度は別の刀を取り出す】
【新たに抜いた刀の名は『霧雨』。反りは深いが薄く華奢であり、最も向く用途は奇襲からの一撃離脱】
【──まさに、今がその時】
「……よっ」
【身を沈め、構えて──】
「──っとぉ」
【刃が閃いた】
- 171報恩の両手剣使い23/06/05(月) 23:09:58
- 172女竜騎士23/06/05(月) 23:10:52
「OK,隙あり!」
【戒めから抜け出した竜騎士が魔術師に向けて床を蹴り、解き放たれた天と星の竜が翼を翻してともに迫る。ケルメスのブレードが邪悪な魔術を切り捨てて、リリィの牙が流星のごとく頭上からソロスを襲い――】
「とどめっ!」
【鱗と翼の乱舞の下から現れた、竜騎士の握る聖なる光の槍がその心臓めがけて貫いた!】
- 173詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/06/05(月) 23:11:19
【地に押し潰されながらも謳っていたのが、重圧が晴れた】
「わると てぃむ お わーす!」(今こそ再生の時)
「零より 最大へ」
「雨降らぬ地に 雲を呼ぶ」
「この詩は 冀望の先駆け」
「世界樹育てる 立涌の風」
「永き冬も 渇きの夏も もう終わり」
「芽吹きのとき 来たりませと」
「眠る種子に 雫を注ぐ」
「さすれば」
「願い叶える その実」
「なるだろうと」
『無限の魔力がここだけにあるとお思いで?』
【生命の種子からの魔力を全開に、味方は傷つけない魔力の奔流が魔術師を襲う】
- 174雪女23/06/05(月) 23:11:31
「…あぁ。ふふっ……綺麗だなぁ」
【惚ける様な表情で、しかし殺意は明確に】
【掌を翳してふぅと緩い吐息を吐く】
【それは次第に捩れ狂う吹雪と化し、やがて氷柱と雹すら伴って】【ソロスを飲み込み、貫き、殴打し、抉る──氷罰の猛威と相成った】
- 175〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 23:11:33
【感情を燃料として動いていた殺戮機構としての面影は何も手出しが出来ないままに友達の苦しむ姿を眺めさせられた事によって掻き消え、
残ったのは己の無力さを痛感させられた一人の少女だけ。それでも、友達が立ち上がった姿を涙の滲んだ視界で捉えて】
「ありがとう、ございます。」
【恐らくは手助けをしてくれたのであろう星髪の女性に感謝を述べてから星を掴む様にして天に腕を突き立てる】
【余計な物が削ぎ落とされて、心を鑢で削られる様に消耗して傷付き、それでも『助けたい』という祈りで『殺す』という誓いによって編み上げられた禁呪を起動させる】
「───────────────────」
【深く、呼吸する】
【殺戮の化身とも呼べる様な"魔法"を、今度は怒りと憎しみに飲まれる事なく冷徹に手繰りて放たんとする。
束縛からは彼女の尽力によって解き放たれた。結局私は役立たずでしたわねと微かに自嘲して、決意を懐く】
(私はダメでも、彼女は幸せになるべきなのだから)
【酔いから、幻想から醒める。彼女は水麗ではなく、彼女の父もまた私の父ではないのだと理解して、それでも彼女が幸せに笑える未来を掴む為に全力で吼える】
「〈狂華翠憑─────」
【虚なる水鏡に咲いた狂った華が模り象るは因果応報の一刺し。模倣されるは邪悪なる意思によって創られた黒き槍、己も所詮は我欲に飲まれた愚者であったのだと戒める様にしてソロスの描いた殺戮の幻想が形を写す】
「──────・墜天黯鑓》」
【絶対貫通の一射が空間を裂きながら穿たれた】
- 176呪怨法師23/06/05(月) 23:11:57
- 177重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 23:14:46
※死因関係なく重鎧が敵対する相手に恨みを晴らす理不尽呪術?魔術?のちゃんぽん機構です…とっても理不尽
- 178女竜騎士23/06/05(月) 23:14:46
竜砲はあんまり細かい指定ができずブレス型に吹っ飛ばすのもあり相手が無防備なら100死なすには心臓だよねとシンプルな行動に行く竜騎士であった
- 179黒眼鏡23/06/05(月) 23:15:16
【暗がり──闇の中で負の感情に呑まれた黒眼鏡の意識は彷徨っていた】
「──私は何を……?」
【目の前も見えない中、目的も忘れてただ歩いている】
「……何かだいじなことを忘れている気がする…………」
【胸騒ぎだけが無性に起こっている】
【思い出さねばならない事──】
【やらないといけない事──】
「私じゃない、誰かを……」
【その時、強烈で眩い光が辺りを包み込んだ】
「……!!」
【胸が喧しく響き渡る】
「……そ、そうだっ……」
【やるべき事がある!】
「私には、いえ、私達には今やる事がある!!」
【まるで、繊細な星の輝きの様な──そんな光に向かって走り出す】
「はっ……はっ……はっ……!!!」
【出掛かっている】
【誰かの叫ぶ様な、そんな呼び声が目的を思い出させる】
【涙が落ち、地に触れた瞬間に暗闇が掻き消える】
「私達はっ──!!!」
「エイラちゃんーーーッッ!!!」
【怪物は閃光に包まれ、黒眼鏡の姿を取った】
【そのメガネはアイスブルー色となり、黒衣は白く染まり上がっている】
【それは繋がりが起こした奇跡】
「──っ、と、《灯》……!!」
【思わず紡いだその言葉から、光弾が発射される】
【そうして、忌まわしきソロスという魔術師に向かって真っ直ぐに発射された】
なんちゃってルーザリアの魔法です
- 180賭博お嬢様23/06/05(月) 23:15:42
「役に立たないのはあなたですわ、国の膿ふぜいが! 調子に乗るのもここまでです!」
【宝箱を模したスロット型の魔道具を取り出す】
【スロットが回転し、出てきた数字は――"0"】
【それは、「絶対に負けて堪るか」と強く願った時にだけ出現するナンバー】
【宝箱が開かれ、黒い光が溢れる。宝箱の代わりに令嬢の手の中に現れたのは、一丁の黒い拳銃】
「その汚い中身をぶちまけて、消えてしまいなさい! ――〈ブラック・バレット〉!」
【金の瞳に、黒い星が激しく輝いている。眼から放つ黒い光で射抜くように照準を定め、引き金を引く】
【漆黒の殺意を塗り固めた絶死の弾丸が、一直線にソロスへと放たれた】
- 181黒檀の魔女23/06/05(月) 23:16:47
※【そして大地を割って顕れた五龍は、暴れ転り遮るものの悉くを灼き尽くしながらソロスに迫り、その身を魂をも呑み滅ぼさんとする】
ここの文章からある法則に則って文字を抜き出すと……
五龍転滅
となります - 182GM23/06/05(月) 23:20:30
- 183西海岸の魔女◆.UIszdl3fc23/06/05(月) 23:20:32
西海岸の魔女の本名はガルデニア、和名では梔子
花言葉は「とても幸せです」「洗練」「優雅」「喜びを運ぶ」 - 184高笑い錬金術師23/06/05(月) 23:21:21
立て乙でございますわ~
- 185喪失少女23/06/05(月) 23:21:31
立て乙
- 186〈魔刃剣〉◆gt1ganT7To23/06/05(月) 23:21:38
立て乙です
- 187小さな樹人23/06/05(月) 23:22:00
たておつです!
- 188西海岸の魔女◆.UIszdl3fc23/06/05(月) 23:22:08
立て乙ですー
- 189雪女23/06/05(月) 23:22:14
立て乙ですー
- 190黒檀の魔女23/06/05(月) 23:22:18
立て乙です
- 191『冒涜』、転変少女◆kaE8Ncvktc23/06/05(月) 23:22:35
立て乙です
- 192亡国の王子23/06/05(月) 23:22:36
立て乙です
- 193黒眼鏡23/06/05(月) 23:23:08
立て乙なのです
- 194甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/06/05(月) 23:23:13
立て乙です!
- 195女竜騎士23/06/05(月) 23:23:17
たて乙です
- 196重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/06/05(月) 23:23:25
立て乙です!
- 197報恩の両手剣使い23/06/05(月) 23:23:29
たて乙です
- 198魔刀剣士23/06/05(月) 23:23:31
「死ぬのは君だよ、ソロス」『消えろ、下郎』
【手にする神剣に斬撃を集めていく。斬撃を集めるごとに研ぎ澄まされ、集中し、集約し、収束し、収斂する】
【どこまでも澄んだ銀色の刀身に、静かな波紋が映る。しかし煌めく光は炎のように鮮やかで力強い】
「――年貢の納め時だよ、今までの報いを受けるがいい!」
『この国を苦しめ続けた因果だ、おとなしく受け入れろ!』
【杖に宿っていた数多の絶望の念、堪え続けた王子の念、そしてエイラさんの苦しみの念】
【その全てを一撃に乗せるように、戦いの中で放った斬撃を集め、刀身にひとつに宿して振り下ろす】
「―――『一統弧月』」
【銀に輝く三日月のような鋭い鮮やかな軌跡を描き、力を束ねた斬撃が振り落とされた】
- 199〈杯の中の大海〉23/06/05(月) 23:25:08
立て乙で御座いまする
- 200詩謳う御子◆bRrRGs00cA23/06/05(月) 23:25:19