- 1二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:30:29
- 2二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:32:03
くそっ!お前らそういう関係かよ!
- 3二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:33:29
- 4二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:39:47
わがままユニちゃんはいいぞ
- 5二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:41:35
- 6二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:41:48
ちゃんとアファーマティブって言え
- 7二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:43:17
違う次元の私がやってたとか言って無理やり要求を通すネオユニヴァース概念はあります!
- 8二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:45:37
- 9二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:46:56
フィィィィィン!!
- 10二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:49:03
- 11二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:50:15
ふっ…全く世話が焼ける…
- 12二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:53:07
お兄さまはお願いされたら普通に呼んでくれそう
- 13二次元好きの匿名さん23/06/06(火) 23:59:17
ちいっ
あんたらそういう仲かよ…いい… - 14二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:33:58
「トレーナー」
夕刻のトレーナー室。ネオユニヴァースのトレーニングも終わり、週末までに仕上げなければならない書類と格闘しているところだった。
ノックもせずにガラリとドアを開けたのは自分の担当ウマ娘のネオユニヴァースであった。
夕焼けの赤い光に照らされた彼女は練習上がりの体温もあり、仄かに頬を上記させていた。
「ユニ?どうした?」
「気になることがある」
「っ!!」
俺は書類から目を離し、すぐさま立ち上がった。
『ネオユニヴァースの見える世界』
別の世界線、別の魂、別のネオユニヴァース。
にわかには信じがたいが、ユニは時折そういったどこか違う自分の姿を観測し、未来の事象を確定させていた。
実際に、彼女はそれを元に怪我を察知した。そして、そのおかげで事前に対応することができ、事なきを得たのだ。
その彼女が「気になる」というのなら、それは看過すべきものではなかった。
「何かあったのか?それとも、何か見えたのか?」
「うん。ネオユニヴァースは『観測する』をしたよ。次のレースのこと」
そして、ネオユニヴァースは一呼吸置いた。
「トレーナーはトレーナーじゃなくなる」 - 15二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:36:26
胸に衝撃が走った。
だが、これには思い当たる節がある。
ネオユニヴァースと挑んだクラシック菊花賞。俺は危うくトレーナー資格を剥奪となるところだった。
まさか、また何かトラブルが起きるのか。
「ユニ……それは、どういったことでだ!?回避する方法があるのか!?」
「ある。トレーナーかトレーナーである為に必要なことが……ある」
「なんだ?何でも言ってくれ!何でもする!俺は必ず君の力になる!」
「うん。トレーナー……」
そして、ネオユニヴァースはこう言った
「今日から2人の時は『マイスイートハニーネオユニヴァース』と呼んで」
「わかった『マイスイート……』」
ピタリ、と俺の口が止まった。
「…………は?」
「『マイスイートハニーネオユニヴァース』だよ」
「えっ?」
聞き取れなかったわけではない。
理解できなかったのだ。
「呼んで」
「呼ばないよ?」
「……呼んで」
ネオユニヴァースがズイッと身を寄せてきた。
見上げてくる彼女の瞳からはいつものように何も読み取れない。美しくも薄い霞のかかったような奥を見通せない宝石が俺を見上げてくる。とはいえ、何だかんだ長い付き合いだ。そこに好奇心や期待や悪戯心が混じっているのはなんとなくわかった。 - 16二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:38:59
「えと……ユニ?」
「『マイスイートハニーネオユニヴァース』……だよ」
小動物のように小首を傾げる彼女に俺の胸がウッと詰まった。
「……『何でもしてくれる』……ないの?」
あぁっ!!なんで、そんな泣きそうな声をするんだ!?
チクショウ!焦って言質与えるんじゃなかった!!
だが、もう今となっては後の祭りだ。それにもしかしたら本当にこれがトレーナー生命に関わる可能性もある。
いや、そんな呼び方してるのが周りにバレた方がトレーナー生命に直結しそうな気もするが……
「……『マイスイートハニーネオユニヴァース』」
「…………ふふっ……」
彼女は小さく笑う。それは、プレゼントを貰った少女のような柔らかく、暖かな笑みだった。
「うん……あなたはネオユニヴァースのトレーナーだね」
ネオユニヴァースはそう言い、フワフワと揺れるようにトレーナー室を後にしたのだった。
「なん……だったんだ……」
後に取り残された俺は仄かに熱くなってしまった頬を冷やすのに少し苦労したのだった。
ただ、そこから数日。
「ユニ?……ネオユニヴァース?……『マイスイートハニーネオユニヴァース』」
「アファーマティブ」
といった会話が繰り返されることになることを、この時の俺には知る由もなかった - 17二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:42:00
なんか、興が乗って書いてしまった。
30分程度で書いたから、ネオユニの話し方に不備があっても許して - 18二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:43:42
ウワーーーーッ!!!!辻名作SS書き!!!!!!!!!!!!!!
- 19二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:44:52
こんな深夜になんちゅうもんを読ませてくれたんや…
- 20二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:46:13
- 21二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:46:21
マイスイートハニーネオユニヴァースと呼ばないと反応しなくなるのが外でも続いてそう
ロブロイは筆が進む - 22二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 00:58:35
来たか、どぼめ先生に続く筆の担い手が……
- 23二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 01:18:08
根負けトレと嬉しそうなユニとても好きよ
ひたすらにかわいいね - 24二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 01:33:32
このレスは削除されています
- 25二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 04:04:35
- 26二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:53:36
これは良い「対話」
- 27二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 20:38:06
間違いなく愛してるんだからマイスイートハニーぐらい言えるよなぁ!
- 28二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 20:39:22
名前的にスティルインラブは共感してくれそう
- 29二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 20:40:03
エンヴィーはそろそろ人を疑うことを覚えろ
- 30二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 20:46:47
今回に限ってはエンヴィーさんただの通行人とかファンとかじゃないか?