- 1二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 10:12:10
- 2二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 10:19:30
「今日のトレーニングは~~~」
「(うーん、確かにイケメンではあるよなぁ・・・いけ好かないケド)」
「・・・・・・・い、おい?」
「ん?ってわひゃぁっ!?」
「大丈夫か?オレの声が聞こえていなかったようだが・・・」
「だだだだだ大丈夫!大丈夫だから!(顔!顔近いんだって!)」
《今よ!そのまま顔近づけてチュってするのよ!!!》
「(ここぞという時に出張ってくるな!あっこら!オレのファーストキスは可愛い女の子って決めてるんだ体動かそうと・・・するな!)」
「・・・?」
その時閃いた! - 3二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 10:22:44
戦績は最後まで重賞勝ちきれなくてもG1コレクターになっても面白そうではある
勝ちきれないことでウマ娘としての悔しさを覚えてから重賞初勝利でトレーナーに抱きつくムーブ - 4二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 10:24:49
3個目のセリフのフィールが高すぎて他が入ってこない
- 5二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 10:25:52
たたき込んでくれ
- 6二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 10:33:01
「くっ・・・そぉ・・・!いやだ、いやだいやだいやだ!トレーナーと頑張ったんだ!今度こそ勝つんだ!」
《そうよ!あたし達のフィールで勝つのよ!》
「《今度こそ!》」
みたいな感じでこれまでとっかかりも見えなかった固有発動とかいいよね
このレースが終わった後少し精神が女性に寄っても良い - 7二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 10:58:55
「~♪」
《なによ、お洒落なんかしちゃって。今日、何かあったかしら》
「何言ってんだよ。今日はトレーナーとのお出かけだろ?」
《え》
「なんだよその反応・・・あぁ、お前それが決まった時ぐーすか寝てたっけ」
《ぐーすかなんて寝てないわよ!・・・それより、トレーナーとお出かけ?》
「うん」
《それで、その力の入れよう?》
「え・・・」
《・・・・・・・・・》
「・・・・・・・・・」
「なんでオレアイツのとのお出かけでこんなおめかししてんの!?」
《ついにアンタも・・・》
「泣くな!感動してんじゃねえ!違う!こ、これは違う!」 - 8二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 11:05:08
ところで♀トレに男子中学生みたいなDTムーブばっかかましてくるTSウマ娘に「じれったいなぁ…ちょっとHな雰囲気にしてきます!」するウマソウルとかありますかね?
- 9二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 11:06:48
その場合は♀トレに受けにされるだけなのでムツカシイですねえ
- 10二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 11:31:58
《起きて・・・起きてリン・・・じゃない、起きなさい!》
「ん・・・・う・・・ん・・・」
「先生ー!目が覚めました!先生ー!」
「ここ・・・は・・・」
《やっと目が覚めたのね、この1ヶ月暇だったわぁ》
「誰だ・・・?」
《あぁあたし?あたしは・・・》
「やぁ、───くん、覚えているかね?君はこないだ事故にあい・・・そして・・・」
《アンタの・・・》
「我々の手術により、ウマ娘として一命をとりとめたのだ」
《ウマソウルってやつね》
「・・・・・・・は?」 - 11二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 11:52:14
「はぁ・・・頭の中でウマソウルの声がする、と」
「はい・・・コレ、なんなんですかね・・・」
《コレって言うな~!言っとくけど幻聴じゃないわよ!》
「幻聴じゃないらしいです、幻聴ですかね」
「んー・・・医者の目から言わせてもらうと幻聴と判断したいが、ウマ娘には不思議がたくさんある。特に君は手術の影響によるウマ娘化だ。我々には及びもつかない何かがあるのかもしれない」
「ところで・・・どんな手術したらヒトがウマ娘になるんですか?」
「あぁ、これはアグネスタキオン氏の考案した方法でね。ウマ娘がヒトと比べて生命力が強いことは知っているね?そこでウマ娘から採取されるウマムスコンドリアと呼ばれる物質をヒトに注入することで細胞を活性化させ、生命力をブーストさせる、というものなのだ。本来はウマ娘になることなどないらしいが・・・」
「つまり原因不明ってこと、ですか・・・」
《いいじゃない、冴えない坊主頭からこんな可愛いウマ娘になれたのよ?》
「あぁもううるさいな!」
「・・・・・・やはり少し様子を見るかい?」
「あ、いえ大丈夫です・・・大丈夫・・・」 - 12二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 11:55:13
「ところで・・・」
「?」
「ウマ娘の体になった訳だが、ウマ娘としての名前の自覚は、あるかね?」
「え・・・?」
「ウマ娘とは生まれながらに異なる世界から名前を授かる存在だ。後天的になった君にも、それは適用されるのか、と思ってね」
「オレの・・・名前・・・」
《あぁ、それなら・・・》
- 13二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 11:58:18
突然の安価で芝
- 14二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:04:58
↓
- 15二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:05:11
センスオブワンダー
- 16二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:06:58
- 17二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:10:21
「・・・ールド」
「?」
「ミッシングゴールド・・・らしいです」
「それは・・・君のウマソウルが?」
「そうですね・・・オレの名前は、なのでミッシングゴールド・・・うん。ミッシングゴールドです」
「・・・なるほど、君に不思議としっくりくる。その声は本当にウマソウルなのかもしれないね」
《だからそうだって言ってるのに!》
「ただ、うるさいんですよねこれ」
「ははは、友好な関係を築けるといいね」
《もー!》 - 18二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:22:04
ミッシング
欠けていること。失われていること。また、行方不明の状態であること。 - 19二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:23:15
「さて、ところで・・・」
「?」
「君のこれからについて話をしよう」
「これから?」
「君はウマ娘になった。そして今アグネスタキオン氏に話を聞いているが、それは不可逆の可能性が高い。つまり・・・君はヒトには戻れない」
「・・・・・・」
《そりゃそうよ。ヒトから進化したがウマ娘って話もあるらしいし?》
「なんで知ってるんだよ」
《アンタの記憶覗いてるからよ・・・ま、破廉恥な》
「そんなとこ見るんじゃねえ!!!!」
「お、落ち着いて、ミッシングゴールドくん」
「ごめんなさい・・・それで?」
「あぁ、もし君が望むのであれば・・・トレセン学園に籍を置かないかい?もちろん、いくつか制約は設けさせてもらうけどね」
「トレセン・・・学園に・・・?」
力尽きそう\(^o^)/ - 20二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:23:31
ロストボールみたいな名前だな…
- 21二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:25:14
https://www.amazon.co.jp/Missing-Gold-Max-Anderson-Castel/dp/1693677423
この本を馬名の由来にしたウマソウルが入ったのかな?
- 22二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:26:07
TSウマ娘流行ってんねぇ…
まちたまえ、ウマカテでは大昔も昔から流行っていたのだ - 23息抜き23/06/07(水) 12:28:25
「お前!!!やったな!!!」
《何がかしら~?》
「しらばっくれんな!レース翌日は疲労で動けないからって主導権奪ってゴスロリでパフェ食いに行ったのは割れてるんだぞ!!!!」
《証拠あるのかしら~?》
「S・N・Sにあがってんだよ!!!!どーしてくれんだクールなオレのイメージを!!!」
《アンタをクールだと思ってる子なんて一人もいないわよ》
「はああああああああ!!!???」 - 24二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 12:46:34
びぼーろく
ミッシングゴールド
高等部1年
身長:小さめ
胸:標準
ウエスト:細め
お尻:小さめ
脚質とか:その内安価
自意識:男
ウマソウルゴールド操作時
身長:小さめ
胸:おっきい
ウエスト:標準
お尻:標準
自意識:女 - 25二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 13:03:19
えっ主導権切り替わると体型変化すんの!?
- 26二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 13:07:09
したほうが面白そうだなって・・・考えただけなのでしてもしなくてもいいとされている
- 27二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 13:17:05
- 28二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 13:17:29
まぁおっぱいおっきくしたい!って場合は変化してもいいしちっぱいがいい!って場合は変化しなくていいということで何卒
- 29二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 13:17:57
疲労で動けないところをソウルが動かせば動ける……つまり二人交互ならレース連続で出ても実質疲労ほぼなしでいけるのでは!?
- 30二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 13:19:09
- 31二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 13:39:35
ハイペースでトレーナー契約までいくしかねえ!
- 32二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 15:46:30
あれから病院で少しのやりとりをして、家に帰ってきた。
新しく増えた"いくつか"のパーツによって─あるいは1ヶ月近くの昏睡状態による体力の低下からか─バランスがとれず、何度か転びかけたのはナイショだ。
家族は何も言わずにオレを出迎えてくれた。
・・・嘘をついた。思い切り可愛がられた。「かわいー!」ってもみくちゃにされた。母さんは年を考えてほしい。
「さて・・・」
変わらない部屋に置かれた姿見で、自分の姿を確認する。
部屋は変わらないのに、だからこそ、オレの姿はかなり違和感があった。
「赤い・・・な」
性別が変わったりだとかウマ娘になっただとか、そういうのを除けば一番の変化はやはり髪の毛だろう。
燃えるような───なんて口が裂けても言えない、どちらかと言えばえんじ色の髪の毛。
「ゴールドって名前なのに金色じゃないんだな」
一人ぼやいて気がつく。そう言えば金色って赤色が下地になってるだとか。
「なるほど、ミッシングゴールド(失われた金色)ってこと?」
《多分ただの偶然だと思うわよ》
「一人シリアスにやってるんだからいきなり口を出すんじゃねえ!!!」
色々もう台無しじゃねえか! - 33二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 15:47:31
《それで、どうするのよアンタ》
「どうするって・・・」
《トレセン学園。行くの?》
「・・・・・・」
悩む。少しだけ悩んで、しかしそれは悩むまでもないことだった。
「行くよ」
《へえ?》
「オレ、トレセン学園に行く」
《意外ね。男だからいけなーいとか言うと思ったわ》
「え?」
《だってトレセン学園ってウマ娘専門の学校よ?女の子しかいないわよ》
「わ・・・」
《わ?》
「忘れてたあああああああああ!!!!!!」
《あ、こいつバカだわ》 - 34二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 16:17:45
- 35二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 16:30:12
「あー来ちゃった、ほんとーに来ちゃった。大丈夫かこれ、大丈夫かこれぇ・・・」
《まーだぐちぐち言ってるのね・・・いい加減腹くくりなさい男でしょ》
「男だからだよ!!!あーーー・・・くそ!行くか・・・」
あの初日からしばらくして。
オレは、トレセン学園の門前に来ていた。
時間は既に授業が始まっている時間だったので、校庭には誰もいない。
「と、とりあえず理事長室に行けばいいんだよな、そうだよな・・・」
《挙動不審すぎて笑えるわね・・・あ》
「煽るんじゃねえゴールド。仕方ないだろこんな・・・わぷっ」
オレの中のウマソウル──ゴールドと話しながら前に向かっていると、しかし前方不注意だったのでむにゅ、と誰かに当たった。
「いた・・・くはないけど・・・ご、ごめんなさっ!?」
「君・・・大丈夫・・・?」
慌てて顔をあげると、そこにはスーツ姿ですっごい美人のお姉さん。
そして丁度オレが見上げた位置に顔があるってことは・・・
「(今オレが当たったのはお、おおおおお、おっp)」
《なーに慌ててるのよ。この数週間お風呂とか入ってもう何度も見てるでしょ》
「(自分のものと人の物は違うだろーが!!!)」
《ちょーっと顔が当たっただけでテンパりすぎなのよ・・・あ、でも気になるわねちょっと体貸しなさい》
「(あっ待ておま・・・)」
「えっと・・・君、大丈夫・・・ずっとうつむいてるけど・・・」
「・・・・・・」
「え、ええと・・・」
「・・・!」
むにゅうっ!
「・・・!?」 - 36二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 16:36:38
「・・・・・・」
ぐりぐりぐり、と顔を胸に押しつける。
「え、えっと・・・こ、こういう時は・・・」
女性がしばらく混乱をしていると、ピタリ、と体の動きが止まり、いきなりバッ、と。"ようやく"オレは顔を離すことができた。
「ごごごごごご、ごめんなさい!ちょ、ちょっと意識が朦朧としてたかもしれません!」
「あ、そ、そう・・・保健室、行く・・・?」
「だ、大丈夫です・・・そう、大丈夫・・・」
なんとか言い訳を絞り出しながら、脳内でゴールドにぼろくそに文句を言う。
「(ふ、ふざけんなふざけんなふざけんな!お前!勝手に体の主導権奪いやがって!この!)」
《だってあたしも気になったんだもん、おっぱいに顔を埋める感触》
「(やっていいことと悪いことがあるだろうが!!!あぁホントごめんなさいお姉さん!!!)」
「え、と・・・それで君は・・・遅刻かな?」
「あ、い、いえ・・・今日から転校でして・・・今から理事長室に・・・」
「そう。私もこれから理事長なの。良かったら名前、聞いてもいいかな?」
「あ、はい、ミッシングゴールド、オレはミッシングゴールドです。」
「オレ?」
「あ、すみませんクセで・・・」
「そう、気にしないでおくね。私は今日から赴任した新人トレーナー。よろしくね」
「は、はい・・・よろしくお願いします」
これが、オレとトレーナーさんの1人との出会いだった。 - 37二次元好きの匿名さん23/06/07(水) 17:58:20
トレーナー、いっそ男性トレーナー+新人女サブトレーナーの方向性でいこうか女トレーナーとの2マンセルか悩んでる
- 38二次元好きの匿名さん23/06/08(木) 00:09:19
男トレ相手に恋愛脳発揮して欲しさはあるが百合してぇ〜!
- 39二次元好きの匿名さん23/06/08(木) 00:42:21
TS物というのは突如女になった男が距離の近い女子にドギマギしたり心に残る男で女子をキュンとさせ百合の沼に沈める物と認識している
つまり百合だ
私は精神的おねショタの百合が好物だ
私は同年代の女なぞ興味無いとでも言いたげなマセガキが大人のお姉さんの色香に惑わされる展開が好きだ
つまり百合だ - 40二次元好きの匿名さん23/06/08(木) 09:43:07
「歓迎!トレセン学園にようこそ!」
理事長室へやってきたオレたちを出迎えてくれたのは、幼女だった。
・・・え、ホントにこの人が理事長?
トレーナーさんと顔を見合わせる。
トレーナーさんも同じ反応をしているようだ。
「大丈夫ですよ、この人がトレセン学園の理事長、秋月やよいさんになりますよ。そして私は理事長秘書の駿川たづなです。よろしくお願いします」
その反応を察したのか、後ろに控えている緑の服の人──たづなさんが補足をしてくれる。
「あ、ありがとうございます。えっと、ミッシングゴールドです・・・その、オレの事情は・・・」
「承知!既に理解はしている。君にはいくつか不便を強いることはあるだろうが、トレセン学園は君を歓迎する!」
不安げに訪ねたオレの言葉に、安心させるように力強く答えてくれる理事長さん。
その言葉に、オレは少し安心するのだった。
───でも、不便ってどんなのがあるんだろう。 - 41二次元好きの匿名さん23/06/08(木) 18:26:32
期待age
- 42二次元好きの匿名さん23/06/08(木) 22:54:18
こっから数ヶ月飛ばしてのを書いてるけど筆進まね〜
明日の昼には必ず…