- 1二次元好きの匿名さん23/06/09(金) 15:15:12
トレーニング終了後、トレーナー室で練習メニューをまとめていると、さっきまでソファに座っていたブライアンがなにかを思いついたようにこちらへと向かってきた。
「おい」
「はい……」
ブライアンは耳をペタンとして頭をズイッと差し出してきた。これは「撫でろ」の合図。
お望み通りに頭を撫でると、ブライアンは気持ちよさそうに目を細める。彼女の黒髪は流れるようにキレイで、とってもさわり心地が良い。思わず撫でる方も夢中になってしまう。
「おい」
「はい……」
しばらく撫でていると、ブライアンは耳をピンと立ててこちらを睨んだ。これは「飽きた」の合図。
頭から手を放すと、ブライアンはソファへと戻っていった。
またしばらくして、今度は栄養学に関する本に目を通していると、再びブライアンがソファから立ち上がりこちらに向かってきた。私の手足と机の隙間を器用にくぐって、大胆にも私の膝の上に座りこむ。どうやらスキンシップを求めているようだ。また彼女の頭に手を伸ばす。
「おい」
「はい……」
睨まれた。膝に座りたいようだが撫でてほしくはないらしい。おとなしく手を引っ込める。
こんなことをしていると、もうとっくに日が暮れ始める時間になった。席を立とうとするとブライアンも立ち上がる。
今夜の晩御飯は野菜炒めにしようかなどと考えながらトレーナー室を出る。
「おい」
「だめです」
「……」 - 2二次元好きの匿名さん23/06/09(金) 15:15:28
- 3二次元好きの匿名さん23/06/09(金) 15:19:11
いい…このあと
「おい(今買いに行けばいいだろうついでに食いたい肉も見繕うぞ)」
「それもそうだね」
みたいな会話をしてそう…周りから見ると意味不明だな?? - 4二次元好きの匿名さん23/06/09(金) 15:19:57
クソ甘やかしまくりやんけ
- 5二次元好きの匿名さん23/06/09(金) 15:37:12