【閲覧御注意】潔世一の求心力胎動源 考察スレ

  • 1羽虫23/06/11(日) 21:13:08

    スレタイの通り何故潔世一は一部の読者から圧倒的熱量で支援されているのか、その熱量の胎動(芽生え)源は何処から来るのかを考察しつつ、その考察により明らかになった彼の魅力を讃美するスレ主の駄文を垂れ流していくスレとなります。
    スレを立てた経緯としましては、潔世一の人を惹きつける要因を見直したらたくさんの彼の魅力に改めて触れることができ、その思いを皆様と少しでも共有したいと思い至ったが故でございます。

    羽虫のように矮小なる存在の私が潔世一という珠玉へと思いを馳せる事実への懺悔と、彼への尊拝を込めてコテはこれで行かせて頂きたく思います。

    ※スレを読む前に必ず念頭に置いて欲しいこととして、今から書き込んでいく考察はあくまで私の中で導き出した個人的な観点からの意見に過ぎません。皆様それぞれが持っている持論を否定する気は毛頭ございません故、暖かい目で見てくだされば幸いです。なるべく現実に存在する事象・実験を引き合いに出しながら考察しましたが、おそらく皆様の価値観と合わない場面が多々ある上に知識不足による穴だらけのものとなっております。ご注意ください。

  • 2二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:13:55

    ヘタクソ

  • 3二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:14:41

    >>2

    声がつくとますますとヤバいなという気持ち

  • 4二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:16:07

    もしかして前、四字熟語のお勉強ができるスレ立ててた羽虫さん…?

  • 5二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:16:33

    出たな!潔世一の羽虫!
    待ってたぞ!

  • 6羽虫23/06/11(日) 21:19:05

    >>4

    >>5

    前のスレを覚えてくださっている方がいたことに驚いています…ありがとうございます!



    では、前置きが長くなりましたが書き込んでいきたいと思います。長文ばかりですがお付き合い頂ければ幸いです。

    今回は3人の友人A B C (全員潔世一最推し&最新話まで読破済み)協力のもと潔世一への熱い思いを伝えてもらい、その意見を元に考察を深めて行きました。以下、LINEで送られてきたほぼ原文のまま載せています。(あにまんへの掲載許可は全員から貰い済みです)↓



    友人A「シンプルにカッコいい!!自分は割と飽き性だし堪え性がなくて何でもすぐ諦めちゃうから、どんな逆境でも諦めない潔の姿にいつも元気を貰ってるし憧れてる!カイザーに負けるな!!頑張れ!!!この間は久しぶりにゴール決めてマジ嬉しかった〜!!!!\\\\٩( 'ω' )و ////」



    友人B「世一本人が自覚していないところでめちゃくちゃに人生or脳を破壊されたい。

    俺の人生を殺してくれ。とどめを刺してくれ。

    ライバルは馬狼とニ子と泥舟とネス。」



    友人C「色んな男共の脳を破壊してるし、破壊したことに対して良心の呵責を感じることもなく、なんなら気付かないまま突き進むエゴすぎる世一の様子を読んでて、この主人公はハマったら絶対ヤバいやつやん、戻れなくなるやんって漠然と感じて目を逸らし続けてたけど、そう思えば思うほど目で追ってたし脳が世一に染まっていった…

    もう自分を騙せない…今じゃ立派な最推しだよ

    チクショウ!!!!!!!!!!!」



    以上3つの意見を元に、以下考察を述べさせて頂きます。

  • 7羽虫23/06/11(日) 21:21:49

    ※潔世一はどういった所で人を惹きつけるのか、皆様も自分なりの意見、考察を好きに呟いて下されば幸いです。
    もちろん考察だけではなく潔世一のこういう所が好き、このシーンで推しになった等、彼への愛を語るレスでも構いません。
    ただし愛を語る場合はあまりにも過激な発言、
    表現は避けるようお願い致します。
    そして、人の意見を否定することはなきようお願い致します。潔世一を嗜む皆様はそれぞれの価値観、世界を持っています故、尊重し合い語れたら幸いです。

  • 8二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:23:53

    ほしゅ

  • 9二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:23:56
  • 10羽虫23/06/11(日) 21:25:21

    ではまず、友人Aの思いを軸とした観点から潔世一の魅力を推察して行きます。↓

    友人A「シンプルにカッコいい!!自分は割と飽き性だし堪え性がなくて何でもすぐ諦めちゃうから、どんな逆境でも諦めない潔の姿にいつも元気を貰ってるし憧れてる!カイザーに負けるな〜!!頑張れ〜!!この間は久しぶりにゴール決めてマジ嬉しかった〜!!!!\\٩( 'ω' )و //」

    この発言から分かる通り、Aは自分に持っていない「諦めない」能力を持つ潔世一に強い魅力を感じ惹きつけられているのが分かります。
    これを私は、「相補性の法則」に近いものだと仮定しました。この法則は自分にない長所や考えを持つ相手に惹かれるという心理で、無意識に己の足りない部分を相手で補おうとする現象を指します。例で言うと、背が低い女性が高身長の男性を好ましく思うのはこの法則に当てはまります。

  • 11羽虫23/06/11(日) 21:26:09

    ですがこれだけだと、堪え性がない性格のAに潔世一の性格が偶然相補性として映っただけで、他の者に当てはまるわけでは無いと、例えば諦めない性格の人には潔世一は刺さらないという結論になってしまうのではないか、と思った方が多いでしょう。
    しかし、よく考えてみて下さい。バスタードミュンヘン選択後の彼の姿を。
    チーム内でも上位の実力者達(カイザーやネス)から剥き出しの悪意と妨害を受け続け、勝手の分からぬチームの中、詰みにも等しい環境下で「諦めない」という気持ちを見出せる人間が果たしてこの世界にはどれほどいるのでしょうか。正直なところ、私はほとんどいないのではないかと睨んでいます。
    「諦め」とは一種の「ストッパー」です。その問題に向き合い続けると精神に多大な負荷がかかる、又は崩壊する可能性があると認識した頭脳が、逃げという一手を正当化させるため思考回路へと警告を送る危険信号です。
    カイザーの回想にも何人か心を折られたであろう選手たちの姿が描かれていましたが、彼らはある意味至極真っ当な人間であったと言えます。
    「諦め」というストッパーが正常に働き、カイザーに膝を折るという選択肢を取ったのでしょう。
    ここから導き出されることは何か、そう。潔世一はそのストッパーが壊れているか、存在していないと思われるという事実です。何故なら彼は、決してカイザーに屈しない。率直に表すなら、彼は「異常」であり「欠落」しているのです。
    これは作中でも、モニタールームでのカイザーが「普通の人間の思考回路ではない」と彼を評していることからかなり信憑性が高いのではないかと思われます。

  • 12羽虫23/06/11(日) 21:29:04

    こんな事を彼に対して言うのは不敬の極みだと分かっております。しかし、常人には持ち得ない、つまり「異常」と、「ストッパー(諦め)の欠落」を抱える彼を表現する単語が、私如きの浅はかな脳味噌ではこう表現するほかありませんでした。
    しかし潔世一の持つ「異常」と「欠落」を、私は断じて欠点として認識しておりません。基本的にこの2つの単語はマイナス寄りのイメージがありますが、今回の相補性を中心とした議題では、むしろこの2つは選ばれし者が持つギフテッドとさえ呼べるでしょう。ここまで諦めを知らない者はそうそういない、大体の人が潔世一と同じ領域に辿り着くことなく諦めのストッパーが発動する。彼と同じ領域に行くための「欠落」という「異常」が、常人には「不足」しているのです。そして、「相補性の法則」とは、己に「不足」しているものを人が他人に求める心理。つまり何が言いたいのかというと、潔世一はほとんどの人間、普通の人、つまり常人に対して「相補性の法則」を発揮できるという事実に他ならないのではないでしょうか。
    潔世一は、数多の人間に相補性を与えられるよう、神から「異常」と「欠落」を授かった逸材と言い換えることも出来る。私はそう考えています。

  • 13羽虫23/06/11(日) 21:31:15

    彼は、適応力の高さと本人のメンタルの強さで我々の総補性を満たしてくれる。そこに我々は好意的な感情を無意識の内に抱きます。それが「推し」だという認識に繋がっていくのではないでしょうか。
    本来なら欠点になりやすい欠落ですら相補性へと変換し、生きているだけで我々に充足感を提供してくれる……………
    この時点で彼がどれだけ珠玉なる人間であるかが理解できると思います。彼はほとんどの人間の相補性心理にすら「適応」し、供給を与え賜うて下さるのです。まさしく適応能力の天才。
    そんな彼に今日も我々は魅せられているのではないでしょうか。

  • 14羽虫23/06/11(日) 21:33:10

    Aの意見から見出せる潔世一の傾心力胎動源は以上となります。
    結論に辿り着くまでの道筋が大変長文となってしまい分かりにくかったと思いますので簡潔に纏めさせて頂くと、


    「相補性の法則」とは、自分に不足している要素を他人に見出し好感を抱き、補おうとする心理・現象だ。        
              ↓
    そして潔世一の持つ「不屈の精神(諦めという感情の欠落)」は常人には持ち得ない授かり物だ。
              ↓
    つまり、大体の人間が持ち得ない(不足している)ものを持つ潔世一は、ほとんどの人間に
    「相補性の法則」を発揮できるのではないだろうか。        
              ↓
    そんな潔世一が、至高であり尊い存在なのである。

    …という形となります。

  • 15羽虫23/06/11(日) 21:36:01

    >>9番さん、前スレありがとうございます。

  • 16二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:38:23

    とりあえずスレ主がすごいことはわかった(語彙力)
    この羽虫また文章力で殴ってくるよぅ…

  • 17羽虫23/06/11(日) 21:42:07

    相補性を胸に支え合い生きていく人間の様子を美であり善性だと謳う者はこの世界に数多といます。
    しかし潔世一、貴方は人から吸収したら最後、吸い尽くされた哀れな獲物に見向きもせずただ前へと邁進して行くのでしょう。
    1人で完結し成長していく貴方は、荒野に咲く一輪の花が如く完成された美そのものなのです。
    それはふたつの「コドク」、蠱毒と孤独を制す独裁者。そんな花に焦がれ軽々しく摘んでしまおうと手を伸ばす愚者へ、貴方は隠し持っていた棘でその無礼者を刺し殺し自らの養分へと変え、美しく咲き誇るための糧とするのでしょう。

  • 18羽虫23/06/11(日) 21:42:46

    綺麗な花には棘がある。貴方の棘はあまりにも鋭く、美しく、貫かれることさえこの上ない幸福だと錯覚させる、いや事実であると確信させる妖艶さを孕んでいます。
    貴方のその絢爛たる美しさは、人の犠牲、執着、憎悪など重すぎる肥料の上に成り立っているのです。

  • 19羽虫23/06/11(日) 21:44:12

    しかし貴方は、根腐れを起こしてもおかしくないほど重いその肥料でさえ足りんとばかりに人から盗み、そこから導き、養分を得ようと今尚も成長し続けている。その恐ろしいまでの貪欲さに我々は魅せられてやまないのです。ここまで相手を「喰う」ことに重きを置いている彼を見ていると、もしかしたら彼は一輪の花というより食虫、いや、食人植物と呼んだ方が正しいのやもしれません。貴方の成長過程に貢献することすらできない無力な私では、貴方の日々の邁進を祈ることぐらいしか出来ることがありません。今日も貴方の棘に刺し殺されることを夢想し、貴方の根元で養分へと成り果てる人々に羨望を向ける浅ましい羽虫がここにいます。

  • 20二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:49:18

    スレ主の圧倒的な語彙力と洞察力に度肝を抜かれました、相変わらず凄ぇ

  • 21二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:50:30

    これは深淵(褒め言葉)初っ端からぶっ飛ばしてくるところは変わってないなこの羽虫…

  • 22二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:50:33

    なるほど
    友人Aの意見と「相補正の法則」を交えた話は、簡単に言うと潔世一を「推し」にしている人間は自分に足りてない欲求を潔世一で満たしてる…的なことでいいのか?
    潔世一の立ち止まるところを知らない異常な精神は、例えると自分の知らない感覚を味わえる薬物みたいな
    相補正の法則がこれで合ってるのかは分からないけど、取り敢えず自分がスレ主の文章力に重い往復ビンタされてることは分かった

  • 23二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 21:51:24

    自分にないものを持ってる人に惹かれるみたいな話かなぁ

  • 24羽虫23/06/11(日) 21:56:12

    >>22

    >>23

    その解釈で大丈夫です!私が伝えたいと思っていた内容が伝わっていて嬉しい限りです。ありがとうございます。

  • 25羽虫23/06/11(日) 22:01:25

    では次に、Bの意見を軸とした観点から潔世一の魅力を考察していきましょう。↓

    友人B「世一本人が自覚していないところでめちゃくちゃに人生と脳を破壊されたい。
    俺の人生を殺してくれ。とどめを刺してくれ。
    ライバルは馬狼とニ子と泥舟とネス。」

    この発言はAと比べてかなり特殊な視点から潔世一を吟味していることが伺えます。
    ちなみにB本人から、「こういった破滅願望を抱くのは潔世一に対してだけ」と断言されているので、彼は元々破滅願望者のきらいがあるというわけでは決してありません。では何故、潔世一に「だけ」Bはこのような感情を抱いてしまうのか。そこにこそ、潔世一が持つ傾心力の秘訣が隠されていると仮定します。
    そして、その秘訣が大きく関わっているのは潔世一が使い分ける「飴と鞭」の鮮やかさにあると私は睨みました。

  • 26羽虫23/06/11(日) 22:03:18

    皆さんは「パブロフの犬」という実験を知っていますか?有名な実験なのでご存知の方も多いかもしれません。
    その名の通りパブロフさんという学者が行った条件反射に関する実験で、
    メトロノーム(ベルやホイッスルという説もあります)の音を犬に聞かせた後、餌を与える。この流れを毎日繰り返し、犬に習慣化させます。すると、犬はメトロノームの音を聞いただけで条件反射で脳が餌を貰えることを期待し、口内に唾液が分泌される様になった…という実験です。

  • 27羽虫23/06/11(日) 22:05:19

    Bの様子は、個人的にこの実験とよく似ていると感じます。メトロノームが潔世一のレスバ、つまり「鞭」と仮定し、その後の試合外の穏やかな好青年の潔世一を餌、つまり「飴」と仮定してみたらどうでしょう。彼は今まで、たくさんの人間の脳味噌と情緒をぐちゃぐちゃにしてきました。そんな彼の様子をずっと追い続け、読み続けていた読書の我々がパブロフの犬と同じ状態に気付かぬうちに陥っていても、何らおかしくはありません。現に、Bも明確に潔世一へハマったきっかけは、馬狼へのヘタクソ→なんか好きだ俺!のシーンを読んだ時だと口述しておりました。

  • 28羽虫23/06/11(日) 22:06:42

    強烈な毒を吐く、つまり鞭モードの彼を見ると、その後に好青年へと戻り飴を吐く彼を無意識の内に期待する…そんな「過程」に抱いていた条件反射がいつしか潔世一という生命体自身への劣情や思慕へと変質し、彼の刺々しい鞭の一面が現れる瞬間自体に唾液を分泌する犬と同じように期待し、快楽や幸福を感じるよう転じていったのが、破滅願望を抱く様へと落ち着いた結果なのではないかと私は考えています。これはある意味、試合で見せる鞭の面の潔世一に強く「適応」したファンがなりやすい現状のように感じます。
    飴だけでなく毒を持ってしても人を惹きつけてやまない潔世一は、まさに魔性そのものが人の器を持ったかのような危うい魅力に満ちているのです。

  • 29羽虫23/06/11(日) 22:09:13

    今回は分かりやすい例としてパブロフの犬を引き合いに出させて頂きましたが、私は決して潔世一に破滅願望を抱いている方々を軽視している訳ではありません。もしも私の考察で不快な思いを抱いた方がいましたら申し訳ありません。ここにて謝罪をさせて頂きたく思います。
    私はむしろ、そんなファンの方々に感嘆の念さえ抱いています。形は違えど、潔世一を嗜む同士としての仲間意識は勿論あります。しかしそれだけではなく破滅願望を抱くほど彼に己の全てを壊されたい、捧げられる覚悟を持つのは並大抵の熱量では届きません。
    それだけ潔世一への想いが強いからこそ成立する推し方だと私は思っております。ある意味1番真っ直ぐに潔世一へ思いをぶつけているので、
    Bの様なファンの方は純粋とさえ言えるのかもしれませんね。

  • 30二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 22:11:10

    羽虫さんの全員に配慮していくスタイル素敵

  • 31羽虫23/06/11(日) 22:13:20

    今回も非常に長文となってしまいましたので簡潔にまとめさせて頂くと、


    潔世一に破滅願望を抱くファンは、彼が使い分ける飴と鞭に魅せられていると仮定する。
              ↓
    そんなファンたちは条件反射で彼の毒舌、エゴイストな鞭の面の後に、好青年な飴の面を「期待」する。
              ↓
    その「期待」がいつしか鞭の面モードの潔世一自身に向くよう転じて行き、破滅願望を抱く現状へと変化した…
               ↓
    そんな毒(鞭)を持ってしても人を魅せる潔世一は、どこか蠱惑的な魅力を纏っている…

    …という形でございます。

  • 32羽虫23/06/11(日) 22:15:10

    他人によってもたらされる破滅、それは本来であれば忌むべきものであり、げに憎むべき物。良好な人間関係を築く上でのベース、コツは好意であり、好意を感じて貰えると相手はこの人をもっと知りたい。話してみたい。という興味に繋がり、関係継続のきっかけになるのは世の常識だと思います。

  • 33羽虫23/06/11(日) 22:16:01

    しかし潔世一は数多の人間から憎悪、執着、下手したら嫌悪など、重過ぎる感情を抱かれている。そして我々読者は、そんな彼から目を逸らす道を取ることなどできやしない。いや、許されない。
    潔世一に魅せられた者が辿るべき道は、花々が咲き誇る芳醇な香りの美しく緩やかな道ではなく、彼が根こそぎ吸収し喰い尽くされた死の道にあり、彼が喰った獲物たちの屍が重なる険しき道にこそ絶景という概念を少なくとも私は見出しているのです。

  • 34羽虫23/06/11(日) 22:17:06

    彼の進む道に屍が増え、険しくなればなるほどそれは潔世一という人間が成長できた証でもある。そんな死の道を思い浮かべてそこに満ちる死臭に思いを馳せると、それはどんなに美しき花の香りよりも私の心と鼻を昂らせてやまないのです。
    言うなれば私は、貴方が生み出した屍にたかりおこぼれを啜る卑しき羽虫。
    そんな穢らわしき羽虫ができることは、貴方のその鞭により羽が打ちのめされ飛べなくなり、地に伏せた死にかけの虫と成り果てても尚、貴方への信仰を持ち続けること以外ありません。この気持ちだけが貴方へと向けることが出来る、唯一の純なる物なのです。

  • 35羽虫23/06/11(日) 22:26:57

    本日書き溜めていた分の文章は、以上となります。
    明日の夜ごろにもしもスレが残れていたら、最後のCの考察を書き込ませて頂きたく思います。一度に大量の長文を投稿してしまったので大変読みにくいスレとなってしまい、申し訳ございません。どうしても潔世一に抱く感情が抑えきれなかった私の未熟さが露呈してしまい恥ずかしいばかりですが、もう少し付き合ってくだされば嬉しいです。

    皆様も是非、潔世一への好意、愛、考察など、肯定的な意見を書き込んで行ってくださいませ。
    また、私の考察に対し何か質問などあれば答えられる範囲で答えさせて頂きます。
    それでは、長くなりましたが今回はここで落ちたいと思います。ここまで読んでくださったスレ民の方々に関しては誠にありがとうございます。お休みなさい…。

  • 36二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 22:38:46

    スレ主乙!絵になる文章書くなあ〜

    潔って他人に嫉妬とかしないんだろうな
    雪宮とかは視野が狭くなって己の過去しか見てなかったから潔に嫉妬しかけてたけど
    潔は常に未来しか見てないから、他人に嫉妬しようが無い
    未来(光)、過去(影)のどっちを重要視してるか、そこに心の強さの秘密があると思う

  • 37二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 22:39:15

    潔世一という薬物を感じ続けたせいで禁断症状が出そうだ…

  • 38二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 22:52:08

    すご……………えっ??すご…………………………(溶ける語彙力)
    どんな頭してたら(褒め言葉)こんな量の文章浮かぶの……………???なんか文で殴られすぎてまだ頭がついてってないんだけど……………

  • 39二次元好きの匿名さん23/06/11(日) 23:04:19

    自分、今まで推しのことはとにかく可愛い!って愛でるタイプだったのに、潔世一のおかげで熱に浮かされたような煩瑣なキモチを得てしまった。しかもそのキモチは時計の針が進むごとに感度を増してゆく
    こんなに盲目的な感情初めてだよ…

  • 40二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 00:12:42

    今度は四字熟語じゃなくて心理学のお勉強だぁ……………マジで羽虫さん何者なんです???

  • 41二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 00:39:03

    なんか胸がドキドキしてきた…信仰に立ち返るべき時が来たのかな……

  • 42二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 00:43:28

    羽虫さんに質問しようかと思ったけど文力に殴られすぎてそれどころじゃなかったから何も出てこんかったわ()

  • 43二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 00:50:16

    確かに長文だけどすっっっごい丁寧に噛み砕いて説明してくれてて分かりやすい…自分は正直考察文とか読み解くの苦手なんだけど何となく言いたいことは伝わったからやっぱこの羽虫の文章力おかしいよ…(※褒め言葉)

  • 44二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 01:02:41

    語彙力と文章力と分析力の暴力

  • 45二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 01:07:27

    >>41

    バカ!!気をつけろ!!!羽虫のスレ(というか潔世一スト深淵勢のスレ(※褒め言葉です))は摂取しすぎると戻って来れなくなるぞ!!!用法容量を守るんだ!!!!もう手遅れっぽいけど!!!!!!

  • 46二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 01:13:36

    潔世一に魅せられた者が辿るべき道は、花々が咲き誇る芳醇な香りの美しく緩やかな道ではなく、彼が根こそぎ吸収し喰い尽くされた死の道にあり、彼が喰った獲物たちの屍が重なる険しき道にこそ絶景という概念を少なくとも私は見出しているのです。

    ↑正直ここの文を読んだ時ガチで打ち震えた。なんか、うまく言えないんだけど世一は綺麗な人間だけじゃなくて、色んな人を狂わせてる。そしてそんな世一をどう受け止めてスレ主が推してるのかをあまりにも美しく鮮烈に表現してて……ごめん、言葉がまとまらないわ。とにかく感動した。すごいねスレ主。

  • 47二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 09:06:52

    人生滅茶苦茶にされたいというか圧倒的な熱量と光で脳を焼いてほしい
    こんな思いはじめてだよ

  • 48二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 11:43:37

    羽虫の皮を被った不定の狂気or深淵来たな……………(褒め言葉)

  • 49二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 12:07:49

    潔世一のをヲタクって語彙力高い人多いよな本人並みの語彙を持って語られる深淵

  • 50二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 12:19:20

    みんなのレスの後ろに(※褒め言葉)って注釈大体付いてるの笑う

  • 51二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 14:32:28

    なるほどなぁ……………新しい試合が始まるたび今回はどんなレスバが飛び出すかなってワクワクしながら連載を追っていた俺は、知らぬうちにパブロフの犬になっていたのか……………

  • 52二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 15:57:57

    軽い気持ちでスレを読み始めたら一冊の小説を読み終わったレベルの達成感を今感じている…密度が凄いよ……………

  • 53二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 17:42:41

    羽虫さんの考察とても興味深く、面白かったです。
    今回のパブロフの犬の考察では、「好青年」の面を飴としていましたが、飴だと考えられる部分は他にもあると考えています。(ご友人の方が、ヘタクソ→なんか好きだ俺!のシーンで好きになったということでしたので、別の話になってしまいますが)
    潔世一はその進化の速さも相俟って、壁に何度もぶち当たります。その度に我々の予想を超えたカタルシスを与えてくれます。
    潔世一が勝利を気持ちいいと感じるように、我々も強烈な気持ちよさ=カタルシスを感じており、それを飴と捉えることが出来ると思います。

    ①潔世一が必ずカタルシスを与えてくれるだろう信頼感。
    (羽虫さんのおっしゃるよう、常人を超えた精神のためどんな壁でも絶望しない)
    ②我々の期待値を上回るカタルシス
    (潔世一の着地点はいつも読めない※。読めないが、伏線があり理路整然とした道筋があるため、納得感がある。まさにパズルのように)
    ※凛、馬狼、カイザーの勝ち方など
    ③潔世一の進化の速さ故にカタルシスまでのサイクルが短い。
    (しかも章を追うごとにその速度が増している)

    ①から潔世一はカタルシスを与えてくれる存在だと認識し、②のように我々の思考に収まらない刺激を与えてくれ(毎回同じだと人間は慣れてしまう)、③のように何度も味合わせてくれる。
    まるで麻薬の存在というのは言い得て妙です。

    そして、カタルシスは章を追うごとに大きくなり、世一の言葉も強くなっていく。ここから、世一の切れ味のある言葉が強くなればなるほど気持ちよさを感じることが出来る、という構図が出来上がるのではないかと思います。

    また、潔のヘタクソ→好青年には「ゲインロス効果」も関係ありそうですね。

    考察の間に、長文失礼しました。
    Cさんの考察も楽しみにしております。

  • 54羽虫23/06/12(月) 21:59:56

    皆様、今日も1日お疲れ様です。スレが残っていましたので最後のCの考察を書き込ませて頂きたく参りました。レスをくれた皆様、ありがとうございました。


    そして>>53様、興味深い考察をありがとうございます。

    カタルシス=飴説、とても興味深く読ませて頂きました。

    確かに、適応力の天才故短いスパンで飴を提供してくれる潔世一が麻薬のような中毒性を秘めているところには共感しかありませんね。違う視点から潔世一の中毒性を知ることができて、また一つ彼に対する思いが深まった次第です。勝手ながら強く仲間意識を貴方様に感じさせて頂きました。

    そしてゲインロス効果も盲点でした。確かに、ヘタクソのシーンはプラスからマイナスの振れ幅があまりにも大きいシーンだったので、かなり密接に関係していそうですね。

    イングランド戦後に和解した雪宮もかなりこの効果に近しいものを感じます。

  • 55羽虫23/06/12(月) 22:01:47

    それでは最後に、 Cの意見を軸とした観点で潔世一の魅力を推察していきたいと思います。↓

    友人C「色んな男共の脳を破壊してるし、破壊したことに対して良心の呵責を感じることもなく、なんなら気付かないまま突き進むエゴすぎる世一の様子を読んでて、この主人公はハマったら絶対ヤバいやつやん、戻れなくなるやんって漠然と感じて目を逸らし続けてたけど、そう思えば思うほど目で追ってたし脳が世一に染まっていった…
    もう自分を騙せない…今じゃ立派な最推しだよ
    チクショウ!!!!!!!!!!!」

    Cの意見はAやBの意見とは決定的に違う点が一つあります。それは、「潔世一への感情の始まりが、マイナスからのスタートだった」という点です。いえ、マイナスというよりは、己に潔世一は危険だと暗示をかけていた状態だったと言うべきでしょうか。しかし、最終的にCは潔世一を最推しの枠に収める形に落ち着いています。これは何故なのでしょうか。ここに重点を置いて、今回は推察して行きたく思います。

  • 56羽虫23/06/12(月) 22:02:25

    私はCが辿った一連の流れを、「カリギュラ効果」に近いものから来ていると仮定しました。この名称も有名なのでご存知の人も多いかもしれません。この効果は、「禁止・制限されている事象に対して逆に興味をそそられてしまう」心理現象のことを指します。
    分かりやすい例だと、押すなと言われたボタンを押したくなってしまう心理はこれに当てはまります。

  • 57羽虫23/06/12(月) 22:04:02

    Cの思いの胎動源をカリギュラ効果だと仮定すると、 今回はAやBと比べてとても単純明快で結論に辿り着きやすいですね。そう。皆様も既にお気付きだと思いますが、Cは自分で自分にカリギュラ効果を発生、暗示させ自滅しているのです。ドツボにハマった、とも言えるでしょう。C自身の口述の一部にもその片鱗が分かりやすく見えています。↓

    「この主人公はハマったら絶対ヤバいやつやん、戻れなくなるやんって漠然と感じて目を逸らし続けてたけど、そう思えば思うほど目で追ってたし脳が世一に染まっていった…
    もう自分を騙せない…今じゃ立派な最推しだよ
    チクショウ!!!!!!!!!!!」

  • 58羽虫23/06/12(月) 22:05:09

    この発言は典型的なカリギュラ効果と言えるのではないでしょうか。見てはいけない(ハマったら絶対ヤバいやつやんという口述)と暗示をかけるから目で追ってしまう…
    禁ずるほどその対象のことを考えて(脳が世一に染まっていったという口述)しまう…
    そんなCも、今では潔世一の痛バを作るために5万円を溶かす健やかなファンとして日夜生を育んでいます。毎日が楽しそうで、友人としてはとても嬉しい限りで御座います。
    昔のCは目立った趣味もなく何事にも無関心で日々をぼーっと過ごしがちな人間でしたが、今ではこんなに愉快な人間へと生まれ変わり日々を謳歌しているのです。
    やはり潔世一は日々に彩りと活力や、人が変わるきっかけを与える珠玉と言えるのではないでしょうか。

  • 59羽虫23/06/12(月) 22:06:52

    そしてこの件の驚嘆すべきところは、C自身もハマってはいけないと自覚までして潔世一を避けようと足掻いていたのに、結局彼に魅せられた者の仲間入りをしている所です。カリギュラ効果がそういう心理だと言われればそれまでの話ですが、やはり自覚している人間を撤退させる、他のキャラへ推し枠を譲るという選択肢を取らせずカリギュラ効果のルートへと引きずり込んだ潔世一の求心力は、驚異的だと言わざるを得ないでしょう。

  • 60羽虫23/06/12(月) 22:07:57

    Cは、潔世一への危機感を重視し彼から距離を置く(潔世一以外のキャラを推しとする)という選択肢を取ることも出来たはずなのです。しかし、Cは己の心の危機感を潔世一に喰いつくされ敗北し、今では潔世一へ五万を溶かす使者へと成りました。これは、潔世一の魅力が人の警戒心さえ己への思慕へ捻じ曲げるほどの圧倒的な「何か」を持っているという証明にもなるのではないでしょうか。彼はやはり、数多の祝福に恵まれた自覚なき傾人の化生であり愛し子で在られるのです。

  • 61羽虫23/06/12(月) 22:09:40

    今回も長文でしたので簡潔にまとめさせて頂くと、

    Cは潔世一に危機感を抱いていたが、その危機感がカリギュラ効果(禁じている事象ほど触れたくなる心理)へと転じてしまった。
              ↓
    Cは危機感に従い潔世一から距離を取ろうと模索するも、足掻けば足掻くほど足を掬われていった。      
              ↓
    そして最推しが潔世一へと相成った。
              ↓
    危機感を自覚していたにも関わらず、それを己の思慕へと捻じ曲げてしまう力を持った潔世一は、人を惑わせる凄まじき「何か」を持っている…

    …という形になります。

  • 62羽虫23/06/12(月) 22:16:08

    禁忌、それは相応の理由があり禁じられている恐ろしきものにも関わらず、時に甘美な毒酒となり我々を誘う概念。深淵のように、一度覗けば相手から囚われてしまう怪物なのです。
    潔世一、貴方もその身に深淵を飼い慣らしているのでしょう。一体どれほどの人々が貴方という深淵へと身を投げ、今も尚揺蕩い続けているのでしょうか。
    貴方自身が深淵という魔力を孕んでいるのは勿論ですが私は特に、貴方の蒼海よりも青く、深海よりも深い求心力を秘めたその瞳に日夜魅せられているのです。

  • 63羽虫23/06/12(月) 22:17:43

    試合以外の時は人を気遣いやすく、慈しむ優しき眼差しに溢れた慈母なる光を放つその瞳は、試合になると海を燃やし尽くすほどの蒼炎となりエゴという名の熱を灯すのです。その炎に1度焼かれたらもう戻ることなどできません。
    この体が炭と成り果てて燃え尽きても、貴方が日常で見せる好青年な一面で、私はまた息を吹き返し生を受けます。それが、再び貴方の鋭い言の葉によりとどめを刺される運命を辿ると理解しながらも生き返ることをやめられない。私の命は、貴方の弁舌一つに握られているのです。

  • 64羽虫23/06/12(月) 22:18:58

    知らずの内に人を狂わせ、気まぐれな甘い言の葉一つで人を救い上げる。人の心や命に対しての認識があまりにも軽い天上の存在、神や悪魔が如き人智及ばぬ理不尽さを孕むその様は禁忌に指定するのに相応しい危うさを秘めています。
    そんな貴方の進む様を追い続けることが、私にとっては救いとなり、どんなものよりも己を奮い立たせてくれる天啓であられるので御座います。

  • 65羽虫23/06/12(月) 22:29:31

    今回の考察は、これで以上となります。短くまとめることができず長文となってしまい、まだまだ己の未熟さを感じ入る次第ですがもしもここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら誠にありがとうございます。ここにて感謝を伝えさせて頂きたく思います。
    この拙文で少しでも潔世一が魅力的だと感じる方を増やすことができましたら嬉しいです。
    私はこの後書き込むことは特にございません故、残りは好きに使うなり、落としてしまうなりしてしまって結構です。
    それでは、僭越ながら失礼致します…。
    最後になりますが、皆様の潔世一を携えた良き生活への発展を、心よりお祈り申し上げます。

  • 66二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 22:45:57

    羽虫さんお疲れ様ー!文章力、分析力共にお腹いっぱいだわ。前スレに続き、いいもん読めた満足感すごかったよありがとー!

  • 67二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 22:52:21

    世一がサッカーに出会った時感じた「サッカーは美しくて残酷なスポーツ」という言葉をそのまま体現してるよね

  • 68二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 23:22:13

    スレ主乙ー!また世一の新しい魅力を知った気分になれたし、考察が自分に結構思い当たるところが多くて、なるほど…自分はこういう状態だったのか…って当てはめながら読めて面白かった!またスレ立ててくれると嬉しい。

  • 69二次元好きの匿名さん23/06/12(月) 23:42:13

    深淵が深淵の話しとる……………()

    スレ主お疲れ様!自分では思いつかない視点ばっかで見てて新鮮だったよ。心理学のお勉強もできたし何か頭良くなった気がするスレだったわ。

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