【ポケモンニュース】各地のビークインの群れが一斉に崩壊…原因は不明

1二次元好きの匿名さん21/12/05(日) 21:28:56

シンオウ各地に生息し、その蜜がスーパーに並ばない日はないほど生活に根ざしているビークインとその群れ。
今、各地で群れからの大量失踪が報告され、各方面に動揺が走っている。

通常、ビークインの群れは女王である1匹のビークインと多数のこどもやミツハニーで構成される。女王の死まで群れは存続し、女王の危機には群れの構成員たちが自らの命を掛けて敵に対抗することで知られている。

近年の美容ブームを追い風に生産拡大を続けていた養蜂業、しかし今回取材に訪れたズイタウンの養蜂場では多くのビークインが弱った姿を見せていた。

「一昨日まで群れに不審なところは見当たらなかったんだが、昨日の朝覗いたらミツハニーがほとんどいなくなってたんだ…今は女王が数匹残ってるだけでそれも弱ってきている。これまで(養蜂を)がむしゃらにやってきたんだが正直言ってもう引退するしかないかもな」(養蜂場の管理人)

大量失踪の報告は本日までで50件以上あり、未だ確認されていないものも含めると正確な被害はこれより遥かに多いと推測される。

実はこの大量失踪事件はシンオウが初めてではない。
2年前のガラル地方でも同じような現象が発生し、養蜂界に深刻な被害をもたらした。原因は未だ調査中だが、農薬や移動養蜂による感染症を原因とする見解が有力とされている。

「まだ確定的なことは言えないですけど、複合的な要因によって女王のビークインの回復力が弱ってしまうのがまず第一の症状かなと。その時になにかあって大きなダメージを受けると動揺した子ども達が女王の指令を聞かず逃げ出してしまうっていうのが私が立てた仮説です」(ガラルのポケモン研究者)

写真:ミツハニーとともに羽を休めるビークイン(ハクタイの森)

対策はあるのだろうか？むしポケモンに詳しい四天王のリョウ氏に話を伺った。
「これはかなり深刻な事態と見るべきです。まずはナナカマド博士と協力し、野生の群れでこの現象が起こっているかを調査していきます。
注意点としては、既に崩壊が起こった群れ出身のビークインやミツハニーを他の元気な群れと混ぜてはいけないということですね。同じ症状が元気な群れにまで及ぶ可能性があります。現状では可哀想ですが隔離するしかないでしょう…」

ビークインの群れはその蜜だけでなく作物の受粉など様々な形で人類の活動に関わっている。原因の究明と対策が急務だろう。