- 1二次元好きの匿名さん23/06/15(木) 22:25:05
- 2二次元好きの匿名さん23/06/15(木) 22:28:31お兄さんもシコられる覚悟で仕事していると思うよ 
- 3二次元好きの匿名さん23/06/15(木) 22:32:37自分の兄弟姉妹のシコスレとか嫌すぎる… 
- 4二次元好きの匿名さん23/06/15(木) 22:33:39え、有栖川兄のシコスレ…? 
- 5二次元好きの匿名さん23/06/15(木) 22:44:53・有栖川家の長男だから経済誌とかで顔見せしてる可能性がある 
 ・妹がアイドルやるぐらいだから多分美形
 ・妹と関係良好で私生活のエピソードも出回ってる可能性がある
 ・言うまでもなくお金持ち
 シコられねぇ理由がない
- 6二次元好きの匿名さん23/06/15(木) 22:46:59事務所のwi-fiに繋いで改めて確認してみるとなぜかスレの削除が可能に 
- 7二次元好きの匿名さん23/06/15(木) 22:51:29クラスメイトの裏垢でとどまっている園田弟シコに比べると 
 有栖川兄のシコは範囲が広すぎて対処が難しい
- 8二次元好きの匿名さん23/06/15(木) 23:09:15(あの夏葉にあそこまで信頼されてる283プロのプロデューサーとやらは一体誰なんだ…) 
 そう思う有栖川兄はプロデューサーを会いに行くが、そこで彼は驚愕することになる。
 なんと283プロのプロデューサーは中学時代の部活の先輩だったのだ。
 有栖川という名家の一人である自分にあそこまで見返りや蟠りなどなく寄り添ってくれた人は彼一人だった。
 なのに、
 「初めまして、283プロのプロデューサーを勤めております。妹となる有栖川夏葉さんの担当プロデューサーでもあります」
 初めましてじゃないだろう、俺はあなたの後輩だったんだよ。
 思い出の中の先輩と同じの笑顔をした男が同じ声で挨拶を交わしてくる。
 俺の事などまったく知らないように。
 今まで感じた事のない暗い感情が混み上がって来るのまで分かる…こんなの俺じゃない。
 「……妹からよく聞いております。いつも妹の為に尽力してくださってありがとうございます」
 だから出来るだけ平然のフリをして握手を交わす。
 その力強く、温かい手の温もりも、記憶の中の先輩と違わない。
 本当に先輩は俺の事など忘れたのか?俺なんか数ある友達や後輩の中の一人でしかなかったのか?
 自分の存在が『そんなもの』でしかないとか信じたくない。
 あなたは俺の尊敬する先輩で、大事な人でもあった。だったら俺もあなたにとってそうであるべきだろう…!
 夏葉と夏葉の所属するユニットの活動について先輩が語ってくれてるが、その声はまるで囁く詩のようだ。
 遠い昔に忘れて来た唄。
 俺は先輩の指先から首元までその滑らかな動きを眺めてる。
 そう、中学の時、コートで練習に打ち込む先輩の手足一つ一つを網膜に焼き付かせようとしたあの時の様に
- 9二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 00:16:04有栖川兄とシャニPのBL…"アリ"だな… 
- 10二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 00:42:36脳みそバグる 
- 11二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 01:02:33樋口が新たな扉を!? 
- 12二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 01:38:22
- 13二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 01:52:16りんちょこ大歓喜スレ 
- 14二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 05:08:48文豪果穂かと思ったら文豪有栖川兄だった 
- 15二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 07:36:12「夏葉、今日はこれで終わりだけどどうする?……ジムは駄目だぞ?オーバーワークだ」 
 ――あぁ。俺も、練習試合終わりに似たようなこと言われたっけ。「勉強はいいけど、疲れてるときにやっても駄目」だっけ。あの頃は、よくわからないまま従っていた。
 「あら、流石にそんな無粋なことはしないわ」
 夏葉もさらりと笑う。あの頃の俺にはできなかった柔軟さだ。実家にいたころにはなかった余裕だ。焦燥がなく、上昇志向が落ち着いている。いい経験をしたのだな、と思う。
 「……兄さん?」
 「……あぁ、どうした?」
 「どうした、じゃないわよ……兄さんらしくない」
 「ははっ、お兄さんも夏葉の撮影に見惚れてしまいましたか?」
 「えぇ、そんなところです」
 半分嘘だ。着飾った夏葉なんて、実家でも何度も見た。
 半分本当だ。その夏葉が、先輩の言葉でふと表情の艶(いろ)を変える瞬間は、兄から見ても美しかった。
 「これからの予定はどうですか?良ければ食事でも……という話をしていたのですが」
 「そう、ですね。是非」
 「ふふ……こっちの『下町のレストラン』というものを案内してあげるわ」
 「……なぁ夏葉、せっかく兄妹水入らずでもいいんだぞ?」
 「いいえ。『せっかく』って言うなら、それこそ、せっかくの機会なんだから兄さんとあなたの交流を深めてほしいわ。これからの私とあなたのためにもね?」
 「……あぁ。そうだな……お願いします、プロデューサーさん」
 「ね。そうと決まれば行きましょう!」
 プロデューサーさん。先輩、ではない。口の中が乾く。
 夏葉、俺はお前が知らないところで、2年間交流を深めていたんだよ。そう言うことも出来ないまま、歩いていく二人の背中を見守る。
- 16二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 07:39:07先輩の脚は長い。一歩が大きくて、ついていくことを諦める者も多かった。 
 夏葉の足は速い。兄の俺でも追い抜かれないように必死だった。
 その二人が、今はゆっくり歩幅を合わせている。実家にいたころも、ステージに立つ今も強すぎる存在感を放つ夏葉も、先輩と並べば静かに咲いている花のよう。誰も彼もを狂わせた超人が、今は年下の少女に振り回されている等身大の男だ。
 月並みな表現だが……お似合い、というのはこういうことなのだろう。二人がその気かはわからないが、傍から見ていればもはや夫婦だ。
 兄として、先輩は愛しい妹を託すに足る信頼できる男だ。後輩として、夏葉は彼に相応しい素晴らしい妹だ。二人がその気ならば全力でサポートしよう。この二人が政略で引き裂かれないよう根回ししておかなくては……実家は俺が継ぐし、夏葉自身も断りそうだから心配はないのだろうが。
 「兄さん?」
 「大丈夫ですか?お兄さん、お疲れならホテルにお送りしますが……」
 「……あぁ、大丈夫です。その……少し、考え事を」
 ……そうか。二人がそうなれば、俺は……妻の兄、か。もう彼の後輩ではなくなる。名前では呼んでもらえないんだな。
 『実家がどうかは関係ないだろ。そうだな……苗字でそう感じるなら、名前で呼んでいいか?』
 夏葉を夏葉と呼ぶ彼の横顔が、あの頃の俺に笑いかける姿と被る。懐かしい……梅雨の晴れ間だ。
 「ほら、この写真……ユニットの皆と、彼の誕生日を祝ったの」
 『有栖川くんのことが、好きなんです!お食事とか……どうですか?』
 玉の腰狙いの女子の顔と、彼を誇る夏葉の横顔は、被らない。夏葉は、自覚していないだろうけれど、本気なんだろう。
 兄として祝福したい。
 後輩として応援したい。
 だけど。俺は……あなたの妻の兄である前に、あなたの後輩なんですよ、先輩。
 ……だけど。
 「……夏葉?これから行くレストランは……フライドポテトは旨いかな」
 「ポテト……?えぇ!果穂も樹里も大満足よ」
 『これから予定がないなら……そうだな、ハンバーガーでも行かないか?』
 練習試合の後、誘ってくれた先輩。思い出の味。ファストフードの濃すぎる味。「有栖川の長男」ではなく「俺」のための味。子供の頃の思い出の味。
 それを、今夜……大人の味で塗りつぶしてしまおう。夏葉にも「プロデューサーさん」にも気付かれないように、そっと決意した。
- 17二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 08:56:33あにまんアイマスカテには定期的に文豪が出現するので非常にたすかる 
- 18二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 15:43:53
- 19二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 15:54:03
- 20二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 18:31:07あのぉ…夏葉さん…? 
 もしよろしければ有栖川出版あたりでPとお兄様の本など販売してみては…??
- 21二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 18:44:16有栖川兄もシャニPに『俺が行くからさ!』されたのか… 
- 22二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 21:42:19「ポテト、うまいな」 
 「でしょう?プロデューサーも気に入ったなら何よりだわ。このレストランは樹里が見つけたの、いいお店よね」
 「あぁ。お店の雰囲気も、味もいい。だけど……三人で食べてるから、もっと旨いよ」
 「まぁ」
 先輩……じゃない、プロデューサーと夏葉がテンポよくしゃべっているのを聞きながら、俺もひとくち摘まむ。確かに旨い。前菜のような立ち位置で出されたが、小腹くらいならこれでも十分満足できるかもしれない。
 それにしても、先輩は……相変わらずだ。いつも場を明るく取り持って、気恥ずかしい言葉もさらりと言って。その眩しさで俺がどれだけ救われたかも、それを失ってどれだけ暗闇をさまよったかも知らないのだろうな。
 「そういえば、あの時も同じこと言ったっけ」
 「あら。……えぇと、どのときかしら。食べ物の話題なら、智代子か果穂と一緒のとき?」
 「あぁ、そうじゃなくて」
 二人の、あるいは放クラの思い出トークを聞く観客の気分。それでいいさ。妹夫婦を見守るというのは、存外悪い気分じゃない。
 「ほら。西との練習試合の帰りにハンバーガー食ったよな。あのとき」
 そう思っていたのに。
 「……え?」
 「……あ、あれ?……覚えてるの、俺だけ?」
 「……いえ。あの……せんぱい。おぼえて、らしたんです、か?」
 「……ははっ。当然だろ……大事な後輩なんだから」
 ほら。この人は、いつもこうだ。
- 23二次元好きの匿名さん23/06/16(金) 21:42:30『ハンバーガーとか、こういうの食べたことないです』 
 『そうか!じゃあ、おごるよ』
 『いえ!そういうのは』
 『……じゃあ、ポテト分だけでも』
 『じゃあ、じゃないですよ!』
 『どう?』
 『……塩と油が強すぎます』
 『だな。でも、友達と食べると旨いんだよ』
 『……?』
 『今。一緒に食べてるから旨いよ』
 この人は、いつも人を――俺を、狂わせる。
 「……先輩。俺……また会えて、嬉しいです」
 「……ああ、俺もだよ」
- 24二次元好きの匿名さん23/06/17(土) 00:45:26見事なBLエンドだな… 
- 25二次元好きの匿名さん23/06/17(土) 05:33:52この後色々あって「忘れられてて不戦敗ならよかったのに。きちんと覚えてもらっていた上で、俺は妹に惨敗をする」エンドです 
- 26二次元好きの匿名さん23/06/17(土) 07:39:08負けるのかよ! 
- 27二次元好きの匿名さん23/06/17(土) 08:18:37だって妹思いのお兄ちゃんだし… 
- 28二次元好きの匿名さん23/06/17(土) 08:24:02シャニPがゲイじゃなかったのが敗因かな 
- 29二次元好きの匿名さん23/06/17(土) 12:33:59先輩。俺のことは義兄さんなんて呼ばなくていいですからね 
 夏葉の夫でも……俺にとっては先輩ですから
- 30二次元好きの匿名さん23/06/17(土) 12:46:07自分の兄弟シコスレを見たリアクションなら 
 小宮兄はなんのことかよくわからず他の誰かに聞き
 西城兄は腹を抱えてゲラゲラ笑い
 杜野兄は困ったように苦笑いをして
 園田弟は汚物を見るような目になる
 そんな印象
- 31二次元好きの匿名さん23/06/17(土) 15:49:30和泉弟は小宮兄と同枠として和泉兄は? 
- 32二次元好きの匿名さん23/06/17(土) 22:29:50そりゃもう大激怒よ 
- 33二次元好きの匿名さん23/06/18(日) 09:12:28時々に顕現する文豪共はなんなん? 
- 34二次元好きの匿名さん23/06/18(日) 12:30:04有栖川兄、おいしい素材だから… 
- 35二次元好きの匿名さん23/06/18(日) 21:16:56女の子キャラしか殆ど出てこない美少女ゲームなのにBLネタ二次創作が豊富なの草 
- 36二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 08:30:20このレスは削除されています 
- 37二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 09:05:19
- 38二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 19:43:53そういや天井何才だろ 
 20年くらい前に八雲なみプロデュースやってたから50くらいかな
- 39二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 21:57:50このレスは削除されています 
- 40二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 01:42:19シャニPが男友達とどんな風に遊ぶのかみたい 
- 41二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 08:02:52先輩と普通に遊んだこと、そういえばないかもな…… 
- 42二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:25:36このレスは削除されています 
- 43二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:05:11このレスは削除されています 
- 44二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 23:56:08このレスは削除されています 
- 45二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 06:26:03非業界人だから獲れる出汁もあるんだ 
- 46二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 11:19:11このレスは削除されています 
- 47二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 20:06:23このレスは削除されています