ニシノフラワー「おはようございます、スカイさん」【SS】

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 06:34:45

    ベッドの上で布団にくるまっているスカイさんを揺すります。
    「んむむ……フラワー?」
    スカイさんが眠そうな目をこすります。
    私はもう一度スカイさんの身体を揺すりました。
    「早く起きないと朝ご飯食べ損ねちゃいますよ」
    「ん~、朝ごはん……?フラワー、いま何時?」
    「何時って……あっ」

    枕元の時計を見ると、いつも起こす時間より一時間以上早い時間が表示されていました。

    「ご、ごめんなさい!」
    「にゃはは、いいっていいって。それよりさ」
    スカイさんが布団をはだけます。
    寝間着姿のスカイさんがあらわになります。

    「今日も寒いし、こっち入りなよ」

    少し恥ずかしかったですけど、スカイさんがくしゃみをしたので急いで布団に入りました。
    布団の中にこもる熱。
    スカイさんのものだと思うと、ことさらあたたかに感じます。
    ぎゅっとスカイさんに抱きしめられました。
    ふわりとスカイさんの香りに包まれます。
    目を閉じると、とくんとくんと鼓動が伝わってきます。
    熱も、香りも、鼓動も。
    スカイさんの全部が私をやさしくなでてくれました。

    いつの間にかスカイさんが安らかな寝息を立てています。
    ぽかぽかとした気持ちのまま、私もスカイさんと一緒に眠りの世界へと落ちていきました。

  • 2二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 06:35:33
  • 3二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 07:03:35

    ありがとう、あなたのおかげでかなりマシな朝になった

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