- 1二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 14:22:17
ストライドが広いのになんでコーナリング上手いの?
一般的にはドリジャみたいなピッチ走法ならコーナリングが上手くて中山や阪神の小回りが得意
反対にトプロみたいにストライドが大きい馬はコーナリングが下手で東京みたいな大きな舞台が得意って感じだよね?
1985年 有馬記念(GⅠ) | シンボリルドルフ | JRA公式
- 2二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 14:25:52
パーソロン産駒マジックよ
筋肉と繋ぎの柔らかさに由来する走法が幾つかある - 3二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 14:26:32
- 4二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 14:27:46
- 5二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 14:30:06
- 6二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 14:30:08
- 7二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 15:24:01
- 8二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 15:28:00
- 9二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 15:49:31
中山競馬場は時計回り。だからカーブでは右後脚から先に着地する。二二〇〇メートルレースの時など、デコボコなカーブの周回コースなので、第三コーナーから第四コーナーまで相当な距離がある。先につく方の脚には強い負担がかかるし、左利きのルドルフにとってはかなり苦しいはずだ。逆脚に替えたくなるところだろう。そんな時もルドルフはコーナーを回り切るまで絶対に手前(先に着地する脚)を替えない。
それだけではない。最初のカーブ、つまり第一コーナーから第二コーナーを回ると向こう正面の直線コースに出る。普通の馬は第二コーナーを回ったところで待っていたように手前を替える。
そして、第三コーナーにさしかかるところで、まだ右脚を先に替えるのだ。それをルドルフは第二コーナーを回って、向こう正面の直線に入っても手前を替えず、右脚を先に着いて走り、さらにそのまま第三コーナーから第四コーナーを回るまで、右脚先でがまんしきってしまう。
これはすごいことなんだ。普通の馬ではとてもがまんしきれない。それどころか、苦しくなってくると、コーナーを回っている途中でさえ、強引に脚を替えてしまう馬が多いのだから。
なぜ、脚を替えることをこんなに問題にするかというと、これがレースを勝つ上で、とても重要なポイントだからだ。脚を替えるとまず、タイムにロスがある。またスタミナも消耗する。だから、スムーズに脚を替えることができなかったり、余計なところで何度も脚を替えたりすると、その分遅れてしまうわけ。
(ルドルフの背より引用)
- 10二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 16:32:35
ルドルフの背はもちろん怪文書も書いてあるけど怪文書だけの本じゃないんだよな
とりあえずルドルフファンと岡部ファンの必読書 - 11二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 16:33:27
前にルドルフ本買ったか借りたかした人が読んで「意外と内容まともだった」って言ってたな
- 12二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 16:34:39
骨の研究かなんかでルドルフは典型的な右利きで右回りの適正高いとか言われてた記憶が
左回りは逆にちょっと苦手だったんちゃうか?
それでもつえーけど - 13二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 16:39:58
ルドルフは右利きだったって話と左利きだったって話があるんだよな
たしかどっちも結構信用できる出典があった気がする…どっちなんや - 14二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 16:47:51
岡部さんは左利きって言ってるんだよな確か
- 15二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 20:58:20
ルドルフのストライドって8m70なんだね…(馬の平均が7m30)
馬体は平均的な大きさなのに - 16二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 21:03:49
『加速時の』ストライドが大きいって話だから普段は極端なストライド走法ではないと思われる
でも加速する時ほど勢いつける為にピッチ走法になりそうなもんだけど加速時に飛びが大きくなるのは不思議やな - 17二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 21:06:48
まあ結局オルフェみたいにピッチで走るのも上手いしストライドして走るのも上手いんじゃねぇかな
ダービーとか85年の有馬の最後の直線の加速はやっぱ凄いし(なおめったに見れない) - 18二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 21:23:22
すげぇ
ルドルフの背がまともな目的で引用されてるの初めて見た… - 19二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 21:28:07
- 20二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 22:36:06
ルドルフの背はルドルフの話以外にも岡部くんの騎手学校時代やアメリカでの話も載ってるんだよな
- 21二次元好きの匿名さん23/06/19(月) 22:51:36
マジで全部理解している馬だったんだな
強者揃いの世界で君臨し続けていたのは伊達じゃないね - 22二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 03:28:35
- 23二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:16:06
- 24二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:22:12
- 25二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:24:45
ルドルフが器用でかつ根性があって、そしてそれをやりきれるフィジカル持ちという、すごくすごい馬ということしかわからなくなった
- 26二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:25:37
- 27二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:30:43
パーソロン系は末脚の切れ味に定評がある
牝馬のパーソロンと言われるほど牝馬の活躍馬が多いのも瞬発力勝負を得意とするのは牡馬より牝馬に多いため
体質というか骨が弱めなのもパーソロン系によくあるけど闘争心が強いから故障しても再発を恐れずに走れる馬が多い傾向にあるのが鉄砲駆けの強さに表れているのかもしれない - 28二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:37:35
ローテとかもきついからぶっちゃけ体質とかルドルフの脚が云々じゃなくて当時の競馬の過酷さだと思うわ最早
- 29二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:45:11
- 30二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:47:39
死ぬほどわかりやすくて助かる
- 31二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:49:04
- 32二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:54:08
ルドルフのわからんのは不調なってもいざ勝負の時には戻して来る事。
ダービー後に欧州遠征予定だったのが跛行起こして取り消しなった時もセントライト記念にはしれっと元に戻してきたし。
無敗三冠達成後に出たJCは絶不調三着なのにそれも有馬では復調してんだ。
宝塚直前の跛行は引退も視野に入れてたのに、笹針で治してぶっつけ本番大外で掛かった秋天二着入るしワケわからん。 - 33二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 09:55:37
人間も同じだけど根本的な骨の耐久力なんていくら科学技術が進歩しても大きく限界は変わらんのよ
技術の進歩でガンガン走れるようになってても骨の耐えきれる限界は大して変化してないのに骨に掛かる負荷は増えるからそら故障しやすくなる
日本の馬場で露骨に故障しやすくならないのはそれこそ芝とかの改良の結果なんよ…
- 34二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:00:01
でも柔軟性と比較して骨が脆かったお陰で予後に成りかねない致命的なダメージを負う前に骨折して命が助かってた側面もあったらしいからね
- 35二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:02:48
やっぱりルドルフとオペラオーって完成度高かったんだな
- 36二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:03:26
テイオーは筋肉は柔軟性もあって強かったらしいからなぁ
ボクサーのハードパンチャーみたいなもんよな
強みがそのままダメージになってしまったというか
だからこそかっこいい - 37二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:05:10
別のスレでも書いたけど七冠馬はどいつもこいつも伊達じゃねえのよ
その中でも賢さと距離適性って点まで加味するとルドルフとオペラオーは抜きん出てるって印象がある
プイはほら…その…身体能力は凄まじいんだけどちょっとね…いや頭もちゃんと賢いんだけど…うん…
- 38二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:07:52
ルドルフの場合、弥生賞での怪我とか
宝塚での人災とか、サンタアニタの芝とダートの繋ぎ目に乗ってしまったのが主な理由だから、体質や足が弱いのとは違うと思う
むしろ、パーソロン産駒では、かなりタフな方だと考えられる
- 39二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:08:53
ていうかディープインパクトに関しても普通に賢いし(レースでかかるのは仕方ない)
競走馬としての能力で言えば他の7勝組と比べてもやっぱ抜きん出てるから別の方向で完成度高いよ
賢さなんて極論騎手の言う事ある程度聞けるだけで本来は十分だし - 40二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:11:34
- 41二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:13:07
- 42二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:14:12
サンタアニタで故障引退した後も、しばらくしたら復調してたみたいだしね
- 43二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:19:16
その諦めさせる状況を作らないってのがディープインパクトの強みだからなあ
- 44二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:20:21
- 45二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:22:09
>>41賢さ以外にそういう所もテイオーに受け継がれたのか(松本調教師曰くテイオーはレース使うと走りすぎるので、プール調教等で宥めてた、ラストラン有馬も本当は秋天使う予定だったが直行させた)。
- 46二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:26:04
ダービーのエピソードもそれまで教えられてきたことを折り目正しくやった結果やろうし、節々にある意味神経質で真面目な感じするね
- 47二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:35:22
ここまで見ててルドルフおかしくねって思ったけど、そりゃG1を7勝も出来る程の馬はどっかおかしいよな
- 48二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 11:08:04
ルドルフは賢い上でボスとしてのプライドも高そうだから
一番先にゴールするやつはえらい=つまりおれはえらい。一番練習うまくやるやつがえらい=つまりおれはえらい。一番コーナー曲がれるのがえらい=つまりおれはえらい。
総じておれは一番えらい=だから普段は好き勝手していい!ヒャッホーー!
って感じしてたのかもしれん
天才が勝つための努力してるタイプに思う
引退式とかレースとか調教じゃないのわかってたからか大僧正振り下ろそうとしてたとか言われてるし - 49二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 11:19:57
いつも引用させて頂くが、写真家の今井寿恵氏曰く
「ルドルフはヤンチャで我儘で、人間を人間と見ていないくらいに激しい自我を持っています。むしろ人間が彼にバカにされてるみたい。荒々しくて、何をするかわからないところがある。その雄々しさが、私にはたまらない魅力ですけれど」 - 50二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 11:31:52
このスレ見るまでルドルフとテイオーがそこまで似てないかなって思ったけど結構才能とか遺伝してたんだね
- 51二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 11:34:42
そもそも絶対気性難が産まれるっていう組み合わせであそこまで理性的なのが生まれるたのがバグっぽいと言うか
- 52二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 13:21:10
落ち着いたのクラシック取り出した時くらいで
わりと小さいときのほうがケンカ売りに行ってたとか聞いたがソースはなにか知らん
まあ母親に逆ギレしてる逸話あるし…うん… - 53二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 19:38:14
>>50岡部騎手に「背中とフットワークは父そっくり、落ち着きと賢さは父以上」と言わせ。
ルドルフ管理した野平調教師に「能力にばかりでなく、気品に満ちた佇まいも受け継いでる」と言わせた程だからなテイオー。
- 54二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 19:48:46
そう思うとシンボリルドルフ号が可愛く思えてきたな…
- 55二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 19:53:45
今井氏「ルドルフはねえ、最初からクールな大人びた、精神的に高いところにある馬であるという気がしました。それはレースの運び方を見てても、こんなにレースセンスがいい馬はいないんじゃないかと思った。ルドルフはバレリーナみたいだった。写真写してて。ルドルフはファインダーから四肢がでちゃう。走り方もすっごい伸びやか。ヨーロッパの名画の中から出たようなバランスで、フォトジェニックで惚れていた。貴公子然としていてて、冷やかでしたよ。」
こういう話聞くと確かにルドルフとテイオーは結構似てるような気がする - 56二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 01:20:23
ルドルフは重馬場のジャパンカップを勝つなど重馬場を得手としたけど、パーソロンの直仔では例外的(他には、オークス馬のカネヒムロも重馬場が得意だった)
メジロアサマも重馬場は苦手だったりするし、パーソロンの子供の平均像は重馬場はどちらかというと苦手 - 57二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 07:19:39
同年の桜花賞馬ダイアナソロンも同じくパーソロン産駒で、オークスではあの年の荒れた府中に切れ味を削がれて重馬場巧者のトウカイローマンに負けたのが象徴的
ルドルフは『本質は良馬場向きだが、重馬場も苦にしない』。1985年のジャパンカップは馬場が重かった為自らピッチ走法に変えていたんだとか。器用だったんだろうね - 58二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 13:50:20
不良馬場のバーテン大賞を勝ったゴールドアンドアイボリーや2着のドーンに余裕勝ちしてるから、苦にしないってレベルを超えてると思う
- 59二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 14:00:57
普通の馬は得意条件で90出せればいい所を「良馬場ならその気になれば150出せるけど不良馬場だと頑張っても100しか出せません><」
とかそういう話なんじゃないかなって気はする
- 60二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 14:06:41
よくわかんないけどルドルフは賢過ぎて「こう走ったら効率いいな……」で自分で最適解見つけ出してたってこと?
- 61二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:35:25
テイオーも重馬場ジャパンカップ勝ってる(重馬場JC歴代最速タイム)し親子揃ってパワー有ったのは事実だと思うぞ。
ルドルフテイオーが走ってた時代の府中の馬場って今と比べ物に成らんくらい荒れてる筈だし。
…アレ、ラストラン有馬で今でも歴代6位のタイム出してるテイオーおかしくね? - 62二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 04:41:11
母スイートルナの場合は神経質で終わってしまったのをルドルフは紙一重で繊細さに変えてレースしてる感じだからなあ
- 63二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 12:54:17
母スイートルナから引き継いだルドルフの危うい血。その危うさを収めることに、ボクたちは成功したわけだ。年を追うごとにルドルフは、パーソロンより、ルナの父つまりルドルフの祖父のスピードシンボリに似てきたと言われる。(中略)健気でがまんのいい馬だった。素直な気性で、野平騎手のムチに応えて懸命に走った。
ルドルフはこの祖父のひたむきな勝負魂を引き継いでいるようだ。では、ルナの血は彼の潜在能力の中に埋もれてしまったのか。それは違う。ルナの血はルドルフの性格の中に確かに生きている。騎手の展開をつっぱねて自分の判断で勝ってみせる。この自己主張はスピードシンボリにはないもの。明らかにルナから引き継いだものだ。ルナのもつ激しい気性、癇の強さは、まわりの人間たちの細心の気遣いを受け、ルドルフの中で見事にプラスに消化されたんだ。(『ルドルフの背』)
オーナーの執念で引き続けた気性ガチャが奇跡的に当たったんだな - 64二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 22:05:37
パーソロンとスイートルナの掛け合わせは、素質の面は文句無しなのだが…
気性に問題有りまくりだからな
まさにガチャの大当たり