ラインカリーナの母父が謎すぎる

  • 1二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:37:38

    この逃げを得意とするパイロ産駒の牝馬はラインカリーナといい、現時点で唯一武藤雅騎手に重賞を勝たせた馬です。しかしながらラインカリーナが勝った関東オークスは国際的な格付けがありません。ちなみに500万下では若き日の横山武史騎手を乗せて逃げ切っています。
    そんなラインカリーナですが、血統表を見るとそれなりの弱点があることがわかります。
    それが、「母父が謎すぎる」ということです。
    ラインカリーナの母父はアラムシャーといい、父キーオブラック、母父シャーラスタニという血統をしています。そしてアラムシャーは競走馬としてバチクソ暴力的な男クリストフ・スミヨンを主戦にしあのアイリッシュダービーとキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスという2つの名高いG1に勝利し、ダラカニに唯一土をつけました。この2つのG1を勝った馬は他にもトロイやシャーガー、セントジョヴァイト、モンジュー、ガリレオ、ハリケーンランらがおり、アラムシャーが彼らに匹敵する名馬であることは疑いようがありません。
    では、なぜアラムシャーが母父にいることが謎なのでしょうか?
    それはアラムシャーの子出しがカス過ぎたからです。どれぐらいカスかというと、ウイニングポストであのセイウンスカイらと同じ子出し1なことからもカス具合が伺えます。
    引退したアラムシャーは種牡馬として来日し、初年度となる2004年は65頭に種付けしましたが、産駒の出来が悪かったのか重厚な欧州血統には結局需要がなかったのか、翌年には4頭に減り結局その後二桁になることはありませんでした。そしてアイルランドに再輸出されました。しかしなぜか2008年に日本に帰ってきます。ですが不人気なのは変わりなく、七戸や九州、静内にあるJBBAの種馬場を盥回しにされ2017年に用途変更されました。
    ちなみにアラムシャーのAEIは0.46と、意外にもナカヤマフェスタやバーディバーディに匹敵するレベルで極端に悪いというわけでもありません。それでもアラムシャーの血は不人気であり、繁殖入り出来たのは僅か4頭の牝馬だけでした。
    その中の1頭、フェールクークーの第5子としてラインカリーナは誕生したのです。生産者の執念の結実、それがラインカリーナなのです。

  • 2二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:38:35
  • 3二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:53:01

    拙者、こういう成績が良くて、種牡馬として失敗してどうやったら成功していたのか
    永遠に終わらない疑問を考えるのが大好き侍。

    キタサンの母母父ジャッジアンジェルーチも産駒が体硬くて活躍できなくて、
    何世代か経てから良さが出てきた可能性があるタイプとかもいるし血統ってロマン。

  • 4二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 10:57:53
  • 5二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 11:00:19

    愛ダービーとキングジョージ勝っててダラカニにも土付けたで凄え!と思ったけどその後おお…ってなった
    用度変更って見て一瞬ヒヤッとしたけど今もお元気そうで安心した
    鼻っから日本向きじゃない血統ならともかくシーフザクラウン系は日本でも活躍馬ちょいちょいいるだけになかなか不思議だな

  • 6二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 11:02:16

    >>5

    チーフズクラウンだった

    英語よわよわなのがバレた

  • 7二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 11:03:04

    ついでのように罵倒されるセイウンスカイでだめだった

    でもウイポの子出しって結構適当だからな…CPI1.10に対してAEI0.41と恵まれた待遇からカスみたいな結果のアグネスフライトさえ5だし

  • 8二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 11:05:31

    >>7

    えっそうなんですか

    知らなかった

  • 9二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 11:05:48

    このレスは削除されています

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