【🎲】『アカデミーに入学して間も無くチャンピオンランク!?転入生の魅力に迫る!』1.5

  • 1二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 19:46:18

    落としてしまったので立て直しました。

    もうちょっとで完結するはず……!


    チャンピオンハルトくんの記事を書きたい新聞部の学生さんの話。

    様々な人からお話を聞けたので、最後にハルトくんご本人に話を聞きに行く……という所でしたね。


    前スレ

    【🎲】『アカデミーに入学して間も無くチャンピオンランク!?転入生の魅力に迫る!』|あにまん掲示板※このスレはhttps://bbs.animanch.com/board/1973289/こちらの115の概念を受信して立てたスレになります。素敵な概念とスレ立ての承諾、心より御礼申し上げます。ここは…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 19:46:38

    <新聞部の取材メモ>

    ●インタビュー済

    ・ジニア先生(ハルトくんのクラス担任、なぜか校長先生に怒られてた。後で時間を作ってくれたお礼を言う!)

    ・ペパーくん(ハルトくんのベストフレンド、ペパーくんはダチって言ってた)

    ・白い女の子(ビワさん、スター団だった。ボス?へ取材の可否もとってくれていたらしい)

    ・ネモさん(ハルトくんのクラスメイトで生徒会長、良いライバルらしい)

    ・小柄な男の子(オルティガくん、スター団だった。ちょっとツンデレ?)

    ・ボタンさん(ハルトくんのお友達。スター団だった。恩返ししたくなるくらい、ハルトくんに助けてもらったらしい)


    ●インタビュー出来なかった

    ・ワルっぽい人(取材とかは苦手らしい)

    ・ニンジャ(シュウメイくん、ボタンさん探しを手伝ってくれた)

    ・セイジ先生(授業が終われば?だけど、ペパーくんを紹介してもらったからこれ以上お世話になるのは申し訳ない)

    ・コルサさん(ハッサク先生と待ち合わせ中らしい)

    ・ミモリン(取材する隙もなかった)


    ●これからインタビュー予定の人

    ・ハルトくん(ペパーくんとピクニックした後)


    <メモ終わり>

  • 3二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 19:47:52

    「これからペパーと、一緒にピクニックしようって約束してるんだ」


    ─そうでしたか。仲良しなんですね。


    「うん!ペパーは僕の親友だもん!」


    ハルトくんは笑顔でそう答える。

    こんなにもあどけない表情を見せる彼が、ポケモンバトルでは圧倒的な力を見せている……そのギャップも、彼が持つ魅力の一つかもしれない。


    ハルトくんを待っている間は、どうしようかな……。

    1.自室でひと休み

    2.校内を散策

    dice1d2=1 (1)

  • 4二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 19:54:33

    ミモザ先生から「休憩も大事」と言われていたし……これまでのインタビュー内容を整理しながら自室で休もう。そう考え、学生寮へと向かう。


    その途中で前を通りかかった校長室の扉が、ほんの少しだけ開いている事に気がついた。

    何を思ったか、自分はその隙間から部屋の中を覗き込んでしまった。


    そこで見たのは……


    1.クラベル校長

    2.だ、誰だ……?

    dice1d2=1 (1)

  • 5二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:12:38

    そこには、部屋の主であるクラベル校長が資料に目を落としていた。
    そりゃそうだ、と扉を閉めようとしたところで、ふと顔を上げた校長先生と目が合ってしまう。

    「こらこら、人の部屋を覗き見るのは良くありませんよ」

    至極当然のお叱りを受ける。

    ─ごめんなさい。扉が開いていたので、つい……

    「そうだったのですか……。私の不注意でもあったのですね」

    そう言って校長先生は眉尻を下げた。
    何故か申し訳なさそうにする先生を見て、どうしたら良いか分からず慌ててしまう。

    その時、自分のポケットから大切なものが落ちてしまった。

    「おや、これは……」

    動揺した自分より早く、校長先生がそれを拾い上げる。

    それは、これまでのインタビュー内容をメモしていた手帳だ。

  • 6二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:13:05

    ─あ、ありがとうございます。


    「どういたしまして。……随分沢山の書き込みがされていましたが、内容をお伺いしても良いでしょうか」


    校長先生に「良いでしょうか」と聞かれて断る人がいるだろうか。


    ─転入生のハルトくんについて、記事を書こうとしていたんです。そのために、色々な方からお話を伺っていて……その時に書いたメモなんです。


    「そうでしたか」


    校長先生は柔和な笑顔でゆっくり頷いた。


    1.「私にも是非インタビューを……」

    2.「応援していますよ」

    dice1d2=2 (2)

  • 7二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:13:28

    ごめん…保守できんかった
    期待

  • 8二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:13:53

    早速インタビューできとらん…何故…

  • 9二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:15:11

    「私も陰ながら応援していますよ」

    ─ありがとうございます。

    改めてお礼を言い、校長室の前から移動した。

    さて、自室に戻ってメモの内容をまとめよう……

  • 10二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:23:24

    ハルトくんの用事が終わる前に、これまでのインタビュー内容をまとめておこう。

    まずはジニア先生。
    『好奇心旺盛で、それはポケモンずかんをほとんど埋めてしまうほど。見たことのない……恐らく、遠い地方のポケモンまで捕まえているらしい。危ない場所にも足を踏み入れてしまうのが、少し心配』

    ……うーむ。
    こうしてみると、記事として載せられる内容は限られてきそうだ。

    見た事ないポケモンを連れていると知られれば、それを見たがる学生さんが押し寄せそうだし、危ない場所に……というのも、書いてよいものでは無いだろう。もしそれが侵入禁止のエリアゼロだったりしたら大事だ。

  • 11二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:30:31

    次はペパーくんだ。
    『頼まれたら断らない"なんでもイエスちゃん"そのお陰で助けて貰った。自分も頑張ろうと元気を貰える"げんきのかたまりちゃん"でもある』

    頼まれたら断らない、という部分は少し表記を変えた方が良いだろう。考えたくはないが……悪意を持った人に利用されかねない。書くとしたら『困っている人を放って置けない』辺りだろうか……?
    いや……もう少し定義を狭めて『困っている友人』とした方が良いか?
    ここの表現は、少し考える必要がありそうだ。

  • 12二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:36:17

    次は……ビワさんだ。
    『スター団として戦ったが、その中で優しい人物だと分かった。さらに、ただスター団を壊滅させようとしていたわけではなかった。その人柄から、スター団のボスも協力を求めていたのではないかと考えられる』

    この辺りは、特に問題は無さそうだ。
    強いて言えば、スター団を壊滅させた目的がハッキリしていないのが気になるかな。
    その点に関しては、当事者であるハルトくんに聞いた方が良さそうだ。

  • 13二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:41:15

    ごめーん保守しようとしたら落ちたあとだった!
    ハルトくんへのインタビュー編も楽しみにしてます!

  • 14123/06/20(火) 20:41:31

    とりあえずここまで

    ネルケにエンカウントして欲しかったけどダイス神はクラベル校長派だったみたいですね。

    寝る前くらいに保守がてら別の子の没ネタ投下しに来ますー

  • 15123/06/20(火) 23:06:18
  • 16二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 06:18:24

    ほしゅ

  • 17二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 12:42:03

    あげ

  • 18二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 19:52:45

    保守

  • 19123/06/21(水) 20:01:51

    保守ありがとうございます

    ハルトくん取材前の小まとめ
    続き投下していきますねー

  • 20二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 20:03:03

    ビワさんの次に取材したのはネモさんだ。

    『初めて会った時からチャンピオンランクになる事を確信していた。到達した後も、実力を伸ばし続けている。かけがえのないライバル』

    ここは特に手を加える必要は無さそうだ。
    バトルしている様子を写真で撮らせてもらえたら、ネモさんの話に更に臨場感が出せそうかな。

  • 21二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 20:04:20

    続いてオルティガくん……
    『はじめは対立関係だった事もあり、良い印象ではなかった。しかし、ポケモンバトルを通して彼に敵意が無い事を感じ取り……

    ……むむむ

    ニュアンスが違ってはいるけど、要約するとビワさんと内容がほとんど同じになるな……。
    彼らの立場上、仕方がないのかもしれないが。

  • 22二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 20:05:19

    最後に、ボタンさん

    『自分だけではなく、友達にとっての恩人でもある。相手の意思を尊重して、真っ直ぐ向き合う一面も。その優しさで、沢山の友人から感謝の気持ちを向けられている』

    『真っ直ぐに向き合う』……良い言葉だ。
    ただひたすらに相手を受け入れ続けるだけが、彼の優しさではないという事かな。
    立ち向かうべき時は戦う姿勢も見せる。たとえそれが友人であっても。

    だからこそ、ハルトくんは友達から強く信頼されているのかな。

  • 23二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 20:05:47

    こんなところだろうか……


    さて、あとは一眠りして、ハルトくんの用事が終わるのを待とう。


    1.眠る

    2.(ロトロトロトロト……)

    dice1d2=2 (2)

  • 24二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 20:18:19

    (ロトロトロトロト……)

    遠くで着信音が鳴り響く。
    これは、自分のスマホロトムから?それとも、ただの夢?

    『……ロー、………ハロー…………』

    着信音が鳴り止んで、聞き覚えのない声が聞こえてくる。ハロー、と呼びかけて来たと言うことは……セイジ先生?
    いや、違う。声が先生のそれではない。

    『ハロー、学籍番号■■■■■■■…………』

    知らない誰かの声だけが、ハッキリと頭に響く。

    『僕からも、ハ■トくんの話をしよう……』

    ……少し頑張りすぎたらしい。
    夢の中で、知らない人にまでインタビューをしているなんて……

    『ハ■■くんは、パ■■ア地■を■った■ーロ■だ。そ■て、僕の■リジ■■……■■ゥー博■の■■る■子……■パーに■って■切な■友に■■て■■■……』

    言葉が途切れ途切れで、上手く聞き取れない……

    『未■■■■で、■……■■ゥー■Iも■■って■■と■■■■■■……』

  • 25二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 20:20:07

    …………

    身体を揺さぶられる感覚がして目を覚ます。相棒のポケモンが、起こしてくれたみたいだ。
    時刻を確認すると、ハルトくんと別れてからかなりの時間が経っている。

    慌てて部屋を飛び出し、エントランスへと向かった。

  • 26二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 20:33:13

    エントランスを見回すと、バイオレットブックを読んでいるハルトくんを発見した。

    ─ハルトくん、お待たせしてすみません。

    呼びかける声に反応して、ハルトくんがこちらを見た。

    「気にしないで。僕もさっき戻って来たところなんだ」

    そう言って微笑むハルトくんにお礼を言う。

    早速インタビューを始めたいが、ゆっくり話せる場所はあるだろうか……

    「……もしかして、静かに話せる場所がいい?」

    こちらの考えを見透かすような言葉に、思わず反射的に頷いてしまう。

    「それじゃあ、移動しよう」

    ハルトくんに先導されて、エントランスから移動した。

  • 27二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 20:34:45

    連れられた先は、学生寮にあるハルトくんの部屋だ。

    奥へと案内された先で、机の上にある写真が目に止まる。
    ペパーくん、ネモさん、ボタンさん……それから、変わった見た目のモトトカゲがハルトくんと一緒に写っていた。

    ─良い写真ですね

    「うん」

    ハルトくんは、はにかみながら頷いた。

    ─では、改めまして……ハルトくん、アカデミーに転入してからのお話を聞かせてください

  • 28二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 21:34:28

    「パルデアに引っ越してきて、このグレープアカデミーに入学して……沢山の思い出ができたんだ。ペパーと一緒に、すっごく大きなポケモンと戦って、ひでんスパイスって言うのを集めたり。ネモに勧められて、各地のジムを巡って、リーグに挑戦したり。ボ……えっと、カシオペアさんの依頼で、スター団の事を解決したり。沢山の人と出会って、バトルして、仲良くなったんだ。」

    ─はい、皆さんからもハルトくんの事、沢山伺いました。

    ジニア先生、ペパーくん、ビワさん、ネモさん、オルティガくん、そしてボタンさん
    彼らの話を少しだけ、ハルトくんに伝えた。

    「……そっか。へへっ、なんか照れちゃうね」

    そう言うハルトくんは、なんだか嬉しそうだ。

  • 29二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 21:35:28

    「ペパーはね、すっごく料理が上手なんだよ。ひでんスパイスを使ったサンドウィッチを何回か一緒に食べたんだけど、どんな味のスパイスでもピッタリの食材を選んで、パパッと作っちゃうんだ」

    ─もしかして、先ほどのピクニックでも?

    「うん!美味しいサンドウィッチを作ってくれたんだ。僕のポケモン達も大喜びだったよ!ペパーって凄いんだ!」

    ハルトくんはそう言って笑った。

  • 30二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 22:12:34

    「ネモはね、僕のご近所さんで、ポケモンバトルの事を教えてくれたり、お家からグレープアカデミーまで案内してくれたりしたんだ。でね、知ってるかもしれないけど、ポケモンバトルがすっごく強い!」

    ─良いライバル、なんですよね

    「そうなんだ!ネモが強くなるほど、僕も頑張ろうって思って……僕がチャンピオンランクまで進めたのはね、ネモが居てくれたからなんだよ。ネモがポケモンバトルの楽しさを教えてくれたから、ここまで来られたんだ」

    目を輝かせて、ハルトくんはそう語る。

  • 31二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 23:00:50

    「スター団の人たちはね、僕も最初は少しだけ怖かったんだ。……でも、皆んなの話を聞いてて、悪い人たちじゃないって知ったんだよ。……えっと」

    ─ビワさんやオルティガくん、ボタンさん……自分も話していて、スター団の皆さんがとても優しい人だって知ることができました。

    「……!うん、うん!ボタンはね、スター団の一員として、みんながまたアカデミーに通えるようにしたいって、そう思ってたんだ。すっごく友達想いなんだよ。僕が困ってた時にも、助けてくれて……強くて優しい人なんだ。だから、ボタンもスター団のみんなから信頼されてるんだよ」

    どこか誇らしげに、ハルトくんは語った。

  • 32二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 23:02:56

    「学校の先生方も個性がいっぱいで、どの授業も楽しくて、校長先生も生徒想いの優しい人で……僕、グレープアカデミーに来て良かったなって、何回も思ったんだ」

    ─では、最後に……。ハルトくんにとって、この学校での思い出や、ここでできたお友達は、どんな存在ですか?

    「え?……えへへ」

    その問いかけに、ハルトくんは今日一番の笑顔で、元気いっぱいに答えてくれた。

    「"宝物"!」

  • 33123/06/21(水) 23:11:12

    という感じで新聞部さんの取材はおしまいです。
    短い間でしたがお付き合い頂きありがとうございました。

    これは蛇足の廃センス新聞

  • 34二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 09:43:42

    お疲れ様
    ハルト君が愛されてるのがよく分かる話だった

  • 35二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 13:00:53

    おつあげ

  • 36二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 13:04:09

    お疲れさまです!

  • 37二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 16:43:29

    お疲れ様でスター

  • 38二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 16:49:38

    お疲れ様でスター!
    割と前途多難だったね

  • 39二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 18:34:55

    完結楽しみにしてた!新聞含め素敵なSSだった
    新聞部くんまとめるの上手いな…

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています