- 1二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:54:37
鉄拳伝を読んだときの、まず手に取った初めの感想は『古くて下品な絵だな』という、少し前の漫画を読むときにありがちな、どこか侮りを含めた甘美な優越感を舌先で転がしたのを覚えております。ですが少し読み進めたら…そう、30年ほど熟成させた赤ワインのような…クラシックながらも洗練された画力に驚かされます。コマとコマの間に不明瞭な部分が少なく、スラスラと読み進めることができます。ですが……あー…そう、ひとつだけ。序盤に多めな描写ですが、女性をメスブタ…性行為をオ◯コ。失礼。まあ、性器のことを言及する描写が散見されます。これはいけません。渋みと言うにはあまりにも渋い、下品な味わいです。個人的な意見となってしまいますが、女性をブタなどと揶揄する描写からは、深みは生まれないと思っております。ここは『穴』とでも言っておくのが良いかと思います。さて、中盤から後半にかけてますます線は綺麗になっていきます。なにより…(含み笑い)失礼、彼の登場はこの作品の結末を予感させ、物語に更なる深みを産み出したといえるでしょう。主人公の父親の兄、鬼龍です。これまでの作中で主人公の父親静虎は常に最強の人物として描かれており、時に厳しく時に優しく主人公に接していました。どんな強敵が現れても父親以上ではないという安心感。そして最強が身近に、優しい人格者で存在しているという事実は作品にクリーミーな、そして甘すぎない味わいを漂わせていました。そう、コピ・ルアクのようなね。失礼、前置きが長くなりました。鬼龍はそんな作中に突如現れた静虎以上の強者であり、なにより悪という我々読者の興味を惹いてやまない属性を携えていたのです。私も最期の兄弟対決は、キャンディを舐めながらでなくては読み進められないほど、深く、渋く、そしてコクのある展開でした。ミスター猿渡の次作、TOUGHはこれから読みますが、どのように主人公が鬼龍との因縁に決着をつけるのか。非常に楽しみにしております。おそらく、私の貯蔵していた逸品のワインと、好物であるチーズとともに嗜むTOUGHは地球の自転を意識できるような深いトリップ状態に私を誘ってくれるだろうと確信しております。
- 2二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 20:55:41
スヌーカ
いきなり怪文書ぶち込むのやめてくれる - 3二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:04:43
女性をブタなどと揶揄する描写からは、深みは生まれないと思っております。ここは『穴』とでも言っておくのが良いかと思います。
いやちょっと待てよ - 4二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:06:08
な…何ですかぁこれは
- 5二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:08:01
も…元ネタとかあるのん…?
- 6二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:09:18
そのままTOUGHと龍継ぐもテイスティングしろ
- 7二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:09:44
コピペ...?
- 8二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:16:23
ロックアップもテイスティングしろ
- 9二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:16:28
おじさんと決着がつかなくてこのソムリエ死ぬんとちゃうか
- 10二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:27:51
◇誰に向けての解説か…?
- 11二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:29:23
鬼龍と静虎への言及とか高校鉄拳伝タフの魅力も愚弄せずにしっかり表現してるのが技ありっスね忌憚のない意見ってやつっス
- 12二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 21:30:56
TOUGHはなんやかんやそれなりな評価しそうだけど
龍継ぐのテイスティングは危険や - 13二次元好きの匿名さん23/06/20(火) 23:22:01
腹筋が崩壊したのは俺なんだ…!
- 14二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 01:09:02
何を長々と話してるこの馬鹿は?
- 15二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 01:55:45
すごぃ
- 16二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 02:59:16
このソムリエに全ての猿漫画を放てッ
- 17二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 03:06:13
まさかこの怪文書が元ネタ無しってわけじゃないでしょ?
- 18二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 03:13:33
- 19二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 04:12:49
コピ・ルアクって褒めてるんスかね
- 20二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 04:19:04
おいっ。田代さんのエピソードをテイスティングしてくれっ。
- 21二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 12:18:07
- 22二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:31:30
これ以上のテイスティングは危険やっこのソムリエを止めるぞ
- 23二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 21:04:07
アカンやんそこから先を楽しみにしたら
脳も舌もバーストして荼毘に付されるで - 24二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 23:11:29
>>1だけぶっこんで音沙汰無いのがさらにシュールというか異様な雰囲気出してて怖いんだよね凄くない?
- 25二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 23:48:28
私の舌に残る味わいは…TOUGHの読後感から来るものなのか。はたまた赤ワインの渋みの残りなのか、私は今判別できません…。ハイパー・バトルの予選を読んでいた私は、指が自分の支配から外れたかのようにページを捲ることを止めることができず、カルパッチョを嗜みながらの薔薇丸との闘いは思わず感極まってしまいました。主人公はもう親の庇護を受けながら成長していく段階は越え、一人の戦士として闘いに臨んでいるという事実は前作の一話から読んできた私に感慨深い感傷を覚えさせました。パリのバスティーユで観たオペラを…思い出さずにはいられませんでした。ロゼワインのフルーティな風味を噛みしめながら闘いは本戦へと進みます。そこには父親である静虎。そして因縁の相手鬼龍が対戦相手として出場をしていたのです。そして、この事実に私は驚きました。15歳にも満たない娘がタンガを身に付けていたのを見てしまったときのような、声にもならない衝撃です。すでに亡くなっていたと思われていた宮沢三兄弟の長兄、尊鷹がバトル・キングの正体だったのです。…私はその事自体になんの雑味も感じはしませんでした、しかし。えーー…この辺りからですね…(ワインを一口含む)失礼。因縁の相手である鬼龍と主人公がマッチングしたと思ったら闘わない、それどころか静虎との親子対決に向けて稽古をつけるという展開が始まったのです、驚きです。鬼の5年殺しを解除された時点で、因縁は終わってしまったのでしょうか。胸に澱のように溜まるモヤモヤは、これもTOUGHの味わいなのかもしれません。アレグリーニ・アマローネ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコの後味に似た渋みがありました。まあその際に出てきた訳のわからない双子の殺し屋みたいなキャラは本当に邪魔なので即刻レイプされてもらって結構です。しかし、私を待ち受けていたのは長兄が生きていたことや、鬼龍との因縁が霧消したこと、過去編でアイアン木場がゴミみたいな醜態を晒したことなど全て忘れてしまうような衝撃の事実でした…(虚空を見つめ)18世紀の船乗りの顔が思い浮かびました。彼らの食べ物といえばカチカチの乾パン。それを口に含んだ際の…容易くは飲み込めない切なさが私の胸を駆け抜けました。宮沢静虎は…血の繋がった父親ではなかったのです。ですが私はまだ半信半疑でいます。少し酔いすぎました、今夜は…このまま酩酊に身を任せようと思います。
- 26二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 23:56:12
な なんだあっ!?
- 27二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 23:58:25
モンスター・ウォーズ以降舌が壊されそうっスね
- 28二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 00:13:55
禁断のテイスティング二度撃ち
…これマジで龍継ぐもやるんじゃないスか? - 29二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 00:15:15
誰がなんのためにこんなことしとるんや?
- 30二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 00:34:40
まいったなァ
龍継ぐの可能性も考えてもう一日保守するしかなくなっちゃった - 31二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 00:45:54
まさかリアルタイムで読んでるってわけじゃないでしょ?
- 32二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 00:57:07
>本当に邪魔なので即刻レイプされてもらって結構
しっかり脳に”猿”を植え付けられとるやん
- 33二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 00:58:07
- 34二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 00:59:17
バカは面白いぜ
予想もつかないことをするからな - 35二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 05:09:22
高校鉄拳伝のおとんと鬼龍にTOUGHの薔薇丸との戦いと評価できる点は愚弄していないことに好感が持てる
- 36二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 07:43:14
- 37二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 08:07:00
お…お前変なテイスティングでもやってるのか
変なテイスティングやってるのか
何度もいうけどやってるのか、変なテイスティングを - 38二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 15:35:40
- 39二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 19:33:21
今頃覚吾戦でも読んでるんですかね?
- 40二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 20:38:04
やばっ まともなテイスティングに見える
- 41二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 22:14:50
良いワインというものには必ず景色があります。一口味わった際に瞼の裏に自然と浮かびあがるのです、それは水平線まで一直線に伸びた大海原であったり、アルプスに連なる荘厳な山々であったりと千差万別です。そして、それはTOUGHという作品も同様です。宮沢熹一という格闘家の数年間の闘いを描いた前作から本作を読みきった私は、暫く椅子に深く腰掛けながら目を閉じて余韻にひたりました。不思議です。まるで今までの物語がひとつの固まりとなって私を叩くかのような体験をしました。そしてその奥に見えた景色は……(はにかみつつワインを一口)失礼。つい饒舌になってしまいました。そう、思えば用意したチーズはまだ半分も残っていて、それほどTOUGHに没頭していたということに他なりません。ロマネ・コンティを味わった時と同じ体験です、あまりにも強い味わいはそれだけで満足感をもたらせてしまうのです。そう、思えば甘みや酸味だけではなく苦味も多く感じました。世界一となった主人公の次の相手がヤクザの空手家。しかも苦戦した挙げ句その次の鯱山は瞬殺。そして鬼龍がファントム・ジョーに敗北という流れは半人前のバリスタが淹れたエスプレッソを想起してしまうような苦味でした。私はフランス系アメリカ人ですが日本の漫画は嗜む方です、なのでわかります。幽玄死天王及びカクゴ・クサカペには華が無さすぎると。特に大蛇なんて肌はブツブツ、髪はボサボサ、技は滅茶苦茶。彼はパリで物乞いをしている方に…非常によく似ております。失礼。最後は雪降る庭園で実の父親との真剣勝負、目頭が熱くなるのを誰が止められるでしょうか。人物のビジュアルはともかくとして、、ミスター猿渡のまさに幽玄な渋みを持つ画力で描かれた最終決戦、それを見守る各流派の強者たち。宮沢熹一の闘いの歴史はここに極まりました。そしてひとつだけ言わせて頂けるなら、主人公の父親は、静虎だったということです。
- 42二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 22:23:45
この大蛇への憎しみは…?
- 43二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 22:25:53
トレビアーン
完走するのですか? - 44二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 22:30:25
鼬・春草の死天王戦がスルーされてて笑ったのは俺なんだよね
- 45二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 22:30:55
不思議やな
複雑な怪文書のようでいて所感はどれも正確で的を射ていらし読みやすい
まるでモンテス・アルファのようや - 46二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 22:39:53
3人目のワイン星人で笑いが止まらなかったのが俺なんだよね
- 47二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 22:57:46
よし龍継ぐはやめておこう
- 48二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 22:58:22
龍継ぐもタンカーまでなら普通に面白いだろうがよ えーっ