- 1123/06/21(水) 16:36:40
???「ここはどこだ?……ダメだな何も思い出せない」
???「お兄さんもですか!!奇遇ですね!私も何も思い出せないないんですよ!」
???「ああ!でも多分俺の名前はラウダな気がする!お前は?」
???「私の名前は……多分エリクトの気がします!」
ラ?「後…俺は誰かの兄だった気がするんだよな…」
エ?「え!またまた奇遇です!私も誰かの妹だった気がするんです!もしかして…!!」
ラ?「ああ!きっとそうだ!俺達は兄妹だったに違いない!忘れてすまないな?エリクト…」
エ?「こちらこそ忘れてゴメンなさい…ラウダお兄ちゃん!」
ラ?「よし!とりあえず今日の寝床を探すぞ!エリクト!!記憶何かなくたって生きていけるさ!」
エ?「そうですね!お兄ちゃん!」
最終決戦の後生き残ったがパメスコをあげた代償に今までの記憶が吹っ飛びお互いにお互いを兄と妹だと勘違いして生活することになったグエルとスレッタ
※グエルは最終的にシュバルゼッテに乗ってスレを助けに行ったという設定 - 2二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:37:49
ちなみにモノホンラウダくんとエリクト&プロスペラその他メンバーの生存はどのやうになっておりますでしょうか?
- 3二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:38:59
- 4二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:42:21
地球に流れ着いたんかな?
- 5123/06/21(水) 16:43:06
グエルと決着をつけたラウダはフェルシーに救助されて無事
プロスペラとエリクトも拘束ははされたが生き残っていてエリクト達には近々GUNDフォーマットをしようした義体を用意することでエアリアルは解体される予定 - 6二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:44:50
記憶はないけどサバイバルスキルはあるので、自分の職業はマタギだったと思ってるグエル
- 7二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:46:39
なんの違和感もなくて草
- 8二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:47:01
スレッタは応急処置がテキパキ出来るから前職は看護師だと思ってそう
- 9123/06/21(水) 16:50:27
グエルとスレッタは自分の名前何かは全く思い出せなかったのに大事な家族の名前を覚えていたためにそれを自分の名前だと完全に勘違いしている
※二人とも自然にサバイバル知識があるからきっとなんかの毒キノコかなんかでも食べて記憶飛ばしたな?って思ってるし近くにあったキャリバーンとシュバルゼッテが自分達の物だったとはつゆほども思っていないせいでその場を離れて捕捉出来なくなった
宇宙組はキャリバーンとシュバルゼッテが大破したところを見ていないしあの二人はそう簡単に死ぬようなたまじゃない!!と必死で捜索しているしさせている
※もう死んでるだろうとか馬鹿にする奴らは地球寮とジェターク寮生にボコボコにされてる - 10二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:50:53
素晴らしい概念
- 11二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:51:52
地球に落下したらオルコットと合流してそう
- 12二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:57:35
4号の記憶喪失の件もあるし、ないとは言い切れないパメスコ副作用による記憶喪失
- 13二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 16:59:19
- 14二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:02:27
確かに要素だけ抜き出したらそこそこ似てるんだよな…
- 15二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:04:24
「お兄ちゃんっ♡カレーできましたよ!」
(……ッッ!!!かわいい!!)
(一体どうしてしまったんだ、俺は。妹に呼び掛けられただけで、どうしてこんなに動揺して)
スレッタの「お兄ちゃん」呼びにときめいてしまい、時々キョドっているグエルもいると思う。
閲注ついてないから健全に進むんだろうが、これは夢野久作の「瓶詰地獄」の妄想もできるシチュですね…。 - 16123/06/21(水) 17:08:51
- 17二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:12:17
- 18二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:13:00
宇宙組がかわいそうなのはそうだけど色々なしがらみから解放されてワクワクグエ+スレキャン(サバイバルもあるよ!)が見たくないと言えば嘘になってしまう…もう物理的に記憶消去しないと年相応にはしゃいでくれなさそうだもん…
- 19123/06/21(水) 17:23:27
- 20二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:27:11困ったことになったな……|あにまん掲示板スレ「クワイエット·ゼロを止めた時キャリバーンが大破して地球に落下」グエ「シュバルゼッテを止めた時にティランザで地球に落下」「「してちょうど落下地点で合流した後親切な隻腕のおじさん(オルコットさん)に…bbs.animanch.com
このスレの地球疑似家族キャンプも面白いけど、こっちの方は記憶喪失から本当に兄妹だと思い込んでるのがいいwww
甘やかし上手のお兄ちゃんに思いっきり甘えなさいwww
- 21二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:29:36
ラウダ(グエル)「何も思い出せない…。父さんとか母さんとか、心配してるかな…」
エリクト(スレッタ)「心配してくれる人、なんでだろう?顔は思い出せないんですけど、誰か白い人が私のことを心配してくれてたような気がするんです。厳しくて、優しくて、でも弱いところもあって…。あの人がお母さん、なのかな?」(白い人=ミオリネ)
ラウダ(グエル)「…。お前の母さんってイメージした時、俺も白い人を想像した。多分、その人が俺たちの母さんなんだろうな」(白い人=プロスペラ)
エリクト(スレッタ)「お父さんはどんな人なんだろう…」
ラウダ(グエル)「父さん、父さんは…ッツ(頭痛)」
エリクト(スレッタ)「ラウダ!?」(姉ポジ?のエリクトのことをエリクト呼びしてるので、兄ポジのグエルもラウダ呼びすると仮定)
ラウダ(グエル)「褒めて欲しかったのに。でも、やるせないというか、寂しいような、罪悪感と、後悔が…」
エリクト(スレッタ)「大丈夫、大丈夫ですよ。ラウダは今1人じゃないです」(事故の時、もしかして私たちの両親は死んじゃったんじゃ…)
ラウダ(グエル)「ああ、俺は、お前だけは危険な目にあわせないと決めてるんだ。俺の、最後の家族…」
エリクト(スレッタ)「いえ、ダメですよ。置いてかないで、全部説明して、連れてってください。危険なことをしようとするなら、止めるのが家族ですから」 - 22123/06/21(水) 17:40:22
呼び方だけ統一した方が分かりやすいと思うのでそれだけ🎲で決めます
グエル→スレッタ
dice1d3=2 (2)
1.エリクト 2.エリィ 3.エリー
スレッタ→グエル
dice1d4=3 (3)
1.お兄ちゃん 2.兄さん 3.ラウダ兄 4.ラウダ
- 23二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:46:25
ラウダ兄呼びなら途中からラウ兄や兄兄呼びになって名前から二人にたどり着くルートが途絶えたりしてたら面白い
- 24二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 17:50:48
オルコットさんが拾わない限り絶対に帰れないレベルで勘違いしているの草
- 25二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 18:04:03
「……………」
「どうしたんですか?ラウダ兄?」
「いや、ベネリットグループのCEOでこの前のくわいえっとぜろ?だかなんだかで活躍した男性と主犯の娘が現在行方不明らしい」
「えー……怖いですねー」
「ふっ、エリィのことは俺が必ず守るから怖がらなくていもいいぞ?それにぐえる?じぇたーく?には弟がいるらしい……家族て離れ離れは悲しいから早く見つかると良いな」
「ですね!ところで今日の私のお料理は美味しいですか?」
「………すごく言いづらいんだが塩と砂糖を間違ってないか?」
「( ̄▽ ̄;)ガーン か……体に悪いからもう食べないでください~~」
「馬鹿言え!折角エリィが作ってくれたものを残すわけないだろうが!それに俺にとってはお前が作ってくれたってだけでご馳走だよ」
「ラウダ兄……(お目目キラキラ) だーいすき!ヾ(´∀`*)ノ」
「俺もエリィが好きだよ」 - 26二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 18:11:18
ここのグエルはたまにスレッタのことおんぶしてそう スレッタも頑張ればギリギリグエルおんぶできるか?
仲良し兄妹概念いい……和む…… - 27二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 18:26:18
- 28二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 19:04:21
???「おい、なあそこの!」
ラウダ(グ)「俺ですか?(誰だ?)」
エリクト(ス)「(誰だろう、ラウダ兄の知り合いかな…)」
???「やっぱそうだ!お前ボブだろ、良かったなあ!無事だったのか!」
「「(この人誰!?ボブって誰!?)」」
ラウダ(グ)「すみません、実は事故にあったみたいで以前の記憶がなくで…」
エリクト(ス)「ラウダ兄のお知り合いですか?」
ボブの職場の人「…、そうか。今時間あるか?俺の知ってる『ボブ』のこと、教えてやるよ」
〜〜〜
ボブの職場の人「ボブはなにか複雑な事情を持ってそうな子でな、名前も…呼ばれ慣れてなかったから偽名だろうってのは分かってたんだ。けど、本当にいい子で仕事にも真面目でそんなのも気にならないくらいいい子だった。本当の名前はラウダだったのか、いい名前だな」
ラウダ(グ)「この名前のことだけは覚えてて…。ありがとうございます」
ボブの職場の人「だから、テロに巻き込まれて連絡が取れなくなった時は本当に心配したんだ」
エリクト(ス)「テロ…」
ボブの職場の人「誰か心配な人がいたんだろうな、俺たちが止めるのも聞かないでプラントに向かったのを見た時はハラハラしたんだ…。帰ってこなかったから、もう、死んだんじゃないかと…(グエルの頭を撫でる)」
ラウダ(グ)「心配かけて、すみませんでした…」
ボブの職場の人「君がボブ…ラウダの妹か。守れたんだな、本当に良かった。プラントの方は爆発したりデカいMSがわんさかいたり、噂だがかなりの人が死んだらしい…。記憶がないらしいが、見ればわかる。お前たちはしっかり兄妹だ。ラウダも頼りになる美人な妹がいて羨ましいな!」
ラウダ(グ)「俺にはできないことができる、自慢の妹です!」
エリクト(ス)「えへへ。ラウダ兄も勇気があってかっこいい自慢の兄ですよ!」 - 29二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 19:06:53
ぐえるの名前を聞いても思い出せないんじゃなかなか厳しいな!!
- 30二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 19:17:09
ありそうでなかったな
…すごく良い - 31二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 19:21:46
この世界線良すぎます
- 32二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 19:47:14
男の子「たすけてー!」
ラウダ(グエル)「??」
エリクト(スレッタ)「あ、木の上、葉っぱの中に子供がいますよ!」
男の子「おろして!降りらんない!怖いよ!!!」
ラウダ(グエル)「飛び降りられるか?俺が受け止める!」
おとこの娘「むりーーー!!!!(半泣き)」
エリクト(スレッタ)「ラウダ兄、私が木に登ってあの子をラウダ兄に渡します」
ラウダ(グエル)「あの子供がいる場所は枝が細くて危険だ。折れたらエリィまで危ないぞ」
エリクト(スレッタ)「大丈夫です。私身軽ですし、バランス感覚いいですから!」
ラウダ(グエル)「…、分かった。助けてやってくれ。ただ、もし危ないと思ったら、枝が折れる前に俺目掛けて降りるんだぞ」
エリクト(スレッタ)「任せてください!」
救助後、しばらくして。そこには子供たちに登られるグエルと鬼ごっこに巻き込まれるスレッタの姿が… - 33二次元好きの匿名さん23/06/21(水) 21:52:14
地球に落っこちたホルダーコンビ概念めっっっちゃニヤニヤしちゃうのでどうかもっと…
- 34二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 04:16:21
ほ
- 35二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 07:02:43
グエルもスレッタも何か少し違和感は感じるんだけどそれ以上に今が幸せだから無意識のうちに気にしないようにしている
- 36二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 07:50:52
自分の名前を聞いてもミジンコ程も心が動かされてない様子なのに、家族に関する記憶の断片はけっこう豊富なのが切ないな。
早く再会させてあげたいような、もうしばらく地球にいさせてやりたいような…。
それはそれとして、キャッキャしてる二人カワヨ
(σ≧▽≦)σヾ(*´∀`*)ノ - 37二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 13:06:59
保守
- 38二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 14:30:05
- 39二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 15:56:06
- 40二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 19:38:25
- 41二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 19:46:19
- 42二次元好きの匿名さん23/06/22(木) 20:06:53
1個上のと間違えたのかも?
- 43二次元好きの匿名さん23/06/23(金) 05:55:57
保守
- 44二次元好きの匿名さん23/06/23(金) 08:26:58
保守
- 45二次元好きの匿名さん23/06/23(金) 15:46:12
ブラコンとシスコンになりそうな二人
- 46二次元好きの匿名さん23/06/23(金) 17:40:00
保守
- 47二次元好きの匿名さん23/06/23(金) 21:45:27
保守
- 48二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 00:59:02
保守
- 49二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 06:49:19
チュチュ「なぁなぁ……この前あーしが地球に行ったときさ…スレッタと御曹司に似た奴見かけた気がするんだよな…」
マルタン「それほんと!!!」
ヌーノ「見間違いとかじゃねーの?」
チュチュ「わかんね~よ!すぐ見失ったしよ」
ティル「……ちょっと地球で二人を探してみよう
地球寮「おーーー!!!」」 - 50二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 07:42:48
「ラウダ兄、おはようございます!」
「…ん?ん---、おはよ、エリィ。もう朝か…。」
ほっぺをスリスリスリスリ…。
「ふふっ、どうしたんだ、甘えたか?お腹空いちゃったか?」
「う---ん、想像してたのと違うなあ。ラウダ兄って髭が生えない人だったんですね」
「髭?」
「この前助けてあげた子が、帰り際に迎えに来てくれたお父さんにやられてたんですよね。お仕置きだぁゾリゾリ-ッて。面白そうだったんですけど…」
「そういや、生えてこないな。楽で良いけど…って、((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ、くすぐってえよ!お返しだ!」
「キャッキャ(σ≧▽≦)σアヒャアヒャ!」
ちょっと鋭い人ならば、「俺ってもしかしてセレブだった…?」とか、「俺ってもしかして(職務上の利便性で脱毛した)パイロットだったのか?」ってなると思うんですが、今回のグエルくんはそのあたりがポンコツということで(笑)
恋心は精算されているということなので、全く照れの無い、だけれど距離感のバグったシスコンブラコンの兄妹を表現してみたくて書きました。
拙文失礼しました。 - 51二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 08:44:47
アドステラ世界なら永久脱毛技術とか完璧で
パイロット職目指してたなら全身ムダ毛なくツルツルなんだろうな - 52二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:28:02
ヌ-ノ「地球に二人を探しに行くって言うけどさ、いろいろあったし、最近ますます物騒になってて怖いんだよな-。例えばさ-…」
オジェロ「例えばこれ?■■■のあたりに、野生化したマタギが出没してるんだよな。気の狂った猿みたくキャッキャケタケタ笑いながら、熊や猪を狩りまくってる兄妹。そのうちに人のことも狩りかねないような異様さだって。怖ええよ、闇のヘンゼルグレーテルかよ」
ヌ-ノ「劉(ラウ)?絵里? みたいな、確か東洋系の名前なんだってなあ」
チュチュ「そんなんネットのゴシップ掲示板のデマに決まってんだろ!つ-か、本当にそんなに危険なら、なおさらとっとと見つけてやらないとじゃね-かよ」
噂に様々な尾ひれがついてしまったようで…。 - 53二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 16:28:10
蛮族扱いされてんじゃねーか!!
- 54二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 16:33:42
可愛い顔して野蛮蛮♪
- 55二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 20:33:26
保守
- 56二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 23:29:09
保守
- 57二次元好きの匿名さん23/06/25(日) 06:07:47
保守
- 58二次元好きの匿名さん23/06/25(日) 09:02:56
ある日。
「どうしましょうか、ラウダ兄。地元の子供たちからハロウィーンのパーティに誘ってもらえたのは良いんですけど……」
「何の仮装をするかなかなか決まらないんだよな~。あまりにも凝ったものは予算的にも技術的にも厳しいが、それはそれとしてインパクトのある格好はしたい。カブトムシのようにロマンに溢れるモチーフ、どこかに転がっていないものか…」
「………!!ラウダ兄、これ見てください!これ!!これッ!!かっこよくありませんか!?」
「おお、これは!!…なかなか良いんじゃないか?」
「これだったら、お面を作って、動物の皮か藁で作ったマントなんかを被ればそれっぽくなりそうですしね」
「でかしたぞ、エリィ!よし、これでいこう!」
またある日。
「エリィ、お客さんの容態はどうだ?」
「よく眠ってます。初めはどうなることかと思ったけど、本格的に遭難する前に救助できて良かったです。あとは、何か精のつくものでも食べさせてあげたいんですけど…」
「それだったら、ぜひ昨日獲ってきた猪肉を振る舞おうぜ」
「うはぁ!適度に筋肉の詰まった、良い感じの雄の肉でしたよね!!ぼたん鍋にしましょう。お肉、お肉、楽しみだな♪♪早速準備しないと…取り敢えず包丁研いできます!」
…シャーーーーコシャーーーーコ…シャーーーーコシャーーーーコ…
「なんだって!?!?この間言ってた都市伝説の野生化マタギ、ちょっと見ない間にナマハゲと山姥に進化しちまったのかよ!?
丁度二人を捜索しようと思ってたあたりに出没してんじゃねーか。知らずにそんな魑魅魍魎の巣窟を歩いてたってのかよ、あーしは…」 - 59二次元好きの匿名さん23/06/25(日) 16:18:49
保守
- 60二次元好きの匿名さん23/06/25(日) 22:22:27
保守
- 61二次元好きの匿名さん23/06/26(月) 02:32:15
保守
- 62二次元好きの匿名さん23/06/26(月) 05:35:38
保守
- 63二次元好きの匿名さん23/06/26(月) 10:17:21
このレスは削除されています
- 64二次元好きの匿名さん23/06/26(月) 11:19:02
「ラウダおじちゃーん、やったよ!にーちゃんね、今日はこんなにたくさん自転車乗れた!」
「おじちゃん、オレめっちゃ頑張ったんだぜ!」
グエルの胸元に向かって、ギューーーーッと抱きつく幼い兄弟。
「よーーーし、よしよしよしよしよしよしよしよし…何回転んでも諦めないで頑張って偉かったな。次は補助輪なしでいけるかも知れないぞ!あと、俺はおじちゃんじゃねえ」
(にーちゃんすごいね、相変わらずムチムチフカフカだよ…)ヒソ…
(そうだな。もはやコレ、かーちゃんよりもデカくね?)ヒソ…
「あ?どうした?」
「今日はありがとう、おじちゃん。そろそろ夕飯の時間だから、僕ら帰るね」
「またな、ラウダおじちゃん!」
じーーーーーーーーーー……。
「どうした?エリィ。俺たちも帰ろうぜ」
「なんなんですか、あのこ達」
「はあ?」
「そのふかふかの胸筋も、冷え込む冬の朝に足先を挟んで温めてくれるふくらはぎも、私のものだと思ってたのに。それを、あんなふうに体を許して…」
「……まさか嫉妬してんのか?」
「そうですけど!?どうせ子供相手に大人げないって…」
滂沱の涙を静かに流すグエル。
「え"え"っ!!思ってた反応と違う…。えっと、ラウダ兄?ごめんなさい、そんなに重かったですか、あたし…(;゜0゜)」
「いや、なんか…お前が俺に嫉妬するなんていう感情を持ってくれていたのかと思って…思わず感動しちまって…」
「そりゃ嫉妬くらいしますよ!なんですか、私のこと冷血人間だとでも思ってるんですか?」
「なんか、すげえ嬉しい…。めちゃくちゃレアなイベントに遭遇できた気分だ…ううっ、うっ、グズッ…(つд;*)」
「(一体何がそんなに琴線に触れてしまったのかよくわからないけど…こ、怖っ…)ね、ねえ、ラウダ兄。私が大人げなかったです。ごめんなさい。私たちも帰りましょう?ほら、お鼻チーーーンして…」
自分よりも取り乱している人間を見ると逆に冷静になれるっていうアレです。 - 65二次元好きの匿名さん23/06/26(月) 13:19:41
- 66二次元好きの匿名さん23/06/26(月) 20:14:41
「ふふ、それにしてもいきなりこんなもの出してきてどうしたんだ。もしかして、バレンタインとホワイトデーをスルーしちまったこと気にしてんのか?かわいいヤツめ~」
「えっ、違いますけど…(当日は何でもなさそうに振る舞ってたけど、ラウダ兄、やっぱり根に持ってたんだ…)
ココアとハチミツキャンディ、何か思い出したりしません?」
「特には」
「あれ、そうですか。うーん、私の思い違いかなあ…」
「まあ、良いよ。俺は今日良いことずくめだったし、おかしな夢も見ずにぐっすり深々眠っちまいそうだ。お前も今日は自分のテリトリー(布団)からはみ出さないでキッチリグッスリ眠っとけよな。腹巻きすんのも忘れんなよ」
「はあい。おやすみなさい」
そう。こんなに良い日は、最近見るあのおかしな夢を見ないで眠れそうだ。
希望に満ちて理想の結婚式を語る何者かにライフルの銃口を向けられる、あの荒唐無稽で支離滅裂な
- 67二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 06:10:44
あ·く·む……
- 68二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 08:52:19
保守
- 69二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 15:27:45
保守
- 70二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 21:39:38
保守
- 71二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 22:29:58
このレスは削除されています
- 72二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 22:38:33
「おい、少し良いか。寒いなか引き留めて、悪いな。聞きたいことがある。………ありがとう、恩に着る。
最近この辺りには強盗団が出るそうだな。奴等について知っていることがあれば聞かせて欲しい。
俺か?いや、警察ではない。……まあ、仕事でちょっとな。
……………………なるほど、×××山の辺りに根城があることまでは割れてるのか。
うん、こんなもんだな。あんたの教えてくれたことも含めて、大分情報が集まったよ。助かった。
ん、なんだ?……ああ、心配してくれるのか。ありがとう。大丈夫、危ないことなんてしないさ。
それにしても……」
「ごちそうさま、女将さん。今日も美味かったよ。
それにしたってエリィ、お前は食いすぎだ!そりゃ、たまの贅沢ではあるが。まったく、しょうがねえ奴。
また来ます、女将さん。おやすみなさい。
…うん、そうだな。朝晩寒い日が続くので、女将さんたちのほうこそあったかくして寝てください。
ん、どうしたんだ?代金、足りてなかったか。はあ、違う?
………え、強盗団?知ってるか、エリィ。……そうだよな、俺も初耳だ。
…………………許せんな。そんなことまでやってんのか、畜生共めが。
……え、何だって!?そこって俺らの家の目と鼻の先じゃないか!!
ああ、そうか。それでわざわざ俺たちに知らせてくれたのか。
ありがとう、女将さん。気を付けます。
でも本当に、」
オルコット・グエル「「物騒で怖いなあ」」 - 73二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 22:43:30
「…こちらオルコット。以前報告した箇所に、怪しい家屋を見つけた。例の強盗団の根城かも知れん。これから中を捜索する。
………いや、何度か確認はしたが留守なんだよ。
……うん、そうだな。その可能性もあるな。まあ、だとしても、家人のご帰宅までにはスッと調べてサッと退散させて頂くさ。
……ああ、ああ、わかった。了解」
プツッ
「…はあーっ、寒い。さて、行くか。邪魔するぞ」
……………ハズレか。
あれからしばらく中を調べてみたが、何の変哲も無いマタギと思しき住民の住みかだった。
住民が帰る前に退散するとしよう。悪いことをしてしまったが、まあ今回は仕方あるまい。このまま証拠も残さずサッサといなくなれば、何もなかったのと同じことだろう。
そう考えて、踵を返したとき。
獲物を構えて天井からこちらに降下してくる、2人の男女の影が見えた。
…しまった!気配を消されていたのか。
「おい!勝手に入ったのは悪かった。
話を聞いてくれ……る、雰囲気ではないよな」
⚠️Mission⚠️
住民と思しき男女からの襲撃を切り抜けましょう。
どちらから先に制圧しますか?
→熊皮を被っている、手斧を構えた男
猪皮を被っている、サバイバルナイフを携えた女
- 74二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 22:47:50
「………ふーーーーーーっ。
散々手こずらせやがって、足癖の悪いガキが。というか、聞き覚えのある声だと思えば、やっぱりお前だったか。いったい何をやってる、こんなところで…」
「てめええええええええええぇッッッ!!!妹に何しやがった!この居直り強盗が!!」
「安心しろ、気絶してるだけだ。あんな馬鹿力で何度も攻撃されるのはかなわんからな。おい、こら。暴れるんじゃない」
「くっ、んっ…!おい、殺すのならば俺を殺せ。だが妹に手を出すことだけは、決して許さんからな!!」
「…ふっ」
「何がおかしい!」
「…いや?お前たちには聞かなきゃならないことが山ほどある。
楽にしねると思うなよ、グエル・ジェターク」
※不法侵入は犯罪です!
- 75二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 23:06:22
- 76二次元好きの匿名さん23/06/28(水) 10:22:01
保守
- 77123/06/28(水) 10:24:39
ちょっとここだけは🎲で平等に……
オルコットさんはラウダ?に本名を
dice1d2=1 (1)
1.教える 2.誤魔化す
- 78二次元好きの匿名さん23/06/28(水) 21:31:19
教えるけど信じないパターンか?
- 79二次元好きの匿名さん23/06/29(木) 07:45:05
だろうね
- 80二次元好きの匿名さん23/06/29(木) 13:05:10
- 81二次元好きの匿名さん23/06/29(木) 22:09:33
保守
- 82二次元好きの匿名さん23/06/29(木) 22:11:59
蛮族化というか野生に帰ってませんかこの疑似兄妹
- 83123/06/29(木) 22:13:31
グエルは…
自分の名前は…
dice1d3=3 (3)
1.グエルだったのか………
2.そんなわけあるか!俺はラウダだ!
3.いや、思い出した俺はボブだ!
- 84二次元好きの匿名さん23/06/29(木) 23:47:21
そうだけど違う!!
- 85二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 01:16:22
知ってた
- 86二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 05:47:42
惜しい!
- 87二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 12:54:15
保守
- 88123/06/30(金) 13:14:00
スレッタは……じゃあこれからは…
dice1d5=1 (1)
1.兄さん 2.兄様 3.お兄ちゃん 4.ラウダ兄 5.ボブ兄
って呼びますね!
- 89二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 13:52:28
この時点で「兄さん」に変えるのスレッタ賢いな
この先またグエルに名前が変わったとしても万能だからな - 90123/06/30(金) 13:57:46
- 91二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 22:12:43
「なあ、エリィ。いい加減あいつのことも信用してやれよ。見てりゃわかるだろ?あんなん絶対悪い奴じゃねえって…」
「もう!兄さんったら、チョロ過ぎです。初対面のときのあれ、私はまだまだ忘れてませんからね」
兄さんは、あのオルコットとかいうおじさんを信用し過ぎている。
だいたいなんであんな馴れ馴れしいんですか。二人とも、まるで長年連れ立った師弟や親子みたいな距離感で。
ともかくここは、私がしっかりしなくちゃ!
……と、考えながら過ごしていたのですが。
今日は珍しく、兄さんとオルコットさんがなにやら言い争いを始めてしまいました。
ようやくそのおじさんに危機感を抱いてくれたのでしょうか。そうですよ!それが正常な感覚なんです。よおし、ここはひとつ兄さんに加勢でもして…
「いいか、ボブ。(まだ呼び慣れないな…)だいたいお前はその、まるで構ってちゃんみたいな過剰な卑下や自虐をまず止めろ。不愉快だ」
「はあ!?何言ってんだ、オルコット。わけがわからねえ!俺別に当たり前のことしか言ってないだろ!?」
「いいや、よく覚えておけ。お前のその独善的な思考や行動は、お前の周囲にいるあらゆる人間への冒涜なんだよ。だいたい子供は子供らしくだな…」
「なんなんだよ、もう。おい、エリィからもなにか……」
パアアアアアアアアアアアァァ
お目目キラキラーーーッ
涙ドバーーーーーーッ
「は…?え。……いきなりどうした、エリィ。つか、なんで泣いてんの?」
「兄さ"ん"!!オルコットさんは良い人です!!!!ちゃんとその人の言うことを聞いて良い子にして下さいッッ!!!もっと言ってやって下さいよぉ、オルコットさん!わおおおーーーーんっ」
「ええーーーーっ…いきなり手のひら返してどうしたんだよ、エリィ。……まさか、髭か!?無精髭に靡いちまったのか!?」
「いや、お前こそいきなり何を言い出すんだ、ボブ」 - 92二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 00:12:28
「エリィ、お前今朝も俺のテリトリー(布団)まで侵入してきてたろ?まったくもう、乳離れできない子供や犬猫じゃないんだから…いや、タヌキか?」
「タヌキじゃありません!れっきとした人間のレディです、私は。だって今朝は寒かったし、兄さんの胸筋をもんでいるとささくれた心が安らかになるんですもん♪」
「ほら見ろ、オルコットがヒいてんじゃねえか。別に構わないんだが、もしも何か困ったことがあるならまず口で言え。毎度悪いな、オルコット」
「その、あのなあ、ボブ、お前……いや、うん。なんでもない」
「?」
「おい、エリィ。そいつに言わなくて良いのか?」
「言いましたよ。でもこれ、完全に寝ぼけて無意識にやってるんです。言ったところで、兄は何にも覚えていない。だから、信じてもらえない。覚醒している間に兄の見る悪夢の原因を話してもらえないことには、もうどうにも…。折りを見て、専門家に頼らなきゃとは思ってるんですけど」
「そうか…」
割合としては2割か3割というところだろうか。実を言うと、兄の方から私のテリトリー(布団)に潜り込んでくることも結構あるのだ。悪夢に目をさまされて、ぐずぐず泣いて私のお腹や頭にすがり付いてくる。今日も頭を撫でて、そんな兄を宥めている。
「ううっ、うぐっ、ずびっ…大切、大切なんだ……もう、なくしたくない……」
「うん、うん、そうですね…。必ず帰りましょう。私たちの大切な人たちのところへ」
少なくとも、それまでは。
兄さんが泣いているなら、私が抱きしめてあげたい。 - 93二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 09:19:50
地球は地方の方は平穏なんかね
- 94二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 10:58:06
「オルコットさんって、髭が生える人なんですねー。はえ~」
「まあ、そりゃあな。なるべく毎朝剃るようにはしてるんだが、無精することも多くてな。不快だったか?」
「いいえ、大人の男の人って感じでかっこいいです!父性みたいなものも感じるかも」
「おい、エリィ…?まさかお前、例のゾリゾリ遊びをオルコットで実践する気じゃないだろうな!?お兄ちゃんは許さんぞ!そんなっ、破廉恥な…」
「………はあーー、もう。おい、ボブ。ちょっと腕貸せ」
「え?おい、オルコット、何す」
ゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリィ!!
「ギャアアアアアアアアアァアアアァ、痛ええええっ!!…いきなり何すんだよ!?てか、もはやこれ流血してんじゃねえかよ!」
「いいか、エリィ。お前の言ってるゾリゾリ遊びというものは、このように非常に危険な遊戯なんだ。高度な技術と経験を必要とする。かくいう俺も、かつては拷問としてこれを行っていた。(普通に嘘だが)」
「えええ、なんて恐ろしい!素人の私が簡単に手を出して良い領域ではなかったんですね…」
「だからっていきなりここまでやる奴があるかよ!覚えとけよ、オルコット。貸しひとつだからな!」
「それはこっちの台詞だ。まったく、世話の焼ける」
「兄さん、それにしてもこれ…」
「やっぱり思うよな…こんなのまるで…」
「いや、何を話してる、お前たち。…おい、やらないからな。俺はお前たちのおろしがねじゃない!」