【お題SSスレ】異世界転生するキャラをメイキングすると旅人が経過を見に行ってくれるスレ

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 21:48:12

    ◆ルール◆
    スレタイ通り、異世界転生するキャラをメイキングして書き込んで下さい。
    転生する世界は剣と魔法のファンタジーな世界です。

    女神様はチート能力を一つくれます。基本的にはどんな能力でもOKです。
    基本的には転生します。転移・憑依を指定するのもOKです。
    名前、性別、生まれなど、自由に設定できます。なくてもOKです。

    特に決まってない部分は勝手に捏造します。

    スレ主の余裕がある時に、経過報告SSを出力します。


    なんかダメそうな感じだったりしたら、このスレは急に爆発したりするかもしれません。ご了承下さい。

  • 2ふりだし1/221/12/07(火) 21:49:31

    「私はあなたをファンタジーな異世界に転生させることができます。お受けしますか?」
    「元の世界には戻れないんですか?」
    「あなたは死んでしまいました。それはもうできません。元の世界に転生するなら、記憶を抹消して輪廻の輪に戻すことになります」
    「…………異世界に転生するなら、記憶はそのままなんですね?」
    「はい。どのタイミングで記憶が戻るかは、転生した器や環境次第ですけれど、成人前には記憶が戻ることになります」
    「あの、元あった魂は消えちゃうんでしょうか? 本来のご両親の子供になるはずだった……」
    「代わりに誰かの魂が消えちゃうということはありませんよ。でも、自分が子供になることでご両親が迷惑を被るんじゃないかとか、そうしたことを気にする人には特別な環境で生まれるように調整することにしています。それがいいですか?」
    「はい、それでお願いします」
    「それじゃあ、最後にビッグプレゼントです。あなたに一つ、好きな能力をあげます」
    「…………えぇと」
    「チート能力ってやつですね。どんな能力でもいいですよ。ただし一つだけ。よーく考えて決めて下さい」
    「それなら。……それなら、こんな能力がいいです」

  • 3ふりだし2/221/12/07(火) 21:49:41

    「なるほどなるほど」
    「……やっぱり、ダメ、でしょうか?」
    「いえいえ、オーケーですよ。ただし、その能力を望む人には、お仕事を依頼することになっています」
    「おしごと」
    「私は今のあなたと同じように、あなたと同じ世界から、多くの転生者を異世界に送り込んでるんです」
    「ちょっとだけ、そうじゃないかなって思ってました。私にお声がかかるぐらいですし」
    「うんうん、自分を特別な存在だと思わないのは大事なことです」
    「……はい」
    「それであなたにお願いしたい仕事なのです。異世界に送り込んだ転生者のみなさんが、無事に記憶を取り戻して望んだ通りの異世界ライフを送っているか、経過観察をしていただきたいのです」
    「けいかかんさつ」
    「あなたが記憶を取り戻した時に、私から手帳を贈ります。その手帳には、転生者さんの名前と居場所がページごとに書かれてますので、対応しているページに経過観察の結果をメモして下さい。その内容は、リアルタイムで私の元に送られます」
    「えーと…………あの、どれくらいまで、とかは」
    「ゆっくりでいいですよ。でも、うっかり死んじゃった人でも、ちゃんとどうなったかは調べてほしいので、早いほうがいいと思います。死んじゃうと記録とか集めるの大変ですよ!」
    「は、はい!できるだけ急ぎます!」
    「よい心がけです」
    「それじゃ、もう質問がないのでしたら、あなたを異世界に送ります。これでしばしのお別れです」
    「はい。……あ、あの、ありがとうございます」
    「いえいえ、それでは楽しい異世界ライフを~」

  • 4二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 21:53:51

    面白そう
    キャラメイキング用のテンプレとかはある?

  • 5スレ主21/12/07(火) 21:55:21

    >>4

    とくにないです!

    元々のアイデア元は、こちらのスレッドなので、最低このスレぐらいのノリでOKです!

    実際、転生するとして|あにまん掲示板真面目に考えて能力が貰えるとしたら何が欲しい?bbs.animanch.com
  • 6二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:00:11

    面白そうなスレが。
    名前:ジョニー
    性別:男
    生まれ:スラム上がりの冒険者(剣士)。冒険で負った負傷が悪化し、宿屋の自室で死亡した瞬間に憑依(チート能力で蘇生)
    チート能力:超再生力

  • 7二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:11:38

    >>6

    転生者の名前:ジョニーさん

    場所:城塞の街

    報告:

    ジョニーさんは、城塞の街で兵士長を勤めていました。

    元々の希望は冒険者として腕を振るいたかったそうですが、冒険者としての活動中にダンジョンや旅先での死亡で何度か失敗して、再生しても状況が好転せずにひどい目にあったそうです。

    また、再生能力のお陰で冒険者としての実績を重ねるうちに、元々ジョニーさんが冒険者としての経歴で知り合っていた仲間の人たちとの折り合いや、スラムで付き合いのあった良くない組織とかからの誘いがあって活動がしにくくなったので、街の軍隊という大きな後ろ盾を得ることを選んだとのこと。

    すでに大きなモンスター群の襲撃で獅子奮迅の活躍を見せたお陰で、街の兵士仲間の間での評判も良くて、部下たちの信任も厚いのだとか。

    『必ず殿を務める男』として兵士さんの中では有名人なのだそうで、酒場でお話を伺っていたら、非番の同僚の方から挨拶をされる姿が印象的でした。

  • 8二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:12:39

    じゃあこんなかんじでいくか

    種族:ヤマネコの獣人
    名前:ミヤコ
    性別:女
    能力:何を食べてもおなか壊さない

  • 9二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:21:05

    >>8

    転生者の名前:ミヤコさん

    場所:魔法研究の街

    報告:

    ミヤコさんは、魔法研究の街でお手伝いさんをやっていました。

    ヤマネコの獣人族に生まれたあとたいへん苦労をされたとのことで、記憶が戻った頃には住んでいた集落が悪い山賊に襲われて奴隷として売られていたそうです。

    それから紆余曲折を経て、実験動物として地位のとても高い魔法使いに購入された後、なに食べてもまったく影響がないという能力に気付かれてすごく驚かれたのだとか。購入した魔法使いの人からは実験動物として全く役に立たなくてがっかりされたそうです。

    今は、『なにかよくわからないけどすごくヤバそうなブツ』をたまに食べるだけで三食昼寝付き労働そこそこで暮らしていい生活を勝ち取って、魔法使いさんの息子さんをからかったりしながら楽しく暮らしているそうです。

    話によるとその『なにかよくわからないけどすごくヤバそうなブツ』は実は超美味しいのだとか。

  • 10二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:26:48

    をを…頑張ったんだなジョニー。
    人に人生あり、浮き沈みの果て収まる所に収まって、感慨深い

  • 11二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:32:18

    面白そうね
    こんなんでいいのかな

    名前:クッキー
    性別:男
    能力:何も入っていないポケットを叩くとポケットの中においしいビスケットが出てくる能力

  • 12二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:44:08

    種族:死神
    名前:ユー
    性別:女
    能力:手に持ったランタンを数秒間だけめっちゃ光らせる

  • 13二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:46:21

    >>11

    転生者の名前:クッキーさん

    場所:亜人の集落

    報告:

    クッキーさんあまり裕福じゃない村で育ったそうで、冬の厳しい時期など食糧事情で困った時は、クッキーさんの家に沢山の村人が詰めかけて、ビスケットで飢えを耐えしのいでいたのだそうです。

    ですが、それだけでは栄養に偏りができるとかで、体調を崩す村人も多く、けっきょくクッキーさんが大人になる前に村全体の決定で村は放棄されることになって、苦しい生活が続いたのだとか。


    難民として一時期は都市に身を寄せていたものの、国の方からの支援などは得られず、その頃にはビスケットの配布などへの感謝で人心を集めて難民キャンプで顔役になっていたクッキーさんは、考えの末に国を捨てて難民たちを連れて亜人の領域へと向かったのだそうです。

    クッキーさんは難民キャンプで友好を深めていた獣人族の案内で、亜人の中でも力の強い巨人族と交渉して、彼らの服に大きなポケットを作ってもらい、彼らが満足するサイズのビスケットを出してみせることで彼らと強力な友好関係を結んだとのこと。

    今は巨人と人間とがクラス集落で、彼らの相談役をされていました。

  • 14二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:48:27

    ミヤコさん結構悲惨な流れなのに今は普通にエンジョイしてて草。
    メンタルが、メンタルが強い…!

  • 15二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:53:44

    クッキーさん強!飯を握る者は集団を制す、まあ一つの真理だよね。
    そして能力の拡大応用!能力の拡大応用好き!単にデカいポケットじゃなくて、ちゃんとそれに見合った大きさの巨人が居るんだから文句のつけようもねえ。

  • 16二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 22:55:41

    >>12

    転生者の名前:ユーさん

    場所:狭間の国

    報告:

    ユーさんとの遭遇はすごく大変でした。

    もともと、死神は生きた人と遭うことは絶対にないそうで、ごく一部の例外である狭間の国まで行って、教会のすごくえらい人にお願いして、いろんな書類にサインをすることになりました。

    話をしたのも教会の懺悔室で、格子窓越しです。

    ユーさんいよると、死神のお仕事は思っていたより地味だけど、思っていたより有意義なお仕事だった、とのこと。

    チート能力は役に立ってますか?と聞いてみると、格子窓の向こうでランタンをすっごく光らせてくれました。

    案内する時に役に立つのだそうです。

    ピカッて光らせると死人だってびっくりして言うことをちゃんと聞いてくれるのだとか。なるほどでした。


    死神のお仕事は忙しいそうです。

    お話が終わると、鳥の羽が羽ばたく音がして、格子窓の向こうのユーさんはいなくなっていました。

  • 17二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:02:07

    めちゃくちゃ苦労しておられる。
    エルフはひかったもとい死神は光った。なんか神秘的な相手がびかって光ったらそりゃ怖いよね…
    死神の存在とか死神に会える(難易度は兎も角繋がってる)場所とか世界観広がるわー

  • 18二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:03:45

    種族:ゴーレム
    性別:女
    能力:冷蔵庫ボディ(体の前面が開いて色々入る)

  • 19二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:05:19

    望んだ能力を付与してくれるみたいだから
    転生前に何があってそんな能力を選んだのか?みたいな想像が広がるなぁ
    なんでランタン光らせたかったんだろう…

  • 20二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:21:45

    種族:人間
    名前:イザ

  • 21二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:23:00

    >>18

    転生者の名前:自律型歩行機能付き冷蔵庫さん

    場所:魔法研究の街

    報告:

    冷蔵庫さんは魔法の研究者さんの発明品をしていました。

    おうちに伺って事情を話したら、冷蔵庫さんを発明した研究者さんにすごくびっくりされました。

    お話を二人に伺ったところ、研究者さんは才能が伸び悩んでるうちに資金繰りが苦しくなり、怪しげな商人の依頼を受けて、非合法なルートで美女のゴーレムを制作したのだそうです。

    するとその美女のゴーレムが流暢に喋りだして、さらにお腹を開けたら食べ物を保存できる容器が出てきたので、一時期は自分の正気を疑ったのだとか。冷蔵庫さんはすごくエキセントリックな性格でした。


    けっきょく美女型ゴーレムの依頼は別物を納品して、今では冷蔵庫さんは研究者さんの所有物としてイチャラブの同棲生活をしているのだそうです。(本人談)

    なお、研究者さんによると、自律型歩行機能付き冷蔵庫の量産の夢は未だに叶っていないそうです。

  • 22二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:26:18

    種族:天狗
    名前:総司
    性別:男
    職業:和傘屋

  • 23二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:27:36

    まあ冷蔵庫ボディを望む人だもんね。
    そして「イチャラブ同棲生活(本人談)」で納得せざるを得ないエキセントリックさ…!
    まあ研究者さんの夢もたいがいエキセントリックだし割れ鍋に綴じ蓋で良いのかな?お幸せに

  • 24二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:28:53

    量産するつもりなのか…

  • 25二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:31:55

    >>20

    転生者の名前:イザさん

    場所:交易の街

    報告:

    イザさんは交易の街で商人をしていました。

    小さな村で育ったけれど、農作業がしんどかったのと、お金の勘定や交渉が上手かったのを重宝がられて村長さんを通じて旅商人や徴税官との付き合いを続けているうちに、成人した時に才能を活かすため、村を出て街で商人の道を歩むことになったのだそうです。

    まだ使用人のような立場だけど、だんだん小さな取引は任せられるようになって、今度隊商に同行する許可をもらったとかで、充実したご様子でした。

    実のところ、なんでチート能力をもらわなかったのかを聞きたかったのですけれど、聞きそびれてしまいました。

    クッキーさんのお話とお土産に頂いたビスケットを上げると、とても喜んでいつか会いに行きたいとおっしゃってました。

  • 26二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:35:54

    イザ×クキ来るか?

  • 27二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:39:25

    種族:吸血鬼
    名前:ルーナ
    性別:女
    能力:影がある場所限定のワープ

  • 28二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:39:31

    お、転生者同士で関わってる!
    イザさんチート無しで上手くやってるの凄いな。充実してるようで何よりだ

  • 29二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:41:34

    >>22

    転生者の名前:ソウジさん

    場所:竹林の街

    報告:

    ソウジさんは、はるか東方の島国にある、竹林の街で和傘屋を営んでいました。

    お話を伺ったところ、この東方の島国には日本っぽい雰囲気はあるものの、天狗という種族はいないそうです。

    なので、親も家族もなくて、気がつくとただ風の吹く竹林の中に生まれていたのだとか。

    そんな風に誕生するのがどんな感じか、私にはよく分かりません。


    鼻がすっごく高い、いかめしい真っ赤な顔の天狗の姿だけど、人間に変身もできるのだそうです。

    修行をしているうちに、そういう、神通力?というのが身についたのだとか。

    人間の街の中で和傘屋をしながら竹林で修行をして、という二重生活をエンジョイしてるそうでした。


    帰り道の話をすると、ソウジさんは神通力で大陸の方に送り届けてくれました。

    天狗ってなんなんでしょう……?

  • 30二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:55:20

    てんぐって すげー
    マジでエンジョイしてるなあ。超パワーを得ても「得たからにはなになにせねば」とかなく良くも悪くも思うがまま…
    実に天狗だ

  • 31二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 23:55:27

    名前:アルカ・シエル
    性別:女性
    種族:蝙蝠の獣人(目隠しをしていて手が翼になってるタイプ)
    チート:情報操作能力
    備考:転生前の名前は在処知得(ありかしえる)

  • 32二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 00:00:58

    >>27

    転生者の名前:ルーナさん

    場所:黄昏の国

    報告:

    ルーナさんは、黄昏の国を統べるヴァレンシュタイン家の当主をされていました。

    少し気後れしていましたが、私がお話を伺いにいくとすごく歓迎されました。


    この世界の吸血鬼は元々、悪い魔術師が儀式で転生した強力なモンスターで、吸血して配下を増やす能力を使ってとある国の中枢を乗っ取って支配していました。この支配体制は他国が真相に気づいた後でも覆すことはできずに、周囲の国は不干渉の立場で現状維持するしかなかったそうです。


    そんな中、ルーナさんは美貌を気に入られて吸血鬼にされた、王族の娘さんでした。

    へんな話ですけれど、吸血鬼への転生を希望したせいで、吸血鬼になるまで前世の記憶が蘇らなかったんじゃないか、と仰っていました。つまり、吸血鬼になった時に前世の記憶が蘇ったそうです。


    ルーナさんはすぐに自分の能力を使って、自分を吸血鬼にした相手をやっつけて、計画を練りました。

    (不意打ちで相手の体内にワープしたそうです。グロいです。)

    王族の娘として、吸血鬼の支配に苦しんでいる臣下の人々を知っていたルーナさんは、信用できる人たちを集めて吸血鬼たちへの反乱の計画を伝え、許しを得て全員を吸血鬼にして、国を支配していた吸血鬼たちを一掃した、とのこと。

    (親玉の魔術師は相手の体内にワープして爆発させるやつでやっつけたそうです)


    今ではルーナさんは、黄昏の国と改名したこの国で、人を襲わない厳しい戒律を作って平和に暮らしています。

    それでも、周辺の国との関係は微妙とのことで、国の空気が停滞気味なのだとか。

    他の転生者の話をすると、遊びに来てくれるなら歓迎するので、会ったら誘って欲しいとお願いされました。

  • 33二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 00:11:08

    後天的種族による特殊処理かー。面白!
    そして即断即決の武闘派とはこの娘さんやりおる…これは王の器ですわ。

  • 34二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 00:18:18

    >>31

    転生者の名前:在処知得さん

    場所:交易の街

    報告:

    在処知得さんは、あちこちの国や街を飛び回っていて、遭遇するのが大変でした。

    たびたびお名前を宛に酒場や食堂で居場所を尋ねていたら、在処知得さんの方から接触してくれました。

    なんでも、正体不明のエージェントをされているのだそうです。

    私の事情を説明しても、最初はなかなか理解を示してくれず、信用してもらうまでずいぶん時間がかかりました。


    在処知得さんは、


    今ではチート能力を使って、自分の情報や痕跡を消しながら活動しているのだそうです。なんでも自由に自分についての情報を修正したり、削除したり、入れ替えたりできるのだとか。

    その能力で、名前を記録しようとすると、日本の漢字になるように操作しているそうで、なんでもちょっとした嫌がらせなんだそうです。女神様は漢字を読めるでしょうか?


    アタシは楽しくやってるので大丈夫だよ女神様。旅人ちゃんまでよこして心配してくれてありがとね。

  • 35二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 00:21:23

    介入してて笑う
    SCP記事か何か?

  • 36二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 00:22:47

    ヒエッ
    女神様へのメッセージからすると普通にいい子っぽいのが救いだけど怖っ!

  • 37二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 00:33:44

    名前:導きの風
    種族:風
    能力:風になりたいと願ったらうっかり種族が風になってしまった

  • 38二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 00:54:46

    >>37

    転生者の名前:導きの風さん

    場所:精霊使いの隠れ里

    報告:

    居場所の表記がずっとすごい勢いで変更され続けてるので、いったいどうやって報告をすればいいのか途方に暮れていましたが、ようやくなんとかなりました。


    風と対話できるという精霊使いの噂を頼りに、旅の精霊使いさんと交渉を重ねて、ようやくこの方とみて間違いないものについてのお話を件のえらい精霊使いさんから伺いました。

    本当は、直接に話を伺うべきなのですが、精霊使いじゃないと風とは交信できないそうなので、ご容赦下さい。


    導きの風というのは、つい最近、精霊使いさんが感じとるようになった、すごく善意に満ちた優しい風なのだそうです。

    難破しかけた船を陸へ向けて押してあげたり、風に飛ばされた人を柔らかい草むらに落としてあげたり、悪者を風で追い払ったり、色んな形で人助けをしているのだとか。

    あと若干女性を好む傾向があるということでした。

    水浴びをしている女性の頭上でよくふわりふわりと舞ってるそうです。

  • 39二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 01:03:33

    良い話のオチにスケベ!
    まぁでも精霊ってそういう所あるしな

  • 40二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 01:23:43

    名前:趣徐(おもむきおもむろ)
    種族:人間
    性別:男性
    職業:バックパッカー
    能力:どこでも歩ける(壁、海、火、空気等)

  • 41二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 01:31:39

    名前:夢見 歩
    種族:夢魔(not 淫魔)
    性別:女
    能力:夢歩き

  • 42二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 03:17:48

    名前:ノマク
    種族:人間
    能力:姿を自由に変化させる
    境遇:ストリートチルドレン

  • 43二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 03:22:51

    名前:ルポ
    種族:人間
    性別:男
    職業:吟遊詩人
    能力:無生物との会話

  • 44二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 03:45:38

    種族:猫
    名前:ねこ
    (吾輩は猫である。名前はねこである。)
    能力:睡眠中の時間停止

  • 45二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 03:58:32

    種族:人間
    名前:リュータ
    性別:男
    チート:スタミナ回復速度上昇【極】 ※全力疾走でなければ丸一日走り続けられるくらいの回復速度
    備考:チートとは別で普通に習得できる範囲で回復魔法を習得・修練したいです

  • 46二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 08:46:34

    >>40

    転生者の名前:オモムロさん

    場所:断崖の街

    報告:

    オモムロさんは、旅の途中でたまたま遭遇できたのでお話を伺いました。

    転生する前から旅をするのが夢で、今はその夢を叶えてこちらの世界で旅の途中だそうです。


    旅の中では、追い剥ぎや山賊、詐欺やモンスターにやられてひどい目にあったとのことで、けっこうな怪我を自慢気に話されてしまってちょっと困りました。今では逃げ足だけは鍛えられたとのこと。

    何度か一箇所に定住することも考えたそうですが、自分のチート能力を思うと、どうしてもどこまで歩けるかを試したいという誘惑に負けちゃうそうです。

    今は、旅の資金を稼ぐために、断崖の街の近くの山岳地帯でしかとれない珍しい素材を収集している最中なのだとか。お金が溜まったらまた旅に出るとのことなので、黄昏の街を紹介しておきました。

  • 47二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 09:36:25

    >>41

    転生者の名前:アユミさん

    場所:夢の中

    報告:

    アユミさんとの遭遇は、思ったよりは簡単でした。

    魔法研究の街で夢に関連する魔法について研究している人をさがして、明晰夢を見ることのできる魔法をかけてもらって「アユミさんを探す夢」を何度か見てみたのです。三回目で無事に会うことができました。

    だけどアユミさんによるとあまり良い方法じゃなかったそうで、軽く怒られちゃいました。


    夢魔というのは、夢の中に住むモンスターのような種族だそうです。

    実はすごく種類が多くて、アユミさんみたいに普通の人みたいに考えたり会話できるものは稀少なのだそうです。

    それに普通は自由に夢を渡り歩けるわけじゃないので、人の記憶から薄れていつか消えてしまう、儚い種族なのだとか。アユミさんも、いくつも出会ったり別れたりを繰り返しているそうです。


    転生したばかりの頃は、怖い夢やひどい夢、えっちな夢とかに出くわして大変だったそうです。

    今はだいぶ落ち着いて気分に合わせて人の夢を渡り歩いているそうです。

    たまに転生者の人の夢を覗くこともあるそうで、次に遭遇したら私のことを伝える約束をしてくれました。

  • 48二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 09:49:04

    名前:マルガレータ
    性別:女
    生まれ:北海に居を構える名門貴族の跡取り。文武両道の家訓に従って剣士として武者修行中
    チート能力:凍結(という概念。無機物から有機物、概念に至るまでを凍らせる)

  • 49二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 09:59:39

    >>42

    転生者の名前:ノマクさん

    場所:盗賊都市

    報告:

    ノマクさんは帝国領内にある港湾都市、悪名高い盗賊都市で小さな組織のリーダーをしていました。


    盗賊都市というのは、港湾貿易の利益などをたくさんの暴力団が乱立して奪い合ってるような感じの街です。

    ノマクさんはその街でパン屋を営んでいるご家族に生まれたそうですが、お金を払って守ってもらっていた暴力団が抗争でなくなって、その後にどの暴力団の庇護下に入るかという話で揉めた結果、家ごと燃やされちゃってご家族を亡くしたそうです。

    その後に、ふと転生前の記憶を取り戻して、なんとか生きることを考えることにした、と仰いました。


    元々、こういうケースはこの街では珍しくなくて、人買いの手から逃れて路上生活をしている子供を集めて組織を作り、自衛することを教えて、他の暴力団から自衛できるぐらいの力が手に入った、のだとか。

    チート能力の使い道については、あまり答えてくれませんでした。

    もうちょっと強い能力だったら良かったな、と、こぼしていたのが印象的でした。


    街から離れて、よその集落とかで暮らしてはどうでしょう?と聞いたのですが、今さら自分たちのような生き方をしている人間がよそで暮らすのは無理だろう、とのこと。

    でも、安全に受け入れてくれる場所があるなら、小さい子とかを保護して欲しいとのことなので、あ仁の集落のことを話して連絡方法なども伝えておきました。


    ご本人は謙遜されていましたが、ご一緒されている仲間のお子さんたちの様子は活き活きとしていたので、良いリーダーなのではないかと思います。

  • 50二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 10:13:20

    >>43

    転生者の名前:ルポさん

    場所:南方の開拓村

    報告:

    ルポさんは南方の開拓村で農業に勤しんでおられました。


    子供の頃からチート能力で無生物と会話できたせいで、ご家族からすごく怖がられたり、その能力を利用できないか父親から魔法使いや貴族の人までたくさんの人に晒されたりしてたいへん苦労したそうです。

    十歳の頃に熱を出して転生前の記憶が戻った時には、思わず自分のことを呪ったと苦笑いしていました。


    もともとこの能力が欲しかった理由を思い出したルポさんは、いくばくかのお金を稼いでから家を出て、芸術の街で吟遊詩人としてしばらくの間、活動したそうです。

    でも、師匠についてもらって腕を磨いたもののあまり楽曲の才能はなかったそうで(実際に聞かせてもらったリュートはすごくお上手でした)、どちらかというと詩を作る才能の方を買われてあちこちに詩を提供したそうです。

    芸術の街では繰り返し上演されているミュージカルで唄われる歌もルポさんの提供だそうです。旅がらすの私でも知っているようなすごく有名なやつですよ!


    今はお仕事にちょっと疲れたとかで、吟遊詩人はお休みしているのだとか。

    チート能力のお陰で、あまりよくない話も教えてもらえるのが、善し悪しだとか、また苦笑いで教えてくれました。

    ときどき食堂で演奏会を開いて村の人に聞いてもらっているそうです。

  • 51二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 10:20:38

    名前:ウィリアム
    種族:人間
    職業:村の衛兵
    能力:魔力で生み出せる銃と弾薬(銃は一つだけしか生み出せない)
    境遇:元軍人で戦死したあとにそのままの姿で転生、村を襲った魔物を仕留めた事で村に受け入れられる。

  • 52二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 10:24:57

    名前:盛行風
    種族:竜
    性別:可変(転生前は男性)
    職業:(転生前は生命工学の技術者)
    能力:生物の範疇なら何にでも変身できる

  • 53二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 10:25:34

    >>44

    転生者の名前:ねこさん

    場所:芸術の街

    報告:

    ねこさんを探すのは意外にも簡単でした。猫にねこと名前を付ける人は珍しいからです。


    実のところ、自分でそう思ってるだけとか、あるいは「ねこ」とだけ呼ばれる野良猫とか、そういうのだったらどうしようもないなって思ってたのですけれど、とある高名な画家さんの飼い猫に「ねこ」と名付けているという笑い話を聞いて、もしやと思ってお話を聞きに行ったところ、どうやら間違いないようです。


    飼い主さんの画家によると、ねこさんが寝ているところを見たことがない、のだそうです。

    いつも絵を見て、良い絵だったらじっと見て、悪い絵だったらちらりと見たらすぐに飽きてどこかに行ってしまうのだとか。幸運の猫さんとして大事に思われているようでした。

    なんで名前が「ねこ」なのか聞いてみたところ、なにかこむずかしい芸術論の話になっちゃったので割愛します。


    一応、ご本人にも会いましたけど、「にゃーん」としかおっしゃらないのでちょっと困りました。

    でっぷり大きくふと 育っている様子だったので、幸せに生きてられるのだと思います。


    確認のために一応、この手帳の文章も読んでもらいました。   🐾

  • 54二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 10:29:45

    名前:ああああ
    種族:ドットマン(ポリゴン状の人形実体)
    性別:なし
    能力:LVーステータス

  • 55二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 10:38:26

    >>45

    転生者の名前:リュータさん

    場所:迷宮の街

    報告:

    リュータさんは迷宮の街で冒険者として活動していました。


    だいぶ幼いころから転生の前の記憶があって、チート能力を自覚してからは、とにかく訓練するのが面白くてずっと街の剣道場に入り浸って訓練に明け暮れていたそうです。なにしろいくら訓練してもすぐに体が回復するから、一日に25時間訓練できるぐらいの感覚だったのだとか。

    剣の腕もめきめき上達して一時期は神童と持て囃されたそうですが、実戦ではまるで感覚が違うとかで、兵役についてモンスターの討伐に参加するようになってからはだいぶ苦労したそうです。


    けっきょく、大きな怪我をしてから戦闘が苦手になって、お世話になった治療院のお手伝いをしているうちに自分でも治癒の奇跡を身に着けて患者の治療に当たるようになったとのこと。

    その後、遭難した冒険者パーティーの救助隊の仕事があると聞きつけて迷宮の街に向かって、今では正式な隊員として働いているそうです。


    戦うよりも逃げる方が得意だから性に合ってるとおっしゃってましたが、酒場でお話を聞いているときに居合わせた冒険者さん達からは謙遜だと褒めちぎられて照れていました。

  • 56二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 12:31:57

    いろんな人の人生のぞかせてもらってる感じで面白い

  • 57二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 14:47:46

    >>48

    転生者の名前:マルガレータさん

    場所:迷宮の街

    報告:

    マルガレータさんは迷宮の街で冒険者をされていました。


    北門の街の領主の娘として生まれて、いずれは北からくるモンスターに対する防壁として、領主一族や街の兵士たちと共に街に一生を捧げるつもりで生きてきたものの、今は諸事情で街を離れて自分の鍛錬に集中している。とのことでした。

    優秀なご兄弟、姉妹がいるので、家の後継者問題も気にせずに自由を許されているとのこと。


    チート能力についての話はあまりされないので聞いてみたのですが、危ない、怖い、もうやらないとのことでした。

    凍結する対象の歯止めが効かない、調整ができないのと、いまだに凍結を解除する手段が見つからないことを踏まえて、えらい魔法使いさんに頼んでこれを封じる魔法具をつけているそうです。

    北門の街の一角では、今も門を破って侵入してきたモンスターの群れと、避難が間に合わなかった住民たちが、その時のままの姿で凍っているのだそうです。

  • 58二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 15:01:40

    >>51

    転生者の名前:ウィリアムさん

    場所:街道の宿場町

    報告:

    ウィリアムさんとは、帝国領の小さな宿場町で出会いました。

    なんでも夢の中で夢魔のアユミさんから私の話を聞いて、あちらから探してくれたそうです。


    戦死した軍人さんが蘇生する、という形でこの世界に転生したウィリアムさんは、まだ存命だったご両親に会いに行ったあと、紆余曲折あってそのまま村の猟師兼兵士として暮らしているそうです。

    死亡したウィリアムさんと、転生して現代日本人の記憶をもったウィリアムさんは、別人だとも言えるのですが、このことを話した上で、互いが望むなら家族であることは変わらない、ということになったそうです。どんな風なやりとりがあったかは私には分かりませんが、ウィリアムさん自身、色々思うところがある様子でした。


    今は、定期的に帝国からお仕事を頼まれているそうです。

    最近起きた帝国での政変に関わっているので、今はしばらく村に戻ることができず、困っているとのこと。

    もらうチート能力を間違えたかもしれないと、ちょっと落ち込んでる様子でした。

  • 59二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 15:30:31

    名前:ヴィヴィラ
    種族:キューピット
    能力:男女問わず二人組をカップルもしくは親友にする

  • 60二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 15:31:15

    >>52

    転生者の名前:モリユキさん

    場所:魔剣連峰

    報告:

    モリユキさんは、北方の人類生存圏の少し外にある、魔剣連峰を縄張りにしていました。


    この世界のドラゴンは北方と南方の極点を中心に生息していて、モリユキさんは北方側の有力なドラゴンの一角として数えられているのだとか。まだまだ生まれて間もない子供がこんなに力を持っているのはすごく珍しいことなのだそうです。

    姿を自由に変えられるチート能力も便利に使いこなしてらっしゃる様子で、会いに行った時はモリユキさんは男性の姿で対応してくれました。


    実は一度、人類生存圏を人間に変身していた時に、勇者と呼ばれるものと遭ったとのこと。

    あまりよくない出会いだったそうで、戦いになって大変な思いをされたのだとか。変化で再現できないものもこの世界には多いことが分かったので、今は考え方を変えて自分の能力を活かす方法について研究に勤しんでいるそうです。


    ところで本当は名前の呼び方はちがう感じらしいですけど、正しい読み方は教えてくれませんでした。

  • 61二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 15:35:32

    名前:トニー
    種族:人間
    性別:男
    能力:あらゆる汚れや塵を消して綺麗にする

  • 62二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 17:23:12

    名前:アメフツイネ
    種族:人間
    性別:女性
    能力:とても速く動ける
    生まれ:元貴族

  • 63二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 18:05:39

    旅人の手記を読んでいるようだ

  • 64二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 20:11:44

    >>54

    転生者の名前:ああああさん

    場所:大森林地帯

    報告:

    ああああさんだと思われる方は、大森林地帯で遭遇しました。


    会話はできないようで、こちらの言葉も分かっていないみたいで、コミュニケーションはできませんでした。

    空中をすーって障害物をすり抜けて移動しながら、時々、手足や頭を動かしてなにかに触れようとしていましたが、触れてもすり抜けてしまうようです。


    付近に住んでいるエルフの集落でお話を伺っていたところ、少し前に人類生存圏から移動してきて、森の中を彷徨うようになったのだとか。

    何にも触れることができない、幻のようなものだと結論づけて、放置することにしているのだと。

    危険を確かめるために長い期間ああああさんを観察していたエルフさんの話では、苦悩しているように見えた、ということです。


    どういう経緯で今の状態になったのか、何も確かめられませんでしたが、状況を改善させることができればそうしたいと思いました。

  • 65二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 20:14:55

    名前:アクニン
    種族:人間
    性別:男性
    能力:無為転変
    性格:ツンデレ善人

  • 66二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 20:36:42

    >>59

    転生者の名前:ヴィヴィラさん

    場所:亜人の集落

    報告:

    ヴィヴィラさんは、旅の途中で助けを求められて、お手伝いをすることになりました。

    私のことは夢魔のアユミさんを通じて教えてもらったとのこと。


    なんでも危険な亜人として帝国領から捕獲命令が出ていて、しかも追跡部隊に追われているとのことだったので、大急ぎで帝国領から逃れて亜人の集落までお連れすることになりました。

    けっこうハードな追いかけっこでしたが、無事に帝国領から出て亜人の集落まで送り届けることに成功しました。


    落ち着いた後に話を伺ったところ、帝国に追われることになった経緯を話してくれました。

    まず、この世界にキューピットという種族はいなかったそうです。なので生まれつき羽根と光輪のあるヴィヴィラさんは、先祖返りで生まれた亜人ではないかと考えられて、ご両親に隠されて大事に育てられたそうです。

    (一緒に話を聞いていたクッキーさんは、能力で両親の関係が悪化しないようにしていたんじゃないかな、と仰ってました)

    その後、世話役のメイドさんに乞われて仲を取り持ってあげたことで、ヴィヴィラさんの噂が家の外に漏れて、能力の使用を乞われることが急に増えたことで状況が悪化して、自分の能力を使うことが怖くなって両親に相談して逃げることになった……とのことです。


    喧嘩したり、仲の悪い関係の人間を見ると、ついチート能力でその仲を修復してあげたくなるそうで、そのあともいくつか問題を起こしてしまって、帝国の偉い人に自分の能力を知られたんじゃないかと仰っていました。


    亜人の集落で受け入れる条件としてクッキーさんから『許可が出るまでチート能力の使用を禁止』と言われてがっかりされていましたが、私もそうした方がいいと思います。

  • 67二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 20:49:04

    >>61

    転生者の名前:トニーさん

    場所:芸術の街

    報告:

    トニーさんは芸術の街で清掃のお仕事をされていました。


    お話を伺うと、元々は遠く盗賊都市の暴力団の構成員の一人の息子として生まれたそうです。

    記憶を取り戻してからは、暴力的な父親の存在に嫌気が差して家を出ることを考えていたそうですが、それよりも先に暴力団同士の抗争でご家族は死んでしまって、盗賊都市から逃げ出してあちこちの街を転々としながら、その日暮らしの毎日を送っていくうちに、ようやく今の仕事を手に入れたのだとか。

    詳しいことは聞けませんでしたが、腕とか顔に大きな傷跡があるのは痛々しかったです。


    自分のチート能力で、もしかしたら悪いやつを消せるんじゃないかと思ったけど、できなかったそうです。

    でも、それができないのは良いことじゃないかと私は思います。

    代わりに今は、芸術の街で一番の劇場をピカピカに掃除するお仕事だって任せられているのだと、誇らしげに教えてくれました。

  • 68二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 22:45:59

    名前:センリョ
    チート能力:任意のアイテムを呼び出せる
    備考:よく話を聞かずにこれは転生後に転生者によるバトルロイヤルが始まるパターン……!と思っていたが別に始まらなかった

  • 69二次元好きの匿名さん21/12/08(水) 23:35:28

    全体的に面白いな
    転生者同士の絡みも自然だし、観察日記というか群像劇っぽいコンセプトが個人的に刺さる

  • 70二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 00:02:07

    >>62

    転生者の名前:アメフツイネさん

    場所:迷宮の街

    報告:

    アメフツイネさんは、迷宮の街で冒険者をされていました。

    とてもえらい冒険者で、迷宮探索のスケジュールも厳しいとかで会うのは難しいという話でしたが、同じ冒険者であるマルガレータさんの紹介でお話の場を設けてもらいました。お二人は同じ転生者ということを明かしていて、定期的に連絡を取り合う仲なのだそうです。(実力差があるので同じパーティーではないそうです)


    アメフツイネさんは、帝国に強引に吸収合併される形で滅んだ小国の貴族なのだそうです。八歳になって記憶を取り戻した頃には帝国の圧力は目に見える形で国を取り込んでいて、頑張ってもどうにも出来なかった、と、少し悔しそうに仰っていました。

    家が取り潰しになった後、アメフツイネさんは国を捨てて冒険者になる道を選んで迷宮の街に流れ着いたそうです。

    持ち出した財産は自分の訓練のために費やして、ご自分のチート能力を十二分に使いこなせるようになるまで鍛えてからは、すぐに迷宮の街の最強格の冒険者としての地位を固めるに至ったとのこと。


    試しにチート能力の使い方を見せてもらいましたが、空中に投げたリンゴをナイフでウサギさんにしてくれました。

    マンガみたいでしょ、と笑うアメフツイネさんは、この世界での生活を十二分に楽しんでるように思えました。

  • 71二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 00:12:35

    >>65

    転生者の名前:アクニンさん

    場所:交易の街

    報告:

    アクニンさんは交易の街の食堂でコックさんをしていました。


    この街で生まれ育って、親を継いで鍛冶屋をするように迫られて、もっと多くの人を相手にする仕事が良いと啖呵を切って辿り着いたのが食堂だったのだとか。美味しい料理はみんなを笑顔にしますもんね。

    食堂の常連さんには、もっと店を流行らせないと、父親の店の方が客が多いぞ、なんてからかわれてました。


    チート能力については、すごく危険とか、気持ち悪いとか、そういう感想を頂きました。

    一応、確認しましたけれど希望通りの能力だったのは間違いないそうです。

    よくは分かりませんが『いのちをいのちとして見られなくなる』という理由で、使わないようにしているのだそうです。

    その効果については少し思うところがあったので、もしかしたら頼ることがあるかもしれないとお伝えしておきました。

  • 72二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 00:19:08

    名前:マンガン(満願)
    職業:鍛冶師
    能力:鍛冶の才能
    備考:転生前に、変形する武器とか、仕掛けのある道具とか、そういうのが作りたいんです!と女神様に想いを熱く語った

  • 73二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 00:30:28

    >>68

    転生者の名前:センリョさん

    場所:戦砦の街

    報告:

    センリョさんは戦砦の街で傭兵団の支配人をされていました。


    なんでも、つい最近まで転生者同士での戦いを想定して準備していたとかで、傭兵団もその一つなのだそうです。

    他にも商人の繋がりを基盤にした独自の情報屋のネットワークを作って、転生者らしい人物を探したり、見つけたらそれとなく監視をしていたらしいです。

    夢の中に現れたアユミさんが転生者同士で戦おうとするような話はないよってセンリョさんに教えてなかったら、接触しようとしていた私も危なかったかもしれないですね。くわばらくわばら。


    チート能力はもちろん存分にお金儲けに使っているそうです。

    ただし、呼び出せるものはこの世界にある自分が見て記憶してるものだけ、だそうです。つまり泥棒になっちゃうので、輸送とかに役に立てて使うことにしたそうです。例え泥棒が誰にもバレないとしても、小悪党は長生きしない、なのだそうで。

    箱を移動すれば、箱の中身を知らなくても大丈夫だということを利用して、輸送のお仕事をバンバンやっているのだとか。


    今は人類生存圏の南端に位置する戦砦の街で、補給のいらない凄腕傭兵団として活動中とのことです。

  • 74二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 00:33:22

    名前:ノクターン
    種族︰シャドウ
    職業︰ピアニスト
    能力︰最高のピアノ召喚(出し直す度に最高の状態に戻る)

  • 75二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 00:51:21

    名前:トワ
    種族:人間(女)
    能力:諦めない限り可能性を掴む能力
    境遇:秘境にあるダンジョンの奥深く、ほぼ不死で長い間魔物的存在に嬲られ続け精神が折れた謎多き女性に憑依

  • 76二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 00:52:40

    >>72

    転生者の名前:マンガンさん

    場所:鉱山の町

    報告:

    マンガンさんは鉱山の町のドワーフ工房で新気鋭の武器職人として邁進されていました。


    お仕事の合間にお話を伺ったところ、普通の村の普通の農業を営む家に生まれたけど、10歳で親を説得してメチャクチャ頑張ってこの鉱山の町で見習いとして職人になって、15歳で師匠に認められる武器を仕上げていっぱしの武器職人として一人前になったとのこと。あとは武器を作ってるか家で寝てるかの毎日にだそうです。


    実際に見せてもらったものはどれもものすごいというか、魔力の爆発力をぶつけるアックスとか、変形機構のついた巨大ソード&アックスとか、どこかで見たようなすごい武器が実物になっていました。もちろんオリジナルのものもたくさん。(人型ゴーレムが大剣に変形した時はちょっとマンガンさんヤバいなって思いました)


    ただ、使いこなせる人が余りいないのが悩みの種だそうです。

    ドワーフさんはわりと爆発するアックスとか変形機構つきソード&アックスが好評で、鉱山の町のドワーフ戦士の中ではほぼ正式装備になっちゃったそうです。戦士さん達がみんなその装備で並んでるのはちょっと二度見する光景でした。

  • 77二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 00:55:52

    熱意が……熱意が凄い……!

  • 78二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 08:23:04

    こんなにたくさん物語捻りだせるのすげぇわ、素直に感心する

  • 79二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 08:52:22

    名前:茸村
    種族:人間 元捨て子 おっさん
    性別:男
    能力:なんでもキノコにする

  • 80二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 09:27:14

    名前:キグ
    種族:人間?
    性別:男
    能力:魔法陣を介してあらゆる魔術の開発・行使ができる
    備考 : 魔術の研究・開発に没頭している

  • 81二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 09:33:25

    名前:ネリオン
    能力:時の止まる亜空間に物を自由に出し入れできる

    情報少な目でどう味付けされるか見たいのでこれで頼む

  • 82二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 09:46:01

    種族︰人間
    性別:男性
    能力︰最高の盾
    備考:転生前に女神様に銀髪エルフ(できれば巨乳)と仲良くなって恋人になりたいと熱弁した

  • 83二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 09:58:50

    >>74


    転生者の名前:ノクターンさん

    場所:芸術の街

    報告:

    ノクターンさんは芸術の街にある音楽学校でピアノの講師を務めていました。


    非常に落ち着いた優し気な方だったのですが、お話を聞いてみると波乱万丈の人生でした。

    なんでも辺境地方の小さな村で生まれて、ほどなくして村はモンスターの群れに飲まれることになって難民生活が続いて、一時期は冒険者のような仕事で生計を立てている時期もあったそうです。


    その頃は、ピアノは主に上に召喚して敵を押し潰す道具として使っていたとのこと。

    今でもこのチート能力を使い方には自信があるそうで、結構な遠くの位置の高い場所にも出せるそうです。


    酒場などで披露していたピアノの腕を貴族さんに買われて、ピアノ演奏者として生活が落ち着いてからは、しばらくはいろんな場所で演奏を披露していたそうです。

    ですが、この世界に現存するピアノがあまりにも少なく、かつ低品質で、ピアノ演奏者があまりにも少ない現状に不満を感じて、今は自分の死後のことを考えてピアノの普及に努めているそうです。


    職人さんにお願いしてご自分のピアノの再現をお願いしているそうですが、なかなか上手くいかないのが悩ましいとのこと。

  • 84二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 10:20:38

    >>75

    転生者の名前:トワさん

    場所:廃神殿領域

    報告:

    今回の報告には、魔剣連峰にお住いのモリユキさんにご協力お願いしました。

    目的地になる廃神殿領域は人類生存圏から離れすぎていて近づく手段が思い付かなかったからです。


    廃神殿領域は、過去に危険な神が降臨した場所とのことで、周辺一帯は空間がおかしなことになっているので入るのは危険な場所です。モリユキさんもここに人類がいるというのは驚きだったそうで、興味を持って協力してくれました。


    領域内では大変な思いをしましたが、最終的にはトワさんと思われる女性を確保することに成功しました。


    残念ながらお話ができる状態ではなかったので、黄昏の国に移送して療養してもらうことになりました。

    夢魔のアユミさんによると治療は不可能ではないようなので、無理しない程度に気長に治療にあたってくれるとのこと。幸いトワさんご本人には時間が十分にあるようなので、いつか落ち着いたら改めて話を伺いたいと思います。


    チート能力については、残念ながら発動条件を満たせる状況ではなかったようです。


    同行して頂いたモリユキさんは、面白いサンプルをたくさん入手できたと大喜びのご様子でした。

  • 85二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 10:39:19

    >>79

    転生者の名前:タケムラさん

    場所:大森林地帯

    報告:

    タケムラさんは、大森林地帯に小さな小屋を建てて一人で生活していました。


    ご本人は顔を合わせたくないとのことでしたので、扉越しにお話を伺うことにしました。

    あまり良い人生を歩んでこなかったそうです。

    村の口減らしに奴隷として売られた後、連れていかれている最中に記憶を取り戻して、チート能力で脱走してしばらく色んな街を転々としてその日ぐらしに明け暮れることになったのだとか。

    スラム街で顔見知り程度に受け入れられたと思っていた相手と諍いを起こして、その相手をキノコにしてしまってからは人間の近くにいることが恐ろしくなって、人類生存圏から遠く離れた場所に移動してきたそうです。


    エルフの集落と取引して生計を立てているとのこと。

    良好な関係ではないものの、住むことを許してもらっているのだから、感謝しているそうです。

  • 86二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 17:37:28

    >>80

    転生者の名前:キグさん

    場所:帝国首都

    報告:

    キグさんは帝国首都で皇帝一族の末弟に仕えていたそうです。


    近年、帝国では先帝の崩御が起こり、それからの跡目争いで一族の多くが暗殺されて、最終的には先帝を謀殺した逆賊として末弟も討たれることになったのですが、この発端になった呪殺の魔法が、キグさんの作ったものなのだそうです。

    極めて高精度かつ防御の難しい魔法で、あまりにも簡単に人を殺せてしまうため、この魔法を知るものは残らず闇に葬られた、とのこと。


    ですが、噂によると、キグさんの残した魔法の書は世界にいくつも残されているそうです。

    だけどそれに関してはもう一つの噂があって、キグさんの作った魔法を使おうとするものは皆、呪われて死んでしまうというもの。

    事実、キグさんが作り出したという魔法を使うものは、今はもうこの世界のどこにもいません。


    自分の作った魔法を使うものがみんな死ぬという魔法を作った、ご本人を除いて。

  • 87二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:35:52

    名前:ツイン・T・ドリル
    能力:悪役令嬢(人生が悪役令嬢っぽくなる)
    備考:多分断罪とかされたら「私は……マン……ゾク……ダ……」とか言いながら消える(?)

  • 88二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 23:30:47

    >>81

    転生者の名前:ネリオンさん

    場所:魔法研究の街

    報告:

    ネリオンさんは魔法研究の街で研究職に就いていました。


    聖堂の街で、敬虔な女神教の信者の家に生まれたネリオンさんは、12歳になって転生者の記憶を取り戻してからも、進行を失わずにむしろ自分の存在こそ神の証明であると考えるようになったそうです。

    チート能力を苦しんでいる人を救う手段として大いに利用するため、大陸を旅して人々に救いの手を差し伸べました。具体的には、食料や物資などを私財を費やして購入し、チート能力で亜空間に詰め込んで配ったりしたそうです。


    ところが、ある街で強盗に襲われた時に、必要に迫られてこの強盗にチート能力を使ったところ、牢に入れようと亜空間から取り出したこの強盗は発狂していたそうです。

    髪は恐怖で白く干からびて、貼り付いたような瞳を見開いたまま、同じ言葉を繰り返していたとか。

    これは女神から授けられた奇跡を人を殺すことに用いた罪なのだと考えたネリオンさんは、自分の能力の本質を確かめるため、『時の止まった亜空間』の正体を確かめるため、今は魔法研究の街で自分の能力を研究しているそうです。


    もちろん、魔法研究の街にもある女神教の神殿で、信者としてのお勤めもつづけられているそうです。

  • 89二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 23:46:46

    >>82

    転生者の名前:タテさん

    場所:迷宮の街

    報告:

    タテさんは迷宮の街で冒険者をしていました。銀髪で巨乳のエルフさんと一緒に。


    大森林地帯に面する農村で育ったタテさんは、10歳で転生者の記憶を取り戻してチート能力である最高の盾の召喚を使えるようになったそうです。

    なのですが、戦闘の訓練をしているわけでもなかったタテさんがいきなり強くなるわけでもなく、盾は使いこなせずに宝の持ち腐れになってしまったみたいです。自動で自分を守ってくれる機能があるものの、無敵とは程遠かったとのこと。

    なのですが、当時のタテさんは農村の兵士さんに勝ったことで有頂天になって、大森林地帯のエルフの集落に突撃したのだそうです。


    結果、当然のようにメチャクチャ射殺されそうになったのだとか。


    危なく村が滅ぶところまで行くいところで、なんとか村の人達の努力で和解して、タテさんは村を追い出されたそうです。ご自身では勇者の旅立ち的なやつだとおっしゃられていました。ちょっとだけ旅の準備金を頂けたそうです。


    現在は、迷宮の街で冒険者として腕を磨いている最中だそうです。

    どうやって現在ご一緒しているエルフさんと知り合ったのかが気になりましたが、これについてはご本人もよく分かっていないそうで、なんだか向こうから気に入られて一緒にパーティーを組むことになったのだとか。


    とにかく、今はたいへん充実しているとのことです。

  • 90二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 23:58:21

    エルフ側に何かあるパターン!

  • 91二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:03:26

    幸せそうだからヨシ!

  • 92二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:07:28

    名前:ニヒル
    性別:男性
    能力:魔剣召喚「任意で接触(装備や身に着けている物越しでも可)している相手から体力を吸収し、任意の相手の治療(内臓や四肢の欠損程度なら生やせる)を行ったりエネルギーとして放出したり出来る」

  • 93二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:08:27

    名前:フレア
    種族:吸血鬼
    性別:女
    特典:マンホール(何故か壊れない)

  • 94二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:10:23

    名前:ムラサキ
    種族:鬼
    性別:女
    能力:雷神化

  • 95二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:15:47

    >>87

    転生者の名前:ツインさん

    場所:迷宮の街

    報告:

    ツインさんは、帝国の現皇帝の座に就いていました。

    会見を求めるのはなかなかに大変でしたが、帝国に縁のあるウィリアムさんに事情を説明して伝言をお願いしたところ、驚くほどスムーズに事が運んでお話を伺うことができました。


    元々、皇帝の一族に名を連ねていると言えども、末子で後継者争いと縁の遠かったツインさんは、帝国内の貴族学校に通いながら帝国内の貴族の誰かと婚姻を結んで皇族の力を高めることを期待されていたのですが、多少、エキセントリックな性格をされていることもあって、周囲からは浮いた存在だったそうです。

    貴族学校ではそれが災いして大きな事件に発展して、婚約者からは婚約の破棄を打診され、ツインさんは家に戻されて謹慎を申し付けられることになった、のですが。その後すぐに先帝が崩御、続いて過酷な跡目争いが起きて兄弟姉妹が次々と暗殺される事態になって、状況が一気に変わりました。

    ツインさんは跡目争いを終わらせるため、跡目争いを紛争に発展させようと軍事行動を起こした兵達を私兵を使って次々と粛清し、先帝崩御の黒幕であった末弟を告発してこれを騎士を率いて直接討ったそうです。


    その結果、生き残っていた継承権が上の兄、姉の支持を受けて女帝として帝国を次ぐ羽目になった、とのこと。


    今は先帝が推し進めていた領土拡張政策を止めて、国土の安定を優先させようとしているそうですが、これがめちゃくちゃ大変なのだそうです。

    有能な人員は貴族学校に通っていた時に目をつけていたとかで、そ結構な数を引き抜いて適材適所で働かせているのだとか。

    「なんならいっそ断罪しにこないかなって思って傍においてるのに・・・」とかムチャを言ってました。


    あと、ウィリアムさんはものすごい勢いで出世して近衛兵特務官という新役職に就かされたそうです。

    縁故採用ってやつですね。

    ツインさんの仰るには信頼は宝なのだそうです。女帝様の言葉は薀蓄があります。

  • 96二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:20:06

    うわー!帝国で一本書けてる!

  • 97二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:33:25

    名前:ゲンナイ
    種族:人 中年おやじ
    職業:大工
    能力:100万馬力
    備考:最近腰が...

  • 98二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:49:26

    名前:ダィモンジ・セフィロガル
    能力:視点のズーム
    性格:欲望に忠実。ただしそれは自己実現欲求

    …………
    *訂正
    能力:能力の拡大解釈

  • 99二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:51:27

    というかツイン、先帝が崩御してからの行動は悪役令嬢って言うより英雄の類だし、もしかしてチートの後押し無しで動乱を治めたのか?

  • 100二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 09:21:07

    ウィリアムー!なんか凄い出世してるー!

  • 101二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 09:54:28

    チート能力もらっても無双するとは限らないのは新鮮

  • 102二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 09:58:33

    >>92

    転生者の名前:ニヒルさん

    場所:聖堂の街

    報告:

    ニヒルさんは聖堂の街で治療院の施術士をしていました。


    傭兵団を運営している戦士夫婦の息子として生まれたニヒルさんは、一人前になるまで父親に倣って剣士として訓練を続けていたそうです。成人になる頃には一人前の剣士としてモンスターの討伐に参加できるようになったそうで、この頃に記憶を取り戻してチート能力も使えるようになったそうです。

    ですが、当時はあまり魔剣の能力はあまり有用に使えてなかったのだとか。


    そのあと、傭兵団は北門の街のモンスターの大集団の防衛に参加することになったのですが、大きな被害の出たこの戦いで傭兵団には多くの重傷者が出たそうです。この時にはじめて、ニヒルさんは魔剣の能力を治療のために使用して、多数の重傷者の命を助けました。


    この頃の功績が評価されて傭兵団には多数の国から感謝状が贈られたのですが、同時に傭兵団で剣士を続けるか、能力を治療に使って多くの人を助けるかの選択を迫られることになったのだそうです。

    このことについてご両親や傭兵団の皆さんと長い時間をかけて相談して、結果としてニヒルさんは聖堂の街の治療院に務めながら治癒の奇跡を学んで、チート能力を組み合わせて重傷者の治療に取り組んでいます。

    時々、聖堂の街を出て他国で活動する時などは、ご両親の傭兵団に護衛を頼んでいるそうです。

  • 103二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 10:16:01

    >>93

    転生者の名前:フレアさん

    場所:黄昏の街

    報告:

    フレアさんは黄昏の街で、家事手伝い(自称)をされていました。


    小さな町の、おそらく宿を経営していたご家族の一人娘として生まれたフレアさんは、多少人見知りするところがあったものの、家の手伝いをしながら平和な子供時代を過ごされていたそうです。

    ですが、宿に泊めた行きずりの旅人が、吸血鬼の正体を明かしてフレアさんを襲い吸血鬼に変えてしまったのだそうです。ご両親も殺害されて、町の多くの人が犠牲になる凄惨な一夜は、どこかから訪れた討伐隊がすべての吸血鬼を滅ぼすことで解決したらしい、です。

    らしい、というのは、フレアさんは吸血鬼になったところで転生者の記憶を取り戻して、ちょうどそこにあったマンホールの中に隠れて一夜をやり過ごしたのだそうです。


    討伐隊も吸血鬼もいなくなった後にマンホールから出てきたフレアさんは、夜の間は移動して、日が昇る頃にマンホールに隠れて移動して、平穏に自分が暮らせる場所を探す旅に出たそうです。

    ですが、吸血衝動にかられて人里に降りて、小さい子を狙って血をくださいと懇願することを何度も繰り返しているうちに討伐隊に通報されて、ついに逃げ込んだマンホールの周囲に陣を組まれて出るに出られなくなってしまったのだそうです。


    それから数か月ほど経ってこの奇妙な吸血鬼の封印の噂を聞きつけたルーナさんに救助され、フレアさんは無事に黄昏の街にて保護されることになりました。

    今では救助された代償としてなんらかの労役に就くようにルーナさんに迫られているようですが、フレアさんはマンホールの中に隠れてやり過ごしているそうです。

  • 104二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 10:19:01

    名前:スミダ
    種族:人間
    性別:女
    能力:手で触れたものが黄金になる(制御不能)
    出生:裕福な貴族の屋敷に突如出現した貴族の妻を模した精巧な黄金像の中で産声をあげ発見される
    助け出した使用人が黄金に変わったことで周囲に能力を知られた

  • 105二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 10:25:09

    名前:イルミナ
    種族:人間・女(転生前は男)
    能力:錬金術の秘奥が記された魔本(普通の治療薬から賢者の石、ホムンクルスまで)

  • 106二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 10:35:30

    >>94

    転生者の名前:ムラサキさん

    場所:鬼の里

    報告:

    ムラサキさんは東方の島国の山岳地帯にある、鬼の里という集落でまとめ役をしていました。


    厳密には鬼という種族は、正しくはこの世界にはいないようで、鬼の里に住んでいるのもゴブリンやオーガ、トロルやジャイアントなどの亜人と呼ばれる種族。つまり鬼の里というのは、ムラサキさんの里という意味です。


    元々、ムラサキさんは人間の里で生まれたそうですが、生まれた時から額に角があったことで大変な苦労を重ねてきたそうです。それでも、剣道場を開いていたご両親からの教えもあって真っ当に育つことができたのだと、懐かしげに語ってらっしゃいました。

    めきめきと腕を上げて剣士として東方の都で開かれた武術会で名を上げて、天位というすごい剣士の称号を貰ったものの、その腕を妬む者から謂れのない濡れ衣を着せられて称号を返上させられたそうです。


    それから人の里で剣を磨くことがバカバカしくなった、と、モンスターの討伐に明け暮れるうちに、人の住まない地に住む亜人の強者たちと戦う機会に恵まれて、彼らの主人である竜と一騎打ちをしたそうです。

    この時に転生者の記憶を思い出して、チート能力を使えるようになったものの、能力で勝ったことに腹を立てて竜との勝負は止めにしてしまったとのこと。

    今では竜と一騎打ちをするのが毎月の恒例になっていて、これを見にくる荒くれが、そのまま住み着いてできたのが鬼の里、なのだそうです。

  • 107二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:39:07

    >>97

    転生者の名前:ゲンナイさん

    場所:亜人の集落

    報告:

    ゲンナイさんは職人の街で建築のお仕事をされていました。


    小さな港街で育ったゲンナイさんは、生まれつきの力の強さを利用して荷運びの仕事でお金を稼いでから、職人の街に上京して高名な建築職人に弟子入りしたそうです。

    若い頃からコツコツ働いた腕を認められて、大きな建築の仕事も任せられるようになって、師匠に認められるようになった頃には、職人の街の設計技師さんがこぞってゲンナイさんの元を訪ねて仕事を依頼するようになり、様々な大きな仕事を親方として手掛けたそうです。

    神殿の街や、魔法研究の街、帝国にもゲンナイさんのタテた建物は多く残されています。

    でも、人を使うより自分が組み立てるほうが好き、というのはずっと変わらなかったそうで、一昨年に仕事をしくじって落下事故を起こして大怪我をしてしまってから、引退同然に仕事を辞めて身の振り方を考えるようになったそうです。


    ちょうどその時に私がお話を伺いにいったのですが、この時に亜人の集落で相談役をされているクッキーさんの話を聞いて、巨人やオーガなら自分のしてきた仕事を引き継がせることができるのではとのことで、今では亜人の集落で希望者を募って建築を教えてます。


    亜人の集落がどんな風に発展していくのはちょっと楽しみです。

  • 108二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:06:27

    >>98

    転生者の名前:ダィモンジさん

    場所:魔法研究の街

    報告:

    ダイモンジさんは、迷宮の街で遭遇した後、しばらく一緒に旅をしました。


    というのも、15歳で転生者の記憶を取り戻してからずっと、自分のチート能力を役に立ててみたいという強い願望を持って生きてきたとダイモンジさんは、村を出て冒険者として迷宮の街のダンジョン探索に挑戦しながら、自分と同じようなチート能力を持っている人を探していたのだそうです。


    同じくダンジョン探索を今の生業にされている転生者さんを紹介したところ、いくつか驚くべきことが分かりました。チート能力の拡大解釈をするという能力は、一度対象になるとその後はダイモンジさんが能力を使う必要はなくなるそうです。

    お試ししてもらった中では、リュータさんは体力回復だけじゃなくて、長時間、限界まで肉体を酷使して動く能力。アマフツイネさんは周囲と自分の時間の流れを変える能力を使えるようになったそうです。

    なお、失敗例としてタテさんの盾は変形してアーマーになりましたがダサかったので元に戻してました。またマルガレータさんからは蛇蝎のように嫌われて絶対に近付かないように怒られてました。


    ちょうど同時期に迷宮の街に滞在していたツインさんにお試しになるか聞いてみたところ、世界に対する悪役令嬢になっても構わないか聞かれたので、やめてもらうことになりました。ちょっとご本人は残念そうでしたけど、ツインさんには心優しい女帝様でいてほしいです。


    その後、魔法研究の街で冷蔵庫さんに捕まって、能力の研究のためにしばらく滞在させられることになったので別れました。

    冷蔵庫さんは冷凍庫の増設と、口にしたものを凍らせて出す能力、それに遠隔操作するタブレットを作り出す能力を新たに開発していましたが、たぶんまだまだいけるとのことです。


    ダイモンジさんも楽しそうなので良かったんじゃないかと思います。

  • 109二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:33:42

    特典特撮関係もありですか…?

  • 110二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:38:44

    >>104

    転生者の名前:スミダさん

    場所:魔法研究の街

    報告:

    スミダさんは魔法研究の街で錬金術師の助手をされていました。


    不思議な経緯で誕生をしたスミダさんですが、お父様にとても大事に育てられました。


    というのも、お話を聞いた時には私はさいしょ勘違いをしていたのですが、スミダさんは生まれたときにお母様を黄金にしたわけじゃなくて、本当に突然出現した黄金像から生まれたのだそうです。お母様は子に恵まれないまま早くに亡くなっていたとのこと。


    亡き奥様を愛していたお父様は、スミダさんが自分の元に現れたのは奇跡の賜物だと考え、我が娘として大事に育てることを誓いました。彼女自身の能力からも守るため、長い期間、接触する人間を最小限にして、箱入り娘として宝のように扱ってくれたそうです。


    一方、スミダさん自身は生まれた直後から転生前の記憶があり、それゆえに自分が黄金に変えた使用人さんのことで恐怖にかられていて、お父様との関係もぎこちなく、大事にされていると思いながらも距離をとってしまっていたそうです。


    お二人の関係が変わったのは、帝国の政変で家が危機に陥った際に、一部の悪意ある扇動者の言葉で暴徒と化した人々によって住処である屋敷に火が放れた時のこと。

    お父様はスミダさんを逃してご自分が民衆を止めようと屋敷に残り、スミダさんは逃そうとする使用人の手を振り払ってお父様の元へ向かい、胸の内を明かしたのだとか。


    ロマンチックですね。

    屋敷に放たれた火は彼女がその能力ですべて金の砂に変えられたそうです。

    ロマンチックですけどドン引きですね。暴徒は呆然としたあと、逃げ散ったそうです。


    ご自分の能力を明かしたスミダさんは、商取引委員会やら錬金術師ギルドやら諸々の協議の元で、正式に監察官という見張り役をつける形になったそうです。

    国に属することも禁じられたので住んでいた屋敷には戻れなくなったけれど、お父様とは今も週毎の手紙を欠かさず、月に一度は会いに来てくれるそうです。



    お幸せそうで何よりでしたが、お父様の素敵さについてこの報告書の倍ぐらい語られたのは正直辛かったです。

  • 111二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:40:16

    スミダさんすげぇ…

  • 112二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:40:56

    >>109

    特撮はあまり知らないので、調べて分かる範囲で対応します。

    また、このssスレは二次創作ではないので、あくまで「それを教えられた女神様が言われた通りの能力をくれる」程度にお考え下さい。

  • 113二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:41:51

    >>112わかりました

  • 114二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:43:23

    名前:マートン・アサイ
    性別:男
    能力:空中に古今東西のサメ映画を投影する
       映画内で使用される言語は、投影された映像を見た者のもっともよく使う言語に自動翻訳される

  • 115二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:03:55

    名前:アグリ
    種族:人
    性別:男
    性格:病的なまでの几帳面な性格
    能力:契約(破ることのできない契約を結べる、瑕疵のある契約に介入して一方的に無効する等契約に関することなら基本的に何でも出来る)

  • 116二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:09:49

    >>105

    転生者の名前:イルミナさん

    場所:大森林地帯

    報告:

    イルミナさんは大森林地帯の奥地に屋敷を建てて魔女をされてました。


    帝国属州の貧しい村に生まれたイルミナさんは、6歳の頃に人買いに売られて奴隷都市の質の低い娼館の下女として苦しい生活を送っていたそうです。

    良くしてくれた女の人が重い病気に罹って亡くなった時になって、ようやく転生前の記憶とチート能力を手に入れたのだとか。それでも学がなかったので、能力である錬金術の本を役に立てられるようになるまでずいぶんと時間がかかったそうです。


    その後、商品の扱いに関して恨みのあった店主の女性を殺害し、その立場にすり替わっることに成功したり、娼館を隠れ蓑にして暴力団相手に錬金術で作った薬や毒を売り捌いたりしたそうです。

    お金と必要な材料を溜め込んでからは、大きな暴力団に目をつけられる前に盗賊都市を抜け出して、住処を転々とした後に大森林地帯でようやく落ち着いたとのこと。


    一緒に暮らしてるらしい、お弟子さんのお嬢さんによると、親しかったお店の人たちには良くしてあげて、逃げる時はよその街で働き口まで世話してあげたのだとか。

    彼女もその一人だそうです。


    イルミナさんに尋ねてみると、いざという時の実験台のつもりだったと、意地悪く笑っていました。

    お弟子さんの嬢さんと同じくらいの歳に見えますが、年齢は不詳だそうです。

  • 117二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:28:25

    >>114

    転生者の名前:マートンさん

    場所:芸術の街

    報告:

    マートンさんは劇作家のタマゴをされていました。


    小さな漁村で漁師を営む家に次男坊として生まれたマートンさんは、なぜか子供の頃から決して海に近づこうとせずに、船に乗せられると泣き出す困ったお子さんだったそうです。

    なにしろ漁村ですから働き口は海がほとんどで、波の音にも怯えるマートンさんは村の子供達の間も泣き虫だといじめられ、ご両親もどうしたものかと困り果てていたそうです。


    14歳になった頃、ようやく転生前の記憶を取り戻した時、マートンさんは全てに合点がいったそうです。自分が何を恐れていたのか、その正体を自覚して世界の見方が変わったのだとか。


    でもやっぱり海は怖かったので、マートンさんは話作りが上手かったので、その才能を活かせないかというご両親の提案に乗って、村を出て芸術の街に向かうことになりました。

    これはとても良い結果を生んで、劇場の下働きからスタートしたマートンさんは、えらい劇作家さんに気に入られて、内弟子として家に住まわせてもらってお手伝いをしながら脚本なども書かせてもらえるようになったのだそうです。


    ただ、その劇作家さんはちょっとエキセントリックな脚本を書く方で、マートンさんはその方にさらに輪をかけたエキセントリックな物語を作るとかで、なかなか脚本のお仕事がこなくて二人していつもお仕事に困っているのだとか。


    なお、芸術の街で何度かチート能力のサネ映画投影を見せたそうですが誰も理解してくれなかったそうです。


    ダイモンジさんのお話をしたら興味をもったそうで、一時的に休暇をもらって魔法研究の街までご一緒しました。

    冷蔵庫さんの「古今東西のサメ映画なら、平行世界のサメ映画も投影できるんじゃないですか?」の一言ではじまったチート能力開発の取り組みは成功した模様です。

    スティーヴン・スピルバーグ監督による「ジョーズ2」を観たマートンさんは「私は神を見た」と謎の言葉を口にして倒れたあと、二日ほど寝込んでしまいました。

  • 118二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:30:10

    うわ見ってぇ……!(ジョーズ2)

  • 119二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:46:30

    名前:ガイ・ストリッツ
    職業:死霊術師
    能力:相手を必ず交渉の席に着かせる(=交渉可能な状態にする)

  • 120二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 07:46:51

    やっぱ魔本って形式だとそうなるか
    イルミナ…逞しく生きてくれて嬉しいぞ

  • 121二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 09:00:26

    名前:ヴァニタス
    種族:アンデッド
    能力:医療魔法
    備考:朽ちぬ体が欲しかった

  • 122二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 16:06:11

    名前:ソーカ
    種族:人間
    チート能力:触れることで草花の成長を際限なく促進できる、代償は自分の血肉

  • 123二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 18:33:08

    なんか上手く言えないけど文章力上がってる感じする

  • 124二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 21:38:31

    名前︰ヨセフad(62歳)&ヨセフae(18歳)
    性別︰男
    能力︰コピー&ペースト
    備考︰ヨセフa〜ヨセフacまでは寿命その他色々な要因で死亡済み

  • 125二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:55:12

    これだけの設定からここまで物語を膨らませられるのはやっぱ凄いわ

  • 126二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 00:13:56

    >>115

    転生者の名前:アグリさん

    場所:交易の街

    報告:

    アグリさんは交易の街で、複数の国家及び組織御用達の自由公証人をされていました。

    ちなみに自由公証人というのはアグリさんのために作られた、大陸でただ一人しか存在しない激レア役職です。


    アグリさんは交易の街の小さな商家の跡取りとして生まれたそうです。

    幼い頃から約束事にうるさく、両親も辟易していたそうですが、家が詐欺に狙われた時にこの被害を食い止めたことで、ご両親もアグリさんの非凡さに気が付きました。すぐに家の仕事の手伝いを任せられて、次いで商人ギルドに会計士として雇われてからは職場の業務について問題点を改善することで、仕事を認められたそうです。


    それからしばらくは、商人ギルドの発展に寄与することに喜びを見出していたそうですが、帝国の領土拡張政策の影響が商人ギルドへの圧力という形で表になってからは苦しい立場に追いやられたそうです。

    この世界では信頼よりも武力、契約より今日の命、というような選択を強いられることも少なくなく、国単位の武力から自らを守ることが難しい商人ギルドの商人たちは、帝国の支配下で活動をせざるを得なくなったそうです。


    ですが、この状況を許せないと考えたアグリさんは、それまで「フェアじゃない」という理由で使用を避けていたチート能力である、契約を強制させる能力を用いて商人ギルドの自由貿易を帝国から守りきりました。


    その後もしばらくは帝国とは睨み合いの関係が続いていましたが、先帝の崩御で帝国で大きな改革がなされてからは和解して、アグリさんの能力について大きな組織において開示がなされることになりました。

    これもアグリさんの「フェアであるべき」という考えによるもので、結果、アグリさんは商人ギルドから離れて、複数の国家及び組織が連盟で行う契約について、互いの同意のもとで契約を結ぶ時にチート能力を使って契約を強制させる、自由公証人という立場に就くことになったそうです。


    なかなかに大変な役職だそうで、ご本人も望んだ生活というわけではないようです。

    ですが「こうするのが一番フェアだからね」と真面目な顔で仰ってましたので、これが一番アグリさんにとって正しいことなのだと思います。

  • 127二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 00:20:23

    名前:ロムナ(偽名)
    性別:無性(嘘)
    種族:バイク(冗談)
    能力:嘘をつける能力(ブラフ)

  • 128二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 00:25:02

    >>127

    何か訳分からないのが来たぞ…?

  • 129二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 00:36:17

    帝国が革命的すぎてやばい

  • 130二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 00:36:32

    >>119

    転生者の名前:ガイさん

    場所:魔法研究の街

    報告:

    ガイさんは魔法研究の街で、死霊魔術の研究助手をされていました。


    ガイさんは城塞の街の墓守の子として生まれたそうです。街の墓守は、死者を送る聖職者としての役割を兼ねていて、ご両親は敬虔な女神教の信仰者であり、ガイさんもそれに倣って信仰を抱いてご両親の手伝いをしていました。


    12歳になった頃に、転生前の記憶とチート能力を手にしたことで、ガイさんは信仰に疑問を持つようになりました。というのも、女神教の教えでは死後正しく女神様の身元に送られた魂は転生の輪の中に送られいつかふたたび地上に戻るはずなのに、ガイさんは亡くした友人をご自分の能力で呼び出すことに成功してしまったからです。


    そのご友人は、ガイさんと交渉して、本人であることを証明する代わりにご両親にメッセージを届けるようにお願いしたそうです。

    自分のしていることに疑問を感じながらも、ガイさんはしばらくの間、同じように家族に言葉を届けることのできなかった突然の死者などの言葉を、ご家族に届けるために能力を使い続けました。城塞の街は、常に魔物の群れの襲撃に晒されているため、死者には事欠かないからです。


    そんな生活を続けて、しばらく後、ご両親に自分のしていたことを知られて、ガイさんは家を出ました。

    両親と喧嘩したわけではなく、自分と信仰を見つめ直したくなったから、だそうです。


    その旅先で出会ったのが、現在お世話になっている、死霊魔術のお師匠さんだそうです。

    この方に能力を見てもらってから判明したのは、ガイさんのチート能力が呼び出しているものは死者の魂ではなく、死者を再現したもの、だったのだそうです。これは死霊魔術が扱うものと同じもので、この違いを理解されずに死霊魔術が忌むべきものとして嫌悪されることは非常に多いのだとか。

    このことで、自分のチート能力と信仰に折り合いをつけられるようになったガイさんは、自分の能力を焼く立てる手段を広げるために死霊魔術を学ぶことに決めて、現在はその道を歩んでいる途中なのだそうです。

  • 131二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 04:59:40

    名前:エラディオ
    性別:男
    能力:熱波を発する
    備考:人間と獣人の間に生まれた

  • 132二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 10:13:50

    名前:コリーダ
    能力:自分や他者に様々な勇気を与える能力
    備考:転生前はチェ・ゲバラの様な革命家に憧れていた

  • 13310421/12/12(日) 19:06:25

    >>110

    よかった…鬱フラグはへし折られたんだ…

  • 134二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 22:35:55

    そういや1の能力は何だったんだろうな
    まぁ最後までわからなくても美味しいけど

  • 135二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 23:01:51

    転生者達が繋がっていくの世界が広がって面白いよね

  • 136二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 23:44:43

    >>121

    転生者の名前:ヴァニタスさん

    場所:盗賊都市

    報告:

    ヴァニタスさんは、盗賊都市の一角で開業医をされていました。


    非常に変な話なのですが、ヴァニタスさんは小さな農村の農家の家に生まれて一生を過ごし、ご結婚もされてお子さんを作って老後を静かに暮らして孫に看取られ御臨終された、その後に転生者としての記憶とチート能力を手に入れて葬られた墓地の地面の下から復活しましたそうです。

    記憶を取り戻した時に最初に思ったことは『なんでこんな来世を願ったんだ自分は』だったそうです。私もそう思いました。


    息子夫婦や孫たちを驚かせるのも不憫と思い、ヴァニタスさんは自分の墓から自分が這い出した証拠を隠して、各地を転々としながら旅を続けたそうです。

    アンデッドといっても、ゾンビやスケルトンではなくて、肉体の腐敗もしない、でも死んだ状態のまま生体反応がないというもので、自分がどういう種族に当たるのかはヴァニタスさん本人にも分からないとのこと。ただ、死霊術師さんによると、魂があるアンデッドは非常に珍しいとのことなので、もしかしたら前例のない存在なのかも?

    それでも傷から血が出ないなど、肉体が生きていないことを知られるケースは少なくなくて、そのたびに土地を追われた結果、今は盗賊都市に身を潜めているとのこと。


    盗賊都市では周囲の暴力団との軋轢などもあったそうですが、上手く立ち回ってお仕事を続けているそうです。

    同じく転生者であるノマクさんの話をしたら、すでに面識はあったらしく、保護している子供のことで何度か相談に乗ってあげているとのこと。

  • 137二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 23:52:19

    転生者はオンリーワン種族になりやすいのだろうか

  • 138二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 00:03:02

    キャラメイク時点で種族が指定されてることも多いから自分から願ってるからじゃねーかな

  • 139二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 00:37:39

    >>122

    転生者の名前:ソーカさん

    場所:大森林地帯

    報告:

    ソーカさんは大森林地帯のエルフの集落で、花の番をされていました。


    帝国領の小さな村に生まれたソーカさんは子供の頃から植物の世話が得意で、ご家族の農場を手伝いながら平穏な子供時代を過ごしたそうです。成人する少し前の時期に転生前の記憶とチート能力を手にされたあとも、その生活を変えるつもりはなかったそうなのですが、村を飢饉が襲った際に変わらず重い税を強いられている村の現状を目にして、村を救うためにチート能力を用いて収穫物の収穫時期を早めてしまったそうです。結果、村は救われましたが、ソーカさんの能力について誰かが漏らしたことで、村で行われた成人の祭の日に拉致されたそうです。


    ソーカさんを拉致したのは、魔法研究の街で植物操作の研究をしている錬金術師でした。その人は、あちこちの国から出資を受けて、表向きは食糧問題に対して役に立つ農作物などを研究している形で、裏では危険な毒を生成する植物や、植物の魔物などの研究までしていたとのこと。

    ソーカさんは研究所の地下に監禁されてこの研究の手伝いを強要されました。当時は、ご両親に売られたとか、お前は奴隷だから誰も助けてくれないとか、あることないこと吹き込まれて抵抗する気力を奪われて、言われるがままに植物を成長させ、あるいは枯らしたり、変化させたりする手伝いをしていました。


    そんな日々を終える転機になったのは、錬金術師が大森林地帯のエルフ集落から奪ってきたという、生命の花という魔力を持つ花をソーカさんに扱わせた時のこと。

    ソーカさんがその花にご自分の血肉を捧げると、花から逆にソーカさんに力が逆流してきたのだそうです。

    その結果、錬金術の研究所は、そこで育てられていた全ての植物が異常に成長して、その一角まるごとが破壊される大事故が起こったとのこと。ソーカさんは恐怖からその場を逃げ出して、あてもなく街道を旅して、やがて大森林地帯に辿り着いたそうです。森の中に入ると、エルフの方々がすぐに迎えに来て、ソーカさんを保護してくれた、とのこと。

    ソーカさんは花に導かれた、と仰っていました。


    今は、エルフの集落で、自分が錬金術師に渡された元の同じ、生命の花という、エルフの集落にとってとても大事な花を守る仕事についているそうです。

  • 140二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 00:50:02

    タテさんが突撃した所かな

  • 141二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 10:50:59

    名前︰スミー
    種族︰半魚人
    性別︰女
    能力︰いつどこでも苦無く泳げる

  • 142二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 16:43:42

    >>124

    転生者の名前:ヨセフさん

    場所:南部辺境地帯の小さな村

    報告:

    ヨセフさんは、小さな村で農家をされていました。


    ヨセフさんは農家に生まれて、普通に家の手伝いをしながら日々を過ごし、成人した頃になってようやく、転生前の記憶とチート能力を手にしたそうです。

    ただ、その頃にはすでにヨセフさんは村で同年代の女の子と結婚していて、もうすぐ子も生まれるという時期だったそうです。転生前の記憶は、チート能力を活かして冒険の旅をしたいと心逸るものの、親から継いだ農地も投げ出せないという気持ちもあって、ヨセフさんはひどく悩んだそうです。


    けっきょく、ヨセフさんはチート能力を自分自身に使って、作り出した自分に後を任せて旅に出ることにしました。どうしても冒険の夢を捨てられなかったのだろう、という話です。

    それから数年が経った頃、旅に出たヨセフさんの数はものすごいものになっていました。

    というのも、チート能力で増えたヨセフさんが、さらに新たなヨセフさんをチート能力で作り出して旅立ち、それで増えたヨセフさんが再び……ということを何度も繰り返したとのこと。

    けれど、お嫁さんと、成長していくお子さんと過ごして、自分が世話した農地の収穫をする毎日を過ごすうちに、ヨセフさんはついに旅に出るのはやめることにしたそうです。それ以来チート能力を使うのも辞めて、ヨセフさんは普通の村人として日々を過ごすことにしました。


    時々、ヨセフさんと同じ顔の旅人が、村にやってくることもありましたが、ヨセフさんは彼らを迎えて思い出話を聞き、そしていつもその背中を見送ったそうです。

    手紙の遣り取りをしていた相手もいましたが、やがてそれも途絶えて、今では訪れる旅人もいなくなって、なんとなく、彼らの旅はどこかで終わったのだろうと察したとのこと。ヨセフさん自身も、息子に農園の権利を譲って隠居して残りの人生を静かに暮らするもりだったそうです。


    けれど、私が訪れるほんの数日前に、ヨセフさんはふと魔が差したそうです。

    自分が最後になるのが恐ろしくなって、最後に使って以来、一度も振るったことのなかったチート能力を使用してしまった、とのこと。


    今、ヨセフさんは、チート能力で作られた新しい18歳のヨセフさんに、今までの自分の人生を話しているそうです。

    彼がそれを聞き届けた後どうするかは、私にはわかりません。

  • 143二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 17:14:57

    水上悟志の放浪世界を思い出すな。最後の次が新たな最初になる

  • 144二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 17:15:56

    >>127

    転生者の名前:ロムナさん

    場所:交易の街

    報告:

    交易の街で遭遇したロムナさんは、見た目はめっちゃバイクでしたけど普通に喋ってました。


    ロムナさんは、とある王国に勇者として召喚されたそうです。

    旅の準備金を渡されてまっすぐにドワーフの工房に向かったロムナさんはまずかっこいいサイドカーをつけたそうです。そこに冒険者ギルドで引っ掛けた荷物持ちの女の子を乗せて、一人と一台は魔王退治の冒険に出発しました。

    西に向かっては街を襲う魔物の群れをヘッドライトで照らして追いかけ回して蹴散らし、東に向かっては道を阻む四天王をまとめて撥ね飛ばし、ついに魔王城へと辿り着いたロムナさんは「我に跪けば世界の半分をよこそう」と提案した魔王を「バイクが跪けるかボケ!」と前輪で削り殺してついに世界の暗雲を取り払ったそうです。


    ロムナさんが王国に凱旋すると、国を上げてのパレードが三日三晩続けられ、その最後の日に王様が「よくぞ魔王を倒した勇者よ。お前には望みの褒美をとらせよう!」と告げます。

    するとロムナさんはこう答えました。「ならば私がサイドカーに乗せた、この女の子を頂きたく存じます」。王様はおおいに狼狽えました。

    なぜならば! その女の子こそは、勇者一人に魔王退治を任せることを善しとせず、自ら旅の仲間に志願した王の一粒種のお姫様だったのです!

    「いやいや、勇者に相応しき娘ならば、他の者を用意させましょう。一人でも二人でも望むだけ!」王様の言葉にロムナさんはフロントを左右に振って答えます。「私の定員は一人だけ、余計な人員はいりません! これにて失敬!」

    そしてロムナさんがヘッドライトをパチリと光らせると、お姫様は喜んでロムナさんに飛び乗り、そして二人は新たな旅に出たのでした。めでたしめでたし!(ロムナさん談)


    ロムナさんの助手席に座ってた女の子によると、今は配達業を営んでいるそうです。

  • 145二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 17:40:08

    バイク(二輪車。空を飛ばないものだけを指す)

  • 146二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 20:12:54

    名前:ルオテミ(本人が一番多く名乗った名前)
    性別:男性(本人曰く)
    能力:真偽に関わらず発言を本当だと相手に思わせる

  • 147二次元好きの匿名さん21/12/13(月) 23:52:13

    >>131

    転生者の名前:エラディオさん

    場所:北のオオカミの集落

    報告:

    エラディオさんは北のオオカミの集落で、専業主夫をしていました。


    北のオオカミの集落は、名前のとおり狼獣人の集落です。

    彼らは狩りを生業としている狩人達であり、同時に北の魔剣連峰に棲む氷晶竜に仕える戦士でもあります。

    静かに降る雪と共に歩み、吹雪と共に獲物に飛びかかる恐るべし暗殺者、とも言われています。彼らは集団での狩りに長けていて、竜ですら彼らの領域である豪雪地帯では為す術もなく餌食になるとのこと。


    そんな狼獣人の集落に生まれたエラディオさんですが、ご両親は偉大なる戦士であり、人間であるお母様もゆえあってお父様に惚れて一族入りした豪傑でした。しかし、エラディオさんは半獣人ゆえ大きなハンデを背負っており、集落の中では後ろ指を差される存在でした。

    というのも、狼獣人の男子は、立派な毛皮がステータスなのです。狼男のように獣タイプの顔から胸板がデフォなので、耳だけ狼で人間の顔のエラディオさんは男性として問題外の容姿の持ち主だったわけです。


    なのですが、エラディオさんが成人の儀式で九死に一生を得てなんとか狩りを成功させたその日、転生前の記憶とチート能力を手に入れてから、状況が一変しました。


    エラディオさんのチート能力、熱波を発する力は周囲をホカホカにするパワーを持っていたのです。

    『なんかこいつの近くにいると暖かくない……?』としだいに女子が集まってきて、気がつくとエラディオさんはいつも女子に囲まれていました。そもそも男子の毛皮のモフモフ具合がステータスになるのも、一緒に寝た時モフモフしてて暖かいからとかなんかそういう理由だったらしく。

    『お布団の中でとろけちゃいそう』『足先までポカポカがしみこんでくる』『もうエラディオなしに眠るなんて考えられない』などの熱い反響で皆に求められる存在となったエラディオさんを巡って、狩人である彼女たちは血で血を争う争奪戦が繰り返し、最終的にエラディオさんは三人の妻を娶ってハーレム生活に突入したそうです。

    はい、オオカミは一夫一妻制ですし、狼獣人も基本そうです。愛の力は偉大ですね。


    ちなみに熱波で戦ったりできないかとためしにお外で全力を出したら服がぜんぶ燃えたそうです。

  • 148二次元好きの匿名さん21/12/14(火) 00:00:03

    読んでるこっちもなんかほっこりする感じの結末になったな…

  • 149二次元好きの匿名さん21/12/14(火) 00:34:43

    名前︰マスクド・ワイバーン(本名:ジョン)
    種族︰竜人(というのは設定で人間)
    性別︰男
    職業:プロレスラー
    能力︰リングを出現させる
    備考:前世はただプロレスマニアで体を鍛えたのは転生してから

  • 150二次元好きの匿名さん21/12/14(火) 00:47:27

    >>132

    転生者の名前:コリーダさん

    場所:廃神殿領域

    報告:

    コリーダさんは廃神殿領域の外殻部に建築された塔で、不定形の怪物たちの相談役をされていました。


    コリーダさんは、帝国領内の端にある小さな開拓村に生まれたそうです。

    領土拡張のためだけに開拓を命じられた村の人達は、国の支援も最低限で貧しい生活を強いられていました。

    生まれた時にはもう前世の記憶とチート能力を手にしていたコリーダさんは、8歳になった頃、生きるために当時の村の若者の一人を中心に村を纏め上げ、帝国に対する山賊行為を主目的としたレジスタンスを立ち上げたそうです。

    そして同じように帝国の犠牲になった人々に奪った食料を施して賛同者を集め、その規模を少しづつ大きなものにして、じわじわと帝国の力を奪っていったのだとか。長い期間でリーダーは何度か代替わりしましたが、それでも組織は崩壊することなく、遂に当時の皇帝の崩御という形でレジスタンスは勝利を収めました。

    帝国の力はこの件で大きく弱体化したため、あとは協力体制を結んでいた周辺国が帝国に開戦を宣言して、領土の切り取りをする手筈だったそうです。


    ですが、皇帝の死の影に自分の意図しない者の影を感じたコリーダさんは、すぐさまレジスタンスを動かして帝国内の家督争いについての情報を集めました。

    そうして、皇帝一族の末弟が私欲で帝国の後継者となるため父親をはじめ一族を暗殺している事実を突き止めると、末娘であるツインさんに接触したそうです。彼女を旗印として帝国をまとめ上げるのが目的でした。

    すでに自体を把握して動きはじめていたツインさん側もこの申し出を受け、レジスタンスとツインさんの配下との協力で帝国の家督争いは終わりを告げました。

    こうして、長い期間続けられた帝国の領土拡張政策も終わりを告げたのです。


    レジスタンスに協力していた帝国周辺国を裏切った理由は「切り分けたケーキを奪い合う人を、お手伝いしたいとは思いませんから」とのこと。

    けれどツインさんは「お前を傍におけば、私はつい勢い余って願いを叶えてしまうだろう」と言って、コリーダさんを帝国から追い出したそうです。


    レジスタンスも解散させて自由の身となったコリーダさんは、今は気ままな旅をしながら、大きななにかに抑圧されたひとたちを解放するための活動を続けているそうです。

  • 151二次元好きの匿名さん21/12/14(火) 10:14:27

    凄いどんどん物語が広がってく

  • 152二次元好きの匿名さん21/12/14(火) 20:13:51

    名前:クロエ
    性別:女
    能力:銃器の召喚・操作

  • 153二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 01:00:46

    保守

  • 154二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 02:38:29

    名前:ミドネールグト
    能力:恐怖を操る
    生まれ:親がいない

  • 155二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 09:50:41

    >>141

    転生者の名前:スミーさん

    場所:魔剣連峰

    報告:

    スミーさんは北方の人類生存圏の少し外にある、魔剣連峰を縄張りにしていました。


    スミーさんは、水棲人類の都市に生まれました。

    水棲人類というのは大陸の東端からさらに先、深い海溝の底に眠る神様を祀る種族だそうです。

    海溝に沿うように複数の都市があり、優れた魔法を中心とした文明で栄えているのだとか。大陸に住んでいる陸棲人類とは生まれは同じですがすごく昔に袂を分かった兄弟なのだそうです。


    なのですが、スミーさんは12歳のある日に転生前の記憶とチート能力を取り戻して、かなりの混乱に見舞われました。それまで水棲人類の文化に慣れ親しんでいたので、突然に芽生えた陸棲人類の文化(現代日本の人類もこっちの方が遥かに近いそうです)の価値観とのギャップに激しく苦しんだそうです。

    このことはすぐに海溝に眠る神の知るところになり、その心に触れて自分の中での記憶の整理を済ませたうえで神託を受け、スミーさんは海底を離れて大陸で生きることを選びました。


    大陸に上陸してすぐに小さな漁村を訪れたスミーさんは、そこで大陸の文明、言葉、常識を学んだあと、聖堂の街まで旅して現在の陸棲人類の主要な神である女神教についての情報を集めました。結果はかなりがっかりなものだったそうです。

    過去の水棲人類との取り決めを覚えてる陸棲人間はほとんど残っていなかったので、有事の際に力を合わせるという約束が正しく果たされるとは思えなかったとのこと。


    その後、人間の街を転々とした後、古い種族を求めてドラゴンの棲む魔剣連峰へと辿り着いたそうです。

    この地のドラゴンの領主と相談した後、ここに居を構えて強い種族を育てることにした、とのこと。


    話しの流れからして、すごく強いのかなーって思ってそのへんの話を聞くと、チート能力で大気や業火、地や呪縛の中でも泳げることと、幼い頃から学んでいる魔法+海の神様から預かった奇跡の組み合わせで、十分に神託で与えられた役目を果たす力をもっている、とのこと。


    神託の内容は、この世界の人間たちがやるべきことだからと、教えてもらえませんでした。

  • 156二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 10:14:46

    名前:ホセ・メタモル
    種族:人間
    能力:手で形作れるものを生成できる(人差し指と親指を立てて銃、両方の手のひらを重ね合わせて鳩、親指と中指と薬指をくっつけて狐、など)
    職業:魔術師(マジシャン)
    生まれ:転生前、ホセは代々続く手品師(マジシャン)の生まれだった。
    備考:しかし彼のマジックは下手で、転生前の口癖は「本当のマジシャンになりたい」だった。

  • 157二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 10:21:54

    >>146

    転生者の名前:ルオテミさん

    場所:交易の街

    報告:

    ルオテミさんは、交易の街であちらから声をかけて頂きました。今は旅人をしているそうです。

    夢魔であるアユミさんから、夢の中で私のことを教えてもらったとのこと。感謝ですね。


    ルオテミさんは、南方の戦砦の街に生まれたそうです。

    子供の頃からよくウソをつく子供で、不思議とみんなが騙されるので面白がっていたけれど、それが理由で街の人たち嫌われてることに気付いてはいなかった、とのこと。

    チート能力は生まれつきもっていたようで、記憶は10歳の時に取り戻したそうです。それで自分のしてきたことの理由を理解したルオミテさんは驚きましたが、同時にその能力の有用さに喜んだそうです。

    すぐに両親を説得して財産の一部を前借りすると、商人の真似事をはじめたそうです。


    ルオテミさんが成人する頃には両親が贅沢できるほどのお金を稼いで、自身はもっと大きなことをするために芸術の街に移り住みました。そこでは、宣伝業のようなことをしていたそうです。芸術家のスポンサーを集めることにかけては天才的だったので重宝されていたとのこと。ただ、自分の関わった人間が成功しても、長続きすることは滅多になくて、だんだん仕事はなくなったそうです。


    転機になったのは、ルオテミさんの仕事相手である資産家の娘さんとの出会いでした。

    彼女は耳が不自由だったため、ルオテミさんとは筆談で言葉を交わすことになったのですが、ずっと怪訝な表情で戸惑っている様子だったのだとか。不思議に思って理由を問い質すと、『あなたの言っていることはほとんど正しくないから』という言葉が返ってきました。

    いつの間にかルオテミさんは、話し相手にいつも断定口調で「自分は天才だ」「あなたは幸運だ」のように言うことが癖になっていたそうです。だから、言葉が聞こえないためにチート能力が効かない娘さんには、ルオテミさんがどうしてそんなことを繰り返し書いて伝えてくるのか理解できなかったのです。


    それからしばらく娘さんと交流したルオテミさんは、住んでいた家を引き払って、自分が今までに関わった人間を訪ねて旅をして回ることにしたそうです。


    ほとんどがっかりしてばかりだけどね、と、彼は苦い顔でおっしゃいました。

    そんなことを口に出したら、がっかりすることしかできなくなりますよ、と、教えてあげました。

  • 158二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 12:24:09

    >>157

    オチもあって小噺見たいで面白い。

    酒場で酔っぱらい達が酒の肴に話したりしてそうだ。

  • 159二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 14:03:44

    名前:レン・ワルド
    性別:男性
    種族:人間
    チート:人外に対しての超特攻

  • 160二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 14:38:36

    面白いスレだね

    種族:エルフ
    名前:ランガリアン
    性別:男
    能力:視点切り替え(自分、他人、その他と視点を切り替えられる。効果範囲は自分の視界内)

  • 161二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 15:16:49

    名前:ジュエリ
    性別:女性
    能力:相手の感情の増幅
    備考:カプ厨

  • 162二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 22:36:05

    名前フィン
    性別男
    能力光あれ!(骨折が瞬時に治癒する単体回復、複数対象への破壊光線、亜光速ワープ、亜光速斬撃、のいずれかを一日3回まで選択して発動できる)

  • 163二次元好きの匿名さん21/12/16(木) 07:38:35

    保守

  • 164二次元好きの匿名さん21/12/16(木) 13:13:48

    保守

  • 165二次元好きの匿名さん21/12/16(木) 21:59:40

    名前:ノストヴィ
    能力:水をワインにする
    種族:エルフ

  • 166二次元好きの匿名さん21/12/16(木) 23:00:46

    名前:グーゴル・フカセツテン
    能力:数を操る(五個のりんごを三倍にする、二年を十秒にする、全てをゼロにするなど)

  • 167二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 03:33:48

    >>149

    転生者の名前:ジョンさん

    場所:芸術の街

    報告:

    ジョンさんは芸術の街でプロレスのレスラー兼プロモーターをされていました。


    ジョンさんは、盗賊都市の港で荷運びの労働をしている作業員の息子として生まれました。

    母親に先立たれたもののお父様はたいへん真面目な方で、賃金も少なく、学もないという厳しい環境なりに必死に育ててくれたそうです。

    幸い港は大きな暴力団の庇護下にあったので、子供のうちは暴力に晒されることは少なく、ジョンさんは物心ついた頃に前世の記憶と能力を思い出す頃まで無事に成長することができました。


    ですが、それで厳しい生活が楽になるわけでもなく、街の治安などを考えると夢であるプロレスの普及は不可能だという現実にぶつかってしまったそうです。能力でリングを出したとしても、望んだ用途で使うことは難しく、悪くすれば暴力団に目をつけられる結果になりかねないとジョンさんは考えました。


    腹をくくってお父様に相談したジョンさんは、自分の夢や、前世の話は理解してもらえなかったものの、海賊都市では夢を叶えるということはできないという言葉には理解を示してくれたお父様に、街を出るために貯めていたというわずかな路銀を渡されました。

    感謝の念を伝えると、ジョンさんはその日のうちに盗賊都市を離れて大きな街を目指しました。


    数年後、前世の記憶に頼った学と、今世で鍛えたお父様譲りの力に優れた肉体のおかげで、ジョンさんは冒険者として迷宮の街のダンジョン探索でそこそこの成功を収めていました。

    しかし同時に、この世界の現実を知るほどプロレスが世界にそぐわないことを思い知らされたそうです。迷宮でもジョンさんは武器として鈍器を使っていましたし、厚い革鎧で身を守らなければ生きていけなかったそうです。格闘技で戦う冒険者などは、迷宮の街にはいなかった、とのこと。

  • 168二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 03:37:19

    >>149

    それでも酒場の喧嘩のような見世物として、時折プロレスリングは出してみせましたが、どうやってもそこでの争いは殴り合いでしかなく、プロレスの技を使うのは難しくて、また観衆もそうした技を使うことに理解を示してくれなかったそうです。


    この悩みを解決したのは、酒場で知り合った売れない俳優との会話でした。

    ジョンさんはは俳優に『君が口にするプロレスとは何か?』と尋ねられ、その内容を説明したそうです。

    すると俳優はなるほどと頷いてこう言いました『つまりプロレスとは演劇か!』。

    もちろんジョンさんはこの言葉を否定して、プロレスの素晴らしさを話しましたが埒が明きません。

    最後には俳優が自ら申し出てジョンさんとプロレスを実践することになったのだとか。


    試合がグダグダに終わった後、俳優はこう言ったそうです。『やはりプロレスは演劇だな。だがこの演劇の役は私には務まらぬ。務まる役者を揃えれば、良い演物になるだろう。この即興劇は新しい』と。


    それからジョンさんは俳優さんと肩を組んで共に芸術の街に行くと、小さな舞台でできる即興劇としてプロレスを広めました。売り文句として『フェアなルールで互いの肉体ぶつけ合う、どちらが勝つかも分からぬ即興劇』などと仰ってたそうです。演出家となった俳優さんの頑張りもあって、プロレスは芸術の街の一部の層に受け入れられて、立派な演物になったそうです。


    今では、お父様も芸術の街にお招きして、一緒に暮らしているとのこと。

    (この際に盗賊都市で暴力団と多少揉めたそうですが解決したとのこと))


    そうして、ジョンさんはようやく夢を叶えて自らもリングに上がり、観客たちに趣向を凝らした様々な技を見せて、或いは演者であるレスラー達に自ら教えた様々な技を受けて見せているそうです。


    ただ、この世界の中ではメチャクチャ目立ってるので、よくプロレスを知る転生者の方が会いに来るようになったとのこと。帝国の女帝様が観戦に来た時はさすがのジョンさんも肝が冷えたそうです。

  • 169二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 04:04:58

    >>152

    転生者の名前:クロエさん

    場所:帝都

    報告:

    クロエさんは帝都で近衛兵特務官見習いとして死んだ目で頑張っていました。


    クロエさんは商人の子として交易の街に生まれました。子供の頃から夢見がちな子で、だから転生者としての記憶やチート能力を手にした時、夢が叶ったようですごく嬉しかったそうです。

    父親に黙って自分の能力を使って戦う方法を訓練しつつ、銃器を召喚した時にセットで出てくる弾丸の複製ができないかと、こっそり職人に見てもらったりしたそうです。残念ながら、弾丸の複製はムリと言われて、召喚した銃器を売り物にするのを諦めたクロエさんは、成人を待たずに両親に置き手紙を残して、旅人から噂で聞いた迷宮の街へと向かいました。


    銃器を操る能力を使って、冒険者になるために!

    しかし残念ながらクロエさんはは三ヶ月ほどの活動の後に帝国諜報部に身柄を拘束されました。


    彼女を拘束した皇帝の近衛兵特務官であるウィリアムさんは、チート能力の危険性について経験に基づいた説明を受けた上で彼の保護下に入るように説得してきました。クロエさんはかなり渋ったものの最後には了承することになったそうです。帝国の保護下に入ることで頂ける給料の額も良かったそうです。


    まだ成人ではなかったので、ウィリアムさんはご両親とも面談して正式に帝国の保護下に入ることになった経緯を説明してくれたそうです。今ではご両親とも帝都に店を構えているとのこと。


    そして今ではクロエさんは、兵士としての基礎訓練、それに皇帝付きの近衛兵を務めるための知識、礼儀作法などを学びながら、ウィリアムさん直々に銃の訓練を受けている最中だそうです。


    「なんか思ってたのとちがう」と嘆いていましたが、ウィリアムさんによると筋は良いとのこと。

    もっとも女帝様もウィリアムさんも、あまり狙撃者としての仕事をさせることは考えてはいないそうですが。

  • 170二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 12:17:24

    読んでて楽しい

  • 171二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 21:36:31

    保守

  • 172二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 21:56:35

    あ〜似たような能力から生まれる転生者同士の交流大好き

  • 173二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 22:09:48

    名前:エイブラムス
    能力:戦車を操る能力(戦車の召喚や魔力による操作・修理・補給などが可能)
    備考:重度の戦車キチで横転等しない限り戦車をしまわず、戦車から15メートル以上離れようとしない

  • 174二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 23:00:16

    >>154

    転生者の名前:ミドネールグトさん

    場所:廃神殿領域

    報告:

    ミドネールグトさんは廃神殿領域の外殻部に棲息する不定形の怪物のリーダーをしていました。


    廃神殿領域の中、たゆまなく増えたり減ったりしている怪物の一部であり、独立した個体であるものとして、ミドネールグドさんは気が付くとこの世界に存在していたそうです。

    転生前の記憶を取り戻した時、まるで夢から目を覚ましたように思えたそうです。「視界に広がる世界を前に、広がっていく頭の奥の染みが、脳をすっかり満たす前に、自分は自分の力を上手く操ることを覚えなければかった。それが私の最初の記憶だった」とミドネールグトさんは語ります。


    自分の名前を繰り返しながら、ミドネールグトさんは自分に繋がる怪物たちに、繰り返し尋ね続けたそうです。「お前は誰だ?」と。気が遠くなるくらいその問いかけが連なって、いつしかその言葉に応える声が聞こえてきたそうです。その声は次第に数を増やして、互いに自分の名を繰り返し呼び合いました。この世界に産まれ落ちて、はじめてミドネールグトさんは喜びを感じました。自分と繋がった怪物たちにもそれが伝わり、彼らもまた自分と同じになったという実感を感じることができたからです。


    けれど、巨大な意識がミドネールグトさんに視線を向けました。自分の繋がる怪物の肉体の、一番奥深くにあるもの、巨大な瞳のようであり、月に映る老いさらばえた人の影のようでもあるそれは、すぐにミドネールグトさんを飲み込もうとしました。

    けれど、チート能力はそれを許しません。それに気付くと巨大な意識は、すぐさまを自らの肉体から異物を切り離そうとします。ですが、ミドネールグトさんは喜びを交わし合った怪物たちと繋いだ意識を決して離しませんでした。


    結果、巨大なる怪物の肉体から、無数の肉片となって不定形の怪物が溢れ出し、主の肉体から逃れて廃神殿領域より外の世界へと飛び出しました。

    はじめてみる陽の光は美しく、地平まで続く大陸は色彩にあふれていたそうです。


    今ミドネールグトさんは仲間たちと共に人間の肉体へ変化する術を学んでいるそうです。

  • 175二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 23:41:33

    >>156

    転生者の名前:ホセ・メタモルさん

    場所:芸術の街

    報告:

    ホセさんは芸術の街でマジシャンの助手として舞台に立ってていました。


    ホセさんは帝国領北部にある小さな開拓村に生まれ、子供の頃に転生前の記憶とチート能力を手に入れるとすぐにマジシャンの訓練に取り掛かったそうです。或いはこの世界でなら、指先を自在に動かし、客の視線を自由に操るマジシャンの才能を身につけられるかもしれない、という望みを捨てられなかったのだそうですが、残念ながら転生前よりもなお真剣に訓練に取り組んでも、村の同世代の子供達を夢中にさせることすらできなかった、とのこと。

    もちろん、村の厳しい生活の事情もその原因の一つだと思います。そんな村だから、ホセさんがチート能力で作り出せるウサギやトリなどは、貴重な食料源として重宝されました。村では何処からともなく獲物を仕留めてくる狩りの天才と呼ばれていたそうです。


    ある雪の日に、冬を越せなかった狼の群れが村を襲撃した時に、ホセさんはチート能力で狼を撃退しました。しかし、両手から鬼を作り出して狼を襲わせる姿を見た村人たちは、襲撃後も怯えきっていて相手をしてくれなくなり、ホセさんは村から出ていかざるをえなくなったとのこと。


    ヤケになってたホセさんは、街から街へと渡り歩いて芸術の街へと辿り着くと、両手から生き物を産み出すマジックを見世物にしてショーをすることで名声を手に入れました。

    そうして仕事を終えた後、酒場でヤケ酒を飲む毎日。

    そんなある日、酒場の子供にせがまれて手慰みにマジックをして見せたそうです。

    するとその子供は、すぐにホセさんを真似てマジックで金を稼ぎはじめたのだとか。余りにも見事な手際にその場で思わず大爆笑して、すぐさまその子を口説いて弟子にとりました。


    今では自分のマジックを学んだ元弟子の助手を務めて、本当のマジシャンのショーをやっているそうです。

  • 176二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 23:46:11

    ◆おしらせ◆

    無事に完走できる目処が立ちました。このスレッドを読んだり、参加してくれてる方、すべてに感謝です。
    たくさんのお題をありがとうございます。
    179コメまでで、キャラメイキングの募集を打ち切らせて下さい。
    あとは残ったキャラの経過SSを書いた後、簡単なエピローグを書くつもりです。

    ガッツがあったら、その後のオマケを書いたりするスレを立てる予定です。、

  • 177二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 23:52:49

    >>176

    乙乙~

    面白いし継続力もあるして大したもんやで

  • 178二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 00:06:28

    >>176

    お疲れ様

    じゃあ折角だし最後に能力者モノで定番の奴でも入れておくわ


    名前:リッド

    能力:任意の能力の解除

  • 179二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 10:39:12

    >>159

    転生者の名前:レンさん

    場所:城塞の街

    報告:

    レンさんは城塞の街の兵士の訓練所で新兵として鍛錬に励んでいました。


    レンさんは帝国領の開拓村の一つに生まれました。帝国の領土拡張政策の初期に作られた村であり、レンさんの家族も希望して移り住んだ帝国市民だったので、似たような開拓村の中では比較的に豊かな生活ができていたそうです。(でも当時のレンさんにとっては十分に貧しい生活のように思えていた、とのこと)


    親が所有してる農園を管理する仕事を手伝うことにも慣れた頃、モンスターの襲撃が原因で廃村になった開拓村から移り住むことになった開拓民が村に入り込んできたことで、レンさんはこの世界の息苦しさを理解することになりました。当時は帝国領の北にある城塞の街が領土拡張政策が原因で弱体化していて、モンスターの襲撃が次第に北から帝国領まで届くようになっていたそうです。帝国は開拓村を守るために兵士を派遣することもなかったため、数年でいくつもの開拓村が襲撃されて壊滅していたのだとか。


    レンさんの開拓村でも、モンスターの襲撃に備えてせめてもの自衛のための武器などを用意したものの、戦闘の経験のあるものはまばらであり、なによりモンスターに襲われて逃げてきた開拓民は恐怖に怯えるばかりで、その恐怖が伝播した開拓村の男たちの戦意は無いに等しいものでした。


    結局、開拓村はモンスターの襲撃を受けることなく、帝国の領土拡張政策の終了に合わせて廃村になりました。開拓民たちは、帝国領内に新しく作られる大きな農場に移動することになり、みな喜んで村を捨てたそうです。

    ですが、レンさんはご両親と相談した上で、帝国領の農場に向かうのではなく城塞の街に向かうことにしました。実は、村がモンスターの襲撃に怯えながら生活をしていた頃、レンさんは転生前の記憶とチート能力を手にしていたそうです。

    自分一人ででも村を守ろうと努力していましたが、自分の能力不足に気が狂いそうだったのだとか。


    同じ城塞の街で兵士長を勤めているジョニーさんの仲介で自分のチート能力を上官に伝えたレンさんは、今は弓の訓練からはじめているそうです。

  • 180二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 18:32:31

    >>160

    転生者の名前:ランガリアンさん

    場所:エルフの集落

    報告:

    ランガリアンさんは、エルフの集落で射手をしていました。


    ランガリアンさんはエルフの集落で生まれた頃から他のエルフたちと隔離されて育ちました。エルフとしての生き方を教える教師と日に一度顔を合わせて森の生き方、弓の撃ち方、食事の採り方を学びましたが、ほとんど会話をすることなく、時折大人の目を盗んでやってくる妹さんだけが話し相手だったそうです。10歳になった頃に、転生前の記憶とチート能力を手に入れたことで、大人たちが自分を隔離した理由にはじめて思い至りました。エルフの大人たちは生まれた時からこのことを知っていたのだろう、と。


    自分が転生者であると自覚したことを教師のエルフに伝えると、彼はランガリアンさんに、このまま森でエルフとして生きていくか、森を出て人の中で生きるかを選ぶように伝えました。

    一晩じっくりと考えて、出てきた答えは、このまま森に残るというものだったそうです。隔離されていても、森で生きることを不便だと思わないように丁寧に知識を教えられていたことと、それに妹が寂しがるだろうと思ったことが理由でした。それを告げると教師のエルフは、はじめて自分がランガリアンさんの父親であることを明かしたそうです。


    それからは、ランガリアンさんは家族の元にはじめて戻りました。お母様は暖かく迎えてくれて、とくに妹さんはすごく喜んでくれたそうです。

    他のエルフたちに混じって集落で暮らすうち、能力の適性から射手として狩りやモンスターの監視の仕事をするようになりました。

    時々、他のエルフたちにせがまれて、転生前の世界、人間の話をしていたそうです。ほとんどが理解されずに笑い話になりましたが、妹さんは目を輝かせて聞いてくれたのだとか。


    それからしばらくして、エルフの集落に突撃してきて意味不明な人間を庇って胃を痛めたり。

    妹さんが一念発起して集落を出て人間の街に行ってしまって胃を痛めたり。

    人間が森でなにかするたびに、人間の魂の混じったものとして意見を求められて、そのたびに胃を痛める日々なのだとか。


    妹さんと思しき人のことを伝えると、ランガリアンさんも人間の街に向かうとおっしゃられていました。

  • 181二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 00:50:21

    応援しつつ保守

  • 182二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 01:36:22

    >>161

    転生者の名前:ジュエリさん

    場所:芸術の街

    報告:

    ジュエルさんは芸術の街で文筆業をしていました。絶賛お仕事募集中だそうです。


    私の生まれは聖堂の街。規律正しい信仰者たちの祈りの声が厳かに響く、美しき白亜の街の片隅にて産声を上げました。両親は熱心なる女神教の信徒であり、娘にもまたそうであって欲しいと願い、私に女神様の教えを学ばせます。


    両親からのあふれる愛を受けて育った私は、やがて女神様の教えを実践するようになりました。

    すなわち汝の隣人を愛せよ!

    ご近所さんの恋愛ごとに耳をそばだて、その心の成就を応援することに歓びを見出すようになったのです。


    なぜならば、私には遠い前世から受け継いだ、恋愛物語のあふれる知識があったのだから。この世界においては百戦錬磨の恋愛軍師といってもさしつかえないのです。だから懺悔室に忍び込んでも大丈夫なのです。


    そんなある日の物語。わたしは懺悔室にて恐るべき告白を耳にしてしまいました。

    尊敬する神父様が、漏らした辛い胸の裡。彼の思いは同僚の神父様へと向けられていたのです。


    これはアリです!恥ずべきことじゃありません、全然OKです!


    みたいなことを思わず懺悔室の向こうから言葉にした結果、たいへんおおごとになりました。色々あって私は破門になりました。だって私は間違っていないので、口にした言葉の撤回はできません。

    ついでに神父様も破門になりました。すると彼の想い人の神父様も自ら破門を申し出ました。


    そう、お二人は両思いだったのです。

    もうなんなら十字架に架けられて燃やされてもいい気持ちになりました。愛です!


    お二人とは別れて、両親には謝罪して、私は聖堂の街を後にしました。

    今は自らの裡にあふれるこの衝動を、演劇や書物として広める活動に励んでいます。


    以上、ジュエルさんのご報告でした。代筆料はお食事代に、お酒が少々。

  • 183二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 11:42:26

    大丈夫?ジュエリさん相手じゃなくて自分の感情増幅してない?
    え?元からこうだって?

  • 184二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 11:54:03

    >>162

    転生者の名前:フィンさん

    場所:迷宮の街

    報告:

    フィンさんは迷宮の街でダンジョン探索を生業にする冒険者稼業を営まれていました。


    フィンさんは、戦砦の街で代々街の防衛を務める兵士の由緒ある家のに生まれました。人類生存圏の南端を守るこの街は、南の大砂漠地帯から押し寄せるモンスターの群れを討伐する役目を負っていて、フィンさんも街に生まれた人間の一人としてその役目を全うするつもりで幼い頃から訓練を受けていました。


    フィンさんが転生前の記憶とチート能力を手に入れたのは、成人する前という遅い時期でした。その頃まで自分が当然だと思っていたことが、不意に恐ろしい、重すぎる義務のように思えてすごく悩むようになったそうです。自分の能力も、実戦で試すには恐ろしすぎて、なかなか思うように使うことができませんでした。

    成人になって、破壊光線や治癒の能力を使って見せたフィンさんに、戦砦の街の兵士たちは驚きはしたものの、すぐに受け入れて戦いの中に組み込んでくれました。

    そのまま数年間、フィンさんはその能力を後方での支援、治療として使うことに専念して、使うタイミングは上官に全て任せていたそうです。

    ですが、特に巨大なモンスターの群れの襲撃で兵士たちが大きな打撃を受け、死者が出た時にフィンさんは酷く落ち込んだそうです。自分の治癒能力が残っていれば助かったかもしれない、破壊光線を使うタイミングは本当に間違っていなかったのか、と。

    そのことを上官に相談すると、彼はこう答えたそうです。『お前の能力は確かに優れているが、この街の兵士たちの戦いはお前一人に左右されるほど容易いものではない。より自分で大きな事を為したいなら、一度、軍を抜けろ』と。


    今、フィンさんは街を離れて、自分の仲間をもち、自分の判断で能力を使って迷宮に挑んでいます。

    戦いに使う剣の腕は中途半端で、魔法の腕はからきしだから、学ぶことばかりが多いと苦笑していました。


    仲間の皆さんはみんな、リーダーには助けられているよと、笑顔でおっしゃられてました。

  • 185二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 17:58:45

    送り出した名前と設定が100点以上のものになって帰ってくるのが嬉しい

  • 186二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 00:17:37

    >>165

    転生者の名前:ノストヴィさん

    場所:芸術の街

    報告:

    ノストヴィさんは芸術の街の下町通りで安酒場を経営されてました。


    ノストヴィさんはエルフの集落で生まれた頃から他のエルフたちと隔離されて育ちました。エルフとしての生き方を教える教師と日に一度顔を合わせて森の生き方、弓の撃ち方、食事の採り方を学びましたが、ほとんど会話をすることなく、食事にいつもついてくるお酒だけが唯一の楽しみでした。子供にお酒を出すとはけしからん、とか言いながら、不思議とその日に飲みたいと思った通りの味が出てくることに感心して、じっくり味わって飲んでいたそうです。

    10歳になった頃に、転生前の記憶とチート能力を手に入れたことで、ノストヴィさんは気付きました。「この酒www自分で出したやつじゃんwww」、と。


    それはそれとして自分がエルフとして生きていくの絶対ムリだわと魂で理解したノストヴィさんは、実は自分の親だった教師さんにその旨を伝え、成人になるのを待たず、その願いの通りに集落を出て人の世界へと解き放たれました。(さすがにお父さんだと知った時は気まずくなって「なんかすいません」と謝ったそうです)


    そのまま無尽蔵に出せる酒を資金源に、エルフの集落で学んだ森での生き方で身を守り各地を旅しながら、「この世界ってあんま美味しいものとかないな!」と悟ったノストヴィさんは、流れ流れて芸術の街へと辿り着きました。各国から金持ちのパトロンが集まるこの街は、食事の質も高くて気に入ったからです。


    しかし、上流階級のおえらいさんに馴染めるような生き方もしてなかったノストヴィさんは、芸術家・役者・作家のタマゴが集まる下町通りの安酒場を買い叩いてそこで商売をはじめました。幸い井戸から汲んできた水を使えば酒の原材料は無料なので、良い酒を高級酒場に卸して資金にしつつ、趣味の安酒を店で出し、お客相手にクダを巻いて毎日を面白おかしく過ごしているのだとか。芸で上手いこと笑わせたら飯代飲み代をタダにしてもらえる酒場ってことで、そこそこ繁盛してました。

  • 187二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 01:27:04

    ランガリアンとノストヴィの落差!!!

  • 188二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 11:14:38

    保守

  • 189二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 12:11:57

    >>166

    転生者の名前:グーゴルさん

    場所:東部海岸の小さな漁村

    報告:

    グーゴルさんは小さな漁村で釣り師をしていました。


    小さな漁村で生まれたグーゴルさんは、漁師をしていたお父様が海に出ていない日はいつも釣りを教わって、日がな一日竿を垂らして過ごしていたそうです。

    10歳の頃に高波にさらわれて溺れかけた時に、前世の記憶とチート能力を手に入れてからも、それは変わらず、ただ、泳ぐのは恐ろしいのだと、船を操って海に出ることはできなかったとのこと。

    成人してもそれは変わらず、漁師ではなく釣り師になった時は、村の人たちにはずいぶん驚かれたようです。それでも自分一人が生きていくには十分なだけの魚を釣り上げるので、村人たちからも変わり者として受け入れられるようになったのだとか。


    チート能力は、たまに釣った魚をほんの少し増やすのに使っているそうです。

    最近は、街の方から流れてきたという変わり者の女性と所帯を持ったので、釣らなきゃいけない魚の数が増えたので助かるよ、と仰っていました。


    どうしてそんな能力が欲しかったのかを聞きましたが、もう忘れてしまったとのこと。

    「今は釣りがあれば幸せだよ」と笑っていました。

  • 190二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:49:33

    保守

  • 191二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 02:03:49

    スローライフだぁ

  • 192二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 09:41:22

    >>173


    転生者の名前:エイブラムスさん

    場所:戦砦の街

    報告:

    エイブラムスさんは、戦砦の街で一つだけの戦車隊で車長を担当されていました。


    エイブラムスさんは南方の開拓村の一つにある農地で働く農夫さんの家に生まれたそうです。子供の時に親に買ってもらった馬車の玩具がお気に入りだったのだとか。

    そのまま父のように農夫として生きていくものだと思っていた彼ですが、戦砦の街が十数年ぶりの大戦禍に見舞われた年、南方から襲ってきた巨大サソリの群れに村が襲われた時にその運命は大きく変わりました。農地を這い進んでくる彼らを前にした時に、転生前の記憶とチート能力を取り戻したのです。

    巨大サソリの群れは、エイブラムスさんの召喚した戦車に踏み潰され全滅しました。しかし、戦いが終わった後に彼は二度と戦車を新たに召喚しないことを誓ったのです。なぜなら、召喚された戦車はよく整備された十式戦車、ようするに実在する転生前の世界の戦車そのものでした。彼は転生前の知識から、これが召喚されて紛失したことでどれほどの騒ぎになるかを知っていたのです。あまりの恐ろしさに寝込むほどに。


    けっきょく召喚した十式戦車を元の地に戻す方法も見つからなかったため、エイブラムスさんはせめてこの世界で役に立てることを誓いました。

    モンスターの追跡をしていた戦砦の街の兵士に、自らの能力と、戦砦の街で人類生存圏の防衛の役に立ちたい旨を伝えると、それはあっさりと受け入れたそうです。


    現在、エイブラムスさんは、十式戦車を十全の能力で使うために結成された戦車隊の技術指導者として、操縦手、砲撃手の育成を急いでるそうです。

    チート能力で操縦することができるものの、センサーを生かした精密砲撃などは上手くできないため、手動で操作した方が精度が高まるのだとか。

    補給に関してはエイブラムスさんのチート能力で困ることがないので、将来的には大きな戦火を期待されてると、真面目な顔で仰られていました。

  • 193二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 10:01:06

    >>178

    転生者の名前:リッドさん

    場所:迷宮の街

    報告:

    リッドさんは迷宮の街でダンジョン探索を生業とする冒険者をしていました。


    リッドさんは芸術の街で人気の役者さんの子供として生まれたそうです。父親は不明でしたが、お母様は良く面倒を見てくれて、冒険ものから恋愛もの、様々な演劇を見せてもらいながら育ったのだとか。そのせいでちょっと夢見がちな少年で、いつしか自分も演劇の登場人物のように冒険の旅に出たいと思うようになりました。

    お母様は、リッドさんに自分と同じ役者になって欲しいと思われていたそうで、結構なケンカになったそうですが、母親を納得させるために冒険者になる為の訓練をはじめて、なんとか成人する頃には母親を安心させるに十分な剣の腕を身に付けたそうです。


    冒険者としての腕を磨くために迷宮の街に向かったリッドさんは、ダンジョン探索にのめりこみました。夢見ていたような危険と隣り合わせの冒険と、想像していたよりもずっと厳しい現実の二つの間で挟まれながら繰り返しダンジョンに挑んでるうち、気が付くと最奥まで届くベテランパーティーのリーダーの一人になっていた、とのこと。

    場所に合わせて武器はなんでも使う、慎重、とっさの機転が利く、なんて評判でした。


    先日、母親に会いに芸術の街に里帰りした際に見たジョンさんのプロレス公演を見て、唐突に転生前の記憶とチート能力を手に入れたそうです。

    ずいぶんダンジョン探索に手慣れてると思ったら、そういうゲームが好きだったんだな、なんてこをおっしゃられてました。


    ボウケンシャー、なのだそうです。

  • 194二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 10:17:29

    >>57>>193

    追記:

    転生者の名前:マルガレータさん、リッドさん

    場所:北門の街


    マルガレータさんの件を伝えたところ、リッドさんから快諾を得られたためご協力をお願いしました。


    お願いしたのは、北門の街の一部を覆っていたマルガレータさんのチート能力による効果の解除です。

    これは北門の街の外壁を破壊して街に侵入したモンスターの群れに対して使用されたもので、とっさに街を守るためにマルガレータさんが自身のチート能力で凍結させた時のものでした。

    モンスターと一緒に被害を受けて避難が遅れた街の人たちも、マルガレータさんの能力で凍結してしまったのです。


    リッドさんのチート能力は有効に働き、街の人たちの凍結効果は解除され、数年ぶりに動き出した彼らは無事だった家族と再会を喜び、或いは驚きながら事態を理解して自信が救われたと知ってマルガレータさん、リッドさんに感謝していました。


    また、凍結していたモンスターたちも、リッドさんの能力で凍結を解除され、すみやかに討伐されたそうです。


    マルガレータさんはチート能力なしでモンスターを倒しきって、自分の力を街の人たちに証明することで、北門の街の領主の娘として再び認めてもらったと仰っていました。

    ご家族もそれを喜んでらっしゃったそうです。


    リッドさんが言うには、部門の貴族は背負ってるものが重すぎるから、素直に味方もできなかったんだろう、とのこと。なおご本人は領主様から娘のマルガレータさんと一緒にならないか打診されると風のように迷宮の街に逃げてしまいました。

  • 195二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 10:57:50

    >>84>>47>>157>>180

    追記:

    転生者の名前:トワさん、アユミさん、ルオテミさん、ランガリアンさん

    場所:黄昏の国


    未だ精神的なダメージから回復できていないトワさんを転生者の方々のチート能力を利用して助ける方法についての提案を、夢の中でアユミさんに伝えたところ、ご自分で関係者面接してくるとのことでした。


    なんでも、ルオテミさんは知っている相手で、あまり良くない印象だったのだとか。そういえばチート能力についても知っていたそうです。夢の中では言葉は届かないので、やはり印象はとても悪かったようです。

    とはいえ現在は考えが良いように変わったみたいなのでOKだったのこと。


    ランガリアンさんについては大丈夫だったそうです。

    すごいシンプルに良い子なのだとか。


    そうして保護者のOKを頂いたので協力者のお二人に黄昏の国に集まって頂き、トワさんの治療にあたりました。

    その方法とは、ランガリアンさんのチート能力でトワさんの恐怖を消してもらって、ルオテミさんのチート能力で「もう大丈夫、諦めちゃダメだ」と呼び掛けてもらうというものです。


    アユミさんの夢渡りによる呼びかけと並行しながら、数日間をかけてゆっくりとトワさんは快方に向かいました。


    彼女が目を覚まして最初に口にした言葉は「ありがとう」です。

  • 196二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 11:19:45

    >>64>>71>>85>>50>>108

    追記:

    転生者の名前:ああああさん、アクニンさん、タケムラさん、ルポさん、ダイモンジさん

    場所:大森林地帯

    報告:


    この件は、協力をお願いする人が多くて苦労しました。


    とくにアクニンさんは、ご自分の能力を嫌っている、怖がっていたため、協力には難色を示されました。

    もちろん、説得なんて私にはできないので、きちんと事情を説明した上で、あとはご自分で協力を決めてもらうまで待つことしかできません。

    幸い、一晩ほど悩んだ末に、アクニンさんは同行に同意してくれました。「自分にしかできないんならしょうがねぇ」とのこと。


    ルポさんは二つ返事で、ダイモンジさんは面白そうだからと、わりあいすぐに同行してくれました。お二人は旅慣れているので、移動の際にはだいぶお世話になりました。


    いちばん協力をお願いするのが難しそうだったタケムラさんは、ルポさんが説得にあたってくれました。具体的にどんな話をしたのかは教えて頂けませんでしたが、ご自分の体験談を話しただけ、とのこと。

    自分の視界に入らないことを条件に、タケムラさんも協力に同意してくれました。


    今回の目的は、ああああさんを助けることです。


    具体的な手順はこうです。

    ①ルポさんのチート能力でああああさんと意思の疎通をして助けて欲しいという意思を確認

    ②タケムラさんのチート能力でいったんキノコにしてもらって

    ③アクニンさんのチート能力でキノコになったああああさんの魂を操作して人間の形にしてもらう

    ④ダイモンジさんには、この無茶を通すためにみなさんのチート能力の強化をお願いする


    結果は、成功でした。

    少しだけ予想外だったのは、ああああさんが「子供になって最初からやり直したい」と希望されたことです。アクニンさんはおっかなびっくりでしたが、その希望を叶えてくださいました。


    ああああさん本人の希望で、今回の件で協力した全員で名付け親になることになりました。

    誰が育てることになるかは本人の口から聞くまでは保留です。

  • 197あがり(1/2)21/12/21(火) 11:42:42

    「それなら、こんな能力がいいです。……女神様みたいな能力」
    「美しくなる能力ということね!」
    「ちがいます。そうじゃなくて、えぇと」
    「ゆっくりでいいですよ。ここでは時間の流れもゆっくりですからね」
    「その、私は、生きている間、あまり人の役に立てなかったので。人を助けることがしたいなって思ってて。でも、なにをするのが人にとって助けることなのか、良く分からなくて」
    「大丈夫、存じていますよ」
    「……それで、女神様みたいに人を助けることができたらいいなって、思いました。だれだって、死んじゃった時に、なにもできずに消えちゃうのはイヤって思うのは、いやじゃないですか。だから」
    「あまりむずかしいことを言わなくてもいいのです。思いは言葉にするとなんだかちがう感じになるでしょう? 大事なものは、どうしたい!って気持ちなのですよ」
    「はい……うまく言葉にできません」
    「私のように、人を転生させるお仕事をしたい、ということでまちがい?ないですね」
    「はい」

  • 198あがり(2/2)21/12/21(火) 11:42:57

    「あれ?」
    「お仕事いつもお疲れ様です」
    「女神様!……もしかして、私はまた死んじゃったんですか?」
    「いえいえちがいます。ちょっとだけお話を伺いたかっただけですよ」
    「そうですか、良かったです。まだ女神様から頂いた手帳、ぜんぶ埋まっていませんから」
    「あなたはマジメさんですね。たいへんよくできましたのスタンプをあげまよう」
    「ありがとうございます!」
    「転生者さんを訪ねて歩くのは楽しいですか?」
    「はい」
    「それはなによりです」
    「あ、でも」
    「転生者さんにお願いして、他の転生者さんを助けてもらったりしています」
    「うんうん、報告してくれてましたね」
    「いいんでしょうか?」
    「もちろんいいですよ。あなたが良いと思ったのなら、どんどんやってください」
    「……はい」
    「怖がるのはいいことです。助けることが正しいかどうか、やってみないと分からないですからね」
    「はい」
    「まだ女神になりたいと思いますか?」
    「はい!」
    「それはなによりです。また報告の続き、楽しみにしていますね」

  • 199二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 11:49:57

    ◆おしまい◆

    無事に完走できました。

    参加してくれた方、感想くれた方、保守してくれた方、読んでくれた方、すべての方に感謝です。


    以下に、あとがき的な事とかメモとか投げるスレを作りました。感想など頂けると幸いです。

    【完結】異世界転生するキャラをメイキングすると旅人が経過を見に行ってくれるスレの話|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/207821/無事完走させて頂いた、こちらのスレについて、あとがきやらを書き込んでいくスレです。感想など頂けるととても嬉しいです。bbs.animanch.com
  • 200二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:04:01

    お疲れ様です!

    いいお話でした(*´ω`*)

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