(閲覧注意!)「スペちゃんに振られてしまったわ…」

  • 1スレ主23/06/30(金) 22:04:06

    フクキタル「皆さん、本日はお集まり下さり、本当にありがとうございます」

    タイキ「どうしたのデスか?」

    フクキタル「実はですね、本日はスズカさんとスペシャルウィークさんのデートの日なんですよ」

    ブライト「それは、良かったですわね〜」

    フクキタル「なのですが、実は今日のスズカさんの恋愛運は大凶なんですよ…、絶対に何かしら良からぬ事が起こると思うんです」

    ドーベル「それで?アタシ達を呼んでどうする気?」

    フクキタル「なので、皆さまが良ければですが、スズカさんのデートを監視して降りかかる不幸を払って欲しいんです、勿論スズカさんからの許可は取ってます!」

    タイキ「ナイスアイデア!いいデスね!」
    ブライト「やってみますわ〜!」
    ドーベル「分かった、手伝うよ」

    フクキタル「助かります!」

  • 2二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 22:05:03

    賽は投げられた

  • 3スレ主23/06/30(金) 22:05:44

    スペ「スズカさ〜ん!」

    スズカ「スペちゃん!」

    スペ「それじゃあ行きましょう!」

    スズカ「ええ!」

    タイキ『同室なのに待ち合わせするのデスか?』
    ドーベル『あら?ロマンティックじゃない』

    スズカ「…」モジモジ

    スペ「スズカさん?」

    スズカ「スペちゃん、タイキシャトルってハグ魔よね?」

    スペ「はい、そうですけど」

    スズカ「私ね、時々タイキシャトルにハグされてるんだけど、その時いつもこう思うのよ、『スペちゃんを抱きしめたい』って…」

    スペ「え////////」

    スズカ「だから、その…いいかしら////////」

    スペ「はい、いいですよ!」

  • 4スレ主23/06/30(金) 22:06:11

    ブライト『問題は無さそうですが…』
    フクキタル『ここまでは順調ですね』

    スペ「ほら、スズカさん、おいで!」

    スズカ「ありがとう…!」

    ぎゅー

    スペ「ちょ、スズカさん!?」

    タイキ『スズカがスペのお尻を触ってマース!』
    フクキタル『止めて来ます!』

    スズカ「スペちゃんのお尻…軟らかい…」

    スペ「離して下さい!スズカさん!」

    ブライト「スズカさま〜💢何をやっているのですか〜💢」

    スペ「スズカさん嫌い!」バシーン!(ビンタ)

    スズカ「あああ〜〜〜!!!スペちゃあ〜〜〜ん!!!」

  • 5スレ主23/06/30(金) 22:06:58

    スペ「」ムッスー

    ブライト「スペさま〜、よしよし、ですわ〜」

    タイキ「何やってるんデスか…スズカ…」

    スズカ「今回のフクキタルの占いは大当たりみたいね…」

    フクキタル「こんなの占い関係無しに嫌われるに決まってますよ!」

    ドーベル「お尻触られて喜ぶのって同人誌の世界だって…」

    スズカ「どうやったら許してくれるのかしら…、フクキタル、占って決めてくれるかしら?」

    フクキタル「リカバリー効く訳ないでしょうこんなの!」

    ???「いいえ、1つだけアイデアがあるわよ」

    スズカ「え?」

    タイキ「パールさん」

    パール「そのアイデアはね…『謝罪文』よ」

    ドーベル「そうね!文章なら本音が伝わるかもしれない!」

    スズカ「早速書いてみるわ!ありがとうパール先輩!」

  • 6スレ主23/06/30(金) 22:07:50

    スペ「」ムッスー

    ブライト「スペさま〜、スズカさまがどうしても反省の意を述べたいらしいですわ〜」

    スペ「別にいいです、聞きたくないです」プクー

    タイキ「聞くだけ!聞くだけデスから!」

    フクキタル「謝罪文を聞くのが吉ですよ!」

    スペ「はあ〜、分かりました」

    スズカ「え〜」

  • 7スレ主23/06/30(金) 22:08:16

    『今回、私、サイレンススズカは、デート中にダービーウマ娘であり日本総大将であるスペシャルウィークさんに不快な思いをさせてしまい深く謝罪致します。

    まず私がスペちゃんサイドがセクハラだと訴える行為を働いた経緯を説明しますと、デート中に私がスペちゃんを抱き締めようとした際、スペちゃんのお尻がいやらしく動いたもので、私はそこでアラっと思ってしまいお尻を触ってしまいました。

    デート前にスペちゃん世代の内で「あの女ならある程度いっても大丈夫だろう」という噂があったのです。

    私がスペシャルウィークさんのお尻を触ってしまった事は紛れもない事実であります。

    しかし、田舎娘といえばその手の風習などで一般的にどスケベなイメージがあるという事も事実であります。

    よって、ここは一つ喧嘩両成敗という事で水に流して頂けないかと思っている所存でございます。

    異次元の逃亡者 サイレンススズカ』

  • 8スレ主23/06/30(金) 22:08:38

    スズカ「申し訳ございませんでした!」

    フクキタル「通りますかこんな反省文!?」

    ドーベル「くっw…ふふっw」

    パール「許してくれるかしら?」(ヤケクソ)

    スペ「うー…分かりました、許してあげますよスズカさん、でももうあんなのは二度とやらないで下さい!」

    フクキタル「フギャ!?通ったあ!?あれで!?」

    ブライト「良かったですわね〜、スズカさま」

    スズカ「ありがとう…!スペちゃん…!」

    スペ「じゃあデートの続きをしましょう!」

    スズカ「ええ!」

  • 9スレ主23/06/30(金) 22:12:11

    スペスズ「「ワイワイキャッキャ」」

    ブライト『幸せそうですわ〜!』
    ドーベル『ええ、でももっと親密にならなきゃ』

    スズカ「あっ、そうだわスペちゃん!さっきアクセサリーショップで買ったネックレス、実はね、スペちゃんへのプレゼントなのよ」

    スペ「本当ですか!」

    スズカ「ええ、着けてあげるわ!」

    パール『いい作戦ね!』
    フクキタル『贈り物をするのが吉だってアドバイスして良かったです!』

    スズカ「あれ?上手くいかないわ…ちょっとごめんなさい…」スンスン

    タイキ『匂い嗅いでまセンか?』
    フクキタル『止めて来ます!』

    スペ「ちょっと?スズカさん?」

    スズカ「ああ…スペちゃん…」スンスンスンスン

    フクキタル「待って下さあ〜い!」

    スペ「何やってんだよ離れろこのクソ栗毛!」バシーン!(ビンタ)

    スズカ「あああ〜〜〜!!!スペちゃあ〜〜〜ん!!!」

  • 10スレ主23/06/30(金) 22:12:38

    スペ「」ムッスー

    スズカ「そんな…フクキタルの占い通りに行動したのに…」

    フクキタル「匂いを嗅げなんて言ってませんよ!」

    タイキ「セクハラしたら嫌われるに決まってマース!」

    パール「もう一度謝罪文を書きなさい」

    スズカ「勿論よ…」

  • 11スレ主23/06/30(金) 22:13:30

    スペ「」ムッスー

    ブライト「スペさま〜、もう一度だけチャンスをくださいな〜」

    スペ「嫌です…」

    ドーベル「悪い事は言わないけど、同室との仲は良いに越した事はないよ」

    ブライト「二度とセクハラしない様に言い聞かせておきますわ〜!」

    スペ「はあ…分かりました!」

    スズカ「ありがとうスペちゃん…」

  • 12スレ主23/06/30(金) 22:13:50

    『まず謝罪の前になぜ私があのような行動をとってしまったのか、その経緯を説明させて頂きます。

    栗東寮では良い匂いのする人とは遺伝子上の相性が良いと言われています。

    よってあなたとの同室という関係性を考えれば、匂いを嗅ぐぐらいの行為はOKだろうと安易な考え方をしてしまい、 あのような行為をとってしまいました。

    それに伴い、私がスペちゃんに密着した時のスペちゃんの表情はまんざらでもないというどスケベな顔をしていたので「あら、いいですねぇー」の波が何度も押し寄せて来ちゃって、 最終的には押し倒すという結果となってしまいました。

    つまり、今回の一件を風俗に例えるならば、 うまぴょい禁止のお店で興奮し、無理ぴょいしてしまったみたいな事であり、決して罪悪感があった訳ではないので、示談という形で穏便に処理して頂きたいと思っている所存であります。

    異次元の逃亡者 サイレンススズカ』

  • 13スレ主23/06/30(金) 22:14:38

    スズカ「申し訳ございませんでした!」

    スペ「ブライトさんどう思います?こんなので本気で反省してる様に見えますか?」

    ブライト「見えませんわ〜!」

    スペ「許したくありません」

    スズカ「そんな…スペちゃん…」

    フクキタル「当たり前ですよこんなの!」

    パール「むしろ1回目を許してくれたのがミラクルね!」

    5分後

    スペ「スズカさんか私が卒業するまで我慢、ですか?」

    ドーベル「そうね、だから許してあげて?」

    スペ「分かりました!」

    スズカ「スペちゃん…ありがとう!」

    タイキ「2度とやらないで下サイ!」

    スズカ「勿論よ…」

  • 14スレ主23/06/30(金) 22:15:30

    その後は特に何事も起こらず夕方…

    フクキタル「スズカさん」

    スズカ「フクキタル?私何もしてないわよ?」

    フクキタル「このアクリル板を使うのが吉です!使い方はこの紙を読んで下さい」

    スズカ「ええ〜っと…『大声でスペシャルウィークに告白しアクリル板越しにキスをしなさい』?////////」

    スペ「アクリル板越し…?なら…」

    スズカ「いくわね、スペちゃん」

    スペ「どうぞ!」

    スズカ「今日は1日いろいろとごめんなさい!でも、私はとっても楽しかったわ!ありがとう!」

    スペ「えへへ」

    スズカ「それじゃ…」

    スペ「え?なんでアクリル板を逸らそうとするんですか!?」

    ドーベル『なっ生キスを狙ってるわ!』
    パール『呆れたわね〜』

    スペ「顔面予後らせてやるッ!」バリッバコーン(ジャイアンパンチ)

    スズカ「あああ〜〜〜!!!スペちゃあ〜〜〜ん!!!」

  • 15スレ主23/06/30(金) 22:16:13

    ドーベル「アクリル板使いなさいよ」

    フクキタル「穴空きましたよさっきのパンチで」

    スズカ「だって…くふっ、スペちゃんなら受け入れてくれると思ったのに…ふふふっ…」

    タイキ「なんで笑っているんデスか?」

    パール「エンジョイしてるわねパーフェクトに」

    ブライト「謝罪文だって謝罪したくて書いてる様には見えませんでしたわ…」

    スズカ「!謝罪文!謝罪文よ!もう1回だけ書かせて…うふふふふっ」

    タイキ「もう無理だと思いマース…」

    ドーベル「『ちゃんと』書きなさいね…」

    スズカ「勿論よ!」

  • 16スレ主23/06/30(金) 22:16:39

    パール「許さなくていいわ、せめて聞いてあげなさい」

    スズカ「あの〜聞いて下さい…」ニヤニヤ

    スペ「何で半笑いなんですか?」

    ドーベル「呆れて何も言えない…」

    フクキタル「ドカッ(グーパン)スズカさん!読んで下さい!」

    スズカ「ふぁい…え〜」

  • 17スレ主23/06/30(金) 22:17:08

    『この度は3度に渡りこのような機会を設けて頂き大変恐縮であります。

    このかっぺ程度ならキスはOKだろうという私の安易な考えがあなたを傷つけてしまった事を深く謝罪したいと思います。

    事の発端はスペちゃんが入寮して来た際「とんでもないおサセがやって来た!」と思ってしまった事に始まりがあるのです。

    そもそもおサセというのは誰にでも身体を許す女性の事でありまして、そんな女が来たと思ったら「あら、いいですねぇー」が何度も押し寄せてきてしまいまして今回のデートで50回目の「あら、いいですねぇー」まで待てなくなってしまい、最初のキスを仕掛ける事になってしまいました。

    さらにデート中、あなたはこのかっぺレベルではあり得ないようないっちょ前のフェロモンを出してきたので私の中に「やっぱりこの娘は好き者なんだ」か「なんだこの××××!」という思いがよぎり、2度目3度目のキスを仕掛けるという形になってしまいました。

    今回、私的には「このウマ娘レベルでもキスはないんだな」という事が分かった事は大きな勉強となりました。

    異次元の逃亡者 サイレンススズカ』

  • 18スレ主23/06/30(金) 22:17:27

    タイキ「…」
    フクキタル「…」
    ドーベル「…」
    パール「…」
    ブライト「…」

    スペ「…皆さん、ぶちのめしていいですか?」

    フクキタル「どうぞ!」

    スペ「タイキさん、銃を貸して下さい」

    タイキ「エアガンデスが…どうぞ!」

    パンパンパン!

    スズカ「あああ〜〜〜!!!お尻があああ〜〜〜!!!」

    ドーベル「まだ笑ってる…」

    フクキタル「ダメダコリャ!」

    おわれ

  • 19二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 22:24:52

    最後まで書けてえらい!

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