- 1■【30層守護者オーグウィン】23/07/01(土) 21:52:32
本スレ
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■【あらすじ】
王都からちょっと離れた場所に新たに出現したダンジョン、
【遺跡開拓領域フロンティア】を攻略していくスレです
現在0~20層まで解放
書き込みの方針は以下でお願いします
何もなし→メタ会話
「」→セリフ
()→心情など
【】→状況描写(【傷だらけでなんとか立っている】みたいな)
- 2魔刀剣士23/07/01(土) 21:59:47
スレ立てお疲れ様です!
>>前184
【《華炎盾》に飛び乗り、追撃に参加する】
「わかった、ありがとう――っと!?」
【――と思うと。黒く巨大な斬撃が飛んできて、別の足場に飛び移って回避する】
『なっ、やってくれるな…!?』
「はは、大振りだから見えて回避できたけど…」
『く、細かい動きに混ぜられたり遮蔽を越されるとかなり厳しくなるな』
「…ああ、今回も建物ごと斬っていたし…皆も気を付けて!」
- 3魔刀剣士23/07/01(土) 22:00:52
※いちおう不壊使えるから出したい欲求はあるけどこれ想定的に出さない方が良い奴な気がするんですよねー
※今回はそのタイミングじゃないと思うので普通に出さない - 4二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 22:01:31
- 5〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 22:02:23
立て乙です!!!
ちょっと分量減らすかぁ!!! - 6黒槍鮫魚23/07/01(土) 22:02:50
スレ立てお疲れ様です!
前のめりバトルジャンキー蛮族一般中級冒険者、性質上タイマン特化なので雑魚敵相手だとマジで相性が悪い - 7■【30層守護者オーグウィン】23/07/01(土) 22:02:59
- 8マリィちゃん☆23/07/01(土) 22:03:06
立て乙です
【黒い斬撃からは予め距離を取れるように回り込み、距離を詰めていく】 - 9ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 22:04:26
- 10黒槍鮫魚23/07/01(土) 22:05:07
- 11報恩の両手剣使い23/07/01(土) 22:05:51
たて乙です
- 12二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 22:07:48
- 13白狼◆geHpeEEBiEi.23/07/01(土) 22:08:02
立て乙です、実力に合わせた描写って難しいですよね……
「盾に乗って移動か、でもぼくは直接向かうよ」
【守護者が吹っ飛んだ方向を睨み、大地を抉り蹴飛ばし、空を駆けるようにジャンプした】
【しかし、その途中で黒に染まった一閃が視界を横切り、幽かに触れた頬に切り傷を与える】
『対象異能力解析不能、性質認識完了、『絶対切断』に近しい能力と推定』
「あれか、あれがオーグウィンの牙」
「よく研ぎ澄まされてて強い、なら次はこうする」
『解号確認、《Daybreaker》』
【合体剣の全機動区間が大きく躍動し、エネルギー孔が解放される】
【そして黒の斬擊を真正面から受け止め、その色をかき消すように幻想殺しの刃が道を拓いた】
【これが文明決戦兵器と呼ばれた合神機剣の真骨頂、異能に類する力の完全な無効化である】
『異能対消滅、反動甚大、D.D.D.システムを一時停止します』
【しかしその代償も大きく、D.D.D.の機動区間はその唸りを静める】
「これでしばらくはただの剣、でもまだ狩りは終わらない」
- 14魔刀剣士23/07/01(土) 22:09:51
いらん心配だと思うけど
ダイスは目安であって絶対じゃないので決まっちゃったからと重く考えないようにね
私の魔刀少女もピアノは練習で実力100まで伸ばしましたけど
その100はアマチュアレベルの100であってプロのトップには遠く及ばないって想定でした
あと何なら別に後からやっぱ変えますとかなんだかんだできますもOKなんだよね、属性とかもそうだけど - 15《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/01(土) 22:10:38
- 16黒檀の魔女23/07/01(土) 22:11:08
- 17〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 22:11:57
前スレ184
【《華炎盾》に乗りながら追撃に向かおうとして、そして迫る黒い剣閃に気付く】
【スクロール越しにその威力は既に見ていたが、間近で見れば見る程にその凄まじさを理解する。【絶対切断】と推測されるのも納得の大剣戟】
【それが、一つだけでなく複数】
【直撃すれば即死するかもしれない攻撃を前にして、少女は口角を上げた】
「殺すつもりですね!ありがとうございます!」
【僅かな期間だけだったけれど、同じ冒険者であった彼が本気で向き合って勝利しようとしている事実に頬を緩ませる】
【そのまま更に殺意を漲らせ、決意に呼応して妖刀の星刃が今以上に強く眩しく照らす様に輝く】
ナーキッド
「〈剣戟漣〉」
【返礼するかの様に、《華炎盾》に乗りながら妖刀が強化された身体能力で大きく弧を描く様にして振るわれる】
【極細の刃が空気を切り裂いて僅かな真空の隙間を生み出し、その隙間に雪崩れ込む大気が飛翔する打撃と衝撃波となる】
【一つ一つの威力はこの場に居る剣士達と比べれば足元に及ぶまでも無い。そんな攻撃が、しめて60】
【────押しては引き、押しては引く細波の様に。大海が山を削るが如く、無数の剣戟が山さえも断ち切るだろう英雄に向かって吶喊した】 - 18ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 22:12:12
- 19■【30層守護者オーグウィン】23/07/01(土) 22:15:00
※22:20分頃に次攻撃投下しますね。それまで攻撃受付中
- 20マリィちゃん☆23/07/01(土) 22:15:08
移動手段が基本全力ダッシュとか跳躍だけなので普通に自分より強い人が用意してくれた移動手段に乗った方が速い女
- 21甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/01(土) 22:15:27
立て乙です!
「黒い斬撃……絶対切断、カ……」
【『《ロジカル・ネックレス》』の効果を使いつつ黒い斬撃を回避、『ろくろくマフラー』や建物を使った立体機動を終え再度《華炎盾》に着地して進んでいく】 - 22摂理◆VUNHFJguxM23/07/01(土) 22:17:11
立て乙です!
【本職の剣士ではない摂理にとって近接戦闘は本領ではない。が、しかし】
【情報処理能力と精密な身体操作、そして所持する凶悪な武器群を駆使することで】
【超一線級の剣士とも渡り合うことが可能である。一時的に、であればだが】
(階層守護者オーグウィン。彼の強みの一つは異常な超耐久)
(今私が突っ込めば、彼が倒れるまでに限界が来る)
(このレベルの戦いで、最前線に足手纏いとして残る訳にはいかない)
(今は遠距離から出来ることをする)
【研ぎ澄まされた黒の斬撃が上空の摂理に漸近する】
【狙いこそ大雑把であれど、その威力はお墨付きだ】
【回避しなければ、摂理の体は右半身と左半身に等分されることだろう】
・・・・・
【だからこそ、回避しなかった】
「ッ……!」
【絶対切断に抗うこと適わず両断された人の肉の……否、人を模した肉の断面が脈動し】
【それは一つの大きな口となる】
「龍理解放・第五階梯」
【その身に取り込んだ古龍の鱗の権能、無尽に等しい再生力を破壊力へと転化する】
ドラゴンブレス
『浸界吐息』
【世界の理を解き解し解さんとする、傲慢なる白き光。万象分解の奔流が閃き、遠く離れたオーグウィンへ迫る】
- 23焔浄火天23/07/01(土) 22:17:40
縦乙 うむ
【何故、あれほどの速度で抜刀兵から距離を取ったのか
理由は二つある】
【一つは態勢を立て直すため
あのまま至近で剣撃を受け続ければいつか限界が来る、そう考えた火天はなんとか仕切り直すために抜刀兵から距離を取ったのだ】
【しかし、これだけであればあそこまで全力で退く必要はない
あそこまで全力で駆け抜けた理由、それは───】
【抜刀兵に電磁加速を使わせて、オーバーヒートを引き起こして動きを一時的に停めるため】
「やはり、これだけ距離を取れば使いますよね、加速……けど、どれだけ早くたって見えてるんならただの直進をよけるのはかんたんです!」
【数十メートルを一瞬で詰める脅威の抜刀術
しかしそれも、剣撃の起こりから見ているのであれば回避は比較的容易。特に火天は元より速さに優れた冒険者、その優れた視力と速力であれば十分に回避可能な攻撃となる】
【果たして抜刀兵は火天の思惑通りに加速抜刀を行い───】
「斬り捨て御免……です!」
【火天はその様を視界に収めつつ回避し、オーバーヒートを起こした抜刀兵の背後に回り込んで悠々とその背に刀を突き刺した】 - 24黒檀の魔女23/07/01(土) 22:18:05
- 25摂理◆VUNHFJguxM23/07/01(土) 22:18:11
万象分解とか言うてますが、全然万象分解じゃないのでどのようにでもしてください!
- 26栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/01(土) 22:20:21
立て乙です
「全て、踏み上げる───ッ!」
【放たれる漆黒の斬撃を空中跳躍で回避し、更に距離を詰めていく】
【歩みを進めて、そこから先はどう動くか】
【オーグウィンのスペックは自身より遥かに高い。危険を避けるべく、先程までと同様妨害に徹するべきか?】
「……は、冗談でしょう」
【無論、それも一つの選択だ。決して間違いではない】
【だが、その戦い方を選ぶくらいなら騎士は最初からこの場に立ったなどいないのだ】
「戴天剣パネス! 私を認めずとも良い、今はただ敵を討て!」
【上空にて騎士が黒箱より取り出すのは、赤黒の大剣と召雷魔宝石】
【赫赫と輝き脈打つ剣と魔宝石を、オーグウィンの直上にて構え勢いよく投げ放つ。続けて、騎士は起動パスを唱えた】
「《サンダーフォール》!」
【発動する『天破召雷』の再現魔術。落雷が大剣に直撃し、雷鳴怒涛の威力を合算して一撃を射出した】
- 27重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/01(土) 22:20:31
「な、なんとか当たらずにここまで接近できました…!ムルフさん!お願いします!」
【黒騎士鎧姿にダブル金棒を構えた重鎧を軽々と持ち上げたムルフの両腕が、そのまま重鎧をオーグウィンへ投げ付け、重鎧は重さと勢いを載せたタックルをぶちかました!】
- 28魔刀剣士23/07/01(土) 22:20:54
- 29甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/01(土) 22:21:35
- 30〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 22:22:17
- 31弧空剣士◆SokSKYnF1223/07/01(土) 22:23:13
- 32■【30層守護者オーグウィン】23/07/01(土) 22:24:09
- 33黒檀の魔女23/07/01(土) 22:24:43
- 34焔浄火天23/07/01(土) 22:26:09
「───ッフー……」
【抜刀兵から刀を引き抜きつつ低く唸り声にも似たため息を溢す】
【そのまま軽く伸びをして達成感で気が抜けかけた己をまた奮いたたせる
この戦場はまだ終わっていないのだ、ここで気を抜くわけにはいかない】
【……と、オーグウィンと戦う他の冒険者達へと目を向けて】
「みなさん、すごいですねぇ」
【それは、今回の決戦においては数合わせでしかない抜刀兵を相手にあそこまで苦戦した己の未熟と、それらを容易く踏み越え戦う他の冒険者へ尊敬を込めて】
「む、感謝 ありがとうございます、一ついただいていきますね」
【果物を一つもらってもひもひし始める】
【まだ戦いは続いてるけど、それはそれとして疲れたのでちょっと休憩】
- 35ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 22:26:10
【発言を聞くやいなや背を向けて逃走する】
- 36マリィちゃん☆23/07/01(土) 22:27:09
- 37〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 22:28:44
- 38甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/01(土) 22:29:04
- 39報恩の両手剣使い23/07/01(土) 22:30:01
- 40黒檀の魔女23/07/01(土) 22:30:12
「!? ……くっ……!」
【急ぎ、足元に創り出した光の足場を操作。高速で流れる虹色の光流としてその場から遠ざかりつつ、再びの〈七里の歩み〉の用意を整える】
【あちらの出方を確認次第、発動する心積もりだ】
- 41《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/01(土) 22:30:22
- 42■【30層守護者オーグウィン】23/07/01(土) 22:30:27
>>32※なんかセットで投下するはずの描写なのに途切れていた。これは一体?
〈闘刄〉「…………やりやがったな」
【30層が物理的に切断されていた】
【ラ・カサンドラの街並みも、その外に広がるエリアも、果ての壁や高い天井すらも】
【切り離された迷宮の切れ目の奥には、上下の階層……『ではなく』、宇宙空間のような闇が広がっていた】
【この迷宮は人為的に作り出された空間。普段見えていない部分は通常の物理法則では無いのだろう】
【階層切断面周囲は、崩れた瓦礫や岩盤がゆっくりと浮遊している。低重力状態になっているのだろうか?】
【環境を逆手に取って上手く利用すれば、立体的な軌道で攻められるかもしれない(普段闘技場でも無重力あるし慣れてる人もいるかも)】
- 43■【30層守護者オーグウィン】23/07/01(土) 22:31:49
〈闘刄〉「ちっ……! 長引かせると不利だ! 畳み掛けるぞ……今・此処で決着だ! 気圧されんなよ! 」
【その光景を見るや否や、その身体が翠風を纏い加速する】
【同時に〈煌陽華〉によって敷かれた華炎盾の足場を蹴って、破裂音。音の壁を破り嵐のように突っ込んでいく】
〈闘刄〉「砕けろ!!!」
【翡翠の大剣から生じた真空断層がオーグウィンへと叩き込まれる】
【ぶつかった瞬間に弾けたその一撃は、爆縮によって周囲の地形ごと圧壊させていく】
レトロタ・フロス
〈煌陽華〉「《螺炎捩花》――!」
【細剣を持たない左の拳に、炎の花弁が纏わり付き捻れていく】
【それはまるで朝顔の蕾のように、ドリルのように捻れて、2mを越える回転火炎槍となった】
「《捻れろ》」
【拳闘士もかくやという見事な左ストレートが炸裂し、放たれた火炎槍は炎の柱として立ち上る。彼女はすぐさま拳を戻して次弾の準備にかかる】
※次が、決め技ターンです。今ターンは軽く済ましてもいいかも?
- 44黒槍鮫魚23/07/01(土) 22:32:59
- 45ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 22:33:28
- 46魔刀剣士23/07/01(土) 22:35:50
【視界を染めるような極光。圧倒的な規模の斬撃に目を見開く】
「な――っ!?」 『莫迦な! これが、全て――!?』
【切り抜ける隙間もない。壁となる斬撃を放ちながら後退する】
「――『三遮山要』!」
【切り上げて頂上を結ぶように、二筋の斬撃が組み合うように放たれる】
【流れる斬撃がせり上がる壁となって組み上がり、地面と頂点が結ばれて強固な防御を為す】
- 47重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/01(土) 22:36:16
- 48栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/01(土) 22:37:23
- 49《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/01(土) 22:38:09
- 50マリィちゃん☆23/07/01(土) 22:38:43
「……ッ、やってくれるわね……!」
【斬撃そのものには掠りもしていない。しかしその余波に煽られ華炎盾から落下、軽く頭などを打ったようだ】
【頭から血を流し、ふらつきながらも立ち上がる。たとえあの領域に遠く及ばずとも】
「ここで退いたら、女が廃る……ってね!」
【心臓の鼓動が強まる。身体中を”獣の血”が巡り、その能力を引き上げてゆく】
【そして、弾かれるように駆け出した──】
【石畳を砕かん勢いで踏み込み、跳躍。断面に浮く瓦礫を足場に立体起動でオーグウィンに迫る】
【牙が伸び、目が常以上に紅く染まる。息は獣の如く荒く、獰猛に駆け抜ける】
「い、けえ──ッ!」
【大鎌の刃を分離。血の鎖で繋がるそれを振り被り、遠間からオーグウィンの首を狙う】
- 51白狼◆geHpeEEBiEi.23/07/01(土) 22:38:56
「……!」
『危険度予測限界値、回避推奨』
【接敵のため滞空している状態から瞬時に体勢を変化させ、足先で空気を蹴って後退する】
「空を斬った、それがその剣の秘密か」
『システム自己修復完了、周辺環境推測値A以上を観測』
【カシャンと何かが装填されたような音がすると、合神機剣はその息を取り戻す】
「浮く感覚が強い、開いた宙の影響?」
「ん、手早く済ませよう、このままだと一網打尽」
『解号確認、《Dimension Contact E.E.E.》』
【浮遊する建物の破片を飛び移りながらオーグウィンに近づき、間合いが計れた状態で虚空から巨大な機械槍を出現させ、牽制のように守護者の周囲に刺突攻撃を放った】
- 52黒槍鮫魚23/07/01(土) 22:39:04
「……あの攻撃には正直たまげたけど、立体的な戦いならわたくしの方が慣れているわ!
絶対に……負けてなるもんですか」
【空を泳ぎながら黒槍を構える鮫魚
その身に付けた三槍を鎧う水渦は啖呵に合わせて空を切り裂き、ブレイブヴァンガードのメンバーの後に続けと唸りをあげる
そして】
「抉れ、ゔぉるてぃーちぇ!」
【まずは一撃、先程ビビらされた分!】
【そう叫ぶように、渦槍の一方を叩きつけた】
- 53甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/01(土) 22:40:43
「ゲホッゴホッ……うぐ…っテ」
【ふっ飛び建物にぶつかった後、ポーション類を飲みなんとか起き上がった緑ローブ】
「階層ガ────切断されてル!?む…無重力…!?」
【眼の前の光景に目を丸くする緑ローブ】
「分かったゼ…!師匠!!!」
【バイクの排気音のような音とともに紅色の円筒がバッグから飛び出し、少女の手に収まる】
行くゼ!『了解ッ!』
"BIOLOGY!!!" "HUMAN, THE ORIGIN!!!"
【二本の円筒の上部を押し同時に起動し投げ上げる、そして──】
……変…身!
【──両腕を胸の前で交差させると円筒がそれぞれの手の甲にひとりでに突き刺さった】
〈〈デゥーン……〉〉
【両手の甲に電源マークのような紋章が出現、2色の閃光が全身に迸り、髪がぶわっと広がる】
ッッッ………あぁぁぁぁァァァ……!!
【概念を2種類身体にぶち込んだことへの負荷に絶叫しつつしばらく耐えると】
"DUAL UNITS!!! 〜〜〜♪ READY STUDY
FOR... BIOLOGY & HUMAN!!!"
【軽快なBGMと音声とともに緑と紅のローブやぴっちりとしたボディースーツ、手足の装甲などが生成&装着され、瞳と胸の紋章が同2色に変化し輝いて変身は完了した】
「出でよ、《イデアソード》ッッッ!!!」
"ARMS:HUMAN, THE ORIGIN!!!"
【虚空から出現した『辞典に柄と刃が生えたような大剣』を両手で持ち】
「……おりゃア!!!」
"BIOLOGY HUMAN COLLABORATE SLASH!!!"
【胸の2色の紋章を押しエネルギーをチャージしつつ跳躍、無重力になっている瓦礫の上を複雑機動で疾走し守護者へと接近──高威力の上から下への斬撃を叩きつけようとする】
- 54黒檀の魔女23/07/01(土) 22:41:46
【どうにか〈七里の歩み〉が間に合い、魔女は極光の一閃を回避した】
「………『受けるな』というか、それ以前の問題ね」
【真っ二つに裂かれた30層の光景は、世界の終焉の一幕にも似ていた】
「けれど今の斬撃で、随分と瓦礫が散っているわね」
【魔女は周囲に散らばり、あるいは浮かんだ大小様々の瓦礫を見て、次の一手を定めた】
「《勁烈なりし捻れ牙 切り裂き奪い、突き進め 汝の敵を喰らうまで》」
【魔女の手元に起こった旋風が、オーグウィン目掛け横向きに──獲物を追う大蛇の如く放たれる】
【それは射線上に散らばった瓦礫を呑み込み、細かく破砕して極小の刃と成し、その斬れ味を高めていく】
【瓦礫を呑み込み、障害物を破壊するほどに威力を高めていく。それが風の上級魔術、〈風喰みの旋牙〉だ】
- 55焔浄火天23/07/01(土) 22:42:00
- 56〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 22:42:12
【極光が悉くを染め上げて】
【迷宮すらも、真実として断ち切ったその斬痕を少女は確かに見届けた】
【驚愕よりも、警戒よりも、恐怖よりも、思考すらも超えて、無意識の中で少女の何よりも疾く足が強く踏み出された】
【ゆっくりと浮遊している崩れた瓦礫や岩盤を足場にして、崖を跳ぶ鹿の様な軽やかさで瓦礫や岩盤を踏み砕きながら加速する】
【一歩踏み出す度に、周囲の流れる時間が遅くなってゆく。身体に漲る力が臨界へと近付いてゆく。
少女の躰が。星の光を纏う妖刃が。迷宮すらも断ち切る空前絶後を成し遂げた英雄へと接近する】
【直進軌道が無数に積み重なって、淡く戦場を照らし出す星となりながら。決意の刃が天井知らずにその輝きを強めてゆく】
【近付く強化の限界さえ気に留めず、少女は全霊を振り絞った】
- 57摂理◆VUNHFJguxM23/07/01(土) 22:42:19
「ハハッ!随分と無茶をしますね!」
【↑既に真っ二つの人擬き】
【「時の砂」を使用しつつ全速力で後退する】
「いや本当に無茶苦茶しますね!?」
【「時の砂」の作用によって肉体の時間を巻き戻し、齎された破壊に驚嘆する】
【断裂や空間の理論には興味を惹かれるが、そんなことを言っている場合ではない】
【幸いにしてこの手の空間には慣れている。バウンサーブーツの扱いに習熟する為にも、幻影闘技場では基本的に無重力フィールドを選択しているのだ】
「モードチェンジ〈剛撃〉。設置魔術式『『サイドスラスター』』、セット」
【バウンサーブレードが側面に移動し、推進力を与える設置式魔法陣を2つ展開】
「モードチェンジ〈迅撃〉」
【ブレードを裏面に移動、超高速立体起動に特化した形態へ変化】
「『アフターバーナー』、トリガー」
【設置魔術式を起動、爆発的な推進力で無間を駆ける】
- 58《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/01(土) 22:43:24
「あ、あぁ…」
【咄嗟に自分を庇ったのだろう亡骸が自分の近くに転がっていた】
dice1d7=4 (4)
1.スケルトンウォーリアー
2.ランドロートル
3.スケルトンボア
4.トランスペアレントサボテン
5.サイコンドル
6.大蜘蛛
7.骨馬
フォッシル・ブック
- 59報恩の両手剣使い23/07/01(土) 22:44:32
- 60弧空剣士◆SokSKYnF1223/07/01(土) 22:44:39
「相判った!」
【流れる一筋の冷や汗も放っておいて、弧空剣士は軽やかに宙を駆ける】
【浮遊する瓦礫から瓦礫へと、一歩ごとに加速しつつ《涅槃寂静》の刀身が紅く染まる】
【桜花天真流“禁忌”血染め桜】
【一秒毎に一日分の命脈を糧に、彼の速度が限界を超える】
【振り抜かれるは、血色に染まった長大な斬戟。その百の重ね当て】
【触れた瓦礫を微塵に刻みつつ、死の大斬戟がオーグウィンへと迫る】
- 61《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/01(土) 22:44:48
- 62弧空剣士◆SokSKYnF1223/07/01(土) 22:46:10
※防具って素敵……! そしてサボテンダー……救いは無いんでござるか!
- 63ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 22:46:29
- 64〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 22:46:49
- 65白狼◆geHpeEEBiEi.23/07/01(土) 22:46:55
(※そこは主を怪我させまいと、サボテンくんが針が少なかったところを中心に覆い被さったとか……(結局刺さってる))
- 66黒檀の魔女23/07/01(土) 22:48:18
※ひょっとしてハテナさんってだいぶ修羅の道を歩んでない?
- 67黒槍鮫魚23/07/01(土) 22:48:22
※魔物だしいいかんじにフレンドリーファイア防止機能がついてるんですよきっと
- 68重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/01(土) 22:49:22
※サボテン君が…
- 69焔浄火天23/07/01(土) 22:49:33
※テイムモンスターロストルートアリという修羅の道……
- 70報恩の両手剣使い23/07/01(土) 22:50:26
※愛ある針は刺さらないんですよ多分
- 71摂理◆VUNHFJguxM23/07/01(土) 22:50:39
※サボテン……貴方の勇姿は忘れませんよ……見えてたら……
- 72《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/01(土) 22:52:52
※慈悲はないです
ちなみにこのサボテン。ほとんど描写してなかったですが、探索中は常にハテナの後ろにいて、不意打ちを防ぐ役割を果たしてました。
何せ見えないんで。
いずれ本スレの闘技場とかで描写できればな……と思っていましたが、そういう意味で役目は果たしました。
安らかに眠れ。 - 73二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 22:54:14
※蘇生は出来なくでも破片から挿し木で新しい個体が生えてくるかも
- 74甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/01(土) 22:54:27
※サボテンさん……望む世界に生まれ変わらんことを……
- 75〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 22:54:52
サボテンが望む世界かあ
- 76魔刀剣士23/07/01(土) 22:55:20
「ダンジョンそのものを破壊する程の斬撃か…ふふっ、これほどとはね!」
『凄まじい威力だ。まさか異界とはいえ、法則そのものさえ崩壊せしめるとは…』
【周囲の状況を観察し、把握する。素早く空間の足場の状態を確認して走り出す】
『そこだな』 「――『七添溌軌』」
【剣士の走る足元に銀色の波紋が跡を残す】
【それは地を蹴った跡ではなく、斬撃の上を滑る歩法】
【歩幅をずらして惑わし、ぶれる体軸で動きを捉えさせない。そして、斬撃に乗って加速することで速度も晦ます】
【無重力な上に飛び地となる足場では、上手く走ることは難しいが…】
「あははっ、七添溌軌の本領はこうした不安定な足場だからね!」
【瓦礫の上を縦横無尽に飛び移り、不安定な足場に手間取ることなくむしろ加速していく】
「さて、君も戦えないフィールドは選ばないだろう? ――『一閃響雷』」
『見せてくれ、君の技を』
【白銀の刀を鋭く振るい、ただ速さと鋭さを突き詰めた斬撃を放つ】
【銀の雷の如く鋭く速い斬撃が宇宙に似た暗闇を走った】
- 77ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 22:55:33
│RIP サボテン │
†┌┘ ここに眠る └┐† - 78栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/01(土) 22:56:43
サボテンくん…おやすみ…
【騎士はオーグウィンから少し離れて、見ていた】
【冒険者たちの攻撃にどう対処するのか。あるいは対処せずに力で押し通しにかかるのか】
【小さく息を吸い、また吐く】
【栗鼠の騎士の眼は相手がどの様に動き隙が生まれるのか、その物事の空を捉えるもの】
【ただ完膚なきまでの一撃を敵に打ち込むべく、騎士はジッと守護者を観ていた】 - 79■【30層守護者オーグウィン】23/07/01(土) 22:59:02
【崩壊した街を見る】
【間違いなく全力の一撃。これで見やすくなった。こちらへ攻撃を仕掛ける……挑んでくれる彼ら彼女らの姿がこの目にしっかりと見えている】
「――――っ」
【次は、狙える】
【そう理解すると同時に怖くなる】
【封神剣ロストエデンの全開の一撃を仲間に向けた事なんてない。もし――――】
【そう考えるだけで手が震えそうになる】
【その時、彼らの表情から、ついさっき貰った言葉がよみがえった】
「ここで引導を渡すのはぼくたちだ、全力で殺し合おう」「死合をはじめましょう。わたくしたちの誇りをかけて」「この経験を、俺の目指す道に連れていくよ」【メイスを構える】「私は貴方の決断を尊重しましょう」「尊敬すべき先達として、かつては肩を並べた朋友として、あなたを越える」「現に貴方はここに立っているのですから」「貴方の望みを叶える為に、私はここに来ました」「……そ。なら望み通り、その仮初の命をここで終わらせてやるわ」「やりたい事は、させない…ウッド、ランス!」「思いがあるなら同じこと、貴方は生者だったわ。……ええ、わたくしが、今から殺す生者よ」「私も貴方の事は大切な友人と思っているぞ」「全力で…友人として、守護者に挑む冒険者として貴方を叩き潰します」「だって今日は、"友"として約束を果たすためにここに来たのだから」
【震えが止まる】
【剣を握る手に力が戻る】
「そうだ……」
【何を遠慮する必要があるのかと】
「わたしだって……」
【再度集結する黒き極光。かつて■■■をも切り裂いた絶対の断絶。それを】
「わたしだって友の全力に応えたい……!」
【再びこの世界に対してぶつけよう】
「《断て》! 《全てを》――――!!!」
※ラストアタックお願いします※あとコメント拾い漏れ合ったら済まぬ…… - 80■【30層守護者オーグウィン】23/07/01(土) 23:02:06
※サボテン君とツリーディア君……安らかにおやすみ……
※ラストアタックは【たくさんの種類】が重要なので、強力な決め技を持たない人の攻撃にもしっかり意味があります - 81ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 23:02:50
※くっそちゃんとした反応しとけばよかった【メイスを構える】てなんだよ!
【メイスの先端に刃状の氷をまとわせ簡単な投げ槍にする】
【魔法で多段式ロケットのように超加速する投げ槍がオーグウィンを貫こうと飛翔する】 - 82重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/01(土) 23:05:42
- 83焔浄火天23/07/01(土) 23:06:10
【すごい剣だな、と思った】
【次に、あんな剣を振るうにはたくさんがんばったのかな、と思った】
【さらに次には、あんな剣を震える腕なら、きっとまっすぐなすごいひとだったんだろうと思った】
【自分は、あの剣に応えられない
まだ未熟で弱くて不完全な己では、あの剣と真正面から張り合えるだけの“誇りある一撃”を持ち得ない】
【けれど、仮にもこの戦場に立った男として彼の思いには応えたいから
共に戦場に立った冒険者達と、同じ冒険者として肩を並べたいから】
【だから─────】
「───アグニの化身の名にかけて、彼らの道行きを照らす焔あれ!」
【自分は、彼らを全力で応援する旗となろう!】
【生あるものの魂を奮い立たせてその力を引き出す神の焔で、三十層を照らし出さんとした】
【それは、下級冒険者相応のほんのわずかな力しか籠もっていなかったけど たしかにそこにあった、一人の少年の誇りのあかし】
- 84白狼◆geHpeEEBiEi.23/07/01(土) 23:16:17
【オーグウィンの咆哮に微かに残る獣毛がビリビリと刺激され、白狼は己でも察知できなかった不意の笑みを溢す】
「最期の時間だ、ぼくはお前を超えて生きる」
『D.D.D.システム搭載型後継機E.E.E.との融合を開始、合神機槍の崩壊を以て最終段階に移行』
『解号確認、奥義解放』
「お前を閉ざす世界に想いをぶつけるなら、ぼくはその世界を壊す」
「解き放たれろ、剣士オーグウィン」
『文明決戦真核覚醒、code:D.D.D.
《Definition.Disconnection.Disorder》』
【本来なら決して使えぬ合神機剣の最終奥義、その力は支配領域すら破壊し得る膨大な熱量の放射】
【それを白狼はE.E.E.の崩壊という犠牲を払って一時的に強制発動させた、全ては誇り高き友のために】
「逝け、今なおヒトに並び立つ友よ」
【白に染まった遥かなる熱線が、白狼の視界の先で黒の剣閃を振るう“一人の冒険者”に向けられた】
- 85甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/01(土) 23:16:39
同じダンスレ世界なら……砂漠ですかね…?
意外と生い茂るジャングル…あるいは南国の街道のどこかに生まれ変わってる可能性も…?
了解です!
「ふ……ゲホッ…トロンの力で効果を増幅させたポーションも尽きタ…そして…ヤバいナ…!!!」
【息を切らしながらも両脚でしかと立つ、黄色と黒と赤の軽鎧と緑紅2色の装甲を纏った少女】【ちらりと見えるセーラー服の袖から、軽鎧と装甲の下にいつの間にか極兵服を着ているらしいことが分かる】
"ERASER CANON" "HAMMER"
【赤い大剣に、ランドセルから取り出した黒い大砲、そして青い大槌を追加して両手とアームで構え】
"OVERD LEARNING...!!!"
"BIOLOGY HUMAN ELEMENTALY GRADUATED CEREMONY!!!"
【2色の胸の紋章、そして防犯ブザー型のスイッチを押すと】
【3つの概念をぶち込んだことの反動にその身を端から粒子としながら、取り出された武装を振るう】
【──混沌の属性を秘めた、飛ぶ斬撃と飛ぶ打撃と砲撃が空中に固定された】
「守護者さん…いや、オーグウィンさん……今、『解放』の手助け…そして手向けを……!!!」
【片脚を反動で砕きながらも跳躍、混沌のエネルギーに到達すると】
【その身に三重らせん型の3色のオーラを纏わせ超加速し、流星のような速度で守護者へと突撃──】
「ァァァ………ゼリャァァァアアア!!! 」
【緑と赤と黒と青のオーラを纏ったドロップキックが守護者へと迫る!!!】
「ありがとうございまス!!!」
【生命の焰がさらに燃え上がり、緑色のオーラが濃く激しくなった】
- 86黒槍鮫魚23/07/01(土) 23:16:53
- 87二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 23:17:25
このレスは削除されています
- 88弧空剣士◆SokSKYnF1223/07/01(土) 23:18:58
【心に火が灯る】
【懸命に届けられた誰かの声なき声を受け、口の端が小さく釣り上がる】
「……くくっ」
【嬉しそうな声が漏れてしまう】
【そうでなければ意味が無い】
【全力でなくては意味が無い】
『私は剣の道しか選べない』
【紡ぎ出すは彼の最奥】【ただ速く振るだけの一閃】
『私は剣』『多くの仲間と笑い合い、多くの出会いに見送られ』『虚空の果てを求め続ける』
【心が透き通っていく。いつだって、あの日あの時の気持ちに回帰するように】
『……そう願ったのを覚えている』
【空間に抉りこまれるように、剣を振るう右腕が消失する】
【光も闇も届かない涯からの一閃が、距離も時間も置き去りにして黒き極光を断ち斬るべく、正面から振り抜かれた】
・・ ハテナキヒカリ
「――――魔法《無涯光》」
- 89《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/01(土) 23:19:01
ツリーディアは大ダメージですが、死んでないですよ!
「ゆ…さ…、い…」
【失った。また、失ってしまった】
「ゆるさな、い…」
【今度こそ、誰も失わないと誓っていたのに】
「ゆるさない!」
【怒りが、憎しみが、激情が心を支配しかけた時】
「チャッ」
【肩にいたキョダイムラサイ(幼虫)に頬を強めに叩か(頭突きさ)れた】
「え…」
【思わず呆然となって見つめ返す。すると彼は首をぐるりと振った】
「周りを、見ろ…?」
「チャ」
「……あ」
【言われた通り、辺りを見渡す。そこには体を半分にされたままのツリーディア、慌ててグリーンシャワーをかける】
【そして、他にも怪我を負った仲間達がいて、慌てて治療に取り掛かり、ひーりんぐぱぴよんの助けもあってすぐに終わる】
「…ごめん、私ばかり、辛い…訳じゃ、ない…もんね」
【皆に謝り、そして敵の方を向く】
(怒りに、任せて…たら、きっと…死んでた)
「でも、この子達を…遺して、死、ねない…!」
【そして、ハテナは今の自分の持つ手札で最も破壊力のある札を切った。それは選離眼の能力の一つ──目からビームである】
【光線がまっすぐにオーグウィンに貫かんとする】
- 90黒檀の魔女23/07/01(土) 23:19:13
「貴方の心の叫び、確かに聴き届けたわ。
……ここが、最後の対決。
貴方と私達、何方が勝つとも此れで御終い」
【オーグウィンの言葉を受け、魔女はぽつりと呟く】
「……ならば私も、最大最強の魔術を以て応えましょう。我が友よ」
【魔女は、鋼鉄の決意と嘘偽りのない敬意を以て言葉を紡ぐ】
【斬り裂かれた街並みから覗く、宇宙のような虚空。それはさながら、無明の深淵に通じているかのようで──】
「《砲金の檻》《遥けき巨骸》
《黒書は我が手に》《綴るは終尾》
《毒持ち侍る蛇蝎の女怪》《死霧を散らす昏き凶風》《来たれ 交われ 薪となれ》
【その詠唱は、いつもと変わらない。自ら編み出した最強の魔術のもの】
「《九の暗月》《十の烈日》《廻り奔りて時を削ぎ》
《淵に座す者》《罪灼く業火》
《涅の牙以て因業を断つ》」
【ただ一つ、違うのは──】
【斬り裂かれた天地から噴き出した黒炎の龍が、五体居るということだ】
【階層の切断面の虚空はすなわち、ダンジョンの内部が剥き出しになった場所ということ】
【魔女は足元に描いた〈龍穴の魔法陣〉を応用し、このダンジョン……『フロンティア』そのものから魔力を引き込んだのだ】
タルタロス.ブレイカー
「───〈奈落に燃ゆる暗き魂〉」
【そうして、無明の虚空から顕れた五龍は世界を灼き砕きながら転り疾走り、守護者たる剣聖を呑み滅ぼさんと牙を剥いた】
- 91報恩の両手剣使い23/07/01(土) 23:20:50
- 92摂理◆VUNHFJguxM23/07/01(土) 23:22:16
- 93マリィちゃん☆23/07/01(土) 23:23:37
「は、ああ──!」
【獣の如く咆哮を上げながら、駆ける。血の鎖を手繰り、飛ばした刃を手元に戻す。その反動をも利用し更に加速しながら……】
【身体中に巡る血により引き上げられた身体機能。さらに限界を超えるべく、体表面に血を這わせてゆく】
【意思に応じ、自在に動く血。それは神経の伝達よりも速く、肉体に先んじて動きその駆動速度を”引き上げる”】
【──彼女が〈ブルーティゲ・マリオネッテ〉と呼ぶ”技”だ】
(まだ、足りない)
【そう、まだだ。《魂呼びの零粉》を使用し、霊体の狼──「レイロウ」を呼び出す。使える手札は出し切るために】
【懐から《アビスの奇酒》を取り出し、一気に四回分呷る。定刻後に代償を支払う運命を対価に、その能力を飛躍的に引き上げた】
【──レイロウにも同様に、四回分。霊体である彼に果たして正しく効果が表れるものかは不明だが、とにかく打てる手は打つ】
【二足と四足。生体と霊体、”二匹の獣”が剣士の下に迫る】
喰らえ、呑み干せ──この血ならいくらでもくれてやるッ!
《獣血月牙》……!アンタの力は、こんなもんじゃないでしょッッッ!!!
【主の咆哮に応えるように、大鎌が脈動する。赤く、紅く、心の臓が如く──在りし日の《古き獣》が、僅かばかり蘇るかのように】
【そして今宵の月は、満月に至らぬまでも円く輝き──更なる力を以て、獣の牙を研ぎ澄ます】
【──そして、担い手の力を”開花”させるに至る】
【流れる血は、紅い花弁の如く。しかしてそれは、その意に応え刃を成す】
【大鎌の一撃に追随するように、多数の血の斬撃が荒れ狂い】
【──禍々しく咲く、一輪の華を形作った】
【そして血塗れの獣──否】
【──冒険者。〈響心想 -キューンハイト-〉が、霊狼の牙と共に狂宴を演じる】
「〈トーデス・ブルーテ〉ッ!!!」
【死血の華。それは、手向けの一撃である】
- 94栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/01(土) 23:24:51
【想いを、見た】
【表には出していない、守護者の秘める想い。愛する友に応えんとする勇気と、ただ純粋な願い】
「応えましょう」
【その想いに、騎士は共感した】
【だって、自分もそうだったから。考えも何も違う多くの友と決闘を重ね、人の数だけあるその想いに応えたいとずっと思ってきたから】
【負けた事がある。勝った事がある。決闘ではない命を賭けた死合いで、友と戦った事もある。それらは結果として、今の自分を作ったけれど───】
【───たぶん。いや、決して】
【それらがどんな結果だったとしても、その過程を歩んだ事だけは後悔しなかった筈だ】
「──届けます!
私の想いを、全力を! この歩みは、決して間違いではないのだと!」
【魔剣『旱星』に加えて、凍剣『氷月』を抜刀する】
【紅き魔性の剣と、薄氷で造られた精霊の剣。騎士は二振りを両の腕を交差させて構え、刹那の間に交錯する斬撃を全くの同時に放つ──!!】
「想剣───」
【黒き極光に切り込まれた二つの斬撃が、絶的な技巧と瞬発的な速さによって一つの閃に合集される】
【放たれた異なる二つの剣戟が、横一文字のカタチで全くの同位置同時刻に刻まれて、この『二つの剣戟の境目が衝き合わさり一つに重なる力』により、剣閃の跡は局所的に極々小規模な衝合を引き起こした】
「─────『朧潭月』!」
【極光が崩れ、『絶対』さえも覆される】
【事象崩壊を生じさせる剣技であるそれは、例え相手が古の大英雄であろうとも防ぐことはできない】
- 95〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 23:25:12
【魂が震える。畏れではなく、歓喜故に。燃え尽きる寸前、限界の一歩手前─────即ち、身体に満ちる力が最高潮に近付く刹那】
【少女は駆けた。夜空を照らし、闇を裂きて、天に輝き咲き誇る流星の如く】
【全霊で以って迎え撃つ。否。仕留めるのだと抱いた決意は、星の刃へと彼女と衝突する苦難を退ける為の力を宿す】
【告げたい言葉があった。伝えたい想いがあった。友として、冒険者として、彼へと届けるべき言葉が心の内には在ったけれど】
【其れは、全てが終わってからにしよう。今は唯、その想いに此方も真っ向から想いをぶつけるのみ】
ウルスラグナ
「〈剣戟星光〉」
【勝利の神の、障害を打ち破る者の名を冠するその一撃は、極めて単純な術理によって成立する】
【オーグウェン────ただの、オーグウェンへと肉薄し、至近距離で刃を持てる限りの全力で妖刀を振り切る】
【刹那、地下に一つの星が顕現を果たした】
- 96マリィちゃん☆23/07/01(土) 23:27:04
くそっ……「それは、あなたへの手向け」の方が美しかったな……
- 97ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 23:27:22
「無理をするなら今なのでしょうか…」
「きっと今なのでしょう」
「皆様、守護者に真摯に向き合い戦っておられます」
「ならば、急ごしらえでも、私本来の全力を出すとします」
【白檀を、魔法でギルドのロッカーから取り出す】
【その場で多少分解し、コアにあるジェネレータを電磁抜刀兵の動力炉と置き換える】
【白檀はその力を取り戻す】
「長らく使ってこなかった大技です」
《システムオールグリーン・スタンバイ完了》
《外装パージ・排熱機構最大効率化》
【白檀は展開しその外装を粒子として霧散させる】
【そして重心部にあるレバーを引き下げ電力を充填する】
【しばらくの後、電力は十分に貯まる】
「システムアップ展開完了《モード・アクレジア》」
【その光はこの世の何よりも白い】
【それは収束し、立ちはだかってきた英雄を弔わんとする】
「デリート」
【光弾が放たれる】 - 98黒檀の魔女23/07/01(土) 23:29:20
是が非でも『五龍転滅』の四文字を捩じ込んでいく
- 99《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/01(土) 23:30:16
ギャグみたいに目からビームになった理由
前提、他のメンバーより遠い位置にいる
接近戦→射程範囲外
盗みの異能→射程範囲外
リビングスタンプと森術→射程範囲外
水の神聖術→攻撃系なし - 100黒槍鮫魚23/07/01(土) 23:31:23
シンプル思考のバトルジャンキーらしく出来るだけ短文で戦い楽しい!感のある文章を書きたかった
- 101ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 23:32:11
- 102マリィちゃん☆23/07/01(土) 23:33:28
- 103摂理◆VUNHFJguxM23/07/01(土) 23:33:47
- 104ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 23:35:08
- 105報恩の両手剣使い23/07/01(土) 23:35:12
- 106黒檀の魔女23/07/01(土) 23:35:24
- 107重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/01(土) 23:35:26
- 108魔刀剣士23/07/01(土) 23:35:41
※あっここでくるのか! 覚醒出すタイミングむしろあっちだったか、逃がしたなあ!
※…うーんでも最終的に皆で破るってシチュエーションなら空気的にやんなくてよかったかもね覚醒
※うんよかった、ヨシ! - 109白狼◆geHpeEEBiEi.23/07/01(土) 23:36:20
剣って言ったら極太ビーム!(間違った価値観)
- 110魔刀剣士23/07/01(土) 23:36:24
【最後の激突に備え、魔刀剣士が刀を翻す。神剣の刀身に放った斬撃が集められ、銀の波紋が白刃の上に踊る】
【螺旋のような軌跡で、空中に五芒を描くように斬撃を刻む】
「最後は、皆で。――『十継剣火』」
【集められた波紋の斬撃がほどけ、螺旋状の糸のようになって広がる】
【それは味方の斬撃に力を貸す技。広がった斬撃の糸は流れ込むように味方の攻撃に纏い、その威力を上乗せする】
「ふふ…ああ、来てくれ」 『当然だ! 全力でぶつかろう』
【全力の黒い斬撃を前に、魔刀剣士もまた己の奥義をもって迎え撃つ】
【刀を鞘に納め、居合の構えを取る】
「――『無状空域』」
【神速の抜き放ち。その斬撃は、障害をすり抜けるように流れる無形の居合】
【抵抗による減速を受けないために振るうほど加速し続ける自由な斬撃】
【加速しながら勢いと鋭さを増していき、斬撃の激流となって膨れ上がる】
【それは魔刀剣士の奥義の一つ、全力の速度を超える特殊な技巧】
【――友の本気に対して、全力を超えるための斬撃を放つ】
【神速を越えて加速し続ける白銀が世界を呑み込まんと広がり、世界を断つような黒い輝きと衝突した】
『我々の最大、この技で送ろう』 「――君の剣、確かに見届けたよ」
- 111焔浄火天23/07/01(土) 23:36:34
- 112■23/07/01(土) 23:36:36
- 113〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 23:36:37
- 114〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 23:37:45
- 115ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 23:38:29
- 116黒槍鮫魚23/07/01(土) 23:38:29
- 117魔刀剣士23/07/01(土) 23:38:57
どうやら重要なのは種類っぽいので
シンプルな威力に振った一統弧月を使うより、今までの斬撃は十継剣火に回して特殊性の高い無状空域を出すことにする
十継剣火を使う暇があったかどうかは…あれだよ、事前にやってたってやつだから。挟んでおいたよ工法 - 118マリィちゃん☆23/07/01(土) 23:39:15
- 119ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/01(土) 23:39:50
- 120栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/01(土) 23:40:44
- 121〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 23:41:54
- 122焔浄火天23/07/01(土) 23:42:50
- 123黒檀の魔女23/07/01(土) 23:43:17
- 124摂理◆VUNHFJguxM23/07/01(土) 23:45:07
なんでこいつ新技お披露目をあのタイミングでやったんだろう(自問
最後は剣で応えたかったからじゃないですかね(自答
それならしょうがないか(自決
みんなカッコ良かったよ!落ちる人はお疲れ様でした! - 125魔刀剣士23/07/01(土) 23:45:15
- 126マリィちゃん☆23/07/01(土) 23:46:17
- 127■【オーグウィン】23/07/01(土) 23:47:09
>>81>>82>>83>>84>>85>>86>>88>>89>>90>>91>>92>>93>>94>>95>>97>>110
【冒険者達全ての攻撃が、黒き極光と激突した】
【――――短い拮抗】
【守護者と冒険者の狭間で、一つ、また一つと打ち消され、或いは打ち消し合って、断絶が小さくなっていく】
【距離が近づいていく】
【そして――――】
「……か、はっ」
【血を吐き出す、声】
【残った最後の攻撃が、守護者の胸を貫いた】
「ははっ……これは……致命傷みたい、だね」
【ゆっくりと刃が引き抜かれ、オーグウィンはややふらつきながら二歩下がる】
「わたしの負け……か。ああ……思ったより、悔しいな……。でも、満足だ……」
「……だから、もうこの剣も役目は終わりかな」
【封神剣ロストエデンの刃に手を翳すと、祈りと願いの結晶であるそれは、光の粒子となって砕け散った】
【それを見届けて、オーグウィンは冒険者達に向き直る】
「おめでとう。30層の守護者は倒された。次の階層は開かれる」
「ありがとう。わたしの階層まで来てくれて」
- 128黒槍鮫魚23/07/01(土) 23:47:15
- 129■23/07/01(土) 23:48:22
参加してくれてあ”り”がどう”!!乙です
- 130〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 23:48:26
- 131報恩の両手剣使い23/07/01(土) 23:49:11
- 132黒檀の魔女23/07/01(土) 23:49:47
- 133魔刀剣士23/07/01(土) 23:49:47
- 134栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/01(土) 23:50:38
- 135重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/01(土) 23:51:27
- 136マリィちゃん☆23/07/01(土) 23:52:11
- 137白狼◆geHpeEEBiEi.23/07/01(土) 23:53:08
- 138黒槍鮫魚23/07/01(土) 23:53:12
- 139摂理◆VUNHFJguxM23/07/01(土) 23:53:48
- 140焔浄火天23/07/01(土) 23:54:25
- 141〈杯の中の大海〉23/07/01(土) 23:56:46
- 142黒檀の魔女23/07/01(土) 23:57:32
- 143魔刀剣士23/07/02(日) 00:02:30
- 144■オーグウィン23/07/02(日) 00:05:25
>>131>>134>>135>>136>>137>>138>>139>>140>>141>>142>>143
【ドロップの件に関しては未だにちょっと心配そうな顔をしながらも、嬉しそうに、恥ずかしそうに言葉を探す】
「…………ははは。参ったな、感謝の気持ちがこれ以上うまく言葉にならないぞ……こんなに楽しかったのは初めてなのに……」
【彼の身体もまた、足元から光となって崩れてゆく】
【オーグウィンは満足げに長い息を吐き出すと、しばし視線を空に向け最期の言葉を探していた】
【よし!と納得したようにこちらを振り向くと、笑って口を開いた】
「さよなら! 君たちの未来に天下無敵の幸運を! ハイローリエンよりも高いところから祈っている!」
【そうして気がつくと、フロンティア30層守護者、オーグウィンは消え去っていた】
- 145弧空剣士◆SokSKYnF1223/07/02(日) 00:10:36
「……こういう最期もあるのでござるなぁ」
【その声は自分でも意外なほど感慨深げで】
【悲しいでも無く、嬉しいでも少し違う、不思議な感覚を抱いて、守護者オーグウィンを見送った】
【空を見上げて何とも無しに呟く】
「さらば、異郷の剣士。多分、きっと忘れぬ一閃でござったよ」
- 146〈杯の中の大海〉23/07/02(日) 00:11:11
- 147■23/07/02(日) 00:11:33
- 148黒槍鮫魚23/07/02(日) 00:12:13
- 149白狼◆geHpeEEBiEi.23/07/02(日) 00:12:16
「空よりも高いところ、獣の足で届かぬ場所だ」
「祈りの意味は未だ分からない、けどお前の言う未来、その場所でぼくは生きる」
「サヨナラ、冒険者」
【しばらくの間、狼の青年は彼のいた場所を眺めていた】
- 150マリィちゃん☆23/07/02(日) 00:13:05
「……さようなら、オーグウィン。少しは素敵な時間になったかしら?」
【彼が"生前"、如何なる運命を辿ったのか。それは分からない】
【けれど今、この瞬間。彼は笑って終わりを迎えた。ならばきっと、彼は──幸福だったのだろう】
【消えゆく友の姿を見届け、マリィは……】
「……が、はっ……!」
【全身から血を流し、その場に膝をついた】
(※自力で復活します)
- 151栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/02(日) 00:13:31
- 152摂理◆VUNHFJguxM23/07/02(日) 00:13:32
- 153焔浄火天23/07/02(日) 00:14:19
- 154■【ドロップ品まとめ】23/07/02(日) 00:15:13
■オーグウィン
【三十守護者の霊粉】
一度だけオーグウィンの幻影を呼び出し、絶対切断の大斬戟を放つ。使うと無くなる。
皆が30層まで来てくれたように、彼も皆の力になりたいと願ったのだ。
極端で使いづらい性能なのはなんとも彼らしい。
【剣聖オーグウィンのルーン石】
剣闘士のルーン石の微強化版。
祈りが込められており、ささやかだがバフが架かる(※内容は自由にどうぞ)。
フロンティア内部では少し効果が強まる。
【天上大陸ハイローリエンの記憶】
オーグウィンのかつての記憶を再生する水晶玉。
一つだけなので、とりあえずギルド預かり。
再生しますか? YES ⇦そのうち設定スレとかで
NO
■超電磁抜刀兵
【電磁刀】雷属性の剣。
【サンダークリスタル】雷属性の魔力を多く秘めた結晶。
※その他それっぽいパーツを手に入れたことにして貰っても構いません - 155黒檀の魔女23/07/02(日) 00:17:27
「ええ、さようなら。そしてご機嫌よう。
空より高いところから、どうか見守っていて」
【"遠い場所へと去ってゆく"友に手を振り、見送る】
【曇りなき、整理された心を持つ者にとって、『それ』は次の旅立ちに過ぎないという】
【目の前の彼もまた、『そう』なのだ】
「…………私達も貴方を、決して忘れない」
【例えどんなに遠く離れていても、ずっと友達だと】
【魔女は、心に刻んだ】
- 156栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/02(日) 00:17:59
「………ふふ。これはまた、心強い」
- 157重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/02(日) 00:18:21
- 158黒槍鮫魚23/07/02(日) 00:19:15
- 159魔刀剣士23/07/02(日) 00:19:52
【並ぶ剣士と神剣が言葉を探す守護者を見守る】
「うん、俺も本当に楽しかった…」
『ああ。その祈りも、この身に宿して持って行こう』
「さようなら。君は最後まで誇り高い剣士だった」
『古の剣士よ、時を超え巡り合えたこの一時に感謝する』
【光と消えていくオーグウィンを手を振って見送った】
- 160〈杯の中の大海〉23/07/02(日) 00:20:28
- 161白狼◆geHpeEEBiEi.23/07/02(日) 00:20:30
- 162■23/07/02(日) 00:21:09
〈闘刄〉「おっし、じゃあま……帰るか!」
〈煌陽華〉「本当なら31層を確認したいところではあるけど……いまこの階層がぐっちゃぐちゃだしねぇ。超大規模な破壊とかは時間経過である程度修復されるタイプの迷宮だし、日を改めて見に来ましょう」
〈闘刄〉「ああそうか。これで今度は40層まで開いたか……だが流石に明日からで異論ねぇな」
【30層の戦闘跡に風が吹き抜けていった】
【切断された階層に瓦礫や岩盤が浮かぶ、ちょっと終末的な光景を後にして、冒険者達は帰路に就いた】
――
――――
【フロンティア30層攻略戦 Fin】
※これにて終了です、今回も長いことお付き合いいただきありがとうございました!!!
※規正により今書き込めていない方を含めて全員に最大の感謝を!日付変更までに終われてたらよかったのですが…… - 163焔浄火天23/07/02(日) 00:23:20
- 164黒檀の魔女23/07/02(日) 00:24:06
「力を……貸してくれるのね」
【オーグウィンの霊粉を、包み込むように手に取る】
「……ありがとう。優しい人。
貴方の意志はきっといつか、私達の大切なものを護ってくれる。
……そんな気がするの」
【【三十守護者の霊粉】をガラス瓶に納め、【剣聖オーグウィンのルーン石】を手に取り、大切に仕舞い込んだ】
- 165マリィちゃん☆23/07/02(日) 00:26:07
- 166黒檀の魔女23/07/02(日) 00:27:37
- 167白狼◆geHpeEEBiEi.23/07/02(日) 00:29:41
- 168黒槍鮫魚23/07/02(日) 00:31:21
- 169マリィちゃん☆23/07/02(日) 00:31:46
どうしよう、武器にルーン石組み込もうかな
20層守護者のドロップ品から生まれた武器だし…意志を継いでいく感じで… - 170■23/07/02(日) 00:36:58
有り難うございます
そう言って貰えるとちょっと楽になる……次の攻略戦については私の気力と時間だけが問題ですね
40層戦をやるとしても、流石にまた本スレに登場はさせないです
今回も手が回らないギリギリでしたし、ロスト予定キャラ連発も芸が無いですし - 171魔刀剣士23/07/02(日) 00:40:36
- 172摂理◆VUNHFJguxM23/07/02(日) 00:44:46
なんかWi-Fiが死ぬほど不安定
豪快な強敵と爽快な終劇、楽しいイベントでした
オーグウィンさんも本当に良いキャラでね……!
GM及び参加者の皆様お疲れ様でした!
「……ふふ」
「なんともまあ」
【我が儘な人ですね、と小さく呟いた】
- 173魔刀剣士23/07/02(日) 00:46:46
- 174マリィちゃん☆23/07/02(日) 00:48:24
- 175魔刀剣士23/07/02(日) 01:09:03
「そう? 心配ないならならよかった。…はは、けど俺にできることはしたくてね」 【控えめに微笑む】
※ああ…代償でもある呪いの方は流石に無理かなとは思ってましたが、確かに出血は逆に素でなんとかなりそうな
※まま、竜心精はその辺疲労回復とかにも使ったりするファジーな回復でやってるので…
- 176ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/02(日) 07:27:36
- 177《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/02(日) 07:58:23
※お疲れ様でした!
「……」
【彼の消えた痕に黙祷を捧げる】
【その間、仲間達はドロップ品とトランスペアレントサボテンの遺体を集めていた】
「みんな、森に…帰ろ」
【自身の実力不足。仲間を失った喪失感。それらに苛まれ、あまり達成感もなく……ハテナはその場を後にした】
(今日の成長)
dice9d20=6 15 4 4 12 11 2 3 19 (76)
(特別枠。100以上で新技)
dice1d500=2 (2)
【ハテナは27日から30日までの探索結果】
・各報酬
薬草採集dice4d450=169 339 339 321 (1168)
魔物討伐dice4d550=100 261 434 188 (983)
(これまでの成長)
dice9d20=2 16 18 11 11 20 17 17 6 (118)
(特別枠。480で新技)
dice1d500=395 (395)
- 178《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/02(日) 08:06:29
【ハテナは《聖域の森》へ、帰るとスケルトンとビックラットの墓の隣にトランスペアレントサボテンの墓を作り埋葬した】
(全財産:85703+α)
(基礎体力714、短剣術818、斥候術904、罠技術826、文字773、冒険者知識828、投擲術682、双木槍術808、医療術865)
(各1000で中級試験に出られるレベル)
装備:朧蜥蜴のケープ、朧蜥蜴の革鎧、斥候向けブーツ、素早く抜ける剣鉈、頑丈なスリング、ピルム・ムルス、消音ベルト、宇宙用耐熱手袋、テイマーズトランク、耐呪・魅了・毒・眠・麻痺の5枚の花びらのネックレス、聖別を受けた布(弱)
・テイムしたモンスター
〈パーティ〉キョダイムラサキ(幼虫)、ひーりんぐぱぴよん、スケルトンウォーリアー、リビングスタンプ、ランドロートル、スケルトンボア 、サイコンドル 、大蜘蛛、骨馬、フォッシル・ブック、ツリーディア
《聖域の森》ゴブリンソルジャー、骸晶ヤドカリ
🪦スケルトン、ビックラット、トランスペアレントサボテン
(特別枠)
森術
・ウッドランス・ルートバインド・バインウィップ・ヒーリングリーフ・ウッドパワーアシスト、ウッドスピードアシスト
水の神聖術
・ストリーム・キュア・グリーンシャワー - 179甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/02(日) 08:21:46
おのれ外界神とIP規制!!!
「どういたしましテ!こちらこそ…友達になってくれてありがとウ……楽しかったゼ…!!!」
【目に涙を浮かばせながらも、零すまいと精一杯笑顔を作って言う緑紅ローブ】
「あぁ……さようならオーグウィンさん…そして……またナ…!!!」
【限界を超えて溢れる涙を拭いつつ、できる限りの笑顔で手を振り見送る緑紅ローブ】
「ふム…ドロップアイテム、カ……」
【しばらくしてなんとか落ち着くと、アイテムを拾い集め始めた緑紅ローブ】
「なるほド、これがルーン石…綺麗だナ……!」
【霊粉、ルーン石、電磁刀、サンダークリスタルなどを拾ってバッグにしまった緑紅ローブ】
お疲れ様でした!!!とても切なくて爽やかな、いい別れでした!!!ありがとうございました!!!
「あぁ…帰ろう……お疲れ様でしタ…!!!」
【最後に30層の終末じみた景色を見てから、緑紅ローブはフロンティアを後にした】
- 180甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/02(日) 11:40:13
【超電磁抜刀兵の《動力炉》と《排熱ファン》も持っていった】
- 181〈闘刄〉23/07/02(日) 15:24:03
【フロンティア調査報告書】
階層:31
魔物:レッサーワイバーン
環境:渓谷、大峡谷
特筆事項:
31層は深い渓谷が続く階層らしい。入り口近くは谷も浅いし攻撃的な魔物も少ない。雑だがキャンプを設営するのにもさほど支障はなかったな。だが奥に進むほど断崖は深くなってやがる。落下死なんてつまらねぇ落ちだけは避けてぇとこだな。
それと、どうやらこの階層から本格的に竜種……ワイバーンが出てくるらしい。20層台でもランドドレイクなんてのはいたが、あれはどっちかっつーとデカいトカゲだ。竜種と戦う基礎を身につけたきゃ、やっぱ羽の生えたこっちのが適切だろうよ。
今んとこ小型種のレッサーワイバーンしか見てないが、それでも馬を持ち上げるくらいの力はありそうだ。命あっての物種だ。新人どもはあっさり死ぬんじゃねぇぞ。 - 182器用貧乏少年23/07/04(火) 00:02:10
※立て乙です
【ランドドレイクの血を含ませた土で育てていた《滅龍草》が収穫できた】
「えっと……ここからどうしよう?とりあえず絞ってみるかな?」
【すり鉢で磨り潰してから布二包んで絞る】
【赤黒い液体が小瓶一杯分手に入った】
「……このままだと剣や矢に塗る、対竜用の毒みたいな扱いになるのかな」
【キャンプの人たちにももっといいやり方があるか聞いてみようと考えながら、汁が付いた手を見ている】
【痛くも痒くもなく、人間には無害なようだ】 - 183器用貧乏少年23/07/04(火) 01:40:52
【23層のベースキャンプは30層攻略戦の話題で持ちきりだった】
【少年が隅っこの席に座って飲み物を飲みつつ噂に耳を傾けているだけでも信憑性があるのかないのか分らない話が色々聞こえてくる】
(絶対切断? 30層全体が二つに分かれた!? 話のどこまでが尾ひれなんだ……)
【だがそれよりも確かめなければいけない事があったと思いだし、貼り出されていた参加者一覧の元に向かう】
(犠牲者は?知り合いで参加してた人はいる?)
【目を皿のようにして見覚えのある名を探す】
(ハテナさん!……とこっちにマリィさんも!良かった二人とも無事だ!凄いなぁ!)
【少年はほっと安堵の顔になると、上機嫌で建屋を後にした】 - 184器用貧乏少年23/07/06(木) 22:28:22
【数日後】
【乾燥させた《滅竜草》の実をすり鉢で大量に磨り潰し】
【大鍋に放り込んで火にかけ煮込む】
【出がらしとなった実の組織を濾過して取り除き】
【残った汁を更に煮込んで水気を飛ばす】
「……これで」
【小瓶一杯分の、赤黒いジャムのような物体が精製された】
「まず矢に塗って使ってみよう。時間的に翌日かな。最初は翼蛇種か、ランドドレイクか……」
【雑嚢にしまい、立ち上がる】 - 185鳥使い◆wUmjtFi24o23/07/09(日) 00:20:07
「ここに来るのも久しぶりだな……」
【そう言って降り立ったのは31層】
【30層の攻略戦が行われ、31層~推定40層までが解放されたと聞いて、マッピングで稼ぐべくやってきたのだ】
「おまえら新鮮な大渓谷だ。存分に飛んでこい」
【小鳥や猛禽を放ったあとは巨大な二足歩行の飛べない鳥、ディアトリマに乗って崖の中腹をゆく】
「……来たか、翼竜。ええとレッサーワイバーンだっけ。向こうへ引きつけて捲いてこい。お前なら出来るだろ、センコウアマツバメ」
【遠方から近づいてくるレッサーワイバーン目掛け、仲間のうちで水平飛行最速の小鳥が空を駆ける】
【あっという間に顔の近くに纏わり付くような軌道でクルクルと飛びまわり、ワイバーンがガチリと噛みついた時には既に背中の向こうに回ってチチチ……と煽るように囀っている】 - 186鳥使い◆wUmjtFi24o23/07/09(日) 00:35:00
【煽られて激怒したレッサーワイバーンは、咆吼しながら空中で方向転換してセンコウアマツバメを追いかける】
【だが、速度で劣っているだけで無く旋回半径が大きすぎるのもあり、引きつけのためにわざとゆっくりと飛ぶセンコウアマツバメが切り返しを行うたびに、簡単に差が開く】
【あっという間に大きな影は空の向こうまで消えていき――――暫くしてセンコウアマツバメが何食わぬ顔で鳥使いの元へ帰ってくる】
「よしよしよくやったぞー!アイツを倒そうと思ったら強力な魔道具とかを切る羽目になりそうだからなー次も頼むぜー」
【掌に餌を載せて差し出すと、センコウアマツバメは仕方ないな……という感じでチチチ……と鳴いて啄んだ】
【フロンティア調査報告書】
階層:31
魔物:レッサーワイバーン、ウィンドコンドル、グレートホーンゴート(空角山羊)
環境:渓谷、大峡谷
特筆事項:ウィンドコンドルは大渓谷の上空を縄張りとしているようだ。縄張りの推定範囲を添付しとく。獲物を見つけると風の刃を飛ばして切り裂こうとするのを確認した。推測できた威力は木の盾なら2,3回耐えられるくらいか?グレートホーンゴートは渓谷上部と大渓谷中腹にいる、空色の角が立派な山羊だ。多分あの角は武器や装飾品の素材に使えるだろうな……。
- 187《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/09(日) 19:58:20
【ハテナは日から日の昼まで、23層をキャンプ拠点に23階層以降の攻略をしていた】
・行った階層(1は23層)
dice6d7=7 3 5 1 5 3 (24)
・新発見(階層に対応。80以上の一番高い値)
dice6d100=8 79 52 86 54 78 (357)
・各報酬
薬草採集dice6d450=396 77 146 63 31 378 (1091)
魔物討伐dice6d550=213 293 516 71 185 118 (1396)
(これまでの成長)
dice9d30=7 4 16 14 22 22 27 14 20 (146)
(特別枠。480で新技)
dice1d500=319 (319)
- 188《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/09(日) 20:08:08
【ハテナは30層以降には踏み出さなかった。元々、慎重な気質なのもあるがワイバーンと聞いて戦力に不安もあったからだ】
「しば、らく…は、このまま…でいい?」
「チャッ」
「LULULA~♪」
(全財産:88190+α)
(基礎体力721、短剣術822、斥候術920、罠技術840、文字795、冒険者知識850、投擲術709、双木槍術822、医療術885)
(各1000で中級試験に出られるレベル)
装備:朧蜥蜴のケープ、朧蜥蜴の革鎧、斥候向けブーツ、素早く抜ける剣鉈、頑丈なスリング、ピルム・ムルス、消音ベルト、宇宙用耐熱手袋、テイマーズトランク、耐呪・魅了・毒・眠・麻痺の5枚の花びらのネックレス、聖別を受けた布(弱)
・テイムしたモンスター
〈パーティ〉キョダイムラサキ(幼虫)、ひーりんぐぱぴよん、スケルトンウォーリアー、リビングスタンプ、ランドロートル、スケルトンボア 、サイコンドル 、大蜘蛛、骨馬、フォッシル・ブック、ツリーディア
《聖域の森》ゴブリンソルジャー、骸晶ヤドカリ
🪦スケルトン、ビックラット、トランスペアレントサボテン
(特別枠)
森術
・ウッドランス・ルートバインド・バインウィップ・ヒーリングリーフ・ウッドパワーアシスト、ウッドスピードアシスト
水の神聖術
・ストリーム・キュア・グリーンシャワー - 189《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/09(日) 20:16:33
【フロンティア調査報告書】
階層:23
魔物:スケアクロウ(ホラー)
環境:畑
特筆事項:23層の畑にて、畑周辺に魔物の不審死が出たので調査した所、案山子が魔物化していることがわかりました。
今の所、進んで人を襲うような事にはなっていませんし、案山子としての役割を全うしています。
ですが、畑泥棒は決してなさらない事を推奨します。
何故だか魔物の遺体は皆、恐怖で歪んでいましたので。 - 190器用貧乏少年23/07/11(火) 19:39:20
【23層の畑で今日も《滅竜草》を収穫している。】
「……。」
【そっと畑の隅を見る。】
【魔物化したと噂のカカシがユラユラと揺れながら立っている。】
【なんの害意も感じられず、牧歌的な光景だった。】
「……。」
【あのカカシって何食べるんだろう?餌とかあげた方がいいのかな?】
【そんな事を思いながらもまだ近寄るのはちょっと怖い少年だった。】 - 191器用貧乏少年23/07/11(火) 20:07:45
【地上0層。】
【キャラバンの鍛冶屋に、強化を頼んでいたフロンティアナイフ改を受け取りに来ていた。】
「坊主か。出来てるぜ、ほら。」
「ありがとうございます!」
【鞘からナイフを抜いて確かめる。】
【風を思わせるフロンティア鉱石の青緑色は影を潜め、赤黒い地味な光沢の刀身が現れた】
「これが……」
「おう。《滅龍草》の濃縮液に漬け込んでは鍛えてを繰り返した。竜に痛撃を与えうる属性を秘めたナイフだな。だが浮かれるな、そこまで強力な濃度じゃねぇ。」
「そ、そうですよね。そう簡単に竜を狩れるような武器は……」
【少年は自制するように神妙な表情をして見せているが、その顔には「嬉 し い」と大きく書かれている。】
「がはは!名は俺が付けてやろう。竜を裂く者(ドラゴンリッパー)……なんてのはまだ荷が勝ちすぎるからな。
《ワイバーンリッパー》。まずはこの名前通りの戦果を上げられるように頑張ってこい!」
「……! は、はい! ありがとうございます!」
【彼はヒートナイフを一旦魔法の雑嚢・小に収納すると、《ワイバーンリッパー》を腰に差してフロンティアへと走っていった。】 - 192二次元好きの匿名さん23/07/13(木) 21:18:48
ほしゅ
- 193器用貧乏少年23/07/15(土) 21:36:04
【30層、古代剣闘都市ラ・カサンドラ】
【時間をたっぷりかけて張り込み、剣闘士スケルトン一人だけになった所を急襲する。】
「……!」
【駆けつけて初手、勢いよく叩き付けたフロンティアメイス改は、けれど咄嗟の小盾による的確な防御で耐えられてしまう。この剣闘士スケルトンは、腕前・剣闘技術だけなら自分よりも上だろう。このままでは反撃で押し込まれてしまう。だから】
【ぐいっと、押し出されたままの盾を、間髪入れずに全体重を乗せた前蹴りで押し込む】
【相手が驚きつつも初撃に対応して見せたのなら、受け流しを脳裏に浮かばせる前に体重差を活かす】
(スケルトンの弱点。肉がないから軽すぎて踏ん張りが効かない事……!)
【人間相手より遥かに軽い手応えでも、スケルトンは2m以上たたらを踏んでいる。盾のガードは外れている。】
「『パラライズアロー』!」
【魔法、麻痺の矢がガラ空きの胴体に刺さる。雷に打たれたように痺れる骸骨の戦士。短い隙。】
【魔法の詠唱は急襲の直前に済ませてある。発射待機時間をギリギリまで引き延ばして、7秒。今の少年はこれ以上待機させておくと魔法構築が破綻して魔力だけ失うことになる。】
「せええええりゃああ!」
【再度のフロンティアメイス改による叩きつけは、剣闘士スケルトンの頭蓋骨を半壊させて胴体から吹き飛ばした。】
「はぁ、はぁ……」
【息を切らせつつも、再生を警戒して念入りに胴体の骨と頭蓋骨を粉砕し、ようやく一段落だ】 - 194《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/16(日) 19:27:57
【ハテナは11日から16日の昼まで、23層をキャンプ拠点に23階層以降の攻略をしていた】
・行った階層(1は23層)
dice6d7=5 3 4 7 1 4 (24)
・新発見(階層に対応。80以上の一番高い値)
dice6d100=90 82 8 66 6 50 (302)
・各報酬
薬草採集dice6d450=268 41 79 68 417 163 (1036)
魔物討伐dice6d550=80 91 318 492 109 140 (1230)
(これまでの成長)
dice9d30=21 3 15 7 6 9 8 22 29 (120)
(特別枠。480で新技)
dice1d500=35 (35)
- 195《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/16(日) 19:47:56
【ハテナは噂を聞いた。23層の麦畑の中でワージャガーの凄惨な死体が転がっており、スケアクロウが撃退したんじゃないか? という噂だった】
「これで、畑泥棒…は、いなく、なる…かな?」
「チャ!」
「うん…。器用貧乏さんの畑…これから、重要に…なりそう、だし」
「グァ」
【31層に赴いたいくつかのフロンティア古参のパーティは返り討ちにあった、という噂も聞いた。中には「31層は中級レベルじゃないか?」と疑う話もある】
「人の、出入りが…活発になりそう、かも」
「LALULU~♪」
【今までフロンティアに専念してきた組が外に目を向ける事もあるだろうし、今までフロンティアに興味を示さなかった中級冒険者達が新たに参戦してくるかも知れない、とハテナはそう思った】
(全財産:90456+α)
(基礎体力742、短剣術825、斥候術935、罠技術847、文字801、冒険者知識859、投擲術717、双木槍術844、医療術914)
(各1000で中級試験に出られるレベル)
装備:朧蜥蜴のケープ、朧蜥蜴の革鎧、斥候向けブーツ、素早く抜ける剣鉈、頑丈なスリング、ピルム・ムルス、消音ベルト、宇宙用耐熱手袋、テイマーズトランク、耐呪・魅了・毒・眠・麻痺の5枚の花びらのネックレス、聖別を受けた布(弱)
・テイムしたモンスター
〈パーティ〉キョダイムラサキ(幼虫)、ひーりんぐぱぴよん、スケルトンウォーリアー、リビングスタンプ、ランドロートル、スケルトンボア 、サイコンドル 、大蜘蛛、骨馬、フォッシル・ブック、ツリーディア
《聖域の森》ゴブリンソルジャー、骸晶ヤドカリ
🪦スケルトン、ビックラット、トランスペアレントサボテン
(特別枠)
森術
・ウッドランス・ルートバインド・バインウィップ・ヒーリングリーフ・ウッドパワーアシスト、ウッドスピードアシスト
水の神聖術
・ストリーム・キュア・グリーンシャワー - 196《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/07/16(日) 19:56:30
【フロンティア調査報告書】
階層:27
魔物:サンドスライム(プラチナ?)
環境:砂丘
特筆事項:27層にて変異種と思われるサンドスライムと遭遇しました。とても小さなスライムで動きも素早く、逃げられてしまいました。
白銀色でしたので、特別な砂で体を構築しているのかもしれません。 - 197ギルド広報部所属〈陽花〉23/07/16(日) 21:12:31ここだけダンジョンがある世界の掲示板 フロンティア攻略スレ第14層|あにまん掲示板本スレhttps://bbs.animanch.com/board/2160692/前スレhttps://bbs.animanch.com/board/2102076/このスレは「ここだけダンジョンが…bbs.animanch.com
「滅竜草に魔物化スケアクロウ……色々と23層が充実してきているみたいですね……ということで次スレはこちら!」
- 198器用貧乏少年23/07/16(日) 22:47:16
※立て乙です!
「…………」
【低級魔力ポーションと低級ポーションを無言でごくごく飲んでる】
【その後30層でスケルトン達をなんとか処理しつつ、31層入り口に到達したのだ】
【dice7d100=44 79 99 100 18 78 64 (482) 75以上でドロップ】
- 199器用貧乏少年23/07/16(日) 23:02:04
※思ったよりたくさんドロップしてしまった
【《剣闘士のルーン石》を4つ手に入れた】
【攻撃・防御・敏捷・ドロップ運にささやかなバフが掛かるらしい】
「わ、装備品だ……でもジャラジャラ鳴らしながら戦闘はやりにくいし、装備できるのは1個か2個が限度かな」
【とりあえず攻撃と防御の《剣闘士のルーン石》を装備して残りは魔法の雑嚢・小へと】
「ふー……」
【31層の階段へと踏み込んでいった】 - 200二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 00:02:25
埋め~