【安価ありSS】孫悟空｢オラ鬼殺隊に入るらしいぞ｣Z

[1 前スレ主 21/12/09(木) 23:22:19]

前回のスレが掲示板落ちてる間に落ちちゃってたので

新たに立て直しました

またよろしくおねがいします

孫悟空｢オラ鬼殺隊に入るらしいぞ！｣【安価SS】｜あにまん掲示板

注　安価成分控えめです

あらすじ

精神と時の部屋の異常に巻き込まれ、異次元に迷い込んでしまった悟空。

辿り着いた先は、人と鬼とが夜の闇の中で戦う大正日本だった。

悟空は現地で出会った鬼殺隊の胡蝶しのぶ、そして鬼殺隊と協力し、

鬼殺隊と共に戦いながら元の世界へ戻る方法を探していた。

炭治郎、禰豆子、獪岳、柱達との出会いや、

無惨、猗窩座との戦いの中、異次元に来たことで失った力を

徐々に取り戻す悟空、果たして、元の世界に戻れるだろうか…？

前回

突如悟空と同じ次元に迷い込んでしまったブロリー、

無惨のいる無限城に誘われた先で、

かつての悟空との戦いで大幅に力をつけた猗窩座との戦いとなる。

理性を犠牲にスーパーサイヤ人となったブロリーに、

猗窩座と黒死牟が挑もうとしていた…

[2 二次元好きの匿名さん 21/12/09(木) 23:24:01]

保守

[3 ブロリー編 21/12/09(木) 23:29:38]

無惨｢…あの、まるで裂け目のような空間…先はどうなっている？｣
鳴女｢確認してみます…｣
べべん
カサカサ
鳴女｢………これは…｣
ギュウン
鳴女｢…中に入れ込んだ目が消滅しました…｣
無惨｢…裂け目が小さくなったな…｣
鳴女｢どういう原理か不明ですが…内部に入ると四方からの引力で
四散することになるかと…｣
無惨｢ふむ…なるほど……使えるかもしれぬな…｣
鳴女｢如何しますか？｣
無惨｢お前は穴をこじ開ける方法を探せ…そして｣

無惨『黒死牟、猗窩座。聞こえるか？』
黒死牟｢……は……っ…｣
猗窩座｢ヒャア！｣
ブロリー｢デェヤ！｣
バキィ！
黒死牟｢…なんでございましょう…｣
無惨『いいか、やつを葬る策がある…あの化け物を指定の場まで誘導しろ。
場所はこのまま脳に送る』
黒死牟｢…御意…｣

[4 二次元好きの匿名さん 21/12/09(木) 23:30:10]

保守

[5 ブロリー編 21/12/09(木) 23:35:18]

黒死牟｢…猗窩座…わかったな…｣
猗窩座｢…惜しまれるが仕方ないな…だが…｣
ブロリー｢ヌェイ！｣
猗窩座｢ぐっ…！｣
ドォン！
猗窩座｢…アレを誘導するのは骨が折れそうだ｣
黒死牟｢………そう…だな…｣
黒死牟(…やはり…猗窩座の再生力が高まっている…
それだけではない…最早こいつは…)
猗窩座｢…よし、来い！｣
ブロリー｢デェリャア！｣
黒死牟(…縁壱すらも…)

無惨｢……鳴女、何か分かったか？｣
鳴女｢…お待ちを……｣
べべべべん
ズドォン！

ズズッ…
鳴女｢…！今、ほんの少し亀裂の面積が広がったと思われます｣
無惨｢ほう…｣
鳴女｢付近で衝撃が発生すると広がる模様ですが…
しかし、恐らくあれほどの男を吸い寄せるためには、かなりの衝撃が…｣
無惨｢…ならば猗窩座にやらせればいい…恐らく効果が見込めるはずだ｣

[6 二次元好きの匿名さん 21/12/09(木) 23:42:13]

落ちてたんだ
支援

[7 二次元好きの匿名さん 21/12/09(木) 23:56:05]

保守支援

[8 二次元好きの匿名さん 21/12/10(金) 00:03:33]

保守の呼吸

[9 ブロリー編 21/12/10(金) 00:19:42]

黒死牟｢………｣
破壊殺　乱式！
ブロリー｢デェア！｣
ビュウン！
猗窩座｢…！球が来るぞ！｣
黒死牟｢！｣
ヒュンッ

ドォン！
黒死牟(あのような…小さき球で…この破壊力か…)
べべん
黒死牟(…だが…確かに…目標まで…近づいている…)

黒死牟｢……この…真下だ…！｣

玖ノ型 降り月・連面！
ズガッ！

黒死牟｢…あとは…お前がやれ…あの…亀裂だ…｣
猗窩座｢亀裂……｣
ズズッ…
猗窩座｢あれを広げればいいんだな…？｣

[10 二次元好きの匿名さん 21/12/10(金) 00:26:20]

スーパー保守人

[11 二次元好きの匿名さん 21/12/10(金) 06:24:54]

保守

[12 二次元好きの匿名さん 21/12/10(金) 14:47:44]

保守

[13 二次元好きの匿名さん 21/12/10(金) 23:00:38]

保守

[14 ブロリー編 21/12/11(土) 02:33:06]

猗窩座｢破壊殺…っ！｣
ドゴォ！
ブロリー｢ンンンンン…アアア！｣
猗窩座｢ぐっ…また来るか…｣
ブロリー｢グウ…グルアアアアア！｣
猗窩座｢くっ……｣

猗窩座｢破壊殺………滅式！！｣
ブロリー｢デェリャアアア！！｣

ドゴオオオオオオオオオン！
猗窩座｢がぁ……っ！｣
ブロリー｢ヌゥ…｣

ズズ…ズズ………
ゴオオオオオオ！
猗窩座｢!?亀裂が……！｣
べべん
猗窩座｢うお！｣

猗窩座｢ぐっ…｣
無惨｢…お前の役目は終わりだ…これであの化け物も終わりだ｣

ブロリー｢グウ…ググ…｣
ゴオオオオオオ
ブロリー｢グウ…ウウうウうう…｣
ブロリー｢うおおおお………！｣
シュウウウウ！

ブツン

[15 二次元好きの匿名さん 21/12/11(土) 09:24:32]

保守の呼吸

[16 二次元好きの匿名さん 21/12/11(土) 14:35:04]

保守

[17 二次元好きの匿名さん 21/12/12(日) 00:23:53]

保守

[18 ブロリー編 21/12/12(日) 01:56:26]

今夜は投稿できなそうです
すみません

[19 二次元好きの匿名さん 21/12/12(日) 12:35:33]

保守

[20 二次元好きの匿名さん 21/12/12(日) 20:31:37]

保守

[21 ブロリー編 21/12/13(月) 01:11:04]

無惨｢……奴一人に随分やられたな｣
鳴女｢空間内の鬼含め、かなりの被害かと…｣
無惨｢…猗窩座、黒死牟。｣
猗窩座｢はっ｣
黒死牟｢……｣
無惨｢…お前たちはやっと接触した…おそらく再び大幅に力を上げているはずだ…｣
猗窩座｢…｣
無惨｢お前達はしばらく肉繭で肉体を再生していろ｣
猗窩座｢御意｣
黒死牟｢…御意…｣

無惨｢…あの化け物のおかげでかなりの鬼は消えたが…
その代わりとしては問題ないかもしれぬな…｣

猗窩座｢………｣
猗窩座(上弦の壱…やつも大幅に強くなっている…)

猗窩座(…だが、俺の目標はあの男だけだ…)

猗窩座(待っていろ孫悟空……
今度会ったとき…今度こそお前を打ち倒してやる…
その時が楽しみだ……)

[22 ブロリー編 21/12/13(月) 01:19:15]

───
惑星バンパ

ギュウイイイイイ
ブロリー｢ああああああ！｣
ドォン

ブロリー｢ぐう…ここは…バンパ…？｣

レモ｢おい、ブロリー！ブロリーじゃねぇか！｣
チライ｢ブロリー！？帰ってこれたのか！？｣

ブロリー｢チライ…レモ…｣
チライ｢お前、空の変な歪み調べようとして吸い込まれたんだぞ？
大丈夫だったのか！？｣
ブロリー｢あぁ…多分｣　
レモ｢そうか…いやしかし、すぐ戻ってこれてよかった｣
チライ｢歪みも消えちまったし、これで一件落着か？｣

ブロリー｢…いや…｣
チライ｢？どうかしたのか？｣
ブロリー｢…孫悟空が…同じように巻き込まれたらしい…｣
レモ｢なに？あいつが？｣
ブロリー｢あぁ…なんとかして助けられれば…｣

ウイス｢その話、もう少し聞かせてもらっても？｣
ブロリー｢…！あんたは…｣

[23 二次元好きの匿名さん 21/12/13(月) 12:22:04]

保守

[24 二次元好きの匿名さん 21/12/13(月) 21:22:11]

保守

[25 ブロリー編 21/12/14(火) 00:57:01]

───

輝哉｢そうか…そのブロリーという子は行方が分からないと…｣
悟空｢うーん…ブロリーの気なら分かると思うんだけどなぁ…｣
不死川｢申し訳ありません…｣
輝哉｢もしかしたらブロリーは鬼舞辻のもとに何らかの形で誘導されたかもしれない…
悟空、彼の実力は？｣
悟空｢あいつなら心配ねぇさ！オラよりつえぇかんな！｣
しのぶ｢悟空さんよりとは…よっぽどですね…｣
輝哉｢ふむ…そうなると、もしかしたら彼はもしかしたら
一足先に元の次元に帰ったのかもしれないね…｣
悟空｢そうなんか…？参ったなぁ…あいついりゃ帰れたかもしんねぇが｣
輝哉｢残念だけど、今回は諦めないとかもね。
またしばらくの間、共に戦ってもらえるかな？｣
悟空｢おう！もうおめぇらには結構世話になってるしな！｣
輝哉｢あぁ、頼んだよ…｣

輝哉(悟空以上の戦士…もしそんな子が鬼舞辻や上弦と接触したのなら…)

輝哉(…もしかしたら、少し大変なことになってるかもね…)

ブロリー編　完

[26 二次元好きの匿名さん 21/12/14(火) 00:59:07]

次回

万世極楽編

>>28

次回話に関わる人物は？

(鬼滅側)

(刀鍛冶メンバーは除外)

[27 二次元好きの匿名さん 21/12/14(火) 10:44:40]

ksk

[28 二次元好きの匿名さん 21/12/14(火) 10:55:45]

冨岡義勇

[29 二次元好きの匿名さん 21/12/14(火) 19:18:06]

保守

[30 二次元好きの匿名さん 21/12/14(火) 21:22:10]

楽しみです
保守の呼吸

[31 万世極楽編 21/12/15(水) 00:08:42]

遊郭での上弦討伐より約2ヶ月……
蝶屋敷

悟空｢でぇりゃあ！｣
ドォン！
悟空｢ふぅ…また結構力が戻ってきた感じがすっぞ！｣
すみ｢お疲れ様です！これどうぞ！　｣
悟空｢おう、サンキュー！｣
なほ｢修行頑張ってますね！｣
悟空｢まぁな！ブロリーが来れてまた帰ったんなら、
オラも頑張らねぇと！｣
きよ｢なんだか悟空さんがいるのが馴染んできたので、
いなくなっなら少し寂しいですけどね｣
悟空｢わりぃな、あんま長くなるとチチがこえぇんだ…
ん？なんか今呼ばれなかったか？｣　


後藤｢炭治郎意識戻ったぜえええええええ！｣
悟空｢お、あいつ目が覚めたんか！｣
なほ｢ホントですか！？｣
すみ｢すぐ行きましょう！｣
きよ｢うん！｣
悟空｢あいつ滅茶苦茶寝てたかんなぁ…また修行見てやんねぇと｣

[32 万世極楽編 21/12/15(水) 00:19:07]

───
無惨｢…そういうことだ…お前の信徒達には、
黒死牟と猗窩座の穴を埋める気概で働いてもらう…
当然お前自身にもだ｣
童磨｢それはよろしいのですが無惨様！半天狗殿と玉壺殿はいかがされた？｣
無惨｢あの二人もまた大きな仕事がある…そこでだ童磨よ。
お前にはあの孫悟空に関する仕事をしてもらう。｣
童磨｢孫悟空…ですかな？｣
無惨｢万が一邪魔をされては困る…これまでのやつの活動で、
やつがある鬼狩りの柱とともに行動してるのは把握した。｣
童磨｢ふむ…それでなにをすれば？｣
無惨｢少し尻尾を出してやれ。上弦が潜む施設があるとな。
鬼狩りがお前の相手をしてる間に、他の奴らにも仕事をさせる。｣
童磨｢ふむ…分かりました。成し遂げてみせましょう！｣
無惨｢ふん…｣
べべん

無惨｢…相変わらず…気味の悪い…｣

[33 二次元好きの匿名さん 21/12/15(水) 08:57:22]

保守

[34 二次元好きの匿名さん 21/12/15(水) 14:28:02]

保守の呼吸

[35 二次元好きの匿名さん 21/12/15(水) 20:41:56]

童磨様出てきた楽しみ！保守

[36 万世極楽編 21/12/16(木) 00:37:22]

……
炭治郎｢でぇぇぇい…ぜぇ…｣
悟空｢おす、一回休憩にすっか！｣
炭治郎｢は、はい…やっぱりかなり体力が落ちてるから…また頑張らないと｣
悟空｢まぁ2ヶ月休んでっとな。ゆっくりまた修行してけばいいと思うぞ｣
炭治郎｢いえ…遊郭でも結局宇髄さんに大きく助けられてしまった…
もっと強くならないと…｣
悟空｢そっか！なら休んだらまた修行だな！｣
炭治郎｢はい！…そういえば、俺の刀について何か連絡はありましたか？｣
悟空｢刀？………そういや……｣
炭治郎｢…？｣

炭治郎｢………これは…まずいぞ……｣
悟空｢やっぱ滅茶苦茶怒ってんなそれ…｣
炭治郎｢もうこれで3度目ですからね…どうしよう…｣
悟空｢うーん…誤っといたほうがいいんじゃねぇか？｣
炭治郎｢そうですね…でもどこに行けば…｣

[37 二次元好きの匿名さん 21/12/16(木) 11:54:14]

保守の呼吸

[38 二次元好きの匿名さん 21/12/16(木) 22:12:23]

保守

[39 万世極楽編 21/12/17(金) 01:23:15]

アオイ｢それだったら、刀鍛冶の里になりますね｣
炭治郎｢里？刀鍛冶の里なんてあるんですか？｣
アオイ｢はい。刀鍛冶の皆さんが集まる他、温泉なんかもあると聞いてます｣
悟空｢へぇ、温泉もあるんか｣
炭治郎｢なるほど…そこにはどうやって行けば？｣
アオイ｢隠の方にお願いすることになります。鴉で連絡を出しておきますね｣
炭治郎｢ありがとうございます！｣

炭治郎｢じゃあ、俺と禰豆子は刀について里で話をしてきます｣
悟空｢おう、気ぃつけてな！こっちは善逸と伊之助と修行してっぞ｣
炭治郎｢分かりました！行くよ、禰豆子。｣

すみ｢炭治郎さん行っちゃいましたね｣
きよ｢平和に終わるといいんですけど…｣
悟空｢まぁ流石にでぇじょうぶだろ！｣
アオイ｢ほら、今夜はしのぶ様が帰ってこられる予定だから、
今のうちに準備をしましょう？｣
なほ｢はーい！｣

カァー！
悟空｢ん？｣
カァ！カァ！
悟空｢…オラか？｣

[40 二次元好きの匿名さん 21/12/17(金) 09:38:17]

保守の呼吸

[41 二次元好きの匿名さん 21/12/17(金) 21:39:41]

保守の呼吸

[42 二次元好きの匿名さん 21/12/17(金) 23:09:47]

一応保守

[43 二次元好きの匿名さん 21/12/18(土) 02:39:52]

今夜は更新できなそうです、すみません

[44 二次元好きの匿名さん 21/12/18(土) 12:54:46]

保守

[45 二次元好きの匿名さん 21/12/18(土) 21:20:10]

保守

[46 万世極楽編 21/12/19(日) 01:43:12]

シュン
悟空｢おす！…どうしたんだ？｣
しのぶ｢あぁ、来ましたね悟空さん｣
宇髄｢ちょいと派手にやばい情報がきたようなんでな。
一応お前も呼ぶことになった｣
悟空｢んん？｣
悲鳴嶼｢お館様と来れる柱が揃い次第始める｣

あまね｢…皆様お揃いですね｣
不死川｢あまね様、お館様は…｣
あまね｢今日は体調が優れないため、私が代理として｣
不死川｢………｣
あまね｢…さっそく本題に入ります。
先日、鎹鴉が隊士の遺体を見つけ、その周辺を調べたところ、
ある宗教施設を発見しました。｣
悲鳴嶼｢…宗教施設…ですか｣
あまね｢はい…問題は、その要人が上弦と思われることです｣
悟空｢い!?鬼が人と暮らしてるんか!?｣
あまね｢その可能性もあります。…鴉の報告によれば…｣

あまね｢頭から血を被ったような髪の男の目に
上弦と弐の文字が見えたとのこと……｣
しのぶ｢………！｣

[47 万世極楽編 21/12/19(日) 01:50:36]

カナエ『しのぶ』

しのぶ｢………｣

悟空｢…？しのぶ？どうかしたんか？｣

しのぶ｢…いえ、なんでも…｣

あまね｢鎹鴉の情報を放置するわけにもいかないため、

今回柱の方数名に調査、場合によってはその場で討伐を

お願いしたいと思っています｣

宇髄｢…この場にいない甘露寺と時透は｣

あまね｢今回の件はすでに手紙で伝えております。

しかし柱全員を一度に動かすのも危険なので、

刀鍛冶の里にいるお二人には通常の活動をしてもらう予定です。｣

悲鳴嶼｢…それで、誰を向かわせるかということですが…｣

バッ

しのぶ｢あまね様、ここは私が…！｣

悲鳴嶼｢……胡蝶…｣

あまね｢…そうですね、胡蝶様と悟空様にはお願いしようかと。｣

しのぶ｢…ありがとうございます｣

悟空｢…おす、分かった！｣

あまね｢…あとお二方選びたいのですが…冨岡様｣

義勇｢……｣

あまね｢冨岡様も、今回の任務に行ってほしいと…お館様が｣

悲鳴嶼｢！｣

義勇｢………御意。｣

あまね｢もうお一人は…｣

>>50

悲鳴嶼行冥or不死川実弥

[48 二次元好きの匿名さん 21/12/19(日) 10:36:06]

ksk

[49 二次元好きの匿名さん 21/12/19(日) 17:12:17]

保守

[50 二次元好きの匿名さん 21/12/19(日) 19:06:46]

不死川

[51 二次元好きの匿名さん 21/12/20(月) 00:25:12]

保守

[52 万世極楽編 21/12/20(月) 00:54:55]

あまね｢不死川様と…これもお館様からのお言葉です｣
不死川｢！…御意！｣
あまね｢以上4名、必要なら継子等も連れて任務に当たってください…
相手は上弦、くれぐれもお気をつけを。｣
しのぶ｢御意…｣
あまね｢悲鳴嶼様、宇髄様は一応控えとして通常の任務に当たってもらう予定です。｣
悲鳴嶼｢…御意｣
宇髄｢御意｣
あまね｢…では、今回の会議は以上とさせていただきます。｣

悟空｢2…ちゅーことは、前の猗窩座よりつえぇっちゅーことだな｣
悲鳴嶼｢あぁ…くれぐれも注意するのだぞ。
それと悟空…やはりだが悟空は｣
悟空｢また戦っちゃまずいんか？｣
悲鳴嶼｢もしもを懸念してのことだ。基本は胡蝶、冨岡、不死川に頼む。｣
しのぶ｢…分かりました。｣
義勇｢………｣
不死川｢仮に潜入するなら、俺より胡蝶か冨岡が適任か…｣
宇髄｢それなら俺が地味な化粧してやろう。ムキムキねずみも
派遣しておいてやる。｣
悟空｢それで追加っちゅうのはどうすんだ？誰か追加すんのか？｣
しのぶ｢……一応、カナヲは連れて行くことにしましょう。｣
不死川｢……おい胡蝶、大丈夫かァ？｣
しのぶ｢え？｣
悟空｢おう、なんかおめぇ変だぞ？｣
しのぶ｢…いえ、なんでも…さ、準備にかかりましょう｣
悲鳴嶼｢………南無……｣

[53 二次元好きの匿名さん 21/12/20(月) 11:42:54]

保守

[54 二次元好きの匿名さん 21/12/20(月) 18:12:31]

保守

[55 二次元好きの匿名さん 21/12/20(月) 22:49:51]

保守

[56 万世極楽編 21/12/21(火) 00:29:24]

蝶屋敷

アオイ｢あ、しのぶ様！お帰りになりましたか！｣
しのぶ｢…えぇ、ただいま。カナヲはいますか？｣
アオイ｢カナヲですか？カナヲなら今伊之助さんと訓練してますよ？｣
悟空｢お？あいつも帰ってたんか｣
しのぶ｢そうでしたか。分かりました。｣

しのぶ｢………｣
伊之助｢よぉし、今回は伊之助様の勝ちだ！｣
カナヲ｢…おめでとう。｣
しのぶ｢少しよろしいですか？｣
伊之助｢うん？どうしたしのぶ？｣
カナヲ｢…？師範、どうかされましたか？｣
しのぶ｢カナヲ。あなたに任務があります。｣
カナヲ｢…？任務、ですか？｣
しのぶ｢はい。そのため明日には早速出立しますよ？｣
伊之助｢お、任務か！俺も行くぜ！｣
しのぶ｢いえ、伊之助君は…｣
悟空｢おう、いいぞ！｣
しのぶ｢え、あの悟空さん…｣
悟空｢まいいじゃねぇか。伊之助もつえぇぞ｣
伊之助｢よぉし、どっちが鬼の首狩るか勝負だハナト！｣
カナヲ｢……カナヲ｣

[57 二次元好きの匿名さん 21/12/21(火) 11:54:01]

保守

[58 二次元好きの匿名さん 21/12/21(火) 20:59:33]

保守の呼吸

[59 万世極楽編 21/12/22(水) 01:49:06]

風屋敷

不死川｢………おう、来たかァ…｣
義勇｢……何の話だ…？次の任務か？｣
宇髄｢ま、派手にそんなところらしいな。｣
悲鳴嶼｢………｣
義勇｢…胡蝶がいないようだが｣
不死川｢あいつは明日合流する。だから今日のうちに話しておきてぇ｣
義勇｢………｣

悲鳴嶼｢恐らくだが…件の鬼は先代花柱、胡蝶カナエを殺害した鬼と同一の可能性がある｣
義勇｢！…胡蝶カナエか…｣
宇髄｢どうにも遺言として胡蝶妹が聞いた外見と一致するって話だ。
柱を殺してるとなりゃあ、そりゃ派手にやばい野郎だな。｣
不死川｢その鬼の話は、俺と悲鳴嶼さんしか聞いたことがなかったからなァ…｣
悲鳴嶼｢…胡蝶のことも気になる…冨岡。お前も気遣ってやってくれ。｣
義勇｢………｣
不死川｢…おい、分かったんか冨岡ァ…！｣
義勇｢…あぁ…心に留めておく。｣

不死川｢…チッ…相変わらず気に食わねぇ…｣
宇髄｢地味に連携がひび割れそうだが…大丈夫か？｣
悲鳴嶼｢…富岡の人付き合いは悪いが…鬼殺の腕と連携の高さは確かだ…
大丈夫だろう…｣

[60 二次元好きの匿名さん 21/12/22(水) 11:41:03]

保守

[61 二次元好きの匿名さん 21/12/22(水) 21:30:39]

保守の呼吸

[62 二次元好きの匿名さん 21/12/23(木) 01:08:58]

今夜は更新できなそうです
すみません

[63 二次元好きの匿名さん 21/12/23(木) 10:47:08]

保守

[64 二次元好きの匿名さん 21/12/23(木) 22:27:02]

保守

[65 万世極楽編 21/12/24(金) 01:06:42]

翌日

宇髄｢よぉし、中々派手な出来だな！｣
伊之助｢…………｣
しのぶ｢……これは………｣
悲鳴嶼｢…？｣
不死川｢宇髄…てめぇふざけてんのかァ…？｣
義勇｢………野獣か何かか？｣
宇髄｢てめぇら好き勝手に言ってくれるな…｣
しのぶ｢言っておきますが、カナヲにこんなことしたら…｣
宇髄｢流石にお前の継子にはしない｣
伊之助｢おい｣
悟空｢たはは……｣

しのぶ｢おほん…ともかく…
まずは明日伊之助君とカナヲの二人に潜入してもらい、
内部の情報を得ましょう。｣
宇髄｢そうだな。あとは俺たちは情報が来次第次の手だ。｣
伊之助｢…また脱いじゃ駄目なやつかよ…｣
カナヲ｢……我慢して伊之助。｣
しのぶ｢…頼みましたよ、二人とも。｣

[66 二次元好きの匿名さん 21/12/24(金) 11:54:34]

保守

[67 二次元好きの匿名さん 21/12/24(金) 20:34:56]

保守

[68 二次元好きの匿名さん 21/12/25(土) 00:57:42]

今夜は投稿できません、すみません

[69 二次元好きの匿名さん 21/12/25(土) 12:46:54]

保守

[70 二次元好きの匿名さん 21/12/25(土) 21:59:11]

保守

[71 二次元好きの匿名さん 21/12/26(日) 01:05:23]

今夜も投稿できなそうです、すみません。
明日の昼から夜にまた投稿予定です

[72 二次元好きの匿名さん 21/12/26(日) 12:27:42]

保守

[73 二次元好きの匿名さん 21/12/26(日) 21:41:33]

保守

[74 万世極楽編 21/12/27(月) 01:42:50]

翌日

伊之助｢………｣
カナヲ｢………｣

信徒｢あら…あなた達、こんなとこでどうしたの？｣
カナヲ｢…家を追い出されて…適当に歩いてたら｣
伊之助｢……｣コクッ
信徒｢あらかわいそうに…ここで少し休んで行きなさい。
きっと教祖様も許してくださるはずよ。｣
　
不死川｢……上手く入ったみてぇだなァ｣
しのぶ｢…あちらは上手くやったみたいですね｣
不死川｢あいつらは？｣
しのぶ｢別の場所で冨岡さんの準備を進めてます。
あちらが終わり次第こちらも準備する予定です。｣
不死川｢なるほどなァ…分かった。｣

信徒｢ひとまずここで休んでなさい。もう少しで信徒たちの
集合があります。
そこでお願いしてみましょう。｣
カナヲ｢ありがとうございます。｣

カナヲ｢…どう？｣
伊之助｢この感覚…たしかに臭うぜ。
鬼がいるな。｣
カナヲ｢……ひとまず今日調べられるだけ調べるよ。｣
伊之助｢おう。｣

[75 二次元好きの匿名さん 21/12/27(月) 12:38:01]

保守

[76 二次元好きの匿名さん 21/12/27(月) 18:08:01]

保守

[77 万世極楽編 21/12/28(火) 00:12:38]

信徒｢もうすぐ教祖様がいらっしゃるわ、一緒に待ちましょうね？｣
カナヲ｢…………｣

｢やぁやぁみんなお待たせ。｣
カナヲ｢………！｣
伊之助｢……うぇ…｣
童磨｢それが例の小さなお客さんかい？｣
信徒｢はい。どうかここで共に暮らせないかと…｣
童磨｢歓迎だよ！若い子ならどんどん一緒にいよう！｣
信徒｢ありがとうございます！…良かったねえ｣
カナヲ｢…ありがとうございます…｣
童磨｢それじゃあ、あとで二人は俺のとこに来てね！｣
カナヲ｢！……はい…｣

カナヲ｢………見た？｣
伊之助｢あぁ…上弦の弐…ドンピシャじゃねぇか…｣
カナヲ｢……師範たちに報告しないと…｣
ムキッ　
カナヲ｢……お願いね｣

伊之助｢そんでどうする、マジで行くのか？｣
カナヲ｢…私達をわざわざあそこで呼んだ…恐らくまだ殺す気はないはず。
殺すつもりならあんな全員の前で言う必要はない。｣
伊之助｢…なるほどな…｣
カナヲ｢でも、一応音柱様から貰ったものは持っておくよ｣
伊之助｢おう…｣

[78 万世極楽編 21/12/28(火) 00:17:23]

伊之助｢…………｣
カナヲ｢…どうしたの？｣
伊之助｢…いや…おめぇすげぇ喋れるんだな｣
カナヲ｢？｣
伊之助｢俺らが初めてしのぶのとこ来たときはほとんど喋らなかったじゃねぇか｣
カナヲ｢………そんなに喋れるようになった？｣
伊之助｢おう。｣
カナヲ｢…伊之助こそ、前より少し落ち着きがあるんじゃない？｣
伊之助｢あぁ？｣
カナヲ｢炭治郎のおかげ？｣
伊之助｢あー…まぁ確かにあいつはすぐホワホワさせるがそんなんじゃ…｣
カナヲ｢…私もおんなじだと思う｣
伊之助｢は？｣
カナヲ｢きっと師範…姉さんやアオイ、きよ達…それに炭治郎や悟空さん、みんなのおかげ｣
伊之助｢…ふーん……｣
カナヲ｢伊之助だって、姉さんにまるで親子みたいに甘えるじゃない｣
伊之助｢はぁ!?そんなんじゃ…俺の親はこの猪だけだ！｣

[79 二次元好きの匿名さん 21/12/28(火) 11:07:26]

保守

[80 二次元好きの匿名さん 21/12/28(火) 19:58:10]

保守

[81 万世極楽編 21/12/29(水) 00:56:41]

カナヲ｢……｣
伊之助｢…オウ｣コクッ

カナヲ｢失礼します…｣
童磨｢あぁいらっしゃい！よく来たね二人とも！｣
カナヲ｢…この度は一宿一飯の恩に預かり…｣
童磨｢ああ、そういう堅苦しいのいいからさ！｣
カナヲ｢……はい｣
童磨｢それで？｣
カナヲ｢…？それで…とは…｣
童磨｢ちゃんと彼は見つけてくれたみたいだね！｣
カナヲ｢………｣

童磨｢それで？孫悟空は来てるの？｣
カナヲ｢!!｣バッ
伊之助｢…てめぇ…！｣
童磨｢…うーん、君の顔どっかで見た気がするなぁ…まいいや。
その反応、やっぱり二人とも鬼狩りなんだねぇ｣　
カナヲ｢…！｣
カナヲ(バレてた…こいつ知ってて……！)
童磨「あぁ安心していいよ！まだ君達を食べる気はないから！」
カナヲ｢…何が望みなの…あなた…｣
童磨｢さぁ？なんだと思う？｣

[82 二次元好きの匿名さん 21/12/29(水) 11:37:20]

保守

[83 二次元好きの匿名さん 21/12/29(水) 18:28:50]

保守

[84 二次元好きの匿名さん 21/12/30(木) 01:06:02]

今夜は更新できなそうです、すみません

[85 二次元好きの匿名さん 21/12/30(木) 13:08:33]

保守

[86 二次元好きの匿名さん 21/12/30(木) 21:41:34]

保守

[87 二次元好きの匿名さん 21/12/31(金) 01:55:32]

今夜も投稿できなそうです
すみません

[88 二次元好きの匿名さん 21/12/31(金) 12:08:19]

保守

[89 二次元好きの匿名さん 21/12/31(金) 21:11:02]

保守

[90 万世極楽編 22/01/01(土) 01:37:18]

カナヲ｢…死んだ鬼殺隊の隊士…あれは…｣
童磨｢うん、当然わざと見つけてもらったよ｣
カナヲ｢……｣
童磨｢あの方の命令でね。そろそろ真面目に鬼狩りを消せとのことでさ。
ひどいよねぇあの方も。俺は真面目に尽くしてるのに！｣
伊之助｢………｣
童磨｢だからこうして君達に来てもらおうと思って！
どうせ君達雑魚隊士以外にも柱がいるのだろう？｣
伊之助｢てめぇ…！｣
カナヲ｢…抑えて｣
童磨｢せっかくなら柱を仕留めて報告したいし、
もし孫悟空を殺せたら万々歳だろ？だから教えてくれないか？｣

童磨｢今この付近には誰が来てるんだい？｣
カナヲ｢………っ！｣
伊之助(なんだこいつ…前のやつの比じゃねぇ…とんでもねぇ…！)
カナヲ｢……孫悟空さんは…近くにいる｣
伊之助｢！おい！｣
童磨｢…ふむ…分かった！出てっていいよ！｣
伊之助｢はぁ!?｣
童磨｢それじゃ俺も仕事あるからじゃあねぇ！｣
バタン
伊之助｢…訳分かんねぇ……｣
カナヲ｢………顔｣
伊之助｢は？｣

[91 二次元好きの匿名さん 22/01/01(土) 12:26:13]

保守

[92 二次元好きの匿名さん 22/01/01(土) 21:19:56]

保守

[93 万世極楽編 22/01/02(日) 01:37:43]

カナヲ｢悟空さんがいると聞いたときだけ…顔が少し変わった…｣
伊之助｢……つまり…どういうことだ？｣
カナヲ｢あいつの狙いは多分…悟空さんだ｣
伊之助｢でも、あいつが負けるはずねぇんじゃ｣
カナヲ｢悟空さんと戦わせたら何があるか分からないんだよ？
あっちもきっと悟空さんと戦いたがってる…｣
伊之助｢…んじゃあどうするんだ？｣
カナヲ｢ひとまず報告して、それで考えないと…｣


童磨｢…というわけです。孫悟空はしっかり食いついたようです！｣
無惨『そうか…そのままひきつけろ。あわよくば貴様も力を得ることだ。』
童磨｢了解しました！｣

童磨｢…さて…｣
ブスッ
童磨｢えーと…彼の顔は一体どこで見たんだったか…｣
グリグリ
童磨｢……あぁ…君か…琴葉｣