- 1二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:06:33あなたはメジロ家に連れ去られて|あにまん掲示板ウマ娘にされたTSトレーナーです。頑張って自我のあるうちに逃げ出しましょう。名前はメジロ >>5 ですbbs.animanch.com
このスレを参考に独自展開を盛り込んで書いて見ました。
- 2二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:06:56
(安心しな。俺がオマエを導いてやるよ。とにかく今はマックちゃんを探そうぜ!)
(うう…わかった…とりあえず今は君を信じるよ…)
〜〜〜〜〜
目が覚めた時、俺はベッドの上で横たわっていた。それだけならまだよかったのだが、問題は自分の姿だった。長くサラサラとした吸い込まれそうな黒い髪の毛、大きめの乳房、日焼け後や無駄毛の生えていない綺麗な白い肌、頭の上から耳が生えたかのよう感じる周りの音、ふと月明かりの入る窓をみると….
そこには一人の「ウマ娘」の姿が反射していた。
「うわぁ!?えっどういうことだぁ!!?」
可愛らしい声が寝室にこだまする。待て、目の前にいる可愛らしいウマ娘がいまの俺だと!?悪い夢だろうという可能性を考え、一度頰をつねって見たがプニプニの頰がただ伸びて痛いだけであった。
一体なぜこんな状況になってしまったのか…眠る前の出来事を混乱する頭で思い出して見る。
休暇、お誘い、メジロ家、おばあさま、招待、最後に見たのはマックイーンが淹れてくれた紅茶と可愛らしく微笑む彼女…
そして彼女が口にした「ふふふ...あなたも…ジロ…わ…」
そうだ、マックイーンだ。彼女のトレーナーとして三年間を共にあゆみ天皇賞やURA優勝など輝かしい成績を残したウマ娘。彼女に誘われてメジロのお屋敷に招待してもらい、おばあさまへの挨拶をして、素敵な中庭でお茶会をした時、紅茶を飲んだ時に眠くなって…目覚めて今に至る。 - 3二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:07:54
もしかしてマックイーンに薬か何かを盛られたのだろうか?だとしたら何のために俺をウマ娘に…
(おう、起きたようだな。大丈夫か)
突然誰かに声をかけられた
「いや大丈夫に見えるか!?え?誰だ?おーい!」
(うるせぇ静かにしろ!、俺はお前の頭の中で直接話しかけてる。心の中で思ったことを言ってくれりゃ会話はできる、もしかしたら誰かにみられてるかもしれないだろ?だからこうして話すんだよ。)
(なるほど…ごめん…)
頭の中に直接...理解が追いつかないが、いまは従うことにしよう。
(わかればいいんだよ。ところでお前、自分の名前は言えるか?)
(名前?なぜ急に?名前は『メジロサイレンス』だけど…え?いや違う!『私』の名前は『●●●』で…あれ?どうしてっ…)
おかしい…『私』はそんな名前ではない…!だけど...思い出せない...
(どうやらメジロの『呪い』が始まっているようだな。実はメジロ家ってよ、優秀なヒトを「メジロのウマ娘」に変えて子孫を反映させているんだ。細かい説明は省くが、お前の元の意思が完全に死ぬことはないが、このままいけば記憶も魂の形も『メジロサイレンス』になっちまう。よーするにいまの姿はウマ娘だが、心や魂はヒトの状態、時間が経てば心も魂もウマ娘のモノになっちまうってとこだ)
(そんな…『私』このままじゃ完全にウマ娘になっちゃうの…?)
(大丈夫だ、そんなことにはならねえよ。とにかく俺のいう通りに動いてみな。まずはマックちゃんに会いに行こうぜ。もしかしたら元に戻れたりするかもしれねえ。あぁ、そういや名前がまだだったな。俺は…「サンディ」とでも呼んでくれ。) - 4二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:08:14
(ドーベルやアルダンなどのメジロウマ娘にあんなことやこんなことをされながらもサンディとともにサイレンスちゃんはマックイーンの部屋を目指しますが、割愛。中身が気になる方はBLsiteにて12月32日配信予定の『メジロ家からの脱出』でお楽しみください!)
サンディは『私』の身体を通していまの自分では感じることのできないウマ娘の『匂い』をたどっているようで、広いお屋敷ではあったが、マックイーンの居場所はすぐにわかった。
この部屋にマックイーンがいる。ウマ娘にされたとはいえ、彼女は『私』の大事なパートナー、彼女を信じて一度話し合いを…
(おう待ちなサイレンス。お前いまのマックちゃんと話し合いで解決できると思ってんのか?)
(うん、そのつもりだよ…私はマックイーンを信じたい…)
(なあサイレンス、一度お前の体を預けて見てはくれねえか?もしもあっちから強硬手段をされちまったら、お前じゃ優しすぎて傷つけたくない思いが強くて手も足も出ねえだろうよ。それで捕まったらさらにやばい手段で心もウマ娘にされちまうかもしれねえ。だからいざという時のために俺に体を預けてくれ。大丈夫だ、お前は喋ってほしいことを念じてくれりゃいい。)
(…わかった...あなたを信じるね...でもマックイーンのことはできる限り傷つけないで…) - 5二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:08:44
ガチャリ!
「よぉマックちゃ〜ん!会いたかったぜ〜!!」
扉を開けた瞬間、サンディに預けた私の体はマックイーンに向かってルパンダイブをした…え?ちょっと!?話が違うじゃない!?
「んなっ!サイレンス!?どうしてここに!?」
「へへへ...やっと会えたぜマックちゃん…♡」
「おやめなさいトレ...サイレンス!んひゃあ!?」ハムッ♡
「この匂い…オーラ….懐かしなぁ...本当にマックちゃんだなんてよぉ…あん時は柵越しだったが、こうして触れるなんてなぁ...」
まずいまずいまずいまずい!コイツ、マックイーンの首筋に甘噛みをした!?ウソでしょ!?まさかサンディは最初からそのつもりで…
「ぐっ…///この手はあまり使いたくはありませんが…!」
ぺたり
マックイーンが私の体に何かを貼り付けた…瞬間、目の前が真っ暗になった。
だだっ広い闇の中でぼんやりと意識が目覚めた。
「….ここはどこだ?死んだのか俺….」
「ん?こんなところに人間さんとは…いや...人間さんの魂にワシが入り込んでしまったようだな。」
「うわデッカ!なんだこの...4本足の生き物…でもなんでだろう...なんで一瞬ウマ娘だって思ったんだ...」
「ほう...こちらの世界ではワシらも人間さんと似たような姿をしておるのだな...しかも全員おなごとは...不思議なこともあるものだ..」
「あの、俺は死んだのでしょうか?」
「いや、お前さんは死んでおらんよ。ワシは随分前に世を去った身なのだがな…色々あってお前さんの中に入ってるわけだ。あとお前さんの記憶が見えてしまったから一つ言っておくが、あのマックイーンというおなごはお前さんがどうやら好きなようだぞ。そしてお前さんも彼女に気があるのだろう?だが学生と社会人という身から彼女のために三年間で契約をすっぱり終えようとした。それで彼女は別れたくなくてお前さんを可愛らしい姿にしたようだ…」
「そうか...だから俺にあんなことを…」
「このやんちゃ坊主の魂はワシが抑えておく、彼女と面と向かって話して見たらどうだ?」
「うん...そうしてみます...あのところであなたのお名前は…」
「ワシか?シンザンだ。そんじゃ、気張って行きんさい」 - 6二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:09:09
目を覚ましたら、目の前には顔を紅潮させながら自分にウマ乗りされてるマックイーンがいた。
「っ!...んん…!はぁはぁ…!」
(一瞬動きが止まりましたけど…やはり効果はなかったようですわ…こうなったら煮るなり焼くなり好きにしてくださいまし〜!)
「マックイーン!」
「ふぇ?サイレ...トレーナーさん…?」
「マックイーン…やっぱり俺、お前のことが大好きだ…!ごめんね...なかなか言えなくて...「結婚」しよう!!」
「まったく...やっと誘ってくれる気になりましたのね…」
「言えなかった俺も悪かったけど...こんな姿にするなんてちょっとびっくりするじゃないか…!」
「ふふふ...でもその姿のトレーナーさんもとても可愛らしいですわ…」
「言ったな?....マックイーン、今から「お説教」だ。覚悟しろよ?」
(うまぴょい♪)ご想像にお任せタイム(うまぴょい♪) - 7二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:09:24
また目の前が真っ暗になった。だがシンザンとあったときとは違う…出口のような白い光があって、さらに自分の前には鹿毛のウマ娘と…青鹿毛のウマ娘と…マックイーン?
3人が光の方向へ走り出すと、なぜか俺も走りたくなってきた…
一歩足を前に出す…暖かい風が優しく当たるように心地よい...もう一歩、もう一歩と前に繰り出していく...追いつきたい…!走りたい…もっと速く、速く、速く!
ぱちりと目がさめる。心配そうにこちらの顔を覗き込むマックイーンの顔が目に入った。
「大丈夫だよマックイーン、それじゃ、俺のことをもとに戻してくれないか?このままじゃ結婚なんてできないだろ?」
「その…トレーナーさん...申し訳ございません!トレーナーさんの魂の形が「ウマ娘」そのものになてしまったんですの!」
「は?え?どういうこと?」
「トレーナーさん、寝ているときに光に向かってウマ娘と走る嫁を見ませんでした?」
「ああ、そんな夢を見たよ..とても暖かくて、力が湧いてくるようだった…まさか!?」
「わたくしがトレーナーさんに挿れたウマソウルが共鳴してヒトとしての魂がウマ娘の魂に変質してしまったんですの!トレーナーさんのヒトとしての意思はちゃんと残ってますが...元の人の姿に戻すことはできませんわ...」
「え〜!?そんなぁ〜!!?...ちょっと待ってマックイーン!そういや俺の中に入ってた二つのウマソウルはどうなって...」 - 8二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:09:38
ドクン…
お腹の中に何かが宿っている感覚があった。待て…確かにあのとき、マックイーンとうまぴょいした...だがあくまで女同士、ウマ娘同士だ…そんなことが…
「トレーナーさんに...双子となって宿ってますわ…///」
「ウソでしょ…」
(わしもうまむすめとしてあらたなせいをうけるのか…)
(へへへ...まっくちゃんのことしてうまれかわれるなんてうませいなにがあるかわかったもんじゃないなぁ!)
二人の声が頭の中に響く…あぁ...実質童貞なのに俺はママになるのか…
十数年後、伝説級の双子のウマ娘を産んだ母親兼トレーナーとして活躍するのはまた先のお話。
うまぴょいうまぴょい - 9二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:09:52
終わり
- 10二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:11:13
良かった!!!!
- 11二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:11:23
です。
夢オチ展開は勿体無いのでなんとなく好きなTSのお約束展開を盛り込みました。 - 12二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:17:55
ありがとう。
- 13二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:45:43
あのスレの1だったけどよかみがふかい……しゅき
- 14二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 01:45:43
- 15二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 12:20:20
こういうTS探索ゲームまじでどっかに落ちてねぇかな
- 16二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 12:40:32
メジロ化はメジロの一族に縁のあるウマソウルをヒトミミの体に降ろして肉体を変質させる術なのかな
メジロから遠いと定着しにくいかウマソウル側の意識が独立してしまうデメリットもありそう(妄想) - 17二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 13:24:09