- 1二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:28:34
- 2二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:30:50
武器や道具の名前、詠唱の呪文に章タイトルや話タイトルとかでもいいよ!好きなワードを自慢しようぜ!
- 3二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:31:19
キンキンキン…
- 4二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:33:17
「人の命は、そんなに長くありません。もしも生きている間に、望みがかなう機会があるなら。求めるものがあるのなら。迷ってはいけません。躊躇ってはいけません。立ち止まってはいけません。何をおいてもまずは、掴みにゆくのです」
「もしも銀鳳騎士団を去ったとしても、それでいきなり仲間ではなくなるわけではありません。だから、重要なのは彼ら自身が、何を望んでいるかなのです」
「夢だけ抱いて死んでしまったら、もしも続きがなかったら。道に迷って、彷徨ってしまいますから」 - 5二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:33:24
確かに迷ワードだな!
- 6二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:33:54
まるで将棋だな…はアニオリか
- 7二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:35:59
ずっと待ち焦がれてたんだろ、こんな展開を!英雄がやってくるまでの場つなぎじゃねえ!主人公が登場するまでの時間稼ぎじゃねえ!他の何者でもなく!他の何物でもなく!
テメエのその手で、たった一人の女の子を助けてみせるって誓ったんじゃねえのかよ!
ずっとずっと主人公になりたかったんだろ! 絵本みてえに映画みてえに、
命を賭けてたった一人の女の子を守る、魔術師になりたかったんだろ!
だったらそれは全然終わってねえ!! 始まってすらいねえ!!
ちっとぐらい長いプロローグで絶望してんじゃねえよ!!
――手を伸ばせば届くんだ。いい加減に始めようぜ、魔術師! - 8二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:38:21
「簡単に言いますと朝は奴隷が働きます。昼は貴族が働き夜は農民が働く、こうやって朝、昼、晩と位毎に仕事を分けるのです」
つまり、奴隷は朝だけ働けば良くて貴族は昼、農民は夜と働く時間を決めておくのだ。
こうする事によって皆が同じ時間分働く事ができ不公平がおきない。
短期間で集中して仕事もできるから作業能率も上がりゆっくりと休憩時間も取ることができる。
今までは奴隷と農民が一日中作業をやっていたから、疲労が溜まり仕事の成果が上がらなかったのだ。
そこに貴族が加わり、タイムシフトも取ることで相互扶助の関係を構築していくのだ。
その事に気づいた騎士達がざわめき始める。今までに無かった新しい発想だ当たり前と言えるだろう - 9二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:38:57
・バグは人を鍛える、ラグは人を寛容にする、つまり クソゲーは人を強くする。
・「ああそうだとも、いまこの瞬間!今が楽しければ先のことなんざどうでもいい!」
・ゲームだからこそやばそうなスイッチは取り敢えず押すし、世界の危機を放り出して寄り道するし、明らかに勝てない相手に突撃するのだ。
・あなたと関わるこの一瞬は私にとっては汚泥の中で溝鼠どぶねずみと婚儀を結ぶ以上の苦痛だ
・深淵は今ここに、再び倶なる天を戴く。
・足を洗って性根が綺麗になるわけないじゃん
・CV妥協は絶対に許しちゃダメだよ
・天がやれって言いました、だから仕方ないね…… - 10二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:40:11
「覚えておけ、死者が貰って嬉しいのは結婚指輪でも二階級特進でもない。黙って眠らせてやる事、それが今を生きる俺たちが過去に生きた者達に出来る最大の手向けだ」
「サンラクサン……」
この台詞自体は俺も素直にカッコいいと思うが、これを言ったNPCの隣で衛生兵プレイヤーが生と死の境目を反復横跳びしてるんだからギャグなんだよなぁ。 - 11二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:43:36
「魂がオギャってんだよ……」
「だが時には赤子のように母に甘えたっていい……そうだろう? ママ」 - 12二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:46:31
「い、痛いよ……ううん、でも分かってる。サンラク君は本当は優しいもんネ……私分かってるよ……」
「DVの現実を受け入れない若妻のフリはやめろ、これはただの純然たるバイオレンスだ」
「そこは謝りながらそっと抱きしめるところだよ! ねぇ! アナタ!!」
「眉間!」
「回避!」 - 13二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:47:07
普段貴族は何してたの……?
- 14二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:48:39
これの発言者が元はモブキャラの一人だったという事実
- 15二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:50:36
「金も力もねえスラム街のガキが出せるものなんか、義理と命ぐらいだ」
- 16二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:51:45
バカめ!
それも本体だ! - 17二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:52:07
勇気とはなんだ! 答えは簡単、弱者として強者に挑む権利をためらわずに使うこと!!!
勇気とはなんだ! 答えは簡単、整列した水晶群蠍の作った道を堂々と突き進むこと!!!
勇気とはなんだ! 答えは簡単、ぶっちゃけ"皇金世代ゴールデンエイジ"に挑みたかっただけなんだけど適当な理由をこじつけて自分を納得させること!!!
結局勇気ってなんだ? 振り返った時に後悔しないよう全力で振り回す棍棒の名前だよ。 - 18二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:53:46
鋼鉄に染まった身体でこちらに向かう誠也。その彼に僕は瓶を投げつけて、瓶に入っていた液体が彼の全身に降りかかる。
「なんだ……コレ?」
「皆、一斉に矢を放て」
僕の言葉に再び矢を放つゴブリン兵。だけど今度はその矢に火が付いていて、誠也の身体が炎に包まれる。
「火だろうと俺のスキルが破られ……がぁ……ぁ?」
炎の熱によって彼の鉄がドロドロに溶けていく、鉄が溶ければそこは元の身体に戻っていて。
誠也は地面に身体を叩きつけながら苦しそうな呻き声を上げる。
「あああぁぁあッ!? 熱い、熱い! がぁぁぁ!」
ずっと同じあるいは似たような単語を呟き続け、地面に転がる誠也。その打ち上げられた魚のような姿を見ながら僕は微笑むと。
「知っているかい? 鉄は熱に弱いんだ。これ小学生レベルの知識だよ」 - 19二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:55:00
「……いってきますって、言えばよかった」
- 20二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:55:19
「朝飯にしては時間が早くないですか先生」
「……早朝食」
なんてことだ、自分の無知を恥いるばかりだ。俺は今まで朝食こそが一日の食事のトップバッターだと思っていたがまさかさらにその前が存在したとは…………… - 21二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:56:11
火矢の熱量高過ぎない???
- 22二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:57:26
「俺も一度ぐらい、仲間を信じて戦ってみたい」
- 23二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:57:33
「レイ氏、一回言い返すより一回通報した方がずっと平和で手っ取り早いんだよ」
殴っていいのは目の前で煽ってくる奴だけだよ、そっちは遠慮なく殴っていい。何故ならそういう事をしてくるアホは言葉で解決しようとすると永遠に決着がつかないから。画面越しなら動物の鳴き声だと思った方がいい。
掲示板への書き込みとは、即ち自分も「鳴き声」を叫んでいるに他ならない……程よく無視して程よく受け止めようねと武田氏も言っていた。
まぁ武田氏沸点低いからすぐレスバトルするけど。 - 24二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:57:39
- 25二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:57:46
- 26二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:58:14
- 27二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:59:05
- 28二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:59:21
このレスは削除されています
- 29二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:59:27
>>26からの
課金勇者ワンワンオーにしか許されない、唯一無二の戦法。
「――完全無欠のスーパーロボットの最大にして最高の秘密を今、明かそう」
俺はその秘密について語る。
「使用できるアイテムにリジェネーションパックG5、アタックマイトG5、ゼネレーターパックG5、リ・イグニッションを積むことで自動回復、攻撃力ブースト、エネルギー回復率上昇、一度のみの復活を積載することでその弱点をカバーしつつ、機体性能を極限まで高めた。リジェネーションパックG5は瞬間的な回復効果こそ低いが自動回復能力を有し最大アーマーポイントの10パーセントを秒間で回復してゆく。回避前提の機体であれば回避しながら効果的に回復を実施できるしトータル的な回復量でいえば時間がかかる分、リペアシステムなんかより上だ。しかし、如何せん割合の時間回復だ。だが、逆に考えてみればアーマーポイントの最大値を上げてしまえば――ワンワンオークラスの最大アーマーポイントがあれば一秒で小型中型一機分のアーマーポイントを回復できる訳なのだよ」
「おいまて、それって――」
赤い竜はその尋常じゃない事態に気がついたようだ。
俺もこれを思いついた時は正気を失っていたとしか思えない。
天才かと自分でも思ってしまった。
「ああ、ミッション用『課金』アイテムだ――そう、ワンワンオーは――」
最早、キクさんが膝を折り考えるのを諦めた。
赤い竜は俺の発想に驚愕を覚え、目を見開く。
わからないチュートリアやシルフィリスだけがその場で最も幸せだった。
俺はその驚愕の事実を告げてやる。
「――ワンワンオーは、現金を燃料にして、動く」
- 30二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:02:34
だがボソリと誰かがこう呟いた。
「素材落ちるのかなアレ」
「「「「…………」」」」
それは乾いた土に甘露をぶちまけるような誘惑をプレイヤー達に齎す悪魔の言葉だ。強いモンスターということは当然強い素材が落ちるわけで……それは「象牙」の肯定によってプレイヤー達の躊躇いを溶かしていく。
「全員がかりで行けば倒せるだろ」
「いやその場合落ちる素材の分配がゴミだぞ、回数繰り返すにしても効率が悪い」
「向こうもこっちも数が多いからチーム分けするとかどう?」
「倒せない場合置き去りになるから素材目当てと次階層目当てでまず分けた方がいいな、階層優先なら袋叩きの方がいいわけだし」
「いや逆だろ、素材が欲しいなら残ればいい。次に行くのは任意だろ?」
「ちなみにサイガ-0さんとかは……」
「……………階層、優先です」
「同じく、八層までダッシュなもんでな」
「私も先を見てみたいなって思ってます!」
結局全員で袋叩きにする流れになった。これが人類の団結だ!!! - 31二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:03:30
「箱に肉突っ込んでしばらく待ったらステーキ肉の完成、って控えめに言ってディストピアじゃね?」
『結果だけを享受すればユートピアですから』
その台詞、ユートピアに属する存在が言っちゃいけない台詞トップ3に入ると思うぞ - 32二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:03:44
――光が無いことを闇と呼ぶのなら、それは確かに闇だった。
堕ちていくような浮遊感。
毛糸玉が解けるように、自分を構成する要素が末端から剥離していく。
記憶、言葉、感覚、情緒。
そうした全てが抜け落ちて、果たしてその後には何が残る?
――無だ。
意識した途端、怖くて怖くて堪らなくなった。
離散していく自分を必死で掻き集め、押し留めても、零れるように失われていく。
足掻いても藻掻いても、それでも喪失は止まらない。
無くなってしまう。亡くなってしまう。
――嘘だ。
眠りとも喩えられるそれは、断じてそんな穏やかなものではなかった。
溶けるように主体を失っていくそれは、寧ろ獣の胃袋で消化されるように暴力的だ。
そこに安らぎなんてものは無い。単に不安を感じる機能が無くなるだけだ。
そして、いずれ何も感じなくなる。感じないことも感じなくなる。何も無くなる。
――嫌だ
嫌だ。嫌だ。嫌だ、嫌だ、嫌だ!
こんなものが終わりだなんて嫌だ!
こんな空虚な、何も無い世界が自分の末路か?
こんな結末を迎える為に、今までの人生があったというのか!?
「……こんなのは、あんまりだ」
(ウロボロス・レコード1話より)異世界転生した時に「死」を経験したらそら歪むよね - 33二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:03:56
「……真実を話せば、お父さんは悪くないって……お父さんは、すごかったんだって、大きな声でみんなに言える……」
「それでも……それでも、わたしは……」
「……わたしは、今を生きてるあなたを、助けたかったんです」 - 34二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:05:28
シャンフロは主人公がゲーマーだからこそ出てくるセリフや地の文がキレキレでいいよね……
- 35二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:06:36
サンラク:ワンフォーオール! オールフォーワン!
鉛筆騎士王:和訳 「お前も道連れ」
モルド:本人の意思が一切考慮されていない……
ルスト:人でなしの多数決 - 36二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:07:38
「あの人たちが泣いてる姿なんて見たくない
ずっと幸せなままでいてほしい…
覚悟しろよ
俺は『危ない人』なんだ
こんな偽善で人に剣を振れるんだ…
…殺せるんだ」 - 37二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:08:03
「はぁ……はぁ……俺の心臓、お前にくれてやる……」
強靭な生命の鼓動を刻む俺の心臓を、リリィの空いた胸元へとぶち込む。 - 38二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:08:12
「晴天転じて我が窮極の【天晴】、言葉は移りて祝に転ず…………天晴である、よくぞ我が窮極を見切った」
- 39二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:09:34
「俺が命知らずの大バカ野郎だぁ?
──"大正解"だぜッ!」 - 40二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:10:56
「……ってことは、お前勇者ってことか?」
「副業だけどね、メインは魔槍使い」
「こんなのが勇者とかシャンフロ終わったねぇ」
「は? 勇者なんて所詮暗殺者とイコールでしょ?」 - 41二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:13:42
「俺は…『知りたくなかった』んじゃない…
『知っちゃいけない』ようなコトだって…
『知ったら後悔する』ようなコトなんだって…
思いたくなかったんだ…」 - 42二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:15:09
人が本気になれるのはいつだって自分の望みを叶える時さ、実質的なゴールのないMMOに於いて今俺の望みは懐を温めること!
「ふはは、ふはははははははは!!」
黒髪ロングのお前も! 金髪ツインテのお前も! 銀髪エアリーボブのお前もォ! すべて換金用素材と果てるがいい!!
「時々思うのだが、俺はその……何か正気ならざるものに同行しているのではないかと思うぞ」
「ダイジョウブ、あれはホショクシャとオナじ。エモノをクうことにゼンアクはナい、ホンノウテキなコウドウ」
ははは、笑えるじゃないかNPCがプレイヤーの思考ルーチンを説いてら。 - 43二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:15:35
「「「よっこらふぉっくす こんこんこん♪」」」
- 44二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:17:05
不倶戴天。その意味は絶対的な敵対、同じ天に存在することすら許容できぬ憎悪であり、水と油が決して混じらないように、互いが弾かれる様を指す。だが天地は、摂理は、要の石がルルイアスの王権を手放したことでなにもかもが反転する。
故にこそ、深き海の底で盟主として君臨していたそれは相対を決意する。かつての彼らが遺した未来を、なんでもない明日を迎える為に「世界」と戦った偉大なる神人の後継は己の足で前に進めるのかを推し量るために。 - 45二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:17:59
「父さんが迷い込んで……、母さんはラスティアラ役で……あと絶対に陽滝も必要だ! この一週間、ずっと僕は思ってたんだ……。もし陽滝がここにいてくれたら、もっと良かったのにって……! 親子四人揃ってこその人生だったのにって……! だから、僕が陽滝役をするよ! 一人二役の『演技』で、父さんが僕よりもずっといい結末に届くのを見守るんだ!!」
- 46二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:18:03
自分と違うから、自分にないものを持っている人はすべからく尊敬すべき人だ。
だから追いかけたくなる、目指したくなる。そして、諦めるのは何もかもが終わった後でいい。
それまでは、手を伸ばして走りたいから。
発言者:秋津茜
「龍よ、龍よ!其の四十一」 - 47二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:19:50
- 48二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:21:42
三人が横一列に並び、ケミンの合図で歌がはじまった。
「「「よっこらふぉっくす こんこんこん♪」」」
可愛らしく精いっぱい明るい声で三人が歌い始める。
両手を前に伸ばし腰を落として上下に激しくシェイクしながら右に左に体を揺らす。
「「「尻尾をふりふり こんこんこん♪」」」
次は元気よく回転して背中を向け、腰に手をあて、しっぽを振りながら腰を振る。
「「「耳の先だけ くっろいぞ♪」」」
しゃがんで狐耳に手を当て上目使い。
「「「尻尾の先は しっろいぞ♪」」」
体を半身にして尻尾を手でもちあげ先を見せつけてくる。
「「「よっこらふぉっくす こんこんこん♪」」」
サビらしく冒頭と同じ振りだ。
「「「もふもふふかふか こんこんこん♪」」」
背中を向けて尻尾と腰を振る。
「「「こーーーーん♪」」」
最後は全員でおもいっきり飛び跳ね、心底楽しそうに叫ぶようにして終了。
その、なんというか、すっごく可愛い。もう可愛すぎて理性が飛びそうだ。 - 49二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:22:16
――嘆き喚け、只人。大罪を仰ぎ、慟哭せよ。
- 50二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:23:26
「待ってろよ…今───」
戦場の色が変わった
火の赤
水の青
雷の黄
毒霧の緑
舞い狂う極彩の粒子を掻き分け
黒い獣が躍り出る
「──助けに行くぞぉぉぉおおおおおおおお!!!!」 - 51二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:24:10
最初にキンゲのOPって言ったやつは天才だと思う
- 52二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:24:54
「落ち着け、いいか? 落ち着け。落ち着いてなくても落ち着け。深呼吸だ……息を吸え、そして吐け。一旦目を閉じて「空は白い、肌は青白い」と唱えろ。いいか? 分かったならイエスサーと言え、いやイエスマムだエビバデセイッ!」
「……まずサンラクが落ち着くべき」
「反面教師式クールダウンだ、自分よりテンパってる奴がいると逆に落ち着くだろう?」 - 53二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:25:56
「もしどうしてもと言うのであれば、三日後の正午に北の森においでいただけますでしょうか」
- 54二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:25:57
「あ、ああ。そうですね。えっと、ちゃんと診察したわけではないので、確証があるわけではないのですが……」
これは、言うのに勇気がいるな。
病気を告知する医師の辛さが分かる。
「恐らく……子宮ガン……ではないかと……」
診察したわけじゃないけど、子宮にできた病気。
治療したら子供が流れたという話を聞くと、元々医療の専門家でなかった俺にはそれしか思い付かなかった。 - 55二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:27:35
よっこらセッ〇スありきだから何も掛かってないのすき
- 56二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:30:22
『示せ』『継がれし遺志を』
『揺るがぬ心で進め、届かぬ高みはなく、されば至りて後に人は何処へ征く……』
『信ずる己を見出せ、世界が変わり果てようと根幹は揺るがず、されば人は星の海を未だ泳ぐのか……』
『遠く、遠く、遠くまで来た。私は彼女の故郷を知らない。私の故郷は星の海と同胞と彼女の笑みであった』
『この世に在りて、されどこの世に在らざるもの。我が身に肉はなく、我が身に骨はなく、我が身に血は流れぬ』
『であれば、私は妄想を事実とし、幻想として生じ、空想より出でて想像とならん。故にこそ、故にこそ仮想となりて我血肉を求む』
『命脈の波濤に抗え、闘争こそが命の本質故に』
『人よ、遍く生まれ広がる一つ目の奇跡よ。人よ、前へ進み暗闇を照らす二つ目の奇跡よ。』
『お前たちは何を成す、何を為した。示せ、示せ、示せ。』
『私は倶なる天を戴く者、私は深き淵より世界を見遣る者、偉大なる軌跡の残照を知る者。』
『示せ、命の価値を。彼らの、彼女の願いは果たして叶ったのかを。』
『闘争こそが命の本質故に、されば汝ら……証明せよ!』 - 57二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:32:06
色んな事に一段落がついた。
辛い事もあったし、嬉しい事もあった。
けれど、終わりじゃない。
俺はまだまだこの世界で生きていく。
生きていくのだ。
いつ死んでも後悔しないように。
本気で。 - 58二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:32:51
あのレベルでも歪んだだけだから瞬時に溶ける鉄は前代未聞なんだよなぁ
- 59二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:33:19
それから、兄はずっと、動かなかった。
不安げに私を見て。
でも、決して椅子から動かなかった。
父なら、無遠慮に私を抱きしめただろうし、
ルイジェルドさんなら、私の頭に手を置いただろう。
けれど、兄は近づいてこない。
「ぁ……」
なぜか。
わかった。
近づいてこれないのだ。
私に拒絶されるのが怖くて。
そう思った時、不思議と心の中がスッキリした。
兄に対する嫌悪感は湧いて来なかった。
怖いとも思わなかった。
兄は父と似ているのだ。
兄はきっと、絶対に私を殴らない。
きっと父も、もう絶対に殴らない。 - 60二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:33:55
『生命の輝き、確と見届けた』
『連なる二つの奇跡。相反することなく、共に在る事……喜ばしい』
『遠く、遠く……遠くへ来た。星の海はもはや遠く……されど、見上げた先のあの海こそが故郷である』
『星の大海を征く旅人……滅べどもその旅は継がれ続く……人よ、偉大なる祖を持つ栄誉を誇れ』 - 61二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:36:31
『たとえ神殺しの牙(フェンリル)であろうとも――』
『――海の澱(ルルイエ)までは届かない』 - 62二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:37:25
「よう兄弟、お前だけにいい格好はさせないぜ!!(初対面)」
「困った時はいつでも力を貸すって、言ったろ?(言ってない)」
「森人族の明日は、私たちが守る!!(森人族ファーストコンタクト)」
「お前ら……!(誰だこいつら)」 - 63二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:38:57
「俺が媚を売り、俺が金で買う……流通が成り立ったな」
- 64二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:39:06
元サラリーマンが言ってるのがミソ
- 65二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:40:21
「……と、まぁあのように不意のランカー遭遇は死に直結するので今イベでは他ランカーに擦りつけるのがベターです」
「七割くらい君個人の問題が発端じゃなかった?」
「俺は過去に囚われない男なので……あってめぇ去年のイベで後ろから刺した野郎だな! 天誅!!」
「二秒で矛盾するのやめて?」
二秒前も立派な過去だよ - 66二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:41:50
「これは実は秘密だったんだが……俺は魔法で少しおかしくなっていたんだ。――だがっ、なんとっドリーの『魔法』で全部、治ってしまったようだ、流石ドリーだなっ凄いぞドリーっ」
『――本当ですかっ!? ま、まかせて下さい相棒っ』 - 67二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:43:14
何故だ、何故だろう。 京極は直感的に衝動を胸に抱いた、こいつら天誅してぇ……と。
(しかし流石に自分より学があるのがイラついたのでPKしました、というのはちょっと………あ)
そこで京極は気づく……否、悟る。
あぁ、だから……そういうこと、なんだね
天誅……!!
いつかこいつらは仕留める、そう京極は強く決意した。もう迷わない、だって……
天がやれと言ったから。 - 68二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:44:08
・速き事サービス終了するクソMMOの如し
・静かなる事修正を放棄されたバグゲーサイトのNEWS欄の如し
・燃え上がる事爆弾発言して炎上する関係者が如し
・動かざる事処理落ちしてフリーズする無理にオンライン要素をくっつけたゲーム画面の如し
人の心を不快にさせるクソゲー風林火山、なんて恐ろしい戦術……! - 69二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:45:46
できないから諦めるのか? 違うね、やめたいから諦めるんだ。
何事もモチベーションさ、それが残ってるうちは俺は何だって出来る……頑張った先の未来にはいつだって憧れの自分がいるんだよ
今の自分にできるのは、せめて過去の自分に誇れるようにいることくらいだろ? - 70二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:48:28
どうする? 俺は目先の利益の為に血を流せる人間か? 最終的に勝てるとも限らない、そもそも色々とごちゃ混ぜになり過ぎてプロットなんて粋がってもその実はガタガタの即興台本アドリブ だ。
そんな状態で、分の悪い賭けにベットする覚悟が俺にあるのか?
「あるさ」
「あ?」
超必殺、発動。
「塵は塵に!!」
そういう分の悪い賭けってのを浪漫って言うんだ、初めてゲームに触れた日からそいつは俺の大好物だ!! - 71二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:48:56
S『あー、テステス。聞こえるかー、フランクリン』
F『……ああ、聞こえているねぇ』
S『そっかー。良かった良かった。じゃあ宣言するわー』
F『…………宣言?』
S『今夜お前が開いたゲームで、お前は最大のミスを犯した』
S『――それは“弟”と“俺”を敵に回したことだ』
S『だから、宣言するぜ……フランクリン』
S『お前自慢のモンスターは――この【破壊王(キング・オブ・デストロイ)】がまとめて“破壊”してやる』 - 72二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:49:29
「天を見ろ、太陽にすら負ける根性無しばかりじゃねーか。だが俺は違う! 俺こそが凶星、太陽すら霞ませる一等星だ!!」
- 73二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:50:34
おおカフェインの神よ、迷えるエナドリユーザーに啓示を……
───汝、恐れを捨てよ。カフェインの導きに従うのだ(幻聴)(幻覚)(妄想)
「よぉぉぉっしゃぁぁぁあ!!」 - 74二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:51:55
あびびびび……そうですね、ライオットブラッドに関して不安の声があることは純然たる事実ではありますがそれは暗闇を恐れる心に近いんです。子供の頃にトイレに続く道を恐れた経験は? ええ、ええ、それは人として至極当然の反応です。ライオットブラッドに抱く恐怖もそれに近しいものなんです……ライオットブラッドの合法性は科学的に実証されています、後は一歩踏み出す勇気が大切なんですね。暗闇の中に何を見ましたか? 牙を剥いたゾンビ・ビースト? 悍ましい殺人鬼? それは貴方の目が見たものではないのです、謂わば脳が生み出した架空の瞳が見つめる幻……さぁ、電気をつけてライオットブラッドをぐびっといきましょう、怪物なんていませんよ? カフェインが貴方に勇気をくれる……………おばばばば、そうそうこんな感じでスラスラとレビューして……変な電波受信した?
参ったな、人類はまだWi-FiもBluetoothも内蔵できてないはずなんだが………まさか、脳内に直接? いや考えまい、ライオットブラッドは清く正しいカフェイン飲料です! 復唱!! - 75二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:53:09
「タマヒュンの連続かよぉ……」
「ほんそれねぇ」
「パイソン、墓穴じゃないのか?」
「哲学的タマヒュンの話だから、虚数の金玉よ」
「存在しない前提で存在する睾丸……?」
「玉って……なんだっけ?」
「未来」
「おいやめろ馬鹿! 俺が笑うだろうが!!」 - 76二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:57:23
原作教えて、気になる……
- 77二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:57:32
「出品した俺が言うのもアレだけど、このデッキ使える? 事故率高くない?」
「あーいや、欲しいのはこの極限環境下分岐進化と分岐剪定だけっていうか。シングルじゃ売ってくれない感じだったからデッキごと買おうかなって」
「……つまりこの二枚のためだけに?」
「カードゲーマーって、そう言う生き物なんで」 - 78二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 21:59:22
「いきなりテンションブチ上げてウナギを乱獲して爆破させると巨大な墓標を振り回して変なポーズの残像を出して銃を乱射し、素手スタンガンしてウナギを投げて高笑う鮭」
- 79二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:01:01
「いいかターザン、復讐は最高のメンタルセラピーだ。世の中の道徳やらなんやらは復讐は何も産まないだの虚しいだの言うがそんな事はない。本当にそれが絶対の真理なら仇討ちなんて言葉があるはずがない」
道徳を鼻で笑い、嘴の奥から紡がれる言葉がシユーの心の奥底で消えかけている炎に染み込んでいく。
「復讐はマイナスをゼロにする為にやるんだ、これを済ませておかないと永遠に心の中に負債が残り続ける……仮にシユー、あんたが一切関わる事なく無尽のゴルドゥニーネが斃れたとしよう。あんたの心の中に達成感が来ることは無いぜ、残るのは足の無いお嬢様と敗北の苦い味だけだ」
(中略)
「……色々言いたいことはあるけれど。ありがとう……サンラクさん。NPCにこんなに熱中してるのは、滑稽かもしれないけれど……今の僕は、君に命の恩人と同じくらい感謝しているよ」
拳に、拳がぶつけられる。己の拳に響く衝撃の強さに、半裸の鳥頭は楽しげに喉から笑みの音を漏らす。
「俺の知り合いにもNPCにガチって人間関係自分で爆砕した奴がいる……誇示する事じゃあないが恥じることでもないさ。シユー、楽しい復讐にしようぜ」 - 80二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:05:06
これは少女が自身の在り方に気付いて覚醒する名シーン
- 81二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:06:38
わざとだと思うよ…
- 82二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:09:19
「まぁ、自動車免許みたいなものですよ。一徹すれば余裕です」
「徹夜を通貨が何かと勘違いしておられない?」 - 83二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:13:15
「……世界マジエクセレント……マジデリシャス……」
「デリシャスだと食べてるよそれ……」
「……アージェたんが可愛すぎる、訴訟」
「っていうか、ネフィリムが自立して動いてたらヤバいんじゃないの?」
「……アージェたんは暴走とかしない」
「いやそんなアイドルはトイレに行かないみたいに言われましても」 - 84二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:14:54
右の頬を殴られたらそれに対してリアクションする前に相手にカウンターを叩き込め、マウントを取ってから話を聞けばいい。
- 85二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:16:01
口数が少ないクール系美少女がアイドルオタクみたいに発狂しているのが笑う
- 86二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:17:40
その作品久々に思い出したわ。少し更新されてるみたいだし最初から読んでくる
- 87二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:18:37
おぉ、空は広く暗い。だがそれ故に自由で、だから孤独にならない為に……お前を喰うのだ
おぉ、地は深く暗い。だがそれ故に濃密で、だから全てを独占する為に……お前を殺すのだ - 88二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:19:57
それが墓守だというのなら、守るべき墓も共にあるのか? であるなら、であるならば。願わくばもう一度、そうでないなら興味はない。その為なら女は天上の王権にだって弓引けるのだ。
- 89二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:21:19
『――善良にまではなれなくとも、正しくありたかった。だからおれは戦った』
- 90二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:23:53
「天誅天誅テンチュウテンチュウテンチュウヒヒヒヒハハハハハ!!」
「くっそやっぱり捕捉されてたか!」
「ちょ、なにあれ!?」
「幕末に魂を売り過ぎて人間性を喪失した末路! プレイヤーを見つけ次第刈りにくる暴力装置だ!!」
「人間に対する評価じゃないよねぇ!?」
作戦会議のために使っていた茶屋から飛び出し、現状を理解できていないようだがとりあえず付いてきた京ティメットと共に長屋地帯へと飛び込む。
「STR偏重で助かった、AGI偏重ならとっくに射程圏内だ……」
「あ、最近AGIも上げてますよ?」
「え? マジぃ?」 - 91二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:26:34
京極:あの野郎絶対許さない!!!!!!
京極:私の信頼を返せ!!!!!!!
サンラク:いとおかし
京極:お前ええええええ!!!
サンラク:愚かなり京ティメット………幕末で背中を向ける事がどれほど愚かなことか理解できていなかったらしい……
鉛筆騎士王:あっ(察し)
ルスト:どういうこと?
オイカッツォ:イベント中なんだっけ? 何やらかしたのさ
サンラク:亡霊と談合した上で京極を騙くらかして怪獣大決戦に飛び入り参戦させて火薬樽&油壺で長屋地帯一帯ごと諸共に爆殺
鉛筆騎士王:鬼かよ - 92二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:27:58
京極:次会ったら絶対天誅してやる………滅多斬りに天誅してやる……!
京極:覚悟しときなよ…………
サンラク:問、今の状況に相応しい表現を述べよ
オイカッツォ:死人に口無し
鉛筆騎士王:負け犬の遠吠え
ルスト:生者は死者の為に煩わさるべからず
モルド:さ、塞翁が馬とか……
サンラク:正解は「往生際が悪い」でした
サンラク:亡霊の言ってることちょっとよくわかんない……
サンラク:はよ成仏して……
京極:くおぉぉぉおおおおおおおおおおお………!!!!
鉛筆騎士王:字面だけ見ると悪霊退散シーンみたいなのがちょっと面白いよね - 93二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:34:10
亡霊は生ける貴方に触ることができない、言葉を伝えることも……だから、鬼神の如く暴れるレイドボスさんに蹂躙される生き残り達を、俺たちはただ見守ることしかできなかった………
「饅頭まだある?」
「ぶっちゃけ変な味がする水だけど酒が進むわー」
「おーすげー、壁貫きで仕留めた」
正直クソ楽しかった。 - 94二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:44:09
「待て、おいっ。
冗談なんだろうっ?
冗談だと言えよ、おいっ!」
そして一人この完璧な世界に取り残された俺は……いや、違う。
「こっ、これの何処がっ完璧な世界だっ!」 - 95二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:44:53
そして、ドス黒い液体が俺の身体に完全に染み込んで……俺は力を手に入れたァ……ふふふ、フハハハハハハハハハハ!!!!
試してみた。
「おはようエムル」
「歴代最速の死亡速度ですわ」 - 96二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:48:08
逃げては駄目ですよ。どちらかが墜ちるまで、僕と踊りましょう!
- 97二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:53:56
「俺の声が聞こえているか、【モノクローム】」
【モノクローム】の笑声は今も彼の耳に聞こえている。
しかし、彼の言葉が【モノクローム】に届いているかは分からない。
「空から全てを見下すお前の目は、本当に見えているか?」
それでも彼は言葉を、己の心から出る問いと――宣言を述べ続ける。
「ここには、お前が壊していいものなんて何一つない」
こことは、彼がいるその場か。
あるいは、燃え落ちるトルネ村か。
それとも、ある家族が起こした“奇跡”そのものか
「お前に、もう誰の命も奪わせはしない」
穏やかな時間が流れていたトルネ村が悲嘆に暮れ、多くの人が傷つき、今もリューイとグリンガムの命が脅かされている。
だが、これ以上は何一つとして失わせないと、彼は言う。
だから彼は――レイ・スターリングは思いの全てを込めて、その言葉を宣言する。
「――“来るがいい、モンスター。奇跡の盾はここに在る”」 - 98二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:54:43
足元に落ちていたソフトボール大の石を拾い上げ、軽く放り投げる。特に力を込めたわけでもないので、あっさりと重力演算に従い落ちていった石ころはすり鉢状の斜面に落下すると、そのままコロコロと転がって………
ズボボボボボボ!!(そこら中の斜面から人間大の蜘蛛が飛び出してくる音)
ベギャア!!(強烈なデジャヴを感じさせる味方ごと砕くおしくらまんじゅうが石ころに襲いかかる音)
ズゴォン!!! バギャッッ!!(騒音にキレたのか地面から現れた巨大百足が蜘蛛の塊を軒並み轢き潰す音)
ゴゴゴゴゴゴゴ……(巨大な岩塊に擬態していたスパイダーフォートレスが浮上する音) - 99二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:57:14
- 100二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:03:13
「お前は三つ間違えた。俺は一人ではなかったし、俺は本物の勇者だった。そして、この剣は今から本物になる」
「俺は、戒めの鞘から〈勇者の剣〉を引き抜いた男ッ、大僧正ラーズに予言された男ッ、すべての絶望を笑い飛ばす男ッ、虚偽の悪神の嘘すら真実に変える男――」
「俺は勇者の〈ジュール〉だッ!」 - 101二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:10:07
「ごめんって何度も言われるより、ありがとうって1回言ってくれた方が相手は満足するの。
謝ってほしいんじゃなくてしてあげたくてしたことなんだから。」
リゼロよりエミリアのセリフ。
この言葉大好き。 - 102二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:11:38
困った時の? 攻略サイト〜!
Q. プレイヤーの手でセーブポイントや家具を作るにはどうすればいいですか?
A. 大工になりましょう
Q.……出来れば大工になる以外で方法はありませんか?
A.ねぇよカス、横着してないで釘打ちから始めんだよ - 103二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:16:06
「何を勘違いしている、俺はサイガ-0を出せと……最初からそう言っている。刃を向けたのはそちらだ」
「ソウカ……デアレバ戦イヲモッテコノ場ヲ収メル他ニナイ、カ」
え、なんで? なんでそうなるん? そもそも俺最初からレイ氏呼んでとしか言ってないのになんで刃傷沙汰になってるん? 心当たりなんて……
傷の戦士?
「く、くくくく……この傷の宿命、か……」
リュカオーン絶対ゆるさねぇカウンターがギュンギュン回り始めたのを感じつつ、俺は紅蓮の帯を巻いた拳を構える。
「来るがいい蟲人族の戦士、我が無聊を慰めるがいい……!!」
この場に現れたレイ氏の説明で戦闘が中断されるまで、あと五分……っ!! - 104二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:16:27
「私……っ、私……!」
『ああ。あんたはどうやっても〝死を受け入れるだろう〟それが……結末だ』
路地裏の母の言葉を思い出す。そんな意味だなんて、わかるわけないだろう!
卑怯だ。こんなの……こんなの受け入れるしかないじゃないか。大喜びで受け入れるに決まってる!
ホテルウッドピアでも。夢の国でも。他にも色んな所でも。どうして貴方は、こんなに私を最高な気分させるのが上手いのか!
だから私は、全ての意図を飲み込んで。辰に意図返しもかねて返事をする。
奇しくもそれは、いつもの検索エンジン染みた私達のやり取りだった。
「〝私……死んでもいいわ〟」
そのシンプルな一言と共に、私達の関係へ追加項目が出来た。
同級生。
親友。
相棒。
そして……恋人。 - 105二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:17:50
私を中心として世界が変貌した。それはマゾヒストのサージェスの拷問体験を精密展開、実体化し、世界に捕らえたすべての存在に無条件で被虐体験を与えるもの。
高度なマゾヒストであればあるほど凶悪な性能と化すこの魔術を今、この場で創り出した。スーパーなサージェスであれば不可能はないと。
元々未熟な者が無理やり発動する《 世界魔術 》だ。当然、制御などできない。制御する気もない。趣くままに暴走させ、世界を広げ、無量の貌を内側から侵食し、飲み込んでいく。
「お前も、上空の龍たちも、ついでに顔の群れもすべてマゾにしてやろう」
対無量の貌攻略戦。その戦場の片隅で、更に悍ましい世界が産声を上げた。 - 106二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:18:23
「お願いします。世界を滅ぼさないでください。
俺は殺してもいいです。俺の子供を、未来を、奪わないでください。
お願いします。初めてなんです。あんなに幸せに思えたの、初めてなんです。
お願いします。ヒトガミを、諦めてください。お願いします」
涙が出てきた。
俺は無力で、無様だ。
かっこ悪い。
なにやってんだ。
畜生。 - 107二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:20:31
俺は子供じゃないのに。
パウロは父親だったのだ。 - 108二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:22:56
『ははっ、罰ゲームなんて関係なくこりゃ止められないな。強くなってるのが分かるぜ』
『そうだね、罰ゲームなんて関係ないけど、ここで止めるのはなしだよね』
『これまでここを使っても、ここまでの実感はありませんでした。ええ、罰ゲームとか関係ないですが』
『絶対止めません、私以外にも酷い屈辱を与えてみせます。罰ゲームは関係ないですけど。』
みんな口を揃えて言う。明らかに罰ゲームは関係あった。
最後の奴は……というかティリアだが、隠そうともしてない。みんな、口癖のように罰ゲームは関係ないといいつつ、次の罰ゲームを考えながら、自分だけは回避しようとする。
まあいい、強くなっているのは確かだ。前に進んでいる実感がある。
確実に素の能力も鍛えられてると分かる。間違いなくこの訓練は有意義だ。
……一応罰ゲームの内容も、仲が険悪にならないように気を使ってはいるしな。 - 109二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:23:58
貰ってしまったあれも同じく、クレシェンタの邪魔な置物。
――この先もずっと、邪魔である。 - 110二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:24:58
「……あのとき、頬を叩いてごめんな」
- 111二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:25:56
――美味しいと思ったなら、また送ろう。気に入ったなら、苗も渡そう。
――こんなささやかな贈り物も出来なかった。だから今からでも、お前に。
――どうか健やかにあれ 私の息子、アルガルドへ - 112二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:26:01
ぼとりと涙が落ちた。
決壊した。
「こんな所で、死にたくない!
こんなおかしな世界で死にたくない!
なんで! なんでよ!
おかしいよ!
ねえ知ってる!?
あたし、8年前から何も変わってない!
背も伸びてない、髪もそのまんま!
お腹は減るし、ご飯も食べてうんちもするのに、爪も伸びなきゃ、生理もこない!」
ナナホシはすぐ側にあった水差しを掴んで、投げた。
水差しは壁にぶち当たり、大きな音を立てて割れ、床を水浸しにした。
「私はこの世界の人間じゃない!
この世界では生きてない!
死体みたいになってる!
なのに、なんで!
なんで病気にだけ掛かるの!
おかしいじゃない!
なんで私がこんな目に合わなくちゃいけないの!
死にたくない!
こんな、こんな変な世界で死にたくない!」 - 113二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:27:37
地下鉄東西線。千葉県と東京を繋ぐこの路線は通勤ラッシュ時、非常に混雑する。
もはや何かの競技なのかと思えるほどに激しい人の密度は、時に呼吸さえ困難になるほどだ。
この人間の可能性の限界まで詰め込まれた車内にもし凶悪な悪臭を放つ何かが出現したら、どうなってしまうのか。
『ふぁふぁふぁ! 貴様らにもワキガの苦しみを味合わせてくれるっ!!』
突如満員電車の内部に出現した男は一見ただの汚いおっさんに見えるが、現在世界を騒がせている怪人である。
悪臭怪人ワキノス・メル。名前からして極悪だ。特に、この限定された状況では比類なき悪夢を実現する。
そこに立っているだけで悶絶するような悪臭。漂う臭気は究極にまで煮詰めたかのようなワキガのそれだ。換気こそされていても密閉された空間では限界がある。
当然、車内はパニックである。死人こそ出ないが、もはやバイオ・テロと大差ない。
『助けてくれー!! 駅員さーんっ!!』
『おえっ!!』
『開けて! ドア開けて!!』
少ないスペースを求めて車内で逃げる人々。限界を超えた人口密度で一体どこにそんな隙間があったというのか、怪人の周りにスペースができる。怪人の近場にはすでに気絶している者もいる。
罪もない人々が何故こんな理不尽な目に遭ってしまうのか。そんな事を考える余裕すらない。
『ふぁふぁふぁ! この《 拡散・ワキガ臭 》をくらえーっ!!』
ワキノス・メルの体から見るからに臭そうな汚い黄色のガスが放たれた。ただでさえ悪臭の充満していた車内は地獄絵図と化した。 - 114二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:28:54
……懐かしいな。
矛盾だったか。
元康とそんな話をした事があった。
どんな盾も貫き通す矛と、どんな矛も防ぐ盾。
この二つが喧嘩する意味なんて……無いんだ。
盾は全てを守り、矛は全てを貫く。
それでいいんだ。 - 115二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:29:50
長くなりそうなんであえて地の文は省略
プライドからまともに話を聞こうとしない現地民幹部を
何度も射殺→蘇生ループでわからせた後のやりとり
「馬鹿は死んでも治らないというが……仮にも神と王と名乗ってるんだ。まさか、そんなことはないだろう?」
『生と死を自在に操るなど……母ルトリアでも……』
「で? あと何回死んだら、素直になってくれるんだ?」 - 116二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:31:07
そして、思い知る事となる。
この世界の厳しさを。
人が簡単に死ぬという事を。
どんな人物であっても、いともあっさりと死ぬという事を。
例外など無いという事を。
自分だけ。
あるいは自分の周囲だけ都合よく生き延びる事は無いのだと。
今更になって、ようやく。
実感として、思い知ることとなる。
死という現象を原因にして、身近な人が唐突にいなくなってしまう事もあるのだ、と……。 - 117二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:33:27
パパン「ブラボー……おお、ブラボー!」
ハンナ「もうやだこの親子!」 - 118二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:34:19
『ふははははは! 見事! おぉ、見事!! なんたる輝き! 我が目を灼かんばかりの炎熱よ! 我が目を眩まさんばかりの宝輝よ!! 良いぞ、英傑とはただ一つの炎にして諸人を惹きつけ導く者! 貴様の火を嚆矢に、動き出した英傑たらんとする者たちの姿こそが何よりの証明!! ふははは、ふはははははははは!!』
- 119二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:36:20
「おい鶏冠! 奴さん、相当お怒りのようだぜェ!? 」
「上等じゃねっスか! ハクジ君、派手にぶちかましちまいましょうよ!!」
「ったく……さっきまで気後れしてた奴らが好い気なモンだ」
人のそれと比べて随分と固いモミジのような手指を使い、激戦の中で若干よれた鶏冠を両手でピンと真っ直ぐに立てる。
「野郎ども! 俺たちゃ長老に任されてここに来たんだ、情けねぇツラァ見せんじゃねーぞ! ブッ込んでくぞオラァ!!」
白い羽に赤い鶏冠、まごう事なきニワトリの鳥人族たる男……「拳闘鶏」ハクジの高らかな声に応える声が響く。
翼を持てど空を飛べず、しかして翼握りしめ拳とする者達……鳥人族達の姿を見ていたプレイヤーの一人がポツリと一言。
「テンションが不良モノ漫画だ……」 - 120二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:38:31
何というか難しい言葉を使うのと語彙力が豊富って違うんだな…
- 121二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:39:32
「うわ、半裸だ……」
「どうも、ジークヴルムのせいでVIT下限値のその先に到達した男、サンラクです」
「そして私はスーパー・インテリジェンス・ドール・ユニット機体番号エルマ=317です」
「えっ、ペンシルゴンとかオイカッツォみたいにこれに対処しろって? 無茶言わないで」
存在が無茶扱いされたんですけど法廷に立ったら俺勝てそうじゃね? - 122二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:44:23
「ただいま、皆! マインだよ!」
- 123二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:45:47
「"こちらのデメリットとしては、そうですわね。そちらの4倍近い規模に対する、発言権と共有資産使用権の小ささかしら。正直な話、ユニオンが軌道に乗るまでこちらは赤字でしょうね"」
「まぁ、共有部署をつくるにせよ、船を買うにせよ。こっちがおんぶにだっこになりそうだもんなぁ」
「"えぇ、そうですわ。そしてそれは、そちらのメリットでもありますわね。他にも色々と提供できる技術や情報があると思いますの。生鮮食品の輸送手段を持ってまして? 精密機械やレイザーメタルの輸送に興味は無くて?"」
「なるほど……そいつは正直かなぁり魅力的だあね」
太郎の声に「では」と期待の籠った声のライザ。それに太郎が「けど」と被せる。
「個人的に言わせてもらえば、まだうちの持ち出しの方が多い気がするぜ」
「"あら、それはどうして?"」
「ん、わかんないっすかね?」
「"えぇ、ご教授頂けると嬉しいわ"」
太郎は弾力のあるモニターの縁を手で掴むと、ぐいとそれを引き寄せる。
「"こっちは命を張っからだよ、ミス・フランソワーズ。200人も率いてんのに、そんな事もわかんねえのか?"」 - 124二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:53:20
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- 125二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:55:37
我が黒の半身を謳う
夢見る先は深淵源、傲慢故に孤高たる黒き神
玉座は唯一つ、理もまた唯一つ。即ち我が右の半身は黒の理
我が白の半身を謳う
夢見る先は至高天、強欲故に暴君たる白き神
全なる唯一つ、理もまた唯一つ。即ち我が左の半身は白の理
我が身の左右、二律背反の双理フタツコトワリはされど唯一つの我が身が担う
我が右方はエレボスの理、我が左方はアイテールの理。双理反転、双つ神と我が身を以て太極を顕す
始源よ顕現れよ、我が身は太極の境界点。遠き現世に理を示す者
『我が名はジークヴルム。対始源焼却生体ユニット、偉大なるジーク・リンドヴルムの最高傑作! 故に……故に! それから逃げる事は断じて無いっっ!!』
我が身を喰い違え、双理の神話……【ゼンド・アヴェスター】!!
『ブレス・オブ・ベイン!!』 - 126二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:56:46
・刹那に想いを込めて
『墓守のウェザエモンは永い眠りについた』
『セツナの残滓は遠き日の願いを終えた』
『ユニークシナリオEX「此岸より彼岸へ愛を込めて」をクリアしました』
・倶に天を戴いて
『深淵のクターニッドは再び倶なる天より別たれた』
『狂える大群青は再び封じられた』
『ユニークシナリオEX「人よ深淵ソラを見仰げ、世界は反転マワる」をクリアしました』
・龍よ、龍よ!
『天覇のジークヴルムは永き敗残の戦いを終えた』
『天より火が消え、新たな灯火は人の中へ』
『決戦フェーズ終了』
『ユニークシナリオEX「来たれ英傑、我が宿命は幾星霜を越えて」をクリアしました』
・鏡面に響け、摩天より吼えろ
『遠く、問いかけは答えを得た』
『御来場、誠にありがとうございました』
『楽団一同、心よりの感謝を』
『ユニークシナリオEX「あなたに捧ぐ旋律ウタ」をクリアしました』
『ワールドクエスト「シャングリラ・フロンティア」が進行しました』
ユニークシナリオEXのクリアアナウンスいいよね.....。 - 127二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:58:36
オルケストラのアナウンスは鳥肌が立ったわ……
- 128二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 23:59:28
これがメインヒロインの必殺技の詠唱という事実
- 129二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:00:54
「ブロガー、気が変わった。今ならまだ許してやれる。地べたに這いつくばり許しを乞え。なかなか強力そうな眷属じゃねえか、てめえならば俺の片腕にしてやってもいい。てめえが眷属をロストさせた俺の片腕に代わって、な」
名前ありとはいえ、どうしてNPCの分際でそこまで大言を吐けるのだろうか。その言葉に呆れてしまう。
僕はため息をついて、まだ震えているナナシノの肩を抱き寄せて言った。
例え初心者プレイヤーだったとしても、プレイヤーがNPCに怯えるなんてあってはいけない。
「ギオルギ・アルガン。残念ながら僕は君を片腕にするつもりはないよ。レア度15。獣種、赤き獣騎士のゲール。まぁそこそこいい線いってるけど――」
ナナシノの震えが止まる。僕はギオルギに負けないように、にやりと口端を持ち上げ、偉そうなNPCを嘲笑した。
「――僕なら間違いなく『リセマラ』だ」 - 130二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:02:04
- 131二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:03:20
真面目な方の名言探してるんだけど、これ作品知ってないと意味伝わらないな…ってやつが多くて紹介難しいな
- 132二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:08:09
「その龍はただ忠義にのみ生きる。
両の爪は長く、鋭く、決して拳を握れない」
「かの龍が怒りしとき、拳は握られん。
爪は折れ、牙は抜け、しかし思い知るだろう。
忠義を握りし龍が、いかなる思いで忠義を捨てたかを!」
「三番目に死んだ龍。
最も鋭き瞳を持つ、白銀鱗の龍将。
甲龍王ペルギウスの名を以って召喚する――」
「開け『後龍門』」
「招け『前龍門』」 - 133二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:09:04
「だがその方が面白いと思わないか? 互いに<力>を突き詰め、相応の強さを得た。しかし個人の悪意も意地も、所詮はこの程度」
かんかんだらは巫女と蛇の都市伝説。
人を愛し人に裏切られた巫女は蛇の怪異となり、最後には巫女の力で封ぜられる。
堕ちたミヅチの巫女は現代に至り、いつきひめに屈する。
「結局、お前は……おそらくは、私も。散々踏み躙ってきた想いに負けるんだ」
つまりはそういうこと。
常識では起こるとは考えられないような、不思議な出来事。
特に、神などが示す思いがけない力の働きを、人は“奇跡が起きた”と表現する。
けれど、これを奇跡とは多分呼ばない。
この結末は天の配剤などではなく、心の積み重ねが作り上げたもの。
結局のところ吉隠は。同じく甚夜も、連綿と繋いできた想いに敗北したのだ。
- 134二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:09:27
世に100の神ゲーあれば、世に1000のクソゲーが存在する。
バグ、エラー、テクスチャ崩壊、矛盾シナリオ………大衆に忌避と後悔を刻み込むゲームというカテゴリにおける影。
そんなクソゲーをこよなく愛する少年が、ちょっとしたきっかけから大衆が認めた神ゲーに挑む。
それによって少年を中心にゲームも、リアルも変化し始める。だが少年は今日も神ゲーのスペックに恐れおののく。
「凄い! 慣性と重力が常識的だ!!!」 - 135二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:10:20
「やっぱり乙女ゲーのこの世界は俺モブに厳しい世界だったよ! ちくしょうぉ!」
- 136二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:13:20
62 :ムラムラ正
はーっ! お排泄物貴族は傍流から末代までマサクゥルでしてよぉーっ!!
63:シャクシャク伯爵
他人のハーレムをお踏み躙って地面のシミにするのは最高の娯楽でしてよムラムラ正さん?
64:カブ農家
お吐きになったおツバはお飲みできなくてよ? 今からそっちに精神消耗マックスの屈強なマッチョ軍団を送りつけますわ
65:シャクシャク伯爵
お戯れが過ぎましてよっ! 美少女統一にマッチョテロは戦時国際法で禁じられていますわっ!!
66:ペルフェク☆シオン
ファンタジーに法も排泄物もありませんのよ、伯爵の軍団を筋肉比率九割にしておしまいっ!! - 137二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:16:48
124 :府庁辺座
そもそも吉良と吉村と吉祥寺の3キチトリオが手を組んでる時点で上杉様の苛立ちは大前提として受け入れるべきものですわよ
125:ムラムラ正
・吉良
お排泄物雌鶏殿方、最低十個はゲーム内にイースターエッグを仕込まないと気が済まないおガバおガバ総排泄孔
しかもサプライズが好き過ぎて一回罠にかけてからチュートリアル開始するおキチ一号ですの
・吉村
恐怖の感情を食んで生きてるタイプの妖怪、困ったらすぐ不快表現に手を伸ばすおイカレポンチ
しかもお肉的なおグロだけじゃなくて蓮コラみたいなのも大好きなのでこの方の名前があるだけでそのゲームの危険度が三割増しするおキチ二号ですの
・吉祥寺
日本中のゴールデンタイムのお茶の間に向けて「一週間に一度は人間関係が崩壊する様子を見ないと生きていけない」「知人の不倫騒動の一部始終を録画した自作映画がある」とカミングアウトして放送事故を起こした真性のおサイコパスおばさま
おそらくこの三人の中では最も危険なおキチ三号ですの
126:武田インゲン
悪癖さえなければ名クリエイターなのが本当に厄介ですわね……
127:サンラク
控えめに言って蠱毒か何かですわ? - 138二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:18:43
いい…
- 139二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:23:10
心を折れど、鋼を割れど、憧れだけは砕けない。
シャンフロ武器紹介より抜粋。
その武器そのものの紹介はネタ濡れにして、別武器の紹介にさらっとコレ差し込むセンスが光る。
そもそも傑剣への憧刃でデュクスラム(“デュ”ランダル+エ“クス”カリバー+グ“ラム”)と読ませるのが好きすぎる - 140二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:24:09
ラストシーンで三人は叫ぶのだ。最近の漫画じゃめっきり見かけなくなった、打ち切り漫画の特権である"あのセリフ"を。
これさえ言えば僕らの冒険は幕を下ろすと思っていたのだが、どうやら本当にもう少しだけ続いてしまうらしい。
そして僕らは裏山の原っぱを駆け抜け、勢いをつけて高く飛びながらこう言った。
「せー……のっ!」
「「「俺たちの戦いはこれからだ!!!」」」 - 141二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:25:17
「見ろよ、五万円だ」
「一ヶ月の食費とイコールだよあの光……」 - 142二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:26:14
何が悲しくて一人寂しくビール片手にガバガバ作画の深夜アニメを観ているのか。
確かに、こういう暮らしを選んだのは俺だ。有名税を恐れ、安全を重視して念力を公表しなかった。目立つのが怖かった。その危惧はたぶん、事実なのだろう。だが虎穴に入らずんば虎子を得ず。リスクを取らなかったせいで退屈極まりない惰性のような人生を生きている事もまた事実。
涙が頬を伝った。
このままでいいのか? 俺の人生。本当にこれでいいのか? ずるずると大して好きでもない仕事をして、上司に使い潰される、いくらでも替えが効く、死んで十年もすれば忘れ去られる、社会の歯車でいいのか?
自問を繰り返し、二年間の社会人生活で消えていた心に火が灯る。
きっとまだ取り返しはつく。
そう。学生時代の俺には思い切りが足りなかった。
逆転の発想だ。
非日常がやって来ないなら、俺自身が非日常を作ってやる。
因縁のライバルを作ろう。可愛くて強いヒロインを作ろう。キャラが濃い仲間を集め、世界の闇と戦う秘密結社を作ろう。戦うべき異形の敵を作ろう。俺には、それができる力がある。
俺は二本目のビールを飲み干し、決意と共に立ち上がった。
うぉおおおおおおおおおッ!
決めたぞ!
脱サラだオラァ!
俺が!
俺自身が!
超能力秘密結社だ!!! - 143二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:26:56
- 144二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:31:25
ぼくたちはとってもなかよしなので、ともだちのくるしんでるすがたをみるとたのしくなるんだ。
- 145二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:32:30
このレスは削除されています
- 146二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:32:38
「ウミネコのモノマネします」
「ウミネコは顔面炎上しねーよ」
「目玉も常識的に二つだと思うんだよね」
「その頭装備オルケストラのやつですよね? 何徹しました?」
「み゜ぁ゜ーーーーーーーーーーーーーーっ゜!!!!」
「猫に擬態するゲロみてぇ」
「この世の全てに絶望して発狂したカラスの鳴き声」
「身体壊して会社辞めた後輩がそんな声出してました」 - 147二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:33:09
判決死刑! 検察異議無し! 弁護人異議無し! 傍聴席大喝采! ではこれより死刑を執行する!!!
- 148二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:33:53
「来いよ、死ぬまで殴れば死ぬだろ」
- 149二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:34:15
大怪獣ハンラトリアタマvs妖怪イシコロナメナメ
- 150二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:34:33
「どんなに見た目が好みでも、ひとは、圧倒的な力を持つ相手を同じ人間だとは思わない」
「そんな、あれ、あ、それでエリックたちは……」
「うん。そう。でも、最初にあの酒場で力を見せたのに、キミだけは違った」
襟を掴まれる。えっ、殴られるの?!
痛みの予感と、それから、鮮やかな海色の瞳が直ぐ傍にあることにドギマギして、僕は思わず目を瞑った。
「だから、わたしは決めていたんだ。強い人よりも、わたしを見てくれるひとを選ぼう、って」
「は?」
引き寄せられて。
唇が、あたたかくて、柔らかなもので、ふさがれて。
「むぐッ!?」
僕と彼女の距離が、ゼロになった。
「わたしがキミを守る(愛する)から、キミはちゃんと、わたしに守られて(愛されて)ね?」
言われてみれば、僕はずっと、彼女に“わたしが守る”と言われ続けていた。
それが全て、あ、愛の告白であったとするのなら?
「攻略されたのは、僕だったのか」
頭を抱えて、声にならない悲鳴を上げる。
耳までこみ上げてきた熱は、なくなってくれそうになかった。 - 151二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:34:37
「恥も後悔も過去から掘り返せばいいのさ!」
未来を恥じてたら何もできねーんだよ! 突撃だぁぁ!!! - 152二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:35:07
- 153二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:37:54
『父さん、神の気配がします』
- 154二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:38:34
サンラク:なんでお面なんか……
鉛筆騎士王:あ、サンラク君って吸血鬼に連なる一族とかの出身? 実は鏡って今の自分の姿が映る素晴らしいアイテムなんだけど……
サンラク:太陽も流水もニンニクも弱点じゃないから究極存在じゃん
鉛筆騎士王:心臓に杭刺したら死ぬじゃん
サンラク:誰でも死ぬわ - 155二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:43:11
「憧れは砕けない」
俺の剣筋が折れない限り、傑剣への憧刃は毀れない! - 156二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:43:23
「――あまり思い上がるなよ、人間風情が」
次に顔をあげた時、そこに浮かんでいたのは憤怒だった。
「おじ、さま……」
おそらく、ロゼの前では一度も見せたことのない、醜悪でおぞましいその表情。
怒りのままに振った右手の先で、その爪が真っ赤に伸び、まるで刃のように月明かりに妖しく煌めく。
「下がってろ、ロゼ」
「で、でも……」
戸惑う彼女をかばうように前に出て、静かに剣を構える。
「――ここからは、怪物退治。冒険者の仕事だ」 - 157二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:45:11
「――俺、最初にあの謎を解くのに二時間も悩んだんだぜ。簡単にクリアされたら悔しいじゃないか!」
盛大に本音をぶちまけたのだった。
ちなみに、その後。
怒りで言語野を破壊されたラッドが「おまえ、おまえがー!!」と言いながら俺の部屋を襲撃してきたのは、神殿でラッドと別れてから実に十二時間後・・・・・のことだった。 - 158二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:47:19
システム的に死なない限り、俺は首だけになっても動くぜぇ……超動くぜぇ……! 実際俺を本気にさせたら片目以外の五感を全て封じる超絶クソバグだって乗り越えられる。唸れ俺の左手、今こそ封印されていた奥義「デコピン桜吹雪(今思いついた)」を解放する時が……!
- 159二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:51:46
「おーしバカやってないで席につけー、今日はテストにも出す重要単語出しまくるぞー」
「ひゃっほうお勉強大好き! ハッ! 学生らしく勉強すんだよ離せオラァ!」
「先生ェ! こいつの処刑まで授業を待っちゃあくれませんかっっ!!」
「お前ら木っ端の生き死により歴史上の偉人の軌跡の方が重要なので却下だ」 - 160二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:53:02
「ランスゥゥゥウウウウウウウッ!!! お前なんかが人間だなんて認めるかァァァアアアッ!!!
お前はバケモノだッ! 魔族以上に凄惨で、魔物以上におぞましいこの世界の破壊者だッ!
僕はお前みたいなヤツが……殺したくて殺したくて殺したくて殺したくて堪らないンだよォォオオオオオオオオオオオッ!!!」
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッ!!! あぁ、それでいいんだよアーーーーーーーーーサーーーーーーーッ!!!
『復讐を止めろ』だなんてクソみてぇなことは言わねぇよッ! だってお前気付いてるかァッ!? 魔族や魔物をぶっ殺すって言ってる時、眼球の奥がすっげぇ生き生きと輝いてるんだぜぇえええッ!?
溜まった憎悪をぶつけることに興奮してんだろ!? どうしようもないほどに滾っちまってるんだろォッ!? だったら全部……オレに吐き出して逝イっちまいなァァァアアアアアアアッッッ!!!」
さぁ、こいよアーサーッ! オレの原点ッ! お前の全てを飲み込み喰らって超越した瞬間、オレはさらなる高みへ羽ばたくことが出来るんだからよォォオオオッ!!!
――互いに背骨を引きずり出して、オレたちは共に駆け出した。
ドラゴンのもたらした再生力が無限に続くわけがない。いつかは限界が訪れるだろう。だが、“そんなものは知った事か”と狂ったように口元を歪めながら、オレたちはオレたちを全力で否定し合う――!
「オレの手でッ!」
「僕の手でッ!」
「「――宿敵ッ! くたばりやがれぇぇえええええええ――!!!」」 - 161二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:53:05
サンラク:滑らない話ァ!! きりもみ回転でテクスチャぶち抜いたペンドリルゴンとぉ!!
アーサー・ペンシルゴン:ムチムチのおっさんと完全融合したキメラカッツォ君とぉ!!
オイカッツォ:ケツから攻撃エフェクト出しながら描写限界高度まで音速射出されたサンラクロケットォ!! - 162二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:54:53
「汝、死の安らぎあるが故に生の喜びあることを忘れるべからず、故にこそ汝死を想えってな」
完璧だ……元ネタが不死身の衛生兵が跋扈するゲームじゃなけりゃ百二十点だったんだがな。 - 163二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:55:44
「亀って凄いよね、甲羅も頭もエロパーツなんだぜ? アイデンティティの八割がエロスで構成された生物とか完全生命体じゃないかぁ……」
「亀が今の話を聞いたら産卵じゃなくても涙を流すだろうよ」 - 164二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 00:57:00
百万発殴り終わるまで一発も被弾しなけりゃ神にだって勝てるのさ!!
- 165二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:00:07
~~~
129 トットリ・ザ・シマーネ
やばい、これしくじったかもしれない
~~~
132 トットリ・ザ・シマーネ
なんかエルフっぽい女の子に矢を射かけてしまった……八回くらいラプトルっぽいモンスターの群れに襲われて気が立ってたんだ……
~~~
138 トットリ・ザ・シマーネ
ちょっと装備全部脱いで謝罪しに行ってくる
~~~
144 トットリ・ザ・シマーネ
全国一千万のエルフファンのためにも関係改善は急務だろ……ジャパニーズ最終兵器土下座が火を噴くぜ - 166二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:01:26
「私は神だ」と主張するハムスターを見るような目
- 167二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:02:53
「朔陽に、聞いたことがある。
若鷺さんはゲームで運営に詫び石というものを貰うと、特に喜ぶと。
あいにく俺には詫び石というものが分からない。どうか、この詫び切腹で……」
「詫び切腹!?」
「悪行への償いは、正しい応報でなければならない。
心の痛みを体の痛みで償おうとしている時点で醜悪だ。
だが、俺にはこのくらいしか、若鷺さんに償う方法が思いつかんのだ」
「許してる! もう許してるから!」
「そうか。若鷺さんは心が大きいな……」
「あなたの腹の傷も大きいけど!?」 - 168二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:04:27
「はい、そういうことです。召喚対象は―――」
かくして。
朔陽の思いつきは、姫の力で形になった。
「―――日本国・本土決戦用兵器! 自衛隊仕様! 『東京タワーブレード』ッ!」
それは、五分だけの召喚術式。
それは、金のない自衛隊が、今あるものを改造して作り上げた国防兵器。
日本人ならば誰でも知っている、333mの電波塔型巨大剣。 - 169二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:06:14
要約すると今の主人公は「俺に触れると火傷するぜ」ならぬ「俺に触れると火傷し感電した上で状態異常耐性が下がって確率で行動が阻害されるぜ、なお積極的に殴りかかる」という感じです。
なんだこの害悪でしかないはぐれメタルは - 170二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:12:23
「平凡(わたし)は」
「天才(わたし)は」
「平凡(わたし)は天才(わたし)を愛したい」 - 171二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:14:06
ヒューッ! 戦争経済は最高だぜ!!
- 172二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:17:07
「なんだお前は!? 勇者でないにもかかわらず、どうしてそれほどの力が扱えるのだ!? 貴様本当に人間か!?」
「いえ、それが――」
――つい先日、それを辞することに決めましたので。 - 173二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:21:31
「お前は慣れたもんだなウィンプ」
「だって、まいあさやってくるし………」
「え、毎朝来てるんです?」
「じっと見つめると、メニューが増える………重宝」
おい、体良くタカられてるじゃねーかお前。 - 174二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:22:20
仕方ない、秘密兵器を出すしかないようだな……インベントリアオープン、カモン! スーパーインテリジェンスドールユニット・サイナ!
「インテリジェンス」
「鳴き声なの?」 - 175二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:23:49
「心も体もアンロックだよぉ! 臓物モツまで愛して……っ!」
「いや施錠ロックしたんだが」
「お前は俺だけのもの……ってコト!?」
ダメだこりゃ、無敵モードだこいつ……最終手段だ。
不意打ちで耳元に顔を近づけて……
「Chalcosoma moellenkampi……」
「ひゃあぁ」
やはり耳元で囁かれるのに弱いのか、すこーんと腰が砕けたディプスロに俺は無言で拳を突き上げ勝利のポーズ。
ちなみにChalcosoma moellenkampiはモーレンカンプオオカブトの学名でありモーレンカンプオオカブトはコーカサスオオカブトやアトラスオオカブトと同じカルコソマ属で共通してやたら気性が荒い傾向にある。ウチの母は甲虫同士で戦わせるのはあんまり好きではないが幼い頃に母の飼育ケースからパラワンとモーレンカンプを戦わせた時はなんかもう色々凄かっ(以下略) - 176二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:23:50
生命。
宇宙。
全ての、答え。
ゲーアノートはその瞬間、啓示アポカリュプシスを受けた。
口の中に広がる、甘さと、酸っぱさと、辛さの調和ハーモニー。
混淆とした味にピーマンが苦みを、玉ねぎがまろやかさを、そして厚切りのベーコンが重厚さを与えている。
これは、奇蹟だ。
地上に齎もたらされた、神の愛アガペーだ。
スパゲッティの形を借りた、聖典。
口の周りが汚れるのも構わずに、ゲーアノートはスパゲッティ・ナポリタンを貪る。
何という出会い、何という幸せ。 - 177二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:25:11
「おめぇさん達……用心しなぁよう。命ァ張る覚悟をぉ……命ァ守る覚悟をぉよう……」
───白き大壁の版図は留まるを知らず
───黒き大繊の決闘は砂塵の中にあり
───青き大群は案ずる事なかれ
───赤き大依は再び飢えに目覚め
───緑の大宮は討たず追え
「何度でも繰り返すぜぇ? 白き神を、来たる玉座の災厄にぃ……備えな。それが俺等ぁからの、警告だぁ」 - 178二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:26:33
「サンラク君! 身体がひび割れたり変な動きしたり、もしかしてご家族なのでは!?」
「しれっと変な動きを共通点にすんな、流石に親族にドラゴンはいないかなぁって」
「いや分からないよ「いや分かれよ種がちげーよ」、もしかしたらもしかするかもしれないじゃないか!」
「ほらよく見てサンラク君! 遠い記憶を思い出すのよ!」
「……兄さん?」
「ぽぶふぅ!!?」 - 179二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:28:55
「諸君、私は死ぬ。山に残る、全ての戦士たちも死ぬであろう」
その言葉に、人々は静まり返った。
君主アウルヴァングルの言葉は、死にゆくものの言葉であった。
「――だが、《くろがねの国》を死なせてはならぬ」
その言葉は、静かな決意に満ちていた。
「諸君。私は諸君を、己が子の如く思っている。
その諸君に、このような身勝手を命ずる苦しみに、我が胸は引き裂かれるようだ」
だが、敢えて命ずる。
君主アウルヴァングルは言った。
「生きよ!」
君主は言葉を続ける。
「故郷を失い、汚辱と悔恨に塗れようとも! 山を下り、生きよ!
それこそが、私が諸君に命ずる戦いである!
諸君は逃げるのではない、異なる戦場を今より預かるのだ!」
大広間に声が響き渡る。
「我ら王と戦士は、誇りを守り名を守り、祖霊の眠るこの山でみな死のう!
諸君は誇りを捨て、生に全てを賭けよ! 炉の火を絶やしてはならぬ!」
そうして彼は、大きく息を吸い、もう一度だけ叫んだ。
「諸君、生きよ! 生きて戦え! 再起の時まで!」
それが、
「――これが、我が最後の命令である!」
最果ての聖騎士好き - 180二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 01:31:22
【暴血赤依骸冠】フレーバーテキスト
お前は誰だ!? 俺はお前だ! 違う! 俺は負けた! 俺がお前だ! 俺は血だ! 皮だ! 肉だ! 俺は「赤」だ!! 魂はお前だ! 俺は飢えている! お前は俺だ! それは最後! 俺は飢えている! お前も飢える! だから………だから全てを喰らい尽くす!! - 181スレ主21/12/11(土) 01:52:22
このスレのシャンフロ関係の9割はわたくしがレスしたものですわ!ここからは皆様がレスしたメイ言の元の作品を布教してくださいまし!
シャンフロはいいですわよ!強力な敵!頭のおかしいプレイヤー!ゲームだからこそ死を恐れず全力で戦える熱さ!たかがゲーム、されどゲーム!
キレキレの煽りに軽快な掛け合いは最高ですわ!
1章を読んで少しでも面白いと感じたら3章まで読むと100%沼にハマりますわ!ハマったら、設定集のインベントリアとありとあらゆる設定や情報を纏めたシャンフロwikiを見るのもお忘れなく!
週刊少年マガジンに連載中で漫画は6巻まで出ていて、マトリックスコラボとかやってるからそちらもオススメですわ!
願わくば、この掲示板でシャンフロを語り合える同志が増えることを祈っておりますわ!
https://ncode.syosetu.com/n6169dz/?p=1
設定鍵インベントリア:シャンフロの諸々R15 残酷な描写あり VRMMO 設定集 キャラ紹介ncode.syosetu.comシャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、? Wiki*wikiwiki.jp - 182二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 02:44:58
ここがっ…、この大劇場船『ヴアルフウラ』こそが三十層……! 『地の理を盗むもの』ローウェンの階層だ! 無断拝借の上、急造で申し訳ないがっ、今からこの船が迷宮の三十層と思ってくれ! さあ、『第三十の試練』を始めよう! 決勝戦ハまだまだコレカラだ!!
異世界迷宮の最深部を目指そう、より。
ここ本当に読んでて震えた - 183二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 03:41:16
「原典解錠――永遠にさらばだヴリリガント。お前は偉大だった。だが俺が出会ったのは、アルティアに殺された死骸だった」
前後の流れも書きたいがネタバレ控えたい気持ち
「願わくばこの手に幸福を」皆読んで - 184二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 05:10:57
ひょえー
- 185二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 09:19:32
その氷兵をいっぺんに薙ぎ払いに、再び『神龍』の尾の先端が音を置き去りにする。仕組みとしてはスバルの操る鞭に近いが、その速度と威力が桁違い。
スバルの鞭はエミリアなら手で掴めるが、龍の尾撃はそうはいかない。
リゼロより - 186二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 12:57:44
- 187二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 13:00:43
- 188二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 15:25:50
全裸で錐揉み回転しながら突っ込んでくるド変態……いや伝説に対して、ロッテは黒い翼を広げ――
「いやあああああっっっ!!」
――空中に逃げ出した。うん、それは逃げるわ。
貫禄も何もないけど、それは正解だ。魔王からは逃げられないけど、魔王側から逃げ出しちゃ駄目なんて言ってないしね
その無限の先へ - 第15話「鮮血姫」R15 残酷な描写あり 異世界転生 ダンジョン 謎の超文明 チートしたい 俺TUEEEしたい 加速するインフレ 男の娘もどきもいるよ 40% 増殖するパンダncode.syosetu.comその無限の先へ
3章『遠き呼び声』15話『鮮血姫』より。
いやね、すっごい真面目で熱い戦闘シーンだったんですよ?ホントだよ?
- 189二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 15:27:54
- 190二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 15:43:30
「……舐めるな、私はマゾだ」
- 191二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 18:48:17