彼女の高い声｜あにまん掲示板

1◆ZnBI2EKkq.21/12/11(土) 13:35:02

トレーナーさんとお出かけに、カラオケに行った。マイクをとって、リクエストされた曲を高らかに歌った。うまぴょい伝説、ですか......。

その声は普段のカフェとは思えない、高く、綺麗な、透き通る声だった。タンバリンを振りながらその声に魅了された。彼女の低く、どこか夜の静けさを感じる声とは似てもにつかない。

歌い終わって、少し恥ずかしそうにするカフェがふときいてきた。

「あの…トレーナーさん…私の、声は…その…変でしたか…？」

普段と違うだけで変ではないというと、彼女は照れくさそうに笑った。

「…そうですか…私…歌うとどうしても気分が上がってしまって…自分でも気づかない声を出すんです……。」

とても綺麗だったよ、そういうとカフェはにこりと微笑んだ。

「…！ありがとう、ございます…あの…この…自分の声がどう聞こえるのか…あまり知らなくて……。」

普段の低い声も好きだけど、高い声も新しいカフェの一面が知れて好きだと言った。

「…い、言い過ぎ、です……でも、ありがとう…ございます……でも…ふふ…望むのなら、いつでも、いつまでも聞かせてあげますよ…？」

次の曲をセットして、明るく歌うカフェの声によいしいれた。