- 1二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 19:32:01
「ひょえええええええええ!?」
「どうしたデジた・・・ん・・・?」
「おや、デジタルくんのトレーナーくんじゃないか」
「あれ・・・なんでタキオンが・・・私たちのトレーナー室で着替えてるの?」
「おや、モル・・・トレーナーくんから聞いていなかったかな?今トレーナーくんの部屋はちょっとしたボヤで使用禁止になってしまってねえ。しばらくここを使わせてもらうことになったのさ」
「そういえばそんなことを聞いたよーな・・・それで、なんでデジたんは幸せそうな顔をして・・・あーいや、わかった」
「ははは、部屋に入ってきて早々に倒れてしまったよ。まったく、デジタルくんは面白いねえ」
「あはははは・・・」
「きゅぅ・・・」
みたいなウマ娘ちゃんの平和な話がたくさん見れると聞きました - 2二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 19:46:45
「トレーナーくん、少しだけ耳を拝借してもいいかな」
「お、どうしたルドルフ突然。別に聞くくらいならいいが」
「世の中には古来より故事を元にした、所謂四字熟語があるのは君も知るところだろう」
「そうだな、ルドルフが時折言ってるちょっと小難しいやつだな」
「・・・小難しいかは置いておくとして、その中には『バ耳東風』というものがあるのは知っているかな?」
「あー・・・なんだっけか」
「簡単に言えば右から左に言葉を聞き流すことだ。どうやら昔はウマ娘に何を言っても反応がない、という事例があったそうだよ」
「ほーん、今とは随分違うんだな。ところでルドルフ?」
「・・・・・・何かな、トレーナーくん」
「今整理したこれ、明らかに昨日オレが許可した以上の仕事量なんだがどういうことか聞いてもいいか?」
「・・・これもまた『バ耳東風』ということさ、トレーナーくん!」
「あっこら逃げんな!!!」
みたいなのが読めるって聞いてきたんです - 3二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:05:19
- 4二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:24:50
続けて欲しい
- 5二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:25:43
ありがとう、でも私の引き出しは少ないのと、何よりこの手のお話を読みたい側なんだ・・・たくさん読めるって聞いたからちゃんと物品を用意してきたんだ・・・
- 6二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:26:47
「ネイチャ…バッチコイ!!」
「第10問、デデン!雨が降ると屋根の下に集まる鳥って、なーんだ?」
「はいネイチャさん!」
「イクノ早かった!」
「…雨宿り」
「せいかーい!」
「ウワーーーン!また負けた〜!」
「フッ、当然です」
「ターボはいつになったら勝てるかな~?」
「イクノもマチタンもずるーい!」
「じゃあ第11問。いつも冷静沈着で、眼鏡をクイッとするのが特徴のウマ娘は〜?」
「ハイ!イクノだ!」
「え、ターボ早い!?」
「第12問!帽子を被った、普通を脱却するため努力をするウマ娘は〜?」
「はいはーい!マチタンマチタン!」
「だいせいかーい!」
「くっ…と見せかけて第13問!普通を自称する3が好きなウマ娘は?」
「ネイチャだ!」
「第14問、むんむん!大逃げで誰も彼も置き去る、元気活発で青髪のウマ娘は?」
「ターボのことだ~!!」
「「「「イエ~イ!!」」」」 - 7二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:27:32
ぃよっしゃああああああ!!!!!
善き哉善き哉・・・ - 8二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:30:13
- 9二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:30:53
よっしゃよっしゃー!!!!
いいぞいいぞー!!!増えてけ増えてけー!!!! - 10二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:42:12
「あら、マーチャンじゃない……────は?」
「おやおや、スカーレット。どうしたんですか?」
「どうしたって……それはこっちのセリフよ。そのテーブルの山、なによ」
「ふっふっふ、よくぞ聞いてくださいました。これは新作マーちゃんグッズなのです! ラブリーでしょう、マーちゃんの古着を着た本物のマーちゃん人形ですよ」
「ふぅん。……って言ってるけど、お裁縫に苦労してるみたいじゃない」
「……いやはや、今まではマーちゃんの勝負服ばかり作っていたので、それ以外はなかなか……」
「型紙、どれ?」
「え?」
「型紙よ。それとどの服をどの型紙で使うかも教えて」
「ぇ、ぇ、ぇ、……と、スカーレット……?」
「なによ? 糸と針借りるわよ、あとハサミも」
「ぁ……は、はい」
「フフン、なかなかいいデザインじゃない。マーチャンらしさ、よく出てるわよ」
「……」
「マーチャン? 聞いてる?」
「ぁ、は、はい! ありがとうございます、スカーレット」
「別にこれくらい普通でしょ。友達なんだから」
「……はいっ」
「ではお友達ということでスカーレット人形も作りましょう」
「は?」
「あとはウオッカも必要ですね。3人で並べてずっと仲良しでいてもらわなくては」
「ちょ、ちょっと!?」
みたいな話も読めると聞いたんですけどどうなんでしょう - 11二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:47:16
おひょーーー!!!!!!
きっとたくさんのssがきて読めるはず・・・! - 12二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:48:57
「な、なーカフェー、もう終わったか?終わったよな?終わったって言ってくれよ、な?」
「まだ、一室を通り抜けただけですよ」
「ウッソだろ?!どこまで行きゃいいんだよもー!」
「…何故怖がりなのにお化け屋敷に入ろうなんて言ったんですか?」
「そ、そりゃあ、あいつらに見栄張るためっていうか…引き返せなかったっていうか…」
「あなたほどの人であれば、正直に事情を話せばよかったのでは?」
「そりゃだめだ!なんつーか、ヘッドが怖がりって…ダメだろ!」
「じゃあ今目を開けてみては?」
「…チラッ。ほら見た!見たぞカフェ!これでいいだろ、な?」
「…好きにしてください」
「おいちょっと!手を離してスタスタ行かないで!おいてかないでー!」 - 13二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 20:51:14
もう全てが可愛い
- 14二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 21:11:01
- 15二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 21:46:51
- 16二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 21:55:03
「ハーッハッハッハ!清々しい空気、照りつける太陽!どれも覇王たるボク達のランチを晴れやかなものにしてくれている!」
「昼食日和ですね〜」
「さぁドトウ。例のものは?」
「は、ハイ!こちらになります〜!」
「では早速…ほうほう、大小異なるおにぎり、陰りを見せる卵焼き、これは…タコさんウインナーかい?」
「はい~。あの~、やっぱり食べられそうにないですか?いざとなれば購買からダッシュで1分以内に買ってきますけど…」
「そう萎縮することはないよ我がライバル!どれも美味しそうじゃないか!さ、ボクからのプレゼント、たっぷり味わい給え!」
「わぁ…きらびやかなオペラオーさんサンドイッチ、オペラオーさん人参、オペラオーさん肉団子…」
「さ、ともに言おうか。せーの…」
「「いただきます!」」 - 17二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 22:32:01
ひょええええ!!!!めっちゃ増えてる~~~!!!
- 18二次元好きの匿名さん23/07/13(木) 09:33:44
「ゴールドシップさん!ゴールドシップさんはどこですの?!」
「呼ばれて飛び出てハンムラビー!どうしたよ、マックちゃん」
「貴女また私に許可なく机をキャンディでコーティングしましたわね!」
「なにそれ知らん…コワ〜」
「トボケないでくださいまし!こんな無意味なことをするのは十中八九貴女と相場が決まっているんですの!」
「ひどい難癖をつけられちまった…しゃーない、ここはワトソンの弟子と呼ばれたこのゴールドシップ様が事件を解決してしんぜよう!」
「ワトソンは助手の方ですわよね?」
「キャンディコーティングされた机…見知らぬサルメアッキ…突如頭に乗せられた食品サンプルのケーキ…」
「…ハッ!いつの間に私の頭の上に!」
「この事件は…ゴルシ様ボックス入りだ〜!」
「逃がしませんわゴールドシップ!あとさっきの言い方だとまだ余罪がありそうですわね!待ちなさーい!」 - 19二次元好きの匿名さん23/07/13(木) 20:38:02
「やぁ、ヒシアマ。少しこれを持っててくれる?」
「藪から棒だな〜。…これは、花束かい?」
「見てて、ポニーちゃん達。1、2の…3!」
「うええっ、なんか急に出てきた!」
「次の模擬レースに勝てるよう、気持ちを込めたお守りだ。肌身離さず持っててね」
「そんな回りくどいことしないで、堂々と渡せばよかったじゃないか!ビックリし損だ!」
「まぁまぁ、この花束は元々、君に渡すためのものなんだ」
「へ?」
「ハッピーバースデー!ヒシアマゾン!」
「…いや今日は誕生日じゃないし、仮にこれがプレゼントだとして、手品の仕掛けを作っておくんじゃないよ!」
「それもそうだ!あっはっは!」
「まったく…一応、もらっとくよ。寮に飾るためにね」
「それがいい。じゃあね、ヒシアマ。いつもお疲れ様」
「…回りくどいやつ」 - 20二次元好きの匿名さん23/07/13(木) 22:08:34
「ルビー、隣、誰か来る予定ある?」
「いえ、特には。どうぞ」
「ありがと。…最近、調子どう?」
「変わったことはありません」
「そう、か…」
「ですが、最近は楽しみが増えました」
「そうなんだ!」
「寮からここまでの道で、ある一匹の猫が私に顔を見せに来てくれるんです」
「あぁ、最近噂になってる子だね」
「そうなんですか」
「うん。すごい人懐っこい三毛猫がいるって」
「…私にだけ、ではない」
「…?」
「いえ、何でもありません」
「でもおれ、その子が子ども連れてるところ見たんだよね。ラッキー、ってやつかな」
「…いつ、ですか」
「えっと、日が沈み始めた頃、かな」
「…そうですか」
(意外と、ルビーもそういうの見たいんだな。意外な一面だ) - 21二次元好きの匿名さん23/07/13(木) 23:18:09
どんどん増えてる……幸せ……幸せ……
- 22二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 10:26:12
なんだよ...すげえいいスレじゃねえか
- 23二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 11:02:44
「タマ、いつものを頼む」
「あいよまかしとき!っていやいや、昼でもないのにどした、オグリ?」
「タマと私は親友、だよな?」
「せやな」
「でもタマはシチーやイナリ、クリークとも親友だ」
「まぁそやな」
「私としてはタマにとって特別な存在になりたいんだ。わかるだろうか」
「小っ恥ずかしいこと言ってるってのはわかる」
「だから私はタマの通ぶりたいんだ」
「急に話が飛んだ気がするで!…よーするに、親友の一個上の関係になりたい、ってことやな」
「あぁ。いつも親しいから、『いつもの』でも意味が通じる。そういう関係になりたい」
「なるほど。で、さっきは何を伝えたかったんや?」
「たこ焼きを作ってくれ。お腹が、空いた」
「…いや、二時間目終わりにたこ焼き食うやつがおるかい!」 - 24二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 22:20:17