ある幹部と整備士の休憩 【SS】

  • 1二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 13:11:25

    ここはブリオン社の食堂


    受付や販売機、テーブルと椅子が均一並べられた空間が広がり時間ならば社員が食事を取る時間だが今は少し時間から外れておりまばらに休憩を取る人が散見される程度である。その人らの中に食堂の端辺りの席にてパッド覗き込み込み何かを時折り呟いている青年がいた。


    「送電系の数値上にさざ波のようなものが有る……けど特に規定値から外れる程では無いけど……前より振れ幅が大きく成ってる?いや……」


    彼は今日は午前で粗方の仕事を済ませ、午後は本社にデータでは送れない資料を渡すという業務も終わり暇していたが、ふと会社の前にした設備の点検のデータと現状のデータを比較すると小さな異変を見つけたので有った。


    「よぉ何してんだ?ロウジくん。さっきから食堂で端末とにらめっこして……何か頼まないのか?」


    「あ、エラン・ケレスさん、いや調べ物というか少し気になる数値が検出されてまして、報告するにも規定値内なので出来なかったので自分で少し……」


    ロウジの上司である彼は今日は午後からは会議が有るものの自身が聞くほどでも無いと判断してサボりを決め込もうとしていた。そこで食堂に何かを熱心にしていたロウジに当たりを付け話かけたのである、予想は見事に的中し彼はロウジの前の席に悠々と腰を下ろした。

  • 2二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 13:13:01

    休憩という名のサボりじゃないかエラン様は……

  • 3二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 13:15:56

    期待

  • 4二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 13:34:57

    「ふ〜ん、んで何から調べてんだ?」


    「取りあえず他の会社でも同じような事が起きてないかブリオン関連の中小企業のデータを調べてて、あっ会社の規約は遵守してますからね?」


    「ま、それなら良いさそれで何か見つかったのか、まぁその様子じゃ解決はしてなさそうだがな」


    「そうですね、ですが幾つかの企業で同様の数値が見つかっていて……」


    調査の進展は芳しくは無いもののどうやら異変が起きているのかブリオン社だけでは無いらしい、そして話を聞く内に目の前の彼が調べている事はそれなりに重大な事で有ると同時に面白そうな事が出来るのではないかと考え始めていた。


    「あの〜何やってるんですかぁ?サボりですか?」


    「いや、有意義な話だが……なぁロウジくん」


    「そうなんですかね?僕は単純に気になったから、スッキリしたいだけですけど」


    「じゃあ内容を教えて下さいよ?」


    そこに現れた彼女は彼の部下であり、恐らく会議をサボる事を予見して彼を探していたのだあろう。しかしエランは会議より目の前の事柄に興味をそそられていたので彼女にロウジが調べている内容について掻い摘んで説明をすることにしたのだった。

  • 5二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 13:37:13

    結構規模デカクない?

  • 6二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 14:02:52

    「規定値から外れてないんですよねぇ、じゃあ問題無いんじゃないですか?ロウジも気にし過ぎでしょ」


    「それがな、この話を聞いてふと思ったことが有るんだ……」


    「ケレスさん、セセリア……此処に居たんですか?」

    「こんにちは、グエルCEO」


    「あぁロウジも一緒だったか、いや取りあえず二人共会議室に……」


    セセリアに否定されたもののまだ彼はサボる事を諦めていないというより、今目の前の問題の方が間違いなく楽しそうで有ったので何とかこの状況を変えるために丁度やって来たグエルにある提案を行うことにした。


    「いや待て待て、結構重大な事に繋がってる気がするんだよこの件はな、例えば……ロウジくんさっきの関連企業の資料を見せてくれないか?」


    「はぁ、どうぞ」


    「ココだよ、グエルCEOある事件についての調査資料何だがホラジェターク社とも関係が出てきたんだ」


    「……本当か?」


    「あぁ、それにもう少し深く探りを入れればセセリアお前も納得すると思うぜ」


    「梃子でも動かないつもりですかぁ?仕方ないですねロウジがおかしいと言ってるのも少々気になりますし……速く片付ける為に協力しますよ」


    「ヨシッ……取りあえず、セセリアはブリオン社とココとココ……の建築と資材作成に関わった会社の資料集めてくれないか?」


    「……6社もですかぁ?」


    「もっとでも良いが?」

    「ハイハイ、了解しました〜」

  • 7二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 14:18:40

    「後、グエルCEOコーヒーは淹れてくれないか?」

    「はぁコーヒー?」

    「濃いめの奴を頼むぞ」


    良いように扱われているような気がしたが

    目の前の彼の顔が余りにも自身に満ち溢れていたので、つい。


    「分かった、淹れてくる」


    と答えてしまったグエル・ジェタークであった。


    一旦ここまで……

  • 8二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 14:22:41

    こういうのが読みたかった!

  • 9スレ主23/07/14(金) 14:30:33
  • 10二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 14:45:20

    とりあえず更新は今日の深夜位です。

  • 11二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 15:41:19

    面白そうとは思ってるがこの男動かないのである!

  • 12二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 01:37:39

    保守

  • 13二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 04:57:04

    「わざわざ淹れて貰う必要有りました?コーヒー」

    「いや、無いが単純に席から立つのが億劫に成ってきただけだ、何だこういうのは何ていうのか……」

    「さぁ知りませんけど、僕の調べてること協力してくれるんですよね?」

    「勿論、よろしく頼むよ第1発見者ロウジくん」

    「まぁ、ハイ体よく使われてる感じが気に入りませんが、よろしくお願いしますねエラン・ケレスさん」

    グエルCEOがわざわざエランの部屋にコーヒーを淹れに向かっているその間にロウジとエランは上のような話を幾度か繰り返すが手や目は以前として動いていた。

    「持ってきましたよ〜資料、ロウジには転送できる分はデータにして送っておいたから」

    「………ありがとう」

    「さてと、問題だが……ここで必要な情報って何だと思う?」

  • 14二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 13:19:15

    こいつら皆方向性が違う優秀さで相性良い

  • 15二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 13:37:04

    「いきなりクイズですかぁ?」


    「良いんだよ堅苦しく物事進めるより、楽しくやった方が効率が良いこともある」


    「セセリアに持ってきて貰った資料って建築と資材作成の過程とかに関する会社の資料ですよね」


    「その筈だな」


    「ちゃあんと、仕事はしたつもりですがねぇ?」


    「疑ってる訳じゃないさ、確定してない事を当然のように話すのは問題でフェアじゃないだろ?」


    「兎に角、この資料で僕が知りたい事は本来コレに載ってる資材から送電設備を作成した場合どんな値にかるか……ですかね?」


    「確かにそれも良いなセセリアはどれから調べた方が良いと思う?」


    「専門じゃないので何も言えませんけど材料の購入費用とかですかねぇ?偽装されてた場合コレだけじゃ分かりませんけど劣化品が使われてる可能性も否めませんし」


    「成る程な、後俺から言うなら職員の業務情報だな」


    「職員の業務情報?」


    「後ろ暗い事をしてるなら、上司の指示で何とか隠してる哀れな中間管理職とか技術者がいる可能性があるって事さ其処に異常が見出だせるかもしれない」


    とにかく三者三様の意見では有るが此等は調べる価値が大いに有った3人は席に付き資料を見ていく。

  • 16二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 13:42:28

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  • 17二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 14:01:55

    「そういえば、会議とか言ってましたけど大丈夫なんですか?」

    「まぁ、今日の会議は特に大した事は話さないから良いさ、上が可能なら同席しろって要求してきただけだしな」

    「でも上からの印象悪くなりますよぉ?」

    「ハッ、その為にも頑張ってくれたまえよ諸君」

    「やっぱり体よく使ってますよね僕達を?」

    「俺はサボれる、ロウジくんは好奇心を満たせるWin-Winの関係だろ?」

    何の臆面も無く言い切り、手と目は楽しげに資料から間違い探しをしている子供のようにうごいている。しかしセセリアは一つ不満が有るのか口を開く。

    「私は得して無いんですけど〜」

    「それはアレだコレが上手くいけば、な?」

    「上手く行かなきゃ無報酬じゃないですかぁ〜」

    「だから言っただろ?頑張りたまえってな」

    雑談を挟みつつ作業は進む……そろそろ一息付く、また付きたいという所にカップをプレートに4つ並べて近づく男の姿が有った。

  • 18二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 14:13:08

    この3人は思った事ズバズバ言うタイプだからなぁ

  • 19二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 15:06:47

    休憩タイムからの休憩タイムじゃないか……

  • 20二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 18:30:16

    このレスは削除されています

  • 21二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 21:14:27

    「ホラ、コーヒーだ淹れてきたぞ」

    「ありがとうございます(〜)」

    「おう、サンキューな」


    「それで……さっきの話の件なんだが」


    「少し探りを入れた結果だが……職員の入れ替わりや勤務状況、本社からの監査員の資料と企業から来た資料を見合わせたが異常は無かった」


    「材料費、加工費、運搬費、設置費に関しても異常は無しでしたねぇ」


    「コチラは本当に微量だけどココに記載されてるもので造れば送電設備の設置の初期状況と同じく振れ幅は極小まで小さく、もとい無くなる筈らしいです。ハロとのシュミレートの結果だからほぼ間違いは有りません……」


    「でもロウジ、今の規定値を飛び出ない波じゃ問題に成らないんじゃないんです?」


    「まぁ待てそういや前調べた時より波は大きく成ってるって言ってたよな何倍位だ?」


    「コレを点検をした2ヶ月前より波はおおよそ1.12倍に成ってます」


    「ほぼ変化無しじゃないですか」


    「でもセセリア本来なら2ヶ月でこんなに変化するのは規定値内のことだけどおかしな事なんだ……」


    「あ〜グエルCEOは何か思ったことは無いか?」


    カップを机に置き、状況が停滞し始めた事に少し焦りを覚えたのかグエルに意見を求めるエラン。その問いかけに少し目を瞑って考えた後にこう答えた……

  • 22二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 21:26:14

    「俺はMS以外に関しては殆どは門外漢だが……一つ疑問に思った事が有るんだが他の会社からも異常は検知されているんだよな差は無いのか?波に」

    「差は……確かに会社事に微妙な差は有ります、ですけど…………」

    やはり規定値から飛び越えるような目立ったものは無い、しかしさっき見た資料とデータの変化について何かが引っかかった……その時エランがロウジに質問を飛ばす。

    「ふ〜ん、設置し始めた時は異常は無かったんだよな?ロウジくん」

    「えぇまぁそうですけど……」

    「んで、3年立ってこう成ったと」

    「ハイ……」

    「そんなに気落ちすんなよ、結構答えに迫ってると思うぜ俺達」

    「そうなのか?俺には良く分からんが………しかし3年も取り替えを行わくて良いとは凄いな」

    「MSと一緒にしないで下さいよ?グエルCEO」

    「まぁ確かにそうか」

    「………いや、そんな事が?まさか」

    何かピースがパチリと嵌ったような感覚に成る、しかしどうしてこんな簡単な事が思い付かなかったのか……

    「おっ何か閃いたか?」

  • 23スレ主23/07/15(土) 21:43:21

    もうすぐで終わります
    大体後……二千文字位で

  • 24二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 23:15:55

    このレスは削除されています

  • 25二次元好きの匿名さん23/07/16(日) 11:16:42

    このレスは削除されています

  • 26二次元好きの匿名さん23/07/16(日) 13:39:41

    さて、原因は分かってもどうやって対処すんだろ?
    まぁそこら辺はエラン様とかの役割だろうけど

  • 27二次元好きの匿名さん23/07/16(日) 18:49:08

    「……経年劣化です」
    「経年劣化ぁ?それは有り得ないでしょロウジ」
    「はい、本来なら有り得ませんというか、起きる筈が無いんです」
    「なら何故起きてるんだ?」
    「作製時期というべきでしょうか……」

    そういうとエランも何かが繋がったのか、納得した表情で話し始める。

    「あ〜もしかしてアレか?クワイエット・ゼロの騒動以降数ヶ月合ったパーメット反対運動」

    「大変でしたよねぇ、コッチは地球の合併企業との協力や売却為の会談とか行ってたって言うのに」

    「まぁ、その運動のせいで幾つかの生産ラインは停止させられたり、パーメットの使用をやめたりしたらしいな……表向きはって所も有ったが」

    「それで、ロウジどういう関係が有るんだ?教えて欲しい」

    「その時期の送電設備の作製に当たっていた一部の企業は表向きはパーメットの使用を止めた所もアリましたが、あくまで使用量を少なくして作製してた所も合ったんです、そしてそれはそれのみで使うなら問題無く使えますが従来のパーメット使用量の送電設備とは……」

    「噛み合わせが悪く劣化しやすく成っていたしかも劣化の進行も原状じゃ他より少し早く計測されない位……か」

    「費用に変な部分が見つけられ無かったのはコチラもアチラも見て見ぬふりで運動の目を掻い潜ってたからですかねぇ?」

    「しかし、かなり面倒だな……コレ」

    「そうですね……送電設備の本来の耐用年数は20年ですが……恐らくこのまま劣化が進行すれば」

    パッドに幾つかのデータを打ち込み、ハロにそれを演算させ出た結果は

    「後8年……いや5年もすれば規定値を大幅に超えて問題が発生すると推測されます」

  • 28二次元好きの匿名さん23/07/16(日) 18:52:52

    わりと有り得そうな原因だった……

  • 29二次元好きの匿名さん23/07/16(日) 18:55:05

    耐用年数の半分位は持つっていうのが気づきずらそうな塩梅だな……

  • 30スレ主23/07/16(日) 20:59:06

    矛盾点無いかと結構ビクビクしながら書いてる
    無いはず何だけどどうだろ?
    もし見つけたら優しく教えて下さい。

  • 31二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 00:55:11

    「……原因は分かったがどう発表したもんかね」


    空に成ったコーヒーカップを指叩きつつ考えにふける、慎重に事を運ばなければブリオン社の沽券に関わる一大事だなるべく別のものに注意を向けさせながら発表し速やかに取り替えの対応を行わければ成らないしかし初動に失敗すれば間違いなく被害を受けるどうにか上手く納めるには……


    「話を少し聞いただけだが、不憫だな運動に巻き込まれながらも十分な仕事をしたのに欠陥に成ってしまうとは……」


    ………何だコイツはと心の中で思うと同時にこの状況の打開のアイディアが一つ思い浮かぶ成る程コレならば。


    悪いが利用させて貰うぞグエル・ジェターク。


    「セセリア、ロウジの算出したデータ共に資料を纏めてくれないか?それとロウジはハリボテ良いから改善案を作ってくれ、本格的なのは一週間いや3日で考えてくれ」


    「はぁ?」

    「改善案ですか?ハリボテ?」


    「そ れ とグエル・ジェターク後数分だが走れば間に合いそうだと思わないか?」


    「いや、確かに間に合うが流石に失礼」


    「まぁまぁ手土産位は用意してやるさ俺は行かんからな」


    「……?どういうことですかケレスさん?」


    俺は休憩してただけだそれで良い


    「ま、2分まてほら急げよセセリア、ロウジもだぞ?」

    「まぁ考えるつもりでは有ったので良いですけど……」

    「私は全然良くないんですけど〜!!」

  • 32二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 01:04:22

    食堂にて二人のパッドを触る音が忙しなく響く

    しかし最初は焦っていたものの二人は彼の期待以上のスピード、一分と三十秒で簡易的にだが資料を完成させた。

    「んじゃグエルCEO手土産だ、この資料のそうだなここと、ここの部分を読んで……改善案出す。そして、最後にブリオン社とジェターク社は協力して問題に当たるって言えば良い」


    「……本当にそれで何とかなるんですか?」

    「勿論、悪い様には成らんさ、もし成ったら……この二人をジェターク社に渡して良い」

    「分かりました、信用しますからね?ケレスさん」


    少し急ぎ足で彼は食堂を出て会議室へと向かい

    3人はその背中を見届けた。

  • 33スレ主23/07/17(月) 01:09:08

    資料の作製時間はフィクションというかアド・ステラ基準です。

  • 34二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 01:12:19

    エラン様さり気なくセセリアとロウジを人質に……

  • 35二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 01:20:24

    最後まで席を立たなかったエラン様とロウジ
    本当に自分が面白いと思ったことに首突っ込んだだけで終わった。

  • 36スレ主23/07/17(月) 02:15:01

    あくまでこの話は休憩の話しなので
    後はエピローグです。

    グエルくんの大立ち回りを期待してた人はすみません……

  • 37二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 06:52:37

    性格悪いけど良いなこの様

  • 38二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 08:10:37

    そして、2日後此処はエラン・ケレス執務室。目の前の資料につまらなさげしかし抜け目なく目を通していたが執務室への訪問連絡の通知が手を止めさせる。
    誰が来るのかを確認したした後許可を出し重い腰を上げて部屋の脇に置いてある弄くり始めた。
    そして数分間をおいて……

    「すみませんロウジ・チャンテです、改善案の提出に来ました早すぎましたかね?」

    「何、早いことに問題は無いさロウジくん……それより飲み物何が飲みたい?インスタントだがな何でも揃ってるぞ」

    「………何でも良いですけど」

    「そうか、成る程じゃあ紅茶でも淹れようかね、ミルクとか砂糖は?」

    「無しで」

    まもなくして紅茶の香りが執務室に満たされる

    「ま、インスタントの味だ飲めることは保証しよう、何よりそれなりに高いからな」
    「……ふぅ美味しいと思います多分」

    「そうかそりゃあ良かった……それで改善案だが」
    「直接紙媒体の資料が欲しいって言われましたので持ってきましたよ、コレで構いませんよね?」
    「ふむ、少し見させて貰うぞ………………この短期間で良くここまでのデータを揃えた上で改善案を作ってくれたな。うん、コレならグエルCEOにもあの会議に出てた重役の爺婆共にも問題無く提出出来る」
    「それは……良かったです」

    「興味無さそうだな」
    「まぁ特に会社の評価とかは解雇されない限りは……」
    「ハハッそうかそうか、そういうのも良いさ俺の評価は一つ上げておくとするよ何か君の興味を引きそうな話が有れば持っていこう」
    「……まぁ興味湧いたら、また体よく使われますよ僕は好奇心には勝てないので」

  • 39二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 09:27:40

    好奇心でクワイエット・ゼロに向かった奴だ……
    説得力が違う

  • 40二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 13:06:02

    〜おまけ〜

    「んで聞くか?グエル・ジェタークCEOの下町工場職員のお涙頂戴の告発劇」

    「いえ、別に……」

    「そうか、俺なら聞きたいんだがな面白そうだしセセリアも何かジェタークの何時ものアレですかって聞いてくれなかったし……まぁ良いかそれでだなえぇと」

    〜〜数分後〜〜
    「出向命令?」
    「おう……㈱GUND-ARMとの合同企画だ」
    「強制ですか?」
    「まぁ、悪い話しじゃないだろ?㈱ガンの技術には興味無いのか?」
    「いや……有りますけど」
    「良かった、じゃこの日時にミオリネCEOと会議が有るからロウジくんも出席してくれ」
    「………分かりました」

    そして、ロウジは退室しエランは再び一人となる

    「つっても……セセリアとロウジは」

    以下の者を推薦する場合の注意要項

    3:身嗜みや装飾に不清潔感や少年少女の教育に問題の無いもの。

    「これに該当しそうなんだよなぁ〜先にミオリネCEOに連絡要れとくか?」


    to be continued?

  • 41二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 13:10:01

    教育実習的な企画か?教員不足の学校的な?

  • 42スレ23/07/17(月) 13:12:27

    以上、エピローグ兼次スレの告知でした
    次はギャグオンリーのSSなので楽しみしといて下さい

  • 43二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 14:07:32

    イヤリングとか整えてない髪か……

オススメ

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